JP2021196652A - Information processor, reservation system and reservation processing method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、情報処理装置、予約システム、及び、予約処理方法に関する。 The present invention relates to an information processing apparatus, a reservation system, and a reservation processing method.
会議室等のリソースの予約を管理する予約システムが知られている。会議の参加予定者などの予約者は端末装置を予約管理サーバ等の情報処理装置と通信させ、端末装置で動作するブラウザで会議室などのリソースを予約できる。会議室にはチェックインを受け付ける会議室端末等の情報処理端末が設置されており、ユーザが会議室の利用を開始するにあたり、情報処理端末に利用開始を入力し、利用を終了するにあたり利用終了を入力するような使い方が可能になる。 A reservation system for managing reservations for resources such as conference rooms is known. A reservation person such as a person who is planning to participate in a conference can communicate a terminal device with an information processing device such as a reservation management server and reserve resources such as a conference room with a browser operated by the terminal device. An information processing terminal such as a conference room terminal that accepts check-in is installed in the conference room, and when the user starts using the conference room, he / she inputs the start of use to the information processing terminal and ends the use when he / she ends the use. It becomes possible to use it like inputting.
ユーザから見ると会議室の予約が容易になる反面、予定が変わり使用しない会議室のキャンセルを忘れると空予約となる。従来から空予約を抑制する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、会議の事前作業として設定されている作業と会議開催日との関係性から、予約した会議スケジュールの再調整を行うことで空予約を防止する方法が開示されている。
From the user's point of view, it is easier to reserve a conference room, but if the schedule changes and you forget to cancel the unused conference room, the reservation will be empty. Conventionally, a technique for suppressing empty reservation has been devised (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、従来の技術は、予約に基づくリソースの利用開始、又は、新たな予約の登録のいずれかを受け付けることしかできないという問題があった。すなわち、予約者が開始時刻までに利用開始の操作を入力しない場合でも、予約の削除は予約者の権利を奪うことになるので、削除までの猶予(例えば開始時刻から10分経過後までにチェックインが無ければ自動キャンセル)が設けられる場合が多い。一方で、予約削除までの猶予が長いほど(上記の場合、10分)、会議室の再利用が可能にならず、結果的に再利用することが難しくなる。この場合、開始時刻から10分経過まではリソースの利用開始の受け付けのみが可能、10分経過後は新たな予約の登録の受け付けのみが可能となり、再利用できない時間が長くなる傾向があった。 However, the conventional technique has a problem that it can only accept either the start of use of the resource based on the reservation or the registration of a new reservation. In other words, even if the reservation person does not enter the operation to start using by the start time, deleting the reservation will deprive the reservation person of the right, so a grace period until deletion (for example, check within 10 minutes after the start time). If there is no check-in, automatic cancellation) is often provided. On the other hand, the longer the grace period until the reservation is deleted (10 minutes in the above case), the more difficult it is to reuse the conference room, and as a result, it becomes difficult to reuse it. In this case, only the start of use of the resource can be accepted until 10 minutes have passed from the start time, and after 10 minutes, only the registration of a new reservation can be accepted, and the time that cannot be reused tends to be long.
本発明は、上記課題に鑑み、予約に基づくリソースの利用開始、又は、新たな予約の登録のいずれかを優先して受け付けることができる予約システムを提供することを目的とする。 In view of the above problems, it is an object of the present invention to provide a reservation system capable of preferentially accepting either the start of use of resources based on reservations or the registration of new reservations.
上記課題に鑑み、本発明は、予約されているリソースの利用を管理する情報処理装置であって、前記リソースの利用開始を受け付ける利用管理部と、前記利用管理部が前記リソースの利用開始を受け付けることなく、前記リソースの利用開始時刻から第一の時間が経過した場合、前記リソースの予約を第一のステータスに変更する予約制御部と、を有し、前記第一の時間が経過してから第二の時間が経過するまでの間、前記第一のステータスの予約の利用開始の受け付けと、前記第一のステータスの予約と重複する時間帯の新たな予約の登録のうち、早い方を優先して処理することを特徴とする。 In view of the above problems, the present invention is an information processing device that manages the use of reserved resources, and the usage management unit that accepts the start of use of the resource and the usage management unit accept the start of use of the resource. When the first time elapses from the usage start time of the resource, the reservation control unit for changing the reservation of the resource to the first status is provided, and after the first time elapses. Until the second time elapses, priority is given to the earlier of the acceptance of the start of use of the reservation of the first status and the registration of the new reservation in the time zone overlapping with the reservation of the first status. It is characterized by processing.
予約に基づくリソースの利用開始、又は、新たな予約の登録のいずれかを優先して受け付けることができる予約システムを提供することができる。 It is possible to provide a reservation system that can preferentially accept either the start of use of resources based on reservations or the registration of new reservations.
以下、本発明を実施するための形態の一例として予約システムと予約システムが行う予約処理方法について図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, as an example of the embodiment for carrying out the present invention, the reservation system and the reservation processing method performed by the reservation system will be described with reference to the drawings.
<予約システムの概略>
始めに図1を用いて予約システムの概略を説明する。図1は予約システム100の全体的な動作の概略を説明する図の一例である。
<Outline of reservation system>
First, the outline of the reservation system will be described with reference to FIG. FIG. 1 is an example of a diagram illustrating an outline of the overall operation of the
A.予約者は自分の端末装置を操作して予約管理サーバ20と通信し、会議室を予約する。予約管理サーバ20は汎用のクラウドサービス(Office365、G Suite(いずれも登録商標)等)であるが、予約者が所属する企業などの組織が有する会議室が登録されている。
A. The reservation person operates his / her terminal device to communicate with the
B.会議管理サーバ30は会議室の予約状況に基づいて予約システム100の全体を制御するサーバである。会議管理サーバ30は適宜、予約管理サーバ20と通信して予約情報を取得するので、予約管理サーバ20と予約情報を同期している。
B. The
C.予約システム100又は組織側の管理者は会議管理サーバ30に対し、ユーザの登録、及び、各種の設定を行うことができる。ユーザの登録とは、チャットサーバ10(slack、Line、Microsoft Teams(いずれも登録商標)等)を使った各種の通知が行われるユーザを登録することをいう。また、通知は会議管理サーバ30としてメッセージを送信するボットを介して行われるためチャットサーバが提供するボットも登録される。各種の設定は、会議室端末90の登録、リマインドのタイミングの設定などである。
C. The
D.会議管理サーバ30は予約情報における会議の開始時刻の決まった時間前になると、予約者に会議の開催をリマインドする。これにより、会議室の空予約を抑制する。また、会議管理サーバ30は必要に応じてユーザに招待コードを通知する。会議の予約者はリマインドを受信することで会議室にチェックインするための情報(会議識別情報)を端末装置60に保存する。
D. The
E.各会議室6には会議室端末90(情報処理端末の一例)が配置されており、定期的にこの会議室で行う予約情報を会議室端末90がダウンロードしている。会議室端末90は当日や直近の会議の予定などを表示して参加者に予定を確認させることができる。会議の開始時刻の少し前になると会議室の予約者は会議室6に赴いてチェックインする。例えば、会議識別情報を会議室端末90に入力する、又は、端末装置60を会議識別情報にかざす(会議識別情報を読み取らせる、通信させるなど)。このような操作をチェックイン操作といい、チェックイン操作は会議室の利用開始操作である。
E. A conference room terminal 90 (an example of an information processing terminal) is arranged in each
F.会議室端末90はチェックイン要求(利用開始通知)を会議管理サーバ30に送信するので、会議識別情報で認証できれば、チェックインできた旨の応答を会議管理サーバ30から受信する。会議室端末90は会議室を会議中(使用中)である旨を表示する。会議の開始時刻に対し決まった時刻までにチェックインが確認できない場合、会議管理サーバ30は会議室6の予約をキャンセルして、予約情報に含まれるステータスとしてその旨を会議室端末90に送信する。この場合、会議室端末90は空室である旨を表示するので、任意のユーザが会議室6を使用できる。
F. Since the
G.会議室端末90は、会議管理サーバ30からの要求により電子機器70を制御する。例えば、開始時刻に電源をONし、会議終了時刻に電源をOFFする。こうすることで、会議の参加者による電子機器70の操作時の利便性を向上できる。
G. The
H.電子機器70が例えばテレビ会議の機能を有する場合、別の拠点4の電子機器(テレビ会議端末70x等)と通信して、他拠点と会議を開催できる。なお、アプリが動作するPC70yも電子機器70と通信できる。予約情報には予め他拠点を示す宛先情報(宛先の通信ID)が含まれており、電子機器70は自動でテレビ会議端末70x及びPC70yと通信できる。
H. When the
I.予約者が会議を終了する際、会議室端末90のボタンを押下してチェックアウトするので、会議室端末90は次の予約状況を表示する。これにより、任意のユーザが会議室の予約状況を把握できる。
I. When the reservation person ends the conference, he / she presses the button of the
<開始時刻を過ぎた場合のソース予約システムの動作の概略>
図2は、予約の開始時刻を過ぎた場合の予約管理サーバ20と会議管理サーバ30の動作の概略を説明する図である。図2の開始時刻から終了時刻までが会議室が予約されている時間帯である。
<Outline of operation of source reservation system when the start time has passed>
FIG. 2 is a diagram illustrating an outline of the operation of the
(1) 会議管理サーバ30は、チェックインされずに開始時刻から仮削除時間T1(第一の時間の一例)が経過すると、予約(A)を仮削除する。会議管理サーバ30では仮削除されても、自動キャンセル時間T2(第二の時間の一例)の間は、予約(A)へのチェックインを受け付ける。
(1) The
(2) 会議管理サーバ30は予約管理サーバ20に予約(A)の削除を要求する。予約管理サーバ20は削除要求により予定(A)を削除する(又は、キャンセルステータスにする)。
(2) The
(3) 予定(A)の削除により予約管理サーバ20は予約(A)と重複した時間帯に予約(B)を受け付けることができる。
(3) By deleting the schedule (A), the
(4) 会議管理サーバ30は予約(A)と重複した時間帯に予約(B)が追加された場合、その時点で予約(A)をキャンセルする。
(4) When the reservation (B) is added in the time zone overlapping with the reservation (A), the
(5) 新規の予約が追加されずに、予約者が自動キャンセル時間T2までに、予約(A)へチェックインした場合、会議管理サーバ30はチェックインを許可する。このように、仮削除時間T1の経過後、自動キャンセル時間T2が経過するまでの間は、チェックインと新たな予約の登録の早い方が優先される。
(5) If the reservation person checks in to the reservation (A) by the automatic cancellation time T2 without adding a new reservation, the
(6) 予約者がチェックインした場合、会議管理サーバ30は予約管理サーバ20に予約(A)の復元を要求する(予約管理サーバ20の仕様によるが、新たに予約する場合が多い)。
(6) When the reservation person checks in, the
この(5)(6)は、仮削除時間T1が経過してから自動キャンセル時間T2が経過するまでの間、仮削除のステータスの予約の利用開始の受け付けと、仮削除のステータスの予約と重複する時間帯の新たな予約の登録のうち、早い方を優先して処理することを意味している。 This (5) and (6) overlap with the acceptance of the start of use of the reservation of the temporary deletion status and the reservation of the temporary deletion status from the lapse of the temporary deletion time T1 to the lapse of the automatic cancellation time T2. It means that the earliest one of the registrations of new reservations in the time zone will be processed first.
