JP2021181287A - Wiper device and method for assembling wiper device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ワイパ装置及びワイパ装置の組み立て方法に関する。 The present invention relates to a wiper device and a method for assembling the wiper device.
ワイパ装置として、先端部にワイパアームが装着されるピボット軸(ピボットシャフト)の基端部が被水されることを防止するために、防水カバーが設けられる構成が知られている。ワイパ装置は、ピボット軸に防水カバーを固定する固定機構を備えている。固定機構は、ピボット軸を支持するピボットホルダの外周壁に設けられた係合凸部と、防水カバーに設けられた係合凹部と、で構成されている。係合凸部と係合凹部とが軸方向で嵌合することで、防水カバーがピボット軸に固定される。 As a wiper device, there is known a configuration in which a waterproof cover is provided in order to prevent the base end portion of the pivot shaft (pivot shaft) to which the wiper arm is mounted at the tip end portion from being exposed to water. The wiper device is provided with a fixing mechanism for fixing the waterproof cover to the pivot shaft. The fixing mechanism is composed of an engaging convex portion provided on the outer peripheral wall of the pivot holder that supports the pivot shaft, and an engaging concave portion provided on the waterproof cover. The waterproof cover is fixed to the pivot shaft by fitting the engaging protrusion and the engaging recess in the axial direction.
上記従来技術にあっては、係合凸部及び係合凹部が軸方向で嵌合することで、防水カバーはピボット軸に固定されている。このため、ピボット軸の軸方向に沿う方向の振動に対する固定強度は、ピボット軸の周方向に沿う方向の振動に対する固定強度と比較して低かった。したがって、例えばピボット軸に、このピボット軸の軸方向に沿う方向の振動が加えられると、ピボット軸と防水カバーとの固定が解除されてしまう可能性があった。 In the above-mentioned prior art, the waterproof cover is fixed to the pivot shaft by fitting the engaging convex portion and the engaging concave portion in the axial direction. Therefore, the fixed strength for vibration in the axial direction of the pivot axis was lower than the fixed strength for vibration in the circumferential direction of the pivot axis. Therefore, for example, if vibration in the axial direction of the pivot shaft is applied to the pivot shaft, the fixing between the pivot shaft and the waterproof cover may be released.
そこで、本発明は、ピボット軸に、ピボット軸の軸方向に沿う方向の振動が加えられたとしても、ピボット軸と防水カバーとの固定を維持できるワイパ装置及びワイパ装置の組み立て方法を提供する。 Therefore, the present invention provides a wiper device and a method for assembling a wiper device that can maintain the fixation of the pivot shaft and the waterproof cover even when vibration in the axial direction of the pivot shaft is applied to the pivot shaft.
上記の課題を解決するために、本発明に係るワイパ装置は、先端部にワイパアームが連結されるピボット軸と、前記ピボット軸を支持するピボットホルダと、両端が前記ピボットホルダに固定されており、前記ピボット軸の軸方向と交差する方向に延在するフレームと、前記ピボットホルダ及び前記フレームの一部を覆う防水カバーと、を備え、前記防水カバーは、前記ピボット軸が挿通されるとともに、前記ピボット軸の基端部の周囲を覆うピボットカバー部と、前記フレームのうち、少なくとも前記フレームの長手方向の端部であり前記軸方向で前記先端部側を向く面を覆い、前記フレームに係合可能なフレームカバー部と、を有し、前記フレームカバー部は、前記ピボット軸の周方向に向かって開口され、前記フレームを前記周方向からのみ受け入れる開口部を有することを特徴とする。 In order to solve the above problems, the wiper device according to the present invention has a pivot shaft to which a wiper arm is connected to a tip portion, a pivot holder that supports the pivot shaft, and both ends are fixed to the pivot holder. A frame extending in a direction intersecting the axial direction of the pivot shaft, and a waterproof cover covering the pivot holder and a part of the frame are provided, and the waterproof cover is inserted with the pivot shaft and described as described above. The pivot cover portion that covers the periphery of the base end portion of the pivot shaft and the surface of the frame that is at least the longitudinal end portion of the frame and faces the tip end portion side in the axial direction are covered and engaged with the frame. It has a possible frame cover portion, and the frame cover portion is opened toward the circumferential direction of the pivot axis, and is characterized by having an opening portion that receives the frame only from the circumferential direction.
本発明によれば、ピボット軸に、ピボット軸の軸方向に沿う方向の振動が加えられたとしても、ピボット軸と防水カバーとの固定を維持できる。 According to the present invention, even if vibration in a direction along the axial direction of the pivot shaft is applied to the pivot shaft, the fixation between the pivot shaft and the waterproof cover can be maintained.
