JP2022014640A - メータ、センサ装置、メータシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】蓄電部の電力の減少を抑えることが可能なメータ、センサ装置、及びメータシステムを提供すること。
【解決手段】メータ50は、羽根車51c及びコイル51eにより発電された電力を蓄電する蓄電部52と、外部装置120と通信を行う第1の通信部57と、外部装置120に送信する連続モード、及び、外部装置120からの要求信号を受信すると外部装置120に送信する要求時モードを記憶する第1の記憶部58と、連続モードにある状態では所定の時間間隔で第1の通信部57により外部装置120にデータを送信し、要求時モードにある状態では、第1の通信部57により外部装置120から要求信号を受信すると、第1の通信部57により外部装置120にデータを送信する第1の制御部59と、を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】メータ50は、羽根車51c及びコイル51eにより発電された電力を蓄電する蓄電部52と、外部装置120と通信を行う第1の通信部57と、外部装置120に送信する連続モード、及び、外部装置120からの要求信号を受信すると外部装置120に送信する要求時モードを記憶する第1の記憶部58と、連続モードにある状態では所定の時間間隔で第1の通信部57により外部装置120にデータを送信し、要求時モードにある状態では、第1の通信部57により外部装置120から要求信号を受信すると、第1の通信部57により外部装置120にデータを送信する第1の制御部59と、を備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、液体の流れによる羽根車の回転に基づいて流量を検出するメータ、センサ装置、及びメータシステムに関する。
従前から、推定末端圧力一定制御などの目標圧力一定制御により給水を行う給水装置では、停止流量を検出する流量センサ、及び、ポンプの二次側の圧力を検出する圧力検出部を備える構成が知られている。この種の給水装置は、流量センサにより停止流量を検出すると、ポンプの駆動を停止する。また、給水装置は、圧力検出部により起動圧力を検出すると、ポンプを起動する。
例えば、流量センサ及び圧力検出部が制御盤に有線により接続され、電力供給を受け、かつ、検出結果を送信する構成であると、流量センサ及び圧力検出部が設けられる位置によっては、流量センサ及び圧力検出部を制御盤と接続する配線が複雑となる。
また、流路中に羽根車を設置し、水の流れによる羽根車の回転により発電し、発電した電力を用いて弁を駆動する技術が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、及び特許文献3参照)。
羽根車を用いる流量センサの羽根車の回転により発電し、発電した電力を蓄電部に蓄電し、蓄電部からの電力により圧力検出部等の他の装置を駆動することが考えられる。また、流量センサや圧力検出部の検出結果を、無線により送信することが考えられる。このような構成によれば、流量センサ及び圧力検出部を制御盤と接続する配線を不要とすることが可能となる。
上述の、流量センサの羽根車の回転により発電した電力を蓄電部に蓄電し、蓄電部からの電力により、流量センサ及び圧力検出部の検出結果を送信する技術には、以下の問題があった。すなわち、蓄電部の充電状態によっては、電力が足りず、送信ができないという状態が生じ得るという問題がある。
この為、本発明は、蓄電部の電力の減少を抑えることが可能なメータを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るメータは、配管に設けられるメータであって、前記配管内の液体の流れにより回転する羽根車と、前記羽根車に設けられた磁石と、前記磁石の回転により生じる回転磁界により発電するコイルと、前記コイルで発電された電力を蓄電する蓄電部と、前記蓄電部からの電力により駆動し、前記コイルが発生する電圧の周波数に基づいて流量を検出する流量検出部と、前記蓄電部からの電力により駆動し、リモコンと通信を行う通信部と、前記蓄電部からの電力により駆動し、所定の時間間隔で前記リモコンに、前記流量検出部の検出結果に基づく情報を含むデータを送信する連続モード、及び、前記リモコンからの要求信号を前記通信部により受信すると前記リモコンに前記データを送信する要求時モードを含む送信モード、並びに、前記送信モードに用いられる閾値を記憶する記憶部と、前記蓄電部からの電力により駆動し、前記データを生成し、前記送信モードのうち前記リモコンにより設定されたモードで、前記通信部により前記リモコンと通信を行う制御部と、を備える。
本発明は、蓄電部の電力の減少を抑えることが可能なメータを提供することを目的とする。
本発明の第1の実施形態に係るセンサ装置40について、給水装置10に用いられる構成を一例に、図1乃至図4を用いて説明する。
図1は、給水装置10の構成を示す説明図である。図2は、メータ50の構成を示す断面図である。図3は、メータ50の構成を、カバー37を取り外した状態で示す平面図である。図4は、リモコン60の構成を示す平面図である。
センサ装置40は、メータ50とリモコン60とを備え、メータ50が、液体が流れる配管に設けられる。センサ装置40のメータ50は、羽根車51cを有し、羽根車51cの回転により発電する。そして、センサ装置40のメータ50は、発電した電力を蓄電するとともに、蓄電した電力により、流量の検出をして、流量を含むデータを外部装置に送信する。本実施形態では、センサ装置40のメータ50が一例として給水装置10に用いられる構成を説明する。すなわち、本実施形態では、一例として、センサ装置40のメータ50は、水が流れる配管に設けられる。
図1に示すように、給水装置10は、ポンプ装置20と、連結管30と、センサ装置
40と、制御盤70と、を備える。給水装置10は、センサ装置40により検出される流量及び圧力に基づいてポンプ装置20を制御して、水を増圧して給水先に送水する。
