JP2022014910A - 表面洗浄装置 - Google Patents

Abstract

【課題】改良された表面洗浄装置を提供する。
【解決手段】表面洗浄装置は、直立アセンブリ６０と、直立アセンブリ６０に移動可能に取り付けられた基部アセンブリ６２とを含むハウジングを備え、直立アセンブリ６０は軸を形成し、ハウジング上に設けられた流体容器３４と、流体容器３４と流体連通して基部アセンブリ６２内に設けられた流体散布器と、ハウジングを通る作用空気経路と、ハウジング上に設けられ、作用空気経路の一部を画定する回収容器２０と、ハウジング上に設けられ、作用空気経路の一部を画定する吸引源と、基部アセンブリ６２上に設けられた吸引ノズル１６とを備える。
【選択図】図２

Description

本発明は、表面洗浄装置に関する。

エクストラクションクリーナーは、カーペット及び布張りのような他の布表面を深く洗浄するための周知の表面洗浄装置である。ほとんどのカーペットエクストラクターは、被洗浄面に洗浄流体を送出する流体送出システムと、使用済みの洗浄流体及びデブリ（ごみ、ほこり、汚れ、土壌、毛髪、及び他のデブリを含み得る）を表面から抽出する流体回収システムとを含む。流体送出システムは、典型的には、洗浄流体の供給を貯蔵するための１つ以上の流体供給タンクと、洗浄流体を被洗浄面に塗布するための流体散布器と、流体供給タンクから洗浄流体を流体散布器に供給するための流体供給導管とを含む。表面上の洗浄流体を攪拌するための攪拌器を設けることができる。流体回収システムは、通常、回収タンクと、被洗浄面に隣接し、作用空気導管を介して回収タンクと流体連通するノズルと、被洗浄面から洗浄流体を吸引し、ノズル及び作用空気導管を介して回収タンクに吸引するために作用空気導管と流体連通する吸引源とを含む。その他の表面洗浄装置は、収集システムと流体連通する被洗浄面に隣接するノズルを有することができる真空洗浄機を含み、表面上の洗浄流体を撹拌するための撹拌器を設けることができる。

本開示の一つの態様によれば、表面洗浄装置は、直立アセンブリと、前記直立アセンブリに移動可能に取り付けられた基部アセンブリとを含むハウジングを備え、前記直立アセンブリは、逆Ｔ字形又は選択的に結合されて軸を形成する一組のセクションの少なくとも一つと、前記ハウジング上に設けられた流体容器と、前記流体容器と流体連通して前記基部アセンブリに設けられた流体散布器と、前記ハウジングを通る作用空気経路と、前記ハウジング上に設けられ、前記作用空気経路の一部を画定する回収容器と、前記ハウジング上に設けられ、前記作用空気経路の一部を画定する吸引源と、前記基部アセンブリ上に設けられた吸引ノズルと、を備える。

本開示の別の態様によれば、表面洗浄装置は、軸を形成する直立アセンブリと、前記直立アセンブリに取り付けられ、被洗浄面を横切って移動するように適合された基部とを含むハウジングと、前記ハウジングを通る作用空気経路と、前記ハウジングに設けられ、作用空気経路の一部を画定する回収容器と、前記ハウジングに設けられ、前記作用空気経路の一部を画定する吸引源と、前記ハウジングに設けられ、解除されるまで前記基部に対して前記直立アセンブリの枢動を選択的に許容するように構成されたペダルアセンブリとを含み、前記ペダルアセンブリは、前記ハウジングの後部から延在する旋回ペダルを含み、前記旋回ペダルは、第一のアーム部材を介して車軸に結合された作動面と、前記車軸から離れて延在する第二のアーム部材とを含み、前記第二のアーム部材は、摺動ラッチに動作可能に結合された部分を含み、前記車軸は、前記直立アセンブリの一部に回転可能に取り付けられ、前記摺動ラッチは前記旋回ペダルに動作可能に連結され、前記摺動ラッチの一部が前記基部と係合するロック位置と解除位置との間で移動可能な摺動ラッチと、前記摺動ラッチをロック位置に付勢するように構成された付勢機構とを有する。

本開示の一態様によるエクストラクションクリーナーの形態の表面洗浄装置の概略図である。 本開示の一態様によるエクストラクションクリーナーの正面斜視図である。 図２のエクストラクションクリーナーの正面図である。 図２のエクストラクションクリーナーの上面図である。 図２のエクストラクションクリーナーの側面図である。 ノズルカバーを取り外した図２のエクストラクションクリーナーの一部の斜視図である。 図６Ａのノズルカバー背面の斜視図である。 図２のエクストラクションクリーナーの基部アセンブリの一部の断面図である。 図２のエクストラクションクリーナーの直立アセンブリの斜視図である。 図８の直立アセンブリの部分分解図である。 タンクを取り外した図２のエクストラクションクリーナーの背面斜視図である。 ロック位置にあるペダルアセンブリを示す、図２のエクストラクションクリーナーの一部の断面図である。 図１１と同様の断面図であり、解除位置のペダルアセンブリを示す。 図１２と同様の断面図であり、基部アセンブリに対して枢動される直立アセンブリを示す。

図１は、エクストラクションクリーナー１０の形態の表面洗浄装置の種々の機能システムの概略図である。エクストラクションクリーナー１０の機能システムは、基部と、被洗浄面を横切って基部を向けるための直立した本体とを有する直立エクストラクション機器、真空ホースによって車輪付き基部に接続された洗浄器具を有するキャニスタ機器、比較的小さな領域を洗浄するために使用者によって手で運搬されるように適合された携帯エクストラクター、又は市販のエクストラクターなど、任意の所望の構成に配置することができる。前述のエクストラクションクリーナーのいずれも、ノズルと吸引源との間に作用空気導管の一部を形成することができる可撓性の真空ホースを含むように適合することができる。

エクストラクションクリーナー１０は、洗浄流体を貯蔵し、被洗浄面に洗浄流体を送出する流体送出システム１２と、被洗浄面から使用済み洗浄流体及びデブリを除去し、使用済み洗浄流体及びデブリを貯蔵する流体回収システム１４とを含むことができる。

流体回収システム１４は、吸引ノズル１６と、作用空気流を生成するために吸引ノズル１６と流体連通する吸引源と、後の廃棄のために作用空気流から流体及びデブリを分離して回収する回収容器２０とを含むことができる。作用空気流から流体及び混入したデブリを分離するために、分離器２１を回収容器２０の一部に形成することができる。

モータ／ファンアセンブリ１８のような吸引源は、回収容器２０と流体連通して設けられる。モータ／ファンアセンブリ１８は、バッテリや家庭用コンセントに差し込まれた電源コードなどの電源２２に電気的に結合することができる。モータ／ファンアセンブリ１８と電源２２との間の吸引電源スイッチ２４は、ユーザによって選択的に閉じることができ、それによってモータ／ファンアセンブリ１８を作動させることができる。

