以下に説明する例示的な無線通信システムおよびデバイスは、無線通信システムを採用し、ブロードキャストサービスをサポートする。無線通信システムは、音声、データ等の様々なタイプの通信を提供するように広く展開されている。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時間分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)LTE(Long Term Evolution)無線アクセス、3GPP LTE−AもしくはLTE−Advanced(Long Term Evolution Advanced)、3GPP2 UMB(Ultra Mobile Broadband)、WiMax、5Gのための3GPP NR(New Radio)無線アクセス、または他の何らかの変調技術に基づくことができる。
特に、以下に説明する例示的な無線通信システムおよびデバイスは、本明細書において3GPPと呼ばれる「第3世代パートナーシップ・プロジェクト」という名称のコンソーシアムにより提示される標準などの1つ以上の標準をサポートするように設計されてよく、その標準は:Final Report of 3GPP TSG RAN WG1 #90bis v1.0.0 (Prague, Czech Rep, 9th - 13th October 2017); RP−193196; 3GPP TS 38.212 V16.1.0 (2020−03), “3GPP TSG RAN; NR Physical channels and modulation (Release 16)”; 3GPP TS 38.214 V16.1.0 (2020−03), “3GPP TSG RAN; NR Physical channels and modulation (Release 16)”; Draft 3GPP TS 38.321 V16.0.0 (2020−03), “3GPP TSG RAN; NR Medium Access Control (MAC) protocol specification (Release 16)”; R1−1909942, Final Report of 3GPP TSG RAN WG1 #98 v1.0.0 (Prague, Czech Rep, 26th - 30th August 2019); R1−1908468, Samsung; R1−2005144, Samsung; 3GPP TS 38.331 V16.0.0 (2020−03), “3GPP TSG RAN; NR Radio Resource Control (RRC) protocol specification (Release 16)”を含む。上記に挙げた標準および文書は、その全体が参照により本明細書に明示的に援用される。
図1は、本開示の1つ以上の実施形態による多重アクセス無線通信システムを表す。アクセスネットワーク100(AN)は、複数のアンテナグループを含み、あるグループは104および106、別のグループは108および110、また別のグループは112および114を含む。図1においては、各アンテナグループに対して、アンテナが2つしか示されていないが、より多くのあるいはより少ないアンテナが各アンテナグループに利用されてよい。アクセス端末116(AT)は、アンテナ112および114と通信しており、アンテナ112および114は、順方向リンク120を介して情報をアクセス端末116に送信すると共に、逆方向リンク118を介して情報をアクセス端末116から受信している。アクセス端末(AT)122は、アンテナ106および108と通信しており、アンテナ106および108は、順方向リンク126を介して情報をアクセス端末(AT)122に送信すると共に、逆方向リンク124を介して情報をアクセス端末(AT)122から受信している。周波数分割複信(FDD)システムにおいては、通信リンク118、120、124、および126は通信に異なる周波数を使用してもよい。例えば、順方向リンク120では、逆方向リンク118によって使用される周波数とは異なる周波数を使用してもよい。
アンテナの各グループおよび/またはアンテナが通信するように設計されたエリアは、アクセスネットワークのセクターと称することが多い。本実施形態において、アンテナグループは各々、アクセスネットワーク100によってカバーされるエリアのセクターにおいて、アクセス端末と通信するように設計されてもよい。
順方向リンク120および126を介した通信において、アクセスネットワーク100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116および122に対する順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用してよい。また、そのカバレッジにランダムに分散したアクセス端末に送信するためにビームフォーミングを使用するアクセスネットワークは、単一のアンテナを通じてすべてのそのアクセス端末への送信を行うアクセスネットワークよりも、隣接セルのアクセス端末への干渉を少なくする。
アクセスネットワーク(AN)は、端末と通信するのに使用される固定局または基地局でよく、アクセスポイント、Node B、基地局、拡張型基地局、eNB(eNodeB)、gNB(Next Generation NodeB)または別の何らかの専門用語で呼ばれることもある。アクセス端末(AT)は、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、または別の何らかの専門用語で呼ばれることもある。
図2は、多入力多出力(MIMO)システム200における送信機システム210(アクセスネットワークとしても知られている)および受信機システム250(アクセス端末(AT)またはユーザ機器(UE)としても知られている)の実施形態を表す。送信機システム210では、ある数のデータストリームに対するトラフィックデータがデータ源212から送信(TX)データプロセッサ214に提供されてもよい。
一実施形態において、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータプロセッサ214は、データストリームに対して選択された特定の符号化方式に基づいて、各データストリームについてのトラフィックデータをフォーマット、符号化、およびインターリーブして、符号化データを提供する。
各データストリームについての符号化データが、直交周波数分割多重(OFDM)技術を使用してパイロットデータと多重化されてもよい。パイロットデータは、代表的には、既知の方式で処理される既知のデータパターンとしてもよく、受信機システムでチャネル応答を推定するのに使用されてもよい。そして、各データストリームについての多重化パイロットおよび符号化データが、データストリームについて選択される特定の変調スキーム(例えば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M値位相偏移変調(M−PSK)、またはM値直交振幅変調(M−QAM))に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)されて、変調シンボルを提供する。各データストリームについてのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ230により実行される命令によって決定されてもよい。
そして、すべてのデータストリームについての変調シンボルはTX MIMOプロセッサ220に提供され、これが(例えば、OFDMについての)変調シンボルをさらに処理してよい。そして、TX MIMOプロセッサ220は、NT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)222a〜222tに提供する。特定の実施形態において、TX MIMOプロセッサ220は、ビームフォーミング加重をデータストリームのシンボルおよびシンボルが送信されているアンテナに適用する。
各送信機222は、各シンボルストリームを受信および処理して1つ以上のアナログ信号を提供し、さらに、アナログ信号を調節(例えば、増幅、フィルタリング、および/またはアップコンバート)して、MIMOチャネルを介した送信に適した変調信号を提供する。そして、送信機222a〜222tからのNT個の変調信号がそれぞれ、NT個のアンテナ224a〜224tから送信されてもよい。
受信機システム250においては、送信された変調信号はNR個のアンテナ252a〜252rによって受信され、各アンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a〜254rに提供されてもよい。各受信機254は、それぞれの受信信号を調節(例えば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)して、調節された信号をデジタル化してサンプルを提供し、および/またはさらに、サンプルを処理して対応する「受信」シンボルストリームを提供してもよい。
そして、RXデータプロセッサ260は、特定の受信機処理技術に基づいて、NR個の受信機254からのNR個の受信シンボルストリームを受信および処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを提供する。そして、RXデータプロセッサ260は、各検出シンボルストリームを復調、デインターリーブ、および/または復号して、データストリームについてのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ260による処理は、送信機システム210でのTX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214により実行される処理と相補的である。
プロセッサ270は、どのプリコーディングマトリクス(後述)を使用するかを定期的に決定してもよい。プロセッサ270は、マトリクス・インデックス部分およびランク値部分を含む逆方向リンクメッセージを構築する。
逆方向リンクメッセージが、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を含んでもよい。そして、逆方向リンクメッセージが、データ源236からのある数のデータストリームについてのトラフィックデータも受信し得るTXデータプロセッサ238により処理され、変調器280により変調され、送信機254a〜254rにより調節され、および/または送信機システム210に送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号がアンテナ224により受信され、受信機222により調節され、復調器240により復調され、RXデータプロセッサ242により処理されて、受信機システム250により送信された逆方向リンクメッセージを抽出する。そして、プロセッサ230が、ビームフォーミング加重を決定するためにどのプリコーディングマトリクスを使用するかを決定してもよく、そして、抽出されたメッセージを処理してもよい。
図3を参照すると、この図は、本開示の主題による通信デバイスの代替的な簡易機能ブロック図を表す。図3に示されるように、無線通信システムにおける通信デバイスは、図1のUE(もしくはAT)116および122または図1の基地局(もしくはAN)100を実現するのに利用可能であり、無線通信システムがLTEシステムまたはNRシステムであってもよい。通信デバイスは、入力デバイス302、出力デバイス304、制御回路306、中央演算処理装置(CPU)308、メモリ310、プログラムコード312、およびトランシーバ314を含んでよい。制御回路306は、CPU308を介してメモリ310内のプログラムコード312を実行することにより、通信デバイスの動作を制御する。通信デバイス300は、キーボード、キーパッド等の入力デバイス302を介してユーザにより入力された信号を受信することができ、モニタ、スピーカ等の出力デバイス304を介して画像および音声を出力することができる。トランシーバ314は、無線信号を受信および送信するのに使用され、受信信号を制御回路306に伝達すると共に、制御回路306により生成された信号を無線で出力する。無線通信システムにおける通信デバイス300は、図1のAN100を実現するのにも利用可能である。
図4は、本開示の主題による図3に示すプログラムコード312の簡易ブロック図である。この実施形態において、プログラムコード312は、アプリケーションレイヤ400と、レイヤ3部分402と、レイヤ2部分404とを含み、レイヤ1部分406に結合されている。レイヤ3部分402が無線リソース制御を実行してもよい。レイヤ2部分404がリンク制御を実行してもよい。レイヤ1部分406が物理的接続を実行および/または実装する。
LTEにおけるFeLAA (Further enhanced Licensed Assisted Access LAA)におけるAUL−DFI (Autonomous−Downlink Feedback Indication (DFI))の詳細は、3GPP TSG RAN WG1 #90bis v1.0.0のFinal Reportにおいて提供されており、その一部を以下に引用する:
[外1]
NR−U(NR−Unlicensed)ステータスレポートでは、RP−193196は複数のワーキンググループからのNR−Uの3GPP進捗を指定している。
RP−193196の一部を以下に引用する:
[外2]
DCI(Downlink Control Information)におけるDFI(例えば、設定済グラント(CG)−DFI)関連フィールドの詳細は、3GPP TS 38.212 V16.1.0 (2020−03)において提供されており、その一部を以下に引用する:
[外3]
免許不要のセルにおけるPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)伝送の詳細は、3GPP TS 38.214 V16.1.0(2020−03)において提供されており、その一部を以下に引用する:
[外4]
NRにおけるMAC(Medium Access Control)プロトコル仕様の詳細は、Draft 3GPP TS 38.321 v16.0.0において提供されており、
その一部を以下に引用する:
[外5]
3GPP RAN1 #98会議において、NR−UにおけるCGとDFIについての合意がなされ、その合意はR1−1909942から引用される:
[外6]
R1−1908468の一部を以下に引用する:
[外7]
R1−2005144の一部を以下に引用する:
[外8]
3GPP TS 38.331 V16.0.0(2020−03)の一部を以下に引用する:
[外9]
LTE (例えば、LAA(LTE License−Assisted Access)、eLAA(LTE enhanced License−Assisted Access)及び/又はFeLAA(LTE further enhanced License−Assisted Access))において、DFI(Downlink Feedback Indication)(例えば、AUL−DFI(autonomous DFI))などのHARQ−ACK (HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)−ACK(Acknowledgement))フィードバック(例えば、明示的HARQ−ACKフィードバック)が、自律上りリンク伝送(例えば、自律上りリンク再送)のために導入されている。HARQ−ACKフィードバック(例えば、AUL−DFI)は、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)によって搬送される16ビットを含むビットマップであってもよい。いくつかの例において、ビットマップの各ビットは、免許不要のセルのためのHARQプロセス(HP)に関連付けられる。いくつかの例において、UEが、免許不要のセルに対する1つ以上の設定済グラント(CG)に関連付けられた1つ以上のHARQプロセスに対して、NACK(egative Acknowledgement)を示すAUL−DFIを受信したことに応答して、UEは、1つ以上のHARQプロセスに関連付けられた自律的な再送を行うことができる。
DFIはまた、NR−U(NR−Unlicensed)にも導入されている。LTE (例えば、LTE LAA、LTE eLAA及び/又はLTE FeLAA)とは異なり、NR−Uでは、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を処理し、対応するDFIを生成するためのネットワークに対する検証時間、処理時間、ラウンドトリップ時間及び/又は最小DFI時間遅延(例えば、cg−minDFIDelay−r16)が、PUSCHの終了シンボルからDFIを搬送するPDCCHの開始シンボルまで定義されてもよい。例えば、DFIを搬送するPDCCHの開始シンボルとHARQプロセスi(例えば、iに対応するHARQプロセス番号/IDを備えたHARQプロセス)に関連付けられたPUSCHの終了シンボルと間の間隔がcg−minDFIDelay−r16より小さい場合、HARQプロセスiに関連付けられたDFIは有効ではない(及び/又は、UE及び/又はネットワークは、間隔がcg−minDFIDelay−r16より小さいことに基づいて、DFIがHARQプロセスiに関連付けられた有効なHARQ情報を含まないと判定することがある)。用語「HARQプロセス番号/ID」は、HARQプロセスのHARQプロセス番号及び/又はHARQプロセスアイデンティティ(ID)に対応し得る。いくつかの例において、間隔がcg−minDFIDelay−r16よりも小さい場合、UEはHARQプロセスiに関連付けられた再送を実行しないことがある(及び/又は、UEは、HARQプロセスiに関連付けられた再送を実行するかどうかを判定するためにDFIを使用しないことがある)、及び/又は、UEは、HARQプロセスiに関連付けられた伝送(例えば、PUSCH伝送)がネットワークによって正常に受信されたと考えないことがある(及び/又は、UEは、HARQプロセスiに関連付けられた伝送がネットワークによって正常に受信されたかどうかを判定するためにDFIを使用しないことがある)。検証時間(例:cg−minDFIDelay−r16)は、設定済グラント設定(例えば、各設定済グラント設定)に関連付けられてもよく、設定済グラント設定に基づいて判定されてもよい。
代替的及び/又は追加的に、(例えば、上りリンクBWPにおいて)UEのための複数の設定済グラント設定が導入される。例えば、RAN2の進展に従って、いくつかの例において、HARQプロセス(例えば、ある数のHARQプロセスに相当する)は、複数の設定済グラント設定によって共有されてもよい。HARQプロセス番号/ID{1,2,3}がCG1とCG2で共有されている例では、TB(Transport Block)の第1の伝送(例えば、初期伝送)がCG1 PUSCHリソースを介して行われ、TBの第2の伝送(例えば、再送)がCG2を介して実行される場合、レイテンシが低減され得る(例えば、UEが第2の伝送を行うために次のCG1 PUSCHリソースを待つ必要がないため、レイテンシが低減され得る)。時間領域におけるそのような設定済グラント(CG)リソース設定及び/又は割り当ては、図5に示されてもよい。例えば、図5において、CG2に関連付けられたPUSCHリソースは、CG1に関連付けられた2つの(連続する及び/又は周期的な)PUSCHリソースの間にある(CG1に関連付けられた2つのPUSCHリソースの間の期間は、図5に示すように、CG1に対する周期性に対応し得る)。図6に示されるようないくつかの例において、設定済グラントに関連付けられた周期的な機会に対して、2つのPUSCH機会(例えば、2つの連続するPUSCH機会)があり得る。図6は、時間領域における設定済グラント(CG)リソース設定及び/又は割り当てを示しており、CG1に関連付けられた各周期的機会に対して、2つの連続するPUSCH機会が存在する。いくつかの例において、2つの連続したPUSCHの機会は、連続していてもよい(例えば、2つの連続したPUSCHの後の方のPUSCHの開始シンボルは、2つの連続したPUSCHの前の方のPUSCHの機会の終了シンボルの後の次のシンボルであってもよい)。代替的及び/又は追加的に、2つの連続するPUSCH機会は、異なるスロット(例えば、異なる連続スロット)において同じ開始シンボル及び/又は同じ長さを有することができる。一例において、2つの連続するPUSCH機会の前の方のPUSCH機会の開始シンボルは、第1のスロットの第5のシンボルであってもよく、2つの連続するPUSCH機会の後の方のPUSCH機会の開始シンボルは、第2のスロットの第5のシンボルであってもよく、第2のスロットは、第1のスロットの後であり得る(例えば、第2のスロットは、第1のスロットの後の次のスロットであり得る)。代替的及び/又は追加的に、前の方のPUSCH機会の長さは、後の方のPUSCH機会の長さと同じであってもよい。
しかし、異なる設定済グラントは、異なる検証時間設定値を有することがある(例えば、各設定済グラントに関連付けられた検証時間(例えば、cg−minDFIDelay−r16)などによる)。図7に示す例では、TBに対して、UEは、CG1に関連付けられた第1のPUSCH706及びCG2に関連付けられた第2のPUSCH710を送信することができる。第1のPUSCH706及び第2のPUSCH710は、HARQプロセス3(HP3)を介して送信され得る。一例において、CG1の第1の検証時間がXとして設定され、CG2の第2の検証時間がYとして設定される場合(YはXと異なる)、第1のDFI708(例えば、図7に示すようなNACK)に対して、第1のPUSCH706と第1のDFI708を搬送するPDCCHとの間の間隔は、検証時間(例えば、第2の検証時間Yのような最大検証時間)よりも長いことがある。しかしながら、第2のDFI712(例えば、図7に示すACK)に対して、第2のPUSCH710と第2のDFI712を搬送するPDCCHとの間の間隔は、第1の検証時間Xと第2の検証時間Yとの間である。第2のDFI710のようにHP3に関連付けられた受信したDFIが有効であるかどうかをUEがどのように判定し得るのかが不明確である。図8に示されるように、同様の問題(例えば、受信したDFIが有効であるかどうかをUEが判定できないことがある)は、HP3に関連付けられた動的グラントスケジューリング再送(例えば、HP3がCG1及びCG2によって共有されていること、及び/又はHP3がCG1及びCG2の両方に設定されていることによる)に対して発生することがある。図8に示す例では、動的グラント(DG)によってスケジュールされたHP3に関連付けられたPUSCH再送と、第2のDFIを搬送するPDCCHとの間の間隔は、第1の検証時間Xよりも大きく、第2の検証時間Yよりも小さく、したがって、第2のDFIが有効であるかどうかは、UEにとっては不明確であり得る。
上記の問題(例えば、UEが受信したDFIが有効であるかどうかを判定することができないことがある場合)を解決及び/又は対処するために、本明細書において1つ以上のデバイス、システム及び/又は技術が提供される。
第1の概念
第1の概念では、免許不要のスペクトルにおける設定済グラントのため及び/又は共有スペクトルチャネルアクセスを用いるセルにおける動作のための(例えば、ネットワーク(NW)による)設定に対する制限及び/又は制限があり得る。
いくつかの例において、設定済グラントに設定(及び/又は共有)された1つ以上のHARQプロセス番号/IDに対して、各設定済グラント設定の検証時間が同じにすることができる。いくつかの例において、ネットワークは、設定済グラントのセット(例えば、1つ以上の設定済グラントのセット)のうちの設定済グラントに対して異なる検証時間を設定することができない(及び/又は、そうするように設定されない)(及び/又は、設定することが防止される、及び/又は設定することが禁止される)。例えば、ネットワークは、設定済グラントのセットの各設定済グラントに対して同じ検証時間を設定することができる。設定済グラントのセットに属さない設定済グラントに対して、ネットワークは設定済グラントのセットに設定された検証時間とは異なる検証時間を設定することができる。設定済グラントのセットが、第1の設定済グラント設定と第2の設定済グラント設定を含む例では、UEは、第2の設定済グラント設定の検証時間値とは異なる検証時間値を持つ第1の設定済グラント設定を受信することを期待しなくてもよい。いくつかの例において、設定済グラント設定は、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、1つ以上のHARQプロセス番号/IDのセット)に関連付けられ得る。例えば、(例えば、ネットワークによって提供される)各設定済グラント設定は、それぞれHARQプロセス番号の1セットに関連付けられてもよい。いくつかの例において、UEが設定済グラント設定を介して上りリンク伝送を行うときに、UEは、設定済グラント設定に関連付けられたHARQプロセス番号/IDのセットの中から、(例えば、その上りリンク伝送に対する)HARQプロセス番号/IDを選択してもよい。いくつかの例において、設定済グラントのセットは、(例えば、第1の設定済グラント設定に関連付けられた)第1の設定済グラントと(例えば、第2の設定済グラント設定に関連付けられた)第2の設定済グラントを含み、第1の設定済グラント設定のHARQプロセス番号/IDのセットと、第2の設定済グラント設定のHARQプロセス番号/IDのセットは、少なくとも1つの同じHARQプロセス番号/IDを含む。
一例として、CG1はHARQプロセス番号/ID{1〜3}(HARQプロセス番号/ID1〜3)で設定され、CG2はHARQプロセス番号/ID{3〜5}で設定され、CG3はHARQプロセス番号/ID{6〜7}で設定される。設定済グラントのセットは、CG1とCG2を含み得る(CG3を含まなくてもよい)。この例では、CG1とCG2に対して、ネットワークは、異なる値でCG1とCG2に対する検証時間を設定することができない(及び/又は、そうするように設定されない)(例えば、ネットワークは、CG1とCG2が同じ検証時間を有するように設定することができる)。CG3に対して、ネットワークは、CG1又はCG2に対する検証時間とは異なる値で、CG3に対する検証時間を設定することができる。
別の例では、CG1はHARQプロセス番号/ID{1〜3}で設定されてもよく、CG2はHARQプロセス番号/ID{2〜4}で設定されてもよく、CG3はHARQプロセス番号/ID{3〜5}で設定されてもよい。この例では、ネットワークがCG1、CG2、及びCG3に対して異なる検証時間を設定することができなくてもよい(及び/又は、そうするように設定されなくてもよい)(例えば、ネットワークは、同じ検証時間を持つようにCG1、CG2、及びCG3を設定することができる)。
別の例では、CG1とCG2はHARQプロセス番号/ID{1〜3}で設定され、CG3とCG4はHARQプロセス番号/ID{4〜6}で設定される。この例では、ネットワークは、異なる検証時間でCG1とCG2を設定することができなくてもよく(及び/又は、そうするように設定されなくてもよく)(例えば、ネットワークは、同じ検証時間を持つようにCG1とCG2を設定することができ)、異なる検証時間でCG3とCG4を設定することができなくてもよい(及び/又は、そうするように設定されなくてもよい)(例えば、ネットワークは、同じ検証時間を持つようにCG3とCG4を設定することができる)。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、CG1及びCG2に対して第1の検証時間を設定することができ、CG3及びCG4に対して第2の検証時間を設定することができ、第1の検証時間は、第2の検証時間と同じか、又は異なる。
代替的及び/又は追加的に、検証時間(例えば、単一の検証時間)が、免許不要のキャリア及び/又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送(例えば、免許不要のキャリア及び/又はセル上のすべての上りリンク伝送)のために設定されてもよい。1つ以上の上りリンク伝送は、1つ以上の動的グラント及び/又は1つ以上の設定済グラントによってスケジュールされ得る。代替的及び/又は追加的に、1つ以上の上りリンク伝送は、1つ以上の設定済グラントに関連付けられてもよい。例えば、パラメータ(例えば、検証時間を含む及び/又は設定する検証時間パラメータ)は、免許不要のキャリア及び/又はセル毎であってもよく、及び/又は設定済グラント毎でなくてもよい。いくつかの例において、免許不要のセル/キャリア上の同じBWP、又は免許不要のセル/キャリア上の異なるBWPにおける設定済グラント(例えば、異なる設定済グラント)は、免許不要のセル/キャリアに対する検証時間(例えば、単一の検証時間)に関連付けられてもよい。
代替的及び/又は追加的に、検証時間(例えば、単一の検証時間)は、免許不要のキャリア及び/又はセル上のBWP上の1つ以上の上りリンク伝送(例えば、免許不要のキャリア及び/又はセル上のBWP上のすべての上りリンク伝送)のために設定され得る。
代替的及び/又は追加的に、検証時間(例えば、1つの検証時間のみ)又は検証時間を設定するためのパラメータ(例えば、検証時間を設定するための1つのパラメータのみ)は、免許不要のキャリア及び/又はセル上のBWP毎又はLBT帯域幅毎に設定され得る。例えば、パラメータ(例えば、検証時間を含む及び/又は設定する検証時間パラメータ)は、設定済グラント毎でなくてもよい。BWPにおける設定済グラント(例えば、異なる設定済グラント)は、BWPに対する検証時間に関連付けられ得る。
代替的及び/又は追加的に、検証時間(例えば、単一の検証時間)は、免許不要のキャリア及び/又はセルに対する1つ以上の設定済グラントに関連付けられたHARQプロセス番号/IDに設定され得る(例えば、HARQプロセス番号/IDは、免許不要のキャリア及び/又はセルに対する1つ以上の設定済グラントに関連付けられたすべてのHARQプロセス番号/IDを含んでもよく、及び/又はある数のHARQプロセス番号/IDに相当するHARQプロセス番号/IDを含んでもよい)。
図9に示す例では、UEは、免許不要のキャリア及び/又はセル上のBWP上で複数の設定済グラントで設定される。複数の設定済グラントは、CG1〜CG3(設定済グラント1〜3)、及び/又は、CG1、CG2、及びCG3に加えて、1つ以上の設定済グラントを含む。CG1はHARQプロセス{2〜5}、CG2はHARQプロセス{5〜8}、CG3はHARQプロセス{7〜9}を伴う。
いくつかの例において、最小DFI時間遅延は、各キャリアに対して、各セルに対して、又は免許不要のセル上の各BWPに対して、UEに設定され得る。代替的及び/又は追加的に、最小DFI時間遅延は、免許不要のセル上の各LBT帯域幅に対してUEに設定されてもよい。
いくつかの例において、各設定済グラントは、それぞれ最小DFI時間遅延で設定されてもよい(例えば、CG1は、最小DFI時間遅延1で設定されてもよく、CG2は、最小DFI時間遅延2で設定されてもよく、及び/又はCG3は、最小DFI時間遅延3で設定されてもよい)。いくつかの例において、ネットワークは、異なる値を持つCG1、CG2及びCG3に対して、最小DFI時間遅延を設定することができない(及び/又は、そうするように設定されない)(例えば、CG1、CG2及びCG3に対する最小DFI時間遅延は同じであってもよい)。例えば、最小DFI時間遅延1=最小DFI時間遅延2=最小DFI時間遅延3である。
いくつかの例において、CG1、CG2、及びCG3のうちの少なくとも1つの設定済グラントは、最小DFI時間遅延で設定される。一例では、CG1は、最小DFI時間遅延(例えば、最小DFI時間遅延1)で設定される。CG2及びCG3は、最小DFI時間遅延で設定されなくてもよい(例えば、CG2及びCG3に対して最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするためのパラメータが存在しなくてもよい)。CG2及びCG3に対する最小DFI時間遅延は、(CG1に対する)最小DFI時間遅延1に基づいて判定され得る。
いくつかの例において、CG1、CG2、及びCG3のうちの少なくとも1つの設定済グラントが、最小DFI時間遅延で設定される。例では、CG1とCG3の各設定済グラントは、それぞれ最小DFI時間遅延を設定される(例えば、CG1は最小DFI時間遅延1で設定され、及び/又はCG3は最小DFI時間遅延3で設定される)。ネットワークは、CG1とCG3に対して、異なる値である最小DFI時間遅延を設定することができなくてもよい(及び/又は、そうするように設定されなくてもよい)。例えば、ネットワークは、最小DFI時間遅延1が最小DFI時間遅延3と等しくなるように、CG1に対して最小DFI時間遅延1を、CG3に対して最小DFI時間遅延3を設定することができる。ネットワーク及び/又はUEは、CG1に対する最小DFI時間遅延1に基づいて、又はCG3に対する最小DFI時間遅延3に基づいて、CG2に対する最小DFI時間遅延を判定することができる(例えば、CG2に対する最小DFI時間遅延は、CG1に対する最小DFI時間遅延1及びCG3に対する最小DFI時間遅延3と同じであり得る)。代替的には、ネットワーク及び/又はUEは、最小DFI時間遅延1及び最小DFI時間遅延3のうちの最小時間遅延値又は最大時間遅延値に基づいて、CG2に対する最小DFI時間遅延を判定することができる(例えば、CG2に対する最小DFI時間遅延は、CG1に対する最小DFI時間遅延1及びCG3に対する最小DFI時間遅延のうちの最小時間遅延値又は最大時間遅延値と同じであり得る)。
