JP2021183729A - Mask frame - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、マスクフレームに関する。 The present invention relates to a mask frame.
従来、使用者に装着されるマスクとして、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このようなマスクは、使用者の口部及び鼻部を覆うマスク本体と、当該マスク本体に固定された耳掛け部材と、を備える。
Conventionally, as a mask worn by a user, for example, the one described in
ここで、上述のマスクは、いわゆる使い捨てマスクである。従って、使用者は、マスクを使用し終わったら当該マスクを廃棄し、新しいマスクを使用する必要がある。例えば、マスクが入手困難な場合などに、使用者が繰り返し使用できるような製品が求められる。 Here, the above-mentioned mask is a so-called disposable mask. Therefore, when the user finishes using the mask, it is necessary to discard the mask and use a new mask. For example, when it is difficult to obtain a mask, a product that can be used repeatedly by the user is required.
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであり、繰り返し使用可能であって、使用者が容易にマスクを作成可能となるマスクフレームを提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve such a problem, and an object of the present invention is to provide a mask frame that can be used repeatedly and that allows a user to easily create a mask.
本発明の一態様に係るマスクフレームは、シート部材を着脱可能に取り付けることによってマスクを構成するフレーム部を備える。 The mask frame according to one aspect of the present invention includes a frame portion that constitutes a mask by detachably attaching a seat member.
マスクフレームのフレーム部は、シート部材を着脱可能に取り付けることによってマスクを構成することができる。このような構成によれば、使用者は、シート部材を準備し、フレーム部に取り付けることで、容易にマスクを作成可能である。また、使用者は、使用後のシート部材をフレーム部から取り外すことで、マスクフレームを再び使用することができる。すなわち、使用者は、新たなシート部材をフレーム部に取り付けることで、新たなマスクを作成することができる。以上より、マスクフレームは、繰り返し使用可能であって、使用者が容易にマスクを作成可能とするものである。 The frame portion of the mask frame can be configured as a mask by detachably attaching a seat member. According to such a configuration, the user can easily create a mask by preparing the seat member and attaching it to the frame portion. In addition, the user can use the mask frame again by removing the used sheet member from the frame portion. That is, the user can create a new mask by attaching a new sheet member to the frame portion. From the above, the mask frame can be used repeatedly, and the user can easily create a mask.
フレーム部には、取り付けられたシート部材を保持する保持部が形成されてよい。この場合、使用者がシート部材を保持部に保持させることで、シート部材がフレーム部から外れることを抑制できる。 The frame portion may be formed with a holding portion for holding the attached seat member. In this case, by having the user hold the seat member in the holding portion, it is possible to prevent the seat member from coming off the frame portion.
保持部は、フレーム部に形成されて互いに交差する複数のスリットによって構成されてよい。この場合、使用者が複数のスリットが交差する箇所にシート部材を押し込むことで、容易に保持部でのシート部材の保持が可能となる。 The holding portion may be composed of a plurality of slits formed in the frame portion and intersecting each other. In this case, the user can easily hold the seat member in the holding portion by pushing the seat member into the place where the plurality of slits intersect.
マスクフレームは、使用者がマスクを装着するための紐部材を係合させる係合部を更に備えてよい。この場合、使用者は、紐部材を準備して係合部に係合させることで、装着用の紐部を容易に作成することができる。 The mask frame may further include an engaging portion for engaging the string member for the user to wear the mask. In this case, the user can easily create a string portion for mounting by preparing the string member and engaging it with the engaging portion.
フレーム部は、マスクの外周縁部を構成する枠状の本体部と、本体部の開口部に架け渡される補強部と、を備えてよい。この場合、本体部は、マスクの外周縁部に対応する位置にてシート部材を支持する。また、補強部は、本体部が使用者の意図しない形状に変形することを抑制できる。また、補強部は、本体部の開口部においてシート部材が使用者の口に吸い込まれることを抑制できる。 The frame portion may include a frame-shaped main body portion that constitutes the outer peripheral edge portion of the mask, and a reinforcing portion that spans the opening of the main body portion. In this case, the main body supports the sheet member at a position corresponding to the outer peripheral edge of the mask. In addition, the reinforcing portion can prevent the main body portion from being deformed into a shape not intended by the user. Further, the reinforcing portion can prevent the sheet member from being sucked into the user's mouth at the opening of the main body portion.
