発明の分野
[0001]本開示は、一般に、メディア監視データ収集に関し、より詳細には、モバイルデバイスからデータを収集するために、モノのインターネット(IoT)コラボレーションエージェントの日和見ネットワークを作成するための方法及び装置に関する。
背景
[0002]近年、メディアにアクセスする方法が進化してきた。たとえば、従来、インターネットメディアは、主に、デスクトップコンピュータ及びラップトップコンピュータなどのコンピュータシステムを介してアクセスされていた。最近では、ユーザがインターネットメディアを要求し、閲覧することを可能にするハンドヘルドモバイルデバイス(たとえば、スマートフォン、タブレットなど)が導入されている。そのようなハンドヘルドモバイルデバイスは、インターネットメディアをストリーミングし、ウェブサイトにアクセスし、ほぼすべての他の形態のインターネットメディアにアクセスする機能を備えている。モバイルデバイス用に設計された視聴者測定エンティティ(AME)を使用して、モバイルデバイスによって生成されたネットワークトラフィックが監視及び/又は捕捉されることがある。メディア監視データは、AMEによってモバイルデバイスで収集され、処理されてもよい。メディア監視データは、サーバに送信され、サーバで記憶することができ、使用情報に関するレポートを生成することができる。
[0003]図1は、モバイルデバイスからデータを収集するために本開示の教示に従って構成された例示的な環境100のブロック図である。
[0004]図2は、本明細書に開示された例を実施するための図1のメータの例示的な実装形態のブロック図である。
[0005]図3は、本明細書に開示された例を実施するための図1のモノのインターネット(IoT)デバイスの例示的な実装形態のブロック図である。
[0006]図4は、図1及び/又は図2のメータを実装するために実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。
[0007]図5は、図1〜図3のメータ104によって割り当てられたメディア監視データを受信し、処理し、送信するようにIoTデバイスを実装するために実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。
[0008]図6は、図1〜図3のIoTデバイスのリソース情報を取得し、送信するために、例示的なモノのインターネットデバイスによって実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。
[0009]図7は、忘れた、失われたなどのデバイス識別子を回復するために、図1〜図3の例示的なメータを実装するために実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。
[0010]図8は、モバイルデバイス識別子を記憶し、送信するように図1〜図3の例示的なIoTデバイスを実装するために実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。
[0011]図9は、処理されたメディア監視データを受信し、結合するために、図1〜図3の例示的な収集サーバを実装するために実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。
[0012]図10は、モバイルデバイスに関連付けられたデバイス識別子(又はパネリスト識別子、識別マーカーなど任意の他の識別子)を取得し、送信するために、図1〜図3の例示的な収集サーバによって実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。
[0013]図11は、図4及び図7の方法及び/又は図1〜図3の例示的なメータを実装するための機械可読命令を実行するように構成された例示的なプロセッサプラットフォームのブロック図である。
[0014]図12は、図5〜図6及び図8の方法、並びに/或いは図1〜図3の例示的なIoTデバイスを実装するための機械可読命令を実行するように構成された例示的なプロセッサプラットフォームのブロック図である。
[0015]可能な場合、図面(複数可)及び添付の明細書を通して、同一又は類似の部品を参照するために、同一の参照番号が使用される。本明細書で使用する「結合」という用語は、直接又は間接的に(たとえば、1つ又は複数の介在構造及び/又は層を介して)接続されていると定義される。
詳細な説明
[0016]視聴者測定エンティティ(AME)は、様々なタイプのメディアを視聴しているユーザに関する知識を得ることを望んでいる。本明細書で使用する「メディア」は、音声及び/又は視覚(静止又は動画)コンテンツ及び/又は広告を指す。したがって、メディアは、映画、ウェブサイトコンテンツ、ストリーミングメディアなどを含む。本明細書に開示される例では、監視データ(たとえば、メディア監視データ)は、限定はしないが、メディア識別データ(たとえば、メディア識別メタデータ、コード、署名、ウォーターマーク、及び/又は提示されたメディアを識別するために使用され得る他の情報)、アプリケーション使用データ(たとえば、アプリケーションの識別子、アプリケーションの使用の時間及び/又は持続時間、アプリケーションの評価など)、及び/又はユーザ識別データ(たとえば、人口統計情報、ユーザ識別子、パネリスト識別子、ユーザ名など)を含む。
[0017]いくつかの場合には、AMEは、たとえばスマートフォンやタブレットなどのモバイルメディアデバイスでのユーザによるメディア消費を監視することを望んでいる。AMEは、とりわけ、ストリーミングメディア(たとえば、ネットフリックス(Netflix)(商標)、フールー(Hulu)(商標)、パンドラ(Pandora)(商標)など)への露出を監視し、広告への露出を監視し、ウェブコンテンツ(たとえば、ウェブサイトなど)への露出を監視し、広告効果を決定し、ユーザ行動を決定し、様々な人口統計に関連付けられた購買行動を識別し、及び/又は他の有用な監視情報を収集することを望んでいる。いくつかの既知のシステムは、監視されたモバイルメディアデバイスに及び/又は監視されたモバイルメディアデバイスから送信されているメディアを監視するためにメータを利用している。
[0018]AMEは、モバイルデバイスユーザのメディア消費行動を監視し、中央収集施設でメディア監視データを収集するための方法及び装置を利用する。いくつかの事例では、メータが監視データを収集し、監視データを処理し、収集サーバなどの中央収集施設にデータを送信する。監視データを処理することは、収集されたデータから、埋め込みコード、署名、ウォーターマーク、帯域幅、ソース識別(たとえば、ユニフォームリソースロケータなど)、品質情報(たとえば、メディアは1080pビデオなど)、又はタグ情報(たとえば、ジオタグなど)などの情報を抽出することを含んでもよい。このプロセスは、しばしば、実行するために実質的なメモリ、データ、及び電力(たとえば、バッテリ)を必要とする。いくつかの場合には、モバイルデバイスのユーザは、これらの要求に起因して望ましくない効果(たとえば、より短いバッテリ寿命、所望のユーザプログラムに専用のメモリの損失、高いデータ使用量など)を経験する可能性がある。
[0019]本明細書に開示された例では、AMEは、モバイルデバイスのためのメディア監視データ(たとえば、インプレッション統計(impression statistics)、メディア消費持続時間など)を取得するメータを利用する(たとえば、メータは、スタンドアロンメータなどによってモバイルデバイスにおいて実行されるソフトウェアによって実装されてもよい)。メータは、モバイルデバイスによって処理されるべきメディア監視データの第1の部分、及びモノのインターネット(IoT)デバイスなどローカルデバイスによって処理されるべき第2の部分を決定してもよい。決定は、IoTデバイスのリソース情報及び収集されたメディア監視データに基づく。メータは、メディア監視データの第2の部分を処理のためにIoTデバイスに転送する。次いで、メータは、第1の部分を処理し、処理された第1の部分を収集サーバに送信して、(たとえば、収集サーバによって)処理された第2の部分と結合されるようにする。メディア監視データの一部を処理し、送信することによって、IoTデバイスは、メータによって行われる作業を低減し、結果として、より長いバッテリ寿命、メモリ及びデータストレージの増加、及びモバイルデバイスのユーザにとってより良いユーザ体験をもたらす。
[0020]本明細書で使用する「ローカルデバイス」という用語は、エンティティ(たとえば、個人、企業など)が所有するプライベートネットワークに接続されたデバイス(複数可)を指す。追加又は代替として、ローカルデバイスは、互いに一定の距離内(たとえば、家庭内、企業内など)に位置するデバイスを指してもよい。いくつかの例では、ローカルデバイスは、ローカルネットワークに接続されたデバイスであってもよく、ローカルネットワークはサーバではない。本明細書に開示された例では、モバイルデバイス及びIoTデバイスは、ネットワークによって通信可能に結合されていてもよい。たとえば、ネットワークは、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、Bluetooth低エネルギー(BLE)ネットワーク、Wi−Fiダイレクトネットワーク、任意の他のピアツーピア(P2P)ネットワークなどであってもよい。他の例では、ネットワークは、中間デバイス(たとえば、モデム、ルータなど)を介してデータが配信されるクライアント/サーバネットワーク(すなわち、データストレージのための中央サーバを含むネットワーク)であってもよい。BLEネットワークは、BLE互換デバイス(たとえば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット、スマートフォン、及びパーソナルデジタルアシスタント(PDA)など)間のワイヤレス通信を容易にするワイヤレスパーソナルエリアネットワーク通信プロトコルとして実装されるBLE通信プロトコルを利用する。Wi−Fiダイレクトは、ワイヤレスアクセスポイント及び対応するインターネット接続を使用せずに、デバイス同士を接続することを可能にする例示的なワイヤレス技術標準である。Wi−Fiダイレクト接続によって、ユーザは、従来の家庭、オフィス、又はホットスポットネットワークに参加することなく、メディアを表示したり、情報を共有したり、及び/又はデータを同期したりすることができる。
[0021]本明細書で使用する「モノのインターネットデバイス」という用語は、データを受信する、処理する、及び/又は送信することができるネットワークに接続されたデバイスを指す。たとえば、IoTデバイスは、家庭用電子機器デバイス、製造デバイス、又は処理要素及びネットワークインターフェースを含む任意の他のデバイスであってもよい。IoTデバイスの例は、スマートTV、スマートコンセント、タブレット、ペースメーカー、サーモスタットなどを含む。いくつかの開示された例では、メータは、利用可能なメモリ、処理能力、データ記憶情報、及び/又はIoTデバイスの性能に関連する任意の他の情報など、IoTデバイスに関するリソース情報を取得してもよい。いくつかのさらなる例では、リソース情報は、追加又は代替として、メディアアクセス制御(MAC)アドレス、インターネットプロトコル(IP)アドレス、サービスセット識別子(SSID)、ベンダー識別子(VID)などの構成情報を含む。いくつかの場合には、構成情報は、IoTデバイスが販売され、使用される前に、製造業者によってIoTデバイスに記憶される。
[0022]本明細書に開示された例では、収集サーバは、マッピングツールを使用して、モバイルデバイス及びIoTデバイスからの処理されたデータの部分を結合する。たとえば、マッピングツールは、モバイルデバイス及びIoTデバイスのデバイス識別子を含むルックアップテーブルであってもよい。マッピングツールは、処理されたデータの部分に関連付けられたデバイス識別子を受信してもよい。たとえば、収集サーバは、1つ又は複数のデータ部分に含まれるマッピングツールについての命令を受信してもよい。命令は、マッピングツールがルックアップテーブルを使用して(たとえば、デバイス識別子を使用して)受信された処理されたデータ部分にデバイスを一致させることを可能にする。デバイス識別子を使用して、マッピングツールは、メディア監視データの第1及び第2の部分を決定する前に、処理されたデータの部分を、データの構造に対応する構成に結合してもよい(たとえば、適切な(たとえば、時系列的な)順序になるように部分を再アセンブルするために)。
[0023]本明細書に開示される例では、メータのリソース情報は、ローカルデバイスによって記憶される。たとえば、メータは、それが関連付けられたリソース情報(たとえば、Wi−Fiユーザ名及び/又はパスワード、ログイン履歴など)を忘れる、又は失う可能性がある(たとえば、情報を記憶するルータへの接続が失われた場合、メータへの電力が失われた場合など)。これに応答して、メータは、ネットワーク(たとえば、Bluetoothネットワーク)を介して、メータに関連付けられたシリアル番号を含む要求を、リソース情報のためにローカルデバイスに送信してもよい。ローカルデバイスは、メータのシリアル番号に関連付けられた以前に記憶されたリソース情報を含み、リソース情報を含む応答をメータに送信してもよい。
[0024]本明細書に開示された例では、あらかじめ定められた基準に基づいて、メディア監視データの第1の部分及びメディア監視データの第2の部分の決定が評価される。第1の部分及び第2の部分は、あらかじめ定められた基準が満たされていない場合、再決定される。たとえば、第1の部分及び第2の部分は、IoTデバイスによる第2の部分の処理のための時間がしきい値を満たすように割り振られてもよい(たとえば、IoTデバイスによって処理されるデータが多すぎる)。第1の部分及び第2の部分は、処理時間を減少させるために、第1の部分に含まれるデータの量を増加させ、第2の部分に含まれるデータの量を減少させるように再決定されてもよい。
[0025]本明細書に開示されるいくつかの例は、(たとえば、ネットワークを介して)モバイルデバイスに通信可能に結合された単一のIoTデバイスを含む。しかしながら、いくつかの例では、複数のIoTデバイスがモバイルデバイスに利用可能であってもよい。そのようないくつかの例では、メディア監視データは、複数のIoTデバイス間で割り振られてもよい。加えて、いくつかの例は、複数のメータリングされたデバイスを含んでいてもよく、その各々は、メディア監視データをローカルデバイス(たとえば、IoTデバイス(複数可)など)に割り振ることができる。さらに、いくつかの例では、メータリングされたデバイス(複数可)は、モバイルデバイスでなくてもよい(すなわち、メータリングされたデバイスは、デスクトップコンピュータ、テレビ、又はメータを含む任意の他のデバイスであってもよい)。
