JP2021190855A - 無線センサ端末、無線センサシステム及び無線センサ端末の制御方法 - Google Patents

無線センサ端末、無線センサシステム及び無線センサ端末の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力を低減する。【解決手段】無線センサ端末であって、無線通信部は、データ送信中における通常動作モードと、消費電力が低い動作モードとして、待機電力及び通常動作モードへの復帰時の消費電力が異なる複数の動作モードとのいずれかで動作可能であって、制御部は、センサが取得したセンシングデータ及び前記センシングデータを処理したデータの少なくとも一方を前記無線通信部から送信するように制御し、前記センサのセンシング中及び前記無線通信部のデータ送信中における通常動作モードと、前記通常動作モード以外の時間における消費電力が低い複数の動作モードとのいずれかのモードで動作するように前記無線センサ端末を制御し、次のデータ送信までの時間に基づいて、消費電力が最も低くなる動作モードを選択し、前記選択された動作モードで動作するように前記無線通信部を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、無線センサ端末、無線センサシステム及び無線センサ端末の制御方法に関する。
無線通信技術の発展に伴い、センサが計測したセンシングデータを無線で収集し、センタ側で分析する無線センサ収集システムが活用されている。例えば、老朽化したインフラの設備を遠隔でモニタリングし、老朽度合いを監視するシステムや、災害対策としての河川のモニタリングなどへの活用が期待されている。このような無線センサシステムに用いられる無線センサ端末は、通常、商用電源がなく、かつ人のアクセスが困難な場所に設置されることが多いため、電池で長時間動作することが求められる。
例えば、特許文献1(特開2013−102263号公報)には、コントローラは、無線通信装置から検出値が送信される間隔に基づいて無線通信装置が起動する周期を推定し、推定された周期に基づいて無線通信装置がアクティブ状態となっていると推定されるタイミングで、低消費電力モードの無効の設定要求を無線通信装置に送信し、所定の処理の実行要求を無線通信装置に送信した後、低消費電力モードの有効の設定要求を無線通信装置に送信する。これを受けて、無線通信装置は、アクティブ状態を継続し、所定の処理を行う無線ネットワークシステムが記載されている。
特開2013−102263号公報
無線センサ端末を低消費電力化するため、特許文献1に開示された技術のように、非動作時にセンサ端末全体をスリープモードにして消費電力の低減が求められる。その際、無線通信に用いる通信モジュールもスリープモードにするが、無線ネットワーク接続を維持するために、無線基地局から送信される制御信号をサーチし、無線ネットワーク接続を維持のための信号を送受信する必要があり、そのための待機電力が必要となる。一方、通信モジュールへの電源を完全に遮断した場合、無線で送受信できないので無線ネットワーク接続が遮断される。従って、無線伝送が必要なときに無線ネットワークを接続する手順が必要となるため、通信の立ち上げに時間が掛かり、その時間分だけ電力を消費するため、平均消費電力が大きくなる問題がある。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、無線センサ端末であって、各部の動作を制御する制御部と、物理量を計測するセンサと、データを送信する無線通信部とを備え、前記無線通信部は、データ送信中における通常動作モードと、前記消費電力が低い動作モードとして、待機電力及び通常動作モードへの復帰時の消費電力が異なる複数の動作モードとのいずれかで動作可能であって、前記制御部は、前記センサが取得したセンシングデータ及び前記センシングデータを処理したデータの少なくとも一方を前記無線通信部から送信するように制御し、前記センサのセンシング中及び前記無線通信部のデータ送信中における通常動作モードと、前記通常動作モード以外の時間における消費電力が低い複数の動作モードとのいずれかのモードで動作するように前記無線センサ端末を制御し、次のデータ送信までの時間に基づいて、消費電力が最も低くなる動作モードを選択し、前記選択された動作モードで動作するように前記無線通信部を制御することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、平均消費電力を低減でき、電池寿命を延ばすことができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
