JP2021512335A - リストモード再構成における定量化精度向上のための補正方法 - Google Patents

リストモード再構成における定量化精度向上のための補正方法 Download PDF

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Abstract

非一時的コンピュータ可読媒体は、複数の放射線検出器17を使用してフレーム収集時間にわたって収集されたリストモードデータを再構成する画像再構成方法100を行うために、少なくとも1つの電子プロセッサ20を含むワークステーション18によって読み取り可能及び実行可能な命令を格納する。リストモードデータのイベントはタイムスタンプが付けられる。方法は、フレーム収集時間が分割される、複数のサブフレームビンのうちのサブフレームビンについて、リストモードデータから複数の放射線検出器のサブフレームシングルスレートマップを決定するステップであって、これらのタイムスタンプがサブフレームビン内にある、決定するステップと、サブフレームシングルスレートマップを使用して、リストモードデータのシングルスイベントのシングルスレートを決定するステップであって、シングルスイベントのシングルスレートは、フレーム収集時間よりも細かい時間分解能で決定される、決定するステップと、リストモードデータのシングルスイベントの決定されたシングルスレートを使用して、リストモードデータの補正係数を決定するステップと、決定された補正係数を使用してフレーム収集時間のリストモードデータを再構成して、フレーム収集時間の再構成された画像を生成するステップとを含む。

Description

以下は、概して、医用撮像技術、放出撮像技術、陽電子放出断層撮影(PET)撮像技術、単光子放出コンピュータ断層撮影(SPECT)撮像技術、医用画像解釈技術、画像再構成技術及び関連技術に関する。
陽電子放出断層撮影(PET)スキャナは、通常、比較的狭い体軸方向視野(FOV)を有する。体軸方向FOVは、PET検出器リングの数によって決定されるところ、PET検出器のコストが高いため、その数は制限され、10〜25センチメートルほどの体軸方向FOVとなる。患者のより大きい軸方向範囲を撮像する場合、患者の第1の軸方向部分がPETの体軸方向FOV内に配置されて、1つのベッド位置で撮像され、次に、ベッドが軸方向に動かされて、患者の次の部分がPETスキャナの体軸方向FOV内に配置されて撮像され、以降同様にされるマルチステーションPET撮像プロトコルを使用することが知られている。このようにして、胴体全体のPETスキャン、更には全身のPETスキャンを行うことができる。各ベッド位置は、当技術分野では「フレーム」と呼ばれる。画像再構成段階では、通常、各フレームで収集されたPET撮像データが再構成されて対応するフレーム画像が生成される。次に、フレーム画像が画像空間で結合され、軸方向に拡張されたPET画像が生成される。通常、マルチステーションPETプロトコルは隣接するフレームに多少の重複があるようにデザインされて、隣接するフレーム画像の連続的な結合が容易にされる。
マルチステーションPET撮像収集セッションには、かなりの時間がかかる場合がある。放射性医薬品の投与量は、患者の放射線被ばくを最小限に抑えるために、十分な画質を提供しながら、実用可能な限り低くなるようにデザインされている。この結果、計数率は低く、各フレームは、通常、数十秒以上にわたって収集される。したがって、マルチステーションPET撮像セッションが30分から1時間以上ほどになることは珍しいことではない。
このPET画像データ収集セッションの長い持続期間は、問題を引き起こす可能性がある。PET画像の再構成では、幾つかの補正係数が使用されることがある。例えば不感時間補正は、PET検出器が以前のカウントによってトリガされるか又は以前のカウントを処理している時間間隔中に数え落としたカウントを統計的に考慮する。不感時間補正は、計数率の増加に伴って増加する。マルチステーションPET撮像セッションの持続時間は長いため、計数率は、PET撮像セッションで大幅に変動する場合がある。マルチステーションPET撮像の各フレームについて個々の不感時間補正係数を計算することによってこれを考慮し、各フレームについて収集された撮像データを、当該フレームについて計算された不感時間補正係数を使用して再構成することが知られている。
単一ステーションでのPET撮像セッション(つまり、ステーション間の患者ベッドの移動なく、単一ステーションにおいて単一のフレームの撮像データが収集される)の場合、単一の不感時間補正係数が計算され使用される。単一フレームしか収集されていないため、全体の収集時間は、マルチステーション撮像におけるよりも短い。