40と、制御盤70と、を備える。給水装置10は、センサ装置40により検出される流量及び圧力に基づいてポンプ装置20を制御して、水を増圧して給水先に送水する。
ポンプ装置20は、ポンプ21と、ポンプ21を駆動するモータ22と、を備える。
連結管30は、ポンプ21の吐出口に連結される。図2及び図3に示すように、連結管30は、連結管本体31と、メータ50が設置される設置部32と、を備える。設置部32は、例えば、第1の孔部33と、支持部34と、第2の孔部35と、フランジ部36と、カバー37と、を備える。
連結管30は、ポンプ21の吐出口に連結される。図2及び図3に示すように、連結管30は、連結管本体31と、メータ50が設置される設置部32と、を備える。設置部32は、例えば、第1の孔部33と、支持部34と、第2の孔部35と、フランジ部36と、カバー37と、を備える。
第1の孔部33は、連結管本体31の例えば上部に形成される。第1の孔部33は、連結管本体31の内部と連通する。また、第1の孔部33は、メータ50に用いられる後述する発電部51を固定可能に形成される。第1の孔部33は、発電部51に用いられる後述する羽根車51cが水の流れを受けて回転可能となる位置に形成される。第1の孔部33の内周面には、発電部51を固定する固定部の一例として、雌ねじが形成される。
支持部34は、第1の孔部33と第1の孔部33の軸方向で対向する位置に形成される。支持部34は、発電部51の後述する回転軸51c1を支持可能に構成される。支持部34は、連結管本体31の内部に向かって突出する形状に構成される。
第2の孔部35は、例えば、連結管本体31の上部に設けられる。第2の孔部35は、連結管本体31の内部と連通する。第2の孔部35は、メータ50の後述する温度検出部55及び水質検出部56が取り付け可能に構成される。
フランジ部36は、カバー37が固定に構成される。フランジ部36は、第1の孔部33及び第2の孔部35を内側に配置する環状に構成される。
カバー37は、フランジ部36に固定される。カバー37は、メータ50を覆う。カバー37及びフランジ部36の間には、シール部材37aが設けられる。
センサ装置40は、メータ50と、メータ50と通信を行うリモコン60と、を備える。
メータ50は、連結管30の設置部32に設けられる。メータ50は、図2及び図3に示すように、連結管30を流れる水に関する情報を検出可能に構成される。メータ50は、少なくとも流量を検出する。また、メータ50は、流量に加えて、圧力、水温、及び水の水質を検出可能に構成される。また、メータ50は、発電し、発電した電力を蓄電し、蓄電した電力により、流量の検出、圧力の検出、水温の検出、水質の検出、及び通信可能に構成される。
メータ50は、例えば、発電部51と、蓄電部52と、流量検出部53と、圧力検出部54と、温度検出部55と、水質検出部56と、第1の通信部57と、第1の記憶部58と、第1の制御部59と、を備える。
発電部51は、例えば、基部51aと、羽根車51cと、磁石51dと、コイル51eと、を備える。
基部51aは、第1の孔部33に固定可能な円筒状に構成される。基部51aの外周面には、第1の孔部33に螺合する雄ねじが形成される。
羽根車51cは、連結管30内を通過する水流を受けて一方向に回転可能に構成される。羽根車51cは、例えば、回転軸51c1と、羽根車用基部51c2と、複数の羽根51c3と、を備える。
回転軸51c1の一端部は、支持部34に固定される。
羽根車用基部51c2は、例えば、柱状に形成される。羽根車用基部51c2は、回転軸51c1を内部に配置し、かつ、回転軸51c1に回転可能に支持される。羽根車用基部51c2の一端部は、基部51a内に配置される。
羽根車用基部51c2は、例えば、柱状に形成される。羽根車用基部51c2は、回転軸51c1を内部に配置し、かつ、回転軸51c1に回転可能に支持される。羽根車用基部51c2の一端部は、基部51a内に配置される。
複数の羽根51c3は、羽根車用基部51c2の外周面に設けられる。複数の羽根51c3は、連結管30を流れる水を受けることが可能に構成される。複数の羽根51c3は、羽根車用基部51c2の周方向で等間隔に離間して配置される。
磁石51dは、羽根車51cに設けられる。磁石51dは、例えば、羽根車用基部51c2の一端部に設けられる。
コイル51eは、羽根車51cの回転に伴う磁石51dに回転よって生じる回転磁界により、電磁誘導により発電可能に構成される。コイル51eは、基部51aの周方向に並んで配置される。コイル51eは、蓄電部52に電気的に接続される。また、コイル51eは、流量検出部53に電気的に接続される。
流量検出部53は、コイル51eが生じる電圧の周波数に基づいて、流量を検出する。流量検出部53は、第1の制御部59に電気的に接続される。流量検出部53は、流量に応じた信号を第1の制御部59に送信する。
圧力検出部54は、連結管30の上部に設けられる。圧力検出部54は、例えば第2の孔部35を通して連結管30の圧力を検出可能に構成される。圧力検出部54は、第1の制御部59に電気的に接続される。圧力検出部54は、検出結果を第1の制御部59に送信する。
水質検出部56は、連結管30に設けられる。水質検出部56は、例えば第2の孔部35を通して水質を示す情報を検出可能に構成される。水質検出部56は、例えば、水のペーハーを検出可能に構成される。なお、水質検出部56は、他の例では、水の色度、濁度、導電率を検出可能に構成されてもよい。水質検出部56は、第1の制御部59に接続される。水質検出部56は、検出結果を第1の制御部59に送信する。
温度検出部55は、例えば発電部51の基部51a内に設けられる。温度検出部55は、連結管30を流れる水の温度を検出する。温度検出部55は、第1の制御部59に接続される。温度検出部55は、検出結果を第1の制御部59に送信する。
