JP2021536179A - 情報決定方法およびデバイスならびに記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

情報決定方法およびデバイスならびに記憶媒体が提供される。情報決定方法は、開始長さインジケータ値(SLIV)の基準点として供される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表を決定することを含む。PDCCH関連シンボルは、PDCCH開始シンボル、PDCCH終了シンボル、PDCCH開始シンボルと第1のプリセットされた数のシンボルとの合計、またはPDCCH終了シンボルと第1のプリセットされた数のシンボルとの合計のうちの少なくとも1つを含む。

Description

本出願は、2019年8月15日にCNIPAに出願された中国特許出願第201910754997.2号に対する優先権を主張する。前述の特許出願の開示の全体が、本明細書において参照によって援用される。
(技術分野)
本特許出願は、無線通信ネットワークの分野、例えば、情報決定方法およびデバイスならびに記憶媒体に関連する。
(背景)
超高信頼低遅延伝送の特徴をサポートするために、伝送は、比較的短い伝送時間間隔および比較的低い符号化率で実施される。比較的短い伝送時間間隔は、単一または複数の直交周波数分割多重方式(orthogonal frequency division multiplexing;OFDM)シンボルであり得る。物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel;PDCCH)について、伝送機会は、データが到着した後の待機時間を低減するために、スロットにおける複数の場合位置において提供され得、それによって、高いアグリゲーションレベルを通した低遅延伝送および高信頼伝送を確実にする。従って、時間ドメインリソースをどのように割り当てるかが、解決すべき緊急の課題である。
本出願の実施形態は、時間ドメインリソース割り当てに必要なオーバーヘッドを低減することができる、情報決定方法およびデバイスならびに記憶媒体を提供する。
本出願の実施形態は、情報決定方法を提供する。方法は、下記において説明されるステップを含む。
開始長さインジケータ値(start length indicator value;SLIV)の基準点として供される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(time domain resource allocation;TDRA)表が、決定される。
本出願の実施形態は、情報決定方法を提供する。方法は、下記において説明されるステップを含む。
SLIVの基準点が決定される。基準点は、スロット境界またはPDCCH関連シンボルを含む。
本出願の実施形態は、情報決定方法を提供する。第1のダウンリンク制御情報(downlink control information;DCI)フォーマットおよび第2のDCIフォーマットがトラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される場合、トラフィックチャネルに対応する優先度の決定方法は、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。
トラフィックチャネルをスケジューリングするための第1のDCIフォーマットに対応する優先度は、トラフィックチャネルをスケジューリングするための第2のDCIフォーマットに対応する優先度より高いように構成される。
トラフィックチャネルをスケジューリングするための第1のDCIフォーマットに対応する最も低い優先度は、トラフィックチャネルをスケジューリングするための第2のDCIフォーマットに対応する優先度と等しいように構成される。
本出願の実施形態は、情報決定方法を提供する。方法は、下記において説明されるステップを含む。
新しいDCIフォーマットが追加される場合、DCIサイズ整合動作が実施される。新しいDCIフォーマットは、以下のものを含む:アップリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット0_2およびダウンリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット1_2;サイズ閾値は、4以下の、各セルにおいてユーザ機器(user equipment;UE)によって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、セル無線ネットワーク一時識別子(cell−radio network temporary identifier;C−RNTI)によってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過しない;または、サイズ閾値は、5以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、4を超過しない。
本出願の実施形態は、情報決定方法を提供する。方法は、下記において説明されるステップを含む。
各時間スパンの制御チャネル要素(control channel elements;CCE)の最大数が決定される。
本出願の実施形態は、情報決定デバイスを提供する。デバイスは、第1の決定モジュールを含む。
第1の決定モジュールは、開始長さインジケータ値(SLIV)の基準点として供される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表を決定するように構成される。
本出願の実施形態によって、記憶媒体が提供される。記憶媒体は、プロセッサによって実行されると、上記において説明された任意の実施形態の方法を実装するコンピュータープログラムを格納するように構成される。
図1は、本出願の実施形態によって提供される情報決定方法のフローチャートである。 図2は、本出願の実施形態によって提供される情報決定デバイスのブロック図である。 図3は、本出願の実施形態によって提供されるデバイスの構造図である。
本出願の実施形態は、図面を参照して以下において詳細に説明される。不一致でない場合、本明細書において説明される実施形態とその特徴とは、互いに組み合わせられることができる。
新しい無線(new radio;NR)リリース15(R15)システムにおいて、時間ドメインリソース割り当てのメカニズムは、無線リソース制御(radio resource control;RRC)を使用して、時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表を構成することであり得る。各TDRA表は、複数の行インデックスを含み、各行インデックスは、スロットオフセット、開始シンボル、長さ(シンボルの数)、トラフィックチャネルマッピング種類を含み、複数の行インデックスのうちの1つは、ダウンリンク制御情報(DCI)を通して動的に指示され得る。開始シンボルのインデックスは、基準点としてスロット境界を使用し得、すなわち、14個のシンボルを有するスロットにおけるシンボルインデックスは、0から13である。超高信頼低遅延通信(ultra reliable low latency communication;URLLC)の低遅延および高信頼要件をサポートするために、時間ドメインリソース割り当てによって割り当てられる時間ドメインリソースは、通常、比較的短く、割り当てのオーバーヘッドおよび柔軟性は、制御され、URLLCは、通常、時間スロットにおいて複数のPDCCH伝送機会をサポートし、1つの様式は、不要なRRC構成を省くように、つまり、DCIオーバーヘッドを省くように、物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel;PDSCH)の時間ドメインリソース割り当てについての開始長さインジケータ値(SLIV)の基準点をスロット境界からPDCCH関連シンボル(PDCCH開始シンボル、PDCCH終了シンボルなど)に変えることである。従って、URLLCの時間ドメインリソース割り当てにとって、RRCによって構成されたTDRA表の構成および使用は、解決すべき緊急の課題である。
DCIオーバーヘッドを省くために、本出願の実施形態は、時間ドメインリソース割り当てに必要なDCIオーバーヘッドを省く情報決定方法を提供する。
図1は、本出願の実施形態によって提供される情報決定方法のフローチャートである。図1において示されるように、この実施形態によって提供される方法は、下記において説明されるステップS120を含む。
ステップS120において、開始長さインジケータ値(SLIV)の基準点として供される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表が、決定される。
実施形態において、PDCCH関連シンボルは、PDCCH開始シンボル、PDCCH終了シンボル、PDCCH開始シンボルと第1のプリセットされた数のシンボルとの合計、またはPDCCH終了シンボルと第1のプリセットされた数のシンボルとの合計のうちの少なくとも1つを含む;PDCCH開始シンボルは、PDCCHを伝送するために使用される時間ドメインシンボルにおける最初のシンボルであり、PDCCH終了シンボルは、PDCCHを伝送するために使用される時間ドメインシンボルにおける最後のシンボルである。実施形態において、PDCCH開始シンボルは、PDCCHを伝送するために使用される時間ドメインシンボルにおける最初のシンボル、すなわち、伝送されたPDCCHが位置付けられたサーチスペースに対応する制御リソースセット(control resource set (CORESET)における最初のシンボルである;PDCCH終了シンボルは、PDCCHを伝送するために使用される時間ドメインシンボルにおける最後のシンボル、すなわち、伝送されたPDCCHが位置付けられたサーチスペースに対応するCORESETにおける最後のシンボルである。
候補割り当て結果は、より上位の層のシグナリングRRCを通して構成され得、そして、RRCによって構成された候補割り当て結果のうちの1つが、このトラフィックチャネルの時間ドメインリソースを決定するようにDCIを通して動的に指示され得る。PDSCHの時間ドメインリソース割り当てについて、RRCによって構成されるパラメータは、スロットオフセットK0、SLIV(または独立したインジケータ開始Sおよび長さL)、およびPDSCHマッピング種類を含む。物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel;PUSCH)の時間ドメインリソース割り当てについて、RRCによって構成されるパラメータは、スロットオフセットK2、SLIV(または独立したインジケータ開始Sおよび長さL)、およびPUSCHマッピング種類を含む。URLLCの時間ドメインリソース割り当てについて、割り当てられる時間ドメインリソースは、通常、比較的短く、割り当てのオーバーヘッドおよび柔軟性が制御され、かつURLLCは、通常、時間スロットにおいて複数のPDCCH伝送機会をサポートするので、1つの様式は、PDSCHの時間ドメインリソース割り当てについてSLIVまたはSのうちの1つの基準点(時間ドメインリソース割り当てについてのSLIVまたはSのうちの1つの基準点は、基準点と略される)を、スロット境界から、PDCCH開始シンボル、PDCCH終了シンボル、PDCCH開始シンボルおよびX個のシンボル、またはPDCCH終了シンボルおよびX個のシンボルのうちの1つに調整して、不要なRRC構成およびDCIオーバーヘッドを省くことである。Xは、整数である。実施形態において、基準点の構成は、PDCCH開始シンボルを例に説明される。
実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表は、独立した構成様式において決定される。RRCによって構成されたTDRA表は、SLIVの基準点として供されるスロット境界を使用する。実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表は、独立して構成され得る。典型的に、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が独立して構成されるステップは、PDCCH関連シンボルとしてPDCCH開始シンボルを供する例を挙げて例示される。2つのセットのRRCは、それぞれ、SLIVの基準点として供されるスロット境界を有するTDRA表、およびSLIVの基準点として供されるPDCCH開始シンボルを有するTDRA表を構成するために使用される。
典型的に、表1は、本出願の実施形態によって提供される、SLIVの基準点として供されるスロット境界を有するRRC−構成TDRA表である。表1において示されるように、各行インデックスは、スロットオフセット(K0)、開始シンボル(S)、長さ(L)、トラフィックチャネルマッピング種類を含み、行インデックスのうちの1つは、DCIを通して動的に指示され、8つの行インデックスが表1において構成されており、そして、DCIにおける3つのビットが行インデックスのうちの1つを指示するために必要とされる。TDRA表が16個の行インデックスを有する場合、DCIにおける4つのビットが行インデックスのうちの1つを指示するために必要とされる;TDRA表が4つの行インデックスを有する場合、DCIにおける2つのビットが行インデックスのうちの1つを指示するために必要とされる;TDRA表が2つの行インデックスを有する場合、DCIにおける1つのビットが行インデックスのうちの1つを指示するために必要とされる;TDRA表が1つの行インデックスを有する場合、その1つの行インデックスを指示するためにDCIにおけるビットは必要とされず、0ビットを必要とすることと等価である。表1において、開始シンボルSのインデックスは、基準点として供されるスロット境界を使用しており、すなわち、14個のシンボルを有するスロットにおけるシンボルインデックスは、0から13である。PUSCHがスケジューリングされる場合、表1におけるスロットオフセットは、K0からK2に調整され、他の種類は、本明細書において繰り返されない。表1における開始シンボルSは、上記の基準点である。
Figure 2021536179
典型的に、表2−1および表2−2は、本出願の実施形態によって提供される、SLIVの基準点として供されるPDCCH開始シンボルを有するRRC−構成TDRA表である。表2−1および表2−2において示されるように、各行インデックスは、スロットオフセット(K0)、開始シンボル(S)、長さ(L)、トラフィックチャネルマッピング種類を含み、行インデックスのうちの1つは、DCIを通して動的に指示される。開始シンボルSのインデックスは、基準点として供されるPDCCH開始シンボルを使用する。この実施形態は、例示のためにPDCCH開始シンボルのみを例に挙げており、すなわち、開始シンボルのインデックス0は、PDCCHを伝送するために使用される時間ドメインシンボルにおける最初のシンボルを指示する。実施形態において、SLIVの基準点は、PDCCH終了シンボル、PDCCH終了シンボルおよびX個のシンボル、またはPDCCH開始シンボルおよびX個のシンボルのうちの1つでもあり得る。PDCCH終了シンボルが基準点として使用される場合、開始シンボルのインデックス0は、PDCCHを伝送するために使用される時間ドメインシンボルにおける最後のシンボルを指示し、その他は、本明細書において繰り返されない。PUSCHがスケジューリングされる場合、表2−1および表2−2におけるK0は、K2に置き換えられ、その他の種類は、本明細書において繰り返されない。
Figure 2021536179
Figure 2021536179
表2−1および表2−2において示されるように、SLIVの基準点として供されるPDCCH開始シンボルを有するTDRA表の独立した構成を通して、複数の時間ドメイン位置における同じ長さを有するリソース割り当てが、より小さいオーバーヘッドで実装されることができ、信頼性が向上される;または、複数の長さを有するリソースが、同じオーバーヘッドで割り当てられ、スケジューリング柔軟性が向上される。
実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。SLIVの基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表が、SLIVの基準点としてPDCCH関連シンボルを供することによって構成されるTDRA表とされる。実施形態において、ただ1つのTDRA表に基づいて、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表がこの1つのTDRA表を通して暗黙的に取得され得る。この1つのTDRA表は、SLIVの基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表である。実施形態において、SLIVの基準点としてPDCCH開始シンボルを供することによって構成されるTDRA表が暗黙的に取得されるステップは、PDCCH開始シンボルをPDCCH関連シンボルとして供する例を挙げて例示される。表3は、本出願の実施形態によって提供される、SLIVの基準点として供されるスロット境界を有するRRC−構成TDRA表である。各行インデックスは、スロットオフセット、開始シンボル、長さ(シンボルの数)、およびトラフィックチャネルマッピング種類を含み、行インデックスのうちの1つは、DCIを通して動的に指示される。開始シンボルSのインデックスは、基準点として供されるスロット境界を使用しており、すなわち、14個のシンボルを有するスロットにおけるシンボルインデックスは、0から13である。
Figure 2021536179
典型的に、表3において示されるように、マッピング種類が種類Aである場合、開始シンボルSは、0から3であり得る;マッピング種類が種類Bである場合、長さLは、限定される。代替的に、長さLは、2、4または7である。
実施形態において、TDRA表からSLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表を暗黙的に取得する様式は、以下のステップのうちの1つを含む:SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が依然としてTDRA表とされ、無効状態について、DCIを通して指示されない;TDRA表の行インデックスのうちの一部が、SLIVの基準点としてPDCCH関連シンボルを供することによって構成されるTDRA表として選択される;または、PDCCH関連シンボルまたはスロット境界が、TDRA表における各行インデックスについてのSLIVの基準点として再構成される。
実施形態において、TDRA表が依然としてSLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表とされる場合、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。PDCCH関連シンボルをSLIVの基準点として供することが無効状態にあるか否かが決定され、PDCCH関連シンボルをSLIVの基準点として供することが無効状態にない場合、TDRA表における対応する行インデックスがDCIを通して指示される。実施形態において、SLIVの基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表は、SLIVの基準点としてPDCCH関連シンボルを供することによって構成されるTDRA表とされ、そして、無効状態における行インデックスは、DCIを通して指示されない。
実施形態において、PDSCHまたはPUSCHがスケジューリングのために使用される場合、無効状態は、SLIVの基準点がスロット境界を超過する場合、またはSLIVの基準点と長さとの合計がスロット境界を超過する場合のうちの少なくとも1つを含む。典型的に、PDSCHまたはPUSCHスケジューリングについて、SまたはS+Lがスロット境界を超過する場合、対応する行インデックスは、無効状態にある;PUSCH反復スケジューリングについて、S+Lがスロット境界を超過する場合、行インデックスは、有効状態にある。スロット境界を超える/超過するという意味は、S>13(すなわち、基準点Sがスロット境界を超える/超過する)、またはS+L>14(すなわち、基準点および長さによって決定された時間ドメインリソース割り当てがスロット境界を超える/超過する)であり得る。
実施形態において、SLIVの基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表がSLIVの基準点としてPDCCH関連シンボルを供することによって構成されるTDRA表とされるステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。TDRA表における各行インデックスのSLIVの基準点は、PDCCH関連シンボルまたはスロット境界のうちの1つとして構成される。SLIVの基準点の再解釈が実施され、再解釈の開始シンボルは、Sであり、S=0である。実施形態において、TDRA表における各行インデックスは、基準点としてPDCCH関連シンボルまたは基準点としてスロット境界を供することによって構成され、すなわち、TDRA表における各行インデックスは、再構成され、そして、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有する行インデックスは、SLIVの基準点としてPDCCH関連シンボルを有するTDRA表とみなされ得る。実施形態において、TDRA表における開始シンボルSは、直接再解釈され得、すなわち、S=0である。