以下は、これらの問題を克服する新規且つ改良されたシステム及び方法を開示する。
開示する一態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が、複数の放射線検出器を使用してフレーム収集時間にわたって収集されたリストモードデータを再構成する画像再構成方法を行うように、少なくとも1つの電子プロセッサを含むワークステーションによって読み取り可能及び実行可能な命令を格納する。リストモードデータのイベントはタイムスタンプが付けられる。方法は、フレーム収集時間が分割される、複数のサブフレームビンのうちのサブフレームビンについて、リストモードデータから複数の放射線検出器のサブフレームシングルスレートマップを決定するステップであって、これらのタイムスタンプがサブフレームビン内にある、決定するステップと、サブフレームシングルスレートマップを使用して、リストモードデータのシングルスイベントのシングルスレートを決定するステップであって、シングルスイベントのシングルスレートは、フレーム収集時間よりも細かい時間分解能で決定される、決定するステップと、リストモードデータのシングルスイベントの決定されたシングルスレートを使用して、リストモードデータの補正係数を決定するステップと、決定された補正係数を使用してフレーム収集時間のリストモードデータを再構成して、フレーム収集時間の再構成された画像を生成するステップとを含む。
別の開示する態様では、陽電子放出断層撮影(PET)撮像方法が、複数の放射線検出器を使用して、フレーム収集時間にわたってリストモードPET撮像データを収集するステップであって、リストモードのPET撮像データのイベントはタイムスタンプが付けられる、収集するステップと、リストモードPET撮像データを、フレーム収集時間のサブ間隔に対応する複数のサブフレームビンに分割するステップと、サブフレームビンのリストモードPET撮像データのサブフレームシングルスレートマップを決定するステップと、サブフレームシングルスレートマップを使用して、リストモードPET撮像データのシングルスイベントのシングルスレートを決定するステップと、リストモードPET撮像データのシングルスイベントの決定されたシングルスレートを使用して、リストモードPET撮像データの補正係数を決定するステップと、決定された補正係数を使用してフレーム収集時間のリストモードPET撮像データを再構成して、フレーム収集時間の再構成されたPET画像を生成するステップとを含む。
別の開示する態様では、陽電子放出断層撮影(PET)画像再構成デバイスが、電子プロセッサを含む。非一時的記憶媒体が、PET撮像方法を行うように電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能な命令を格納する。方法は、複数の放射線検出器を使用して、フレーム収集時間にわたって収集されたリストモードPET撮像データを、フレーム収集時間のサブ間隔に対応する複数のサブフレームビンに分割するステップと、サブフレームビンのリストモードPET撮像データのサブフレームシングルスレートマップを決定するステップと、サブフレームシングルスレートマップを使用して、リストモードPET撮像データのリストモードイベントの有効測定時間係数を決定するステップと、シングルスイベントの決定されたシングルスレートを使用して、不感時間補正を行うことを含む、フレーム収集時間のリストモードPET撮像データの再構成を行うことにより、再構成されたPET画像を生成するステップとを含む。
1つの利点は、温度ドリフトを伴う放射性医薬品の場合に、放射性医薬品の減衰による撮像データの計数率の減衰を相殺する際の精度が向上される点にある。
別の利点は、特に半減期が短い放射性医薬品の場合に、放射性医薬品の減衰による撮像データの計数率の減衰を相殺する際の精度が向上される点にある。
別の利点は、撮像データのシングルスレートに基づいて、エミッション撮像データの瞬時補正係数、即ち、高い時間分解能を有する補正係数が決定される点にある。
別の利点は、放射性医薬品の減衰を伴う不感時間係数が相殺された再構成画像が生成される点にある。
本開示を読み、理解すれば当業者には明らかとなるように、所与の実施形態は、前述の幾つかの利点を提供するか、及び/又は、他の利点を提供することができる。
本開示は、様々なコンポーネント及びコンポーネントの構成、また、様々なステップ及びステップの構成の形を取ってよい。図面は、好適な実施形態を例示するに過ぎず、本開示を限定するものと解釈されるべきではない。
図1は、一態様による画像再構成システムを図示する。 図2は、図1のシステムの動作の例示的なフローチャートを示す。 図3は、図2のフローチャートの1つの例示的な動作を示す。