蓄電部52は、例えば、基板50aに設けられる。基板50aは、連結管30の例えば上部に固定される。蓄電部52は、コイル51eと電気的に接続される。蓄電部52は、コイル51eにより発電された電力を充電する。蓄電部52は、例えば、電気二重層コンデンサである。蓄電部52は、流量検出部53、圧力検出部54、水質検出部56、温度検出部55、第1の記憶部58、及び、第1の制御部59に電気的に接続される。蓄電部52は、流量検出部53、圧力検出部54、水質検出部56、温度検出部55、第1の記憶部58、及び、第1の制御部59に電力を供給する。
第1の通信部57は、例えば、基板50aに設けられる。第1の通信部57は、外部装置120と通信可能に構成される。また、第1の通信部57は、制御盤70と通信可能に構成される。
第1の記憶部58は、例えば、基板50aに設けられる。第1の記憶部58は、外部装置120にデータを送信する送信モードを記憶する。送信モードは、複数のモードを含む。第1の記憶部58は、送信モードとして、所定の時間間隔でデータを送信する連続モードと、外部装置120からの要求信号を受信するとデータを送信する要求時モードと、所定の時刻に送信する定刻モードと、メータ50が送信するデータが含む情報が上限値をこえると、または、下限値未満となるとデータを送信するアラームモードと、を記憶する。
また、第1の記憶部58は、各モードで用いられる閾値を記憶する。第1の記憶部58は、具体的には、連続モードで用いられる、送信の時間間隔である時間Tと、定刻モードでデータを送信する時刻と、アラームモードで用いられる、上限値U及び下限値Lと、を記憶する。
上限値Uは、メータ50が送信するデータが含む情報に応じて設定される。本実施形態では、メータ50は、一例として、流量、圧力、及び水質を送信する。第1の記憶部58は、例えば、上限値Uとして、流量の上限値U1と、圧力の上限値U2と、を記憶する。また、第1の記憶部58は、下限値Lとして、流量の下限値L1と、圧力の下限値L2と、を記憶する。
また、第1の記憶部58は、流量検出部53が検出した流量を補正する為に用いられる係数を記憶する。係数は、コイル51eに流れる電流に反比例する係数である。
また、第1の記憶部58は、流量検出部53が検出した流量を補正する為に用いられる係数を記憶する。係数は、コイル51eに流れる電流に反比例する係数である。
第1の制御部59は、例えば基板50aに設けられる。第1の制御部59は、リモコン60に、連続モード、要求時モード、定刻モード、及び、アラームモードのいずれかの送信モードでデータを送信する。また、第1の制御部59は、例えば管理サーバ等の外部装置120にもデータを送信する。
ここで、データは、メータ50が検出する情報を含む。本実施形態では、データは、情報として、流量、圧力、水質、及び流量の積算値を含む。第1の制御部59は、流量検出部53の検出結果に基づいて積算流量を算出する。第1の制御部59は、流量、積算流量、圧力、及び、水質をデジタル値に変換して、データを生成する。
また、第1の制御部59は、データに含まれる情報のうち、前回送付した値と同じである情報は、送信しない。例えば、第1の制御部59は、流量が前回送付した値と同じである場合は、流量の情報を送信しない。第1の制御部59は、圧力が前回送付した値と同じである場合は、圧力の情報を送信しない。第1の制御部59は、水質の情報が前回送付した値と同じである場合は、水質の情報を送信しない。
メータ50からデータの受信を受けるリモコン60、制御盤70、及び外部装置120は、受信したデータのうち、含まれていない情報については、前回受信した値であると同じであると認識可能に構成される。
また、第1の制御部59は、流量検出部53が検出した流量を補正する。第1の制御部59は、例えば、コイル51eに流れる電流に反比例した係数を、コイル51eが発生する電圧の周波数に乗算することで、流量を補正する。すなわち、第1の通信部57の送受信に伴い、コイル51eに生じる電流が増加することで、羽根車51cに設けられた磁石51dとコイル51eとの機械的インピーダンスが大きくなり、羽根車51cの回転速度が低下する。係数は、第1の通信部57の送受信がない場合の流量検出部53により検出された流量とのずれを補正するものである。なお、流量検出部53が、流量を補正する構成であってもよい。
また、第1の制御部59は、制御盤70に、所定の時間間隔で、流量、及び、圧力の情報を送信する。
図4に示すように、リモコン60は、メータ50に対するデータの要求信号の送信、メータ50の送信モードの設定、各閾値の設定、及び、メータ50から受信したデータを表示可能に構成される。
リモコン60は、例えば、表示部61と、設定部62と、入力部63と、第2の通信部64と、第2の制御部65と、備える。
表示部61は、メータ50から受信したデータを表示可能に構成される。また、表示部61は、メータ50の第1の記憶部58に記憶される閾値を表示可能に構成される。また、表示部61は、送信モードで用いられる閾値の変更指示を入力する際に、入力中の閾値を表示可能に構成される。
表示部61は、例えば、メータ50の送信モードと、圧力の情報と、流量の情報と、水温の情報と、水質の情報と、を表示可能に構成される。表示部61は、例えば、第1の表示部61aと、第2の表示部61bと、第3の表示部61cと、第4の表示部61dと、を備える。表示部61a、61b、61c、61dは、例えば液晶により構成される。
第1の表示部61aは、メータ50の送信モードを表示可能に構成される。例えば、メータ50の送信モードが連続モードである状態では、第1の表示部61aは、例えば「A」を表示する。メータ50の送信モードが要求時モードである状態では、第1の表示部61aは、例えば「B」を表示する。メータ50の送信モードが定刻モードである状態では、第1の表示部61aは、例えば「C」を表示する。メータ50は、送信モードがアラームモードである状態では、第1の表示部61aは、例えば「D」を表示する。
第2の表示部61bは、圧力を表示可能に構成される。第2の表示部61bは、例えば、メータ50から受信したデータに含まれる圧力、メータ50の第1の記憶部58に記憶される圧力の上限値U2及び下限値L2、並びに、圧力の上限値U2及び圧力の下限値L2の入力操作時に入力された圧力のいずれか1つを、設定部62の操作に応じて表示する。
