JP2021522030A - 格納式パネルシステム - Google Patents

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Abstract

【解決手段】システムが、例えば巻き取りおよび展開が可能なスクリーン/壁/仕切り/パーティションなどの格納可能なパネル構造物を備える。パネル構造物は、互いに間隔を空けて位置する後面(47)および前面(48)を備える。前面(48)は、互いに別個であり、かつパネル構造物の巻き取りを可能にするために互いに離れるように移動するストリップ(23、40)のアレイで少なくとも部分的に形成され、後面(47)は、ストリップ(23、40)を互いに接続し、かつシートの巻き取り時にこれらのストリップ(23、40)を互いに離れるように移動させることができるように曲がることができるヒンジを形成する。
【選択図】図20

Description

本出願は、格納式の構造物に関し、とくには巻き取られた状態から展開状態へと展開でき、かつ展開状態から再び巻き取られた状態へと格納することができる格納式のスクリーン/壁/仕切り/パーティションに関する。この構造物は、展開状態の維持を可能にしつつ、例えば保管のために円筒形の形状へと巻き取ることもできるように、1つ以上の割り管型伸縮部材(split tube extendable member:STEM)を備えることができる。STEMは、構造物を展開時に堅固に保持するとともに、構造物内の垂直ロッドにそれらの閉鎖を助けるようなやり方で取り付けられて、円筒状の構造物をコイル状の状態に保つことができる。このロッドへの取り付けを、スクリーンを挿入するためのフレームをSTEMを使用して生成するスクリーン構造物の自動閉鎖ハンドルを生み出すために使用することができる。
現時点において、国際公開第97/35706号「an extendable member」および国際公開第88/08620号「an elongate hollow element」に記載のとおりの双安定リール複合(Bi−stable Reeled Composite:BRC)材料技術が、国際公開第2010/109247号「Screen」、欧州特許出願公開第3251562号「Retractable screen」、および米国特許出願公開第20170325605号「Methods for improving straightness in the vertical plane of retractable screen partitions」のように、KwickScreen(商標)製品において使用するために、Korn Wall Ltdによって製造されている。BRC技術により、剛体中空割り管型伸縮部材(STEM)を、巻き取り状態(1)から展開状態(2)へと変化するように、巻き取ることが可能である。これが図1に示されている。
欧州特許出願公開第3251562号は、フレーム上に支持された巻き取り式スクリーンを開示しており、フレームの上部および下部がSTEMで形成され、フレームの一方側がハウジングによって形成され、他方側が細長い垂直ハンドルによって形成されている。スクリーンおよびSTEMをハウジング内に巻き取ることによって、スクリーンを格納することができる。一実施形態においては、典型的にはポリエステルなどの曲がりにくいポリマーで作られるスクリーンの直線度を改善するために、広い間隔で配置された少数の細い剛体ロッドが、STEMを平行に保つためにスクリーンの内面に接続される。欧州特許出願公開第3251562号は、これらのロッドを、STEMの巻き取りを妨げかねないため、STEMに取り付けるべきではないと述べている。さらに、欧州特許出願公開第3251562号は、ハンドルをスクリーンの設計に取り入れることができるように、STEMにクランプを取り付ける利点も示している。これらのクランプはすべて、STEMの向きをコイル状または平坦として固定するように示されている。歴史的に、STEMが完全にコイル状になることを防ぐ「C」字形にSTEMを保持し、あるいは強制閉鎖においてSTEMを支援する固定された平らな開放状態に保持する固定クランプが使用されてきたが、結果的に、挿入される内側スクリーンが複雑な形状になり、内側スクリーンが変形し、しわまたはひだが生じる恐れが生じる。理想的には、内側スクリーンのためのフレームは、一貫性があり、矩形の形状であると考えられる。
他の既知の構成として、欧州特許出願公開第1594384号、米国特許出願公開第2007193705号、米国特許第5819835号、米国特許第5875597号、および独国実用新案出願公開第202011109665号に記載の構成が挙げられる。
集中した作業または会議あるいはバナーの展示のためのスペースを生み出すために、オープンプランのオフィスおよび学習環境において柔軟性に対する需要が高まっている。既知の可搬の壁の多くは、その一部を上述したが、かさばって重いか、薄くて貧弱であるか、あるいは複雑であり、高価になり、魅力的でなく、あるいは迅速かつ/または頻繁な使用および展開が現実的でない。
本開示は、先行技術に関連する問題に対処し、あるいは少なくとも改善することを目的とする。
本開示は、例えば、音響特性を備え、設置および撤去が容易であり、柔軟性があり、保管が容易な可搬の壁を提供することを目的とする。これは、多くのそのような環境において、とりわけ例えば共同部屋の学生、オープンプランのオフィスビルの労働者、展示ブースの営業担当者など、空間の存在者にとって直感的かつ容易に使用できる場合に有益になり得る。
ソーシャルメディアが盛んになり、一般の人々が自身のスマートフォンで撮影できる内容を映像としてライブストリーミングできるようになってきたことにより、本開示は、例えば重傷を負ったサッカー選手をファンの目から隠すなど、事故の際に患者を公衆の視界から隠すために救急サービスによって屋外で使用することができる可搬のプライバシー構造物、スクリーン/壁/仕切り/パーティションを提供することも、目的とすることができる。上述の種類の展開可能な壁は、例えばにぎやかなストリートフェスティバルまたはにぎやかな経路におけるマラソンにおいて誰かが倒れた場合に、例えば救急医療隊員が群衆に妨げられることなく働くための空間を境界付けるために、公共の集まりにおいて使用することもできる。同じまたは同様の設備が、印刷されたときに、例えば屋内または屋外の展示会での使用に有益と考えられる。
本開示は、STEMが妨げられることなくロール状になり、あるいはロールから展開され、この状態の変化からもたらされる構造的/機能的利益が利用されるようなやり方で、STEMの凸側の中央領域に材料を取り付けることを説明する。
さらに、本出願は、ハンドルをSTEMへと、両者を互いに充分に保持し、かつSTEMが湾曲した状態から平たい状態へと自由に変化できるようなやり方で取り付ける新規な方法を説明し、これは、ハンドルが構造物に向かって完全に引っ込められるときに有益な強制(「スナップ」)閉鎖機能をもたらすとともに、内側のスクリーンを挿入するためのすっきりとした矩形のフレームも生み出す。
また、図17がほんの一例である種々の新規な構造物も開示され、これは、中実なボード材料41(分かりやすくするために参照番号を提示するが、これは決して本開示を限定するものではない)から製作され、中実なボード材料41は部分的に切断され、後面47がボード材料を巻き取り可能にするためのヒンジとなるように、前面48が切断され、コア部分が部分的に切断されている。理想的には、この構造物は、展開時に剛性をもたらすとともに、格納時に円筒形の形状に支持するために、STEM3によってその中央領域に沿って支持される。
本開示の第1の態様によれば、例えば巻き取りおよび展開が可能なスクリーン/壁/仕切り/パーティションなどの格納可能なパネル構造物を備えており、前記平坦な構造物は、互いに間隔を空けて位置する後面および前面を備え、前記前面は、互いに別個であり、かつ前記パネル構造物の巻き取りを可能にするために互いに離れるように移動するストリップのアレイで少なくとも部分的に形成され、前記後面は、前記ストリップを互いに接続し、かつ前記シートの巻き取り時に前記ストリップを互いに離れるように移動させることができるように曲がることができるヒンジを形成している、システムが提供される。