次に、本発明の実施形態に係るワイパ装置について、図面を参照して説明をする。
(車両)
図1は、ワイパ装置5を備えた車両1を示す正面図である。なお、以下の説明において、重力方向上下を単に上方向、下方向と称し、重力方向に直交する方向を水平方向と称して説明する場合がある。
図1に示すように、車両1には、フロントガラス2を払拭するために、ワイパブレード3a,3b(第一のワイパブレード3a、第二のワイパブレード3b)が設けられている。
Next, the wiper device according to the embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(vehicle)
FIG. 1 is a front view showing a vehicle 1 equipped with a
As shown in FIG. 1, the vehicle 1 is provided with
第一のワイパブレード3aは、第一のワイパアーム4aの先端に取り付けられている。第一のワイパブレード3aは、第一のワイパアーム4aに内装されている不図示のスプリングにより、フロントガラス2側に向かって付勢されている。
第二のワイパブレード3bは、第二のワイパアーム4bの先端に取り付けられている。第二のワイパブレード3bは、第二のワイパアーム4bに内装されている不図示のスプリングにより、フロントガラス2側に向かって付勢されている。
The
The
車両1の内部には、各ワイパアーム4a,4bを駆動して払拭動作を行わせるためにワイパ装置5が設けられている。このワイパ装置5の払拭パターンは、各ワイパアーム4a,4bを支持する各ピボット軸6a,6b(第一のピボット軸6a,第二のピボット軸6b)がフロントガラス2の車幅方向運転席側と車幅方向中央に配置されるいわゆるタンデム式である。各ワイパアーム4a,4bは、ワイパ装置5により駆動されて上反転位置と下反転位置との間で同一方向に揺動してフロントガラス2を払拭する。
Inside the vehicle 1, a
(ワイパ装置)
図2は、ワイパ装置5を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、ワイパ装置5は、2つのピボット軸6a,6bの他に、2つのピボット軸6a,6bに跨るように延びるパイプフレーム7(請求項のフレームに相当)と、パイプフレーム7の長手方向両端に設けられたピボットホルダ10a,10b(第一のピボットホルダ10a,第二のピボットホルダ10b)と、ピボットホルダ10a,10bの周囲を覆う防水カバー20a,20b(第一の防水カバー20a,第二の防水カバー20b)と、パイプフレーム7に固定されたワイパモータ8と、ワイパモータ8に連結されたリンク機構40と、を備えている。
(Wiper device)
FIG. 2 is a perspective view showing the
As shown in FIGS. 1 and 2, in addition to the two
(ピボット軸)
ピボット軸6a,6bは、フロントガラス2の法線方向に沿う方向に延びている。なお、以下の説明において、ピボット軸6a,6bの軸方向、径方向及び周方向をそれぞれ単に軸方向、径方向及び周方向と称して説明する場合がある。
第一のピボット軸6aは、フロントガラス2の下方の車幅方向運転席側に配置されている。第一のピボット軸6aの先端部には、第一のワイパアーム4aの基端部が固定(連結)されている。
第二のピボット軸6bは、フロントガラス2の下方の車幅方向中央に配置されている。第二のピボット軸6bの先端部には、第二のワイパアーム4bの基端部が固定(連結)されている。
(Pivot axis)
The
The
The
(パイプフレーム)
パイプフレーム7は、車幅方向に延びている。すなわち、パイプフレーム7は、ピボット軸6a,6bの軸方向と交差する方向に延在している。パイプフレーム7は、円筒のパイプ状に形成されている。パイプフレーム7の両端は、ピボットホルダ10a,10bに固定されている。
(Pipe frame)
The
(ピボットホルダ)
ピボットホルダ10a,10bは、ピボット軸6a,6bを支持するものである。第一のピボットホルダ10aは、第一のピボット軸6aに対応する位置に設けられている。第二のピボットホルダ10bは、第二のピボット軸6bに対応する位置に設けられている。まず、第一のピボットホルダ10aについて説明する。
(Pivot holder)
The
(第一のピボットホルダ)
図3は、ワイパ装置5から第一の防水カバー20aを外した状態の第一のピボット軸6a付近を示す斜視図である。
第一のピボットホルダ10aは、アルミ材料等を鋳造成形することで形成されている。図2及び図3に示すように、第一のピボットホルダ10aは、円筒状のホルダ本体11と、ホルダ本体11の外周面に設けられた固定脚部12及びフレーム固定部13と、を有している。
(First pivot holder)
FIG. 3 is a perspective view showing the vicinity of the
The
ホルダ本体11には、第一のピボット軸6aが挿入されている。第一のピボット軸6aの先端部は、ホルダ本体11の上方から突出している。ホルダ本体11は、第一のピボット軸6aを第一のピボット軸6aの軸心回りに回転可能に支持している。ホルダ本体11は、このホルダ本体11の外周面から径方向外側に突出する係合凸部14を有している。係合凸部14は、軸方向に沿う方向に延びている。係合凸部14は、第一のピボット軸6aを挟んでフロントガラス2(図1参照)とは反対側に設けられている。
The
固定脚部12は、ホルダ本体11の外周面から、車幅方向で第二のピボット軸6bとは反対側に延びている。固定脚部12には、ゴム製のブッシュ15が装着されている。固定脚部12は、ブッシュ15を介して車体に固定される。これにより、ワイパ装置5が車両1の内部に固定される。
フレーム固定部13は、ホルダ本体11の外周面から、車幅方向で第二のピボット軸6b側に延びている。フレーム固定部13は、先端部がパイプフレーム7に挿入され、加締められている。
The
The
(第一の防水カバー)
図4は、第一の防水カバー20aを下方から見た状態を示す斜視図である。
図2及び図4に示すように、第一の防水カバー20aは、第一のピボットホルダ10a及びパイプフレーム7のうち第一のピボット軸6a付近を上方向から覆っている。第一の防水カバー20aは、第一のピボット軸6a付近を覆うピボットカバー部21と、パイプフレーム7に係合可能なフレームカバー部22と、ピボットカバー部21の一側に設けられた導水壁31とが一体成形されたものである。以下、別途説明が無い場合は、フレームカバー部22とパイプフレーム7とが係合している状態について説明する。
(First waterproof cover)
