JP2021508186A - バッファ状態レポートの報告方法、ユーザー機器およびコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

バッファ状態レポートの報告方法、ユーザー機器およびコンピュータ記憶媒体 Download PDF

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Abstract

本発明は、バッファ状態レポートの報告方法、ユーザー機器およびコンピュータ記憶媒体を開示し、方法は、前記メモリデータ報告モードが、完全性チェック部分のデータを統計して報告する第1のメモリデータ報告モードである場合、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加するステップと、前記バッファ状態レポートを前記ネットワーク側に送信するステップと、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、バッファ状態レポートの報告方法、ユーザー機器(UE、User Equipment)およびコンピュータ記憶媒体に関する。
現在、速度、遅延、高速移動性、エネルギー効率への要請の高まり、および将来の生活におけるサービスの多様化、複雑化に伴い、このため、国際標準化団体である3GPP(登録商標)は5Gの開発に取り組み始めている。5Gでは、UEは、基地局によるUEの適切なスケジューリングおよびリソース割り当てを容易にするために、バッファ状態レポート(BSR、Buffer Status Report)を介してネットワーク側に自分のメモリ内で送信対象データ量に関するレポートを送信する。LTE(登録商標)では、データベアラ(DRB)に対する完全性保護の必要性はないが、NRでは、DRBデータに対する完全性保護の必要性は増加し、このため、各PDCP SDUは完全性保護チェックのMAC−I部分を余分に付加する必要がある。これは、余分なエアインターフェースデータ負荷を増加させるので、従来のBSRの報告におけるメモリデータの計算方法によると、MAC−Iによるエアインターフェースデータの増加分を考慮していないため、UEの送信対象のデータ量をある程度正確に反映していない。
上記技術的問題を解決するために、本発明の実施例は、バッファ状態レポートの報告方法、ユーザー機器およびコンピュータ記憶媒体を提供する。
本発明の実施例にて提供されるバッファ状態レポートの報告方法は、ユーザー機器UEに適用され、
前記メモリデータ報告モードが、完全性チェック部分のデータを統計して報告する第1のメモリデータ報告モードである場合、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加するステップと、
前記バッファ状態レポートを前記ネットワーク側に送信するステップと、を含む。
上記技術案では、前記方法は、
第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かが少なくとも含まれるUE能力を、ネットワーク側に報告するステップをさらに含む。
上記技術案では、前記方法は、
ネットワーク側から前記UEに指示されたメモリデータ報告モードを取得するステップをさらに含み、
前記メモリデータ報告モードには、第1のメモリデータ報告モードと、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードとが含まれる。
上記技術案では、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加する前記ステップは、
完全性チェック部分のデータを統計し、統計して得られた完全性チェック部分のデータ量をバッファ状態レポートに追加することを含む。
上記技術案では、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加する前記ステップは、
完全性チェック部分のデータを統計し、現在のバッファ状態レポートに含まれる現在のデータ量の間のフローティング割合である前記完全性チェック部分のデータ量を取得することを含み、
前記バッファレポートには現在のデータ量、および前記フローティング割合が含まれる。
上記技術案では、前記方法は、
論理チャネル優先度でグループ化しない場合、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードを、前記UEが採用すると決定するステップをさらに含む。
上記技術案では、前記方法は、
データベアラDRB完全性保護機能を備えたDRBに対応する論理チャネルが、論理チャネルグループLCGに配置されている場合、論理チャネル優先度でグループ化しないと決定するステップをさらに含む。
本発明の実施例にてさらに提供されるUEは、
前記メモリデータ報告モードが、完全性チェック部分のデータを統計して報告する第1のメモリデータ報告モードである場合、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加する処理ユニットと、
前記バッファ状態レポートを前記ネットワーク側に送信する通信ユニットと、を含む。
上記技術案では、前記処理ユニットは、通信ユニットを介して、第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かが少なくとも含まれるUE能力を、ネットワーク側に報告する。
上記技術案では、前記処理ユニットは、ネットワーク側から前記UEに指示されたメモリデータ報告モードを取得し、
前記メモリデータ報告モードには、第1のメモリデータ報告モードと、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードとが含まれる。
上記技術案では、前記処理ユニットは、完全性チェック部分のデータを統計し、統計して得られた完全性チェック部分のデータ量をバッファ状態レポートに追加する。