このように、予約の仮削除により、予定(A)の予約者はチェックインする権利を保持しつつ、別のユーザが予約(A)と重複する時間帯に会議室を予約できるようになる。したがって、予約者には従来通りの猶予が認められ、会議室を使いたいユーザは従来(自動キャンセル)よりも早期に会議室の使用を開始できる。 In this way, the provisional deletion of the reservation enables another user to reserve the conference room at a time zone overlapping with the reservation (A) while retaining the right to check in the reservation person of the schedule (A). Therefore, the reservation person is allowed the conventional grace, and the user who wants to use the conference room can start using the conference room earlier than the conventional (automatic cancellation).
<用語について>
リソースとは資源をいう。会議室、及び、会議室で使用可能な備品、装置、人(受け付け)、仕組みなどがリソースとなりうる。会議室のようにリソースのうち移動しにくいものを設備という場合がある。本実施形態ではリソースの一例として会議室という用語を使用する。
<Terminology>
A resource is a resource. The conference room and the equipment, equipment, people (reception), mechanism, etc. that can be used in the conference room can be resources. Equipment that is difficult to move, such as a conference room, may be called equipment. In this embodiment, the term conference room is used as an example of a resource.
参加者とは会議への参加者をいう。予約者は会議室を予約した者をいう。一般に予約者は参加者の一人であるので両者を厳密に区別しなくてよい。本実施形態において予約者が行う作業は参加者が行うことができる場合がある。総称して会議室を利用する者を単にユーザという。 Participants are participants in the conference. The reservation person means the person who reserved the conference room. Generally, the reservation person is one of the participants, so it is not necessary to strictly distinguish between the two. In the present embodiment, the work performed by the reservation person may be performed by the participant. Collectively, those who use the conference room are simply called users.
仮削除とは、予約されているリソースを予約者が利用開始できる権利を保留したまま、別のユーザが仮削除された予約と重複した時間帯で会議室を予約できる予約の削除方法である。仮キャンセルと称してもよい。これに対し、キャンセルとは、リソースの予約の権利が放棄されることをいう。 Temporary deletion is a method of deleting a reservation that allows another user to reserve a conference room at a time that overlaps with the provisionally deleted reservation while retaining the right of the reservation person to start using the reserved resource. It may be called a provisional cancellation. On the other hand, cancellation means that the right to reserve a resource is waived.
<システム構成例>
図3は、予約システム100のシステム構成図の一例である。予約システム100は、主に社外ネットワークN2と社内ネットワークN1に分けることができる。社内ネットワークN1はファイアウォール73の内側のネットワークをいい、社外ネットワークN2は不特定多数の通信が伝送されるインターネット等のネットワークである。
<System configuration example>
FIG. 3 is an example of a system configuration diagram of the
社外ネットワークN2には、予約管理サーバ20、会議管理サーバ30、及び1つ以上のチャットサーバ10が接続されており、各サーバは必要に応じて通信することができる。社外ネットワークN2に会議の参加者が操作する端末装置60が必要に応じて接続されてよい。
A
予約管理サーバ20は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。予約管理サーバ20が提供するリソースの予約に関するシステムを予約管理システムという。予約管理サーバ20はカレンダーシステムを有しており、各種の予定を管理するWebアプリを提供する。具体的には、例えば以下のような機能を有している。
・予定の登録を受け付け、いつでもどこからでも予約者が確認できる
・予定の30分前など、設定した日時に電子メールで通知する
・一人が複数のカレンダー(仕事用、家庭用など)で予定を管理できる
・同じグループの人とカレンダーを共有する
予約管理サーバ20はユーザをアカウントで管理する。アカウントとはユーザがサービスを利用する権利のことである。多くのシステムではユーザはアカウントを使用してシステムにログインする。このため、アカウントはシステムがユーザを一意に特定する機能(識別情報の機能)を有している。本実施形態では、予め登録しておいたアカウント(ドメイン)の予約情報を予約管理サーバ20が会議管理サーバ30に送信する。あるいは、予約管理サーバ20のアカウントを指定して会議管理サーバ30が予約情報を要求することで、会議管理サーバ30が会議室6の予約情報を予約管理サーバ20から取得できる。なお、アカウントは例えば電子メール、ID、電話番号など、ユーザを一意に識別できる情報であればよい。
The
・ Reservation can be confirmed anytime and anywhere by accepting schedule registration ・ Notify by e-mail at the set date and time, such as 30 minutes before the schedule ・ One person manages the schedule with multiple calendars (work, home, etc.) Yes-The
本実施形態で予定として管理されるのは会議室6の予約であるが、予約管理サーバ20は会議室6に限られず各種の予定を管理できる。会議室6の他、各種の電子機器のレンタル、駐車場の予約など、レンタルオフィス、レンタルスタジオ、レンタルサイクル、レンタカー、ホテル等の宿泊施設、催し物会場・ロッカーなどの貸しスペースなど、各種のリソースの予約に利用できる。
In the present embodiment, the reservation of the
なお、予約管理システムとしては、G Suite(登録商標)、Office365(登録商標)等が知られているが、本実施形態で説明する機能を有する予約管理システムであればよい。 As the reservation management system, G Suite (registered trademark), Office365 (registered trademark) and the like are known, but any reservation management system having the functions described in the present embodiment may be used.
また、本実施形態では、社内ネットワークN1の会議室6に関する情報が予約管理サーバ20に予め登録されている。すなわち、予約システム100を利用する企業の社内ネットワークにある各会議室6の会議室名、会議室ID、予約可能時間、各会議室6の定員、及び、予約単位等に応じて予約管理サーバ20のWebアプリがカスタマイズされている。したがって、予約システム100を利用する企業の会議室6と予約情報が結びつけられる。
Further, in the present embodiment, information about the
チャットサーバ10は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。チャットサーバ10が提供する複数のユーザにおけるテキスト、音声、映像などの情報のリアルタイムな共有システムをチャットシステムという。チャットサーバ10は端末装置60に会議室6の予約に関する情報を通知する。本実施形態では運営主体が異なる複数のチャットサーバ10が含まれてよい。
The
共有される情報には画像や音声等もありテキストに限られないが、本実施形態では説明の便宜上、通知には主にテキストが用いられるとして説明している。例えば、チャットシステムは、グループ間の音声通話機能を提供してよい。音声通話は1対1でも1対N(≧2)でもよい。したがって、本実施形態でチャットシステムが会議室6の予約に関する情報を通知する際は、テキストの表示の他、音声メッセージの出力でもよい。なお、チャットシステムとしてはLINE(登録商標。以下、省略する。)、slack、Microsoft Teams(登録商標。以下、省略する。)等が知られているが、ボット(事前に決められている処理を実行するプログラム)から1又は複数のユーザに対して通知が可能なチャットシステムであればよい。
The information to be shared includes images, sounds, and the like and is not limited to text, but in the present embodiment, for convenience of explanation, it is described that text is mainly used for notification. For example, a chat system may provide voice call functionality between groups. The voice call may be one-to-one or one-to-N (≧ 2). Therefore, when the chat system notifies the information regarding the reservation of the
チャットサーバ10も同様にアカウント(予約管理サーバ20のアカウントとは異なる)でユーザを管理するが、原則的に会議管理サーバ30はチャットサーバ10のアカウントを意識する必要はない。しかし、会議管理サーバ30はチャットサーバ10の任意のアカウントを指定して通知することができる。
The
会議管理サーバ30は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる(特許請求の範囲の情報処理装置に相当する)。会議管理サーバ30は社外ネットワークN2に関する処理として、予約管理サーバ20から会議室6の予約情報を取得し、予約情報に設定されている参加予定者を取得し、設定されているタイミングで参加予定者と対応付けられたチャットサーバ10のグループ(又は予約者など個別の者)に通知を送信する。また、社内ネットワークN1に関する処理として、会議室6へのチェックイン及びチェックアウトを管理したり、予約管理サーバ20から取得した会議室6の予約情報に基づいて電子機器70の電源等を制御したりする。
The
社内ネットワークN1には会議室6、参加予定者の作業場所101、及び、管理者の作業場所102などがあり、参加予定者は各地から社内ネットワークN1を介して社外ネットワークN2にアクセスできる。社内ネットワークN1は例えばLAN(Local Area Network)である。会議室6、参加予定者の作業場所101、及び、管理者の作業場所102は同じ企業内のLANであるとは限らない。
The in-house network N1 includes a
会議室6には会議室端末90、及び電子機器70が配置されている。会議室端末90と電子機器70は小規模なLAN又は専用線で通信することができる。電子機器は会議室端末90を経由することなく社内ネットワークN1及び社外ネットワークN2に接続できる。会議室端末90と電子機器70は無線又は有線のいずれで通信してもよい。なお、社内ネットワークN1はファイアウォール73の内側にあるため、社外ネットワークN2から社内ネットワークN1への直接の通信は困難になっている。
A
会議室端末90は、会議室6を利用する予約者等の会議の参加者が操作する情報処理装置(設備端末)である。会議室端末90は会議室6の机の上に配置されていたり、会議室6の入り口に配置されたりしている。1つの会議室6に会議室端末90が複数、配置されていてもよい。会議室端末90は、一般的なOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。
The
会議室端末90は会議管理サーバ30に会議室IDを送信し、当日の会議室6の予約情報などを表示する。また、電子機器70の電源ON、OFF等の制御情報を会議管理サーバ30から取得する。これにより、会議室端末90は電子機器70の電源をON及びOFFする。
The
また、会議室端末90はチェックイン、チェックアウトなどのための待ち受け画面を表示し、チェックイン又はチェックアウトを会議管理サーバ30に知らせるために会議管理サーバ30と通信する。チェックインの際、会議室端末90は予約者から入力された会議識別情報と予め保持する会議室IDを会議管理サーバ30に送信するので、会議管理サーバ30は会議識別情報と会議室IDにより、会議室6を予約した予約者が予約した会議室6を使用することを確認できる。
Further, the
電子機器70は会議室6で使用され得る各種のオフィス機器である。電子機器70は会議室6と共に予約の対象となるリソースである。例えば、電子黒板、複合機、プロジェクタ、デジタルサイネージ、デジタルカメラ等である。電子黒板とは、タッチパネル付大型ディスプレイを有しユーザが指示した盤面の座標を検出し座標を接続してストロークを表示する。この他、接続されたPCの映像を表示したり、他拠点の電子黒板と通信してストロークを同期したりすることができる。なお、電子黒板は、電子情報ボード、電子ホワイトボードと呼ばれる場合もある。
The
複合機は、コピー機、スキャナ、プリンタ、ファクス送受信などの機能を有し、会議中の資料の印刷や資料のコピー、資料の電子化、資料の送信などに利用される。プロジェクタは画像を投影する装置である。例えば、端末装置60がディスプレイに表示する映像をスクリーン等に投影することで参加者の間で共有することを可能にする。デジタルサイネージは大型のディスプレイであり任意の静止画又は動画を表示するために使用される。デジタルカメラは紙の資料や電子黒板に表示された資料を各参加者が撮像して保存するために使用される。
The multifunction device has functions such as a copier, a scanner, a printer, and fax transmission / reception, and is used for printing materials during a meeting, copying materials, digitizing materials, and transmitting materials. A projector is a device that projects an image. For example, the image displayed on the display by the
参加予定者の作業場所101には社内ネットワークN1に接続することができる端末装置60が配置されている。端末装置60は有線で通信しても無線で通信してもよい。端末装置60は参加予定者(予約者を含む)が会議室を予約する際に使用される情報処理装置であるが、会議室に持ち込むことも想定されている。参加者が携帯する情報処理装置である。
A
