JP2021536184A - 情報伝送方法、光回線終端装置、光ネットワークユニット、および通信システム - Google Patents

情報伝送方法、光回線終端装置、光ネットワークユニット、および通信システム Download PDF

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Abstract

本願の実施形態は、情報伝送方法、光回線終端装置、光ネットワークユニット、および通信システムを提供する。光回線終端装置OLT側における方法は、OLTにより、第1チャネルを介して、第1光ネットワークユニットONUに識別子を割り当て、第1チャネルを介して第1ONUに測距を実行して、第1チャネルについての測距情報を取得する段階と、OLTおよびONUにより、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、OLTにより、第2チャネルを介して第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階とを含む。この方法において、識別子の割り当ておよび測距が第1チャネルを介して実行され、第1サービスのデータ伝送が第2チャネルを介して実行される。このように、遅延要件が比較的に高いサービスデータに対して、比較的に大きい遅延が生成されなくなる。これは、これらのサービスの正常な実行をさらに保証する。

Description

本願の実施形態は、通信技術、特に、情報伝送方法、光回線終端装置、光ネットワークユニット、および通信システムに関する。
受動光ネットワーク(passive optical network,PON)は、ポイントツーマルチポイント構造を使用する1ファイバの双方向アクセスネットワークである。PONシステムは主に、光回線終端装置(optical line termination,OLT)、光ネットワークユニット(optical network unit,ONU)、および光分配ネットワーク(optical distribution network,ODN)を含む。OLTは中央局装置であり、ONUはユーザ側デバイスであり、ODNはOLTとONUとの間に光チャネルを提供する。OLTは、フロントエンドスイッチに接続され、フロントエンドスイッチのデジタル信号を光信号に変換し得る。OLTは、ONUに対して制御、管理、および測距などを実行し得る。ONUは、OLTにより送信されたブロードキャストデータをダウンストリーム方向において受信し得、ユーザ側データをアップストリーム方向においてONUに送信し得る。1つのOLTに接続された複数のONUは、アップストリーム方向における異なる時点において、アップストリームサービスを実行する。OLTに対してアップストリームサービスを実行する前に、ONUは、OLTに登録し、OLTへの制御可能な接続を確立する必要がある。
従来技術において、OLTは特定の周期ごとに時間帯を予約する。当該時間帯において、オンラインであるONUにはアップストリームサービスを実行することが許可されず、オンラインでないONUのみがシリアルナンバー(serial number,SN)を送信してまたは測距情報を送信して登録を実行することを許可される。
しかしながら、従来技術における方法は、オンラインであるONUのアップストリームサービス遅延を増加させ得る。
本願の実施形態は、情報伝送方法、光回線終端装置、光ネットワークユニット、および通信システムを提供して、特定の時間帯においてアップストリームサービスが許可されないのでONUのアップストリームサービス遅延が増加するという先行技術の問題を解消する。
本願の実施形態の第1態様は、情報伝送方法を提供する。方法はOLTに適用され、方法は、OLTが、第1チャネルを介して第1ONUに識別子を割り当て、第1チャネルを介して、第1ONUに測距を実行し、第1チャネルについての測距情報を取得する段階と、OLTおよび第1ONUが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、OLTが、第2チャネルを介して、第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階と
を含む。
この方法において、識別子の割り当ておよび測距が第1チャネルを介して実行され、第1サービスのデータ伝送が第2チャネルを介して実行される。このように、遅延要件が比較的に高いサービスデータに対して、比較的に大きい遅延が生成されなくなる。これは、これらのサービスの正常な実行をさらに保証する。
可能な設計において、OLTが第2チャネルを介して、第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する前に、方法はさらに、OLTおよび第1ONUが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する段階を含む。
可能な設計において、OLTおよび第1ONUが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する段階は、
OLTは、第1ONUにより送信されたデュアルチャネルサポート能力情報を受信する段階であって、ここで、デュアルチャネルサポート能力情報は、第1ONUによりサポートされる第1チャネルのタイプと第2チャネルのタイプとを含む、受信する段階と、
OLTは、第1ONUにより送信されたデュアルチャネルサポート能力情報とOLTのデュアルチャネルサポート能力とに基づいて、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用するかどうかを決定する段階と
を含む。
可能な設計において、OLTおよび第1ONUが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、方法はさらに、OLTが、デュアルチャネル構成情報を第1ONUに送信する段階を含む。デュアルチャネル構成情報は、OLTにより選択された第1チャネルのタイプと第2チャネルのタイプとを含む。
可能な設計において、OLTが第2チャネルを介して、第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する前に、方法はさらに、OLTが、第1チャネルについての測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、第2チャネルについての測距情報を決定する段階を含む。
チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを含む。
可能な設計において、OLTが第2チャネルを介して、第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階は、OLTが、第2チャネルについての測距情報と第1ONUに割り当てられた識別子とに基づいて、第2チャネルを介して、第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階を含む。
可能な設計において、OLTは、第1チャネルまたは第2チャネルを介して、第1ONUと共に第2サービスのデータ伝送を実行する。
可能な設計において、第1サービスの遅延は予め設定された遅延より小さく、第2サービスの遅延は予め設定された遅延より大きいまたはそれに等しい。
可能な設計において、第1チャネルによりサポートされる伝送遅延は、第2チャネルによりサポートされる伝送遅延より大きい。
可能な設計において、方法はさらに、OLTが、第1チャネルまたは第2チャネルを介して、第1ONUに対して認証管理および伝送構成を実行する段階を含む。
本願の実施形態の第2態様は、情報伝送方法を提供する。方法はONUに適用され、方法は、
ONUが、第1チャネルを介して識別子を取得し、第1チャネルを介して、第1チャネルについての測距情報を取得するための測距を実行する段階と、
ONUおよびOLTが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、ONUが、第2チャネルを介して、OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階と
を含む。
この方法において、識別子の取得および測距は第1チャネルを介して実行され、第1サービスのデータ伝送は第2チャネルを介して実行される。このように、遅延要件が比較的に高いサービスデータに対して、比較的に大きい遅延が生成されなくなる。これは、これらのサービスの正常な実行をさらに保証する。
可能な設計において、ONUが第2チャネルを介して、OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する前に、方法はさらに、ONUおよびOLTが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する段階を含む。
可能な設計において、ONUおよびOLTが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する段階は、
ONUが、デュアルチャネルサポート能力情報をOLTに送信する段階であって、ここで、デュアルチャネルサポート能力情報は、ONUによりサポートされる第1チャネルのタイプと第2チャネルのタイプとを含む、送信する段階と、
ONUが、OLTにより送信されたデュアルチャネル構成情報を受信する段階と
を含む。デュアルチャネル構成情報は、OLTにより選択された第1チャネルのタイプと第2チャネルのタイプとを含む。
可能な設計において、ONUが第2チャネルを介して、OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する前に、方法はさらに、ONUが、第1チャネルについての測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、第2チャネルについての測距情報を決定する段階を含む。
チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを含む。
可能な設計において、ONUが第2チャネルを介して、OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階は、ONUが、第2チャネルについての測距情報と取得された識別子とに基づいて、第2チャネルを介して、OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階を含む。
可能な設計において、方法はさらに、ONUが、第1チャネルまたは第2チャネルを介して、OLTと共に第2サービスのデータ伝送を実行する段階を含む。
可能な設計において、第1サービスの遅延は予め設定された遅延より小さく、第2サービスの遅延は予め設定された遅延より大きいまたはそれに等しい。
可能な設計において、第1チャネルによりサポートされる伝送遅延は、第2チャネルによりサポートされる伝送遅延より大きい。
本願の実施形態の第3態様は、情報伝送装置を提供する。装置は、OLTであってもよく、または、第1態様においてOLTにより実行される対応する機能を実行する際にOLTをサポートできる装置であってもよい。装置は、OLT内の装置であってもよく、またはチップシステムであってもよい。装置は、処理モジュールと受信モジュールとを含み得る。これらのモジュールは、第1態様においてOLTにより実行される対応する機能を実行し得る。例えば、
処理モジュールは、第1チャネルを介して第1ONUに識別子を割り当て、第1チャネルを介して、第1ONUに測距を実行し、第1チャネルについての測距情報を取得するように構成されており、
受信モジュールは、OLTおよび第1ONUが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、第2チャネルを介して、第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行するように構成される。
本願の実施形態の第4態様は、情報伝送装置を提供する。装置は、ONUであってもよく、または、第2態様においてONUにより実行される対応する機能を実行する際にONUをサポートできる装置であってもよい。装置は、ONU内の装置であってもよく、またはチップシステムであってもよい。装置は、処理モジュールと送信モジュールとを含み得る。これらのモジュールは、第2態様においてOLTにより実行される対応する機能を実行し得る。例えば、
