JP2021183977A - 最適化された標的を絞った分析 - Google Patents
最適化された標的を絞った分析 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021183977A JP2021183977A JP2021133337A JP2021133337A JP2021183977A JP 2021183977 A JP2021183977 A JP 2021183977A JP 2021133337 A JP2021133337 A JP 2021133337A JP 2021133337 A JP2021133337 A JP 2021133337A JP 2021183977 A JP2021183977 A JP 2021183977A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion
- mass
- precursor
- ions
- spectral data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/004—Combinations of spectrometers, tandem spectrometers, e.g. MS/MS, MSn
- H01J49/0045—Combinations of spectrometers, tandem spectrometers, e.g. MS/MS, MSn characterised by the fragmentation or other specific reaction
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/0027—Methods for using particle spectrometers
- H01J49/0031—Step by step routines describing the use of the apparatus
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/62—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating the ionisation of gases, e.g. aerosols; by investigating electric discharges, e.g. emission of cathode
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/04—Preparation or injection of sample to be analysed
- G01N30/06—Preparation
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/62—Detectors specially adapted therefor
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/62—Detectors specially adapted therefor
- G01N30/72—Mass spectrometers
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/62—Detectors specially adapted therefor
- G01N30/72—Mass spectrometers
- G01N30/7233—Mass spectrometers interfaced to liquid or supercritical fluid chromatograph
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/0027—Methods for using particle spectrometers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
Abstract
Description
本出願は、2017年4月12日に提出された英国特許出願第1705908.0号からの優先権およびその利益を主張する。この出願の全内容は参照により本明細書に組み込まれている。
本発明は一般に質量分析計に関し、詳細には選択された種の分析を最適化する方法および質量分析計に関する。
a)分析様の試料中の化合物をクロマトグラフィにより分離し、溶出する試料をイオン化する、および/またはプリカーサーイオンを分離することで一時的に分離したプリカーサーイオンを提供することと、
b)質量スペクトルデータを取得するために、分離したプリカーサーイオンおよび/またはそこから抽出したプロダクトイオンの各々を複数の連続する取得時間において質量分析することとを含み、スペクトル計の1つまたは複数の作動パラメータの値は、それが異なる取得時間において異なる値を有するように変更され、所与のイオンに関して得られたスペクトルデータは前記作動パラメータの値に応じて変化し、
さらにc)各々の取得時間において得られたスペクトルデータを、データを獲得する際に使用された前記1つまたは複数の作動パラメータのそのそれぞれの値と共に記憶することと、
d)プリカーサーイオンまたはそこから抽出されたプロダクトイオンのうちの少なくとも1つに関して記憶されたスペクトルデータを調べ、そのプリカーサーイオンまたはそのプロダクトイオンのうちの少なくとも1つに関するどのスペクトルデータが事前に決められた判定基準に一致するかを特定し、この質量スペクトルデータを目標の作動パラメータ値として提供する前記1つまたは複数の作動パラメータの各々の値を特定することと、