実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。SLIVの基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRAの行インデックスの一部が選択される。行インデックスの一部は、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表として供される。実施形態において、SLIVの基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表における行インデックスの一部は、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表として直接選択され得る。
実施形態において、SLIVの基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表の行インデックスの一部が選択されるステップは、下記において説明されるステップを含む。第1のプリセットされた数を有する第1の行インデックスが行インデックスの一部として選択される。代替的に、行インデックスの一部がビットマップ形式で選択される。実施形態において、行インデックスの一部は、ビットマップ形式で選択される。例として表3を挙げ、ビットマップ形式を使用し、ビットマップは、8−ビット 00001100であると仮定され、それは、表3における行インデックス#4および行インデックス#5がSLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表として供されることを指示する。DCIにおける1つのビットは、対応するTDRA表における2つの行インデックス(行インデックス#4および行インデックス#5を含む)を指示するために使用され得る。典型的に、最初のX個の行インデックスは、基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表として選択される。実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が上記の暗黙的な様式でTDRA表から取得される場合、全ての基準点Sは、0として再解釈され得、すなわち、トラフィックチャネルの開始シンボルは、PDCCH開始シンボルと同じである。
実施形態において、K0=2、つまり、スロットオフセットがK2である場合、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表は、上記の暗黙的な様式でTDRA表から取得され、そして、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表における開始シンボルSが再解釈され、開始シンボルSは、0と再解釈され、すなわち、トラフィックチャネルの開始シンボルは、PDCCH開始シンボルと同じである。
上記の実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH開始シンボルを有するTDRA表は、暗黙的な様式で取得され、複数の時間ドメイン位置における同じ長さを有するリソース割り当てが、より小さいオーバーヘッドで実装されることができ、信頼性が向上される;または、複数の長さを有するリソースが、同じオーバーヘッドで割り当てられ、スケジューリング柔軟性が向上される。
実施形態において、2つ以上のTDRA表が存在し、少なくとも1つのTDRA表がSLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを使用する場合、PDCCH関連シンボルの異なる位置におけるPDCCHまたは異なる時間スパンを有するPDCCHは、完全には同じでないTDRA表を使用する。
実施形態において、PDCCH関連シンボルの異なる位置におけるPDCCHまたは異なる時間スパンを有するPDCCHが完全には同じでないTDRA表を使用するステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。各位置におけるPDCCHまたは各時間スパンを有するPDCCHは、1つの種類のTDRA表を使用する。X個の開始シンボルセットは、それぞれ、X個のTDRA表を使用し、X個の開始シンボルセットのうちの2つごとにおける要素は、互いに異なり、X個の開始シンボルセットの和集合は、スロットにおける全てのシンボルを含むか、または、X個の開始シンボルセットのうちの各々における要素は、独立して構成される。X個のスパンセットは、それぞれ、X個のTDRA表を使用し、X個のスパンセットのうちの2つごとにおける要素は、互いに異なり、X個のスパンセットの和集合は、時間スパンパターンにおける全てのスパンを含むか、または、X個のスパンセットのうちの各々における要素は、独立して構成される。実施形態において、既存のRRC−構成TDRA表は、基準点としてスロット境界を使用し、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表は、独立した構成を通して取得され得るか、または関連分野の表を通して暗黙的に取得され得、基準点として供されるPDCCH関連シンボルに基づく1つ以上のTDRA表が存在し得ると仮定される。実施形態において、PDCCH関連シンボルの異なる位置におけるPDCCHまたは異なる時間スパンを有するPDCCHが完全には同じでないTDRA表を使用するステップは、PDCCH関連シンボルとしてPDCCH開始シンボルを供する例を挙げて例示される。
X個のTDRA表があり、PDCCH開始シンボルの異なる位置におけるPDCCHまたは異なる時間スパンを有するPDCCHが完全には同じでないTDRA表を使用すると仮定される。典型的に、PDCCH開始シンボルのX種類の位置におけるPDCCHまたはX個の時間スパンを有するPDCCHがあり、開始シンボルの各位置におけるPDCCHまたは各時間スパンを有するPDCCHは、1つの種類のTDRA表を使用し、合計でX個のTDRA表が使用されると仮定される。例えば、X=7であり、この場合、7個の非重複2 OFDMシンボル(OS)スパンが1つのスロットから分割され、各時間スパンを有するPDCCHは、1つの種類のTDRA表を使用する。別の例として、X個の開始シンボルセットは、それぞれ、X個のRRC TDRA表によって使用され、これらのX個の開始シンボルセットのうちの2つごとにおける要素は、互いに異なり、X個の開始シンボルセットの和集合は、スロットにおける全てのシンボルを含み、X=2などであり、このとき、7個の非重複2 OFDMシンボル(OS)スパンが1つのスロットから分割される。この場合、セット0は、最初の3個のスパンにおけるPDCCHを含み、セット1は、最後の4個のスパンにおけるPDCCHを含み、2つのセットは、それぞれ、1つの種類のTDRA表を使用する。
実施形態において、2つ以上のRRC TDRA表がある場合、少なくとも1つのRRC TDRA表における長さLは、限定される。例えば、Lは、閾値Pより小さく、代替的に、Pは、2、4または7である。
この実施形態において、基準点として供されるPDCCH開始シンボルを有するTDRA表は、暗黙的な様式で取得され、複数の時間ドメイン位置における同じ長さを有するリソース割り当ては、より小さいオーバーヘッドで実装されることができ、信頼性が向上される;または、複数の長さを有するリソースが、同じオーバーヘッドで割り当てられ、スケジューリング柔軟性が向上される。
実施形態において、情報決定方法は、下記において説明されるステップを含む。SLIVの基準点が決定され、基準点は、スロット境界またはPDCCH関連シンボルを含む。スロット境界は、スロットの開始である。例えば、スロット境界について、S=0である場合、それは、スロットにおける第1のシンボルを指す;別の例について、スロット境界について、S=2である場合、それは、スロットにおける第3のシンボルを指す、などであり、本明細書において繰り返されない。実施形態において、SLIVの2つ以上の基準点の可能性が存在する場合、SLIVの2つ以上の基準点は、PDCCH開始シンボル、PDCCH終了シンボル、PDCCHが位置付けられたCORESETの開始シンボル、PDCCHが位置付けられたCORESETの終了シンボル、スケジューリングタイミングK0またはK2によって決定されるスロット境界であるスロット境界、トラフィックチャネルがPDSCHまたはPUSCHである第1の利用可能なトラフィックチャネルの開始シンボル、PDCCH開始シンボルおよびX個のシンボル、またはPDCCH終了シンボルおよびX個のシンボルのうちの少なくとも1つを含む。実施形態において、SLIVの基準点が決定されるステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。SLIVの基準点は、トラフィックチャネル種類に従って決定され、トラフィックチャネル種類は、種類Aおよび種類Bを含む;PDCCH関連シンボルは、デフォルトでSLIVの基準点として供される;SLIVの基準点と長さとの合計がスロット境界を超過する場合、SLIVの基準点は、スロット境界であると決定される;SLIVの基準点は、PDCCH関連シンボルの位置に従って決定されるか、または、SLIVの基準点は、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従って決定される。
実施形態において、SLIVの基準点は、プリセットされた規則または基地局通知様式に従って決定され得る。実施形態において、SLIVの基準点を決定するための様式は、SLIVの基準点としてPDCCH開始シンボルまたはスロット境界を供する例を挙げることによって説明される。SLIVの基準点は、PDCCH終了シンボル、PDCCH開始シンボルおよびX個のシンボル、PDCCH終了シンボルおよびX個のシンボル、または第1の利用可能トラフィックチャネルの開始シンボルのうちの1つでもあり得るが、本出願の実施形態によって限定されない。この実施形態において、PDCCH開始シンボルまたはスロット境界がSLIVの基準点として供される場合、SLIVの基準点の決定様式は、下記において説明される様式のうちの1つを含む。
実施形態において、SLIVの基準点は、トラフィックチャネル種類に従って決定される。例えば、トラフィックチャネルが種類Aの場合、スロット境界がSLIVの基準点として供され、トラフィックチャネルが種類Bの場合、PDCCH開始シンボルがSLIVの基準点として供される。
実施形態において、PDCCH開始シンボルは、デフォルトでSLIVの基準点として供される。S+Lがスロット境界を超過すると計算される場合、それは、SLIVの基準点として供されるスロット境界にフォールバックし、SおよびS+Lは、スロット境界に従って再決定される。
実施形態において、SLIVの基準点は、PDCCH時間ドメインシンボルの位置に従って決定される。典型的に、PDCCH開始シンボルが最初の3つのシンボルにおいて位置付けられた場合、スロット境界は、SLIVの基準点として供され、PDCCH開始シンボルは、他の場合において基準点として供されるが、それに限定されない。
実施形態において、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマットに従ってSLIVの基準点が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が、第1のDCIフォーマットにおいて使用されると決定され、第1のDCIフォーマットは、新しいDCIフォーマット、超高信頼低遅延通信(URLLC)をスケジューリングするためのDCIフォーマット、プリセットされた閾値より小さいDCIサイズを有するDCIフォーマット、またはプリセットされた閾値より小さいDCIにおける時間ドメインリソース割り当てドメインサイズを有するDCIフォーマットのうちの1つを含む。実施形態において、SLIVの基準点は、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマットに従って決定される。例えば、第1のDCIフォーマットを使用する場合において、PDCCH開始シンボルは、SLIVの基準点として供され、第1のDCIフォーマットは、URLLCをスケジューリングするためのDCIフォーマット、コンパクトDCIフォーマット、事前に定義された/プリセットされた閾値より小さいDCIサイズを有するDCIフォーマット、または事前に定義された/プリセットされた閾値より小さいDCIにおける時間ドメインリソース割り当てドメインサイズを有するDCIフォーマットのうちの1つであり得る。
この実施形態において説明されるSLIVの基準点を決定する方法(SLIVの2つ以上の基準点の場合)を通して、基地局と端末との間における理解の不一致によってデータが正しく受信されないことを回避することができ、従って、スケジューリング柔軟性と時間ドメインリソース割り当てのオーバーヘッドの低減との両方が、それぞれ、異なる条件下で確実にされることができ、低遅延かつ高信頼性のトラフィック伝送が確実にされる。一方、SLIVの基準点として供されるPDCCH開始シンボルのみがサポートされる場合、スロットにおける第2または第3のシンボルの開始シンボルを有するPDCCHは、PDCCH開始シンボルより早く開始シンボルを有する種類AのPDSCHをスケジューリングすることができないが、この実施形態において説明された方法に従ったSLIVの基準点の柔軟性選択を通して、上記のスケジューリング限定は、回避されることができる。
実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が例示される。PDCCH関連シンボルとしてPDCCH開始シンボルを供する例を挙げて、SLIVの基準点とTDRA表との関係が例示される。SLIVの基準点として供されるPDCCH開始シンボルとスロット境界との両方が同時に存在する場合、SLIVの基準点として供されるスロット境界を有するTDRA表は、RRCによって独立して構成される表であり、SLIVの基準点として供されるPDCCH開始シンボルを有するTDRA表の決定様式は、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。
独立して構成されるTDRA表が使用される。使用されるTDRA表は、SLIVの基準点として供されるスロット境界を有するTDRA表における行インデックスの一部(最初のX個の行インデックスなど)、またはビットマップを通して決定された行インデックスの一部を含む。実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH開始シンボルを有する取得されたTDRA表における開始シンボルSは、再解釈され得、デフォルトでS=0である。使用されるTDRA表は、SLIVの基準点として供されるスロット境界を有するTDRA表であり、すなわち、SLIVの基準点として供されるPDCCH開始シンボルを有するTDRA表は、SLIVの基準点として供されるスロット境界を有するTDRA表と同じであり、無効状態におけるSLIVの基準点を有する行インデックスは、指示されないか、または、UEは、スロット境界を超えた時間ドメインリソース割り当てを指示することを予期しない。この実施形態の情報決定方法において、SLIVの異なる基準点に対応するTDRA表の決定を通して、基地局と端末とが時間ドメインリソース割り当てについて同じ理解を有するように、端末は、誤ってデータを受信することを回避される。
実施形態において、PUSCHをスケジューリングするために使用されるTDRA表について、SLIVの基準点の構成様式は、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。SLIVの基準点は、独立して構成される;PDCCH関連シンボルは、デフォルトでSLIVの基準点として供される;PUSCHが反復伝送についてスケジューリングされる場合、SLIVの基準点は、スロット境界であると決定され、PUSCHが非反復伝送についてスケジューリングされる場合、SLIVの基準点は、PDCCH関連シンボルであると決定される。PUSCHをスケジューリングするために使用されるTDRA表におけるSLIVの基準点の決定様式は、PDCCH関連シンボルとしてPDCCH開始シンボルを供する例を挙げて例示される。
実施形態において、PUSCHをスケジューリングするために使用されるTDRA表は、下記において説明される方法のうちの1つによって決定され得る。
実施形態において、使用されるTDRA表は、PUSCHが繰り返し伝送されるか否かに従って決定される。例えば、異なるTDRA表がPUSCH反復伝送およびPUSCH非反復伝送のために使用される。PUSCH非反復伝送をスケジューリングするために使用されるTDRA表は、SLIVの基準点として供されるPDCCH開始シンボルを使用し、PUSCH反復伝送をスケジューリングするために使用されるTDRA表は、SLIVの基準点として供されるスロット境界を使用する。別の例として、1つのTDRA表が使用されるが、スロット境界を超える行インデックスは、反復伝送について有効であるが、非反復伝送について無効である。
実施形態において、PUSCHについて、PDCCH終了シンボルおよびX個のシンボルが、デフォルトでS=0について基準点として供され、Xは、N2以上であり、すなわち、Xは、PUSCHを作成するための最小の期間以上である。
実施形態において、PDSCHがスケジューリングされる場合、PDCCH開始シンボルがSLIVの基準点として供され、PUSCHがスケジューリングされる場合、スロット境界がSLIVの基準点として供される。
実施形態において、SLIVの2つ以上の基準点の可能性が存在する場合、SLIVの2つ以上の基準点は、PDCCH開始シンボル、PDCCH終了シンボル、PDCCHが位置付けられたCORESETの開始シンボル、PDCCHが位置付けられたCORESETの終了シンボル、スケジューリングタイミングK0またはK2によって決定されるスロット境界であるスロット境界、トラフィックチャネルがPDSCHまたはPUSCHである第1の利用可能なトラフィックチャネルの開始シンボル、PDCCH開始シンボルおよびX個のシンボル、またはPDCCH終了シンボルおよびX個のシンボルのうちの少なくとも1つを含む。
この実施形態は、プリセットされた規則または基地局通知様式に従ってSLIVの基準点を決定する方法を開示する。これらの2つの様式のうちの1つは、下記において説明される方法のうちの少なくとも1つによって決定される。PDCCH開始シンボルまたはスロット境界が例示のための例として挙げられるが、それらに限定されず、任意の2つの様式であり得る。実施形態において、使用される様式は、PUSCHが繰り返し伝送されるか否かに従って決定される。例えば、反復伝送の場合において、スロット境界がSLIVの基準点として供され、非反復伝送の場合において、PDCCH開始シンボルがSLIVの基準点として供される。実施形態において、PDCCH開始シンボルは、デフォルトでSLIVの基準点として供される。PUSCHが反復伝送についてスケジューリングされる場合、それは、SLIVの基準点として供されるスロット境界にフォールバックし、SおよびS+Lは、スロット境界を使用することによって再決定される。
この実施形態において説明される方法を通して、異なるTDRA表が、それぞれ、PUSCH反復伝送およびPUSCH非反復伝送のために使用され、SLIVの2つ以上の基準点が存在する場合、スロット境界とPDCCH開始シンボルとのうちの1つは、SLIVの基準点であると決定され、それは、基地局と端末との間における理解の不一致によってデータが正しく受信されないことを回避することができ、従って、スケジューリング柔軟性と時間ドメインリソース割り当てのオーバーヘッドの低減との両方が、それぞれ、異なる条件下で確実にされることができ、低遅延かつ高信頼性のトラフィック伝送が確実にされる。
実施形態において、新しいDCIフォーマットが追加される場合、少なくとも2つの異なるDCIフォーマットにおいて時間ドメインリソース割り当てのために使用されるTDRA表を決定するための様式は、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。第2のDCIフォーマットは、RRC−構成TDRA表を使用する;第1のDCIフォーマットは、デフォルトTDRA表を使用する;デフォルトTDRA表は、少なくとも2つの異なるDCIフォーマットについて独立して構成される;または、TDRA表は、少なくとも2つの異なるDCIフォーマットについて独立して構成される。
実施形態において、第1のDCIフォーマットとしてURLLCによって使用されるDCIフォーマットを供する例を挙げて(第1のDCIフォーマットは、URLLCをスケジューリングするためのDCIフォーマット、コンパクトDCIフォーマット、事前に定義された/プリセットされた閾値より小さいDCIサイズを有するDCIフォーマット、またはプリセットされた閾値より小さいDCIにおける時間ドメインリソース割り当てドメインサイズを有するDCIフォーマットのうちの1つであり得る)、第2のDCIフォーマットは、拡張モバイルブロードバンド(enhanced mobile broadband ;eMBB)によって使用されるDCIフォーマットである。実施形態において、第1のDCIフォーマットがeMBBによって使用されるDCIフォーマットである場合、第2のDCIフォーマットは、URLLCによって使用されるDCIフォーマットである。URLLCは、eMBBによって使用されるDCIフォーマットと同じDCIフォーマットを再使用し得るか、または新しいフォーマットを使用し得る。URLLCが新しいDCIフォーマットを使用する場合、第2のDCIフォーマットおよび第1のDCIフォーマットは、異なり、すなわち、第2のDCIフォーマットまたは第1のDCIフォーマットのうちの1つが新しいDCIフォーマットであり、もう1つが元のDCIフォーマットである。この場合、新しいDCIフォーマットにおける時間ドメインリソース割り当てのために使用されるTDRA表と、元のDCIフォーマットとが決定される必要がある。異なるDCIフォーマットにおける時間ドメインリソース割り当てのために使用されるTDRA表を決定する方法は、下記において説明される方法のうちの1つを含む。
