JP2021508119A - システムを動的に変更してシステム効率を高める - Google Patents

システムを動的に変更してシステム効率を高める Download PDF

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Abstract

クライアントデバイスのユーザーは、アプリケーションシステムのアプリケーションを使用して任意の数のアクションを実行し、結果を得ることができる。監視システムは、相互作用をユーザー相互作用経路に集約する。時間の経過とともに、監視システムは多数のユーザー相互作用経路を生成する。監視システムは、相互作用と結果の相関関係のためのユーザー相互作用経路を分析する。監視システムは、ユーザー相互作用経路を、システム相互作用経路の生成された相互作用に相関することができる。監視システムは、効率スコアと普及スコアに基づいて成功要因を計算することにより、相互作用と結果の間の相関を決定する。成功要因は、アプリケーションシステムの特定の相互作用と結果の間の測定相関であり、普及スコアは特定の相互作用が発生する頻度の尺度であり、効率スコアは特定の相互作用のアプリケーションシステムパフォーマンスの尺度である。

Description

本開示は、一般に、ユーザーとアプリケーションシステムとの間の相互作用を監視することに関し、より具体的には、アプリケーションシステムを動的に変更して、ユーザー・システム相互作用からの所望の結果の頻度を高めることに関する。
顧客と商品やサービスのベンダー間の従来のクライアントサーバーの相互作用では、顧客はコンピュータやスマートフォンなどのクライアントデバイスを使用して、それらの商品またはサービスにアクセスおよび/または購入する。たとえば、顧客は彼らのスマートフォンのウェブブラウザを使用してウェブサイトにアクセスし、ビデオを見たり、服を購入したり、出会い系サイトに参加し得る。潜在的な顧客と商品およびサービスベンダーとの間のこれらの相互作用の多くは、ベンダーによって肯定的であると見なされる結果になるが、他はそうではない。特定の相互作用が望ましい結果をもたらした、またはもたらさなかった理由について結論を出すことは困難な課題である。
クライアントデバイスのユーザーは、アプリケーションシステムのアプリケーションを使用して任意の数のアクションを実行し、結果を得ることができる。アプリケーションシステムの結果は、製品の購入、ビデオの視聴、出会い系ネットワークへの参加などを含むことができる。ユーザーがアプリケーションシステムと相互作用(interact)するとき、監視システムは監視セッション中に相互作用を監視する。大まかに言うと、監視セッションは、監視システムがユーザーとアプリケーションシステムの間の相互作用を監視する任意の期間である。一部の構成では、監視システムはユーザーとアプリケーションシステム間の相互作用を継続的に監視する。ただし、ここでは、説明と理解を容易にするために、結果に関連する特定の相互作用に応じて監視セッションが開始される。
監視システムは、相互作用をユーザー相互作用経路に集約する。時間の経過とともに、ユーザーはアプリケーションシステムと相互作用し、監視システムは多数のユーザー相互作用経路(user interaction paths)を生成する。さらに、監視システムは、ユーザー相互作用経路を分析し、およびアプリケーションシステムの相互作用と結果の間の相関関係を決定する。
いくつかの場合、監視システムは、結果との相関関係についてシステム相互作用経路を分析する。システム相互作用経路は、アプリケーションシステムが特定の相互作用に応じて生成し得る一連の相互作用である。一般に、システム相互作用経路は、一連の相互作用を介してユーザーを結果に導くように構成される。これらの場合、ユーザーはシステム相互作用経路のいくつかの相互作用を実行し得、ユーザー相互作用経路はシステム相互作用経路の実行された相互作用を含む。したがって、監視システムは、システム相互作用経路のどの相互作用が特定の結果に相関するかを決定することができる。
監視システムは、各相互作用の成功要因(success factor)を計算することにより、相互作用と結果の間の相関を決定する。成功要因は、アプリケーションシステムの特定の相互作用と結果との間の相関の尺度である。成功要因を計算するために、監視システムは、ユーザー相互作用経路を、目標を達成するユーザー相互作用経路のグループと、目標を達成しないユーザー相互作用経路のグループに分割する。監視システムは、各グループの普及スコア(prevalence score)と効率スコア(efficiency score)を計算する。普及スコアは、特定の相互作用が各グループで発生する頻度の尺度であり、効率スコアは、特定の相互作用のアプリケーションシステムのパフォーマンスの尺度である。監視システムは、効率スコアに重み(weight)を割り当て、および普及スコアに重みを割り当て、および重み付け関数(weighting function)と重みづけされたスコア(weighted scores)を使用して成功要因を計算する。
監視システムは、アプリケーションシステムを変更して、計算された成功要因に基づいてユーザーが結果を達成する可能性を高める。様々な実施形態において、監視システムは、ハードウェアリソースを増加させ、システム相互作用経路を変更し、または追加の相互作用を生成して、ユーザーが結果を達成する可能性を高めることができる。
1つの構成では、クライアントデバイスのユーザーは、ユーザー相互作用経路の分析を開始することができる。それに応じて、アプリケーションシステムはさまざまな相互作用の成功要因を計算し、視覚化としてユーザーに成功要因を返す。視覚化により、ユーザーは相互作用と結果の間の相関関係を簡単に視覚化することができる。
図1は、例示的な一実施形態による、ユーザーとアプリケーションシステムとの間の相互作用を監視するためのシステム環境の図式である。 図2は、例示的な一実施形態による、アプリケーションシステムの相互作用と結果との間の相関関係を決定するための技法の流れ図式である。 図3は、例示的な一実施形態による、ファンネル経路(funnel path)を含むアプリケーションシステムにおけるユーザー相互作用経路の図式である。 図4は、例示的な一実施形態による、保持経路(retention path)を含むアプリケーションシステムにおけるユーザー相互作用経路の図式である。 図5は、一実施形態例による、相互作用と結果との間の相関を示す成功要因の視覚化を表示するクライアントデバイスの図である。 図6は、例示的な一実施形態による、マシン可読媒体(machine−readable medium)から命令を読み取って実行するためのマシンの構成要素を示すブロック図である。
図は、例示のみを目的として様々な実施形態を示している。当業者は、本明細書に図示された構造および方法の代替的な実施形態が、本明細書に記載の本発明の原理から逸脱することなく使用され得ることを以下の説明から容易に認識するであろう。
図および以下の説明は、単なる例示として、様々な実施形態に関する。以下の議論から、本明細書に開示される構造および方法の代替的な実施形態は、特許請求の範囲の原理から逸脱することなく使用され得る実行可能な代替として容易に認識されることが留意されるべきである。