陽電子放出断層撮影(PET)撮像では、温度ドリフト、短半減期同位体、崩壊による放射能の減少、モデルの近似等といった多くの要素が、PET再構成における有効計測時間(live time)計算に影響を与える可能性がある。例えば一部のPET放射性トレーサーは、短半減期同位体、例えば82Rb(75秒)、15O(122秒)等を使用する。このようなトレーサーを心筋血流(MBF)に使用するPET検査、様々なボーラススキャン、灌流検査等では、放射能崩壊によって、単一フレーム撮像データ収集期間内であっても、計数率が時間と共に変化する場合がある。不感時間の影響による計数損失は計数率に依存する(不感時間が長いほど計数率は高い)ため、同じフレーム期間内の任意の同時計測線(LOR)の不感時間係数も変化する。更に、短半減期によって課せられる時間の制約によって、放射性医薬品の投与量が増加される可能性があり、これは、より多い投与量によるより高い放射線被ばくは、短半減期による放射線被ばくの減少によって相殺されるからである。本明細書では、特に短半減期の放射性医薬品の比較的高レベルの注入量では、エミッション画像再構成中に計数率の変化を考慮に入れるべきであることが認識されている。
現在の再構成方法の不利な点は、フレーム期間内の経時的な放射能崩壊に伴う不感時間係数の変化を無視するため、定量化精度が低下する可能性があることである。これは、リストモード再構成でも当てはまる。というのは、各LORの不感時間係数(即ち、有効測定時間係数)は、通常、リストモードデータの別の瞬間に記録される各同時計数イベントでは利用できないからである。
PET再構成で行われる2つの一般的な補正は、有効計測時間(即ち、不感時間)補正及び偶発同時計数補正である。有効測定時間補正は、高い計数率では、PET検出器が(統計的に言えば)検出間の検出器リカバリ間隔中に幾つかのカウントを数え落とす事実を考慮する。有効測定時間補正は、計数率が高いほど大きい。偶発同時計数は、陽電子−電子の消滅によって放出される511keVの反対方向に向けられる真のガンマ線によるものではなく、無関係のイベント間の偶発的な同時計数によるものである。この場合も、計数率が高くなると、偶発同時計数率が増加する。前述のように、高い計数率は、短半減期の放射性医薬品を使用する場合に生じることがある。これは、エミッション撮像データを収集することができる期間の短縮を補うために投与量が増加されるからである。更に、そのような状況での計数率は急速に減少する。つまり、計数率は各半減期間に2倍で減少する。
有効測定時間補正及び偶発同時計数補正は、個々の検出器のシングルスレートマップ(singles rate map)に基づいて行うことができる。所与の同時計測線(LOR)についての有効測定時間補正又は偶発同時計数補正は、LORの2つの検出器についてのマップからのシングルスレートの組み合わせ(例えば積)に関連付けられている。従来、マルチステーションPET撮像では、データは各フレーム(ここでは撮像ベッド位置)について収集され、サイノグラムデータに変換される。補正は、固定のシングルスレートマップ、又は、よくても、場合によっては、各フレームに最適化されたシングルスレートマップを使用して行われる。これは、長半減期の放射性同位体では許容することができる。
しかし、より短い半減期の放射性同位体の場合、本明細書では、被験者の値がフレームの収集時間にわたって大幅に変化することが予想されることが認識されている。つまり、フレーム期間(例えば一部のスキャンでは1分以上)が放射性同位体の半減期(例えば82Rbでは75秒又は15Oでは122秒)と同程度である場合、フレーム収集にわたって一定のシングルスレートマップを仮定することにより、かなりのエラーが発生する。サイノグラムデータの場合、この問題を回避する明らかな方法はない。
しかし、リストモードデータの場合、各イベントにはタイムスタンプが付けられる。したがって、開示する実施形態は、フレーム収集時間よりも細かい時間分解能で行うことができるシングルスレートマップを利用する補正(例えば有効測定時間補正及び/又は偶発同時計数補正)を使用する。このために、シングルスレートマップは、フレーム期間よりも高い時間分解能で生成される。これは、個々のPET検出器のシングルスレートをリアルタイムで記録するPETシステムのハードウェアを使用して行うか、収集されたリストモードPET撮像データから計算することができる。例えば1つのアプローチでは、各同時計測線(LOR)のシングルスレートは、遅延同時計数をカウントする(つまり、「遅延」同時計数時間幅を使用して、PET撮像スキャナの利用可能な同時計数検出能力を活用する)ことによって決定される。所与のPET検出器のシングルスレートは、そのPET検出器に関連するLORの遅延同時計数データに基づいて決定される。サブフレーム分解能を可能にするために、リストモードデータは、フレーム期間よりも高い時間分解能でビニングされ、また、各サブフレームについて、各検出器のシングルスレートは、各ビンに格納されたデータから決定される。