端末装置60は、一般的なOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。端末装置60は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルPC(サングラス型、腕時計型など)などである。ただし、通信機能を有しブラウザソフトウェア、又は、チャットサーバ10若しくは予約管理サーバ20に専用のアプリケーションソフトウェアが動作すればよい。例えば、カーナビ、ゲーム機、テレビ受像器なども端末装置60となりうる。
The
端末装置60ではチャットサーバ10に専用のアプリケーションソフトウェア(以下、チャットアプリという)が動作し、更に、予約システム100に専用のアプリケーションソフトウェア(以下、会議アプリという)が動作する。ただし、これらはブラウザソフトウェアで代用されてよい。
In the
端末装置60は会議室端末90と同様の機能を有することができる。すなわち、後述する待ち受け画面を表示し、チェックインやチェックアウトを受け付ける。会議室に会議室端末90を配置しなくてよいのでコストを低減できる。
The
管理者の作業場所102には社内ネットワークN1に接続することができる登録端末50が配置されている。登録端末50は有線で通信しても無線で通信してもよい。登録端末50は管理者が会議室端末90に初期設定するための情報処理装置である。
A
登録端末50も端末装置60と同様の情報処理装置でよい。ただし、主に会議管理サーバ30に管理者が設定するために使用されるので、チャットアプリや会議アプリはなくてよい。登録端末50は主にブラウザソフトウェアで会議管理サーバ30と通信する。
The
<ハードウェア構成>
<<会議管理サーバのハードウェア構成>>
図4は、会議管理サーバ30のハードウェア構成図の一例である。会議管理サーバ30は、コンピュータによって構築されており、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD−RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
<Hardware configuration>
<< Hardware configuration of conference management server >>
FIG. 4 is an example of a hardware configuration diagram of the
これらのうち、CPU501は、会議管理サーバ全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図4に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
Of these, the
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD−RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD−RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD−RWに限らず、DVD−R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
Further, the
なお、図示した会議管理サーバ30のハードウェア構成は、会議管理サーバ30が備えていることが好ましいハード的な要素を示す。
The hardware configuration of the
予約管理サーバ20、チャットサーバ10、登録端末50、及び、端末装置60のハードウェア構成図は、会議管理サーバ30と同様であるか、又は、異なるとしても本実施形態の予約システム100の説明の上で支障はないものとする。また、会議管理サーバ30、予約管理サーバ20、及び、チャットサーバ10はクラウドコンピューティングに対応するため、これらのハードウェア構成は負荷に応じてハード的なリソースが動的に接続・切断されることで構成されてよい。なお、クラウドコンピューティングとは、特定ハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される利用形態をいう。
The hardware configuration diagram of the
<<会議室端末>>
図5は会議室端末90の一例のハードウェア構成図である。図5に会議室端末90の2つのハードウェア構成例を示す。なお、図5の会議室端末90はタブレット装置が想定されている。会議室端末90は、CPU701、ROM702、RAM703、EEPROM704、CMOSセンサ705、撮像素子I/F706、加速度・方位センサ707、メディアI/F709、GPS受信部711を備えている。
<< Meeting room terminal >>
FIG. 5 is a hardware configuration diagram of an example of the
これらのうち、CPU701は、会議室端末90全体の動作を制御する。ROM702は、CPU701やIPL等のCPU701の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM703は、CPU701のワークエリアとして使用される。EEPROM704は、CPU701の制御にしたがって、アプリ等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ705は、CPU701の制御にしたがって被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F706は、CMOSセンサ705の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ707は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F709は、フラッシュメモリ等の記録メディア708に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部711は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
Of these, the
また、会議室端末90は、遠距離通信回路712、CMOSセンサ713、撮像素子I/F714、マイク715、スピーカ716、音入出力I/F717、ディスプレイ718、外部機器接続I/F(Interface)719、近距離通信回路720、近距離通信回路720のアンテナ720a、及びタッチパネル721を備えている。
Further, the
これらのうち、遠距離通信回路712は、通信ネットワークを介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ713は、CPU701の制御にしたがって被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F714は、CMOSセンサ713の駆動を制御する回路である。マイク715は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ716は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F717は、CPU701の制御にしたがってマイク715及びスピーカ716との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ718は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F719は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路720は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル721は、利用者がディスプレイ718を押下することで、会議室端末90を操作する入力手段の一種である。
Of these, the
また、会議室端末90は、バスライン710を備えている。バスライン710は、図5に示されているCPU701等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
Further, the
<機能について>
図6は、予約管理サーバ20、チャットサーバ10、及び、会議管理サーバ30の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
<About functions>
FIG. 6 is an example of a functional block diagram showing the functions of the
<<予約管理サーバ>>
予約管理サーバ20は、通信部21、及び、予約情報管理部22を有する。予約管理サーバ20が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
<< Reservation Management Server >>
The
通信部21は、会議管理サーバ30及び端末装置60と各種の情報を送受信する。通信部21は予約設定画面の画面情報を端末装置60に送信し、端末装置60から予約の設定を受信する。また、予約情報を会議管理サーバ30に送信する。通信部21は、図4のCPU501がプログラムを実行しネットワークI/F509を制御すること等により実現される。
The
予約情報管理部22は、ユーザが登録した予約情報を管理する。予約情報管理部22は会議管理サーバ30から要求された会議室6の予約情報を予約情報DB291から読み出して、通信部21を介して会議管理サーバ30に送信する。あるいは、予約情報が登録(又は変更)されると要求がなくても予約情報を会議管理サーバ30に送信する。予約管理サーバ20に参加予定者が会議室6を予約する方法としては一般的なWebアプリが使用されるものとする。予約情報管理部22は、図4のCPU501がプログラムを実行すること等により実現される。
The reservation
予約管理サーバ20は記憶部29を有している。記憶部29は図4のRAM503及びHD504等により実現される。記憶部29には予約情報DB291(Data Base)、制約条件DB292、及び、要求条件DB293が記憶されている。
The
表1は予約情報DB291に記憶されている予約情報の一例を示す。予約情報は会議室6の予約状況を管理するための情報である。予約情報には、予約IDに対応付けて予約者アカウント、会議名、会議室ID、開始時刻、終了時刻、及び、参加予定者アカウントの各項目が登録されている。予約IDは予約情報の1レコードを識別する識別情報である。IDはIdentificationの略であり識別子や識別情報という意味である。IDは複数の対象から、ある特定の対象を一意的に区別するために用いられる名称、符号、文字列、数値又はこれらのうち1つ以上の組み合わせをいう。予約ID以外のIDについても同様である。予約者アカウントは会議室6を予約した参加予定者のアカウントである。会議名は参加予定者が任意に付与した会議の名称である。会議室IDは社内ネットワークにある会議室6を識別する識別情報である。開始時刻(利用開始時刻)は会議室6が予約された時間帯の始期(会議が開始される時刻)であり、終了時刻(利用終了時刻)は会議室6が予約された時間帯の終期(会議が終わる時刻)である。参加予定者アカウントは会議に参加する予定の参加予定者のアカウントである。なお、表1のアカウントはいずれも予約管理サーバ20が発行したアカウントである。
Table 1 shows an example of the reservation information stored in the
<<チャットサーバ>>
チャットサーバ10は、通信部11、及び、テキスト処理部12を有する。チャットサーバ10が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成カテゴリのいずれかが、HD504からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
<< Chat Server >>
The
通信部11は、会議管理サーバ30と各種の情報を送受信する。本実施形態では会議管理サーバ30から会議室の予約に関する情報、ボットを識別する情報(後述するトークンなど)、及び、通知先のグループを特定する情報を受信する。このボットを識別する情報は、会議管理サーバ30のボットを作成した際に予めチャットサーバ10からボットの識別情報として通知されている。更に、予約者などの個人のアカウントが指定される場合もある。また、通信部11は参加予定者が会議室の予約に関する情報を既読した旨、又は、表示された会議室の予約に関する情報に対する参加予定者の応答を会議管理サーバ30に送信する。通信部11は、図4のCPU501がプログラムを実行しネットワークI/F509を制御すること等により実現される。
The
テキスト処理部12は、会議管理サーバ30から通知されたボットを識別する情報及び通知先のグループを特定する情報に基づき、ボットが発言する情報として、グループに属する参加予定者に会議室6の予約に関する情報を送信する。会議管理サーバ30から更に通知先のアカウントが指定された場合は、グループに属する参加予定者の一人に会議室6の予約に関する情報を送信する。したがって、通知は参加予定者の数だけ行われる場合と、予約者などの任意のユーザのみに行われる場合がある。
The
テキスト処理部12はいわゆるプッシュ通知を行うことができる。仕組みとしては、例えば以下のようなものがある。チャットアプリ60aはプッシュ通知用のID(トークン)を、OS(Operating System)のメーカが運営するサーバから受け取る。このサーバではトークンとデバイス(端末装置60)を紐付けておく。チャットアプリ60aはトークンとチャットアプリ60aのアカウントをチャットサーバ10に登録しておく。チャットサーバ10がプッシュ通知を行う場合、チャットアプリ60aのアカウントを特定するので紐付いたトークンを特定できる。チャットシステムはトークンを指定して通知内容をOSのメーカが運営するサーバに送信する。このサーバはトークンに紐付いたデバイス(端末装置60)に対しプッシュ通知する。
The
また、チャットサーバ10は記憶部19を有している。記憶部19は図4のRAM503及びHD504等により実現される。記憶部19にはグループ情報DB191が記憶されている。
Further, the
表2はグループ情報DB191に記憶されているグループ情報の一例を示す。グループ情報は同じグループに属するメンバのアカウントが登録された情報である。グループ情報には、ワークスペースとチャンネルに対応付けて、メンバアカウント1〜n(表2ではn=4)、及び、ボットアカウントが登録されている。
Table 2 shows an example of the group information stored in the
ワークスペースは企業や部署などの組織を識別するための識別情報である。本実施形態では複数のメンバがワークスペース(例えばA社)に所属している。ワークスペースは例えばURLであるが、一意性があればよい。更にワークスペースはチャットの目的等に応じた複数のチャンネルを有する。チャンネルは例えば、製品A用のグループ、製品B用のグループ等、共通する情報が交換されるメンバの集まりである。チャンネルにはワークスペースに所属するメンバのうちいずれかのメンバが所属している。つまり、通知先はワークスペースとチャンネルによって特定される。ただし、通知先の特定方法はチャットシステムによって異なるため、グループを一意に特定できる識別情報が存在すれば、その情報のみでも良いし、3つ以上の情報によって特定されてもよい。 A workspace is identification information for identifying an organization such as a company or a department. In this embodiment, a plurality of members belong to the workspace (for example, company A). The workspace is, for example, a URL, but it may be unique. Further, the workspace has a plurality of channels according to the purpose of chat and the like. A channel is a group of members with which common information is exchanged, such as a group for product A and a group for product B. One of the members belonging to the workspace belongs to the channel. That is, the notification destination is specified by the workspace and the channel. However, since the method of specifying the notification destination differs depending on the chat system, if there is identification information that can uniquely identify the group, only that information may be used, or the notification destination may be specified by three or more pieces of information.