e)プリカーサーイオン、またはそこから抽出されたプロダクトイオンのうちの前記少なくとも1つに対して再度質量分析を行うこととを含み、この分析の間、前記1つまたは複数の作動パラメータの値は、前記少なくとも1つのプリカーサーイオンまたはそのプロダクトイオンのうちの前記少なくとも1つに関するそのそれぞれの目標の作動パラメータ値に設定される。
(i)プリカーサーイオンの質量スペクトルデータを獲得するためにプリカーサーイオンを質量分析することと、
(ii)前記プリカーサーイオンの質量スペクトルデータから、その後の分析のためにプリカーサーイオンを特定することと、
(iii)前記プリカーサーイオンを隔離することと、
(iv)質量スペクトルデータを獲得するために、前記隔離されたプリカーサーイオンを断片化する、または反応させてプロダクトイオンを生成し、前記プロダクトイオンを複数の連続する取得時間において質量分析することとを含み、前記スペクトル計の1つまたは複数の作動パラメータの値は、それが異なる取得時間において異なる値を有するように変更され、所与のイオンに関して得られたスペクトルデータは前記作動パラメータの値に応じて変化し、
さらに(v)各取得時間に得られたスペクトルデータを、データを獲得するのに使用された前記1つまたは複数の作動パラメータのそのそれぞれの値と共に記憶することと、
(vi)記憶したスペクトルデータを調べ、どのスペクトルデータが事前に決められた判定基準に一致するかを特定し、この質量スペクトルデータを目標の作動パラメータ値として提供する前記1つまたは複数の作動パラメータの各々の値を特定することと、そしてその後、
(vii)前記プリカーサーイオンを断片化する、または反応させ、結果として生じるプロダクトイオンを質量分析し、その一方で前記1つまたは複数の作動パラメータの値が目標の作動パラメータ値に設定されることとを含む質量分析の方法も提供する。
b)質量スペクトルデータを獲得するために、プリカーサーイオンおよび/またはそこから抽出されたプロダクトイオンを複数の連続する取得時間において質量分析することを含み、スペクトル計の1つまたは複数の作動パラメータの値は、それが異なる取得時間において異なる値を有するように変更され、所与のイオンに関して得られたスペクトルデータは、前記作動パラメータの値に応じて変化し、
c)各取得時間において得られたスペクトルデータを、データを獲得するのに使用された前記1つまたは複数の作動パラメータのそのそれぞれの値と共に記憶することと、
d)プリカーサーイオンまたはそこから抽出されたプロダクトイオンのうちの少なくとも1つに関して記憶されたスペクトルデータを調べ、そのプリカーサーイオンまたはそのプロダクトイオンのうちの少なくとも1つに関するどのスペクトルデータが事前に決められた判定基準に一致するかを特定し、この質量スペクトルデータを目標の作動パラメータ値として提供する前記1つまたは複数の作動パラメータの各々の値を特定することと、
e)プリカーサーイオンまたはそこから抽出されたプロダクトイオンのうちの前記少なくとも1つを再度質量分析を行うことを含み、この分析の間、前記1つまたは複数の作動パラメータの値は、前記少なくとも1つのプリカーサーイオンまたはそのプロダクトイオンのうちの前記少なくとも1つに関するそのそれぞれの目標の作動パラメータ値に設定される質量分析の方法も提供する。
質量分析計と、
スペクトル計の1つまたは複数の作動パラメータを変更するためのコントローラと、
質量スペクトルデータを獲得するために、プリカーサーイオンおよび/またはそこから抽出されたプロダクトイオンの各々を複数の連続する取得時間において質量分析するように質量分析計を制御する、
スペクトル計の1つまたは複数の作動パラメータを、それが異なる取得時間において異なる値を有するように変更するように前記コントローラを制御し、所与のイオンに関して得られたスペクトルデータは、前記作動パラメータの値に応じて変化する、
各取得時間において得られたスペクトルデータを、データを獲得するのに使用された前記1つまたは複数の作動パラメータのそのそれぞれの値と共に記憶する、
プリカーサーイオンおよび/またはそこから抽出されたプロダクトイオンのうちの少なくとも1つに関して記憶されたスペクトルデータを調べ、そのプリカーサーイオンまたはそのプロダクトイオンのうちの少なくとも1つに関するどのスペクトルデータが事前に選択された、または閾値の判定基準に一致するかを特定し、この質量スペクトルデータを目標の作動パラメータ値として提供する前記1つまたは複数の作動パラメータの各々の値を特定することと、プリカーサーイオンまたはそこから抽出されたプロダクトイオンのうちの前記少なくとも1つを再度質量分析するようにスペクトル計を制御し、
この分析の間に、前記1つまたは複数の作動パラメータの値が、前記少なくとも1つのプリカーサーイオンまたはそのプロダクトイオンのうちの前記少なくとも1つに関するそのそれぞれの目標の作動パラメータ値に設定されるように設定され、そのように構成されたプロセッサとを備える質量分析計も提供する。
から成る群から選択されたから成る群から選択された質量フィルタを備えてよい。
スルファグアニジン[M+H]+=215amu
アセトアミノフェン[M+H]+=152amu
ValTyrVal(VYV)[M+H]+=380amu
ロイシン-エンケファリン[M+H]+=556amu
スルファジメトキシン[M+H]+=311amu