第3の表示部61cは、流量を表示する。流量は、瞬時流量、積算流量、及び処理流量のいずれかである。第3の表示部61cは、これらを、設定部62の操作に応じて表示する。第3の表示部61cは、瞬時流量を表示する。
第4の表示部61dは、水温または水質を、設定部62の操作に応じて表示する。第4の表示部61dは、本実施形態では、水温、及び、水のペーハーを表示する。
設定部62は、表示部61に表示する情報の表示の設定の際に入力操作可能に構成される。また、設定部62は、送信モードに用いられる閾値の変更指示を入力する際に入力操作可能に構成される。設定部62は、例えば、複数のボタンにより構成される。
設定部62は、例えば、モードボタン62aと、上限圧力ボタン62bと、下限圧力ボタン62cと、積算流量ボタン62dと、処理流量ボタン62eと、PHボタン62fと、時刻ボタン62gと、を備える。
モードボタン62aは、送信モードを設定する際に操作される。上限圧力ボタン62bは、圧力の上限値U1を表示する際、または、圧力の上限値U1の入力操作する際に操作される。下限圧力ボタン62cは、圧力の下限値L1を表示する際、または、圧力の下限値L1の入力操作をする際に操作される。積算流量ボタン62dは、積算流量を表示する際に操作される。処理流量ボタン62eは、処理流量を表示する際に操作される。PHボタン62fは、水のペーハーを表示する際に操作される。時刻ボタン62gは、定刻モードの送信時刻を表示する際、または、設定する際に操作される。
入力部63は、送信モードに用いられる閾値の変更指示の入力操作を可能に構成される。入力部63は、例えば、リセットボタン63aと、入力ボタン63bと、間欠送信ボタン63cと、を備える。リセットボタン63aは、設定部62が操作されることで選択された設定対象の、すでに記憶されている情報をリセットする際に操作される。入力ボタン63bは、送信モードを変更する際、または、数値を入力する際に操作される。
間欠送信ボタン63cは、入力された設定を、メータ50に送信する際に操作される。また、要求信号をメータ50に送信する際に操作される。
第2の通信部64は、メータ50の第1の通信部57と通信可能に構成される。
第2の制御部65は、送信モードを変更する入力指示や、各種閾値の設定値を変更する入力指示を検出したときに、第2の通信部64からメータ50へ入力指示を伝送する。
第2の制御部65は、設定部62及び入力部63の操作に応じて、表示部61への表示を行う。また、第2の制御部65は、メータ50から送られたデータを表示部61に表示させる。
例えば、第2の制御部65は、第1の表示部61aに、現在設定されている送信モードを表示する。また、第2の制御部65は、モードボタン62aが操作された後に入力ボタン63bが操作されると、送信モードを変更し、変更操作中の送信モードを表示する。
また、第2の制御部65は、第2の表示部61bに、メータ50から受信したデータに含まれる圧力の情報を表示する。また、第2の制御部65は、上限圧力ボタン62bが操作されると、アラームモードで用いられる圧力の上限値U2を表示する。また、第2の制御部65は、上限圧力ボタン62bが操作された後に入力ボタン63bが操作されると、入力操作に応じて圧力の上限値U2の変更を行い、第2の表示部61bに、入力された上限圧力を表示する。また、第2の制御部65は、下限圧力ボタン62cが操作されると、アラームモードで用いられる下限値L2を表示する。また、第2の制御部65は、下限圧力ボタン62cが操作された後に入力ボタン63bが操作されると、入力操作に応じて下限値L1の変更し、第2の表示部61bに、入力された下限値L1を表示する。
また、第2の制御部65は、第3の表示部61cに、メータ50から受信したデータに含まれる流量を表示する。また、第2の制御部65は、積算流量ボタン62dが操作されると、メータ50から受信したデータに含まれる積算流量を表示する。また、第2の制御部65は、第3の表示部61cは、設定部62の処理流量ボタン62eが操作されると、処理流量を表示する。また、第2の制御部65は、例えば、処理流量ボタン62eが操作されると、第3の表示部61cに処理流量を表示する。
また、第2の制御部65は、第4の表示部61dに、メータ50から受信したデータに含まれる水温を表示する。第2の制御部65は、PHボタン62fが操作されると、メータ50から受信したデータに含まれるペーハーを第4の表示部61dに表示する。
制御盤70は、図1に示すように、メータ50からの流量及び圧力に基づいて、ポンプ装置20を制御する。具体的には、制御盤70は、第3の通信部71と、第3の記憶部72と、第3の制御部73と、を備える。
第3の通信部71は、メータ50から信号を受信可能に構成される。第3の記憶部72は、停止流量、起動圧力、及び、ポンプ装置20を駆動する為の各種プログラムを記憶する。
第3の制御部73は、メータ50からの信号に基づいて停止流量を検出すると、ポンプ装置20の駆動を停止する。また、第3の制御部73は、メータ50からの信号に基づいて、起動圧力を検出すると、ポンプ装置20を起動する。また、第3の制御部73は、第3の記憶部72に記憶される各種プログラムに基づいて、ポンプ装置20を制御する。
次に給水装置10の動作の一例を説明する。
メータ50の圧力検出部54は、連結管30内の圧力を検出し、検出結果を第1の制御部59に送信する。流量検出部53は、コイル51eが発生する電圧の周波数に基づいて、流量を検出する。流量検出部53は、検出結果を第1の制御部59に送信する。温度検出部55は、連結管30内の温度を検出する。温度検出部55は、検出結果を第1の制御部59に送信する。水質検出部56は、連結管30内の水の水質を検出する。水質検出部56は、検出結果を第1の制御部59に送信する。