ユーザーがアプリケーションシステムと相互作用するときに、監視システムがベンダーとユーザー間の相互作用を監視するコンピューティング環境の例を考える。この例では、ベンダーが販売のために製品を提案し、割引価格で製品を購入するようユーザーを招待する。アプリケーションシステムのいくつかのユーザーはベンダーから製品を購入かもしれないが、一方で他のユーザーは購入しない。この例の目的では、次いで、肯定的な結果は、ユーザーが製品を購入することである。同様に、否定的な結果は、ユーザーがベンダーのサイトにアクセスしたものの、製品を購入しないことである。様々な実施形態において、監視システムは、ベンダーのサイトでのセッション中に取られたユーザーとベンダーの間の相互作用の経路を監視し、監視システムによる分析のために複数のユーザーの経路を集約する。たとえば、ユーザー相互作用経路の相互作用は、ユーザーがアクセスしたページ、あるページから別のページに遷移するためにたどるリンク、ベンダーからユーザーに送信された通知、ユーザーがセッション中に製品を購入するかどうかを含むことができる。監視システムは、相互作用中にアプリケーションシステムのパフォーマンスを同時に監視する。たとえば、監視システムは、ハイパーリンクがクリックされてからページが読み込まれるまでにかかる時間を測定することができる。
時間の経過とともに、監視システムは、ユーザーがベンダーのウェブサイトで商品を閲覧および購入するときに、多数のユーザー相互作用経路とシステムパフォーマンス情報を取得する。ユーザー相互作用経路とパフォーマンス情報を分析して、セッション中の一定の相互作用が特定の結果(たとえば、販売の完了または未完了)に相関しているかどうかを判断することができる。さらに、様々な実施形態において、監視システムは、例えば、ベンダーのウェブサイトを最適化し、ウェブサイトサーバーに追加のハードウェアリソースを提供し、相互作用、プロンプト、または通知を変更することなどにより、結果の可能性を高めるように機能することができる。
図1は、一実施形態例における、相互作用を結果に相関させるための監視システムを含むコンピューティング環境100である。コンピューティング環境100は、任意の数のクライアントデバイス110、ネットワーク120、およびアプリケーションシステム130を含む。
各クライアントデバイス110は、データを処理し、ならびに、ネットワーク120を介してデータを送信および受信することができる1つまたは複数のコンピューティングデバイスを含む。例えば、クライアントデバイス110は、デスクトップコンピューター、ラップトップコンピューター、携帯電話、タブレットコンピューティングデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、またはコンピューティングおよびデータ通信能力を有する任意の他のデバイスであり得る。各クライアントデバイス110は、データを操作および処理するためのプロセッサと、クライアントデバイス110上で実行される様々なアプリケーションに関連するデータおよびプログラム命令を格納するための記録媒体とを含む。記録媒体は、揮発性メモリ(例:ランダムアクセスメモリ)と、ハードディスク、フラッシュメモリ、および外部メモリ記憶デバイスなどの不揮発性記憶メモリの両方を含み得る。プログラム命令を格納することに加えて、記録媒体は、ファイルならびにクライアントデバイス110のアプリケーションの動作に関連する様々なデータを格納する。クライアントデバイス110は、アプリケーションシステム130と相互作用するときに、ユーザーのための特定の相互作用、タスク、またはアクティビティのセットを実行するための様々なアプリケーションおよびモジュールを含み得る。特に、上記の例を使用して、クライアントデバイス110は、ユーザーがネットワーク120を介してアプリケーションシステム130のウェブサイトで製品を購入することを可能にし得る。
環境100内では、ネットワーク120は、クライアントデバイス110とアプリケーションシステム130との間の通信経路を表す。一実施形態では、ネットワーク120は、広域ネットワーク(例えば、インターネット)を含む。ネットワーク120はまた、必ずしもインターネットの一部ではない専用またはプライベート通信リンクを利用する1つまたは複数の企業ローカルエリアネットワークを含むこともできる。
アプリケーションシステム130は、ネットワーク120を介してクライアントデバイス110または他のシステムにデータを格納、受信、および送信するように構成されたコンピュータシステムである。アプリケーションシステム130は、単一のコンピュータなどの単数のコンピューティングシステム、またはデータセンターまたは分散コンピューティングシステムなどのコンピューティングシステムのネットワークを含み得る。アプリケーションシステム130は、データを操作および処理するためのプロセッサと、様々なモジュールに関連するデータおよびプログラム命令を格納するための記録媒体とを含む。特に、記録媒体は、任意の数のアプリケーション132、ユーザー経路データストア134、監視システム136、およびシステム経路データストア138を含む。代替的な実施形態は、異なるまたは追加の構成要素を含み得るか、または1つまたは複数の例示された構成要素を省略し得る。
アプリケーションシステム130は、クライアントデバイス110を操作するユーザーと相互作用して、アプリケーションシステム130の結果を達成する(例えば、製品を購入する)ことができる。ここで、相互作用は、リンクのクリック、ページの確認、視覚化の受信、音声の再生、製品注文のベンダーへの送信などを含むアプリケーション132によって許可された任意のアクションまたは操作を含む。
アプリケーションシステム130は、監視セッション中にユーザーとアプリケーションシステム130との間の相互作用を監視する監視システム136を含む。一般に、監視セッションは、ある時間間隔の間のユーザーとアプリケーションシステム130の間のすべての相互作用を含む。さまざまな構成で、監視セッションは、特定の期間(例:暦週)からの相互作用、トリガー時間または相互作用(例:購入後3時間)からの閾値期間内の相互作用、特定のユーザーからのすべての相互作用、ユーザーがタイムアウト閾値の前にウェブサイトと相互作用する期間などを含む。いくつかの場合、監視システムがユーザーとアプリケーションシステム間のすべての相互作用を監視する(たとえば、時間の間隔は無限である)。監視システム136は、所与の監視セッションにおいて監視された相互作用を、監視セッション中に監視された一連の相互作用を表すユーザー相互作用経路に集約する。各ユーザー相互作用経路は、各ユーザー相互作用経路をユーザー経路データストア134で個別に識別、格納、およびアクセスできるようにする一意の識別子またはメタデータに関連付けることができる。いくつかの実施形態において、クライアントデバイス110は、追加的に(または代替的に)監視システム136を含むことができる。