最初の列は、基準化合物を示している。2番目の列は、図6に関連して記載した技術によって得られたクロマトグラフィピーク面積を示しており、そこでの衝突エネルギーは、10〜40eVの間で走査された。3番目の列は、図5に関連して記載した技術によって得られたクロマトグラフィピーク面積を示しており、そこでは最適な衝突エネルギーが特定され使用される。4番目の列は、3番目の列における面積と、2番目の列における面積の比を示している。図5に関連して記載した技術(最適なフラグメンテーションエネルギーを有する)は、図5に関連して記載した技術(走査された衝突エネルギーを利用する)より、各化合物に関してより大きなクロマトグラフィピーク面積を提供することを見ることができる。図5の方法を利用することによって1.84倍の平均の絶対感度の増加が得られることを4番目の列から見ることができる。
1.イオンをガスまたは表面と衝突させる衝突エネルギーが最適化されてよい。例えば、イオンを断片化させるためにイオンをAC電圧によって特定のガスの中で振動させる場合があり、この電圧の周波数または振幅数が最適化されてよい。
2.イオンが断片化されるフラグメンテーションエネルギーが最適化されてよい。例えばイオンが、電磁放射または光子を受けることによって断片化される場合、放射または光子エネルギーのレベルが最適化されてよい。
3.イオン化条件が最適化されてよい。例えば電気スプレーイオン化において、電気スプレーニードル電圧が最適化されてよい。最も高い感度に関する値は、異なる溶媒組成を使用した場合に異なり、それ故異なる保持時間においても異なる。電子衝撃イオン化法(EI)に関して、最適な感度および最適な信号とノイズ比は化合物固有であるため、電子エネルギーが最適化されてよい。一部のケースでは、電子エネルギーまたはイオン化ポテンシャルは、妨害する化合物を区別するように選択/最適化されてよい。APPIソースなどの光子イオン化源では、光子エネルギーまたは流速が最適化されてよい。
4.計器内のガス圧またはガス組成が最適化されてよい。例えばこれは、例えばイオン移動度分離バッファガスへのドーパントの導入、すなわち極性気体または分極可能な気体の導入によってイオン移動度の分離を制御するように最適化されてよい。
5.イオン移動度フィルタの作動パラメータが最適化されてよい。例えば差動イオン移動度フィルタで使用される補償電圧が最適化されてよい。
6.イオンが、質量分析計を通ってイオン検出器に向かって進む際のイオンの通過に影響を与えるように作用する静電気デバイスまたはRFデバイスの1つまたは複数の設定が最適化されてよい。例えば極めて変化し易い化合物に関して、集束が大きい、加速が大きい、偏向が大きい、またはRF閉じ込めポテンシャルが大きいことは、他の化合物にとって最適である値における望ましくないフラグメンテーションを招く可能性がある。これは化合物特有の作用であり、記載される方法を用いて調査されてよい。
7.最適な信号とノイズ比に関する分析フィルタの分解能設定と感度が最適化されてよい。例えば四重極質量フィルタの分解能が高められると、伝達が低下する可能性がある。何らかの障害物の性質に応じて、最適な検出限界に対する最適なフィルタ分解能が存在してよい。これは、例えばイオン移動度フィルタまたは差動イオン移動度フィルタなどの任意の分析フィルタに適用される。
8.分析RFイオントラップの分解能が最適化されてよい。
9.分析静電気イオントラップの分解能が最適化されてよい。
10.イオンが反応物に曝される反応時間、例えば解離を生じさせる反応時間が最適化されてよい。このようなプロセスには、例えば、ETD、HDX、ECD、PTR、イオンと分子、またはイオンとイオンの相互作用が含まれる。これは、イオンをデバイス内を通るように推し進める推進力を変える、またはデバイスの中でのトラップ時間を変えることによって反応時間が調節される貫流デバイスを用いて達成されてよい。あるいは、そのような反応は、イオン化源の中で、またはさらにはイオン化より前に溶液中で生じる場合もある。
11.イオンの伝達または減衰レベルが最適化されてよい。
12.検出器または電子増倍管の電圧またはゲインが最適化されてよい。
Claims (20)
- a)分析試料中の化合物をクロマトグラフィにより分離し、前記溶出する試料をイオン化する、および/またはプリカーサーイオンを分離することで一時的に分離したプリカーサーイオンを提供するステップと、
b)質量スペクトルデータを獲得するために、前記分離したプリカーサーイオンおよび/またはそこから抽出したプロダクトイオンの各々を複数の連続する取得時間において飛行時間質量分析器によって質量分析するステップであって、前記スペクトル計の1つまたは複数の作動パラメータの値は、それが前記異なる取得時間において異なる値を有するように変更され、所与のイオンに関して得られた前記スペクトルデータは前記作動パラメータの前記値に応じて変化する、ステップと、
c)各々の取得時間において得られた前記スペクトルデータを、前記データを獲得する際に使用された前記1つまたは複数の作動パラメータのそのそれぞれの値と共に記憶するステップと、
d)前記プリカーサーイオンまたはそこから抽出された前記プロダクトイオンのうちの少なくとも1つに関して前記記憶されたスペクトルデータを調べ、そのプリカーサーイオンまたはそのプロダクトイオンのうちの少なくとも1つに関するどのスペクトルデータが事前に決められた判定基準に一致するかを特定し、この質量スペクトルデータを目標の作動パラメータ値として提供する前記1つまたは複数の作動パラメータの各々の前記値を特定するステップと、
e)前記プリカーサーイオンまたはそこから抽出されたプロダクトイオンのうちの前記少なくとも1つに対して再度質量分析を行うステップであって、この分析の間、前記1つまたは複数の作動パラメータの前記値が、前記少なくとも1つのプリカーサーイオンまたはそのプロダクトイオンのうちの前記少なくとも1つに関するそのそれぞれの目標の作動パラメータ値に設定される、ステップと、