本発明によれば、繰り返し使用可能であって、使用者が容易にマスクを作成可能となるマスクフレームを提供できる。 According to the present invention, it is possible to provide a mask frame that can be used repeatedly and that allows a user to easily create a mask.
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In each figure, the same parts or corresponding parts are designated by the same reference numerals, and duplicate description will be omitted.
図1は、本発明の実施形態に係るマスクフレーム1を示す斜視図である。図2は、マスクフレーム1の側面図である。図3は、マスクフレーム1によって作成されるマスク100の展開斜視図である。図4は、マスクフレーム1を使用して作成されたマスク100の使用状態を示す斜視図である。なお、本明細書において「上」「下」「右」「左」「前」「後」という語は、マスク100を使用している時の使用者から見たときの方向を基準としたものとする。
FIG. 1 is a perspective view showing a
マスクフレーム1は、シート部材40及び紐部材50を用いてマスク100を作成するための部材である(図3参照)。すなわち、マスクフレーム1は、マスク100を構成する部品である。図1に示すように、マスクフレーム1は、フレーム部10と、係合部20と、を備える。マスクフレーム1は、金型を用いて成形された成形品である。従って、フレーム部10の各部分、及び係合部20は、互いに一体的に形成されている。マスクフレーム1の樹脂材料は特に限定されないが、PP、PEなどの樹脂材料が採用されてよい。なお、図1及び図2に示すマスクフレーム1は、使用者が装着する前段階における状態(流通時の状態)を示す。マスク100を装着した時には、マスクフレーム1は、使用者の顔の形状に合わせて変形する。なお、マスクフレーム1を使用者の顔の形状に合わせて変形させる前段階における状態を「通常時」と称する場合がある。また、マスクフレーム1をマスク100として使用することで使用者の顔の形状に合わせて変形した状態を「使用時」と称する場合がある。なお、マスクフレーム1を説明するときにおいて、特段の言及が無い場合は、通常時における形状を説明しているものとする。
The
フレーム部10は、シート部材40(図3、図4参照)を着脱可能に取り付けることによってマスク100を構成するための部分である。フレーム部10は、シート部材40(図3、図4参照)を取り付けることで、マスク100の本体部101を構成する。なお、マスク100の本体部101とは、図4に示すように、使用者Pの口及び鼻を覆う部分である。本体部101は、矩形状の形状を有するシート状の構成を有する。本体部101の四隅には、紐部102が取り付けられている。使用者Pは、紐部102を介してマスク100を装着する。なお、本体部101のうち、上側、下側、右側、及び左側の四方の端部付近の領域を外周縁部101aと称する。
The
図1に戻り、フレーム部10は、本体部15と、補強部16と、を備える。本体部15は、マスク100の外周縁部101a(図4参照)を構成する枠状の部分である。本体部15は、上側、下側、右側、及び左側の四方の外周縁部101a(図4参照)に沿って延びるような四つの辺部を有する。具体的に、本体部15は、上側辺部11と、下側辺部12と、右側辺部13と、左側辺部14と、を備える。なお、本体部15は、各辺部11,12,13,14に囲まれる領域に開口部17を有する。開口部17は、使用時において使用者の口及び口周辺において前後方向に貫通する領域である。
Returning to FIG. 1, the
上側辺部11は、本体部15の上端側の位置において、所定の幅寸法を有した状態で左右方向に延びる部分である。上側辺部11は、右側部分11A、左側部分11B、及び中央部分11Cを有する。右側部分11Aは、使用時において使用者の右目の下側に配置される。左側部分11Bは、使用時において使用者の左目の下側に配置される。中央部分11Cは、右側部分11Aと左側部分11Bとの間に設けられる部分である。中央部分11Cは、使用時において使用者の鼻頭に配置される。通常時において、中央部分11Cは、左右方向の中央位置の頂部が前側に突出するように、上下方向から見て山なりに湾曲する。なお、通常状態において、右側部分11Aは中央部分11Cから右側へ向かって延び、左側部分11Bは中央部分11Cから左側へ向かって延びる。しかし、使用時において、右側部分11Aは、顔の形状に応じて右側の端部付近が後側へ湾曲するように変形し、左側部分11Bは、顔の形状に応じて左側の端部付近が後側へ湾曲するように変形する。
The