FIG. 4 is a perspective view showing a state in which the first
As shown in FIGS. 2 and 4, the first
ピボットカバー部21は、上方向から第一のピボット軸6aの基端部及び第一のピボットホルダ10aの周囲を上方向から覆う。換言すると、第一のピボットホルダ10aは、第一のピボット軸6aとピボットカバー部21との間に設けられている。ピボットカバー部21は、第一のピボットホルダ10aのホルダ本体11の周囲を覆う筒部23と、筒部23の下端に設けられたピボットカバー基部25とが一体成形されたものである。
The
筒部23は、円筒状に形成されている。筒部23には、第一のピボット軸6a及びホルダ本体11が挿通されている。筒部23の上端から、第一のピボット軸6aの先端部が突出されている。筒部23の上端(筒部23の軸方向で先端部側の一端)には、第一のピボットホルダ10a及び第一の防水カバー20aの軸方向への移動を規制するキャップ部24が設けられている。キャップ部24は、筒部23の上端を軸方向で第一のピボット軸6aの先端部側から覆っている。キャップ部24は、筒部23から突出した第一のピボット軸6aの先端部の外周面に取り付けられたブッシュナット24aと、ブッシュナット24aと筒部23との間に介在するワッシャ24bと、を有している。
The
ピボットカバー基部25は、固定脚部12及びフレーム固定部13を上方向から覆っている。ピボットカバー基部25は、車幅方向に延びている。ピボットカバー基部25は、筒部23に連結された上壁部25aと、上壁部25aの一側に設けられた側壁部25bと、を有している。上壁部25aは、固定脚部12及びフレーム固定部13よりも上方向に設けられている。側壁部25bは、第一のピボット軸6aよりもフロントガラス2側に設けられている。上壁部25aと筒部23との境界部には、係合凹部26が設けられている。
The
係合凹部26は、軸方向から見て係合凸部14と重なる位置に設けられている。係合凹部26の周方向の幅は、係合凸部14の周方向の幅よりも大きい。係合凹部26の径方向の深さは、係合凸部14の径方向の突出高さよりも僅かに大きい。係合凹部26は、係合凸部14と係合されつつパイプフレーム7にフレームカバー部22を係合させる回転を許容する。
The engaging
フレームカバー部22は、ピボットカバー部21よりも車幅方向内側に設けられている。フレームカバー部22は、パイプフレーム7のうち、パイプフレーム7の長手方向の端部であり軸方向で第一のピボット軸6aの先端部側を向く面と、フロントガラス2側を向く面と、を覆っている。フレームカバー部22は、ピボットカバー基部25から延出されたフレームカバー本体27と、フレームカバー本体27のピボットカバー基部25とは反対側端に一体成形された係合部28と、を有している。
The
フレームカバー本体27は、ピボットカバー基部25と車幅方向に滑らかに連なっている。フレームカバー本体27は、パイプフレーム7の端部を上方向から覆っている。フレームカバー本体27は、ピボットカバー基部25の上壁部25aから延出された上壁部27aと、上壁部27aの一側に設けられた側壁部27bと、を有している。上壁部27aは、パイプフレーム7の端部よりも上方に設けられている。側壁部27bは、上壁部27aから軸方向下側に延びている。側壁部27bは、第一のピボット軸6aよりもフロントガラス2側に設けられている。
The frame cover
係合部28は、フレームカバー本体27の車幅方向内側の端部に設けられている。係合部28は、上壁部27aの下方及び側壁部27bよりも第一のピボット軸6a側に設けられている。係合部28は、パイプフレーム7の長手方向において、フレーム固定部13とパイプフレーム7との加締め位置に設けられている。係合部28は、パイプフレーム7に係合可能な部分である。係合部28には、周方向に向かって開口された開口部29が設けられている。
The engaging
図5は、図4のI−I線に沿う断面図である。図5には、フレームカバー部22とパイプフレーム7とが係合している状態が開示されている。
図2及び図5に示すように、係合部28は、周方向の側面が開口された開口部29によって、パイプフレーム7を周方向からのみ受け入れる。より具体的には、開口部29は、パイプフレーム7の長手方向から見て、円弧状である。
ここで、以下の説明では、開口部29の2つの開口端30a,30bのうち、軸方向で第一のピボット軸6aの先端部とは反対側(基端部側)に位置する開口端30aを第一開口端30aと称する。2つの開口端30a,30bのうち、軸方向で第一のピボット軸6aの先端部側に位置する開口端30bを第二開口端30bと称する。
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line I-I of FIG. FIG. 5 discloses a state in which the
As shown in FIGS. 2 and 5, the engaging
Here, in the following description, of the two opening ends 30a and 30b of the
第一開口端30aは、パイプフレーム7の軸心よりもパイプフレーム7の受け入れ方向Y3とは反対側に位置している。第二開口端30bは、パイプフレーム7の軸心よりもパイプフレーム7の受け入れ方向Y3とは反対側に位置している。開口部29の円弧中心29aを通る直線のうち第一開口端30aに接する第一直線L1と、円弧中心29aを通る直線のうち第二開口端30bに接する第二直線L2と、の間の角度A1は、122度である。なお、この方向Y3は、第一のピボット軸6aを中心とする円に平行な方向である。また、図5に示す断面においてパイプフレーム7の軸心は円弧中心29aと略同一である。
The
導水壁31は、ピボットカバー部21の上壁部25a及びフレームカバー部22の上壁部27aの軸方向上側(第一のピボット軸6aの先端部側)に向かって突設されている。導水壁31は、第一のピボット軸6aと車体との間から侵入した水をワイパ装置5の車幅方向外側に導き、排出するためのものである。
The
続いて、第二のピボットホルダ10bの周辺部分について説明する。第二のピボットホルダ10bの周辺部分は、第一のピボットホルダ10aの周辺部分と基本的に同一構成である。このため、第一のピボットホルダ10aの周辺部分と同様の構成については、同一の符号を付し簡略化して説明する。
Subsequently, the peripheral portion of the
(第二のピボットホルダ)
図6は、ワイパ装置5から第二の防水カバー20bを外した状態の第二のピボット軸6b付近を示す斜視図である。
