JP2021196146A - Management system for refrigerator and refrigerator - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書に開示する技術は、冷蔵庫の管理システムおよび冷蔵庫に関する。 The techniques disclosed herein relate to refrigerator management systems and refrigerators.
電気機器の故障を診断する技術が知られている。例えば、電気機器の設置時から所定期間内(学習期間内)における当該電気機器の運転状態のデータを収集し、収集したデータに基づいて電気機器に故障が生じ得ると判断する閾値を設定する。その後、当該電気機器の稼働中に取得された運転状態のデータ(すなわち、最新のデータ)が閾値を超えた場合に、当該電気機器に故障が生じ得ると判断する。この技術では、具体的には、運転状態のデータとして、冷凍機の吐出側圧力と、電気機器の温調温度のプルダウン時間と、電気機器の庫内温度と温調温度のプルダウン時間の差と、を取得する。 Techniques for diagnosing failures of electrical equipment are known. For example, data on the operating state of the electric device within a predetermined period (during the learning period) from the time of installation of the electric device is collected, and a threshold value for determining that the electric device may fail is set based on the collected data. After that, when the operating state data (that is, the latest data) acquired during the operation of the electric device exceeds the threshold value, it is determined that the electric device may fail. In this technology, specifically, as the data of the operating state, the pressure on the discharge side of the refrigerator, the pull-down time of the temperature control temperature of the electric device, and the difference between the pull-down time of the internal temperature of the electric device and the temperature control temperature are used. , To get.
上記の技術では、電気機器の扉の開閉や庫内の負荷等の外的要因によって、取得した運転状態のデータにばらつきが生じ易く、電気機器に故障が生じ得るか否かを正確に判断することが難しい。本明細書では、冷蔵庫に異常が生じていることを簡易な構成で精度良く判断することができる技術を提供する。 With the above technology, the acquired operating condition data is likely to vary due to external factors such as the opening and closing of the doors of electrical equipment and the load inside the refrigerator, and it is possible to accurately determine whether or not a failure may occur in the electrical equipment. It's difficult. The present specification provides a technique capable of accurately determining whether an abnormality has occurred in a refrigerator with a simple configuration.
本明細書に開示する冷蔵庫の管理システムは、前記冷蔵庫に所定処理を実行させる制御装置を備えている。前記制御装置は、前記所定処理において、予め定められた範囲で変化する第1の変数の変化と、前記第1の変数とは異なる第2の変数の変化とを監視する。前記制御装置は、前記所定処理において、前記第1の変数が予め定められた値に達したことを基準としたときに、前記第2の変数が所定の閾値を超えたことが検出された場合に、前記冷蔵庫に異常が生じていると判断する。 The refrigerator management system disclosed in the present specification includes a control device for causing the refrigerator to perform a predetermined process. The control device monitors a change in a first variable that changes within a predetermined range and a change in a second variable that is different from the first variable in the predetermined process. When the control device detects that the second variable exceeds a predetermined threshold value in the predetermined process based on the fact that the first variable reaches a predetermined value. In addition, it is determined that an abnormality has occurred in the refrigerator.