随意により、前記シートの展開時に、隣同士のストリップからなる各ペアのストリップが、互いに当接し、あるいは幅広い方のストリップの幅の2倍以下の間隔にて隔てられる。
随意により、前記シートの展開時に、隣同士のストリップは、互いに当接し、あるいは隣同士のストリップからなるペアのうちの幅広い方のストリップの幅以下の間隔にて隔てられる。
随意により、前記構造物は、前面シートおよび後面シートで形成され、セルまたは低密度材料が、前記前面シートと前記後面シートとを隔てる。
随意により、前記ストリップは、前記前面に折り目をつけ、前記前面を切断し、あるいは前記前面を起こすことによって形成される。
随意により、前記構造物は、0.1mm〜25mm、例えば1mm〜15mm、例えば3mm〜10mmの厚さを有する。
随意により、前記ストリップは各々、0.5mm〜100mm、例えば1mm〜50mm、例えば2mm〜5mmまたは10mm〜40mmなどの幅を有する。
随意により、隣同士のストリップからなる各ペアの間の間隔は、おおむね100mm以下、例えば50mm以下、例えば10mm以下である。
随意により、本システムは、前記構造物を展開された状態に支持するように構成された支持体を含む。
随意により、前記支持体は、少なくとも1つのSTEMを備え、該STEMは、該STEMを非コイル状にすることによって軸線に沿って伸ばすことが可能、かつ該STEMをコイル状にすることによって前記同じ軸線に沿って再び格納することが可能であり、前記構造物は、前記少なくとも1つのSTEMがコイル状および非コイル状になるときに前記構造物の巻き取りおよび展開を生じさせるアタッチメントによって、前記少なくとも1つのSTEM上に支持される。
随意により、前記少なくとも1つのSTEMは、前記構造物の前記後面に隣接して位置し、随意により前記後面に取り付けられる。
随意により、前記少なくとも1つのSTEMは、前記構造物の前記後面の一領域に隣接して位置し、前記後面は、前記領域に、前記STEMおよび前記構造物が一緒にコイル状にされるときに前記後面が前記領域において広がることができる一方で、前記STEMおよび前記構造物が一緒にコイル状にされるときに前記ストリップの曲がりを可能にする前記ヒンジが前記構造物の少なくとも1つの他の領域によって形成されるように、前記前面の前記ストリップの間の分離に整列したスリットを含む。
随意により、前記少なくとも1つのSTEMは、伸びたときに、凹側および凸側を有し、前記構造物は、例えば接着剤、溶接、縫い目、リベット、ハトメ、またはフックとループとによる接続部などの破ることができるアタッチメントによって、前記STEMの前記凸側の中央領域に取り付けられ、例えば前記STEMの中心軸または該中心軸に隣接する領域に取り付けられる。
随意により、前記支持体は、少なくとも2つのSTEMを備え、該少なくとも2つのSTEMは、互いに間隔を空けて位置し、平行な軸線に沿って伸縮可能であり、前記構造物は、該少なくとも2つのSTEMによって支持される。
随意により、前記STEMは、水平方向、または斜め上方または下方を含む上方または下方へと非コイル状にされ、あるいは内側または外側に湾曲させられるように構成される。
随意により、前記支持体は、前記少なくとも1つのSTEMを支持するハウジングと、前記ハウジング内の回転可能なスプールとを含み、前記構造物を、前記スプール上に巻き取ることができる。
随意により、前記スプールは、該スプール上に巻き付けられた前記構造物を支持するように構成された底板を含む。
随意により、本システムは、前記構造物の巻き取りを支援するように前記スプールに作用するばねを含む。
随意により、前記支持体は、前記少なくとも1つのSTEMのうちの前記ハウジングから遠い端部を支持するハンドルを含む。
随意により、前記前面は、前記STEMが位置する領域に凹所を含むことにより、前記STEMをコイル状にするときに前記後面が外側に引き伸ばされ、前記前面が内側に押し込まれる。
随意により、前記支持体は、少なくとも2つの柱を備え、該柱は、前記構造物に取り付けられ、前記ストリップに平行に延びることで、該柱を前記構造物と一緒に巻き取ることができる。
随意により、前記支持体は、前記柱に取り付けられた少なくとも1つのSTEMを含む。
随意により、本システムは、前記構造物を巻き取られた状態に保持するための少なくとも1つの留め具を含み、該留め具は、例えばフックとループ(Velcro)、ホック、または磁気固定具であってよい。
随意により、本システムは、一時的または恒久的な屋内または屋外スクリーン、部屋の仕切り、引き下ろしドア(例えば、ガレージ扉)などのドア、窓の日よけ、カーテンまたはブラインド、遮音スクリーン、可搬パーティションスクリーン、システム全体が非鉄である場合のMRI走査室のスクリーンの形態であり、随意によりホワイトボード、黒板、映写面、ピンボードおよび/またはフックとループとによるボード、ポスター、鏡、太陽光アレイ、鏡面フィルム面、パラボラアンテナ、装飾パネル、光起電ソーラーアレイ、例えばOLED TVなどの可撓テレビまたはモニタ、またはLEDライトとして機能することができ、あるいは例えば上述の機能を提供するために他の材料を取り付けることが可能である支持構造体として機能することができる。
本開示の第2の態様によれば、少なくとも1つのコイル状にすることができる割り管型伸縮部材(STEM)を備えるSTEMシステムが提供され、前記少なくとも1つのコイル状にすることができるSTEMは、中心軸を有し、該STEMを非コイル状にすることによって軸線に沿って伸ばすことが可能、かつ該STEMをコイル状にすることによって前記同じ軸線に沿って再び格納することが可能であり、非コイル状にされるときに該STEMの先端を形成する端部を有し、伸ばされた/非コイル状にされたときに凹側および凸側を有し、ハンドルが、1つ以上の接続部によって前記少なくとも1つのSTEMの前記先端の前記凸側に取り付けられることで、格納時にコイル状になる前記STEMの前記先端の作用によって該ハンドルが該コイル状のSTEMの残りの部分に向かって付勢される。
随意により、前記ハンドルは、前記少なくとも1つのコイル状にすることができるSTEMが伸ばされたときに地面に係合することで、前記STEMの前記先端を支持する。
随意により、前記ハンドルは、少なくとも1つのキャスタまたは滑り足上に支持される。
随意により、前記ハンドルを前記少なくとも1つのSTEMの前記先端の前記凸側に取り付ける接続部が、前記STEMの前記中心軸上に位置し、または前記STEMの前記中心軸に隣接して位置する。
随意により、前記少なくとも1つのコイル状にすることができるSTEMの前記先端は、前記ハンドルに対して平たくクランプされる。
随意により、前記STEMは、伸ばされたときに、50mm〜100mm、好ましくは65〜85mm、より好ましくは約75mmの幅を有し、100〜180度の間、好ましくは約130度の円弧を定める。
随意により、本システムは、前記少なくとも1つのコイル状にすることができるSTEMのコイル状にされた部分を保持するためのハウジングを含む。
随意により、前記ハウジングは、地面に係合し、随意により少なくとも1つのキャスタまたは滑り足を含む。
随意により、本システムは、前記少なくとも1つのSTEMに取り付けられたスクリーンを含み、該スクリーンは、前記少なくとも1つのSTEMおよび該スクリーンを一緒にコイル状および非コイル状にすることを可能にするアタッチメントによって前記少なくとも1つのSTEMに取り付けられる。
随意により、本システムは、少なくとも2つのSTEMを備え、該少なくとも2つのSTEMは、互いに間隔を空けて位置し、平行な軸線に沿って伸縮可能であり、前記スクリーンは、向かい合う辺に沿って前記少なくとも2つのSTEMによって支持される。
随意により、前記ハンドル、前記少なくとも2つのSTEM、および前記ハウジングが、前記スクリーンを支持する矩形のフレームを形成する。
