JP2021188242A - マスク - Google Patents

マスク Download PDF

Info

Publication number
JP2021188242A
JP2021188242A JP2021016390A JP2021016390A JP2021188242A JP 2021188242 A JP2021188242 A JP 2021188242A JP 2021016390 A JP2021016390 A JP 2021016390A JP 2021016390 A JP2021016390 A JP 2021016390A JP 2021188242 A JP2021188242 A JP 2021188242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antiviral agent
bag
cloth
mask
patch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021016390A
Other languages
English (en)
Inventor
敏行 高坂
Toshiyuki Kosaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2021188242A publication Critical patent/JP2021188242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

【課題】新型コロナウィルスに対応したマスクを提供する。【解決手段】当て布と、当該当て布を顔前面に保持する保持紐を備えたマスクに関するものである。当該マスクにおいて、前記当て布の内側に、抗ウィルス剤を含侵または保持した、抗ウィルス剤膜を配置する。当該抗ウィルス剤膜は袋に収納された状態で配置される。前記袋は、当て布本体の表地と裏地を利用して形成される場合、あるいは当て布本体とは別の袋を形成し、前記フィルターの入った袋を当て布の内側に配置することでもよい。また前記抗ウィルス剤膜は、当該抗ウィルス剤を溶媒に溶解し、布に含侵又は吹き付けて乾燥させる。前記抗ウィルス剤膜として銅網を利用することでも効果を上げることができる。【選択図】図1