吸引ノズル１６は、被洗浄面上を移動するように構成された基部又は洗浄ヘッド上に設けることができる。吸引ノズル１６に隣接して、デブリが吸引ノズル１６に取り込まれやすくなるように被洗浄面を撹拌するための撹拌器２６を設けることができる。撹拌器のいくつかの例は、水平に回転するブラシロール、二重に水平に回転するブラシロール、一つ以上の垂直に回転するブラシロール、又は固定ブラシを含むが、これらに限定されない。

また、エクストラクションクリーナー１０は、床上洗浄機能を備えることもできる。真空ホース２８は、自身の吸引入口を有する床上洗浄ツール３０を使用する床上洗浄のためにモータ／ファンアセンブリ１８に選択的に流体結合することができる。ダイバータアセンブリ３２は、吸引ノズル１６又は真空ホース２８のいずれかとモータ／ファンアセンブリ１８との間の流体連通を転換することによって、床面洗浄と床上洗浄との間で選択的に切り替えることができる。或いは、真空ホース２８をポートを介して空気経路に直接差し込むことで、吸引ノズル１６への経路を効果的に遮断し、吸引を真空ホース２８に方向転換することができる。空気は、ハンドル位置に基づいて、または真空ホース２８の直接挿入によって、真空ホース２８に自動的に方向転換することができる。

流体送出システム１２は、流体の供給を貯蔵するための少なくとも一つの流体容器３４を含むことができる。流体は、限定されるものではないが、水、組成物、濃縮洗剤、希釈洗剤等、及びそれらの混合物を含む任意の適切な洗浄液の一つ以上を含むことができる。例えば、流体は、水と濃縮洗剤の混合物を含むことができる。

流体送出システム１２は、容器３４から流体散布器３８への流体の流れを制御するための流量制御システム３６をさらに含むことができる。一つの構成では、流量制御システム３６は、システム１２を加圧するポンプ４０と、流体散布器３８への流体の送出を制御する流量制御バルブ４２とを含むことができる。流量制御システム３６を作動させ、流体を供給器３８に吐出するために、アクチュエータ４４を設けることができる。アクチュエータ４４を押すとバルブ４２が開くように、アクチュエータ４４をバルブ４２に動作可能に結合することができる。バルブ４２は、アクチュエータ４４が押されると選択的に閉じられる電気スイッチ４６をバルブ４２と電源２２との間に設けることにより電気的に作動させることができ、これによりバルブ４２に動力を与えて開位置に移動させることができる。一つの例では、バルブ４２は電磁バルブとすることができる。また、ポンプ４０は電源２２に結合することができる。一つの例では、ポンプ４０は遠心ポンプとすることができる。他の非限定的な例では、ポンプ４０は、電磁ポンプ、ダイアフラムポンプ、ギアポンプ、蠕動ポンプ、又はタービン駆動ポンプとすることができる。

流体散布器３８は、被洗浄面に流体を送出するための少なくとも一つの供給器出口４８を含むことができる。少なくとも一つの供給器出口４８は、流体を被洗浄面に直接、又は撹拌器２６上に流体を送出することによって間接的に送出するように配置することができる。少なくとも一つの供給器出口４８は、ノズル又はスプレーチップのような任意の構造を含むことができ、複数の出口４８を設けることもできる。図１に示すように、流体散布器３８は、被洗浄面に洗浄流体を供給する二つのスプレーチップ４８を含むことができる。床上洗浄のために、洗浄ツール３０は、流体送出システム１２に結合された補助供給器（不図示）を含むことができる。

任意に、被洗浄面に洗浄流体を送出する前に洗浄流体を加熱するためのヒータ５０を設けることができる。図１に示す例では、インラインヒータ５０は、容器３４の下流及びポンプ４０の上流に配置することができる。その他のタイプのヒータ５０も使用可能である。さらに別の例では、モータ／ファンアセンブリ１８のモータ冷却経路からの排気を使用して洗浄流体を加熱することができる。

別のオプションとして、流体送出システムは、洗浄流体を貯蔵するための追加の容器５２を備えることができる。例えば、第一の容器３４は水を貯留し、第二の容器５２は洗剤等の洗浄剤を貯留することができる。容器３４、５２は、例えば、供給タンク及び／又は折り畳み式ブラダーによって画定され得る。一つの構成では、第一の容器３４は、回収容器２０内に設けられたブラダーとすることができる。或いは、一つのコンテナで異なる流体に対して複数のチャンバを画定することもできる。

複数の容器３４、５２が設けられている場合、流量制御システム３６は、表面に送出される洗浄流体の組成を制御するための混合システム５４をさらに備えることができる。洗浄流体の組成は、混合システムによって混合された洗浄流体の比率によって決定することができる。本明細書に示すように、混合システム５４は、容器３４、５２の一方又は両方から流体を選択的に受け入れる混合マニホールド５６を含む。混合バルブ５８は、第二の容器５２の出口に流体的に結合され、それによって、混合バルブ５８が開いているとき、第二の洗浄流体が混合マニホールド５６に流れる。混合バルブ５８のオリフィス又は混合バルブ５８が開いている時間を制御することによって、表面に送出される洗浄流体の組成を選択することができる。

流体送出システム１２のさらに別の構成では、ポンプ４０を除去することができ、流量制御システム３６は、容器３４、５２の出口に流体的に結合されたバルブを有する重力供給システムを含むことができ、それによって、バルブが開いているときに、流体は重力の力で流体散布器３８に流れる。バルブは、上述のように、機械的に作動させることも、電気的に作動させることもできる。

図１に示すエクストラクションクリーナー１０は、以下の方法に従って、被洗浄面からデブリ及び流体を効果的に除去するために使用することができる。検討される工程の順序は、例示を目的としたものであり、本発明を損なうことなく、工程が異なる論理的順序で進行したり、追加又は介在する工程が含まれたり、又は記載された工程が複数の工程に分割されてたりすることが理解されるように、本方法を何ら限定するものではない。

動作中、エクストラクションクリーナー１０は、エクストラクションクリーナー１０を電源２２に結合し、第一の容器３４、及び任意選択で第二の容器５２に洗浄流体を充填することによって使用するために準備される。洗浄流体は、ユーザがアクチュエータ４４を起動することにより、流体送出システム１２を介して被洗浄面に選択的に送出され、一方、エクストラクションクリーナー１０は、表面上で前後に移動する。撹拌器２６は、同時に洗浄流体を被洗浄面に攪拌することができる。回収システム１４の動作中、エクストラクションクリーナー１０は、ダイバータアセンブリ３２の位置に応じて、吸引ノズル１６又は洗浄ツール３０を通って、流体及びデブリを含んだ作用空気を吸い込み、流体デブリが作用空気から実質的に分離される下流回収容器２０内に入れる。そして、空気流は、エクストラクションクリーナー１０から排気される前に、モータ／ファンアセンブリ１８を通過する。回収容器２０は、回収された流体及びデブリを定期的に空にすることができる。