実施形態において、1つのDCIフォーマット(第2のDCIフォーマットなど)は、RRC−構成TDRA表を使用し、もう1つのDCIフォーマット(第1のDCIフォーマットなど)は、デフォルトTDRA表を使用する。例えば、PDSCHスケジューリングを例に挙げると、R15のDCIフォーマット1_1における時間ドメインリソース割り当ては、RRC−構成TDRA表を使用し、R16によって新たに導入されたDCIフォーマット1_2における時間ドメインリソース割り当ては、デフォルトTDRA表を使用する。デフォルトTDRA表は、16行未満の行を有する表として構成され得るので、DCIにおける時間ドメインリソース割り当ては、4ビット未満のビットサイズを有し得る。代替的に、PDCCH関連シンボル(PDCCH開始シンボルなど)は、デフォルトTDRA表においてSLIVの基準点として供される。
実施形態において、異なるデフォルトTDRA表は、異なるDCIフォーマットについて構成される。例えば、PDSCHスケジューリングを例に挙げると、R15のDCIフォーマット1_1における時間ドメインリソース割り当ては、16行で構成されるデフォルトTDRA表を使用し、R16によって新たに導入されたDCIフォーマット1_2における時間ドメインリソース割り当ては、4行で構成されたデフォルトTDRA表を使用する。
この実施形態において説明される情報決定方法において、SLIVの基準点として供されるPDCCH開始シンボルを有するTDRA表は、特定のDCIフォーマットを通して決定され、複数の時間ドメイン場所における同じ長さを有するリソース割り当てが、より小さいオーバーヘッドで実装されることができ、信頼性が向上される;または、複数の長さを有するリソースが、同じオーバーヘッドで割り当てられ、スケジューリング柔軟性が向上される。
実施形態において、情報決定方法が提供され、第1のDCIフォーマットおよび第2のDCIフォーマットがトラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される場合、トラフィックチャネルに対応する優先度を決定する方法は、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。トラフィックチャネルをスケジューリングするための第1のDCIフォーマットに対応する優先度は、トラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される第2のDCIフォーマットに対応する優先度より高いように構成され、または、トラフィックチャネルをスケジューリングするための第1のDCIフォーマットに対応する最も低い優先度は、トラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される第2のDCIフォーマットに対応する優先度と等しいように構成される。
実施形態において、第2のDCIフォーマットがURLLCによって使用されるDCIフォーマットである場合、第1のDCIフォーマットは、eMBBによって使用されるDCIフォーマットである。実施形態において、第2のDCIフォーマットがeMBBによって使用されるDCIフォーマットである場合、第1のDCIフォーマットは、URLLCによって使用されるDCIフォーマットである。URLLCは、eMBBによって使用されるDCIフォーマットと同じDCIフォーマットを再使用し得るか、または新しいDCIフォーマットを使用し得る。URLLCが新しいDCIフォーマットを使用する場合、第2のDCIフォーマットおよび第1のDCIフォーマットは、異なり、すなわち、第2のDCIフォーマットまたは第1のDCIフォーマットのうちの1つは、新しいDCIフォーマットであり、もう1つは、元のDCIフォーマットである。この場合、新しいDCIフォーマットおよび元のDCIフォーマットは、トラフィックチャネルをスケジューリングするために同時に使用され得る。時間ドメインにおいて衝突が起こった場合、トラフィックチャネルの優先度が決定され、後続動作は、トラフィックチャネルの優先度に従って実施される。実施形態において、異なるDCIフォーマットによってスケジューリングされたトラフィックチャネルの優先度を決定する方法は、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。
実施形態において、元のDCIフォーマットによってスケジューリングされたトラフィックチャネルの優先度は、新しいDCIフォーマットにおける優先度によって指示される優先度より低い。例えば、非フォールバックDCI(つまり、DCIフォーマット0_1およびDCIフォーマット1_1)によってスケジューリングされたトラフィックに対応する優先度は、新しいDCIにおける優先度によって指示される任意の優先度より低い。すなわち、R15の非フォールバックDCIによってスケジューリングされたトラフィックは、この場合におけるもっとも低い優先度を有する。
実施形態において、元のDCIフォーマットによってスケジューリングされたトラフィックチャネルの優先度は、新しいDCIフォーマットにおける優先度によって指示される最も低い優先度と等しい。例えば、新しいDCIにおいて指示される優先度が高い優先度および低い優先度の2つの場合を有しており、1つのビットによって指示される場合、R15の非フォールバックDCIによってスケジューリングされたトラフィックチャネルに対応する優先度は、新しいDCIにおける優先度によって指示される低い優先度と等しい。この実施形態における情報決定方法において、異なるDCIフォーマットによってスケジューリングされたトラフィックチャネルに対応する優先度の決定を通して、基地局および端末が優先度に従って同じ後続動作を実施することができ、それによって、基地局と端末との間における理解の一致を確実にする。
実施形態において、URLLCは、eMBBによって使用されるDCIフォーマットと同じDCIフォーマットを再使用し得るか、または新しいDCIフォーマットを使用し得る。URLLCが新しいDCIフォーマットを使用する場合、DCIサイズ種類の数は、増加する。従って、DCIサイズ閾値(バジェット)をどのように決定するか、およびDCIサイズ整合をどのように実施するかが、解決すべき緊急の課題である。サイズ閾値は、サイズバジェットである。実施形態において、説明の簡易性のために、PUSCHをスケジューリングするために新しく導入されたDCIフォーマットは、DCIフォーマット0_2と定義され、PDSCHをスケジューリングするために新しく導入されたDCIフォーマットは、DCIフォーマット1_2と定義される。
R15において、DCIサイズバジェットは、「3+1」であり、すなわち、セルについて、UEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数は、4を超過せず、セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)によってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過しない。関連分野におけるサイズ整合は、下記において説明されるステップを含む。ステップ0において、フォーマット0_0が共通サーチスペース(common search space;CSS)においてフォーマット1_0と整合される;ステップ1において、フォーマット0_0がUE固有サーチスペース(UE−specific search space;USS)においてフォーマット1_0と整合される;ステップ2において、UE固有サーチスペース(USS)におけるフォーマット0_1がUSSにおけるフォーマット0_0/1_0と等しいサイズを有している場合、フォーマット0_1は、1ビットのゼロパディングで充填され、フォーマット1_1について同様である;ステップ3において、「取り扱われるサイズ種類の数が4を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない」ことが満たされた場合、工程は、終了する。そうでない場合、ステップ4が継続される。ステップ4において、ステップ2におけるパディングが除去され、USSにおけるフォーマット1_0/0_0は、CORESET0/初期帯域幅部分(bandwidth part;BWP)を使用することによって再計算され、フォーマット0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0と整合され、この場合、CSSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズと整合される。上記のステップの後、UEは、取り扱われるサイズ種類の数が4を超過し、C−RNTIによってスクランブルされる種類の数が3を超過することを予期しない。一方、UEは、USSにおけるフォーマット0_0のサイズおよびフォーマット0_1のサイズが同じであることも、USSにおけるフォーマット1_0のサイズおよびフォーマット1_1のサイズが同じであることも予期しない。
実施形態において、情報決定方法が提供される。方法は、下記において説明されるステップを含む。新しいDCIフォーマットが追加される場合、DCIサイズ整合動作が実施される。新しいDCIフォーマットは、以下のものを含む:アップリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット0_2およびダウンリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット1_2;サイズ閾値は、4以下の、各セルにおいてユーザ機器(UE)によって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)によってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過しない;または、サイズ閾値は、5以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、4を超過しない。
実施形態において、URLLC DCIは、フォーマット0_2のサイズおよびフォーマット1_2のサイズを含む。実施形態において、URLLCアップリンクトラフィックをスケジューリングするためのDCIフォーマットは、DCIフォーマット0_2であり、URLLCダウンリンクトラフィックをスケジューリングするためのDCIフォーマットは、DCIフォーマット1_2であり、すなわち、URLLC DCI ULは、フォーマット0_2であり、URLLC DCI DLは、フォーマット1_2である。サイズバジェットが増加されることを許容されない場合、例えば、サイズバジェットは、依然として「3+1」であることを維持し、すなわち、セルについて、UEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数が4を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過しない。この場合におけるサイズ整合を実施する方法は、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。
実施形態において、サイズ閾値が、4以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない場合、DCIサイズ整合動作が実施されるステップは、下記において説明されるステップを含む。フォーマット0_0のサイズは、フォーマット1_0のサイズと整合され、フォーマット0_1のサイズは、フォーマット1_1のサイズと整合され、フォーマット0_2のサイズは、フォーマット1_2のサイズと整合される。実施形態において、フォールバックDCIのフォーマット0_0(つまり、DCIフォーマット0_0およびDCIフォーマット1_0)のサイズは、フォールバックDCIのフォーマット1_0のサイズと整合され、非フォールバックDCIのフォーマット0_1のサイズは、非フォールバックDCIのフォーマット1_1のサイズと整合され、URLLC DCIのフォーマット0_2のサイズは、URLLC DCIのフォーマット1_2のサイズと整合され、つまり、合計で3つの種類が存在する。3つのDCIフォーマットが等しいサイズを有する場合、ゼロパディングが追加される必要がある。実施形態において、方法は、URLLC DCIのサイズがR15のDCIサイズと同じであることを許容しない。典型的に、DCIサイズ整合は、下記において説明されるステップを含む。ステップ0において、フォーマット0_0のサイズがCSSにおけるフォーマット1_0のサイズと整合される;ステップ1において、フォーマット0_0のサイズがUSSにおけるフォーマット1_0のサイズと整合される;ステップ2において、USSにおけるフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_0/1_0のサイズと等しい場合、1ビットのゼロパディングがフォーマット0_1に追加され、フォーマット1_1,フォーマット0_2およびフォーマット1_2について同様である;ステップ3において、「取り扱われるサイズ種類の数が4を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ4が継続される。ステップ4において、ステップ2におけるパディングが除去され、USSにおけるフォーマット1_0/0_0は、CORESET0/初期BWPを使用することによって再計算され、フォーマット0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0のサイズと整合され、この場合、CSSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズと整合される。ステップ5において、「取り扱われるサイズ種類の数が4を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ6が継続される。ステップ6において、フォーマット0_2がUSSにおけるフォーマット1_2と整合される。ステップ7において、「取り扱われるサイズ種類の数が4を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ8が継続される。ステップ8において、フォーマット0_1がUSSにおけるフォーマット1_1と整合される。上記のステップの後、UEは、取り扱われるサイズ種類の数が4を超過し、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過することを予期しない。UEは、フォーマット0_0およびフォーマット0_1がUSSにおけるフォーマット0_2と同じサイズを有することも、フォーマット1_0およびフォーマット1_1がUSSにおけるフォーマット1_2と同じサイズを有することも予期しない。
実施形態において、サイズ閾値が、4以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない場合、DCIサイズ整合動作が実施されるステップは、下記において説明されるステップを含む。フォーマット0_2のサイズおよびフォーマット1_2のサイズが第1の種類サイズに整合され、第1の種類サイズは、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つと整合される。実施形態において、URLLC DCIのサイズは、R15のフォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つと整合され、つまり、3つ以下の種類が存在し、URLLC DCIのフォーマット0_2のサイズおよびフォーマット1_2のサイズは、第1の種類サイズに整合され、それは、第1の種類サイズに整合されたURLLC DCI ULのサイズおよびURLLC DCI DLのサイズと等価である。そして、DCIサイズ種類の数が3を超過しないという効果を奏するように、第1の種類サイズは、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つと整合される。
実施形態において、第1の種類サイズがフォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つと整合されるステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。第1の種類サイズは、より上位の層のシグナリングに従って、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合されるように構成される;または、第1のサイズは、サイズ最近接原理に従って、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合される。
実施形態において、第1のサイズは、より上位の層のシグナリングに従って、R15の1つのフォーマットと整合されるように構成される。第1の種類サイズをR15のフォールバックDCIのサイズに整合させる例を挙げると、対応するDCIサイズ整合は、以下のステップを含む:ステップ0において、フォーマット0_0がCSSにおけるフォーマット1_0と整合される;ステップ1において、フォーマット0_0がUSSにおけるフォーマット1_0と整合される;ステップ2において、USSにおけるフォーマット0_1がUSSにおけるフォーマット0_0/1_0と等しいサイズを有する場合、1ビットのゼロパディングがフォーマット0_1において実施され、フォーマット1_1について同様である。フォーマット0_2およびフォーマット1_2は、いかなる動作でも処理されない。ステップ3において、「同時に取り扱われるサイズ種類の数が4を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ4が継続される。ステップ4において、フォーマット0_2がUSSにおけるフォーマット1_2と整合される。ステップ5において、「同時に取り扱われるサイズ種類の数が4を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ6が継続される。ステップ6において、USSにおけるフォーマット0_2/1_2がUSSにおけるフォーマット0_0/1_0と整合される。ステップ7において、「同時に取り扱われるサイズ種類の数が4を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ8が継続される。ステップ8において、ステップ2におけるパディングが除去され、USSにおけるフォーマット1_0/0_0は、CORESET0/初期BWPを使用することによって再計算され、フォーマット0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0のサイズと整合される。この場合、CSSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズと整合され、ステップ6におけるパディングが除去される。フォーマット0_2/1_2は、フォーマット0_0/1_0と再整合される。上記のステップの後、UEは、同時に取り扱われるサイズ種類の数が4を超過し、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過することを予期しない。UEは、USSにおけるフォーマット0_0/0_2がUSSにおけるフォーマット0_1と同じサイズを有することも、USSにおけるフォーマット1_0/1_2がUSSにおけるフォーマット1_1と同じサイズを有することも予期しない。
実施形態において、第1の種類サイズがサイズ最近接原理に従ってフォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合されるステップは、下記において説明されるステップを含む。トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズがフォールバックDCIのサイズより小さい場合、URLLC DCIのサイズをフォールバックDCIのサイズに整合させる動作は、実施されない。トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズがフォールバックDCIのサイズより大きい場合、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合させる動作が、サイズ最近接原理に従って実施される。実施形態において、URLLC DCIのサイズがフォールバックDCIのサイズより小さい場合、URLLC DCIをフォールバックDCIに整合させる動作は、実施されない。URLLC DCIのサイズがフォールバックDCIのサイズより大きい場合、サイズ最近接原理に従ってサイズ整合が実施される。典型的に、サイズ整合動作がサイズ最近接原理に従って実施される場合、対応するDCIサイズ整合は、下記において説明されるステップを含む。ステップ0において、フォーマット0_0がCSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ1において、フォーマット0_0がUSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ2において、USSにおけるフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_0/1_0のサイズと等しい場合、1ビットのゼロパディングがフォーマット0_1において実施され、フォーマット1_1について同様であり、一方、フォーマット0_2およびフォーマット1_2は、いかなる動作でも処理されない。ステップ3において、「同時に取り扱われるサイズ種類の数が4を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ4が継続される。ステップ4において、フォーマット0_2がUSSにおけるフォーマット1_2と整合される。ステップ5において、「同時に取り扱われるサイズ種類の数が4を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ6が継続される。ステップ6において、URLLC DCIのサイズが、サイズ最近接原理を使用することによって、つまり、DCIサイズによって満たされる表4における条件に従って、R15におけるフォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合される。表4は、本出願の実施形態によって提供されるサイズ最近接原理に従ってサイズ整合を実施するための関係表である。典型的に、URLLC DCIのサイズは、N1ビットであり、フォールバックDCIのサイズは、Mビットであり、1つのスケジューリング方向における非フォールバックDCIのDCIサイズは、Pビットであり、もう1つのスケジューリング方向における非フォールバックDCIのDCIサイズは、Qビットであり、Mは、約40ビットであり、PおよびQは、約60ビットであり、スケジューリング方向は、ULおよびDLを指すと仮定され、URLLC DCIのサイズは、eMBB DCIのサイズより大きくないと仮定される。