サブフレームのシングルスレートマップが決定されると、各カウントに関連付けられたLORの2つの検出器について、より正確なシングルスレート(つまり、より高い時間分解能のシングルスレート)を決定することができる。これは、内挿(又は外挿)を使用して行って、瞬時値を提供することができる。次に、有効測定時間補正係数が導出され、任意選択的に、偶発同時計数補正係数も導出される。これは、カウント毎に適用することができる。或いは、これらの係数をフレーム全体で平均化して、より正確なフレームレベル値を提供することもできる。結果として得られる個々のイベントの向上された補正係数は、有効測定時間補正及び/又は偶発同時計数補正の従来のアプローチを使用したフレーム画像再構成中に使用される。
開示するアプローチは、短半減期の放射性同位体に対処することに加えて、更に又は或いは、患者内の放射性医薬品の分布の動的シフト(例えば放射性医薬品の心臓への高速流入又は流出)によって引き起こされる有効測定時間及び/又は偶発同時計数の時間的変動を自動的に相殺することができる。
本明細書ではPET撮像システムについて説明しているが、開示するアプローチは、単光子放出コンピュータ断層撮影(SPECT)撮像システム又はハイブリッドSPECT/CT若しくはPET/CT撮像システム等といった他のタイプのエミッション撮像と共に使用することができる。
図1を参照すると、例示的な医用撮像システム又はデバイス10が示されている。図1に示すように、システム10は、画像収集デバイス12を含む。一例では、画像収集デバイス12は、PET/コンピュータ断層撮影(CT)撮像システムのPETガントリを含み、PETガントリは更に、CTガントリ13を含む。他の例では、画像収集デバイス12は、CTコンポーネントのないスタンドアロンのPETスキャナであってよい。患者テーブル14が、患者をPETガントリ12又はCTガントリ13の検査領域16の中に入れるように配置される。PETガントリ12は、放射線検出器17のアレイ(図1に図示する。通常、PETガントリ12の放射線検出器は、体軸方向FOVに広がる一連のPET検出器リングとして配置される)を含む。
システム10はまた、少なくとも1つの電子プロセッサ20、少なくとも1つのユーザ入力デバイス22(例えばマウス、キーボード、トラックボール等)及び表示デバイス24といった典型的なコンポーネントを有するコンピュータ、ワークステーション又は他の電子データ処理デバイス18を含む。幾つかの実施形態では、表示デバイス24は、コンピュータ18とは別個のコンポーネントであってよい。ワークステーション18はまた、1つ以上の非一時的記憶媒体26(磁気ディスク、RAID又は他の磁気記憶媒体、ソリッドステートドライブ、フラッシュドライブ、電子的に消去可能な読み取り専用メモリ(EEROM)又は他の電子的メモリ、光ディスク又は他の光ストレージ、これらの様々な組み合わせ等)を含むことができる。表示デバイス24は、ユーザ入力デバイス22からのユーザ入力を受け取るために1つ以上のフィールドを含むグラフィカルユーザインターフェース(GUI)28を表示する。
少なくとも1つの電子プロセッサ20は、1つ以上の非一時的記憶媒体26と動作可能に接続される。非一時的記憶媒体26は、画像再構成方法又はプロセス100を行うことを含む開示の動作を行うために、少なくとも1つの電子プロセッサ20によって読み取り可能及び実行可能な命令を格納する。例えば画像収集デバイス12がPETデバイスである場合、方法100は、PET撮像方法であってよい。幾つかの例では、画像再構成方法又はプロセス100は、少なくとも部分的にクラウド処理によって行われてもよい。
図2を参照すると、画像再構成方法100の例示的な実施形態が、フローチャートとして図示されている。ステップ102において、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、画像収集デバイス12を制御して、複数の放射線検出器17を使用して、フレーム収集時間にわたって1つのフレームの撮像データを収集するようにプログラムされる。幾つかの例では、画像収集デバイス12がPETデバイスである場合、撮像データは、リストモードPET撮像データを含むことができる。リストモードPET撮像データの各イベントはタイムスタンプが付けられる。PET撮像データの収集中に、陽電子を放出する放射性医薬品(例えば幾つかの実施形態では3分以下の半減期を有する。しかし、より長い半減期も考えられる)が撮像対象の患者に投与される。放射性医薬品の幾つかの例としては、75秒のRb−82、122秒のO−15が挙げられる。