随意により、前記少なくとも1つのSTEMは、スプールに取り付けられる。
随意により、前記スプールは、前記スクリーンの格納を支援するように構成されたばねによって付勢される。
随意により、前記少なくとも1つのSTEMの前記先端は、例えば接着剤または機械的な固定によって、例えば縫合、溶接、接着剤、リベット、またはハトメにより、随意によりボルトとの組み合わせにおいて、ただ1つの地点において前記ハンドルに直接取り付けられる。
随意により、前記少なくとも1つのSTEMの前記先端は、湾曲した形状または斜めの/面取りされた形状(すなわち、STEMの端部がSTEMの中心軸に直交しない)である。
随意により、本システムは、前記少なくとも1つのSTEMをクランプするクランプを含み、該クランプは、前記少なくとも1つのSTEMを該STEMの長さの途中でクランプし、該クランプの領域において該STEMのねじれを引き起こす該クランプの領域における該STEMの前記凹側および凸側の形成を防止する。
随意により、本システムは、一時的または恒久的な屋内または屋外スクリーン、部屋の仕切り、展示スクリーン、レーザまたはX線または溶接のための安全スクリーン、引き下ろしドア(例えば、ガレージ扉)などのドア、窓の日よけ、カーテンまたはブラインド、遮音スクリーン、可搬パーティションスクリーン、システム全体が非鉄である場合のMRI走査室のスクリーンの形態であり、随意によりホワイトボード、黒板、映写面、ピンボードおよび/またはフックとループとによるボード、ポスター、鏡、太陽光アレイ、鏡面フィルム面、パラボラアンテナ、装飾パネル、光起電ソーラーアレイ、例えばOLED TVなどの可撓テレビまたはモニタ、またはLEDライトとして機能することができ、あるいは例えば上述の機能を提供するために他の材料を取り付けることが可能である支持構造体として機能することができる。
随意により、前記少なくとも1つのSTEMは、水平方向、または斜め上方または下方を含む上方または下方へと非コイル状にされ、あるいは内側または後方に湾曲させられるように構成される。
1つ以上の態様からの特徴またはその任意の随意による特徴を、互いに組み合わせることが可能である。
本開示は、さまざまなやり方で実施可能であり、本開示の実施形態が、以下で添付の図面を参照して例として説明される。
基本的な割り管型伸縮部材を示している。 割り管型伸縮部材の等角投影図を示している。 180度超の円弧を持つ割り管と180度未満の円弧を持つ割り管との変態の違いを示している。 2本の管といくつかのポールとからなる基本的なフレームを示している。 穴の設計が異なる薄型端部の種々の設計を示している。 さまざまな設計のスラット、すなわち湾曲した矩形、矩形、および円形のスラットについて、巻き取られたSTEMへの影響を示している。 スティックの管への取り付けを変えることで、角度の付いたプロファイルを生み出すことができる方法を示している(2次元の図および等角投影図)。 管および平坦なスティックにおける穴の位置を説明している。 管および平坦なスティックにおける穴の位置を説明している。 STEMの縁に位置するボタンループを示している。 堅固な裏打ち材料について考えられる種々の形状を示している。 前面のスラットの幅、間隔、および高さの間の関係を示している。 スクリーンまたはハンドルを省いた間仕切りスクリーンの空の本体ケーシングを示している。 ケーシングおよびキャスタを備える閉じた状態の間仕切りスクリーンを示している。 開いて曲げられた状態のケーシングおよびキャスタを備える間仕切りスクリーンを示している。 STEMの凸側の中央領域への取り付けの位置を示している。 完全スリット剛体ボードで作られた場合の構造物を示している。 STEMを構造物に取り付ける方法を示している。 STEMを構造物に取り付ける方法を示している。 STEMを構造物に取り付ける方法を示している。 中心線に沿って固定された独立したスラットから作られた構造物を示している。 STEMがスリットボード材料に直接取り付けられるのではなく、支持体に取り付けられるフレームシステムを示している。 巻き取り可能なスリット剛体ボードを作成する方法を示している。 構造物の巻き取り時に後面のSTEMがどのようにスリットを膨らませて開くのかを示している。 後面のSTEMの望ましい向きを示している。 外側部分が切り取られ、ヒンジとなる柔軟な内側コアが露出している異なる剛体ボード構造を示している。 STEMが真っ直ぐになるのを防ぎ、支持ベース機能を追加することによって、構造物をより安定させることができるやり方を示している。 STEMが真っ直ぐになるのを防ぎ、支持ベース機能を追加することによって、構造物をより安定させることができるやり方を示している。 STEMが真っ直ぐになるのを防ぎ、支持ベース機能を追加することによって、構造物をより安定させることができるやり方を示している。 STEMの中心線に沿ってSTEMの先端の凸側に取り付けられたハンドルを示している。 STEMの中心線に沿ってSTEMの先端の凸側に取り付けられたハンドルを示している。 STEMの先端のさまざまなプロファイルを示している。 システムの円筒形の構造の制御を助けるためにフックとループなどの留め具をどのように使用できるのかを示している。 STEMを前面の切り欠き部分に取り付けて備えるシステムについて、真っ直ぐなときの状態を示している。 STEMを前面の切り欠き部分に取り付けて備えるシステムについて、巻き取られたときの状態を示している。 ケーシングのない壁に固定された格納式スクリーンのハンドルおよびハンドルベースを示している。 ハンドルが開いていて、STEMが真っ直ぐであるときのハンドルを示している。 スクリーンが閉じられ、STEMが湾曲し、ハンドルが本体の近くに保持されているときのハンドルを示している。 ハンドルが取り付けられている別の典型的なシステムを示している。 ハンドルが取り付けられている典型的なシステムを正面図として示している。 ハンドルが取り付けられている典型的なシステムを後面図として示している。 両方のスクリーンが広げられたときのハンドルが取り付けられているシステムを示している。 両方のスクリーンが広げられた状態のシステムを示している。 STEMの湾曲、およびSTEMの湾曲によって内側スクリーンから切り取られるべき複雑なスプライン形状がどのように生じるのかを示している。 STEMを平らに保持するクランプが、どのように内側スクリーンをフィットさせるべき複雑な形状を生じさせるのかを示している。 軸線を中心にして対称に配置されたSTEMのハンドルへの種々の考えられる固定位置を示している。 直線状の前縁および面取りされた前縁を有するSTEMに取り付けられたハンドルを開いた状態および閉じた状態の両方にて示している。 部分スリット剛体ボードの前面および後面を示している。
一例において、スクリーンから延びるSTEM3は、垂直ハンドル38に取り付けられる。固定は、理想的には、STEM3を自由にクリック開閉(図25Aおよび図25Bならびに図36B)できるように、STEM3の外側/凸側において、中心線4を通る単一の留め具により、あるいは中心線4の周囲に分散される(図36A)。したがって、システムのハンドル38は、単純な小さなアルミニウムの押し出し材またはロッドになってよく、外面に各々のSTEM3を固定するために1つの留め具が使用された(図30Aおよび図30B)。あるいは、ハンドル38は、押し出しによるケーシングであってよいが、この単純な手段によってSTEM3に接続されて、図35に示される設備と同様に見える設備を生じ、しかしながら、図35では、STEM3の縁は常に水平であり、内側スクリーン10のための部分は単純な矩形であった。単純なハンドル38を、ベース板5に取り付けることができ、したがって、きわめてほっそりした最小設計の設備が生み出されると考えられる(図29)。これを金属の露出を最小限にした同様に単純な本体8に組み込むことが、図29に示されている。スクリーンシステムは、2つの異なるシステムを備えることができ、2つの異なるシステムは、中央をヒンジとすることができる2つ折りのスクリーンを生じるように、一方のシステムの前部ハンドル38(図32に示されるとおり)または本体8(図33に示されるとおり)のいずれかにおいて取り付けられる。2つのスクリーンの間の角度を変えることができる3mx3mのコーナーを生み出すことができる(図33B)。