下側辺部12は、本体部15の下端側の位置において、所定の幅寸法を有した状態で左右方向に延びる部分である。下側辺部12は、右側部分12A、左側部分12B、及び中央部分12Cを有する。右側部分12Aは、使用時において使用者の右側の顎付近に配置される。左側部分12Bは、使用時において使用者の左側の顎付近に配置される。中央部分12Cは、右側部分12Aと左側部分12Bとの間に設けられる部分である。中央部分12Cは、使用時において使用者の顎付近に配置される。通常時において、中央部分12Cは、左右方向の中央位置の頂部が前側に突出するように、上下方向から見て山なりに湾曲する。なお、通常状態において、右側部分12Aは中央部分12Cから右側へ向かって延び、左側部分12Bは中央部分12Cから左側へ向かって延びる。しかし、使用時において、右側部分12Aは、顔の形状に応じて右側の端部付近が後側へ湾曲するように変形し、左側部分12Bは、顔の形状に応じて左側の端部付近が後側へ湾曲するように変形する。
The
右側辺部13は、本体部15の右端側の位置において、所定の幅寸法を有した状態で上下方向に延びる部分である。右側辺部13の上端部は上側辺部11の右端部に接続され、右側辺部13の下端部は下側辺部12の右端部に接続される。右側辺部13は、使用時において、使用者の顔の右頬付近に配置される。従って、使用時において、右側辺部13は、通常時の位置よりも後側に配置される。なお、通常時においても、右側辺部13は、顔の形状に対応し易いように、左右方向から見て前側へ山なりになるように湾曲する(図2参照)。
The
左側辺部14は、本体部15の左端側の位置において、所定の幅寸法を有した状態で上下方向に延びる部分である。左側辺部14の上端部は上側辺部11の左端部に接続され、左側辺部14の下端部は下側辺部12の左端部に接続される。左側辺部14は、使用時において、使用者の顔の左頬付近に配置される。従って、使用時において、左側辺部14は、通常時の位置よりも後側に配置される。なお、通常時においても、左側辺部14は、顔の形状に対応し易いように、左右方向から見て前側へ山なりになるように湾曲する(図2参照)。
The
補強部16は、本体部15の開口部17に架け渡される部分である。補強部16は、本体部15の左右方向における中央位置において、所定の幅寸法を有した状態で上下方向に延びる。補強部16の上端部は、上側辺部11の中央部分11Cの頂部に接続され、補強部16の下端部は、下側辺部12の中央部分12Cの頂部に接続される。補強部16は、使用時において、使用者の口及び口付近と対向する位置に配置される。通常時においても、補強部16は、左右方向から見て前側へ山なりになるように湾曲する(図2参照)。補強部16は、使用時において、使用者の口から前側に離間した位置に配置されることが好ましい。
The reinforcing
なお、本体部15の各辺部11,12,13,14及び補強部16は、前後方向に厚みを有し、所定の幅寸法を有した状態で延びる板状の成形品として構成される。従って、フレーム部10は、シート部材40(図3、図4参照)を支持しつつも、顔の形状に対応するように変形可能となっている。
The
フレーム部10には、取り付けられたシート部材40(図3参照)を保持する保持部30が形成される。保持部30は、本体部15の各位置に、所定の間隔をあけて複数個形成される。本実施形態においては、上側辺部11の右側部分11A、左側部分11B、及び中央部分11Cにそれぞれ一つずつ保持部30が形成される。下側辺部12の右側部分12A、左側部分12B、及び中央部分12Cにそれぞれ一つずつ保持部30が形成される。右側辺部13及び左側辺部14には、上下方向に互いに離間した二つの保持部30がそれぞれ形成される。ただし、保持部30の位置及び個数は特に限定されない。なお、図1においては、一箇所の保持部30に対してのみ符号が付されおり、他の箇所の保持部30の符号を省略している。
The
保持部30は、フレーム部10の本体部15に形成されて互いに交差する複数のスリット31によって構成される。スリット31は、前後方向に本体部15を貫通した状態で、所定の方向へ延びる貫通部である。本実施形態では、四本のスリット31が中央部32を交点として交差している。十字状に交差する二本のスリット31に対して、X字状に交差する二本のスリット31が更に交差している。これにより、保持部30は、中央部32周りに八個の爪部33を有する。爪部33は、互いに隣り合う二本のスリット31間に形成される三角形の形状を有する。なお、スリット31の本数及び爪部33の個数は特に限定されない。なお、保持部30がシート部材40をどのようにして保持するかについての詳細な説明は後述する。
The holding