ステップ104において、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、リストモードPET撮像データを複数のサブフレームビンに分割するようにプログラムされる。各サブフレームビンは、フレーム収集時間の1つのサブ間隔に対応することができる。例えば撮像データの1つのフレームのフレーム収集時間は、非限定的な例示的な例として、20秒の持続時間を有することができる。このようなフレームを、5つの4秒サブフレームに分割することができる。ビンの持続時間は、より多くの又はより少ないサブフレームを有することができ、各サブフレームの持続時間は、各サブフレームにおいて妥当なカウントを提供するように選択される。持続時間は同じでも同じでなくてもよいが、サブフレームの持続時間が等しいと処理を簡略化することができる。サブフレームのタイムスタンプは、例えばサブフレームの中心における時間として記録することができる。
ステップ106において、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、タイムスタンプがサブフレームビン内にあるサブフレームビンのリストモードPET撮像データについてサブフレームシングルスレートマップを決定するようにプログラムされる。幾つかの例では、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、サブフレームビンの時間間隔中に収集された放射線検出器を含むすべてのLORに沿った遅延同時計数から各放射線検出器17のシングルスレートを決定するようにプログラムされる。幾つかの例では、ノイズが懸念される場合、フィルタを適用して、サブフレームシングルスレートマップを平滑化することができる。
ステップ108において、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、サブフレームシングルスレートマップを使用して、リストモードPET撮像データのシングルスイベント(即ち、各シングルスイベント)のシングルスレートを決定するようにプログラムされる。シングルスイベントのシングルスレートは、フレームの撮像データが収集されたフレーム収集時間よりも細かい時間分解能で決定される。
このために、一実施形態では、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、サブフレームのタイムスタンプ及びイベントを収集した放射線検出器17のシングルスイベントに基づいてサブフレームシングルスレートマップを内挿又は外挿して、イベント検出の瞬間における瞬時シングルスレートを決定するようにプログラムされる。別の実施形態では、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、各シングルスイベントのシングルスレートを、シングルスイベントのタイムスタンプがあるサブフレームビンのサブフレームシングルスレートマップにおけるシングルスイベントを収集した放射線検出器17のシングルスレートに設定するようにプログラムされる。
ステップ110において、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、リストモードPET撮像データのシングルスイベントについて決定されたシングルスレートを使用して、リストモードPET撮像データにおける同時計数イベントの補正係数を決定するようにプログラムされる。
このために、一実施形態では、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、リストモードPET撮像データのシングルスイベントについて決定されたシングルスレートに基づいて偶発同時計数補正係数を決定するようにプログラムされる。例えば偶発同時計数率とシングルスレートとの関係、つまり、RAB=2τsを使用して、偶発同時計数補正係数を決定することができる。ここで、A及びBは、LORで相互に関連付けられる2つの検出器を表し、s及びsは、A及びBのシングルスレートであり、RABは、偶発同時計数率であり、τは、同時計測時間幅である。別の実施形態では、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、シングルスイベントの対応する対のシングルスレートを使用して、リストモードイベントの有効測定時間補正係数を決定するようにプログラムされる。