第二のピボットホルダ10bは、アルミ材料等を鋳造成形することで形成されている。図2及び図6に示すように、第二のピボットホルダ10bは、ホルダ本体11と、固定脚部12及びフレーム固定部13と、を有している。
(Second pivot holder)
FIG. 6 is a perspective view showing the vicinity of the
The
ホルダ本体11には、第二のピボット軸6bが挿入されている。第二のピボット軸6bの先端部は、ホルダ本体11の上方から突出している。ホルダ本体11は、第二のピボット軸6bを第二のピボット軸6bの軸心回りに回転可能に支持している。ホルダ本体11は、外周面から径方向外側に突出する係合凸部14を有している。係合凸部14は、軸方向に沿う方向に延びている。係合凸部14は、第二のピボット軸6bを挟んでフロントガラス2(図1参照)とは反対側に設けられている。
A
固定脚部12は、ホルダ本体11の外周面から、車幅方向で第一のピボット軸6aとは反対側に延びている。
フレーム固定部13は、ホルダ本体11の外周面から、車幅方向で第一のピボット軸6a側に延びている。フレーム固定部13は、先端部がパイプフレーム7に挿入され、加締められている。
The
The
(第二の防水カバー)
図7は、第二の防水カバー20bを下方から見た状態を示す斜視図である。
図2及び図7に示すように、第二の防水カバー20bは、第二のピボットホルダ10b及びパイプフレーム7のうち第二のピボット軸6b付近を上方向から覆っている。第二の防水カバー20bは、第二のピボット軸6b付近を覆うピボットカバー部21と、パイプフレーム7に係合可能なフレームカバー部22と、導水壁31とが一体成形されたものである。以下、別途説明が無い場合は、フレームカバー部22とパイプフレーム7とが係合している状態について説明する。
(Second waterproof cover)
FIG. 7 is a perspective view showing a state in which the second
As shown in FIGS. 2 and 7, the second
ピボットカバー部21は、上方向から第二のピボット軸6bの基端部及び第二のピボットホルダ10bの周囲を上方向から覆う。換言すると、第二のピボットホルダ10bは、第二のピボット軸6bとピボットカバー部21との間に設けられている。ピボットカバー部21は、第二のピボットホルダ10bの周囲を覆う筒部23と、ピボットカバー基部25とが一体形成されたものである。
The
筒部23には、第二のピボット軸6b及びホルダ本体11が挿通されている。筒部23の上端から、第二のピボット軸6bの先端部が突出されている。筒部23の上端(筒部23の軸方向で第二のピボット軸6bの先端部側の一端)には、第二のピボットホルダ10b及び第二の防水カバー20bの軸方向への移動を規制するキャップ部24が設けられている。
A
ピボットカバー基部25は、上壁部25aと、側壁部25bと、を有している。上壁部25aは、固定脚部12及びフレーム固定部13よりも上方向に設けられている。側壁部25bは、第二のピボット軸6bよりもフロントガラス2側に設けられている。上壁部25aと筒部23との境界部には、係合凹部26が設けられている。係合凹部26は、軸方向から見て係合凸部14と重なる位置に設けられている。
The
フレームカバー部22は、ピボットカバー部21よりも車幅方向内側に設けられている。第二の防水カバー20bのフレームカバー部22の車幅方向の長さは、第一の防水カバー20aのフレームカバー部22の車幅方向の長さよりも長い。フレームカバー部22は、パイプフレーム7のうち、パイプフレーム7の長手方向の端部であり軸方向で第二のピボット軸6bの先端部側を向く面と、フロントガラス2側を向く面と、を覆っている。フレームカバー部22は、フレームカバー本体27と、係合部28と、を有している。フレームカバー本体27は、上壁部25aから延出された上壁部27aと、上壁部27aの一側に設けられた側壁部27bと、を有している。上壁部27aは、パイプフレーム7の端部よりも上方に設けられている。側壁部27bは、第二のピボット軸6bよりもフロントガラス2側に設けられている。
The
係合部28は、フレームカバー本体27の車幅方向内側の端部に設けられている。係合部28は、上壁部27aの下方及び側壁部27bよりも第二のピボット軸6b側に設けられている。係合部28は、パイプフレーム7の長手方向において、フレーム固定部13とパイプフレーム7との加締め位置よりも第一のピボット軸6a側に設けられている。係合部28は、パイプフレーム7に係合可能な部分である。係合部28には、周方向に向かって開口された開口部29が設けられている。
The engaging
図8は、図7のI−I線に沿う断面図である。図8には、フレームカバー部22とパイプフレーム7とが係合している状態が開示されている。
図2及び図8に示すように、係合部28は、周方向の側面が開口された開口部29によって、パイプフレーム7を周方向からのみ受け入れる。より具体的には、開口部29は、パイプフレーム7の長手方向から見て、円弧状である。
ここで、以下の説明では、開口部29の2つの開口端30a,30bのうち、軸方向で第二のピボット軸6bの先端部とは反対側(基端部側)に位置する開口端30aを第一開口端30aと称する。2つの開口端30a,30bのうち、軸方向で第二のピボット軸6bの先端部側に位置する開口端30bを第二開口端30bと称する。
FIG. 8 is a cross-sectional view taken along the line I-I of FIG. FIG. 8 discloses a state in which the
As shown in FIGS. 2 and 8, the engaging
Here, in the following description, of the two opening ends 30a and 30b of the
第一開口端30aは、パイプフレーム7の軸心よりもパイプフレーム7の受け入れ方向Y4とは反対側に位置している。開口部29の第二開口端30bは、パイプフレーム7の軸心よりもパイプフレーム7の受け入れ方向Y4とは反対側に位置している。開口部29の円弧中心29aを通る直線のうち第一開口端30aに接する第一直線L1と、円弧中心29aを通る直線のうち第二開口端30bに接する第二直線L2と、の間の角度A2は、102度である。なお、この方向Y4は、第二のピボット軸6bを中心とする円に平行な方向である。また、図8に示す断面においてパイプフレーム7の軸心は円弧中心29aと略同一である。
The
導水壁31は、ピボットカバー部21の上壁部25a及びフレームカバー部22の上壁部27aの軸方向上側(第二のピボット軸6bの先端部側)に向かって突設されている。導水壁31は、第二のピボット軸6bと車体との間から侵入した水をワイパ装置5の車幅方向外側に導き、排出するためのものである。
