JP2021179561A - 二つ折りホルダーおよび袋体セット - Google Patents

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Abstract

【課題】飛出し図形の切り絵の開閉動作を多数回繰り返しても飽きることがない、疑影図形の錯視を利用した二つ折りホルダーを提供する。【解決手段】中央付近に折り目05を有する台材06およびシート内材07からなる二つ折りホルダーであって、該折り目05にまたがる該シート内材07は飛出し図形の切り絵02を有するとともに、該切り絵02内に多数の切抜き穴11を有し、該台材06が該切り絵02の疑影図形09をなす二つ折りホルダーとする。【選択図】図1

Description

本発明は、開閉可能に折りたたまれた二つ折りホルダー、並びに、これが封入された袋体セットに関する発明である。
従来から、日本では年始や誕生日、クリスマス、あるいは、結婚・出産祝いや入学祝など各種のおめでたいイベントにさまざまな贈り物やメッセージを封筒などに入れて相手に届ける習慣がある。贈り物の代表例には結婚祝い袋体やお年玉封筒やクリスマスカード封筒などがある。お年玉封筒では紙幣をお年玉封筒に入れて相手にお年玉封筒を直接手渡す習慣がある。そのほか、日本国や外国の紙幣、あるいは、さまざまな種類の金券、例えば、図書カード、商品券、旅行券、駐車券、ギフト券、イベント入場券、プリペイドカード、ギフトカードなどが各種の封筒に入れて相手に渡されることがある。
多くの場合、金券等の大きさはほぼ定型サイズであり、これによりメッセージカードや封筒の大きさもほぼ定まっている。このような祝い事の贈り物やメッセージには、祝儀袋のような定型封筒が用いられる。祝儀袋やメッセージカードには、文字のほか干支柄、招き猫柄、達磨柄、獅子舞柄、松竹梅柄、鯛柄などの縁起物、おめでたい絵柄や愛らしい絵柄などのポジティブな印象を与える図柄が描かれる。
他方、折り畳んだ状態から開くことにより、折り畳まれていた起立部が飛び出して所望の形状になる飛び出しカードは既に知られている。例えば、特許文献1(後述する実公昭40−016731号公報)には、「カード3の折目4の片側面に切目5と縦折目6,6‘と切目7,7’とに囲まれた図形8を設け切目7,7’間の部分は横に延長し即ち切目9,9‘により連結片10を設け連結片の先端は折目11を介してカード3に連結し連結片10には中央折目12を設けて成る折畳式カード」の考案が開示されている。
また、特許文献2(後述する実全昭61−200279号公報)には、「厚紙などからなる剛直性なカード上に、そのカードを二つ折りにするための折曲線を設け、その折曲線を境界にして前記カードを一片と他片に分け、前記カードの一片に前記折曲線の長さよりも短い折れ線を前記折曲線と平行かつ近接させて設け、この折れ線を底辺とする起立部を形成するため前記折れ線の一端から前記折曲線を越えて前記カードの他片内に延び、再び前記折曲線を越えて前記折れ線の他端に戻る切り込み線を形成し、前記切り込み線は少くともー箇所不連続部分を有し、この不連続部分において、前記起立部と前記カードの他片の前記起立部を除く部分とを接続したままとし、前記切り込み線の前記不連続部分の両側で前記折曲線と直角な方向にかつ前記切り込み線より外方に延びる補助切り込み線を形成して、これにより前記起立部と前記他片との接続部分を形成し、前記接続部分の前記カードの他片との連接部分及び前記起立部との連接部分に前記折曲線と平行な折れ線を設けたことを特徴とする飛び出しカード」の考案が開示されている。この飛出しカードは、第2図に示すように、折曲線(イ)をまたいで飛出しカード(1)が設けられているので、飛出しカード(1)が起立部からほぼ直角に起き上がることができる装飾的効果がある。
また、特許文献3(後述する実登3210499号公報)の折り畳み構造体は、二つ折りファイルを開いたときに折り畳まれた構造体がポップアップする仕掛となっている。このため開閉して配布すると折り畳み構造体のポップアップにより注目を浴び、文房具のサンプルとして開いた状態で二つ折りファイルを立てた状態で置くことができる宣伝効果がある。