メータ50の圧力検出部54は、連結管30内の圧力を検出し、検出結果を第1の制御部59に送信する。流量検出部53は、コイル51eが発生する電圧の周波数に基づいて、流量を検出する。流量検出部53は、検出結果を第1の制御部59に送信する。温度検出部55は、連結管30内の温度を検出する。温度検出部55は、検出結果を第1の制御部59に送信する。水質検出部56は、連結管30内の水の水質を検出する。水質検出部56は、検出結果を第1の制御部59に送信する。
メータ50の第1の制御部59は、予め設定された時間間隔で、流量及び圧力を第1の通信部57から制御盤70に送信する。
制御盤70は、メータ50から受信したデータに基づいて、ポンプ装置20の始動圧力を検出するとポンプ装置20を始動し、第3の記憶部72に記憶されたプログラムに基づいて制御する。また、制御盤70は、メータ50から受信したデータに基づいて、停止流量を検出すると、ポンプ装置20の駆動を停止する。
また、給水先で水が使用されることで連結管30を水が流れると、水が羽根車51cを通過することで、羽根車51cが回転する。羽根車51cが回転することで、磁石51dが回転する。磁石51dが回転することで、回転磁界が発生し、コイル51eが発電する。コイル51eにより発電された電力は、蓄電部52に充電される。
蓄電部52は、流量検出部53、圧力検出部54、水質検出部56、第1の通信部57、第1の記憶部58、及び第1の制御部59に電力を供給する。
また、メータ50は、設定されている送信モードに従って、外部装置120にデータを送信する。メータ50は、外部装置120の1つであるリモコン60から、送信モードの変更の指示を受信すると、当該指示に応じて送信モードを設定する。
メータ50は、連続モードである状態では、予め設定された時間Tの間隔で、リモコン60及び外部装置120に、データを送信する。
メータ50は、要求時モードである状態では、リモコン60から要求信号を受信すると、リモコン60及び外部装置120にデータを送信する。
メータ50は、要求時モードである状態では、リモコン60から要求信号を受信すると、リモコン60及び外部装置120にデータを送信する。
メータ50は、定刻モードである状態では、予め設定された時刻に、リモコン60及び外部装置120にデータを送信する。
メータ50は、アラームモードである状態では、流量が、上限値U1を超えると、または、下限値L1未満となると、外部装置120にデータ及びアラームを送信する。また、メータ50は、アラームモードである状態では、圧力が、上限値U2を超えると、または、下限値L2未満となると、外部装置120にデータ及びアラームを送信する。
メータ50は、アラームモードである状態では、流量が、上限値U1を超えると、または、下限値L1未満となると、外部装置120にデータ及びアラームを送信する。また、メータ50は、アラームモードである状態では、圧力が、上限値U2を超えると、または、下限値L2未満となると、外部装置120にデータ及びアラームを送信する。
また、メータ50は、上述の各送信モードにおいて、データに含まれる各情報のうち、前回送付したときの値と同じ値である情報については、送信しない。
このように構成される給水装置10によれば、メータ50は、要求時モードを有する。この為、要求時モードがセンサメータ及び外部装置120との間の通信は、外部装置120からの要求時のみとなるので、通信に係る電力の消費を低減できる。
この為、蓄電部52の電力の消費を低減できる。
この為、蓄電部52の電力の消費を低減できる。
また、メータ50は、データに含まれる複数の情報のうち、前回送付時と同じ値の情報については、送信しない。この為、データ送信の頻度が低減されるので、通信に係る電力を小さくできる。
また、メータ50は、送信モードとして定刻モードを有するので、定刻に外部装置120にデータを送信できる。さらに、データ送信の頻度を抑えられるので、蓄電部52の電力の消費を低減できる。
また、メータ50は、アラームモードを有するので、圧力が上限値U1を超えると、流用が上限値U2を超えると、圧力が下限値L1未満となると、または、流量が下限値L2未満となると、データ及びアラームを送信する。この為、外部装置120等で、圧力及び流量が上限値を超えたこと、または、圧力及び流量が下限値未満となったことを把握できる。さらに、データ送信の頻度を抑えられるので、蓄電部52の電力の消費を低減できる。
また、メータ50は、水質を検出し、水質を送信可能に構成される。この為、外部装置120は、水質を把握することが可能となる。
また、メータ50は、流量検出部53により検出される流量を補正するので、正確な流量を検出することが可能となる。
また、蓄電部52は、電気二重層コンデンサが用いられる。電気二重層コンデンサは、小型で大容量であり、電圧保持特性に優れている。さらに、電気二重層コンデンサは、最大等価直列抵抗が低く、大電流での充放電が可能である。さらに、電気二重層コンデンサは、2次電池に比較して長寿命である。さらに、電気二重層コンデンサは、充放電サイクルが短い使用に好適であるので、本実施形態のように給水装置10の水の流れにより充電する構成に好適である。さらに、電気二重層コンデンサは、気中放電をするので、廃棄時に充電状態が維持されることがない。この為、自然発火の可能性を小さくできる。
なお、上述した例では、メータ50は、流量、圧力、水温、及び水質を検出する構成が一例として説明されたが、これに限定されない。他の例では、メータ50は、さらに、積算流量を算出し、積算流量が、予め設定された閾値を超えると外部装置120に信号を送信し、かつ、積算流量をリセットする構成であってもよい。
具体的には、第1の記憶部58は、信号の送信の有無を判定するための閾値T1と、積算流量が閾値T1を超えると信号を送信するサイクルモードと、を記憶する。第1の制御部59は、流量検出部53が検出する流量に基づいて積算流量を算出し、第1の記憶部58に記憶する。第1の制御部59は、積算流量が閾値T1を超えると、第1の通信部57から外部装置120に信号を送信する。さらに、第1の制御部59は、積算流量が閾値T1を超えると、第1の記憶部58に記憶された積算流量をリセットする。ここで、積算流量をリセットするとは、積算流量を「0」にすることである。