The
(ワイパモータ)
ワイパモータ8は、第一のピボット軸6a及び第二のピボット軸6bを駆動する駆動源である。ワイパモータ8は、電動モータ8aと、電動モータ8aに連結されている減速機8bと、を有している。減速機8bは、取付け部8cを介してパイプフレーム7に取り付けられている。減速機8bの出力軸には、リンク機構40が連結されている。
(Wipe motor)
The wiper motor 8 is a drive source for driving the
(リンク機構)
リンク機構40は、第一のピボット軸6aと第二のピボット軸6bとを連結している。リンク機構40は、ワイパモータ8の駆動力を第一のピボット軸6aと第二のピボット軸6bとに伝達して、第一のピボット軸6aと第二のピボット軸6bとを同期して回転させる部材である。リンク機構40は、クランクアーム41,42,43と、リンクコンロッド47,48と、を有している。
クランクアーム41,42,43は、それぞれ一方向に延びる板状の部材である。第一のクランクアーム41の一端41aは、第一のピボット軸6aの基端部に固定されている。第二のクランクアーム42の一端42aは、第二のピボット軸6bの基端部に固定されている。第三のクランクアーム43の一端43aは、減速機8bの出力軸(不図示)に固定されている。各クランクアーム41,42,43の他端41b,42b,43bには、リンクコンロッド47,48が連結されている。
(Link mechanism)
The
The crank
第一のリンクコンロッド47の一端47aは、第一のジョイント部44を介して第一のクランクアーム41の他端41bに回転可能に連結されている。第一のリンクコンロッド47の他端47bは、第三のジョイント部46を介して第三のクランクアーム43の他端43bに回転可能に連結されている。第二のリンクコンロッド48の一端48aは、第二のジョイント部45を介して第二のクランクアーム42の他端42bに回転可能に連結されている。第二のリンクコンロッド48の他端48bは、第三のジョイント部46を介して第三のクランクアーム43の他端43bに回転可能に連結されている。
One
(ワイパ装置の組み立て方法)
(防水カバーの組み付け工程)
続いて、本実施形態のワイパ装置5の組み立て方法のうち、防水カバー20a,20bの組み付け工程について説明する。以下、図9及び図10に基づいて、防水カバー20a,20bのうち第一の防水カバー20aに着目して第一の防水カバー20aの組み付け工程について説明する。第二の防水カバー20bの組み付け方向については、第一の防水カバー20aの組み付け工程と同様であるので、説明を省略する。
(How to assemble the wiper device)
(Assembly process of waterproof cover)
Subsequently, among the methods of assembling the
第一の防水カバー20aの組み付け方法は、ピボットカバー部21に第一のピボット軸6aを軸方向から挿通する挿通工程と、挿通工程の後、開口部29にパイプフレーム7を周方向から受け入れさせ、パイプフレーム7とフレームカバー部22とを係合させる係合工程と、を有している。
The method of assembling the first
図9は、ワイパ装置5の組み立て方法のうち挿通工程を説明するためにワイパ装置5の第一のピボット軸6a付近を示す斜視図である。図9では、挿通前の第一の防水カバー20aを二点鎖線で表し、挿通後の第一の防水カバー20aを実線で表している。
図9に示すように、挿通工程では、第一の防水カバー20aを、第一のピボット軸6aの上方で側壁部25b,27bがパイプフレーム7側に向くように、かつ軸方向から見て筒部23の軸心と第一のピボット軸6aの軸心とが一致するように配置する。この状態で、開口部29がパイプフレーム7側を向くようにホルダ本体11に筒部23を外挿する(図9における矢印Y1参照)。
FIG. 9 is a perspective view showing the vicinity of the
As shown in FIG. 9, in the insertion step, the first
図10は、ワイパ装置5の組み立て方法のうち係合工程を説明するためにワイパ装置5の第一のピボット軸6a付近を示す斜視図である。図10では、係合前の第一の防水カバー20aを二点鎖線で表し、係合後の第一の防水カバー20aを実線で表している。図10の矢印は、係合のための回転方向を示している。
図10に示すように、係合工程では、第一の防水カバー20aを、軸方向から見て第一のピボット軸6aを中心に反時計回りに(開口部29でパイプフレーム7を受け入れるように)回転させる(図10における矢印Y2参照)。このとき、パイプフレーム7に開口端30a,30bが当接され、そのまま回転させると開口部29が弾性変形して押し広げられる。そして、開口部29は、パイプフレーム7を受け入れる。完全に開口部29内にパイプフレーム7が収まると、係合部28に復元力が作用してパイプフレーム7とフレームカバー部22とが係合される。このようにして、第一の防水カバー20aがワイパ装置5に組み付けられる。なお、第二の防水カバー20bは、軸方向から見て第二のピボット軸6bを中心に時計回りに回転される。
FIG. 10 is a perspective view showing the vicinity of the
As shown in FIG. 10, in the engagement step, the first
(作用・効果)
以上説明したように、本実施形態のワイパ装置5は、ピボット軸6a,6bと、ピボットホルダ10a,10bと、パイプフレーム7と、防水カバー20a,20bと、を備えている。ピボットホルダ10a,10bは、ピボット軸6a,6bを支持している。パイプフレーム7は、両端がピボットホルダ10a,10bに固定されており、軸方向と交差する方向に延在している。防水カバー20a,20bは、パイプフレーム7に係合可能なフレームカバー部22を有している。フレームカバー部22は、ピボット軸6a,6bの周方向に向かって開口され、パイプフレーム7を周方向からのみ受け入れる開口部29を有している。
この構成によれば、フレームカバー部22とパイプフレーム7とが係合している状態において、フレームカバー部22の開口部29は、パイプフレーム7を周方向からのみ受け入れるので、軸方向両側からパイプフレーム7を挟む形になる。これにより、防水カバー20a,20bが、パイプフレーム7に固定される。フレームカバー部22は、パイプフレーム7を軸方向両側から挟み込んでいるため、軸方向に沿う方向の振動に対する固定強度を向上できる。したがって、ピボット軸6a,6bに、軸方向に沿う方向の振動が加えられたとしても、ピボット軸6a,6bと防水カバー20a,20bとの固定を維持できる。