図２は、本開示の一態様によるエクストラクションクリーナー１０の非限定的な一例を示す斜視図である。本明細書に示されるように、エクストラクションクリーナー１０は、基部アセンブリ６２を被洗浄面を横切って方向付けるために、基部アセンブリ６２に旋回可能に接続された直立アセンブリ６０を含むハウジングを有する直立エクストラクションクリーナーである。エクストラクションクリーナー１０は、洗浄流体を貯蔵して被洗浄面に送出するための流体送出システム１２と、吐出された洗浄流体、ごみ及びデブリを被洗浄面から抽出して貯蔵するための回収システム１４を含む、図１について概略的に説明した様々なシステム及び構成要素を含むことができる。流体送出システム１２及び流体回収システム１４を含む、図１について概略的に説明された様々なシステム及び構成要素は、基部アセンブリ６２及び直立アセンブリ６０のいずれか又は両方によって支持され得る。

図面に関する説明のために、用語「上」、「下」、「右」、「左」、「後」、「前」、「垂直」、「水平」、「内側」、「外側」及びそれらの派生物は、エクストラクションクリーナー１０の後方を画定するエクストラクションクリーナー１０の後方のユーザの視点から、図２に示されるように本発明に関連するものとする。しかしながら、本発明は、反対のことが明確に明示されている場合を除き、様々な代替的な方向性を想定することができることを理解されたい。

直立アセンブリ６０は、流体容器３４を含むがこれに限定されない流体送出システム１２の構成要素を支持する主支持セクション又はフレーム６４を含む。また、直立アセンブリ６０は、フレーム６４から上方に延びる細長いハンドル６６を有し、このハンドルは、一端にハンドグリップ６８を備えており、被洗浄面上でエクストラクションクリーナー１０を巧みに操作するために使用することができる。直立アセンブリ６０は、基部アセンブリ６２に対して移動可能である。より具体的には、直立アセンブリ６０は、基部アセンブリ６２に対して枢動可能である。

基部アセンブリ６２は、吸引ノズル１６、モータ／ファンアセンブリ１８（図６Ａ）、回収容器２０、撹拌器２６（図６Ａ）、ポンプ４０（図６Ａ）、流体散布器４８（図７）を含むが、これらに限定されない、流体送出システム１２及び回収システム１４の構成要素を支持する基部ハウジング７４を含む。ホイール７６は、被洗浄面上の移動のために基部ハウジング７４を少なくとも部分的に支持する。

図３は、エクストラクションクリーナー１０の正面図を示し、図４は、エクストラクションクリーナー１０の上面図を示し、図５は、エクストラクションクリーナー１０の一方の側面図を示し、エクストラクションクリーナー１０の他の側面図は、実質的に同じとすることができ、これらの図は、とりわけ、エクストラクションクリーナー１０が直立収納位置にあるときの装飾的外観を示す。

図６Ａは、ノズルカバー７２が取り外されたエクストラクションクリーナー１０の下部を示す。ノズルカバー７２は、基部アセンブリ６２から取り外し可能に構成することができる。ノズルカバー７２を取り外した状態でより明確に分かるように、撹拌器ハウジング１０２は、基部アセンブリ６２の前方部分に透明な本体部分８０を含む。透明本体部分８０は、ノズルカバー７２が取り外されたとき、基部アセンブリ６２上に残る。ノズルカバー７２は、基部アセンブリ６２に結合されるために、従来のファスナ又は複雑なラッチ機構を必要としない。その代わりに、ノズルカバー７２は、ノズルカバー７２の湾曲部の曲げ張力を利用して、透明本体部分８０の前面と係合したままで保持される。さらに、一つ以上の保持機構を利用することができる。

基部アセンブリ６２の上部には、第一保持機構の一部を形成する突起８１が設けられている。一組の凹部９３が撹拌器ハウジング１０２の前方に配置され、第二の保持機構の一部を形成する。

図６Ｂは、背面７３を含むノズルカバー７２の背面図を示す。ノズルカバーの背面７３は、撹拌器ハウジング１０２の透明本体部分８０の前面に当接する。ノズルカバー７２の背面７３は、一組の係合機構を含む。係合機構は、基部アセンブリ上の突起８１（図６Ａ）と係合するため、反対側の端部のノズル出口８７（図６Ａ）の近くに配置される頂部支柱７５を含む。さらに、ノズルカバー７２の下方前面の背面７３に沿った一組の下部支柱７７も含まれる。一組の係合機構は任意の好適な形状又は外形を含むことができるが、垂直リブ及び水平リブを有する支柱が図示されている。ノズルカバー７２は、工具なしで基部ハウジング７４から取り外し可能であることが理解されるであろう。ノズルカバー７２は、ユーザが単に持ち上げて、一組の係合機構によって形成される嵌合を克服する力を与えるため、容易に取り外すことができる。その後、ユーザは、ノズルカバー７２を洗浄及びすすぐことができる。ノズルカバー７２は、透明材料又は着色半透明材料を含む透明であってもよいと考えられる。

組み立てられたとき、頂部支柱７５は、図７によりよく示されるように、突起８１の後方の凹部８１ａ内に受容される。一組の下部支柱７７の各々（図７に仮想線で示す）は、対応する一組の凹部９３の一つに受容され、ノズルカバー７２の張力は、それを基部アセンブリ６２と緊密に係合するように維持する。シール８９は、組み立てられたときに、ノズルカバー７２の周囲の撹拌器ハウジング１０２の下縁に配置することができる。シール８９は、オーバーモールドシールとすることができる。組立てが困難で一貫性がなく、消費者サービス中に脱落する可能性がある過去に使用された別個のロープシールに優る利点を、シール８９は提供する。ノズルカバー７２の周りのシール８９は、ノズルカバー７２と撹拌器ハウジング１０２との間の緊密な嵌合をさらに確実にする。例えば、ノズルカバー７２の下方突起７９は、シール８９内に受容され、付加的な保持機構として利用され得る。係合機構の位置及びシール８９の圧縮によってもたらされる張力は、ノズルカバー７２を保持するのを助ける。さらに、回収容器２０は、基部アセンブリ６２に取り付けられ、これも、使用中にノズルカバー７２を所定の位置に保持する。