Description

本発明はマスクに関し、特に、新型コロナウィルス感染予防用のマスクに関するものである。
新型コロナウィルス感染の拡大に伴って、マスクの着用が不可欠となっている。ウィルスや細菌を吸入しないだけの性能を持ったマスクとしては医療用のマスクがあるが、高価で嵩高であり、社会生活で使用するには不都合である。社会生活に使用するには、市販のマスクを使用することになるが、市販のマスクは、唾の飛沫の飛び散り、あるいは飛び散った飛沫を吸収しない程度の効果はあるが、ミクロンあるいはそれ以下の大きさの細菌やウィルスそのものの通過を阻止できるほど細密な布目を持った素材を使用しているわけではない。そこで、先行技術文献1ではウィルス除去のためにナノファイバーよりなるフィルターを用いることを提案している。
また、先行技術文献2ではマスクの周縁部を形成する鼻部、耳介部との間に比較的大きな隙間が生じ易いことから、鼻部及び前記下顎部と接する左右の両耳介部を覆う形態で、表側に抗ウィルス剤を施したニット布地を用い、前記鼻部及び前記下顎部と接する内部には前記抗ウィルス薬剤を施さないニット布地を重ねた構造とするマスクが提案されている。
特開2018-16904号公報 特開2017-101374号公報
上記した従来の布製のマスクは、唾の飛沫を防止する程度で、ウィルスや細菌そのものの吸入を防止できるわけではない。そこで、上記先行技術文献2では、に記載するような抗ウィルス剤を塗布あるいは含侵(明細書上「抗ウィルス剤を施した」)マスクが提案されるわけではあるが、ここで用いられる抗ウィルス剤とは、アミノ基に銀イオン等の金属イオン(段落0083)が付加された薬、抗ウィルス活性値が3.0以上であるである薬剤(段落0029)をいう。このような抗ウィルス剤を含侵させて乾燥させたニット布地をここでは使用している。
しかしながら、新型コロナウィルスは、上記のようなインフルエンザウィルスに対する抗ウィルス剤では何らの効果はなく、別途の観点からの開発が望まれることになる。
本発明は、当て布と、当該当て布を顔前面に保持する保持紐を備えたマスクに関するものである。当該マスクにおいて、前記当て布の内側に、抗ウィルス剤を含侵または保持した、抗ウィルス剤膜を配置する。当該抗ウィルス剤膜は袋に収納された状態で配置される。前記袋は、当て布本体の表地と裏地を利用して形成される場合、あるいは当て布本体とは別の袋を形成し、前記抗ウィルス剤膜の入った袋を当て布の内側に配置することでもよい。前記抗ウィルス剤膜として銅網で形成した袋を用い、当該袋に顆粒状の抗ウィルス剤あるいは抗ウィルス剤を含浸させた布を入れておくことで、より殺菌・滅菌効果を出すことができる。
当該前記抗ウィルス剤は、当該抗ウィルス剤を溶媒に溶解し、前記抗ウィルス剤膜に含浸又は吹き付けて乾燥させる。
前記抗ウィルス剤はイベルメクチンを用いることが望ましい。
本発明は、抗ウィルス剤としてイベルメクチンを使用しているので、人体に全く無害であり、新型コロナウィルスに感染した人の治療薬としての働きをするばかりでなく、非感染者の感染予防薬としても働くことにもなる。
本発明の実施形態を示す図。 本発明の別の実施形態を示す図。 抗ウィルス剤膜の1例を示す図である。
図1は本発明のマスクを分解して示す図である。
マスク本体は、従前と同様あて布1と保持紐2より構成される。当該あて布1の肌側に、以下の構成の抗ウィルス剤を塗布あるいは含侵した抗ウィルス剤膜11が配置される。
前記抗ウィルス剤膜11としては、通気性を確保するための多数の網目を備えた布(例えば網目単体のサイズが0.5×2mmが)が、溶媒に溶かれた状態の抗ウィルス剤のイベルメクチンに含侵される。ここで溶媒はメチルアルコール、あるいはエチルアルコールが用いられる。また、前記抗ウィルス剤膜11は前記あて布1と同等か少し小さい小袋12に収納される。
実際の使用時には、前記抗ウィルス剤膜11を、前記小袋12に収納した状態で、当該小袋を肌側に配置して使用する。
これによって、抗ウィルス剤膜11に含侵した抗ウィルス剤が人間の吸気によって、少しずつ肺に取りこまれることになり、肺の中で抗ウィルス剤として機能し、肺炎の発生を防止するとともに、口呼吸した場合は消化器系にとりこまれ、嘔吐等の症状の発生を抑えることになる。ここでは前記抗ウィルス剤膜11は、ウィルスに対するフィルターとして機能するのではないので、当該マスクの装着者はフィルターを通しての苦しい呼吸を強いられることはない。
また、抗ウィルス剤膜11が小袋12に収納された構成となっており、あて布1とは別体になっているので、マスク本体を交換しても、いままで使用していた抗ウィルス剤膜11を小袋に収めた状態で、そのまま新しいマスクに対して使用できることになる。
上記において、小袋12をあて布1とは別体としたが、あて布1の表地(外気に接する側)の布と裏地(肌に接する側)の布を利用して、上エッジあるいは下エッジを開口できる構造にして小袋12を構成してもよい。
図2は本発明の別の実施の形態を示すものである。椀状のマスクの当て布1の内側に前記小袋12に、抗ウィルス剤膜11を入れて配置したものである。
尚、銅は種々の菌やウィルスの不活性化に効力があることはよく知られているので、上記の2つの実施の形態において、抗ウィルス剤膜11として図3に示すような、銅網で形成した網袋13を使用してもよい。当該銅の網袋13の中に、図3で示すように顆粒状の抗ウィルス剤14を入れた状態とするか、もしくは、前記網袋13の中に前記抗ウィルス剤膜と同様に、イベルメクチン等の抗ウィルス剤を含浸した布を入れた状態とする。
この構成によって、抗ウィルス剤に加えて銅の殺菌・滅菌効果が作用することになる。
以上抗ウィルス剤としてイベルメクチンを使用した例を記述したが、イベルメクチン以外の抗ウィルス剤を使用してもいいことはもちろんである。
上記したように本発明は、キメの細かなフィルターを使用することなく、抗ウィルス剤を吸入することができるので、無理なく呼吸できるとともに、ウィルス性の疾患に対しての予防、治療に貢献することができる。
1・・あて布
2・・保持紐
11・・抗ウィルス剤膜
12・・小袋
13・・網袋
14・・抗ウィルス剤

Claims (6)