監視システム136は、ユーザー相互作用経路を分析して、ユーザー相互作用経路に含まれる相互作用と結果(例えば、製品の購入)との間の相関関係を決定する。一実施形態において、アプリケーションシステム130は、ユーザー相互作用経路に含まれる相互作用を使用してシステム相互作用経路を分析する。広くは、システム相互作用経路は、ユーザーが結果を達成するのを容易にするためにアプリケーション132が生成できる相互作用のセットを含む。監視システム136は、特定の相互作用または結果に関連するシステム相互作用経路を含むことができる。一例として、システム相互作用経路は、製品のリンクをクリックするユーザーの相互作用に関連付けられることができる。ユーザーがリンクをクリックすることに応答して、アプリケーション132は、システム相互作用経路に含まれる一連の相互作用(例えば、ウェブページのロード、レビューの提供など)を生成する。ユーザーがアプリケーションシステム130と相互作用するとき、システム相互作用経路の一部として生成されたいくつかの相互作用はユーザーによって実行され、および、ユーザー相互作用経路に含まれるが、他の相互作用は含まれない。そのため、アプリケーションシステムは、ユーザー相互作用経路の相互作用を使用して、システム相互作用経路の有効性を分析することができる。
アプリケーションシステム130は、任意の数またはタイプの様々な結果を達成するように設計されたシステム相互作用経路を含むことができる。例えば、アプリケーションシステム130は、ユーザーを結果に向けて導くための特定の相互作用のセットを含むファンネル経路を含むことができる。別の例では、アプリケーションシステム130は、アプリケーションシステム130の繰り返し使用(例えば、製品の繰り返し購入)を促進するように構成された相互作用を含む保持経路を含むことができる。ファンネルおよび保持経路は、図3および図4に関してより詳細に説明される。システム相互作用経路は、システム経路データストア138に格納される。
監視システム136は、ユーザー相互作用経路における相互作用をシステム相互作用経路に含まれる相互作用に対して比較して、どの相互作用が、もしあれば、結果を達成するために相関されるかを決定する。分析に基づいて、監視システム136は、アプリケーションシステム130を変更して、ユーザーが結果を達成する可能性を高めることができる。さまざまな実施形態において、監視システムは、相互作用に関連するハードウェアリソースの増加、システム相互作用経路の変更、新しい相互作用の作成、アプリケーションまたはクライアントデバイスのユーザーインターフェースを変更して相互作用および結果を促進(または阻止)、ユーザーの行動に影響を与えるための相互作用を変更(例:価格の変更、報酬の提案、クーポンの送信など)、またはユーザーが結果を達成する可能性を高める任意のその他の方法により、ユーザーが結果を達成する可能性を高めることができる。いくつかの場合、監視システム136は、外部ネットワークシステムと相互作用することにより、ユーザーが結果を達成する可能性を高めることができる。例えば、監視システム136は、パフォーマンスレポートを外部ネットワークシステムに送信し得、外部ネットワークシステムは、監視システム136のための独立した励振(encouragement)相互作用を生成し得、または外部ネットワークシステムは、監視システム136のシステム相互作用経路を変更し得る。
いくつかの実施形態では、監視システム136は、ユーザー相互作用経路をフィルタすることができる。すなわち、監視システム136は、相互作用と結果との間の相関について分析されたユーザー相互作用経路のセットからユーザー相互作用経路を除去することができる。ユーザー相互作用経路をフィルタすることにより、アプリケーションシステム130は、ユーザー、相互作用、相互作用経路、または追加の肯定的な結果につながり得る任意の他の基準の特定のサブセットに基づいて結果を最適化することができる。ユーザー相互作用経路のフィルタリングは、たとえば、特定のユーザーまたはユーザーのセットから受信したユーザー相互作用経路の削除、ユーザー相互作用経路からの相互作用の削除(例:まれにまたは一般的にトリガーされる相互作用の削除、相互作用間の相対頻度の計算、および、外れ値の除去など)、特定の時間間隔からのユーザー相互作用経路の削除、特定のシステムパフォーマンスの低下またはエラーをトリガーするシステム相互作用経路の削除、特定の相互作用(または相互作用の程度)が取られた場合に肯定的な結果を否定的な結果として分類(例:特定のアイテムを購入しない、購入金額が閾値量を下回るなど)などを追加的に含むことができる。
いくつかの実施形態において、監視システム136は、相関ポリシーに従って相関分析を開始する(すなわち、相互作用と結果の間の相関を決定する)ための要求を管理者(例えば、アプリケーションシステム130に対する管理特権を持つユーザー)から受け取ることができる。それに応じて、監視システム136は、ユーザー相互作用経路を分析し、結果としての相関分析を要求しているユーザーに提供する。相関ポリシーは、監視システム136によってユーザー相互作用経路がどのように分析されるかを定義するパラメータのセットである。パラメータのセットは、相互作用と相関する結果のセット、分析のための重み付き値(weighting value)と重み付け関数、相関視覚化命令(correlation visualization instructions)、結果に対する相関のために選択された相互作用、フィルタ設定、またはユーザー相互作用経路の分析時に使用することができる任意のその他の情報を含むことができる。いくつかの実施形態では、監視システム136は、相関分析の結果をクライアントデバイス110に表示するための視覚化としてユーザーに返すことができる。
図2は、アプリケーションシステム130における相互作用と結果との間の相関を決定し、結果を達成するためにアプリケーションシステム130を変更するための技法200を示すフローチャートである。様々な実施形態において、技法は、より多いまたはより少ないステップまたは示されている以外の順序のステップを含み得る。
前述の例を続けると、監視システム136は、ベンダーのウェブサイトがユーザーに販売のために製品を提案すると、監視セッションを開始する。監視セッションの間、監視システム136は、ユーザーとアプリケーションシステム130との間の相互作用を監視する。ここで、ユーザーへの製品の販売は、ユーザーが製品を購入しやすくするために、管理ユーザーによってファンネル経路に関連付けられる。ファンネル経路は、製品情報をユーザーに送信すること、ユーザーに関する製品についての音声メッセージを再生すること、製品と共に購入ページをユーザーに提示すること、およびユーザーからの製品の購入注文を受け取ることを含む、製品を購入するための相互作用を生成するアプリケーション132を含む。
たとえば、図3は、図2の技法200を使用して環境100内のさまざまなユーザーによって生成されたユーザー相互作用経路の図である。ファンネル経路の相互作用310は、水平の破線によって表されている。所定の例を使用すると、最初の相互作用310Aはアプリケーションシステムからユーザーに製品情報を送信し、2番目の相互作用310Bはアプリケーションシステム130からユーザーに送信された音声メッセージを再生し、3番目の相互作用310Cはアプリケーションシステム130を介してユーザーに購入ページを提示し、および、第4の相互作用310Dは、ユーザーからアプリケーションシステムにおいて製品の購入注文を受信しており、これはこの例では肯定的な結果である。