いくつかの例において、各設定済グラントは、それぞれ最小DFI時間遅延で設定されてもよい(例えば、CG1は最小DFI時間遅延1で設定されてもよく、CG2は最小DFI時間遅延2で設定されてもよく、及び/又はCG3は最小DFI時間遅延3で設定されてもよい)。HARQプロセス番号/ID{5}(CG1及びCG2に設定されている)に対して、UE及び/又はネットワークは、最小DFI時間遅延1及び最小DFI時間遅延2のうちの最小時間遅延値又は最大時間遅延値に基づいて、最小DFI時間遅延を判定することができる。HARQプロセス番号/ID{7,8}(CG2及びCG3に設定されている)に対して、UE及び/又はネットワークは、最小DFI時間遅延2及び最小DFI時間遅延3のうちの最小時間遅延値又は最大時間遅延値に基づいて、最小DFI時間遅延を判定することができる。HARQプロセス番号/ID{2,3,4}(CG1に設定されている)については、UE及び/又はネットワークは、CG1に基づいて最小DFI時間遅延を判定することができる(例えば、最小DFI時間遅延は最小DFI時間遅延1であると判定され得る)。HARQプロセス番号/ID{6}(CG2に設定されている)については、UE及び/又はネットワークは、CG2に基づいて最小DFI時間遅延を判定することができる(例えば、最小DFI時間遅延は最小DFI時間遅延2であると判定され得る)。HARQプロセス番号/ID{9}(CG3に設定されている)については、UE及び/又はネットワークは、CG3に基づいて最小DFI時間遅延を判定することができる(例えば、最小DFI時間遅延は最小DFI時間遅延3であると判定され得る)。
いくつかの例において、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントに対する共有HARQプロセス番号/IDに対して、ネットワークは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントのうちの設定済グラント(例えば、1つの設定済グラント)を、最小DFI時間遅延で設定しなくてもよい。いくつかの例において、ネットワーク及び/又はUEは、明示的に設定された設定済グラントに基づいて明示的に設定されていない設定済グラントに対する最小DFI時間遅延を判定することができる。図10に示す例では、CG1及びCG2は、HARQプロセス番号/ID{4,5}を共有している。ネットワークは、CG1に対する最小DFI時間遅延(例えば、最小DFI時間遅延1)を持つCG1でUEを設定する。ネットワークは、CG2に対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングせずに(例えば、明示的に設定及び/又はセッティングせずに)、CG2でUEを設定する。ネットワーク及び/又はUEは、最小DFI時間遅延1に基づいて、CG2に対する最小DFI時間遅延を判定する。
いくつかの例において、ネットワークは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行ってもよい(例えば、ネットワークが共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作するキャリア及び/又はセルは、免許不要のキャリア及び/又はセルであってもよい)。免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行うネットワークは、ネットワークが、免許ありのキャリア及び/又はセルのように免許不要のキャリア及び/又はセルを常に制御できるわけではない(及び/又は、制御が可能であるわけではない)ことを意味及び/又は示唆する。ネットワークは、キャリア及び/又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEを設定する。複数の設定済グラントは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラント(及び/又は、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントに加えて、1つ以上の他の設定済グラント)を含む。ネットワークは、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするためのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定することができる(例えば、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、ネットワークは、設定済グラントに対して最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために、1つのパラメータなどのパラメータでUEを設定することができる)。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)でUEを設定することができ、HARQプロセス番号/IDのセットは、1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含む(例えば、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、ネットワークは、HARQプロセス番号/IDの1セットのなどの、HARQプロセス番号/IDのセットでUEを設定することができる)。ネットワークは、第1の設定済グラント及び第2の設定済グラントに対する(最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための)パラメータでUEに設定する(例えば、パラメータは、第1の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための第1のパラメータ、及び/又は第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための第2のパラメータを含み得る)。HARQプロセス番号/ID(例えば、任意のHARQプロセス番号/ID)が、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントによって共有される場合、ネットワークは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントに対して同じ値を持つようにパラメータを設定する。いくつかの例において、HARQプロセス番号/ID(例えば、任意のHARQプロセス番号/ID)が第1の設定済グラントと第2の設定済グラントによって共有される場合、ネットワークは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントに対して異なる値を持つようにパラメータを設定することができない(及び/又は、そうするように設定されない)(及び/又は、設定することが防止される、及び/又は設定することが禁止される)。
いくつかの例において、ネットワークは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行ってもよい(例えば、ネットワークが共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作するキャリア及び/又はセルは、免許不要のキャリア及び/又はセルであってもよい)。免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行うネットワークは、ネットワークが、免許ありのキャリア及び/又はセルのように免許不要のキャリア及び/又はセルを常に制御できるわけではない(及び/又は、制御が可能であるわけではない)ことを意味及び/又は示唆する。ネットワークは、キャリア及び/又はセル上の第1のBWP上の1つ以上の上りリンク伝送に対して、第1の複数の設定済グラントでUEを設定する。ネットワークは、免許不要のキャリア及び/又はセル上の第2のBWP上の1つ以上の上りリンク伝送に対して、第2の複数の設定済グラントでUEを設定する。ネットワークは、第1のBWP及び第2のBWPを含む複数のBWPの各BWPに対して最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするためのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定することができ(例えば、複数のBWPの各BWPに対して、ネットワークは、BWP上の設定済グラントに対して最低DFI時間遅延をセッティングするなど、BWPに対して最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための1つのパラメータなどのパラメータでUEを設定してもよい)。代替的及び/又は追加的に、複数のBWPの各BWP上の設定済グラントに対して、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)でUEを設定することができ(例えば、複数の設定済グラントの各設定済グラントは、第1の複数の設定済グラント及び/又は第2の複数の設定済グラントを含む)、HARQプロセス番号/IDのセットが1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含む(例えば、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、ネットワークは、HARQプロセス番号/IDの1セットなどのHARQプロセス番号/IDのセットでUEを設定することができる)。1つ以上のHARQプロセス番号/IDが、BWP上の異なる設定済グラント間で共有される。
いくつかの例において、ネットワークは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行ってもよい(例えば、ネットワークが共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作するキャリア及び/又はセルは、免許不要のキャリア及び/又はセルであってもよい)。免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行うネットワークは、ネットワークが、免許ありのキャリア及び/又はセルのように免許不要のキャリア及び/又はセルを常に制御できるわけではない(及び/又は、制御が可能であるわけではない)ことを意味及び/又は示唆する。ネットワークは、キャリア及び/又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEを設定する。複数の設定済グラントは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラント(及び/又は、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントに加えて、1つ以上の他の設定済グラント)を含む。ネットワークは、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)でUEを設定することができ、HARQプロセス番号/IDのセットは、1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含む(例えば、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、ネットワークは、HARQプロセス番号/IDの1セットのなどの、HARQプロセス番号/IDのセットでUEを設定することができる)。代替的及び/又は追加的に、HARQプロセス番号/ID(例えば、任意のHARQプロセス番号/ID)が、第1の設定済グラント及び第1の設定済グラントによって共有される場合、ネットワークは、第1の設定済グラント及び第2の設定済グラントに適用可能なパラメータ(例えば、1つのパラメータ)を設定することができる。このパラメータは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントに対して第1の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。一例として、複数の設定済グラントは、第3の設定済グラントを含み、第3の設定済グラントは、第1の設定済グラントとの共有HARQプロセス番号/IDを持たず、第2の設定済グラントとの共有HARQプロセス番号/IDを持たない。ネットワークは、第3の設定済グラントに対して、第2の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするためのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定することができる。第3の設定済グラントに対する第2の最小DFI時間遅延は、第1の設定済グラント及び第2の設定済グラントに対する第1の最小DFI時間遅延とは異なり得る(たとえば、第3の設定済グラントは、第1の設定済グラントとの共有のHARQプロセス番号/IDを持たず、第2の設定済グラントと共有のHARQプロセス番号/IDを持たない)。
いくつかの例において、UEは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。UEは、キャリア及び/又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEを設定するための設定(例えば、ネットワークによって生成及び/又は送信される設定)を受信する(例えば、設定は、複数の設定済グラントでUEを設定することができる)。複数の設定済グラントは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラント(及び/又は、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントに加えて、1つ以上の他の設定済グラント)を含む。いくつかの例において、設定は、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするためのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定する(例えば、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、設定は、設定済グラントに対して、最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために、1つのパラメータなどのパラメータでUEに設定することができる)。代替的及び/又は追加的に、設定は、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)でUEを設定し、HARQプロセス番号/IDのセットは、1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含む(例えば、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、設定は、HARQプロセス番号/IDの1セットなどのHARQプロセス番号/IDのセットでUEを設定してもよい)。いくつかの例において、HARQプロセス番号/IDが第1の設定済グラントと第2の設定済グラントで共有される場合、UEは、最小時間遅延値、最大時間遅延値、又は(設定の)第1の設定済グラントと第2の設定済グラントのパラメータで示される最小DFI時間遅延値の平均時間遅延値に基づいて、(第1の設定済グラントと第2の設定済グラントによって共有される共有HARQプロセス番号/IDに対して)最小DFI時間遅延を判定する。設定済グラントの動的グラントスケジューリング再送(例えば、CS−RNTI (Configured Scheduling Radio Network Temporary Identifier (RNTI)によってスクランブルされたDCI、トグルされていないNDI、同じHARQプロセス、及び/又は同じTB)に対して、UEは、時間領域における最新の設定済グラント及び/又はTBに対する時間領域における最新の使用及び/又は送信の設定済グラントに基づいて、動的グラントに対する最小DFI時間遅延を判定する。第2の設定済グラントが、TBのための最新の使用、及び/又は送信の設定済グラントである場合、UEがDFIのHARQ情報を検証するために、第2の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延が判定される。
いくつかの例において、ネットワークは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行ってもよい(例えば、ネットワークが共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作するキャリア及び/又はセルは、免許不要のキャリア及び/又はセルであってもよい)。免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行うネットワークは、ネットワークが、免許ありのキャリア及び/又はセルのように免許不要のキャリア及び/又はセルを常に制御できるわけではない(及び/又は、制御が可能であるわけではない)ことを意味及び/又は示唆する。ネットワークは、キャリア及び/又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEを設定する。複数の設定済グラントの各設定済グラントは、最小DFI時間遅延を設定するためのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)を含む。ネットワークは、設定済グラントのセットのうちの設定済グラント(例えば、複数の設定済グラントのうちの設定済グラントセットであって、HARQプロセス番号/IDは設定済グラントのセットのうちの設定済グラントによって共有される)に対して、異なる値(例えば、異なる最小DFI時間遅延)でパラメータ(例えば、最小DFI時間遅延を設定するためのパラメータ)を設定することができなくてもよい(及び/又は、そうするように設定されなくてもよい)。
いくつかの例において、UEは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。UEは、ネットワークによって、キャリア及び/又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントで設定される。複数の設定済グラントの構成された各グラントは、最小DFI時間遅延を設定するためのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)を含む。UEは、設定済グラントのセットのうちの設定済グラント(例えば、複数の設定済グラントのうちの設定済グラントセットであって、HARQプロセス番号/IDは設定済グラントのセットのうちの設定済グラントによって共有される)に対して、異なる値(例えば、異なる最小DFI時間遅延)を持つパラメータ (例えば、最小DFI時間遅延を設定するためのパラメータ)で設定されることを期待しない。
いくつかの例において、ネットワークは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行ってもよい(例えば、ネットワークが共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作するキャリア及び/又はセルは、免許不要のキャリア及び/又はセルであってもよい)。免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行うネットワークは、ネットワークが、免許ありのキャリア及び/又はセルのように免許不要のキャリア及び/又はセルを常に制御できるわけではない(及び/又は、制御が可能であるわけではない)ことを意味及び/又は示唆する。ネットワークは、キャリア及び/又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEを設定する。複数の設定済グラントは、第1の設定済グラントと、少なくとも1つの共有HARQプロセス番号/ID(例えば、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントによって共有されるHARQプロセス番号/ID)を持つ第2の設定済グラントとを含む。第1の設定済グラントは、第1の設定済グラント(及び/又は第2の設定済グラント)に対する最小DFI時間遅延をセッティングするためのパラメータを使用して設定されている、及び/又はこれに関連付けられている。第2の設定済グラントは、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延を設定するためのパラメータを使用して設定されていない、及び/又はこれに関連付けられていない。例えば、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延は、第1の設定済グラントに関連付けられたパラメータ(例えば、第1の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延をセッティングするためのパラメータ)に基づいて判定されてもよい。
いくつかの例において、UEは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。UEは、ネットワークによって、キャリア又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントで設定される。複数の設定済グラントは、第1の設定済グラントと、少なくとも1つの共有HARQプロセス番号/ID(例えば、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントによって共有されるHARQプロセス番号/ID)を持つ第2の設定済グラントとを含む。第1の設定済グラントは、第1の設定済グラント(及び/又は第2の設定済グラント)に対する最小DFI時間遅延をセッティングするためのパラメータを使用して設定されている、及び/又はこれに関連付けられている。第2の設定済グラントは、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延を設定するためのパラメータを使用して設定されていない、及び/又はこれに関連付けられていない。例えば、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延は、第1の設定済グラントに関連付けられたパラメータ(例えば、第1の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延をセッティングするためのパラメータ)に基づいて判定されてもよい。
いくつかの例において、ネットワークは、第2の設定済グラントに関連付けられたパラメータ(例えば、1つのパラメータ)をセッティングせずに、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントに対して、同じ最小DFI時間遅延でUEを設定する。いくつかの例において、第2の設定済グラントの最小DFI時間遅延を設定するためのパラメータはありません。いくつかの例において、UEは、第1の設定済グラントに関連付けられたパラメータに基づいて、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延を判定する。いくつかの例において、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延は、第1の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延と同じである。
いくつかの例において、ネットワークは、複数の設定済グラントに対して1つ以上のHARQプロセス番号/IDでUEを設定する。代替的及び/又は追加的に、UEは、ネットワークによって、複数の設定済グラントに対して、1つ以上のHARQプロセス番号/IDで設定される。いくつかの例において、1つ以上のHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントに対して共通である。複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、ネットワークは、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)でUEを設定し、及び/又はUEは、ネットワークによって、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)で設定される。設定済グラントのセットは、複数の設定済グラントのうちの任意の2つの設定済グラント(及び/又は3つ以上の設定済グラント)を含み得る。設定済グラントのセットのうちの設定済グラントは、少なくとも1つの同じHARQプロセス番号/IDに関連付けられる(例えば、設定済グラントのセットのうちの設定済グラントに関連付けられたHARQプロセス番号/IDの各セットは、少なくとも1つの同じHARQプロセス番号/IDを含み得る)。複数の設定済グラントは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントを含む。第1の設定済グラントは、HARQプロセス番号の第1のセットに関連付けられる、及び/又は第2の設定済グラントは、HARQプロセス番号/IDの第2のセットに関連付けられる。一例では、HARQプロセス番号/IDの第1のセットとHARQプロセス番号/IDの第2のセットの両方が少なくとも1つの同じHARQプロセス番号/IDを含む場合、設定済グラントのセットは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントを含む。設定済グラントのセットは、複数の設定済グラントのうちのものか、及び/又はこれに含まれる。(例えば、複数の設定済グラントのうちであって、)設定済グラントのセットに含まれない第3の設定済グラントに対して、ネットワークは、パラメータ(例えば、第3の設定済グラントの最小DFI時間遅延をセッティングするためのパラメータ)が、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントの最小DFI時間遅延とは異なる値を持つように設定し得る(及び/又は設定することができる)。第3の設定済グラントに関連付けられたHARQプロセス番号/IDの第3のセットは、HARQプロセス番号/IDの第1のセットのHARQプロセス番号/ID(例えば、任意のHARQプロセス番号/ID)を含まなくてもよく、HARQプロセス番号/IDの第2のセットのHARQプロセス番号/ID(例えば、任意のHARQプロセス番号/ID)を含まなくてもよい(例えば、HARQプロセス番号/IDの第3のセットのHARQプロセス番号/IDは、設定済グラントのセットに関連付けられた任意のHARQプロセス番号/IDと重複しない)。設定済グラントの異なるセット(例えば、設定済グラントの異なるセットは、複数の設定済グラントのうち、設定済グラントのセット以外の設定済グラントを含み得る)に対して、ネットワークは、設定済グラントのセットのうちの設定済グラントに対するパラメータが同じであるようにUEを設定し(例えば、設定済グラントのセットのうちの設定済グラントに対するパラメータは、同じ最小DFI時間遅延を示す)、設定済グラントの異なるセットの任意の2つ(又は3つ以上)の設定済グラントに対するパラメータは、同じであるか、又は異なる(例えば、設定済グラントの異なるセットのうちの設定済グラントに対するパラメータは、同じ最小DFI時間遅延又は異なる最小DFI時間遅延を示す)。
ネットワークは、複数の設定済グラントを設定するための1つ以上の信号を送信し、及び/又はUEは、複数の設定済グラントを設定するための1つ以上の信号を受信する。ネットワークは、第1のリソース上で第1の上りリンク伝送を受信し、及び/又はネットワークは、第2のリソース上で第2の上りリンク伝送を受信する。代替的及び/又は追加的に、UEは、第1のリソース上で第1の上りリンク伝送を送信し、及び/又はUEは、第2のリソース上で第2の上りリンク伝送を送信する。第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送は、同じUEによって送信される(及び/又は、そこから受信される)。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送は、同じTBを送達及び/又は搬送する。第1の上りリンク伝送と第2の上りリンク伝送は、同一のHARQプロセス番号/IDを持つ。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送は、時間領域において第2の上りリンク伝送より早い。代替的及び/又は追加的に、第1の上りリンク伝送は、TBの初期送信であってもよく、第2の上りリンク伝送は、TBの再送であってもよい。ネットワークは、第1のスロットにおいて第1のPDCCH及び/又は第2のスロットにおいて第2のPDCCHを送信することができる。代替的及び/又は追加的に、UEは、第1のスロットにおいて第1のPDCCH及び/又は第2のスロットにおいて第2のPDCCHを受信することができる。第1のスロット及び/又は第1のPDCCHは、時間領域において第1の上りリンク伝送の後及び/又はそれより遅く、第2のスロット及び/又は第2のPDCCHは、時間領域において第2の上りリンク伝送の後及び/又はそれより遅い。第1のPDCCHは、第1のDFIを含む及び/又は示し、第2のPDCCHは、第2のDFIを含む及び/又は示す。第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースは、第1の設定済グラントに関連付けられる、及び/又はそれに基づいて判定される。第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2の設定済グラントに関連付けられる、及び/又はそれに基づいて判定される。代替的及び/又は追加的に、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2の動的グラント(例えば、動的スケジューリンググラント)に関連付けられてもよい、及び/又は、それに基づいて判定されてもよい(及び/又は、スケジュールされてもよい)。第1のDFI及び/又は第2のDFIは、HARQ情報がないことを示すか、又は1つ以上のHARQ情報を示す1つ以上のビットを含む及び/又は提供することができる。1つ以上のビットの数は16ビットであり得る。代替的及び/又は追加的に、1つ以上のビットのビットの数は、キャリア及び/又はセルに対するHARQプロセス番号/IDの量(及び/又は数)に等しくてもよい。代替的及び/又は追加的に、1つ以上のビットのビットの数は、キャリア及び/又はセル上の設定済グラントに関連付けられた上りリンク伝送に使用され得るHARQプロセス番号/IDの量(例えば、その数)に等しくてもよい。
いくつかの例において、ネットワークは、第1のDFIが、第1の間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつ第1の最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定し、第1の最小DFI時間遅延は、(例えば、第1の最小DFI時間遅延を設定するため)パラメータに関連付けられ、及び/又は、第1の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントに関連付けられる。いくつかの例において、ネットワークは、第2のDFIが、第2の間隔(例えば、第2のDFIと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつ第2の最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定し、第2の最小DFI時間遅延は、(例えば、第2の最小DFI時間遅延を設定するため)パラメータに関連付けられ、及び/又は、第1の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントに関連付けられる。一例では、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントが設定済グラントのセットに含まれている場合、及び/又は第1の設定済グラントと第2の設定済グラントが同じHARQプロセス番号/IDを共有する場合、第2の最小DFI時間遅延は第1の最小DFI時間遅延と同じである。
いくつかの例において、UEは、第1のDFIが、第1の間隔及び第1の最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。いくつかの例において、UEは、第2のDFIが、第2の間隔及び第2の最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
いくつかの例において、UEは、第1のDFIが、第1の間隔及び第1の最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。いくつかの例において、UEは、第2のDFIが、第2の間隔及び第2の最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
いくつかの例において、第1の間隔は、第1のPDCCHの初期シンボル(例えば、第1のPDCCHの初期シンボルの開始シンボル境界)と第1のリソースの最後のシンボル(例えば、終了シンボル) (例えば、第1のリソースの最終シンボルの終了シンボル境界)との間である。
