JP2021529067A - 改良された傘 - Google Patents

Abstract

開示された傘（１）はフレーム（１０、２０）、フレームに広がる一式の布（５）、開放位置で傘を運搬するためのグリップ手段（１５）、日射を処理するための手段を備える一式の布の少なくとも１つ（５０１、５０２）の布を備える。【選択図】図２

Description

本発明は傘および類似の装置に対してなされた改良に関する。

現状、既存の傘は、第１群に、折りたたみ可能なフレーム、例えば金属製フレームを備える。この第１群の不利な点は軽量であるが丈夫でないという解決方法と、より信頼性は高いが、かさばるという解決方法との間の妥協点に至る必要があることから生じる。特に、軽量の傘は風で裏返しになる傾向があり、より丈夫な傘はより長くなるか、またはフレームが壊れやすいかのどちらかの理由で、よりかさばる傾向がある。さらに、かかる傘のデザイン自体は、大きな開放角が雨からの保護を提供する傘の一方端を介した雨水の除去を提供する一般的に知られた円錐形状以外の特定の形状を呈するのに役立たない。傘の既存の第２群は膨張可能な傘に関する。これらは軽量で、これらの膨張した形状は一般的に風に耐える。さらに、特定の傘の動態を決定するための折りたたみメカニズムは存在しないため、当然どのような形状も提供可能である。それに反して、これらの使用をあまり魅力的でなくするという不利な点を有する。すなわち、これらは使用前に開く必要がある。この不利な点に対する解決方法は文献ＦＲ３０５１６３７に説明されている。しかし、かかる傘は、これらのユーザには傘が有するであろう華々しさや何らかの電気的および／または電子的機器の使用に特に関連する、最適な快適さを提供できない。

本発明の目的は、より卓越した使い心地を提供することにある。

この目的を達成するため、本発明はフレーム、フレームに広がる天蓋形成パネルのコレクション、傘を開放位置に移動させるためのグリップを備え、パネルの天蓋のパネルの少なくとも１つは、日射を処理するための手段を備える傘を提供する。

有利には、ただしオプションで、本発明に係る傘は以下の技術的特徴の少なくとも１つを示す。

−日射を処理するための手段はパネルの天蓋のパネルの少なくとも１つを形成する２つのフィルムの間に挟まれており；
−日射を処理するための手段は光発色性フィルムを備えており；
−光発色性フィルムは傘のユーザの前に位置するパネルに配置されており；
−光発色性フィルムは傘の頂点を形成するパネルに配置されており；
−光発色性フィルムは天蓋を構成するパネルの全てに配置されており；
−日射を処理するための手段は光起電性フィルムを備え；
−光起電性フィルムは傘のユーザの後ろに位置するパネルに配置されており；
−光起電性フィルムは傘の頂点を形成するパネルに配置されており；
−傘は開放位置で傘をハンズフリー運搬するための手段を備え；
−傘をハンズフリー運搬するための手段は肩当てを備え；
−傘は障害検知手段を備え；
−障害検知手段はカメラであり；
−フレームは膨張可能なフレームであり；かつ
−傘は大量の空気を膨張可能なフレームに注入するように配置された起動可能なマイクロコンプレッサを備える。

添付図面において、本発明のさらなる特徴および利点が本発明の１つの実施形態の以下の説明を読むことから明らかになるであろう。

図１は開放位置でユーザにより持ち運ばれる、本発明に係る傘の３次元ビューである。 図２は本発明の１つの実施形態に係る傘の３次元ビューである。 図３は本発明に係る傘のグリップ要素の側面ビューである。 図４は本発明に係る傘のグリップ要素の部分的３次元ビューである。 図５は本発明に係る傘の下部に固定されたグリップ要素の部分的３次元ビューである。 図６は親指の動きを経由した本発明に係る傘の膨張の開始のための起動可能なボタンを備えるグリップ要素の１つの例を示す部分的側面ビューである。 図７は本発明の変形の実施形態に係る傘の３次元ビューである。 図８は本発明の他の変形例に係る傘の３次元ビューである。