(実施例)
図面を参照して、実施例の管理システム2について説明する。図1は、冷蔵庫10の管理システム2の概略的な構成を示している。管理システム2は、冷蔵庫10の各構成部品に故障等の異常が生じているのか否かや、冷蔵庫10が経年的に稼働することに起因して冷蔵庫10の各構成部品に劣化等の異常が生じているのか否か等を判断する。図1に示すように、管理システム2は、冷蔵庫10及びサーバ100を備えている。冷蔵庫10及びサーバ100は、通信ネットワーク6を介して相互に通信可能に構成されている。通信ネットワーク6は、特に限定されないが、例えば、インターネット、有線LAN、無線LAN、あるいはこれらの組み合わせであってよい。
(Example)
The
図2に示すように、冷蔵庫10の本体には、貯蔵室として、冷蔵室44、野菜室46、製氷室48、小冷凍室50、及び主冷凍室52が設けられており、これらはそれぞれ扉44a〜52aによって開閉可能に構成されている。冷蔵室44及び野菜室46は冷蔵温度帯の貯蔵室であり、製氷室48、小冷凍室50及び主冷凍室52は冷凍温度帯の貯蔵室である。
As shown in FIG. 2, the main body of the
図1に示すように、冷蔵庫10は、表示部12、操作部14、コンプレッサ20、ヒータ22、温度センサ24、及び、制御部30を備えている。
As shown in FIG. 1, the
表示部12は、液晶パネルを有している。図2に示すように、表示部12は、扉44aの所定位置に内蔵されている。表示部12は、冷蔵庫10の機能や動作に関する情報を表示する。操作部14は、冷蔵庫10の各種機能の実行を入力する。本実施例では、操作部14は、タッチパネルとして、表示部12と一体に構成されている。操作部14は、ユーザによって指示が入力されると、当該指示に従った信号を制御部30に送信する。
The
コンプレッサ20は、主冷凍室52の後部に設けられた冷却室(不図示)の内部に設けられている。コンプレッサ20は、冷凍サイクルにおいて、不図示の冷却器が主冷凍室52内へ送る冷気を生成することに起因して気化した冷媒を圧縮し、圧縮した冷媒を不図示のコンデンサへ送り出す。ヒータ22は、上述した冷却室の内部に設けられている。ヒータ22は、上述した冷却器と主冷凍室52内との温度差によって発生した霜を加熱して除去するための除霜処理に用いられる。
The
温度センサ24は、主冷凍室52の内部に設けられており、主冷凍室52の内部の温度を検出する。温度センサ24により検出された温度は、制御部30に送信される。なお、冷蔵室44や野菜室46等の内部にも、同様の温度センサが設けられてもよい。
The
制御部30は、CPU32とメモリ34を備える。制御部30は、各部12、14、20、22、24に接続されており、これら各部の動作を制御する。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラムに従って各部の処理を制御するプロセッサである。メモリ34は、RAM、ROM等によって構成されている。また、メモリ34には、冷蔵庫10に異常が生じているか否かを判断するための閾値が記憶されている。閾値については後に詳述する。
The
サーバ100は、制御部130を備えている。サーバ100は、ネットワーク上に設置されるサーバであり、冷蔵庫10のベンダにより提供されるサーバであってもよいし、冷蔵庫10とは異なるベンダにより提供されるサーバであってもよい。制御部130は、CPU132とメモリ134を備えている。CPU132は、メモリ134に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。また、メモリ134は、冷蔵庫10の運転状態(例えば、後述するヒータ22の通電時間、コンプレッサ20の吐出圧力等)の標準データや、冷蔵庫10の実際の運転状態に応じて制御部30から受信した各種データ、冷蔵庫10に異常が生じているか否かを判断するための閾値(後述)を格納する。制御部130が実行する具体的な処理については後述する。
The
次に、管理システム2によって冷蔵庫10に異常が生じているのか否かを判断する処理について説明する。本実施例では、制御部30は、冷蔵庫10の除霜処理における各値の変化に基づいて、冷蔵庫10に劣化が生じているのか否かを判断する。
Next, a process of determining whether or not an abnormality has occurred in the
まず、図3及び図4を参照して、冷蔵庫10が正常である(すなわち、劣化や故障が生じていない)場合の除霜処理における、冷蔵庫10の各部の各値の変化について説明する。図3及び図4のグラフにおいて、参照番号200は主冷凍室52の庫内温度(℃)を示しており、参照番号202はコンプレッサ20の周波数(Hz)を示しており、参照番号204はコンプレッサ20の入力(W)を示しており、参照番号206はコンプレッサ20の吐出圧力(Mpa)を示しており、参照番号210は冷蔵室44の庫内温度(℃)を示している。また、図3及び図4において示されるタイミングT1〜T4は、それぞれ同じタイミングを表している。ただし、時間軸の縮尺の相違により、図3においてはタイミングT3、T4が同じ位置に示されている。
First, with reference to FIGS. 3 and 4, changes in each value of each part of the
図3及び図4に示す除霜処理は、所定周期で定期的に実行される。本実施例の冷蔵庫10では、除霜処理において、除霜を開始する前に、主冷凍室52の庫内温度を所定の低温度まで低下させる処理(以下、プレクールという。)を実行する。図3及び図4のタイミングT1において、制御部30は、コンプレッサ20の周波数を上昇させるとともに、冷凍サイクルを構成する他の各部品の動作を制御して、プレクールを実行する。これにより、主冷凍室52の庫内温度を所定の低温度(例えば、約−25℃)まで低下させる。プレクールでは、制御部30は、冷蔵庫10の状態(例えば、稼働年数等)に関わらず、主冷凍室52の庫内温度を当該所定の低温度まで低下させる。