ステップ112において、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、リストモードイベントの決定された補正係数を使用してフレーム収集時間のリストモードデータをフレーム画像に再構成して、フレーム収集時間の再構成されたPET画像(即ち、フレーム画像)を生成するようにプログラムされる。このために、一実施形態では、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、同時計数イベントについて決定された有効測定時間補正係数及び偶発同時計数補正係数を使用してリストモードイベントを再構成して、フレーム収集時間の再構成されたPET画像を生成するようにプログラムされる。別の実施形態では、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、フレーム収集時間のPETデータのリストモードイベントを再構成することによって、再構成されたPET画像を生成するようにプログラムされる。再構成には、リストモードイベントについて決定された有効測定時間係数を使用して不感時間補正を行うことと、決定された偶発同時計数補正係数を使用して偶発同時計数補正を行うこととが含まれる。
処理ステップ102、104、106、108、110、112は、単一のフレームに対して行われる。マルチステーション撮像の場合、ステップ114において、患者ベッド又はテーブル14を動かして患者を軸方向に動かして、解剖学的構造の次の空間フレームをPETスキャナ12の体軸方向FOV内に配置し、ステップ102、104、106、108、110、112が繰り返されて、以降同様にされて、ステップ112において、フレーム画像が収集される。フレーム画像は結合されて、最終的な(軸方向に拡張された)再構成画像が生成される。少なくとも1つの電子プロセッサ20は、表示デバイス24を制御して再構成PET画像を表示するようにプログラムされる。単一フレーム撮像セッションが行われる場合、ステップ112において出力されるフレーム画像が、最終的な再構成PET画像であり、ステップ114では、この再構成された単一フレーム画像が表示される。幾つかの例では、少なくとも1つの電子プロセッサ20は、非一時的記憶媒体26を制御して臨床画像を適切なデータベース(例えば画像保管通信システム)に格納するようにプログラムされる。
図3は、リストモードPET撮像データの各シングルスイベントのシングルスレートがサブフレームシングルスレートマップを使用して決定されるステップ106の一例を示す。収集画像フレーム300は、サブフレーム302に分割される。サブフレーム遅延同時計数イベント又は遅延同時計数サイノグラム304が、各サブフレーム302について決定される。各シングルスレート304のタイムスタンプ306が決定される。同時計数情報304から、各サブフレーム302のシングルスレートマップ308が決定される。サブフレームのシングルスレートマップ308及びタイムスタンプ306から、リストモードPET撮像データの各シングルスイベントのシングルスレートが、イベントのタイムスタンプに基づく内挿又は外挿を使用して決定される。
本開示は、好適な実施形態を参照して説明した。前述の詳細な説明を読んで理解すると、他の人が修正態様及び変更態様を想到することができるであろう。本発明は、添付の特許請求の範囲又はその均等物の範囲内にある限り、このようなすべての修正態様及び変更態様を含むと解釈されることが意図されている。

Claims (20)

  1. 複数の放射線検出器を使用してフレーム収集時間にわたって収集されたリストモードデータを再構成する画像再構成方法を行うように、少なくとも1つの電子プロセッサを含むワークステーションによって読み取り可能及び実行可能な命令を格納する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記リストモードデータのイベントにはタイムスタンプが付けられている、非一時的コンピュータ可読媒体において、
    前記画像再構成方法は、
    前記フレーム収集時間が分割される、複数のサブフレームビンのうちのサブフレームビンについて、前記リストモードデータから前記複数の放射線検出器のサブフレームシングルスレートマップを決定するステップであって、これらのタイムスタンプが前記サブフレームビン内にある、決定するステップと、
    前記サブフレームシングルスレートマップを使用して、前記リストモードデータのシングルスイベントのシングルスレートを決定するステップであって、前記シングルスイベントの前記シングルスレートは、前記フレーム収集時間よりも細かい時間分解能で決定される、決定するステップと、
    前記リストモードデータの前記シングルスイベントの決定された前記シングルスレートを使用して、前記リストモードデータの補正係数を決定するステップと、
    前記フレーム収集時間の再構成された画像を生成するように、決定された前記補正係数を使用して、前記フレーム収集時間の前記リストモードデータを再構成するステップと、