[0026]図1は、モバイルデバイスからのデータ収集を向上させるために本開示の教示に従って構成された例示的な環境100のブロック図である。例示的な環境100は、モバイルデバイス102において実行されるメータ104を有するモバイルデバイス102を含んでもよい。図示された例では、モバイルデバイス102は、スマートフォンである。いくつかの他の例では、モバイルデバイス102は、任意の他のデバイス(たとえば、タブレット、テレビ、コンピュータなど)であってもよい。図示された例では、メータ104は、ソフトウェア開発キット(SDK)を介して作成されたアプリケーションである。いくつかの代替例では、メータ104は、スタンドアロンのメータリングデバイスであってもよい。そのようないくつかの例では、アプリケーションは、ユーザ入力を必要とせずに動作するバックグラウンドアプリケーションであってもよい。いくつかの他の例では、メータ104は、ウェブサーバ又はウェブブラウザ拡張機能を介して実装されてもよい。図示された例では、モバイルデバイス102は、デバイス識別子(ID)106を含む。図示された例のデバイスID106は、モバイルデバイス102を識別するために使用されてもよい。いくつかの例では、デバイスID106は、デバイスを識別するために使用される数字の文字列であってもよい。
[0027]図示された例では、メータ104は、モバイルデバイス102に関連付けられたメディア監視データ108を収集する。メディア監視データ108は、モバイルデバイス102によってアクセスされる任意のタイプの配信媒体を介して配信される任意のタイプのコンテンツ及び/又は広告に対応するデータを含む。たとえば、メータ104は、モバイルデバイス102が広告、映画、ウェブサイト、ストリーミングメディアなどにアクセスするために使用されるとき、メディア監視データ108を収集してもよい。いくつかの例では、メディア監視データ108は、ある時間期間にわたって収集されてもよい。図示された例では、メディア監視データ108は、第1のデータ部分110、第2のデータ部分112、第3のデータ部分114、及び第4のデータ部分116を含む。いくつかの例では、データ部分110〜116は、メディア監視データ108のタイプに基づいて分割されてもよい。たとえば、データ部分110〜116の各々は、異なるソース(たとえば、第1のデータ部分110はウェブサイトのコンテンツを含み、第2のデータ部分112はストリーミングメディアを含むなど)からのメディア監視データ108を含んでもよい。他の例では、データ部分110〜116の各々は、同じソース(たとえば、部分に分離された単一のビデオ)からであってもよい。たとえば、データ部分110〜116は、ビデオの相互に排他的なセクションからのデータであってもよい(たとえば、データ部分110〜116は、重複するデータを含まない)。図示された例のメディア監視データ108は、図2に関連して以下にさらに詳細に説明されるメータ104によって決定される基準に従って分割される。
[0028]図示された例では、データ部分110〜116は、モバイルデバイス102、第1のモノのインターネット(IoT)デバイス118、及び第2のIoTデバイス120に配信される。図示された例では、第1のデータ部分110は、第1のIoTデバイス118に配信される。図示された例では、第1のデータ部分110は、Bluetoothネットワーク122を介して配信される。いくつかの例では、第1のデータ部分110は、Bluetooth低エネルギー(BLE)ネットワーク、Wi-Fiダイレクトネットワーク、又は任意の他のピアツーピア(P2P)ネットワークを介して配信されてもよい。いくつかの他の例では、第1のデータ部分110は、間接的に通信可能に結合されていてもよく、したがって、中間デバイス(たとえば、モデム、ルータなど)を介して配信されてもよい。
[0029]図示された例では、第1のIoTデバイス118は、スマート冷蔵庫(すなわち、インターネット機能を有する冷蔵庫)である。他の例では、第1のIoTデバイス118は、任意の他のインターネット対応デバイス(たとえば、スマートコンセント、タブレットなど)であってもよい。第1のIoTデバイス118は、IoT SDK124を含む。IoT SDK124は、第1のIoTデバイスがデータを受信及び/又は処理し、モバイルデバイス102又は他のデバイスに情報を通信し、及び/又はBluetoothネットワーク122、インターネット、又は任意の他の媒体を介して他のタスクを実行することを可能にする。図示された例の第1のIoTデバイス118は、IoT SDK124を使用して、メータ104から受信した第1のデータ部分110を処理するようになっている。図示された例では、第1のIoTデバイス118のIoT SDK124は、デバイスID106を第1のデータ部分110と結合する。
[0030]いくつかの例では、IoT SDK124は、アップグレード、更新などを介して第1のIoTデバイス118に配信されてもよい。いくつかの例では、第1のIoTデバイス118が例示的な環境100において実装される前に、製造業者によってIoT SDK124がインストールされる。そのような例では、製造業者は、IoT SDK124をIoTデバイス(たとえば、スマート冷蔵庫、スマートコンセント、スマートTVなど)にプリインストールすることにインセンティブが与えられてもよい。たとえば、製造業者は、メータリングデータレポートを低コスト又は無料で提供されてもよく、又は、IoT SDK124がインストールされた1つ又は複数のデバイスに関する利用情報を受信してもよい。IoT SDK124をプリインストールすることによって、IoTデバイス(たとえば、第1のIoTデバイス118、第2のIoTデバイス120など)は、メータ104又はIoT SDK124と互換性のある(たとえば、IoT SDK124からのメッセージを受け入れ、それに応答を送信する可能性のある)任意の他のメータと通信してもよい。
[0031]図示された例では、第3のデータ部分114は、Bluetoothネットワーク122を介して第2のIoTデバイス120に配信される。図示された例の第2のIoTデバイス120は、スマートTVである。しかしながら、いくつかの他の例では、第2のIoTデバイス120は、任意の他のインターネット対応デバイス(たとえば、スマートコンセント、タブレットなど)であってもよい。第2のIoTデバイス120は、データを受信及び/又は処理し、モバイルデバイス102又は他のデバイスと通信し、及び/又はBluetoothネットワーク、インターネット、若しくは任意の他の媒体を介して他のタスクを実行するための別のIoT SDK124を含む。図示された例では、第2のIoTデバイス120は、第3のデータ部分114を受信し、処理する。図示された例では、第2のIoTデバイス120のIoT SDK124は、デバイスID106を第3のデータ部分114と結合する。
[0032]図示の例では、メータ104は、第2のデータ部分112及び第4のデータ部分116を処理する。図示された例のメータ104は、第2及び第4のデータ部分112及び116の各々をデバイスID106と結合する。図示された例では、第1の処理されたデータ部分126、第2の処理されたデータ部分128、第3の処理されたデータ部分130、及び第4の処理されたデータ部分132がそれぞれのデバイスから送信される。
[0033]図示された例では、第1の処理されたデータ部分126は、第1のデータメッセージ134内で第1のIoTデバイス118から送信される。いくつかの例では、第1のデータメッセージ134は、インターネットメッセージ(たとえば、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)要求(複数可))であってもよい。追加又は代替として、たとえば、HTTPセキュアプロトコル(HTTPS)、ファイル転送プロトコル(FTP)、セキュアファイル転送プロトコル(SFTP)など、メディア監視データ108を受信及び/又は送信するための任意の他の方法(複数可)が使用されてもよい。第1のデータメッセージ134は、第1の処理されたデータ部分126に加えて、デバイスID106を含む。図示された例では、第3の処理されたデータ部分130は、第2のデータメッセージ136内で第2のIoTデバイス120から送信される。図示された例の第2のデータメッセージ136は、第3の処理されたデータ部分130、及びデバイスID106を含む。いくつかの例では、第2のデータメッセージ136は、インターネットメッセージであってもよい。追加又は代替として、たとえば、HTTPセキュアプロトコル(HTTPS)、ファイル転送プロトコル(FTP)、セキュアファイル転送プロトコル(SFTP)など、メディア監視データ108を受信及び/又は送信するための任意の他の方法(複数可)が使用されてもよい。図示された例のメータ104は、第2の処理されたデータ部分128及び第4の処理されたデータ部分132を送信する。図示された例では、第2の処理されたデータ部分128及び第4の処理されたデータ部分132は、デバイスID106を含む。いくつかの例では、第2の処理されたデータ部分128及び第4の処理されたデータ部分132は、インターネットメッセージ内で送信されてもよい。
[0034]図示された例では、処理されたデータ部126〜132は、各デバイスのデバイスID106とともに、ネットワーク138を介して収集サーバ140に送信される。図1の図示された例のネットワーク138は、インターネットである。しかしながら、例示的なネットワーク138は、たとえば、1つ又は複数のデータバス、1つ又は複数のローカルエリアネットワーク(LAN)、1つ又は複数のワイヤレスLAN、1つ又は複数のセルラーネットワーク、1つ又は複数のプライベートネットワーク、1つ又は複数のパブリックネットワークなどを含む、任意の適切なワイヤード及び/又はワイヤレスネットワーク(複数可)を使用して実装されてもよい。例示的なネットワーク138は、例示的なモバイルデバイス102、例示的な第1のIoTデバイス118、及び例示的な第2のIoTデバイス120を例示的な収集サーバ140と通信可能にする。
[0035]図示された例では、収集サーバ140は、データインターフェース142及びデータベース144を含む。収集サーバ140のデータベース144は、マッピングツール146をさらに含む。図示された例では、データインターフェース142は、モバイルデバイス102、第1のIoTデバイス118、及び第2のIoTデバイス120と通信可能に結合されている(つまり、ネットワークを介して)。図示された例の収集サーバ140は、データインターフェース142を介して処理されたデータ部分126〜132を受信し、処理されたデータ部分126〜132をデータベース144に記憶する。図示された例では、マッピングツール146は、データベース144に記憶された処理されたデータ部分126〜132にアクセスし、処理されたデータ部分126〜132を処理されたメディア監視データ148に再コンパイルする。図示された例の処理されたメディア監視データ148は、メディア監視データ108と同一の構成を有する。いくつかの他の例では、処理されたメディア監視データ148の構成は、メディア監視データ108の構成と同一ではない。図示された例のマッピングツール146は、マップ150を使用して、処理されたデータ部分126〜132の各々を、それぞれのデバイスID106と一致させる。いくつかの例では、マップ150は、モバイルデバイス102から収集サーバ140に送信されるルックアップテーブルである。いくつかの例では、マップ150は、インターネットメッセージ内で第2及び第4の処理されたデータ部分128及び132とともに送信される。いくつかの他の例では、モバイルデバイス102は、データ部分110〜116を配信する前に、マップ150を収集サーバ140に送信してもよい。
[0036]前述の図示された例では、例示的な環境100は、2つのIoTデバイス、第1のIoTデバイス118、及び第2のIoTデバイス120を含んでいた。いくつかの代替例では、環境は、第3のIoTデバイス152を追加的に含んでもよい。そのような例は、図1の例示的な環境100内に示されている。
[0037]図示された例では、例示的な第5のデータ部分154がメータ104によって収集される。いくつかの例では、第5のデータ部分154は、データ部分110〜116とは異なるタイプのメディア監視データである(つまり、異なるソースから収集された)。いくつかの他の例では、第5のデータ部分154は、データ部分110〜116のうちの1つ又は複数(たとえば、データ部分110〜116のうちの1つ又は複数と同じビデオの一部)と同じタイプのメディア監視データである。図示された例の第5のデータ部分154は、メータ104によって第3のIoTデバイス152に配信される。図示された例では、第5のデータ部分154は、Bluetoothネットワーク122を介して配信される。他の例では、第5のデータ部分154は、任意の他のネットワーク(たとえば、インターネット)によって配信されてもよい。
[0038]図示された例では、第3のIoTデバイス152はタブレットである。しかしながら、いくつかの他の例では、第3のIoTデバイス152は、任意の他のインターネット対応デバイス(たとえば、スマートコンセントなど)であってもよい。図示された例の第3のIoTデバイス152は、データを受信し、処理し、モバイルデバイス又は他のデバイスと通信し、及び/又はBluetoothネットワーク、インターネット、若しくは任意の他の媒体を介して他のタスクを実行するための別のIoT SDK124を含む。図示された例では、第3のIoTデバイス152は、第5のデータ部分154を受信し、処理する。第3のIoTデバイス152の図示された例のIoT SDK124は、デバイスID106を第5のデータ部分154と結合する。
[0039]図示された例では、第5の処理されたデータ部分156が、第3のデータメッセージ158内で収集サーバ140に送信される。図示された例のデータインターフェース142は、第5の処理されたデータ部分156を受信し、データベース144内に記憶する。図示された例のデータインターフェース142は、第3のIoTデバイス152とさらに通信可能に結合されている。図示された例では、マッピングツール146は、マップ150を使用して、第5の処理されたデータ部分156を処理されたデータ部分126〜132とともに処理されたメディア監視データ148に再コンパイルする。
