JP2021195850A - 隣席用パーテーション - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用者同士の間に設置して使用できるパーテーションであって、その設置及び交換を簡易に行う事、隣り合う席に着座しして会話した際にも飛沫をガードできる事、及び着席や離席動作において障害を来さない事の少なくとも何れかの課題を解決する隣席用パーテーションを提供すること。【解決手段】 テーブルにおける隣り合う席同士の間に設けられるパーテーションであって、少なくともテーブル上における隣り合う席の間に展開する面を備えたパネル部材を備えており、当該パネル部材は前記テーブルを超えて隣り合う席同士の間に延伸する展開部を備えている隣席用パーテーションとする。【選択図】図1
Description
本発明は隣り合った席の間に設置して使用されるパーテーションに関し、特に飛沫をガードするのに適した隣席用パーテーションに関する。
従来から空間を仕切る為に様々なパーテーションが使用されている。かかるパーテーションは、オフィスの間仕切りや、飾りつけをしてインテリアとしての要素をもたせる為に使用されており、その材質や高さなどは様々なものが提供されている。
例えば特許文献1(特開平08−332136号公報)では、構造が簡単で、机等を移動することなく連結作業ができ、使用者に閉塞感を与えず、使用勝手に優れた作業用区画構成用間仕切りとして、側パネル体と、側パネル体の後端部に左右端部が連結される後面パネル体よりなり、前記側パネル体は、椅子に着席した使用者が椅子を回転しても膝頭が衝突しない様、下方部が前端から後方に向かって切り欠かれた足元切り欠き部と、後端部に形成された後面パネルの連結部を有し、後面パネル体に、前記連結部と連結される被連結部と、連結作業が後方から行える作業用空間と、連結部と被連結部と作業用空間を隠蔽する後面化粧パネルを有する作業用区画構成用間仕切りが提案されている。
また前記パーテーションは、飲食店等においてプライベートな空間を確保する為にも使用されている。例えば特許文献2(実用新案登録第3210049号公報)では、店舗に訪れた客がゆったりと安心して飲食することができる店舗用飲食テーブルの構造において、店側と客席側とを隔てる隔壁に沿って延設されたカウンター型テーブル本体を複数の間仕切り部材で仕切って個別の客用飲食スペースとしたテーブル構造に関する考案が提案されている。
そして近年では、ウイルスや細菌などの病原体の飛沫感染を阻止することを目的として、テーブルやカウンターに設置して使用する卓上パネルも提案されている。例えば非特許文献1(株式会社菅原工 芸、"ウイルス対策用飛沫感染対策アクリル(透明)窓あきパーテーション スタンド付板厚(3ミリ) 約550×600 スタンド4個付"[online]、[令和2年4月18日検索]、インターネット <https://item.rakuten.co.jp/hazaiya/10001636/?s−id=rk_shop_pc_rnkInShop>)では、ウイルス対策用として飛沫防止のための感染対策アクリル板が開示されている。この感染対策アクリル板は下端中央に開口する窓が開いたアクリル板であって、自立のためのスタンドを伴って構成されている。
株式会社菅原工芸、"ウイルス対策用飛沫感染対策アクリル(透明)窓あきパーテーション スタンド付板厚(3ミリ) 約550×600 スタンド4個付"[online]、[令和2年4月18日検索]、インターネット <https://item.rakuten.co.jp/hazaiya/10001636/?s−id=rk_shop_pc_rnkInShop>
前記特許文献1では、椅子に着席した使用者が椅子を回転しても膝頭が衝突しない様に、側パネル体の下方部が前端から後方に向かって切り欠かれた足元切り欠き部を備える作業用区画構成用間仕切りが提案されている。しかしながら、当該間仕切りは床に設置して使用されるものであり、簡易に設置又は交換することが困難なものとなっていた。
また特許文献2では、カウンター型テーブル本体を複数の間仕切り部材で仕切って個別の客用飲食スペースとすることを開示しているが、間仕切り部材はテーブルを超えて伸びるものとはなっていなかった。この為、当該間仕切りはテーブルの上部における空間しか仕切ることができなかった。
そして非特許文献1ではウイルス対策用として飛沫防止用のアクリル板が開示されていが、これは対面時における利用者間に設置するものであり、隣り合っている利用者同士間に配置して使用されるものではない。
そこで本発明は利用者同士間に設置して使用できるパーテーションであって、その設置及び交換を簡易に行う事、隣り合う席に着座しして会話した際にも飛沫をガードできる事、及び着席や離席動作において障害を来さない事の少なくとも何れかの課題を解決する事のできる隣席用パーテーションを提供するものである。
本発明者は鋭意研究の結果、テーブルにおいて隣り合う席同士(即ち、横に隣り合っている席同士)の間に設置可能な卓上パーテーションであって、両席の間を仕切るパネル部材を改良することで前記課題の少なくとも何れかを解決し、本発明を完成させたものである。
即ち本発明では、テーブルにおける隣り合う席同士の間に設けられるパーテーションであって、少なくともテーブル上における隣り合う席の間に展開する面を有するパネル部材を用いてなり、当該パネル部材は前記テーブルを超えて隣り合う席同士の間に延伸する展開部が設けられている隣席用パーテーションを提供する。
上記パネル部材は平面視L字状や、側面視Λ字状、L字状又は逆向きT字状などの形状として自立可能に形成する他、他の部材によって支持可能な板状に形成することができる。また当該パネル部材は平面又は平面を曲折させて形成する他、湾曲した形状であっても良い。更に当該パネル部材は透明または半透明に形成する他、不透明に形成することもできる。特に透明または半透明に形成する場合には、樹脂又はガラスを用いて形成することができる。
また当該パネル部材はテーブル上(本明細書中では「卓上」とも言う)に載置して設置する他、テーブルに固定したり、或いは他のパネルに固定して設置することができる。但し、テーブルへの設置や取り外しを容易に行う上ではテーブル上に載置して設置できる卓上型隣席用パーテーションとして形成することが望ましい。よって、当該隣席用パーテーションは、更に前記テーブル上に前記パネル部材を立設させる土台部材を備えており、前記パネル部材は、当該土台部材に対して着脱自在に設けることができる。
そして前記土台部材でパネル部材を支持する場合には、前記パネル部材は、先端下方に設けられた前方に突出する第1爪部と、下辺に設けられた下方に突出する第2爪部とを備えて形成し、前記土台部は前記パネル部材を挟持する対向配置された壁部と、前記第1爪部を収容する第1孔部と、前記第2爪部を収容する第2孔部とを備える隣席用パーテーションとすることができる。
かかる土台部材は、テーブルに安定して載置できるように逆向きL字又はT字状に形成することができ、またテーブルの端部を挟んで保持するクランプを設けて形成することもできる。かかる土台部材は少なくとも前記パネル部材を起立状態で保持し、その倒伏を阻止できるように形成する必要がある。また、前記パネル部材はテーブルを超えて隣り合う席同士の間に(即ち手前側に)延伸する展開部を備えていることから、当該展開部の重さによって脱落することの無い様に、当該パネル部材を保持できるように形成する必要がある。
また前記パネル部材は立上げ状に設けられた支柱で、テーブル上に固定することもできる。かかる支柱はテーブルの上に載置又は固定して設ける他、テーブルの端部に固定したり、或いはテーブルが設置されている床面から立ち上がっていても良い。
そして本発明では、前記課題の少なくとも何れかを解決する為に、隣り合う席を設けた1又は2以上のテーブルを用いて構成された飲食施設であって、当該隣り合う席同士の間には、前記本発明の隣席用パーテーションを配置している飲食施設を提供する。かかる飲食施設においては着席者同士が会話したとしても、その飛沫は当該隣席用パーテーションによってガードされることから、感染症対策を施した飲食施設とすることができる。
本発明の隣席用パーテーションは、少なくともテーブル上における、横に隣り合っている席の間に展開する面を備えたパネル部材を備えており、当該パネル部材は前記テーブルを超えて隣り合う席同士の間に延伸する展開部を備えている。かかる隣席用パーテーションを使用した際には、テーブルにおいて隣り合って着席した者同士の間には、テーブル上の領域のみならず、着席者同士の間にもパネル部材の展開部が存在することになる。その結果、隣り合って着座した者同士が会話した場合であっても、当該展開部の存在によって飛沫の拡散を阻止することができる。
また、当該隣席用パーテーションが、テーブル上に前記パネル部材を立設させる土台部材を備えており、前記パネル部材は、当該土台部材に対して着脱自在に設けた場合には、当該隣席用パーテーションの卓上への設置を容易に行うことができる。また、当該隣席用パーテーションを卓上に設置する事により、テーブルの下に延伸する脚などを不要とすることができ、その結果、着席や離席動作において障害を来さないようにした隣席用パーテーションとすることができる。
更に、前記パネル部材は、先端下方に設けられた前方に突出する第1爪部と、下辺に設けられた下方に突出する第2爪部とを備えており、前記土台部は前記パネル部材を挟持する対向配置された壁部と、前記第1爪部を収容する第1孔部と、前記第2爪部を収容する第2孔部とを備えて形成した場合には、卓上に設置した土台部材に対するパネル部材の着脱を簡易に行うことができ、汚れた時の交換作業をスムーズに行うことができる。
以下、図面を参照しながら、本実施の形態にかかる隣席用パーテーション10を具体的に説明する。特に本実施の形態では卓上に設置するのに適した隣席用パーテーション10としているが、その他にも吊り下げて保持する隣席用パーテーション10としても良い。
図1は第1の実施の形態に係る隣席用パーテーション10の設置状態を示す斜視図であり、図2は当該隣席用パーテーション10の使用状態を示す側面図であり、図3は当該隣席用パーテーション10の組立状態を示す斜視図である。
この図1〜3に示す第1の実施の形態に係る隣席用パーテーション10は、テーブルTの上に載置する土台部材30と、この土台部材30で支持するパネル部材20とで形成している。使用に際しては、図1に示す様に、土台部材30をテーブル上に載せ置いて、当該土台部材30でパネル部材20を立設・保持することにより、パネル部材20をテーブル上に立ち上がった状態で設置することができる。特に、この隣席用パーテーション10において、パネル部材20は、テーブル上における隣り合う席の間に展開する面を備えていることから、テーブルを超えて延出することができる。これにより、実際に隣り合う席に着いた際には、図2に示す様に着席者同士の間に当該展開部18が存在することになる。その結果、隣り合った席に着座した者同士が会話した際にも、両者間には当該パネル部材20が存在することから、飛沫の侵入や拡散を阻止することができる。この点、仮にパネル部材20がテーブル上の領域だけに存在する場合には、当該テーブル上における飛沫の拡散は阻止できるものの、着席者同士の会話においては、飛沫をガードすることができない。
本実施の形態に係る隣席用パーテーション10では、当該展開部18を設けることにより、着座した状態での会話においても、隣席同士における飛沫の拡散を阻止する事ができ、衛生管理を徹底することができる。
特に、当該隣席用パーテーション10は、会食を行うテーブル等に設置する場合には、少なくともパネル部材20は透明又は半透明に形成することが望ましい。特に会食に際しては隣席同士における会話も必要であり、当該隣席用パーテーション10の存在を意識することなく会話を行い得るようにするためである。
なお、本実施の形態では、当該隣席用パーテーション10を平テーブルに設置した状態を示しているが、当然のことながら円卓にも設置することができる。特に円卓に設置する場合であっても、当該隣席用パーテーション10は円卓に着席する隣席者同士の間に設置することになり、その結果当該隣席用パーテーション10は放射状に配置することができる。そして、かかるテーブルを1又は2以上設置して構成した飲食施設では、横に隣り合う着席者同士の間にもパネル部材20が存在することから、感染症対策を施した飲食施設とすることができる。
そして上記本実施の形態に係る隣席用パーテーション10は、土台部材30とパネル部材20を着脱自在とし、パネル部材20の交換を容易に行うことができるように構成している。図3は当該パネル部材20と土台部材30との連結状態を示す分解図である。
本実施の形態において、前記パネル部材20は四角形の板として形成されており、その先端側の下方(下辺寄り)には、矩形に突出する第1爪部11を設けている。また下辺には、下方向かって矩形に突出する第2爪部12を設けている。かかる第1爪部11や第2爪部12は、本実施の形態では矩形に形成しているが、当然ながらその他の形状であっても良く、少なくとも後述する土台部材30に形成した第1孔部34と第2孔部35と、それぞれ相補的に係合または嵌合する形状であれば、各種形状であって良い。
また、当該パネル部材20はその他の形状であっても良く、例えば半円形状に形成したり、前記展開部18の高さを高く又は低くした段状に切り欠いた形状であっても良い。更には、当該パネル部材20の全体を企業ロゴやキャラクターなどの各種の意匠を施した輪郭形状に形成しても良い。
そして上記パネル部材20は、テーブル上に載せ置かれた土台部材30によって保持され、テーブル上に立設させることができる。かかる土台部は、本実施の形態では、長さ方向に沿って延伸して起立する対向配置された壁部31と、当該壁部同士の間に確保された溝部33と、前記壁部31の下端からテーブル面に沿って展開するプレート部32とを備えて形成している。当該対向配置された壁部31は前記パネル部材20の下端側を挟持するものとして機能することができ、即ち両壁部31の間に確保された溝部33に前記パネル部材20を挟み込むことができる。かかる壁部31の高さは、当該パネル部材20の倒伏を阻止できる高さに形成されていればよく、少なくとも1cm以上の高さで形成することが望ましい。
そして当該土台部材30において、壁部31の先端側には、前記パネル部材20に形成した第1爪部11が差し込まれて、これを収容する第1孔部34を形成している。かかる第1孔部34の形成位置や、大きさ及び形状は、前記第1爪部11の大きさや形状によって任意に変更することができる。また前記溝部33の底部には、前記パネル部材20に形成した第2爪部12を収容する第2孔部35を形成している。かかる第2爪部12の形成位置や、大きさ及び形状は前記第2爪部12の大きさや形状によって任意に変更することができる。
以上のように形成したパネル部材20と土台部材30とは、図3に示す様に溝部33の上方からパネル部材20の下端側を差し入れて、その先端側の第1爪部11を土台部材30の第1孔部34に差し入れる。そしてパネル部材20を更に溝部33内に差し込んで、第2爪部12をパネル部材20の第2孔部35に差し込む。その結果、当該パネル部材20は、その前端側が前記第1爪部11と第1孔部34との相補的な嵌合によって持ち上がりが阻止され、且つ前記第2爪部12と第2孔部35との相補的な嵌合によって、土台部材30の長さ方向(後端方向)への引き抜きを阻止することができる。よって、パネル部材20を土台部材30に確実に取り付けながらもその脱着動作をスムーズに行う事のできる隣席用パーテーション10が実現する。
特に本実施の形態では、前記パネルにおいて展開部18の張り出し長さを、その全体の長さの20%〜50%、望ましくは30%〜35%としている。このように形成することにより、隣席者同士の会話時における飛沫をガードしながらも、展開部18における重さによる落下を阻止することができる。
また本実施の形態に係る隣席用パーテーション10は、テーブルTの上に設置するだけである事から、テーブルの厚さに関係なく設置することができ、またテーブルクロスを設けている場合であっても、テーブルクロスに影響することなく設置することができる。よって、如何なるテーブルであっても設置できる隣席用パーテーション10となっている。
図4は第2の実施の形態に係る隣席用パーテーション10を示しており、図4(A)は組立前における要部縦断面、図4(B)組立後における要部縦断面をそれぞれ示している。特にこの実施の形態に係る隣席用パーテーション10では、前記パネル部材20が、土台部材30に取り付けた状態において先端側(即ち展開部18とは反対側)に重心が来るように形成している。これにより、設置後におけるパネル部材20のグラつきやパネル部材20の落下の可能性を減じることができる。
即ち本実施の形態に係る隣席用パーテーション10において、パネル部材20は展開部18の下方を延伸させて脚部13を形成しており、当該脚部13の高さH1は、前記土台部材30におけるプレート部32の高さH2と同じか、又はプレート部32の高さH2よりも大きく(高く)形成している。そして土台部材30における溝部33に挿入される領域の下辺は、一点鎖線で示す水平ラインよりも先端側が高くなるように傾斜面14として形成している。その結果、当該パネル部材20を前記土台部材30の溝部33内に挿入配置した際には、図4(B)に示す様に、当該パネルは前記傾斜面14によって、図4中に矢印Rで示す様に前傾姿勢(前倒しの姿勢)となり、展開部18とは反対側(先端側)に重心が来るようにすることができる。その結果、当該パネル部材20の脱落のおそれを減じることができると共に、前傾姿勢によってパネル部材20は安定することから、設置後におけるグラつきやガタ付きを無くすことができる。
図5は第3の実施の形態に係る隣席用パーテーション10を示す(A)設置状態を示す斜視図、(B)設置状態を示す斜視図である。特にこの実施の形態では、前記パネル部材20をテーブル上に立設させるために機能する土台部材30を、パネル部材20と一体化して形成した隣席用パーテーション10となっている。即ち、パネル部材20の下端側に、テーブルTの天板を差し込む切り欠き部15を形成すると共に、当該切り欠き部15の下側片17の上面、及びパネル部材20の先端下側に、天板の展開方向に広がるプレート状の支持片16を設けている。かかる支持片16は本実施の形態では矩形の板状に形成しているが、その他にも円形、楕円形の他、棒状であっても良い。また当該支持片16はパネル部材20が厚さ方向に倒伏するのを阻止する為に機能することから、当該機能を確保できる程度の長さに形成する必要がある。よって、当該支持片16の形状や長さはパネル部材20の高さとの関係で適宜調整することができる。
