JP2021195737A - Door-opening tool - Google Patents
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Abstract
Description
本願発明は、ドアの開閉を行う際にドアノブに触れることなく開扉を行うためのドア開扉具に関する。 The present invention relates to a door opening tool for opening a door without touching the door knob when opening and closing the door.
従来、特許文献1に示すように、両手で荷物等を抱えている場合は操作しにくい問題と手が汚れている場合には、ドアハンドルを汚してしまうといった難点を解決するために、ドアハンドルの握り部に、レバー部を有する補助ハンドルを装着し、補助ハンドルと連結したペダルを足で踏み下げることで、ドアハンドルのラッチとストライクとの係合を解除させる方法の提案がなされている。
Conventionally, as shown in
しかしながら、特許文献1のドアハンドル操作具ではラッチの係合を解除させることは出来るが、ドアクローザー付きのドアでは閉まる力に抗して開かなければならず、ドアが容易に開けられない問題があった。また、ペダル本体(11)を支持する取付け板(16)が、ドア(21)に穿設された木ねじ挿通孔(20)に木ねじ(19)で固定されており、ドアに加工する必要がある上、金属製のドアの場合は加工が難しく後から簡単に取り付けることが出来ない問題もあった。
However, although the door handle operating tool of
また、上記図11(a)に示すドア開扉具は、ラッチとストライクが係合してロックするタイプのドアでは、ロックが外れず開けられない問題があった。さらに、図11(a)に示すようにドアにフットペダル92を取り付ける場合にネジ93を使用して取り付けなければならず、ドアに取り付け用の加工が必要であり、特にドアが金属製の場合には加工が難しく後から簡単に取り付けることが出来ない問題もあった。
Further, the door opening tool shown in FIG. 11A has a problem that the lock cannot be released and cannot be opened in the type of door in which the latch and the strike are engaged and locked. Further, as shown in FIG. 11A, when the
一方、上記図11(b)に示す補助具98は、腕を差し込み、ドアハンドル95を回転させながら手前側に引く動作は可能であるが、大きな段ボール箱等腕部まで使用して抱える荷物の場合には腕を差し込むことが出来ずドアを開扉できない問題があった。
On the other hand, the
本願発明は上記問題を解決し、簡単な構造で開閉ドアに加工をする必要もなく、後から簡単に取り付けられるハンズフリーのドア開扉具を提供することを目的とするものである。 An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems and to provide a hands-free door opening tool that can be easily attached later without having to process the opening / closing door with a simple structure.
本願発明において、上記目的を達成するために係る手段1は、対面する平行辺を有するベース基面、該ベース基面の一方の平行辺に形成された引掛起立部、ベース基面の他方の平行辺に形成された取付起立部、取付起立部の取付面側に対向し、開閉ドアを挟持可能な間隔を有して設けられた押圧保持部を備えるベースと、
押圧保持部または取付起立部に設けられ、開閉ドアを押圧する押圧手段と、
を具備したことである。
In the present invention, the
A pressing means provided on the pressing holding portion or the mounting upright portion to press the open / close door, and
It is equipped with.
本願発明の手段1によれば、構成も簡単なドア開扉具を開閉ドアに加工をする必要もなく、開閉ドアの側端面側から挿入し自由な位置に後から簡単に取り付けられ、足で開閉ドアを開扉することができる利便性が良いハンズフリーのドア開扉具を実現できる。
According to the
上記の結果、本願発明によれば、簡単な構造で開閉ドアに加工をする必要もなく、後から簡単に取り付けられるハンズフリーのドア開扉具を提供することができる。
(課題を解決するためのその他の手段)
本願発明の手段2は、さらに、開閉ドアを挟持する押圧手段の先端に、押圧板および摩擦部材を備えたことである。本願発明の手段2によれば、押圧板で摩擦部材を介して強く開閉ドアを押圧し開閉ドアへのドア開扉具を床面から浮いた状態で挟持することで、床面に当接する床保護部材が不要となり、床も傷付かず開扉の力も減少させられる利点がある。
As a result of the above, according to the present invention, it is possible to provide a hands-free door opening tool that can be easily attached later without having to process the opening / closing door with a simple structure.