第1の実施例の無線通信システムの構成例を示す図である。 第1の実施例における無線センサ端末の構成例を示す図である。 第1の実施例における制御装置の動作例のフローチャートである。 通信モジュールの動作モードの種類と待ち受け時の動作及び消費電力の例を示す図である。 第1の実施例における通信モジュールの動作モードの例を示す図である。 第2の実施例における制御装置の動作例のフローチャートである。 第3の実施例における制御装置の動作例のフローチャートである。 第3の実施例におけるアプリケーションサーバの動作例のフローチャートである。 第4の実施例における無線センサ端末の構成例を示す図である。 第4の実施例における無線センサ端末の動作モードの例を示す図である。 第1から第4の実施例における消費電力の効果を示す図である。
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施例1>
(1)システム構成
図1は、第1の実施例の無線システムの構成例を示す図である。
本実施例の無線通信システムは、無線センサ端末001、無線基地局002、ネットワークサーバ003及びアプリケーションサーバ004を含む。無線センサ端末001はセンサ014により物理量(例えば、水位)を計測し、必要に応じてデータ処理(例えば、エッジ処理)を行ってデータを無線基地局002に伝送する。無線基地局002は、無線センサ端末001からデータを受信し、ネットワークサーバ003を経由して、アプリケーションサーバ004へ転送する。ネットワークサーバ003は、無線基地局002などのネットワーク側における呼出しや課金を制御する。アプリケーションサーバ004は、無線センサ端末001から転送されたデータを受信し、受信したデータを蓄積し、データを分析し可視化する。また、アプリケーションサーバ004は、無線センサ端末001のパラメータを管理する。
(2)無線センサ端末の構成
図2は、第1の実施例における無線センサ端末001の構成例を示す図である。
無線センサ端末001は、制御装置011、バッテリ012、電源制御回路013、センサ014、及び通信モジュール015を含む。バッテリ012は、各部に電源を供給する。電源制御回路013は、制御装置011の制御によって、各部への電源供給のオンオフを制御する。センサ014は、物理量を計測する。制御装置011は、センサ値(センサ014が計測した物理量)を必要に応じてデータ処理し、通信モジュール015から無線データとして伝送する。通信モジュール015は一つでも複数(例えば、異なるキャリアのLTE通信モジュール、メンテナンス用ブルーツゥース)でもよい。
(3)制御装置の動作
図3は、第1の実施例における制御装置011の動作例のフローチャートである。
制御装置011は、通常、スリープ状態にある(S001)。この時、消費電力が低いスリープモードで動作している。例えば、リアルタイムクロックのみ動作させ、各部には電源を供給せず、リアルタイムクロックの割込信号によってスリープ状態から復帰して、各部に電源を供給する。制御装置011は、スリープ状態から復帰後、センサ014からセンシングデータを取得するセンシングを行う(S002)。制御装置011は、センシングデータを取得後、必要に応じて処理を行う。処理結果が所定の条件を満たす場合(S003でtrue)、短い時間間隔での監視及びデータ送信が必要なため、センシング周期を変更する(S004)。所定の条件は、センサ値自体又はセンサ値から計算された値が所定の閾値を超えた又は下回ったことによって、水位が危険水位となった、漏水などを検知するための条件である。
その後、低電力動作中の通信モジュール015を準備(具体的には低電力から通常動作に復帰)し(S005)、通信モジュール015からセンシングデータ又はセンシングデータを処理したデータを伝送する(S006)。なお、センシングデータ及びセンシングデータを処理したデータの両方を送信してもよい。この時、制御装置011は、アプリケーションサーバ004からのパラメータ変更がある場合は受信する。その後、制御装置011は、次にスリープ状態から復帰し、データ送信する時間を計算する(S007)。例えば、本実施例ではセンシング後直ちにデータを送信するので、データ送信時間に合わせてセンシング周期を変更するように、センシングタイミング及びデータ送信タイミングを変更する。ステップS007では、ステップS004で変更されたセンシング周期を考慮して、次のデータ送信時間を計算する。その後、制御装置011は、データ送信時間に応じて、通信モジュール015の複数の動作モードから一つを選択して、設定する(S008)。その後、制御装置011は、次の割り込み(すなわち、スリープからの復帰タイミング)をリアルタイムクロックに設定し(S009)、スリープ状態に移行する。
(4)通信モジュールの動作モード
図4は、通信モジュール015の動作モードの種類と待ち受け時の動作及び消費電力の例を示す図である。
通信モジュール015には四つの動作モードを有する。一つ目が通常待受モードである。通常待受モードでは、基地局からの制御信号を定期的にサーチし、受信し、無線ネットワークに接続維持するための制御信号を送受信する。この基地局サーチ期間の消費電力が多くなる。