係合部20は、使用者がマスク100を装着するための紐部材50を係合させる部分である(図3)。フレーム部10は、係合部20として、フレーム部10の四箇所の角部にフック部21,22,23,24を有する。フック部21はフレーム部10の右上の角部に配置され、フック部22はフレーム部10の左上の角部に配置され、フック部23はフレーム部10の右下の角部に配置され、フック部24はフレーム部10の左下の角部に配置される。フック部21,22,23,24は、中心位置に円形の貫通部26を形成するように円環状の形状を有する。貫通部26は、紐部材50を通過させた状態で保持しておくための部分である(図3参照)。また、フック部21,22,23,24は、貫通部26と連通する隙間部27を有する。隙間部27は、フック部21,22,23,24の外周側の端部から内周側へ延びて貫通部26と連通する。隙間部27は、貫通部26内に紐部材50を配置する時に通過させるための通路、且つ貫通部26内の紐部材50を外す時に通過させるための通路として機能する。なお、図1においては、フック部21に対してのみ貫通部26及び隙間部27の符号が付されおり、他のフック部22,23,24での符号を省略している。
The engaging
次に、図3を参照してマスクフレーム1を用いてマスク100を作成する時の手順について説明する。
Next, a procedure for creating the
図3に示すように、使用者は、係合部20に紐部材50を係合させることで、マスク100の紐部102を作成する。ここで、紐部材50は、マスク100を装着できる部材であればどのような部材であってもよい。紐部材50として、汎用の輪ゴム、ゴム紐などを採用することができる。なお、紐部材50としては、装着の観点からゴムなどの弾性部材を採用することが好ましいが、糸やビニール紐などの非弾性部材を採用してもよい。図3に示す例では、紐部材50を用いて、上下に二つの引掛け部51,52を形成している。引掛け部51,52は、使用者の耳の上下をそれぞれ通過して、使用者の頭全体に引っ掛かるように(図4参照)、大きく旋回するように構成される。
As shown in FIG. 3, the user engages the
紐部材50は、右上のフック部21と左上のフック部22との間を大きく旋回することで引掛け部51を構成する。紐部材50は、右下のフック部23と左下のフック部24との間を大きく旋回することで引掛け部52を構成する。また、紐部材50は、右上のフック部21と右下のフック部23との間で上下方向に延びることで、引掛け部51,52の右端部同士を連結する連結部53を構成する。紐部材50は、左上のフック部22と左下のフック部24との間で上下方向に延びることで、引掛け部51,52の左端部同士を連結する連結部54を構成する。
The
次に、使用者は、フレーム部10にシート部材40を取り付けることで、マスク100の本体部101を作成する。ここで、シート部材40は、使用者の口を覆うことができる部材であればどのような部材であってもよい。例えば、シート部材40として、紙部材、布部材、フィルタ部材などを採用してよい。紙部材として、キッチンペーパー、ティッシュペーパー、トイレットペーパーなどを採用してよい。ただし、紙部材を採用する場合は、使用中に破れないように、ある程度の厚みを有する(あるいは複数枚を重ね合わせる)ものを採用することが好ましい。布部材として、ハンカチ、タオル、布生地などを採用してよい。フィルタ部材として、清掃用のフィルタ、換気用のフィルタなどを採用してよい。
Next, the user creates the
シート部材40の形状は特に限定されないが、ここでは四角形状のシート部材40を採用している。シート部材40は、四方に外周端部40aを有する。また、シート部材40は、四方の外周端部40a付近の領域として四方の外周縁部40bを有する。シート部材40は、マスクフレーム1のフレーム部10に対して、前側に配置された状態で、フレーム部10を覆う様に配置される。これにより、フレーム部10の各部分、及び開口部17の全体が、シート部材40によって前側から覆われる。
The shape of the
ここで、シート部材40の左右方向及び上下方向の寸法は、フレーム部10よりも大きいことが好ましい。これにより、シート部材40の四方の外周縁部40bは、フレーム部10の四方の外周端部10aから外周側へはみ出る。使用者は、外周端部10aを回り込ませるようにして、シート部材40の四方の外周縁部40bを折り畳む。これにより、シート部材40の四方の外周縁部40bは、フレーム部10の後面側を覆うように配置される。例えば、図4に示すように、シート部材40の四方の外周端部40aは、マスク100の本体部101の後面(使用者P側の面)において、内周側にまで潜り込んだ位置に配置される。
Here, it is preferable that the dimensions of the
次に、図5を参照して、シート部材40の外周縁部40bとフレーム部10との位置関係、及び保持部30によるシート部材40の保持態様について詳細に説明する。図5は、シート部材40をフレーム部10に取り付ける際の手順を示す概念図である。図5は、フレーム部10の何れかの箇所における保持部30付近の断面図である。なお、理解を容易とするために、当該図においては、フレーム部10及びシート部材40がデフォルメされた状態で示されている。