上記技術案では、前記処理ユニットは、完全性チェック部分のデータを統計し、現在のバッファ状態レポートに含まれる現在のデータ量の間のフローティング割合である前記完全性チェック部分のデータ量を取得し、前記バッファ状態レポートには現在のデータ量、および前記フローティング割合が含まれる。
上記技術案では、前記処理ユニットは、論理チャネル優先度でグループ化しない場合、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードを、前記UEが採用すると決定する。
上記技術案では、前記処理ユニットは、データベアラDRB完全性保護機能を備えたDRBに対応する論理チャネルが、論理チャネルグループLCGに配置されている場合、論理チャネル優先度でグループ化しないと決定する。
本発明の実施例にて提供されるUEは、プロセッサと、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサが、前記コンピュータプログラムを実行するとき、上記方法のステップを実行するように構成されている。
本発明の実施例にて提供されるコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ実行可能命令を記憶しており、前記コンピュータ実行可能命令が実行されると、上記方法のステップを実現する。
本発明の実施例の技術案は、メモリデータ報告モードが第1のメモリデータ報告モードであると決定するとき、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加し、これにより、バッファ状態レポートの報告過程において、完全性チェック部分のデータの影響を考慮して、UE側の送信対象データ量をネットワーク側が実際に取得できることを保証し、このようにして、ネットワーク側がデータを正しくスケジューリングすることにおいて有利である。
本発明の実施例によるバッファ状態レポートの報告方法のフローチャートである。 本発明の実施例によるユーザー機器の概略構造図である。 本発明の実施例のハードウェアアーキテクチャの概略図である。
本発明の実施例の特徴および技術内容をより詳しく理解できるために、以下、添付図面を参照して本発明の実施例の実現を詳細に説明するが、添付図面は説明のためのものであり、本発明の実施例を限定するものではない。
実施例1
本発明の実施例は、バッファ状態レポートの報告方法を提供し、ユーザー機器(UE)に適用され、図1に示すように、
前記メモリデータ報告モードが、完全性チェック部分のデータを統計して報告する第1のメモリデータ報告モードである場合、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加するステップ101と、
前記バッファ状態レポートを前記ネットワーク側に送信するステップ102と、を含む。
ここでは、本実施例において、前記ユーザー機器は、移動通信ネットワークにアクセス可能なスマートフォン、タブレットなどの機器であってもよいが、これらに限定されない。
ステップ101を実行する前に、UEは、さらに第1のメモリデータ報告モードを用いてメモリデータ報告を行うか否かを決定できることが理解される必要がある。UEのメモリデータの報告モードを如何に決定するかに関することは、
ネットワーク側から前記UEに指示されたメモリデータ報告モードを取得することを含んでもよく、
前記メモリデータ報告モードには、第1のメモリデータ報告モードと、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードとが含まれる。
ネットワーク側がUEに対応するメモリデータ報告モードを指示するとき、UEから報告されたUEの能力情報を参照してもよいし、ネットワーク側が実際の状況に応じてUE側に配置して指示してもよいことに留意されたい。
本モードのうえで、前記方法は、
第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かが少なくとも含まれるUE能力を、ネットワーク側に報告するステップをさらに含む。
つまり、UEは、自身が第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かを知ることができ、サポートする場合、UE能力においてネットワーク側に送出してもよい。これに対応して、ネットワーク側は、UE能力に応じて、前記UEにメモリデータ報告モードを指示する。
具体的には、メモリデータを計算する際、データ完全性保護後に生じる完全性チェック部分のデータ(例えばMAC−I)部分のデータを考慮して、メモリデータ統計に計上する。UEの報告能力がこのタイプのメモリ統計報告をサポートするか否かに応じて、ネットワーク側は、UE能力に応じて、UEがMAC−Iを統計するメモリデータ統計報告、またはMAC−Iを考慮しないメモリデータ統計報告のいずれかのメモリ報告形式を採用するように配置する。
別のモードによれば、第1のメモリデータ報告モードを採用するか否かを、グループ化時に論理チャネルの優先度に従うか否かに基づいて判断する。具体的には、前記方法は、
論理チャネル優先度でグループ化しない場合、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードを、前記UEが採用すると決定するステップをさらに含む。
詳しく言えば、データベアラDRB完全性保護(IP、Integrity Protectiion)機能を備えたDRBに対応する論理チャネルが、論理チャネルグループLCGに配置されている場合、論理チャネル優先度でグループ化しないと決定する。
例えば、DRB完全性保護機能を備えたDRBに対応する論理チャネルは、LCGに配置されている。論理チャネル優先度でグループ化しない。UEがメモリデータを計算するとき、PDCP SDUを考慮するが、MAC−I部分を考慮しない。
最後に説明すべきこととして、前述したバッファ状態レポートにおける完全性チェック部分に関する情報の追加は、例えば、以下のような様々なモードを備えてもよい。
モード1、完全性チェック部分のデータを統計し、統計して得られた完全性チェック部分のデータ量をバッファ状態レポートに追加する。