Figure 2021536179
上記のステップの後、UEは、同時に取り扱われるサイズ種類の数が4を超過し、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過することを予期しない。URLLC DCIのサイズがフォールバックDCIのサイズと同じである場合、UEは、フォーマット0_0/0_2のサイズがUSSにおけるフォーマット0_1のサイズと同じであることも、フォーマット1_0/1_2のサイズがUSSにおけるフォーマット1_1のサイズと同じであることも予期しない;または、URLLC DCIのサイズがフォーマット0_1のサイズと同じである場合、UEは、フォーマット0_0のサイズがUSSにおけるフォーマット0_1/0_2/1_2のサイズと同じであることを予期しない;または、URLLC DCIのサイズがフォーマット1_1のサイズと同じである場合、UEは、フォーマット1_0のサイズがUSSにおけるフォーマット1_1/0_2/1_2のサイズと同じであることを予期しない。この実施形態において説明されたDCIサイズ整合方法を通して、基地局および端末は、DCIサイズバジェット要件を確実にすることを前提に同じサイズ整合方法を実施することができるので、基地局および端末は、一致した理解を有し、それは、端末の処理能力を超過することもない。
実施形態において、サイズ閾値が、4以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない場合、DCIサイズ整合動作が実施されるステップは、下記において説明されるステップを含み、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数は、各時間スパンの時間範囲内において4以下であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過しない。実施形態において、サイズバジェットが増加されることを許容されない場合、例えば、サイズバジェットは、依然として「3+1」であることを維持し、すなわち、セルについて、UEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数が4を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過しない。この場合、サイズ整合を実施する方法は変わらないままであるが、サイズ整合は、より小さい時間粒度で実施される。実施形態において、「3+1」は、スパンごとの粒度において維持され、すなわち、セルについて、スパンごとにUEによって取り扱われるサイズ種類の数は、4を超過せず、スパンごとにC−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過しない。総合的な取り扱われるDCIサイズ種類は、4より多くあり得る。この実施形態における、DCIサイズバジェットを変わらないままに維持する方法を通して、基地局および端末がスパンごとの粒度においてDCIサイズバジェットを変わらないままに維持することができるという前提を確実にするので、基地局および端末は、一致した理解を有し、それは、端末の処理能力を超過することもない。
サイズバジェットが増加されることを許容される場合、例えば、サイズバジェットは、「4+1」に増加され得、すなわち、セルについて、UEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数は、5を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、4を超過しない。
実施形態において、サイズ閾値が、5以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない場合、DCIサイズ整合動作が実施されるステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。整合動作は、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット0_2のサイズおよびトラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット1_2のサイズにおいて実施される。トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット0_2のサイズまたはトラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット1_2のサイズのうちの1つは、フォールバックDCIのサイズに整合される。トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット0_2のサイズまたはトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット1_2のサイズのうちの1つは、非フォールバックDCIのサイズに整合される。非フォールバックUL DCIのサイズは、非フォールバックDL DCIのサイズと整合される。トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズは、事前に構成されたモードに従って、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合される。トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズは、プリセットされた規則に従って、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合される。
実施形態において、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット0_2のサイズおよびトラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット1_2のサイズにおいて整合動作が実施される、すなわち、URLLC DCIフォーマット0_2およびURLLC DCIフォーマット1_2においてサイズ整合動作が実施されるステップ。典型的に、対応するDCIサイズ整合は、下記において説明されるステップを含み得る。ステップ0において、フォーマット0_0がCSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ1において、フォーマット0_0がUSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ2において、USSにおけるフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_0/1_0のサイズと等しい場合、1ビットのゼロパディングがフォーマット0_1において実施され、フォーマット1_1について同様であり、一方、フォーマット0_2およびフォーマット1_2は、いかなる動作でも処理されない。ステップ3において、「取り扱われるサイズ種類の数が5以下であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ4が継続される。ステップ4において、USSにおけるフォーマット0_2がUSSにおけるフォーマット1_2と整合される。ステップ5において、「取り扱われるサイズ種類の数が5以下であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ6が継続される。ステップ6において、ステップ2におけるパディングが除去され、USSにおけるフォーマット1_0/0_0は、CORESET0/初期BWPを使用することによって再計算され、フォーマット0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0のサイズと整合される。この場合、CSSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズと整合される。上記のステップの後、UEは、取り扱われるサイズ種類の数が5を超過し、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過することを予期しない。UEは、フォーマット0_0のサイズおよびフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_2のサイズと同じであることも、フォーマット1_0のサイズおよびフォーマット1_1のサイズがUSSにおけるフォーマット1_2のサイズと同じであることも予期しない。ステップ6とステップ4とは、交換される場合もある。
実施形態において、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット0_2のサイズおよびトラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット1_2のサイズは、フォールバックDCIのサイズに整合され、すなわち、URLLC DCIの一部分が、フォールバックDCIに整合される。例えば、40ビットに近接したサイズを有するURLLC DCIがフォールバックDCIに整合されるように選択され、対応するDCIサイズ整合は、下記において説明されるステップを含む。ステップ0において、フォーマット0_0がCSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ1において、フォーマット0_0がUSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ2において、USSにおけるフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_0/1_0のサイズと等しい場合、1ビットのゼロパディングがフォーマット0_1において実施され、フォーマット1_1について同様である。フォーマット0_2およびフォーマット1_2は、いかなる動作でも処理されない。ステップ3において、「取り扱われるサイズ種類の数が5以下であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ4が継続される。ステップ4において、ステップ2におけるパディングが除去され、USSにおけるフォーマット1_0/0_0は、CORESET0/初期BWPを使用することによって再計算され、フォーマット0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0のサイズと整合される。この場合、CSSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズと整合される。ステップ5において、「取り扱われるサイズ種類の数が5以下であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ6が継続される。(例えば、DLまたはULのみがURLLCスケジューリングを必要とする場合、ステップ5は、終了ステップとして供される。)ステップ6において、フォーマット0_2とフォーマット1_2との間のより小さいサイズを有するフォーマットがフォーマット1_0/0_0のサイズと整合される。上記のステップの後、UEは、取り扱われるサイズ種類の数が5を超過し、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過することを予期しない。フォーマット1_2のサイズがフォールバックDCIのサイズと整合される場合、UEは、フォーマット0_0のサイズおよびフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_2のサイズと同じであることを予期しない。フォーマット0_2のサイズがフォールバックDCIのサイズと整合される場合、UEは、フォーマット1_0のサイズおよびフォーマット1_1のサイズがUSSにおけるフォーマット1_2のサイズと同じであることを予期しない。上記のステップにおいて、ステップ6とステップ4とは、交換される場合もある。しかし、ステップ6とステップ4との交換の後、ステップ4における説明は、「URLLC DCIの前のパディングは、除去され、フォーマット0_2とフォーマット1_2との間のより小さいサイズを有するフォーマット(つまり、min{size of format 0_2, size of format 1_2})は、フォーマット1_0/0_0のサイズと再整合される」ことを追加する必要がある。
実施形態において、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット0_2のサイズおよびトラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット1_2のサイズは、非フォールバックDCIのサイズに整合され、すなわち、URLLC DCIの一部分がR15の非フォールバックDCIの一部分に整合される。例えば、URLLC DCIのサイズがフォールバックDCIのサイズより大きい場合、より大きいサイズを有するURLLC DCIの一部分がR15の非フォールバックDCIの一部分のサイズに整合されるように選択される。実施形態において、URLLC DL DCIは、eMBB UL DCIに整合されるか、または、URLLC DL DCIは、eMBB DL DCIに整合される。典型的に、対応するDCIサイズ整合は、下記において説明されるステップを含む。ステップ0において、フォーマット0_0がCSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ1において、フォーマット0_0がUSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ2において、USSにおけるフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_0/1_0のサイズと等しい場合、1ビットのゼロパディングがフォーマット0_1において実施され、フォーマット1_1について同様であり、一方、フォーマット0_2およびフォーマット1_2は、いかなる動作でも処理されない。ステップ3において、「取り扱われるサイズ種類の数が5を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ4が継続される。ステップ4において、ステップ2におけるパディングが除去され、USSにおけるフォーマット1_0/0_0は、CORESET0/初期BWPを使用することによって再計算され、フォーマット0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0のサイズと整合される。この場合、CSSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズと整合される。ステップ5において、「取り扱われるサイズ種類の数が5を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ6が継続される(例えば、DLまたはULのみがURLLCスケジューリングを必要とし、工程は、ステップ5の後に終了する)。ステップ6において、フォーマット0_2とフォーマット1_2との間のより大きいサイズを有するフォーマット(つまり、max{size of format 0_2, size of format 1_2})がフォーマット1_1またはフォーマット0_1のサイズと整合される。上記のステップの後、UEは、取り扱われるサイズ種類の数が超過し、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過することを予期しない。フォーマット1_2のサイズがフォーマット0_1のサイズと整合される場合、UEは、フォーマット0_0のサイズがUSSにおけるフォーマット0_1のサイズおよびフォーマット0_2のサイズと同じであることを予期しない。フォーマット0_2のサイズがフォーマット1_1のサイズと整合される場合、UEは、フォーマット1_0のサイズおよびフォーマット1_1のサイズがUSSにおけるフォーマット1_2のサイズと同じであることを予期しない。上記のステップにおいて、ステップ6とステップ4とは、入れ替えられる場合もある。しかし、ステップ6とステップ4との交換の後、ステップ4における説明は、「URLLC DCIの前のパディングは、除去され、フォーマット0_2とフォーマット1_2との間のより大きいサイズを有するフォーマット(つまり、max{size of format 0_2, size of format 1_2})は、フォーマット1_1またはフォーマット0_1のサイズと再整合される」ことを適宜追加する必要がある。
実施形態において、非フォールバックUL DCIのサイズは、非フォールバックDL DCIのサイズと整合され、すなわち、R15の非フォールバックUL DCIがR15の非フォールバックDL DCIと整合される。典型的に、対応するDCIサイズ整合は、下記において説明されるステップを含む。ステップ0において、フォーマット0_0がCSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ1において、フォーマット0_0がUSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ2において、USSにおけるフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_0/1_0のサイズと等しい場合、1ビットのゼロパディングがフォーマット0_1において実施され、フォーマット1_1、フォーマット0_2、およびフォーマット1_2について同様である。ステップ3において、「取り扱われるサイズ種類の数が5を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ4が継続される。ステップ4において、ステップ2におけるパディングが除去される。USSにおけるフォーマット1_0/0_0は、CORESET0/初期BWPを使用することによって再計算され、USSにおけるフォーマット0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0に整合され、この場合、CSSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズに整合される。ステップ5において、「取り扱われるサイズ種類の数が5を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ6が継続される。ステップ6において、フォーマット0_1がUSSにおけるフォーマット1_1と整合される。上記のステップの後、UEは、取り扱われるサイズ種類の数が5を超過し、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過することを予期しない。UEは、フォーマット0_0のサイズおよびフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_2のサイズと同じであることも、フォーマット1_0のサイズおよびフォーマット1_1のサイズがUSSにおけるフォーマット1_2のサイズと同じであることも予期しない。