Next, with reference to FIG. 5, the positional relationship between the outer
図5(a)に示すように、使用者が、フレーム部10の前面10bを覆う様にシート部材40を配置したら、当該シート部材40の外周縁部40bをフレーム部10の外周端部10aを回り込ませ、後面10c側へ折り畳む。これにより、シート部材40の外周縁部40bが、フレーム部10の後面10cを覆うように配置される。これにより、使用者の顔が、フレーム部10と直接接触することが抑制される。
As shown in FIG. 5A, when the user arranges the
次に、図5(b)に示すように、使用者は、シート部材40のうち、保持部30に対応する箇所を当該保持部30に押し込む。これにより、保持部30の爪部33の先端側の部分が前側へ押し込まれる。それに伴い、中央部32の貫通孔、及びスリット31(図1参照)が広がると共に、押し込まれたシート部材40が、広がった部分に入り込む。
Next, as shown in FIG. 5B, the user pushes the portion of the
次に、図5(c)に示すように、使用者は、保持部30の押し込みを解除する。このとき、保持部30の爪部33が元の状態に戻る。それに伴い、シート部材40の一部が、保持部30の中央部32の貫通孔、及びスリット31に挟まれる。以上により、シート部材40の外周縁部40bの一部が、後面10c側にて保持部30に保持される。以上により、図4に示すようなマスク100が完成する。なお、シート部材40をフレーム部10から取り外す時、使用者はシート部材40を引っ張ることで、保持部30から引き出す。これにより、保持部30によるシート部材40の保持が解除される。その後、使用者は、使用後のシート部材40をフレーム部10から取り除く。
Next, as shown in FIG. 5 (c), the user releases the push-in of the holding
次に、本実施形態に係るマスクフレーム1の作用・効果について説明する。
Next, the action / effect of the
本実施形態に係るマスクフレーム1は、シート部材40を着脱可能に取り付けることによってマスク100を構成するフレーム部10を備える。
The
マスクフレーム1のフレーム部10は、シート部材40を着脱可能に取り付けることによってマスク100を構成することができる。このような構成によれば、使用者は、シート部材40を準備し、フレーム部10に取り付けることで、容易にマスク100を作成可能である。また、使用者は、使用後のシート部材40をフレーム部10から取り外すことで、マスクフレーム1を再び使用することができる。すなわち、使用者は、新たなシート部材40をフレーム部10に取り付けることで、新たなマスク100を作成することができる。以上より、マスクフレーム1は、繰り返し使用可能であって、使用者が容易にマスク100を作成可能とするものである。
The
例えば、使い捨てマスクが品薄状態にある状況下では、使用者は、家庭内にあるようなシート部材40をマスクフレーム1に取り付けることで、容易にマスク100を作成することができる。そのため、使用者は、品薄状態であっても、衛生状態のよいマスク100を装着することができる。
For example, in a situation where the disposable mask is in short supply, the user can easily create the
なお、使い捨てマスクには、形状を維持するためのフレームがマスクの本体部の内部に埋め込まれる場合がある。このような構成では、マスクを破壊しなくては内部のフレームを取り出すことができず、且つ、家庭内の設備では、マスクを元の状態に戻すことはできない。このような状態は、フレームが「シート部材を着脱可能に取り付ける」ことができる状態には該当せず、当該フレームは、マスクフレームの「フレーム部」には該当していない。 In the disposable mask, a frame for maintaining the shape may be embedded inside the main body of the mask. In such a configuration, the internal frame cannot be taken out without destroying the mask, and the mask cannot be returned to its original state by the equipment in the home. Such a state does not correspond to a state in which the frame can "attach and detach the seat member", and the frame does not correspond to the "frame portion" of the mask frame.