いくつかの例において、第2の間隔は、第2のPDCCHの初期シンボル(例えば、第2のPDCCHの初期シンボルの開始シンボル境界)と第2のリソースの最後のシンボル(例えば、終了シンボル) (例えば、第2のリソースの最終シンボルの終了シンボル境界)との間である。
いくつかの例において、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延より小さい場合、第1のDFIは、第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースに応答するHARQ情報を示さない。
いくつかの例において、第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延よりも小さい場合、第2のDFIは、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースに応答するHARQ情報を示さない。
いくつかの例において、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、第1のDFIは、第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースに応答するHARQ情報を示す(及び/又は、第1のDFIは、HARQ情報に加えて、他の情報を示す)。
いくつかの例において、第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、第2のDFIは、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースに応答するHARQ情報を示す(及び/又は、第2のDFIは、HARQ情報に加えて、他の情報を示す)。
いくつかの例において、ネットワークは、設定済グラントのセットの各設定済グラントに対して、同じ値(例えば、同じ最小DFI時間遅延などの同じ時間遅延値)を持つように1つ以上のパラメータを設定する(例えば、ネットワークは、異なる設定済グラントに対して、異なる値間の時間間隔の値のDFIを検証するための曖昧さを避けるために、同じ値を持つように1つ以上のパラメータを設定することができる)。
いくつかの例において、ネットワークは、ネットワークがキャリア上のLBT帯域幅上で正常にチャネルアクセスに行ったら、及び/又は行った後、占有時間にわたってキャリアの一部又はキャリア全体で伝送及び/又はアクセスを行うことができる(例えば、ネットワークは、許可されるのみである)(例えば、ネットワークは、占有時間中にキャリアの一部又はキャリア全体にわたって伝送及び/又はアクセスを行うことができ、占有時間は、ネットワークがキャリア上のLBT帯域幅上で正常にチャネルアクセスに行ったら、及び/又は行った後、開始する)。
いくつかの例において、UEは、UEがキャリア上のLBT帯域幅上で正常にチャネルアクセスを行ったら、及び/又は行った後、及び/又はUEにネットワークによって共有占有時間が指示されたら、及び/又はされた後(例えば、UEは、ネットワークから共有占有時間の指示を受信する)、占有時間にわたってキャリアの一部又はキャリア全体で伝送及び/又はアクセスを行うことができる(例えば、UEは、許可されるのみ)。
いくつかの例において、ネットワークは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行ってもよい(例えば、ネットワークが共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作するキャリア及び/又はセルは、免許不要のキャリア及び/又はセルであってもよい)。免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行うネットワークは、ネットワークが、免許ありのキャリア及び/又はセルのように免許不要のキャリア及び/又はセルを常に制御できるわけではない(及び/又は、制御が可能であるわけではない)ことを意味及び/又は示唆する。ネットワークは、キャリア及び/又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEを設定する。ネットワークは、キャリア及び/又はセル上のあるタイプの上りリンク伝送(例えば、特定のタイプ及び/又は特定の種類の上りリンク伝送)に適用可能なパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定する。例えば、パラメータは、キャリア及び/又はセル上の、あるタイプの上りリンク伝送に対応する1つ以上の上りリンク伝送に適用可能であり得る。このパラメータは、最小DFI時間遅延を設定するために使用されてもよい。
いくつかの例において、UEは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。UEは、ネットワークによって、キャリア及び/又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントで設定される。UEは、ネットワークによって、キャリア上のあるタイプの上りリンク伝送に適用可能なパラメータ(例えば、1つのパラメータ)で設定される。例えば、パラメータは、キャリア上の、上りリンク伝送のタイプに対応する1つ以上の上りリンク伝送に適用可能である。このパラメータは、最小DFI時間遅延を設定するために使用され得る。
いくつかの例において、ネットワークは、複数の設定済グラントに対して1つ以上のHARQプロセス番号/IDでUEを設定する。代替的及び/又は追加的に、UEは、ネットワークによって、複数の設定済グラントに対して、1つ以上のHARQプロセス番号/IDで設定される。いくつかの例において、あるタイプの上りリンク伝送に対応する1つ以上の上りリンク伝送は、1つ以上の上りリンクグラント(例えば、任意のタイプの上りリンクグラント、動的グラント、及び/又は設定済グラント)によってスケジュールされた1つ以上の上りリンク伝送であってもよく、及び/又はこれを含んでもよい。代替的及び/又は追加的に、あるタイプの上りリンク伝送に対応する1つ以上の上りリンク伝送は、複数の設定済グラントのうちの1つ以上の設定済グラントによってスケジュールされた1つ以上の上りリンク伝送であってもよく、及び/又はこれを含んでもよい。代替的及び/又は追加的に、あるタイプの上りリンク伝送に対応する1つ以上の上りリンク伝送は、HARQプロセス番号を有する1つ以上の上りリンク伝送であってもよく、及び/又はこれを含んでもよく、HARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントに対する1つ以上のHARQプロセス番号/IDに含まれる。いくつかの例において、動的グラント又は設定済グラントによってスケジュールされたキャリア上の1つ以上の上りリンク伝送にかかわらず、パラメータは、あるタイプの上りリンク伝送に適用可能である(例えば、パラメータは、キャリア上の、あるタイプの上りリンク伝送に対応する1つ以上の上りリンク伝送に適用可能であり得る)。いくつかの例において、パラメータは、複数の設定済グラントのうちの1つ、いくつか及び/又はすべての設定済グラントに関連付けられた、あるタイプの上りリンク伝送に対応する1つ以上の上りリンク伝送に適用可能である(例えば、適用可能であるのみである)。いくつかの例において、1つ以上のHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントに対して共通である。
ネットワークは、複数の設定済グラントを設定するための1つ以上の信号を送信し、及び/又はUEは、複数の設定済グラントを設定するための1つ以上の信号を受信する。ネットワークは、第1のリソース上で第1の上りリンク伝送を受信し、及び/又はネットワークは、第2のリソース上で第2の上りリンク伝送を受信する。代替的及び/又は追加的に、UEは、第1のリソース上で第1の上りリンク伝送を送信し、及び/又はUEは、第2のリソース上で第2の上りリンク伝送を送信する。第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送は、同じUEによって送信される(及び/又は、そこから受信される)。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送は、同じTBを送達及び/又は搬送する。第1の上りリンク伝送と第2の上りリンク伝送は、同一のHARQプロセス番号/IDである。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送は、時間領域において第2の上りリンク伝送より早い。代替的及び/又は追加的に、第1の上りリンク伝送は、TBの初期送信であってもよく、第2の上りリンク伝送は、TBの再送であってもよい。ネットワークは、第1のスロットにおいて第1のPDCCH及び/又は第2のスロットにおいて第2のPDCCHを送信することができる。代替的及び/又は追加的に、UEは、第1のスロットにおいて第1のPDCCH及び/又は第2のスロットにおいて第2のPDCCHを受信することができる。第1のスロット及び/又は第1のPDCCHは、時間領域において第1の上りリンク伝送の後及び/又はそれより遅く、第2のスロット及び/又は第2のPDCCHは、時間領域において第2の上りリンク伝送の後及び/又はそれより遅い。第1のPDCCHは、第1のDFIを含む及び/又は示し、第2のPDCCHは、第2のDFIを含む及び/又は示す。第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースは、第1の設定済グラントに関連付けられる、及び/又はそれに基づいて判定される。第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2の設定済グラントに関連付けられる、及び/又はそれに基づいて判定される。代替的及び/又は追加的に、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2の動的グラント(例えば、動的スケジューリンググラント)に関連付けられてもよい、及び/又は、それに基づいて判定されてもよい(及び/又は、スケジュールされてもよい)。第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送は、上りリンク伝送のタイプに対応し得る(例えば、上りリンク伝送のタイプに対応する1つ以上の上りリンク伝送は、第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送を含み得る)。例えば、パラメータは、第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送に適用可能であってもよい。第1のDFI及び/又は第2のDFIは、HARQ情報がないことを示すか、又は1つ以上のHARQ情報を示す1つ以上のビットを含む及び/又は提供することができる。1つ以上のビットの数は16ビットであり得る。代替的及び/又は追加的に、1つ以上のビットのビットの数は、キャリア及び/又はセルに対するHARQプロセス番号/IDの量(及び/又は数)に等しくてもよい。代替的及び/又は追加的に、1つ以上のビットのビットの数は、キャリア及び/又はセル上の設定済グラントに関連付けられた上りリンク伝送に使用され得るHARQプロセス番号/IDの量(及び/又は、その数)に等しくてもよい。
いくつかの例において、ネットワークは、第1のDFIが、第1の間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつ(あるタイプの上りリンク伝送に対応する1つ以上の上りリンク伝送に適用可能な)パラメータに関連付けられた最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。いくつかの例において、ネットワークは、第2のDFIが、第2の間隔(例えば、第2のDFIと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつパラメータに関連付けられた最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
いくつかの例において、UEは、第1のDFIが、第1の間隔及びパラメータに関連付けられた最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。いくつかの例において、UEは、第2のDFIが、第2の間隔及びパラメータに関連付けられた最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
いくつかの例において、UEは、第1のDFIが、第1の間隔及びパラメータに関連付けられた最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含むかどうか、及び/又は提供するかどうかを判定する。いくつかの例において、UEは、第2のDFIが、第2の間隔及びパラメータに関連付けられた最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含むかどうか、及び/又は提供するかどうかを判定する。
いくつかの例において、第1の間隔は、第1のPDCCHの初期シンボル(例えば、第1のPDCCHの初期シンボルの開始シンボル境界)と第1のリソースの最終シンボル(例えば、終了シンボル)(例えば、第1のリソースの最終シンボルの終了シンボル境界)との間である。
いくつかの例において、第2の間隔は、第2のPDCCHの初期シンボル(例えば、第2のPDCCHの初期シンボルの開始シンボル境界)と第2のリソースの最終シンボル(例えば、終了シンボル)(例えば、第2のリソースの最終シンボルの終了シンボル境界)との間である。
いくつかの例において、第1の間隔が、パラメータに関連付けられた最小DFI時間遅延よりも小さい場合、第1のDFIは、第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースに応答するHARQ情報を示さない。
いくつかの例において、第2の間隔が、パラメータに関連付けられた最小DFI時間遅延よりも小さい場合、第2のDFIは、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースに応答するHARQ情報を示さない。
いくつかの例において、第1の間隔が、パラメータに関連付けられた最小DFI時間遅延以上である場合、第1のDFIは、第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースに応答するHARQ情報を示す(及び/又は、第1のDFIは、HARQ情報に加えて、他の情報を示す)。
いくつかの例において、第2の間隔が、パラメータに関連付けられた最小DFI時間遅延以上である場合、第2のDFIは、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースに応答するHARQ情報を示す(及び/又は、第2のDFIは、HARQ情報に加えて、他の情報を示す)。
いくつかの例において、ネットワークは、複数の設定済グラントに対して、及び/又は複数の設定済グラントのうちの各設定済グラントに対して、複数のパラメータを設定することができなくてもよい(及び/又は、そうするように設定されなくてもよい)(例えば、異なる設定済グラントに対して異なる値を持つDFIを検証するための曖昧さを回避するため)。
いくつかの例において、UEは、複数の設定済グラントに対して、及び/又は複数の設定済グラントのうちの各設定済グラントに対して、複数のパラメータで設定されることを期待しなくてもよい(例えば、異なる設定済グラントに対して異なる値を持つDFIを検証するための曖昧さを回避するため)。
いくつかの例において、ネットワークは、ネットワークがキャリア上のLBT帯域幅上で正常にチャネルアクセスに行ったら、及び/又は行った後、占有時間にわたってキャリアの一部又はキャリア全体で伝送及び/又はアクセスを行うことができる(例えば、ネットワークは、許可されるのみである)(例えば、ネットワークは、占有時間中にキャリアの一部又はキャリア全体にわたって伝送及び/又はアクセスを行うことができ、占有時間は、ネットワークがキャリア上のLBT帯域幅上で正常にチャネルアクセスに行ったら、及び/又は行った後、開始する)。
いくつかの例において、UEは、UEがキャリア上のLBT帯域幅上で正常にチャネルアクセスを行ったら、及び/又は行った後、及び/又はUEにネットワークによって共有占有時間が指示されたら、及び/又はされた後(例えば、UEは、ネットワークから共有占有時間の指示を受信する)、占有時間にわたってキャリアの一部又はキャリア全体で伝送及び/又はアクセスを行うことができる(例えば、UEは、許可されるのみ)。
いくつかの例において、ネットワークは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行ってもよい(例えば、ネットワークが共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作するキャリア及び/又はセルは、免許不要のキャリア及び/又はセルであってもよい)。免許不要のキャリア及び/又はセルにおいて通信を行うネットワークは、ネットワークが、免許ありのキャリア及び/又はセルのように免許不要のキャリア及び/又はセルを常に制御できるわけではない(及び/又は、制御が可能であるわけではない)ことを意味及び/又は示唆する。ネットワークは、キャリア及び/又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEを設定する。いくつかの例において、複数の設定済グラントの各設定済グラントは、設定済グラントに対して最小DFI時間遅延をセッティングするためのパラメータに設定及び/又は関連付けられる。ネットワークは、キャリア上の1つ以上の上りリンク伝送に対して、第2の設定済グラントでUEを設定する。第2の設定済グラントに対する少なくとも1つのHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントにおける1つ以上の第1の設定済グラントと共有される(例えば、少なくとも1つのHARQプロセス番号/IDは、1つ以上の第1の設定済グラントの各設定済グラントに対する少なくとも1つのHARQプロセス番号/IDと同じであってもよい)。第2の設定済グラントは、第2の設定済グラントに対して最小DFI時間遅延をセッティングするためのパラメータで設定されていない、及び/又これに関連付けられない (及び/又はこれを伴わない)。いくつかの例において、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延は、1つ以上の第1の設定済グラントに対する1つ以上の最小DFI時間遅延の最小値、又は1つ以上の最小DFI時間遅延の最大値であると判定される(及び/又は、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延が、1つ以上の最小DFI時間遅延と同じ値であると判定される)。代替的及び/又は追加的に、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延は、複数の設定済グラントに対する1つ以上の最小DFI時間遅延の最小値、又は1つ以上の最小DFI時間遅延の最大値であると判定される(及び/又は、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延が、1つ以上の最小DFI時間遅延と同じ値であると判定される)。
いくつかの例において、UEは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。UEは、ネットワークによって、キャリア上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントで設定される。いくつかの例において、複数の設定済グラントの各設定済グラントは、設定済グラントに対して最小DFI時間遅延をセッティングするためのパラメータに設定及び/又は関連付けられる。UEは、ネットワークによって、キャリア上の1つ以上の上りリンク伝送に対する第2の設定済グラントで設定される。第2の設定済グラントに対する少なくとも1つのHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントにおける1つ以上の第1の設定済グラントと共有される(例えば、少なくとも1つのHARQプロセス番号/IDは、1つ以上の第1の設定済グラントの各設定済グラントに対する少なくとも1つのHARQプロセス番号/IDと同じであってもよい)。第2の設定済グラントは、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延をセッティングするためのパラメータで設定されていない、及び/又これに関連付けられない (及び/又はこれを伴わない)。いくつかの例において、UEは、1つ以上の第1の設定済グラントに対する1つ以上の最小DFI時間遅延の最小値、又は1つ以上の最小DFI時間遅延の最大値に基づいて、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延を判定する(及び/又は、UEは、1つ以上の第1の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延を判定することができる)。代替的及び/又は追加的に、UEは、複数の設定済グラントに対する1つ以上の最小DFI時間遅延の最小値、又は1つ以上の最小DFI時間遅延の最大値に基づいて、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延を判定することができる(及び/又は、UEは、複数の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第2の設定済グラントに対する最小DFI時間遅延を判定することができる)。
一実施形態では、UEは、免許不要のキャリア上のBWPにおいてCG1〜CG4で設定され、CG1、CG2及びCG3は、1つ以上のパラメータで設定され、1つ以上のパラメータは、CG1に関連付けられた最小DFI時間遅延1、CG2に関連付けられた最小DFI時間遅延2、CG3に関連付けられた最小DFI時間遅延3を示す。例えば、CG1は最小DFI時間遅延1を示す第1のパラメータで設定され、CG2は最小DFI時間遅延2を示す第2のパラメータで設定され、CG3は最小DFI時間遅延3を示す第3のパラメータで設定される。いくつかの例において、CG4に対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための(CG4に関連付けられた)パラメータがない。いくつかの例において、CG4に対する最小DFI時間遅延は、最小DFI時間遅延1、最小DFI時間遅延2、及び最小DFI時間遅延3の最小値又は最大値に基づいて判定される。いくつかの例において、CG1〜CG4は、BWPにおいてUEに対するすべてのCGを含む。代替的及び/又は追加的に、CG1及びCG2の各設定済グラントがCG4と少なくとも1つの共有HARQプロセス番号/IDを有するシナリオにおいて、CG4に対する最小DFI時間遅延は、最小DFI時間遅延1及び最小DFI時間遅延2の最小値又は最大値に基づいて判定される。例えば、CG1はHARQプロセス番号/ID{1,2,3}で設定され、CG2はHARQプロセス番号/ID{4,5,6}で設定され、CG3はHARQプロセス番号/ID{7,8,9}で設定され、CG4はHARQプロセス番号/ID{2,3,4}で設定される。いくつかの例において、最小DIF時間遅延1の値と最小DFI時間遅延2の値は同じであってもよい(CG1とCG4は共有HARQプロセス番号/ID {2,3}を持ち、CG2とCG4は共有HARQプロセス番号/ID {4}を持つため)。
いくつかの例において、ネットワークは、1つ以上の第1の設定済グラントに対して、同じ最小DFI時間遅延でUEに設定する。いくつかの例において、ネットワークは、複数の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントに対して、1つ以上のHARQプロセス番号/IDでUEを設定する。代替的及び/又は追加的に、UEは、ネットワークによって、複数の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントに対して、1つ以上のHARQプロセス番号/IDで設定される。いくつかの例において、1つ以上のHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントに対して共通である。複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、ネットワークは、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)でUEを設定し、及び/又はUEは、ネットワークによって、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)で設定される。1つ以上の第1の設定済グラントは、HARQプロセス番号の1つ以上の第1のセットに関連付けられる、及び/又は第2の設定済グラントは、HARQプロセス番号/IDの第2のセットに関連付けられる。
ネットワークは、複数の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントを設定するための1つ以上の信号を送信する。代替的及び/又は追加的に、UEは、複数の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントを設定するための1つ以上の信号を受信する。ネットワークは、第1のリソース上で第1の上りリンク伝送を受信し、及び/又はネットワークは、第2のリソース上で第2の上りリンク伝送を受信する。代替的及び/及び追加的に、UEは、第1のリソース上の第1の上りリンク伝送を送信し、及び/又はUEは、第2のリソース上の第2の上りリンク伝送を送信する。第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送は、同じUEによって送信される(及び/又は、そこから受信される)。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送は、同じTBを送達及び/又は搬送する。第1の上りリンク伝送と第2の上りリンク伝送は、同一のHARQプロセス番号/IDを持つ。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送は、時間領域において第2の上りリンク伝送より早い。代替的及び/又は追加的に、第1の上りリンク伝送は、TBの初期送信であってもよく、第2の上りリンク伝送は、TBの再送であってもよい。ネットワークは、第1のスロットにおいて第1のPDCCH及び/又は第2のスロットにおいて第2のPDCCHを送信することができる。代替的及び/又は追加的に、UEは、第1のスロットにおいて第1のPDCCH及び/又は第2のスロットにおいて第2のPDCCHを受信することができる。第1のスロット及び/又は第1のPDCCHは、時間領域において第1の上りリンク伝送の後及び/又はそれより遅く、第2のスロット及び/又は第2のPDCCHは、時間領域において第2の上りリンク伝送の後及び/又はそれより遅い。第1のPDCCHは、第1のDFIを含む及び/又は示し、第2のPDCCHは、第2のDFIを含む及び/又は示す。第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースは、(例えば、1つ以上の第1の設定済グラントのうちの)第1の設定済グラントに関連付けられる、及び/又はそれに基づいて判定される。第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2の設定済グラントに関連付けられる、及び/又はそれに基づいて判定される。代替的及び/又は追加的に、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2の動的グラント(例えば、動的スケジューリンググラント)に関連付けられてもよい、及び/又は、それに基づいて判定されてもよい(及び/又は、スケジュールされてもよい)。第1のDFI及び/又は第2のDFIは、HARQ情報がないことを示すか、又は1つ以上のHARQ情報を示す1つ以上のビットを含む及び/又は提供することができる。1つ以上のビットの数は16ビットであり得る。代替的及び/又は追加的に、1つ以上のビットのビットの数は、キャリア又はセルに対するHARQプロセス番号/IDの量(及び/又は数)に等しくてもよい。代替的及び/又は追加的に、1つ以上のビットのビット数は、キャリア又はセル上の設定済グラントに関連付けられた上りリンク伝送に使用され得るHARQプロセス番号/IDの量(及び/又は数)に等しくてもよい。
いくつかの例において、ネットワークは、第1のDFIが、第1の間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつ第1の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。いくつかの例において、ネットワークは、第2のDFIが、第2の間隔(例えば、第2のDFIと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつ第1の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
いくつかの例において、UEは、第1のDFIが、第1の間隔及び第1の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。いくつかの例において、UEは、第2のDFIが、第2の間隔及び第1の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
いくつかの例において、UEは、第1のDFIが、第1の間隔及び第1の設定済グラントに関連付けられた最小のDFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。いくつかの例において、UEは、第2のDFIが、第2の間隔及び第1の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントに関連付けられた最小のDFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
いくつかの例において、第1の間隔は、第1のPDCCHの初期シンボル(例えば、第1のPDCCHの初期シンボルの開始シンボル境界)と第1のリソースの最後のシンボル(例えば、終了シンボル) (例えば、第1のリソースの最終シンボルの終了シンボル境界)との間である。
いくつかの例において、第2の間隔は、第2のPDCCHの初期シンボル(例えば、第2のPDCCHの初期シンボルの開始シンボル境界)と第2のリソースの最後のシンボル(例えば、終了シンボル) (例えば、第2のリソースの最終シンボルの終了シンボル境界)との間である。
いくつかの例において、第1の間隔が第1の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延より小さい場合、第1のDFIは、第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースに応答するHARQ情報を示さない。いくつかの例において、第1の間隔が第1の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延以上である場合、第1のDFIは、第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースに応答するHARQ情報を示す(及び/又は、第1のDFIは、HARQ情報に加えて、他の情報を示す)。
いくつかの例において、第2の間隔が第1の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延よりも小さい場合、第2のDFIは、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースに応答するHARQ情報を示さない。いくつかの例において、第2の間隔が第1の設定済グラント及び/又は第2の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延以上である場合、第2のDFIは、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースに応答するHARQ情報を示す(及び/又は、第2のDFIは、HARQ情報に加えて、他の情報を示す)。
いくつかの例において、ネットワークは、1つ以上のUEが占有時間の一部の間に上りリンク伝送を行うように、1つ以上のUEへの占有時間の一部を示す。いくつかの例において、複数の設定済グラント及び第2の設定済グラントは、キャリア上の同じBWP及び/又は同じLBT帯域幅において設定される。いくつかの例において、複数の設定済グラントは、キャリア上の同じBWP又は同じLBT帯域幅における設定済グラント(例えば、UEのためのすべての設定済グラント)を含む。
第2の概念