この変形例に係るメータ50は、例えば、濾過装置に用いられてもよい。メータ50は、濾過装置に用いられる場合、例えば、濾過槽の濾過材を逆洗する指示を送信することが可能となる。
メータ50は、例えば、濾過槽により処理した処理水の積算流量を検出可能に設けられる。メータ50は、例えば、濾過槽の二次側であって、濾過槽により濾過された水が流れる配管に設けられる。
メータ50の第1の記憶部58には、信号の送信の有無の判定の為の閾値T1として、濾過槽の逆洗を要する処理水の積算流量が記憶される。メータ50は、サイクルモードに設定される。
第1の制御部59は、濾過槽で処理された処理水の積算流量を算出して第1の記憶部58に記憶する。第1の制御部59は、濾過槽で処理された処理水の積算流量が閾値T1を超えると、濾過装置の制御部に信号を送信する。濾過装置の制御部は、メータ50からの信号を受信すると、逆洗運転を行う。
または、メータ50は、熱量収支を算出可能に構成されてもよい。例えば、メータ50は、流量、温度変化、及び時間に基づいて、メータ50を通過する液体の熱量収支を算出できる。
第1の記憶部58は、例えば、時間として、熱量収支を送付する時間間隔、または、時刻が記憶される。また、第1の記憶部58は、熱量収支を送信する熱量収支送信モードが記憶される。第1の制御部59は、熱量収支送信モードでは、熱量収支を算出して、外部装置に送信する。このように構成されるメータ50は、例えば、空調装置に用いることが可能である。
また、上述の例では、給水装置10は、1つのポンプ装置20を備える構成が一例として説明されたが、これに限定されない。他の例では、複数のポンプ装置20を備え、これら複数のポンプ装置20の二次側が合流管により合流し、かつアキュムレータを備える構成であってもよい。
図5は、複数のポンプ装置20を備える構成の一例を示す正面図である。図5に示すように、給水装置10Aは、複数のポンプ装置20と、複数の連結管30と、センサ装置40Aと、合流管80と、アキュムレータ90と、圧力検出部100と、制御盤70と、を備える。
合流管80は、2つの連結管30が逆止弁81を介して接続される。逆止弁81は、ポンプ側から合流管80への水の流れを許容し、合流管80からポンプ側への水の流れを規制する。合流管80の二次側には、配管が接続される。配管は、合流管80の二次側の流路の一部を構成する。
アキュムレータ90は、2台のポンプの二次側に接続される。アキュムレータ90は、例えば合流管80に接続される。
センサ装置40Aは、複数のポンプ21のそれぞれの二次側に設けられてポンプ21の二次側の水の情報を検出するメータ50Aと、メータ50Aと通信を行うリモコン60と、を備える。
メータ50Aは、連結管30の設置部32に設けられる。メータ50Aは、連結管30を流れる水に関する情報を検出可能に構成される。メータ50Aは、例えば、流量、水温、及び水の水質を検出可能に構成される。メータ50Aは、例えば、メータ50から、圧力検出部54を除いた構成である。
圧力検出部100は、例えば合流管80に設けられえる。圧力検出部100は、合流管80内の圧力を検出可能に構成される。圧力検出部100は、制御盤70に電気的に接続される。圧力検出部54は、検出結果を制御盤70に送信する。
制御盤70は、図1に示すように、メータ50Aからの流量、及び、圧力検出部100からの圧力に基づいて、ポンプ装置20を制御する。制御盤70は、2つのメータ50Aからのデータに流量を合算した値を、流量として用いる。
この変形例では、アキュムレータ90を備えることで、圧力変動を小さくすることが可能となる。この為、メータ50が送信するデータに含まれる圧力値が前回値と同じ値となる状態が多く生じるようになることから、データ送信の頻度が低減できる。
また、上述の例では、給水装置10は、1つの配管系統に1つのメータ50が設けられる構成が一例として説明された。ここで、配管系統とは、流量及び圧力の少なくとも一方が同じ値となる配管系統である。
例えば図1に2点鎖線で示すように1つの配管系統に複数のメータ50が設けられてもよい。換言すると、同一の配管系統に複数のメータ50が設けられてもよい。
図1では、変形例の一例として、2点鎖線で示す1つのメータ50と、実線で示す1つのメータ50と、の2つのメータ50を備える構成が示されている。また、図1に示す、複数のメータ50が設けられる1つの配管系統は、一例として連結管30により構成される。連結管30により構成される配管系統は、少なくとも流量が同じとなる同一配管系統である。
これら複数のメータ50は、2点鎖線で示すようにメータシステム130を構成する。これら複数のメータ50のそれぞれが個体識別情報を有する。個体識別情報は、例えば番号である。第1の記憶部58は、個体識別情報を記憶する。そして、同一配管系統に設けられる複数のメータ50の1つは、主メータとして設定され、他のメータ50は、副メータとして設定される。主メータとして設定されているメータ50の第1の制御部59は、副メータとして設定されているメータ50の第1の制御部59と通信をすることで、例えば、主メータとして設定されているメータ50の蓄電部52の蓄電電圧、及び、副メータとして設定されているメータ50の蓄電部52の蓄電電圧を比較して最も蓄電電圧の高いメータ50を、代表のメータとして選定する。代表のメータは、データをリモコン60及び外部装置120に送信するデータ送信メータである。そして、代表のメータは、データをリモコン60及び外部装置120にデータを送信する。
なお、メータシステム130の代表として選定されたメータ50は、メータシステム130を構成する複数のメータ50の検出する項目のうち検出値が同一となる項目の検出値のみを送信する構成であってもよい。
例えば、本実施形態では、データは、一例として、情報として、流量、圧力、水質、及び流量の積算値を含む。例えば、図1に示すメータシステム130では、メータシステム130を構成する複数のメータ50が設けられる配管系統となる連結管30は、流量が同じとなる配管系統である。