    を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
  2. 前記リストモードデータの前記シングルスイベントの前記シングルスレートを決定するステップは、
    サブフレームのタイムスタンプと、前記サブフレームシングルスレートマップにおける前記シングルスイベントを収集した前記放射線検出器の前記シングルスイベントとに基づいて、前記サブフレームシングルスレートマップを内挿又は外挿するステップを含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  3. 前記リストモードデータの前記シングルスイベントの前記シングルスレートを決定するステップは、
    各シングルスイベントの前記シングルスレートを、前記シングルスイベントの前記タイムスタンプがある前記サブフレームビンの前記サブフレームシングルスレートマップにおける前記シングルスイベントを収集した前記放射線検出器の前記シングルスレートに設定するステップを含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  4. 前記リストモードデータは、リストモード陽電子放出断層撮影(PET)撮像データを含み、
    前記サブフレームビンの前記サブフレームシングルスレートマップを決定するステップは、すべての遅延同時計数から各放射線検出器の前記シングルスレートを決定するステップを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  5. 前記リストモードデータの補正係数を決定するステップは、
    前記リストモードデータの前記シングルスイベントの決定された前記シングルスレートに基づいて偶発同時計数補正係数を決定するステップを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  6. 前記リストモードデータは、リストモード陽電子放出断層撮影(PET)撮像データを含み、
    前記リストモードデータの前記シングルスイベントの決定された前記シングルスレートを使用して前記リストモードデータの補正係数を決定するステップは、
    シングルスイベントの対応する対の前記シングルスレートを使用して、前記リストモードPET撮像データのリストモードイベントの有効測定時間補正係数を決定するステップを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  7. 前記再構成するステップは、
    前記フレーム収集時間の再構成されたPET画像を生成するように、同時計数イベントの決定された前記有効測定時間補正係数を使用して、前記同時計数イベントを再構成するステップを含む、請求項6に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
  8. 複数の放射線検出器を使用して、フレーム収集時間にわたってリストモード陽電子放出断層撮影(PET)撮像データを収集するステップであって、前記リストモードPET撮像データのイベントにタイムスタンプが付けられる、収集するステップと、
    前記リストモードPET撮像データを、前記フレーム収集時間のサブ間隔に対応する複数のサブフレームビンに分割するステップと、
    前記複数のサブフレームビンの前記リストモードPET撮像データのサブフレームシングルスレートマップを決定するステップと、
    前記サブフレームシングルスレートマップを使用して、前記リストモードPET撮像データのシングルスイベントのシングルスレートを決定するステップと、
    前記リストモードPET撮像データの前記シングルスイベントの決定された前記シングルスレートを使用して、前記リストモードPET撮像データの補正係数を決定するステップと、
    前記フレーム収集時間の再構成されたPET画像を生成するように、決定された前記補正係数を使用して、前記フレーム収集時間の前記リストモードPET撮像データを再構成するステップと、
    を含む、PET撮像方法。
  9. 前記リストモードPET撮像データの前記シングルスイベントの前記シングルスレートを決定するステップは、
    前記サブフレームシングルスレートマップにおける前記シングルスイベントを収集した前記放射線検出器の前記シングルスレートを内挿又は外挿するステップを含む、請求項8に記載のPET撮像方法。
  10. 前記リストモードPET撮像データの前記シングルスイベントの前記シングルスレートを決定するステップは、