本モードにおいて、バッファ状態レポートには、現在のデータ量に加えて、完全性チェック部分のデータ量(MAC−I部分のデータ量)が含まれてもよい。
モード2、完全性チェック部分のデータを統計し、現在のバッファ状態レポートに含まれる現在のデータ量の間のフローティング割合である前記完全性チェック部分のデータ量を取得し、
前記バッファ状態レポートには現在のデータ量、および前記フローティング割合が含まれる。
つまり、BSR報告(MAC−I統計を指示した後)において、実際の送信対象データは、現在報告されているBSRのフローティング割合である。基地局は、実際に報告されたBSRおよびMAC−Iのためにフローティングした割合に基づいて、実際の送信対象データの量を導出する。さらにデータを正しくスケジューリングする。
以上のように、上記技術案を採用することにより、メモリデータ報告モードが第1のメモリデータ報告モードであると決定するとき、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加でき、これにより、バッファ状態レポートの報告過程において、完全性チェック部分のデータの影響を考慮して、UE側の送信対象データ量をネットワーク側が実際に取得できることを保証し、このようにして、ネットワーク側がデータを正しくスケジューリングすることにおいて有利である。
実施例2
本発明の実施例は、ユーザー機器(UE)を提供し、図2に示すように、
前記メモリデータ報告モードが、完全性チェック部分のデータを統計して報告する第1のメモリデータ報告モードである場合、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加する処理ユニット21と、
前記バッファ状態レポートを前記ネットワーク側に送信する通信ユニット22と、を含む。
ここでは、本実施例において、前記ユーザー機器は、移動通信ネットワークにアクセス可能なスマートフォン、タブレットなどの機器であってもよいが、これらに限定されない。
UEのメモリデータを如何に決定するかに関することは、以下のものを含み得ることが理解される必要がある。
処理ユニット21は、ネットワーク側から前記UEに指示されたメモリデータ報告モードを取得し、
前記メモリデータ報告モードには、第1のメモリデータ報告モードと、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードとが含まれる。
ネットワーク側がUEに対応するメモリデータ報告モードを指示するとき、UEから報告されたUEの能力情報を参照してもよいし、ネットワーク側が実際の状況に応じてUE側に配置して指示してもよいことに留意されたい。
本モードのうえで、前記処理ユニット21は、通信ユニット22を介して、第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かが少なくとも含まれるUE能力を、ネットワーク側に報告する。
つまり、UEは、自身が第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かを知ることができ、サポートする場合、UE能力においてネットワーク側に送出してもよい。これに対応して、ネットワーク側は、UE能力に応じて、前記UEにメモリデータ報告モードを指示する。
具体的には、メモリデータを計算する際、データ完全性保護後に生じる完全性チェック部分のデータ(例えばMAC−I)部分のデータを考慮して、メモリデータ統計に計上する。UEの報告能力がこのタイプのメモリ統計報告をサポートするか否かに応じて、ネットワーク側は、UE能力に応じて、UEがMAC−Iを統計するメモリデータ統計報告、またはMAC−Iを考慮しないメモリデータ統計報告のいずれかのメモリ報告形式を採用するように配置する。
別のモードによれば、第1のメモリデータ報告モードを採用するか否かを、グループ化時に論理チャネルの優先度に従うか否かに基づいて判断する。具体的には、処理ユニット21は、論理チャネル優先度でグループ化しない場合、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードを、前記UEが採用すると決定する。
詳しく言えば、データベアラDRB完全性保護(IP、Integrity Protectiion)機能を備えたDRBに対応する論理チャネルが、論理チャネルグループLCGに配置されている場合、論理チャネル優先度でグループ化しないと決定する。
例えば、DRB完全性保護機能を備えたDRBに対応する論理チャネルは、LCGに配置されている。論理チャネル優先度でグループ化しない。UEがメモリデータを計算するとき、PDCP SDUを考慮するが、MAC−I部分を考慮しない。
最後に説明すべきこととして、前述したバッファ状態レポートにおける完全性チェック部分に関する情報の追加は、例えば、以下のような様々なモードを備えてもよい。
モード1、処理ユニット21は、完全性チェック部分のデータを統計し、統計して得られた完全性チェック部分のデータ量をバッファ状態レポートに追加する。
本モードにおいて、バッファ状態レポートには、現在のデータ量に加えて、完全性チェック部分のデータ量(MAC−I部分のデータ量)が含まれてもよい。
モード2、処理ユニット21は、完全性チェック部分のデータを統計し、現在のバッファ状態レポートに含まれる現在のデータ量の間のフローティング割合である前記完全性チェック部分のデータ量を取得し、
前記バッファレポートには現在のデータ量、および前記フローティング割合が含まれる。
つまり、BSR報告(MAC−I統計を指示した後)において、実際の送信対象データは、現在報告されているBSRのフローティング割合である。基地局は、実際に報告されたBSRおよびMAC−Iのためにフローティングした割合に基づいて、実際の送信対象データの量を導出する。さらにデータを正しくスケジューリングする。