第2の概念では、UEは、UEのためのすべての設定済グラント設定のうちから、及び/又はある数の設定済グラント設定に相当する複数の設定済グラントのうちから、設定済グラント設定を選択することができる。例えば、UEは、検証時間を判定するために設定済グラント設定を選択することができる(例えば、cg−minDFIDelay−r16)。いくつかの例において、UE(又は第2のUE)は、すべての設定済グラント及び/又はすべての設定済グラント設定(例えば、UE又は第2のUEのためのすべての設定済グラント及び/又はすべての設定済グラント設定)又はある数の設定済グラント設定に相当する複数の設定済グラント設定に関連付けられた1つ以上の検証時間からある検証時間(例えば、cg−minDFIDelay−r16)を選択する。検証時間は、1つ以上のHARQプロセス番号/IDに関連付けられた1つ以上の上りリンク伝送のHARQ−ACKが有効であるかどうかを判定するために使用され得る。
いくつかの例において、UEは複数の設定済グラント設定から設定済グラント設定を選択する。一例として、複数の設定済グラント設定は、UEのためのすべてのグラント構成を含み得る。代替的及び/又は追加的に、複数の設定済グラント設定は、第1の数の設定済グラント設定に相当する設定済グラント設定(例えば、UEのための設定済グラント設定の一部及び/又はすべて)を含んでもよい。
いくつかの例において、UEは、複数の設定済グラント設定に関連付けられた設定済グラントアイデンティティ(ID)に基づいて、複数の設定済グラント設定から設定済グラント設定を選択する。一例として、UEは、複数の設定済グラント設定のうち、設定済グラント設定が最も低い設定済グラントアイデンティティ(ID)又は最も高い設定済グラントIDを持つとの判定に基づいて、設定済グラント設定を選択することができる。
代替的及び/又は追加的に、UEは、複数の設定済グラント設定に関連付けられた検証時間(例えば、cg−minDFIDelay−r16)に基づいて、複数の設定済グラント設定から設定済グラント設定を選択することができる。一例として、UEは、複数の設定済グラント設定のうち、設定済グラント設定が、最大(例えば、最高)検証時間(例えば、cg−minDFIDelay−r16)又は最小(例えば、最小)検証時間(例えば、cg−minDFIDelay−r16)を有するという判定に基づいて、設定済グラント設定を選択することができる。
代替的及び/又は追加的に、UEは、複数の設定済グラント設定のうちの1つ以上の設定済グラント設定によって提供される1つ以上のリソースに基づいて、複数の設定済グラント設定から設定済グラント設定を選択することができる。例では、UEは、設定済グラント設定が、TBの伝送に直近で使用されたリソース、又はHARQプロセス番号/IDに直近で使用されたリソースを提供するという判定に基づいて、設定済グラント設定を選択することができる。代替的及び/又は追加的に、UEは、複数の設定済グラント設定に関連付けられた(例えば、提供された)1つ以上のリソースのうち、設定済グラント設定に関連付けられたリソースが、TBの伝送に直近で(例えば、最新及び/又は最後に)使用されたリソース、及び/又はHARQプロセス番号/IDに直近で(例えば、最新及び/又は最後に)使用されたリソースであるという判定に基づいて、設定済グラント設定を選択することができる。代替的及び/又は追加的に、UEは、設定済グラント設定によって提供されたリソースが、直近で(例えば、最新及び/又は最後に)使用された設定済グラントに関連付けられているという判定に基づいて、設定済グラント設定を選択することができる。
代替的及び/又は追加的に、UEは、複数の設定済グラント設定のうち、設定済グラント設定が、直近の上りリンクチャネル占有時間(COT)及び/又は直近の上りリンクバーストに含まれるという判定に基づいて、設定済グラント設定を選択することができる。
図11に示される例では、表1100の行1は、スロット、サブフレーム、シンボル、時間などのうちの少なくとも1つの単位のタイミングに対応する。いくつかの例において、表1100の行6に示されるように、UEは、HARQプロセス{1,2,3}を有するCG1と、HARQプロセス{2,3,4}を有するCG2とで設定される。いくつかの例において、表1100の行6に示されているように、CG1に対する最小DFI時間遅延1は「3」として設定され(例えば、3つの単位、例えば、3つのスロット、3つのサブフレーム、3つのシンボルうちの少なくとも1つ)、CG2に対する最小DFI時間遅延2は「6」として設定される(例えば、6つの単位、例えば、6つのスロット、6つのサブフレーム、6つのシンボルのうちの少なくとも1つ)。一例では、表1100の行2に示されているように、UEは、タイミング1で上りリンク伝送を行い、上りリンク伝送はHARQプロセス{1}を持ち、上りリンク伝送はCG1に関連付けられたリソース上にある(上りリンク伝送は、表1100の列2で「CG1でUL HarqID=1」として示されている)。表1100のタイミング、例えば、タイミング1、タイミング2、タイミング3などは、各々、スロット、サブフレーム、シンボル、ポイントインタイム、時間ユニットなどのうちの少なくとも1つに対応することができる。いくつかの例において、UEは、タイミング3(表1100の行2に「DL DFI」として示されている)で第1のDFI(例えば、下りリンクDFI)を含むPDCCHを受信する。UEは、CG1に基づいて、第1のDFIにおけるHARQプロセス{1}に対する最小DFI時間遅延を判定する(例えば、最小DFI時間遅延1「3」)。CG1などの直近で使用されたCG(例えば、最後及び/又は最新の使用されたCG)によれば、UEは、CG1に基づいて、第1のDFIにおけるHARQプロセス{1}に対する最小DFI時間遅延を判定することができる(例えば、最小DFI時間遅延1「3」)。いくつかの例において、タイミング1での上りリンク伝送とタイミング3での第1のDFIとの間の間隔が2(例えば、2つのスロット、2つのサブフレーム、2つのシンボルなど)であるため、2の間隔が3に等しい最小DFI時間遅延1(例えば、3つのスロット、3つのサブフレーム、3つのシンボルなど)より小さい場合、HARQプロセス{1}に対する第1のDFIは無効である(例えば、第1のDFIは、HARQプロセス{1}に関連付けられたHARQ情報を示すことに関して無効である)。例えば、HARQプロセス{1}に対する第1のDFIは、間隔が2スロット(2つのサブフレーム、又は2つのシンボル)に対応し、3つのスロット(3つのサブフレーム、又は3つのシンボル)に対応する最小DFI時間遅延1より小さいため、(例えば、HARQプロセス{1}に関連付けられたHARQ情報を示すことに関して)無効である。UEは、タイミング5で第2のDFIを含むPDCCHを受信する。UEは、第2のDFIが有効であることを判定する(例えば、タイミング1での上りリンク伝送とタイミング5での第2のDFIとの間の間隔が、3に等しい最小DFI時間遅延1以上である4に等しいことに基づく)。
一例として、表1100の行3に示されるように、UEは、タイミング1で上りリンク伝送を行い、上りリンク伝送は、HARQプロセス{2}を持ち、上りリンク伝送は、CG1に関連付けられたリソース上にある(上りリンク伝送は、表1100の行3で「CG1でUL HarqID=2」として示される)。いくつかの例において、UEは、タイミング3で第1のDFI(例えば、下りリンクDFI)を含むPDCCHを受信する(表1100の行3で「DL DFI」として示される)。CG1などの直近で使用されたCG(例えば、最後及び/又は最新の使用されたCG)によれば、UEは、CG1に基づいて、第1のDFIにおけるHARQプロセス{2}に対する最小DFI時間遅延を判定することができる(例えば、最小DFI時間遅延1「3」)。いくつかの例において、タイミング1での上りリンク伝送とタイミング3での第1のDFIとの間の間隔が2(例えば、2スロット、2サブフレーム、2シンボルなど)であるため、2の間隔が3に等しい最小DFI時間遅延1(例えば、3スロット、3サブフレーム、3シンボルなど)より小さい場合、HARQプロセス{2}に対する第1のDFIは無効である。UEは、タイミング5で第2のDFIを含むPDCCHを受信する。UEは、第2のDFIが有効であることを判定する(例えば、タイミング1での上りリンク伝送とタイミング5での第2のDFIとの間の間隔が、3に等しい最小DFI時間遅延1以上である4に等しいことに基づく)。
一例として、表1100の行4に示されるように、UEは、タイミング1で上りリンク伝送を行い、上りリンク伝送は、HARQプロセス{2}を持ち、上りリンク伝送は、CG2に関連付けられたリソース上にある(上りリンク伝送は、表1100の行4で「CG2でUL HarqID=2」として示される)。いくつかの例において、UEは、タイミング3で第1のDFI(例えば、下りリンクDFI)を含むPDCCHを受信する(表1100の行4で「DL DFI」として示される)。CG2などの直近で使用されたCG(例えば、最後及び/又は最新の使用されたCG)によれば、UEは、CG2に基づいて、第1のDFIにおけるHARQプロセス{2}に対する最小DFI時間遅延を判定することができる(例えば、最小DFI時間遅延2「6」)。いくつかの例において、タイミング1での上りリンク伝送とタイミング3での第1のDFIとの間の間隔が2(例えば、2つのスロット、2つのサブフレーム、2つのシンボルなど)であるため、2の間隔が6に等しい最小DFI時間遅延2(例えば、6つのスロット、6つのサブフレーム、6つのシンボルなど)より小さい場合、HARQプロセス{2}に対する第1のDFIは無効である。UEは、タイミング5で第2のDFIを含むPDCCHを受信する。UEは、第2のDFIが有効であることを判定する(例えば、タイミング1での上りリンク伝送とタイミング5での第2のDFIとの間の間隔が、6に等しい最小DFI時間遅延2以上である4に等しいことに基づく)。
いくつかの例において、本明細書における実施形態の1つ以上(第2の概念に関して議論された実施形態の1つ以上など)に関して、複数の設定済グラント設定(例えば、ある数の設定済グラント設定に相当する)は、アクティブなタイプ2設定済グラント及び/又はタイプ1設定済グラントに関連付けられる(例えば、含む及び/又は設定する)。代替的及び/又は追加的に、複数の設定済グラント設定は、1つ以上の同じHARQプロセス番号/IDに関連付けられてもよい(例えば、複数の設定済グラント設定の各設定済グラント設定は、1つ以上の同じHARQプロセス番号/IDのうちのHARQプロセス番号/IDに関連付けられてもよい)。代替的及び/又は追加的に、複数の設定済グラント設定は、UEがTBについて送信したリソースに関連付けられてもよい。図7に示される例において、UEがCG1〜CG6で設定される場合、複数の設定済グラントは、CG1及びCG2(例えば、CG1及びCG2のみ)を含んでもよい。いくつかの例において、CG1及びCG2に従ってPUSCHリソースがHARQプロセス3(HP3)に関連付けられたTBについて送信するために使用されること、及び/又はCG1及びCG2の両方がHP3に関連付けられること、及び/又はCG1及びCG2(例えば、CG1〜CG6のCG1及びCG2のみ)がアクティブな設定である及び/又はアクティベーションコマンドなしであることから、複数の設定済グラントはCG1及びCG2を含んでもよい。
いくつかの例において、UEは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。UEは、キャリア又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントで設定され得る。複数の設定済グラントの構成された各グラントは、最小DFI時間遅延を設定するためのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)を含む(複数の設定済グラントのうちの設定済グラントの最小DFI時間遅延を設定するためのパラメータは、異なる最小DFI時間遅延を示す異なる値を有し得る)。例では、UEは、HARQプロセス番号xで第2のリソース上で第2の上りリンク伝送を送信する。UEは、第2のスロットにおいて第2のDFIを含む第2のPDCCHを受信する。UEは、複数の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延のうちから(及び/又は複数の設定済グラントのうちから)、(例えば、第2のDFIに対する及び/又はHARQプロセス番号xに対する)最小DFI時間遅延を判定する。UEは、ルールに基づいて、(例えば、第2のDFIに対する及び/又はHARQプロセス番号xに対する)最小DFI時間遅延を判定します。UEは、第2のDFIが、間隔(例えば、第2のDFIと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつ((例えば、第2のDFIに対する及び/又はHARQプロセス番号xに対する)最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。いくつかの例において、最小DFI時間遅延を判定するためのルールの適用は、複数の設定済グラントのうちの設定済グラントIDのうち、最も低い設定済グラントアイデンティティ(ID)又は最も高い設定済グラントアイデンティティ(ID)に基づく(例えば、最小DFI時間遅延は、最小DFI時間値元が最も低い設定済グラントID又は最も高いグラントIDを持つ複数の設定済グラントのうちの設定済グラントに関連付けられるとの判定に基づいて判定及び/又は選択され得る)。いくつかの例において、このルールの適用は、複数の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延(例えば、cg−minDFIDelay−r16)のうち、最大(例えば、最高)最小DFI時間遅延、又は最小(例えば、最低)DFI時間遅延で設定済グラントを選択することを含む(例えば、最小DFI時間遅延は、選択されたグラントが最小DFI時間遅延に関連付けられるという判定に基づいて判定及び/又は選択され得る)。代替的及び/又は追加的に、ルールの適用は、最小DFI時間遅延が、複数の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延(例えば、cg−minDFIDelay−r16)のうち、最大(例えば、最高)最小DFI時間遅延又は最小(例えば、最低)DFI時間遅延であるという判定に基づいて、最小DFI時間遅延を判定及び/又は選択することを含む。いくつかの例において、このルールの適用は、リソースを提供する(例えば、複数の設定済グラントのうちの)設定済グラントを選択することを含み、(設定済グラントによって提供される)リソースは、TBの伝送に直近で使用されたか、又はHARQプロセス番号xに直近で使用されている(例えば、選択された設定済グラントが最小のDFI時間遅延に関連付けられるという判定に基づいて、最小のDFI時間遅延が判定及び/又は選択され得る)。いくつかの例において、このルールの適用は、複数の設定済グラント設定に関連付けられる(例えば、これによって提供される)1つ以上のリソースのうち、設定済グラントに関連付けられる(例えば、これによって提供される)リソースが、TBの伝送のために直近で(例えば、最新及び/又は最後に)使用されたリソース、及び/又は、HARQプロセス番号xに対して直近(例えば、最新及び/又は最後に)使用されたリソースであるという判定に基づいて、設定済グラントを選択することを含む。
いくつかの例において、UEは、ネットワークによって、複数の設定済グラントに対する1つ以上のHARQプロセス番号/IDで設定される。いくつかの例において、1つ以上のHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントに対して共通である。いくつかの例において、HARQプロセス番号xは、1つ以上のHARQプロセス番号/IDに含まれる。UEは、第1のリソース上で第1の上りリンク伝送を送信し、及び/又は第2のリソース上で第2の上りリンク伝送を送信する。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送は、同じUEによって送信される。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送は、同じTBを送達及び/又は搬送する。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送と第2の上りリンク伝送は、同じHARQプロセス番号/IDを持つ。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送は、時間領域における第2の上りリンク伝送より早い。代替的及び/又は追加的に、第1の上りリンク伝送はTBの初期送信であり、第2の上りリンク伝送はTBの再送である。UEは、第1のスロットにおいて第1のPDCCHを受信することができる。第1のスロット及び/又は第1のPDCCHは、時間領域における第1の上りリンク伝送の後及び/又はそれより遅い。UEは、第2のスロットにおいて第2のPDCCHを受信することができる。第2のスロット及び/又は第2のPDCCHは、時間領域における第2の上りリンク伝送の後及び/又はそれより遅い。いくつかの例において、第1のPDCCHは、第1のDFIを含む及び/又は示す。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースは、第1の設定済グラントに関連付けられる(及び/又はそれに基づいて判定される)。いくつかの例において、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2の設定済グラントに関連付けられる(及び/又はそれに基づいて判定される)。代替的及び/又は追加的に、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2の動的グラント(例えば、動的スケジューリンググラント)に関連付けられてもよい(及び/又は、それに基づいて判定されてもよい、及び/又は、それによってスケジュールされてもよい)。第1のDFI及び/又は第2のDFIは、HARQ情報がないことを示す、又は1つ以上のHARQ情報を示す1つ以上のビットを含み得る。UEは、複数の設定済グラントに関連付けられた最小DFI時間遅延のうちから(及び/又は複数の設定済グラントのうちから)(例えば、第1のDFI対する及び/又はHARQプロセス番号xに対する)最小DFI時間遅延を判定する。UEは、ルールに基づいて、(例えば、第1のDFI対する及び/又はHARQプロセス番号xに対する)最小DFI時間遅延を判定する。いくつかの例において、UEは、第1のDFIが、第1の間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつ(例えば、第1のDFIに対する及び/又はHARQプロセス番号xに対する)最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。代替的及び/又は追加的に、UEは、第1のDFIが、第1の間隔及び(例えば、第1のDFIに対する及び/又はHARQプロセス番号xに対する)最小のDFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定することができる。代替的及び/又は追加的に、UEは、第2のDFIが、第2の間隔(例えば、第2のDFIと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離のなどの間隔)に基づいて、かつ、第1のDFIに対する及び/又はHARQプロセス番号xに対する最小DFI時間遅延などの(例えば、第2のDFIに対する及び/又はHARQプロセス番号xに対する)判定された最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定することができる。
いくつかの例において、第1の間隔が(第1のDFI及び/又はHARQプロセス番号xに対する)最小DFI時間遅延より小さい場合、第1のDFIは、第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースに応答するHARQ情報を示さなくてもよい。いくつかの例において、第2の間隔が(第2のDFI及び/又はHARQプロセス番号xに対する)最小DFI時間遅延より小さい場合、第2のDFIは、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースに応答するHARQ情報を示さなくてもよい。
第3の概念
第3の概念では、HARQプロセス番号/ID及び/又はHARQプロセス番号/IDグループは、最小DFI時間遅延(例えば、1つの最小DFI時間遅延)と関連付けられる。一例では、(例えば、複数のHARQプロセス番号/IDの)各HARQプロセス番号/ID及び/又は(例えば、複数のHARQプロセス番号/IDグループの)各HARQプロセは、最小DFI時間遅延(例えば、1つの最小DFI時間遅延)に関連付けられる。いくつかの例において、HARQプロセス番号/IDグループ(例えば、1つのHARQプロセス番号/IDグループ)は、1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含む。いくつかの例において、HARQプロセス番号/IDグループ(例えば、1つのHARQプロセス番号/IDグループ)は、連続するHARQプロセス番号/IDグループ(及び/又は連続するHARQプロセス番号/ID)を含む。いくつかの例において、異なるHARQプロセス番号/IDグループは、重複しないHARQプロセス番号/IDを含む。
一例として、HARQプロセスグループ1(HPG1)は、HARQプロセス{1,2,3}を含み、HARQプロセスグループ2(HPG2)は、HARQプロセス{4,5,6}を含み、重複するHARQプロセスは期待されない(例えば、HPG1とHPG2が、同じHARQプロセス及び/又は同じHARQプロセス番号/IDを含むことは期待されない)。この例では、最小DFI時間遅延1がHPG1に対して設定され、最小DFI時間遅延2がHPG2に対して設定される。UEがHARQプロセス{2, 3, 4}を持つCG1及びHARQプロセス{3, 4, 5}を持つCG2で設定される場合、HARQプロセス{3}及び/又はHARQプロセス{4}を持つCG1及び/又はCG2を介した上りリンク伝送は、最小DFI時間遅延1に関連付けられる。代替的及び/又は追加的に、HARQプロセス{2}を持つCG1を介した上りリンク伝送は、最小DFI時間遅延1に関連付けられる。代替的及び/又は追加的に、HARQプロセス{5}を持つCG2を介した上りリンク伝送は、最小DFI時間遅延2に関連付けられる。
別の例では、UEは、(例えば、免許不要のセル上の)設定済グラント上りリンク伝送のためにHARQプロセス{1〜6}で設定される。いくつかの例において、HARQプロセス{1〜6}の各HARQプロセスは、最小DFI時間遅延i(i=1〜6)に関連付けられる(例えば、それで設定される)(例えば、HARQプロセス{1}は最小DFI時間遅延1で設定されてもよく、HARQプロセス{2}は最小DFI時間遅延2で設定されてもよいなど)。UEは、設定済グラント(例えば、1つの設定済グラント)を介して上りリンク伝送を送信することができ、上りリンク伝送は、HARQプロセス{3}を持つ。受信したDFI及び/又はPDCCHが、上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する(及び/又は、検証する)ために、最小DFI時間遅延3がUEによって判定(及び/又は、使用)され得る。
いくつかの例において、ネットワークは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。ネットワークは、キャリア又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEを設定する。複数の設定済グラントは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラント(及び/又は、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントに加えて、1つ以上の他の設定済グラント)を含む。
いくつかの例において、ネットワークは、(UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDの)各HARQプロセス番号/IDに対してパラメータ(例えば、1つのパラメータ)を設定する。いくつかの例において、パラメータは、(例えば、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDの)各HARQプロセス番号/IDに対して、最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDに対して1つ以上のパラメータを設定することができ、1つ以上のパラメータの各パラメータは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDのうちのHARQプロセス番号/IDに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。
代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、(UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループの)各HARQプロセス番号/IDグループに対してパラメータ(例えば、1つのパラメータ)を設定してもよい。いくつかの例において、パラメータは、(例えば、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループの)各HARQプロセス番号/IDグループに対して最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループに対して1つ以上のパラメータを設定することができ、1つ以上のパラメータの各パラメータは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループのうちのHARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。
一例では、ネットワークは、HARQプロセス番号xを持つ第2のリソース上の第2の上りリンク伝送を受信する。ネットワークは、第2のスロットにおいて第2のDFIを含む第2のPDCCHを送信する。いくつかの例において、ネットワークは、第2のDFIが、間隔(例えば、第2のDFIと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつHARQプロセス番号xに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、間隔(例えば、第2のDFIと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づき、かつHARQプロセス番号xを含むHARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答して、第2のDFIがHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定することができる。
UEは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。UEは、キャリア又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントで設定される(及び/又は、それで設定するための信号を受信する)。複数の設定済グラントは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラント(及び/又は、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントに加えて、1つ以上の他の設定済グラント)を含む。
いくつかの例において、UEは、(UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDの)各HARQプロセス番号/IDに対するパラメータ(例えば、1つのパラメータ)で設定(及び/又は、それで設定のための信号を受信)し、パラメータは、(例えば、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDの)各HARQプロセス番号/IDに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。代替的及び/又は追加的に、UEは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDに対する1つ以上の1つ以上のパラメータで設定 (及び/又は、それで設定するための信号を受信)することができ、1つ以上のパラメータの各パラメータは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDのうちのHARQプロセス番号/IDに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。
代替的及び/又は追加的に、UEは、(UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループの)各HARQプロセス番号/IDグループに対するパラメータ(例えば、1つのパラメータ)で設定(及び/又は、それで設定するための信号を受信)し、パラメータは、(例えば、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループの)各HARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。代替的及び/又は追加的に、UEは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループに対する1つ以上のパラメータで設定されてもよく(及び/又は、それで設定するための信号を受信してもよく)、1つ以上のパラメータの各パラメータは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループのうちのHARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。
一例では、UEは、HARQプロセス番号xを持つ第2のリソース上で第2の上りリンク伝送を送信する。UEは、第2のスロットにおいて第2のDFIを含む第2のPDCCHを受信する。いくつかの例において、UEは、第2のDFIが、間隔(例えば、第2のDFIと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつHARQプロセス番号xに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。代替的及び/又は追加的に、UEは、第2のDFIが、間隔(例えば、第2のDFIと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつ例えば、HARQプロセス番号xを含むHARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定することができる。
いくつかの例において、HARQプロセス番号/IDグループは、1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含む。いくつかの例において、1つ以上のHARQプロセス番号/IDは、HARQプロセス番号/グループに対するパラメータと関連付けられ、及び/又は、それを使用する(例えば、パラメータは、HARQプロセス番号/IDグループの1つ以上のHARQプロセス番号/IDに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用されてもよい)。いくつかの例において、HARQプロセス番号/IDグループは、連続するHARQプロセス番号/IDを含む。いくつかの例において、異なるHARQプロセス番号/IDグループは、重複しないHARQプロセス番号/IDを含む(例えば、第1のHARQプロセス番号/IDグループは、第2のHARQプロセス番号/IDグループと同じHARQプロセス番号/IDを含まないことがある)。例えば、HARQプロセス番号/IDグループとは異なる第2のHARQプロセス番号/IDグループは、1つ以上のHARQプロセス番号/IDと重複しない1つ以上の第2のHARQプロセス番号/IDを含んでもよい。
いくつかの例において、UEは、第1のHARQプロセス番号/IDグループ及び/又は第2のHARQプロセス番号/IDグループで設定される(例えば、ネットワークは、第1のHARQプロセス番号/IDグループ及び/又は第2のHARQプロセス番号/IDグループでUEを設定してもよい)。いくつかの例において、第1のHARQプロセス番号/IDグループのHARQプロセス番号/ID(例えば、HARQプロセス番号/IDは、第1のHARQプロセス番号/IDグループに属している、及び/又はこれ内にある)は、第2のHARQプロセス番号/IDグループなどの(例えば、UEの)1つ以上の他のHARQプロセス番号/IDグループに属していない、及び/又はこれ内にある。
いくつかの例において、UEは、1つ以上の設定済グラント(例えば、複数の設定済グラント)の各設定済グラントに対するHARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)で設定され、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)は、1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含む。いくつかの例において、ネットワークは、1つ以上の設定済グラント(例えば、複数の設定済グラント)の各設定済グラントに対するHARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)でUEを設定し、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)は、1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含む。