チャンネルは一意性が保証されている。メンバアカウント1〜nはチャンネルのメンバのアカウントであり、このアカウントはチャットサーバ10により発行されたものである。本実施形態では、会議室6の予約に関する情報を通知するためのメンバとしてボットが登録される。ボットはいわば会議管理サーバ30の代理人又は架空のメンバということができる。ボットの発言(テキスト)がメンバアカウント1〜nの端末装置60に送信される。
The channel is guaranteed to be unique. The member accounts 1 to n are the accounts of the members of the channel, and this account is issued by the
ワークスペースとチャンネルは、会議管理サーバ30によって管理され、参加者が属するグループを識別するための情報になる。
The workspace and channel are managed by the
<<会議管理サーバ>>
会議管理サーバ30は、通信部31、情報対応付部32、予約情報取得部33、通知判断部34、制御情報生成部35、制御情報応答部36、会議情報通知部37、利用管理部38、予約情報送信部39、タスク実行部40、予約制御部41、及び、予約部42を有する。会議管理サーバ30が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成カテゴリのいずれかが、HD504からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
<< Meeting Management Server >>
The
通信部31は、予約管理サーバ20、チャットサーバ10、及び、端末装置60と各種の情報を送受信する。通信部31は送信部31aと受信部31bを有している。受信部31bは予約管理サーバ20から予約情報を受信し、会議室端末90から予約情報の要求を受信する。また、受信部31bは会議室端末90からチェックイン要求・チェックアウト要求を受信する。また、受信部31bは管理者が操作する登録端末50からチャットシステムのグループとアカウントの対応付けを受け付ける。送信部31aはチャットサーバ10に会議室の予約に関する情報を送信し、会議室端末90に予約情報を送信する。通信部31は、図4のCPU501がプログラムを実行しネットワークI/F509を制御すること等により実現される。
The
情報対応付部32は、主に事前の登録作業に関する処理を行う。すなわち、登録端末50等からドメインの登録を受けつけ顧客ドメインDB495に登録し、登録端末50等から送信されたチャットシステムのワークスペース及びチャンネルと予約管理サーバ20のアカウントを対応付けて対応付情報DB491に登録する。情報対応付部32は、図4のCPU501がプログラムを実行すること等により実現される。
The
予約情報取得部33は、予約システム100を利用する顧客のアカウント(会議管理サーバ30は予め予約管理サーバ20から認証を受けているので、認証チケットなども添付される)を指定して予約管理サーバ20から予約情報を取得して会議管理情報として会議管理情報DB493に登録する。あるいは変更があった予約情報を自動的に受信する。したがって、予約管理サーバ20の予約情報の少なくとも一部の予約情報が会議管理情報DB493に記憶される。予約情報取得部33は、予約管理サーバ20が保持する予約情報のうち現在から所定期間未来の予約情報を取得する。所定期間はどのくらい先の会議まで会議室6の予約に関する情報を通知するかによって定まる。
The reservation
予約情報取得部33は、予約情報を取得した場合に仮削除と自動キャンセルのタスクを生成してタスクキュー499に登録する。タスクキュー499はFIFO(First In First Out)のキューであり、実行時刻が到来すると実行される。予約情報取得部33は、図4のCPU501がプログラムを実行すること等により実現される。
When the reservation information is acquired, the reservation
通知判断部34は、会議管理情報の中に通知する条件を満たす開始時刻の予約があるか否かを判断する。例えば、通知設定DB496を参照し、予約の開始時刻から逆算して設定された日時になると通知すると判断する。なお、例えばリマインダー用のボット、予約受付用のボット等、役割ごとにボットが分けられている場合、処理に応じてボットを特定する。通知判断部34は、図4のCPU501がプログラムを実行すること等により実現される。
The
会議情報通知部37は、通知判断部34が通知すると判断すると、ボットを識別する情報(例えばslackではトークン)及び通知先のグループを特定する情報を指定して会議室6の予約に関する情報を通知することをチャットサーバ10に要求する。なお、通知は何回に分けて行われるが、そのうちの少なくとも1回の通知に会議識別情報を含める。会議識別情報は、予約された会議室6を予約した時間帯に参加者が使用する権利を有することを会議管理サーバ30が確認するための情報である。会議情報通知部37は、少なくとも最終的な通知の前に会議識別情報を生成する。なお、会議識別情報は会議識別情報DB494に登録される。会議情報通知部37は、図4のCPU501がプログラムを実行すること等により実現される。
When the conference
制御情報生成部35は、会議管理情報DB493を参照して電子機器70の制御情報を生成し、制御情報を制御情報DB497に登録する。例えば、会議の開始時刻の数分前になると電子機器70の電源をONする制御情報を生成し、チェックアウトを検出すると電子機器70の電源をOFFする制御情報を生成する。制御情報は制御情報DB497に記憶される。制御情報生成部35は、図4のCPU501がプログラムを実行すること等により実現される。
The control
制御情報応答部36は、会議室6の会議室端末90から制御情報があるかどうかの問い合わせを受け付け、制御情報DB497を参照し、会議室6に対応する制御情報を会議室端末90に送信する。制御情報応答部36は、図4のCPU501がプログラムを実行すること等により実現される。
The control
利用管理部38は、会議室へのチェックイン・チェックアウトを管理する。また、主にチェックイン・チェックアウトに伴う会議のステータスを会議管理情報DB493に登録する。チェックインは、予約IDで特定される会議の開始時刻の例えば5〜10分前になると認められる。会議の開始時刻の例えば5〜10分前の時刻をチェックイン可能時刻(利用開始操作の可能時刻)という。そして、会議室端末90が送信する会議室IDと会議識別情報の組が会議識別情報DB494に登録されている場合にチェックインを許可する。利用管理部38はチェックインを許可した場合、仮削除と自動キャンセルのタスクを削除する(自動キャンセルしか削除できない場合もある)。利用管理部38は、図4のCPU501がプログラムを実行すること等により実現される。
The
タスク実行部40は、タスクキュー499に記憶されたタスクを定期的に確認して、実行時刻が到来したタスクを実行する。タスク実行部40は、仮削除時間T1が経過するまでにチェックイン要求が送信されない場合、タスクが削除されていないので、仮削除のタスクを実行することで(仮削除時間T1が経過すると)、予約情報を仮削除する。具体的には利用管理部38が予約情報のステータスを「仮削除」に変更する。また、タスク実行部40は、自動キャンセル時間T2までに会議室端末90からチェックイン要求が送信されない場合、タスクが削除されていないので、タスク実行部40が会議室の予約をキャンセルする(自動キャンセル)。具体的には利用管理部38が予約情報のステータスを「キャンセル済み」に変更する。
The
開始時刻から自動キャンセル時間T2が経過するまでは予約者がチェックインできる。仮削除時間T1の経過時から自動キャンセル時間T2が経過するまでの間に予約された、仮削除のステータスの予約情報と重複する予約情報は正式な予約情報となる。 The reservation person can check in from the start time until the automatic cancellation time T2 elapses. The reservation information that overlaps with the reservation information of the temporary deletion status, which is reserved between the time when the temporary deletion time T1 elapses and the time when the automatic cancellation time T2 elapses, becomes the formal reservation information.
なお、本実施形態で説明されるタスクは仮削除又は自動キャンセルのタスクであるが、時刻を契機に実行される種々のタスクを実行してよい。 Although the task described in this embodiment is a temporary deletion or automatic cancellation task, various tasks executed at the time may be executed.