[0040]図2は、本明細書に開示された例を実施するための図1のメータ104の例示的な実装形態のブロック図である。図示された例では、メータ104は、通信インターフェース202、データベース204、データコレクタ206、タスクスケジューラ208、モノのインターネット(IoT)識別子210、リソースアナライザ212、データアロケータ214、割振り評価器216、メディアデータプロセッサ218、及びバス220を含む。いくつかの他の例では、メータ104は、データを収集し、処理し、配信し、送信し、及び/又は記憶するための他の構成要素を含んでもよい。
[0041]例示的なメータ104は、送信するための手段を含む。図示された例では、送信するための手段は、メータ104を、図1の第1及び第2のIoTデバイス118及び120、並びに図1の例示的な収集サーバ140など、1つ又は複数のIoTデバイスに通信可能に結合する例示的な通信インターフェース202によって実装される。図示された例の通信インターフェース202は、図1の例示的なメディア監視データ108など、メディア監視データを含むインターネットメッセージを送信及び/又は受信する。追加又は代替として、たとえば、HTTPセキュアプロトコル(HTTPS)、ファイル転送プロトコル(FTP)、セキュアファイル転送プロトコル(SFTP)など、メディア監視データ108を受信及び/又は送信するための任意の他の方法(複数可)が使用されてもよい。図示された例の通信インターフェース202はさらに、IoTデバイス118、120に関連するリソース情報を受信及び/又は送信する。いくつかの例では、リソース情報は、IoTデバイス118、120のデータ記憶情報及び/又はメモリ使用情報を含む。いくつかのさらなる例では、リソース情報は、追加又は代替として、メディアアクセス制御(MAC)アドレス、インターネットプロトコル(IP)アドレス、及び/又は他のデバイス識別情報(たとえば、サービスセット識別子(SSID)、ベンダー識別子(VID)など)などの構成情報を含んでいてもよい。
[0042]図示された例では、通信インターフェース202でインターネットメッセージを介して受信された情報(たとえば、メディア監視データ108、リソース情報など)は、データベース204に記憶される。図示された例のデータベース204は、メータ104に含まれる。代替例では、データベース204は、メータ104と通信している外部データベースであってもよい。
[0043]図示された例では、データコレクタ206は、図1のモバイルデバイス102などのモバイルデバイスからメディア監視データ108を取得する。図示された例のデータコレクタ206は、たとえば、メディアジャンルタイプ、ユーザがアクセスしたウェブコンテンツ、アプリケーションの使用、ストリーミングコンテンツなど、モバイルデバイスユーザの詳細なメディア消費行動を取得してもよい。図示された例のデータコレクタ206は、メディア監視データ108をバス220を介してデータベース204に送信して記憶させてもよい。図示された例では、バス220は、メータ104の構成要素の各々(たとえば、通信インターフェース202、データベース204、データコレクタ206など)を通信可能に結合する。
[0044]図示された例では、タスクスケジューラ208は、メータ104がメディア監視データ108をIoTデバイス118、120及び/又は収集サーバ140に送信すべきときを決定する。いくつかの例では、タスクスケジューラ208は、収集され、データベース204に記憶されたメディア監視データ108の量に基づいて、メータ104がメディア監視データ108を送信することになっていると決定してもよい。いくつかのそのような例では、タスクスケジューラ208は、データベース204の記憶スペースがしきい値を下回ったので、メディア監視データ108が送信されなければならないと決定してもよい。いくつかの例では、タスクスケジューラ208は、メディア監視データ108の前回の送信の間の時間量に基づいて決定を行ってもよい。図示された例のタスクスケジューラ208はさらに、メータ104がIoTデバイス118、120にリソース情報の要求を送信することになっていると決定してもよい。いくつかの例では、リソース情報の要求は、IoTデバイス118、120のリソース情報が不明である、又は失われたときに送信される。いくつかの代替例では、要求は、図1の第3のIoTデバイス152などの1つ又は複数の新しいIoTデバイス(複数可)がモバイルデバイス102と通信するように配置されたときに送信される。
[0045]例示的なメータ104は、識別のための手段も含む。図示の例では、識別のための手段は、メータ104と通信しているIoTデバイス118、120を識別する例示的なIoT識別子210によって実装される。図示された例のIoT識別子210は、IoTデバイス118、120について、図1のBluetoothネットワーク122などのネットワークに問い合わせを行ってもよい。いくつかの例では、IoT識別子210は、IoTデバイスについて、例示的なBluetoothネットワーク122に常に問い合わせを行う。いくつかの他の例では、IoT識別子210は、タスクスケジューラ208からの入力に基づいて、定期的に例示的なBluetoothネットワーク122に問い合わせを行ってもよい。図示された例のIoT識別子210がIoTデバイス118、120を識別すると、通信インターフェース202は、リソース情報の要求を含むインターネットメッセージをIoTデバイス118、120に送信してもよい。
[0046]例示的なメータ104は、取得するための手段も含む。図示された例では、取得するための手段は、IoTデバイス118、120から送信されたリソース情報を受信する例示的なリソースアナライザ212によって実装される。図示された例のリソースアナライザ212は、IoTデバイス118、120のリソース情報を分析し、IoTデバイス118、120のデバイス特性を決定する。いくつかの例では、デバイス特性は、データ記憶スペース、メモリ使用量、及び/又はデータ使用特性を含む。いくつかのさらなる例では、デバイス特性は、プロセッサ特性(たとえば、クロック速度、バス速度など)を含んでもよい。図示された例では、リソースアナライザ212は、IoTデバイス118、120の各々のデバイス特性をデータアロケータ214に出力する。
[0047]図示された例のリソースアナライザ212は、メータ104のリソース情報を追加的に収集する。メータ104のリソース情報は、メータ104のシリアル番号、Wi-Fi設定(たとえば、ユーザ名及び/又はパスワード)、追加のネットワーク情報、収集されたメータリングデータ、及び/又は追加のメータ情報(たとえば、ログイン履歴、ローカルデバイスリソース情報など)を含んでもよい。いくつかの例では、例示的なメータ104のリソース情報の一部又は全部が不明である、及び/又は忘れられている可能性がある。たとえば、メータ104は、メモリの破損又は故障、ネットワーク接続の損失(たとえば、メータがルータへの接続を失う)、電力の損失(たとえば、モバイルデバイス102が電池切れになる)などのために、関連付けられたリソース情報を忘れる可能性がある。追加又は代替として、メータ104は、新しい、プロビジョニングされていないメータと交換されてもよい。したがって、メータ104は、図1のBluetoothネットワーク122などのネットワークを介して、リソース情報の要求をローカルデバイス(たとえば、図1の第3のIoTデバイス152など、1つ又は複数のIoTデバイス)に送信してもよい。いくつかの例では、通信インターフェース202は、リソース情報の要求にメータ104のシリアル番号(又は他の識別情報)を挿入する。ローカルデバイスは、メータ104のリソース情報をデータベースに記憶していてもよく、メータ104にリソース情報を送信してもよい。次いで、メータ104は、他のネットワークデバイス(複数可)からの応答(複数可)で受信されたリソース情報を記憶してもよい。他のいくつかの例では、メータ104は、リソース情報の要求にシリアル番号を含まないことがある。
[0048]いくつかの例では、メータ104は、モバイルデバイス102に関連付けられた図1の例示的なデバイスID106(パネリスト識別子、識別マーカなど)を忘れる、又は失う可能性がある(たとえば、プライバシー保護エージェント、ユーザアクション、他の悪意のあるエージェントなどによってデバイスID106が消去される可能性がある)。そのような例では、通信インターフェース202は、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106の要求を、図1の例示的な収集サーバ140に送信してもよい。例示的な収集サーバ140は、処理されたデータ部分(たとえば、例示的な処理されたデータ部分126〜132)を分析して、処理されたデータ部分からデバイスID106(又はデバイスIDのチェーン)を抽出することによって、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106を回復してもよい。たとえば、データ収集サーバ140は、処理されたデータ部分に含まれる識別子に発見的アルゴリズムを適用して、メータ104及び/又はモバイルデバイス102に関連付けられる可能性が最も高いデバイス識別子を識別してもよい(たとえば、メータ104のデバイス識別子をIoTデバイス102に関連付けられたデバイス識別子から区別する)。デバイスID106を取り出すための例示的なプロセスが、図7、図8、及び図10と関連してさらに詳細に記載されている。
[0049]いくつかの例では、通信インターフェース202は、ローカルデバイスから2つ以上の応答を受信してもよく、リソースアナライザ212は、受信されたリソース情報を分析してもよい。そのような例では、リソースアナライザ212は、(たとえば、応答の一致など)ローカルデバイスからの応答の大部分に見られるリソース情報を選択してもよい。他の例では、リソースアナライザ212は、応答を1つのみ(たとえば、第3のIoTデバイス152のみからの応答)受信してもよい。そのような例では、リソースアナライザ212は、1つの応答からリソース情報を決定する。
[0050]例示的なメータ104は、割当てのための手段も含む。図示された例では、割当てのための手段は、デバイス特性を受信し、監視データ割振りを決定する例示的なデータアロケータ214によって実装される。図示された例では、監視データ割振りは、データコレクタ206によって収集されたメディア監視データ108、及びリソースアナライザ212によって出力されたデバイス特性に基づいて決定される。監視データ割振りは、図1の例示的なデータ部分110〜116など、メディア監視データ108の部分を、IoTデバイス118、120及び/又はモバイルデバイス102に割り当てる。いくつかの例では、データアロケータ214は、例示的なデータ部分110〜116の各々をIoTデバイス118、120に割り当てる(すなわち、データアロケータ214は、例示的なデータ部分110〜116のいずれもモバイルデバイス102に割り当てない)。いくつかの代替例では、データアロケータ214は、例示的なデータ部分110〜116のうちの1つ又は複数をIoTデバイス118、120に割り当て、例示的なデータ部分110〜116のうちの1つ又は複数をモバイルデバイス102に割り当ててもよい。
[0051]いくつかの例では、データアロケータ214は、IoTデバイス118、120及び/又はモバイルデバイス102のプロセッサ特性に基づいて監視データ割振りを計算する。そのような例では、データアロケータ214は、プロセッサ特性に基づいて例示的なデータ部分110〜116を割り当てることによって、処理されるべきメディア監視データ108の量を最大化してもよい。たとえば、リソースアナライザ212が、IoTデバイス118、120が低処理能力を示すプロセッサ特性を有すると判断した場合、データアロケータ214は、メディア監視データ108のより大きい部分をモバイルデバイス102に割り当ててもよい。別のそのような例では、2つのIoTデバイスがモバイルデバイス102に通信可能に結合されてもよい。そのような例では、リソースアナライザ212は、1つのIoTデバイス118、120(たとえば、図1の第1のIoTデバイス118)が、別のIoTデバイス(たとえば、図1の第2のIoTデバイス120)よりも多くの処理能力を有すると判断してもよい。次いで、データアロケータ214は、より多くの総メディア監視データを処理するために、データのより大きな部分を第1のIoTデバイス118に割り当ててもよい。
[0052]例示的なメータ104は、評価するための手段も含む。図示された例では、評価するための手段は、あらかじめ定められた基準に基づいて、データアロケータ214によって計算された監視データ割振りを評価する例示的な割振り評価器216によって実装される。いくつかの例では、割振り評価器のあらかじめ定められた基準は、処理時間しきい値を含む。そのような例では、メディア監視データを処理するための処理時間しきい値(たとえば、IoTデバイス118、120及び/又はモバイルデバイス102における例示的なデータ部分110〜116の合計処理時間)が処理時間しきい値を満たすとき、割振り評価器216は、データアロケータ214にアラートを発してもよい。そのような例では、データアロケータ214は、割振り評価器216からのアラートに基づいて監視データ割振りを再決定してもよい。いくつかの代替例では、割振り評価器216は、代替又は追加の基準(たとえば、メモリ使用しきい値、データ使用しきい値など)を含んでもよい。
[0053]例示的なメータ104は、処理するための手段も含む。図示された例では、処理するための手段は、データアロケータ214によってモバイルデバイス102に配信されたメディア監視データ108を処理する例示的なメディアデータプロセッサ218によって実装される。図示された例のメディアデータプロセッサ218は、データベース204に記憶されたメディア監視データ108にアクセスし、モバイルデバイス102に割り当てられたデータ部分(複数可)(たとえば、例示的なデータ部分110〜116のうちの1つ又は複数)を処理してもよい。たとえば、メディアデータプロセッサ218は、メディア監視データ108から埋め込みコード、署名、ウォーターマークなどを抽出してもよい。別の例では、メディアデータプロセッサ218は、メディア監視データ108から、帯域幅、ソース識別(たとえば、ユニフォームリソースロケータなど)、品質情報(たとえば、メディアは1080pビデオなど)、又はタグ情報(たとえば、ジオタグなど)に関連する情報を抽出してもよい。いくつかの代替例では、データアロケータ214は、モバイルデバイス102に任意のデータ部分(複数可)を割り当てない場合がある。そのような代替例では、メディアデータプロセッサ218は、メディア監視データ108のいずれも処理しない。