二つ目が低電力モードである。低電力モードでの待ち受け時には、基地局サーチを周期的に休止する。基地局サーチ休止期間は、待ち受け時の電力のみが消費されるため、消費電力を低減できる。また、基地局サーチ休止期間からは、短時間で復帰できる。
三つ目が超低電力モードである。超低電力モードでは、省電力モードの間、基地局サーチを低電力モードより長時間休止し、その間、通信モジュール015の不要な箇所への電源の供給を停止し、待機電力が極力小さくなるように動作する。従って、省電力モードにおける通信モジュール015の待機電力は、少なくとも送受信器を停止し、再起動のための制御回路を動作させることから、低電力モードの待ち受け時より消費電力が小さい。但し、省電力モードからの復帰に時間がかかるため、その間に電力が消費される。
四つ目は電源遮断モードである。電源遮断モードでは、通信モジュール015への電源供給を完全に停止する。このため、電源遮断時の待機電流はゼロである。但し、基地局サーチが行われず、無線ネットワークへの接続も切断される。従って、電源遮断から復帰する際にネットワーク接続処理が必要であり、電源を遮断する際にネットワーク切断処理が必要である。このネットワーク接続処理及びネットワーク切断処理の間、多くの電力が消費される。
以上をまとめると、低電力動作時の待機電力は、電源遮断モード、超低電力モード、低電力モードの順に小さいが、低電力動作からの立ち上がり、立下り時の電力は、低電力モード、超低電力モード、電源遮断の順に小さくなる。
第4世代移動体通信(LTE:Long Term Evolution)においては、低電力モードはeDRXと呼ばれ、超低電力モードはPSMと呼ばれる。
(5)動作モードの選択
図5は、ステップS008で選択される動作モードの例を示す図である。
ステップS007で計算された、スリープ状態から次のデータ送信時間と予め定められた閾値(T1、T2、T3)と比較して動作モードを選択する。すなわち、次のデータ送信までの時間が0〜T1の場合、無線ネットワークとの接続を維持し、通常待ち受けモードとする。また、次のデータ送信までの時間がT1〜T2の場合、無線ネットワークとの接続を維持し、低電力モードとする。また、次のデータ送信までの時間がT2〜T3の時、無線ネットワークとの接続を維持し、超低電力モードとする。また、次のデータ送信までの時間がT3以上の場合、無線ネットワークとの接続を遮断し、電源遮断する。
平均消費電力を低減するため、次のデータ送信時間までが短い場合、待機電力は高くてもよいが、通常動作モードへの復帰時間が短い動作モードを選択するとよい。逆に、次のデータ送信時間までが長い場合、低電力動作時の消費電力が低い動作モードを選択するとよい。
本実施例によると、センシング周期が動的に変更可能な無線センサ端末001において、次のデータ送信までの時間に応じて通信モジュール015の動作モードを変えるので、平均消費電力を低減でき、無線センサ端末001の電池寿命を延ばすことができる。
また、制御装置011は、センシング結果から、予め決められたルールに従って、センシングタイミング及びデータ送信タイミングを変更し、変更されたタイミングから決定される次のデータ送信までの時間に基づいて、動作モードを選択するので、センシング結果に応じて、センシング周期を変更して、消費電力が最も低い動作モードを選択できる。
<実施例2>
(6)センシングタイミングとデータ送信タイミングが独立の場合の動作
第2の実施例の無線通信システムの構成は、図1に示す第1の実施例の無線システムの構成と同じである。また、第2の実施例における無線センサ端末001の構成は、図2に示す第1の実施例の無線センサ端末001の構成と同じである。第2の実施例では、図3に示す制御装置011の動作が異なる。なお、第2の実施例では、前述した第1の実施例との相違点を主に説明し、第1の実施例と同じ構成及び機能の説明は省略する。
図6は、第2の実施例における制御装置011の動作例のフローチャートである。
制御装置011は、第1の実施例と同様に、通常、スリープ状態にあり(S001)、スリープ状態から割り込みで復帰する。制御装置011は、当該割り込みがセンシング処理のための割り込みであるか、データ送信のための割り込みであるかを判定する(S011)。センシング処理の場合、制御装置011は、スリープ状態から復帰後、センサ014からセンシングデータを取得するセンシングを行う(S002)。制御装置011は、センシングデータを取得後、必要に応じて処理を行う。処理結果が所定の条件を満たす場合(S003でtrue)、短い時間間隔での監視及びデータ送信が必要なため、センシング周期及び送信周期を変更する(S012)。本実施例は、センシングタイミングとデータ送信タイミングがずれている場合があるため、センシング周期及び送信周期のパラメータを予め定められたルールに従って設定する。その後、予め定められた設定に従って、データを送信するかを判定する(S013)。データを送信しない場合、次の割り込みを設定し(S009)、スリープ状態へ移行する。
データを送信する場合、制御装置011は、低電力動作中の通信モジュール015を準備(具体的には低電力から通常動作に復帰)し(S005)、通信モジュール015からデータを伝送させる(S006)。この時、制御装置011は、アプリケーションサーバ004からのパラメータ変更がある場合は受信する。その後、制御装置011は、次にスリープ状態から復帰し、データ送信する時間を計算する(S007)。ステップS007では、ステップS004で変更されたセンシング周期やデータ送信周期を考慮して、次のデータ送信時間を計算する。その後、制御装置011は、データ送信時間に応じて、通信モジュール015の複数の動作モードから一つを選択して、設定する(S008)。その後、制御装置011は、次の割り込みを設定し(S009)、スリープ状態に移行する。
本実施例によれば、センシングとデータ送信が同時に行なわれない場合、例えば、センシング周期は10分に1回、データ送信周期は1時間に1回などの送信機会を低減する場合でも、適切な動作モードを選択することができ、無線センサ端末001を低電力化でき、無線センサ端末001の電池寿命を延ばすことができる。
<実施例3>
(7)アプリケーションサーバとの連携
第3の実施例の無線通信システムの構成は、図1に示す第1の実施例の無線システムの構成と同じである。また、第3の実施例における無線センサ端末001の構成は、図2に示す第1の実施例の無線センサ端末001の構成と同じである。第2の実施例では、図3に示す制御装置011の動作が異なる。なお、第3の実施例では、前述した第1の実施例との相違点を主に説明し、第1の実施例と同じ構成及び機能の説明は省略する。
図7は、第3の実施例における制御装置011の動作例のフローチャートである。
制御装置011は、第1の実施例と同様に、通常、スリープ状態にあり(S001)、スリープ状態から割り込みで復帰する。その後、制御装置011は、制御装置011は、スリープ状態から復帰後、センサ014からセンシングデータを取得するセンシングを行う(S002)。制御装置011は、センシングデータを取得後、必要に応じて処理を行う。その後、制御装置011は、低電力動作中の通信モジュール015を準備(具体的には低電力から通常動作に復帰)し(S005)、通信モジュール015からデータを伝送させる。この時、制御装置011は、アプリケーションサーバ004からのパラメータ変更がある場合は受信する。制御装置011は、アプリケーションサーバ004からセンシング周期の変更通知を受信した場合(S021でtrue)、センシング周期を変更する(S022)。
その後、制御装置011は、次にスリープ状態から復帰し、データ送信する時間を計算する(S007)。ステップS007では、ステップS004で変更されたセンシング周期やデータ送信周期を考慮して、次のデータ送信時間を計算する。その後、制御装置011は、データ送信時間に応じて、通信モジュール015の複数の動作モードから一つを選択して、設定する(S008)。その後、制御装置011は、次の割り込みを設定し(S009)、スリープ状態に移行する。
図8は、第3の実施例におけるアプリケーションサーバ004の動作例のフローチャートである。
アプリケーションサーバ004は、通常、受信待機状態にあり(S031)、無線センサ端末001からセンシングデータを含むデータを受信する(S032)。受信データの内容が予め定められた条件を満たす場合(S033でtrue)、センシング周期変更の通知を無線センサ端末001へ送信する(S034)。
本実施例によれば、無線センサ端末001側でセンシング周期変更を判断せずに、アプリケーションサーバ側でセンシング周期変更を判断する。このため、無線センサ端末側の処理を低減でき、無線センサ端末001の設計が容易となり、無線センサ端末001のコストを低減できる。また、無線センサ端末001のパラメータをアプリケーションサーバ004側から変更できるので、メンテナンスが容易となる。さらに、無線センサ端末001を低電力化でき、無線センサ端末001の電池寿命を延ばすことができる。
<実施例4>
本実施例は、本発明を危機管理型水位センサに適用する例である。
(8)危機管理型水位センサ
第4の実施例の無線通信システムの構成は、図1に示す第1の実施例の無線システムの構成と同じである。なお、第4の実施例では、前述した第1の実施例との相違点を主に説明し、第1の実施例と同じ構成及び機能の説明は省略する。
図9は、第4の実施例における無線センサ端末001の構成例を示す図である。
無線センサ端末001は、制御装置011、バッテリ012、電源制御回路013、水位センサ024、及びLTE通信モジュール025を含み、河川などに設置されて、水位を監視する。水位センサ024は、河川などの水位を計測する。LTE通信モジュール025は、センサ値(水位センサ024が計測した水位)を無線データとして伝送する。
図10は、本実施例における無線センサ端末001の動作モードの例を示す図である。
河川などに設置された水位センサ024によるセンシングデータが予め設定された危険水位値Twより小さい場合、無線センサ端末001は通常監視モードで動作する。但し、設定によっては、センシングデータが危険水位値Twより小さくても、アプリケーションサーバ004側からの指示によって、無線センサ端末001を警戒監視モードに設定してもよい。通常監視モードでは、センシング周期が10分、送信タイミングは1日に1回であり、前回送信後の全てのセンシングデータを送信する。通常監視モードでは、LTE通信モジュール025の動作モードは電源遮断モードが選択される。これは1日に1回のみ起動するため、待機電力をゼロにする方が、平均消費電力を下げることに寄与するからである。
警戒監視モードでは、センシング周期が10分、送信タイミングはセンシング毎(すなわち、10分に1回)であり、センシングデータ後、直ちにセンシングデータを送信する。警戒監視モードでは、LTE通信モジュール025の動作モードは超低電力動作モードであるPSMが選択される。
水位センサ024の測定結果が危険水位のTw以上にある場合、無線センサ端末001は危険水位監視モードで動作する。危険水位監視モードでは、センシング周期が1分、送信タイミングはセンシング毎(すなわち、1分に1回)であり、センシングデータ後、直ちにセンシングデータを送信する。危険水位監視モードでは、LTE通信モジュール025の動作モードは低電力動作モードであるeDRXが選択される。
図11は、第1から第4の実施例における消費電力の効果を示す図であり、各動作モードにおける平均消費電力を、横軸はデータ送信周期、縦軸を平均消費電力としてプロットした図である。
このように、次のデータ送信までの時間(データ送信周期)がT2、T3を閾値として動作モードを切り替えることによって、通信モジュール015、025が最小の消費電力で動作可能となる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
001 無線センサ端末
002 無線基地局
003 ネットワークサーバ
004 アプリケーションサーバ
011 制御装置
012 バッテリ
013 電源制御回路
014 センサ
015 通信モジュール
024 水位センサ
025 LTE通信モジュール

Claims (12)

  1. 無線センサ端末であって、
    各部の動作を制御する制御部と、
    物理量を計測するセンサと、
    データを送信する無線通信部とを備え、
    前記無線通信部は、データ送信中における通常動作モードと、消費電力が低い動作モードとして、待機電力及び通常動作モードへの復帰時の消費電力が異なる複数の動作モードとのいずれかで動作可能であって、
    前記制御部は、
    前記センサが取得したセンシングデータ及び前記センシングデータを処理したデータの少なくとも一方を前記無線通信部から送信するように制御し、
    前記センサのセンシング中及び前記無線通信部のデータ送信中における通常動作モードと、前記通常動作モード以外の時間における消費電力が低い複数の動作モードとのいずれかのモードで動作するように前記無線センサ端末を制御し、
    次のデータ送信までの時間に基づいて、消費電力が最も低くなる動作モードを選択し、前記選択された動作モードで動作するように前記無線通信部を制御することを特徴とする無線センサ端末。
  2. 請求項1に記載の無線センサ端末であって、
    前記制御部は、センシング結果から、予め決められたルールに従って、センシングタイミング及びデータ送信タイミングを変更し、
    前記変更されたタイミングから決定される次のデータ送信までの時間に基づいて、前記動作モードを選択することを特徴とする無線センサ端末。
  3. 請求項2に記載の無線センサ端末であって、
    前記センサによるセンシング結果に対する判定閾値が定められており、
    前記センシング結果と前記判定閾値を比較した結果、前記センシング結果が異常であると判定された場合、前記センシングタイミングが早期に到来するように設定することを特徴とする無線センサ端末。
  4. 請求項3に記載の無線センサ端末であって、
    前記センシング結果と前記判定閾値を比較した結果、前記センシング結果が異常であると判定された場合、前記データ送信タイミングが早期に到来するように設定することを特徴とする無線センサ端末。
  5. 請求項1に記載の無線センサ端末であって、
    前記無線通信部がデータを送信する周期Tに対する判定閾値T1及びT2が定められており、
    前記無線通信部は、モード1、モード2及びモード3を含む複数の動作モードで動作可能であって、
    前記各動作モードにおける前記無線通信部の待機電流がモード1>モード2>モード3の順に小さく、通常動作モードへの復帰時の消費電力がモード1<モード2<モード3の順に大きく、
    前記制御部は、
    T<T1の場合、モード1を選択し、