ところが、従来の二つ折りホルダー(特許文献1〜3)は、飛び出した後の構造体における装飾的効果を保護するものである。従来の二つ折りホルダーから飛び出す動作の仕組みが簡単であるため使用者がひとたび飛び出す動作の仕組みを理解すると、使用者は飽きてしまうという課題があった。また、従来の二つ折りホルダー(特許文献1〜3)は多数回の繰り返し使用に耐えられないという物理的な欠点があった。
実公昭40−016731号公報 実全昭61−200279号公報 実登3210499号公報
本発明は、上記課題にかんがみてなされたものであり、飛出し図形の切り絵(02)内の多数の切抜き穴(11)から見える台材(06)の疑影図形(09)を錯視に利用した二つ折りホルダーを提供することを目的とする。また、本発明は、飛出し図形の切り絵(02)を見ながら金券等を容易に取り出すことができる二つ折りホルダーおよび袋体セットを提供することを目的とする。
本発明の一つである台材(06)およびシート内材(07)からなる二つ折りホルダーは、当該シート内材(07)は貼着部分と未貼着部分を有し、当該シート内材(07)の未貼着部分は、折り目(05)上にまたがる飛出し図形の切り絵(02)および支持片(03)を有し、当該切り絵(02)は起立線(18)によって当該シート内材(07)の貼着部分と区画され、当該切り絵(02)は山折線(19)によって当該シート内材(07)の貼着部分と区画され、当該支持片(03)は屈曲線(20)によって当該シート内材(07)の貼着部分と区画され、そして、当該切り絵(02)は多数の切抜き穴(11)を有することを特徴とする。
本発明の二つ折りホルダーにおいて、飛出し図形の切り絵(02)に多数の切抜き穴(11)を設けたのは、観察者の視覚により早く近づくに飛出し図形の切り絵(02)の動きと、観察者の視覚により遅く近づく疑影図形(09)の動きを同時に視認させるためである。すなわち、二つ折りホルダーを開いていくと、飛出し図形の切り絵(02)の立上り変化と疑影図形(09)の移動変化が異なり、両者の相対的な距離も絶えず変化する。
他方、観察者は、面前の飛出し図形の切り絵(02)を眼に入れながら切抜き穴(11)を通して疑影図形が眼に入り続ける。このため観察者の頭の中では、太陽に照らされた実体と実影の経験則から、前面の飛出し図形の切り絵(02)の背面にある疑影図形(09)を実影のように認識する。
また、多数の切抜き穴(11)があると、ある切抜き穴の個所では台材(06)の疑影図形(09)の色が観察され、他の切抜き穴の個所ではシート内材(07)の貼着部分の色が観察される。二つ折りホルダーを90度まで開いていくと、切抜き穴から見える色が絶えず変化する。観察者は疑影図形(09)の境界線がちらつき模様として知覚され、疑影図形(09)を切り絵(02)の実影のように錯誤する。すなわち、観察者は、疑影図形(09)を飛出し図形の切り絵(02)と錯視する。
ところが、飛出し図形の切り絵(02)の立上り変化と疑影図形(09)の移動変化が異なっているので、観察者は疑影図形(09)の移動変化に違和感を覚える。そして、観察者の眼が台材(06)の疑影図形(09)のほうに注視すると、手前の飛出し図形の切り絵(02)の注意力が薄れる。そうすると、面前の切り絵(02)の飛び出し量を大きく感じるようになる。そして、観察者の頭の中の混乱が解消しない限り、観察者は飽きることなく飛出し図形の切り絵(02)の動きを観察し続ける。
本発明の二つ折りホルダーにおいて、飛出し図形の切り絵(02)の色が疑影図形(09)の色と異なっていることが好ましい。色が異なっていると、二つ折りホルダーを90度まで開いたとき、複数個の切抜き穴(11)によって飛出し図形の切り絵(02)の模様が観察者に強調される。疑影図形(09)が濃色で切り絵(02)が淡色であることがより好ましい。更に180度まで開くと、未貼着部分の飛出し図形の切り絵(02)が貼着部分のシート内材(07)に吸収される。すなわち、ツートンカラーが1色になる。