(Action / effect)
As described above, the
According to this configuration, in a state where the
フレームカバー部22とパイプフレーム7とが係合している状態において、第一開口端30aは、パイプフレーム7の軸心よりもフレームカバー部22におけるパイプフレーム7の受け入れ方向Y3,Y4とは反対側に位置している。
この構成によれば、パイプフレーム7の軸心が、開口部29の第一開口端30aよりも、フレームカバー部22におけるパイプフレーム7の受け入れ方向Y3,Y4とは反対側に位置している場合と比較して、パイプフレーム7のうち軸方向から見てフレームカバー部22と重なる領域が拡大される。これにより、フレームカバー部22の開口部29は、より強固にパイプフレーム7を軸方向両側から挟む形になる。また、より確実にパイプフレーム7に対するフレームカバー部22の軸方向への変位を規制できる。このため、軸方向に沿う方向の振動に対する固定強度をより一層向上できる。したがって、ピボット軸6a,6bに、このピボット軸6a,6bの軸方向に沿う方向の振動が加えられたとしても、ピボット軸6a,6bと防水カバー20a,20bとの固定をより確実に維持できる。
In a state where the
According to this configuration, when the axis of the
フレームカバー部22とパイプフレーム7とが係合している状態において、開口部29は、パイプフレーム7の長手方向から見て円弧状である。第一の防水カバー20aでは、開口部29の円弧中心29aを通る直線のうち開口部29の第一開口端30aに接する第一直線L1と、円弧中心29aを通る直線のうち開口部29の第二開口端30bに接する第二直線L2と、の間の角度A1は、102度である。第二の防水カバー20bでは、第一直線L1と、第二直線L2と、の間の角度A2は、122度である。
この構成によれば、フレームカバー部22は、開口部29にパイプフレーム7を容易に装着することができる。
In a state where the
According to this configuration, the
また、この構成によれば、フレームカバー部22は、フレームカバー部22におけるパイプフレーム7の受け入れ方向Y3,Y4とは反対側からパイプフレーム7に係合できる。これにより、パイプフレーム7が開口部29から外れることを抑制できる。このため、フレームカバー部22の開口部29は、より強固にパイプフレーム7を軸方向両側から挟み込む形にすることができる。また、より確実にパイプフレーム7に対するフレームカバー部22の軸方向への変位を規制できる。よって、軸方向に沿う方向の振動に対する固定強度をより一層向上できる。したがって、ピボット軸6a,6bに、軸方向に沿う方向の振動が加えられたとしても、ピボット軸6a,6bと防水カバー20a,20bとの固定をより確実に維持できる。
また、この構成によれば、フレームカバー部22は、フレームカバー部22におけるパイプフレーム7の受け入れ方向Y3,Y4とは反対側からパイプフレーム7に係合できる。これにより、例えばピボット軸6a,6bに、軸方向に交差する方向の振動が加えられた場合、フレームカバー部22とパイプフレーム7とが当接する。このため、防水カバー20a,20bが周方向に移動してがたつくことを抑制できる。
Further, according to this configuration, the
Further, according to this configuration, the
ピボットホルダ10a,10bは、ピボット軸6a,6bが挿入される筒状のホルダ本体11を有している。ホルダ本体11は、ホルダ本体11の外周面から径方向外側に突出する係合凸部14を有している。ピボットカバー部21は、係合凸部14と係合され、パイプフレーム7にフレームカバー部22を係合させる回転を許容する係合凹部26を有している。
この構成によれば、ホルダ本体11の外周面から径方向外側に突出する係合凸部14と係合凹部26とが係合する。これにより、例えばピボット軸6a,6bに軸方向に交差する方向の振動が加えられた場合、係合凸部14と係合凹部26とが当接する。このため、防水カバー20a,20bがピボット軸6a,6bの周方向に移動してがたつくことを抑制できる。加えて、係合凹部26は、パイプフレーム7にフレームカバー部22を係合させる回転を許容する。したがって、防水カバー20a,20bがピボット軸6a,6bの周方向に移動してがたつくことを抑制しつつ、パイプフレーム7にフレームカバー部22を係合できる。
The
According to this configuration, the engaging
上記の課題を解決するために、本実施形態のワイパ装置5の組み立て方法は、ピボットカバー部21にピボット軸6a,6bを軸方向から挿通する挿通工程と、開口部29にパイプフレーム7を周方向から受け入れさせ、パイプフレーム7とフレームカバー部22とを係合させる係合工程と、を備えている。
この構成によれば、フレームカバー部22に、ピボット軸6a,6bの軸方向両側からパイプフレーム7を挟む形にすることができる。これにより、フレームカバー部22が、パイプフレーム7に係合される。したがって、防水カバー20a,20bが、パイプフレーム7に固定される。フレームカバー部22がパイプフレーム7を軸方向両側から挟み込むため、軸方向に沿う方向の振動に対する固定強度を向上できる。したがって、ピボット軸6a,6bに、軸方向に沿う方向の振動が加えられたとしても、ピボット軸6a,6bと防水カバー20a,20bとの固定を維持できる。
In order to solve the above problems, the method of assembling the
According to this configuration, the
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。 Although the preferred embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to these embodiments. It is possible to add, omit, replace, and make other changes to the configuration without departing from the spirit of the present invention. The present invention is not limited by the above description, but only by the appended claims.