図2に戻ると、監視システム136は、ユーザーから相互作用を受信210し、ユーザー相互作用経路を生成する。各ユーザー相互作用経路は、監視セッション中のユーザーとアプリケーションシステム130との間の相互作用を含む。時間の経過とともに、多くのユーザーは、アプリケーションシステム130と相互作用するときに割引率で製品を購入する機会が与えられ、および一般的に、ユーザーの少なくとも一部が製品を購入する。ただし、製品を購入するときに各ユーザーが異なるアクションを実行し得、結果としてユーザー相互作用経路は異なる相互作用を含むことができる。
例えば、図3に戻ると、各円は、ユーザーとアプリケーションシステム130との間の相互作用320を表す。相互作用320は、実線で接続された相互作用320の垂直列(vertical column)として表されるユーザー相互作用経路330に集約される。ユーザー相互作用経路330は、ユーザーがファンネル経路の相互作用を様々な程度に完了することを示している。いくつかの例では、ユーザー相互作用経路(たとえば、330B、330D、330E)は、ユーザーがファンネル経路の外で(破線間の相互作用で示される)アクションを実行したことを示す。他の例では、ユーザー相互作用経路(例:330B、330C、および330E)は、ユーザーがファンネル経路に含まれる相互作用をスキップしたことを示す(破線上の円のないユーザー相互作用経路によって示される)。ファンネル経路の相互作用を明確にフォローしていなくても、いくつかのユーザー相互作用経路は依然として製品を購入する。たとえば、330Bのユーザー相互作用経路では、上から下への経路に従って、ユーザーは製品に関する情報を受け取り(例:相互作用310A)、広告をクリックし、製品レビューを読み、購入ページを閲覧して(例:相互作用310C)、および製品を購入した(例:相互作用310D)。ユーザー相互作用経路330Dにおいて、再び上から下へ、ユーザーは製品に関する情報を受け取り(例:相互作用310A)、製品に関する音声メッセージを受け取り(例:320A)、そしてアプリケーションシステムを出た。
監視システム136は、結果に基づいて、ユーザー相互作用経路を肯定的なトランザクションと否定的なトランザクションに分割220する(図2)。この例では、2つの可能な結果があり、割引された製品についてアプリケーションシステム130が購入注文を受け取ることを含む肯定的な結果と、製品の購入注文を受信しないことを含む否定的な結果である。したがって、監視システム136は、クライアント相互作用を、製品を購入したユーザー相互作用経路のグループ(すなわち、肯定的なトランザクション)と、製品を購入しなかったユーザー相互作用経路のグループ(すなわち、否定的なトランザクション)とに分割220する。
ユーザー相互作用経路330B、330E、および330Gは肯定的な結果を達成しながら、ユーザー相互作用経路330A、330C、330D、および330Fは否定的な結果を達成する。したがって、監視システム136は、図3の受信されたユーザー相互作用経路を3つの肯定的なトランザクションおよび4つの否定的なトランザクションに分割220する。特に、図3の例は、例示を容易にするために7つのユーザー相互作用経路のみを含むが、監視システム136は、任意の数のユーザー相互作用経路を分析することができる。
これらの結果と結果の分割220されたトランザクションは例として説明されるが、ただし、結果はより複雑になる可能性があり、任意の順序で任意の数の相互作用を達成する必要があり、および、アプリケーションシステム130の潜在的な結果を反映する。たとえば、肯定的な結果は、ファンネル経路の外部で少なくとも2つの追加の相互作用を実行しながら、ファンネル経路の3番目および4番目の相互作用を達成するユーザー相互作用経路として定義されることができる。この例では、他のすべてが否定的な結果になる一方で、ユーザー相互作用経路330Bだけがその肯定的な結果を達成する。
監視システム136は、で肯定的および否定的トランザクションを分析230して、ユーザー相互作用経路に含まれる相互作用と結果との間の相関を決定する。監視システム136は、選択された相互作用の普及スコアを計算する。いくつかの場合、選択された相互作用はファンネル経路からの相互作用であるが、他の場合、ユーザー相互作用経路に含まれる任意の他の相互作用であることができる。普及スコアは、選択された相互作用が肯定的および否定的なトランザクションで発生する頻度の尺度である。一例として、図3を使用して、監視システムは、選択された相互作用として、ファンネル経路の第2の相互作用310B(例:音声メッセージの再生)を選択する。ここで、3つの肯定的なトランザクションのうちの1つ(例:ユーザー相互作用経路330G)は、選択された相互作用310Bを含み、4つの否定的なトランザクションのうちの3つ(例:330A、330D、330F)は、選択された相互作用310Bを含む。したがって、監視システムは、肯定的なトランザクションで音声メッセージを再生する普及スコアを33%で計算し、否定的なトランザクションで音声メッセージを再生する普及スコアを75%で計算する。いくつかの場合、普及スコアは、肯定的なトランザクションと否定的なトランザクションの普及スコアの相対的な違いを表す。この例では、計算された普及スコアは、選択された相互作用310Bが否定的なトランザクションと相関していることを示唆する。
監視システム136は、選択された相互作用の効率スコアを計算する。広く、効率スコアは、選択された相互作用に関連するアプリケーション132またはアプリケーションシステム130のパフォーマンスの尺度である。監視システム136は、任意の数またはメトリックの組み合わせを使用して、選択した相互作用のアプリケーションパフォーマンスインデックス(すなわち、apdex)の計算、閾値を超える(または下回る)apdexを持つトランザクションの割合、トランザクションの応答時間(例:サーバの呼び出し、ページの読み込みなど)、トランザクションのエラー数(例:ロードの失敗、不完全なロードなど)、またはさまざまな相互作用またはユーザー相互作用経路のapdexのヒストグラム分析を含む効率スコアを計算することができる。
いくつかの構成では、効率スコアは、相互作用またはユーザー相互作用経路のコストの尺度を追加的に表すことができる。効率スコアを改善することは、それらの相互作用のコストを最小限し得る。例えば、音声の再生を含む相互作用は、相互作用が実行されたときに、アプリケーションシステム130が音声のロイヤルティを音声の所有者に支払うことを要求し得る。この場合、音声の再生が結果の達成にネガティブな相関がある場合、効率スコアは低くなり得る。そのため、効率スコアを上げるために、監視システムは、音声の再生の相互作用を削除し、および使用料のコストを削減し得る。効率スコアにリンクできる他のコストメトリックの例として、サーバーコスト、帯域幅コスト、相互作用をトリガーするための割引などであることができる。