本発明の二つ折りホルダーにおいて、飛出し図形の切り絵(02)および当該支持片(03)の境界は山折線(19)によって山折り構造をもつ。すなわち、二つ折りホルダーが0度で閉じた状態のとき、飛出し図形の切り絵(02)および支持片(03)は山折りされて重なり合っている。90度に開いた状態のとき、飛出し図形の切り絵(02)等は屈曲している。180度以上に開いた状態のとき、飛出し図形の切り絵(02)等は延伸され、貼着部分のシート内材(07)に吸収されたままである。
山折り構造をもたない支持片(03)の他端および飛出し図形の切り絵(02)の他端はシート内材(07)の貼着部分と境界をなしている。このため二つ折りホルダーの開閉動作によって支持片(03)が半円運動をし、山折り構造によって飛出し図形の切り絵(02)が支持片(03)に連動する。
本発明の二つ折りホルダーが180度以上に開いた状態のとき、飛出し図形の切り絵(02)は折り目(05)上にまたがったままである。すなわち、飛出し図形の切り絵(02)は、折り目(05)によって折れ曲がることはない。また、飛出し図形の切り絵(02)および支持片(03)の山折り構造も変形することはない。このため開閉動作を多数回繰り返しても飛出し図形の切り絵(02)の内部に折れ目やシワが入いることはない。
本発明の二つ折りホルダーにおいて、支持片(03)の長さは飛出し図形の切り絵(02)、例えば切り絵の傾斜角を適宜定める。受取人が上から切り絵を見おろせるように、支持片(03)の長さは折り目(05)から飛出し図形の切り絵(02)までの距離より長くないことが好ましい。折り目(05)から飛出し図形の切り絵(02)までの距離と同じであることが特に良い。支持片(03)は3本以下が好ましい。支持片(03)の本数が多くなればなるほど飛出し図形の切り絵(02)の注視面積が減少するからである。
また、飛出し図形の切り絵(02)の立ち上がり位置、例えば、ポケット(04)に挿入した金券等の先端から飛出し図形の切り絵(02)までの相対的な距離は、金券等の大きさに応じて適宜定めることができる。また、飛出し図形の切り絵(02)の立ち上がり角度、すなわち前のめり、直立不動、後ろのめり、あるいは、これらの併用などの立ち上がり角度は、1個または複数個の支持片の長さによって適宜定めることができる。
本発明の二つ折りホルダーを0度に閉じたとき切抜き穴(11)の全部または一部がシート内材(07)の貼着部分上に重なっていると、0度から90度まで開くあいだに多数の切抜き穴(11)を通して飛出し図形の切り絵(02)の色変化が視認でき、飛出し図形の切り絵(02)に躍動感や好感を持つようになる。他方、90度から180度まで開くと、飛出し図形の切り絵(02)が後退してシート内材(07)の未貼着部分が貼着部分と面一になる。その結果、飛出し図形の切り絵(02)は眠りにつくような印象を与える。
本発明の飛出し図形の切り絵(02)および支持片(03)の屈曲箇所および折り目(05)は、折曲げしやすくなっていることが好ましい。このような加工には、折り加工、スジ入れ加工、点線ミシン入れ加工、トムソン入れ加工、マイクロミシン入れ加工などの方法がある。例えば、台材(06)の折り目(05)にはスジ入れ加工をし、山折り構造にはミシン入れ加工をすることができる。このような加工を施すと、二つ折りホルダーの開閉動作を多数回繰り返しても、飛出し図形の切り絵(02)がちぎれにくくなるほか、90度に開いた状態で飛出し図形の切り絵(02)が直立姿勢をより維持しやすくなったり、180度に開いた状態で飛出し図形の切り絵(02)がもとの位置により納まりやすくなったりすることができる。
本発明の二つ折りホルダーにおいて、台材(06)およびシート内材(07)の厚さは、それぞれ、1.0mm未満が好ましい。台材(06)およびシート内材(07)の厚さが1.0mm未満であれば、金券等を封入しても分厚くならず、二つ折りホルダーを180度以上にも開くことができる。台材(06)およびシート内材(07)の厚さは、より好ましくは、それぞれ、0.5mm未満である。特に、シート内材(07)の厚さを1.0mm未満としたのは、複雑な図形を切りとるためである。シート内材(07)の厚さの更に好ましくは0.3mm未満である。また、台材(06)またはシート内材(07)を積層構造にした場合、切り絵は二色だけでなく多色の切り絵とすることもできる。シート内材(07)を積層構造にした場合には、より繊細かつ複雑な切り絵とすることができる。