上述の実施形態では、フレームカバー部22は、パイプフレーム7のうち、パイプフレーム7の長手方向の端部であり軸方向でピボット軸6a,6bの先端部側を向く面と、フロントガラス2側を向く面と、を覆っている場合について説明した。しかしながら、フレームカバー部22がパイプフレーム7を覆い方は、これに限られない。例えば、フレームカバー部22は、パイプフレーム7のうち、少なくともパイプフレーム7の長手方向の端部であり軸方向でピボット軸6a,6bの先端部側を向く面を覆っていればよい。
In the above-described embodiment, the
上述の実施形態では、第一の防水カバー20aでは、第一直線L1と、第二直線L2と、の間の角度A1は、102度であり、第二の防水カバー20bでは、第一直線L1と、第二直線L2と、の間の角度A2は、122度である場合について説明した。しかしながら、第一直線L1と、第二直線L2と、の間の角度A1,A2は、これに限られない。例えば、第一直線L1と、第二直線L2と、の間の角度A1,A2は、90度から130度の範囲にあればよい。このように構成することで、パイプフレーム7が周方向からのみ受入れられることになり、上述の実施形態と同様の効果を奏する。
In the above-described embodiment, the angle A1 between the first straight line L1 and the second straight line L2 is 102 degrees in the first
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせても構わない。 In addition, it is possible to appropriately replace the constituent elements in the above-described embodiments with well-known constituent elements without departing from the spirit of the present invention, and the above-mentioned modifications may be appropriately combined.
1…車両、2…フロントガラス、3a…第一のワイパブレード(ワイパブレード)、3b…第二のワイパブレード(ワイパブレード)、4a…第一のワイパアーム(ワイパアーム)、4b…第二のワイパアーム(ワイパアーム)、5…ワイパ装置、6a…第一のピボット軸(ピボット軸)、6b…第二のピボット軸(ピボット軸)、7…パイプフレーム(フレーム)、8…ワイパモータ、8a…電動モータ、8b…減速機、8c…取付け部、10a…第一のピボットホルダ(ピボットホルダ)、10b…第二のピボットホルダ(ピボットホルダ)、11…ホルダ本体、12…固定脚部、13…フレーム固定部、14…係合凸部、15…ブッシュ、20a…第一の防水カバー(防水カバー)、20b…第二の防水カバー(防水カバー)、21…ピボットカバー部、22…フレームカバー部、23…筒部、24…キャップ部、24a…ブッシュナット、24b…ワッシャ、25…ピボットカバー基部、25a…上壁部、25b…側壁部、26…係合凹部、27…フレームカバー本体、27a…上壁部、27b…側壁部、28…係合部、29…開口部、29a…円弧中心、30a…第一開口端(開口端)、30b…第二開口端(開口端)、31…導水壁、40…リンク機構、41…第一のクランクアーム(クランクアーム)、41a…一端、41b…他端、42…第二のクランクアーム(クランクアーム)、42a…一端、42b…他端、43…第三のクランクアーム(クランクアーム)、43a…一端、43b…他端、44…第一のジョイント部(ジョイント部)、45…第二のジョイント部(ジョイント部)、46…第三のジョイント部(ジョイント部)、47…第一のリンクコンロッド(リンクコンロッド)、47a…一端、47b…他端、48…第二のリンクコンロッド(リンクコンロッド)、48a…一端、48b…他端、A1…角度、A2…角度、L1…第一直線、L2…第二直線、Y1…矢印、Y2…矢印、Y3…受け入れ方向、Y4…受け入れ方向 1 ... Vehicle, 2 ... Front glass, 3a ... First wiper blade (wiper blade), 3b ... Second wiper blade (wiper blade), 4a ... First wiper arm (wiper arm), 4b ... Second wiper arm ( Wiper arm), 5 ... Wiper device, 6a ... First pivot shaft (pivot shaft), 6b ... Second pivot shaft (pivot shaft), 7 ... Pipe frame (frame), 8 ... Wiper motor, 8a ... Electric motor, 8b ... Reducer, 8c ... Mounting part, 10a ... First pivot holder (pivot holder), 10b ... Second pivot holder (pivot holder), 11 ... Holder body, 12 ... Fixed leg part, 13 ... Frame fixing part, 14 ... Engagement convex part, 15 ... Bush, 20a ... First waterproof cover (waterproof cover), 20b ... Second waterproof cover (waterproof cover), 21 ... Pivot cover part, 22 ... Frame cover part, 23 ... Cylinder Part, 24 ... Cap part, 24a ... Bush nut, 24b ... Washer, 25 ... Pivot cover base, 25a ... Upper wall part, 25b ... Side wall part, 26 ... Engagement recess, 27 ... Frame cover body, 27a ... Upper wall part , 27b ... Side wall, 28 ... Engaging, 29 ... Opening, 29a ... Arc center, 30a ... First opening end (opening end), 30b ... Second opening end (opening end), 31 ... Water guide wall, 40 ... Link mechanism, 41 ... 1st crank arm (crank arm), 41a ... one end, 41b ... other end, 42 ... second crank arm (crank arm), 42a ... one end, 42b ... other end, 43 ... third Crank arm (crank arm), 43a ... one end, 43b ... other end, 44 ... first joint part (joint part), 45 ... second joint part (joint part), 46 ... third joint part (joint) Part), 47 ... 1st link control rod (link control rod), 47a ... one end, 47b ... other end, 48 ... second link control rod (link control rod), 48a ... one end, 48b ... other end, A1 ... angle, A2 ... angle, L1 ... first straight line, L2 ... second straight line, Y1 ... arrow, Y2 ... arrow, Y3 ... acceptance direction, Y4 ... acceptance direction
Claims (5)
前記ピボット軸を支持するピボットホルダと、