実施形態において、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズは、事前に構成されたモードに従って、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合され、すなわち、URLLC DCIが構成様式でR15フォーマットのうちの1つに整合され得る。すなわち、RRCは、URLLC DCIのサイズが整合されるフォーマットを構成する。典型的に、対応するDCIサイズ整合は、下記において説明されるステップを含み得る。ステップ0において、フォーマット0_0がCSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ1において、フォーマット0_0がUSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ2において、USSにおけるフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_0/1_0のサイズと等しい場合、1ビットのゼロパディングがフォーマット0_1において実施され、フォーマット1_1、フォーマット0_2、およびフォーマット1_2について同様である。ステップ3において、「取り扱われるサイズ種類の数が5を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ4が継続される。ステップ4において、ステップ2におけるパディングが除去される。USSにおけるフォーマット1_0/0_0は、CORESET0/初期BWPを使用することによって再計算され、フォーマット0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0に整合され、この場合、CSSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズに整合される。ステップ5において、「取り扱われるサイズ種類の数が5を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ6が継続される。ステップ6において、RRC構成に従って、URLLC DL DCIのサイズまたはURLLC UL DCIのサイズのうちの1つが、RRCによって構成されたR15フォーマットのうちの1つに整合される。上記のステップの後、UEは、取り扱われるサイズ種類の数が5を超過し、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過することを予期しない。フォーマット0_2がゼロパディング動作を使用しない場合、UEは、フォーマット0_0のサイズおよびフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_2のサイズと同じであることを予期せず、フォーマット1_2がゼロパディング動作を使用しない場合、UEは、フォーマット1_0のサイズおよびフォーマット1_1のサイズがUSSにおけるフォーマット1_2のサイズと同じであることを予期しない。
実施形態において、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズは、プリセットされた規則に従って、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合される。すなわち、URLLC DCIのサイズが、プリセットされた規則(例えば、プリセットされた規則は、サイズに最も近接することを条件とし得る)に従って、R15フォーマットのうちの1つに整合される。実施形態において、URLLC DCIのサイズがフォールバックDCIのサイズより小さい場合、フォールバックDCIへの整合の動作がURLLC DCIにおいて実施される;URLLC DCIのサイズがフォールバックDCIのサイズより大きい場合、サイズ最近接原理に従って、サイズ整合動作が実施される。典型的に、対応するDCIサイズ整合は、下記において説明されるステップを含み得る。ステップ0において、フォーマット0_0がCSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ1において、フォーマット0_0がUSSにおけるフォーマット1_0と整合される。ステップ2において、USSにおけるフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_0/1_0のサイズと等しい場合、1ビットのゼロパディングがフォーマット0_1において実施され、フォーマット1_1、フォーマット0_2、およびフォーマット1_2について同様である。ステップ3において、「取り扱われるサイズ種類の数が5を超過せず、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ4が継続される。ステップ4において、ステップ2におけるパディングが除去される。USSにおけるフォーマット1_0/0_0は、CORESET0/初期BWPを使用することによって再計算され、フォーマット0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0に整合され、この場合、CSSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズは、USSにおけるフォーマット1_0/0_0のサイズに整合される。ステップ5において、「取り扱われるサイズ種類の数が5を超過せず、スクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない」ことが満たされた場合、DCIサイズ整合動作は、終了する。そうでない場合、ステップ6が継続される。ステップ6において、サイズ最近接原理に従って、すなわち、DCIサイズによって満たされる表5における条件に従って、URLLC DCIのサイズがR15のフォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合される。表5は、本出願の実施形態によって提供されるサイズ最近接原理に従ってサイズ整合を実施するための関係表である。典型的に、1つのスケジューリング方向におけるURLLC DCIのDCIサイズは、N1ビットであり、もう1つのスケジューリング方向におけるURLLC DCIのDCIサイズは、N2ビットであり、フォールバックDCIのサイズは、Mビットであり、非フォールバックDCIの1つのスケジューリング方向のDCIサイズは、Pビットであり、非フォールバックDCIのもう1つのスケジューリング方向のDCIサイズは、Qビットであり、Mは、約40ビットであり、PおよびQは、約60ビットであり、スケジューリング方向は、ULおよびDLを含み得ると仮定され、URLLC DCIのサイズは、eMBB DCIのサイズより大きくないと仮定される。
Figure 2021536179
Figure 2021536179
上記のステップの後、UEは、取り扱われるサイズ種類の数が5を超過し、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過することを予期しない。フォーマット0_2がゼロパディング動作を使用しない場合、UEは、フォーマット0_0のサイズおよびフォーマット0_1のサイズがUSSにおけるフォーマット0_2のサイズと同じであることを予期せず、フォーマット1_2がゼロパディング動作を使用しない場合、UEは、フォーマット1_0のサイズおよびフォーマット1_1のサイズがUSSにおけるフォーマット1_2のサイズと同じであることを予期しない。この実施形態において説明されるDCIサイズ整合方法を通して、基地局および端末がDCIサイズバジェット要件を確実にすることを前提に同じサイズ整合方法を実施することが確実にされるので、基地局および端末は、一致した理解を有し、それは、端末の処理能力を超過することもない。
実施形態において、情報決定方法は、下記において説明されるステップをさらに含み、フォーマット識別指示フィールドは、少なくとも1つのDCIフォーマットについて構成される。実施形態において、フォーマット識別指示フィールドは、DCIフォーマットのうちの1つを指示するために使用される。例えば、フォーマット識別指示フィールドが1−ビット指示フィールドである場合、0は、UL DCIを意味し、1は、DL DCIを意味する。別の例について、フォーマット識別指示フィールドが2−ビット指示フィールドである場合、00は、フォーマット0_1を意味し、01は、フォーマット1_1を意味し、10は、フォーマット0_2を意味し、11は、フォーマット1_2を意味する。別の例について、フォーマット識別指示フィールドが2−ビット指示フィールドである場合、00は、フォーマット0_1を意味し、01は、フォーマット0_2を意味し、10は、フォーマット1_1を意味し、11は、フォーマット1_2を意味する。実施形態において、新しいDCIフォーマットのサイズがフォールバックDCIのサイズ(または非フォールバックDCIのサイズ)と同じである場合、異なるDCIフォーマットを区別する方法は、下記において説明されるステップを含み得、識別ビットフィールドは、DCI整合を実施する2つのDCIフォーマットについて構成される。実施形態において、識別ビットフィールドは、1ビットであり得、それは、新しいDCIフォーマットまたは元のDCIフォーマットを指示するために使用される;または、識別ビットフィールドは、2ビットであり得、それは、新しいDCIフォーマットのDL、新しいDCIフォーマットのUL、元のDCIフォーマットのDL、および元のDCIフォーマットのULのうちの1つを指示するために使用される。実施形態において、全てのDCIフォーマットについてフォーマット識別指示フィールドを構成することが許容可能であり、新しく追加されたDCIフォーマットについてフォーマット識別指示フィールドを構成することが許容可能であり、新しく追加されたDCIフォーマットおよびフォールバックDCIについてフォーマット識別指示フィールドを構成することが許容可能であり、DCI整合動作を実施する2つのDCIフォーマットについてフォーマット識別指示フィールドを構成することが許容可能である。
実施形態において、情報決定方法は、下記において説明されるステップをさらに含み、DCI整合動作を実施するための2つのDCIフォーマットは、フォーマット指示フラグによって区別される。実施形態において、新しいDCIフォーマットのサイズがフォールバックDCIのサイズ(または非フォールバックDCIのサイズ)と同じである場合、異なるDCIフォーマットを区別する方法は、下記において説明されるステップを含み得、URLLC DL DCIと整合されるべきeMBB UL DCIおよびURLLC UL DCIと整合されるべきeMBB DL DCIは、DCIフォーマットにおいて運ばれるフォーマット指示フラグを通して区別される。非フォールバックDCIについて、ULのサイズおよびDLのサイズが整合される必要がないので、すなわち、eMBB DL DCIのサイズがNビットであり、eMBB UL DCIのサイズがMビットであり、MがNと等しくない場合、(URLLCが高信頼性であることを必要とせず、サイズがフォールバックのサイズより大きいことを必要としない)URLLC DL DCIは、Mビットに整合され、URLLC UL DCIは、Nビットに整合される。すなわち、Mビットの同じサイズを有するDCIは、フラグ=DLの場合にURLLCを指示し、フラグ=ULの場合にeMBBを指示する;Nビットの同じサイズを有するDCIは、フラグ=DLの場合にeMBBを指示し、フラグ=ULの場合にURLLCを指示する。この実施形態における、同じサイズを有するDCIフォーマットを区別する方法を通して、端末が同じサイズの前提のもとに特定のDCIフォーマットを正確に知ることができることが確実にされるので、基地局と端末との両方が、UE処理の煩雑さを増加させることなく同時に一致した理解を有することができる。
実施形態において、典型的に、R16のURLLCの端末について、R15と比較して、ブラインドデコード(BD閾値)の最大数および/またはチャネル推定のための非重複CCE(CCE閾値)の最大数が増加され、BD閾値および/またはCCE閾値は、スパンの粒度において定義付けられる。実施形態において、CCE閾値の増加は、CCE閾値を例に挙げることによって例示される。BD閾値を増加させる様式について、以下の方法が使用され得、本明細書において繰り返されない。
実施形態において、スパンを決定する方法は、下記において説明されるステップを含み得、スロットにおける時間スパンパターンは、UEによって報告された(X,Y)の候補セット、PDCCH制御リソースセット(PDCCH CORESET)、およびサーチスペースを通して決定される。スパン間における重複は許容されず、2つのスパンの開始間における間隔は、Xシンボル以上である。スパン継続時間=最大(構成された最大のCORESET継続時間、UEによって報告された最小のY)であり、スパンパターンにおける最後のスパンのみが、より短い継続時間であり得る。スパンの数は、14/Xを切り捨てた値(すなわち、floor(14/X))を超過せず、Xは、UEによって報告されたXの最小値である。典型的に、(X,Y)は、以下のうちの少なくとも1つを含む:(1,1)、(2,1)、(2,2)、(4,1)、(4,2)、(4,3)、(7,1)、(7,2)、(7,3)。典型的に、UEによって報告された(X,Y)の候補セットは、以下のうちの少なくとも1つを含む:{(7,3)、(4,3)および(7,3)、(2,2)および(4,3)および(7,3)}。
実施形態において、各(X,Y)に対応する制御チャネル要素(CCE)閾値(すなわち、C CCE)は、事前定義、DCI動的通知、またはRRC構成のうちの1つを通して決定される。典型的に、表6、表7、および表8は、本出願の実施形態によって提供されるRRCによって構成されたXと、Yと、Cとの間の関係表である。
Figure 2021536179
Figure 2021536179
Figure 2021536179
Figure 2021536179
実施形態において、UEが異なる(X,Y)セットを報告した後、各スパンのCCE(つまり、C)の最大数をどのように決定するかが、解決すべき緊急の課題である。
実施形態において、情報決定方法は、CCE閾値を決定するために提供される。実施形態において、情報決定方法は、下記において説明されるステップを含む。各時間スパンのCCEの最大数(スパンごとの最大CCEとしてマークされる)が決定される。
実施形態において、各スパンのCCEの最大数が決定されるステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。各スパンのCCEの最大数は、時間スパンパターンにおけるスパンの数、スロットにおける実際のスパンの数、および各スパンの限定されたCCEの数に従って決定される。各スパンのCCEの最大数は、各スロットにおける限定されたCCEの数、スロットにおける実際のスパンの数、および各スパンの限定されたCCEの数に従って決定される。
実施形態において、各スパンのCCEの最大数が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。各スパンのCCEの最大数は、時間スパンパターンにおけるスパンの数、スロットにおける実際のスパンの数、および各スパンの限定されたCCEの数に従って決定される。実施形態において、各スパンのCCEの最大数は、時間スパンパターンにおけるスパンの数(スパンパターンにおけるスパンの数としてマークされる)、スロットにおける実際のスパンの数/空でないスパンの数(スロットjにおける監視スパンの数またはスロットjにおける空でないスパンの数としてマークされる)、および各スパンの限定されたCCEの数(スパンごとのCCE限定としてマークされる)によって決定される。典型的に、スパンごとの最大CCE=
Figure 2021536179
である。
実施形態において、各スパンのCCEの最大数が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。各スパンのCCEの最大数は、各スロットにおける限定されたCCEの数、スロットにおける実際のスパンの数、および各スパンの限定されたCCEの数に従って決定される。実施形態において、各スパンのCCEの最大数は、各スロットにおける限定されたCCEの数(スロットごとのCCE限定)、スロットにおける実際のスパンの数/空でないスパンの数(スロットjにおける監視スパンの数またはスロットjにおける空でないスパンの数としてマークされる)、および各スパンの限定されたCCEの数(スパンごとのCCE限定としてマークされる)によって決定される。典型的に、スパンごとの最大CCE=
Figure 2021536179
である。
実施形態において、スロットごとのCCE限定の値は、スパンごとのCCE限定にスパンパターンにおけるスパンの数を掛けることによって取得され得る。
実施形態において、各スパンのCCEの最大数は、各スパンの限定されたCCEの数(スパンごとのCCE限定)によって決定され得る。実施形態において、スパンごとの最大CCE=スパンごとのCCE限定である。実施形態において、各スパンのCCEの最大数は、それぞれ、スロットにおける空のスパンの能力が他の実際のスパンと共有され得るか否かに従って決定される。他の実際のスパンと共有することが許容されない場合、各時間スパンのCCEの最大数は、各スパンの限定されたCCEの数によって決定され得る。他の実際のスパンと共有することが許容される場合、各スパンの限定されたCCEの数を通して各スパンのCCEの最大数を決定する様式を除いて、各スパンのCCEの最大数を決定する任意の他の様式が使用され得る。
この実施形態における情報決定方法は、各スパンの限定されたCCEの数を通して各スパンのCCEの最大数を取得し、それは、異なるシナリオに適用可能であり、例えば、スロットにおける空のスパンの能力は、他の実際のスパンと共有されることもあり、または、スロットにおける空のスパンの能力は、他の実際のスパンと共有されないこともあり、それは、UE能力を超過することなくスケジューリング柔軟性を増加させる。
実施形態において、各スパンのCCEの最大数を決定するために、各スパンの限定されたCCEの数が最初に決定される。実施形態において、各スパンの限定されたCCEの数を決定するための様式は、下記において説明されるステップを含む。各スパンの限定されたCCEの数(C1としてマークされる)が構成される。
実施形態において、各スパンは、UEによって報告された各スパンのCCE閾値より大きい、限定されたCCEの同じ数を有する。
実施形態において、時間スパンパターンまたはスロットのうちの1つの実際のスパンにおいて、少なくとも1つのスパンの限定されたCCEの数は、UEによって報告された各スパンのCCE閾値より大きいように構成される。
実施形態において、スパンごとのC1は、基地局を通して構成され得、C1>Cが許容され、Cは、UEによって報告されたスパンごとのCCE閾値である(すなわち、UEによって報告された(X,Y)セットに対応するCに従って)。実施形態において、各スパンの限定されたCCEの数(つまり、C1)は、同じであり、C1は、全てCより大きくあり得る;または、スパンパターン/スロットの実際のスパンにおいて、1つのスパン、いくつかのスパン、または全てのスパンのC1は、UEによって報告された各スパンのCCEの最大数より大きいように構成され得る。この実施形態において、eMBBによってサポートされるCCEの最大数およびURLLCによってサポートされるCCEの最大数が共有され得、各スパンの性能が異なるトラフィックに共有され得、それは、スケジューリング柔軟性を向上させる。
実施形態において、各スパンの限定されたCCEの数を決定するための様式は、下記において説明されるステップを含み得る。UEによって報告された各スパンのCCE閾値と各スロットのCCEの最大数との合計が、1つ以上のスパンの限定されたCCEの数として供される。各スロットにおけるCCEの最大数は、R15の各スロットにおけるCCEの最大数またはスロットごとのeMBBをスケジューリングするためのCCEの最大数のうちの1つである。実施形態において、スパンの一部において、スパンの限定されたCCEの数(つまり、C1)は、UEによって報告された各スパンのCCE閾値(つまり、C)に、各スロットにおけるCCEの最大数を追加することによって取得され、残りのスパンのC1は、UEによって報告された各スパンのCCE閾値(つまり、C)と等しくあり得る。例えば、スロットにおける第1のスパンの限定されたCCEの数(つまり、C1)は、R15の各スロットにおけるCCEの最大数とR15のUEによって報告された各スパンのCCE閾値(つまり、C)との合計に等しく、残りのスパンの限定されたCCEの数(つまり、C1)は、UEによって報告された各スパンのCCE閾値(つまり、C)に等しい。この実施形態において、eMBBによってサポートされるCCEの最大数およびURLLCによってサポートされるCCEの最大数が共有されることを許容されない場合、eMBBスケジューリングまたは共通メッセージスケジューリングを有するスパンのみにCCE閾値が追加され、残りのスパンは、URLLCによってサポートされるCCEの最大数を依然として維持し、それは、端末にとって異なるプロトコルバージョンまたは異なるトラフィック種類を分類し処理するのに便利であり、端末処理の煩雑さが低減される。
実施形態において、スパンごとに使用されるCCEおよびスロットごとに使用されるCCEを決定する/区別する(または、URLLCによって使用されるCCEおよびeMBBによって使用されるCCEを決定する/区別する)ことは、下記において説明される様式のうちの1つを含む。新しいDCIが使用される場合、CCEは、異なるサーチスペースを通して決定される。通常のDCIが再使用される場合、CCEは、異なるサーチスペースおよび異なる無線ネットワーク一時識別子(radio network temporary identifier;RNTI)/情報ドメインを通して決定される;CCEは、異なる制御リソースセットを通して決定される。実施形態において、CCEは、異なる制御リソースセットを通して暗黙的に決定され、自身のサーチスペースについての自身のCCE閾値においてCORESETと関連付けられ、例えば、URLLCは、16個のCCEを有するCORESETと関連付けられ、eMBBは、56個のCCEを有するCORESETと関連付けられる。すなわち、それは、サーチスペース(SS)の構成パラメータにおける制御リソースセット識別子(ID)番号(ControlResourceSetId)によって決定される。この実施形態において説明される情報決定方法に従って、各スパンのCCE閾値は、同じ値または異なる値によって決定され、それは、異なるシナリオ(例えば、URLLCおよびeMBBが最大CCE性能を共有するか、またはeMBBおよびURLLCが最大CCE性能を共有しないシナリオ)に適用可能であり、それによって、UE性能を超過することなくスケジューリング柔軟性を増加させる。
図2は、本出願の実施形態に従う情報決定デバイスのブロック図である。図2において示されるように、情報決定デバイスは、第1の決定モジュール220を含む。
第1の決定モジュール220は、開始長さインジケータ値(SLIV)の基準点として供される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表を決定するように構成される。
この実施形態において提供される情報決定デバイスは、図1において示される実施形態の情報決定方法を実装するように構成され、類似の実装原理および技術的効果を有し、それらは、本明細書において詳細に説明されない。
実施形態において、PDCCH関連シンボルは、PDCCH開始シンボル、PDCCH終了シンボル、PDCCH開始シンボルと第1のプリセットされた数のシンボルとの合計、またはPDCCH終了シンボルと第1のプリセットされた数のシンボルとの合計のうちの少なくとも1つを含む;PDCCH開始シンボルは、PDCCHを伝送するために使用される時間ドメインシンボルにおける最初のシンボルであり、PDCCH終了シンボルは、PDCCHを伝送するために使用される時間ドメインシンボルにおける最後のシンボルである。
実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表は、独立した構成様式において決定される。
実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。SLIVの基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表は、SLIVの基準点としてPDCCH関連シンボルを供することによって構成されるTDRA表とされる。
実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。PDCCH関連シンボルをSLIVの基準点として供することが無効状態にあるか否かが決定される。PDCCH関連シンボルをSLIVの基準点として供することが無効状態にない場合、TDRA表における行インデックスがダウンリンク制御情報(DCI)によって指示される。
実施形態において、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)がスケジューリングのために使用される場合、無効状態は、SLIVの基準点がスロット境界を超過する場合、またはSLIVの基準点と長さとの合計がスロット境界を超過する場合のうちの少なくとも1つを含む。
実施形態において、SLIVの基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表がSLIVの基準点としてPDCCH関連シンボルを供することによって構成されるTDRA表とされるステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。TDRA表における各行インデックスのSLIVの基準点は、PDCCH関連シンボルまたはスロット境界のうちの1つとして構成される。SLIVの基準点の再解釈が実施され、再解釈の開始シンボルは、Sであり、S=0である。
実施形態において、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。SLIVの基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表の行インデックスの一部が選択される。行インデックスの一部は、SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表として供される。
実施形態において、SLIVの基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表の行インデックスの一部が選択されるステップは、下記において説明されるステップを含む。第1のプリセットされた数を有する第1の行インデックスが行インデックスの一部として選択される。代替的に、行インデックスの一部がビットマップ形式で選択される。
実施形態において、2つ以上のTDRA表が存在し、少なくとも1つのTDRA表がSLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを使用する場合、PDCCH関連シンボルの異なる位置におけるPDCCHまたは異なる時間スパンを有するPDCCHは、完全には同じでないTDRA表を使用する。
実施形態において、PDCCH関連シンボルの異なる位置におけるPDCCHまたは異なる時間スパンを有するPDCCHが完全には同じでないTDRA表を使用するステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。
各位置におけるPDCCHまたは各スパンを有するPDCCHは、1つの種類のTDRA表を使用する。
X個の開始シンボルセットは、それぞれ、X個のTDRA表を使用し、X個の開始シンボルセットのうちの2つごとにおける要素は、互いに異なり、X個の開始シンボルセットの和集合は、スロットにおける全てのシンボルを含むか、または、X個の開始シンボルセットのうちの各々における要素は、独立して構成される。
X個のスパンセットは、それぞれ、X個のTDRA表を使用し、X個のスパンセットのうちの2つごとにおける要素は、互いに異なり、X個のスパンセットの和集合は、時間スパンパターンにおける全てのスパンを含むか、または、X個のスパンセットのうちの各々における要素は、独立して構成される。
本出願の実施形態は、第2の決定モジュールを含む情報決定デバイスをさらに提供する。
第2の情報決定モジュールは、SLIVの基準点を決定するように構成され、基準点は、スロット境界またはPDCCH関連シンボルを含む。
実施形態において、SLIVの基準点を決定するステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。SLIVの基準点は、トラフィックチャネル種類に従って決定され、トラフィックチャネル種類は、種類Aおよび種類Bを含む。PDCCH関連シンボルは、デフォルトでSLIVの基準点として供される。SLIVの基準点と長さとの合計がスロット境界を超過する場合、SLIVの基準点は、スロット境界であると決定される。SLIVの基準点は、PDCCH関連シンボルの位置に従って決定される。SLIVの基準点は、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従って決定される。
実施形態において、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマットに従ってSLIVの基準点が決定されるステップは、下記において説明されるステップを含む。SLIVの基準点として供されるPDCCH関連シンボルを有するTDRA表が、第1のDCIフォーマットにおいて使用されると決定され、第1のDCIフォーマットは、新しいDCIフォーマット、超高信頼低遅延通信(URLLC)をスケジューリングするためのDCIフォーマット、プリセットされた閾値より小さいDCIサイズを有するDCIフォーマット、またはプリセットされた閾値より小さいDCIにおける時間ドメインリソース割り当てドメインサイズを有するDCIフォーマットのうちの1つを含む。
実施形態において、PUSCHをスケジューリングするために使用されるTDRA表の場合、SLIVの基準点を構成するための様式は、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。SLIVの基準点は、独立して構成される。PDCCH関連シンボルは、デフォルトでSLIVの基準点として供される。PUSCHが反復伝送についてスケジューリングされる場合、SLIV基準点は、スロット境界であると決定される。PUSCHが非反復伝送についてスケジューリングされる場合、SLIV基準星は、PDCCH関連シンボルであると決定される。
実施形態において、新しいDCIフォーマットが追加される場合、少なくとも2つの異なるDCIフォーマットにおいて時間ドメインリソース割り当てによって使用されるTDRA表を決定するための様式は、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。
第2のDCIフォーマットは、無線リソース制御(RRC)によって構成されるTDRA表を使用する。第1のDCIフォーマットは、デフォルトTDRA表を使用する。デフォルトTDRA表は、少なくとも2つの異なるDCIフォーマットについて独立して構成される。TDRA表は、少なくとも2つの異なるDCIフォーマットについて独立して構成される。
実施形態において、本出願の実施形態は、情報決定デバイスをさらに提供する。第1のDCIフォーマットおよび第2のDCIフォーマットがトラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される場合、トラフィックチャネルに対応する優先度を決定する方法は、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。トラフィックチャネルをスケジューリングするための第1のDCIフォーマットに対応する優先度は、トラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される第2のDCIフォーマットに対応する優先度より高いように構成される。トラフィックチャネルをスケジューリングするための第1のDCIフォーマットに対応する最も低い優先度は、トラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される第2のDCIフォーマットに対応する優先度と等しいように構成される。
実施形態において、本出願の実施形態は、情報決定デバイスをさらに提供する。デバイスは、実行モジュールを含む。
実行モジュールは、新しいDCIフォーマットを追加する場合において、DCIサイズ整合動作を実施するように構成される;新しいDCIフォーマットは、以下のものを含む:アップリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット0_2およびダウンリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット1_2;サイズ閾値は、4以下の、各セルにおいてユーザ機器(UE)によって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)によってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過しない;または、サイズ閾値は、5以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、4を超過しない。
実施形態において、サイズ閾値が4以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない場合、DCIサイズ整合動作が実施されるステップは、下記において説明されるステップを含む。フォーマット0_0のサイズがフォーマット1_0のサイズと整合される。フォーマット0_1のサイズがフォーマット1_1のサイズと整合される。フォーマット0_2のサイズがフォーマット1_2のサイズと整合される。
実施形態において、サイズ閾値が4以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない場合、DCIサイズ整合動作が実施されるステップは、下記において説明されるステップを含む。
フォーマット0_2のサイズがフォーマット1_2のサイズと整合され、第1の種類サイズに整合される。第1の種類サイズは、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つと整合される。
実施形態において、第1の種類サイズがフォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つと整合されるステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。
第1の種類サイズは、より上位の層のシグナリングに従って、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つと整合されるように構成される。
第1の種類サイズは、サイズ最近接原理に従って、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合される。
実施形態において、第1の種類サイズがサイズ最近接原理に従ってフォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合されるステップは、下記において説明されるステップを含む。
トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズがフォールバックDCIのサイズより小さい場合、URLLC DCIのサイズをフォールバックDCIのサイズに整合させる動作は、実施されない。
トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズがフォールバックDCIのサイズより大きい場合、第1の種類サイズをフォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合させる動作が、サイズ最近接原理に従って実施される。
実施形態において、サイズ閾値が4以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が3を超過しない場合、DCIサイズ整合動作が実施されるステップは、下記において説明されるステップを含む。
各時間スパンの時間範囲内において、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数は、4以下であるように構成され、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過しない。
実施形態において、サイズ閾値が5以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数が4を超過しない場合、DCIサイズ整合動作が実施されるステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。整合動作は、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット0_2のサイズおよびトラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット1_2のサイズにおいて実施される。トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット0_2のサイズまたはトラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット1_2のサイズのうちの1つは、フォールバックDCIのサイズに整合される。トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIフォーマット0_2のサイズまたはトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット1_2のサイズのうちの1つは、非フォールバックDCIのサイズに整合される。非フォールバックUL DCIのサイズは、非フォールバックDL DCIのサイズと整合される。トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズは、事前に構成されたモードに従って、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合される。トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズは、プリセットされた規則に従って、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合される。
実施形態において、情報決定デバイスは、構成モジュールをさらに含み、構成モジュールは、少なくとも1つのDCIフォーマットについてのフォーマット識別指示フィールドを構成するように構成される。
実施形態において、情報決定デバイスは、区別モジュールをさらに含み、区別モジュールは、フォーマット指示フラグを通してDCI整合動作を実施するための2つのDCIフォーマットを区別するように構成される。
実施形態において、本出願の実施形態は、情報決定デバイスをさらに提供する。デバイスは、各時間スパンのCCEの最大数を決定するように構成された第3の決定モジュールを含む。
実施形態において、各スパンのCCEの最大数が決定されるステップは、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。
各スパンのCCEの最大数は、時間スパンパターンにおけるスパンの数、スロットにおける実際のスパンの数、および各スパンの限定されたCCEの数に従って決定される。各スパンのCCEの最大数は、各スロットにおける限定されたCCEの数、スロットにおける実際のスパンの数、および各スパンの限定されたCCEの数に従って決定される。
実施形態において、各スパンの限定されたCCEの数を決定するための様式は、下記において説明されるステップを含む。各スパンの限定されたCCEの数が構成される。
実施形態において、各スパンは、UEによって報告された各スパンのCCE閾値より大きい、限定されたCCEの同じ数を有する。
実施形態において、時間スパンパターンまたはスロットのうちの1つの実際のスパンにおいて、1つ以上のスパンの限定されたCCEの数は、UEによって報告された各スパンのCCE閾値より大きいように構成される。
実施形態において、各スパンの限定されたCCEの数を決定するための様式は、下記において説明されるステップを含む。
UEによって報告された各スパンのCCE閾値と各スロットのCCEの最大数との合計が、少なくとも1つのスパンの限定されたCCEの数として供される。
図3は、本出願の実施形態に従うデバイスの構造図である。図3において示されるように、本出願において提供されるデバイスは、プロセッサ310およびメモリ320を含む。デバイスは、1つ以上のプロセッサ310を有し得、デバイスにおける1つのプロセッサ310が図3において例として挙げられる。デバイスは、1つ以上のメモリ320を有し得、デバイスにおける1つのメモリ320が図3において例として挙げられる。デバイスのプロセッサ310およびメモリ320は、バスによって、または他の様式で接続され、バスによる接続が図3において例として挙げられる。実施形態において、デバイスは、基地局であり得る。
コンピューター可読記憶媒体としてのメモリ320は、本出願の任意の実施形態におけるデバイスに対応するソフトウェアプログラム、コンピューター実行可能プログラム、およびプログラム命令/モジュールなどのモジュール(情報決定デバイスにおける第1の決定モジュール220など)を格納するように構成され得る。メモリ320は、プログラム記憶領域およびデータ記憶領域を主に含み得、プログラム記憶領域は、少なくとも1つの機能によって必要とされる動作システムおよびアプリケーションプログラムを格納し得、一方、データ記憶領域は、デバイスの使用に応じて作られるデータを格納し得る。加えて、メモリ320は、高速ランダムアクセスメモリを含み得、少なくとも1つのディスクメモリ、フラッシュメモリ、またはその他の不揮発性ソリッドステートメモリなどの不揮発性メモリも含み得る。いくつかの例において、メモリ320は、プロセッサ310に対してリモートに配置されたメモリを含み得、これらのリモートメモリは、ネットワークを介してデバイスに接続され得る。上記において説明されたネットワークの例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、およびそれらの組み合わせを含むが、それらに限定されない。
上記において提供されるデバイスは、上記において説明された任意の実施形態によって提供される基地局に適用される情報決定方法を実行するように構成され得、対応する機能および有益な効果を有する。
本出願の実施形態は、コンピューター実行可能命令を含む記憶媒体をさらに提供する。コンピューター実行可能命令は、コンピュータープロセッサによって実行される場合、情報決定方法を実行するために使用される。方法は、基地局側に適用され、下記において説明されるステップを含む。開始長さインジケータ値(SLIV)の基準点として供される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表が決定される。
本出願の実施形態は、コンピューター実行可能命令を含む記憶媒体をさらに提供する。コンピューター実行可能命令は、コンピュータープロセッサによって実行される場合、情報決定方法を実行するために使用される。方法は、基地局側に適用され、下記において説明されるステップを含む。SLIVの基準点が決定される。基準点は、スロット境界またはPDCCH関連シンボルを含む。
本出願の実施形態は、コンピューター実行可能命令を含む記憶媒体をさらに提供する。コンピューター実行可能命令は、コンピュータープロセッサによって実行される場合、情報決定方法を実行するために使用される。方法は、基地局側に適用され、下記において説明されるステップを含む。第1のDCIフォーマットおよび第2のDCIフォーマットがトラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される場合、トラフィックチャネルに対応する優先度を決定する方法は、下記において説明されるステップのうちの1つを含む。トラフィックチャネルをスケジューリングするための第1のDCIフォーマットに対応する優先度は、トラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される第2のDCIフォーマットに対応する優先度より高いように構成される。トラフィックチャネルをスケジューリングするための第1のDCIフォーマットに対応する最も低い優先度は、トラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される第2のDCIフォーマットに対応する優先度と等しいように構成される。
本出願の実施形態は、コンピューター実行可能命令を含む記憶媒体をさらに提供する。コンピューター実行可能命令は、コンピュータープロセッサによって実行される場合、情報決定方法を実行するために使用される。方法は、基地局側に適用され、下記において説明されるステップを含む。新しいDCIフォーマットが追加される場合、DCIサイズ整合動作が実施される。新しいDCIフォーマットは、アップリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット0_2およびダウンリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット1_2を含み、サイズ閾値は、4以下の、各セルにおいてユーザ機器(UE)によって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)によってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過しない;または、サイズ閾値は、5以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、4を超過しない。
本出願の実施形態は、コンピューター実行可能命令を含む記憶媒体をさらに提供する。コンピューター実行可能命令は、コンピュータープロセッサによって実行される場合、情報決定方法を実行するために使用される。方法は、基地局側に適用され、下記において説明されるステップを含む。各時間スパンのCCEの最大数が決定される。
上記は、本出願の例示的な実施形態に過ぎず、本出願の範囲を限定することを意図されていない。
ユーザ機器という用語は、携帯電話、ポータブルデータ処理装置、ポータブルウェブブラウザ、またはオンボードのモバイル局など任意の適した種類の無線ユーザ機器を包含するということが、当業者によって理解されるべきである。
概して、本出願の様々な実施形態は、ハードウェアまたは専用の回路、ソフトウェア、ロジック、またはそれらの任意の組み合わせにおいて実装され得る。例えば、いくつかの様態は、ハードウェアにおいて実装され得るが、その他の様態は、コントローラ、マイクロプロセッサ、またはその他のコンピューティング装置によって実行され得るファームウェアまたはソフトウェアにおいて実装され得るものの、本出願は、それらに限定されない。
本出願の実施形態は、コンピュータープログラム命令を実行するモバイル装置のデータプロセッサによって(例えば、プロセッサエンティティにおいて、またはハードウェアによって、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって)実装され得る。コンピュータープログラム命令は、組み立て命令、命令セットアーキテクチャ(instruction set architecture;ISA)命令、機械命令、機械関連命令、マイクロコード、ファームウェア命令、ステータス設定データ、または1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれたリソースもしくはオブジェクトコードであり得る。
本出願の図面における任意のロジックフローのブロック図は、プログラムステップを表現し得るか、または相互接続されたロジック回路、モジュール、および機能を表現し得るか、またはプログラムステップとロジック回路、モジュール、および機能との組み合わせを表現し得る。コンピュータープログラムは、メモリ上に格納され得る。メモリは、ローカル技術的環境に適した任意の種類のものであり得、任意の適したデータ格納技術を使用することによって実装され得る。例えば、メモリは、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、光学メモリ装置およびシステム(デジタルビデオディスク(DVD)またはコンパクトディスク(CD))などであり得るが、それらに限定されない。コンピューター可読媒体は、非一時的記憶媒体を含み得る。データプロセッサは、汎用コンピューター、専用コンピューター、マイクロプロセッサ、デジタル信号処理(DSP)、特定用途向け集積回路(ASICs)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FGPA)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサなどであるがそれらに限定されない、ローカル技術的環境に適した任意の種類のものであり得る。
本出願の実施形態によって、記憶媒体が提供される。記憶媒体は、プロセッサによって実行されると、上記において説明された任意の実施形態の方法を実装するコンピュータープログラムを格納するように構成される。
(項目1)
情報決定方法であって、該方法は、
開始長さインジケータ値(SLIV)の基準点として供される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表を決定すること
を含む、方法。
(項目2)
上記PDCCH関連シンボルは、PDCCH開始シンボル、PDCCH終了シンボル、該PDCCH開始シンボルと第1のプリセットされた数のシンボルとの合計、または該PDCCH終了シンボルと該第1のプリセットされた数のシンボルとの合計のうちの少なくとも1つを含み、
該PDCCH開始シンボルは、PDCCHを伝送するために使用される時間ドメインシンボルにおける最初のシンボルであり、該PDCCH終了シンボルは、該PDCCHを伝送するために使用される該時間ドメインシンボルにおける最後のシンボルである、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記SLIVの上記基準点として供される上記PDCCH関連シンボルを有する上記TDRA表を決定することは、
独立した構成様式において、該SLIVの該基準点として供される該PDCCH関連シンボルを有する該TDRA表を決定すること
を含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
上記SLIVの上記基準点として供される上記PDCCH関連シンボルを有する上記TDRA表を決定することは、
該SLIVの該基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表を、該SLIVの該基準点として該PDCCH関連シンボルを供することによって構成される該TDRA表とすること
を含む、項目2に記載の方法。
(項目5)
上記SLIVの上記基準点として供される上記PDCCH関連シンボルを有する上記TDRA表を決定することは、
該SLIVの該基準点として該PDCCH関連シンボルを供することが無効状態にあるか否かを決定することと、
該SLIVの該基準点として該PDCCH関連シンボルを供することが該無効状態にない場合において、ダウンリンク制御情報(DCI)を通して該TDRA表における行インデックスを指示することと
をさらに含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)をスケジューリングのために使用する場合において、上記無効状態は、上記SLIVの上記基準点が上記スロット境界を超過する場合、または該SLIVの該基準点と長さとの合計が該スロット境界を超過する場合のうちの少なくとも1つを含む、項目5に記載の方法。
(項目7)
上記SLIVの上記基準点として上記スロット境界を供することによって構成される上記TDRA表を、該SLIVの該基準点として上記PDCCH関連シンボルを供することによって構成される上記TDRA表とすることは、
該TDRA表における各行インデックスの該SLIVの該基準点を、該PDCCH関連シンボルまたは該スロット境界のうちの1つとして構成すること、または、
該SLIVの該基準点の再解釈を実施することであって、該再解釈の開始シンボルは、Sであり、S=0である、こと
のうちの1つを含む、項目4に記載の方法。
(項目8)
上記SLIVの上記基準点として供される上記PDCCH関連シンボルを有する上記TDRA表を決定することは、
該SLIVの該基準点として上記スロット境界を供することによって構成される該TDRA表の行インデックスの一部を選択することと、
該行インデックスの一部を、該SLIVの該基準点として供される該PDCCH関連シンボルを有する該TDRA表として供することと
を含む、項目2に記載の方法。
(項目9)
上記SLIVの上記基準点として上記スロット境界を供することによって構成される上記TDRA表の上記行インデックスの一部を選択することは、
該行インデックスの一部として上記第1のプリセットされた数を有する第1の行インデックスを選択すること、または、ビットマップ形式で該行インデックスの一部を選択すること
を含む、項目8に記載の方法。
(項目10)
2つ以上のTDRA表が存在し、少なくとも1つのTDRA表が上記SLIVの上記基準点として上記PDCCH関連シンボルを使用する場合において、該PDCCH関連シンボルの異なる位置におけるPDCCHまたは異なる時間スパンを有するPDCCHは、完全には同じでないTDRA表を使用する、項目2に記載の方法。
(項目11)
完全には同じでない上記TDRA表を使用する上記PDCCH関連シンボルの異なる位置における上記PDCCHまたは異なる時間スパンを有する上記PDCCHは、
各位置におけるPDCCHまたは各時間スパンを有するPDCCHが1つの種類の該TDRA表を使用すること、
X個の開始シンボルセットが、それぞれ、X個のTDRA表を使用し、該X個の開始シンボルセットのうちの2つごとにおける要素が互いに異なり、該X個の開始シンボルセットの和集合がスロットにおける全てのシンボルを含むか、または、該X個の開始シンボルセットのうちの各々における要素が独立して構成されること、または、
X個のスパンセットが、それぞれ、X個のTDRA表を使用し、該X個のスパンセットのうちの2つごとにおける要素が互いに異なり、該X個のスパンセットの和集合が時間スパンパターンにおける全てのスパンを含むか、または、該X個のスパンセットのうちの各々における該要素が独立して構成されること
のうちの1つを含む、項目10に記載の方法。
(項目12)
情報決定方法であって、該方法は、
開始シンボルSまたは開始長さインジケータ値(SLIV)のうちの1つの基準点を決定することであって、該基準点は、スロット境界または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを含む、こと
を含む、方法。
(項目13)
上記SLIVの上記基準点を決定することは、
トラフィックチャネル種類に従って該SLIVまたは上記Sのうちの1つの該基準点を決定することであって、該トラフィックチャネル種類は、種類Aと種類Bとを含む、こと、
上記PDCCH関連シンボルをデフォルトで該SLIVの該基準点として供することであって、該SLIVの該基準点と長さとの合計が上記スロット境界を超過する場合において、該SLIVの該基準点は、該スロット境界であると決定すること、
該PDCCH関連シンボルの位置に従って該SLIVの該基準点を決定すること、または、
トラフィックチャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従って該SLIVの該基準点を決定すること
のうちの1つを含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
上記トラフィックチャネルをスケジューリングするための上記DCIフォーマットに従って上記SLIVの上記基準点を決定することは、
第1のDCIフォーマットにおいて使用されるべき該SLIVの該基準点として供される上記PDCCH関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表を決定することであって、該第1のDCIフォーマットは、新しいDCIフォーマット、超高信頼低遅延通信(URLLC)をスケジューリングするためのDCIフォーマット、プリセットされた閾値より小さいDCIサイズを有するDCIフォーマット、またはプリセットされた閾値より小さいDCIにおける時間ドメインリソース割り当てドメインサイズを有するDCIフォーマットのうちの1つを含む、こと
を含む、項目13に記載の方法。
(項目15)
物理ダウンリンク共有チャネル(PUSCH)をスケジューリングするために使用されるTDRA表について、上記SLIVの上記基準点を構成するための様式は、
該SLIVの該基準点を独立して構成すること、
上記PDCCH関連シンボルをデフォルトで該SLIVの該基準点として供すること、
反復伝送について該PUSCHをスケジューリングする場合において、該SLIVの該基準点は、上記スロット境界であると決定すること、または、
非反復伝送について該PUSCHをスケジューリングする場合において、該SLIVの該基準点は、該PDCCH関連シンボルであると決定すること
のうちの1つを含む、項目12に記載の方法。
(項目16)
上記新しいDCIフォーマットを追加する場合において、少なくとも2つの異なるDCIフォーマットにおいて時間ドメインリソース割り当てによって使用される上記TDRA表を決定するための様式は、
第2のDCIフォーマットによって、無線リソース制御(RRC)によって構成されるTDRA表を使用することと、上記第1のDCIフォーマットによって、デフォルトTDRA表を使用すること、
該少なくとも2つの異なるDCIフォーマットについて、デフォルトTDRA表を独立して構成すること、または、
該少なくとも2つの異なるDCIフォーマットについて、該TDRA表を独立して構成すること
のうちの1つを含む、項目14に記載の方法。
(項目17)
情報決定方法であって、第1のダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットおよび第2のDCIフォーマットがトラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される場合において、該トラフィックチャネルに対応する優先度を決定する方法は、
該トラフィックチャネルをスケジューリングするための該第1のDCIフォーマットに対応する優先度を、該第2のDCIフォーマットに対応する優先度より高いように構成すること、または、
該トラフィックチャネルをスケジューリングするための該第1のDCIフォーマットに対応する最も低い優先度を、該第2のDCIフォーマットに対応する優先度と等しいように構成すること
のうちの1つを含む、方法。
(項目18)
情報決定方法であって、該方法は、
新しいダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットを追加する場合において、DCIサイズ整合動作を実施することを含み、該新しいDCIフォーマットは、アップリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット0_2と、ダウンリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット1_2とを含み、
サイズ閾値は、4以下の、各セルにおいてユーザ機器(UE)によって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)によってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過せず、または、サイズ閾値は、5以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、4を超過しない、方法。
(項目19)
上記サイズ閾値が、4以下の、各セルにおいて上記UEによって取り扱われる上記DCIサイズ種類の数であり、上記C−RNTIによってスクランブルされる上記DCIサイズ種類の数が3を超過しない場合において、上記DCIサイズ整合動作を実施することは、
フォーマット0_0のサイズをフォーマット1_0のサイズと整合させることと、
フォーマット0_1のサイズをフォーマット1_1のサイズと整合させることと、
上記フォーマット0_2のサイズを上記フォーマット1_2のサイズと整合させることと
を含む、項目18に記載の方法。
(項目20)
上記サイズ閾値が、4以下の、各セルにおいて上記UEによって取り扱われる上記DCIサイズ種類の数であり、上記C−RNTIによってスクランブルされる上記DCIサイズ種類の数が3を超過しない場合において、上記DCIサイズ整合動作を実施することは、
上記フォーマット0_2のサイズを上記フォーマット1_2のサイズと整合させ、第1の種類サイズに整合させることと、
第1の種類サイズをフォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つと整合させることと
を含む、項目18に記載の方法。
(項目21)
上記第1の種類サイズを上記フォールバックDCIの上記サイズまたは上記非フォールバックDCIの上記サイズのうちの1つと整合させることは、
より上位の層のシグナリングに従って、該フォールバックDCIの該サイズまたは該非フォールバックDCIの該サイズのうちの1つと整合されるべき該第1の種類サイズを構成すること、または、
サイズ最近接原理に従って、該第1の種類サイズを該フォールバックDCIの該サイズまたは該非フォールバックDCIの該サイズのうちの1つに整合させること
のうちの1つを含む、項目20に記載の方法。
(項目22)
上記サイズ最近接原理に従って、上記第1の種類サイズを上記フォールバックDCIの上記サイズまたは上記非フォールバックDCIの上記サイズのうちの1つに整合させることは、
トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズが該フォールバックDCIの該サイズより小さい場合において、超高信頼低遅延通信(URLLC)DCIのサイズを該フォールバックDCIの該サイズに整合させる動作を実施しないこと、または、
トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズが該フォールバックDCIの該サイズより大きい場合において、該サイズ最近接原理に従って、該フォールバックDCIの該サイズまたは該非フォールバックDCIの該サイズのうちの1つに整合させる動作を実施すること
を含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
上記サイズ閾値が、4以下の、各セルにおいて上記UEによって取り扱われる上記DCIサイズ種類の数であり、上記C−RNTIによってスクランブルされる上記DCIサイズ種類の数が3を超過しない場合において、上記DCIサイズ整合動作を実施することは、
各時間スパンの時間範囲内において、各セルにおいて該UEによって取り扱われる該DCIサイズ種類の数を4以下であるように構成することであって、該C−RNTIによってスクランブルされる該DCIサイズ種類の数が3を超過しない、こと
を含む、項目18に記載の方法。
(項目24)
上記サイズ閾値が、5以下の、各セルにおいて上記UEによって取り扱われる上記DCIサイズ種類の数であり、上記C−RNTIによってスクランブルされる上記DCIサイズ種類の数が4を超過しない場合において、上記DCIサイズ整合動作を実施することは、
トラフィックチャネルをスケジューリングするための上記DCIフォーマット0_2のサイズおよびトラフィックチャネルをスケジューリングするための該DCIフォーマット1_2のサイズにおいて、該DCIサイズ整合動作を実施すること、
トラフィックチャネルをスケジューリングするための該DCIフォーマット0_2のサイズまたはトラフィックチャネルをスケジューリングするための該DCIフォーマット1_2のサイズのうちの1つを、フォールバックDCIのサイズに整合させること、
トラフィックチャネルをスケジューリングするための該DCIフォーマット0_2のサイズまたはトラフィックチャネルをスケジューリングするための該DCIフォーマット1_2のサイズのうちの1つを、非フォールバックDCIのサイズに整合させること、
非フォールバックアップリンク(UL)DCIのサイズを、非フォールバックダウンリンク(DL)DCIのサイズと整合させること、
事前に構成されたモードに従って、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズを、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合させること、または、
プリセットされた規則に従って、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズを、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合させること
のうちの1つを含む、項目18に記載の方法。
(項目25)
少なくとも1つのDCIフォーマットについてのフォーマット識別指示フィールドを構成することをさらに含む、項目18に記載の方法。
(項目26)
フォーマット指示フラグを通して、DCI整合動作を実施するための2つのDCIフォーマットを区別することをさらに含む、項目25に記載の方法。
(項目27)
情報決定方法であって、該方法は、
各時間スパンの制御チャネル要素(CCE)の最大数を決定すること
を含む、方法。