たとえば、図3を参照すると、すべてのユーザー相互作用経路330にわたる選択された相互作用310B(たとえば、音声メッセージ)の平均ロード時間は、効率スコア計算を介して1分である。理想的な構成では、すべてのユーザー相互作用経路330全体での選択された相互作用310Bの平均ロード時間は3秒である(例:効率スコアの計算で定義されているとおり)。したがって、監視システム136は、すべてのユーザー相互作用経路にわたる選択された相互作用について、選択された相互作用310Bの低効率スコアを計算する。いくつかの構成では、監視システム136は、肯定的および否定的なトランザクションのそれぞれについて、選択された相互作用310Bの効率スコアを独立して計算することができる。例えば、否定的なトランザクション(例:ユーザー相互作用経路330A、330D、および330F)で音声メッセージをロードすることは、平均して2分であり、選択された相互作用310Bの効率スコアは低い。逆に、肯定的なトランザクションで音声メッセージをロードすると、平均5秒になり、選択された相互作用310Bの効率スコアは高い。いくつかの場合、効率スコアは、肯定的および否定的なトランザクションの効率スコアの相対的な違い(例:トランザクション間の応答時間の違い、トランザクション間のエラーカウントの違い、ヒストグラムシフトなど)を表すこともできる。この例では、効率スコアは、選択された相互作用310Bでの音声メッセージの長いロード時間と否定的なトランザクションの間に相関関係があることを示唆する。
監視システム136は、普及スコアおよび効率スコアに基づいて、選択された相互作用310Bの成功要因を計算240する。成功要因は、選択された相互作用の普及と結果につながる選択された相互作用のパフォーマンスとの間の相関の尺度である。たとえば、監視システム136は、否定的なトランザクションで音声メッセージ(たとえば、選択された相互作用310B)を読み込むための、普及スコアにスカラー重みを割り当てる。同様に、監視システムは、ネガティブなトランザクションで音声メッセージを読み込むための効率スコアにスカラー重みを割り当てる。監視システムは、重み付け関数を使用して、重み付けされた効率スコアおよび重み付けされた普及スコアを使用して、選択された相互作用310Bの成功要因を計算する。一例では、成功率は以下を使用して計算することができる。
Figure 2021508119
ここで、FSは、普及スコアP、普及重み係数WP、効率スコアE、および効率重み係数WEから計算される成功係数である。ここで、重み係数は、様々なアプリケーション132および管理者による所望の結果について経験的に決定され、監視システム136によって格納される。
この例では、重み付け関数の結果、選択された相互作用310Bの計算された成功係数は、音声メッセージの長いロード時間が、製品を購入していないユーザーと強く相関していることを示している。様々な実施形態では、監視システム136は、ユーザー相互作用経路に含まれる任意の数の相互作用の成功要因を計算するか、または相関ポリシーに含まれる情報に基づいて成功要因を計算する。
監視システム136は、選択された相互作用の成功要因が増加する可能性が高いようにアプリケーションシステム130を変更250する。この例では、選択された相互作用310Bの成功率を上げると、アプリケーションシステム130を使用して製品を購入する人の数(すなわち、望ましい結果)が増える。したがって、監視システム136は、音声メッセージのロードを担当する相互作用の効率スコアといったアプリケーション132のシステムリソースを増加させて、およびその後の成功要因は増加する。さらに、監視システム136は、選択された相互作用310Bをファンネル経路から除去して、普及スコアを変更し、およびその後、成功要因を増加させることができる。実際には、監視システム136は、選択された相互作用の成功要因を増加させることによって肯定的なトランザクションの数を最適化する任意の方法でアプリケーションシステム130を継続的に変更する。
いくつかの例では、監視システム136は、システム相互作用経路に含まれていないが、依然として様々な結果に相関している相互作用を検出し得る。これらの場合、監視システム136は、検出された相関に基づいてアプリケーションシステム130を変更して、結果を達成することができる。一例として、図3では、相互作用320A(例えば、製品レビューの閲覧)は、ファンネル経路の一部ではないが、高い成功要因につながる肯定的なトランザクションの高い普及スコアを有する。すなわち、相互作用320Aを含むすべてのユーザー相互作用経路は、肯定的なトランザクション(例:330Bおよび330E)である。ここで、監視システム136は、肯定的なトランザクションの可能性を高めるために、ファンネル経路の相互作用320Aを含めるようにアプリケーションシステム130を変更250し得る。すなわち、製品が販売されたとき、各ユーザーがシステム相互作用経路で製品レビューを確認できることを確実にする。
別の例では、図2の技法を保持パスに適用することができる。この場合、監視システム136は、特定の時間または相互作用(例:ユーザーがアプリケーションシステムで製品を購入する)の後の、アプリケーションシステム130とユーザーとの間のすべての後続の相互作用を監視する。ここで、例えば、監視システム136は、製品の最初の購入後少なくとも週に1回アプリケーションシステム130と相互作用するユーザーとして肯定的なトランザクションを定義し、製品の最初の購入後、少なくとも週に1回アプリケーションシステム130と相互作用しないユーザーとして否定的なトランザクションを定義する。
図4は、保持パスと共に環境100におけるユーザーのユーザー相互作用経路を示す。この例では、黒丸410は、ユーザーが、例えば、所与の暦週に少なくとも1回、アプリケーションシステム130と相互作用することを示す。代替構成では、保持パスは、所与の非アクティブ期間の後のアプリケーションシステム130と相互作用すること、特定の相互作用を繰り返さないこと、または、任意の他の時間ベースの相互作用経路を含むこともできる。
図4の例では、垂直の破線420は、相互作用の単一の週(例:第1週420A、第2週420B、第3週420C、および第4週420D)を表す。したがって、ユーザー相互作用経路430は、実線によって接続された黒丸の水平の行である。保持パスが与えられ、肯定的なトランザクションはすべての破線(例:430A)上の円の水平の行であり、否定的なトランザクションはすべての破線(例:430B−430G)上の黒丸のない水平の行である。
図4の例では、監視システム136は依然として、ユーザー相互作用経路430を受信210し、分割220し、分析230し、および、その後、ユーザー相互作用経路430における選択された相互作用の成功要因を計算240する。成功要因に基づいて、監視システム136は、肯定的なトランザクションの可能性を高めるためにアプリケーションシステム130を変更250する。アプリケーションシステム130の変更250は、前述の変更(例:アプリケーションシステムの変更、システム相互作用経路の変更、より多くのハードウェアリソースの割り当てなど)と同様であることができる。追加的に、ここで、監視システム136は、アプリケーションシステム130を変更して、肯定的なトランザクションの数が増加するように、アプリケーションシステム130の使用を促進する相互作用(すなわち、奨励相互作用440)を作成、変更、または除去するように構成され得る。奨励相互作用440は、垂直の破線の間の破線の円によって表される。奨励相互作用440は、ユーザーがアプリケーションシステムと相互作用することを奨励するためにアプリケーションシステムによって生成される任意の相互作用である。奨励相互作用440は、例えば、製品または関連製品の割引価格の開始、ユーザーのクライアントデバイス110へのプッシュ通知、ユーザーへの電子メールまたはテキスト通知、またはアプリケーションシステム130の継続的な使用を奨励することができる他の任意の相互作用を含むことができる。