予約制御部41は、仮削除の実行及び仮削除後のチェックインに応じて、予約管理サーバ20に対し予約の削除や復元を要求する。
The
予約部42は会議室端末90で今すぐ予約ボタンが押下された場合に、会議管理サーバ30の権限で会議室の予約を予約管理サーバ20に要求する。
When the reservation button is pressed immediately on the
また、会議管理サーバ30は記憶部49を有している。記憶部49は図4のRAM503及びHD504等により実現される。記憶部49には、対応付情報DB491、会議管理情報DB493、会議識別情報DB494、顧客ドメインDB495、通知設定DB496、制御情報DB497、会議室設定情報DB498、及び、タスクキュー499が記憶されている。
Further, the
表3は対応付情報DB491に記憶されている対応付情報の一例を示す。対応付情報は予約管理システムのアカウントとチャットシステムのグループを対応付ける情報である。対応付情報は、ワークスペース、チャンネル及びメンバアカウント1〜n(図ではn=4)の各項目を有する。ワークスペースとチャンネルは上記のとおりである。メンバアカウント1〜nには予約管理サーバ20が発行した各参加者のアカウントが登録される。また、表3に示すようにチャットシステムのアカウントが登録されてよい。グループに対して通知を行うためには予約管理サーバ20に対して会議を予約したユーザの予約管理サーバ20のアカウントと通知先のグループ及びチャンネルを特定するための情報(本実施形態ではワークスペースとチャンネル名)があればよく、必ずしもグループに所属するすべてのメンバのアカウントが登録されている必要はない。ただし、個人ユーザ宛に通知する場合、それぞれのチャットシステムのアカウント情報が必要なため、表3のように登録されていてもよい。
Table 3 shows an example of the correspondence information stored in the
表4は会議管理サーバ30の会議管理情報DB493が記憶する会議管理情報の一例を示す。会議管理情報DB493には予約情報が記憶されるので、表4では表1の予約情報DB291との相違を説明する。表4の会議管理情報はステータスの項目を有する。ステータスは、予約の状況を意味する。例えば、会議室6の予約に関する情報の通知済み、利用確定、チェックイン待ち、チェックイン済み、チェックアウト、仮削除、又は、キャンセル(取り消し)等の状況が登録される。
Table 4 shows an example of the conference management information stored in the conference
表5は会議識別情報DB494に記憶されている会議識別情報管理情報の一例を示す。会議識別情報管理情報は会議室6の予約ごとに会議識別情報を管理する情報である。会議識別情報管理情報は、予約ID、会議室ID、及び、会議識別情報の各項目を有する。これらについてはステータスを除き予約情報と同じであり(予約管理サーバ20から受信した予約情報)、既出であるため説明は省略する。なお、予約IDが登録されているのは、同じ会議室6の予約を識別するためである。ステータスは、予約の状況を意味する。例えば、会議室の予約に関する情報の通知済み、利用確定、チェックイン済み、チェックアウト、又は、キャンセル(取り消し)等の状況が登録される。
Table 5 shows an example of the conference identification information management information stored in the conference
表6は顧客ドメインDB495に記憶されている顧客ドメイン情報の一例を示す。顧客ドメイン情報は顧客のドメインと顧客の管理者のアカウントを管理する情報である。顧客ドメイン情報には顧客のドメイン名と顧客の管理者アカウントが対応付けて登録されている。表6の顧客のドメインは予約管理サーバ20が発行したアカウント(メールアドレス)のドメインである。また、管理者アカウントは、顧客の管理者(代表する)のアカウントである。なお、表6のアカウントは予約管理サーバ20が発行したものである。
Table 6 shows an example of the customer domain information stored in the
表7は通知設定DB496に記憶されている通知設定情報の一例を示す。通知設定情報は顧客ごとに通知に関する設定を保持する。通知設定情報には、顧客ドメイン名と通知設定が対応付けて登録されている。通知設定には、会議の開始時刻のどのくらい前に、会議室6の予約に関する情報を通知するかのタイミングが設定されている。あるいは決まった日時が設定されていてもよい。また、タイミングは1つである必要はなく、1つの顧客に複数回の通知設定が登録されていてもよい。
Table 7 shows an example of the notification setting information stored in the
表8は制御情報DB497に記憶されている制御情報の一例を示す。制御情報は会議室6の電子機器70を制御するための情報である。制御情報は、会議室ID、及び、制御内容の各項目を有する。制御内容は、電子機器70の具体的な制御方法である。会議管理サーバ30は電子機器70ごとに詳細な制御内容を設定できる。また、制御する時刻が登録されないのは、社外ネットワークの会議管理サーバ30から会議室端末90に送信することが困難であり、会議室端末90が会議管理サーバ30にアクセスし、この時、制御情報が生成されていれば制御内容を送信するからである。
Table 8 shows an example of the control information stored in the
表9は、会議室設定情報DB498に記憶されている会議室設定情報の一例を示す。会議室設定情報は会議室ごとの設定に関する情報である。会議室設定情報は会議室名称、会議室ID、会議室端末の状態、認証キー、管理開始フラグ、及び、アクセス時刻の各項目を有する。
・会議室名称は会議の参加者が認識している会議室の一般的な名称であり、例えば会議室の入り口に提示されているものをいう。
・会議室IDは上記のように会議室を一意に識別する識別情報である。簡易的には、会議室IDは予約管理サーバ20と共通とすることができる。また、変換テーブルを設けることで、予約管理サーバ20と別に管理者が設定することもできる。
・会議室端末の状態は会議室端末90の初期設定が終了したか、通信が可能か等を示す。
接続中 :例えばポーリングにより通信が確認できている状態
セットアップ前:初期設定の前
接続断 :一定期間(本実施形態ではM分)以上、通信がない状態
・認証キーは会議管理サーバ30が会議室端末90を認証するための認証情報となる。初期設定により認証キーが会議室端末90に送信される。認証キーは総当たり方式で特定できない程度に長い桁数の数字、アルファベット、記号などの組み合わせである。認証キーは会議管理サーバ30が決定しても管理者が決定してもよい。
・管理開始フラグは、会議室端末90の初期設定が終わった後に、会議室の管理を会議管理サーバ30が開始するか否かを示すフラグ(True:開始する False:開始しない)である。管理開始フラグがあることで、初期設定が完了してから会議室端末90の配置までのタイムラグで生じる不都合を抑制できる。
・アクセス時刻は、会議室端末90が定期的に要求する予約情報をN分ごとに記録した時刻である。予約情報の要求に限らず、会議室端末90と通信した時刻を記録してよい。N分、M分、ポーリングの間隔には以下の関係がある。
ポーリングの間隔<N分<M分
ポーリングごとにアクセス時刻を記録してもよい。しかし、ポーリング間隔が短い場合、会議管理サーバ30の会議室設定情報DB498の負荷が大きくなってしまう。そこで、ポーリングの間隔よりも大きいN分ごとにアクセス時刻を記録することにして、負荷を低減する。
Table 9 shows an example of the conference room setting information stored in the conference room setting
-The conference room name is a general name of the conference room recognized by the participants of the conference, for example, the one presented at the entrance of the conference room.
-The conference room ID is identification information that uniquely identifies the conference room as described above. Simply, the conference room ID can be shared with the
-The state of the conference room terminal indicates whether the initial setting of the
Connecting: For example, communication can be confirmed by polling Before setup: Before initial setting Connection disconnection: No communication for a certain period (M minutes in this embodiment) -The authentication key is the
The management start flag is a flag (True: start False: not start) indicating whether or not the
The access time is a time when the reservation information periodically requested by the
Polling interval <N minutes <M minutes The access time may be recorded for each polling. However, if the polling interval is short, the load on the conference room setting
会議室設定情報DB498に記憶されている会議室設定情報のうち、会議室名称、会議室IDは予め決まっているか、又は管理者が設定できる。予約管理サーバ20から送信されたものを使用してよい。会議室端末90の状態の初期状態(提供者の設定直後)はセットアップ前であるが、本実施形態で説明されるように通信の状況によって遷移する。認証キーは初期設定時に会議管理サーバ30が採番して設定する。管理開始フラグは管理者が設定する。アクセス時刻は会議管理サーバ30がN分ごとに記録する。
Among the conference room setting information stored in the conference room setting
表10はタスクキュー499に記憶されているタスクの一例を示す。タスクキュー499には時系列に会議管理サーバ30が実行すべきタスクが登録されている。タスクキュー499は、タスクID、実行時刻、タスク内容、及び、予約IDの各項目を有する。タスクIDはタスクを識別するための識別情報である。実行時刻はこのタスクを実行する時刻である。タスク内容は、タスクの具体的な内容である。予約IDは、会議管理情報DB493の予約情報を特定するために設定される。例えば、チェックインされた予約のタスクを削除するために設定される。なお、表10では、仮削除から自動キャンセルまでは5分となっていることがわかるが、あくまで一例である。
Table 10 shows an example of the tasks stored in the
会議室端末90からチェックイン要求が送信された場合、利用管理部38は会議管理情報DB493のステータスを「チェックイン済み」に更新するが、チェックインの検出により利用管理部38はタスクキュー499のタスクを削除する。すなわち、利用管理部38はステータスを「チェックイン済み」に更新した会議管理情報の予約IDでタスクキュー499のタスクを特定し、「仮削除」と自動キャンセルのタスクを削除する。これにより、チェックインしているのにキャンセルされることを防止できる。なお、「仮削除」又は自動キャンセルのタスクが実行済みの場合もある。
When a check-in request is sent from the
<<端末装置>>
図7は、端末装置60及び会議室端末90の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。登録端末50と電子機器70の機能については必要に応じて説明する。
<< Terminal device >>
FIG. 7 is an example of a functional block diagram showing the functions of the
端末装置60は、通信部61a、操作受付部61b、表示制御部61c、チャット通信部62、テキスト表示部63、アプリ通信部64、サーバ通信部65、表示制御部66、アプリ通信部67、及び、端末通信部68を有する。端末装置60が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成カテゴリのいずれかが、HD504からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。端末装置60ではチャットアプリ60aと会議アプリ60bが動作しているので、プログラムにはチャットアプリ60aと会議アプリ60bが含まれる。
The