処理モジュールは、第1チャネルを介して識別子を取得し、第1チャネルを介して測距を実行し、第1チャネルについての測距情報を取得するように構成されており、
送信モジュールは、ONUおよびOLTが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、第2チャネルを介して、OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行するように構成される。
本願の実施形態の第5態様は、OLTを提供する。OLTは、第1態様で説明された方法におけるOLTの機能を実装するように構成されたプロセッサを含む。OLTは、プログラム命令およびデータを格納するように構成されたメモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合される。プロセッサは、メモリに格納されたプログラム命令を呼び出して実行し、第1態様に説明された方法におけるOLTの機能を実装し得る。OLTはさらに、通信インタフェースを含み得る。通信インタフェースは、別のデバイスと通信するために、OLTにより使用される。例えば、別のデバイスはONUである。
可能な設計において、OLTは、
通信インタフェースと、
プログラム命令を格納するように構成されたメモリと、
第1態様に記載の方法を実装するように構成されたプロセッサと
を含む。本願の実施形態第6態様は、ONUを提供する。ONUは、第2態様で説明された方法におけるONUの機能を実装するように構成されたプロセッサを含む。ONUは、プログラム命令およびデータを格納するように構成されたメモリをさらに含み得る。メモリは、プロセッサに結合される。プロセッサは、メモリに格納されたプログラム命令を呼び出して実行し、第2態様に説明された方法におけるONUの機能を実装し得る。ONUはさらに、通信インタフェースを含み得る。通信インタフェースは、別のデバイスと通信するために、ONUにより使用される。例えば、別のデバイスはOLTである。
可能な設計において、ONUは、
通信インタフェースと、
プログラム命令を格納するように構成されたメモリと、
第2態様に記載の方法を実装するように構成されたプロセッサと
を含む。
本願の実施形態の第7態様は、通信システムを提供する。システムは、第5態様に係るOLTと、第6態様に係るONUとを含む。
本願の実施形態の第8態様は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、コンピュータプログラムコードがコンピュータにより実行される場合、コンピュータは、第1態様または第2態様に記載の方法を実行することが可能となる。
本願の実施形態の第9態様は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ記憶媒体はコンピュータ命令を格納し、コンピュータ命令がコンピュータにより実行される場合、コンピュータは、第1態様または第2態様に記載の方法を実行することが可能となる。
PONのネットワークアーキテクチャの概略図である。 ONU登録の概略フローチャートである。 本願に係る情報伝送方法のシステムアーキテクチャ図である。 本願に係る情報伝送方法の別のシステムアーキテクチャ図である。 本願に係る情報伝送方法の相互作用フローチャートである。 本願の実施形態に係る情報伝送装置のモジュールの構造図である。 本願の実施形態に係る情報伝送装置のモジュールの構造図である。 本願の実施形態に係る別の情報伝送装置のモジュールの構造図である。 本願の実施形態に係る別の情報伝送装置のモジュールの構造図である。 本願の実施形態に係るOLT1000の物理ブロック図である。 本願の実施形態に係るONU2000の物理ブロック図である。
PONは、ポイントツーマルチポイント構造を使用する1ファイバの双方向アクセスネットワークである。従来のポイントツーポイントおよび縁石スイッチへのファイバなどの構造を有するネットワークと比べると、PONは、伝送コストを下げ、アクセス側の障害ポイントの増加を回避するという利点を有する。したがって、PONは、アクセスネットワークの発展方向とみなされる。
図1は、PONのネットワークアーキテクチャの概略図である。図1に示されるように、PONシステムは主に、OLT、ONUおよびODNを含む。OLTは中央局装置であり、ONUはユーザ側デバイスであり、ODNはOLTとONUとの間に光チャネルを提供する。OLTは、インターネット、公衆交換電話網(public switched telephone network,PSTN)、コミュニティアンテナテレビ(community antenna television,CATV)システム、ストリーミングメディアネットワーク、およびモニタリングネットワークなどの様々なフロントエンドネットワークに接続され得る。OLTは、フロントエンドネットワークのデジタル信号を光信号に変換し、当該光信号を、ODNを介してONUに伝送する。ODNは、OLTとONUとの間の光伝送媒体であり、光信号の電力割り当てを完了し得る。ONUは、ダウンストリーム方向においてOLTによりサービスデータブロードキャストを受信し、アップストリーム方向においてユーザ側サービスデータをONUに送信する。
OLTとのサービスデータの交換を実行する前に、ONUは、まずOLTに登録し得る。任意選択的に、ONU登録プロセスは、SN取得フェーズ、測距フェーズ、認証フェーズ、および実行フェーズに分割され得る。図2は、ONU登録の概略フローチャートである。図2に示されるように、SN取得フェーズにおいて、OLTは、SN requestメッセージをブロードキャスティングすることによりONUのSNを取得する。SN requestメッセージを受信した後、登録予定のONUは、SN responseメッセージをOLTにフィードバックし、メッセージにONUのSNを追加し得る。OLTは、ONUのフィードバックに基づいて、取得された各SNに、対応するONU IDを割り当て、割り当てられたONU IDを、Assign ONU_IDメッセージを介して、ONUに送信する。ONU IDおよびSNは、1対1対応関係である。ONU IDは、OLTおよびONUがメッセージ交換を実行する場合に、異なるONUを区別するために使用されてもよく、ONU側に示されてもよい。測距フェーズにおいて、OLTは、ranging requestメッセージをONUに送信する。メッセージを受信した後、ONUは、ranging responseメッセージをOLTにフィードバックする。OLTは、ranging requestメッセージが送信された時点と、ranging responseメッセージが受信された時点との間の間隔に基づいてONU測距を実行し、ranging timeメッセージを介してONUに測距情報を送信する。認証フェーズにおいて、OLTは主に、認証管理を実行する。認証管理方式は、SN認証、またはパスワード認証などであり得る。図2において、パスワード認証は例として使用される。OLTは、ONUにPWD requestメッセージを送信する。ONUは、OLTにPWD responseメッセージをフィードバックし、パスワード情報をメッセージに追加する。認証フェーズが終了した後、OLTは、オンラインである特定のONUを決定し得、そして、実行フェーズに入る。実行フェーズにおいて、OLTは、ONU管理および制御インタフェース(ONU management and control interface,OMCI)の構成回復、並びに、暗号化およびサービスフロー生成などのOMCI管理を実行する。これらの管理および制御プロセスが完了した後、ONUとOLTとの間でサービスデータの交換が実行される。
可能な設計において、OLTに接続された複数のONUが、時分割多重化モードのOLTにアップストリームサービスデータを送信する。しかしながら、前述の認証フェーズが完了する前に、すなわち、OLTが、ONUはオンラインであると決定する前に、ONUは、情報移動を実行するための特定のTCONTリソースを有しない。したがって、可能な設計において、OLTは、特定の周期ごとに時間帯を予約し得る。当該時間帯において、オンラインであるONUにはアップストリームサービスを実行することが許可されず、オンラインでないONUのみがSNを送信してまたは測距情報を送信して登録を実行することを許可される。この場合、図2に示されるSN取得フェーズは、「SNウィンドウ」と称され得、図2に示される測距フェーズは、「測距ウィンドウ」と称され得る。
「SNウィンドウ」および「測距ウィンドウ」の持続時間は、同一であってもよく、または異なってもよい。「SNウィンドウ」は、例として使用される。「SNウィンドウ」の持続時間は、2つのフレーム、すなわち、250マイクロ秒であると仮定する。250マイクロ秒の間、OLTは、オンラインでないONUにのみSNの送信を許可し、オンラインである別のONUには、アップストリームサービスデータの送信を許可しない。具体的には、オンラインである別のONUの場合、最大サービス遅延は250マイクロ秒を超える場合がある。
従来の一般インターネットアクセスサービスおよび4Kビデオサービスなどのサービスの場合、遅延要件は一般的に20ミリ秒より小さい。したがって、250マイクロ秒の遅延はこれらのサービスに影響しない。しかしながら、仮想現実(virtual reality,VR)クラウドゲーミングおよびVR遠隔医療などのいくつかの新しいサービスの場合、遅延に対して比較的に高い要件が課され、アクセスネットワークに割り当てられた遅延はわずか150マイクロ秒であり得る。したがって、前述した方法が使用されるとき、これらのサービスの遅延要件は満たされることができず、これらのサービスは異常となり得る。
本願に説明された技術的解決手段は、前述の問題を解消することを意図している。
図3は、本願に係る情報伝送方法のシステムアーキテクチャ図である。図3に示されるように、方法は、OLTおよびONUに関する。
OLT側には、2つのPONメディアアクセス制御(media access control,MAC)モジュールが含まれる。OLTの光モジュールは、2つの波長の逆多重化をサポートする。2つの波長の光信号を逆多重化した後、光モジュールは、光信号を電気信号に変換し、2つのPON MACモジュールに電気信号をそれぞれ送信する。2つのPON MACモジュールはそれぞれ、2つのタイプの電気信号に対してフレーミングと解析プロセスとを実行して、異なる複数のレートの2つの伝送チャネルをサポートする。例えば、第1PON MACモジュールは、ギガビット対応PON(Gigabit−Capable PON,GPON)チャネルを実装し、第2PON MACモジュールは、10G GPON(XG−PON)チャネルを実装する。
これに対応して、ONU側には、2つのPON MACモジュールも含まれる。2つのPON MACモジュールはそれぞれ、2つのタイプの電気信号に対してフレーミングと解析プロセスとを実行して、異なる複数のレートの2つの伝送チャネルをサポートする。2つの伝送チャネルのレートはそれぞれ、OLT側の2つの伝送チャネルのレートと同一である。例えば、ONUの第1PON MACモジュールはGPONチャネルを実装し、GPONチャネルのレートは、OLTの第1チャネルのレートと同一である。ONUの第2PON MACモジュールはXG−PONチャネルを実装し、XG−PONチャネルのレートは、OLTの第2チャネルと同一のレートである。
図4は、本願に係る情報伝送方法の別のシステムアーキテクチャ図である。図4に示されるように、方法は、OLTおよびONUに関する。
OLT側には、2つのPON MACモジュールが含まれる。2つのPON MACモジュールはそれぞれ、2つのタイプの電気信号に対してフレーミングと解析プロセスとを実行して、異なる複数のレートの2つの伝送チャネルを実装する。例えば、第1PON MACモジュールは、GPONチャネルを実装し、第2PON MACモジュールは、XG−PONチャネルを実装する。