いくつかの例において、UEは、第1の設定済グラントに対するHARQプロセス番号/IDの第1のセットで設定され、及び/又はUEは、第2の設定済グラントに対するHARQプロセス番号/IDの第2のセットで設定される。HARQプロセス番号/IDの第1のセットは、HARQプロセス番号x、及び/又はHARQプロセス番号/IDの第2のセットは、HARQプロセス番号xを含む。いくつかの例において、UEは、ネットワークによって、複数の設定済グラントに対する1つ以上のHARQプロセス番号/IDで設定される。いくつかの例において、1つ以上のHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントに対して共通である。いくつかの例において、HARQプロセス番号xは、1つ以上のHARQプロセス番号/IDに含まれる。UEは、第1のリソース上で第1の上りリンク伝送を送信し、及び/又は第2のリソース上で第2の上りリンク伝送を送信する。第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送は、UE(例えば、同じUE)によって送信される。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送及び/又は第2の上りリンク伝送は、TBを送達及び/又は搬送する(例えば、同じTBが第1の上りリンク伝送及び第2の上りリンク伝送によって送達及び/又は搬送される)。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送と第2の上りリンク伝送は、同じHARQプロセス番号/IDを持つ。第1の上りリンク伝送は、時間領域における第2の上りリンク伝送より早くてもよい。代替的及び/又は追加的に、第1の上りリンク伝送は、TBの初期送信であってもよく、第2の上りリンク伝送は、TBの再送であってもよい。いくつかの例において、UEは、第1のスロットにおいて第1のPDCCHを受信する。代替的及び/又は追加的に、UEは、第2のスロットにおいて第2のPDCCHを受信してもよい。第1のスロット及び/又は第1のPDCCHは、時間領域における第1の上りリンク伝送の後及び/又はそれより遅い。第2のスロット及び/又は第2のPDCCHは、時間領域における第2の上りリンク伝送の後及び/又はそれより遅い。
いくつかの例において、第1のPDCCHは、第1のDFIを含む及び/又は提供する。第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースは、第1の設定済グラントに関連付けられた(及び/又は、それに基づいて判定される)。いくつかの例において、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2の設定済グラントに関連付けられた(及び/又は、それに基づいて判定される)。代替的及び/又は追加的に、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2の動的グラント(例えば、動的スケジューリンググラント)に関連付けられる(及び/又は、それに基づいて判定される、及び/又は、スケジュールされる)。第1のDFI及び/又は第2のDFIは、HARQ情報がないことを示す、又は1つ以上のHARQ情報を示す1つ以上のビットを含んでもよい。1つ以上のビットの数は16ビットであり得る。代替的及び/又は追加的に、1つ以上のビットのビットの数は、キャリア又はセルに対するHARQプロセス番号/IDの量(及び/又は数)に等しくてもよい。代替的及び/又は追加的に、1つ以上のビットのビット数は、キャリア又はセル上の設定済グラントに関連付けられた上りリンク伝送に使用され得るHARQプロセス番号/IDの量(及び/又は数)に等しくてもよい。
いくつかの例において、UEは、第1のDFIが、第1の間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつHARQプロセス番号xに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。代替的及び/又は追加的に、UEは、第1のDFIが、第1の間隔及び例えば、HARQプロセス番号xを含むHARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定してもよい。代替的及び/又は追加的に、UEは、第1のDFIが、第1の間隔及びHARQプロセス番号xに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定してもよい。代替的及び/又は追加的に、UEは、第1のDFIが、第1の間隔及び例えば、HARQプロセス番号xを含むHARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定してもよい。いくつかの例において、第1の間隔は、第1のPDCCHの初期シンボル(例えば、第1のPDCCHの初期シンボルの開始シンボル境界)と第1のリソースの最後のシンボル(例えば、終了シンボル) (例えば、第1のリソースの最終シンボルの終了シンボル境界)との間である。
いくつかの例において、UEは、第2のDFIが、第2の間隔(例えば、第2のDFIと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつHARQプロセス番号xに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。代替的及び/又は追加的に、UEは、第2のDFIが、第2の間隔及び例えばHARQプロセス番号xを含むHARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第2の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定してもよい。いくつかの例において、第2の間隔は、第2のPDCCHの初期シンボル(例えば、第2のPDCCHの初期シンボルの開始シンボル境界)と第2のリソースの最後のシンボル(例えば、終了シンボル) (例えば、第2のリソースの最終シンボルの終了シンボル境界)との間である。
いくつかの例において、第1の間隔が、HARQプロセス番号xに対する最小DFI時間遅延よりも小さい場合、第1のDFIは、第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースに応答するHARQ情報を示さない。いくつかの例において、第1の間隔が、HARQプロセス番号xを含むHARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延より小さい場合、第1のDFIは、第1の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースに応答するHARQ情報を示さない。
いくつかの例において、第2の間隔が、HARQプロセス番号xに対する最小DFI時間遅延より小さい場合、第2のDFIは、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースに応答するHARQ情報を示さない。いくつかの例において、第2の間隔が、HARQプロセス番号xを含むHARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延より小さい場合、第2のDFIは、第2の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースに応答するHARQ情報を示さない。
第4の概念
第4の概念では、ネットワークは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作することができる。ネットワークは、キャリア又はセル上で1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEを設定する。いくつかの例において、ネットワークは、(1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対する)第1の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために、dg−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定する。いくつかの例において、ネットワークは、1つ以上の設定済グラント関連上りリンク伝送及び/又は各設定済グラントに対する第2の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために、cg−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEに設定する(例えば、ネットワークは、複数の設定済グラントの各設定済グラントに対して、それぞれcg−minDFI−Delay−r16などのパラメータでUEに設定してもよい)。
いくつかの例において、ネットワークは、UEに第1の動的グラントを送信し、第1の動的グラントは、HARQプロセス番号/IDxを有する第1の上りリンク伝送をスケジュールする。いくつかの例において、ネットワークは、UEから第1の上りリンク伝送を受信する。いくつかの例において、ネットワークは、第1のDFIを含む第1のPDCCHを送信する。いくつかの例において、ネットワークは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつ第1の最小DFI時間遅延(例えば、1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対する最小DFI時間遅延)に基づいて、第1の上りリンク伝送に対する応答するHARQプロセス番号/IDxに対する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
いくつかの例において、ネットワークは、UEからHARQプロセス番号/IDxを持つ第1の上りリンク伝送を受信する。いくつかの例において、ネットワークは、第1のDFIを含む第1のPDCCHを送信する。いくつかの例において、ネットワークは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつ第1の最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQプロセス番号/IDに対する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
UEは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。いくつかの例において、UEは、キャリア又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEに設定するために、信号及び/又は設定(例えば、ネットワークによって送信される信号及び/又はネットワークによる設定)を受信する(例えば、UEは、信号及び/又は設定を介して複数の設定済グラントで設定され得る)。代替的及び/又は追加的に、UEは、(例えば、1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対して)第1の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために、dg−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定するために、信号及び/又は設定(及び/又は第2の信号及び/又は第2の設定)を受信してもよい。代替的及び/又は追加的に、UEは、1つ以上の設定済グラント関連上りリンク伝送に対する及び/又は各設定済グラントに対する第2の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために、cg−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEに設定するために、信号及び/又は設定(及び/又は第3の信号及び/又は第3の設定)を受信することができる(例えば、ネットワークは、複数の設定済グラントの各々に対して、それぞれcg−minDFI−Delay−r16などのパラメータでUEを設定してもよい)。いくつかの例において、UEは、ネットワークから第1の動的グラントを受信し、第1の動的グラントは、HARQプロセス番号/IDxを持つ第1の上りリンク伝送をスケジュールする。UEは、第1の上りリンク伝送をネットワークに送信してもよい。いくつかの例において、UEは、第1のDFIを含む第1のPDCCHを受信する。UEは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離)に基づいて、かつ第1の最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答して、HARQプロセス番号/IDxに対する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
いくつかの例において、ネットワークは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作することができる。ネットワークは、キャリア又はセル上で1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEを設定する。いくつかの例において、ネットワークは、(1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対する)第1の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために、dg−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定する。いくつかの例において、ネットワークは、(例えば、複数の設定済グラントの)各設定済グラント及び/又は(例えば、複数のBWPの)各BWPに対して、それぞれ第2の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために、cg−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEに設定する。ネットワークは、UEから、HARQプロセス番号/ID、xを持つ最初の第1の上りリンク伝送を受信する。ネットワークは、第1の上りリンク伝送が第1の動的グラントによってスケジュールされるかどうかに基づいて、最小DFI時間遅延を判定(及び/又は選択)する。例えば、最小DFI時間遅延は、第1の最小DFI時間遅延又は第2の最小DFI時間遅延であってもよい。例えば、第1の上りリンク伝送が第1の動的グラントによってスケジュールされる場合、ネットワークは、第1の最小DFI時間遅延を選択してもよい(及び/又は、ネットワークによって判定される最小DFI時間遅延が第1の最小DFI時間遅延であってもよい)。代替的及び/又は追加的に、第1の上りリンク伝送が第1の動的グラントによってスケジュールされない場合(及び/又は、第1の上りリンク伝送が設定済グラントに関連付けられる場合)、ネットワークは、第2の最小DFI時間遅延を選択してもよい(及び/又は、ネットワークによって判定された最小DFI時間遅延が第2の最小DFI時間遅延であってもよい)。いくつかの例において、ネットワークは、第1のDFIを含む第1のPDCCHを送信する。いくつかの例において、ネットワークは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)及び(ネットワークによって判定される)最小のDFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQプロセス番号/IDxに対する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
UEは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。いくつかの例において、UEは、キャリア又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEに設定するために、信号及び/又は設定(例えば、ネットワークによって送信される信号及び/又はネットワークによる設定)を受信する(例えば、UEは、信号及び/又は設定を介して複数の設定済グラントで設定され得る)。代替的及び/又は追加的に、UEは、(例えば、1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対して)第1の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために、dg−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定するために、信号及び/又は設定(及び/又は第2の信号及び/又は第2の設定)を受信してもよい。代替的及び/又は追加的に、UEは、1つ以上の設定済グラント関連上りリンク伝送に対する及び/又は各設定済グラントに対する第2の最小DFI時間遅延を設定及び/又は設定するために、cg−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定するために、信号及び/又は設定(及び/又は第3の信号及び/又は第3の構成)を受信することができる(例えば、ネットワークは、複数の設定済グラントの各々に対して、それぞれcg−minDFI−Delay−r16などのパラメータでUEに設定することができる)。UEは、HARQプロセス番号/IDxを持つ最初の第1の上りリンク伝送をネットワークに送信する。UEは、第1のDFIを含む第1のPDCCHを受信する。UEは、第1の上りリンク伝送が第1の動的グラントによってスケジュールされるかどうかに基づいて、最小DFI時間遅延を判定(及び/又は選択)する。例えば、最小DFI時間遅延は、第1の最小DFI時間遅延又は第2の最小DFI時間遅延であってもよい。例えば、UEは、第1の上りリンク伝送が第1の動的グラントによってスケジュールされる場合、第1の最小DFI時間遅延を選択することができる(及び/又は、UEによって判定される最小DFI時間遅延が第1の最小DFI時間遅延であり得る)。代替的及び/又は追加的に、第1の上りリンク伝送が第1の動的グラントによってスケジュールされない場合(及び/又は、第1の上りリンク伝送が設定済グラントに関連付けられる場合)、UEは、第2の最小DFI時間遅延を選択することができる(及び/又は、UEによって判定される最小DFI時間遅延が第2の最小DFI時間遅延であり得る)。UEは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づき、かつ(UEによって判定される)最低DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQプロセス番号/IDxに対する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。
信号が、1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対する第1の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために、dg−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)を設定しない場合、UE及び/又はネットワークは、デフォルト値に基づいて、第1の最小DFI時間遅延を判定することができる。いくつかの例において、デフォルト値は事前に定義される。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送が、複数の設定済グラントのうちの設定済グラント(例えば、1つの設定済グラント)に関連付けられる及び/又は対応する場合、第2の最小DFI時間遅延が使用される(例えば、第1のDCIが、第1の上りリンク伝送に応答するHARQプロセス番号/IDxに対する有効な有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定するための間隔との比較のために)。代替的及び/又は追加的に、第1の上りリンク伝送が動的グラントによってスケジュールされる場合、第1の最小DFI時間遅延が使用されてもよい(例えば、第1のDCIが、第1の上りリンク伝送に応答するHARQプロセス番号/IDxに対する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを決定するための間隔との比較のために)。いくつかの例では、第1の最小DFI時間遅延は、キャリア及び/又はセル上のB(例えば、複数のBWPの)BWP毎及び/又は各BWPに対して、それぞれ設定される。代替的及び/又は追加的に、第1の最小DFI時間遅延は、共有スペクトルチャネルアクセスを用いるキャリア毎及び/又は各キャリアに対して、それぞれ設定され得る。代替的及び/又は追加的に、第1の最小DFI時間遅延は、共有スペクトルチャネルアクセスを用いるセル毎及び/又は各セルに対して、それぞれ設定され得る。ネットワークは、(例えば、複数のBWPの)各BWP上の各設定済グラントに対するHARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)でUEを設定することができ、HARQプロセス番号/IDのセットは、1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含むことができる。1つ以上のHARQプロセス番号/IDが、BWP上の異なる設定済グラント間で共有され得る。いくつかの例において、複数の設定済グラントに対する1つ以上のHARQプロセス番号/IDセットは、HARQプロセス番号xを含まない。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送が第1の動的グラントによってスケジュールされる場合、ネットワークは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、HARQプロセス番号/IDxに対する有効なHARQ情報を含むかどうかを判定し、第1のDFIが、HARQプロセス番号/IDxに対する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかの判定は、第1の最小DFI時間遅延に基づかなくてもよい。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送が、複数の設定済グラントのうちの設定済グラント(例えば、1つの設定済グラント)に関連付けられる場合、ネットワークは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、HARQプロセス番号/IDxに対する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定し、第1のDFIが、HARQプロセス番号/IDxに対する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかの判定は、設定済グラントに対する第2の最小DFI時間遅延に基づかなくてもよい。いくつかの例において、第1の上りリンク伝送が、複数の設定済グラントのうちの設定済グラント(例えば、1つの設定済グラント)に関連付けられる場合、ネットワークは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつBWP、セル及び/又はキャリア上の1つ以上の設定済グラント(例えば、すべての設定済グラント)に対する第2の最小DFI時間遅延に基づかないで、HARQプロセス番号/IDxに対する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。いくつかの例において、第1の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするためのパラメータ(例えば、dg−minDFI−Delay−r16)は、1つ以上の特定及び/又は具体的HARQプロセス番号/IDなど、1つ以上の第1のHARQプロセス番号/IDを持つ1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対するものである。いくつかの例において、第1の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第1のHARQプロセス番号/IDを持つ1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対して使用され、及び/又は関連付けられる。いくつかの例において、1つ以上の第1のHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントに対して設定及び/又はそれにおける使用のために含まれる(すなわち、1つ以上の第1のHARQプロセス番号/IDは、1つ以上の動的グラント及び設定済グラント共有HARQプロセスに対応することができる)。代替的及び/又は追加的に、1つ以上の第1のHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントに対して設定されなくてもよい、及び/又それにおける使用のためには含まれなくてもよい(すなわち、1つ以上の第1のHARQプロセス番号/IDは、1つ以上の動的なグラント専用HARQプロセスに対応することができる)。いくつかの例において、1つ以上の第1のHARQプロセス番号/IDは、キャリア及び/又はセル上の1つ以上の上りリンク伝送に対して設定される及び/又はそれに対する使用のために含まれる(例えば、1つ以上の第1のHARQプロセス番号/IDは、免許不要のセルにおけるすべてのHARQプロセスなどのHARQプロセスに対応してもよい)。いくつかの例において、UEは、(例えば、1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対する)第3の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするためのasdg2−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEに設定するために、信号及び/又は(例えば、ネットワークからの)設定を受信する。いくつかの例において、ネットワークは、(例えば、1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対する)第3の最小DFI時間遅延を設定及び/又は設定するために、dg2−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定する。第3の最低DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするためのパラメータ(例えば、dg2−minDFI−Delay−r16)は、1つ以上の特定及び/又は具体的なHARQプロセス番号/IDなどの1つ以上の第2のHARQプロセス番号/IDを持つ1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対するものであり得る。いくつかの例において、第3の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第2のHARQプロセス番号/IDを有する1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送のために使用される、及び/又はこれに関連付けられる。いくつかの例において、1つ以上の第2のHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントに対して設定される、及び/又はそれにおける使用のために含まれる(すなわち、1つ以上の第2のHARQプロセス番号/IDは、1つ以上の動的グラント及び設定済グラント共有HARQプロセスに対応することができる)。代替的及び/又は追加的に、1つ以上の第2のHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントに対して設定されなくてもよい、及び/又はそれにおける使用のために含まれなくてもよい(例えば、1つ以上の第2のHARQプロセス番号/IDは、1つ以上の動的なグラント専用のHARQプロセスに対応してもよい)。いくつかの例において、1つ以上の第2のHARQプロセス番号/IDは、キャリア上の1つ以上の上りリンク伝送に対して設定される、及び/又はそれに対する使用のために含まれる(例えば、1つ以上の第2のHARQプロセス番号/IDは、免許不要のセルにおけるすべてのHARQプロセスなどのHARQプロセスに対応してもよい)。いくつかの例において、第1の最小DFI時間遅延値は、第3の最小DFI時間遅延値と同じである。代替的及び/又は追加的に、第1の最小DFI時間遅延値は、第3の最小DFI時間遅延値と異なってもよい。
図12に示す例では、UEは、免許不要のセルに対する16の上りリンクHARQプロセス番号/IDを持つ。いくつかの例において、UEは、HARQプロセス{1〜9}に関連付けられた設定済グラントで設定される。設定済グラントは、HARQプロセス{1〜5}を持つCG1、HARQプロセス{5〜8}を持つCG2、及びHARQプロセス{7〜9}を持つCG3を含むことができる。いくつかの例において、UEは、HARQプロセス{1〜9}のうちの1つ以上のHARQプロセスを持つ1つ以上の上りリンク伝送に対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための第1のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)によって設定され、HARQプロセス{1〜9}は、設定済グラントCG1〜CG3で設定され、及び/又はこれに関連付けられ、1つ以上の上りリンク伝送は、動的グラントによってスケジュールされる初期及び/又は新規の上りリンク伝送及び/又は上りリンク再送を含む。いくつかの例において、UEは、HARQプロセス{10〜16}のうちの1つ以上のHARQプロセスを持つ1つ以上の上りリンク伝送に対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための第2のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)によって設定され、HARQプロセス{10〜16}は、設定済グラントCG1〜CG3で設定されない、及び/又は設定済グラントCG1〜CG3に関連付けられない、及び/又は、1つ以上の上りリンク伝送が、動的グラントによってスケジュールされる初期及び/又は新規の上りリンク伝送及び/又は上りリンク再送を含む。いくつかの例において、第1のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)及び第2のパラメータ(例えば、dg2−minDFIDelay−r16)は、同じ値(例えば、同じ最小DFI時間遅延)又は異なる値(例えば、異なる最小DFI時間遅延)を設定してもよい。
図13Aに示す例では、UEは、免許不要のセルに対する16の上りリンクHARQプロセス番号/IDを持つ。UEは、HARQプロセス{1〜5}を持つCG1、HARQプロセス{5〜8}を持つCG2、HARQプロセス{7〜9}を持つCG3で設定され得る。いくつかの例において、UEは、HARQプロセス{1〜16}のうちの1つ以上のHARQプロセスを持つ1つ以上の上りリンク伝送に対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための第1のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)によって設定され、1つ以上の上りリンク伝送は、動的グラントによってスケジュールされる初期及び/又は新規の上りリンク伝送及び/又は上りリンク再送を含む。
図13Bに示す例では、UEは、免許不要のセルに対する16の上りリンクHARQプロセス番号/IDを有する。UEは、HARQプロセス{1〜5}を持つCG1、HARQプロセス{5〜8}を持つCG2、HARQプロセス{7〜9}を持つCG3で設定され得る。UEは、免許不要のセルに対するHARQプロセス{10〜16}のうちの1つ以上のHARQプロセスを持つ1つ以上の上りリンク伝送に対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための第1のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)によって設定され、1つ以上の上りリンク伝送は、動的グラントによってスケジュールされる初期及び/又は新規の上りリンク伝送及び/又は上りリンク再送を含む。いくつかの例において、HARQプロセス{1〜9}(例えば、CG1〜CG3のうちの少なくとも1つと共有される)を持つ動的グラントスケジュール伝送(例えば、初期及び/又は新規伝送及び/又は再送)に対して、UEは、デフォルト値及び/又は予め定義された値(例えば、4ms又は4スロット、又は4時間単位など)に基づいて、(例えば、動的グラントスケジュール伝送に関連付けられた)最小DFI時間遅延を判定(及び/又は考慮)することができる。代替的及び/又は追加的に、HARQプロセス{1〜9}(例えば、CG1〜CG3のうちの少なくとも1つと共有される)を持つ動的グラントスケジュール伝送(例えば、初期及び/又は新規伝送及び/又は再送)に対して、UEは、CG1〜CG3のうちの少なくとも1つに関連づけられた1つ以上の最小DFI時間遅延(例えば、cg−minDFIDelay−r16)に基づいて、(例えば、動的グラントスケジュール伝送に関連付けられた)最小DFI時間遅延を判定(及び/又は考慮)することができる。