より明確にするため、同一または類似の要素は同一の参照符号によって図面内の全てにおいて識別される。

本発明に係る傘１の１つの実施形態を示す図１に参照符号が作成されている。本発明に係る傘１は、開放位置で、雨、風および霰に対する保護を可能にする任意の形状を有する。本発明に係る傘は、少なくとも開放位置で異なる形状を示すことが可能である。ただし、これらの異なる実施形態において、本発明に係る傘１の全体形状は傘の外側面の曲線部分を形成する凸形状と両立しうる。

本発明に係る傘は、この例では、膨張可能な傘である。跳ね返る雨粒を可能な限り効率的に開放位置の本発明に係る傘１から遠ざけるため膨張可能な傘は好み、デザイン、または空気力学的形状の基準に適合する多種多様な形状を提供することを可能にする。図１に示された本発明に係る傘１はその形状が上品さ、実用的外観、および良好な保護を示す１つの実施形態を示す。この傘は文献ＦＲ３０５１６３７に詳細に説明されており参照符号はそれに対するさらなる情報のためになされることができる。ただし、より良い理解のため、この情報のいくつかは以下で回想される。

本発明に係る傘１は、ここで示された膨張可能なバージョンでは、円周フレームの機能を果たす膨張可能なベース２０、および弓１０とも称される、膨張可能なアーチ１０を備え、膨張された開放位置の本発明に係る傘１の構造における頂点と類似のものを形成する。弓１０は本発明に係る傘のベース２０と頂点３との間に広がる長手方向のフレーム要素の機能を果たす。

１つの実施形態によると、グリップ１５を備える硬い弧１０１によって少なくとも１つの弧が形成される。硬い弧１０１は円形または楕円形断面を伴い、環状形状であってもよい。他の実施形態によると、硬い弧１０１はＵ字断面を有する。

弓１０およびベース２０のコレクションは単一のエアチャンバを形成してもよい。この実施形態において、弓１０の各々は大量の空気がそれらの間を循環しうるベース２０を伴う合流点を備える。第１の変形例では、空気は頂点３を経由して弓の間を循環する。

第２の変形例では、空気はベースにより弓の間をその合流点を経由して循環する。後者の例では、空気は各弧１０およびベース２０の間を循環し、ベース２０は本発明に係る傘１を膨張および収縮させるための共通の空気通過要素を形成する。

様々な実施形態によると、本発明に係る傘１は任意の数の弓１０を備えてもよい。弓１０の数は堅牢、調和的、かつユーザにとって可能な限り心地よい内部空間を明確にできる構造を提供するために選択される。硬い弧１０１の存在は構造を強化し本発明に係る傘１が特にユーザがそれを握る点で全体形状を維持することを可能にする。

変形の実施形態によると、硬い弧１０１はユーザの一部で特定の動作を経由して拡張しうる伸縮自在の弧である。

図２に示された実施形態によると、本発明に係る傘１は少なくとも１つのパネルが透明な天蓋形成パネル５のコレクションを備える。変形の実施形態によると、パネル５の天蓋の全てのパネルは日よけを形成するようくすんでいる。本発明はしたがって日よけに関し、加えて傘に関する。本記述の残りでは、傘の例が説明されるが、本発明の全ての態様は等しく日よけに適用される。

天蓋形成パネル５のコレクションは開放位置にある本発明に係る傘１の全体形状を決定する天蓋全体を形成する。この目的を達成するため、１つの実施形態によると、パネル５の天蓋のパネルは単一の天蓋を形成するような方法で組み立てられている。組立は、例えば、接着によってまたは融着によってまたは電気融合溶接によってなど様々な方法で達成されることができる。

天蓋全体は本発明に係る傘１の全体を覆い弓１０、１０１と互いにかつベース２０と接続する。弓１０、１０１は弓１０、１０１の頂点３で互いに接続されかつベース２０に合流されている。