[0054]図示された例では、通信インターフェース202は、メディアデータプロセッサ218によって処理されたデータを収集サーバ140に(たとえば、インターネットメッセージ内で)送信する。いくつかの例では、通信インターフェース202は、処理されたメディア監視データ(たとえば、図1の例示的な第2の処理されたデータ部分128)とともに、図1のデバイスID106などのデバイス識別子(ID)を送信する。収集サーバ140では、モバイルデバイス102から送信された処理されたメディア監視データを、IoTデバイス118、120からの処理されたデータと組み合わせてもよい。いくつかの例では、収集サーバは、図1の例示的なデータインターフェース142、例示的なデータベース144、及び例示的なマッピングツール146を含む。そのような例では、モバイルデバイス及び/又はIoTデバイス118、120からの処理されたメディア監視データは、図1に開示された方法に従って結合される。
[0055]図1のメータ104を実施する例示的な方法が図2に示されているが、図2に示された要素、プロセス、及び/又はデバイスのうちの1つ又は複数は、結合、分割、再配置、省略、排除、及び/又は任意の他の方法で実施されてもよい。さらに、例示的な通信インターフェース202、例示的なデータコレクタ206、例示的なタスクスケジューラ208、例示的なIoT識別子210、例示的なリソースアナライザ212、例示的なデータアロケータ214、例示的な割振り評価器216、例示的なメディアデータプロセッサ218、並びに/或いは、より一般的には、図2の例示的なメータ104は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、並びに/或いは、ハードウェア、ソフトウェア及び/又はファームウェアの任意の組合せによって実装されてもよい。したがって、たとえば、例示的な通信インターフェース202、例示的なデータコレクタ206、例示的なタスクスケジューラ208、例示的なIoT識別子210、例示的なリソースアナライザ212、例示的なデータアロケータ214、例示的な割振り評価器216、例示的なメディアデータプロセッサ218のいずれか、及び/又は、より一般的には、図2の例示的なメータ104は、1つ又は複数のアナログ又はデジタル回路(複数可)、論理回路、プログラマブルプロセッサ(複数可)、特定用途向け集積回路(複数可)(ASIC(複数可))、プログラマブルロジックデバイス(複数可)(PLD(複数可))、及び/又はフィールドプログラマブルロジックデバイス(複数可)(FPLD(複数可))によって実装することができる。純粋にソフトウェア及び/又はファームウェアの実装をカバーするために本特許の装置又はシステムの請求項のいずれかを読み取ると、例示的な通信インターフェース202、例示的なデータコレクタ206、例示的なタスクスケジューラ208、例示的なIoT識別子210、例示的なリソースアナライザ212、例示的なデータアロケータ214、例示的な割振り評価器216、及び/又は例示的なメディアデータプロセッサ218のうちの少なくとも1つは、ソフトウェア及び/又はファームウェアを含む、メモリ、デジタル多用途ディスク(DVD)、コンパクトディスク(CD)、Blu−ray(登録商標)ディスクなど、非一時的コンピュータ可読記憶デバイス又は記憶ディスクを含むように本明細書に明示的に定義されている。またさらに、図1の例示的なメータ104は、図4に図示されたものに加えて、又はその代わりに、1つ又は複数の要素、プロセス、及び/又はデバイスを含んでもよく、並びに/或いは、図示された要素、プロセス、及びデバイスのいずれか又はすべてのうちの2つ以上を含んでもよい。
[0056]図1〜図2のメータ104を実施するための例示的な機械可読命令を表すフローチャートが図4及び図7に示されている。これらの例では、機械可読命令は、図11に関連して後述する例示的なプロセッサプラットフォーム1100に示されるプロセッサ1112などのプロセッサによって実行するためのプログラムを備える。プログラムは、CD-ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、DVD、Blu−rayディスク、又はプロセッサ1112に関連付けられたメモリなど、非一時的コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたソフトウェアで具現化されてもよいが、プログラム全体及び/又はその一部は、代わりに、プロセッサ1112以外のデバイスによって実行することができ、及び/又はファームウェア若しくは専用のハードウェアで具現化することができる。さらに、例示的なプログラムは、図4及び図7に図示されたフローチャートを参照して説明されているが、例示的なメータ104を実装する多くの他の方法が代替的に使用されてもよい。たとえば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、及び/又は、記載されたブロックの一部が変更、除去、又は結合されてもよい。追加又は代替として、ブロックのいずれか又はすべては、ソフトウェア又はファームウェアを実行することなく、対応する動作を実行するように構成された、1つ又は複数のハードウェア回路(たとえば、個別の及び/又は統合されたアナログ及び/又はデジタル回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、コンパレータ、オペアンプ(op−amp)、論理回路など)によって実装されていてもよい。
[0057]図3は、本明細書に開示された例を実施するための図1のモノのインターネット(IoT)デバイスの例示的な実装形態のブロック図である。図示された例では、IoTデバイス118、120は、ネットワークインターフェース302、データベース304、リソース決定器306、及びメディアデータハンドラ308を含む。図示された例では、IoTデバイス118、120の構成要素は、バス310を介して通信可能に結合されている。IoTデバイス118、120は、図1のメディア監視データ108などのメディア監視データを、図1のモバイルデバイス102などのモバイルデバイスから受信し、処理してもよい。次いで、IoTデバイス118、120によって処理されたメディア監視データは、図1の収集サーバ140などの収集サーバに送信されてもよい。処理のためにモバイルデバイス102からIoTデバイス118、120にデータをオフロードすることによって、モバイルデバイス102は、バッテリ寿命、データ使用、及び利用可能なメモリを維持してもよい。
[0058]図示された例では、ネットワークインターフェース302は、IoTデバイス118、120を、図1の例示的なモバイルデバイス102及び図1〜図2の例示的な収集サーバ140に通信可能に結合する。いくつかの例では、ネットワークインターフェース302は、図1の例示的なBluetoothネットワーク122などのBluetoothネットワークを介して、IoTデバイス118、120をモバイルデバイス102及び収集サーバ140に通信可能に結合する。いくつかの他の例では、ネットワークインターフェース302は、図1のネットワーク138、又は任意のピアツーピアネットワーク(たとえば、Bluetooth低エネルギー(BLE)ネットワーク、Wi−Fiダイレクトネットワークなど)などのネットワークを利用してもよい。いくつかの例では、ネットワークインターフェース302は、インターネットメッセージを送受信する。そのような例では、インターネットメッセージは、メディア監視データ、データ処理命令、及び/又はデータの受信、処理、及び/又は送信において利用される他の情報を含んでもよい。
[0059]図示された例では、リソース決定器306は、IoTデバイス118、120に関連付けられたリソース情報を決定する。いくつかの例では、リソース情報は、データ使用情報、メモリ使用情報、及び/又はプロセッサ特性(たとえば、クロック速度、バス速度など)を含む。追加又は代替として、リソース情報は、メディアアクセス制御(MAC)アドレス、インターネットプロトコル(IP)アドレス、サービスセット識別子(SSID)、ベンダー識別子(VID)などの構成情報を含んでもよい。図示された例では、リソース決定器306は、リソース情報をデータベース304に記憶する。図示された例のデータベース304は、IoTデバイス118、120に含まれる。代替例では、データベース304は、IoTデバイス118、120と通信している外部データベースであってもよい。いくつかの例では、リソース決定器306は、あらかじめ定められたリソース情報(たとえば、製造業者によってインストールされた)を含む。
[0060]図示された例のリソース決定器306は、他のネットワークデバイス(たとえば、モバイルデバイス102など)のリソース情報を追加的に記憶してもよい。いくつかの例では、他のネットワークデバイスのリソース情報は、データベース304に記憶される。いくつかの例では、リソース決定器306は、すべての既知のネットワークデバイスのリソース情報をテーブルに記憶する。いくつかの例では、各ネットワークデバイスは、ネットワークに含まれるすべてのデバイスのリソース情報を含む。
[0061]図示された例では、ネットワークインターフェース302は、リソース決定器306によって決定されたリソース情報をメータ104に送信する。図示された例では、メータ104は、リソース情報を受信したことに応答して、メディア監視データの一部(たとえば、図1のデータ部分110〜116のうちの1つ又は複数)をIoTデバイス118、120に割り当て、送信する。いくつかの例では、割り当てられたデータ部分(複数可)は、データベース304に記憶されてもよい。
[0062]図示された例では、メディアデータハンドラ308は、データベース304からデータ部分(複数可)にアクセスする。図示された例のメディアデータハンドラ308は、メディア監視データ108の部分を処理する。いくつかの例では、メディアデータハンドラ308は、メータ104から処理命令を受信してもよい。たとえば、メータ104は、メディアデータハンドラ308に、割り当てられたデータ部分(複数可)から、埋め込まれたコード、署名、ウォーターマーク、帯域幅、ソース識別(たとえば、ユニフォームリソースロケータなど)、品質情報(たとえば、メディアは1080pビデオなど)、又はタグ情報(たとえば、ジオタグなど)に関連する情報を抽出するように命令してもよい。図示された例では、IoTデバイス118、120は、メディア監視データ108の処理された割り当てられたデータ部分(複数可)を、他の処理されたメディア監視データと結合されるように収集サーバ140に送信する。
[0063]図1〜図2のIoTデバイス118、120を実施する例示的な方法が図3に示されているが、図3に示された要素、プロセス、及び/又はデバイスのうちの1つ又は複数は、結合、分割、再配置、省略、排除、及び/又は任意の他の方法で実施されてもよい。さらに、例示的なネットワークインターフェース302、例示的なリソース決定器306、例示的なメディアデータハンドラ308、並びに/或いは、より一般的には、図3の例示的なIoTデバイス118、120は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、並びに/或いは、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアの任意の組合せによって実装されてもよい。したがって、たとえば、例示的なネットワークインターフェース302、例示的なリソース決定器306、例示的なメディアデータハンドラ308のいずれか、及び/又は、より一般的には、例示的なIoTデバイス118、120は、1つ又は複数のアナログ又はデジタル回路(複数可)、論理回路、プログラマブルプロセッサ(複数可)、特定用途向け集積回路(複数可)(ASIC(複数可))、プログラマブルロジックデバイス(複数可)(PLD(複数可))、及び/又はフィールドプログラマブルロジックデバイス(複数可)(FPLD(複数可))によって実装することができる。純粋にソフトウェア及び/又はファームウェアの実装をカバーするために本特許の装置又はシステムの請求項のいずれかを読み取ると、例示的なネットワークインターフェース302、例示的なリソース決定器306、例示的なメディアデータハンドラ308のうちの少なくとも1つは、ソフトウェア及び/又はファームウェアを含む、メモリ、デジタル多用途ディスク(DVD)、コンパクトディスク(CD)、Blu−rayディスクなど、非一時的コンピュータ可読記憶デバイス又は記憶ディスクを含むように本明細書に明示的に定義されている。またさらに、図1〜図2の例示的なIoTデバイス118、120は、図3に図示されたものに加えて、又はその代わりに、1つ又は複数の要素、プロセス、及び/又はデバイスを含んでもよく、並びに/或いは、図示された要素、プロセス、及びデバイスのいずれか又はすべてのうちの2つ以上を含んでもよい。
[0064]図3のIoTデバイス118、120を実施するための例示的な機械可読命令を表すフローチャートが図5〜図6及び図8に示されている。これらの例では、機械可読命令は、図12に関連して後述する例示的なプロセッサプラットフォーム1200に示されるプロセッサ1212などのプロセッサによって実行するためのプログラムを備える。プログラムは、CD−ROM、フロッピーディスク、ハードドライブ、DVD、Blu−rayディスク、又はプロセッサ1212に関連付けられたメモリなど、非一時的コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたソフトウェアで具現化されてもよいが、プログラム全体及び/又はその一部は、代わりに、プロセッサ1212以外のデバイスによって実行することができ、及び/又はファームウェア若しくは専用のハードウェアで具現化することができる。さらに、例示的なプログラムは、図5〜図6及び図8に図示されたフローチャートを参照して説明されているが、例示的なIoTデバイス118、120を実装する多くの他の方法が代替的に使用されてもよい。たとえば、ブロックの実行の順序が変更されてもよく、及び/又は、記載されたブロックの一部が変更、除去、又は結合されてもよい。追加又は代替として、ブロックのいずれか又はすべては、ソフトウェア又はファームウェアを実行することなく、対応する動作を実行するように構成された、1つ又は複数のハードウェア回路(たとえば、個別の及び/又は統合されたアナログ及び/又はデジタル回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、コンパレータ、オペアンプ(op−amp)、論理回路など)によって実装されていてもよい。