を含む質量分析の方法。 - 前記事前に決められた判定基準に一致すると見なされた前記スペクトルデータは、最大強度または最大の信号対ノイズ比を有する前記プリカーサーイオンに関するスペクトルデータ、またはそのプロダクトイオンのうちの少なくとも1つに関するスペクトルデータである、請求項1に記載の方法。
- 前記化合物をクロマトグラフィによって分離するステップは、液体クロマトグラフィによって前記試料を分離することを含む、または
プリカーサーイオンを分離するステップは、イオン移動度または質量と電荷の比によって前記プリカーサーイオンを分離することを含む、
請求項1または2に記載の方法。 - 前記プリカーサーイオンは、請求項1のステップb)より前に断片化される、または反応させられ、ステップb)は、結果として生じるプロダクトイオンを質量分析することを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- ステップd)は、特定のプリカーサーイオンの複数のプロダクトイオンに関する前記スペクトルデータを調べることと、どのプロダクトイオンが前記事前に決められた判定基準に一致する質量スペクトルデータを有するか特定することと、前記この質量ペクトルデータを前記目標の値として提供する前記1つまたは複数の作動パラメータの各々の前記値を特定することと、を含む、請求項4に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の作動パラメータは、前記プリカーサーイオンが断片化される、または反応させられて前記プロダクトイオンを生成するフラグメンテーションまたは反応のエネルギーまたは速度、あるいは前記プリカーサーイオンが反応物によるフラグメンテーションの反応条件を受ける時間の長さを含む、請求項4または5に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の作動パラメータは、前記イオンを加速させるのに使用される電位差、前記イオンをガスまたは表面と衝突させる衝突エネルギー、ソースのイオン化効率または感度またはイオン化エネルギー、差動イオン移動度フィルタにおける補償電圧などのイオン移動度フィルタの作動パラメータ、ガス圧またはガス組成、調整パラメータなど、前記イオンに対して作用する静電気デバイスまたはRFデバイスの設定、イオンの減衰レベル、電子増倍管の設定、最適な信号とノイズ比または感度などの質量フィルタの分解能の設定、あるいはイオントラップ時間のうちの1つまたは複数である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- ステップa)を実行するのに分離器デバイスを使用することと、前記分離器デバイスからの前記少なくとも1つのプリカーサーイオンのそれぞれの溶出時間を特定することと、前記少なくとも1つのプリカーサーイオンに関連する前記目標の作動パラメータを、そのそれぞれの溶出時間と相関させることと、ステップe)において前記分離器デバイスまたは特定の分離器デバイスを利用して前記プリカーサーイオンを分離することと、前記少なくとも1つのプリカーサーイオンが前記分離器デバイスから溶出する際、前記作動パラメータが、前記少なくとも1つのプリカーサーイオンに関するそれぞれの目標の値であるように、前記分離器からの溶出時間に応じてステップe)において前記1つまたは複数の作動パラメータを制御することと、を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- ステップa)を実行するのに分離器デバイスを使用することを含み、前記スペクトルデータを記憶するステップは、前記分離器からのそのそれぞれの溶出時間と共に前記スペクトルデータを記憶することを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記スペクトルデータを記憶することは、そのそれぞれのプリカーサーイオンの質量と電荷の比と共に前記プロダクトイオンに関する前記スペクトルデータを記憶することを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
- プリカーサーイオンの質量スペクトルデータを獲得するためにプリカーサーイオンを質量分析するステップと、
前記プリカーサーイオンの質量スペクトルデータから、その後の分析のために1つまたは複数のプリカーサーイオンを特定するステップと、
前記1つまたは複数のプリカーサーイオンを隔離するステップと、
前記1つまたは複数の隔離したプリカーサーイオンを断片化するか反応させてプロダクトイオンを生成するステップであって、ステップb)からステップe)が前記プロダクトイオンに対して行われる、ステップと、
を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。 - 隔離するステップは、プリカーサーイオンを質量フィルタリングする、またはイオントラップからプリカーサーイオンを質量選択式に排出することによって行われることで、前記1つまたは複数のプリカーサーイオンのみが前記その後の分析のために伝達される、請求項11に記載の方法。
- ステップa)を実行するために分離器デバイスを使用するステップと、
検体が前記分離器から溶出する際、第1のモードと第2のモードを交互に繰り返し行うステップであって、前記第1のモードでは、前記プリカーサーイオンは、相対的に低い割合のプリカーサーイオンが解離するように、またはプリカーサーイオンが全く解離しないようにフラグメンテーションまたは反応条件を受け、前記第2のモードでは、前記プリカーサーイオンは、相対的に高い割合のプリカーサーイオンが解離するように、または全てのプリカーサーイオンが解離するようにフラグメンテーションまたは反応条件を受ける、ステップと、