様々な実施形態において、監視システム136は、様々な結果に相関する相互作用について計算240された成功要因の視覚的表現を作成するように構成される。視覚的表現により、監視システム136のユーザーは、相互作用と結果との間の相関を容易に解釈および発見することができる。
図5は、クライアントデバイス110に表示されたユーザー相互作用経路の選択された相互作用の成功要因の視覚化510の例である。この例では、各行530は選択された相互作用を表し、および各列540は結果を表すと共に、視覚化510は成功要因520のマトリックスである。例えば、図3を参照すると、マトリックスの行は、ファンネル経路の相互作用を表す(例:情報をユーザーに送信する310A、音声メッセージを再生する310B、購入ページを提示する310C、および購入注文を受信する310D)。最初の列はポジティブな結果(例:製品の販売を完了する)を表し、および2番目の列は否定的な結果(例:製品の販売を完了しない)を表す。最後に、マトリックス要素は、対応する相互作用と結果に対して計算された成功要因を表示する。
視覚化510は、代表的なマトリックスである必要はないが、成功要因または相関分析(例えば、ヒストグラム、円グラフ、グラフなど)を伝えることができる任意の他の視覚化であることができる。さらに、視覚化510は、任意の数の選択された相互作用および任意の数またはタイプの結果およびそれらの計算された成功要因を含むように変更されることができる。一般に、変更は、ディスプレイのボタン550を使用して実装することができる。いくつかの場合、視覚化510は、結果との強いまたは弱い相関に関連する成功要因(例えば、色分け、強調表示、拡大など)の視覚的表示器560を含むことができる。他の場合では、視覚化510は、それらが特定の結果とどれだけよく相関するかに関して成功要因をランク付けするように変更されることができる。さらに依然として、視覚化510は、普及スコア、効率スコア、フィルタなどを含む、分析230の任意の態様のための視覚的表示器570を含むことができる。
図6は、マシン可読媒体からの命令を読み取りおよび実行するための例示的なマシンの構成要素を示すブロック図である。具体的には、図6は、コンピュータシステム600の例示的な形態のアプリケーションシステム130および/またはクライアントデバイス110の図表示を示す。コンピュータシステム600は、マシンに本明細書に記載の方法論(またはプロセス)のいずれか1つまたは複数を実行させるための命令624(例:プログラムコードまたはソフトウェア)を実行するために使用することができる。代替の実施形態では、マシンは、独立型デバイスまたは他のマシンに接続する接続された(例:ネットワーク化された)デバイスとして動作する。ネットワーク化された展開では、マシンはサーバークライアントネットワーク環境のサーバーマシンまたはクライアントマシンの能力で、またはピアツーピア(または分散)ネットワーク環境のピアマシンとして動作し得る。
マシンは、サーバーコンピューター、クライアントコンピューター、パーソナルコンピューター(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、スマートフォン、モノのインターネット(IoT)アプライアンス、ネットワークルーター、スイッチまたはブリッジ、またはそのマシンによって実行されるアクションを指定する命令624(順次またはその他)を実行できる任意のマシンであり得る。さらに、単一のマシンのみが示されているが、「マシン」という用語は、本明細書で論じられる方法論のいずれか1つまたは複数を実行する命令624を個別または共同で実行するマシンの任意の集合も含むと解釈されるべきである。
例示的なコンピュータシステム600は、1つまたは複数の処理ユニット(一般にプロセッサ602)を含む。プロセッサ602は、例えば、中央処理装置(CPU)、グラフィック処理装置(GPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、状態マシン、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、1つまたは複数の無線周波数集積回路(RFIC)、またはこれらの任意の組み合わせである。コンピュータシステム600はまた、メインメモリ604を含む。コンピュータシステムは、記憶ユニット616を含み得る。プロセッサ602、メモリ604、および記憶ユニット616は、バス608を介して通信する。
加えて、コンピュータシステム6は、スタティックメモリ606、グラフィックディスプレイ610{例:プラズマディスプレイパネル(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD)、またはプロジェクタを駆動するため}を含むことができる。コンピュータシステム600はまた、英数字入力デバイス612(例:キーボード)、カーソル制御デバイス614(例:マウス、トラックボール、ジョイスティック、モーションセンサー、または他のポインティング機器)、信号生成デバイス618(例:スピーカー)、および、バス608を介して通信するようにも構成されるネットワークインターフェースデバイス620を含み得る
記憶ユニット616は、本明細書で説明される方法または機能のうちの任意の1つまたは複数を具現化する命令624(例:ソフトウェア)が記憶されるマシン可読媒体622を含む。例えば、命令624は、図1に記載されたアプリケーションシステム130のモジュールの機能性を含み得る。命令624はまた、完全にまたは少なくとも部分的に、メインメモリ604内またはプロセッサ602内(例:プロセッサのキャッシュメモリ内)にコンピュータシステム600によるそれらの実行中に存在し得、メインメモリ604およびプロセッサ602もまた、マシン可読媒体を構成する。命令624は、ネットワークインターフェースデバイス620を介してネットワーク626にわたって送信または受信され得る。
マシン可読媒体622は、例示的な実施形態では単一の媒体であると示されているが、「マシン可読媒体」という用語は、命令624を格納することができる単一の媒体または複数の媒体(例:集中型または分散型データベース、または関連するキャッシュおよびサーバ)を含むと解釈されるべきである。「マシン可読媒体」という用語はまた、マシンによる実行のための命令624を記憶することができ、および、マシンに本明細書に開示される方法の1つまたは複数を実行させる任意の媒体を含むと解釈されるべきである。「マシン可読媒体」という用語は、固体メモリ、光学媒体、および磁気媒体の形のデータリポジトリを含むが、これらに限定されない。
[C:結論の定型文。] 詳細な説明は多くの詳細を含んでいるが、これらは本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではなく、単に本発明の異なる例および態様を説明するものとして解釈されるべきである。本発明の範囲は、上で詳細に論じられていない他の実施形態を含むことを理解されたい。本明細書に開示される本発明の方法および装置の構成、動作および詳細において、添付の特許請求の範囲として定義される、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、当業者に明らかとなる他の様々な変更、変化および変形を行うことができる。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびそれらの法的同等物によって決定されるべきである。