パネル５のコレクションによって形成された天蓋全体はパネル５の天蓋のパネルの各々が隣接する２つの弓１０およびベース２０の間に集められるように配置される。この組立は例えば弓１０、１０１またはベース２０への電気融合溶接によって行われる。

変形の実施形態によると、本発明に係る傘１のパネル５の天蓋は２つの融着されたパネルまたはフィルムの重ね合わせにより製造される。これは１つまたはいくつかの部品で製造されることができる。２つのパネルまたはフィルムを互いに融着する間、事前配置ロッドとも称される、硬い長手方向の要素は膨張可能な弓１０を形成するために２つのパネルの間に挿入されている。これらは空気の体積を残すために取り除かれる。このような場合、膨張可能な弓１０はチャネルを大体形成するために２つのフィルムの重ね合わせによって形成されてパネルに沿った長手方向のギャップを残す。

変形の実施形態によると、本発明に係る傘１は回転軸に関して対称を示す全体形状を有する。他の変形の実施形態によると、本発明に係る傘１は回転軸に関して非対称を示す全体形状を示す。これはここで図に示された傘についても当てはまる。

後者の変形の実施形態の非対称により傘１の前を形成する前面部５０１と後ろを形成する部分５０２とを規定することが可能である。

本発明に係る傘１の前面部５０１が図２に示されている。これは従って本発明に係る傘１の前、すなわち本発明に係る傘１を持ちながら歩くユーザの頭に面することになる部分に対応する。ユーザが部分５０１を形成するパネルを見通しひいては障害物または他の通行人を避けることができるよう、この部分は好ましくは少なくとも部分的に透明である。

変形の実施形態によると、天蓋全体は透明である。

本発明の１つの実施形態によると、パネル５の天蓋のパネルの少なくとも１つは日射を処理するための手段を備える。

第１の変形の実施形態によると、日射を処理するための手段はそれまたはそれらのパネルが透明であるパネル５の天蓋の上に配置された光発色性フィルムを備える。本発明に係る傘１のユーザの視覚的快適さを改善するため、これによりこれまたはこれらの透明パネルを介して光を動的に、すなわち輝度に従ってフィルターすることができる。特に、透明な前部５０１を形成するパネルは本発明に係る傘１のこの変形の実施形態におけるかかる光発色性フィルムを備える。他の変形の実施形態では、本発明に係る傘１は本発明に係る傘１の頂点３の周囲に広がるパネル５の天蓋の天板５０３を備える。この天板５０３は、例えば接着または融着または電気融合など、様々な方法で達成された組立５０４によりパネル５の天蓋の他のパネルに接続されている。天板５０３は光発色性フィルムを備える。パネル５の天蓋のパネルの全てが透明である、さらに他の変形の実施形態において、光発色性フィルムはこれらのパネルの全てに配置されている。

パネルが２つの融合接着の重ね合わせによって形成される例において、日射を処理するための手段を形成する光発色性フィルムは２つのフィルムまたはパネルに挟まれている。

第２の変形の実施形態によると、日射を処理するための手段は光起電性フィルムを備える。光起電性フィルムは透明でも透明でなくてもよいパネルまたはフィルムに取り付けられてもよい光起電性セルの層を備える。これにより本発明に係る傘１が備えうるあらゆる電気的および／または電子的機器に電力供給する電源を持たせることが可能である。特に、本発明に係る傘１の透明または非透明後部を形成するパネル５０２は本発明に係る傘１の変形の実施形態におけるかかる光起電性フィルムを備える。他の変形の実施形態において、本発明に係る傘１はパネル５の天蓋の天板５０３を備える。この天板は、例えば接着によってまたは融着によってまたは電気融合溶接によってなどの様々な方法で達成される組立５０４によってパネル５の天蓋の他のパネルと接続されている。天板５０３は光起電性フィルムを含む。

繰り返すが、パネルが２つの融着されたパネルまたはフィルムを重ね合わせることによって形成されている場合、日射を処理するための手段を形成する光起電性フィルムは２つのフィルムまたはパネルの間に挟まれており、光が光起電性フィルムに到達できるように外側のフィルムまたはパネルは透明であることが理解される。

１つの変形の実施形態によると、本発明に係る傘１は個人の肩や胸の下に広がる形状を示すよう設計されている。

本発明に係る傘１のグリップ要素１５が以下説明される。

第１の実施形態によると、グリップ要素１５は本発明に係る傘１の弧１０，１０１の１つ１０１に固定されている。グリップ要素１５は、この例において、その円周ベース２０の高さで構造の固さから恩恵を受けるようにベース２０の近くに配置されている。

ここで図示されたように、グリップ要素１５はマイクロコンプレッサ５１が内部に配置されるケーシング５４を備える。グリップ要素１５はハンドグリップを形成し手によってつかめることができるように設計されてもよい。

変形の実施形態によると、グリップ要素１５はグリップを備えるケーシングを備える。グリップ要素１５は手で保持するよう設計された大部分または配置を有する実質的に円筒形状の要素となるものとして規定されてもよい。

グリップ要素１５は開口（図示せず）およびマイクロコンプレッサ５１を収容する第１のハウジングを備えてもよい。開口はマイクロコンプレッサ５１の挿入を可能にする。ケーシング５４の内部のグリップ要素１５を保持するために第１のキャップが提供されてもよい。

マイクロコンプレッサ５１の電力供給はグリップ要素１５の内部に組み込まれる。変形例によると、ケーシング内の第２のハウジングがマイクロコンプレッサ５１のための電力供給を挿入するよう設計されている。第２のハウジングは、例えば、取り外し可能な第２のキャップを備える。あるいは、マイクロコンプレッサ５１およびその電力供給は単一の開口を経由して１つの同じハウジングの内部に双方配置されることができる。電力供給は再充電可能なバッテリ、またはセルであってもよい。

電力供給が再充電可能なバッテリを備える場合、これらは前に説明したように、パネル５の天蓋のパネルの少なくとも１つに提供された日射を処理するための手段を形成する光起電性フィルムの光起電性セルと電気的に接続されてもよい。

さらに、グリップ要素１５のケーシング５４は、この例では、マイクロコンプレッサ５１からの大量の空気５３を放出するための第１の側面開口５２を備える円筒を形成する。図３および４のこの例におけるケーシングの側面開口はマイクロコンプレッサの空気出口と一致する。２つの出口は互いに協力または流体的接続の状態にあるよう設計されている。さらに、これはマイクロコンプレッサ５１の外部空気ポンプ吸気口５７と一致する第２の開口５７を備える。

上述では、小型化されたマイクロコンプレッサ５１は図３、４、５、６に示されたようにグリップ要素１５に組み込まれている。他の実施形態によると、マイクロコンプレッサ５１は硬い弧１０１に組み込まれている。これは例えば下端とグリップ要素１５との間に広がる弧の部分に配置されてもよい。

吹出口５２を経由して、本発明に係る傘１の膨張可能な部分に注入されることを可能にするためマイクロコンプレッサ５１は大量の空気５６をポンプしてこれを圧縮することを可能にする吸気口５７を備える。このため大量の空気５３は短時間で本発明に係る傘１を膨張させることができる。

他の実施形態によると、マイクロコンプレッサ５１は圧縮空気カプセルによって対にされている。マイクロコンプレッサ５１とカプセルとの間の接触面は、膨張可能な弓１０とベース２０とで形成された空気室への注入のためのカプセルの吸気口の起動を可能にする。１つの実施形態によると、カプセルは移動可能でありかつ取り替え可能である。グリップ要素１５のケーシング５４または硬い弧１０１のいずれか一方の区画は、それが空になった時点で交換されうるようにカプセルへのアクセスを提供する。他の実施形態によると、カプセルはマイクロコンプレッサ５１のポンプ機能を使用してリフィルされる。

マイクロコンプレッサ５１は自動的に引き込まれるべき気流５３のポンプ、圧縮および生成を可能にする起動制御を備えてもよい。１つの実施形態によると、ボタン５５は単にボタンを押すことによる起動コマンドの連動を可能にする。

図６は、手６１で保持されたグリップ要素１５を示す。ボタン５５上にある手６１の親指の動きはマイクロコンプレッサ５１から放出され本発明に係る傘１の膨張可能な部分１０、２０に向かう気流５３の生成に連動する。ここに図示された、２つの空気出口は本発明に係る傘１の膨張可能な部分１０、２０への空気の放出を可能にする。

１つの実施形態によると、ケーシング５４はマイクロコンプレッサ５１のボタンを起動するためのボタン５５を備える。他の実施形態によると、マイクロコンプレッサ５１のボタンはボタン５５を見えたままにするためのケーシング５４の開口と連携する。ケーシング５４はポンプおよび圧縮空気５３を放出するための少なくとも第１の側面開口４２をさらに備える。ケーシング５４の開口はマイクロコンプレッサ５１のそれらと連携する。

他の実施形態によると、本発明に係る傘１が硬い弧１０１を備える場合、傘１の膨張に連動するためそれはマイクロコンプレッサ５１を起動するための少なくとも１つのボタン５５またはアクチュエータを備える。１つの実施形態によると、硬い弧１０１はその表面で直接アクセスできるマイクロコンプレッサのボタンの通過のための少なくとも１つの開口を備える。硬い弧１０１は空気室１０，２０にポンプおよび圧縮された空気を放出するための少なくとも第１の側面開口を場合により備える。１つの実施形態によると、カプセルが必要ない場合に外気５６をポンプするための少なくとも１つの第２の開口が備えられてもよい。カプセルが使用されている場合、マイクロコンプレッサはカプセルとともに硬い弧に組み込まれている。膨張と連動するアクチュエータはマイクロコンプレッサによるカプセルからの空気の取り込みにつながる。混合の実施形態によると、マイクロコンプレッサ５１はカプセルから空気を吸い込むための１つの吸気口と外気を吸い込むための１つの吸気口とを備える。

変形の実施形態によると、マイクロコンプレッサは電気的に操作されるバルブを備える。

図８に示された、本発明に係る傘１は開放位置の傘をハンズフリー運搬するための手段１１０を備える。これは本発明に係る傘１のユーザがそれを運搬することを可能にする。１つの実施形態によると、手段１１０は使用位置に配置可能でありかつユーザの肩に配置される肩当てを備える。この目的を達成するため、この肩当ては本発明に係る傘１の硬い弧１０１上のアームの端で回転可能に取り付けられている。使用されていない場合、肩当てはそれを収容可能な硬い弧１０１に寄せて折りたたまれている。

オプションで、本発明に係る傘１は障害検知手段を備える。例えば、ここで図示された、障害検知手段は本発明に係る傘１の頂点に位置するカメラ３１を備える。変形の実施形態によると、障害検知手段は本発明に係る傘１に配置された近接レーダ／センサであってもよい。障害検知手段はカメラ３１または近接レーダ／センサに接続された処理および警告部をさらに備える。障害検知手段は先に説明した通り、再充電可能なバッテリおよび／またはパネル５の天蓋のパネルの少なくとも１つに提供された日射を処理するための手段を形成する光起電性フィルムの光起電性セルによって電力供給されている。

本発明全体は文献ＦＲ３０５１６３７に説明されたものと同様の膨張可能な傘を参照して図示または説明されている。ただし、特許請求の範囲に記載の本発明は折りたたみ可能な機械的フレーム、例えば金属フレーム付きの伝統的な傘にも適用される。これは日よけなどの類似の装置にも適用される。

本発明に係る傘１に組み込まれることができる追加的電気的および／または電子的機器の中で、この傘は、携帯電話などの無線電子機器とペアリングするための無線インターフェース、タブレット、デジタル個人用補助装置または他の類似の電子機器。従って、例えば、本発明に係る傘１は、電子機器がデータ転送機能を起動するため、膨張／収縮状態のような、状態パラメータを送信してもよい。認証メカニズムが提供されてもよい。音声出力および／または画像出力。画像出力は本発明に係る傘１の全体の天蓋の内面に組み込まれたフレキシブル画面の形のディスプレイであってもよい。変形例では、ディスプレイはくすんでおりかつ不透明にされた天蓋全体の一部でありそこに向けてプロジェクタが画像を表示し、プロジェクタは本発明に係る傘１に組み込まれることが可能である。開放位置の本発明に係る傘１とともに、天蓋全体によって区画される内部容積に含まれる空気を処理する装置。空気処理装置はろ過および／または温度調節および／または湿度調節機能を提供する。さらに、光放射ダイオードなど、１以上の光源、その他を備える。

本発明に係る傘１に備えられた様々な電子的および／または電子的機器の動作を制御するため、この傘はメモリに接続されたプロセッサを備えて制御を実行しかつ電子的および電気的機器の様々な機能を実行するためのソフトウェアを処理する処理および制御部をさらに備える。

先に説明された通り、一般的に、本発明に係る傘１に備え付けられた様々な電子的および電気的機器、および処理および制御部は、本発明に係る傘１に設けられた再充電可能なバッテリによりおよび／またはパネル５の天蓋のパネルの少なくとも１つに設けられた日射を処理するための手段を形成する光起電性フィルムの光起電性セルにより電力供給される。

むろん、本発明に対する数多くの変更をそれによってその範囲から逸脱することなく行うことが可能である。

Claims (15)

1. 傘（１）であって、
   フレーム（１０、１０１、２０）、前記フレームに広がる天蓋形成パネル（５）のコレクション、前記傘を前記開放位置に移動させるためのグリップ（１５）を備え、
   パネルの前記天蓋の前記パネルの少なくとも１つ（５０１、５０２、５０３）は、日射を処理するための手段を備えることを特徴とする傘。
2. 前記日射を処理するための手段は、パネルの前記天蓋の前記パネルの少なくとも１つにおいて形成される２つのフィルムの間に挟まれていることを特徴とする、請求項１に記載の傘。
3. 前記日射を処理するための手段は、光発色性フィルムを備えることを特徴とする、請求項１または２に記載の傘。
4. 前記光発色性フィルムは、前記傘のユーザの前に位置するパネル（５０１）に配置されていることを特徴とする、請求項３に記載の傘。
5. 前記光発色性フィルムは、前記傘の頂点を形成するパネル（５０３）に配置されていることを特徴とする、請求項３または４に記載の傘。
6. 前記光発色性フィルムは、前記天蓋をなす前記パネルの全てに配置されていることを特徴とする、請求項３に記載の傘。
7. 前記日射を処理するための手段は、光起電性フィルムを備えることを特徴とする、請求項１〜６の１つに記載の傘。
8. 前記光起電性フィルムは、前記傘の後ろに位置するパネル（５０２）に配置されていることを特徴とする、請求項７に記載の傘。
9. 前記光起電性フィルムは、前記傘の頂点を形成するパネルに配置されていることを特徴とする、請求項７または８に記載の傘。
10. 前記傘を開放位置でハンズフリー運搬するための手段（１１０）を備えることを特徴とする、請求項１〜９の１つに記載の傘。
11. 前記傘をハンズフリー運搬するための手段は、肩当てを備えることを特徴とする、請求項１０に記載の傘。
12. 障害検知手段（３１）を備えることを特徴とする、請求項１〜１１の１つに記載の傘。
13. 前記障害検知手段は、カメラ（３１）であることを特徴とする、請求項１２に記載の傘。
14. 前記フレームは膨張可能フレーム（１０、２０）であることを特徴とする、請求項１〜１３の１つに記載の傘。
15. 前記膨張可能なフレームに大量の空気を注入するように配置された起動可能なマイクロコンプレッサ（５１）を備えることを特徴とする、請求項１４に記載の傘。

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