ONU側には、1つのPON MACモジュールが含まれる。1つのPON MACモジュールは、異なる時間帯における異なる複数のレートの伝送チャネルをサポートする。例えば、1つのPON MACモジュールは、SN取得フェーズおよび測距フェーズにおいてGPONチャネルを実装し、登録プロセスのアップストリームサービスプロセスおよび別のフェーズにおいてXG−PONチャネルを実装する。
本願の技術的解決手段の記載を容易にする目的で、図3および図4に示される前述のシステムアーキテクチャ図は、OLTとONUとの間のアーキテクチャのみを示していることに留意されたい。しかしながら、OLTとONUとの間の光伝送媒体として、ODNが依然として使用される。ODNの具体的な接続および実装方法については、図1に対応する説明を参照されたい。詳細については、ここで再度説明しない。
説明を容易にする目的で、本願では、OLTおよびONUにより実装される2つのチャネルはそれぞれ、第1チャネルおよび第2チャネルと称される。第1チャネルの伝送遅延は、第2チャネルの伝送遅延より大きい。具体的には、第1チャネルは高遅延チャネルであり、第2チャネルは低遅延チャネルである。
図5は、本願に係る情報伝送方法の相互作用フローチャートである。図5に示されるように、方法の相互作用プロセスは以下の通りである。
S501:OLTおよびONUが、第1チャネルを介して、SN取得およびONU ID割り当てを実行する。
任意選択的に、この段階の具体的な実行プロセスは、図2に対応する前述の説明におけるSN取得フェーズの実行プロセスである。具体的には、本願において、OLTは、第1チャネルを介して、SN requestメッセージをブロードキャストし、ONUにAssign ONU_IDメッセージを送信し、ONUは、第1チャネルを介してOLTにSN responseメッセージをフィードバックする。
S502:OLTおよびONUは、第1チャネルを介して測距を実行する。
任意選択的に、この段階の具体的な実行プロセスは、図2に対応する前述の説明における測距フェーズの実行プロセスである。具体的には、本願において、OLTは、第1チャネルを介して、ranging requestメッセージとranging timeメッセージとをONUに送信し、ONUは、第1チャネルを介して、ranging responseメッセージをOLTにフィードバックする。
S503:OLTおよびONUが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する段階を含む。
任意選択的に、OLTおよびONUは、以下の手順を使用することによりネゴシエーションを実行し得る。
S5031:ONUは、ONUのデュアルチャネルサポート能力をOLTに報告する。
任意選択的に、ONUは、拡張された物理層オペレーション、管理およびメンテナンス(Physical layer OAM,PLOAM)メッセージを介して、デュアルチャネルサポート能力をONUに報告し得る。
例えば、前述の拡張されたPLOAMメッセージは、Ext_dual_channel_ONU_Abilityメッセージであり得、当該メッセージの構造は、以下の表1に示され得る。
[表1]
Figure 2021536184
XGS−PONは、10G GPONである。XGS−PONは対称モード(ダウンストリームレートはアップストリームレートと同一である)にある。XG−PONは、非対称モード(ダウンストリームレートはアップストリームレートと異なる)にある。TWDM−PONは、時間波長分割多重化PON(time and wavelength division multiplexed PON)である。EPONは、イーサネット(登録商標)受動光ネットワーク(ethernet PON)である。
前述のテーブル1に示されるように、ONUは、Ext_dual_channel_ONU_Abilityメッセージにおける第3、第4および第5バイトを使用することにより、ONUのデュアルチャネルサポート能力を識別する。
S5032:OLTは、ONUのデュアルチャネルサポート能力とOLTのデュアルチャネルサポート能力とに基づいて、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用するかどうかを決定する。
任意選択的に、ONUが2つのチャネルをサポートし、ONUによりサポートされる第1チャネルのタイプは、OLTによりサポートされる第1チャネルのタイプと一致し、ONUによりサポートされる第2チャネルのタイプは、OLTによりサポートされる第2チャネルのタイプに一致するとき、OLTは、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することを決定し得る。同時に、OLTは、第1チャネルのタイプと第2チャネルのタイプとを決定し、そしてOLTは、S5033における以下のプロセスを使用することによりONUにデュアルチャネル構成情報を送信する。
例えば、ONUによりサポートされる第1チャネルのタイプがGPONとXG−PONとを含むとき、並びに、OLTによりサポートされる第1チャネルのタイプがGPONおよびXG−PONのうち少なくとも1つであるとき、ONUによりサポートされる第1チャネルのタイプは、OLTによりサポートされる第1チャネルのタイプと一致すると決定され得る。
第2チャネルのタイプマッチング方式も、前述の方式を参照して実行され得、詳細については再度説明しない。
任意選択的に、OLTがONUにより報告されたExt_dual_channel_ONU_Abilityメッセージを受信しないとき、ONUによりサポートされる第1チャネルのタイプは、OLTによりサポートされる第1チャネルのタイプと一致しない。または、ONUによりサポートされる第2チャネルのタイプが、OLTによりサポートされる第2チャネルのタイプと一致しないとき、OLTは、伝送のために2つのチャネルを使用しないことを決定する。この場合、OLTおよびONUは、既存の方式で単一チャネルに対して情報伝送を依然として実行する。
S5033:OLTが、デュアルチャネル構成情報をONUに送信する段階を含む。
任意選択的に、デュアルチャネル構成情報は、第1チャネルおよび第2チャネルの具体的なタイプと、OLTが情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用するかどうかとを識別するのに使用される。
任意選択的に、OLTは、拡張されたPLOAMメッセージを介して、デュアルチャネル構成情報をONUに送信し得る。
例えば、前述の拡張されたPLOAMメッセージは、Ext_dual_channel_configメッセージであり得、当該メッセージの構造は、以下の表2に示され得る。
[表2]
Figure 2021536184
前述のテーブル2に示されるように、ONUは、Ext_dual_channel_configメッセージにおける第3、第4および第5バイトを使用することにより、第1チャネルおよび第2チャネルのタイプと、2つのチャネルが使用されるかどうかとを識別する。
別の例において、Ext_dual_channel_configメッセージは代替的に、第3バイトに対応するパラメータを含まなくてもよい。具体的には、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することを決定するとき、OLTは、第1チャネルタイプと第2チャネルタイプとを含むExt_dual_channel_configメッセージを送信する。情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用しないことを決定したとき、OLTは、Ext_dual_channel_configメッセージを送信しない。したがって、ONUがExt_dual_channel_configメッセージを受信する限り、ONUは2つのチャネルを使用することを決定し得、そしてONUは、Ext_dual_channel_configメッセージに含まれた第1チャネルタイプと第2チャネルタイプとに基づいて、第1チャネルのタイプと第2チャネルのタイプとを学習する。
その後、2つのチャネルが使用されるとき、OLTおよびONUは、以下の実施形態のプロセスを使用することにより、認証フェーズの相互作用と実行フェーズの相互作用とを実行し続ける。2つのチャネルが使用されないとき、OLTおよびONUは、既存の方式で単一チャネルに対して情報伝送を依然として実行し、以下の段階を実行しなくなる。具体的な実行プロセスは、本願のこの実施形態では説明しない。
S504:OLTは、ONU IDと測距情報とを第1チャネルから第2チャネルへと同期する。
任意選択的に、図3および図4に対応する前述の説明に説明されるように、OLTは2つのPON MACモジュールを含む。2つのPON MACモジュールはそれぞれ、第1チャネルおよび第2チャネルを実装する。前述の段階から、OLTおよびONUがSN取得、ONU ID割り当て、および測距を、第1チャネルを介して実行することを学習できる。したがって、第1チャネルを実装するように構成された第1PON MACモジュールは、ONU IDおよび測距情報を学習し得、第2チャネルを実装するように構成された第2PON MACモジュールは、ONU IDおよび測距情報を学習しない。したがって、この段階において、OLTは、ONU IDと測距情報とを第1チャネルから第2チャネルへと同期する。具体的には、第1PON MACモジュールは、ONU IDと測距情報とを第2PON MACモジュールに直接送信し得る。代替的に、第2PON MACモジュールが第1PON MACモジュールに要求を送信し、そして第1PON MACモジュールが、ONU IDと測距情報とを第2PON MACモジュールに送信し得る。これは、本願において限定されるものではない。
OLTの第2チャネルがONU IDを取得した後、正しいONU IDがダウンストリームメッセージに追加され得、メッセージを送信するONUは、ONU IDに基づいて認識される。
OLTの第2チャネルが測距情報を取得した後、第2チャネルに対応する測距情報は、以下の式(1)に従って算出され得る。
EQD_xgs1=EQD_g1+△EQD1 (1)
EQD_xgs1は第2チャネルについての測距情報であり、EQD_g1は第1チャネルについての測距情報であり、△EQD1は、OLTの光モジュールから第1チャネルへのパスと、OLTの光モジュールから第2チャネルへのパスとの遅延差を識別するのに使用される。任意選択的に、△EQD1は、△EQD_olt、△EQD_onuおよび△EQD_fibreのうち1または複数を含み得る。△EQD_oltは、OLT回路伝送遅延間の差分値である。△EQD_onuは、ONU回路伝送遅延間の差分値である。任意選択的に、△EQD_onuの値は、表1に示されたExt_dual_channel_ONU_Abilityメッセージにおける第7バイトから第10バイトを使用することにより、ONUによりOLTへと報告され得る。△EQD_fibreは、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値である。
任意選択的に、△EQD1が△EQD_olt、△EQD_onuおよび△EQD_fibreのうち1つを含むとき、△EQD1の値は、△EQD_olt、△EQD_onuおよび△EQD_fibreのうち1つの値に等しい。
例えば、△EQD1が△EQD_oltを含むと仮定すると、△EQD1の値は、△EQD_oltの値に等しい。これに対応して、前述の式(1)は、以下のように表され得る。
EQD_xgs1=EQD_g1+△EQD_olt
任意選択的に、△EQD1が△EQD_olt、△EQD_onuおよび△EQD_fibreのうち1つより多くを含むとき、△EQD1の値は、△EQD_olt、△EQD_onuおよび△EQD_fibreのうち1つより多の値の合計に等しい。
例えば、△EQD1が△EQD_oltおよび△EQD_onuを含むと仮定すると、前述の式(1)は、以下のように表され得る。
EQD_xgs1=EQD_g1+△EQD_olt+△EQD_onu
別の例において、△EQD1が△EQD_olt、△EQD_onuおよび△EQD_fibreを含むと仮定すると、前述の式(1)は、以下のように表され得る。
EQD_xgs1=EQD_g1+△EQD_olt+△EQD_onu+△EQD_fibre
さらに、第2チャネルに対応する測距情報を取得した後、OLTは、測距情報と前述の取得されたONU IDとに基づいて、ONUと共にサービスのデータ伝送を実行する。
S505:ONUは、ONU IDと測距情報とを第1チャネルから第2チャネルへと同期し、同期された測距情報に基づいて、第2チャネルについての測距情報を決定する。
ONUの内部構造が図3に示された構造であるとき、すなわち、ONUが2つのPON MACモジュールを含むとき、情報同期はこの段階における方法に従って実行され得ることを留意されたい。ONUの内部構造が図4に示された構造であるとき、すなわち、ONUが1つのPON MACモジュールを含むとき、ONUはこの段階を実行する必要がない。1つのPON MACモジュールが第2チャネルを実装するのに使用される場合、取得されたONU IDと測距情報とは、直接使用され得る。
任意選択的に、ONU上の2つのPON MACモジュールがそれぞれ第1PON MACモジュールおよび第2PON MACモジュールであり、ここで、第1PON MACモジュールは第1チャネルを実装するように構成されており、第2PON MACモジュールは第2チャネルを実装するように構成されたと仮定する。ONUがONU IDと測距情報とを第1チャネルから第2チャネルへと同期する場合、第1PON MACモジュールは、ONU IDと測距情報とをPON MACモジュールに直接送信してもよく、または、第2PON MACモジュールが第1PON MACモジュールに要求を送信して、そして第1PON MACモジュールがONU IDと測距情報とを第2PON MACモジュールに送信してもよい。これは、本願において限定されるものではない。
任意選択的に、ONU IDについては、ONUの第2チャネルがONU IDを取得した後、OLTのダウンストリームブロードキャストメッセージはONU IDに基づいてフィルタリングされ、正しいONU IDがアップストリームメッセージに追加され得る。
任意選択的に、測距情報については、ONUの第2チャネルが測距情報を取得した後、第2チャネルに対応する測距情報は、前述の式(2)に従って算出され得る。
EQD_xgs2=EQD_g2+△EQD2 (2)
EQD_xgs2は、第2チャネルについての測距情報である。EQD_g2は、第1チャネルについての測距情報である。△EQD2は、ONTの光モジュールから第1チャネルへのパスと、ONTの光モジュールから第2チャネルへのパスとの間の遅延差を識別するのに使用される。任意選択的に、△EQD2は、△EQD_olt、△EQD_onuおよび△EQD_fibreのうち1または複数を含み得る。△EQD_oltは、OLT回路伝送遅延間の差分値である。任意選択的に、△EQD_oltの値は、表2に示されたExt_dual_channel_configメッセージにおける第7バイトから第10バイトを使用することにより、OLTによりONUへと送信され得る。△EQD_onuは、ONU回路伝送遅延間の差分値である。△EQD_fibreは、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値である。
任意選択的に、△EQD2が△EQD_olt、△EQD_onuおよび△EQD_fibreのうち1つを含むとき、△EQD2の値は、△EQD_olt、△EQD_onuおよび△EQD_fibreのうち1つの値に等しい。
例えば、△EQD2が△EQD_oltを含むと仮定すると、△EQD2の値は、△EQD_oltの値に等しい。これに対応して、前述の式(2)は、以下のように表され得る。
EQD_xgs2=EQD_g2+△EQD_olt
任意選択的に、△EQD2が△EQD_olt、△EQD_onuおよび△EQD_fibreのうち複数の項目を含むとき、△EQD2の値は、当該複数の項目の値の合計に等しい。
例えば、△EQD2が△EQD_oltおよび△EQD_onuを含むと仮定すると、前述の式(2)は、以下のように表され得る。
EQD_xgs2=EQD_g2+△EQD_olt+△EQD_onu
別の例において、△EQD2が△EQD_olt、△EQD_onuおよび△EQD_fibreを含むと仮定すると、前述の式(2)は、以下のように表され得る。
EQD_xgs2=EQD_g2+△EQD_olt+△EQD_onu+△EQD_fibre
任意選択的に、ONUの工場試運転フェーズにおいて、第1チャネルおよび第2チャネルはテストのためにそれぞれオンラインであり、テスト結果間の差に基づいて△EQD_onuを取得する。さらに、△EQD_onuは、ソフトウェア変数としてONTソフトウェアプログラムにハードコード化される。さらに、この段階において、第2チャネルに対応する測距情報は、△EQDに含まれるパラメータに基づいて決定される。例えば、△EQDが△EQD_onuのみを含むと仮定すると、△EQD_onuは、第1チャネルから同期されたEQD_g2に直接追加され、第2チャネルに対応する測距情報を取得し得る。
さらに、第2チャネルに対応する測距情報を取得した後、ONUは、測距情報と取得されたONU IDとに基づいて、OLTと共にサービスのデータ伝送を実行し得る。任意選択的に、ONUは、第2チャネルに対応する測距情報と、実行フェーズにおいてOLTにより送信された帯域幅許可情報に指示された許可相対時点とに基づいて、アップストリーム光信号の絶対送信時点を取得し得る。さらに、ONUは、絶対送信時点に基づいて第2チャネルでアップストリームサービスデータを送信し、ONU IDをアップストリームサービスデータに追加する。
前述の段階S505は、前述の段階S504の前に代替的に実行され得ることに留意されたい。S504およびS505の実行順序は、本願において限定されるものではない。
S506:OLTおよびONUが、第1チャネルまたは第2チャネルを介して認証管理を実行する。
この段階は、図2に対応する説明における認証フェーズを実行するのに使用される。認証フェーズにおいて、OLTはONUと相互作用して、認証管理を実行する。
任意選択的な実装において、OLTおよびONUは、第2チャネルを介して認証を実行し得る。
前述のパスワード認証は、例として使用される。OLTは、第2チャネルを介してONUにPWD requestメッセージを送信する。ONUは、第2チャネルを介してOLTにPWD responseメッセージをフィードバックし、パスワード情報をメッセージに追加する。
ONUの内部構造が図4に示された構造である場合において、この段階が実行される前にONUが第1チャネルを実装するとき、この段階では、ONUは、第1チャネルの実装から第2チャネルの実装へとまず切り替える必要があることに留意されたい。具体的な実装プロセスにおいて、ONU側が時分割多重化モードを使用するとき、ONUは、図4に示された構造を使用し得る。図4に示された構造の場合、任意選択的に、ONUは、切り替えスイッチを使用することにより、第1チャネルから第2チャネルへと切り替え得る。例えば、切り替えスイッチは、「1」と「0」との2つの値を有し得る。この段階の前に、切り替えスイッチの値は「0」である。これはONUが現在第1チャネルを実装していることを指示し、すなわち、ONUのPON MACモジュールは、第1チャネルに対応する遅延に基づいて電気信号を処理する。この段階において、ONUは、切り替えスイッチの値を「1」に切り替える。切り替えスイッチの値が「1」である場合、ONUのPON MACモジュールは、第2チャネルに対応する遅延に基づいて電気信号を処理し、その結果、第1チャネルは第2チャネルに切り替わる。
別の任意選択的な実装において、OLTおよびONUは、第1チャネルを介して認証を実行し得る。
この実装において、OLTおよびONUは、第1チャネルを介して認証を依然として実行する。
前述のパスワード認証は、例として使用される。OLTは、第1チャネルを介してONUにPWD requestメッセージを送信する。ONUは、第1チャネルを介してOLTにPWD responseメッセージをフィードバックし、パスワード情報をメッセージに追加する。
具体的な実装プロセスにおいて、この段階における認証プロセスが第1チャネルを介して実行されるとき、この段階は、段階S504またはS505の前に実行されてもよく、すなわち、認証は最初に第1チャネルを介して実行されてもよく、そしてS504またはS505は、ONU IDと測距情報とを同期するために実行されることに留意されたい。
任意選択的に、OLTおよびONUは、事前ネゴシエーション方式で、第2チャネルまたは第1チャネルを使用して認証を実行することを決定してもよく、第2チャネルまたは第1チャネルを使用して認証を実行するように予め設定してもよく、または、第2チャネルまたは第1チャネルを固定的に使用して認証を実行し得る。
OLTおよびONUが、事前ネゴシエーション方式で、第2チャネルまたは第1チャネルを使用して認証を実行することを決定するとき、任意選択的に、OLTおよびONUは、拡張されたPLOAMメッセージまたは拡張されたOMCIメッセージを介して、ネゴシエーションを実行し得る。
S507:OLTおよびONUは、第1チャネルまたは第2チャネルを介してOMCI構成回復およびOMCI管理を実行する。
この段階のプロセスは、伝送構成を実行する段階とみなされ得る。
この段階は、図2の説明に対応する実行フェーズにおけるOMCI構成回復およびOMCI管理を実行するのに使用される。実行フェーズに入った後、OMCI構成回復およびOMCI管理がまず実行される。
任意選択的な実装において、OLTおよびONUは、第2チャネルを介してOMCI構成回復およびOMCI管理を実行し得る。
ONUの内部構造が図4に示された構造である場合において、この段階が実行される前にONUが第1チャネルを実装するとき、この段階では、ONUは、第1チャネルの実装から第2チャネルの実装へとまず切り替える必要があることに留意されたい。具体的な実行プロセスについては、段階S505の説明を参照されたい。詳細については、ここで再度説明しない。
別の任意選択的な実装において、OLTおよびONUは、第1チャネルを介して認証を実行し得る。
この実装において、OLTおよびONUは、第1チャネルを介してOMCI構成回復およびOMCI管理を依然として実行する。
具体的な実装プロセスにおいて、この段階における認証プロセスが第1チャネルを介して実行されるとき、この段階は、段階S504またはS505の前に実行されてもよく、すなわち、OMCI構成回復およびOMCI管理は最初に第1チャネルを介して実行されてもよく、そしてS504またはS505は、ONU IDと測距情報とを同期するために実行されることに留意されたい。
任意選択的に、OLTおよびONUは、事前ネゴシエーション方式で、第2チャネルまたは第1チャネルを使用してOMCI構成回復およびOMCI管理を実行することを決定してもよく、第2チャネルまたは第1チャネルを使用してOMCI構成回復およびOMCI管理を実行するように予め設定してもよく、または、第2チャネルまたは第1チャネルを固定的に使用してOMCI構成回復およびOMCI管理を実行してもよい。
OLTおよびONUが、事前ネゴシエーション方式で、第2チャネルまたは第1チャネルを使用してOMCI構成回復およびOMCI管理を実行することを決定するとき、任意選択的に、OLTおよびONUは、拡張されたPLOAMメッセージまたは拡張されたOMCIメッセージを介して、ネゴシエーションを実行し得る。
S508:OLTおよびONUは、第2チャネルまたは2つのチャネルを介してサービスデータの交換を実行する。
OLTおよびONUが2つのチャネルを介してサービスデータの交換を実行することは、OLTおよびONUが第1チャネルおよび第2チャネルの両方を介してサービスデータの交換を実行することを意味する。
具体的には、この段階において、OLTおよびONUは、以下の2つの方式のいずれかでサービスデータの交換を実行し得る。
1:OLTおよびONUは、第2チャネルを介してサービスデータの交換を実行する。
このように、OLTおよびONUは、第2チャネルを介してサービスデータの交換を実行する。具体的には、ONUの全てのアップストリームサービスデータが第2チャネルを介してOLTに送信され、OLTは、第2チャネルを介してONUにダウンストリームサービスデータを送信する。
任意選択的に、OLT側では、ONU IDと測距情報とが前述の段階S504からS505を介して同期された後、この段階において、OLTがダウンストリーム方向で第2チャネルを介してONUにダウンストリームデータを送信する場合、同期されたONU IDは、ダウンストリームデータに対応するデータパケットに追加され得る。アップストリーム方向において、OLTは、第2チャネルで、同期されたONU IDに基づいて、アップストリームデータを送信するONUを決定する。
ONU側では、ONU IDと測距情報とが前述の段階S504からS505を介して同期された後、この段階において、ONUがアップストリーム方向で第2チャネルを介してOLTにアップストリームデータを送信する場合、同期されたONU IDは、アップストリームデータに対応するデータパケットに追加され得る。加えて、アップストリームデータの絶対送信時点は、同期された測距情報に基づいて決定あれ得る。ダウンストリーム方向において、ONUは、第2チャネルで、同期されたONU IDに基づいて、OLTのダウンストリームブロードキャストメッセージをフィルタリングできる。
2:OLTおよびONUは、第2チャネルまたは第1チャネルを介してサービスデータの交換を実行する。
このように、OLTおよびONUは、第1チャネルおよび第2チャネルの両方を介してサービスデータの交換を実行し得る。
OLTとONUとの間で交換される複数のタイプのサービスがあり得、各タイプは異なる伝送遅延要件を有する。したがって、任意選択的に、サービスの伝送チャネルは、サービスの遅延要件に基づいて決定され得る。
例えば、サービス遅延要件が予め設定された閾値より小さいサービスデータは第2チャネルで伝送され得、サービス遅延要件が予め設定された閾値より大きいサービスデータは第1チャネルで伝送され得る。
任意選択的に、この段階の前に、OLTは、サービスと伝送チャネルとの間のマッピング関係を予め定め、サービスと伝送チャネルとの間のマッピング関係をONUに通知し得る。さらに、この段階において、ダウンストリームサービスデータを送信する場合、OLTは、サービスと伝送チャネルとの間のマッピング関係に従って、ダウンストリームサービスデータを伝送するために第2チャネルまたは第1チャネルを使用することを決定し得る。また、ダウンストリームサービスデータを送信する場合、ONUは、サービスと伝送チャネルとの間のマッピング関係に従って、ダウンストリームサービスデータを伝送するために第2チャネルまたは第1チャネルを使用することを決定し得る。
任意選択的に、サービスと伝送チャネルとの間のマッピング関係を決定する場合、OLTは、サービス遅延要件が予め設定された閾値より大きいかどうかに基づいて、サービスに対応する伝送チャネルを決定してもよく、または、手動構成情報に基づいて、サービスと伝送チャネルとの間のマッピング関係を直接取得してもよい。
ONUの内部構造が図4に示された構造である場合において、この段階が実行される前にONUが第1チャネルを実装するとき、この段階では、ONUは、第1チャネルの実装から第2チャネルの実装へとまず切り替える必要があることに留意されたい。具体的な実行プロセスについては、段階S505の説明を参照されたい。詳細については、ここで再度説明しない。
本願の前述した方法において、SN取得プロセスおよび測距プロセスは、比較的に大きい伝送遅延を有する第1チャネルを介して実行され、遅延に対して比較的に高い要件を有するサービスデータは、比較的に少ない伝送遅延を有する第2チャネルを介して伝送される。したがって、遅延要件が比較的に高いサービスデータに対して、比較的に大きい遅延が生成されなくなる。これは、これらのサービスの正常な実行をさらに保証する。
図6は、本願の実施形態に係る情報伝送装置のモジュールの構造図である。装置はOLTであってもよく、または、本願の実施形態に提供された方法においてOLTの機能を実装する際にOLTをサポートできる装置であってもよい。例えば、装置はOLT内の装置またはチップシステムであってよい。図6に示されるように、装置は、処理モジュール601および受信モジュール602を含む。
処理モジュール601は、第1チャネルを介して第1ONUに識別子を割り当て、第1チャネルを介して第1ONUに測距を実行して、第1チャネルについての測距情報を取得するように構成される。
受信モジュール602は、OLTおよび第1ONUが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、第2チャネルを介して第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行するように構成される。
任意選択的に、処理モジュール601はさらに、
ONUとのネゴシエーションによって、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用するかどうかを決定するように構成される。
任意選択的に、受信モジュール602はさらに、
ONUにより送信されたデュアルチャネルサポート能力情報を受信するように構成される。デュアルチャネルサポート能力情報は、ONUによりサポートされる第1チャネルのタイプと第2チャネルのタイプとを含む。
処理モジュール601はさらに、ONUにより送信されたデュアルチャネルサポート能力情報とOLTのデュアルチャネルサポート能力とに基づいて、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用するかどうかを決定するように構成される。
図7は、本願の実施形態に係る情報伝送装置のモジュールの構造図である。図7に示されるように、前述の装置はさらに、
ONUにデュアルチャネル構成情報を送信するように構成された送信モジュール603を含む。デュアルチャネル構成情報は、OLTにより選択された第1チャネルのタイプと第2チャネルのタイプとを含む。
任意選択的に、処理モジュール601はさらに、第1チャネルについての測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、第2チャネルについての測距情報を決定するように構成される。
チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを含む。
任意選択的に、処理モジュール601はさらに、
第2チャネルについての測距情報と第1ONUに割り当てられた識別子とに基づいて、第2チャネルを介して、第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行するように構成される。
任意選択的に、受信モジュール602はさらに、第1チャネルまたは第2チャネルを介して、第1ONUと共に第2サービスのデータ伝送を実行するように構成される。
任意選択的に、第1サービスの遅延は予め設定された遅延より小さく、第2サービスの遅延は予め設定された遅延より大きいまたはそれに等しい。
任意選択的に、第1チャネルによりサポートされる伝送遅延は、第2チャネルによりサポートされる伝送遅延より大きい。
任意選択的に、処理モジュール601はさらに、第1チャネルまたは第2チャネルを介して、第1ONUに対して認証管理および伝送構成を実行するように構成される。
図8は、本願の実施形態に係る別の情報伝送装置のモジュールの構造図である。装置はONUであってもよく、または、本願の実施形態に提供された方法においてONUの機能を実装する際にONUをサポートできる装置であってもよい。例えば、装置はONU内の装置またはチップシステムであってよい。図8に示されるように、装置は、処理モジュール801および送信モジュール802を含む。
処理モジュール801は、第1チャネルを介して識別子を取得し、第1チャネルを介して測距を実行して、第1チャネルについての測距情報を取得するように構成される。
送信モジュール802は、ONUおよびOLTが、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、第2チャネルを介してOLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行するように構成される。
任意選択的に、処理モジュール801はさらに、
OLTとのネゴシエーションによって、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用するかどうかを決定するように構成される。
任意選択的に、送信モジュール802はさらに、
OLTにデュアルチャネルサポート能力情報を送信するように構成される。デュアルチャネルサポート能力情報は、ONUによりサポートされる第1チャネルのタイプと第2チャネルのタイプとを含む。
図9は、本願の実施形態に係る別の情報伝送装置のモジュールの構造図である。図9に示されるように、前述の装置はさらに、
OLTにより送信されたデュアルチャネル構成情報を受信するように構成された受信モジュール803を含む。デュアルチャネル構成情報は、OLTにより選択された第1チャネルのタイプと第2チャネルのタイプとを含む。
任意選択的に、処理モジュール801はさらに、第1チャネルについての測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、第2チャネルについての測距情報を決定するように構成される。
チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを含む。
任意選択的に、処理モジュール801はさらに、
第2チャネルについての測距情報と取得された識別子とに基づいて、第2チャネルを介して、OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行するように構成される。
任意選択的に、送信モジュール802はさらに、第1チャネルまたは第2チャネルを介して、OLTと共に第2サービスのデータ伝送を実行するように構成される。
任意選択的に、第1サービスの遅延は予め設定された遅延より小さく、第2サービスの遅延は予め設定された遅延より大きいまたはそれに等しい。
任意選択的に、第1チャネルによりサポートされる伝送遅延は、第2チャネルによりサポートされる伝送遅延より大きい。
本願の実施形態において、モジュールへの分割は一例であり、論理機能分割にすぎない。実際の実装では、別の分割方式が使用され得る。加えて、本願の実施形態における機能モジュールは、1つのプロセッサに統合されてもよく、または、モジュールの各々は物理的に単独で存在してもよく、または、2つまたはそれより多くのモジュールが1つのモジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、または、ソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてもよい。
図10は、本願の実施形態に係るOLT1000を示す。OLT1000は、前述した方法におけるOLTの機能を実装するように構成される。OLT1000は、本願の実施形態に提供された方法におけるOLTの機能を実装するように構成された少なくとも1つのプロセッサ1020を含む。例えば、プロセッサ1020は、第1チャネルを介して第1ONUに識別子を割り当て、第1チャネルを介して第1ONUに測距を実行して、第1チャネルについての測距情報を取得し得る。詳細については、方法例の詳細な説明を参照されたい。詳細については、ここで再度説明しない。
OLT1000はさらに、プログラム命令および/またはデータを格納するように構成された少なくとも1つのメモリ1030を含み得る。メモリ1030は、プロセッサ1020に結合される。本願のこの実施形態における結合は、装置、ユニットまたはモジュール間の間接結合または通信接続であり、電気的形態、機械的形態または別の形態であり得、装置、ユニットまたはモジュール間の情報交換に使用される。プロセッサ1020は、メモリ1030と共に動作し得る。プロセッサ1020は、メモリ1030に格納されたプログラム命令を実行し得る。少なくとも1つのメモリのうち少なくとも1つは、プロセッサに含まれ得る。
OLT1000はさらに、伝送媒体を介して別のデバイスと通信するように構成された通信インタフェース1010を含み、その結果、通信インタフェース1010は、ONU2000内の装置または別のデバイスと通信するように構成され得る。本願の実施形態において、通信インタフェースは、例えば、モジュール、回路、バスまたはそれらの組み合わせなどの任意の形態で通信を実行できるインタフェースであり得る。任意選択的に、通信インタフェース1010は送受信機であり得る。プロセッサ1020は、通信インタフェース1010を介してデータを送受信し、前述の方法の実施形態のOLTにより実行される方法を実装するように構成される。
本願のこの実施形態において、通信インタフェース1010、プロセッサ1020およびメモリ1030間の具体的な接続媒体は、限定されるものではない。本願のこの実施形態において、メモリ1030、プロセッサ1020および通信インタフェース1010は、図10におけるバス1040を介して接続され、当該バスは図10で太線により表される。他のコンポーネント間の接続方式は概略的に説明されており、これに限定されるものではない。バスはアドレスバス、データバス、およびコントロールバスなどに分類され得る。表現しやすくするために、図10ではバスを表すのに1つの太線のみが使用されるが、これは、1つのバスのみまたは1つのタイプのバスのみが存在することを意味するものではない。
図11は、本願の実施形態に係るONU2000を示す。ONU2000は、前述した方法におけるONUの機能を実装するように構成される。ONU2000は、本願の実施形態に提供された方法におけるONUの機能を実装するように構成された少なくとも1つのプロセッサ2020を含む。例えば、プロセッサ2020は、第1チャネルを介して識別子を取得し、第1チャネルを介して測距を実行して、第1チャネルについての測距情報を取得し得る。詳細については、方法例の詳細な説明を参照されたい。詳細については、ここで再度説明しない。
ONU2000はさらに、プログラム命令および/またはデータを格納するように構成された少なくとも1つのメモリ2030を含み得る。メモリ2030はプロセッサ2020に結合される。本願のこの実施形態における結合は、装置、ユニットまたはモジュール間の間接結合または通信接続であり、電気的形態、機械的形態または別の形態であり得、装置、ユニットまたはモジュール間の情報交換に使用される。プロセッサ2020は、メモリ2030と共に動作し得る。プロセッサ2020は、メモリ2030に格納されたプログラム命令を実行し得る。少なくとも1つのメモリのうち少なくとも1つは、プロセッサに含まれ得る。
ONU2000はさらに、伝送媒体を介して別のデバイスと通信するように構成された通信インタフェース2010を含み、その結果、通信インタフェース2010は、OLT1000内の装置または別のデバイスと通信するように構成され得る。本願の実施形態において、通信インタフェースは、例えば、モジュール、回路、バスまたはそれらの組み合わせなどの任意の形態で通信を実行できるインタフェースであり得る。任意選択的に、通信インタフェース2010は送受信機であり得る。プロセッサ2020は、通信インタフェース2010を介してデータを送受信し、前述の方法の実施形態のONUにより実行される方法を実装するように構成される。
本願のこの実施形態において、通信インタフェース2010、プロセッサ2020およびメモリ2030間の具体的な接続媒体は、限定されるものではない。本願のこの実施形態において、メモリ2030、プロセッサ2020および通信インタフェース2010は、図11におけるバス2040を介して接続され、当該バスは図11で太線により表される。他のコンポーネント間の接続方式は概略的に説明されており、これに限定されるものではない。バスはアドレスバス、データバス、およびコントロールバスなどに分類され得る。表現しやすくするために、図11ではバスを表すのに1つの太線のみが使用されるが、これは、1つのバスのみまたは1つのタイプのバスのみが存在することを意味するものではない。
本願の実施形態において、プロセッサは汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたは別のプログラム可能な論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理デバイス、またはディスクリートハードウェアコンポーネントであり得、本願の実施形態に開示された方法、段階および論理ブロック図を実装または実行し得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサまたは任意の従来のプロセッサなどであり得る。本願の実施形態を参照して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサにより直接実行されてもよく、または、プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせにより実行されてもよい。
本願のこの実施形態において、メモリは、例えば、ハードディスクドライブ(hard disk drive,HDD)またはソリッドステートドライブ(solid−state drive,SSD)などの不揮発性メモリであってもよく、または、例えば、ランダムアクセスメモリ(random−access memory,RAM)などの揮発性メモリ(volatile memory)であってもよい。メモリは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または格納するのに使用され得る、且つ、コンピュータによりアクセスされ得る任意の他の媒体であるが、これらに限定されるものではない。本願の実施形態のメモリは代替的に、格納機能を実装できる回路または任意の他の装置であり得、プログラム命令および/またはデータを格納するように構成される。
本願の実施形態における前述した方法の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアまたはこれらの任意の組み合わせにより実装され得る。実施形態を実装するのにソフトウェアが使用される場合、実施形態の全部または一部は、コンピュータプログラム製品の形態で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1または複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされ実行される場合、本発明の実施形態に係る手順または機能は、全てまたは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、ネットワークデバイス、ユーザ機器、または別のプログラム可能な装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよく、または、コンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンターから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバまたはデータセンターに、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバまたはデジタル加入者線(digital subscriber line,略してDSL))方式、または無線(例えば、赤外線、ラジオまたはマイクロ波)方式で伝送され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または、1または複数の使用可能な媒体を統合するサーバまたはデータセンターなどのデータストレージデバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピディスク、ハードディスクまたは磁気テープ)、光媒体(例えば、デジタルビデオディスク(digital video disc,略してDVD))、または半導体媒体(例えば、SSD)などであり得る。
当業者は、本願の範囲から逸脱することなく、本願の様々な修正および変形を行うことができることが明らかである。本願のこれらの修正および変形が、以下の特許請求の範囲およびその均等な技術により定義される保護範囲に含まれる限り、本願はこれらの修正および変形を包含することが意図されている。
[他の考えられる項目]
[項目1]
光回線終端装置OLTに適用される情報伝送方法であって、上記方法は、
上記OLTにより、第1チャネルを介して、第1光ネットワークユニットONUに識別子を割り当て、上記第1チャネルを介して上記第1ONUに測距を実行して、上記第1チャネルについての測距情報を取得する段階と、
上記OLTおよび上記第1ONUにより、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、上記OLTにより、第2チャネルを介して上記第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階と
を備える、方法。
[項目2]
上記OLTにより、第2チャネルを介して上記第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する上記段階の前に、上記方法はさらに、
上記OLTおよび上記第1ONUにより、上記情報伝送を実行するために上記2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する段階を備える、項目1に記載の方法。
[項目3]
上記OLTおよび上記第1ONUにより、上記情報伝送を実行するために上記2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する上記段階は、
上記OLTにより、上記第1ONUにより送信されたデュアルチャネルサポート能力情報を受信する段階であって、上記デュアルチャネルサポート能力情報は、上記第1ONUによりサポートされる上記第1チャネルのタイプと上記第2チャネルのタイプとを備える、受信する段階と、
上記OLTにより、上記第1ONUにより送信された上記デュアルチャネルサポート能力情報と上記OLTのデュアルチャネルサポート能力とに基づいて、上記情報伝送を実行するために上記2つのチャネルを使用するかどうかを決定する段階と
を備える、項目2に記載の方法。
[項目4]
上記OLTおよび上記第1ONUにより、上記情報伝送を実行するために上記2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定する上記段階の後、上記方法はさらに、
上記OLTにより、上記第1ONUにデュアルチャネル構成情報を送信する段階であって、上記デュアルチャネル構成情報は、上記OLTにより選択された上記第1チャネルのタイプと上記第2チャネルのタイプとを備える、送信する段階を備える、項目2または3に記載の方法。
[項目5]
上記OLTにより、第2チャネルを介して上記第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する上記段階の前に、上記方法はさらに、
上記OLTにより、上記第1チャネルについての上記測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、上記第2チャネルについての測距情報を決定する段階であって、上記チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを備える、決定する段階を備える、項目1から4のいずれか一項に記載の方法。
[項目6]
上記OLTにより、第2チャネルを介して上記第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する上記段階は、
上記OLTにより、上記第2チャネルについての上記測距情報と上記第1ONUに割り当てられた上記識別子とに基づいて、上記第2チャネルを介して上記第1ONUと共に上記第1サービスの上記データ伝送を実行する段階を備える、項目5に記載の方法。
[項目7]
上記方法はさらに、
上記OLTにより、上記第1チャネルまたは上記第2チャネルを介して、上記第1ONUと共に第2サービスのデータ伝送を実行する段階を備える、項目1から6のいずれか一項に記載の方法。
[項目8]
上記第1サービスの遅延は予め設定された遅延より小さく、上記第2サービスの遅延は上記予め設定された遅延より大きいまたはそれに等しい、項目7に記載の方法。
[項目9]
光ネットワークユニットONUに適用された情報伝送方法であって、上記方法は、
上記ONUにより、第1チャネルを介して識別子を取得し、上記第1チャネルを介して測距を実行して、上記第1チャネルについての測距情報を取得する段階と、
上記ONUおよび光回線終端装置OLTにより、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、上記ONUにより、第2チャネルを介して上記OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階と
を備える、方法。
[項目10]
上記ONUにより、第2チャネルを介して上記OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する上記段階の前に、上記方法はさらに、
上記ONUおよび上記OLTにより、上記情報伝送を実行するために上記2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する段階を備える、項目9に記載の方法。
[項目11]
上記ONUおよび上記OLTにより、上記情報伝送を実行するために上記2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する上記段階は、
上記ONUにより、上記OLTにデュアルチャネルサポート能力情報を送信する段階であって、上記デュアルチャネルサポート能力情報は、上記ONUによりサポートされる上記第1チャネルのタイプと上記第2チャネルのタイプとを備える、送信する段階と、
上記ONUにより、上記OLTにより送信されたデュアルチャネル構成情報を受信する段階であって、上記デュアルチャネル構成情報は、上記OLTにより選択された上記第1チャネルのタイプと上記第2チャネルのタイプとを備える、受信する段階と
を備える、項目10に記載の方法。
[項目12]
上記ONUにより、第2チャネルを介して上記OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する上記段階の前に、上記方法はさらに、
上記ONUにより、上記第1チャネルについての上記測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、上記第2チャネルについての測距情報を決定する段階であって、上記チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを備える、決定する段階を備える、項目9から11のいずれか一項に記載の方法。
[項目13]
上記ONUにより、第2チャネルを介して上記OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する上記段階は、
上記ONUにより、上記第2チャネルについての上記測距情報と取得された上記識別子とに基づいて、上記第2チャネルを介して上記OLTと共に上記第1サービスの上記データ伝送を実行する段階を備える、項目12に記載の方法。
[項目14]
上記方法はさらに、
上記ONUにより、上記第1チャネルまたは上記第2チャネルを介して、上記OLTと共に第2サービスのデータ伝送を実行する段階を備える、項目9から13のいずれか一項に記載の方法。
[項目15]
光回線終端装置OLTであって、上記OLTはメモリおよびプロセッサを備え、
上記プロセッサは、上記メモリに結合され、上記メモリに格納された命令を読み取り実行することで、
第1チャネルを介して第1光ネットワークユニットONUに識別子を割り当て、上記第1チャネルを介して上記第1ONUに測距を実行して、上記第1チャネルについての測距情報を取得する段階と、
上記ONUとのネゴシエーションによって、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することを決定した後、第2チャネルを介して上記第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階と
といった方法を実行するように構成される、OLT。
[項目16]
上記プロセッサはさらに、
上記ONUとのネゴシエーションによって、上記情報伝送を実行するために上記2つのチャネルを使用するかどうかを決定するように構成される、項目15に記載のOLT。
[項目17]
上記プロセッサは、
上記第1ONUにより送信されたデュアルチャネルサポート能力情報を受信することであって、上記デュアルチャネルサポート能力情報は、上記第1ONUによりサポートされる上記第1チャネルのタイプと上記第2チャネルのタイプとを備える、受信することと、
上記第1ONUにより送信された上記デュアルチャネルサポート能力情報と上記OLTのデュアルチャネルサポート能力とに基づいて、上記情報伝送を実行するために上記2つのチャネルを使用するかどうかを決定することと
を行うように具体的に構成される、項目16に記載のOLT。
[項目18]
上記プロセッサはさらに、
上記第1ONUにデュアルチャネル構成情報を送信することであって、上記デュアルチャネル構成情報は、上記OLTにより選択された上記第1チャネルのタイプと上記第2チャネルのタイプとを備える、送信することを行うように構成される、項目16または17に記載のOLT。
[項目19]
上記プロセッサはさらに、上記第1チャネルについての上記測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、上記第2チャネルについての測距情報を決定するように構成されており、
上記チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを備える、決定する段階を備える、
項目15から18のいずれか一項に記載のOLT。
[項目20]
上記プロセッサはさらに、
上記第2チャネルについての上記測距情報と上記第1ONUに割り当てられた上記識別子とに基づいて、上記第2チャネルを介して、上記第1ONUと共に上記第1サービスの上記データ伝送を実行するように具体的に構成される、項目19に記載のOLT。
[項目21]
上記プロセッサはさらに、
上記第1チャネルまたは上記第2チャネルを介して、上記第1ONUと共に第2サービスのデータ伝送を実行するように構成される、項目15から20のいずれか一項に記載のOLT。
[項目22]
光ネットワークユニットONUであって、上記ONUはメモリおよびプロセッサを備え、
上記プロセッサは、上記メモリに結合され、上記メモリに格納された命令を読み取り実行することで、
第1チャネルを介して識別子を取得し、上記第1チャネルを介して測距を実行して、上記第1チャネルについての測距情報を取得する段階と、
光回線終端装置OLTとのネゴシエーションによって、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することを決定した後、第2チャネルを介して上記OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階と
といった方法を実行するように構成される、ONU。
[項目23]
上記プロセッサはさらに、
上記OLTとのネゴシエーションによって、上記情報伝送を実行するために上記2つのチャネルを使用するかどうかを決定するように構成される、項目22に記載のONU。
[項目24]
上記プロセッサは、
上記OLTにデュアルチャネルサポート能力情報を送信することであって、上記デュアルチャネルサポート能力情報は、上記ONUによりサポートされた上記第1チャネルのタイプと上記第2チャネルのタイプとを備える、送信することと、
上記OLTにより送信されたデュアルチャネル構成情報を受信することであって、上記デュアルチャネル構成情報は、上記OLTにより選択された上記第1チャネルのタイプと上記第2チャネルのタイプとを備える、受信することと
を行うように具体的に構成される、項目23に記載のONU。
[項目25]
上記プロセッサはさらに、上記第1チャネルについての上記測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、上記第2チャネルについての測距情報を決定するように構成されており、
上記チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを備える、決定する段階を備える、
項目22から24のいずれか一項に記載のONU。
[項目26]
上記プロセッサはさらに、
上記第2チャネルについての上記測距情報と取得された上記識別子とに基づいて、上記第2チャネルを介して、上記OLTと共に上記第1サービスの上記データ伝送を実行するように具体的に構成される、項目25に記載のONU。
[項目27]
上記プロセッサはさらに、
上記第1チャネルまたは上記第2チャネルを介して、上記OLTと共に第2サービスのデータ伝送を実行するように構成される、項目22から26のいずれか一項に記載のONU。
[項目28]
項目15から21のいずれか一項に記載の光回線終端装置OLTと、項目22から27のいずれか一項に記載の光ネットワークユニットONUとを備える、通信システム。
[項目29]
コンピュータプログラム製品であって、上記コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを備え、上記コンピュータプログラムコードがコンピュータにより実行される場合、上記コンピュータは項目1から8のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能となる、あるいは、上記コンピュータは項目9から14のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能となる、コンピュータプログラム製品。
[項目30]
コンピュータ可読記憶媒体であって、上記コンピュータ記憶媒体はコンピュータ命令を格納し、上記コンピュータ命令がコンピュータにより実行される場合、上記コンピュータは項目1から8のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能となる、あるいは、上記コンピュータは項目9から14のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能となる、コンピュータ可読記憶媒体。

Claims (28)

  1. 光回線終端装置(OLT)に適用される情報伝送方法であって、前記情報伝送方法は、
    前記OLTにより、第1チャネルを介して、第1光ネットワークユニット(ONU)に識別子を割り当て、前記第1チャネルを介して前記第1ONUに測距を実行して、前記第1チャネルについての測距情報を取得する段階と、
    前記OLTおよび前記第1ONUにより、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、前記OLTにより、第2チャネルを介して前記第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階と
    を備える、方法。
  2. 前記OLTにより、第2チャネルを介して前記第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する前記段階の前に、前記方法はさらに、
    前記OLTおよび前記第1ONUにより、前記情報伝送を実行するために前記2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する段階を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記OLTおよび前記第1ONUにより、前記情報伝送を実行するために前記2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する前記段階は、
    前記OLTにより、前記第1ONUにより送信されたデュアルチャネルサポート能力情報を受信する段階であって、前記デュアルチャネルサポート能力情報は、前記第1ONUによりサポートされる前記第1チャネルのタイプと前記第2チャネルのタイプとを備える、受信する段階と、
    前記OLTにより、前記第1ONUにより送信された前記デュアルチャネルサポート能力情報と前記OLTのデュアルチャネルサポート能力とに基づいて、前記情報伝送を実行するために前記2つのチャネルを使用するかどうかを決定する段階と
    を備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記OLTおよび前記第1ONUにより、前記情報伝送を実行するために前記2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定する前記段階の後、前記方法はさらに、
    前記OLTにより、前記第1ONUにデュアルチャネル構成情報を送信する段階であって、前記デュアルチャネル構成情報は、前記OLTにより選択された前記第1チャネルのタイプと前記第2チャネルのタイプとを備える、送信する段階を備える、請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記OLTにより、第2チャネルを介して前記第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する前記段階の前に、前記方法はさらに、
    前記OLTにより、前記第1チャネルについての前記測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、前記第2チャネルについての測距情報を決定する段階であって、前記チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを備える、決定する段階を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記OLTにより、第2チャネルを介して前記第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する前記段階は、
    前記OLTにより、前記第2チャネルについての前記測距情報と前記第1ONUに割り当てられた前記識別子とに基づいて、前記第2チャネルを介して前記第1ONUと共に前記第1サービスの前記データ伝送を実行する段階を備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記方法はさらに、
    前記OLTにより、前記第1チャネルまたは前記第2チャネルを介して、前記第1ONUと共に第2サービスのデータ伝送を実行する段階を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1サービスの遅延は予め設定された遅延より小さく、前記第2サービスの遅延は前記予め設定された遅延より大きいまたはそれに等しい、請求項7に記載の方法。
  9. 光ネットワークユニット(ONU)に適用された情報伝送方法であって、前記情報伝送方法は、
    前記ONUにより、第1チャネルを介して識別子を取得し、前記第1チャネルを介して測距を実行して、前記第1チャネルについての測距情報を取得する段階と、
    前記ONUおよび光回線終端装置(OLT)により、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することをネゴシエーションによって決定した後、前記ONUにより、第2チャネルを介して前記OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階と
    を備える、方法。
  10. 前記ONUにより、第2チャネルを介して前記OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する前記段階の前に、前記方法はさらに、
    前記ONUおよび前記OLTにより、前記情報伝送を実行するために前記2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する段階を備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ONUおよび前記OLTにより、前記情報伝送を実行するために前記2つのチャネルを使用するかどうかをネゴシエーションによって決定する前記段階は、
    前記ONUにより、前記OLTにデュアルチャネルサポート能力情報を送信する段階であって、前記デュアルチャネルサポート能力情報は、前記ONUによりサポートされる前記第1チャネルのタイプと前記第2チャネルのタイプとを備える、送信する段階と、
    前記ONUにより、前記OLTにより送信されたデュアルチャネル構成情報を受信する段階であって、前記デュアルチャネル構成情報は、前記OLTにより選択された前記第1チャネルのタイプと前記第2チャネルのタイプとを備える、受信する段階と
    を備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ONUにより、第2チャネルを介して前記OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する前記段階の前に、前記方法はさらに、
    前記ONUにより、前記第1チャネルについての前記測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、前記第2チャネルについての測距情報を決定する段階であって、前記チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを備える、決定する段階を備える、請求項9から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記ONUにより、第2チャネルを介して前記OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する前記段階は、
    前記ONUにより、前記第2チャネルについての前記測距情報と取得された前記識別子とに基づいて、前記第2チャネルを介して前記OLTと共に前記第1サービスの前記データ伝送を実行する段階を備える、請求項12に記載の方法。
  14. 前記方法はさらに、
    前記ONUにより、前記第1チャネルまたは前記第2チャネルを介して、前記OLTと共に第2サービスのデータ伝送を実行する段階を備える、請求項9から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 光回線終端装置(OLT)であって、前記OLTはメモリおよびプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、前記メモリに結合され、前記メモリに格納された命令を読み取り実行することで、
    第1チャネルを介して第1光ネットワークユニット(ONU)に識別子を割り当て、前記第1チャネルを介して前記第1ONUに測距を実行して、前記第1チャネルについての測距情報を取得する段階と、
    前記ONUとのネゴシエーションによって、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することを決定した後、第2チャネルを介して前記第1ONUと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階と
    といった方法を実行するように構成される、OLT。
  16. 前記プロセッサはさらに、
    前記ONUとのネゴシエーションによって、前記情報伝送を実行するために前記2つのチャネルを使用するかどうかを決定するように構成される、請求項15に記載のOLT。
  17. 前記プロセッサは、
    前記第1ONUにより送信されたデュアルチャネルサポート能力情報を受信することであって、前記デュアルチャネルサポート能力情報は、前記第1ONUによりサポートされる前記第1チャネルのタイプと前記第2チャネルのタイプとを備える、受信することと、
    前記第1ONUにより送信された前記デュアルチャネルサポート能力情報と前記OLTのデュアルチャネルサポート能力とに基づいて、前記情報伝送を実行するために前記2つのチャネルを使用するかどうかを決定することと
    を行うように具体的に構成される、請求項16に記載のOLT。
  18. 前記プロセッサはさらに、
    前記第1ONUにデュアルチャネル構成情報を送信することであって、前記デュアルチャネル構成情報は、前記OLTにより選択された前記第1チャネルのタイプと前記第2チャネルのタイプとを備える、送信することを行うように構成される、請求項16または17に記載のOLT。
  19. 前記プロセッサはさらに、前記第1チャネルについての前記測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、前記第2チャネルについての測距情報を決定するように構成されており、
    前記チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを備える、決定する段階を備える、
    請求項15から18のいずれか一項に記載のOLT。
  20. 前記プロセッサはさらに、
    前記第2チャネルについての前記測距情報と前記第1ONUに割り当てられた前記識別子とに基づいて、前記第2チャネルを介して、前記第1ONUと共に前記第1サービスの前記データ伝送を実行するように具体的に構成される、請求項19に記載のOLT。
  21. 前記プロセッサはさらに、
    前記第1チャネルまたは前記第2チャネルを介して、前記第1ONUと共に第2サービスのデータ伝送を実行するように構成される、請求項15から20のいずれか一項に記載のOLT。
  22. 光ネットワークユニット(ONU)であって、前記ONUはメモリおよびプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、前記メモリに結合され、前記メモリに格納された命令を読み取り実行することで、
    第1チャネルを介して識別子を取得し、前記第1チャネルを介して測距を実行して、前記第1チャネルについての測距情報を取得する段階と、
    光回線終端装置(OLT)とのネゴシエーションによって、情報伝送を実行するために2つのチャネルを使用することを決定した後、第2チャネルを介して前記OLTと共に第1サービスのデータ伝送を実行する段階と
    といった方法を実行するように構成される、ONU。
  23. 前記プロセッサはさらに、
    前記OLTとのネゴシエーションによって、前記情報伝送を実行するために前記2つのチャネルを使用するかどうかを決定するように構成される、請求項22に記載のONU。
  24. 前記プロセッサは、
    前記OLTにデュアルチャネルサポート能力情報を送信することであって、前記デュアルチャネルサポート能力情報は、前記ONUによりサポートされた前記第1チャネルのタイプと前記第2チャネルのタイプとを備える、送信することと、
    前記OLTにより送信されたデュアルチャネル構成情報を受信することであって、前記デュアルチャネル構成情報は、前記OLTにより選択された前記第1チャネルのタイプと前記第2チャネルのタイプとを備える、受信することと
    を行うように具体的に構成される、請求項23に記載のONU。
  25. 前記プロセッサはさらに、前記第1チャネルについての前記測距情報とチャネルパス遅延差とに基づいて、前記第2チャネルについての測距情報を決定するように構成されており、
    前記チャネルパス遅延差は、OLT回路伝送遅延間の差分値と、ONU回路伝送遅延間の差分値と、異なる波長によって生じる光パス伝送遅延間の差分値とのうち少なくとも1つを備える、決定する段階を備える、
    請求項22から24のいずれか一項に記載のONU。
  26. 前記プロセッサはさらに、
    前記第2チャネルについての前記測距情報と取得された前記識別子とに基づいて、前記第2チャネルを介して、前記OLTと共に前記第1サービスの前記データ伝送を実行するように具体的に構成される、請求項25に記載のONU。
  27. 前記プロセッサはさらに、
    前記第1チャネルまたは前記第2チャネルを介して、前記OLTと共に第2サービスのデータ伝送を実行するように構成される、請求項22から26のいずれか一項に記載のONU。
  28. 請求項15から21のいずれか一項に記載の光回線終端装置(OLT)と、請求項22から27のいずれか一項に記載の光ネットワークユニット(ONU)とを備える、通信システム。
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