通信部61aは、会議管理サーバ30及び予約管理サーバ20と各種の情報を送受信する。通信部61aは、図4のCPU501がプログラムを実行しネットワークI/F509を制御すること等により実現される。
The
操作受付部61bは、端末装置60に対する参加者の各種の操作を受け付ける。操作受付部61bは、図4のCPU501がプログラムを実行しキーボード511、ポインティングデバイス512等を制御すること等により実現される。
The
表示制御部61cは各種の画面の画面情報を解釈してディスプレイ506に表示する。操作受付部61bと表示制御部61cは例えばブラウザの機能を有し、Webアプリを実行できる。例えば、予約管理サーバ20から受信した予約設定画面を表示し、操作受付部61bは予約者が設定する予約情報を受け付ける。
The
チャットアプリ60aのチャット通信部62は、チャットサーバ10と各種の情報の送受信を行う。本実施形態ではチャットサーバ10から会議室6の予約に関する情報を受信し、既読であること、会議室6が利用される又はキャンセルされるか、等をチャットサーバ10に通知する。チャット通信部62は、図4のCPU501がプログラムを実行しネットワークI/F509を制御すること等により実現される。
The
チャットアプリ60aのテキスト表示部63は、チャットサーバ10から送信されたテキスト(会議室6の予約に関する情報)を表示する。例えば、発言元はボットでありボットが入力したかのようにテキストを表示する。テキスト表示部63は、図4のCPU501がチャットアプリ60aを実行すること等により実現される。
The
チャットアプリ60aのアプリ通信部64は、会議アプリ60bを呼び出すと共に会議識別情報を会議アプリ60bに送信する。チャットサーバ10は、会議室6の予約に関する情報を通知する際、会議アプリ60bを識別する情報を端末装置60に送信しているので、チャットアプリ60aはOSに対し会議アプリ60bを指定し会議識別情報の通知を依頼する。OSは会議アプリ60bを起動することができる。アプリ通信部64は、図4のCPU501がチャットアプリ60aを実行すること等により実現される。
The application communication unit 64 of the chat application 60a calls the
会議アプリ60bのサーバ通信部65は会議管理サーバ30と通信する。会議識別情報を含む2次元コードを会議管理サーバ30から取得することなどを行う。サーバ通信部65は図4のCPU501が会議アプリ60bを実行すること等により実現される。2次元コードはチェックイン時の認証に使用される。認証用の数桁の数字でもよい。
The
会議アプリ60bの表示制御部66は、会議識別情報が含まれる2次元コード等をディスプレイ506に表示する。表示制御部66は、図4のCPU501が会議アプリ60bを実行しグラフィクス・ドライバを制御すること等により実現される。
The
会議アプリ60bのアプリ通信部67は、OSを介して、チャットアプリ60aから各種の情報(会議室6の予約に関する情報に含まれる会議識別情報等)を取得する。アプリ通信部67は、図4のCPU501が会議アプリ60bを実行すること等により実現される。
The
端末通信部68は、会議室端末90と通信し会議識別情報等を送信する。端末通信部68は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信で会議室端末90の存在を検出し、会議室端末90を検出すると会議識別情報を送信する。また、会議室端末90に対し2次元コードを表示する機能を提供する。端末通信部68は、図4のCPU501が会議アプリ60bを実行すること等により実現される。
The
<<会議室端末>>
会議室端末90はサーバ通信部91、端末装置通信部92、操作受付部93、表示制御部94、電子機器通信部95、及び、予約情報要求部96を有する。会議室端末90が有するこれら各機能部は、図5に示された各構成カテゴリのいずれかが、EEPROM704からRAM503に展開されたプログラムに従ったCPU701からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
<< Meeting room terminal >>
The
サーバ通信部91は、サーバURL993を宛先にして会議管理サーバ30と通信する。会議室端末90は社内ネットワークに存在するため会議管理サーバ30から会議室端末90と通信することは困難である。このため、サーバ通信部91はポーリング(定期的に会議管理サーバ30と通信する)やWebSocketなどの通信技術で会議管理サーバ30と通信する。サーバ通信部91からの通信がない場合、会議室設定情報DB498に接続断が登録される。サーバ通信部91はHTTPなどの通信プロトコルで通信すればよく、通信プロトコルは特に制限しない。
The
本実施形態のサーバ通信部91は、チェックイン時に、端末装置通信部92が端末装置60から受信した会議識別情報又は手で入力された会議識別情報を会議管理サーバ30に送信する。また、サーバ通信部91は会議管理サーバ30から制御情報を受信する。サーバ通信部91は、図5のCPU701がプログラムを実行し無線LAN通信部613を制御すること等により実現される。
At the time of check-in, the
端末装置通信部92は端末装置60と通信する。本実施形態では会議識別情報等を受信する。端末装置通信部92は、図5のCPU701がプログラムを実行し近距離通信回路720を制御すること等により実現される。
The terminal
電子機器通信部95は、電子機器70と通信する。本実施形態ではサーバ通信部91が受信した制御情報を電子機器70に送信する。電子機器通信部95は、図5のCPU701がプログラムを実行し遠距離通信回路712を制御すること等により実現される。
The electronic
表示制御部94はディスプレイ718に端末アプリ90aが生成する画面を表示する。この画面はチェックイン、チェックアウトなどが可能な待ち受け画面である。表示制御部94は、図5のCPU701がプログラムを実行しディスプレイ718を制御すること等により実現される。
The
操作受付部93は会議室端末90に対する各種の操作を受け付ける。操作受付部93は図5のCPU701がプログラムを実行しタッチパネル721を制御すること等により実現される。
The
予約情報要求部96は、予約情報を取得する定期的なタイミングになるとサーバ通信部91を介して会議室IDと認証キーを繰り返し会議管理サーバ30に送信する。この応答として、予約情報要求部96はサーバ通信部91を介して予約情報を取得する。予約情報は変更があった場合にだけ取得すればよい。タイミングは数秒〜数分ごとの周期である。周期が短い方が早期に予約情報を更新できるが、通信負荷も高くなるため、両者を考量して決定される。本実施形態では例えば30秒とする。また、サーバ通信部91を介して少なくとも当日の会議室6の会議管理情報(予約情報)等を受信できる。
The reservation
予約情報要求部96が予約情報を会議管理サーバ30に要求できなくなる状況には、通信環境が悪化する場合がある。例えば、電波が干渉したり、無線LANのアクセスポイントが故障したり、電源がオフになっているような場合である。停電が起こった場合も通信環境が悪化すると考えられる。また、会議室端末90がハード的に故障した場合も通信は困難になる場合がある。また、端末アプリが起動していなかったり、バックグラウンドで動作したりしている場合、予約情報要求部96は予約情報を要求しない。いずれの場合も会議管理サーバ30は、会議室端末90の状態を「接続断」に設定する通信未検知状態を検出する。
In a situation where the reservation
また、会議室端末90は記憶部99を有している。記憶部99は図5のROM702及びEEPROM704等により実現される。記憶部99には会議室ID991、認証キー992、サーバURL993、会議室名称994、及び、電子機器70のIPアドレス995が記憶されている。会議室ID991、認証キー992、サーバURL993、及び、会議室名称994は会議室端末90の初期設定により記憶される。会議室ID991、認証キー992、サーバURL993により会議室端末90は会議管理サーバ30と通信して予約情報を取得できる。
Further, the
<仮削除時間と自動キャンセル時間の設定例>
仮削除時間T1と自動キャンセル時間T2は、会議室のキャンセルポリシー設定に管理者が設定できる。
<Example of setting temporary deletion time and automatic cancellation time>
The temporary deletion time T1 and the automatic cancellation time T2 can be set by the administrator in the cancellation policy setting of the conference room.
図8はキャンセルポリシー設定画面300の一例である。管理者は登録端末50を操作して会議管理サーバ30と接続させ、登録端末50にキャンセルポリシー設定画面300を表示させる。会議管理サーバ30はキャンセルポリシー設定画面300を例えばWebページ(Webアプリを含む)として登録端末50に提供する。
FIG. 8 is an example of the cancellation
キャンセルポリシー設定画面300は、ルール名欄301、入室方法欄302、仮削除時間欄303、自動キャンセル時間欄304、及び、リマインダー欄305、を有している。
・ルール名欄301…キャンセルポリシー設定画面300で設定される会議室の運用ルールを管理者が判別する名称である。
・入室方法欄302…予約者等がチェックインする方法(会議室端末90への会議識別情報の入力方法)である。会議識別情報の入力、画像コードの読み取り、又は、近距離通信、などがある。
・仮削除時間欄303…仮削除時間T1を設定するための欄である。なお、「仮削除時間欄303の仮削除時間T1≧自動キャンセル時間欄304の自動キャンセル時間T2」の関係でない場合、登録端末50が入力を受け付けないとよい。この場合、登録端末50は「仮削除時間T1<自動キャンセル時間T2となるように入力してください」などのメッセージを表示するとよい。
・自動キャンセル時間欄304…自動キャンセル時間T2を設定するための欄である。なお、「仮削除時間欄303の仮削除時間T1≧自動キャンセル時間欄304の自動キャンセル時間T2」の関係でない場合、登録端末50が入力を受け付けないとよい。この場合、登録端末50は「仮削除時間T1<自動キャンセル時間T2となるように入力してください」などのメッセージを表示するとよい。また、自動キャンセル時間T2には入力可能な上限値があってもよい。
・リマインダー欄305…会議室が予約されている旨を会議管理サーバ30がリマインドするタイミングの設定欄である。
The cancellation
-Rule name field 301: A name for the administrator to determine the operation rule of the conference room set on the cancellation
-Room entry method column 302: A method for a reservation person or the like to check in (a method for inputting conference identification information to the conference room terminal 90). Input of conference identification information, reading of image code, short-range communication, etc.
-Temporary
-Automatic
-
キャンセルポリシー設定画面300で設定された情報は会議管理サーバ30に送信される。予約情報取得部33は予約管理サーバ20から予約情報を取得すると、予約の開始時刻、仮削除時間T1及び自動キャンセル時間T2とに基づいてタスクキュー499にタスクを登録する。
The information set on the cancellation
<会議室端末が予約情報を取得する動作手順>
図9は会議室端末90が予約情報を取得する手順を示すシーケンス図の一例である。図9の処理は、初期設定が終了した状態からスタートする。
<Operation procedure for the conference room terminal to acquire reservation information>
FIG. 9 is an example of a sequence diagram showing a procedure for the
S1:予約者は端末装置60を操作して会議室の予約を予約管理サーバ20に設定する。
S1: The reservation person operates the
S2:予約管理サーバ20の予約情報管理部22は予約情報を予約情報DB291に保存する。
S2: The reservation
S3:予約管理サーバ20の通信部21は予約情報が変更されたことを会議管理サーバ30に送信する。これにより、会議管理サーバ30の予約情報取得部33は予約情報を同期するために、予約情報を要求する。変更通知に予約情報が添付されていてもよい。
S3: The
S4:予約情報取得部33は予約情報に基づいて仮削除と自動キャンセルのタスクを生成し、タスクキュー499に登録する。
S4: The reservation
以下の処理は、ポーリングの間隔(例えば30秒)ごとに実行される。 The following processing is executed every polling interval (for example, 30 seconds).