    T1≦T≦T2の場合、モード2を選択し、
    T2<Tの場合、モード3を選択することを特徴とする無線センサ端末。
  6. センシングデータを収集する無線センサシステムであって、
    制御部、センサ及び無線通信部を含み、前記センサが取得したセンシングデータ及び前記センシングデータを処理したデータの少なくとも一方を前記無線通信部から送信する無線センサ端末と、
    前記無線センサ端末からデータを受信するサーバとを備え、
    前記無線通信部は、データ送信中における通常動作モードと、消費電力が低い動作モードとして、待機電力及び通常動作モードへの復帰時の消費電力が異なる複数の動作モードとのいずれかで動作可能であって、
    前記無線センサ端末は、
    前記センサが取得したセンシングデータ及び前記センシングデータを処理したデータの少なくとも一方を前記無線通信部から送信し、
    前記センサのセンシング中及び前記無線通信部のデータ送信中における通常動作モードと、前記通常動作モード以外の時間における消費電力が低い複数の動作モードとのいずれかのモードで動作するように前記無線センサ端末を制御し、
    次のデータ送信までの時間に基づいて、消費電力が最も低くなる動作モードを選択し、前記選択された動作モードで動作するように前記無線通信部を制御することを特徴とする無線センサシステム。
  7. 請求項6に記載の無線センサシステムであって、
    前記制御部は、センシング結果から、予め決められたルールに従って、センシングタイミング及びデータ送信タイミングを変更し、
    前記変更されたタイミングから決定される次のデータ送信までの時間に基づいて、前記動作モードを選択することを特徴とする無線センサシステム。
  8. 請求項7に記載の無線センサシステムであって、
    前記センサによるセンシング結果に対する判定閾値が定められており、
    前記センシング結果と前記判定閾値を比較した結果、前記センシング結果が異常であると判定された場合、前記センシングタイミングが早期に到来するように設定することを特徴とする無線センサシステム。
  9. 請求項7に記載の無線センサシステムであって、
    前記センサによるセンシング結果に対する判定閾値が定められており、
    前記センシング結果と前記判定閾値を比較した結果、前記センシング結果が異常であると判定された場合、前記データ送信タイミングが早期に到来するように設定することを特徴とする無線センサシステム。
  10. 請求項6に記載の無線センサシステムであって、
    前記無線通信部がデータを送信する周期Tに対する判定閾値T1及びT2が定められており、
    前記無線通信部は、モード1、モード2及びモード3を含む複数の動作モードで動作可能であって、
    前記各動作モードにおける前記無線通信部の待機電流がモード1>モード2>モード3の順に小さく、通常動作モードへの復帰時の消費電力がモード1<モード2<モード3の順に大きく、
    前記制御部は、
    T<T1の場合、モード1を選択し、
    T1≦T≦T2の場合、モード2を選択し、
    T2<Tの場合、モード3を選択することを特徴とする無線センサシステム。
  11. 請求項6に記載の無線センサシステムであって、
    前記サーバは、前記センシングの結果からセンシングタイミング及びデータ送信タイミングの変更を前記無線センサ端末に通知し、
    前記無線センサ端末は、
    前記通知に従って、センシングタイミング及びデータ送信タイミングを変更し、
    前記変更されたタイミングから決定される次のデータ送信までの時間に基づいて、前記動作モードを選択することを特徴とする無線センサシステム。
  12. 無線センサ端末の制御方法であって、
    前記無線センサ端末は、各部の動作を制御する制御部と、物理量を計測するセンサと、データを送信する無線通信部とを有し、
    前記無線通信部は、データ送信中における通常動作モードと、消費電力が低い動作モードとして、待機電力及び通常動作モードへの復帰時の消費電力が異なる複数の動作モードとのいずれかで動作可能であって、
    前記制御方法は、
    前記制御部が、前記センサが取得したセンシングデータ及び前記センシングデータを処理したデータの少なくとも一方を前記無線通信部から送信するように制御し、
    前記制御部が、前記センサのセンシング中及び前記無線通信部のデータ送信中における通常動作モードと、前記通常動作モード以外の時間における消費電力が低い複数の動作モードとのいずれかのモードで動作するように前記無線センサ端末を制御し、
    前記制御部が、次のデータ送信までの時間に基づいて、消費電力が最も低くなる動作モードを選択し、前記選択された動作モードで前記無線通信部が動作するように制御することを特徴とする制御方法。
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