図14に示す例では、UEは、免許不要のセルにおいて1つ以上のBWPで設定される。1つ以上のBWPは、BWP1及びBWP2を含むことができる。BWP1に関連付けられた第1の図1402によって示されるように、UEは、BWPにおいてCG1〜CG3で設定されてもよい。代替的及び/又は追加的に、BWP2に関連付けられた第2の図1404によって示されるように、UEは、BWP2においてCG4〜6で設定されてもよい。いくつかの例において、UEは、同じ時間において1つのアクティブBWP(例えば、1つのアクティブBWPのみ)を有する(例えば、1つ以上のBWPのうちの1つのみが一度にアクティブであってもよい)。UEは、BWP1上の1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対して第1の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための第1のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)で設定されてもよい、及び/又は、BWP2上の1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対して第2の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための第2のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)で設定されてもよい(例えば、UEは、BWP2上の1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対して第2の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための第2のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)で設定されつつ、BWP1上の1つ以上の動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対して第1の最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするための第1のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)で設定される)。いくつかの例において、BWP1に対する第1のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)は、HARQプロセス{1〜9}のために使用される(例えば、BWP1におけるCG1〜CG3に関連付けられたHARQプロセスに基づく)。代替的及び/又は追加的に、BWP2に対する第2のパラメータ(例えば、dg−minDFIDellay−r16)は、HARQプロセス{1〜12}のために使用され得る(例えば、BWP2におけるCG4〜6に関連付けられたHARQプロセスに基づく)。代替的及び/又は追加的に、BWP2においてCG4〜6の間に重複するHARQプロセスがないため、UEは、BWP2に対して第2のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)で設定されなくてもよい。いくつかの例において、UEが第2のパラメータ(例えば、dg−minDFIDelay−r16)で設定されない場合(例えば、BWP2の場合)、UEは、動的グランド上りリンク伝送に対する最小DFI時間遅延がデフォルト値及び/又は予め定義された値(例えば、4ms又は4スロット又は4時間単位など)であると判定(及び/又は考慮)することができる。代替的及び/又は追加的に、UEは、1つ以上の設定済グラントに関連付けられた1つ以上の最小DFI時間遅延(例えば、cg−minDFIDelay−r16)に基づいて、動的グラントスケジュール上りリンク伝送に対する最小DFI時間遅延を判定することができる。例えば、(例えば、BWP2上の)HARQプロセス4を持つ動的グラントによってスケジュールされる上りリンク伝送に対して、UEは、(上りリンク伝送に対する)最小DFI時間遅延が(HARQプロセス4に関連付けられた)CG4に設定された最小DFI時間遅延(例えば、cg−minDFIDelay−r16)と同じであると判定することができる。
図15に示される例において、表1500の行1は、スロット、サブフレーム、シンボル、時間などの少なくとも1つの単位におけるタイミングに対応する。いくつかの例において、表1500の行3に示されるように、UEは、HARQプロセス番号/ID{1,2,3}及び/又は最小DFI時間遅延1=2を持つCG1で設定される。いくつかの例において、表1500の列3に示されるように、UEは、HARQプロセス番号/ID{2,3,4}及び/又は最小DFI時間遅延2=4を持つCG2で設定される。いくつかの例において、表1500の行3に示されるように、UEは、(例えば、dg−minDFIDelay−r16によって)最小DFI時間遅延dg=1で設定される。UEは、タイミング1でHARQプロセス2を有するCG1の設定リソースに対して上りリンク伝送(表1500の行2で「UL HarqID=2(新規)」として示されている)を行うことができる。UEは、タイミング3でDFI(「DL DFI 有効 (HarqID=2の場合NACK)」として示されている)を受信することができ、及び/又は、UEは、HARQプロセス2に対するDFIが有効であるとみなすことができる(タイミング1での上りリンク伝送とタイミング3でのDFIとの間の間隔が、最小DFI時間遅延1=2以上である2と等しいことがあるため)。したがって、HARQプロセス2に対するHARQフィードバック情報は有効であり得る。一例では、HARQプロセス2に対するHARQフィードバック情報はNACKである。UEは、タイミング5でHARQプロセス2を有するCG2の設定リソースに対して(例えば、NACKであるHARQフィードバック情報に応答して)再送を行ってもよい(再送は、表1500のRow 2に「HarqID=2 CG2で (ReTX)」として示されている)。UEは、タイミング8で第2のDFIを受信する、又は第2のDFIが無効であるとみなし得る(タイミング5での再送とタイミング8での第2のDFIとの間の間隔が、最小DFI時間遅延2=4よりも小さい3に等しいことがあるため)。いくつかの例において、HARQプロセス2を示すタイミング8で動的グラントを受信する(表1500のRow 2に「動的グラントHarqID=2(ReTx)」として示されている)(動的グラントはHARQプロセス2のための再送のために使用され得る)。動的グラントはCS−RNTIによってスクランブルされる。いくつかの例において、UEは、タイミング11で動的グラントによってスケジュールされる第2の上りリンク伝送(例えば、再送)を行う(表1500の行2に「UL HarqID=2 スケジュールされたリソースで (ReTx)」として示されている)。UEは、タイミング13で第3のDFIを受信し(表1500の行2において「DL DFI 有効」として示されている)、かつ/又は、HARQプロセス2に対する第3のDFIが有効であるとみなすことができる(タイミング11での第2の上りリンク伝送とタイミング13での第3のDFIとの間の間隔は、dg−minDFIDelay−r16=1から導出される最小DFI遅延時間_dg=1以上である2に等しいことがあるため)。
図16に示される例では、表1600の行1は、スロット、サブフレーム、シンボル、時間などのうちの少なくとも1つの単位のタイミングに対応する。いくつかの例において、表1600の列3に示されているように、UEは、タイミング12で動的グラントを受信する(表1600の行2に「動的グラントHarqID=2(新規)」として示されている)。動的グラントは、Cell−RNTI(C−RNTI)によってスクランブルされる。動的グラントは、HARQプロセス2を示す。動的グラントは、新規及び/又は初期上りリンク伝送をスケジュールする。UEは、動的グラントに基づいて、タイミング15でHARQプロセス2を有する上りリンク伝送を行う(表1600の行2に「UL HarqID=2 スケジュールされたリソースで(ReTX)」として示されている)を行う。UEは、タイミング17でDFIを受信する(表1600の行2に「DL DFI有効」として示されている)。UEは、(表1600の行3に示されるように)CG1及びCG2に属する1つ以上のHARQプロセスに対して、dg−minDFIDelay−r16(例えば、1)で構成される。UEは、HARQプロセス2に対するDFIが有効であるとみなす(タイミング15における上りリンク伝送とタイミング17におけるDFIとの間の間隔は、dg−minDFIDelay−r16=1からの最小DFI時間遅延以上である2に等しいことがあるため)。いくつかの例において、UEがdg−minDFIDelay−r16で設定されない場合、UEは、HARQプロセス2に対するDFIが無効であるとみなしてもよい(タイミング15での上りリンク伝送とタイミング17でのDFIとの間の間隔は、デフォルトの最小DFI時間遅延=4より小さい2に等しいことがあるため)。HARQプロセス2がHARQプロセス10で置き換えられる例では、UEは、CG1及びCG2に属さない1つ以上のHARQプロセスに対して、dg2−minDFIDelay−r16(例えば、表1600の行3に示されるように5)で設定されてもよい。HARQプロセス2がHARQプロセス10で置き換えられる例では、UEは、HARQプロセス10に対するDFIが無効であるとみなしてもよい(タイミング15での上りリンク伝送とタイミング17におけるDFIとの間の間隔は、dg2−minDFIDelay−r16=5からの最小DFI時間遅延よりも小さい2に等しいことがあるためである)。
第5の概念
第5の概念では、ネットワークは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作することができる。いくつかの例において、ネットワークは、各HARQプロセス番号/IDに対してHP−minDFI−Delay−r16などのパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定し、パラメータは、各HARQプロセス番号/IDに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDに対する1つ以上のパラメータ(例えば、HP−minDFI−Delay−r16)でUEを設定することができ、1つ以上のパラメータの各パラメータは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDのうちのHARQプロセス番号/IDに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、各HARQプロセス番号/IDグループに対するHPG−minDFI−Delay−r16等のパラメータ(例えば、1つのパラメータ)でUEを設定することができ、このパラメータは、各HARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループに対して1つ以上のパラメータ(例えば、HPG−minDFI−Delay−r16)でUEを設定することができ、1つ以上のパラメータの各パラメータは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループのうちのHARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。いくつかの例において、ネットワークは、HARQプロセス番号xを有する第1のリソース上の第1の上りリンク伝送を受信する。ネットワークは、第1のスロットにおいて第1のDFIを含む第1のPDCCHを送信する。いくつかの例において、ネットワークは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつHARQプロセス番号xに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。代替的及び/又は追加的に、ネットワークは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、及びHARQプロセス番号xを含むHARQプロセス番号/IDグループのための最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答して、HARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定することができる。
いくつかの例において、UEは、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する。いくつかの例において、UEは、ネットワークによって、各HARQプロセス番号/IDに対するパラメータ(例えば、1つのパラメータ)で設定され(及び/又はUEは、これを設定するための信号をネットワークから受信し)、パラメータは、各HARQプロセス番号/IDに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。代替的及び/又は追加的に、UEは、ネットワークによって、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDに対する1つ以上のパラメータで設定されてもよく(及び/又はUEは、これを設定するための信号をネットワークから受信してもよく)、1つ以上のパラメータの各パラメータは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDののうちのHARQプロセス番号に対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。代替的及び/又は追加的に、UEは、ネットワークによって、各HARQプロセス番号/IDグループに対するパラメータ(例えば、1つのパラメータ)で設定されてもよく(及び/又はUEは、これを設定するための信号をネットワークから受信してもよく)、パラメータは、各HARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。代替的及び/又は追加的に、UEは、ネットワークによって、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループに対する1つ以上のパラメータで設定されてもよく、(及び/又はUEは、これを設定するための信号をネットワークから受信してもよく)、1つ以上のパラメータの各パラメータは、UEの1つ以上のHARQプロセス番号/IDグループのうちのHARQプロセス番号/IDに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用される。UEは、HARQプロセス番号xを有する第1のリソース上の第1の上りリンク伝送を送信する。UEは、第1のスロットにおいて第1のDFIを含む第1のPDCCHを受信する。いくつかの例において、UEは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつHARQプロセス番号xに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定する。代替的及び/又は追加的に、UEは、第1のDFIが、間隔(例えば、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離などの間隔)に基づいて、かつHARQプロセス番号xを含むHARQプロセス番号/IDグループに対する最小DFI時間遅延に基づいて、第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを判定することができる。
いくつかの例において、ネットワークは、キャリア上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントでUEを設定する。複数の設定済グラントは、第1の設定済グラントと第2の設定済グラント(及び/又は、第1の設定済グラントと第2の設定済グラントに加えて、1つ以上の他の設定済グラント)を含む。例えば、UEは、キャリア上の1つ以上の上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントで設定されてもよい(及び/又は、それを設定するための信号を受信してもよい)。いくつかの例において、HARQプロセス番号/IDグループは、1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含む。いくつかの例において、1つ以上のHARQプロセス番号/IDは、HARQプロセス番号/グループに対するパラメータに関連付けられる、及び/又はこれを使用する(例えば、パラメータは、HARQプロセス番号/IDグループの1つ以上のHARQプロセス番号/IDに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするために使用されてもよい)。いくつかの例において、HARQプロセス番号/IDグループは、連続するHARQプロセス番号/IDを含む。いくつかの例において、異なるHARQプロセス番号/IDグループは、重複しないHARQプロセス番号/IDを含む。例えば、HARQプロセス番号/IDグループとは異なる第2のHARQプロセス番号/IDグループは、1つ以上のHARQプロセス番号/IDと重複しない1つ以上の第2のHARQプロセス番号/IDを含んでもよい。
いくつかの例において、UEは、第1のHARQプロセス番号/IDグループ及び/又は第2のHARQプロセス番号/IDグループで設定される(例えば、ネットワークは、U第1のHARQプロセス番号/IDグループ及び/又は第2のHARQプロセス番号/IDグループでUEを設定してもよい)。いくつかの例において、第1のHARQプロセス番号/IDグループのHARQプロセス番号/ID(例えば、HARQプロセス番号/IDは、第1のHARQプロセス番号/IDグループに属する、及び/又はこの中にある)は、第2のHARQプロセス番号/IDグループなどの(例えば、UEの)1つ以上の他のHARQプロセス番号/IDグループに属さない、及び/又はこの中にない。
いくつかの例において、UEは、1つ以上の設定済グラント(例えば、複数の設定済グラント)の各設定済グラントに対するHARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)で設定され、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)は、1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含む。いくつかの例において、ネットワークは、1つ以上の設定済グラント(例えば、複数の設定済グラント)の各設定済グラントに対するHARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)でUEを設定し、HARQプロセス番号/IDのセット(例えば、HARQプロセス番号/IDの1セット)は、1つ以上のHARQプロセス番号/IDを含む。
いくつかの例において、UEは、第1の設定済グラントに対するHARQプロセス番号/IDの第1のセットで設定され、及び/又はUEは、第2の設定済グラントに対するHARQプロセス番号/IDの第2のセットで設定される。HARQプロセス番号/IDの第1のセットは、HARQプロセス番号xを含み、及び/又はHARQプロセス番号/IDの第2のセットは、HARQプロセス番号xを含む。いくつかの例において、UEは、ネットワークによって、複数の設定済グラントに対する1つ以上のHARQプロセス番号/IDで設定される。いくつかの例において、1つ以上のHARQプロセス番号/IDは、複数の設定済グラントに対して共通である。いくつかの例において、HARQプロセス番号xは、1つ以上のHARQプロセス番号/IDに含まれる。
図17の表1700に示される例では、UEは、エントリ1〜Xを含む複数のエントリを有するリストで設定される。各エントリは、HARQプロセスグループに関連付けられる(例えば、エントリ1はHPG1に関連付けられ、エントリ2はHPG2に関連付けられる)。いくつかの例において、複数のエントリの各エントリは、1つ以上のHARQプロセス(エントリの1つ以上のHARQプロセスは、連続するHARQプロセスであってもよい)を示す。いくつかの例において、複数のエントリの各エントリは、各HARQプロセスグループに対する最小DFI時間遅延を設定及び/又はセッティングするためのパラメータ(例えば、hpg−minDFIDelay−r16)を含む。一例では、エントリ1は、HPG1に対する第1の最小DFI時間遅延(例えば1)を設定するための第1のパラメータ(例えば、hpg−minDFIDelay−r16)を含んでもよく、エントリ2は、HPG2に対する第2の最小DFI時間遅延(例えば2)を設定するための第2のパラメータ(例えば、hpg−minDFIDelay−r16)を含んでもよい、などである。図15に示す例では、UEは、タイミング1でHARQプロセス2を有するCG1の設定リソース上で上りリンク伝送を行うことができる(表1500の行2に「HarqID=2 CG1で(新規)」として示されている)。UEは、タイミング3でDFIを受信することができる(「表1500の行2に「DL DFI Valid (HarqID=2の場合NACK)」として示されている)。UEは、HARQプロセス2に対するDFIが有効であるとみなすことができる(タイミング1での上りリンク伝送とタイミング3でのDFIとの間の間隔は、最小DFI時間遅延=1以上の2に等しいことがあるためであり、最小DFI時間遅延=1は、HPG1及び/又はHPG1に関連付けられた第1の最小DFI時間遅延から導出される)。いくつかの例において、HARQプロセス2に対するHARQフィードバック情報は有効であり、NACKである。UEは、タイミング5でHARQプロセス2を有するCG2の設定リソース上で再送を行うことができる。UEは、(HARQプロセス2に対する再送のために使用され得る)HARQプロセス2を示す動的なグラントを受信する。動的グラントはCS−RNTIによってスクランブルされる。UEは、タイミング11で動的グラントによってスケジュールされる第2の上りリンク伝送を行うことができる(表1500の行2「UL HarqID=2 スケジュールされたリソースで(ReTx)」として示されている)。UEは、タイミング13で第2のDFIを受信し(表1500の行2の「DL DFI有効」として示されている)、HARQプロセス2に対するDFIが有効であるとみなす(タイミング11での第2の上りリンク伝送とタイミング13での第2のDFIとの間の間隔は、最小DFI時間遅延=1以上である2に等しいことがあるためであり、最小DFI時間遅延=1は、HPG1及び/又はHPG1に関連付けられた第1の最小DFI時間遅延から導出される)。
代替的及び/又は追加的に、いくつかの例において、DGスケジュール(動的グラントスケジュール)上りリンク伝送(例えば、新規及び/又は初期伝送及び/又は再送)は、HARQプロセスグループに対する及び/又はHARQプロセスに対する最小DFI時間遅延に関連付けられてもよい(例えば、DGスケジュール上りリンク伝送のみが、HARQプロセスグループに対する及び/又はHARQプロセスに対する最小DFI時間遅延に関連付けられてもよい)。例えば、図15の表1500に関するタイミング13で受信された第2のDFIに対する最小DFI時間遅延、及び/又は図16の表1600に関するタイミング17で受信されたDFIに対する最小DFI時間遅延は、HARQプロセス2を含むHARQプロセスグループに対する最小DFI時間遅延に基づいて判定され得る。別の例では、図15の表1500に関するタイミング3で受信されたDFIのための最小DFI時間遅延、及び/又は図16の表1600に関するタイミング6で受信されたDFIのための最小DFI時間遅延は、最小DFI時間遅延1に基づいて判定され得る。
代替的及び/又は追加的に、いくつかの例において、DGスケジュールの上りリンク新規及び/又は初期送信(例えば、DGスケジュール上りリンク新規及び/又は初期伝送のみ、例えば、動的グラントによってスケジュールされる新規及び/又は初期伝送のみ)は、HARQプロセスグループに対する及び/又はHARQプロセスに対する最低DFI時間遅延に関連付けられてもよい。例えば、図16の表1600に関するタイミング17で受信されたDFIに対する最小DFI時間遅延は、HARQプロセス2を含むHARQプロセスグループに対する最小DFI時間遅延に基づいて判定されてもよく、図15の表1500に関するタイミング13で受信された第2のDFIに対する最小DFI時間遅延は、最小DFI時間遅延1又は最小DFI時間遅延2に基づいて判定されてもよい。別の例では、図15の表1500に関するタイミング3で受信されたDFIに対する最小DFI時間遅延、及び/又は図16の表1600に関するタイミング6で受信されたDFIのための最小DFI時間遅延は、最小DFI時間遅延1に基づいて判定され得る。
本明細書のいくつかの実施形態に従った無線通信及び/又は無線通信のための仕様(例えば、3GPP仕様)を拡張するために、本明細書では、拡張1〜3が提供される。拡張1〜3は、本明細書のいくつかの実施形態による実装を反映する。いくつかの実施形態によれば、拡張1〜3のうちの1つ、いくつか及び/又はすべて、及び/又は拡張1〜3のうちの1つ、いくつか及び/又はすべての一部が実装され得る。
拡張1は、セクション1〜3を含み、セクション1〜3のうちの1つ、いくつか及び/又はすべて、及び/又はセクション1〜3のうちの1つ、いくつか及び/又はすべての一部が、いくつかの実施形態により実装され得る。拡張1のセクション1は太字で、「SECTION 1 STARTS:」という用語の後に「SECTION 1 ENDS」という用語が続く。拡張1のセクション2は太字で、「SECTION 2 STARTS:」という用語の後に「SECTION 2 ENDS」という用語が続く。拡張1のセクション3は太字で、「SECTION 3 STARTS:」の後に「SECTION 3 ENDS」という用語が続く。
拡張2は、セクション4〜6を含み、セクション4〜6のうちの1つ、いくつか及び/又はすべて、及び/又はセクション4〜6のうちの1つ、いくつか及び/又はすべての一部が、いくつかの実施形態により実装され得る。拡張2のセクション4は太字で、「SECTION 4 STARTS:」という用語の後に「SECTION 4 ENDS」という用語が続く。拡張2のセクション5は太字で、「SECTION 5 STARTS:」という用語の後に「SECTION 5 ENDS」という用語が続く。拡張3のセクション6は太字で、「SECTION 6 STARTS:」の後に「SECTION 6 ENDS」という用語が続く。
拡張3は、セクション7〜9を含み、セクション7〜9のうちの1つ、いくつか及び/又はすべて、及び/又はセクション7〜9のうちの1つ、いくつか及び/又はすべての一部が、いくつかの実施形態により実装され得る。拡張3セクション7は太字で、「SECTION 7 STARTS:」という用語の後に「SECTION 7 ENDS」という用語が続く。拡張3のセクション8は太字で、「SECTION 8 STARTS:」という用語の後に「SECTION 8 ENDS」という用語が続く。拡張3のセクション9は太字で、「SECTION 9 STARTS:」の後に「SECTION 9 ENDS」という用語が続く。
本明細書における1つ以上の実施形態、例えば1つ以上の技術、デバイス、概念、方法及び/又は上記の代替案に関して、CG設定は、タイプ1設定済グラント又はタイプ2設定済グラントに関連付けられてもよい(例えば、1つのCG設定は、タイプ1設定済グラント又はタイプ2設定済グラントに関連付けられてもよい)。
本明細書で説明される1つ以上の実施形態に関して、タイプ1設定済グラント(例えば、1つのタイプ1設定済グラント)は、アクティブなコマンド(例えば、アクティベーションを示すDCI及び/又はMAC CE)を伴わない。
本明細書で説明される1つ以上の実施形態に関して、タイプ2設定済グラント(例えば、1つのタイプ2設定済グラント)は、アクティブなコマンド(例えば、アクティベーションを示すDCI及び/又はMAC CE)を受信した後及び/又はそれに応答して使用される。
本明細書で説明される1つ以上の実施形態に関して、タイプ2設定済グラント(例えば、1つのタイプ2設定済グラント)は、非アクティブなコマンド(デアクティベーションを示すDCI又はMAC CE)を受信する前に使用される。
本明細書で説明される1つ以上の実施形態に関して、タイプ2設定済グラント(例えば、1つのタイプ2設定済グラント)は、期間内で使用され、その期間は、アクティブなコマンドに応答して、及び/又はそれを受信した後であり、非アクティブなコマンドを受信する前である。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、1つ以上の設定済グラント設定は、同じタイプ(例えば、同じタイプ1又は同じタイプ2)を有することができる。
本明細書で説明される1つ以上の実施形態に関して、1つ以上の設定済グラント設定は、混合タイプであってもよい(例えば、1つ以上の設定済グラント設定は、タイプ1の1つ以上の設定済グラント設定と、タイプ2の1つ以上の設定済グラント構成を含むことができる)。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、異なる設定済グラントは、異なるスロットオフセット、異なる周期性、及び/又は異なるHARQプロセス番号/ID範囲に関連付けられ得る。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、タイプ1設定済グラント(例えば、1つのタイプ1設定済グラント)に関連付けられた上りリンクリソース又は上りリンク機会に対して、上りリンクリソース又は上りリンク機会は、時間領域において周期的な方式である。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、タイプ1設定済グラント(例えば、1つのタイプ1設定済グラント)に関連付けられた上りリンクリソース又は上りリンク機会に対して、上りリンクリソース又は上りリンク機会は、同じ周波数リソース内にあり、かつ/又は、同じ周波数範囲を占有する。いくつかの例において、タイプ1設定済グラントに関連付けられた各上りリンクリソース又は各上りリンクの機会は、PRB(Physical Resource Block)のセットを占有する。いくつかの例において、PRBのセットは、PRB x〜 PRB y又はインターレース構造を有するPRB(例えば、PRB1、11、21、31...101)であり得る。CG1及びCG2に関連付けられた周波数リソース及び/又はPRBの図が、図18に示されている。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、期間(例えば、タイプ2設定済グラントが使用される期間であって、期間は、アクティブなコマンドを受信することに応答して、及び/又はその後であって、非アクティブなコマンドを受信する前であり得る)中のタイプ2設定済グラント(例えば、1つのタイプ2設定済グラント)に関連付けられた上りリンクリソース又は上りリンク機会に対して、上りリンクリソース又は上りリンクリソースは、時間領域において周期的な方式である。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、期間(例えば、タイプ2設定済グラントが使用される期間であって、期間は、アクティブなコマンドを受信することに応答して、及び/又はその後であって、非アクティブなコマンドを受信する前であり得る)中に、タイプ2設定済グラント(例えば、1つのタイプ2設定済グラント)に関連付けられた上りリンクリソース又は上りリンク機会に対して、上りリンクリソース又は上りリンク機会は、同一の周波数リソース内にある、及び/又は、同一の周波数範囲内にある。いくつかの例において、タイプ2に設定済グラントに関連付けられた各上りリンクリソース又は各上りリンク機会は、PRBのセットを占有する。いくつかの例において、PRBのセットは、PRB x〜 PRB y又はインターレース構造を有するPRB(例えば、PRB1、11、21、31...101)であり得る。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、免許不要のスペクトルにおける上りリンク伝送に対して、上りリンク伝送は、UCI(Uplink Control Information)を含む、送達する、及び/又は搬送することができる。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、UCIは、上りリンク伝送に関連付けられたNDI(New Data Indicator)、HARQプロセス番号/ID、及び/又はRV(Redundancy Version)を示すことができる。