The defrosting treatment shown in FIGS. 3 and 4 is periodically executed at a predetermined cycle. In the
その後、タイミングT2において、主冷凍室52の庫内温度が上記した所定の低温度まで低下する。すなわち、タイミングT1〜T2の期間が、プレクールに相当する。タイミングT1〜T2の期間では、図4に示すように、コンプレッサ20の吐出圧力は0.7Mpa前後で略横ばいに推移する一方、コンプレッサ20の入力はタイミングT2の直前で約100Wから急激に約40Wまで低下する。
After that, at the timing T2, the temperature inside the main freezing
制御部30は、タイミングT2において、主冷凍室52の庫内温度が当該所定の低温度まで低下したことを温度センサ24から受信すると、コンプレッサ20を停止させるとともにヒータ22を稼働させて、主冷凍室52の庫内温度を上昇させる。すなわち、制御部30は、タイミングT2において、除霜を開始する。除霜では、制御部30は、冷蔵庫10の状態(例えば、稼働年数等)に関わらず、主冷凍室52の庫内温度を所定の高温度(例えば、約8℃)まで上昇させる。
When the
その後、タイミングT3において、主冷凍室52の庫内温度が所定の高温度まで上昇する。すなわち、タイミングT2〜T3の期間(約25分)が、除霜に相当する。タイミングT2〜T3の期間では、図4に示すように、コンプレッサ20の入力はタイミングT2の直後に約110Wまで上昇して略横ばいに推移し、コンプレッサ20の吐出圧力は徐々に低下する。
After that, at the timing T3, the temperature inside the main freezing
制御部30は、タイミングT3において、主冷凍室52の庫内温度が当該所定の高温度まで上昇したことを温度センサ24から受信すると、ヒータ22を停止させる。すなわち、制御部30は、タイミングT3において、除霜を終了する。そして、図4に示すように、制御部30は、所定時間(例えば、6分)待機した後、タイミングT4において、主冷凍室52の冷却を開始する。すなわち、制御部30は、タイミングT4において、コンプレッサ20及び冷凍サイクルを構成する他の各部品を稼働させる。このとき、制御部30は、コンプレッサ20の周波数が予め定められた値(図3参照)に一致するようにコンプレッサ20の動作を制御する。これにより、コンプレッサ20の入力が急激に上昇(約85W)するとともに吐出圧力が急激に上昇(約0.6Mpa)する。その後、図3に示すように、タイミングT5において、主冷凍室52の庫内温度が所定の低温度(約018℃)まで低下すると、通常の冷却運転が再開される。
When the
続いて、図5〜図7を参照して、本実施例の管理システム2において、冷蔵庫10に故障や劣化等の異常が生じているか否かを判断する異常判定処理について説明する。本実施例では、図5〜図7に示すように、異なる3種類の処理によって、冷蔵庫10の異常を判定することができる。なお、図5〜図7の処理は、1つのみを実施してもよいし、いずれか2つを実施してもよいし、全てを実施してもよい。まず、図5に示す1つ目の態様について説明する。
Subsequently, with reference to FIGS. 5 to 7, an abnormality determination process for determining whether or not an abnormality such as a failure or deterioration has occurred in the
制御部30は、S10において、除霜処理を実行するタイミングが到来したのか否かを判断する。上述したように、除霜処理は、所定周期で定期的に実行される。制御部30は、除霜処理を実行するタイミングが到来したと判断する場合(S10でYES)、S12へ進む。
The
S12において、制御部30は、プレクールを実行する。すなわち、上述したように、制御部30は、主冷凍室52の庫内温度を低下させる。その後、S14において、制御部30は、温度センサ24の出力に基づいて、主冷凍室52の庫内温度が所定の低温度(約−25℃)まで低下したのか否かを判断する。制御部30は、主冷凍室52の庫内温度が所定の低温度まで低下したと判断する場合(S14でYES)にはS16へ進み、所定の低温度まで低下していないと判断する場合(S14でNO)にはプレクールを継続する。
In S12, the
S16において、制御部30は、除霜を実行する。すなわち、ヒータ22を稼働させ、主冷凍室52の庫内温度を上昇させる。その後、S18において、制御部30は、温度センサ24の出力に基づいて、主冷凍室52の庫内温度が所定の高温度(約8℃)まで上昇したのか否かを判断する。制御部30は、主冷凍室52の庫内温度が所定の高温度まで上昇したと判断する場合(S18でYES)にはS20へ進み、所定の高温度まで上昇していないと判断する場合(S18でNO)には除霜を継続する。
In S16, the
S20において、制御部30は、ヒータ22の稼働を停止して、除霜時間(すなわち、ヒータ22の通電時間)が所定の閾値を超えたか否かを判断する。上述したように、冷蔵庫10が正常である場合、除霜時間(図3及び図4のタイミングT2からタイミングT3までの時間)は約25分である。しかしながら、例えば、冷蔵庫10本体の断熱性能が劣化している(例えば、本体内部の断熱材の劣化等)場合、除霜におけるヒータ22の入力(すなわち、電流値)が一定であるにも関わらず、主冷凍室52の庫内温度が上昇し難く、タイミングT2からタイミングT3までの時間が上記時間を超える場合がある。このような場合に備え、制御部30は、冷蔵庫10が正常である場合の除霜時間(約25分)に基づいて、冷蔵庫10に異常が生じていると判断するための時間閾値を設定してメモリ34に記憶している。当該時間閾値は、特に限定されないが、例えば、50分である。制御部30は、S20において、除霜時間が当該時間閾値を超えたと判断する場合(S20でYES)にはS22へ進み、除霜時間が当該時間閾値を超えていないと判断する場合(S20でNO)にはS21においてコンプレッサ20を稼働させ、一連の処理を終了する。