この為、代表に選定されたメータ50は、データとして、流量、及び、流量の積算値を送信し、水質及び圧力の情報を送信しなくてもよい。例えば、図1に示すメータシステム130を構成する複数のメータ50が検出する水質も同じである場合は、データとして、水質の情報も送信してもよい。
また、同一配管系統に複数のメータ50が設けられる構成として、例えば、1つの流路から1以上分岐された流路を備え、この1つの流路及び1以上分岐された流路のそれぞれの圧力が同じであり、この1つの流路及び1以上分岐された流路のそれぞれにメータ50が設けられてもよい。ここで、流路は、例えば、管により構成される。
換言すると、並列となる複数の流路を有し、これら複数の流路の圧力が同じとなる構成において、これら並列となる流路が、圧力が同じとなる同一配管系統を構成する。
この構成の場合、これら複数のメータ50がメータシステム130を構成する。1つの流路、及び、この流路から分岐した1以上の流路は、圧力が同一となる同一配管系統を構成する。
このように構成されるメータシステム130では、代表に選定されたメータ50は、リモコン60及び外部装置120にデータを送信する。データは、例えば、メータシステム130を構成する複数のメータ50の検出項目のうち検出値が同じとなる項目である圧力の検出値のみであってもよい。
図1では、変形例の一例として、2点鎖線で示す1つのメータ50と、実線で示す1つのメータ50と、の2つのメータ50を備える構成が示されている。また、図1に示す、複数のメータ50が設けられる1つの配管系統は、一例として連結管30により構成される。連結管30により構成される配管系統は、少なくとも流量が同じとなる同一配管系統である。
これら複数のメータ50は、2点鎖線で示すようにメータシステム130を構成する。これら複数のメータ50のそれぞれが個体識別情報を有する。個体識別情報は、例えば番号である。第1の記憶部58は、個体識別情報を記憶する。そして、同一配管系統に設けられる複数のメータ50の1つは、主メータとして設定され、他のメータ50は、副メータとして設定される。主メータとして設定されているメータ50の第1の制御部59は、副メータとして設定されているメータ50の第1の制御部59と通信をすることで、例えば、主メータとして設定されているメータ50の蓄電部52の蓄電電圧、及び、副メータとして設定されているメータ50の蓄電部52の蓄電電圧を比較して最も蓄電電圧の高いメータ50を、代表のメータとして選定する。代表のメータは、データをリモコン60及び外部装置120に送信するデータ送信メータである。そして、代表のメータは、データをリモコン60及び外部装置120にデータを送信する。
なお、メータシステム130の代表として選定されたメータ50は、メータシステム130を構成する複数のメータ50の検出する項目のうち検出値が同一となる項目の検出値のみを送信する構成であってもよい。
例えば、本実施形態では、データは、一例として、情報として、流量、圧力、水質、及び流量の積算値を含む。例えば、図1に示すメータシステム130では、メータシステム130を構成する複数のメータ50が設けられる配管系統となる連結管30は、流量が同じとなる配管系統である。
この為、代表に選定されたメータ50は、データとして、流量、及び、流量の積算値を送信し、水質及び圧力の情報を送信しなくてもよい。例えば、図1に示すメータシステム130を構成する複数のメータ50が検出する水質も同じである場合は、データとして、水質の情報も送信してもよい。
また、同一配管系統に複数のメータ50が設けられる構成として、例えば、1つの流路から1以上分岐された流路を備え、この1つの流路及び1以上分岐された流路のそれぞれの圧力が同じであり、この1つの流路及び1以上分岐された流路のそれぞれにメータ50が設けられてもよい。ここで、流路は、例えば、管により構成される。
換言すると、並列となる複数の流路を有し、これら複数の流路の圧力が同じとなる構成において、これら並列となる流路が、圧力が同じとなる同一配管系統を構成する。
この構成の場合、これら複数のメータ50がメータシステム130を構成する。1つの流路、及び、この流路から分岐した1以上の流路は、圧力が同一となる同一配管系統を構成する。
このように構成されるメータシステム130では、代表に選定されたメータ50は、リモコン60及び外部装置120にデータを送信する。データは、例えば、メータシステム130を構成する複数のメータ50の検出項目のうち検出値が同じとなる項目である圧力の検出値のみであってもよい。
また、上述の例では、メータ50は、給水装置10の制御盤70に、外部装置120との通信として設定される複数の送信モードとは別に、データを送信する構成が一例として説明されたが、これに限定されない。他の例では、メータ50は、連続モードにより制御盤70にデータを送信する構成であってもよい。
また、上述の例では、蓄電部52は、メータ50が有する構成に電力を供給する構成が一例として説明されたが、これに限定されない。他の例では、蓄電部52は、メータ50以外の機器に電力を供給してもよい。
また、上述の例では、メータ50は、水の情報を検出する機器、例えば流量検出部53、圧力検出部54、温度検出部55及び水質検出部56を備える構成が一例として説明されたが、これに限定されない。他の例では、水の情報を検出する構成に加えて、他の機器を備え、この機器に蓄電部52から電力を供給する構成であってもよい。他の機器は、例えば照明装置である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…給水装置、10A…給水装置、20…ポンプ装置、21…ポンプ、22…モータ、30…連結管、31…連結管本体、32…設置部、33…第1の孔部、34…支持部、35…第2の孔部、36…フランジ部、37…カバー、37a…シール部材、40…センサ装置、40A…センサ装置、50…メータ、50a…基板、50A…メータ、51…発電部、51a…基部、51c…羽根車、51c1…回転軸、51c2…羽根車用基部、51c3…羽根、51d…磁石、51e…コイル、52…蓄電部、53…流量検出部、54…圧力検出部、55…温度検出部、56…水質検出部、57…第1の通信部、58…第1の記憶部、59…第1の制御部、60…リモコン、61…表示部、61a…第1の表示部、61b…第2の表示部、61c…第3の表示部、61d…第4の表示部、62…設定部、62a…モードボタン、62b…上限圧力ボタン、62c…下限圧力ボタン、62d…積算流量ボタン、62e…処理流量ボタン、62f…PHボタン、62g…時刻ボタン、63…入力部、63a…リセットボタン、63b…入力ボタン、63c…間欠送信ボタン、64…第2の通信部、65…第2の制御部、70…制御盤、71…第3の通信部、72…第3の記憶部、73…第3の制御部、80…合流管、81…逆止弁、90…アキュムレータ、100…圧力検出部、120…外部装置。