STEM3の自由端55のプロファイルを変更することにより(図26)、クリック閉じの力を変更することができる。湾曲したカットは、より美的に心地よく、鋭いエッジを防止し、STEM3の端部の開閉力を和らげる可能性もある。この自由端55は、露出され、形状を変えて開閉をクリックする。したがって、C字管3のこの部分を、PlastiDip(商標)などのゴム引き被膜でコーティングして、すり切れからの保護をもたらすとともに、必要とされる複雑な形状変化を被る能力を妨げることなく、露出した前縁55に改善された美観を与えることが望ましいかもしれない。
この新規なクランプ方法は、設備のスクリーン要素を据えるための矩形のフレームを有することを可能にし、したがって図35に示されるようにスクリーン10を製作するために使用される非弾性材料から複雑な形状の「スプライン」9を切り取る必要性を排除する。これは、欧州特許出願公開第3251562号「Retractable screen」において特定された問題のうちの1つを克服する。図34は、STEM3のエッジの形状の変化、および望ましくない力を伴わずにSTEM3のエッジを据えるためにスプライン9をスクリーン材料10にどのように切り込まなければならないかを示している。これらの望ましくない力は、多くの場合に、STEM3の格納時にSTEM3の下方に作成されたスプライン9の形状が変化するため、依然として存在する。図35は、このスプライン9の形状がスクリーン10に及ぼす影響を示している。
図21Aは、剛体ボード41を、巻き取りを可能にするために前面48においてどのように部分的に切断できるのかを示している。これは、ナイフによる全長の部分的な切断42、43によって生成でき、あるいは全長にわたって材料を部分的に貫通する溝42、43を掘ることによって生成することができる。溝掘りのプロファイルについて考えられる種々の形状が、図11および図12において論じられる。ボード41があまり堅固でない材料(例えば、フェルトボード)から作られる場合、例えばハニカムポリプロピレン構造などの軽くて堅固な裏打ち構造へと取り付けることによって補強することが可能である。あるいは、より堅固な支持体への取り付けによって支持してもよい。これらの支持体を、ボード材料41をSTEM3に取り付ける必要がないように、STEM3およびボード材料41にも取り付けることができる(図20)。
図20は、STEM3を、どのように少数のより丈夫なスラットまたはロッド40に取り付けて、他のあまり丈夫でないスラット40をはめ込むことができるフレームを生み出すことができるのかを示している。これの利点は、STEM3を支持するスラット40を、構造的支持の大部分を提供し、場合によってはキャスタ11に取り付けられるため、はるかに丈夫になり得ることである。フレームの内側の構造は、視覚的なバリアを提供するだけであるため、はるかに実質的でなくてよい。この構造を、図17、図43A、および図43Bに示されるように、スリットボード構造41を収容するために使用することができる。支持体40を、ベネチアンブラインドなどの木材、あるいはローラー・シャッター・パネルなどのアルミニウムまたはPVC押し出し材で製作することができる。この方法は、種々の巻き取り可能なインナーを挿入できるフレームを生み出す。スリットボード設計におけるこれの利点は、ボード41がSTEM3の周りに丸められるときに外側に引き伸ばされることが決してなく、むしろ同じ平面の周りに丸められ、STEM3が材料の両側に巻き取られるため、深さ全体の切断43がもはや不要であることである。
図22は、巻き取り時にスリット42、43が伸びて膨らんで開くことを可能にする後面47上のSTEM3の所望の向きを示している。STEM3を後面47に固定するとき、後面47は、STEM3の周りに丸めることができるように、依然として少し伸びなければならないであろう。STEM3が前面48に取り付けられるならば、パネル41の厚さおよびSTEM3の厚さによって曲率半径が大きくなるため、後面47はもっと大きく伸びなければならないと考えられる。したがって、通常は、STEM3を後面47に固定し、後面47がSTEM3の周りに丸められるときに最小限の量だけ伸びことができるようにする必要がある。部分スリット42、43の一部またはすべては、圧縮されたときにちょうちんの動作の様相と同様に後面47の拡大44が可能であるようにパネル41を貫く完全な切断42、43になる必要がある(図21B)。完全な切断42、43は、理想的には、少なくとも平たくなった状態のSTEM3の幅であり、ボード41の全幅まで延びることができる。これらの完全な切断43がより長く、互いにより近くに位置していると、少ない力で膨らませることができるため、より容易に丸めることができる。完全な切断42、43が短く、あるいは存在しない場合、スリットボード41は巻き取りにくく、機会があればばねのように広がって平たくなるような力がシステム内に存在すると考えられる。この特徴は、例えば緊急プライバシースクリーンとして使用される場合など、構造物を素早く展開する必要がある場合に望ましい。このような場合、コイルをフックとループによるVelcro56、57などの留め具で一体に保持することができ、留め具を取り外すことで、構造物の前縁を手動で広げ、自動のさらなる完全な構造物の展張/展開を開始させることができる。STEM3を前面48に取り付けることが、例えばホワイトボードまたは印刷によるディスプレイを取り付けることができる大きくて平坦な妨げのない後面47をもたらすがゆえに、望まれる可能性もある。そのような場合、前面48に溝を掘り、STEM3を据え(図28A)、後面47の裏側へと固定することで、後面47をSTEM3の周りに丸める(図28B)ために必要な後面47の膨らみの量を減らすことができるチャネル60を生成することができる。STEM3を取り付けるためのチャネル60を設ける他の利点は、STEM3の厚さがチャネル60の内部に隠されるため、シリンダ1のロールの直径が最小に保たれることである(図28B)。
パネルボード41は、理想的には、厚いときには堅固であるが、薄いときには柔軟な材料から作られる。そのようにするとき、部分的切断42、43によってリビングヒンジを作ることができる。好ましくは、ボード41の外面47、48は、内側コア49よりも高密度で丈夫な材料から作られる。これにより、構造物の断面二次モーメントが増加し、所与の重量において剛性がより高くなり、破損の可能性が低いヒンジを生み出すうえでも助けになる。例えば、プラスチックでコーティングされた発泡ボード、半剛体で外面が処理またはラミネートされたPETフェルトボード、あるいはひとたび切断されると巻き取り可能であるベニヤ板、ハニカム構造のボール紙、など。使用するのに望ましい材料の1つは、吸音性、審美的、印刷可能、ラミネートが容易、ならびに機械加工および切断が容易という利点も有するPETフェルトボードである。AutexのCube(商標)、Symphony(商標)、およびComposition(商標)、あるいはTech Materialsの耐火性PET印刷可能音響パネルであるPolySorberなど、多数のこのような材料が存在する。これらの音響パネルシートは、切断42、43および溝掘り60が容易に可能である自立型のボードである。これらの材料をラミネートして、巻き取りに有利な層を生成することができ、掘られた溝に堅固な支持体を追加および隠蔽し、理想的なボード構造を生み出すことができる。別の望ましい材料は、PVC剛体または積層ボードである。切断されていない後面47/スキンが、前面48/スキンおよびコアが切断42、43され、あるいは溝加工60されている場合に、ヒンジとして機能する。これに役立つ材料の1つが、Sealwise(商標)である。Sealwiseは、独立気泡PVCUで作られた発泡コアと、中実なPVC材料からなる表面とを備えた均質な材料である。シールワイズは、無毒であり、ホルムアルデヒドを含まず、非多孔性であり、パネル製品と同じ方法を使用して使用および加工できるが、ブレードも長持ちする。しかしながら、MDFと同様の特性、同等の密度および重量を有するため、同じ技術を使用して加工することができる。MDFと同一に機械加工、切断、CNC加工、溝掘り、プロファイリング、およびエッジングを行うことができる。100%防水であるため、衛生的であり、内外の過酷な環境に適している。段ボール、CORREX(商標)という「溝付きポリプロピレン」、および一部の木製ラミネートなど、一部の材料は本質的に「溝付き」である。これらは、前面48(スキンの上側層)を貫くが、後面47(スキンの下側層)は貫かないように、組織に沿った部分的切断42、43をもたらす役に立つ。これにより、材料は、後面47を中心に容易に自然にヒンジとなる。良好に機能する他の材料は、後面47がヒンジをもたらし、コアおよび最上層48が構造物をもたらすハニカムコアのボール紙およびポリプロピレン構造物である。あるいは、一般にDibond(登録商標)として知られるプラスチックコアのアルミニウム面シートに類似した材料が存在するが、Dibondが剛体コアを有する場合、これらの材料は柔軟な内部コア49を有する(図23を参照)。この柔軟なコア49の両側のアルミニウムを取り除くことにより、本来であれば堅固な材料にヒンジを生成することができる。図23は、外面47、48が堅固であり、内面49が柔軟である別の構成である。この特許において説明されるやり方と同様のやり方で内側の柔軟なコア49にスリットを設けることにより、ヒンジ式の柔軟なDibond材料を、STEM3の周りに妨げられることなく巻き取られて膨らむようにすることができる。
上述の方法で切断42、43、および溝加工60され、この特許において説明されるように支持ロッド23および安定なベース5と組み合わせられると、さまざまな興味深い有用な巻き取り構造物を、支持にSTEM3を必要とせずに生成することができる。伸びた状態2のSTEM3の機能を置き換えるために、長さに沿って固定される剛体部材または伸縮部材など、展開時の構造物を補強する他の方法を使用することができる。しかしながら、構造物自体が本質的に充分に堅固である場合、これは必要でないかもしれない。STEM3は(肘のように)一方向のねじれ14しか生じないため、STEM3の不使用の利点は、コスト削減の他に、展開時の構造物を「S」字形に曲げることができることである。コイル状に巻かれた状態1のSTEM3の機能を置き換えるために、ロール状の構造物の内面および外面の間の磁石またはフックとループとによる留め具56、57など、シリンダ8、38を閉じたままに固定する他の方法を使用することができる。したがって、同じ原理を使用するが、STEM3を有さないこの特許において説明される構造物が可能である。
スラット40による構造物(図19)またはスリットボード41による構造物(図17/図21)のいずれも、後面47へと取り付けられる巻き取り可能材料10のための補強支持フレームワークを生み出すことができる。一例は、ひとたび後面47に貼り付けられたならば巻き取り可能なホワイトボードを生み出す柔軟な乾拭き式の書き込み可能表面である。あるいは、ディスプレイを後面47に固定して、展示会または広告用の巻き取り式ディスプレイを生み出すことができる。前面48は、伸縮性のある布地に直接印刷またはコーティングされることができ、構造物を、柔軟な部屋のパーティションとして使用することができる。柔軟なソーラーパネルを後面に固定して、例えば悪天候時に格納できる展開可能な太陽電池を生成することができる。他の技術的応用は、OLEDフレキシブルTVおよび展開可能アンテナである。この構造物を、Concrete Canvas(商標)などのコンクリート布地を支えるために使用し、水を噴き付けてコンクリート壁を作成することができる。複数の構造物を、例えばジッパー/Velcro(商標)/ホックなどを使用して互いに取り付けて、避難生活者にプライバシーを与えるために大きな開放パンルームを規則正しく構成し直すことが多くの場合に必要とされる緊急避難所において使用するための展開可能な構造物を生み出すことができる。
図24A、図24B、および図24Cが、STEM3がその全長にわたって完全に直線51(図24A)になることで構造物が1つの平面上に位置して不安定かつ転倒しやすくなることを防止することにより、この特許において言及されるSTEM構造物のいずれかをどのようにしてより安定にできるかを示している。STEM3がその中心線4に沿って構造物に固定54される場合、巻き取り1および展開2は自由である。しかしながら、STEM3がその中心線4から外れた位置で、理想的には一方が中心線4の充分に上方に位置し、一方が充分に下方に位置する2つの留め具46によって、STEM3のエッジの付近で構造物に固定46される場合、真っ直ぐな/伸びた状態2への変形が不可能であり、コイル状の状態1に留まることを余儀なくされる(図24)。これが両端において行われる場合、構造物は、いくらかの追加の安定性をもたらすように両端において湾曲した特徴を有すると考えられる(図24C)。構造物の中央において行われる場合、その地点にねじれ14(図24C)が形成され、さらに高い安定性をもたらす(図24C)。キャスタ11および/またはベース5を支持体8、38に追加することにより、単純な安定した構造物を生み出すことができる(図24B)。STEM構造物の安定性の向上に役立つもう1つのやり方は、STEM3を、格納2されたときに真っ直ぐではなく、曲がった状態にすることである。STEM3のレシピを変更することにより、後方または内側に曲がるようにすることが可能である。STEM3が内側または外側に湾曲するこのバナナ形状は、より安定な構造を生み出すが、湾曲した壁が多くの場合に使用される展示会の背景/ブースなどに関して、より美的に好ましいスクリーンも生み出すと考えられる。
一実施形態において、溝付きポリプロピレン、CORREX(商標)、またはSealwise(商標)などの防水ボード材料41のシートは、1〜10cmごとに外側の面にスリットが部分的に設けられる。これらのスリット42、43は、STEMが取り付けられる場所の背後においてのみ後面まで完全に貫通する。これらの完全な切断42、43は、最小でSTEM3の幅(現在のところ150mm)、最大で溝の全長(例えば、ボードの高さ)であってよいが、構造物が個別のスラットに完全に分離することがないように、上部および下部に完全には切断されていない領域である部分を残す。このための理想的なCORREX(商標)材料は、約5mm〜10mmの厚さであり、理想的なSealwise(商標)ボードは、3mm〜6mmの厚さである。STEM3は、中心線4に沿って縫合45され、あるいは5〜50cmごとに機械的な留め具またはリベットによって構造物に取り付けられる。構造物は、1m〜3mの高さおよび2m〜5mの幅である。幅に沿って延びる2つのSTEM3が使用される。端から200mm〜500mmに位置する。最終的な構造物は、軽量で耐候性のある展開可能な壁であり、印刷されると例えば屋外展示用の広告バナーとして使用でき、あるいは、例えば緊急サービス用の緊急プライバシースクリーンとして使用することができる。STEM3はポリプロピレン製であり、したがって、この構造物は、プラスチック製であってよい留め具を除いて完全にリサイクル可能である。製造時にCORREX(商標)にポリプロピレンフェルト層を適用して、コスト効率の高いやり方でソフト仕上げされた一変種の設備を生み出すことができる。構造物、およびSTEM3も、美的で音響的に機能するファブリックで両面を覆い、オフィスや個人の作業エリアなどにおける柔らかな造りの吸音性のある部屋パーティションを生み出すことができる。磁気または乾拭きおよび/あるいは映写面を取り入れることによって、さらなる機能を追加することができる。構造物は軽量かつ堅固であるため、持ち上げてキャスタ11に取り付け、持ち運びをより容易にすることができる。複数のこれらのシステムを、図27において要素56、57によって示されるように前縁に沿って磁石、ジッパー、またはVelcroによって互いに取り付けて、連続的な壁を生み出すことができる。キャスタ11を、最小限の数の場所において構造物に取り付けて、構造物のスパンを支持することを必要とせずに安定性を可能にすることができ、なぜならば、そのような能力は自立型の構造物の設計にすでに備わっているからである。理想的には、ホイール11は、図24Cに記載されるように、左端および右端の湾曲の両端の下方に位置し、さらなる1つまたは2つが、後方への転倒を防止するために本体8に沿って中心からずらされて位置する(図24B)。キャスタ11が存在しない場合、構造物は、どちらの向き(逆さま)でも使用することができるという利点を有する。
上述の構造物のいずれかの別の実施形態は、垂直/ドロップダウン方向(例えば、ガレージ扉)、またはプルアップ方向(垂直壁またはOLEDテレビ)、あるいは水平引き出し方向(窓の日よけ/展開可能な音響屋根)であってよい。ドロップダウン方向のスクリーンを使用して、天井に取り付けられ、あるいは床から立ち上がる超ワイドカーテン、ディスプレイ、遮音スクリーンを生み出すことができる。日よけ構造物は、(標準的な超幅広の日よけの場合のような)きつく張られた生地ではなく、本質的に堅固な構造になるため、下部構造をあまり必要とせず、天候による劣化の可能性が少ない自立型ブラインドを生み出すことができる。
構造物を、スプール35への巻き取り時にシステムを支援するように構成されたばねコアおよび回転底板35(図13)を追加することによってさらに改善することができ、これは摩擦を低減し、巻き取りを助けると考えられる(図13)。これは、ユーザが手動で構造物の展開および巻き取りを行う必要がなく、代わりに、ハンドル38を押し引きして構造物を解放できることを意味する。ハンドル38は、スプール35を内部に有する部分であってよく、あるいは自由端であってよい。回転コア38を、機械的または電気的ばねで補助することができる。
構造物を両端から巻き取り、中央で出会う2つの円筒形のロールを生じさせることが望まれるかもしれない。これは、1つの円筒では外径がSTEM3にとって大きすぎるという理由、または使用において扱いにくいという理由からであるかもしれない。2つの円筒が同じ面に沿って出会う(図24Bに示されるようなC字形を与える)構造物を生成することができる。しかしながら、STEM3を切断して回転させると、円筒が背中合わせに接する構造物を生み出すことができ、両端部が反対方向に湾曲するがゆえにより安定になるS字形の構造物が得られる。これは、S字の上部が下部に対して異なる方向に曲がるため、構造物が両方の方向にねじれる可能性があることも意味する。上述のどの向きにおいても、構造物を、自由端を互いに取り付けることができるように設計することができ、したがって、例えば大きな開放プランの空間をさまざまな柔軟に設計されたゾーン領域へと再構成するために、たくさんの形状を生成することができる接続された構造を生み出すことができる。
一実施形態は、巻き取り式の間仕切りを生成するために切断される音響フェルトボードであり、ホワイトボード、映写面、ピンボード、および/またはフックとループとによるボードという追加の機能を有する。あるいは、同じ設計の考え方から、より低コストかつ耐候性のCorrex(商標)溝付きポリプロピレンまたは溝付きSealwise(商標)ボードを使用する他の剛体材料が、屋外の耐候性パーティション構造を作成するために同様に切断される。
ボード材料41の完全な切断43が材料の全長にわたって延びるならば、独立したスラット40が生成されると考えられる(図17)。同様の構造物は、これらのスラット40が互いに隣接せず、間隔を空けて配置されている構造物であってよい(図19)。図19に示されるスラット40は、理想的には、例えばベネチアンブラインドにおいて見られる木製スラットなど、軽量で隆起しており、かつ薄い。スラット40の裏側に構造物を追加するために、それらをポリエステルフィルムあるいは接着ビニールまたはフェルトなどのフィルム材料に取り付けることができる。これにより、巻き取りマットが生成される。STEM3(または、他の支持材料)を、この構造物に、例えばSTEM3を貫くスラット40および/または裏打ちフィルムへの中心線4に沿った縫合によって、連続的に追加することができ、あるいはSTEM3を、構造物に、STEM3に沿って間隔を空けつつ配置され、一部または全部のスラット40につながるリベットまたはハトメなどによって、非連続的に取り付けることができる(図18)。これらのさまざまな取り付け方法は、剛体ボード41の方法にも有効である(図17)。ハトメなどの非連続的な方法は、きわめて少数の固定具しか必要としないかもしれないが、理想的には、1メートルごとに少なくとも1つの留め具が必要である。構造物は、STEM3の自由な巻き取りが可能でなければならないため、スラット40、フィルム、およびSTEM3の向きが重要である。
図4が、2つの管3と複数のポール22とからなる基本的なフレームを示している。この実施形態において、2つ以上の管3を互いに接続して、上述のような利点を達成することができる。ポール22は、弾性的な中央部分24と、割り管3と相互作用する各々の端部のより薄い平坦な部分(スティック23)とを備える。スティック23を、管3の開放面を超えて延ばすことができ、あるいは内面の1つに対して当接するように配置することができる。例えば、はしご型構造を、2つの管3を延ばし、次いでそれらに垂直に剛体要素22を取り付けることによって、構築することができる。
図5が、穴の設計が異なる薄型端部23の種々の設計を示している。剛体ポール24を管3に直接取り付けることができ、あるいは管3のODへの影響の低減に役立つように、管3をその表面へと平たくすることができるように充分に広いフラットスティック23と呼ばれる薄型部分を、ポール24に接続することができる。ポール24とフラットスティック23とを接続するさまざまな方法が存在し、いくつかの例が図5に示されている。フラットスティック23は、任意の薄型形状であってよいが、一般に断面が矩形である平らな面、好ましくは巻き取られた管2の円弧に一致するように湾曲した矩形断面が、スティック23の幅は厚さと比べてODへの影響がはるかに小さいため、連携に最も好ましい形状である。図6を参照されたい。
フラットスティック23を、いくつかのやり方で管3に取り付けることができる。好ましい方法は、直径の小さい非弾性ストリングまたはワイヤ21(図7、図8、および図9)(釣り糸など)による。このストリング21は、スティック23および管3の外側に単に巻き付いて、両者を互いに固定することができる。しかしながら、この組み立てが簡単な方法は、ポール24の線に沿った支持が限定される(すなわち、ポールが滑り出る可能性がある)。取り付けのためにワイヤ21を通すための4つの穴を各々の要素に有することにより、ポール24の管3に対する横方向、横断方向、および回転方向の移動が防止され、したがって最も安全な取り付けが提供される。
スティック23に対する管3の保持のきつさを、管3およびスティック23におけるワイヤ21を通すための穴の配置によって制御することができ、これにより、事前に指定されたねじれの形状を作り出すことができる。
図8および図9は、管3およびフラットスティック(23)における穴の配置の背後にある仕組みを示している。
図8は、管が平らな状態(巻き取られた状態)1であるときに緩い固定をもたらし、管が湾曲した状態(伸びた状態)2であるときにきつい固定をもたらすように、穴をどのように配置できるかを示している。
図9は、管が平らな状態(巻き取られた状態)1であるときにきつい固定をもたらし、管が湾曲した状態(伸びた状態)2であるときに緩い固定をもたらすように、穴をどのように配置できるかを示している。
スティック23および/または管3における穴の位置を変更することによって、この効果を調整して、個々の用途に合った所望の効果を達成するための両者の混合を生み出すことができる。
他の取り付けの形態として、割り管3の一端をスティック23に接着または機械的に固定すること、スティック23および管3の周りにファブリックを巻き付けること、スティック23を挿入できるヒンジ付きハトメ25を備えたフラップを管3のエッジに取り付けることが挙げられ、これらのヒンジ付きハトメ25は、単にドレスの背中に固定されているボタンによく似た糸のループであってよい。割り管3のエッジのボタンループ25を示している図10を参照されたい。
1 巻き取られた状態の管
2 伸びた状態の管
3 割り管型STEM
4 割り管の中心線
5 ベースプレート
8 本体
9 内側パネルのスプライン切り欠き
10 内側パネル
11 キャスタホイール
14 割り管のねじれ
20 ポール
21 非弾性ストリングまたはワイヤ
22 ポール
23 スティック
24 弾性的な中央部分
25 ボタンループ
35 スラスト支承回転ディスク
36 巻き取られた素材スクリーンを保持する本体のケーシング
37 滑らかな保護面
38 システムの前部ハンドル
40 堅固なスラット
41 中実ボード材料
42 部分的なスリット切断部
43 貫通スリット切断部
44 膨らむスリット効果
45 STEMの中心線に沿った縫合糸
46 固定具のための穴
47 後面
48 前面
49 柔軟な内側コア
51 平坦な材料
52 巻き取られた材料
53 フット延長部
54 STEMの中心線上の固定具用の穴
55 STEMの前縁
56 Velcroフック
57 Velcroループ
58 平たいときの開いたV字カット
59 湾曲時の閉じたV字カット
60 STEMを収容するための溝掘り特徴部

Claims (42)

  1. 例えば巻き取りおよび展開が可能なスクリーン/壁/仕切り/パーティションなどの格納可能なパネル構造物を備えており、前記平坦な構造物は、互いに間隔を空けて位置する後面および前面を備え、前記前面は、互いに別個であり、かつ前記パネル構造物の巻き取りを可能にするために互いに離れるように移動するストリップのアレイで少なくとも部分的に形成され、前記後面は、前記ストリップを互いに接続し、かつ前記シートの巻き取り時に前記ストリップを互いに離れるように移動させることができるように曲がることができるヒンジを形成している、
    システム。
  2. 前記シートの展開時に、隣同士のストリップからなる各ペアのストリップが、互いに当接し、あるいは幅広い方のストリップの幅の2倍以下の間隔にて隔てられる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記シートの展開時に、隣同士のストリップは、互いに当接し、あるいは隣同士のストリップからなるペアのうちの幅広い方のストリップの幅以下の間隔にて隔てられる、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記構造物は、前面シートおよび後面シートで形成され、セルまたは低密度材料が、前記前面シートと前記後面シートとを隔てている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記ストリップは、前記前面に折り目をつけ、前記前面を切断し、あるいは前記前面を起こすことによって形成される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記構造物は、0.1mm〜25mm、例えば1mm〜15mm、例えば3mm〜10mmの厚さを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 前記ストリップは各々、0.5mm〜100mm、例えば1mm〜50mm、例えば2mm〜5mmまたは10mm〜40mmなどの幅を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 隣同士のストリップからなる各ペアの間の間隔は、おおむね100mm以下、例えば50mm以下、例えば10mm以下である、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記構造物を展開された状態に支持するように構成された支持体を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のシステム。
  10. 前記支持体は、少なくとも1つのSTEMを備え、前記STEMは、前記STEMを非コイル状にすることによって軸線に沿って伸ばすことが可能、かつ前記STEMをコイル状にすることによって前記同じ軸線に沿って再び格納することが可能であり、前記構造物は、前記少なくとも1つのSTEMがコイル状および非コイル状になるときに前記構造物の巻き取りおよび展開を生じさせるアタッチメントによって、前記少なくとも1つのSTEM上に支持される、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記少なくとも1つのSTEMは、前記構造物の前記後面に隣接して位置し、随意により前記後面に取り付けられる、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記少なくとも1つのSTEMは、前記構造物の前記後面の一領域に隣接して位置し、前記後面は、前記領域に、前記STEMおよび前記構造物が一緒にコイル状にされるときに前記後面が前記領域において広がることができる一方で、前記STEMおよび前記構造物が一緒にコイル状にされるときに前記ストリップの曲がりを可能にする前記ヒンジが前記構造物の少なくとも1つの他の領域によって形成されるように、前記前面の前記ストリップの間の分離に整列したスリットを含む、請求項10または11に記載のシステム。
  13. 前記少なくとも1つのSTEMは、伸びたときに、凹側および凸側を有し、前記構造物は、例えば接着剤、溶接、縫い目、リベット、ハトメ、またはフックとループとによる接続部などの破ることができるアタッチメントによって、前記STEMの前記凸側の中央領域に取り付けられ、例えば前記STEMの中心軸または前記中心軸に隣接する領域に取り付けられる、請求項10〜12のいずれか一項に記載のシステム。
  14. 前記支持体は、少なくとも2つのSTEMを備え、該少なくとも2つのSTEMは、互いに間隔を空けて位置し、平行な軸線に沿って伸縮可能であり、前記構造物は、前記少なくとも2つのSTEMによって支持される、請求項10〜13のいずれか一項に記載のシステム。
  15. 前記STEMは、水平方向、または斜め上方または下方を含む上方または下方へと非コイル状にされ、あるいは内側または外側に湾曲させられるように構成される、請求項10〜14のいずれか一項に記載のシステム。
  16. 前記支持体は、前記少なくとも1つのSTEMを支持するハウジングと、前記ハウジング内の回転可能なスプールとを含み、前記構造物を、前記スプール上に巻き取ることができる、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記スプールは、前記スプール上に巻き付けられた前記構造物を支持するように構成された底板を含む、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記構造物の巻き取りを支援するように前記スプールに作用するばねを含む、請求項16または17に記載のシステム。
  19. 前記支持体は、前記少なくとも1つのSTEMのうちの前記ハウジングから遠い端部を支持するハンドルを含む、請求項16〜18のいずれか一項に記載のシステム。
  20. 前記前面は、前記STEMが位置する領域に凹所を含むことにより、前記STEMをコイル状にするときに前記後面が外側に引き伸ばされ、前記前面が内側に押し込まれる、請求項11に記載のシステム。
  21. 前記支持体は、少なくとも2つの柱を備え、前記柱は、前記構造物に取り付けられ、前記ストリップに平行に延びることで、前記柱を前記構造物と一緒に巻き取ることができる、請求項9〜15のいずれか一項に記載のシステム。
  22. 前記支持体は、前記柱に取り付けられた少なくとも1つのSTEMを含む、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記構造物を巻き取られた状態に保持するための少なくとも1つの留め具を含み、該留め具は、例えばフックとループ(Velcro)、ホック、または磁気固定具であってよい、請求項1〜22のいずれか一項に記載のシステム。
  24. 一時的または恒久的な屋内または屋外スクリーン、部屋の仕切り、引き下ろしドア(例えば、ガレージ扉)などのドア、窓の日よけ、カーテンまたはブラインド、遮音スクリーン、可搬パーティションスクリーン、システム全体が非鉄である場合のMRI走査室のスクリーンの形態であり、随意によりホワイトボード、黒板、映写面、ピンボードおよび/またはフックとループとによるボード、ポスター、鏡、太陽光アレイ、鏡面フィルム面、パラボラアンテナ、装飾パネル、光起電ソーラーアレイ、例えばOLED TVなどの可撓テレビまたはモニタ、またはLEDライトとして機能することができ、あるいは例えば上述の機能を提供するために他の材料を取り付けることが可能である支持構造体として機能することができる、請求項1〜23のいずれか一項に記載のシステム。
  25. 少なくとも1つのコイル状にすることができる割り管型伸縮部材(STEM)であって、中心軸を有しており、前記STEMを非コイル状にすることによって軸線に沿って伸ばすことが可能、かつ前記STEMをコイル状にすることによって前記同じ軸線に沿って再び格納することが可能であり、非コイル状にされるときに前記STEMの先端を形成する端部を有し、伸ばされた/非コイル状にされたときに凹側および凸側を有する、少なくとも1つのSTEMと、
    1つ以上の接続部によって前記少なくとも1つのSTEMの前記先端の前記凸側に取り付けられることで、格納時にコイル状になる前記STEMの前記先端の作用によって該コイル状のSTEMの残りの部分に向かって付勢されるハンドルと
    を備えるSTEMシステム。
  26. 前記ハンドルは、前記少なくとも1つのコイル状にすることができるSTEMが伸ばされたときに地面に係合することで、前記STEMの前記先端を支持する、請求項1に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  27. 前記ハンドルは、少なくとも1つのキャスタまたは滑り足上に支持される、請求項2に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  28. 前記ハンドルを前記少なくとも1つのSTEMの前記先端の前記凸側に取り付ける接続部が、前記STEMの前記中心軸上に位置し、または前記STEMの前記中心軸に隣接して位置する、請求項25〜27のいずれか一項に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  29. 前記少なくとも1つのコイル状にすることができるSTEMの前記先端は、前記ハンドルに対して平たくクランプされる、請求項25〜28のいずれか一項に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  30. 前記STEMは、伸ばされたときに、50mm〜100mm、好ましくは65〜85mm、より好ましくは約75mmの幅を有し、100〜180度の間、好ましくは約130度の円弧を定める、請求項25〜29のいずれか一項に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  31. 前記少なくとも1つのコイル状にすることができるSTEMのコイル状にされた部分を保持するためのハウジングを含む、請求項25〜30のいずれか一項に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  32. 前記ハウジングは、地面に係合し、随意により少なくとも1つのキャスタまたは滑り足を含む、請求項25〜31のいずれか一項に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  33. 前記少なくとも1つのSTEMに取り付けられたスクリーンを含み、該スクリーンは、前記少なくとも1つのSTEMおよび該スクリーンを一緒にコイル状および非コイル状にすることを可能にするアタッチメントによって前記少なくとも1つのSTEMに取り付けられる、請求項25〜32のいずれか一項に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  34. 少なくとも2つのSTEMを備え、該少なくとも2つのSTEMは、互いに間隔を空けて位置し、平行な軸線に沿って伸縮可能であり、前記スクリーンは、向かい合う辺に沿って前記少なくとも2つのSTEMによって支持される、請求項9に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  35. 前記ハンドル、前記少なくとも2つのSTEM、および前記ハウジングが、前記スクリーンを支持する矩形のフレームを形成する、請求項7または8と請求項9および10の両方との組み合わせに記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  36. 前記少なくとも1つのSTEMは、スプールに取り付けられる、請求項25〜35のいずれか一項に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  37. 前記スプールは、前記スクリーンの格納を支援するように構成されたばねによって付勢される、請求項12に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  38. 前記少なくとも1つのSTEMの前記先端は、例えば接着剤または機械的な固定によって、例えば縫合、溶接、接着剤、リベット、またはハトメにより、随意によりボルトとの組み合わせにおいて、ただ1つの地点において前記ハンドルに直接取り付けられる、請求項25〜37のいずれか一項に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  39. 前記少なくとも1つのSTEMの前記先端は、湾曲した形状または斜めの/面取りされた形状(すなわち、前記STEMの端部が前記STEMの中心軸に直交しない)である、請求項25〜38のいずれか一項に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  40. 前記少なくとも1つのSTEMをクランプするクランプを含み、前記クランプは、前記少なくとも1つのSTEMを前記STEMの長さの途中でクランプし、前記クランプの領域において前記STEMのねじれを引き起こす前記クランプの領域における前記STEMの前記凹側および凸側の形成を防止する、請求項25〜39のいずれか一項に記載の割り管型伸縮部材(STEM)システム。
  41. 一時的または恒久的な屋内または屋外スクリーン、部屋の仕切り、展示スクリーン、レーザまたはX線または溶接のための安全スクリーン、引き下ろしドア(例えば、ガレージ扉)などのドア、窓の日よけ、カーテンまたはブラインド、遮音スクリーン、可搬パーティションスクリーン、システム全体が非鉄である場合のMRI走査室のスクリーンの形態であり、随意によりホワイトボード、黒板、映写面、ピンボードおよび/またはフックとループとによるボード、ポスター、鏡、太陽光アレイ、鏡面フィルム面、パラボラアンテナ、装飾パネル、光起電ソーラーアレイ、例えばOLED TVなどの可撓テレビまたはモニタ、またはLEDライトとして機能することができ、あるいは例えば上述の機能を提供するために他の材料を取り付けることが可能である支持構造体として機能することができる、請求項1〜40のいずれか一項に記載のシステム。
  42. 前記少なくとも1つのSTEMは、水平方向、または斜め上方または下方を含む上方または下方へと非コイル状にされ、あるいは内側または後方に湾曲させられるように構成される、請求項1〜41のいずれか一項に記載のシステム。
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