S5:ポーリングの間隔は、後述する待ち受け画面の更新に基づくものなので、会議室端末90の表示制御部94は画面更新を開始する。
S5: Since the polling interval is based on the update of the standby screen described later, the
S6:会議室端末90の予約情報要求部96はサーバURLで会議管理サーバ30を指定して、サーバ通信部91を介して会議室IDと認証キーを送信して予約情報を要求する。会議管理サーバ30の通信部31は予約情報の要求を受信して、予約情報送信部39が認証キーで認証する。本実施形態では認証が成功したものとする。
S6: The reservation
S7:会議管理サーバ30の予約情報送信部39は会議室IDで特定される予約情報を会議室端末90に送信する。会議室端末90の予約情報要求部96はサーバ通信部91を介して予約情報を受信する。表示制御部94は予約情報に基づいて待ち受け画面を更新する。待ち受け画面の一例を図11、図12に示す。
S7: The reservation
<会議予約の仮削除から自動キャンセルまでのシーケンス>
図10は、会議管理サーバ30における予約情報の仮削除と自動キャンセルの処理を説明するシーケンス図の一例である。
<Sequence from temporary deletion of meeting reservation to automatic cancellation>
FIG. 10 is an example of a sequence diagram illustrating a process of provisional deletion and automatic cancellation of reservation information in the
S11:タスクキュー499に登録された 仮削除の実行時刻になると、会議管理サーバ30のタスク実行部40はタスクに基づく予約の仮削除を予約制御部41に要求する。
S11: When the execution time of the temporary deletion registered in the
S12:予約制御部41は予約IDを指定して予約管理サーバ20に予約情報の削除を要求する。
S12: The
S13:予約管理サーバ20の予約情報管理部は予約IDで特定される予約情報を削除する 。すなわち、予約管理サーバ20には仮削除というステータスがないので、予約が削除され(又はキャンセルステータスになる)、重複する時間帯に別の予約を受け付けることができる。予約管理サーバ20に仮削除というステータスがある場合は、仮削除を要求すればよい。
S13: The reservation information management unit of the
S14:また、タスク実行部40はステータスを仮削除に変更するよう利用管理部38に要求する。利用管理部38は会議管理情報DB493のステータスを「仮削除」に変更する(第一のステータスの一例)。「仮削除」の状態では予約者がチェックイン可能である。
S14: Further, the
次に、仮削除の実行後にチェックイン操作が行われた場合を説明する。 Next, the case where the check-in operation is performed after the temporary deletion is executed will be described.
S15:会議室端末90が表示する待ち受け画面において予約者が後述する入室ボタンを押下する。会議室端末90の操作受付部93は押下を受け付け、サーバ通信部91はチェックイン要求を会議管理サーバ30に送信する。
S15: The reservation person presses the entry button described later on the standby screen displayed by the
S16:利用管理部38は会議識別情報に基づいてチェックインを許可するかどうかを判断する。チェックインを許可すると、予約制御部41にその旨を通知する。
S16: The
S17:予約制御部41はチェックインされた予約のステータスが仮削除であるかどうかを判断する。仮削除の場合、予約制御部41は予約管理サーバ20に予約の復元要求を行う。予約の復元要求は原則的に、新たな予約の要求である。仮削除した予約情報と同じ時間帯で同じ会議室の予約の登録を予約管理サーバ20に要求する。なお、開始時刻からの経過分だけ時間帯を後ろにずらしてもよい。例外的に、予約管理サーバ20に仮削除というステータスがある場合は、仮削除された予約を元の状態に戻す。この場合は仮削除した予約情報が同じ時間帯、同じ会議室で復活する。
S17: The
S18:予約管理サーバ20の予約情報管理部22は、新たに予約を登録する又は仮削除された予約を元の状態に戻す。
S18: The reservation
S19:また、利用管理部38はチェックインを許可したので、会議管理情報DB493のステータスを「チェックイン済み」に変更する。また、タスクキュー499の自動キャンセルのタスクを削除する。
S19: Also, since the
次に、チェックインされることなく、自動キャンセル時間T2が経過した場合を説明する。 Next, the case where the automatic cancellation time T2 has elapsed without being checked in will be described.
S20:タスクキュー499に登録された自動キャンセルの実行時刻になると、会議管理サーバ30のタスク実行部40は自動キャンセルの実行を予約制御部41に通知する。
S20: When the execution time of the automatic cancellation registered in the
S21:タスク実行部40は予約IDを指定して利用管理部38に、予約情報の自動キャンセルを通知する。利用管理部38は予約IDで特定される予約情報のステータスを「キャンセル済み」に変更する(第二のステータスの一例)。
S21: The
S22:予約制御部41は会議情報通知部37を介して予約がキャンセルされた旨をユーザに通知する。例えば、チャットサーバ10がボットを用いて予約がキャンセルされた旨をユーザに通知したり、電子メールを送信したりする。
S22: The
次に、自動キャンセル時間T2までにチェックインされることなく、他の予約が登録された場合を説明する。 Next, a case where another reservation is registered without being checked in by the automatic cancellation time T2 will be described.
S23:会議室端末90が表示する待ち受け画面においてユーザは後述する今すぐ利用ボタンを押下する。会議室端末90の操作受付部93は押下を受け付け、サーバ通信部91は予約要求を会議管理サーバ30に送信する。
S23: On the standby screen displayed by the
ステップS23では会議室端末90から会議室が予約されているが、ユーザは端末装置60を予約管理サーバ20に接続させて、会議室を予約することもできる。
In step S23, the conference room is reserved from the
S24:会議管理サーバ30の予約部42は、会議管理サーバ30の権限で、現在時刻から30分や1時間など決まった時間の予約要求を予約管理サーバ20に送信する。
S24: The
S25:予約管理サーバ20は他の予約が追加された旨を会議管理サーバ30に通知する。これにより、予約情報取得部33は予約管理サーバ20から最新の予約情報を取得する。なお、今すぐ利用ボタンの押下で予約された場合、仮削除や自動キャンセルのタスクは生成されない。ユーザがすでに会議室にいるためである。予約情報取得部33は予約情報の予約者が会議管理サーバ30の権限であることから、タスクの生成を行わない。また、利用管理部38は予約者が会議管理サーバ30の権限であることからチェックインを許可する。
S25: The
S26:予約情報取得部33は、最新の予約情報を予約制御部41に通知する。
S26: The reservation
S27:予約制御部41は、新たな予約の会議時間が仮削除のステータスの予約情報の会議時間と重なるか否かを判断する。重なる場合、予約制御部41は仮削除の予約情報のステータスをキャンセル済みに変更するよう利用管理部38に要求する。キャンセル済みになった予約情報は、有効な予約情報でなくなる(予約者がチェックインできない)。
S27: The
S28:予約制御部41は会議情報通知部37を介して予約がキャンセルされた旨をユーザに通知する。例えば、チャットサーバ10がボットを用いて予約がキャンセルされた旨をユーザに通知したり、電子メールで送信したりする。
S28: The
なお、「新たな予約」と「仮削除後のチェックイン」がほぼ同時に発生し、処理が競合した場合について補足する。「新たな予約」及び「仮削除後のチェックイン」は、どちらも予約管理サーバ20に予約の追加(予約の復元又は新規登録)が実行される。このような処理の競合が発生した場合の解決は、予約管理サーバ20の処理結果にならうものとする。一例として、ほぼ同時に予定が追加された場合、予約管理サーバ20は処理を受け付けた順番に予約処理を実施する。すでに予定が入っていた場合にはエラーとなる。すなわち、処理を受け付けた順が先の予約が優先される。
In addition, it supplements the case where "new reservation" and "check-in after temporary deletion" occur almost at the same time and the processing conflicts. For both "new reservation" and "check-in after temporary deletion", the reservation is added (restoration or new registration) to the
<待ち受け画面の一例>
図11、図12を参照して会議室端末90が表示する待ち受け画面について説明する。図11,図12はいずれも、現在、会議室が空き室だが、次の会議の開始時刻まで所定時間(例えば10分)内の場合に、会議室端末90が表示する待ち受け画面550の一例を示す。
<Example of standby screen>
The standby screen displayed by the
まず、図11は、予約情報が仮削除されていない場合の待ち受け画面である。待ち受け画面550には、現在の状況欄561、会議室名称欄562、会議名欄563、開始時刻欄564、終了時刻欄565、入室ボタン568、及び、この後の予約欄567、等が表示されている。
First, FIG. 11 is a standby screen when the reservation information is not temporarily deleted. On the
現在の状況欄561は、現在、会議室がどのような状況かを示す。開始時刻の10分前になると、ステータスが「チェックイン可」などに変わるので、表示制御部94は現在の状況欄561に「入室待ち」と表示し、入室ボタン568を表示することでチェックインを許可する。つまり、予約者はチェックインが可能になる。また、上記のように自動キャンセルのタスクが実行されるまでに会議室端末90がチェックイン要求を送信しないと、タスク実行部40が自動でキャンセルする。このため、表示制御部94は自動でキャンセルされるまでの時間569をカウントダウンし、現在の状況欄561に表示する。
The
会議室名称欄562には記憶部99に記憶されている会議室名称が表示される。会議名欄563には予約情報に含まれる会議名が表示される。開始時刻欄564、終了時刻欄565には予約情報に含まれる開始時刻、終了時刻がそれぞれ表示される。この後の予約欄567には、予約情報にしたがって、現在よりも後に予約されている各会議の開始時刻と終了時刻が表示される。
The conference room name stored in the
入室ボタン568は、ユーザがチェックインするためのボタンである。このボタンを押下すると、予約者は会議識別情報を入力することができる。予約者名欄570には予約者情報が表示される。この予約者は予約情報に含まれるアカウントでもよいし、会議管理サーバ30から予約者の氏名又はニックネームが送信されてもよい。
The
入室ボタン568が押下され、会議管理サーバ30に会議識別情報が送信され、チェックインが認められると、この会議室のステータスが「チェックイン済み」変更される。ステータスの変更は、会議室端末90が予約情報を受信することで待ち受け画面550にも反映される(例えば、入室ボタンが退室ボタンになる)。
When the
図12は、入室待ちの予約情報が仮削除された場合に表示される待ち受け画面の一例である。図12の説明において、図11において同一の符号を付した構成要素は同様の機能を果たすので、主に図12の主要な構成要素についてのみ説明する場合がある。 FIG. 12 is an example of a standby screen displayed when the reservation information waiting to enter the room is temporarily deleted. In the description of FIG. 12, since the components having the same reference numerals in FIG. 11 perform the same function, only the main components of FIG. 12 may be mainly described.