図７はまた、空気／液体分離器アセンブリ１５２（図１０）に通じる出口８７を有する吸引ノズル流路の一部を画定するために、基部ハウジング７４に固定することができる単一の部品をノズルカバー７２が含むことをよりよく示している。エクストラクションクリーナー１０の吸引ノズル１６は、ノズルカバー７２によって形成される前壁９０と、撹拌器ハウジング１０２の前部によって形成される後壁９２とを含むことができる。吸引ノズル１６は、その間に狭い吸引経路９４を形成し、被洗浄面に隣接して吸引ノズル入口９６を形成する開口を有する。吸引経路９４は、回収容器２０に通じる出口８７（図６Ａ）と流体連通している。前壁９０及び後壁９２は、分離不可能な構成で互いに固定して取り付けることができることが理解されよう。例えば、前壁９０と後壁９２とを溶接することができる。

撹拌器ハウジング１０２は、撹拌器チャンバ１０４を画定する。図示の例の撹拌器２６は、撹拌器チャンバ内に配置された水平方向に回転するブラシロール７８を含む。ブラシロール７８は、一つ以上のベルト、ギア、シャフト、プーリ、又はそれらの組み合わせを含むことができるトランスミッション（不図示）を介してモータ／ファンアセンブリ１８（図６Ａ）に動作可能に結合することができる。また、ポンプ４０（図６Ａ）は、同じトランスミッション又は別のトランスミッションを介してモータ／ファンアセンブリ１８に動作可能に結合されてもよい。

流体散布器３８（図１）は、流体容器３４（図１）からの洗浄流体を、流体散布器３８（図１）のための複数の供給器出口４８を有するスプレーバー８８に供給する導管を含む。供給器出口４８は、ブラシロール７８上に洗浄流体を吐出する。導管は、基部アセンブリ６２から直立アセンブリ６０内の流体容器３４まで延在することができ、一つ以上の可撓性及び／又は剛性セクションで構成されてもよい。ポンプ４０（図６Ａ）は、導管の一部を形成することができ、流量制御アセンブリ１３８は、流体容器と導管８６との間に流体的に結合されて、それらへの分配を制御することができる。スプレーバー８８は、撹拌器ハウジング１０２に設けることができ、撹拌器ハウジング１０２の一部は、流体容器３４からスプレーバー８８に洗浄流体を供給する導管の一部を形成することができる。

図８は、直立アセンブリ６０の斜視図を示す。より明確に分かるように、主支持部又はフレーム６４は、概して逆Ｔ字形である。逆Ｔ字形の柄又は軸９８が、細長いハンドル６６内に上方に延在し、逆Ｔ字形のアームまで下方に延在する。逆Ｔ字型の第一アーム９９は、軸９８から前方に延在している。逆Ｔ字形の第二アームは、軸９８の基部の後方部分から延在する旋回ペダル２０２によって画定され得る。第一アーム９９は、基部アセンブリ６２を支持するのを助けるように、また基部アセンブリ６２に対する直立アセンブリ６０の枢動運動を容易にするように、成形又は輪郭形成することができる。

さらに、図示のように、軸９８は、互いに動作可能に結合された一組のセクションを含むことができる。上方セクション１１０、中間セクション１１２、及び下方セクション１１４が図示されているが、任意の数のセクションを含むことができることは理解されるであろう。ラッチアセンブリ１１６は、二つのセクションを一緒に保持するために、それぞれのセクションの間の接合部に含むことができる。ラッチアセンブリ１１６は、上方セクション１１０、中間セクション１１２、及び下方セクション１１４を、ねじのような工具又は留め具を必要とせずに一緒に取り付けることを可能にする。

これらのセクションは図９の分解図に示されており、各ラッチアセンブリ１１６がレシーバ１１８と可撓性ラッチ１２０とを含むことがより容易に分かる。隣接するセクションのいずれか一方は、レシーバ１１８又は可撓性ラッチ１２０のうちの一方を含むことができ、隣接するセクションの他方は、相補的な可撓性ラッチ１２０又はレシーバ１１８を含むことができることが理解されよう。非限定的な例として、レシーバ１１８は、上方セクション１１０の下端に含まれる。図示の例では、レシーバ１１８は、中間セクション１１２の上端に配置されている可撓性ラッチ１２０の同様の形状のキャッチを受容するように適合された形状、輪郭又は外形を有する開口部を含む。図示された例ではあるが、レシーバ１１８及び可撓性ラッチ１２０は円形の形状である。しかしながら、可撓性ラッチが第一の外形を含み、レシーバがその中にキャッチを受容するように適合された相補的な外形を有する凹部又は開口を含みさえすれば、任意の適切な形状を利用することができることが理解されるであろう。さらに、ボタン１２１を可撓性ラッチ１２０に動作可能に結合することができる。図示された例では、両方ともプレート上に取り付けられてもよく、セクションが一緒に取り付けられたときにレシーバ１１８の近くに受容される。レシーバ１１８の一部は、セクションが一緒に取り付けられたときにボタン１２１に当接するように構成された停止部を形成することもできる。上方セクション１１０は、可撓性ラッチ１２０をレシーバ１１８に挿入することによって中間セクション１１２に結合することができる。可撓性ラッチ１２０の変形は組み立て中に起こり得、また中間セクション１１２は上部セクションにスナップ留めされ得る。これは、可撓性ラッチの一部が内部へ移動され、可撓性ラッチの背後に取り付けられた圧縮ばねが外部へのばね力を提供することを含むことができる。上方セクション１１０及び中間セクション１１２が組み立てられると、レシーバ１１８は、可撓性ラッチ１２０を保持するように構成される。ユーザによって可撓性ラッチ１２０及び／又はボタン１２１に加えられる内部への力は、可撓性ラッチ１２０をレシーバ１１８から解放し、上方セクション１１０を中間セクションから分離させることができる。

さらなる非限定的な例として、中間セクション１１２の下端は、下方セクション１１４の上部の可撓性ラッチ１２０がスナップ留めされ得るレシーバ１１８を含む。ラッチアセンブリ１１６は、このように一組のセクション上に図示されいるが、ラッチ及びレシーバが隣接するセクションのいずれかにあるように再配置されることが理解されるであろう。

さらに、軸９８は、流体容器３４を含むがこれに限定されない流体送出システム１２の構成要素を支持するための一つ以上のレシーバを含むことができる。図示のように、容器レシーバ１２４は、直立アセンブリ６０上での支持を目的として、流体容器３４を受け入れる。容器レシーバ１２４は、流体容器３４をエクストラクションクリーナー１０の流体送出システム１２に結合するための機構をさらに含むことができる。容器レシーバ１２４は、流体容器３４を支持するためにフレーム６４上に設けられた台を含む。フレーム６４と一体の上方に延在する周縁部１２５は、流体容器３４の下部を入れ子にするように適合されるが、流体容器３４の大部分をユーザに見えるように残す。流量制御アセンブリ１３８（図９）は、容器レシーバ１２４内に配置された弁座を含む。流量制御アセンブリ１３８は、流体容器３４が容器レシーバ１２４内に着座しているときに、流体容器３４のバルブアセンブリ（不図示）と流体結合するように構成されている。図示の例では、容器レシーバ１２４は、直立アセンブリ６０上で及び基部アセンブリ６２上に配置された回収容器２０の上方で流体容器３４を支持するように構成される。

一つの構成では、流体送出システム１２は、重力供給システムを構成することができ、流量コントローラは、直立アセンブリ６０内に含まれることができる。非限定的な例として、流量制御アセンブリ１３８はバルブを含むことができ、それによってバルブが開いているとき液体は、重力の下で流体送出システム１２を通って、複数の供給器出口４８を有するスプレーバー８８に流れる。アクチュエータ４４を押すと流量制御アセンブリ１３８が開くように、アクチュエータは、流量制御アセンブリ１３８に動作可能に結合され得る。アクチュエータ４４に連結された一端及び流量制御アセンブリ１３８と位置合わせされた他端を有するプッシュロッドを提供することにより、アクチュエータ４４を押圧することによってプッシュロッドに流量制御アセンブリ１３８を開かせるように、流量制御アセンブリ１３８を機械的に作動させることができる。或いは、アクチュエータ４４が作動したときに選択的に閉じられる流量制御アセンブリ１３８と電源２２との間の電気的スイッチを設けることにより、バルブ５０が開位置に移動するように電力を供給するなど、流量制御アセンブリ１３８を電気的に作動させることができる。

図示の例では、アクチュエータは、非限定的な例としてハンドグリップ６８の下側を含む、ハンドル６６の上部に近接するトリガ１２６の形態で提供される。トリガ１２６は、軸９８を形成する一組のセクション内に収容された複数セグメントのプッシュロッドと動作可能に結合される。より具体的には、トリガ１２６は、主に上方セクション１１０の中空内部に配置される上方プッシュロッド１３０、主に中間セクション１１２の中空内部に配置される下方プッシュロッド１３４、及び主に下方セクション１１４内に配置される流量制御アセンブリ１３８に動作可能に結合される。上方プッシュロッド１３０は、ハンドグリップ６８内に摺動可能に取り付けられた上端１２８と、下方プッシュロッド１３４と選択的に動作可能に係合する下端１３２とを有する。トリガ１２６が動かされると、上方プッシュロッド１３０は、整列して下方プッシュロッド１３４に直線的な力を伝達することが理解されるであろう。下方プッシュロッド１３４は、容器レシーバ１２４に近接する流体送出システム１２の一部に動作可能に接続された流量制御アセンブリ１３８に選択的に係合する下端１３６を有する。流量制御アセンブリ１３８は、容器レシーバ１２４に受容されたときの流体容器３４と、明確にするために部分的にしか図示されていないが、複数の供給器出口４８を有するスプレーバー８８に流体的に結合する流体送出システム１４２の導管との間の流体結合を選択的に可能にするバルブ１４０を含むことができる。

作動中、トリガ１２６は、ユーザによって押圧されると、上方プッシュロッド１３０の上端１２８に係合するように位置決めされ、上方プッシュロッド１３０を上方セクション１１０内で下方にスライドさせる。上方プッシュロッド１３０の下端１３２は、直接又はブッシングシールを介して下方プッシュロッド１３４に係合する。次に、下方プッシュロッド１３４は、中間セクション１１２内を下方にスライドし、下端１３６は、流量制御アセンブリ１３８と係合する。

流体の流れを選択的に制御するために、供給器出口４８から上流の流体径路に配置されたマイクロスイッチ及び電磁バルブなど、任意の適切な流量制御アセンブリ及びバルブを利用できることを理解されたい。このような場合、ユーザがトリガ１２６を押すと、上方プッシュロッド１３０及び下方プッシュロッド１３４が下方にスライドしてマイクロスイッチ（不図示）に係合し、これにより電磁バルブが作動して洗浄流体がそこを流れることを可能にする。なお、供給器出口４８は、通常は閉じている。

図１０は、部分的に分解された回収容器２０を有するエクストラクションクリーナー１０の後方斜視図である。回収容器２０は、回収チャンバを画定する回収タンク１５０と、回収チャンバ内の空気／液体分離器アセンブリ１５２とを含むことができる。回収タンク１５０の少なくとも一部は、ユーザが回収タンクの内容物を見ることができる透明又は着色された半透明の材料で形成することができる。回収タンク１５０にハンドル１５４を設けることができ、回収タンク１５０の取り外し及び運搬を容易にする。ハンドル１５４は、回収タンク１５０の頂部付近に設けることができるが、他の位置に設けることも可能である。

回収タンク１５０は、空気／液体分離器アセンブリ１５２が回収チャンバ内に挿入されたり、回収チャンバから除去される開口を有する。この開口は、回収タンク１５０の底壁に設けることができ、これにより空気／液体分離器アセンブリ１５２が開口を通して挿入され、底壁から上方に延在することとなる。回収タンク１５０は、回収タンク１５０を空にするための別個の開口を設けることができ、これにより空気／液体分離器アセンブリ１５２は、回収タンク１５０が空になるたびに取り外される必要はなくなる。図示の実施形態における開口は、回収タンク１５０の上方部分に設けられ、取り外し可能なカバー１５６によって覆われている。

空気／液体分離器アセンブリ１５２は、ユーザによって回収タンク１５０から容易に取り外し可能に構成される。これにより、空気／液体分離器アセンブリ１５２を分解し、必要に応じてより徹底的に洗浄することができる。回収タンク１５０と空気／液体分離器アセンブリ１５２との間の結合は、二つの構成要素の分離を容易にするために設けることができる。本明細書に示されるように、結合はねじ付きカラー１５８を含み、このねじ付きカラーは、空気／液体分離器アセンブリ１５２が挿入される開口を画定する回収タンク１５０の底壁のねじ付きネックに螺合する。空気／液体分離器アセンブリ１５２の底部のフランジは、空気／液体分離器アセンブリ１５２の回収タンク１５０への挿入を制限する。シールは、空気／液体分離器アセンブリ１５２が回収チャンバ内に取り付けられたときに、回収タンク１５０と空気／液体分離器アセンブリ１５２との間に液密境界面を提供することができ、直立アセンブリ６０から取り外されたときに、回収タンク１５０が漏れるのを防止することもできる。

空気／液体分離器アセンブリ１５２は、回収タンク１５０を通して空気と液体を導くスタック１６０と、回収タンク１５０を通して吸引経路を選択的に閉じるためのフロートアセンブリ１６２とを含む。スタック１６０は、吸引ノズル１６から回収された空気及び液体を受け取り、回収タンク１５０の内部に開口する入口カラム１６４と、モータ／ファンアセンブリ１８（図６Ａ）に実質的に清浄な空気を通過させ、実質的に液体を通過させず、出口カラム１６６の上端に空気入口ポートを含む出口カラム１６６とを含む。

エクストラクションクリーナー１０の機能及び動作は、その全体が本明細書に組み込まれている米国特許出願公開第ＵＳ２０１９／０１４２２３８号に記載されているものと同様である。いくつかの構造も同様であり、例えばフロートアセンブリ１６２を含む。現在のエクストラクションクリーナーは、設計がより単純であり、また構造上の相違点は、とりわけ、回収タンク１５０が基部アセンブリ６２上に配置されていること、複数セグメント直立アセンブリを含むこと、及びプッシュロッド及びペダルアセンブリ２００を含む構造である。図示されているように、直立したハンドル軸９８及びクリーン容器レシーバ１２４は、回収タンク１５０の背面に入れ子となり、よりコンパクトな外観を可能にする。

図１１は、直立アセンブリ６０の下方部分、基部アセンブリ６２の後方部分、及びペダルアセンブリ２００を含むエクストラクションクリーナー１０の一部の断面図である。上で簡単に説明したように、直立アセンブリ６０は、基部アセンブリ６２に枢動可能に結合することができ、直立アセンブリは、図１１に示すような直立位置又は保管位置から、図１３に示すようなリクライニング位置又は使用中位置に移行することができる。ペダルアセンブリ２００には、旋回ペダル２０２と、摺動ラッチ２０４と、付勢機構２０６とが含まれ、直立アセンブリ６０の後方に配置される。

旋回ペダル２０２は、第一のアーム部材２１２によって車軸２１０に接続された作動面２０８を含む。作動面２０８は、ユーザの足によって押し下げられるように構成されている。車軸２１０は、車軸２１０の中心線が枢動軸２１４を画定するように、直立アセンブリ６０の下方部分に枢動可能に取り付けられる。第二のアーム部材２１６は、車軸２１０から離れて延在し、車軸２１０から離間した遠位端２２０にキャッチ２１８を含む。第一のアーム部材２１２は、作動面２０８が車軸２１０の上方及び後方に配置されるように、作動面２０８と車軸２１０との間に延在する。第二のアーム部材２１６及び第一のアーム部材２１２は、単一の部品によって画定されてもよく、又は任意の適切な方法で動作可能に結合されてもよい。第二のアーム部材２１６は、車軸２１０から上方及び前方に延在する。第二のアーム部材２１６及び第一のアーム部材２１２は、Ｌ字状又はＶ字状に形成されていてもよい。キャッチ２１８は、遠位端２２０上に配置されたチャネル又は凹部によって形成される。

摺動体２２４の第一の端部２２８に位置する突起２２６と、第二の端部２３２に位置する戻り止め２３０とを有する摺動体２２４は、摺動ラッチ２０４に含まれている。第一の端部２２８は、第二の端部２３２から間隔を置いて配置される。摺動体２２４のためのハウジングは、少なくとも部分的に上方セクション２３４及び下方セクション２３６によって画定することができ、これらの両方は、直立アセンブリ６０内に含まれ且つ枢動軸２３８を中心として共に枢動する。より具体的には、上方セクション２３４及び下方セクション２３６は、直立アセンブリ６０の下方セクション１１４内の領域又はその一部である。上方セクション２３４と下方セクション２３６との間の前方部分には開口２４０が形成されている。摺動体は、第一位置又はロック位置と第二位置又は解除位置との間で移動可能である。ロック位置（図１１）では、戻り止め２３０は開口２４０を通って延在し、基部ハウジング７４の一部又はリップ２４２と係合し、解除されるまで直立アセンブリ６０の枢動を防止する。解除位置（図１２）では、戻り止め２３０は開口２４０を通って引き出され、基部ハウジング７４に形成されたリップ２４２との係合から外れる。

付勢機構２０６は、本明細書では、基部アセンブリ６２内に取り付けられたコイルばねとして示されている。より具体的には、コイルばね２４４は、摺動体２２４の第一の端部２２８と下方セクション２３６との間に取り付けられる。コイルばね２４４は、下方セクション２３６内の密閉されたばね取付けポケット内に配置することができることが企図されている。任意の適切な付勢機構を使用することができ、コイルばねは例示的な目的のためにのみ図示されていることが理解されよう。この付勢機構は、摺動体２２４の移動を提供するために、摩擦、重量及びバネ張力のようなすべての抵抗力を克服するように最適化されたバネ力を有し得ることが理解されるであろう。

さらに、図示しないが、第二の付勢機構を利用して、旋回ペダル２０２を上方に付勢することが企図される。さらに、ペダルアセンブリ２００は、旋回ペダル２０２を下方位置に選択的に固定するための戻り止め機構をさらに含むことができる。

動作中には、旋回ペダル２０２の作動面は、ユーザによって押下されると矢印Ａに示される方向に選択的に下向きに回転するように構成される。第一のアーム部材２１２及び第二のアーム部材２１６は、枢動軸２１４を中心に回転し、矢印Ｂに示されるように突起２２６が保持されたキャッチ２１８を後方かつ下方に移動させる。これにより、摺動体をロック位置（図１１）から解放位置又は解除位置（図１２）に移動させる。次に、ユーザは、図１３に示すように、直立アセンブリ６０を基部アセンブリ６２に対して旋回させることができる。

旋回ペダル２０２が解放され、直立アセンブリ６０が直立位置又は保管位置に戻ると、付勢機構２０６は摺動体２２４にばね力を与え、戻り止め２３０を移動させて基部ハウジング７４のリップ２４２に係合させる。戻り止め２３０は、リップ２４２の下での戻り止め２３０の移動を容易にするために傾斜又は湾曲した表面を有してもよいことが企図されている。

本明細書に示される様々な実施形態は、例えば図２をのような直立型エクストラクションクリーナーを示しているが、本発明の態様は、真空ホースによって車輪付き基部に接続された洗浄器具を有するキャニスタ装置、比較的小さな領域を洗浄するためにユーザが手で持ち運ぶように適合された携帯型エクストラクター、又は市販のエクストラクターを含むが、これらに限定されない他のタイプのエクストラクションクリーナーに使用することができる。さらに、本発明の態様は、真空洗浄機又は蒸気洗浄機などのエクストラクションクリーナー以外の表面洗浄装置にも使用することができる。真空洗浄機は、典型的には液体を送出又は抽出せず、むしろごみ、ほこり、汚れ、土壌、毛髪、及び表面からの他のデブリを含む比較的乾燥したデブリを収集するために使用される。蒸気洗浄機は、直接又は洗浄パッドを介して、被洗浄面に送出するための蒸気を生成する。蒸気洗浄機の中には、パッド内に液体を溜めたり、吸引力で液体を抽出したりするものがある。

この記載された説明は、最良の態様を含む、本明細書に記載された開示の態様を説明するために例を使用しており、また、当業者が、任意の装置又はシステムを作成及び使用し、任意の組み込まれた方法を実施することを含めて、本開示の態様を実践することができるようになっている。本開示の態様の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって画定され、当業者が思いつく他の実施例を含むことができる。そのような他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言と相違しない構造要素を有する場合、又はそれらが特許請求の範囲の文言と実質的に相違しない同等の構造要素を含む場合、特許請求の範囲の範囲内にあることが意図される。

本開示の更なる態様は、以下の条項の主題により提供される。

直立アセンブリと、前記直立アセンブリに移動可能に取り付けられた基部アセンブリとを含むハウジングを含む表面洗浄装置であって、前記直立アセンブリは、軸を形成するように選択的に互いに結合された逆Ｔ字形又は一組のセクションのうちの少なくとも一つと、前記ハウジング上に設けられた流体容器と、前記流体容器と流体連通して前記基部アセンブリ内に設けられた流体散布器と、前記ハウジングを通る作用空気経路と、前記ハウジング上に設けられ、前記作用空気経路の一部を画定する回収容器と、前記ハウジング上に設けられ、前記作用空気経路の一部を画定する吸引源と、前記基部アセンブリ上に設けられた吸引ノズル、を含む表面洗浄装置。

前記一組のセクションは、ハンドグリップを有する上方セクションと、中間セクションと、一組のホイールを有する下方セクションとを含む、前記条項に記載の表面洗浄装置。

前記上方及び前記中間セクションの一方が可撓性ラッチを含み、前記上方及び前記中間セクションの他方が前記可撓性ラッチを受容するように適合されたレシーバを含む、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記可撓性ラッチは、第一の輪郭を有するキャッチを含み、前記レシーバは、内部に前記キャッチを受容するように適合された相補的な輪郭を有する凹部又は開口を含む、前記条項に記載の表面洗浄装置。

前記可撓性ラッチがボタンに動作可能に結合され、ユーザがボタンに加える力によって、前記可撓性ラッチが前記レシーバとの係合から外れる、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記一組のセクションは、工具又はファスナなしで互いにスナップ結合する、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記流体容器と前記流体散布器との間に流体的に接続され、前記流体容器から前記流体散布器に流体を提供するため閉位置と開位置との間で動作可能なバルブと、前記バルブを選択的に開くためのアクチュエータとをさらに備える、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記アクチュエータは、前記バルブを選択的に開くように構成されたプッシュロッドと、プッシュロッドに動作可能に接続されたユーザ係合可能なトリガとを含む、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記プッシュロッドが複数セグメントのプッシュロッドである、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記ユーザ係合可能なトリガが前記上方セクションに配置され、前記流体散布器が下方セクション内に配置される、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記吸引ノズルが前記基部アセンブリから誤って外されることを防止し、工具なしで取り外すことができる少なくとも一つのラッチを介して、前記吸引ノズルは、前記基部アセンブリに選択的に取り付けられる、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記少なくとも一つのラッチがスナップ嵌合ラッチである、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記ハウジング内に設けられ、解除されるまで前記基部アセンブリに対する前記直立アセンブリの枢動を選択的に許容するように構成されたペダルアセンブリをさらに備える、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記ペダルアセンブリは、前記直立アセンブリの後方から延在する旋回ペダルと、前記旋回ペダルに動作可能に連結され、ロック位置と解除位置との間で移動可能な摺動ラッチと、前記摺動ラッチを前記ロック位置に付勢するように構成された付勢機構とを含む、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記旋回ペダルは、第一のアーム部材及び車軸から離れて延在する第二のアーム部材を介して前記車軸に結合される作動面をさらに備え、前記第二のアーム部材は、前記摺動ラッチに動作可能に結合される部分を含む、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

軸を形成する直立アセンブリと、前記直立アセンブリに取り付けられ、被洗浄面を横切って移動するように適合された基部とを含むハウジングと、前記ハウジングを通る作用空気経路と、前記ハウジングに設けられ、作用空気経路の一部を画定する回収容器と、前記ハウジングに設けられ、作用空気経路の一部を画定する吸引源と、前記ハウジングに設けられ、解除されるまで前記直立アセンブリの前記基部に対する枢動運動を選択的に許容するように構成されたペダルアセンブリとを含む表面洗浄装置であって、前記ペダルアセンブリは、前記基部アセンブリの後方から延在する旋回ペダルを含み、前記旋回ペダルは、第一のアーム部材及び車軸から延在する第二のアーム部材を介して前記車軸に結合された作動面を含み、前記第二のアーム部材は、摺動ラッチに動作可能に結合された部分を含み、前記車軸は前記直立アセンブリの一部分に回転可能に取り付けられ、前記摺動ラッチは、前記回旋ペダルに動作可能に結合され、前記摺動ラッチの一部が前記基部と係合するロック位置と解除位置との間を移動可能であり、前記摺動ラッチを前記ロック位置に付勢するように構成された付勢機構と、を備える表面洗浄装置。

前記第二のアーム部材が、前記車軸から離間した遠位端にキャッチをさらに備え、前記キャッチが前記摺動ラッチの一部を保持するように構成されている、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

摺動体は、第一の端部に位置し、前記第二のアーム部材のキャッチによって保持される突起と、第二の端部に位置し、前記ロック位置で前記基部の一部に係合するように構成されている戻り止めとをさらに備える、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

洗浄流体を貯蔵し、被洗浄面に洗浄流体を送出するための流体送出システムをさらに備え、前記流体送出システムは、流体容器と、前記流体容器と流体連通する基部内に設けられた流体散布器と、前記流体容器と前記流体散布器との間に流体的に接続された流量制御アセンブリであって、前記流体容器から前記流体散布器へ流体を提供するために閉じた位置と開いた位置との間で動作可能な前記流量制御アセンブリと、前記流量制御アセンブリを選択的に開くためのアクチュエータとを含む、、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

前記アクチュエータが、前記バルブを選択的に開くように構成された複数セグメントのプッシュロッドと、前記プッシュロッドに動作可能に接続されたユーザ係合可能なトリガとを含む、前記いずれかの条項に記載の表面洗浄装置。

開示された実施形態は、本発明の好ましい形態を代表するものであり、本発明を確定するものではなく、例示的なものであることを企図している。上述していない範囲で、様々な実施形態の異なる特徴及び構造を、必要に応じて互いに組み合わせて使用することができる。ある特徴が全ての実施形態において図示されていないことは、そうでないと解釈されることを意図するものではなく、説明を簡潔にするために行われる。したがって、異なる実施形態の様々な特徴は、新しい実施形態が明示的に記載されているか否かにかかわらず、新しい実施形態を形成するために、所望に応じて混合及び適合されてもよい。

本出願は、２０２０年に出願された米国特許出願第１６／９２２，６６５号の利益を主張するものであり、その開示内容は参照によりその全体が組み込まれる。

Claims (20)

1. 表面洗浄装置であって、
   直立アセンブリと、前記直立アセンブリに移動可能に取り付けられた基部アセンブリとを含むハウジングであって、前記直立アセンブリは、逆Ｔ字形又は選択的に一緒に連結されて軸を形成する一組のセクションのうち少なくとも一つを含むハウジングと、
   前記ハウジング上に設けられた流体容器と、
   前記流体容器と流体連通する前記基部アセンブリに設けられた流体散布器と、
   前記ハウジングを通る作用空気経路と、
   前記ハウジング上に設けられ、前記作用空気経路の一部を画定する回収容器と、
   前記ハウジング上に設けられ、前記作用空気経路の一部を画定する吸引源、及び、
   前記基部アセンブリに設けられた吸引ノズル、
   を備える表面洗浄装置。
2. 前記一組のセクションは、ハンドグリップを有する上方セクションと、中間セクションと、一組のホイールを有する下方セクションとを含む、請求項１に記載の表面洗浄装置。
3. 前記上方セクション及び前記中間セクションの一方は、可撓性ラッチを含み、前記上方セクション及び前記中間セクションの他方は、前記可撓性ラッチを受容するように構成されたレシーバを含む、請求項２に記載の表面洗浄装置。
4. 前記可撓性ラッチは、第一の輪郭を有するキャッチを含み、前記レシーバは、内部に前記キャッチを受容するように適合された相補的な輪郭を有する凹部又は開口を含む、請求項３に記載の表面洗浄装置。
5. 前記可撓性ラッチは、ボタンに動作可能に結合され、ユーザにより前記ボタンに与えられる力は、前記可撓性ラッチを前記レシーバとの係合から外す、請求項３又は４に記載の表面洗浄装置。
6. 前記一組のセクションは、ツール又はファスナなしで互いにスナップ結合する、請求項２から５のいずれかに記載の表面洗浄装置。
7. 前記流体容器と前記流体散布器との間に流体的に接続されるバルブであって、前記バルブは、前記流体容器から前記流体散布器に流体を提供するための閉位置と開位置との間で動作可能であるバルブと、前記バルブを選択的に開くためのアクチュエータとをさらに備える、請求項２から５のいずれかに記載の表面洗浄装置。
8. 前記アクチュエータは、前記バルブを選択的に開くように構成されたプッシュロッドと、前記プッシュロッドに動作可能に接続されたユーザ係合可能なトリガとを備える、請求項７に記載の表面洗浄装置。
9. 前記プッシュロッドは、複数セグメントのプッシュロッドであることを特徴とする請求項８に記載の表面洗浄装置。
10. 前記ユーザ係合可能なトリガが前記上方セクションに配置され、前記流体散布器が前記下方セクション内に配置される、請求項８又は９に記載の表面洗浄装置。
11. 前記吸引ノズルが前記基部アセンブリから誤って外されることを防止し、工具なしで取り外すことができる少なくとも一つのラッチを介して、前記吸引ノズルが、前記基部アセンブリに選択的に取り付けられる、請求項１から１０のいずれかに記載の表面洗浄装置。
12. 前記少なくとも一つのラッチがスナップ嵌合ラッチである、請求項１１に記載の表面洗浄装置。
13. 前記ハウジング内に設けられ、解除されるまで前記基部アセンブリに対する前記直立アセンブリの枢動を選択的に許容するように構成されたペダルアセンブリをさらに備える、請求項１から１２のいずれかに記載の表面洗浄装置。
14. 前記ペダルアセンブリは、前記基部アセンブリの後方から延在する旋回ペダルと、前記旋回ペダルに動作可能に結合され、ロック位置と解除位置との間で移動可能な摺動ラッチと、前記摺動ラッチを前記ロック位置に付勢するように構成された付勢機構とを含む、請求項１３に記載の表面洗浄装置。
15. 前記旋回ペダルは、第一のアーム部材及び車軸から離れて延在する第二のアーム部材を介して前記車軸に結合された作動面をさらに含み、前記第二のアーム部材は、前記摺動ラッチに動作可能に結合された部分を含む、請求項１４に記載の表面洗浄装置。
16. 表面洗浄装置であって、
    軸を形成する直立アセンブリと、前記直立アセンブリに取り付けられ、被洗浄面を横切って移動するように適合された基部とを含むハウジングと、
    前記ハウジングを通る作用空気経路と、
    前記ハウジング上に設けられ、前記作用空気経路の一部を画定する回収容器と、
    前記ハウジングに設けられ、前記作用空気経路の一部を画定する吸引源、及び、
    前記ハウジングに設けられ、解除されるまで前記基部に対して前記直立アセンブリの枢動を選択的に可能にするように構成されたペダルアセンブリと、を備え、前記ペダルアセンブリは、
    前記ハウジングの後方から延在する旋回ペダルであって、前記旋回ペダルは、第一のアーム部材及び車軸から離れて延在する第二のアーム部材を介して前記車軸に結合された作動面を含み、前記車軸は、前記直立アセンブリの一部に回転可能に取り付けられる、旋回ペダルと、
    前記旋回ペダルの前記第二のアーム部材に動作可能に結合され、摺動ラッチの一部が前記基部に係合するロック位置と解除位置との間で移動可能な摺動ラッチ、及び、
    前記摺動ラッチを前記ロック位置に付勢するように構成された付勢機構、
    を備える表面洗浄装置。
17. 前記第二のアーム部材は、前記車軸から離間した遠位端にキャッチをさらに備え、前記キャッチは、前記摺動ラッチの一部を保持するように構成されている、請求項１６に記載の表面洗浄装置。
18. 前記摺動ラッチは、第一の端部に位置し、前記第二のアーム部材の前記キャッチによって保持される突起と、第二の端部に位置し、前記ロック位置で前記基部の一部と係合するように構成される戻り止めと、をさらに含む、請求項１７に記載の表面洗浄装置。
19. 洗浄流体を保管し、前記洗浄流体を前記被洗浄面に送出するための流体送出システムをさらに含み、前記流体送出システムは、
    流体容器と、
    前記流体容器と流体連通する前記基部に設けられた流体散布器と、
    前記流体容器と前記流体散布器との間に流体的に接続され、前記流体容器から前記流体散布器へ流体を提供するために閉位置と開位置との間で動作可能である流量制御アセンブリ、及び、
    前記流量制御アセンブリを選択的に開くためのアクチュエータと、
    を含む、請求項１６から１８のいずれかに記載の表面洗浄装置。
20. 前記アクチュエータは、前記流量制御アセンブリを選択的に開くように構成された複数セグメントのプッシュロッドと、前記複数セグメントのプッシュロッドに動作可能に接続されたユーザ係合可能なトリガとを備える、請求項１９に記載の表面洗浄装置。

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