前記第1のモードにおいてイオンを質量分析するステップと、
前記第2のモードで生成された前記プロダクトイオンに対してステップb)からステップd)を実行するステップと、
を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第1のモードにおいて得られた前記質量スペクトルデータから対象の1つまたは複数のプリカーサーイオンの質量と電荷の比および/または溶出時間を特定することと、
前記第2のモードにおいて得られた前記質量スペクトルデータから前記1つまたは複数の対象のプリカーサーイオンの各々のプロダクトイオンに関する前記目標の作動パラメータ値を特定することと、
を含む、請求項13に記載の方法。 - 異なる作動パラメータに対して目標の作動パラメータ値を特定するために、前記異なる作動パラメータを変化させながらステップa)からステップd)を繰り返すことと、ステップe)において前記多様な作動パラメータを、そのそれぞれの目標の作動パラメータ値に設定することと、を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
- 任意の所与の時間にステップb)において、限定された範囲の質量と電荷の比またはイオン移動度を質量分析されるように伝達するために、ステップb)より前に質量と電荷の比またはイオン移動度によってイオンをフィルタリングする、または分離することを含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
- 前記作動パラメータの前記値は、時間と共に変更される特定の範囲内でステップb)において変更され、前記限定された範囲の質量と電荷の比またはイオン移動度は、任意選択で前記作動パラメータの前記範囲の変化と同調して時間と共に変更される、請求項16に記載の方法。
- (i)プリカーサーイオンの質量スペクトルデータを獲得するために飛行時間質量分析器によってプリカーサーイオンを質量分析するステップと、
(ii)前記プリカーサーイオンの質量スペクトルデータから、その後の分析のためにプリカーサーイオンを特定するステップと、
(iii)前記プリカーサーイオンを隔離するステップと、
(iv)質量スペクトルデータを獲得するために、前記隔離されたプリカーサーイオンを断片化する、または反応させてプロダクトイオンを生成し、前記プロダクトイオンを複数の連続する取得時間において質量分析するステップであって、前記スペクトル計の1つまたは複数の作動パラメータの値は、それが前記異なる取得時間において異なる値を有するように変更され、所与のイオンに関して得られた前記スペクトルデータは前記作動パラメータの前記値に応じて変化する、ステップと、
(v)各取得時間に得られた前記スペクトルデータを、前記データを獲得するのに使用された前記1つまたは複数の作動パラメータのそのそれぞれの値と共に記憶するステップと、
(vi)前記記憶したスペクトルデータを調べ、どのスペクトルデータが事前に決められた判定基準に一致するかを特定し、この質量スペクトルデータを目標の作動パラメータ値として提供する前記1つまたは複数の作動パラメータの各々の前記値を特定するステップと、そしてその後、
(vii)前記プリカーサーイオンを断片化するか反応させ、結果として生じるプロダクトイオンを質量分析し、その一方で前記1つまたは複数の作動パラメータの前記値が前記目標の作動パラメータ値に設定されるステップと、
を含む質量分析の方法。 - b)質量スペクトルデータを獲得するために、プリカーサーイオンおよび/またはそこから抽出されたプロダクトイオンを複数の連続する取得時間において飛行時間質量分析器によって質量分析するステップであって、前記スペクトル計の1つまたは複数の作動パラメータの値は、それが前記異なる取得時間において異なる値を有するように変更され、所与のイオンに関して得られた前記スペクトルデータは、前記作動パラメータの前記値に応じて変化するステップと、
c)各取得時間において得られた前記スペクトルデータを、前記データを獲得するのに使用された前記1つまたは複数の作動パラメータのそのそれぞれの値と共に記憶するステップと、
d)前記プリカーサーイオンまたはそこから抽出された前記プロダクトイオンのうちの少なくとも1つに関して前記記憶されたスペクトルデータを調べ、そのプリカーサーイオンまたはそのプロダクトイオンのうちの少なくとも1つに関するどのスペクトルデータが事前に決められた判定基準に一致するかを特定し、この質量スペクトルデータを目標の作動パラメータ値として提供する前記1つまたは複数の作動パラメータの各々の前記値を特定するステップと、
e)前記プリカーサーイオンまたはそこから抽出されたプロダクトイオンのうちの前記少なくとも1つに対して再度質量分析を行うステップであって、この分析の間、前記1つまたは複数の作動パラメータの前記値は、前記少なくとも1つのプリカーサーイオンまたはそのプロダクトイオンのうちの前記少なくとも1つに関するそのそれぞれの目標の作動パラメータ値に設定される、ステップと、
を含む質量分析の方法。 - 請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された質量スペクトル計。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB1705908.0A GB2561378B (en) | 2017-04-12 | 2017-04-12 | Optimised targeted analysis |
GB1705908.0 | 2017-04-12 | ||
