JP2022001682A - 顔面冷却装置 - Google Patents

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JP2022001682A
JP2022001682A JP2020107362A JP2020107362A JP2022001682A JP 2022001682 A JP2022001682 A JP 2022001682A JP 2020107362 A JP2020107362 A JP 2020107362A JP 2020107362 A JP2020107362 A JP 2020107362A JP 2022001682 A JP2022001682 A JP 2022001682A
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JP2020107362A
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正敏 渋谷
Masatoshi Shibuya
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Hatsumeiya KK
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Hatsumeiya KK
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Abstract

【課題】顔面を効率良く冷却できる顔面冷却装置を提供する。【解決手段】冷却剤または電気的冷却装置を用いて顔面を冷却する装置であって、冷却剤または電気的冷却装置と顔面との間に空気流路を形成する空気流路形成手段を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、顔面を冷却する技術に関するものである。
鼻孔および口をカバーする通気性マスクを着用したまま運動をしたり、高温多湿の中で着用したりすると、通気性マスク内が高温多湿になり、熱中症を発症する危険がある。
これを解決するために通気性マスク内に冷却材を挿入する方法が考えられている。
実登3096132号公報 特開2002-345985号公報
しかし、上述した従来の技術では、顔面を冷却する効率が不十分である。
本発明は、顔面を効率良く冷却できる顔面冷却装置を提供する。
一実施形態の顔面冷却装置は、冷却剤または電気的冷却装置を用いて顔面を冷却する装置であって、前記冷却剤または前記電気的冷却装置と顔面との間に空気流路を形成する空気流路形成手段を有することを特徴とする。
上記構成によれば、冷却剤と顔面との間に、空気の流れを生じさせことにより、呼吸時の空気の流れを利用して、効率よく顔面を冷却できる。すなわち、激しく運動すると体温は高くなるが、呼吸量の増加により、冷却剤と顔面の皮膚との間を流れる空気の流量も増大するため、顔面を効率良く冷却することができる。
一実施形態の顔面冷却装置において、前記空気流路は、外気を鼻孔に誘導し且つ鼻孔からの吐息を外部に誘導する空間であることが望ましい。この構成によれば、呼吸により生ずる冷気と暖気とが一定の場所を交互に流れるので、冷却剤を皮膚近くに長時間設けることにより生ずる凍傷など低温障害を防止できる。
一実施形態の顔面冷却装置において、前記空気流路は、顔面に直接または通気性マスクを介して接触し且つ互いに隣接する顔面接触部の間に形成されることが望ましい。この構成によれば、空気流路を簡単な構造で形成できる。
一実施形態の顔面冷却装置において、前記空気流路は、複数形成され、且つ、左右の鼻翼の下端近傍から左右上方に放射状に延びていることが望ましい。この構成によれば、顔面の広い範囲を冷却できる。
一実施形態の顔面冷却装置は、前記冷却剤を包む断熱材を有することが望ましい。この構成によれば、凍傷などの低温障害を防止するとともに、冷却剤による冷却可能時間を長くすることができる。
一実施形態の顔面冷却装置は、通気性マスクの中央付近を摘まんだ状態で保持する摘持部を有することが望ましい。この構成によれば、通気性マスクの中央付近を摘まんだ状態で保持することにより、湿った通気性マスクが鼻孔または口に密着するのを防止して、息苦しさを抑制できる。
一実施形態の顔面冷却装置によれば、呼吸時の空気の流れを利用して、効率良く顔面を冷却できる。
一実施形態の顔面冷却装置の背面図である。 (A):一実施形態の顔面冷却装置の側面図である。(B):一実施形態の顔面冷却装置の背面図である。
図1及び図2は、一実施形態の顔面冷却装置の背面すなわち顔面に面する側の面を示している。
図1に示すように、一実施形態の顔面冷却装置1は、冷却材28を断熱性の保冷バック(断熱材)21で包むとともに、保冷バック21に、顔面に面して冷気を取り出すための開口部30と、空気流路36を形成するための顔面接触部31とを設けることにより概ね構成される。冷却材28には、所謂冷却材の他、所謂保冷剤も含まれるものとする。
空気流路36は、外気を鼻孔32に誘導し且つ鼻孔32からの吐息34を外部に誘導する空間である。空気流路36は、複数形成され、且つ、左右の鼻翼37の下端近傍から左右上方に放射状に延びている。
顔面接触部31は、顔面に直接または通気性マスク54(図2参照)を介して接触し且つ互いに隣接する。空気流路36は、顔面接触部31の間に形成される。
図2に示すように、顔面冷却装置1の中央部には、通気性マスク54の中央部を摘まんだ状態で保持するクリップ(摘持部)52が設けられている。この例では、顔面冷却装置1の中央部に鼻あて50と空洞部外壁51とを設けることにより、鼻と口を収容可能な空気溜まりを形成するとともに、空洞部外壁51にクリップ52を設けている。
一実施形態の顔面冷却装置1によれば、外気33を鼻孔32に吸い込むときに、外気33が空気流路36を通過し、その間に外気33が冷却材28により冷却されて冷気35となり、その冷気35により顔面が冷却される。また、顔面を冷却した後の温まった空気が外部に流出することにより熱が外部に放出され、このことによっても顔面が冷却される。
また、息をはくときは、鼻孔32からの吐息34が空気流路36を通過し、その間に吐息34が冷却材28により冷却されて冷気35となり、その冷気35により顔面が冷却される。また、顔面を冷却した後の温まった空気が外部に流出することにより熱が外部に放出され、このことによっても顔面が冷却される。また、温度の高い吐息34が空気流路36を通ることにより、顔面の冷えすぎを抑制し、凍傷など低温障害を防止できる。
また、通気性マスク54の中央部を摘まんだ状態で保持することにより、湿った通気性マスク54が鼻孔32または口に密着するのを防止して、息苦しさを抑制できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されない。たとえば、上記実施形態では、冷却材28を使用しているが、冷却材28の代わりに、たとえばペルチェ効果により冷却機能を発揮する電気的冷却装置を使用してもよい。
また、顔面冷却装置1の中央部に逆止弁など弁機構を設けてもよい。弁機構は、息を吸うときは閉状態になり、息を吐くときは開状態になる。この構成によれば、息を吸うときは空気流路36を通して冷気35を吸うことができ、息を吐くときは、熱い吐息34の一部を空気流路36を通さずに外部に逃がすことができるので、冷却材28の効き目を長く持たせることができる。
1 顔面冷却装置
21 保冷バッグ(空気流路形成手段)
28 冷却材(空気流路形成手段)
30 開口部(空気流路形成手段)
31 顔面接触部(空気流路形成手段)
32 鼻孔
33 外気
34 吐息
35 冷気
36 空気流路
50 鼻あて
51 空洞部外壁
52 クリップ(摘持部)

Claims (6)

  1. 冷却剤または電気的冷却装置を用いて顔面を冷却する装置であって、
    前記冷却剤または前記電気的冷却装置と顔面との間に空気流路を形成する空気流路形成手段を有することを特徴とする顔面冷却装置。
  2. 前記空気流路は、
    外気を鼻孔に誘導し且つ鼻孔からの吐息を外部に誘導する空間である、請求項1記載の顔面冷却装置。
  3. 前記空気流路は、
    顔面に直接または通気性マスクを介して接触し且つ互いに隣接する顔面接触部の間に形成される、請求項2記載の顔面冷却装置。
  4. 前記空気流路は、複数形成され、且つ、
    左右の鼻翼の下端近傍から左右上方に放射状に延びている、請求項3記載の顔面冷却装置。
  5. 前記冷却剤を包む断熱材を有する、請求項1から4のいずれか一項記載の顔面冷却装置。
  6. 通気性マスクの中央付近を摘まんだ状態で保持する摘持部を有する、当該通気性マスクが鼻孔または口に密着することを防止する機構を有する、請求項1から5のいずれか一項記載の顔面冷却装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023132227A1 (en) 2022-01-07 2023-07-13 Dmg Mori Co., Ltd. Display control device and machine tool

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