フレーム部10には、取り付けられたシート部材40を保持する保持部30が形成されてよい。この場合、使用者がシート部材40を保持部30に保持させることで、シート部材40がフレーム部10から外れることを抑制できる。
The
保持部30は、フレーム部10に形成されて互いに交差する複数のスリット31によって構成されてよい。この場合、使用者が複数のスリット31が交差する箇所(中央部32)にシート部材40を押し込むことで、容易に保持部30でのシート部材40の保持が可能となる。
The holding
マスクフレーム1は、使用者がマスク100を装着するための紐部材50を係合させる係合部20を更に備えてよい。この場合、使用者は、紐部材50を準備して係合部20に係合させることで、装着用の紐部102を容易に作成することができる。
The
フレーム部10は、マスク100の外周縁部101aを構成する枠状の本体部15と、本体部15の開口部17に架け渡される補強部16と、を備えてよい。この場合、本体部15は、マスク100の外周縁部101aに対応する位置にてシート部材40を支持する。また、補強部16は、本体部15が使用者の意図しない形状に変形することを抑制できる。また、補強部16は、本体部15の開口部17においてシート部材40が使用者の口に吸い込まれることを抑制できる。
The
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。 The present invention is not limited to the above-described embodiment.
例えば、保持部はスリットの組み合わせによって構成される物に限定されず、シート部材を保持できるものであれば、特に構成は限定されない。例えば、図6の変形例に係るマスクフレーム200のように、フレーム部210の内周側に形成された保持片211によって保持部が形成されてもよい。使用者は、保持片211に対して、後面側に回り込んだシート部材の外周縁部を引っ掛けることで、当該シート部材を保持させる。
For example, the holding portion is not limited to the one configured by the combination of slits, and the configuration is not particularly limited as long as it can hold the seat member. For example, as in the
上述の実施形態及び変形例における保持部は、マスクフレームの成形時にフレーム部と同時に一体的に形成可能なものであった。しかし、保持部は、(使用者が違和感を覚えない範囲で)フレーム部とは別部材を成形後に追加することで構成されてもよい。例えば、クリップなどのように、シート部材を挟み込むような部材をフレーム部に追加することで保持部が構成されてもよい。また、粘着部材などをフレーム部に取り付けることで保持部が構成されてもよい。また、シート部材が布やフィルタなどの場合、ファスナ部材をフレーム部に取り付けることで保持部が構成されてもよい。また、保持部は省略されてもよい。この場合、使用者は、フレーム部にシート部材をしっかりと巻き付けることでシート部材を固定してもよく、テープなどを貼り付けることでシート部材を固定してもよい。 The holding portion in the above-described embodiments and modifications can be integrally formed at the same time as the frame portion when the mask frame is formed. However, the holding portion may be configured by adding a member different from the frame portion after molding (to the extent that the user does not feel uncomfortable). For example, the holding portion may be configured by adding a member such as a clip that sandwiches the sheet member to the frame portion. Further, the holding portion may be configured by attaching an adhesive member or the like to the frame portion. Further, when the sheet member is a cloth or a filter, the holding portion may be formed by attaching the fastener member to the frame portion. Further, the holding portion may be omitted. In this case, the user may fix the sheet member by firmly winding the sheet member around the frame portion, or may fix the sheet member by attaching a tape or the like.