JP2019555754A JP6932787B2 (ja) | 2017-04-12 | 2018-04-11 | 最適化された標的を絞った分析 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019555754A Division JP6932787B2 (ja) | 2017-04-12 | 2018-04-11 | 最適化された標的を絞った分析 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021183977A true JP2021183977A (ja) | 2021-12-02 |
JP7241821B2 JP7241821B2 (ja) | 2023-03-17 |
Family
ID=58744716
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019555754A Active JP6932787B2 (ja) | 2017-04-12 | 2018-04-11 | 最適化された標的を絞った分析 |
JP2021133337A Active JP7241821B2 (ja) | 2017-04-12 | 2021-08-18 | 最適化された標的を絞った分析 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019555754A Active JP6932787B2 (ja) | 2017-04-12 | 2018-04-11 | 最適化された標的を絞った分析 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US11201043B2 (ja) |
EP (1) | EP3610494A1 (ja) |
JP (2) | JP6932787B2 (ja) |
KR (1) | KR102314968B1 (ja) |
CN (2) | CN114720603B (ja) |
CA (1) | CA3056314A1 (ja) |
GB (1) | GB2561378B (ja) |
WO (1) | WO2018189540A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11430643B2 (en) * | 2020-09-29 | 2022-08-30 | Tokyo Electron Limited | Quantification of processing chamber species by electron energy sweep |
JP7380515B2 (ja) * | 2020-10-19 | 2023-11-15 | 株式会社島津製作所 | 質量分析を用いた試料分析方法及び試料分析システム |
CN116106464B (zh) * | 2023-04-10 | 2023-07-25 | 西湖欧米(杭州)生物科技有限公司 | 质谱数据质量程度或概率的控制系统、评估系统及方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140036734A (ko) * | 2012-09-18 | 2014-03-26 | 한국과학기술연구원 | 동위원소 희석법 및 기체 크로마토그래피-이중 질량분석기를 이용한 산성제초제의 분석방법 |
US20170011899A1 (en) * | 2014-04-01 | 2017-01-12 | Micromass Uk Limited | Method of Optimising Spectral Data |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7158862B2 (en) * | 2000-06-12 | 2007-01-02 | The Arizona Board Of Regents On Behalf Of The University Of Arizona | Method and system for mining mass spectral data |
US6989100B2 (en) * | 2002-05-09 | 2006-01-24 | Ppd Biomarker Discovery Sciences, Llc | Methods for time-alignment of liquid chromatography-mass spectrometry data |
US8338779B2 (en) * | 2008-02-27 | 2012-12-25 | Thermo Finnigan Llc | Optimization of excitation voltage amplitude for collision induced dissociation of ions in an ion trap |
WO2011010649A1 (ja) * | 2009-07-24 | 2011-01-27 | 株式会社日立製作所 | 質量分析方法及びイオン解離装置 |
WO2011091023A1 (en) * | 2010-01-20 | 2011-07-28 | Waters Technologies Corporation | Techniques for efficient fragmentation of peptides |
US8278620B2 (en) * | 2010-05-03 | 2012-10-02 | Thermo Finnigan Llc | Methods for calibration of usable fragmentation energy in mass spectrometry |