(Other means to solve the problem)
The
本願発明の手段3は、取付起立部および押圧保持部および引掛け起立部を開閉ドアの両面を挟んで複数設け、互いに対向するように配設したことである。本願発明の手段3によれば、ドアクローザーが無い開閉ドアの場合に、一旦開けた開閉ドアを通過後に足で簡単に閉めることができ、特に腕部まで使用して抱える大きな荷物を持っているような場合には、非常に利便性が良いハンズフリーのドア開扉具を実現できる。
The
本願発明の手段4は、さらに取付起立部にストッパーを移動可能に設けたことである。
本願発明の手段4によれば、ラッチとストライクによるロック構造を有する開閉ドアの場合に、ストッパーにて開閉ドアを当接させロックが働かないようにし、通常はドアハンドルを操作せずに開閉ドアを開扉できる利点がある。また、ロックが必要な場合はストッパーがドア開扉具と一体になっており簡単に元に戻すことができ、ストッパーを紛失することもなく利便性が向上する利点もある。
The
According to the
以下に本願発明を実施するための形態の第1の態様を図1〜図3に基づいて説明する。図1において、板金のベース11は取付起立部11bと引掛け起立部11dで略コの字状を成し、その間にベース基面11aから上方に向かって起立する押圧保持部11cが設けられており、押圧保持部11cの途中にはネジ部11ca(図3参照)が設けられている。
Hereinafter, the first aspect of the embodiment for carrying out the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 3. In FIG. 1, the
ドア開扉具1は図1、図3に示すように上記ベース11と押圧ネジ12、固定ナット13および、床面80(図3参照)に傷を付けないように保護する床保護部材14で構成されている。組み立ては、取付起立部11bに向かって押圧ネジ12が配設され、さらに押圧ネジ12が移動しないように固定ナット13で締め付ける構造となっている。なお、押圧ネジ12の固定方法は開閉ドアに対する取り付け方法として後述する。また、床保護部材14はピン15にてベース11に固定されている。この床保護部材14はポリアセタール樹脂やポリアミド樹脂などのプラスチック製のブロックであり、一方に複数の溝14aが設けられ、いずれか1ヶ所の溝14aがベース11の端部11gに差し込まれ、上方からピン15にてベース11を貫通して底面14bがベース底面11hから突出するようにして固定されている。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
また、図1に示すようにベース11には引掛け起立部11dの上端に開閉ドアの開扉を行うときに足81(図3参照)の滑りを防止するため、ゴムや熱可塑性エラストマーからなる滑止め部材16が設けられている。なお、滑止め部材16は板金薄板の鋭利なエッジを保護する役目も持つ。なお、ベース11は板金のベースとして説明しているが、板状ではなく取付起立部11bと引掛け起立部11d、押圧保持部11cの部位が形成できれば、アルミニウムやプラスチック樹脂製のブロック状の形態であってもよい、さらに、押圧ネジ12は複数個所に設けてもよい。
Further, as shown in FIG. 1, the
図2、図3にはドア開扉具1を開閉ドア20に取り付けた状態が示されている。取付起立部11bの取付面11fには開閉ドア20の取付面20bが押し付けられ、押圧保持部11cに設けられたネジ部11caに押圧ネジ12をねじ込み、先端部12aが開閉ドア20の被押圧面20aに押し付けられてドア開扉具1が開閉ドア20に装着されている。また、押圧ネジ12は緩まないように押圧保持部11cに固定ナット13で締め付けロックされている。
2 and 3 show a state in which the
ドア開扉具1を開閉ドア20に取り付ける方法を、図2から図4を用いて説明する。まず、ドア開扉具1を図4中の矢印(イ)方向から取付起立部11bと押圧保持部11cの間に開閉ドア20を挟んで挿入する。取付面11fに開閉ドア20の取付面20bを押し付け側端面11eと側端面20cが同一面になった状態で、押圧ネジ12を回転させ先端部12aを被押圧面20aに当接させ軽く保持するように締める。
A method of attaching the
次に、図3に示すように床保護部材14の底面14bが床面80と略接するようにドア開扉具1の取り付け高さを上下に移動にさせて調整する。この状態で押圧ネジ12を増し締めし、先端部12aを被押圧面20aに強く押し付け、押圧ネジ12が緩まないように固定ナット13で押圧保持部11cに固定しドア開扉具1を開閉ドア20に取り付ける。
Next, as shown in FIG. 3, the mounting height of the