(項目28)
各スパンの上記CCEの最大数を決定することは、
時間スパンパターンにおけるスパンの数、スロットにおける実際のスパンの数、および各スパンの限定されたCCEの数に従って、各スパンの該CCEの最大数を決定すること、または、
各スロットにおける限定されたCCEの数、スロットにおける実際のスパンの数、および各スパンの限定されたCCEの数に従って、各スパンの該CCEの最大数を決定すること
のうちの1つを含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
各スパンの上記限定されたCCEの数を決定するための様式は、
各スパンの該限定されたCCEの数を構成すること
を含む、項目28に記載の方法。
(項目30)
各スパンは、ユーザ機器(UE)によって報告された各スパンのCCE閾値より大きい、限定されたCCEの同じ数を有する、項目29に記載の方法。
(項目31)
上記時間スパンパターンまたは上記スロットのうちの1つの実際のスパンにおいて、少なくとも1つのスパンの上記限定されたCCEの数は、UEによって報告された各スパンのCCE閾値より大きいように構成される、項目29に記載の方法。
(項目32)
各スパンの上記限定されたCCEの数を決定するための様式は、
UEによって報告された各スパンのCCE閾値と各スロットの上記CCEの最大数との合計を、少なくとも1つのスパンの該限定されたCCEの数として供すること
を含む、項目28に記載の方法。
(項目33)
情報決定デバイスであって、該デバイスは、
第1の決定モジュールを備え、該第1の決定モジュールは、開始長さインジケータ値(SLIV)の基準点として供される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表を決定するように構成される、
情報決定デバイス。
(項目34)
コンピュータープログラムを格納する記憶媒体であって、該コンピュータープログラムは、プロセッサによって実行される場合、項目1から32のうちのいずれか1つに記載の情報決定方法を実装する、記憶媒体。

Claims (34)

  1. 情報決定方法であって、該方法は、
    開始長さインジケータ値(SLIV)の基準点として供される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表を決定すること
    を含む、方法。
  2. 前記PDCCH関連シンボルは、PDCCH開始シンボル、PDCCH終了シンボル、該PDCCH開始シンボルと第1のプリセットされた数のシンボルとの合計、または該PDCCH終了シンボルと該第1のプリセットされた数のシンボルとの合計のうちの少なくとも1つを含み、
    該PDCCH開始シンボルは、PDCCHを伝送するために使用される時間ドメインシンボルにおける最初のシンボルであり、該PDCCH終了シンボルは、該PDCCHを伝送するために使用される該時間ドメインシンボルにおける最後のシンボルである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記SLIVの前記基準点として供される前記PDCCH関連シンボルを有する前記TDRA表を決定することは、
    独立した構成様式において、該SLIVの該基準点として供される該PDCCH関連シンボルを有する該TDRA表を決定すること
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記SLIVの前記基準点として供される前記PDCCH関連シンボルを有する前記TDRA表を決定することは、
    該SLIVの該基準点としてスロット境界を供することによって構成されるTDRA表を、該SLIVの該基準点として該PDCCH関連シンボルを供することによって構成される該TDRA表とすること
    を含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記SLIVの前記基準点として供される前記PDCCH関連シンボルを有する前記TDRA表を決定することは、
    該SLIVの該基準点として該PDCCH関連シンボルを供することが無効状態にあるか否かを決定することと、
    該SLIVの該基準点として該PDCCH関連シンボルを供することが該無効状態にない場合において、ダウンリンク制御情報(DCI)を通して該TDRA表における行インデックスを指示することと
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)をスケジューリングのために使用する場合において、前記無効状態は、前記SLIVの前記基準点が前記スロット境界を超過する場合、または該SLIVの該基準点と長さとの合計が該スロット境界を超過する場合のうちの少なくとも1つを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記SLIVの前記基準点として前記スロット境界を供することによって構成される前記TDRA表を、該SLIVの該基準点として前記PDCCH関連シンボルを供することによって構成される前記TDRA表とすることは、
    該TDRA表における各行インデックスの該SLIVの該基準点を、該PDCCH関連シンボルまたは該スロット境界のうちの1つとして構成すること、または、
    該SLIVの該基準点の再解釈を実施することであって、該再解釈の開始シンボルは、Sであり、S=0である、こと
    のうちの1つを含む、請求項4に記載の方法。
  8. 前記SLIVの前記基準点として供される前記PDCCH関連シンボルを有する前記TDRA表を決定することは、
    該SLIVの該基準点として前記スロット境界を供することによって構成される該TDRA表の行インデックスの一部を選択することと、
    該行インデックスの一部を、該SLIVの該基準点として供される該PDCCH関連シンボルを有する該TDRA表として供することと
    を含む、請求項2に記載の方法。
  9. 前記SLIVの前記基準点として前記スロット境界を供することによって構成される前記TDRA表の前記行インデックスの一部を選択することは、
    該行インデックスの一部として前記第1のプリセットされた数を有する第1の行インデックスを選択すること、または、ビットマップ形式で該行インデックスの一部を選択すること
    を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 2つ以上のTDRA表が存在し、少なくとも1つのTDRA表が前記SLIVの前記基準点として前記PDCCH関連シンボルを使用する場合において、該PDCCH関連シンボルの異なる位置におけるPDCCHまたは異なる時間スパンを有するPDCCHは、完全には同じでないTDRA表を使用する、請求項2に記載の方法。
  11. 完全には同じでない前記TDRA表を使用する前記PDCCH関連シンボルの異なる位置における前記PDCCHまたは異なる時間スパンを有する前記PDCCHは、
    各位置におけるPDCCHまたは各時間スパンを有するPDCCHが1つの種類の該TDRA表を使用すること、
    X個の開始シンボルセットが、それぞれ、X個のTDRA表を使用し、該X個の開始シンボルセットのうちの2つごとにおける要素が互いに異なり、該X個の開始シンボルセットの和集合がスロットにおける全てのシンボルを含むか、または、該X個の開始シンボルセットのうちの各々における要素が独立して構成されること、または、
    X個のスパンセットが、それぞれ、X個のTDRA表を使用し、該X個のスパンセットのうちの2つごとにおける要素が互いに異なり、該X個のスパンセットの和集合が時間スパンパターンにおける全てのスパンを含むか、または、該X個のスパンセットのうちの各々における該要素が独立して構成されること
    のうちの1つを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 情報決定方法であって、該方法は、
    開始シンボルSまたは開始長さインジケータ値(SLIV)のうちの1つの基準点を決定することであって、該基準点は、スロット境界または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを含む、こと
    を含む、方法。
  13. 前記SLIVの前記基準点を決定することは、
    トラフィックチャネル種類に従って該SLIVまたは前記Sのうちの1つの該基準点を決定することであって、該トラフィックチャネル種類は、種類Aと種類Bとを含む、こと、
    前記PDCCH関連シンボルをデフォルトで該SLIVの該基準点として供することであって、該SLIVの該基準点と長さとの合計が前記スロット境界を超過する場合において、該SLIVの該基準点は、該スロット境界であると決定すること、
    該PDCCH関連シンボルの位置に従って該SLIVの該基準点を決定すること、または、
    トラフィックチャネルをスケジューリングするためのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットに従って該SLIVの該基準点を決定すること
    のうちの1つを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記トラフィックチャネルをスケジューリングするための前記DCIフォーマットに従って前記SLIVの前記基準点を決定することは、
    第1のDCIフォーマットにおいて使用されるべき該SLIVの該基準点として供される前記PDCCH関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表を決定することであって、該第1のDCIフォーマットは、新しいDCIフォーマット、超高信頼低遅延通信(URLLC)をスケジューリングするためのDCIフォーマット、プリセットされた閾値より小さいDCIサイズを有するDCIフォーマット、またはプリセットされた閾値より小さいDCIにおける時間ドメインリソース割り当てドメインサイズを有するDCIフォーマットのうちの1つを含む、こと
    を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 物理ダウンリンク共有チャネル(PUSCH)をスケジューリングするために使用されるTDRA表について、前記SLIVの前記基準点を構成するための様式は、
    該SLIVの該基準点を独立して構成すること、
    前記PDCCH関連シンボルをデフォルトで該SLIVの該基準点として供すること、
    反復伝送について該PUSCHをスケジューリングする場合において、該SLIVの該基準点は、前記スロット境界であると決定すること、または、
    非反復伝送について該PUSCHをスケジューリングする場合において、該SLIVの該基準点は、該PDCCH関連シンボルであると決定すること
    のうちの1つを含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記新しいDCIフォーマットを追加する場合において、少なくとも2つの異なるDCIフォーマットにおいて時間ドメインリソース割り当てによって使用される前記TDRA表を決定するための様式は、
    第2のDCIフォーマットによって、無線リソース制御(RRC)によって構成されるTDRA表を使用することと、前記第1のDCIフォーマットによって、デフォルトTDRA表を使用すること、
    該少なくとも2つの異なるDCIフォーマットについて、デフォルトTDRA表を独立して構成すること、または、
    該少なくとも2つの異なるDCIフォーマットについて、該TDRA表を独立して構成すること
    のうちの1つを含む、請求項14に記載の方法。
  17. 情報決定方法であって、第1のダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットおよび第2のDCIフォーマットがトラフィックチャネルをスケジューリングするために使用される場合において、該トラフィックチャネルに対応する優先度を決定する方法は、
    該トラフィックチャネルをスケジューリングするための該第1のDCIフォーマットに対応する優先度を、該第2のDCIフォーマットに対応する優先度より高いように構成すること、または、
    該トラフィックチャネルをスケジューリングするための該第1のDCIフォーマットに対応する最も低い優先度を、該第2のDCIフォーマットに対応する優先度と等しいように構成すること
    のうちの1つを含む、方法。
  18. 情報決定方法であって、該方法は、
    新しいダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットを追加する場合において、DCIサイズ整合動作を実施することを含み、該新しいDCIフォーマットは、アップリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット0_2と、ダウンリンクトラフィックチャネルをスケジューリングするためのフォーマット1_2とを含み、
    サイズ閾値は、4以下の、各セルにおいてユーザ機器(UE)によって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)によってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、3を超過せず、または、サイズ閾値は、5以下の、各セルにおいてUEによって取り扱われるDCIサイズ種類の数であり、C−RNTIによってスクランブルされるDCIサイズ種類の数は、4を超過しない、方法。
  19. 前記サイズ閾値が、4以下の、各セルにおいて前記UEによって取り扱われる前記DCIサイズ種類の数であり、前記C−RNTIによってスクランブルされる前記DCIサイズ種類の数が3を超過しない場合において、前記DCIサイズ整合動作を実施することは、
    フォーマット0_0のサイズをフォーマット1_0のサイズと整合させることと、
    フォーマット0_1のサイズをフォーマット1_1のサイズと整合させることと、
    前記フォーマット0_2のサイズを前記フォーマット1_2のサイズと整合させることと
    を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記サイズ閾値が、4以下の、各セルにおいて前記UEによって取り扱われる前記DCIサイズ種類の数であり、前記C−RNTIによってスクランブルされる前記DCIサイズ種類の数が3を超過しない場合において、前記DCIサイズ整合動作を実施することは、
    前記フォーマット0_2のサイズを前記フォーマット1_2のサイズと整合させ、第1の種類サイズに整合させることと、
    第1の種類サイズをフォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つと整合させることと
    を含む、請求項18に記載の方法。
  21. 前記第1の種類サイズを前記フォールバックDCIの前記サイズまたは前記非フォールバックDCIの前記サイズのうちの1つと整合させることは、
    より上位の層のシグナリングに従って、該フォールバックDCIの該サイズまたは該非フォールバックDCIの該サイズのうちの1つと整合されるべき該第1の種類サイズを構成すること、または、
    サイズ最近接原理に従って、該第1の種類サイズを該フォールバックDCIの該サイズまたは該非フォールバックDCIの該サイズのうちの1つに整合させること
    のうちの1つを含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記サイズ最近接原理に従って、前記第1の種類サイズを前記フォールバックDCIの前記サイズまたは前記非フォールバックDCIの前記サイズのうちの1つに整合させることは、
    トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズが該フォールバックDCIの該サイズより小さい場合において、超高信頼低遅延通信(URLLC)DCIのサイズを該フォールバックDCIの該サイズに整合させる動作を実施しないこと、または、
    トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズが該フォールバックDCIの該サイズより大きい場合において、該サイズ最近接原理に従って、該フォールバックDCIの該サイズまたは該非フォールバックDCIの該サイズのうちの1つに整合させる動作を実施すること
    を含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記サイズ閾値が、4以下の、各セルにおいて前記UEによって取り扱われる前記DCIサイズ種類の数であり、前記C−RNTIによってスクランブルされる前記DCIサイズ種類の数が3を超過しない場合において、前記DCIサイズ整合動作を実施することは、
    各時間スパンの時間範囲内において、各セルにおいて該UEによって取り扱われる該DCIサイズ種類の数を4以下であるように構成することであって、該C−RNTIによってスクランブルされる該DCIサイズ種類の数が3を超過しない、こと
    を含む、請求項18に記載の方法。
  24. 前記サイズ閾値が、5以下の、各セルにおいて前記UEによって取り扱われる前記DCIサイズ種類の数であり、前記C−RNTIによってスクランブルされる前記DCIサイズ種類の数が4を超過しない場合において、前記DCIサイズ整合動作を実施することは、
    トラフィックチャネルをスケジューリングするための前記DCIフォーマット0_2のサイズおよびトラフィックチャネルをスケジューリングするための該DCIフォーマット1_2のサイズにおいて、該DCIサイズ整合動作を実施すること、
    トラフィックチャネルをスケジューリングするための該DCIフォーマット0_2のサイズまたはトラフィックチャネルをスケジューリングするための該DCIフォーマット1_2のサイズのうちの1つを、フォールバックDCIのサイズに整合させること、
    トラフィックチャネルをスケジューリングするための該DCIフォーマット0_2のサイズまたはトラフィックチャネルをスケジューリングするための該DCIフォーマット1_2のサイズのうちの1つを、非フォールバックDCIのサイズに整合させること、
    非フォールバックアップリンク(UL)DCIのサイズを、非フォールバックダウンリンク(DL)DCIのサイズと整合させること、
    事前に構成されたモードに従って、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズを、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合させること、または、
    プリセットされた規則に従って、トラフィックチャネルをスケジューリングするためのDCIのサイズを、フォールバックDCIのサイズまたは非フォールバックDCIのサイズのうちの1つに整合させること
    のうちの1つを含む、請求項18に記載の方法。
  25. 少なくとも1つのDCIフォーマットについてのフォーマット識別指示フィールドを構成することをさらに含む、請求項18に記載の方法。
  26. フォーマット指示フラグを通して、DCI整合動作を実施するための2つのDCIフォーマットを区別することをさらに含む、請求項25に記載の方法。
  27. 情報決定方法であって、該方法は、
    各時間スパンの制御チャネル要素(CCE)の最大数を決定すること
    を含む、方法。
  28. 各スパンの前記CCEの最大数を決定することは、
    時間スパンパターンにおけるスパンの数、スロットにおける実際のスパンの数、および各スパンの限定されたCCEの数に従って、各スパンの該CCEの最大数を決定すること、または、
    各スロットにおける限定されたCCEの数、スロットにおける実際のスパンの数、および各スパンの限定されたCCEの数に従って、各スパンの該CCEの最大数を決定すること
    のうちの1つを含む、請求項27に記載の方法。
  29. 各スパンの前記限定されたCCEの数を決定するための様式は、
    各スパンの該限定されたCCEの数を構成すること
    を含む、請求項28に記載の方法。
  30. 各スパンは、ユーザ機器(UE)によって報告された各スパンのCCE閾値より大きい、限定されたCCEの同じ数を有する、請求項29に記載の方法。
  31. 前記時間スパンパターンまたは前記スロットのうちの1つの実際のスパンにおいて、少なくとも1つのスパンの前記限定されたCCEの数は、UEによって報告された各スパンのCCE閾値より大きいように構成される、請求項29に記載の方法。
  32. 各スパンの前記限定されたCCEの数を決定するための様式は、
    UEによって報告された各スパンのCCE閾値と各スロットの前記CCEの最大数との合計を、少なくとも1つのスパンの該限定されたCCEの数として供すること
    を含む、請求項28に記載の方法。
  33. 情報決定デバイスであって、該デバイスは、
    第1の決定モジュールを備え、該第1の決定モジュールは、開始長さインジケータ値(SLIV)の基準点として供される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)関連シンボルを有する時間ドメインリソース割り当て(TDRA)表を決定するように構成される、
    情報決定デバイス。
  34. コンピュータープログラムを格納する記憶媒体であって、該コンピュータープログラムは、プロセッサによって実行される場合、請求項1から32のうちのいずれか1つに記載の情報決定方法を実装する、記憶媒体。
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