US20130080073A1 (en) * | 2010-06-11 | 2013-03-28 | Waters Technologies Corporation | Techniques for mass spectrometry peak list computation using parallel processing |
WO2012058632A1 (en) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | Thermo Fisher Scientific Oy | Automated system for sample preparation and analysis |
EP2660589A4 (en) * | 2010-12-28 | 2016-03-02 | Shimadzu Corp | Mass Spectrometer chromatograph |
CN103443899B (zh) * | 2011-03-11 | 2016-01-20 | 株式会社岛津制作所 | 质量分析装置 |
JP5799618B2 (ja) * | 2011-07-06 | 2015-10-28 | 株式会社島津製作所 | Ms/ms型質量分析装置及び同装置用プログラム |
EP2782116B1 (en) * | 2011-11-04 | 2018-05-30 | Shimadzu Corporation | Mass spectrometer |
JP5821767B2 (ja) * | 2012-04-20 | 2015-11-24 | 株式会社島津製作所 | クロマトグラフタンデム四重極型質量分析装置 |
EP3598478A1 (en) * | 2012-05-18 | 2020-01-22 | Micromass UK Limited | Method of ms/ms mass spectrometry |
WO2014140622A1 (en) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | Micromass Uk Limited | Improved method of data dependent control |
US9484192B2 (en) * | 2013-03-15 | 2016-11-01 | Micromass Uk Limited | Data directed storage of imaging mass spectra |
US20140374583A1 (en) * | 2013-06-24 | 2014-12-25 | Agilent Technologies, Inc. | Electron ionization (ei) utilizing different ei energies |
GB201316164D0 (en) * | 2013-09-11 | 2013-10-23 | Thermo Fisher Scient Bremen | Targeted mass analysis |
JP6176049B2 (ja) * | 2013-10-11 | 2017-08-09 | 株式会社島津製作所 | タンデム四重極型質量分析装置 |
JP6176334B2 (ja) * | 2013-11-28 | 2017-08-09 | 株式会社島津製作所 | 質量分析方法、質量分析装置、及び質量分析データ処理プログラム |
JP6202103B2 (ja) * | 2013-12-17 | 2017-09-27 | 株式会社島津製作所 | 質量分析装置及び質量分析方法 |
US9583321B2 (en) * | 2013-12-23 | 2017-02-28 | Thermo Finnigan Llc | Method for mass spectrometer with enhanced sensitivity to product ions |
JP6028875B2 (ja) * | 2014-01-20 | 2016-11-24 | 株式会社島津製作所 | タンデム質量分析データ処理装置 |
GB201406981D0 (en) * | 2014-04-17 | 2014-06-04 | Micromass Ltd | Hybrid acquisition method incorporating electron transfer dissociation triggered from fast sequential 2D MS/MS collision induced dissociation |
DE112015002731B4 (de) * | 2014-06-11 | 2024-03-28 | Micromass Uk Limited | Zweidimensionale MS/MS-Erfassungsmodi |
EP3018843A1 (en) * | 2014-11-04 | 2016-05-11 | Sequans Communications Ltd. | Fast calibration of electronic devices |
-
2017
- 2017-04-12 GB GB1705908.0A patent/GB2561378B/en active Active
-
2018
- 2018-04-11 EP EP18719262.0A patent/EP3610494A1/en active Pending
- 2018-04-11 CN CN202210438887.7A patent/CN114720603B/zh active Active