両端が前記ピボットホルダに固定されており、前記ピボット軸の軸方向と交差する方向に延在するフレームと、
前記ピボットホルダ及び前記フレームの一部を覆う防水カバーと、
を備え、
前記防水カバーは、
前記ピボット軸が挿通されるとともに、前記ピボット軸の基端部の周囲を覆うピボットカバー部と、
前記フレームのうち、少なくとも前記フレームの長手方向の端部であり前記軸方向で前記先端部側を向く面を覆い、前記フレームに係合可能なフレームカバー部と、
を有し、
前記フレームカバー部は、前記ピボット軸の周方向に向かって開口され、前記フレームを前記周方向からのみ受け入れる開口部を有することを特徴とするワイパ装置。 The pivot shaft to which the wiper arm is connected to the tip,
A pivot holder that supports the pivot shaft,
A frame having both ends fixed to the pivot holder and extending in a direction intersecting the axial direction of the pivot axis.
A waterproof cover that covers the pivot holder and a part of the frame,
Equipped with
The waterproof cover is
The pivot shaft is inserted, and the pivot cover portion that covers the periphery of the base end portion of the pivot shaft and the pivot cover portion.
A frame cover portion that covers at least a surface of the frame that is an end portion in the longitudinal direction of the frame and faces the tip portion side in the axial direction and is engageable with the frame.
Have,
The wiper device is characterized in that the frame cover portion is opened toward the circumferential direction of the pivot shaft and has an opening portion that receives the frame only from the circumferential direction.
前記フレームカバー部と前記フレームとが係合している状態において、
前記開口部の2つの開口端のうち、前記軸方向で前記基端部側に位置する前記開口端は、前記フレームの軸心よりも前記フレームカバー部における前記フレームの受け入れ方向とは反対側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のワイパ装置。 The frame is pipe-shaped and has a pipe shape.
In a state where the frame cover portion and the frame are engaged with each other,
Of the two opening ends of the opening, the opening end located on the base end side in the axial direction is on the side opposite to the frame receiving direction in the frame cover portion from the axial center of the frame. The wiper device according to claim 1, wherein the wiper device is located.
前記フレームカバー部と前記フレームとが係合している状態において、
前記開口部の円弧中心を通る直線のうち前記開口部の第一開口端に接する第一直線と、前記円弧中心を通る直線のうち前記開口部の第二開口端に接する第二直線と、の間の角度が90度から130度の範囲であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のワイパ装置。 The opening is arcuate when viewed from the longitudinal direction of the frame.
In a state where the frame cover portion and the frame are engaged with each other,
Between the first straight line passing through the center of the arc of the opening and touching the first opening end of the opening and the second straight line passing through the center of the arc and touching the second opening end of the opening. The wiper device according to claim 1 or 2, wherein the angle of is in the range of 90 degrees to 130 degrees.
前記ホルダ本体は、前記ホルダ本体の外周面から前記ピボット軸の径方向外側に突出する係合凸部を有し、
前記ピボットカバー部は、前記係合凸部と係合され、前記フレームに前記フレームカバー部を係合させる回転を許容する係合凹部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイパ装置。 The pivot holder has a cylindrical holder body into which the pivot shaft is inserted.
The holder body has an engaging convex portion that protrudes radially outward from the outer peripheral surface of the holder body.
Any of claims 1 to 3, wherein the pivot cover portion has an engaging concave portion that is engaged with the engaging convex portion and allows rotation to engage the frame cover portion with the frame. The wiper device according to item 1.
前記ピボットカバー部に前記ピボット軸を前記軸方向から挿通する挿通工程と、
前記開口部に前記フレームを前記周方向から受け入れさせ、前記フレームと前記フレームカバー部とを係合させる係合工程と、を備えることを特徴とするワイパ装置の組み立て方法。 The method for assembling a wiper device according to any one of claims 1 to 4.
An insertion step of inserting the pivot shaft into the pivot cover portion from the axial direction, and
A method for assembling a wiper device, comprising: an engaging step of accepting the frame from the circumferential direction in the opening and engaging the frame with the frame cover portion.
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