[0065]図4は、メディア監視データを収集し、処理し、送信するための例示的なメータ104を実装するために実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。図4の例示的なプログラム400は、例示的なメータ104が例示的なモバイルデバイス102でメディア監視データを取得するとき、ブロック402で開始する。たとえば、図2の例示的なデータコレクタ206は、例示的なモバイルデバイス102のユーザによって消費されたメディア(たとえば、ストリーミングメディア、ウェブコンテンツなど)を示す、図1の例示的なメディア監視データ108などのメディア監視データを収集してもよい。そのような例では、データコレクタ206は、図2の例示的なデータベース204などのデータベースにメディア監視データを記憶してもよい。
[0066]ブロック404で、例示的なメータ104は、図1〜図3の例示的なIoTデバイス118、120などのモノのインターネット(IoT)デバイスを検出する(ブロック404)。たとえば、図2の例示的なモノのインターネット識別子210は、(たとえば、図1のBluetoothネットワーク122などのネットワークを介して)メータ104と通信しているIoTデバイス118、120を識別してもよい。いくつかのそのような例では、IoT識別子210は、IoTデバイス118、120について例示的なBluetoothネットワーク122に常に問い合わせを行ってもよい。
[0067]ブロック406で、例示的なメータ104は、IoTデバイスにリソース情報を要求する。たとえば、図2の例示的な通信インターフェース202は、リソース情報を要求するために、モバイルデバイス102からIoTデバイス118、120にインターネットメッセージを送信してもよい。リソース情報は、メモリ使用情報、データ記憶情報、及び/又はプロセッサ情報を含んでもよい。さらに、リソース情報は、構成情報(たとえば、メディアアクセス制御(MAC)アドレス、インターネットプロトコル(IP)アドレスなど)を含んでもよい。
[0068]ブロック408で、例示的なメータ104は、モバイルデバイス102でリソース情報を受信する。たとえば、図2の例示的なリソースアナライザ212は、IoTデバイス118、120から送信されたリソース情報を受信する。いくつかのそのような例では、リソースアナライザ212は、IoTデバイスのリソース情報を分析し、IoTデバイス118、120の特性を決定する。
[0069]ブロック410で、例示的なメータ104は、監視データ割振りを決定する。たとえば、図2の例示的なデータアロケータ214は、例示的なリソースアナライザ212からリソース情報を受信し、例示的なメディア監視データ108及びリソース情報に基づいて監視データ割振りを計算する。いくつかのそのような例では、監視データ割振りは、図1の例示的なデータ部分110〜116など、メディア監視データの部分を、IoTデバイス118、120及び/又はメータ104に割り当てる。別の例では、例示的なデータアロケータ214は、IoTデバイス118、120及び/又はメータ104のプロセッサ特性に追加的に基づいて監視データ割振りを計算してもよい。いくつかのそのような例では、例示的なデータアロケータ214は、処理されるべきメディア監視データ108の量を最大化してもよい。
[0070]さらなる例では、図2の例示的な割振り評価器216は、あらかじめ定められた基準に基づいて、データアロケータ214によって計算された監視データ割振りを評価してもよい。たとえば、割振り評価器のあらかじめ定められた基準は、処理時間しきい値を含んでもよい。メディア監視データを処理するための処理時間しきい値(たとえば、IoTデバイス118、120及び/又はモバイルデバイス102における例示的なデータ部分110〜116の合計処理時間)を超えると、割振り評価器216は、データアロケータ214にアラートを発して、データアロケータ214に、アラートに基づいて監視データ割振りを再決定するように促してもよい。
[0071]ブロック412で、例示的なメータ104は、メディア監視データの割り当てられた部分(たとえば、例示的なデータ部分110〜116のうちの1つ又は複数)を例示的なIoTデバイス118、120に送信する。たとえば、例示的な通信インターフェース202は、メディア監視データ108の割り当てられた部分を(たとえば、インターネットメッセージ内で)IoTデバイス118、120に送信してもよい。いくつかのそのような例では、例示的な通信インターフェース202は、割り当てられた部分を適切に処理し、及び/又は処理された割り当てられた部分を、図1〜図3の収集サーバ140などの収集サーバに適切に送信するために、IoTデバイス118、120のためのインターネットメッセージ内の処理命令を含んでもよい。
[0072]ブロック414で、例示的なメータ104は、処理すべきメディア監視データが残っているかどうかを決定する。たとえば、例示的なデータアロケータ214は、モバイルデバイス102にメディア監視データが残っている(すなわち、メディア監視データ108のすべてが例示的なIoTデバイス118、120に配信されているとは限らない)と決定してもよい。そのような例では、例示的なメディアデータプロセッサ218は、(たとえば、例示的なデータベース204からの)残りのメディア監視データにアクセスし、制御はブロック416に進む。代替例では、例示的なデータアロケータ214は、モバイルデバイス102にメディア監視データが残っていない(すなわち、メディア監視データ108がすべて例示的なIoTデバイス118、120に配信されている)と決定してもよい。そのような例では、制御は、より多くのデータが収集されるかどうかを決定するためにブロック420に進む。
[0073]ブロック416で、例示的なメータ104は、残りのメディア監視データを処理する。たとえば、例示的なメディアデータプロセッサ218は、データアロケータ214によってモバイルデバイス102に割り当てられたデータの部分(たとえば、図1の例示的なデータ部分110〜116のうちの1つ又は複数)を処理してもよい。そのようないくつかの例では、例示的なメディアデータプロセッサ218は、例示的なデータベース204に記憶されたデータ部分(複数可)(たとえば、図1の処理されたデータ部分126〜132のうちの1つ又は複数)にアクセスし、データ部分(複数可)を処理し、処理されたデータ部分(複数可)を例示的なデータベース204に記憶してもよい。
[0074]ブロック418で、例示的なメータ104は、処理された割り当てられた部分と結合されるように、処理された残りのメディア監視データを収集サーバに送信する。たとえば、通信インターフェース202は、インターネットメッセージ内で例示的なデータベース204から例示的な収集サーバ140に、処理された残りのメディア監視データを送信してもよい。いくつかのそのような例では、通信インターフェース202によって送信されるインターネットメッセージは、監視データ割振りの、たとえば図1の例示的なマップ150などのマップをさらに含む。そのような例では、マップは、監視データ割振りに従って例示的な収集サーバ140で処理されたデータ部分(たとえば、図1の例示的な処理されたデータ部分126〜132のうちの1つ又は複数)を結合するための命令をさらに含む。
[0075]ブロック420で、例示的なメータ104は、より多くのデータが収集されるかどうかを決定する。たとえば、例示的なデータコレクタ206は、例示的なモバイルデバイス102上でより多くのデータがアクセスされていることを決定してもよい。そのような例では、制御は、ブロック402に戻り、より多くのメディア監視データがデータコレクタ206によって取得されることになる。代替例では、データコレクタ206は、追加のメディア監視データがモバイルデバイス102によってアクセスされていないこと、及び/又は追加のメディア監視データが収集されないことを決定してもよい。そのような例では、例示的なデータコレクタ206が追加のメディア監視データが収集されると決定するまで、プロセスは終了する。
[0076]図5は、図1〜図3のメータ104によって割り当てられたメディア監視データを受信し、処理し、送信するための例示的なモノのインターネット(IoT)デバイス118、120を実装するために実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。例示的なプログラム500は、IoTデバイス118、120がモバイルデバイスからリソース情報の要求を受信するとき、ブロック502で開始する。たとえば、IoTデバイス118、120は、図3の例示的なネットワークインターフェース302で例示的なモバイルデバイス102から要求を受信してもよい。そのような例では、例示的なリソース決定器306は、要求に応答して、図3に関連して開示された方法及び技法に従ってリソース情報を決定する。そのようないくつかの例では、例示的なリソース決定器306は、図3の例示的なデータベース304にリソース情報を記憶する。
[0077]ブロック504で、例示的なIoTデバイス118、120は、リソース情報をモバイルデバイス102に送信する。たとえば、IoTデバイス118、120の例示的なネットワークインターフェース302は、例示的なデータベース304に記憶されたリソース情報を例示的なモバイルデバイス102に送信してもよい。
[0078]ブロック506で、例示的なIoTデバイス118、120は、データ処理についての要求が受信されたかどうかを決定する。たとえば、例示的なネットワークインターフェース302は、例示的なメータ104からデータ処理についての要求を受信してもよい。そのようないくつかの例では、要求は、処理されるべきメディア監視データ(たとえば、図1の例示的なメディア監視データ108)の一部を含むインターネットメッセージ(たとえば、図2の例示的な通信インターフェース202からの)であってもよい。いくつかのそのような例では、インターネットメッセージは、データを処理するための命令を追加的に含んでもよい。そのような例では、制御はブロック508に進む。代替例では、例示的なネットワークインターフェース302は、例示的なメータ104からデータ処理についての要求を受信しない場合がある。そのような例では、制御はブロック516に進む。
[0079]ブロック508で、例示的なIoTデバイス118、120は、モバイルデバイス102からメディア監視データの割り当てられた部分を受信する。たとえば、例示的なネットワークインターフェース302は、メディア監視データの割り当てられた部分(たとえば、図1の例示的なデータ部分110〜116のうちの1つ又は複数)を含むインターネットメッセージをメータ104から受信してもよい。そのような例では、メディア監視データの割り当てられた部分は、例示的なデータベース304に記憶される。いくつかのそのような例では、メディア監視データの割り当てられた部分は、監視データ割振りが計算されるとき、メータ104で決定される。
[0080]ブロック510で、例示的なIoTデバイス118、120は、メディア監視データの割り当てられた部分を処理する。たとえば、例示的なメディアデータハンドラ308は、データベース304に記憶された割り当てられた部分(たとえば、図1の例示的なデータ部分110〜116のうちの1つ又は複数)にアクセスし、割り当てられた部分を処理してもよい。いくつかのそのような例では、例示的なメディアデータハンドラ308は、例示的なメータ104によって送信され、ネットワークインターフェース302によって受信された命令に従って、割り当てられた部分を処理する。
[0081]ブロック512で、例示的なIoTデバイス118、120は、処理された割り当てられた部分を、処理された残りのメディア監視データと結合されるように収集サーバに送信する。たとえば、例示的なネットワークインターフェース302は、例示的なメディアデータハンドラ308が割り当てられた部分の処理を終了したとき、処理された割り当てられた部分(たとえば、図1の例示的な処理されたデータ部分110〜116のうちの1つ又は複数)を例示的な収集サーバ140に送信してもよい。いくつかのそのような例では、例示的なネットワークインターフェース302は、図1の例示的なデバイスID106などのデバイス識別子(ID)を割り当てられた部分とともに送信してもよい。デバイスID106は、例示的な収集サーバ140によって、処理されたメディア監視データ部分を結合する際に使用されてもよい。
[0082]ブロック514で、例示的なIoTデバイス118、120は、メディア監視データの新しい割り当てられた部分が受信されたかどうかを決定する。たとえば、例示的なネットワークインターフェース302は、例示的なメータ104からメディア監視データの別の割り当てられた部分(たとえば、例示的なデータ部分110〜116のうちの1つ)を受信してもよい。そのような例では、制御は、ブロック510に戻り、新しい割り当てられた部分が処理される(たとえば、例示的なメディアデータハンドラ308によって)。代替例では、例示的なネットワークインターフェース302は、メディア監視データの別の割り当てられた部分を受信せず、制御はブロック516に進む。
[0083]ブロック516で、例示的なIoTデバイス118、120は、リソース情報の新しい要求が受信されたかどうかを決定する。たとえば、例示的なネットワークインターフェース302は、例示的なIoTデバイス118、120のリソース情報を求めるメッセージを例示的なメータ104から受信してもよい。そのような例では、制御は、ブロック504に進み、例示的なIoTデバイス118、120がモバイルデバイス102にリソース情報を送信する。代替例では、例示的なIoTデバイス118、120は、リソース情報の新しい要求を受信しない。そのような例では、例示的なプログラム500は終了する。
[0084]図6は、モノのインターネット(IoT)デバイス118、120のリソース情報を取得し、送信するために、例示的なIoTデバイス118、120によって実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。例示的なプログラム600は、例示的なIoTデバイス118、120が例示的なメータ104からリソース情報の要求を受信するとき、ブロック602で開始する。たとえば、図3の例示的なネットワークインターフェース302は、図2の例示的な通信インターフェース202から要求を受信してもよい。そのような例では、ネットワークインターフェース302は、例示的なリソース決定器306に要求を転送してもよい。