なお、床面80と床保護部材14の底面14bの間が大きく開いている場合は、床保護部材14の溝14aとベース11の係合部を別の位置にずらして係合させ、ドア開扉具1の高さ位置を調整して開閉ドア20に固定すればよい。また、ドア開扉具1の開閉ドア20への固定は、押圧保持部11c側から押圧ネジ12にて被押圧面20aに強く押し付けて取り付けると説明したが、図1の取付起立部11bにネジ孔11kを設け、図12に示すように押圧保持部11cと被押圧面20aを当接させ押圧ネジ12を取付面20bに強く押圧し、固定ナット13を固定して取り付けてもよい。
If the space between the
開閉ドア20を開く動作について説明する。開閉ドア20を開く場合は、引掛け起立部11dの上端に足81を乗せ図3中の矢印(ロ)方向に回転させながら床保護部材14の底面14bを床面80に押し付け矢印(ロ)方向に足81で移動させると、取付面20bと当接する取付起立部11bにより開閉ドア20はドア開扉具1と共に移動し開く。このとき、底面14bは床面80と当接しており、ドア開扉具1は外れることはなく、また、床保護部材14が床面80と摺動するため床面80を傷付けることも少ない。
The operation of opening the opening / closing
本願発明の第1の態様の第1の変形例であるドア開扉具2を図5に示す。図1では床保護部材14はプラスチック製のブロックで滑り摺動として説明したが、本変形例は床保護部材14の代わりにローラで、転がり摺動するものである。ドア開扉具2ではベース21の引掛け起立部21d近傍に案内ローラー25が貫通する軸ピン26両端で支持されている。軸ピン26は取付プレート27によりベース底面21hに押し付けられ、取付プレート27はベース底面21hに取付ネジ28で固定されており、案内ローラー25は回動自在に設けられている。このように、床面80と案内ローラー25の転がり接触により開閉ドア20は一層滑らかに開けることができ、さらに床面80も傷が付かなくなる。なお、案内ローラー25の径を変更することにより、ドア開扉具2の高さも調整できる。また、床保護部材14に球体のローラを装着し、その先端部を底面14bから突出させて案内ローラとしてもよい。
FIG. 5 shows a
本願発明の第1の態様の第2の変形例であるドア開扉具3を図6に示す。本変形例の特徴は、ベース30を板金の取付板31とブロック状の押圧保持ブロック32で構成したことである。板金の取付板31は取付起立部31bと引掛け起立部31dで略コの字状を成し、その間に基面31a面上に押圧保持ブロック32が取付板31の裏面から図示せぬ取付ネジで固定されている。押圧保持ブロック32には取付面31fの垂直方向に対向するように貫通するネジ孔32aが2ヶ所設けられている。
FIG. 6 shows a
ドア開扉具3は、上記ネジ孔32aに押圧ネジ12A、12Bが螺合され、その先端部12Aa、12Baは金属製やプラスチック製の押圧板33と当椄し、押圧板33の反対面には板状またはシート状のゴム製または熱可塑性エラストマーなどの柔らかく摩擦係数の高い摩擦部材34が設けられている。開閉ドア20にドア開扉具3を取り付ける場合には、取付面31fと摩擦部材34の間の空間に開閉ドア20を挟み、摩擦部材34を被押圧面20aに対して押圧ネジ12A、12Bで強く締め付けるとともに、それぞれ固定ナット13A、13Bで押圧保持ブロック32に固定して取り付ける。なお、摩擦部材は大きさを変更し取付面31fに設けてもよいし、押圧板33と取付面31fの両側に対を成して設けることが望ましい。(後述する第4の変形例で図示し説明する)なお、本説明では押圧ネジは2本で説明しているが、所謂バイス構造と同様に中央部に1本設けて締め付けても構わない。
In the
本願発明の第1の態様の第3の変形例であるドア開扉具4を図7に示す。本変形例の特徴は、ベース40を板金の取付板41と押圧保持ブロック42で構成し、引掛け起立部42dを取付板41ではなく押圧保持ブロック42の一部で形成したことである。取付板41は取付起立部41bと立壁41qで略コの字状を成し、取付板41の突当面41rを押圧保持ブロック42の突当面42bと当椄させ、取付面41sを取付面42cに取付ネジ45で固定している。
FIG. 7 shows a
ドア開扉具4は、押圧ネジ12A、12Bが押圧保持ブロック42のネジ孔42aに螺合され先端部12Aaと12Baは立壁41qを貫通し押圧板33を押圧する。固定ナット13A、13Bはそれぞれ立壁41qと押圧板33の間に位置し、立壁41qを挟んで押圧保持ブロック42に締め付けることで押圧ネジ12A、12Bを固定する。
In the
本願発明の第1の態様の第4の変形例であるドア開扉具7を図13に示す。ベース71のベース基面71aには取付起立部71bの取付面71fの鉛直方向に移動可能な押圧保持ブロック72が取付ネジ75にて固定されており、押圧保持ブロック72には支点72eを中心に回動する偏心カム73が設けられている。偏心カム73は90°回転するとカム面部73aの位置が偏心量W変化するカムで、一端にロックレバ部73bが一体で設けられている。
FIG. 13 shows a
また、カム面部73aと当椄するよう第2の変形例と同様に金属製やプラスチック製の押圧板33と、押圧板33の反対面にはゴム製または熱可塑性エラストマーなどの柔らかく摩擦係数の高い摩擦部材34が設けられている。一方、取付起立部71bの取付面71fには同様に板状またはシート状のゴム製または熱可塑性エラストマーなどの柔らかく摩擦係数の高い摩擦部材74が設けられ、開閉ドア20の両面は、摩擦部材34と摩擦部材74の間に位置し挟持される。