  1. 当て布と、当該当て布を顔前面に保持する保持紐を備えたマスクにおいて、
    抗ウィルス剤を含侵または保持し、前記当て布の内側に配置される抗ウィルス剤膜と、
    当該抗ウィルス剤膜を収納する袋と、
    を備えたことを特徴とするマスク。
  2. 当て布本体の表地と裏地を利用して前記袋を形成した請求項1に記載のマスク。
  3. 当て布本体とは別の前記袋を形成し、前記抗ウィルス剤膜の入った前記袋を当て布の内側に配置した請求項1に記載のマスク。
  4. 前記抗ウィルス剤膜が、溶媒に溶解した抗ウィルス剤を含侵又は吹き付け、乾燥させた請求項1に記載のマスク。
  5. 前記抗ウィルス剤膜が、銅網で形成された袋に顆粒状の抗ウィルス剤、または、抗ウィルス剤を含浸させた布が入れられた構成である請求項1に記載のマスク。
  6. 前記抗ウィルス剤がイベルメクチンであり、前記溶媒がエタノールまたはメタノールである請求項4に記載のマスク。
JP2021016390A 2020-05-26 2021-02-04 マスク Pending JP2021188242A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020091057 2020-05-26
JP2020091057 2020-05-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021188242A true JP2021188242A (ja) 2021-12-13

Family

ID=78848840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021016390A Pending JP2021188242A (ja) 2020-05-26 2021-02-04 マスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021188242A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114606764A (zh) * 2022-03-17 2022-06-10 浙江三禾纳米科技有限公司 一种熔喷布抗病毒口罩用喷液及喷涂生产线

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540873U (ja) * 1978-09-11 1980-03-15
JP2005218613A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Iwao Hishida マスク
JP2012135598A (ja) * 2010-03-19 2012-07-19 Kuraray Kuraflex Co Ltd 機能性シートを収容可能なマスク
JP2012152327A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Unitika Ltd 衛生マスク

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540873U (ja) * 1978-09-11 1980-03-15
JP2005218613A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Iwao Hishida マスク
JP2012135598A (ja) * 2010-03-19 2012-07-19 Kuraray Kuraflex Co Ltd 機能性シートを収容可能なマスク
JP2012152327A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Unitika Ltd 衛生マスク

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ROBERT T KINOBE、ほか1名: "A systematic review of experimental evidence for antiviral effects on ivermectin and an in silico an", ONLINE, JPN6022008076, 28 January 2021 (2021-01-28), ISSN: 0004868167 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114606764A (zh) * 2022-03-17 2022-06-10 浙江三禾纳米科技有限公司 一种熔喷布抗病毒口罩用喷液及喷涂生产线

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2023520682A (ja) 抗菌殺菌室呼吸用フェイスマスク/シールド
KR101224786B1 (ko) 피톤치드가 발산되는 항균 마스크
US4977634A (en) Pillow with poisonous gas removing cover
JP2021188242A (ja) マスク
JP2016016285A (ja) マスク
JP2010042087A (ja) 防護マスク
TW592746B (en) Mask
US20210138279A1 (en) Anti-virus filter for facemasks and respirators
CN212139436U (zh) 一种可自动发热杀死病菌的口罩
KR100464769B1 (ko) 건강 보조 마스크
JP2022147140A (ja) フェースマスク及びフィルター装置
CN210492729U (zh) 一种改良型感染护理口罩
KR200351108Y1 (ko) 향균 마스크
RU200058U1 (ru) Медицинская маска
CN214594303U (zh) 供氧口罩
CN214762953U (zh) 一种带有固体碱过滤片的头盔
CN218356973U (zh) 用于保护人体颈部以上的防护装置
KR200304089Y1 (ko) 확장흡착형 코마스크의 구조
KR20210155006A (ko) 마스크 내부 공기 순환장치
CN213667628U (zh) 一种可以预防新冠病毒的多功能鼻塞
CN215455600U (zh) 一种吸附杀灭新冠病毒的一次性医用口罩
BG3650U1 (bg) Антибактериална маска
CN214047664U (zh) 一种应急处理用方便佩戴的防护口罩
US20230117086A1 (en) Face mask in a cup shape with sticky micro droplets sprayed between its synthetic mesh layers
RU2738184C1 (ru) Защитная маска с угольным фильтром

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220303

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220906