前記パネル部材20は、テーブルTの天板を超えて延伸する展開部18を備えており、前記切り欠き部15は当該展開部18まで帯状に切り欠いている。かかる切り欠き部15はテーブルTの天板を嵌め込む大きさに形成しており、当該切り欠き部15に天板を差し込むことにより、当該パネル部材20における展開部18が落下する等の脱落を阻止することができる。特に本実施の形態では、当該切り欠き部15の下側片17の上面には前記支持片16を形成していることから、当該支持片16がテーブルの天板下面に当接し、隣席用パーテーション10の脱落を阻止することができる。
このように形成した第2の実施の形態に係る隣席用パーテーション10では、テーブルに設置した際にテーブル上に広がるのは、パネル部材20の先端下側に設けた支持片16だけであることから、テーブル上をスッキリさせ、テーブル上を有効に活用することができる。
なお、本実施の形態に係る隣席用パーテーション10を設置するテーブルは、その天板の厚さが様々である。よって各種テーブルに設置できるように、前記切り欠き部15は各種の幅のものを提供するか、或いは当該切り欠き部15にブラシなどを含む弾性部材を設けて、切り欠き幅を自在に調整できるように形成するのも望ましい。更に、当該切り欠き部15における下側片17の先端、即ち支持片16を設けた位置に切り欠き部15の幅方向に進退自在なシャフトを設けて、当該シャフトとパネル部材20の下面との間で、天板を挟むように形成しても良い。
本発明の隣席用パーテーションは、隣り合った席の間に設置して使用するパーテーションとして利用することができ、隣り合った者同士のプライバシーを確保する他、隣り合った者同士の会話に際しての飛沫をガードするための隣席用パーテーションとして利用することができる。
10:隣席用パーテーション、13:脚部、14:傾斜面、15:切り欠き部、16:支持片、17:下側片、18:展開部、20:パネル部材、30:土台部材、31:壁部、32:プレート部、33:溝部、T:テーブル
Claims (4)
- テーブルにおける隣り合う席同士の間に設けられるパーテーションであって、
少なくともテーブル上における隣り合う席の間に展開する面を有するパネル部材を用いてなり、
当該パネル部材は前記テーブルを超えて隣り合う席同士の間に延伸する展開部が設けられている事を特徴とする、隣席用パーテーション。
- 更に前記テーブル上に前記パネル部材を立設させる土台部材を備えており、
前記パネル部材は、当該土台部材に対して着脱自在に設けられている、請求項1に記載の隣席用パーテーション。
- 前記パネル部材は、先端下方に設けられた前方に突出する第1爪部と、下辺に設けられた下方に突出する第2爪部とを備えており、
前記土台部は前記パネル部材を挟持する対向配置された壁部と、前記第1爪部を収容する第1孔部と、前記第2爪部を収容する第2孔部とを備える、請求項2に記載の隣席用パーテーション。
- 隣り合う席を設けた1又は2以上のテーブルを用いて構成された飲食施設であって、
当該隣り合う席同士の間には、請求項1〜3の何れか一項に記載の隣席用パーテーションを配置している事を特徴とする飲食施設。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020105699A JP2021195850A (ja) | 2020-06-18 | 2020-06-18 | 隣席用パーテーション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020105699A JP2021195850A (ja) | 2020-06-18 | 2020-06-18 | 隣席用パーテーション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021195850A true JP2021195850A (ja) | 2021-12-27 |
Family
ID=79197607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020105699A Pending JP2021195850A (ja) | 2020-06-18 | 2020-06-18 | 隣席用パーテーション |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
2020
- 2020-06-18 JP JP2020105699A patent/JP2021195850A/ja active Pending
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Legal Events
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