以上のように、上記技術案を採用することにより、メモリデータ報告モードが第1のメモリデータ報告モードであると決定するとき、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加でき、これにより、バッファ状態レポートの報告過程において、完全性チェック部分のデータの影響を考慮して、UE側の送信対象データ量をネットワーク側が実際に取得できることを保証し、このようにして、ネットワーク側がデータを正しくスケジューリングすることにおいて有利である。
本発明の実施例は、UEのハードウェア構成アーキテクチャをさらに提供し、図3に示すように、少なくとも1つのプロセッサ301と、メモリ302と、少なくとも1つのネットワークインタフェース303とを含む。各構成要素は、バスシステム304によって互いに結合される。バスシステム304は、これらの構成要素間の接続通信を可能にするために使用されることが理解されることができる。バスシステム304は、データバスの他に、電源バス、制御バス、およびステータス信号バスを含む。ただし、説明を分かりやすくするために、図3では、様々なバスをバスシステム304と表記している。
理解されるように、本発明の実施例におけるメモリ302は揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、あるいは揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含むことができる。
いくつかの対応モードにおいて、メモリ302は、オペレーティングシステム3021およびアプリケーションプログラム3022、実行可能なモジュールまたはデータ構造、またはそれらのサブセット、またはそれらの拡張セットを記憶している。
前記プロセッサ301は、実施例1に記載の全ての方法のステップを実行できるように構成されており、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例にて提供されるコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ実行可能命令を記憶しており、前記コンピュータ実行可能命令が実行されると、前述した実施例1または2の方法のステップを実施し、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例の上記装置はソフトウェア機能モジュールの形態で実現され且つ独立した製品として販売または使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶してもよい。このような知見に基づいて、本発明の実施例の技術案の本質的に、または従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形態で表現することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、1台のコンピュータ機器(パソコン、サーバ、またはネットワーク装置など)に本発明の各実施例に記載の方法の全部または一部を実行させるのに用いる若干の命令を含む。前述の記憶媒体は、Uディスク、モバイルディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read Only Memory)、磁気ディスクまたは光ディスクなどのプロクラムコードを記憶可能な種々の媒体を含む。このように、本発明の実施例は任意の特定のハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせに限定されるものではない。
これに対応して、本発明の実施例は、コンピュータプログラムを記憶したコンピュータ記憶媒体をさらに提供し、該コンピュータプログラムは、本発明の実施例のデータスケジューリング方法を実行するように構成されている。
例示のために、本発明の好適な実施例が既に開示されたが、多様な改良、増加、置換することが可能であることが当業者には明らかである。したがって、本発明の範囲は上記実施例に限定されないと考えられるべきである。
は、通信技術の分野に関し、特に、バッファ状態レポートの報告方法、ユーザー機器(UE、User Equipment)およびコンピュータ記憶媒体に関する。
現在、速度、遅延、高速移動性、エネルギー効率への要請の高まり、および将来の生活におけるサービスの多様化、複雑化に伴い、このため、国際標準化団体である3GPP(登録商標)は5Gの開発に取り組み始めている。5Gでは、UEは、基地局によるUEの適切なスケジューリングおよびリソース割り当てを容易にするために、バッファ状態レポート(BSR、Buffer Status Report)を介してネットワーク側に自分のメモリ内で送信対象データ量に関するレポートを送信する。LTE(登録商標)では、データリソースベアラ(DRB)に対する完全性保護の必要性はないが、NRでは、DRBデータに対する完全性保護の必要性は増加し、このため、各パケットデータ収束プロトコルサービスデータユニット(PDCP SDUは完全性保護チェックのMAC−I部分を余分に付加する必要がある。これは、余分なエアインターフェースデータ負荷を増加させるので、従来のBSRの報告におけるメモリデータの計算方法によると、MAC−Iによるエアインターフェースデータの増加分を考慮していないため、UEの送信対象のデータ量をある程度正確に反映していない。
上記技術的問題を解決するために、本の実施例は、バッファ状態レポートの報告方法、ユーザー機器およびコンピュータ記憶媒体を提供する。
の実施例にて提供されるバッファ状態レポートの報告方法は、ユーザー機器UEに適用され、
モリデータ報告モードが、完全性チェック部分のデータを統計して報告する第1のメモリデータ報告モードである場合、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加するステップと、
前記バッファ状態レポートをネットワーク側に送信するステップと、を含む。
上記技術案では、前記方法は、
第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かが少なくとも含まれるUE能力を、ネットワーク側に報告するステップをさらに含む。
上記技術案では、前記方法は、