Further, as in the second modification, the
ドア開扉具7の開閉ドア20への取付は、先ず、開閉ドア20の厚さに合わせて、押圧保持ブロック72を取付ネジ75でベース71に固定する。開閉ドア20の両面が摩擦部材34と摩擦部材74の間に位置するように開閉ドア20の側端面20cよりドア開扉具7を挿入し、偏心カム73のロックレバ部73bを図13中回転矢印(ハ)方向に90°回転すると、押圧板33が図13中直進矢印(ニ)方向に偏心量W分押し出され、押圧板33と取付起立部71bで開閉ドア20の両面を強く挟持することになる。取付後のロックレバ部73bは図示せぬネジ止めやディテント方式で固定されて、回転しない。なお、取り外しはロックレバ部73bを回転矢印(ハ)と反対方向に回転させると、開閉ドア20と摩擦部材34の間に間隙が出来るので、簡単に取り外すことができる。
To attach the
本願発明の第1の態様の第2の変形例および第3の変形例の利点は、押圧保持ブロック32、42がブロック状であるため、ネジの有効長を大きくとることができる。この結果、押圧ネジ12A、12Bは呼び径の大きなリードスクリューやボルトネジが使用でき、開閉ドア20の被押圧面20aを大きな力で押圧することで、ドア開扉具3、4をしっかり固定出来る。このことは、ドア開扉具3、4は床面80に対して接触せず浮かせて取り付けられ、床保護部材14が不要となる利点がある。さらに、開閉ドア20の被押圧面20a、取付面20bにも傷が付かず、床面80を擦らないため摺動音も発生せず床面80にも全く傷が付かない効果がある。また、開扉力も減らせる効果もある。さらに、押圧板33のみで押圧するだけでもよいが、摩擦部材34を使用することで、一層保持力が増す上に、開閉ドア20にも一層傷が付かない利点もある。さらに、第4の変形例においては押圧ネジ12A、12Bを使用せず、偏心カム73を使用することで、細かなネジの押圧調整は不要となり、ロックレバ部73bの操作のみで簡単に着脱可能となり一層利便性が向上する。
The advantage of the second modification and the third modification of the first aspect of the present invention is that the pressing and holding
以上、本願発明の第1の実施態様とその各種変形例で説明したように、ドア開扉具1および2、3、4、7は、開閉ドア20の側端面20cから挿入し任意の位置および高さに押圧手段により簡単に取り付けることができるため、開閉ドア20に取り付け用の加工も不要であることが大きな利点である。
As described above, as described in the first embodiment of the present invention and various modifications thereof, the
図8に上記開閉ドア20の内外両側に引掛け起立部を設けた本願発明の第2の態様のドア開扉具5を示す。ベース51は取付起立部51b、押圧保持部51c、引掛け起立部51dと、略中心部を回転対称とした同様な形状の第2の取付起立部51m、第2の押圧保持部51n、第2の引掛け起立部51pで一体に構成され、ベース基面51aで繋がっている。取付起立部51bと第2の押圧保持部51nは同一面上にあり、第2の取付起立部51mと押圧保持部51cも同じく同一面上にある。
FIG. 8 shows a
開閉ドア20への取り付けは、取付面20bを取付起立部51bと第2の押圧保持部51nに押し当て、押圧保持部51c、第2の取付起立部51m側から押圧ネジ12で被押圧面20aを押圧することで取り付け、開閉ドア20の内外を挟んで両側に対して引掛け起立部51dと第2の引掛け起立部51pを配置することとなる。すなわち、引掛け起立部51d側に開けるドアとすれば、足で引掛け起立部51dを矢印(ホ)方向に引くことで開閉ドア20は開き、通過後に再度足で第2の引掛け起立部51pを矢印(ヘ)方向に引くことで開閉ドア20は閉まる。このことは、開閉ドア20の内外を挟んで床面が略同一高さの場合にドアクローザーが無くとも非常に簡単に足でドアを開閉できることになる。
For mounting on the opening / closing
しかしながら、上述のドア開扉具1、2、3、4、5、7では図11(b)に示すように、開閉側のドアのラッチ96が固定側のストライク97に係合するロックタイプのドアの場合は、上述の方法だけでは開けることができない。そこで、図3中の矢印(ロ)方向に足81を移動させ開閉ドア20を開ける場合には、事前にラッチ96とストライク97の係合を解除する必要がある。その対策として、通常はラッチ96とストライク97の係合を妨げる手段を講じればよいことになる。例えば、ストライクの凹部をふさぐような着脱式の防御板や係合位置の前で停止するストッパーを設けることが考えられる。ただし、防御板やストッパーは本願発明のドア開扉具1とは別の場所に装着する必要があり、ロックが必要な場合には取り外し保管しなければならない不都合が生じる。
