JP2021526426A - 手持ち式電気器具のためのアタッチメント - Google Patents

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Abstract

ヘアスタイリング装置のためのアタッチメントは、環状のダクトを含み、ダクトは、空気流をヘアスタイリング装置から受入れる空気入口を含む。アタッチメントは、更に、空気を空気入口から空気出口に向かって差し向けるためにダクト内に配置された少なくとも1つの羽根を含む。ダクトは、湾曲した上部と、湾曲した下部と、真直ぐな側部を含み、上部は、側部によって下部に接合され、少なくとも1つの羽根は、真直ぐな側部の中に位置決めされる。羽根の各々は、弧状の形態を有する。

Description

本発明は、手持ち式電気器具、特に、温風スタイリング装置又はヘアドライヤ等のヘアケア電気器具のためのアタッチメントに関する。
在来の温風スタイリング装置では、空気が、ファンユニットによって入口の中に引かれて、アタッチメント又はヘッドによって髪に向かって差し向けられる。所望のスタイルに応じて、空気流は、加熱されてもよいし、加熱されなくてもよい。取外し可能なアタッチメントが、温風スタイリング装置又はヘアドライヤの空気流出口端部に取付けられ、温風スタイリング装置から放出された空気流がユーザの髪に入射する前における空気流の速度及び形態を修正する機能を有する。
コンセントレータ又は集中装置が、既知のアタッチメントであり、放出された空気流を集中させ且つ平たくする。別の既知のアタッチメントが、ディフューザであり、放出された空気流の速度を減少させる。アタッチメントの中を流れる加熱された空気流は、アタッチメントの外面を、触ると不快なほど高温にすることがある。アタッチメントの乾燥及びスタイリング機能を妨げることなしに、外面の過剰な加熱を軽減することが望ましい。
第1の側面では、本発明は、ヘアスタイリング装置のためのアタッチメントを提供し、かかるアタッチメントは、空気流をヘアスタイリング装置から受入れる空気入口と、環状の空気出口と、空気を空気入口から空気出口に搬送するダクトと、を含み、空気出口は、ダクトの前縁に配置され、空気入口のところの空気流の方向と略平行に向けられる。
有利なことに、アタッチメントは、ラフな乾燥具として機能し、ユーザが経験する放出された空気流は、温度と速度が全体的に一様である。
好ましくは、空気出口は、実質的に一定の幅Wを有し、幅Wは、0.5〜4.0mmの範囲内にあり、更に好ましくは、1.0〜2.0mmの範囲内にある。好ましくは、ダクトは、実質的に一定の幅Dを有し、幅Dは、2.0〜5.0mmの範囲内にあり、更に好ましくは、3.0〜4.0mmの範囲内にある。
好ましい実施形態では、ダクトは、ダクトの前縁に近づくにしたがって徐々に減少する断面積を有する。更に、ダクトは、好ましくは、内壁及び外壁によって定められ、外壁は、ダクトの前縁の近傍において内壁に向かって徐々に傾斜する。
第2の側面では、本発明は、ヘアスタイリング装置のためのアタッチメントを提供し、かかるアタッチメントは、空気流をヘアスタイリング装置から受入れる空気入口を有する環状ダクトと、空気流を空気入口から空気出口に向かって差し向けるためにダクト内に配置された少なくとも1つの羽根を含む。
入口空気流を空気出口に向かって略90度にわたってスムーズに差し向けるために、1つ又は2つ以上の羽根をダクト内で利用する利点が見出された。羽根は、「バッフル」とも称される。
好ましくは、少なくとも1つの羽根は、空気出口と連続していない。好ましくは、少なくとも1つの羽根は、空気出口から2〜9mmの範囲内の距離だけ、更に好ましくは、4〜7mmの範囲内の距離だけ後方に配置される。
好ましい実施形態では、ダクトは、内壁と外壁によって定められ、少なくとも1つの羽根は、内壁と外壁の間を延びる薄板である。
好ましくは、ダクトは湾曲した下部に真直ぐな側面部によって接合された湾曲した上部を含み、少なくとも1つの羽根は、真直ぐな側面部内に位置決めされる。有利なことに、乱空気流がアタッチメント内で最小にされ、その結果、アタッチメントを備えた温風スタイリング装置の使用中の可聴音量を最小にする。
好ましくは、少なくとも1つの羽根は、翼形端面を有する。好ましくは、少なくとも1つの羽根は、分離した羽根であり、分離した羽根は、大きい部分と小さい部分を有する。更に、2つ又は3つ以上の羽根があってもよく、各羽根は、弧形を有するのがよい。好ましい実施形態では、5つの羽根が、ダクト内に固定される。
第3の側面では、本発明は、ヘアスタイリング装置のためのアタッチメントを提供し、かかるアタッチメントは、空気流をヘアスタイリング装置から受入れる1次空気入口と、空気流を1次空気入口から1次空気出口に搬送する第1のダクトと、第1のダクトを包囲して第1のダクトとの間に第2のダクトを構成する外部壁と、を含み、外部壁の終端縁は、1次空気出口を越えて延び、外部壁は、終端縁に近接した傾斜部分を含む。好ましくは、傾斜部分は、面取り部である。
1次空気入口に入る空気流は暖かく、内壁と外壁は、使用中に温かくなることがある。空気で満たされた第2のダクトが低温壁を外壁から断熱するので、低温壁は、アタッチメントの最外面の温度を最小にするように機能する。
有利なことに、低温壁は、使用中のアタッチメントの表面接触温度を最小にする。
好ましくは、外部壁の終端縁は、1次空気出口の端を2.5〜4.5mmだけ、更に好ましくは、3.0〜4.0mmだけ越えて延びる。
好ましい実施形態では、外部壁の終端縁は、長円形を有する。更に、1次空気入口は、円形であってもよいし、1次空気出口は、環状であってもよい。好ましくは、第2のダクトは、空気流を2次空気入口から2次空気出口まで搬送し、2次空気入口は、周囲の大気と流体連通した少なくとも1つのポートを有する。ポートの各々は、スロットの形態であるのがよく、各スロットは、環状の形状であるのがよい。ポートの各々は、アタッチメントの後面の近くに配置されるのがよい。
好ましくは、外部壁は、湾曲した下部に真直ぐな側面部によって接合された湾曲した上部を有し、湾曲した下部は、ヘアスタイリング装置との係合のためのカラーを形成するように構成されるのがよい。
第4の側面では、本発明は、ヘアスタイリング装置のためのアタッチメントを提供し、かかるアタッチメントは、略管状の形態を有する外壁と、略管状の形態を有する内壁を含み、外壁は、外壁の側の空気入口ポートと、外壁の開放端のところの空気出口孔を含み、内壁は、周方向に間隔をあけ且つ外壁が周波数溶接される複数の溶接リブを含む。
かかる溶接リブは、外壁構成体の外面上に設けられ、外壁構成体と低温壁の間の間隔を実質的に一定に維持するように機能する。
好ましくは、内壁は、空気出口孔の側を構成する第1の端部と、少なくとも1つのフランジを有する第2の端部を有する。好ましい実施形態では、内壁は、少なくとも1つのコネクタを有し、外壁は、少なくとも1つのコネクタを有し、一方のコネクタは、雄コネクタを含み、他方のコネクタは、雄コネクタを受入れる雌コネクタを含む。
雄コネクタが、薄板状の突起を含み、雌コネクタが、受入れスロットを含む。アタッチメントは、更に、外壁を包囲するプラスチック製の外部壁を含み、空気チャネルを外部壁と外壁の間に構成するのがよい。外壁は、角度方向に間隔をあけた複数の溶接リブを含むのがよく、溶接リブは、外部壁の空気出口端部に超音波溶接される。更に、アタッチメントは、内壁と外壁の間に配置され且つ間隔をあけた一連の薄板状の羽根を含むのがよく、一連の羽根は、外壁の内面に超音波溶接される。
好ましくは、アタッチメントは、更に、環状の形態を有し且つ内壁と外部壁の各々と係合する後プレートを含み、後プレートは、内側フランジを有するのがよく、内側フランジは、内壁の第2の端部と摩擦嵌め及び2次固定構造によって係合する。更に、2次固定構造は、プラスチック製のクリップ部材を含むのがよい。後プレートが、外部壁及び外壁と摩擦嵌め接触で係合す位置決めリップを有することが好ましい。
第5の側面では、本発明は、アタッチメントを組立てる方法を提供し、かかる方法は、略管状の形態の外壁を準備する工程を含み、外壁は、外壁の側の空気入口ポートと、外壁の開放端のところの空気出口孔を含み、更に、略管状の形態の内壁を準備する工程を含み、内壁は、周方向に間隔をあけた複数の溶接リブを有し、更に、外壁を内壁の周りに位置決めする工程と、外壁を、周方向に間隔をあけた複数の溶接リブに周波数溶接する工程を含む。
好ましくは、かかる方法は、更に、角度方向に間隔をあけた複数の溶接リブを外壁上に準備する工程と、略管状の形態を有するプラスチック製の外部壁を準備する工程と、外部壁を外壁の上に位置決めする工程と、周方向に間隔をあけた複数の溶接リブを外部壁に周波数溶接する工程を含む。
かかる方法は、位置決めリップ、2次固定構造及び内側フランジを含むプラスチック製の後プレートを準備する工程と、後プレートを空気出口孔の遠位端部のところに位置決めする工程と、位置決めリップ及び2次固定構造を外部壁と係合させ、内側フランジを内壁と係合させる工程を含むのがよい。
本発明の第1の側面と関連して上述した特徴は、本発明の他の側面に同様に適用可能であり、本発明の他の側面と関連して上述した特徴は、本発明の第1の側面に同様に適用可能である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい特徴を例示としてのみ説明する。
前方から見たアタッチメントの斜視図である。 後方から見たアタッチメントの斜視図である。 アタッチメントの平面図である。 アタッチメントの底面図である。 アタッチメントの側面図である。 図3の線X−Xにおけるアタッチメントの側面断面図である。 アタッチメントの正面図である。 アタッチメントの背面図である。 前方から見たアタッチメントの分解図である。 内壁の側面図である。 アタッチメントが連結された温風スタイリング装置の一例を上方からみた斜視図である。
図1〜図5及び図7〜図8は、アタッチメント10の外観図である。アタッチメント10は、空気流を温風スタイリング装置又はそれと同様の装置の空気出口端から受入れる空気入口12を有する。空気入口12は、略円形の形状を有するカラー14によって構成され、温風スタイリング装置の略円形の空気出口端部との気密連結を可能にする。
アタッチメント10の概略的な形態は、温風スタイリング装置から入射する空気流の方向に対して横断するように向けられた細長い環状のシリンダである。細長い環状のシリンダの形態は、平らで互いに平行な2つの側面部と、半管状の上部と、略半管状の下部を含む。アタッチメントの前面24と後面26は両方とも、細長い環状の形態を有し、かかる形態は、スタジアム形とも称される。アタッチメント10は、アタッチメント10の前面24の内縁の周りに延びる環状のスロットである1次出口28を含む。2次空気入口30は、後面26に近接してアタッチメントの外縁の周りに延びる環状のスロットである。
アタッチメントの外面10の環状の前面24は、アタッチメントの軸線a(図2に示す)に向かってアタッチメント10の中心から遠ざかるように、外方に傾斜する。アタッチメントの外面10の環状の後面26は、アタッチメント10の中心に向かって内方に傾斜する。
図5を参照すると、特に、カラー14の外面は、1つ又は2つ以上の位置決め用の突起32を有し、突起32により、温風スタイリング装置の空気出口端部との固着係合を可能にする。カラー14は、管状のネック部分34を介して、アタッチメントの環状の円筒形部分に接合される。
図9はアタッチメントを構成する構成要素を示す。第1の構成要素36は、アタッチメント10の内壁38を有し、細長い筒形の形態を有し、平らで互いに平行な2つの側面部と、半管状の上部と、略半管状の下部を含む。内壁38の第1の端部18は、1次空気出口の一部を構成し、内壁38の第2の端部20は、幾つかのフランジ22を有する。幾つかの短い長方形の突起40が、フランジ22のうちの1つから延びる。内壁38は、複数の羽根を両方の平らな側面部の外面に有する。5つの羽根42、44、46、48、50が図示され、各羽根は、湾曲した細い薄板の形態を有する。羽根42、44、46、48、50は、空気入口の近くでは、カラー14と略平行の向きに配置され、空気出口18の近くでは、カラー14を横断する向きに配置される。第1の羽根42は、最も短い長さを有し、別の3つの羽根44、46、48は、徐々に長くなる長さを有する。第5の羽根50は、第1の構成要素36の平行な側面部に沿う途中から延び、空気出口18の近くに至る。内壁リブ52が、内壁38半管状の上部及び下部の各々から突出する。
第2の構成要素54は、アタッチメント10の外壁56を構成し、細長い筒形の形態を有し、平らで互いに平行な2つの側面部と、半管状の上部と、略半管状の下部を含む。外壁56の第1の端部58は、1次空気出口の一部を構成し、外壁56の第2の端部60は、幾つかのスロット62を有し、スロット62は、内壁38の第2の端部20から延びる長方形の突起40と係合する。複数の位置決めリブ64が、空気出口に隣接して外壁56の外面に配置される。外壁56の下部は、アタッチメントの空気入口を構成するネック部66を含む。第2の構成要素54は、その第1の端部58のところに徐々に傾斜する部分70を有する。
弾性の第1のOリング68が、ネック部66の外面の上に嵌められる。弾性の第2のOリング72が、第1の構成要素36の第2の端部20のところのフランジ22の上に位置決めされる。
第3の構成要素74は、アタッチメント10の低温壁76を構成し、細長い筒状の形態を有し、平らで互いに平行な2つの側面部と、半管状の上部と、略半管状の下部を含む。低温壁76の下部は、カラー14に接合される管状のネック部34を有する。低温壁76の第1の端部75のところの環状の前面24は、外方に傾斜し、アタッチメント10の中心から遠ざかる。アタッチメント10の中心は、アタッチメント10の細長い筒状の部分の高さ、幅、奥行きの各々の中間点と考えられる。
第4の構成要素78は、後プレート80を構成し、環状の形態を有し、真直ぐで互いに平行な2つの側面部を有し、2つの側面部は、湾曲した上部と湾曲した下部によって接合される。後プレート80は、アタッチメント10の中心に向かって内方に傾斜し、また、軸線aと平行に延びる環状の形態の内側フランジ82を、内縁のところに有する。位置決め用のリップ84が、環状の後プレート80の湾曲した上部の外縁に取付けられ、軸線aと平行に延びる。一連の連結クリップ86が、真直ぐで互いに平行な2つの側面部の各々に沿って、第4の構成要素78の内面に配置される。連結クリップ86は、第3の構成要素74の内面の受け入れ部と係合する。
一連のリブ88が、一連の連結クリップ86と交互に、第4の構成要素78の内面に配置される。図9では、後プレートの外縁と内側フランジ82の間を延びる6つのリブ88が示され、これらのリブは、髪の進入を防止するように機能する。
これらの4つの構成要素36、54、74、78の組立の間、外壁56の第2の端部60を内壁38の第1の端部18の上に移動させ、外壁56の第2の端部60が内壁38の第2の端部20のフランジ22に係合するまで更にそのまま移動させる。特に、外壁56の第2の端部60のところのスロット62を、内壁38の第2の端部20のところのフランジ22から延びる矩形の突起40と係合させる。
図6及び図9を参照すると、羽根42、44、46、48、50及び内壁38の内壁リブ52は、第1のダクト35を外壁56と内壁38の間に維持するように機能する。羽根42、44、46、48、50及び内壁リブ52は、外壁56の内面に、例えば超音波溶接によって、融着される。かかる融着構造はまた、外壁構成体に剛性を追加するように機能する。
低温壁76の第2の端部77を外壁構成体の第1の端部58の上に移動させ、低温壁76の環状の前面24の内面が外壁構成体の複数の位置決めリブ64に当接するまで、更にそのまま移動させる。位置決めリブ64を、低温壁76の内面に、例えば超音波溶接によって融着させるのがよい。かかる融着構造はまた、アタッチメント10に剛性を追加するように機能する。
最後に、後プレート80を低温壁76の第2の端部77のところに位置決めし、それにより、外壁構成体を低温壁76の中に包囲する。位置決めリップ84を低温壁76の半管状の上部の内側に滑り込ませ、内側フランジ82と内壁38の第2の端部20を協働させる。
接着剤、ネジ、超音波溶接、及び圧入による固定のうちの1つ又は2つ以上を用いて、完成構成体をアタッチメント10内の多数箇所で互いに固着させる。
図10に示すアタッチメント10の好ましい実施形態は、一連の5つの羽根42、44、46、48、50を有する。これらの羽根は、任意の乱流が第1のダクト35内に発生することを防止しながら、空気流を1次空気入口12から1次空気出口28に案内するように機能する。図10を参照すると、各羽根42、44、46、48、50は、異なる長さ及び形態を有し、かかる異なる長さ及び形態は、羽根の全体配列により以下の作用を可能にするように最適化され、かかる作用は、最初に入射空気流を抑制し、次いで、空気流の滞留箇所を最小にしながら、空気流を1次空気出口に向かって案内し、最後に、空気流を1次空気出口全体にわたって均一な速度で且つバランスの採れた配分で放射することである。
各羽根42、44、46、48、50の輪郭は、各羽根の長さに沿う空気流の付着を許す。更に、羽根は、1次空気出口28のところで放出される空気流が比較的少ない速度低下しか有しないように、放出される空気流を案内し、また、第1のダクト35を、アタッチメント10への入射空気流の方向に対して直角のまま一様に残す。例示の実施形態では、1次空気出口28の直後の空気流の速度は、約30m/s〜約35m/sである。
図7は、1次空気出口28を示すアタッチメントの正面図であり、5つの羽根42、44、46、48、50を1次空気出口28の中に部分的に見ることができる。羽根42、44、46、48、50の出口端部が均等に間隔をあけておらず、出口空気流のバランスの採れた配分を提供するように間隔をあけていることが分かる。
図10を参照すると、各羽根42、44、46、48、50の入口端部は、1次空気入口12からアタッチメントに入る入射1次空気流の方向と整列している。各羽根42、44、46、48、50の出口端部は、1次空気出口28を通ってアタッチメント10から出る放出1次空気流の方向と整列している。
使用の際、図11に示すように、アタッチメント10をヘアケア装置90に取付ける。ヘアケア装置から放出される空気流の温度は暖かくてもよいし、周囲の温度であってもよいし、冷たくてもよい。第1のダクト35は、1次空気入口12と流体連通している。加熱された空気流をヘアケア装置90から放出させ且つ第1のダクト35を通して1次空気流出口28まで流すとき、内壁38及び外壁56の温度が上昇することがある。外壁56と低温壁76の間の領域は、外壁56を断熱する機能を有する第2のダクト37を含む。
使用の際、第2のダクト37は、周囲空気で満たされ、周囲空気は、2次空気入口30から第2のダクト37に入って2次空気出口31のところで第2のダクト37から出る。図6を参照すると、低温壁76及び外壁56は、外壁56のほとんどにわたって互いに略平行に延びている。1次空気出口28及び2次空気出口31の近くにおいて、低温壁76は、面取り角度γの環状の前面24を有する。図示の実施形態では、環状の前面24は、1次空気出口28を越えて終端している。言い換えれば、2次空気出口31は、1次空気出口28と異なる平面内にある。
再び、図6を参照すると、内壁38及び外壁56は、内壁38のほとんどにわたって互いに略平行に延びている。1次空気出口28及び2次空気出口31の近くにおいて、外壁56は、内壁38に向かって傾斜し、それにより、第1のダクト35の断面積を減少させる。結果として、1次空気出口28のところの1次空気流の速度及びスラスト力は、ヘアケア装置90からの入射空気流の速度及びスラスト力よりも大きい。1次空気流は、1次空気出口28のところで空気噴流を形成する。
低温壁76の傾斜した前面24は、2次空気流を1次空気流に向かって差し向ける機能を有し、その結果、2次空気流は、1次空気流に同伴され、それにより、第2のダクト37の中の空気を移動させて、周囲空気を2次空気入口30の中に引く。第2のダクト37の中を移動する周囲空気は、低温壁76の効果を向上させる。しかしながら、ユーザに到達する空気流温度を最適にするために、2次空気流と1次空気流の相対比率を制御すべきであり、それは、2次空気流が、加熱された1次空気流よりも低温であるからである。かかる制御は、1次空気流出口28と2次空気流出口31の寸法及び相対位置を含む出口ノズルの幾何学的形状によって実現される。
1次空気流出口の幅Wは、アタッチメントから出る1次空気流の速度を決定するファクタである。好ましい実施形態では、1次空気流出口の幅Wは、1mm〜4mmであり、好ましくは、約1.6mmである。好ましい実施形態では、1次空気出口の近くにおいて内壁に向かう外壁の傾斜は、1〜15度の出口空気流角度βであり、かかる出口空気流角度βは、好ましくは、約5度である。
低温壁76の傾斜した前面24は、1次空気流出口28を越えた距離Cのところで終わる。好ましい実施形態では、距離Cは、1mm〜8mmであり、好ましくは、約4mmである。好ましい実施形態では、低温壁76の環状の前面24は、全体的な低温壁の平面に対して1〜90度の面取り角度γをなし、好ましくは、約45度の面取り角度γをなす。
出口ノズルの幾何学的形状は、使用中、1次空気流及び2次空気流の組合せ噴流の主空気流噴流領域を決定することもできる。例示の実施形態では、主空気流噴流領域内の空気流は、約20m/sの速度を有する。特に、面取り角度は、アタッチメントの第1の端部75と主空気流噴流領域の間の距離への著しい影響を有する。好ましい実施形態では、主空気流噴流領域は、アタッチメントの第1の端部75から4cmのあたりで始まり、第1の端部75から25cmのあたりまで延びる。
好ましい実施形態では、アタッチメントの寸法は、第1の端部75から第2の端部77まで約65mmであり、低温壁の一番上からカラー14の遠位端までの高さが約100mmである。また、アタッチメントを組立てたときに第1のダクト内の羽根が見えることが、図7に示されている。空気流の分離を回避するために、羽根は、1次空気出口の縁から約5mmのところに配置される。
1次空気出口は、細長いリングの形状を有し、好ましい実施形態では、高さと幅の比率が約3:1である。
図11は、アタッチメント10が連結される温風スタイリング装置の例を示す。温風スタイリング装置は、略管状のハンドルを含み、ハンドルは、その両端に、空気入口と空気出口を有する。空気入口のところにおいて、孔の配列が、ハンドルの周りに且つハンドルに部分的に沿って延びている。ファンユニット(図示せず)が、ハンドル内に収容され、ファンとモータを含む。使用の際、モータは、ファンを駆動して、空気を空気入口から引き込み、ハンドルの長さを貫いて延びる空気流路に沿って引く。選択的に、空気を空気出口のところで温風スタイリング装置から出す前に空気をヒータ(図示せず)によって加熱してもよい。
アタッチメントの変形実施形態は、異なる配列の羽根を含む。例えば、5つよりも多い羽根が使用されてもよいし、5つよりも少ない羽根が使用されてもよく、分離した羽根及び翼形断面を有する羽根が、任意の組合せで存在してもよい。
アタッチメント10は、任意適当な耐熱材料で作られるのがよく、好ましい実施形態では、ガラス充填ナイロン(登録商標)で作られる。温風スタイリング装置に連結されるかかるアタッチメント10の好ましい最高作動温度は、約130℃である。
変形実施形態では、入口空気流を供給する同様の温風スタイリング装置を利用しながら、アタッチメント10からの減少させた出口空気流速度を生じさせることが望ましい。これは、アタッチメント10の全体寸法を大きくすることによって達成され得る。例えば、アタッチメント全体の深さ、高さ及び幅の各々は、10mmよりも大きく、空気出口は、3mmまで大きくされる。
本発明は、上述した詳細な説明に限定されない。変更は、当業者に明らかである。

Claims (9)

  1. ヘアスタイリング装置のためのアタッチメントであって、
    環状のダクトを含み、前記ダクトは、空気流をヘアスタイリング装置から受入れる空気入口を含み、
    更に、空気を前記空気入口から空気出口に向かって差し向けるために前記ダクト内に配置された少なくとも1つの羽根を含み、
    前記ダクトは、湾曲した上部と、湾曲した下部と、真直ぐな側部を含み、前記上部は、前記側部によって前記下部に接合され、前記少なくとも1つの羽根は、前記真直ぐな側部の中に位置決めされ、
    前記羽根の各々は、弧状の形態を有する、アタッチメント。
  2. 前記少なくとも1つの羽根は、前記空気出口と不連続である、請求項1に記載のアタッチメント。
  3. 前記少なくとも1つの羽根は、前記空気出口から2〜9mmの範囲の距離だけ後方に配置される、請求項2に記載のアタッチメント。
  4. 前記少なくとも1つの羽根は、前記空気出口から4〜7mmの範囲の距離だけ後方に配置される、請求項2又は3に記載のアタッチメント。
  5. 前記ダクトは、内壁と外壁とによって構成され、
    前記少なくとも1つの羽根は、前記内壁と前記外壁の間を延びる薄板である、請求項1に記載のアタッチメント。
  6. 前記少なくとも1つの羽根は、翼形断面を有する、請求項1〜5の何れか1項に記載のアタッチメント。
  7. 前記少なくとも1つの羽根は、分離した羽根であり、分離した羽根は、大きい部分と小さい部分を有する、請求項1〜4の何れか1項に記載のアタッチメント。
  8. 2つ又は3つ以上の前記羽根を含む、請求項1〜7の何れか1項に記載のアタッチメント。
  9. 10個の前記羽根が、前記ダクト内に固定される、請求項1〜8の何れか1項に記載のアタッチメント。
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