ネットワーク側から前記UEに指示されたメモリデータ報告モードを取得するステップをさらに含み、
前記メモリデータ報告モードには、第1のメモリデータ報告モードと、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードとが含まれる。
上記技術案では、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加する前記ステップは、
完全性チェック部分のデータを統計し、統計して得られた完全性チェック部分のデータ量をバッファ状態レポートに追加することを含む。
上記技術案では、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加する前記ステップは、
完全性チェック部分のデータを統計し、前記完全性チェック部分のデータ量と現在のバッファ状態レポートに含まれる現在のデータ量の間のフローティング割合を取得することを含み、
前記バッファ状態レポートには現在のデータ量、および前記フローティング割合が含まれる。
上記技術案では、前記方法は、
論理チャネル優先度でグループ化しない場合、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードを、前記UEが採用すると決定するステップをさらに含む。
上記技術案では、前記方法は、
データリソースベアラDRB完全性保護機能を備えたDRBに対応する論理チャネルが、論理チャネルグループLCGに配置されている場合、論理チャネル優先度でグループ化しないと決定するステップをさらに含む。
の実施例にてさらに提供されるUEは、
モリデータ報告モードが、完全性チェック部分のデータを統計して報告する第1のメモリデータ報告モードである場合、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加する処理ユニットと、
前記バッファ状態レポートをネットワーク側に送信する通信ユニットと、を含む。
上記技術案では、前記処理ユニットは、通信ユニットを介して、第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かが少なくとも含まれるUE能力を、ネットワーク側に報告する。
上記技術案では、前記処理ユニットは、ネットワーク側から前記UEに指示されたメモリデータ報告モードを取得し、
前記メモリデータ報告モードには、第1のメモリデータ報告モードと、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードとが含まれる。
上記技術案では、前記処理ユニットは、完全性チェック部分のデータを統計し、統計して得られた完全性チェック部分のデータ量をバッファ状態レポートに追加する。
上記技術案では、前記処理ユニットは、完全性チェック部分のデータを統計し、前記完全性チェック部分のデータ量と現在のバッファ状態レポートに含まれる現在のデータ量の間のフローティング割合を取得し、前記バッファ状態レポートには現在のデータ量、および前記フローティング割合が含まれる。
上記技術案では、前記処理ユニットは、論理チャネル優先度でグループ化しない場合、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードを、前記UEが採用すると決定する。
上記技術案では、前記処理ユニットは、データリソースベアラDRB完全性保護機能を備えたDRBに対応する論理チャネルが、論理チャネルグループLCGに配置されている場合、論理チャネル優先度でグループ化しないと決定する。
の実施例にて提供されるUEは、プロセッサと、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサが、前記コンピュータプログラムを実行するとき、上記方法のステップを実行するように構成されている。
の実施例にて提供されるコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ実行可能命令を記憶しており、前記コンピュータ実行可能命令が実行されると、上記方法のステップを実現する。
の実施例の技術案は、メモリデータ報告モードが第1のメモリデータ報告モードであると決定するとき、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加し、これにより、バッファ状態レポートの報告過程において、完全性チェック部分のデータの影響を考慮して、UE側の送信対象データ量をネットワーク側が実際に取得できることを保証し、このようにして、ネットワーク側がデータを正しくスケジューリングすることにおいて有利である。
の実施例によるバッファ状態レポートの報告方法のフローチャートである。 の実施例によるユーザー機器の概略構造図である。 の実施例のハードウェアアーキテクチャの概略図である。
の実施例の特徴および技術内容をより詳しく理解できるために、以下、添付図面を参照して本の実施例の実現を詳細に説明するが、添付図面は説明のためのものであり、本の実施例を限定するものではない。
実施例1
の実施例は、バッファ状態レポートの報告方法を提供し、ユーザー機器(UE)に適用され、図1に示すように、
モリデータ報告モードが、完全性チェック部分のデータを統計して報告する第1のメモリデータ報告モードである場合、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加するステップ101と、
前記バッファ状態レポートをネットワーク側に送信するステップ102と、を含む。
ここでは、本実施例において、前記ユーザー機器は、移動通信ネットワークにアクセス可能なスマートフォン、タブレットなどの機器であってもよいが、これらに限定されない。
ステップ101を実行する前に、UEは、さらに第1のメモリデータ報告モードを用いてメモリデータ報告を行うか否かを決定できることが理解される必要がある。UEのメモリデータの報告モードを如何に決定するかに関することは、
ネットワーク側から前記UEに指示されたメモリデータ報告モードを取得することを含んでもよく、
前記メモリデータ報告モードには、第1のメモリデータ報告モードと、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードとが含まれる。
ネットワーク側がUEに対応するメモリデータ報告モードを指示するとき、UEから報告されたUEの能力情報を参照してもよいし、ネットワーク側が実際の状況に応じてUE側に配置して指示してもよいことに留意されたい。
本モードのうえで、前記方法は、
第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かが少なくとも含まれるUE能力を、ネットワーク側に報告するステップをさらに含む。
つまり、UEは、自身が第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かを知ることができ、サポートする場合、UE能力においてネットワーク側に送出してもよい。これに対応して、ネットワーク側は、UE能力に応じて、前記UEにメモリデータ報告モードを指示する。
具体的には、メモリデータを計算する際、データ完全性保護後に生じる完全性チェック部分のデータ(例えばMAC−I部分のデータ)を考慮して、メモリデータ統計に計上する。UEの報告能力がこのタイプのメモリ統計報告をサポートするか否かに応じて、ネットワーク側は、UE能力に応じて、UEがMAC−Iを統計するメモリデータ統計報告、またはMAC−Iを考慮しないメモリデータ統計報告のいずれかのメモリ報告形式を採用するように配置する。
別のモードによれば、第1のメモリデータ報告モードを採用するか否かを、グループ化時に論理チャネルの優先度に従うか否かに基づいて判断する。具体的には、前記方法は、
論理チャネル優先度でグループ化しない場合、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードを、前記UEが採用すると決定するステップをさらに含む。
詳しく言えば、データリソースベアラDRB完全性保護(IP、Integrity Protectiion)機能を備えたDRBに対応する論理チャネルが、論理チャネルグループLCGに配置されている場合、論理チャネル優先度でグループ化しないと決定する。
例えば、DRB完全性保護機能を備えたDRBに対応する論理チャネルは、LCGに配置されている。論理チャネル優先度でグループ化しない。UEがメモリデータを計算するとき、PDCP SDUを考慮するが、MAC−I部分を考慮しない。
最後に説明すべきこととして、前述したバッファ状態レポートにおける完全性チェック部分に関する情報の追加は、例えば、以下のような様々なモードを備えてもよい。
モード1、完全性チェック部分のデータを統計し、統計して得られた完全性チェック部分のデータ量をバッファ状態レポートに追加する。
本モードにおいて、バッファ状態レポートには、現在のデータ量に加えて、完全性チェック部分のデータ量(MAC−I部分のデータ量)が含まれてもよい。
モード2、完全性チェック部分のデータを統計し、前記完全性チェック部分のデータ量と現在のバッファ状態レポートに含まれる現在のデータ量の間のフローティング割合を取得し、
前記バッファ状態レポートには現在のデータ量、および前記フローティング割合が含まれる。
つまり、BSR報告(MAC−I統計を指示した後)において、実際の送信対象データは、現在報告されているBSRのフローティング割合である。基地局は、実際に報告されたBSRおよびMAC−Iのためにフローティングした割合に基づいて、実際の送信対象データの量を導出する。さらにデータを正しくスケジューリングする。
以上のように、上記技術案を採用することにより、メモリデータ報告モードが第1のメモリデータ報告モードであると決定するとき、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加でき、これにより、バッファ状態レポートの報告過程において、完全性チェック部分のデータの影響を考慮して、UE側の送信対象データ量をネットワーク側が実際に取得できることを保証し、このようにして、ネットワーク側がデータを正しくスケジューリングすることにおいて有利である。
実施例2
の実施例は、ユーザー機器(UE)を提供し、図2に示すように、
モリデータ報告モードが、完全性チェック部分のデータを統計して報告する第1のメモリデータ報告モードである場合、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加する処理ユニット21と、
前記バッファ状態レポートをネットワーク側に送信する通信ユニット22と、を含む。
ここでは、本実施例において、前記ユーザー機器は、移動通信ネットワークにアクセス可能なスマートフォン、タブレットなどの機器であってもよいが、これらに限定されない。
UEのメモリデータを如何に決定するかに関することは、以下のものを含み得ることが理解される必要がある。
処理ユニット21は、ネットワーク側から前記UEに指示されたメモリデータ報告モードを取得し、
前記メモリデータ報告モードには、第1のメモリデータ報告モードと、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードとが含まれる。
ネットワーク側がUEに対応するメモリデータ報告モードを指示するとき、UEから報告されたUEの能力情報を参照してもよいし、ネットワーク側が実際の状況に応じてUE側に配置して指示してもよいことに留意されたい。
本モードのうえで、前記処理ユニット21は、通信ユニット22を介して、第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かが少なくとも含まれるUE能力を、ネットワーク側に報告する。
つまり、UEは、自身が第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かを知ることができ、サポートする場合、UE能力においてネットワーク側に送出してもよい。これに対応して、ネットワーク側は、UE能力に応じて、前記UEにメモリデータ報告モードを指示する。
具体的には、メモリデータを計算する際、データ完全性保護後に生じる完全性チェック部分のデータ(例えばMAC−I部分のデータ)を考慮して、メモリデータ統計に計上する。UEの報告能力がこのタイプのメモリ統計報告をサポートするか否かに応じて、ネットワーク側は、UE能力に応じて、UEがMAC−Iを統計するメモリデータ統計報告、またはMAC−Iを考慮しないメモリデータ統計報告のいずれかのメモリ報告形式を採用するように配置する。
別のモードによれば、第1のメモリデータ報告モードを採用するか否かを、グループ化時に論理チャネルの優先度に従うか否かに基づいて判断する。具体的には、処理ユニット21は、論理チャネル優先度でグループ化しない場合、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードを、前記UEが採用すると決定する。
詳しく言えば、データリソースベアラDRB完全性保護(IP、Integrity Protectiion)機能を備えたDRBに対応する論理チャネルが、論理チャネルグループLCGに配置されている場合、論理チャネル優先度でグループ化しないと決定する。
例えば、DRB完全性保護機能を備えたDRBに対応する論理チャネルは、LCGに配置されている。論理チャネル優先度でグループ化しない。UEがメモリデータを計算するとき、PDCP SDUを考慮するが、MAC−I部分を考慮しない。
最後に説明すべきこととして、前述したバッファ状態レポートにおける完全性チェック部分に関する情報の追加は、例えば、以下のような様々なモードを備えてもよい。
モード1、処理ユニット21は、完全性チェック部分のデータを統計し、統計して得られた完全性チェック部分のデータ量をバッファ状態レポートに追加する。
本モードにおいて、バッファ状態レポートには、現在のデータ量に加えて、完全性チェック部分のデータ量(MAC−I部分のデータ量)が含まれてもよい。
モード2、処理ユニット21は、完全性チェック部分のデータを統計し、前記完全性チェック部分のデータ量と現在のバッファ状態レポートに含まれる現在のデータ量の間のフローティング割合を取得し、
前記バッファ状態レポートには現在のデータ量、および前記フローティング割合が含まれる。
つまり、BSR報告(MAC−I統計を指示した後)において、実際の送信対象データは、現在報告されているBSRのフローティング割合である。基地局は、実際に報告されたBSRおよびMAC−Iのためにフローティングした割合に基づいて、実際の送信対象データの量を導出する。さらにデータを正しくスケジューリングする。
以上のように、上記技術案を採用することにより、メモリデータ報告モードが第1のメモリデータ報告モードであると決定するとき、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加でき、これにより、バッファ状態レポートの報告過程において、完全性チェック部分のデータの影響を考慮して、UE側の送信対象データ量をネットワーク側が実際に取得できることを保証し、このようにして、ネットワーク側がデータを正しくスケジューリングすることにおいて有利である。
の実施例は、UEのハードウェア構成アーキテクチャをさらに提供し、図3に示すように、少なくとも1つのプロセッサ301と、メモリ302と、少なくとも1つのネットワークインタフェース303とを含む。各構成要素は、バスシステム304によって互いに結合される。バスシステム304は、これらの構成要素間の接続通信を可能にするために使用されることが理解されることができる。バスシステム304は、データバスの他に、電源バス、制御バス、およびステータス信号バスを含む。ただし、説明を分かりやすくするために、図3では、様々なバスをバスシステム304と表記している。
理解されるように、本の実施例におけるメモリ302は揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、あるいは揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含むことができる。
いくつかの対応モードにおいて、メモリ302は、オペレーティングシステム3021およびアプリケーションプログラム3022、実行可能なモジュールまたはデータ構造、またはそれらのサブセット、またはそれらの拡張セットを記憶している。
前記プロセッサ301は、実施例1に記載の全ての方法のステップを実行できるように構成されており、ここでは説明を省略する。
の実施例にて提供されるコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ実行可能命令を記憶しており、前記コンピュータ実行可能命令が実行されると、前述した実施例1または2の方法のステップを実施し、ここでは説明を省略する。
の実施例の上記装置はソフトウェア機能モジュールの形態で実現され且つ独立した製品として販売または使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶してもよい。このような知見に基づいて、本の実施例の技術案の本質的に、または従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形態で表現することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶されており、1台のコンピュータ機器(パソコン、サーバ、またはネットワーク装置など)に本の各実施例に記載の方法の全部または一部を実行させるのに用いる若干の命令を含む。前述の記憶媒体は、Uディスク、モバイルディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read Only Memory)、磁気ディスクまたは光ディスクなどのプロクラムコードを記憶可能な種々の媒体を含む。このように、本の実施例は任意の特定のハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせに限定されるものではない。
これに対応して、本の実施例は、コンピュータプログラムを記憶したコンピュータ記憶媒体をさらに提供し、該コンピュータプログラムは、本の実施例のバッファ状態レポートの報告方法を実行するように構成されている。
例示のために、本の好適な実施例が既に開示されたが、多様な改良、増加、置換することが可能であることが当業者には明らかである。したがって、本の範囲は上記実施例に限定されないと考えられるべきである。

Claims (16)

  1. ユーザー機器UEに適用される、バッファ状態レポートの報告方法であって、
    メモリデータ報告モードが、完全性チェック部分のデータを統計して報告する第1のメモリデータ報告モードである場合、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加するステップと、
    前記バッファ状態レポートを前記ネットワーク側に送信するステップと、を含む、
    バッファ状態レポートの報告方法。
  2. 第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かが少なくとも含まれるUE能力を、ネットワーク側に報告するステップをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. ネットワーク側から前記UEに指示されたメモリデータ報告モードを取得するステップをさらに含み、
    前記メモリデータ報告モードには、第1のメモリデータ報告モードと、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードとが含まれる、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加する前記ステップは、
    完全性チェック部分のデータを統計し、統計して得られた完全性チェック部分のデータ量をバッファ状態レポートに追加することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加する前記ステップは、
    完全性チェック部分のデータを統計し、現在のバッファ状態レポートに含まれる現在のデータ量の間のフローティング割合である前記完全性チェック部分のデータ量を取得することを含み、
    前記バッファ状態レポートには現在のデータ量、および前記フローティング割合が含まれる、
    請求項1に記載の方法。
  6. 論理チャネル優先度でグループ化しない場合、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードを、前記UEが採用すると決定するステップをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  7. データベアラDRB完全性保護機能を備えたDRBに対応する論理チャネルが、論理チャネルグループLCGに配置されている場合、論理チャネル優先度でグループ化しないと決定するステップをさらに含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. UEであって、
    前記メモリデータ報告モードが、完全性チェック部分のデータを統計して報告する第1のメモリデータ報告モードである場合、完全性チェック部分に関する情報をバッファ状態レポートに追加する処理ユニットと、
    前記バッファ状態レポートを前記ネットワーク側に送信する通信ユニットと、を含む、
    UE。
  9. 前記処理ユニットは、通信ユニットを介して、第1のメモリデータ報告モードをサポートするか否かが少なくとも含まれるUE能力を、ネットワーク側に報告する、
    請求項8に記載のUE。
  10. 前記処理ユニットは、ネットワーク側から前記UEに指示されたメモリデータ報告モードを取得し、
    前記メモリデータ報告モードには、第1のメモリデータ報告モードと、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードとが含まれる、
    請求項8または9に記載のUE。
  11. 前記処理ユニットは、完全性チェック部分のデータを統計し、統計して得られた完全性チェック部分のデータ量をバッファ状態レポートに追加する、
    請求項8に記載のUE。
  12. 前記処理ユニットは、完全性チェック部分のデータを統計し、現在のバッファ状態レポートに含まれる現在のデータ量の間のフローティング割合である前記完全性チェック部分のデータ量を取得し、前記バッファ状態レポートには現在のデータ量、および前記フローティング割合が含まれる、
    請求項8に記載のUE。
  13. 前記処理ユニットは、論理チャネル優先度でグループ化しない場合、第1のメモリデータ報告モードと異なり、完全性チェック部分のデータを統計して報告する必要がない第2のメモリデータ報告モードを、前記UEが採用すると決定する、
    請求項8に記載のUE。
  14. 前記処理ユニットは、データベアラDRB完全性保護機能を備えたDRBに対応する論理チャネルが、論理チャネルグループLCGに配置されている場合、論理チャネル優先度でグループ化しないと決定する、
    請求項13に記載のUE。
  15. UEであって、
    プロセッサと、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
    前記プロセッサが、前記コンピュータプログラムを実行するとき、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成されている、
    UE。
  16. コンピュータ実行可能命令を記憶したコンピュータ記憶媒体であって、
    前記コンピュータ実行可能命令が実行されると、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法のステップを実現する、
    コンピュータ記憶媒体。
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