However, in the above-mentioned
本願発明の第3の態様のドア開扉具6を図9、図10に示す。第1の態様との違いは、第1の態様に対してドア開扉具6にストッパー62を設けたことである。ベース61の取付起立部61bの外面にはストッパー62が左右(図9中矢印(ト)方向)に摺動可能に取り付けられている。ストッパー62は2ヶ所に小判孔62aを有し、取付起立部61bに取り付けられたガイドピン63A、63Bと遊嵌し、操作レバー部62bを操作することで左右に移動可能になっている。
The
ラッチとストライクによるロック構造がないドアの場合には、本願発明の第1の態様のドア開扉具1や2、3、4、5、7にて足で開扉することができるが、ロック構造を有するドアの場合にはドアハンドルを操作してロックを解除する必要がある。一般に、片開き構造のドアの場合、開閉ドア20にはラッチが設けられ、ストライクを有する固定ドア77又は柱面側にストッパー部20d等が当接することで開閉ドア20は図示せぬラッチとストライクによるロック構造でロックされる。なお、ロックされている状態では開閉ドア20の側端面20cと固定ドア77の側端面77cは対向した位置になる。
In the case of a door without a lock structure by a latch and a strike, the door can be opened by foot with the
本願発明の第3の態様のドア開扉具6では、通常ドアハンドルを操作してロックを解除して使用する場合は、ドア開扉具6は図9の状態で使用すればよいが、ロックを解除したままの状態で使用する場合は、ストッパー62の操作レバー部62bを操作して図9中矢印(ト)方向に移動させ図10の状態にする。この状態で開閉ドア20を閉めると、ストッパー62の面62cは固定ドア77の面77bと干渉して閉まらず図10の状態で隙間Y開いてロックできない状態となる。この状態で足を使用してドア開扉具6を引けばドアハンドルを操作せずに開閉ドア20は開けられる。なお、ドアハンドルが丸型のドアノブの場合でも使用できる。
In the
また、夜間警報機能付きなどの防犯ドアでは、最終退出時にストッパー62を図9の状態に戻してロック機能を再度復活させ、図示せぬ施錠手段で施錠すればよく、ドア開扉具6に一体で簡単なストッパー機能を設けることで、通常はドアハンドルを操作せずにドアを開扉できる利点がある。また、ストッパー62がドア開扉具6と一体になっており、ストッパーが紛失することもなく簡単に操作できる利点もある。なお、ストッパー62は水平方向に移動することで説明したが、任意の軸を中心に回転することで取付起立部61bの面から突出させてもよい。
For a security door with a night alarm function, the
一般に開閉ドア20を閉める場合には図示せぬドアクローザーにて自動的に閉まるが、ドアクローザーが無いドアの場合には、第2の態様以外にも開閉ドア20の反対側の取付面20b側にもドア開扉具1や2、3、4、7を取り付けても使用しても構わない。また、ドア開扉具5において、取付起立部51b若しくは第2の取付起立部51mにストッパー62を設けてロック解除機能を付け加えてもよい。
Generally, when the opening / closing
以上、本願発明に対して実施の第1の態様、第2の態様、第3の態様を以て説明したが、本願発明によれば、着脱も簡単な構造で腕部まで使用して抱える大きな荷物の場合でも簡単に開扉でき、開閉ドアに加工をする必要もなく、後から簡単に取り付けられるハンズフリーのドア開扉具を提供することができる。 The present invention has been described above with reference to the first aspect, the second aspect, and the third aspect of the present invention. Even in this case, it is possible to provide a hands-free door opening tool that can be easily opened, does not require processing of the opening / closing door, and can be easily attached later.
なお、本願発明の実施の形態や使用時の状態に関して詳細に説明してきたが、実施形態はこれに限定されるものでなく、本願発明の主旨を逸脱することなく、その他種々の構成をとり得ることは勿論である。 Although the embodiment of the present invention and the state at the time of use have been described in detail, the embodiment is not limited to this, and various other configurations can be taken without departing from the gist of the present invention. Of course.