    各シングルスイベントの前記シングルスレートを、前記シングルスイベントの前記タイムスタンプがある前記サブフレームビンの前記サブフレームシングルスレートマップにおける前記シングルスイベントを収集した前記放射線検出器の前記シングルスレートに設定するステップを含む、請求項8に記載のPET撮像方法。
  11. 前記サブフレームビンの前記サブフレームシングルスレートマップを決定するステップは、
    同時計測線(LOR)に沿った遅延同時計数から各放射線検出器の前記シングルスレートを決定するステップを含む、請求項8から10のいずれか一項に記載のPET撮像方法。
  12. 前記リストモードPET撮像データの補正係数を決定するステップは、
    前記リストモードPET撮像データの前記シングルスイベントの決定された前記シングルスレートに基づいて偶発同時計数補正係数を決定するステップを含む、請求項8から11のいずれか一項に記載のPET撮像方法。
  13. 前記リストモードPET撮像データの補正係数を決定するステップは、
    シングルスイベントの対応する対の前記シングルスレートを使用して、前記リストモードPET撮像データのリストモードイベントの有効測定時間補正係数を決定するステップを含む、請求項8から12のいずれか一項に記載のPET撮像方法。
  14. 前記再構成するステップは、
    前記フレーム収集時間の再構成されたPET画像を生成するように、同時計数イベントの決定された前記有効測定時間補正係数を使用して、前記同時計数イベントを再構成するステップを含む、請求項13に記載のPET撮像方法。
  15. 前記再構成されたPET画像を表示するステップを更に含む、請求項8から14のいずれか一項に記載のPET撮像方法。
  16. 前記フレーム収集時間にわたって前記リストモードPET撮像データを収集するステップは、3分以下の半減期を有する陽電子放出放射性医薬品を投与するステップを含む、請求項8から15のいずれか一項に記載のPET撮像方法。
  17. 電子プロセッサと、
    陽電子放出断層撮影(PET)撮像方法を行うように前記電子プロセッサによって読み取り可能及び実行可能な命令を格納する非一時的記憶媒体と、
    を含むPET画像再構成デバイスであって、
    前記PET撮像方法は、
    複数の放射線検出器を使用して、フレーム収集時間にわたって収集されたリストモードPET撮像データを、前記フレーム収集時間のサブ間隔に対応する複数のサブフレームビンに分割するステップと、
    前記複数のサブフレームビンの前記リストモードPET撮像データのサブフレームシングルスレートマップを決定するステップと、
    前記サブフレームシングルスレートマップを使用して、前記リストモードPET撮像データのリストモードイベントの有効測定時間補正係数を決定するステップと、
    シングルスイベントの決定されたシングルスレートを使用して、不感時間補正を行うことを含む、前記フレーム収集時間の前記リストモードPET撮像データの再構成を行うことにより、再構成されたPET画像を生成するステップと、
    を含む、PET画像再構成デバイス。
  18. 前記シングルスイベントの前記シングルスレートを決定するステップは、
    前記サブフレームシングルスレートマップにおける前記シングルスイベントを収集した前記放射線検出器の前記シングルスレートを内挿又は外挿するステップを含む、請求項17に記載のPET画像再構成デバイス。
  19. 前記再構成されたPET画像を生成するステップは、
    対応する2つのシングルスイベントの前記シングルスレートを使用して、前記リストモードPET撮像データのリストモードイベントの有効測定時間補正係数を決定するステップと、
    前記フレーム収集時間の前記再構成されたPET画像を生成するように、前記リストモードイベントの決定された前記有効測定時間補正係数を使用して、前記リストモードイベントを再構成するステップと、
    を含む、請求項17又は18に記載のPET画像再構成デバイス。
  20. 前記PET撮像方法は更に、
    前記リストモードPET撮像データの前記シングルスイベントの決定された前記シングルスレートに基づいて偶発同時計数補正係数を決定するステップを含み、
    前記再構成されたPET画像は、前記リストモードイベントの決定された前記有効測定時間補正係数を使用して不感時間補正を行うことと、決定された前記偶発同時計数補正係数を使用して偶発同時計数補正を行うこととを含む、前記フレーム収集時間の前記リストモードPET撮像データの再構成を行うことによって生成される、請求項17から19のいずれか一項に記載のPET画像再構成デバイス。
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