- 2018-04-11 WO PCT/GB2018/050968 patent/WO2018189540A1/en unknown
- 2018-04-11 CA CA3056314A patent/CA3056314A1/en active Pending
- 2018-04-11 CN CN201880024741.XA patent/CN110494952B/zh active Active
- 2018-04-11 KR KR1020197030113A patent/KR102314968B1/ko active IP Right Grant
- 2018-04-11 JP JP2019555754A patent/JP6932787B2/ja active Active
- 2018-04-11 US US16/604,538 patent/US11201043B2/en active Active
-
2021
- 2021-08-18 JP JP2021133337A patent/JP7241821B2/ja active Active
- 2021-11-05 US US17/519,747 patent/US11705317B2/en active Active
-
2023
- 2023-06-02 US US18/328,178 patent/US12057303B2/en active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140036734A (ko) * | 2012-09-18 | 2014-03-26 | 한국과학기술연구원 | 동위원소 희석법 및 기체 크로마토그래피-이중 질량분석기를 이용한 산성제초제의 분석방법 |
US20170011899A1 (en) * | 2014-04-01 | 2017-01-12 | Micromass Uk Limited | Method of Optimising Spectral Data |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20210125816A1 (en) | 2021-04-29 |
US11705317B2 (en) | 2023-07-18 |
US12057303B2 (en) | 2024-08-06 |
CN114720603B (zh) | 2024-06-21 |
US20230386812A1 (en) | 2023-11-30 |
GB201705908D0 (en) | 2017-05-24 |
JP6932787B2 (ja) | 2021-09-08 |
WO2018189540A1 (en) | 2018-10-18 |
GB2561378B (en) | 2022-10-12 |
KR102314968B1 (ko) | 2021-10-20 |
CN110494952B (zh) | 2022-05-13 |
GB2561378A (en) | 2018-10-17 |
US11201043B2 (en) | 2021-12-14 |
US20220059330A1 (en) | 2022-02-24 |
CN110494952A (zh) | 2019-11-22 |
EP3610494A1 (en) | 2020-02-19 |
CN114720603A (zh) | 2022-07-08 |
JP7241821B2 (ja) | 2023-03-17 |
CA3056314A1 (en) | 2018-10-18 |
KR20190126138A (ko) | 2019-11-08 |
JP2020519855A (ja) | 2020-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9779929B2 (en) | Method of screening a sample for the presence of one or more known compounds of interest and a mass spectrometer performing this method | |
JP4588925B2 (ja) | 質量分析方法および装置 | |
JP4778564B2 (ja) | 質量分析計 | |
US12062532B2 (en) | Two dimensional MSMS | |
JP7241821B2 (ja) | 最適化された標的を絞った分析 | |
CN106550609B (zh) | 组合式串级质谱法和离子迁移率质谱法 | |
US9337005B2 (en) | Method of MS/MS mass spectrometry | |
US20240363321A1 (en) | Two dimensional msms | |
US20220157593A1 (en) | Feeding real time search results of chimeric ms2 spectra into the dynamic exclusion list | |
GB2604834A (en) | Optimised targeted analysis |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210824 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230307 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7241821 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |