JP2021520575A - 南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法及びその応用 - Google Patents

南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法及びその応用 Download PDF

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Abstract

南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法及びその応用を開示し、過去N年間にアルゼンチンマツイカが分布していた南西太平洋の南部海域の月別の南極振動指数AAO値を取得するステップと、時系列分析方法を利用して、アルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)と過去N年間の月別のAAO値に対して相関性分析を行い、統計的に有意な相関を示す月のAAO値を選択し、選択したこれらの月のAAO値を順に番号付けし、順にx1、x2、x3…xmとするステップと、任意1〜m個の気候因子に対して、多変数線形方程式を利用して複数のアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、各予測モデルのP値を計算するステップと、P値が最も小さいモデルを最適モデルとして選択するステップと、を含む。本発明の方法によれば、南極振動AAOを利用してアルゼンチンマツイカ資源豊度の予測を実現することで、漁業生産では指導の役割を果たし、漁獲効率を向上させ、漁獲コストを低減させ、将来性が期待できる。【選択図】図1

Description

本発明はイカ資源量の予測の技術分野に属し、南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法及びその応用に関する。
アルゼンチンマツイカは世界で重要な経済的頭足類資源であり、史上最高の漁獲量は100万トンを超え、中国等の国や地域のイカ釣り漁船、トロール船等の主な漁獲対象となっている。アルゼンチンマツイカは南西大西洋海域に分布しており、ブラジル海流及びフォークランド海流の影響を受け、南北方向に回遊する。既存の研究からわかるように、アルゼンチンイレックスは一年生の種であるため、その資源補充量は産卵場の環境の影響を受けており、汪金濤ら(2014)は2003−2011年の中国のイカ釣り漁船隊の南西大西洋での生産統計データ、及び産卵場の海面水温(SST)、海面水温偏差(SSTA)に基づいて、アルゼンチンイレックスの産卵期における月別の産卵場の最適海面水温範囲の、総面積に対する比率(PSで示される)、及び海流強度を表すSST、SSTA等の様々な環境変数因子と単位努力量当たりの漁獲量(CPUE)との相関性を計算分析し、主要環境因子に基づく様々な資源補充量予測モデルを作成した。伍玉梅ら(2011)は2000−2008年の中国のイカ釣り漁船の南西大西洋でのアルゼンチンイレックスの生産データ及び海洋衛星インバージョンデータを利用して、過去9年間の南西大西洋のアルゼンチンイレックス資源豊度の変化、及びそれと主要な生態学的因子(海面水温やクロロフィルa)との関係を分析し、2004−2008年では年平均海面水温と資源豊度の変動が有意な負の相関を示し、2005−2008年では年平均クロロフィルaと資源豊度が高い正の相関を示すことを見出した。Waluda及びRodhouse(2001)は、産卵場の環境条件がアルゼンチンマツイカの資源補充量に大きな影響を与え、産卵場の水温がやや高く、産卵場の適切な海面水温の面積が高いと、アルゼンチンマツイカの発生及び成長に有利であるという見解を示した。上記研究からわかるように、現在、中国国内外の各学者はアルゼンチンマツイカの産卵場の環境による資源補充量への影響を鋭意研究して、対応する資源量予測モデルを作成したが、どのようにして気候因子を利用してその資源量を事前に予測するかは未だに空白のままである。
従って、気候因子に基づいてアルゼンチンマツイカ資源量を予測する方法を開発することは、非常に現実的である。
本発明は、従来技術に存在している問題及び欠陥を克服し、南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法及びその応用を提供することを目的とする。
上記目的を実現するために、本発明は以下の技術的解決手段を提供し、
電子機器に適用される南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法であって、
(1)過去N年間にアルゼンチンマツイカが分布していた南西太平洋の南部海域の月別の南極振動指数AAO値を取得するステップと、
(2)時系列分析方法を利用して、アルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)と過去N年間の月別のAAO値に対して相関性分析を行い、そのうち統計的に有意な相関を示す月のAAO値を選択し、選択したこれらの月のAAO値を、アルゼンチンマツイカ資源豊度に影響を与える気候因子とし、選択したこれらの月のAAO値を1、2、3…z…mの順で番号付けし、これらの月のAAO値を順にx、x、x…x…x(mは選択した月のAAO値の数である)とするステップと、
(3)x、x、x…xのうちの任意1〜m個の気候因子に対して、多変数線形方程式を利用して計2−1個のアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、各予測モデルの統計的P値を計算し、アルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルの式は、
ln(CPUE)=a+b*x+b*x+b*x+…+b*x+…+b*xであり、
式中、CPUEは1隻あたりの年間漁獲量、aは定数、b、b、b、…b…、bはそれぞれx、x、x…x…xに対応する係数であり、
Figure 2021520575
(4)上記2−1個のアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルのうち、統計的P値が最も小さいモデルを最適モデルとして選択するステップと、を含む。
本発明に係る南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法によれば、気候因子(南極振動指数)とアルゼンチンマツイカ資源量の予測との関係を初めて作成し、気候因子(南極振動指数)によってアルゼンチンマツイカ資源量の迅速かつ正確な予測を実現でき、海洋漁業生産(アルゼンチンマツイカの漁獲)では優れた指導の役割を果たし、漁獲効率を大幅に向上させ、漁獲コストを低減させ、将来性が期待でき、また、本発明によって得られる最適モデルは一律ではなく、リアルタイムに取得される最新データに応じて最適モデルを再取得することができ、本発明の方法は適応性が高く、将来性が期待できる。
好適な技術的解決手段としては、
前記南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法において、最適モデルを得た後、該最適モデルに対応するx、x、x…x…xを取得して最適モデルに入力し、最適モデルがアルゼンチンマツイカ資源豊度を出力すると、アルゼンチンマツイカ資源量の予測が完了する。
前記南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法において、アルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルが気候因子xに対して作成される場合、b、b、b、…bz−1、bz+1、…、bはいずれも0であり、以下同様に、アルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルが気候因子x及びxに対して作成される場合、b、b、…bz−1、bz+1、…、bはいずれも0である。
前記南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法において、前記統計的に有意な相関とは、算出されたP値<0.05である。P値は、統計では仮説検定の結果を判定するためのパラメータであり、P値(P value)は、帰無仮説を真とするときに得られる標本観察結果又はより極端な結果が発生する確率である。P値が非常に小さいと、帰無仮説状況の発生する確率が非常に小さいことを示し、発生したら、小確率原理に従って、帰無仮説を拒否する理由があり、P値が小さいほど、帰無仮説を拒否する理由が十分になる。要するに、P値が小さいほど、結果が有意であることを示す。
前記南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法において、ステップ(2)では、統計的に有意な相関を示す2つの月のAAO値、すなわち過去2年目の5月のAAO値及び過去1年目の8月のAAO値を選択し、アルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)と過去2年目の5月のAAO値との相関性は有意であり、正の相関を示し、相関係数がそれぞれ0.549であり、アルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)と過去1年目の8月のAAO値との相関性は有意であり、負の相関を示し、相関係数が−0.497である。ここ及び以下で言及される3個の予測モデルは単にデータの一部で本発明の予測方法の動作ロジックを示すためのものであり、本発明の保護範囲はこれに限定されず、当業者は実際の必要に応じて適切なデータを選択してアルゼンチンマツイカ資源量を予測することができ、選択される統計的に有意な相関を示す月のAAO値の数は2個に限定されず、予測モデルの数は選択される統計的に有意な相関を示す月のAAO値の数に応じて変化する。
前記南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法において、ステップ(3)では、以下の計3個の予測モデルを作成し、
1)予測モデルI
気候因子の過去2年目の5月のAAO値xに対してアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、具体的には、
ln (CPUE)=6.7305+0.4554*xであり、
F値は6.0347であり、P=0.0277<0.05であり、F値はF検定の統計値であり、F検定は帰無仮説(null hypothesis、H0)の下で統計値がF−分布に従う検定であり、通常、2個以上のパラメータを用いた統計モデルを分析して、該モデル中の全部又は一部のパラメータが母集団の推定に適用できるか否かを判断するために使用され、線形関係を検定するものであり、
2)予測モデルII
気候因子の過去1年目の8月のAAO値xに対してアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、具体的には、
ln (CPUE)=6.7281−0.4694*xであり、
F値は4.5480であり、P=0.049<0.05であり、
3)予測モデルIII
気候因子の過去2年目の5月のAAO値x及び過去1年目の8月のAAO値xに対してアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、具体的には、
ln (CPUE)=6.7046+0.3908*x−0.3836*xであり、
F値は5.5135であり、P=0.018<0.05である。
前記南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法において、ステップ(4)では、予測モデルIIIを最適モデルとして選択し、最適モデルは、
ln (CPUE)=6.7046+0.3908*x−0.3836*xである。
本分野の常識をもとに上記各好適な条件を任意に組み合わせることができ、それにより本発明の各好適な例が得られる。
本発明は電子機器をさらに提供し、1つ又は複数のプロセッサ、1つ又は複数のメモリ、1つ又は複数のプログラム、及びデータ収集装置を備え、
前記データ収集装置は最適モデルに対応するx、x、x…x…xを取得するために使用され、前記1つ又は複数のプログラムは前記メモリに記憶され、前記1つ又は複数のプログラムが前記プロセッサにより実行されると、前記電子機器に前記南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法を実行させる。
有益な効果については、
(1)本発明に係る南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法によれば、南極振動AAOを利用してアルゼンチンマツイカ資源豊度の予測を実現することで、海洋漁業生産(アルゼンチンマツイカの漁獲)では優れた指導の役割を果たし、漁獲効率を大幅に向上させ、漁獲コストを低減させ、将来性が期待できる。
(2)本発明に係る南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法によれば、最適モデルは一律ではなく、リアルタイムに取得される最新データに応じて最適モデルを再取得することができ、本発明の方法は適応性が高く、将来性が期待できる。
(3)本発明に係る電子機器は、構成が簡単で、コストが低く、南極振動AAOに基づいてアルゼンチンマツイカ資源豊度を迅速に予測でき、将来性が期待できる。
図1は本発明に係る南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法のフローチャートである。 図2は2002−2017年のアルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)の年間変化図である。 図3及び図4はアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルの分布図である。 図3及び図4はアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルの分布図である。 図5及び図6はアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルの分布図である。 図5及び図6はアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルの分布図である。 図7は2002−2017年のアルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)の実際値及び予測値の変化分布図である。 図8は本発明に係る電子機器の構造模式図である。
本発明の実施例の目的、技術的解決手段及び利点をより明確にするために、以下、本発明の実施例の図面を参照しながら本発明の実施例の技術的解決手段を明確かつ完全に説明し、明らかなように、説明される実施例は本発明の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者が創造的な努力をせずに想到し得るほかの実施例はすべて本発明の保護範囲に属する。
実施例1
図1に示すように、本実施例は南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法を提供し、
過去N年間にアルゼンチンマツイカが分布していた南西太平洋の南部海域の月別の南極振動指数AAO値を取得するステップ101と、
時系列分析方法を利用して、アルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)と過去N年間の月別のAAO値に対して相関性分析を行い、そのうち統計的に有意な相関(P値<0.05)を示す月のAAO値を選択し、選択したこれらの月のAAO値を、アルゼンチンマツイカ資源豊度に影響を与える気候因子とし、選択したこれらの月のAAO値を1、2、3…z…mの順で番号付けし、これらの月のAAO値を順にx、x、x…x…x(mは選択した月のAAO値の数である)とするステップ102と、
、x、x…xのうちの任意1〜m個の気候因子に対して、多変数線形方程式を利用して計2−1個のアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、各予測モデルの統計的P値を計算し、アルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルの式は、
ln(CPUE)=a+b*x+b*x+b*x+…+b*x+…+b*xであり、
式中、CPUEは1隻あたりの年間漁獲量、aは定数、b、b、b、…b…、bはそれぞれx、x、x…x…xに対応する係数であるステップ103と、
上記2−1個のアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルのうち、統計的P値が最も小さいモデルを最適モデルとして選択するステップ104と、
該最適モデルに対応するx、x、x…x…xを取得して最適モデルに入力し、最適モデルがアルゼンチンマツイカ資源豊度を出力すると、アルゼンチンマツイカ資源量の予測が完了するステップ105と、を含む。
当業者が本発明の技術的解決手段をよりよく理解できるために、以下、具体例を挙げて本発明を説明する。
1、資料及び方法
(1)データソース
アルゼンチンマツイカは南西太平洋の南部海域に分布し、南極海域に近接し、その産卵場及び索餌場が南極海域の西風海流によるフォークランド海流の影響を受ける。該海域では、南極振動(Antarctic Oscillation、AAO)は重要な気候因子の一つである。南極振動は南半球の大気循環の主なモードであり、複数の尺度で南半球及び北半球の部分地域の気候系に重要な影響を与えている。それは、南半球の中緯度及び高緯度の2つの大気環状活動帯間で大気の質量が変化する全地球規模の「シーソー」構造であり、40°S及び70°S上の標準化された東西平均海面気圧差を、南極振動変化を測定するための指数とすることができる。南極振動が強いと、南半球の周極低気圧が強くなり、中高緯度の西風が強くなり、その逆も同じである。
南極振動指数はアメリカ海洋大気庁のウェブサイト(http://www.cpc.ncep.noaa.gov/products/precip/CWlink/daily_ao_index/aao/monthly.aao.index.b79.current.ascii.table)からであり、期間が2000年1月−2017年12月(表1)である。
アルゼンチンマツイカ資源豊度指数CPUE(単位はトン/船)は中国遠洋イカ釣り漁船の年間漁獲量からであり、期間が2002年−2017年(表2)である。
Figure 2021520575
Figure 2021520575
(2)研究方法及びステップ
アルゼンチンマツイカ資源豊度はイカ釣り漁船の年間平均漁獲量を指標とし、該指標は生産統計等の要因によって誤差が生じるため、資源豊度指数に対して自然対数ln(CPUE)を取ることで標準化を行う。
時系列分析方法を利用して、アルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)と2000−2017年の1−12月のAAO値に対して相関性分析を行い、そのうち統計的に有意な相関(P値<0.05)を示す月のAAO値を選択し、選択したこれらの月のAAO値を、アルゼンチンマツイカ資源豊度に影響を与える気候因子とし、選択したこれらの月のAAO値を1、2、3…z…mの順で番号付けし、これらの月のAAO値を順にx、x、x…x…x(mは選択した月のAAO値の数である)とし、
、x、x…xのうちの任意1〜m個の気候因子に対して、多変数線形方程式を利用して計2−1個のアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、各予測モデルの統計的P値を計算し、アルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルの式は、
ln(CPUE)=a+b*x+b*x+b*x+…+b*x+…+b*xであり、
式中、CPUEは1隻あたりの年間漁獲量、aは定数、b、b、b、…b…、bはそれぞれx、x、x…x…xに対応する係数であり、
上記2−1個のアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルのうち、統計的P値が最も小さいモデルを最適モデルとして選択し、
該最適モデルに対応するx、x、x…x…xを取得して最適モデルに入力し、最適モデルがアルゼンチンマツイカ資源豊度を出力すると、アルゼンチンマツイカ資源量の予測が完了する。
2、研究結果
(1)年間資源豊度ln(CPUE)の変化
図2からわかるように、アルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)は大きな年間変化を示し、2002−2003年、2007−2008年、2014−2015年では高い資源量レベルであったが、2005−2006年、2010−2012年及び2016−2017年では低い資源量レベルであった。
(2)資源豊度ln(CPUE)に影響を与えるAAO値
資源豊度ln(CPUE)と過去2年目の月別のAAO値との相関性分析を行った結果、資源豊度ln(CPUE)と過去2年目の5月のAAO値との相関性は有意であり、正の相関を示し、相関係数が0.549(P<0.05)であり、
資源豊度ln(CPUE)と過去1年目の月別のAAO値との相関性分析を行った結果、資源豊度ln(CPUE)と過去1年目の8月のAAO値との相関性は有意であり、負の相関を示し、相関係数が−0.497(P<0.05)である。
(3)資源豊度予測モデルの作成
1)予測モデルI
気候因子の過去2年目の5月のAAO値xに対してアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、具体的には、
ln (CPUE)=6.7305+0.4554*xであり、
F値は6.0347であり、P=0.0277<0.05であり、
その実際値と予測値の統計表は表3に示され、モデルの分布図は図3(図3中のAOOt−2はxである)に示される。
Figure 2021520575
2)予測モデルII
気候因子の過去1年目の8月のAAO値xに対してアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、具体的には、
ln (CPUE)=6.7281−0.4694*xであり、
F値は4.5480であり、P=0.049<0.05であり、
その実際値と予測値の統計表は表4に示され、モデルの分布図は図4(図4中のAOOt−1はxである)に示される。
Figure 2021520575
3)予測モデルIII
気候因子の過去2年目の5月のAAO値x及び過去1年目の8月のAAO値xに対してアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、具体的には、
ln (CPUE)=6.7046+0.3908*x−0.3836*xであり、
F値は5.5135であり、P=0.018<0.05であり、
その実際値と予測値の統計表は表5に示され、モデルの分布図は図5及び図6(図5中のAOOt−2はx、図6中のAOOt−1はxである)に示される。
Figure 2021520575
上記3個のモデルを比較分析した結果、予測モデルIIIを最適モデルとして選択し、最適モデルはln (CPUE)=6.7046+0.3908*x−0.3836*xである。2002〜2017年の結果に対応するx及びxを最適モデルに入力して予測値を得て(2004年の結果を例にすると、xは2002年5月のAAO値、xは2003年8月のAAO値である)、その実際値と予測値の資源豊度の変化傾向は図7に示され(図中の正方形は予測値、斜方形は実際値である)、図7からわかるように、予測値と実際値の変化傾向はほぼ同じであり、つまり、本発明の方法によって、アルゼンチンマツイカ資源豊度を効果的に予測できる。
実施例2
電子機器であって、図8に示すように、1つ又は複数のプロセッサ、1つ又は複数のメモリ、1つ又は複数のプログラム、及びデータ収集装置を備え、
データ収集装置は最適モデルに対応するx、x、x…x…xを取得するために使用され、1つ又は複数のプログラムはメモリに記憶され、1つ又は複数のプログラムがプロセッサにより実行されると、電子機器に実施例1に記載の南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法を実行させる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、当業者であれば、これらは単に例示的な説明であり、本発明の保護範囲は添付の特許請求の範囲に定められると理解できる。当業者は本発明の原理及び趣旨を逸脱せずに、これらの実施形態に対して種々の変更や修正を行うことができ、これらの変更や修正はすべて本発明の保護範囲に属する。

Claims (8)

  1. 電子機器に適用される南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法であって、
    (1)過去N年間にアルゼンチンマツイカが分布していた南西太平洋の南部海域の月別の南極振動指数AAO値を取得するステップと、
    (2)時系列分析方法を利用して、アルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)と過去N年間の月別のAAO値に対して相関性分析を行い、そのうち統計的に有意な相関を示す月のAAO値を選択し、選択したこれらの月のAAO値を、アルゼンチンマツイカ資源豊度に影響を与える気候因子とし、選択したこれらの月のAAO値を1、2、3…z…mの順で番号付けし、これらの月のAAO値を順にx、x、x…x…x(mは選択した月のAAO値の数)とするステップと、
    (3)x、x、x…xのうちの任意1〜m個の気候因子に対して、多変数線形方程式を利用して計2−1個のアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、各予測モデルの統計的P値を計算し、アルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルの式は、
    ln(CPUE)=a+b*x+b*x+b*x+…+b*x+…+b*xm(CPUEは1隻あたりの年間漁獲量、aは定数、b、b、b、…b…、bはそれぞれx、x、x…x…xに対応する係数)であるステップと、
    (4)上記2−1個のアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルのうち、統計的P値が最も小さいモデルを最適モデルとして選択するステップと、を含む
    ことを特徴とする南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法。
  2. 最適モデルを得た後、該最適モデルに対応するx、x、x…x…xを取得して最適モデルに入力し、最適モデルがアルゼンチンマツイカ資源豊度を出力すると、アルゼンチンマツイカ資源量の予測が完了する
    請求項1に記載の南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法。
  3. アルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルが気候因子xに対して作成される場合、b、b、b、…bz−1、bz+1、…、bはいずれも0である
    請求項1に記載の南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法。
  4. 前記統計的に有意な相関とは、算出されたP値<0.05である
    請求項1に記載の南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法。
  5. ステップ(2)では、統計的に有意な相関を示す2つの月のAAO値、すなわち過去2年目の5月のAAO値及び過去1年目の8月のAAO値を選択し、アルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)と過去2年目の5月のAAO値との相関性は有意であり、正の相関を示し、相関係数がそれぞれ0.549であり、アルゼンチンマツイカ資源豊度ln(CPUE)と過去1年目の8月のAAO値との相関性は有意であり、負の相関を示し、相関係数が−0.497である
    請求項1に記載の南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法。
  6. ステップ(3)では、以下の計3個の予測モデルを作成し、
    1)予測モデルI
    気候因子の過去2年目の5月のAAO値xに対してアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、具体的には、
    ln (CPUE)=6.7305+0.4554*xであり、
    F値は6.0347であり、P=0.0277<0.05であり、
    2)予測モデルII
    気候因子の過去1年目の8月のAAO値xに対してアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、具体的には、
    ln (CPUE)=6.7281−0.4694*xであり、
    F値は4.5480であり、P=0.049<0.05であり、
    3)予測モデルIII
    気候因子の過去2年目の5月のAAO値x及び過去1年目の8月のAAO値xに対してアルゼンチンマツイカ資源豊度予測モデルを作成し、具体的には、
    ln (CPUE)=6.7046+0.3908*x−0.3836*xであり、
    F値は5.5135であり、P=0.018<0.05である
    請求項5に記載の南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法。
  7. ステップ(4)では、予測モデルIIIを最適モデルとして選択し、最適モデルは、
    ln (CPUE)=6.7046+0.3908*x−0.3836*xである
    請求項6に記載の南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法。
  8. 電子機器であって、1つ又は複数のプロセッサ、1つ又は複数のメモリ、1つ又は複数のプログラム、及びデータ収集装置を備え、
    前記データ収集装置は最適モデルに対応するx、x、x…x…xを取得するために使用され、前記1つ又は複数のプログラムは前記メモリに記憶され、前記1つ又は複数のプログラムが前記プロセッサにより実行されると、前記電子機器に請求項1ないし7のいずれかに記載の南極振動指数に基づくアルゼンチンマツイカ資源量の予測方法を実行させる
    ことを特徴とする電子機器。
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