Claims (12)
- 配管に設けられるメータであって、
前記配管内の液体の流れにより回転する羽根車と、
前記羽根車に設けられた磁石と、
前記磁石の回転により生じる回転磁界により発電するコイルと、
前記コイルで発電された電力を蓄電する蓄電部と、
前記蓄電部からの電力により駆動し、前記コイルが発生する電圧の周波数に基づいて流量を検出する流量検出部と、
前記蓄電部からの電力により駆動し、リモコンと通信を行う通信部と、
前記蓄電部からの電力により駆動し、所定の時間間隔で前記リモコンに、前記流量検出部の検出結果に基づく情報を含むデータを送信する連続モード、及び、前記リモコンからの要求信号を前記通信部により受信すると前記リモコンに前記データを送信する要求時モードを含む送信モード、並びに、前記送信モードに用いられる閾値を記憶する記憶部と、
前記蓄電部からの電力により駆動し、前記データを生成し、前記送信モードのうち前記リモコンにより設定されたモードで、前記通信部により前記リモコンと通信を行う制御部と、
を備えるメータ。 - 前記蓄電部からの電力により駆動し、前記配管内の圧力を検出する圧力検出部を具備し、
前記データは、前記圧力検出部の検出結果に基づく情報を含む、
請求項1に記載のメータ。 - 前記制御部は、前記データが含む情報のうち、前回送付時から変化していない情報については、送信しない、請求項1に記載のメータ。
- 前記記憶部は、所定の時刻、及び前記所定の時刻に送信する定刻モードを記憶し、
前記送信モードは、前記定刻モードを含む、
請求項1に記載のメータ。 - 前記記憶部は、前記閾値である前記情報の上限値及び下限値、並びに、前記情報が前記上限値を超えると、または、前記情報が前記下限値未満となると前記データ及びアラームを送信するアラームモードを記憶し、
前記送信モードは、前記アラームモードを含み、
前記制御部は、前記アラームモードが設定されると、前記情報と、前記上限値及び前記下限値を比較する、
請求項1に記載のメータ。 - 前記データは、前記液体の積算流量を含み
前記記憶部は、前記閾値である前記積算流量の上限値、及び、前記積算流量が前記上限値を超えると前記リモコンに信号を送信する信号モードを記憶し、
前記送信モードは、前記信号モードを含み、
前記制御部は、前記リモコンにより信号送信モードが設定されると、前記流量検出部の検出結果に基づいて前記積算流量を算出して前記記憶部に記憶し、前記積算流量が前記上限値を超えると前記信号を送信して前記積算流量をリセットする、
請求項1に記載のメータ。 - 前記蓄電部から供給される電力により駆動し、前記液体の温度を検出する温度センサを備え、
前記記憶部は、前記液体の熱量収支を送信する熱量収支モードを記憶し、
前記送信モードは、前記熱量収支モードを含み、
前記制御部は、前記熱量収支モードが設定されると、前記温度センサの検出結果、及び、前記流量に基づいて前記液体の熱量収支を算出する、
請求項1に記載のメータ。 - 前記蓄電部からの電力により駆動する、前記液体の性質を検出する水質センサを備え、
前記データは、前記水質センサの検出結果に基づく情報を含む、
請求項1に記載のメータ。 - 前記制御部は、前記コイルが発生する電圧の周波数に、前記コイルに流れる電流に反比例した係数を乗算して、前記流量を補正する、
請求項1に記載のメータ。 - 前記制御部は、前記リモコンより前記送信モードに用いられる閾値変更指示を受信すると、前記記憶部に記憶される前記閾値を変更する、請求項1に記載のメータ。
- 請求項1乃至請求項9のいずれか1項のメータと、
前記リモコンと、
を備えるセンサ装置。 - 同一配管系統に設けられる副メータ及び主メータを具備し、
前記副メータは、配管内の液体の流れにより回転する羽根車と、前記羽根車に設けられた磁石と、前記磁石の回転により生じる回転磁界により発電するコイルと、前記コイルで発電された電力を蓄電する蓄電部と、前記蓄電部からの電力により駆動し、前記コイルが発生する電圧の周波数に基づいて流量を検出する流量検出部と、前記蓄電部からの電力により駆動し、リモコンと通信を行う通信部と、前記蓄電部からの電力により駆動し、所定の時間間隔で前記リモコンに、前記流量検出部の検出結果に基づく情報を含むデータを送信する連続モード、及び、前記リモコンからの要求信号を前記通信部により受信すると前記リモコンに前記データを送信する要求時モードを含む送信モード、個体識別情報、並びに、前記送信モードに用いられる閾値を記憶する記憶部と、前記蓄電部からの電力により駆動し、前記データを生成する副制御部と、を備え、
前記主メータは、前記羽根車と、前記磁石と、前記コイルと、前記蓄電部と、前記流量検出部と、前記記憶部と、前記蓄電部からの電力により駆動し、前記データを生成する主制御部と、を備え、
前記主制御部は、前記副制御部と通信により、前記データを送信するデータ送信メータを選定し、
前記主メータ及び前記副メータのうち、前記データ送信メータに選定された方は、前記送信モードのうち前記リモコンにより設定されたモードで、前記通信部により前記リモコンに前記データを送信する、
メータシステム。
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