In S20, the
S22において、制御部30は、所定期間内に除霜時間が時間閾値を超えたことが、所定回数以上検出されたのか否かを判断する。制御部30は、例えば、直近の一週間以内に、除霜時間が時間閾値を超えたことが2回以上検出されたのか否かを判断する。制御部30は、所定期間内に除霜時間が時間閾値を超えたことが、所定回数以上検出された場合(S22でYES)にはS26へ進み、所定回数以上検出されていない場合(S22でNO)にはS28へ進む。
In S22, the
S26において、制御部30は、異常情報を表示部12に表示する。異常情報は、冷蔵庫10に異常が生じていることを示す情報である。ここでは、制御部30は、例えば、冷蔵庫10の本体の機能(断熱性能)が劣化していることを示す情報を表示部12に表示する。また、S26では、制御部30は、S20でYESと判断された複数回の除霜処理それぞれにおける冷蔵庫10の運転状態(ヒータ22の通電時間や、冷凍サイクルを構成する部品の稼働状況等)の各種データを、冷蔵庫10の異常を検出した検出結果としてサーバ100へ送信する。
In S26, the
その後、S28において、制御部30は、コンプレッサ20を稼働させて通常の冷却運転を実行し、一連の処理を終了する。
After that, in S28, the
一方、サーバ100は、上述したS26において冷蔵庫10の制御部30から検出結果を受信して、当該検出結果を記憶する。このため、メモリ134には、過去に冷蔵庫10に異常が生じた際の複数の検出結果が記憶されている。制御部130は、当該複数の検出結果から、実際に異常が生じたと判断された際の除霜時間(ヒータ通電時間)とメモリ134に記憶された時間閾値とを比較する。そして、制御部30は、両者の差が所定範囲外である場合には、当該時間閾値を補正する。上記所定範囲は、特に限定されないが、例えば、5分から30分である。例えば、両者の差が5分よりも小さい場合には、実際には異常が生じているにも関わらず、ブレによってヒータ通電時間が時間閾値を超えずに、異常が検出されない場合がある。このような場合には、制御部130は、メモリ134に記憶されている時間閾値を50分から40分に補正して冷蔵庫10の制御部30に送信する。また例えば、両者の差が30分を超える場合には、実際には異常が生じていないにも関わらず、異常が生じていると誤検出してしまう場合がある。このような場合には、制御部130は、制御部130は、メモリ134に記憶されている時間閾値を50分から60分に補正して冷蔵庫10の制御部30に送信する。補正後の閾値を受信した冷蔵庫10の制御部30は、メモリ34に記憶されていた閾値を新たな閾値(すなわち、補正後の閾値)に更新して記憶する。なお、上述した所定範囲は、冷蔵庫10の稼働年数等に応じて適宜変更してもよい。
On the other hand, the
上述した図5の異常判定処理では、制御部30は、プレクールの実行によって、主冷凍室52の庫内温度が所定の低温度(約−25℃)に達したタイミングT2にヒータ22を稼働させる。その後、制御部30は、主冷凍室52の庫内温度が所定の高温度(約8℃)に達するまでの時間(すなわち、ヒータ22の通電時間)が予め定められた時間閾値を超えたことが検出された場合(S20でYES)に、冷蔵庫10に異常が生じていると判断する。上述したように、プレクールにおける所定の低温度及び除霜後における所定の高温度は、冷蔵庫10の状態に関わらず、一定の値に設定されている。すなわち、除霜処理における庫内温度は、予め定められた範囲で変化する。図5に示す態様では、予め定められた範囲で変化する変数(すなわち、庫内温度)を利用して、他の変数(すなわち、ヒータ22の通電時間)を閾値と比較することにより、冷蔵庫10に異常が生じているか否かを判断する。このように、本実施例では、予め定められた範囲で変化する変数を基準とするため、判定結果が外的要因に左右され難く、冷蔵庫10の異常を精度良く判断することができる。
In the abnormality determination process of FIG. 5 described above, the
また、上述した図5の異常判定処理では、冷蔵庫10に異常が生じているか否かを判断するために除霜処理以外のデータを利用しない。このため、冷蔵庫10の異常判定処理におけるデータ収集量が少なく、冷蔵庫10の負荷を低減することができる。
Further, in the abnormality determination process of FIG. 5 described above, data other than the defrosting process is not used in order to determine whether or not an abnormality has occurred in the
また、上述した図5の異常判定処理では、制御部30は、所定期間内に除霜時間が時間閾値を超えたことが所定回数以上検出された場合(S22でYES)には異常情報を表示(S26)し、所定回数以上検出されていない場合(S22でNO)には異常情報を表示しない。このため、冷蔵庫10に異常が生じていないにも関わらず、冷蔵庫10の構成部品の意図しない挙動や測定誤差に起因して除霜時間が時間閾値を超えてしまった場合等に、誤判定してしまうことを防止することができる。
Further, in the abnormality determination process of FIG. 5 described above, the
また、上述した図5の異常判定処理では、制御部30は、冷蔵庫10に異常が生じていると判断した場合(S20及びS22でYES)に、検出結果として除霜処理における各種データをサーバ100に送信する。このため、サーバ100は、受信した検出結果に基づいて実際に冷蔵庫10に異常が生じた際の冷蔵庫10の各構成部品の挙動を分析することができ、より正確な閾値を設定することができる。
Further, in the abnormality determination process of FIG. 5 described above, when the
(対応関係)
上述した実施例の第1の態様において、除霜処理、制御部30、サーバ100が、それぞれ「所定処理」、「制御装置」、「管理装置」の一例である。50分が「所定の閾値」の一例である。所定の低温度が「第1の温度」の一例であり、所定の高温度が「第2の温度」の一例である。
(Correspondence)
In the first aspect of the above-described embodiment, the defrosting process, the
次に、図6に示す2つ目の態様の異常判定処理について説明する。図6に示す態様では、メモリ34に記憶されている閾値が図5に示す態様とは異なっている。
Next, the abnormality determination process of the second aspect shown in FIG. 6 will be described. In the embodiment shown in FIG. 6, the threshold value stored in the
図6のS50〜S58の処理は、図5のS10〜S18の処理と同様である。制御部30は、S58において、主冷凍室52の庫内温度が所定の高温度まで上昇したと判断した場合、S60において、ヒータ22の稼働を停止した後、コンプレッサ20を起動させる。
The processing of S50 to S58 of FIG. 6 is the same as the processing of S10 to S18 of FIG. When the
S62において、制御部30は、コンプレッサ20の吐出圧力が所定の閾値を超えたか否かを判断する。上述したように、除霜後にコンプレッサ20を起動させる際には、コンプレッサ20の周波数が予め定められた値に一致するようにコンプレッサ20の動作が制御される。したがって、コンプレッサ20が正常である場合には、図4に示すように、タイミングT4の直後に、吐出圧力が約0.6Mpaまで上昇する。しかしながら、例えば、コンプレッサ20が劣化している場合、コンプレッサ20の起動時の周波数が一定であるにも関わらず、コンプレッサ20の吐出圧力が上記した値より高くなる場合がある。このような場合に備え、制御部30は、正常である場合のコンプレッサ20の吐出圧力(約0.6Mpa)に基づいて、冷蔵庫10(コンプレッサ20)に異常が生じていると判断するための圧力閾値を設定してメモリ34に記憶している。当該圧力閾値は、特に限定されないが、例えば、0.8Mpaである。制御部30は、S62において、吐出圧力が当該圧力閾値を超えたと判断する場合(S62でYES)にはS66へ進み、吐出圧力が当該圧力閾値を超えていないと判断する場合(S62でNO)にはS64へ進む。
In S62, the
S64において、制御部30は、コンプレッサ20の入力が所定の閾値を超えたか否かを判断する。S62と同様に、コンプレッサ20が正常である場合には、図4に示すように、タイミングT4の直後に、コンプレッサ20の入力が約85Wまで上昇する。しかしながら、例えば、コンプレッサ20が劣化している場合、コンプレッサ20の起動時の周波数が一定であるにも関わらず、コンプレッサ20に流れる電流が増大し、コンプレッサ20の入力が上記した値より高くなる場合がある。このような場合に備え、制御部30は、正常である場合のコンプレッサ20の入力(約85W)に基づいて、冷蔵庫10(コンプレッサ20)に異常が生じていると判断するための入力閾値を設定してメモリ34に記憶している。当該入力閾値は、特に限定されないが、例えば、100Wである。制御部30は、S64において、入力が当該入力閾値を超えたと判断する場合(S64でYES)にはS66へ進み、入力が当該入力閾値を超えていないと判断する場合(S64でNO)には冷蔵庫10に異常が生じていないと判断して一連の処理を終了する。
In S64, the
S66において、制御部30は、所定期間内に除霜後のコンプレッサ20の吐出圧力又は入力が上述した閾値(圧力閾値又は入力閾値)を超えたことが、所定回数以上検出されたのか否かを判断する。制御部30は、例えば、直近の一週間以内に、吐出圧力又は入力が閾値を超えたことが2回以上検出されたのか否かを判断する。制御部30は、所定期間内に閾値を超えたことが所定回数以上検出された場合(S66でYES)にはS70へ進み、閾値を超えたことが所定回数以上検出されていない場合(S66でNO)には一連の処理を終了する。なお、S66では、吐出圧力が圧力閾値を超えた回数と入力が入力閾値を超えた回数の和が所定回数以上検出された場合に肯定判断されてもよいし、いずれかの変数が閾値を超えたことが所定回数以上検出された場合に肯定判断されてもよい。
In S66, the
S70において、制御部30は、異常情報を表示部12に表示する。ここでは、制御部30は、例えば、コンプレッサ20の機能が劣化していることを示す情報を表示部12に表示する。また、S70では、制御部30は、S62又はS64でYESと判断された複数回の除霜処理それぞれにおける冷蔵庫10の運転状態(コンプレッサ20の吐出圧力や入力、冷凍サイクルを構成する他の部品の稼働状況等)の各種データを、冷蔵庫10の異常を検出した検出結果としてサーバ100へ送信する。制御部30は、S70を実行すると、一連の処理を終了する。
In S70, the
上述した図6の異常判定処理では、制御部30は、主冷凍室52の庫内温度が所定の高温度(約8℃)に達した後、コンプレッサ20を起動させる(S60)。そして、制御部30は、起動時のコンプレッサ20の吐出圧力又は入力が予め定められた閾値を超えたことが検出された場合(S62又はS64でYES)に、冷蔵庫10(コンプレッサ20)に異常が生じていると判断する。上述したように、除霜後におけるコンプレッサ20の起動時の周波数は、冷蔵庫10の状態に関わらず、一定の値に設定されている。図6に示す態様では、除霜後に予め定められた値に設定される変数(すなわち、コンプレッサ20の周波数)を利用して、他の変数(すなわち、コンプレッサ20の吐出圧力、又は入力)を閾値と比較することにより、冷蔵庫10に異常が生じているか否かを判断する。このように、本実施例では、予め定められた値に設定される変数を基準とするため、判定結果が外的要因に左右され難く、冷蔵庫10の異常を精度良く判断することができる。
In the abnormality determination process of FIG. 6 described above, the
(対応関係)
上述した実施例の第2の態様において、除霜処理、制御部30、サーバ100が、それぞれ「所定処理」、「制御装置」、「管理装置」の一例である。0.8Mpa又は100Wが「所定の閾値」の一例である。所定の高温度が「第3の温度」の一例である。
(Correspondence)
In the second aspect of the above-described embodiment, the defrosting process, the
次に、図7に示す3つ目の態様の異常判定処理について説明する。図7に示す態様では、メモリ34に記憶されている閾値が上述した2つの態様とは異なっている。
Next, the abnormality determination process of the third aspect shown in FIG. 7 will be described. In the embodiment shown in FIG. 7, the threshold value stored in the
図7のS80〜S90の処理は、図6のS50〜S60の処理それぞれと同様である。制御部30は、S92において、主冷凍室52の庫内温度が所定の低温度(約−18℃)まで低下したのか否かを判断する。除霜を実行すると、主冷凍室52の庫内温度が、通常運転における温度よりも高い温度(約8℃)まで上昇する。したがって、制御部30は、除霜を実行した後、冷凍サイクルを構成する各部品を稼働させ、庫内温度を所定の低温度(すなわち、主冷凍室52の通常運転の温度である約−18℃)まで低下させる。制御部30は、主冷凍室52の庫内温度が所定の低温度まで低下したと判断する場合(S92でYES)にはS94へ進み、所定の低温度まで低下していないと判断する場合(S92でNO)には主冷凍室52の冷却を継続する。
The processes of S80 to S90 in FIG. 7 are the same as the processes of S50 to S60 of FIG. In S92, the
S94において、制御部30は、主冷凍室52の冷却時間が所定の閾値を超えたか否かを判断する。上述したように、冷蔵庫10が正常である場合、除霜後の冷却時間(図3のタイミングT4からタイミングT5までの時間)は、約3時間である。しかしながら、例えば、冷蔵庫10本体の断熱性能が劣化している場合や、冷凍サイクルを構成する部材が劣化している場合、コンプレッサ20の周波数が一定であるにも関わらず、主冷凍室52の庫内温度が低下し難く、タイミングT4からタイミングT5までの時間が上記時間を超える場合がある。このような場合に備え、制御部30は、冷蔵庫10が正常である場合の冷却時間(約3時間)に基づいて、冷蔵庫10に異常が生じていると判断するための時間閾値を設定してメモリ34に記憶している。当該時間閾値は、特に限定されないが、例えば、3時間半である。制御部30は、S94において、冷却時間が当該時間閾値を超えたと判断する場合(S94でYES)にはS96に進み、冷却時間が当該時間閾値を超えていないと判断する場合(S94でNO)には一連の処理を終了する。S96及びS98は、図6のS66及びS70のそれぞれと同様である。
In S94, the
上述した図7の異常判定処理では、制御部30は、主冷凍室52の庫内温度が所定の高温度(約8℃)に達したタイミングT4においてコンプレッサ20を含む冷凍サイクルを稼働させ(S90)、当該タイミングT4から所定の低温度に達するタイミングT5までの冷却時間が、予め定められた閾値を超えたことが検出された場合(S94でYES)に、冷蔵庫10に異常が生じていると判断する。上述したように、除霜後におけるコンプレッサ20の起動時の周波数は、冷蔵庫10の状態に関わらず、一定の値に設定されている。図7に示す態様では、除霜後に予め定められた値に設定される変数(すなわち、コンプレッサ20の周波数)を基準として、他の変数(すなわち、庫内の冷却時間)を閾値と比較することにより、冷蔵庫10に異常が生じているか否かを判断する。このように、本実施例では、予め定められた値に設定される変数を基準とするため、判定結果が外的要因に左右され難く、冷蔵庫10の異常を精度良く判断することができる。
In the abnormality determination process of FIG. 7 described above, the
(対応関係)
上述した実施例の第3の態様において、除霜処理、制御部30、サーバ100が、それぞれ「所定処理」、「制御装置」、「管理装置」の一例である。3時間半が「所定の閾値」の一例である。所定の高温度が「第4の温度」の一例であり、所定の低温度が「第5の温度」の一例である。
(Correspondence)
In the third aspect of the above-described embodiment, the defrosting process, the
なお、上述した各処理において、除霜処理の挙動が予め定められた基準範囲内である場合に送信してもよい。上述した各処理では、除霜処理における庫内温度の変化やコンプレッサ20の周波数を基準として冷蔵庫10に異常が生じているか否かが判断される。ここで、例えば、除霜処理中に主冷凍室52の扉52aが開閉された場合や、除霜処理前の冷凍サイクルが安定していない場合等には、正常に除霜処理が実行された場合と比較して、庫内温度の変化率やコンプレッサ20を所定の周波数で稼働させた際のコンプレッサ20の吐出圧力又は電流値が変動し得る。すなわち、除霜処理が、正常時とは異なる挙動を示し得る。このような場合には、制御部30は、サーバ100に検出結果を送信しなくてもよい。このような構成とすることで、冷蔵庫10の挙動が安定している状況の運転状態に基づいて冷蔵庫10に異常が生じているか否かを判定することができるため、判定処理の精度を向上させることができる。なお、上記した状況が生じている場合には、上述した異常判定処理を中止してもよいし、異常判定処理を実行しなくてもよい。
In each of the above-mentioned treatments, transmission may be performed when the behavior of the defrosting treatment is within a predetermined reference range. In each of the above-mentioned treatments, it is determined whether or not an abnormality has occurred in the
(変形例)
上述した実施例において、冷蔵庫10は、ユーザに対して音声により情報を報知するためのスピーカをさらに備えていてもよい。この場合、図5のS26、図6のS70において、異常情報を音声により報知してもよい。
(Modification example)
In the above-described embodiment, the
また、上述した実施例では、冷蔵庫10の除霜処理における各値の変化に基づいて、冷蔵庫10に異常が生じているか否かを判断した。しかしながら、本明細書に開示の技術は、例えば、冷蔵庫10の出荷時の不良(すなわち、初期不良)を検出することも可能である。上述したように、コンプレッサ20を起動させる際には、コンプレッサ20の周波数が一定の値に制御される。このため、例えば、冷蔵庫10の出荷後に初めて電源を投入する際のコンプレッサ20の吐出圧力又は入力と、予め定められた閾値とを比較することによって、冷蔵庫10のコンプレッサ20に初期不良が生じているのか否かを判断してもよい。
Further, in the above-described embodiment, it was determined whether or not an abnormality has occurred in the
また、上述した実施例では、冷蔵庫10とサーバ100とが別体として設けられていたが、冷蔵庫10にサーバ100を内蔵してもよい。すなわち、冷蔵庫10自体が管理システムとして機能してもよい。また、冷蔵庫10の制御部30が異常判定処理を実行していたが、冷蔵庫10とは別個に設けられた制御装置により異常判定処理を実行してもよい。
Further, in the above-described embodiment, the
また、上述した実施例において、制御部30は、図5のS22、図6のS66、図7のS96の処理を実行しなくてもよい。すなわち、図5のS20でYESと判断された場合にS26へ進んでもよいし、図6のS62又はS64でYESと判断された場合にS70へ進んでもよいし、図7のS94でYESと判断された場合にS98へ進んでもよい。また、図5のS26、図6のS70、及び図7のS98において、検出結果をサーバ100に送信しなくてもよい。
Further, in the above-described embodiment, the
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 These embodiments and variations thereof are included in the scope of the invention described in the claims and the equivalent scope thereof, as are included in the scope and gist of the invention.
2:管理システム
6:通信ネットワーク
10:冷蔵庫
12:表示部
14:操作部
20:コンプレッサ
22:ヒータ
24:温度センサ
30:制御部
100:サーバ
2: Management system 6: Communication network 10: Refrigerator 12: Display unit 14: Operation unit 20: Compressor 22: Heater 24: Temperature sensor 30: Control unit 100: Server
Claims (10)
前記冷蔵庫に所定処理を実行させる制御装置を備えており、
前記制御装置は、
前記所定処理において、予め定められた範囲で変化する第1の変数の変化と、前記第1の変数とは異なる第2の変数の変化とを監視し、
前記所定処理において、前記第1の変数が予め定められた値に達したことを基準としたときに、前記第2の変数が所定の閾値を超えたことが検出された場合に、前記冷蔵庫に異常が生じていると判断する、
管理システム。 It ’s a refrigerator management system.
The refrigerator is equipped with a control device for executing a predetermined process.
The control device is
In the predetermined process, the change of the first variable that changes within a predetermined range and the change of the second variable that is different from the first variable are monitored.
In the predetermined process, when it is detected that the second variable exceeds a predetermined threshold value based on the fact that the first variable reaches a predetermined value, the refrigerator is used. Judge that something is wrong,
Management system.
前記制御装置は、前記第2の変数が前記所定の閾値を超えたことが検出された場合に、当該検出結果を含むデータを前記管理装置に送信する、請求項1又は2に記載の管理システム。 The management system is further equipped with a management device.