補強部は上述の実施形態及び変形例のものに限定されず、本数、形状、及び位置などを適宜変更されてもよい。例えば、左右方向に延びるような補強部が設けられてもよい。また、補強部は省略されてもよい。 The reinforcing portion is not limited to that of the above-described embodiment and modification, and the number, shape, position, and the like may be appropriately changed. For example, a reinforcing portion that extends in the left-right direction may be provided. Further, the reinforcing portion may be omitted.
係合部に係合される紐部材の構成は、上述の実施形態(図3に示す形態)に限定されない。例えば、引掛け部51,52が、使用者の後頭部で互いにクロスするような配置であってもよい。また、右側のフック部21,23に輪ゴムなどを係合させることで右耳に対する引掛け部を構成し、左側のフック部22,24に別の輪ゴムなどを係合させることで左耳に対する引掛け部を構成してもよい。
The configuration of the string member engaged with the engaging portion is not limited to the above-described embodiment (form shown in FIG. 3). For example, the hooking
また、係合部は上述の実施形態に限定されず、個数、形状、及び位置などは適宜変更されてもよい。例えば、フレーム部に単に切れ込みなどを入れることで係合部を構成してもよい。また、係合部は省略されてもよい。この場合、使用者は、マスクフレームを用いてマスクの本体部を構成した後、紐部をテープやクリップなどを用いて別途作成してよい。あるいは、図6に示すように、耳に対する引掛け部250が予め形成されたシート部材240を用いることで、マスクフレーム200の係合部を不要としてもよい。
Further, the engaging portion is not limited to the above-described embodiment, and the number, shape, position, and the like may be appropriately changed. For example, the engaging portion may be formed by simply making a notch in the frame portion. Further, the engaging portion may be omitted. In this case, the user may form the main body portion of the mask using the mask frame, and then separately create the string portion using tape, a clip, or the like. Alternatively, as shown in FIG. 6, by using the
上述の実施形態では、フレーム部の各部分、及び係合部が同じ成形品として成形されていた。しかし、フレーム部と係合部とが別の成形品であり、成形後に互いに連結されたものであってもよい。また、フレーム部の各部分も、別々な成形品として形成されてもよい。 In the above-described embodiment, each portion of the frame portion and the engaging portion are molded as the same molded product. However, the frame portion and the engaging portion may be different molded products and may be connected to each other after molding. Further, each part of the frame portion may also be formed as a separate molded product.
1,200…マスクフレーム、10,210…フレーム部、15…本体部、16…補強部、20…係合部、30…保持部、31…スリット、40,240…シート部材、50…紐部材、100…マスク。 1,200 ... Mask frame, 10,210 ... Frame part, 15 ... Main body part, 16 ... Reinforcing part, 20 ... Engaging part, 30 ... Holding part, 31 ... Slit, 40, 240 ... Sheet member, 50 ... String member , 100 ... Mask.
Claims (5)
前記マスクの外周縁部を構成する枠状の本体部と、
前記本体部の開口部に架け渡される補強部と、を備える、請求項1〜4の何れか一項に記載のマスクフレーム。 The frame portion is
The frame-shaped main body that constitutes the outer peripheral edge of the mask,
The mask frame according to any one of claims 1 to 4, further comprising a reinforcing portion spanning the opening of the main body portion.
Priority Applications (1)
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JP2020088739A JP2021183729A (en) | 2020-05-21 | 2020-05-21 | Mask frame |
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JP2007000378A (en) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Kao Corp | Mask |
CN104740798A (en) * | 2013-12-30 | 2015-07-01 | 常绿株式会社 | Sanitary mask |
-
2020
- 2020-05-21 JP JP2020088739A patent/JP2021183729A/en active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007000378A (en) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Kao Corp | Mask |
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