[0085]ブロック604で、例示的なIoTデバイス118、120は、リソース情報が有効であるかどうかを決定する。たとえば、リソース決定器306は、例示的なデータベース304にすでに記憶されているIoTデバイス118、120のリソース情報が有効である(たとえば、最新のもの、完全なものなど)と決定してもよい。そのような例では、制御はブロック616に進み、リソース情報はネットワークインターフェース302によってメータ104に送信される。代替例では、リソース決定器306は、データベース304に記憶されたリソース情報が無効(たとえば、紛失、不正確、不完全など)であると決定してもよい。そのような例では、制御はブロック606に進む。
[0086]ブロック606で、例示的なIoTデバイス118、120は、リソース情報を決定する。たとえば、リソース決定器306は、IoTデバイス118、120の現在のリソース情報を決定してもよい(すなわち、リソース情報を更新してもよい)。たとえば、リソース決定器306は、データ使用情報、メモリ使用情報、及び/又はプロセッサ特性(たとえば、クロック速度、バス速度など)を決定してもよい。追加又は代替として、リソース決定器は、メディアアクセス制御(MAC)アドレス、インターネットプロトコル(IP)アドレス、サービスセット識別子(SSID)、ベンダー識別子(VID)などを決定してもよい。次いで、リソース決定器306は、データベース304内のリソース情報を更新してもよい。例示的なプログラムでは、制御は、更新された記憶されたリソース情報が有効であるかどうかを決定するためにブロック604に戻る。
[0087]ブロック608で、例示的なIoTデバイス118、120は、記憶されたリソース情報をモバイルデバイス102に送信する。たとえば、ネットワークインターフェース302は、記憶されたリソース情報をインターネットメッセージで例示的なモバイルデバイス102に送信してもよい。記憶されたリソース情報が送信されると、例示的なプログラム600は、例示的なIoTデバイス118、120によってリソース情報の新しい要求が受信されるまで終了する。
[0088]図7は、忘れた、失われたなどのデバイス識別子を回復するために、例示的なメータ104を実装するために実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。例示的なプログラム700は、例示的なメータ104がローカルデバイスについてネットワークに問い合わせを行うとき、ブロック702で開始する。たとえば、モバイルデバイス102において実行されるメータ104は、図1の例示的なBluetoothネットワーク122などのネットワークを介してローカルデバイスを検出してもよい。いくつかの例では、メータ104は、モバイルデバイス以外のデバイス(たとえば、デスクトップコンピュータ、テレビなどの据置型デバイス)において実行されてもよい。
[0089]ブロック704で、例示的なメータ104は、モバイルデバイス識別子(ID)の記憶についての要求をローカルデバイスに送信する。たとえば、図2の通信インターフェース202は、図2〜図3の例示的なIoTデバイス118、120に、モバイルデバイス102に関連付けられた例示的なデバイス識別子(ID)106を記憶するようにIoTデバイス118、120に求める要求を送信してもよい。いくつかの例では、メータ104は、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106の記憶についての複数の要求を複数のネットワークデバイスに送信してもよい。
[0090]ブロック706で、例示的なメータ104は、ローカルデバイス(複数可)から応答(複数可)を受信する。たとえば、メータ104は、IoTデバイス118、120がデバイスID106を記憶することをメータ104に通知するために、IoTデバイス118、120から応答を受信してもよい。いくつかの例では、メータ104は、複数のデバイス(たとえば、図1の第1のIoTデバイス118、図1の第3のIoTデバイス152など)から応答を受信してもよい。
[0091]ブロック708で、例示的なメータ104は、記憶されるべきモバイルデバイスIDをローカルデバイスに送信する。たとえば、メータ104は、ローカルデバイス(複数可)から応答を受信すると、ローカルデバイスで記憶するために、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106をローカルデバイス(たとえば、第1のIoTデバイス118、第3のIoTデバイス152など)の各々に送信してもよい。
[0092]ブロック710で、例示的なメータ104は、データの一部がローカルデバイス(複数可)に送信されるべきかどうかを決定する。たとえば、メータ104は、例示的な監視データ割振りに従って、ローカルデバイス(たとえば、第1のIoTデバイス118)に送信されるべきデータの一部(たとえば、図1のデータ部分110〜116のうちの1つ)を割り当ててもよい。そのような例では、制御はブロック712に進む。一方、データのどの部分も(たとえば、データ部分110〜116のいずれも)ローカルデバイスに送信されない場合、制御はブロック720に進む。
[0093]ブロック712で、例示的なメータ104は、モバイルデバイスIDが既知であるかどうかを決定する。たとえば、メータ104は、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106が忘れられた(たとえば、プライバシー保護エージェント、ユーザアクション、モバイルデバイスにおいて実行されている他の悪意のあるエージェントなどによって消去された)と決定してもよい。そのような例では、制御はブロック714に進む。他の例では、デバイスID106は既知であり(たとえば、有効なデバイスIDが図2の例示的なデータベース204に記憶されている)、制御はブロック718に進む。
[0094]ブロック714で、例示的なメータ104は、モバイルデバイスIDについての要求を収集サーバに送信する。たとえば、通信インターフェース202は、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106を要求するために、インターネットメッセージを図1の例示的な収集サーバ140に送信してもよい。いくつかの例では、要求は、メータ104に関連付けられた情報(たとえば、シリアル番号)を含む。
[0095]ブロック716で、例示的なメータ104は、モバイルデバイスIDを受信する。たとえば、通信インターフェース202は、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106を含む、ブロック714で送信された要求に対する応答を受信してもよい。いくつかの例では、メータ104は、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106をデータベース204に記憶してもよい。
[0096]ブロック720で、例示的なメータ104は、モバイルデバイスのメータリングを継続するかどうかを決定する。たとえば、メータ104は、引き続き、モバイルデバイス102をメータリングし、メディア監視データ(たとえば、図1のメディア監視データ108)を収集することを決定してもよい。そのような例では、制御はブロック702に戻り、メータ104は、ネットワーク(たとえば、Bluetoothネットワーク122)にローカルデバイスについて問い合わせを行う。他の例では、メータ104は、モバイルデバイス102のメータリングを停止することを決定してもよく、例示的なプログラム700は終了する。
[0097]図8は、モバイルデバイス識別子を記憶し、送信するように図2〜図3の例示的なIoTデバイス118、120を実装するために実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。例示的なプログラム800は、例示的なIoTデバイス118、120がモバイルデバイスIDを記憶する旨の要求を受信するとき、ブロック820で開始する。たとえば、図3の例示的なネットワークインターフェース302は、図2の例示的な通信インターフェース202からネットワーク(たとえば、図1の例示的なBluetoothネットワーク122)を介して、図1のモバイルデバイス102に関連付けられた例示的なデバイスID106を記憶する旨の要求を受信してもよい。
[0098]ブロック804で、例示的なIoTデバイス118、120は、応答をモバイルデバイスに送信する。たとえば、ネットワークインターフェース302は、IoTデバイス118、120がモバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106を記憶することが可能であることを、図1〜図3の例示的なメータ104に通知する応答を送信してもよい。
[0099]ブロック806で、例示的なIoTデバイス118、120は、モバイルデバイスから受信されたモバイルデバイスIDを記憶する。たとえば、ネットワークインターフェース302は、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106を含むインターネットメッセージを受信してもよい。そのような例では、デバイスID106は、図3の例示的なデータベース304に記憶されてもよい。
[0100]ブロック808で、例示的なIoTデバイス118、120は、モバイルデバイスIDが含まれるモバイルデバイスからデータ部分を受信する。たとえば、IoTデバイス118、120は、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106を含むメータ104から、図1の例示的なデータ部分110〜116のうちの1つを受信してもよい。いくつかの例では、例示的なデータ部分(たとえば、データ部分110〜116のうちの1つ)は、データベース304に記憶されてもよい。
[0101]ブロック810で、例示的なIoTデバイス118、120は、データ部分を処理する。たとえば、図3の例示的なメディアデータハンドラ308は、メータ104から受信されたデータ部分(たとえば、データ部分110〜116のうちの1つ)を処理してもよい。いくつかの例では、処理されたデータ部分(たとえば、処理されたデータ部分126〜132のうちの1つ)は、データベース304に記憶されてもよい。
[0102]ブロック812で、例示的なIoTデバイス118、120は、処理されたデータ部分を、モノのインターネット(IoT)デバイスIDが含まれる収集サーバに送信する。たとえば、データ部分が処理された後、ネットワークインターフェース302は、処理されたデータ部分(たとえば、処理されたデータ部分126〜132のうちの1つ)を、IoTデバイス118、120に関連付けられたデバイスID(たとえば、デバイスID106)を含むインターネットメッセージで、図1の例示的な収集サーバ140に送信してもよい。そのような例では、送信された処理された部分は、IoTデバイス118、120に関連付けられたデバイスID106、及びモバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106を含む。
[0103]ブロック814で、例示的なIoTデバイス118、120は、別のデータ部分が受信されたかどうかを決定する。たとえば、ネットワークインターフェース302が追加のデータ部分(たとえば、データ部分110〜116のうちの1つ)を受信した場合、制御はブロック810に戻る。他の例では、IoTデバイス118、120は、別のデータ部分を受信しない場合があり、制御はブロック816に進む。
[0104]ブロック816で、例示的なIoTデバイス118、120は、デバイスIDを記憶するための新しい要求が受信されたかどうかを決定する。たとえば、ネットワークインターフェース302は、メータ104から、IoTデバイス118、120にデバイスID(たとえば、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106)を記憶するよう求める新しい要求を受信してもよい。そのような例では、制御はブロック804に進む。他の例では、IoTデバイス118、120は、別の要求を受信しない場合があり、プログラムは終了する。
[0105]図9は、処理されたメディア監視データを受信し、結合するために、例示的な収集サーバ104を実装するために実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。例示的なプログラム900は、例示的な収集サーバ140が処理されたメディア監視データ部分(複数可)を受信するとき、ブロック902で開始する。たとえば、例示的なデータインターフェース142は、例示的なIoTデバイス118、120から(すなわち、図3の例示的なネットワークインターフェース302から)及び/又は例示的なモバイルデバイス102(すなわち、図2の例示的な通信インターフェース202から)インターネットメッセージを受信してもよい。そのような例では、インターネットメッセージは、処理された割り当てられたデータ部分(たとえば、例示的な処理されたデータ部分126〜132)及び/又はデバイス識別子(ID)、たとえば、の例示的なデバイスID106を含んでもよい。いくつかのそのような例では、例示的な収集サーバ140は、インターネットメッセージに含まれる情報(たとえば、例示的な処理された割り当てられたデータ部分126〜132、デバイスID106など)を例示的データベース144に記憶してもよい。
[0106]ブロック904で、例示的な収集サーバ140は、データ部分(複数可)からデバイス識別子(複数可)を抽出する。たとえば、例示的なマッピングツール146は、例示的な処理された割り当てられたデータ部分126〜132に対応する例示的なデバイスID106を抽出してもよい。いくつかのそのような例では、例示的なマッピングツール146は、抽出されたデバイスID106を例示的なデータベース144に記憶してもよい。
[0107]ブロック906で、例示的な収集サーバ140は、デバイス識別子(複数可)をルックアップテーブルにマッピングする。たとえば、例示的なマッピングツール146は、デバイスID106を図1の例示的なマップ150にマッピングしてもよい。いくつかの例では、例示的なマップ150は、ルックアップテーブルである。いくつかの例では、例示的なマップ150は、例示的なメータ104によって例示的な収集サーバ140に送信される。いくつかの例では、例示的なマップ150は、処理されたメディア監視データ(たとえば、例示的な第2及び第4の処理データ部分128及び132)とともに、モバイルデバイス102から送信される。
[0108]ブロック908で、例示的な収集サーバ140は、ルックアップテーブルに基づいて、処理されたメディア監視データを再コンパイルする。たとえば、マッピングツール146は、マップ150及び抽出されたデバイスID106を利用して、処理されたメディア監視データ部分(たとえば、例示的な処理されたデータ部分126〜132)を例示的な処理されたメディア監視データ148に再コンパイルしてもよい。いくつかのそのような例では、処理されたメディア監視データ148は、例示的なメディア監視データ108と同一に構成されている。処理されたメディア監視データ148が再コンパイルされると、例示的なプログラム900は終了する。
[0109]図10は、モバイルデバイスに関連付けられたデバイス識別子(ID)(又はパネリスト識別子、識別マーカーなど任意の他の識別子)を取得し、送信するために、例示的な収集サーバ140によって実行され得る例示的な機械可読命令のフロー図である。ブロック1002で、例示的な収集サーバ140は、モバイルデバイスからデバイスIDの要求を受信する。たとえば、図1の例示的なデータインターフェース142は、例示的なメータ104から、モバイルデバイス102に関連付けられた、たとえば図1のデバイスID106などのデバイスIDの要求を受信してもよい。
[0110]ブロック1004で、例示的な収集サーバ140は、受信された処理されたデータ部分に含まれるデバイスIDのチェーンを分析する。たとえば、データインターフェース142は、メータ104、第1のIoTデバイス118、第2のIoTデバイス120などから、図1の例示的な処理されたデータ部分126〜132などの処理されたデータ部分を受信してもよい。いくつかの例では、各デバイスに関連付けられたデバイスID106が、処理されたデータ部分とともに送信される。いくつかのそのような例では、処理されたデータ部分は、複数のデバイスID106を含む。たとえば、データ部分(たとえば、例示的なデータ部分110〜116のうちの1つ)は、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106が含まれるモバイルデバイス102から第1のIoTデバイス118に送信されてもよい。次いで、データ部分は、第1のIoTデバイス118のデバイスID106が追加された状態で、第1のIoTデバイス118から収集サーバ140に送信され、以て2つのデバイスIDが含まれていてもよい。したがって、収集サーバ140は、処理されたデータ部分に含まれる2つのデバイスID(すなわち、デバイスIDのチェーン)を分析してもよい。
[0111]ブロック1006で、例示的な収集サーバ140は、要求に応答するためのデバイスIDを決定する。たとえば、収集サーバ140は、デバイスID106の一致を使用して、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106を決定する発見的方法を適用してもよい。たとえば、収集サーバ140は、複数のデバイス(たとえば、第1のIoTデバイス118、第2のIoTデバイス120、及びモバイルデバイス102)から処理されたデータ部分を受信してもよい。そのような例では、収集サーバ140は、処理されたデータ部分(たとえば、処理されたデータ部分126〜132のうちの1つ又は複数)の各々に含まれるデバイスID106に基づいて、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106を決定してもよい。たとえば、収集サーバ140は、(たとえば、時系列的に最初に添付された)デバイスIDのチェーンにおける第1のデバイスID106として最も頻繁に発生するデバイスID106が、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106であると決定してもよい。他の例では、モバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106を決定するために、別の発見的方法が使用されてもよい。
[0112]ブロック1008で、例示的な収集サーバ140は、デバイスIDをモバイルデバイス102に送信する。たとえば、データインターフェース142は、ブロック1006で決定されたモバイルデバイス102に関連付けられたデバイスID106を、図1〜図3のメータ104に送信してもよい。デバイスID106がメータ104に送信されると、例示的なプログラム1000は終了する。
[0113]上述のように、図4〜図10の例示的なプロセスは、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ、CD、DVD、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ、及び/又は情報が任意の持続時間の間(たとえば、延長された時間期間の間、永続的に、短いインスタンスの間、一時的なバッファリングの間、及び/又は情報のキャッシュの間)記憶される任意の他の記憶デバイス又は記憶ディスクなど、非一時的コンピュータ及び/又は機械可読媒体に記憶されたコード化された命令(たとえば、コンピュータ及び/又は機械可読命令)を使用して実施されてもよい。本明細書で使用する非一時的コンピュータ可読媒体という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読記憶デバイス及び/又は記憶ディスクを含み、伝搬信号を除外し、伝送媒体を除外することを明示的に定義される。「含んでいる」及び「備えている」(及びそれらのすべての形態及び時制)は、本明細書では、オープンエンド用語として使用される。したがって、請求項が、「含む」又は「備える」の任意の形態に続くもの(たとえば、備える、含む、備えている、含んでいるなど)を列挙するときはいつでも、対応する請求項の範囲外になることなく、追加の要素、用語などが存在し得ることを理解されたい。本明細書で使用する「少なくとも」という語句が請求項の前文で遷移語として使用されるとき、「備えている」及び「含んでいる」という用語がオープンエンドであるのと同じようにオープンエンドである。
[0114]図11は、図1〜図3のメータ104を実施するために、図4及び図7の命令を実行することが可能な例示的なプロセッサプラットフォーム1100のブロック図である。プロセッサプラットフォーム1100は、たとえば、サーバ、モバイルデバイス(たとえば、携帯電話、スマートフォン、タブレットなど)、又は任意の他のタイプのコンピューティングデバイスとすることができる。
[0115]図示された例のプロセッサプラットフォーム1100は、プロセッサ1112を含む。図示された例のプロセッサ1112は、ハードウェアである。たとえば、プロセッサ1112は、任意の所望のファミリ又は製造業者からの1つ又は複数の集積回路、論理回路、マイクロプロセッサ、又はコントローラによって実装することができる。ハードウェアプロセッサは、半導体ベース(たとえば、シリコンベース)のデバイスであってもよい。この例では、プロセッサ1112は、例示的なデータコレクタ206、例示的なタスクスケジューラ208、例示的なモノのインターネット(IoT)識別子210、例示的なリソースアナライザ212、例示的なデータアロケータ214、例示的な割振り評価器216、及び例示的なメディアデータプロセッサ218を実装する。
[0116]図示された例のプロセッサ1112は、ローカルメモリ1113(たとえば、キャッシュ)を含む。図示された例のプロセッサ1112は、バス1118を介して、揮発性メモリ1114及び不揮発性メモリ1116を含むメインメモリと通信している。揮発性メモリ1114は、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、RAMBUSダイナミックランダムアクセスメモリ(RDRAM)及び/又は任意の他のタイプのランダムアクセスメモリデバイスによって実装されてもよい。不揮発性メモリ1116は、フラッシュメモリ及び/又は任意の他の所望のタイプのメモリデバイスによって実装されてもよい。メインメモリ1114、1116へのアクセスは、メモリコントローラによって制御される。
[0117]図示された例のプロセッサプラットフォーム1100は、インターフェース回路1120も含む。インターフェース回路1120は、Ethernet(登録商標)インターフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)、及び/又は周辺構成要素相互接続(PCI)エクスプレスインターフェースなど、任意のタイプのインターフェース規格によって実装されてもよい。インターフェース回路1120は、例示的な通信インターフェース202を実装する。
[0118]図示された例では、1つ又は複数の入力デバイス1122がインターフェース回路1120に接続されている。入力デバイス(複数可)1122は、ユーザがプロセッサ1112にデータ及び/又はコマンドを入力することを可能にする。入力デバイス(複数可)は、たとえば、オーディオセンサ、マイクロフォン、カメラ(静止画又は動画)、キーボード、ボタン、マウス、タッチスクリーン、トラックパッド、トラックボール、アイソポイントデバイス、及び/又は音声認識システムによって実装することができる。
[0119]1つ又は複数の出力デバイス1124も、図示された例のインターフェース回路1120に接続されている。出力デバイス1124は、たとえば、ディスプレイデバイス(たとえば、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)、液晶ディスプレイ、陰極線管ディスプレイ(CRT)、タッチスクリーン、触覚出力デバイス、プリンタ、及び/又はスピーカ)によって実装することができる。図示された例のインターフェース回路1120は、したがって、典型的には、グラフィックスドライバカード、グラフィックスドライバチップ、及び/又はグラフィックスドライバプロセッサを含む。
[0120]図示された例のインターフェース回路1120は、ネットワーク1126(たとえば、Ethernet接続、デジタル加入者回線(DSL)、電話回線、同軸ケーブル、セルラー電話システムなど)を介した外部機械(たとえば、任意の種類のコンピューティングデバイス)とのデータ交換を容易にするための送信機、受信機、トランシーバ、モデム、及び/又はネットワークインターフェースカードなどの通信デバイスも含む。ネットワークは、図1の例示的なネットワーク138を実装する。
[0121]図示された例のプロセッサプラットフォーム1100は、ソフトウェア及び/又はデータを記憶するための1つ又は複数の大容量記憶デバイス1128も含む。そのような大容量記憶デバイス1128の例は、フロッピーディスクドライブ、ハードドライブディスク、コンパクトディスクドライブ、Blu−rayディスクドライブ、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)システム、及びDVDドライブを含む。
[0122]図4及び図7のコード化された命令1132は、大容量記憶デバイス1128に、揮発性メモリ1114に、不揮発性メモリ1116に、及び/又はCD若しくはDVDなど取り外し可能な非一時的コンピュータ可読記憶媒体に記憶されていてもよい。
[0123]図12は、図1〜図3のIoTデバイス118、120を実装するために、図5〜図6及び図8の命令を実行することが可能な例示的なプロセッサプラットフォーム1200のブロック図である。プロセッサプラットフォーム1200は、たとえば、サーバ、パーソナルコンピュータ、モバイルデバイス(たとえば、携帯電話、スマートフォン、タブレットなど)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、インターネットアプライアンス、DVDプレーヤ、CDプレーヤ、デジタルビデオレコーダ、Blu−rayプレーヤ、ゲームコンソール、パーソナルビデオレコーダ、セットトップボックス、又は任意の他のタイプのコンピューティングデバイスとすることができる。
[0124]図示された例のプロセッサプラットフォーム1200は、プロセッサ1212を含む。図示された例のプロセッサ1212は、ハードウェアである。たとえば、プロセッサ1212は、任意の所望のファミリ又は製造業者からの1つ又は複数の集積回路、論理回路、マイクロプロセッサ、又はコントローラによって実装することができる。ハードウェアプロセッサは、半導体ベース(たとえば、シリコンベース)のデバイスであってもよい。この例では、プロセッサ1212は、例示的なリソース決定器306及び例示的なメディアデータハンドラ308を実装する。
[0125]図示された例のプロセッサ1212は、ローカルメモリ1213(たとえば、キャッシュ)を含む。図示された例のプロセッサ1212は、バス1218を介して、揮発性メモリ1214及び不揮発性メモリ1216を含むメインメモリと通信している。揮発性メモリ1214は、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、RAMBUSダイナミックランダムアクセスメモリ(RDRAM)及び/又は任意の他のタイプのランダムアクセスメモリデバイスによって実装されてもよい。不揮発性メモリ1216は、フラッシュメモリ及び/又は任意の他の所望のタイプのメモリデバイスによって実装されてもよい。メインメモリ1214、1216へのアクセスは、メモリコントローラによって制御される。
[0126]図示された例のプロセッサプラットフォーム1200は、インターフェース回路1220も含む。インターフェース回路1220は、Ethernetインターフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)、及び/又は周辺構成要素相互接続(PCI)エクスプレスインターフェースなど、任意のタイプのインターフェース規格によって実装されてもよい。インターフェース回路1220は、例示的なネットワークインターフェース302を実装する。
[0127]図示された例では、1つ又は複数の入力デバイス1222がインターフェース回路1220に接続されている。入力デバイス(複数可)1222は、ユーザがプロセッサ1212にデータ及び/又はコマンドを入力することを可能にする。入力デバイス(複数可)は、たとえば、オーディオセンサ、マイクロフォン、カメラ(静止画又は動画)、キーボード、ボタン、マウス、タッチスクリーン、トラックパッド、トラックボール、アイソポイントデバイス、及び/又は音声認識システムによって実装することができる。