まず、ステータスが仮削除となった予約情報が会議室端末90に送信される。予約情報が送信されるため、会議室端末90は予約情報を継続して表示できる。
First, the reservation information whose status is temporarily deleted is transmitted to the
しかし、会議室端末90の表示制御部94はステータスが「仮削除」なので、「この会議は仮キャンセル時刻を過ぎています。予約者以外でも利用可能です。」というメッセージ572を表示する。すなわち、予約者以外でも利用可能な旨を表示する。
However, since the status of the
また、表示制御部94は、ステータスが「仮削除」なので、入室ボタンだけでなく、今すぐ利用ボタン571を表示する。今すぐ利用ボタン571は、予約者以外に会議室を利用したいユーザが押下するボタンである。表示制御部94は、このようにステータスが「仮削除」の場合、予約者もそれ以外のユーザもチェックインできる今すぐ利用ボタン571(第二の表示部品の一例)を、入室ボタン568(第一の表示部品の一例)と同時に表示する。したがって、会議室を使いたいユーザは自動キャンセル前に今すぐ利用ボタン571を押下して、会議室を予約し、チェックインすることができる。
Further, since the status of the
ステータスが仮削除の予約情報の待ち受け画面で今すぐ利用ボタン571が押下された場合、会議室端末90から会議管理サーバ30を介して、予約管理サーバ20に現在時刻から30分や1時間など決まった時間の予約要求が送信される。予約管理サーバ20ではすでに予約がキャンセルされているので、予約管理サーバ20は新たな予約を受け付ける。新たに登録された予約情報は会議管理サーバ30に送信されるので、会議管理サーバ30は会議管理情報DB493に予約情報を登録し、チェックインを許可する。今すぐ利用ボタン571による予約は会議管理サーバ30の権限で予約されるのでタスク生成や会議識別情報による認証なくチェックインできる。
When the
仮削除の時点で予約管理サーバ20から予約が削除されているため、会議室を使いたいユーザは予約管理サーバ20に対し直接の予約を行ってもよい。
Since the reservation has been deleted from the
<主な効果>
本実施形態の予約システムによれば、予約の仮削除により、仮削除された予定の予約者はチェックインする権利を保持しつつ、別のユーザが仮削除された予約と重複する時間帯に会議室を予約できるようになる。したがって、予約者には従来通りの猶予が認められ、会議室を使いたいユーザは従来(自動キャンセル)よりも早期に会議室の使用を開始できる。
<Main effect>
According to the reservation system of the present embodiment, due to the provisional deletion of the reservation, the reservation person who is scheduled to be provisionally deleted retains the right to check in, and another user has a meeting at a time zone overlapping with the provisionally deleted reservation. You will be able to reserve a room. Therefore, the reservation person is allowed the conventional grace, and the user who wants to use the conference room can start using the conference room earlier than the conventional (automatic cancellation).
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
<Other application examples>
Although the best mode for carrying out the present invention has been described above with reference to examples, the present invention is not limited to these examples, and various modifications are made without departing from the gist of the present invention. And substitutions can be made.
例えば、本実施形態では会議室端末90が待ち受け画面を表示したが、端末装置60が待ち受け画面を表示することもできる。この場合、端末装置60がメッセージ572を表示する。
For example, in the present embodiment, the
会議管理サーバ30は複数、存在してもよいし、会議管理サーバ30の機能が複数のサーバに分散されていてもよい。また、予約管理サーバ20と会議管理サーバ30が一体でもよい。
A plurality of
本実施形態に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、会議管理サーバ30は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
The group of devices described in this embodiment is merely one of a plurality of computing environments for implementing the embodiments disclosed herein. In one embodiment, the
また、本実施形態の予約システム100はWebサービスとも称することができる。Webサービスとはインターネット関連技術を応用して提供される各種のサービスである。例えば、会議室貸し出しサービス、各種のレンタルサービスが挙げられる。Webサービスを利用するシステムを利用システムという。
Further, the
また、以上の実施例で示した図6、図7などの構成例は、予約システム100の処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。しかし、各処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。予約システム100は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
Further, the configuration examples such as FIGS. 6 and 7 shown in the above embodiments are divided according to the main functions in order to facilitate the understanding of the processing of the
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。 Each function of the embodiment described above can be realized by one or more processing circuits. Here, the "processing circuit" as used herein is a processor programmed to perform each function by software, such as a processor implemented by an electronic circuit, or a processor designed to execute each function described above. It shall include devices such as ASIC (Application Specific Integrated Circuit), DSP (digital signal processor), FPGA (field programmable gate array) and conventional circuit modules.
30 会議管理サーバ
100 予約システム
30
Claims (8)
前記リソースの利用開始を受け付ける利用管理部と、
前記利用管理部が前記リソースの利用開始を受け付けることなく、前記リソースの利用開始時刻から第一の時間が経過した場合、前記リソースの予約を第一のステータスに変更する予約制御部と、を有し、
前記第一の時間が経過してから第二の時間が経過するまでの間、前記第一のステータスの予約の利用開始の受け付けと、前記第一のステータスの予約と重複する時間帯の新たな予約の登録のうち、早い方を優先して処理することを特徴とする情報処理装置。 An information processing device that manages the use of reserved resources.
The usage management unit that accepts the start of use of the resource,
The usage management unit has a reservation control unit that changes the reservation of the resource to the first status when the first time elapses from the usage start time of the resource without accepting the start of use of the resource. death,
From the lapse of the first time to the lapse of the second time, the acceptance of the start of use of the reservation of the first status and the new time zone overlapping with the reservation of the first status An information processing device characterized by giving priority to processing the earliest of the reservation registrations.
前記第一のステータスの予約と重複する時間帯の新たな予約の登録の方が、前記第一のステータスの予約の利用開始の受け付けよりも早い場合、前記利用管理部は、前記新たな予約に基づいて前記リソースの利用開始を許可することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 If the acceptance of the start of use of the reservation of the first status is earlier than the registration of a new reservation in the time zone overlapping with the reservation of the first status, the usage management unit starts using the resource. Allow and
If the registration of a new reservation in a time zone overlapping with the reservation of the first status is earlier than the acceptance of the start of use of the reservation of the first status, the usage management unit will make the new reservation. The information processing apparatus according to claim 1, wherein the start of use of the resource is permitted based on the above.
前記予約制御部は、前記リソースの予約のステータスを前記第一のステータスから、予約のキャンセルを意味する第二のステータスに変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 When a new reservation in a time zone that overlaps with the reservation of the first status is registered between the lapse of the first time and the lapse of the second time.
The information processing apparatus according to claim 1 or 2, wherein the reservation control unit changes the reservation status of the resource from the first status to the second status meaning the cancellation of the reservation.
前記利用管理部は、前記リソースの予約を受け付ける情報処理装置に対し、前記第一のステータスに変更した予約の削除を要求し、
前記第一の時間が経過してから第二の時間が経過するまでの間に、前記利用管理部が前記第一のステータスの予約の利用開始の受け付けた場合、前記利用管理部は、前記情報処理装置に対し、削除を要求した予約と同じ予約の登録を要求することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 When the first time elapses from the usage start time of the resource without the usage management unit accepting the start of use of the resource.
The usage management unit requests the information processing apparatus that accepts the reservation of the resource to delete the reservation changed to the first status.
When the usage management unit accepts the start of use of the reservation of the first status between the lapse of the first time and the lapse of the second time, the usage management unit receives the information. The information processing apparatus according to any one of claims 1 to 3, wherein the processing apparatus is requested to register the same reservation as the reservation requested to be deleted.
前記情報処理装置は、
前記リソースの利用開始を受け付ける利用管理部と、
前記利用管理部が前記リソースの利用開始を受け付けることなく、前記リソースの利用開始時刻から第一の時間が経過した場合、前記リソースの予約を第一のステータスに変更する予約制御部と、を有し、
前記第一の時間が経過してから第二の時間が経過するまでの間、前記第一のステータスの予約の利用開始の受け付けと、前記第一のステータスの予約と重複する時間帯の新たな予約の登録のうち、早い方を優先して処理し、
前記情報処理端末は、
前記第一のステータスに変更された予約に関する情報を受信する通信部と、
前記第一のステータスに応じて、前記リソースを予約者以外でも利用できる旨を表示する表示制御部と、
を有することを特徴とする予約システム。 A reservation system including an information processing device that performs processing related to resource reservation and an information processing terminal that displays information related to the resource received from the information processing device.
The information processing device is
The usage management unit that accepts the start of use of the resource,
The usage management unit has a reservation control unit that changes the reservation of the resource to the first status when the first time elapses from the usage start time of the resource without accepting the start of use of the resource. death,
From the lapse of the first time to the lapse of the second time, the acceptance of the start of use of the reservation of the first status and the new time zone overlapping with the reservation of the first status Of the reservation registrations, the earlier one is given priority and processed.
The information processing terminal is
The communication unit that receives the information about the reservation changed to the first status,
A display control unit that displays that the resource can be used by anyone other than the reserved person according to the first status.
A reservation system characterized by having.
前記情報処理装置の利用管理部は、前記第一の表示部品の押下を受け付けた旨に応じて、前記第一のステータスの予約の利用開始を受け付け、
前記情報処理端末が、前記第二の表示部品の押下を受け付けた場合、前記通信部は前記第二の表示部品の押下を受け付けた旨を前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置は、前記第一のステータスの予約と重複する時間帯の新たな予約の登録を受け付けることを特徴とする請求項6に記載の予約システム。 When the information processing terminal accepts the pressing of the first display component, the communication unit transmits to the information processing apparatus that the pressing of the first display component has been accepted.
The usage management unit of the information processing apparatus accepts the start of use of the reservation of the first status in response to the acceptance of the pressing of the first display component.
When the information processing terminal accepts the pressing of the second display component, the communication unit transmits to the information processing apparatus that the pressing of the second display component has been accepted.
The reservation system according to claim 6, wherein the information processing apparatus accepts registration of a new reservation in a time zone overlapping with the reservation of the first status.
利用管理部が、前記リソースの利用開始を受け付けるステップと、
前記利用管理部が前記リソースの利用開始を受け付けることなく、前記リソースの利用開始時刻から第一の時間が経過した場合、予約制御部が、前記リソースの予約を第一のステータスに変更するステップと、
前記第一の時間が経過してから第二の時間が経過するまでの間、前記第一のステータスの予約の利用開始の受け付けと、前記第一のステータスの予約と重複する時間帯の新たな予約の登録のうち、早い方を優先して処理するステップと、
を有することを特徴とする予約処理方法。 It is a reservation processing method by an information processing device that performs processing related to resource reservation.
The step in which the usage management department accepts the start of use of the resource,
When the first time elapses from the usage start time of the resource without the usage management unit accepting the start of use of the resource, the reservation control unit changes the reservation of the resource to the first status. ,
From the lapse of the first time to the lapse of the second time, the acceptance of the start of use of the reservation of the first status and the new time zone overlapping with the reservation of the first status Of the reservation registration, the step to process the earlier one with priority,
A reservation processing method characterized by having.
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---|---|---|---|
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