1、2、3、4、5、6、7:ドア開扉具
11 、21、30、40、51、61、71:ベース
11a、51a、71a:ベース基面
11b、51b、61b、71b:取付起立部
11c、51c:押圧保持部
11ca:ネジ部
11d、21d、51d、71d:引掛け起立部
11e :側端面
11f、71f:取付面
11g :端部
11h、21h:ベース底面
11k :ネジ孔
51m :第2の取付起立部
51n :第2の押圧保持部
51p :第2の引掛け起立部
12、12A、12B:押圧ネジ
12a、12Aa、12Ba:先端部
13、13A、13B:固定ナット
14 :床保護部材
14a :溝
14b :底面
15 :ピン
16 :滑止め部材
20 :開閉ドア
20a :被押圧面
20b :取付面
20c :側端面
20d :ストッパー部
25 :案内ローラー
26 :軸ピン
27 :取付プレート
28 :取付ネジ
31、41 :取付板
31a :基面
31b、41b:取付起立部
31d :引掛け起立部
31f :取付面
41q :立壁
41r :突当面
41s :取付面
32、42、72:押圧保持ブロック
32a、42a:ネジ孔
42b :突当面
42c :取付面
42d :引掛け起立部
72e :支点
33 :押圧版
34、74 :摩擦部材
45、75 :取付ネジ
62 :ストッパー
62a :小判孔
62b :操作レバー部
62c :面
63A、63B:ガイドピン
73 :偏心カム
73a :カム面部
73b :ロックレバ部
77 :固定ドア
77b :面
77c :側端面
80 :床面
81 :足
91、95 :ドアハンドル
92 :フットペダル
93 :ネジ
96 :ラッチ
97 :ストライク
97a :凹部
98 :補助具
1, 2, 3, 4, 5, 6, 7:
11a, 51a, 71a: Base base surface 11b, 51b, 61b, 71b: Mounting standing portion 11c, 51c: Pressing holding portion 11ca: Screw portion 11d, 21d, 51d, 71d: Hooking standing portion 11e: Side end surface 11f, 71f : Mounting surface 11g: Ends 11h, 21h: Base bottom surface 11k: Screw holes 51m: Second mounting upright portion 51n: Second pressing and holding portion 51p: Second hooking upright portions 12, 12A, 12B: Pressing screws 12a, 12Aa, 12Ba: Tip 13, 13A, 13B: Fixing nut 14: Floor protection member 14a: Groove 14b: Bottom surface 15: Pin 16: Anti-slip member 20: Open / close door 20a: Pressed surface 20b: Mounting surface 20c: Side end surface 20d: Stopper part 25: Guide roller 26: Shaft pin 27: Mounting plate 28: Mounting screws 31, 41: Mounting plate 31a: Base surface 31b, 41b: Mounting standing part 31d: Hooking upright part 31f: Mounting surface 41q : Standing wall 41r: Abutment surface 41s: Mounting surfaces 32, 42, 72: Pressing and holding blocks 32a, 42a: Screw holes 42b: Abutment surface 42c: Mounting surface 42d: Hooking upright portion 72e: Supporting point 33: Pressing plate 34, 74: Friction member 45, 75: Mounting screw 62: Stopper 62a: Oval hole 62b: Operation lever part 62c: Surface 63A, 63B: Guide pin 73: Eccentric cam 73a: Cam surface part 73b: Lock lever part 77: Fixed door 77b: Surface 77c: Side end surface 80: Floor surface 81: Foot 91, 95: Door handle 92: Foot pedal 93: Screw 96: Latch 97: Strike 97a: Recess 98: Auxiliary tool
Claims (4)
前記押圧保持部または前記取付起立部に設けられ、前記開閉ドアを押圧する押圧手段と、
を具備するドア開扉具。 A base base surface having parallel sides facing each other, a hooking upright portion formed on one parallel side of the base base surface, a mounting upright portion formed on the other parallel side of the base base surface, and an attachment of the mounting upright portion. A base with a pressing and holding part facing the surface side and provided with a space for holding the open / close door, and a base.
A pressing means provided on the pressing holding portion or the mounting upright portion to press the opening / closing door, and
A door opening tool equipped with.
前記開閉ドアを挟持する前記押圧手段の先端に、押圧板および摩擦部材を備えた請求項1に記載のドア開扉具。 ――― Means 2
The door opening tool according to claim 1, wherein a pressing plate and a friction member are provided at the tip of the pressing means that sandwiches the opening / closing door.
前記取付起立部および前記押圧保持部および前記引掛け起立部を、前記開閉ドアの両面を挟んで複数設け、互いに対向するように配設した請求項1または請求項2に記載のドア開扉具。 ――― Means 3
The door opening tool according to claim 1 or 2, wherein a plurality of the mounting upright portion, the pressing and holding portion, and the hooking upright portion are provided so as to face each other by sandwiching both sides of the opening / closing door. ..
前記取付起立部に、さらにストッパー部材を移動可能に設けた請求項1から請求項3のいずれかに記載のドア開扉具。
――― Means 4
The door opening tool according to any one of claims 1 to 3, wherein a stopper member is further provided on the mounting upright portion so as to be movable.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020100599A JP2021195737A (en) | 2020-06-10 | 2020-06-10 | Door-opening tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020100599A JP2021195737A (en) | 2020-06-10 | 2020-06-10 | Door-opening tool |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021195737A true JP2021195737A (en) | 2021-12-27 |
Family
ID=79197506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020100599A Pending JP2021195737A (en) | 2020-06-10 | 2020-06-10 | Door-opening tool |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021195737A (en) |
-
2020
- 2020-06-10 JP JP2020100599A patent/JP2021195737A/en active Pending
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