本明細書の1つ以上の実施形態に関して、図19は、キャリア及び/又はセルにおいて共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する上りリンクBWP及び/又はLBT帯域幅を示す。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、ネットワークは、1つ以上のUEが占有時間の一部の間に上りリンク伝送を行うように、1つ以上のUEへの占有時間の一部を示す。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、複数の設定済グラントは、キャリア上の同じBWP及び/又は同じLBT帯域幅で設定される。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、キャリア上のBWPは、キャリア上の1つ以上の連続するLBT帯域幅を含む。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、LBT帯域幅(例えば、1つのLBT帯域幅)は20MHzである。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、設定済グラント(例えば、1つの設定済グラント)及び/又は設定済グラント設定(例えば、1つの設定済グラント設定)は、HARQプロセス番号/IDのセット及び/又はHARQプロセス番号/IDの範囲に関連付けられ得る。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、各設定済グラント及び/又は各設定済グラント設定は、HARQプロセス番号/IDの各セット及び/又はHARQプロセス番号/IDの各範囲に関連付けられてもよい。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、設定済グラント(例えば、各設定済グラント)に対するHARQプロセス番号/IDのセット及び/又はHARQプロセス番号/IDの範囲は、設定済グラントに対する開始HARQプロセス番号/ID及びHARQプロセス番号/IDの量によって設定される。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、開始HARQプロセス番号/IDは、オフセット(例えば、Harq−ProcID−Offset−r16)である。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、HARQプロセス番号/IDの量は、量(すなわち、nrofHARQ−Process)である。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、最小DFI時間遅延の値は、シンボルの単位である。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、設定済グラントに対するパラメータ(最小DIF時間遅延をセッティングするために存在する場合)は、cg−minDFI−Delayを介する。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、設定済グラント設定(例えば、1つの設定済グラント設定)は、ConfiguredGrantConfig (例えば、1つのConfiguredGrantConfig)を介して及び/又はそれに関連付けられる。
本明細書における1つ以上の実施形態に関して、設定済グラント(例えば、1つの設定済グラント)は、ConfiguredGrantConfig (例えば、1つのConfiguredGrantConfig)に関連付けられる。
前述の技術及び/又は実施形態の1つ、いくつか、及び/又はすべてを、新しい実施形態に形成することができる。
いくつかの例において、第1の概念、第2の概念、第3の概念、第4の概念、及び第5の概念に関して説明された実施形態などの、本明細書に開示された実施形態は、独立して、及び/又は別々に実装されてもよい。代替的及び/又は追加的に、第1の概念、第2の概念、第3の概念、第4の概念、及び/又は第5の概念に関して説明された実施形態など、本明細書で説明された実施形態の組み合わせが実装されてもよい。代替的及び/又は追加的に、第1の概念、第2の概念、第3の概念、第4の概念、及び/又は第5の概念に関して説明した実施形態など、本明細書で説明された実施形態の組み合わせは、同時期及び/又は同時に実装されてもよい。
本開示の種々の技術、実施形態、方法および/または選択肢は、独立して、および/または互いに分離して実施されてもよい。代替的および/または追加的に、本開示の様々な技術、実施形態、方法、および/または選択肢は、単一のシステムを用いて組み合わされ、および/または実施されてもよい。代替的および/または追加的に、本開示の様々な技術、実施形態、方法、および/または代替物は、同時期及び/又は同時に実装されてもよい。
図20は、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作するUEの観点からの、1つの例示的な実施形態によるフローチャート2000である。ステップ2005において、UEは、基地局から、キャリア及び/又はセルのBWPにおける上りリンク伝送に対する複数のCGを設定するための設定を受信する。一例では、UEには、設定を使用して複数のCGが設定されてもよく、及び/又はUEは、キャリア及び/又はセルのBWPにおける上りリンク伝送のために複数のCGを使用してもよい。複数のCGは、第1のCG及び第2のCG (及び/又は第1のCG及び第2のCGに加えて1つ以上の他のCG)を含む。ステップ2010において、UEは、設定に従って、第1のCGのための第1の最小DFI時間遅延を設定し、第1の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を検証するためのものである(例えば、第1の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報の1つ以上のセットを検証するために使用される)。1つ以上の第1の上りリンク伝送は、UEによって行われる1つ以上の上りリンク伝送を含み得る。ステップ2015において、UEは、設定に従って、第2のCGのための第2の最小DFI時間遅延を設定し、第2の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報を検証するためのものである(例えば、第2の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報の1つ以上のセットを検証するために使用される)。1つ以上の第2の上りリンク伝送は、UEによって行われる1つ以上の上りリンク伝送を含み得る。UEは、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つことを期待しない。例えば、UEは、第1の最小DFI時間遅延と第2の最小DFI時間遅延との間の異なる値が設定されることを期待しなくてもよく、及び/又は、UEは、第1の最小DFI時間遅延と第2の最小DFI時間遅延が同じ値に対応することを期待し得る。
一実施形態では、UEは、設定に従って、第1のCGのための1つ以上のHARQプロセスの第1のセットを設定(及び/又は関連付け)する。UEは、設定に従って、第2のCGのための1つ以上のHARQプロセスの第2のセットを構成(及び/又は関連付け)する。一実施形態では、1つ以上の第1の上りリンク伝送は、第1のCGに関連付けられる。一実施形態では、1つ以上の第2の上りリンク伝送は、第2のCGに関連付けられる。
一実施形態では、第1の最小DFI時間遅延の第1の値は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じ(例えば、共有)HARQプロセスを含むことに基づいて、第2の最小DFI時間遅延の第2の値と同じである。例えば、第1の値は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じ(例えば、共有)HARQプロセスを含む場合、第2の値と同じである。
一実施形態では、UEは、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じ(例えば、共有)HARQプロセスを含むことに基づいて、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つことを期待しない(及び/又は、UEは、第1の最小DFI時間遅延と第2の最小DFI時間遅延との間の異なる値が設定されることを期待しなくてもよい)。例えば、UEは、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じ(例えば、共有)HARQプロセスを含む場合、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つことを期待しない(及び/又は、UEは、第1の最小DFI時間遅延と第2の最小DFI時間遅延との間の異なる値が設定されることを期待しなくてもよい)。
一実施形態では、第1の最小DFI時間遅延の第1の値は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセットと1つ以上のHARQプロセスの第2のセットとの間で共有されているHARQプロセスがないことに基づいて(例えば、1つ以上のHARQプロセスの第1のセットが1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのうちの任意のHARQプロセスを含まないとき、及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットが1つ以上のHARQプロセスの第1のセットのうちの任意のHARQプロセスを含まないとき)、第2の最小DFI時間遅延の第2の値と同じである。例えば、第1の値は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセットと1つ以上のHARQプロセスの第2のセットとの間で共有されているHARQプロセスがない場合、第2の値と同じである。
一実施形態では、UEは、1つ以上のHARQプロセスの第1のセットと1つ以上のHARQプロセスの第2のセットとの間で共有されているHARQプロセスがないことに基づいて、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つことを期待しない(及び/又は、UEは、第1の最小DFI時間遅延と第2の最小DFI時間遅延との間の異なる値が設定されることを期待しなくてもよい)。例えば、UEは、1つ以上のHARQプロセスの第1のセットと1つ以上のHARQプロセスの第2のセットとの間で共有されているHARQプロセスがない場合、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つことを期待しない(及び/又は、UEは、第1の最小DFI時間遅延と第2の最小DFI時間遅延との間の異なる値が設定されることを期待しなくてもよい)。
一実施形態では、第1の最小DFI時間遅延の第1の値は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じHARQプロセス(例えば、少なくとも1つの同じHARQプロセス)を含むかどうかに関わらず、第2の最小DFI時間遅延の第2の値と同じである。
一実施形態では、UEは、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じHARQプロセス(例えば、少なくとも1つのHARQプロセス)を含むかどうかに関わらず、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つことを期待しない(及び/又は、UEは、第1の最小DFI時間遅延と第2の最小DFI時間遅延との間の異なる値が設定されることを期待しなくてもよい)。
一実施形態では、UEは、第1のリソース上で第3の上りリンク伝送を送信する。代替的及び/又は追加的に、UEは、第4の上りリンク伝送を第2のリソース上に送信する。代替的及び/又は追加的に、1つ以上の第1の上りリンク伝送は、第3の上りリンク伝送を含む(例えば、第3の上りリンク伝送は、1つ以上の第1の上りリンク伝送のうちの1つである)。代替的及び/又は追加的に、1つ以上の第2の上りリンク伝送は、第4の上りリンク伝送を含む(例えば、第4の上りリンク伝送は、1つ以上の第2の上りリンク伝送のうちの1つである)。代替的及び/又は追加的に、第3の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースは、第1のCGに関連付けられるか、及び/又はそれに基づいて判定される。代替的及び/又は追加的に、第4の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2のCGに関連付けられるか、及び/又はそれに基づいて判定される。代替的及び/又は追加的に、第4の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、動的グラント(例えば、動的スケジューリンググラント)に関連付けられるか、それに基づいて判定されるか、及び/又は、スケジュールされる。代替的及び/又は追加的に、第3の上りリンク伝送と第4の上りリンク伝送の各上りリンク伝送は同じTBを搬送する(及び/又は送達する)。代替的及び/又は追加的に、第3の上りリンク伝送と第4の上りリンク伝送の各上りリンク伝送は同じHARQプロセス番号である。代替的及び/又は追加的に、第3の上りリンク伝送は第4の上りリンク伝送より(時間領域において)早い。代替的及び/又は追加的に、第3の上りリンク伝送は初期送信であり、第4の上りリンク伝送はTBの再送である。
一実施形態では、UEは、第1のスロットにおいて第1のPDCCHを受信する。代替的及び/又は追加的に、UEは、第2のスロットにおいて第2のPDCCHを受信する。代替的及び/又は追加的に、第1のスロット及び/又は第1のPDCCH(及び/又は、第1のPDCCHの受信)は、第3の上りリンク伝送より遅い(及び/又はその後である)(例えば、第1のスロットの時間及び/又は第1のPDCCHの受信の時間が、第3の上りリンク伝送よりも遅い)。代替的及び/又は追加的に、第2のスロット及び/又は第2のPDCCH(及び/又は、第2のPDCCHの受信)は、第4の上りリンク伝送より遅い(及び/又はその後である)(例えば、第2のスロットの時間及び/又は第2のPDCCHの受信の時間が、第4の上りリンク伝送よりも遅い)。代替的及び/又は追加的に、第1のPDCCHは、第1のDFIを含むか、及び/又は示す。代替的及び/又は追加的に、第2のPDCCHは、第2のDFIを含むか、及び/又はそれを示す。
一実施形態では、UEは、第1のDFIが第3の上りリンク伝送に応答するHARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含む及び/又は提供するかどうかを、第1のDFIと第1のリソースとの間の第1の間隔に基づいて、かつ第1の最小DFI時間遅延又は第2の最小DFI時間遅延に基づいて判定する。第1の間隔は、第1のDFIと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離、例えば、第1のDFI(及び/又は第1のPDCCH)の受信と第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離に対応し得る。第3の上りリンク伝送に応答するHARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)は、第3の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKのようなHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、UEは、第2のDFIが第4の上りリンク伝送に応答するHARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含む及び/又は提供するかどうかを、第2のDFIと第2のリソースとの間の第2の間隔に基づいて、かつ第1の最小DFI時間遅延又は第2の最小DFI時間遅延に基づいて判定する。第2の間隔は、第2のDFIと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離、例えば、第2のDFI(及び/又は第2のPDCCH)の受信と第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離に対応し得る。第4の上りリンク伝送に応答するHARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)は、第4の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKのようなHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、UEは、第1のDFIが第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)第1のHARQ情報(及び/又は有効な第1のHARQ情報)を含む及び/又は提供することを、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延より大きいことに基づくか、又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延より大きいことに基づいて判定する。例えば、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、UEは、第1のDFIが第1のHARQ情報を含む及び/又は提供すると判定し得る。代替的及び/又は追加的に、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、第1のDFIは、第1のHARQ情報を含む及び/又は提供することができる(及び/又は第1のDFIは、第1のHARQ情報に加えて他の情報を含む及び/又は提供することができる)。第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)第1のHARQ情報は、第3の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、UEは、第1のDFIが第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含まない及び/又は提供しないことを、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延より小さいことに基づくか、又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延より小さいことに基づいて判定する。例えば、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延より小さい場合、及び/又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延より小さい場合、UEは、第1のDFIが第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含まない及び/又は提供しないと判定し得る。第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)は、第3の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、UEは、第2のDFIが第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)第2のHARQ情報(及び/又は有効な第2のHARQ情報)を含む及び/又は提供することを、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延より大きいことに基づくか、又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延より大きいことに基づいて判定する。例えば、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、UEは、第2のDFIが第2のHARQ情報を含む及び/又は提供すると判定し得る。代替的及び/又は追加的に、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、第2のDFIは、第2のHARQ情報を含む及び/又は提供することができる(及び/又は第2のDFIは、第2のHARQ情報に加えて他の情報を含む及び/又は提供することができる)。第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)第2のHARQ情報は、第2の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、UEは、第2のDFIが第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含まない及び/又は提供しないことを、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延より小さいことに基づくか、又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延より小さいことに基づいて判定する。例えば、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延より小さい場合、及び/又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延より小さい場合、UEは、第2のDFIが第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含まない及び/又は提供しないと判定し得る。第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)は、第4の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、UEは、第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)第1のDFIによって提供される第1のHARQ情報が、第1のDFIと第1のリソースとの間の第1の間隔に基づいて、かつ第1の最小のDFI時間遅延又は第2の最小のDFI時間遅延に基づいて、有効であるかどうかを判定する。第1のHARQ情報は、第3の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、UEは、第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)第2のDFIによって提供される第2のHARQ情報が、第2のDFIと第2のリソースとの間の第2の間隔に基づいて、かつ第1の最小のDFI時間遅延又は第2の最小のDFI時間遅延に基づいて、有効であるかどうかを判定する。第2のHARQ情報は、第4の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、UEは、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、第1のHARQ情報が有効であると判定する。例えば、UEは、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、第1のHARQ情報が有効であると判定し得る。
一実施形態では、UEは、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延よりも小さいことに基づいて、又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延よりも小さいことに基づいて、第1のHARQ情報が有効でないと判定する。例えば、UEは、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延よりも小さい場合、及び/又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延よりも小さい場合、第1のHARQ情報が有効でないと判定し得る。
一実施形態では、UEは、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、第2のHARQ情報が有効であると判定する。例えば、UEは、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、第2のHARQ情報が有効であると判定し得る。
一実施形態では、UEは、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延よりも小さいことに基づいて、又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延よりも小さいことに基づいて、第2のHARQ情報が有効でないと判定する。例えば、UEは、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延よりも小さい場合、及び/又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延よりも小さい場合、第2のHARQ情報が有効でないと判定し得る。
図3及び図4を参照すると、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作するUEの1つの例示的な実施形態では、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、UEが、(i)基地局から、キャリア及び/又はセルの少なくとも1つの帯域幅部分(BWP)における上りリンク伝送に対する複数の設定済グラントを設定するための設定を受信することであって、複数の設定済グラントは、第1の設定済グラント及び第2の設定済グラントを含む、受信することと、(ii)設定に従って、第1の設定済グラントに対する第1の最小DFI(Downlink Feedback Indication)時間遅延を設定することであって、第1の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第1の上りリンク伝送に応答するHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)情報の検証のためのものである、設定することと、(iii)設定に従って、第2の設定済グラントに対する第2の最小DFI時間遅延を設定することと、を行うことを可能にし、第2の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報の検証のためのものであり、UEは、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つことを期待しない。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、上述のアクション及びステップ、及び/又は本明細書で説明された他のもののうちの1つ、いくつか、及び/又は全てを実行することができる。
図21は、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する基地局の観点からの1つの例示的な実施形態によるフローチャート2100である。ステップ2105において、基地局は、キャリア及び/又はセルのBWPにおいて上りリンク伝送するための複数のCGでUEを設定し、複数のCGは、第1のCG及び第2のCG(及び/又は、第1のCG及び第2のCGに加えて、1つ以上の他のCG)を含む。ステップ2110において、基地局は、第1のCGのための第1の最小DFI時間遅延でUEを設定し、第1の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報の検証のためのものである(例えば、第1の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報の1つ以上のセットを検証するために使用される)。1つ以上の第1の上りリンク伝送は、UEによって行われる1つ以上の上りリンク伝送を含んでもよい。ステップ2115において、基地局は、第2のCGのための第2の最小DFI時間遅延でUEを設定し、第2の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報の検証のためのものである(例えば、第2の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報の1つ以上のセットを検証するために使用される)。1つ以上の第2の上りリンク伝送は、UEによって行われる1つ以上の上りリンク伝送を含んでもよい。基地局は、第2の最小DFI時間遅延が第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を有するように設定することができない(及び/又はそうするように設定されていない)。代替的及び/又は追加的に、第2の最小DFI時間遅延が第1の最小DFI時間遅延とは異なる値で設定されることができない。
一実施形態では、基地局は、第1のCGに対して1つ以上のHARQプロセスの第1のセットでUEを設定する。基地局は、第2のCGに対して1つ以上のHARQプロセスの第2のセットでUEを設定します。一実施形態では、1つ以上の第1の上りリンク伝送は、第1のCGに関連付けられる。一実施形態では、1つ以上の第2の上りリンク伝送は、第2のCGに関連付けられる。
一実施形態では、第1の最小DFI時間遅延の第1の値は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じ(例えば、共有)HARQプロセスを含むことに基づいて、第2の最小DFI時間遅延の第2の値と同じである。例えば、第1の値は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じ(例えば、共有)HARQプロセスを含む場合、第2の値と同じである。
一実施形態では、基地局は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じ(例えば、共有)HARQプロセスを含むことに基づいて、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つように設定することができない(及び/又は、そうするように設定されない)(及び/又は、第2の最小DFI時間遅延を第1の最小DFI時間遅延と異なる値で設定することができなくてもよい)。例えば、基地局は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じ(例えば、共有)HARQプロセスを含む場合、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つように設定することができない(及び/又は、そうするように設定されない)(及び/又は、第2の最小DFI時間遅延を第1の最小DFI時間遅延と異なる値で設定することができなくてもよい)。
一実施形態では、第1の最小DFI時間遅延の第1の値は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセットと1つ以上のHARQプロセスの第2のセットとの間で共有されているHARQプロセスがないことに基づいて(例えば、1つ以上のHARQプロセスの第1のセットが1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのうちの任意のHARQプロセスを含まないとき、及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットが1つ以上のHARQプロセスの第1のセットのうちの任意のHARQプロセスを含まないとき)、第2の最小DFI時間遅延の第2の値と同じである。例えば、第1の値は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセットと1つ以上のHARQプロセスの第2のセットとの間で共有されているHARQプロセスがない場合、第2の値と同じである。
一実施形態では、基地局は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセットと1つ以上のHARQプロセスの第2のセットとの間で共有されているHARQプロセスがないことに基づいて、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つように設定することができない(及び/又は、そうするように設定されない)(及び/又は、第2の最小DFI時間遅延を第1の最小DFI時間遅延と異なる値で設定することができなくてもよい)。例えば、基地局は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセットと1つ以上のHARQプロセスの第2のセットとの間で共有されているHARQプロセスがない場合、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つように設定することができない(及び/又は、そうするように設定されない)(及び/又は、第2の最小DFI時間遅延を第1の最小DFI時間遅延と異なる値で設定することができなくてもよい)。