[0128]1つ又は複数の出力デバイス1224もまた、図示された例のインターフェース回路920に接続されている。出力デバイス1224は、たとえば、ディスプレイデバイス(たとえば、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)、液晶ディスプレイ、陰極線管ディスプレイ(CRT)、タッチスクリーン、触覚出力デバイス、プリンタ、及び/又はスピーカ)によって実装することができる。図示された例のインターフェース回路1220は、したがって、典型的には、グラフィックスドライバカード、グラフィックスドライバチップ、及び/又はグラフィックスドライバプロセッサを含む。
[0129]図示された例のインターフェース回路1220は、ネットワーク1226(たとえば、Ethernet接続、デジタル加入者回線(DSL)、電話回線、同軸ケーブル、セルラー電話システムなど)を介した外部機械(たとえば、任意の種類のコンピューティングデバイス)とのデータ交換を容易にするための送信機、受信機、トランシーバ、モデム、及び/又はネットワークインターフェースカードなどの通信デバイスも含む。ネットワークは、図1の例示的なネットワーク138を実装する。
[0130]図示された例のプロセッサプラットフォーム1200は、ソフトウェア及び/又はデータを記憶するための1つ又は複数の大容量記憶デバイス1228も含む。そのような大容量記憶デバイス1228の例は、フロッピーディスクドライブ、ハードドライブディスク、コンパクトディスクドライブ、Blu−rayディスクドライブ、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)システム、及びDVDドライブを含む。
[0131]図5〜図6及び図8のコード化された命令1232は、大容量記憶デバイス1228に、揮発性メモリ1214に、不揮発性メモリ1216に、及び/又はCD若しくはDVDなど取り外し可能な非一時的コンピュータ可読記憶媒体に記憶されていてもよい。
[0132]上記のことから、上述の開示された方法、装置、及び製造品が、モバイルデバイスからデータを収集するためのIoTコラボレーションエージェントの日和見ネットワークを作成することが諒解されよう。コラボレーションエージェント(たとえば、本明細書に開示されるものなどのIoTデバイス)は、メディア監視データの部分をモバイルデバイスによって割り当てられてもよい。メディア監視データの部分は、各IoTデバイスに利用可能なリソースに基づいてメータによって割り当てられ、各IoTデバイスは、メディア監視データを適切に受信し、処理し、送信するためのソフトウェアを含むことが諒解されよう。
[0133]上記の開示された方法、装置、及び製造品を実施することによって、モバイルデバイス及びモバイルデバイスのユーザに対するメディア監視データの収集の悪影響が緩和されるか、又は除去される可能性がある。モバイルデバイスに対する現在の収集方法の悪影響は、モバイルデバイスのメモリ及びデータ使用量に対する高い要求、(すなわち、メディア監視データの処理及び送信からの)モバイルデバイスのバッテリ期限のバッテリ寿命の低下、及びモバイルデバイスの速度の低下を含む。本明細書に開示されるいくつかの例は、デバイスが識別情報へのアクセスを失った場合に後からの検索を可能にするために、デバイスのネットワーク内に識別情報を記憶することを可能にする。本明細書に開示されるいくつかの例は、メータが、メディア監視データを処理し、送信するために、モバイルデバイスによって使用されるメモリ及びデータの量を減少させることを可能にする。さらに、いくつかの開示された例は、モバイルデバイスのメータを動作させるために必要な電力が少なくなることによって、モバイルデバイスのバッテリ寿命を増加させる(すなわち、モバイルデバイスは、単一回の充電でより長く持続する)。いくつかのそのような開示された例では、メディア監視データの部分を処理するために使用されるIoTデバイスは、一定の電力供給を有し、したがって、モバイルデバイスのようにバッテリ寿命によって制限されない。またさらに、いくつかの開示された例は、モバイルデバイスの速度及びバッテリ寿命を増加させることによって、モバイルデバイスのユーザのユーザ体験を増加させる。
[0134]本明細書には、いくつかの例示的な方法、装置、及び製造品が開示されているが、本特許の適用範囲はこれに限定されるものではない。むしろ、本特許は、本特許の特許請求の範囲内に公正に含まれるすべての方法、装置、及び製造品をカバーしている。
[0134]本明細書には、いくつかの例示的な方法、装置、及び製造品が開示されているが、本特許の適用範囲はこれに限定されるものではない。むしろ、本特許は、本特許の特許請求の範囲内に公正に含まれるすべての方法、装置、及び製造品をカバーしている。
[発明の項目]
[項目1]
第1のデバイスで実行される、リソース情報を第2のデバイスから取得するための手段と、
監視データ割振りに従って、メディア監視データの第1の部分を前記第1のデバイスに、前記メディア監視データの第2の部分を前記第2のデバイスに割り当てるための手段であり、前記監視データ割振りが、前記メディア監視データ及び前記リソース情報に基づいて決定される、割り当てるための手段と、
前記第1のデバイスで前記第1の部分を処理するための手段と、
送信するための手段であり、
処理及び収集サーバへの送信のために、前記第2の部分を前記第2のデバイスに送信し、
処理された前記第2の部分と結合するために、処理された前記第1の部分を前記収集サーバに送信する
ための、送信するための手段と、
を備える装置。
[項目2]
取得するための前記手段が、前記メディア監視データをさらに取得する、項目1に記載の装置。
[項目3]
前記リソース情報が、少なくとも、前記第2のデバイスのプロセッサ情報、メモリ使用情報、又はデータストレージ情報を含む、項目1に記載の装置。
[項目4]
取得するための前記手段が、前記第1のデバイスが前記リソース情報を失ったとき、前記第2のデバイスから前記第1のデバイスに関連付けられたリソース情報をさらに取得する、項目1に記載の装置。
[項目5]
前記収集サーバが、第1のデバイス識別子及び第2のデバイス識別子に基づいて、処理された前記第1の部分と処理された前記第2の部分とを結合し、前記デバイス識別子が、取得するための前記手段によって取得される、項目1に記載の装置。
[項目6]
前記収集サーバが、マッピングツールを使用して、処理された前記第1の部分と処理された前記第2の部分とを結合し、前記マッピングツールがルックアップテーブルを含む、項目1に記載の装置。
[項目7]
前記第2のデバイスが前記リソース情報を失ったとき、前記第2のデバイスの前記リソース情報を識別するための手段をさらに含み、識別するための前記手段が、前記第2のデバイスに関連付けられた以前に取得されたリソース情報を含む、項目1に記載の装置。
[項目8]
割り当てるための前記手段が、あらかじめ定められた基準に基づいて前記第1の部分及び前記第2の部分を評価するための手段をさらに含み、評価するための前記手段が、前記あらかじめ定められた基準が満たされていないとき、前記第1の部分及び前記第2の部分を再計算する、項目1に記載の装置。
[項目9]
命令を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が実行されると少なくとも、
第1のデバイスから第2のデバイスにリソース情報の要求を送信することと、
前記第1のデバイスにおいて、前記第1のデバイスに割り当てられたメディア監視データの第1の部分、及び第2のデバイスに割り当てられた前記メディア監視データの第2の部分を、監視データ割振りに従って決定することであり、前記監視データ割振りが、前記メディア監視データ及び前記リソース情報に基づく、決定することと、
前記第1のデバイスから前記第2のデバイスに前記第2の部分を送信して、処理され収集サーバに送信されるようにすることと、
前記第1のデバイスにおいて前記第1の部分を処理することと、
処理された前記第1の部分を、処理された前記第2の部分と結合されるように前記収集サーバに送信することと、
をマシンに行わせる、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[項目10]
前記メディア監視データが、前記第1のデバイス上で実行されるメータによって取得される、項目9に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[項目11]
前記リソース情報が、前記第2のデバイスのプロセッサ情報、メモリ使用情報、又はデータストレージ情報を少なくとも含む、項目9に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[項目12]
前記第1のデバイスが前記リソース情報を失ったとき、前記第1のデバイスが、前記第2のデバイスから前記第1のデバイスに関連付けられたリソース情報を取得する、項目9に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[項目13]
前記収集サーバが、第1のデバイス識別子及び第2のデバイス識別子に基づいて、処理された前記第1の部分と処理された前記第2の部分とを結合し、前記デバイス識別子が、前記第1のデバイスによって前記収集サーバに送信される、項目9に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[項目14]
前記収集サーバが、処理された前記第1の部分と処理された前記第2の部分とを結合するためのマッピングツールをさらに含み、前記マッピングツールが、ルックアップテーブルを含む、項目9に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[項目15]
命令であって該命令が実行されると前記マシンに少なくとも、
前記第2のデバイスが前記リソース情報を失ったときに前記第2のデバイスの前記リソース情報を、前記第2のデバイスに関連付けられた以前に取得されたリソース情報を使用して識別すること
を行わせる命令をさらに含む、項目9に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[項目16]
あらかじめ定められた基準に基づいて、前記第1の部分及び前記第2の部分を評価し、前記あらかじめ定められた基準が満たされていないとき、前記第1の部分及び前記第2の部分を再計算することをさらに含む、項目9に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
[項目17]
システムであって、
第1のデバイスであり、
監視データ割振りに従って、メディア監視データの第1の部分及び前記メディア監視データの第2の部分を決定することであり、前記監視データ割振りが、前記メディア監視データ及びリソース情報に基づいて決定される、決定すること、
メディア監視データの前記第1の部分を処理すること、及び
メディア監視データの処理された前記第1の部分を送信すること、
を行うための第1のデバイスと、
第2のデバイスであり、
前記リソース情報を前記第1のデバイスに送信すること、
前記第1のデバイスによって割り当てられた前記メディア監視データの前記第2の部分を処理すること、及び
処理された前記第2の部分を送信すること、
を行うための第2のデバイスと、
前記第1のデバイスによって送信された処理された前記第1の部分と、前記第2のデバイスによって送信された処理された前記第2の部分とを結合するための収集サーバと、
を備えるシステム。
[項目18]
前記メディア監視データが、前記第1のデバイスにおいて実行されるメータによって取得される、項目17に記載のシステム。
[項目19]
前記リソース情報が、少なくとも、前記第2のデバイスのプロセッサ情報、メモリ使用情報、又はデータストレージ情報を含む、項目17に記載のシステム。
[項目20]
前記第1のデバイスが前記リソース情報を失ったとき、前記第1のデバイスが、前記第2のデバイスから前記第1のデバイスに関連付けられたリソース情報を取得する、項目17に記載のシステム。
[項目21]
前記収集サーバが、前記第1のデバイスから送信された第1のデバイス識別子、及び前記第2のデバイスから送信された第2のデバイス識別子に基づいて、処理された前記第1の部分と処理された前記第2の部分とを結合する、項目17に記載のシステム。
[項目22]
前記収集サーバが、処理された前記第1の部分と処理された前記第2の部分とを結合するためのマッピングツールをさらに含み、前記マッピングツールがルックアップテーブルを含む、項目17に記載のシステム。
[項目23]
前記第1のデバイスが、前記第2のデバイスが前記リソース情報を失ったときに前記第2のデバイスの前記リソース情報を、前記第2のデバイスに関連付けられた以前に取得されたリソース情報を使用して識別する、項目17に記載のシステム。
[項目24]
前記第1のデバイスが、前記第1の部分及び前記第2の部分をあらかじめ決められた基準に基づいて評価し、前記あらかじめ定められた基準が満たされていないとき、前記第1の部分及び前記第2の部分を再計算する、項目17に記載のシステム。
[項目25]
前記第2のデバイスが、前記第2の部分を処理し、送信するためのソフトウェア開発キットを含み、前記ソフトウェア開発キットが、前記第2のデバイスの製造業者によって事前にインストールされる、項目17に記載のシステム。
[項目26]
前記第1のデバイスが、さらに、前記第2の部分と、前記第1のデバイスを識別する第1のデバイス識別子とを前記第2のデバイスに送信するようになっており、
前記第2のデバイスが、さらに、処理された前記第2の部分と、前記第1のデバイス識別子と、前記第2のデバイスを識別する第2のデバイス識別子とを、前記収集サーバに送信するようになっている、項目17に記載のシステム。
[項目27]
前記第1のデバイスが、さらに、前記収集サーバから前記第1のデバイス識別子を要求するようになっており、
前記収集サーバが、さらに、
前記第1のデバイス識別子を決定するために、デバイス識別子を含む複数のメッセージを分析することと、
前記第1の識別子を前記第1のデバイスに送信することと
を行うようになっている、項目26に記載のシステム。
[項目28]
前記収集サーバが、さらに、前記複数のメッセージで発生する前記第1の識別子の頻度に基づいて、前記第1の識別子を決定するようになっている、項目27に記載のシステム。