特許請求の範囲において、単数形の要素への言及は、明示的に述べられていない限り、「1つおよび1つだけ」を意味することを意図せず、むしろ「1つまたは複数」を意味することを意味する。加えて、デバイスまたは方法は、請求項に包含されるために、本発明の異なる実施形態によって解決可能なすべての問題に対処する必要はない。
代替実施形態では、本発明の態様は、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、および/またはそれらの組み合わせで実装される。本発明の装置は、プログラム可能なプロセッサによる実行のためにマシン可読記憶装置に明白に具現化されたコンピュータプログラム製品に実装することができ、および、本発明の方法ステップは、入力データを操作して出力を生成することによって本発明の機能を実行するための命令のプログラムを実行するプログラム可能なプロセッサによって実行することができる。本発明は、データおよび命令をデータ記憶システム、少なくとも1つの入力デバイス、および少なくとも1つの出力デバイスから受信し、およびデータ記憶システム、少なくとも1つの入力デバイス、および少なくとも1つの出力デバイスに送信するように結合された少なくとも1つのプログラム可能なプロセッサを含むプログラム可能なシステム上で実行可能な1つまたは複数のコンピュータプログラムで有利に実施することができる。各コンピュータプログラムは、高水準の手続き型プログラミング言語またはオブジェクト指向プログラミング言語、または必要に応じてアセンブリ言語またはマシン語で実装することができ、およびいずれの場合も、言語はコンパイル済みまたはインタープリター型の言語にすることができる。適切なプロセッサは、例として、汎用および専用マイクロプロセッサの両方を含む。一般に、プロセッサは、読み取り専用メモリおよび/またはランダムアクセスメモリから命令とデータを受け取る。一般に、コンピュータは、データファイルを格納するための1つまたは複数の大容量記憶装置を含むことになり、このようなデバイスは、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、および光ディスクが含む。コンピュータプログラム命令および/またはデータを有形に実施するのに適した記憶装置は、例としてEPROM、EEPROM、およびフラッシュメモリデバイスといった半導体メモリデバイス、内部ハードディスク及びリムーバブルディスク、といった磁気ディスク、光磁気ディスク、およびCD−ROMディスクを含むすべての形式の不揮発性メモリを含む。前述のいずれも、ASIC(特定用途向け集積回路)および他の形式のハードウェアによって補足または組み込むことができる。

Claims (21)

  1. アプリケーションシステムの結果を達成するユーザーの数を最適化する方法であって、
    ユーザー相互作用経路のセットを受信するステップであって、各経路は、実行された相互作用のセットを含み、実行された相互作用の各セットは、クライアントデバイスのユーザーとアプリケーションシステムとの間の複数の潜在的な相互作用のサブセットである、ステップと、
    前記ユーザー相互作用経路のセットを第1のグループおよび第2のグループに分割するステップであって、前記第1のグループは、前記アプリケーションシステムの結果を達成するユーザー相互作用経路を備え、前記第2のグループは、残りのユーザー相互作用経路を備えた、ステップと、
    前記ユーザー相互作用経路の各実行された相互作用について、
    前記実行された相互作用を分析して、前記第1のグループおよび前記第2のグループについて前記実行された相互作用の効率スコアおよび普及スコアを決定するステップであって、前記効率スコアは、前記アプリケーションシステムで実行された前記相互作用のパフォーマンスメトリックを表し、および、前記普及スコアは前記ユーザー相互作用経路内の前記実行された相互作用の普及を表す、ステップと、
    前記普及スコアおよび前記効率スコアに基づいて、前記実行された相互作用についての成功要因を計算するステップであって、前記成功要因は、前記アプリケーションシステムの結果を達成することについての前記実行された相互作用の効果を示すステップと、
    前記クライアントデバイスの前記ユーザーが前記アプリケーションシステムの結果を達成する可能性を高めるために、前記計算された成功要因に基づいて前記アプリケーションシステムを変更するステップと
    を備える、方法。
  2. 前記クライアントデバイスから相関ポリシーを備えた相関要求を受信するステップと、
    前記相関ポリシーに基づいて、前記受信したユーザー相互作用経路の各実行された相互作用を分析するステップと、
    前記計算された成功要因を含む前記相関要求の結果を前記クライアントデバイスに送信するステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記実行された相互作用についての前記計算された成功要因の視覚的表現を生成するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 特定の実行された相互作用が受信された後、前記クライアントデバイスの前記ユーザーのための相互作用のセットを生成するステップをさらに備えた、請求項1に記載の方法。
  5. 前記実行された相互作用を分析するステップは、システム相互作用経路に基づいており、前記システム相互作用経路は、前記結果を達成することを容易にするために前記クライアントデバイスの前記ユーザーのために生成される相互作用のセットである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記成功要因を計算するステップは、
    前記普及スコアに第1の重みを割り当て、前記効率スコアに第2の重みを割り当てるステップと、
    重み付け関数、前記重み付けされた普及スコア、および前記重み付けされた効率スコアを使用して前記成功要因を計算するステップと
    をさらに備える、請求項1記載の方法。
  7. 相関ポリシーに基づいて、前記ユーザー相互作用経路のセットから少なくとも1つのユーザー相互作用経路をフィルタリングするステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記アプリケーションシステムを変更するステップは、
    前記実行された相互作用についての前記成功要因に基づいて、実行された相互作用に追加のハードウェアリソースを割り当てるステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記アプリケーションシステムを変更する前記ステップは、
    前記実行された相互作用についての前記成功要因に基づいて、複数の潜在的な相互作用から少なくとも1つの相互作用を削除するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記アプリケーションシステムを変更するステップは、
    前記成功要因に基づいて前記クライアントデバイスの前記ユーザーのための奨励相互作用を生成するステップであって、前記奨励相互作用は、実行された相互作用の前記普及を促進するように構成される、ステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 命令を備えた非一時的なコンピュータ可読記録媒体であって、前記命令は、プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    ユーザー相互作用経路のセットを受信するステップであって、各経路は、実行された相互作用のセットを含み、実行された前記相互作用の各セットは、クライアントデバイスのユーザーとアプリケーションシステムとの間の複数の潜在的な相互作用のサブセットである、ステップと、
    前記ユーザー相互作用経路のセットを第1のグループと第2のグループに分割するステップであって、前記第1のグループはアプリケーションシステムの結果を達成するユーザー相互作用経路を備え、前記第2のグループは残りの前記ユーザー相互作用経路を備えたステップと、
    前記ユーザー相互作用経路の実行された相互作用ごとに実行された前記相互作用を分析して、前記第1のグループと前記第2のグループの実行された前記相互作用の効率スコアと普及スコアを決定するステップであって、前記効率スコアは、前記アプリケーションシステムで実行された前記相互作用のパフォーマンスメトリックを表し、および、前記普及スコアは、前記ユーザー相互作用経路で実行された前記相互作用の普及を表すステップと、
    前記普及スコアと前記効率スコアに基づいて、実行された前記相互作用の成功要因を計算するステップであって、前記成功要因は、前記アプリケーションシステムの結果の達成に対する実行された相互作用の効果を示すステップと、
    前記クライアントデバイスの前記ユーザーが前記アプリケーションシステムの結果を達成する可能性を高めるために、前記計算された成功要因に基づいて前記アプリケーションシステムを変更するステップと
    を実行させる、非一時的なコンピュータ可読記録媒体。
  12. 前記クライアントデバイスから相関ポリシーを含む相関要求を受信するステップと、
    前記相関ポリシーに基づいて、前記受信したユーザー相互作用経路の実行された各相互作用を分析するステップと、
    前記計算された成功要因を含む前記相関要求の結果を前記クライアントデバイスに送信するステップと
    を前記命令は、前記プロセッサにさらに実行させる、請求項11に記載の非一時的なコンピュータ可読記録媒体。
  13. 前記実行された相互作用の前記計算された成功要因の視覚的表現を生成するステップを、
    前記命令は、前記プロセッサにさらに実行させる、請求項11に記載の非一時的なコンピュータ可読記録媒体。
  14. 特定の実行された相互作用が受信された後、前記クライアントデバイスの前記ユーザーのための相互作用のセットを生成するステップを、
    前記命令は、前記プロセッサにさらに実行させる、請求項11に記載の非一時的なコンピュータ可読記録媒体。
  15. 前記実行された相互作用を分析するステップは、システム相互作用経路に基づいており、前記システム相互作用経路は、前記結果の達成を容易にするために前記クライアントデバイスの前記ユーザーのために生成された相互作用のセットである、請求項11に記載の非一時的なコンピュータ可読記録媒体。
  16. 前記普及スコアに第1の重みを割り当て、前記効率スコアに第2の重みを割り当てるステップと、
    重み付け関数、前記重み付けされた普及スコア、および前記重み付けされた効率スコアを使用して前記成功要因を計算するステップと
    を、前記成功要因を計算する前記ステップは、前記プロセッサにさらに実行させる、請求項11に記載の非一時的なコンピュータ可読記録媒体。
  17. 相関ポリシーに基づいて、前記ユーザー相互作用経路のセットから少なくとも1つのユーザー相互作用経路をフィルタリングするステップを、
    前記命令は、前記プロセッサにさらに実行させる、請求項11に記載の非一時的なコンピュータ可読記録媒体。
  18. 前記実行された相互作用の前記成功要因に基づいて、実行された相互作用に追加のハードウェアリソースを割り当てるステップを、
    前記アプリケーションシステムを変更するステップは、前記プロセッサにさらに行わせる請求項11に記載の非一時的なコンピュータ可読記記録体。
  19. 前記実行された相互作用の前記成功要因に基づいて、複数の潜在的な相互作用から少なくとも1つの相互作用を削除するステップを、
    前記アプリケーションシステムを変更するステップは、前記プロセッサにさらに実行させる、請求項11に記載非一時的なコンピュータ可読記録媒体。
  20. 前記成功要因に基づいて前記クライアントデバイスの前記ユーザーのための奨励相互作用を生成するステップであって、前記奨励相互作用は、実行された相互作用の前記普及スコアを促進するように構成されるステップを、
    前記アプリケーションシステムを変更するステップは、前記プロセッサにさらに実行させる、請求項11に記載の非一時的なコンピュータ可読記録媒体。
  21. コンピュータプロセッサと、
    命令を格納するメモリであって、前記命令は前記コンピュータプロセッサによって実行されたときに、
    ユーザー相互作用経路のセットを受信するステップであって、各経路は、実行された相互作用のセットを含み、実行された相互作用の 各セットは、クライアントデバイスのユーザーとアプリケーションシステムとの間の複数の潜在的な相互作用のサブセットであるステップと、
    前記ユーザー相互作用経路のセットを第1のグループおよび第2のグループに分割するステップであって、前記第1のグループは前記アプリケーションシステムの結果を達成するユーザー相互作用経路を備え、前記第2のグループは残りの前記ユーザー相互作用経路を備えた、ステップと、
    前記ユーザー相互作用経路の各実行された相互作用について、
    前記実行された相互作用を分析して、前記第1のグループおよび前記第2のグループについて前記実行された前記相互作用の効率スコアおよび普及スコアを決定するステップであって、前記効率スコアは、前記アプリケーションシステムで実行された前記相互作用のパフォーマンスメトリックを表し、および前記普及スコアは、前記ユーザー相互作用経路内の前記実行された相互作用の普及を表す、ステップと、
    前記普及スコアおよび前記効率スコアに基づいて、前記実行された相互作用についての成功要因を計算するステップであって、前記成功要因は、前記アプリケーションシステムの結果の達成することについての前記実行された相互作用の効果を示すステップと、
    前記クライアントデバイスのユーザーが前記アプリケーションシステムの前記結果を達成する可能性を高めるために、前記計算された成功要因に基づいて前記アプリケーションシステムを変更するステップと
    を前記コンピュータプロセッサに実行させる命令を格納したメモリと
    を備えた、システム。
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