一実施形態では、第1の最小DFI時間遅延の第1の値は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じHARQプロセス(例えば、少なくとも1つの同じHARQプロセス)を含むかどうかに関わらず、第2の最小DFI時間遅延の第2の値と同じである。
一実施形態では、基地局は、1つ以上のHARQプロセスの第1のセット及び1つ以上のHARQプロセスの第2のセットのHARQプロセスの各セットが同じHARQプロセスを含むかどうかに関わらず、第2の最小DFI時間遅延が、第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を持つように設定することができない(及び/又は、そうするように設定されない)(及び/又は、第2の最小DFI時間遅延を第1の最小DFI時間遅延と異なる値で設定することができなくてもよい)。
一実施形態では、基地局は、第1のリソース上で第3の上りリンク伝送を受信する。代替的及び/又は追加的に、基地局は、第2のリソース上で第4の上りリンク伝送を受信する。代替的及び/又は追加的に、1つ以上の第1の上りリンク伝送は、第3の上りリンク伝送を含む(例えば、第3の上りリンク伝送は、1つ以上の第1の上りリンク伝送のうちの1つである)。代替的及び/又は追加的に、1つ以上の第2の上りリンク伝送は、第4の上りリンク伝送を含む(例えば、第4の上りリンク伝送は、1つ以上の第2の上りリンク伝送のうちの1つである)。代替的及び/又は追加的に、第3の上りリンク伝送及び/又は第1のリソースは、第1のCGに関連付けられ、及び/又はそれに基づいて判定される。代替的及び/又は追加的に、第4の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、第2のCGに関連付けられ、及び/又はそれに基づいて判定される。代替的及び/又は追加的に、第4の上りリンク伝送及び/又は第2のリソースは、動的グラント(例えば、動的スケジューリンググラント)に関連付けられる、それに基づいて判定される、及び/又はスケジュールされる。代替的及び/又は追加的に、第3の上りリンク伝送と第4の上りリンク伝送の各上りリンク伝送は同じTBを搬送する(及び/又は送達する)。代替的及び/又は追加的に、第3の上りリンク伝送と第4の上りリンク伝送の各上りリンク伝送は同じHARQプロセス番号である。代替的及び/又は追加的に、第3の上りリンク伝送は第4の上りリンク伝送より(時間領域において)早い。代替的及び/又は追加的に、第3の上りリンク伝送はTBの初期送信であり、第4の上りリンク伝送はTBの再送である。
一実施形態では、基地局は、第1のスロットにおいて第1のPDCCHを送信する。代替的に及び/又は追加的に、基地局は、第2のスロットにおいて第2のPDCCHを送信する。代替的及び/又は追加的に、第1のスロット及び/又は第1のPDCCH(及び/又は、第1のPDCCHの送信)は、第3の上りリンク伝送より遅い(及び/又はその後である)(例えば、第1のスロットの時間及び/又は第1のPDCCHの送信の時間が、第3の上りリンク伝送よりも遅い)。代替的及び/又は追加的に、第2のスロット及び/又は第2のPDCCH(及び/又は、第2のPDCCHの送信)は、第4の上りリンク伝送より遅い(及び/又はその後である)(例えば、第2のスロットの時間及び/又は第2のPDCCHの送信の時間が、第4の上りリンク伝送よりも遅い)。代替的及び/又は追加的に、第1のPDCCHは、第1のDFIを含む及び/又は示す。代替的及び/又は追加的に、第2のPDCCHは、第2のDFIを含む及び/又は示す。
一実施形態では、基地局は、第1のDFIが第3の上りリンク伝送に応答するHARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含む及び/又は提供するかどうかを、第1のPDCCHと第1のリソースとの間の第1の間隔に基づいて、かつ第1の最小DFI時間遅延又は第2の最小DFI時間遅延に基づいて判定する。第1の間隔は、第1のPDCCHと第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離、例えば、第1のPDCCHの送信と第1のリソースとの間の時間長及び/又は距離に対応し得る。第3の上りリンク伝送に応答するHARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)は、第3の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKのようなHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、基地局は、第2のDFIが第4の上りリンク伝送に応答するHARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含む及び/又は提供するかどうかを、第2のPDCCHと第2のリソースとの間の第2の間隔に基づいて、かつ第1の最小DFI時間遅延又は第2の最小DFI時間遅延に基づいて判定する。第2の間隔は、第2のPDCCHと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離、例えば、第2のPDCCHの送信と第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離に対応し得る。第4の上りリンク伝送に応答するHARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)は、第4の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKのようなHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、基地局は、第1のDFIが第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)第1のHARQ情報(及び/又は有効な第1のHARQ情報)を含む及び/又は提供することを、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延より大きいことに基づくか、又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延より大きいことに基づいて判定する。例えば、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、基地局は、第1のDFIが第1のHARQ情報を含む及び/又は提供すると判定し得る。代替的及び/又は追加的に、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、第1のDFIは、第1のHARQ情報を含む及び/又は提供することができる(及び/又は第1のDFIは、第1のHARQ情報に加えて他の情報を含む及び/又は提供することができる)。第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)第1のHARQ情報は、第3の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの表示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、基地局は、第1のDFIが第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含まない及び/又は提供しないことを、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延より小さいことに基づくか、又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延より小さいことに基づいて判定する。例えば、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延より小さい場合、及び/又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延より小さい場合、基地局は、第1のDFIが第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含まない及び/又は提供しないと判定し得る。第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)は、第3の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、基地局は、第2のDFIが第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)第2のHARQ情報(及び/又は有効な第2のHARQ情報)を含む及び/又は提供することを、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延より大きいことに基づくか、又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延より大きいことに基づいて判定する。例えば、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、基地局は、第2のDFIが第2のHARQ情報を含む及び/又は提供すると判定し得る。代替的及び/又は追加的に、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、第2のDFIは、第2のHARQ情報を含む及び/又は提供することができる(及び/又は第2のDFIは、第2のHARQ情報に加えて他の情報を含む及び/又は提供することができる)。第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)第2のHARQ情報は、第2の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、基地局は、第2のDFIが第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含まない及び/又は提供しないことを、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延より小さいことに基づくか、又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延より小さいことに基づいて判定する。例えば、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延より小さい場合、及び/又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延より小さい場合、基地局は、第2のDFIが第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)を含まない及び/又は提供しないと判定し得る。第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)HARQ情報(及び/又は有効なHARQ情報)は、第4の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、基地局は、第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)第1のDFIによって提供される第1のHARQ情報が、第1のDFIと第1のリソースとの間の第1の間隔に基づいて、かつ第1の最小のDFI時間遅延又は第2の最小のDFI時間遅延に基づいて、有効であるかどうかを判定する。第1のHARQ情報は、第3の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、基地局は、第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)第2のDFIによって提供される第2のHARQ情報が、第2のDFIと第2のリソースとの間の第2の間隔に基づいて、かつ第1の最小のDFI時間遅延又は第2の最小のDFI時間遅延に基づいて、有効であるかどうかを判定する。第2のHARQ情報は、第4の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKのなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、基地局は、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、第1のHARQ情報が有効であると判定する。例えば、基地局は、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、第1のHARQ情報が有効であると判定し得る。
一実施形態では、基地局は、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延よりも小さいことに基づいて、又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延よりも小さいことに基づいて、第1のHARQ情報が有効でないと判定する。例えば、基地局は、第1の間隔が第1の最小DFI時間遅延よりも小さい場合、及び/又は第1の間隔が第2の最小DFI時間遅延よりも小さい場合、第1のHARQ情報が有効でないと判定し得る。
一実施形態では、基地局は、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、第2のHARQ情報が有効であると判定する。例えば、基地局は、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、及び/又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、第2のHARQ情報が有効であると判定し得る。
一実施形態では、基地局は、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延よりも小さいことに基づいて、又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延よりも小さいことに基づいて、第2のHARQ情報が有効でないと判定する。例えば、基地局は、第2の間隔が第1の最小DFI時間遅延よりも小さい場合、及び/又は第2の間隔が第2の最小DFI時間遅延よりも小さい場合、第2のHARQ情報が有効でないと判定し得る。
一実施形態では、第1のPDCCHが送信される時間単位と第1のリソースとの間の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上であるという判定に基づいて、又はその間隔が第2の最小DFI時間遅延以上であるという判定に基づいて、第1のDFIによって提供される第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)HARQ情報が有効であり得る。第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)HARQ情報は、第3の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、第1のPDCCHが送信される時間単位と第1のリソースとの間の間隔が第1の最小DFI時間遅延よりも小さいという判定に基づいて、又はその間隔が第2の最小DFI時間遅延よりも小さいという判定に基づいて、第1のDFIによって提供される第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)HARQ情報は、有効でなくてもよい(例えば、無効であり得る)。第3の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第1のリソースに応答する)HARQ情報は、第3の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、第2のPDCCHが送信される時間単位と第2のリソースとの間の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上であるという判定に基づいて、又はその間隔が第2の最小DFI時間遅延以上であるという判定に基づいて、第2のDFIによって提供される第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)HARQ情報が有効であり得る。第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)HARQ情報は、第4の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、第2のPDCCHが送信される時間単位と第2のリソースとの間の間隔が第1の最小DFI時間遅延よりも小さいという判定に基づいて、又はその間隔が第2の最小DFI時間遅延よりも小さいという判定に基づいて、第2のDFIによって提供される第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)HARQ情報は、有効でなくてもよい(例えば、無効であり得る)。第4の上りリンク伝送に応答する(及び/又は第2のリソースに応答する)HARQ情報は、第4の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
図3及び図4に戻って参照すると、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する基地局の1つの例示的な実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU308は、プログラムコード312を実行して、基地局が、(i)キャリア及び/又はセルのBWPにおいて上りリンク伝送するための複数のCGでUEを設定することであって、複数のCGは、第1のCG及び第2のCGを含む、設定することと、(ii)第1のCGのための第1の最小DFI時間遅延でUEを設定することであって、第1の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第1の上りリンク伝送に応答するHARQ情報の検証のためのものである、設定することと、(iii)第2のCGのための第2の最小DFI時間遅延でUEを設定すること、とを可能にし、第2の最小DFI時間遅延は、1つ以上の第2の上りリンク伝送に応答するHARQ情報の検証のためのものであり、基地局は、第2の最小DFI時間遅延が第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を有するように設定することができない。さらに、CPU 308は、プログラムコード312を実行して、上述のアクション及びステップ、及び/又は明細書で説明された他のもののうちの1つ、いくつか、及び/又は全てを実行することができる。
図22は、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する基地局の観点からの1つの例示的な実施形態によるフローチャート2200である。ステップ2205において、基地局は、キャリア及び/又はセルのBWPにおける上りリンク伝送に対する複数のCGでUEを設定し、複数のCGは、第1のCG及び第2のCGを含む。ステップ2210において、基地局は、第1のCGのための第1の最小DFI時間遅延でUEを設定する。ステップ2215において、基地局は、第2のCGのための第2の最小DFI時間遅延でUEを設定し、基地局は、第2の最小DFI時間遅延が第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を有するように設定することができない(及び/又は、第2の最小DFI時間遅延を第1の最小DFI時間遅延とは異なる値に設定することができない)。ステップ2220において、基地局は、UEに動的グラントを送信し、動的グラントは、TBの再送のための第2のリソースをスケジュールする。ステップ2225において、基地局は、UEから第2のリソース上で第2の上りリンク伝送を受信する。ステップ2230において、基地局は、第2のPDCCHをUEに送信し、第2のPDCCHは、第2のDFIを含む及び/又は示す。第2のDFIは、第2のPDCCHと第2のリソースとの間の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、又はその間隔が第2の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、第2の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供する。例えば、第2のDFIは、その間隔が第1の最小DFI時間遅延以上である場合、又はその間隔が第2の最小DFI時間遅延以上である場合、第2の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供する。間隔は、第2のPDCCHと第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離、例えば、第2のPDCCHの送信と第2のリソースとの間の時間長及び/又は距離に対応し得る。有効なHARQ情報は、第2の上りリンク伝送が基地局によって正常に受信及び/又は復号されたかどうかの指示(例えば、ACK又はNACKなどのHARQフィードバック)に対応し得る。
一実施形態では、第2のDFIは、複数のHARQ情報を含み及び/又は提供し、複数のHARQ情報のうちの1つ以上のHARQ情報は、有効なHARQ情報である。
一実施形態では、第2の上りリンク伝送に応答して第2のDFIによって提供される有効なHARQ情報は、第2のPDCCHが送信される時間単位と第2のリソースとの間の間隔が、第1の最小DFI時間遅延以上であるという判定に基づいて、又は、その間隔が第2の最小DFI時間遅延以上であるという判定に基づいて有効である。
図3及び図4を参照すると、キャリア及び/又はセル上で共有スペクトルチャネルアクセスを用いて動作する基地局の1つの例示的実施形態において、デバイス300は、メモリ310に記憶されたプログラムコード312を含む。CPU 308は、プログラムコード312を実行して、基地局が、(i)キャリア及び/又はセルのBWPにおける上りリンク伝送に対する複数のCGでUEを設定することであって、複数のCGは、第1のCG及び第2のCGを含む、設定することと、(ii)第1のCGのための第1の最小DFI時間遅延でUEを設定することと、(iii)第2のCGのための第2の最小DFI時間遅延でUEを設定することであって、基地局は、第2の最小DFI時間遅延が第1の最小DFI時間遅延とは異なる値を有するように設定することができない、設定することと、(iv)UEに動的グラントを送信することであって、動的グラントは、TBの再送のための第2のリソースをスケジュールする、送信することと、(v)UEから第2のリソース上で第2の上りリンク伝送を受信することと、(vi)第2のPDCCHをUEに送信することであって、第2のPDCCHは、第2のDFIを含む及び/又は示す、送信することと、を行うことを可能にし、第2のDFIは、第2のPDCCHと第2のリソースとの間の間隔が第1の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、又はその間隔が第2の最小DFI時間遅延以上であることに基づいて、第2の上りリンク伝送に応答する有効なHARQ情報を含む及び/又は提供する。さらに、CPU308は、プログラムコード312を実行して、上述のアクション及びステップ、及び/又は本明細書で説明された他のもののうちの1つ、いくつか、及び/又は全てを実行することができる。
通信デバイス(例えば、UE、基地局、ネットワークなど)を提供することができ、通信デバイスは、制御回路、制御回路に設置されたプロセッサ、及び/又は制御回路に設置され、プロセッサに結合されたメモリを含み得る。プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムコードを実行して、図20〜図22に示す方法ステップを実行するように構成され得る。さらに、プロセッサは、プログラムコードを実行して、上述のアクション及びステップ、及び/又は本明細書で説明された他のもののうちの1つ、いくつか、及び/又は全てを行ってもよい。
コンピュータ可読媒体が提供され得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的なコンピュータ可読媒体であり得る。コンピュータ可読媒体は、フラッシュメモリデバイス、ハードディスクドライブ、ディスク(例えば、磁気ディスク、及び/又はデジタル多用途ディスク(DVD)、コンパクトディスク(CD)などのうちの少なくとも1つの光ディスク)、及び/又は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)のうちの少なくとも1つのメモリ半導体を含み得る。コンピュータ可読媒体は、実行されたときに、図20〜22に示される1つ、いくつか、及び/又は全ての方法ステップ、及び/又は上述のアクション及びステップ、及び/又は本明細書で説明された他のもののうちの1つ、いくつか、及び/又は全ての性能を引き起こすプロセッサ実行可能命令を含み得る。
本明細書で提示される1つ以上の技術を適用することにより、UE及び/又はネットワークが共有スペクトルにおいて動作する場合のような、デバイス間(例えば、UE及び/又はネットワーク)の通信効率の向上を含むが、これに限定されない1つ以上の利点がもたらされ得ることが理解されよう。効率の向上は、UEが、最小DFI時間遅延を正しく解釈すること、及び/又は、DFIが上りリンク伝送に関連付けられたHARQ情報(例えば、有効なHARQ情報)を含む及び/又は提供するかどうかを正しく判定することを可能にする結果であり得る。DFIがHARQ情報を含む及び/又は提供するかどうかを正しく判定することによって、UEは、ネットワークが正常に上りリンク伝送を受信したか、又はネットワークが正常に上りリンク伝送を受信しなかったかを誤って判定しなくてもよい(したがって、UEは、再送を誤って行わなくてもよい、及び/又は再送を誤って行わないとしなくてもよい)。
以上、本開示の種々の態様を説明した。当然のことながら、本明細書の教示内容が多種多様な形態で具現化されてもよく、本明細書に開示したいかなる特定の構造、機能、またはその両者は代表的なものに過ぎない。本明細書の教示内容に基づいて、当業者には当然のことながら、本明細書に開示した態様が、他のいかなる態様からも独立して実装されてもよく、これら態様のうちの2つ以上が様々な方法で組み合わせられてもよい。例えば、本明細書に記載した任意の数の態様を使用して、装置が実装されてもよいし、方法が実現されてもよい。追加的に、本明細書に記載した態様のうちの1つ以上に追加して、またはそれとは別で、他の構造、機能、または構造と機能を使用して、このような装置が実装されてもよいし、このような方法が実現されてもよい。上記概念の一部の例として、いくつかの態様においては、パルス繰り返し周波数に基づいて、同時チャネルが確立されてもよい。いくつかの態様においては、パルス位置またはオフセットに基づいて、同時チャネルが確立されてもよい。いくつかの態様においては、時間ホッピングシーケンスに基づいて、同時チャネルが確立されてもよい。いくつかの態様においては、パルス繰り返し周波数、パルス位置またはオフセット、および時間ホッピングシーケンスに基づいて同時チャネルが確立されてもよい。
当業者であれば、多様な異なるテクノロジおよび技術のいずれかを使用して、情報および信号を表わしてよいを理解するであろう。例えば、上記説明全体で言及されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは粒子、光場もしくは粒子、またはこれらの任意の組み合わせによって表わしてよい。
さらに、当業者には当然のことながら、本明細書に開示された態様に関連して説明した種々の例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップは、電子的ハードウェア(例えば、ソースコーディングまたはその他何らかの技術を用いて設計することがあるデジタル実装、アナログ実装、またはこれら2つの組み合わせ)、命令を含む種々の形態のプログラムもしくは設計コード(本明細書においては便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と称されることがある)、または両者の組み合わせとして実装されてよい。このハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に示すため、種々の例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、概略的にそれぞれの機能の側面から上述した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定用途およびシステム全体に課される設計上の制約によって決まる。当業者であれば、特定各用途に対して、説明した機能を様々なやり方で実装してもよいが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱の原因として解釈されるべきではない。
追加的に、本明細書に開示される態様に関連して説明した種々の例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(「IC」)、アクセス端末、またはアクセスポイント内で実装される、あるいはこれらによって実行されてよい。ICとしては、汎用プロセッサ、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、その他プログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、電気部品、光学部品、機械部品、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたこれらの任意の組み合わせを含み、IC内、IC外、またはその両方に存在するコードまたは命令を実行してよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとしてよいが、代替として、プロセッサは、従来の任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械としてよい。また、プロセッサは、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協働する1つ以上のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成である、コンピュータデバイスの組み合わせとして実装されてよい。
任意の開示プロセスにおけるステップの如何なる特定の順序または階層は、実例的な手法の一例であることが了解される。設計の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層を、本開示の範囲内に留まりつつ、再構成してよいことが了解される。添付の方法の請求項は、種々のステップの要素を実例的な順序で示しており、提示の特定順序または階層に限定されることを意図していない。
本明細書に開示される態様に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップを、ハードウェアにおいて直接具現化してよく、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールにおいて具現化してよく、これら2つの組み合わせにおいて具現化してよい。(例えば、実行可能な命令および関連するデータを含む)ソフトウェアモジュールおよび他のデータは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムバーブルディスク、CD−ROM等のデータメモリ、または当技術分野において知られているその他任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体に存在してよい。実例的な記憶媒体がコンピュータ/プロセッサ(本明細書においては便宜上、「プロセッサ」と称されることがある)等の機械に結合されてよい、このようなプロセッサは、記憶媒体からの情報(例えば、コード)の読み出しおよび記憶媒体への情報の書き込みが可能である。実例的な記憶媒体は、プロセッサと一体化されてよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに存在してよい。ASICは、ユーザ機器に存在していてもよい。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ディスクリートコンポーネントとしてユーザ機器に存在してよい。代替的および/または追加的に、いくつかの態様においては、任意の適当なコンピュータプログラム製品が、本開示の態様のうちの1つ以上に関連するコードを含むコンピュータ可読媒体を含んでもよい。いくつかの態様において、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料を含んでよい。
以上、種々の態様に関連して本開示の主題を説明したが、本開示の主題は、さらに改良可能であることが了解される。本願は、概して本開示の主題の原理に従うと共に、本開示の主題が関係する技術分野における既知で慣習的な実施となるような本開示からのそのような逸脱を含む本開示の主題の任意の変形、使用、または適応を網羅することを意図している。