The management system according to claim 1 or 2, wherein the control device transmits data including the detection result to the management device when it is detected that the second variable exceeds the predetermined threshold value. ..
前記制御装置から受信した複数の前記検出結果に基づいて、前記第2の変数と前記所定の閾値との差が所定の範囲外である場合に、前記所定の閾値を補正して、補正した前記所定の閾値を前記制御装置に送信する、請求項3に記載の管理システム。 The management device stores the detection result received from the control device, and stores the detection result.
When the difference between the second variable and the predetermined threshold value is out of the predetermined range based on the plurality of detection results received from the control device, the predetermined threshold value is corrected and corrected. The management system according to claim 3, wherein a predetermined threshold value is transmitted to the control device.
前記第2の変数は、前記冷蔵庫の庫内温度を変化させる能力を示す変数である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の管理システム。 The first variable is a variable indicating the cooling state in the refrigerator.
The management system according to any one of claims 1 to 5, wherein the second variable is a variable indicating the ability to change the temperature inside the refrigerator.
前記第1の変数は、前記冷蔵庫の庫内温度であり、
前記第2の変数は、前記庫内を除霜するためのヒータの通電時間であり、
前記制御装置は、
前記除霜処理において、前記庫内温度を予め設定された第1の温度まで低下させた後に前記ヒータを起動させ、
前記庫内温度が予め設定された第2の温度に達するまでの前記通電時間が前記所定の閾値を超えた場合に、前記冷蔵庫に異常が生じていると判断する、請求項6に記載の管理システム。 The predetermined treatment is a defrosting treatment of the refrigerator.
The first variable is the temperature inside the refrigerator.
The second variable is the energization time of the heater for defrosting the inside of the refrigerator.
The control device is
In the defrosting treatment, the heater is started after the temperature inside the refrigerator is lowered to a preset first temperature.
The management according to claim 6, wherein it is determined that an abnormality has occurred in the refrigerator when the energization time until the temperature inside the refrigerator reaches a preset second temperature exceeds the predetermined threshold value. system.
前記第1の変数は、前記冷蔵庫のコンプレッサの周波数であり、
前記第2の変数は、前記コンプレッサの吐出圧力又は電流値であり、
前記制御装置は、
前記除霜処理において、前記庫内温度が予め設定された第3の温度に達した後に前記コンプレッサを所定の周波数で起動させ、
前記コンプレッサを起動させたときに、前記電流値又は前記吐出圧力が前記所定の閾値を超えた場合に、前記冷蔵庫に異常が生じていると判断する、請求項6に記載の管理システム。 The predetermined treatment is a defrosting treatment of the refrigerator.
The first variable is the frequency of the compressor of the refrigerator.
The second variable is the discharge pressure or current value of the compressor.
The control device is
In the defrosting process, after the temperature inside the refrigerator reaches a preset third temperature, the compressor is started at a predetermined frequency.
The management system according to claim 6, wherein it is determined that an abnormality has occurred in the refrigerator when the current value or the discharge pressure exceeds the predetermined threshold value when the compressor is started.
前記第1の変数は、前記冷蔵庫のコンプレッサの周波数であり、
前記第2の変数は、前記冷蔵庫の庫内温度を冷却する時間であり、
前記制御装置は、
前記除霜処理において、前記庫内温度が予め設定された第4の温度に達した後に前記コンプレッサを所定の周波数で起動させ、
前記コンプレッサを起動させた後、前記第4の温度よりも低く、予め設定された第5の温度まで前記庫内温度を冷却する前記時間が前記所定の閾値を超えた場合に、前記冷蔵庫に異常が生じていると判断する、請求項6に記載の管理システム。 The predetermined treatment is a defrosting treatment of the refrigerator.
The first variable is the frequency of the compressor of the refrigerator.
The second variable is the time for cooling the temperature inside the refrigerator.
The control device is
In the defrosting process, after the temperature inside the refrigerator reaches a preset fourth temperature, the compressor is started at a predetermined frequency.
When the time for cooling the inside temperature to a preset fifth temperature, which is lower than the fourth temperature after starting the compressor, exceeds the predetermined threshold value, the refrigerator is abnormal. The management system according to claim 6, wherein it is determined that a problem has occurred.
前記制御部は、
前記所定処理において、予め定められた範囲で変化する第1の変数の変化と、前記第1の変数とは異なる第2の変数の変化とを監視し、
前記所定処理において、前記第1の変数が予め定められた値に達したことを基準としたときに、前記第2の変数が所定の閾値を超えたことが検出された場合に、異常が生じていると判断する、
冷蔵庫。 It is equipped with a control unit that executes predetermined processing.
The control unit
In the predetermined process, the change of the first variable that changes within a predetermined range and the change of the second variable that is different from the first variable are monitored.
In the predetermined process, an abnormality occurs when it is detected that the second variable exceeds a predetermined threshold value based on the fact that the first variable reaches a predetermined value. Judge that
refrigerator.
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