本発明の二つ折りホルダーにおいて、飛出し図形の切り絵(02)および疑影図形(09)は相似していることが好ましい。ここで、「相似」とは飛出し図形の切り絵(02)および疑影図形(09)の外形が視覚的に互いに似ていること、すなわち、開閉動作中に観察者が疑影図形(09)の外形を錯視して飛出し図形の切り絵(02)の幻影に描き出すことをいい、数学的に厳密な用語を意味するのではない。観察者の年齢等によって相似する範囲は異なる。飛出し図形の切り絵(02)の外形は疑影図形(09)よりも大きくないことがより好ましい。さらに飛出し図形の切り絵(02)および疑影図形(09)は合同、すなわち一致していることが特に好ましい。
切り絵の図柄には、正月飾り柄、かるた柄、獅子舞柄、松竹梅柄、凧揚げ柄などのおめでたい絵柄、干支柄、招き猫柄、達磨柄、鯛柄などの縁起物やペットや動物などの愛らしい絵柄や漫画・小説・映画などのヒーロー等の人物柄や富士山柄などの自然物、土鈴柄などの人工物、浮世絵柄などの風景等の模写柄などを適宜選択することができる。
台材(06)またはシート内材(07)はプラスチック製品や金属箔や木材薄片でも使用可能である。例えば、台材(06)またはシート内材(07)の一方または双方をプラスチック製品とすることもできる。また、台材(06)またはシート内材(07)は積層構造にすることができる。台材(06)シート内材(07)は可とう性のシート内材(07)を用いるのが好ましい。台材(06)およびシート内材(07)は紙製品であることが特に好ましい。紙製品の種類は問わない。紙製品の場合、薄くなると切り絵のコシが弱くなるので、飛出し図形の切り絵(02)の繊維の流れ目は折り目(05)と同じ方向であることが好ましい。
シート内材(07)は、貼着部分および未貼着部分のいずれにも印刷模様を施すことができる。印刷模様は台材(06)にも施すことができる。印刷模様は1色刷りまたは多色刷りとすることもできる。印刷模様は、複数枚のシート内材(07)に施して立体感を持たしてもよく、だまし絵のような立体図形であってもよい。印刷模様は切抜き穴(11)と組み合わせて用いることができる。
本発明の二つ折りホルダーにおいては、台材(06)によってシート内材(07)の外周枠縁(23)が形成されることが好ましい。色の異なる台材(06)とシート内材(07)の用紙を用いることにより簡単にツートンカラーが表現できる。また、この外周枠縁(23)は切り絵の裏面に現れる台材(06)の模様と調和させることができる。さらに、本発明の二つ折りホルダーにおいてはポケットの切取領域の模様と調和させることができる。必要であれば、シート内材(07)の外周枠縁(23)の模様に合わせてシート内材(07)に更に切取り模様や印刷模様を設けることができる。
本発明の二つ折りホルダーにおいて、指示部(10)がポケット(04)に隣接していると、指示部(10)が金券等を挿入するための案内役となる。指示部(10)の形状は線状模様だけでなくハート形や扇形や三角形・四角形など任意である。ポケット(04)部に収納した金券等は指示部(10)の形状に沿ってポケット(04)から飛出し図形の切り絵(02)まではみ出すことができる。また、はみ出した金券等はポケット(04)から指示部(10)のほうへ取り出しやすくなる。
ポケット(04)の長さは金券等の全長の1/8〜6/8であることが好ましい。1/8未満では金券等を収納しにくくなるからである。好ましくは1/6未満、より好ましくは1/4未満、更に好ましくは1/3未満、より更に好ましくは1/2未満である。他方、6/8を超えると指で金券等を取り出しにくくなる。ポケット(04)の長さの上限は好ましくは4/6を超えず、より好ましくは3/5を超えず、更に好ましくは2/4を超えない範囲である。
金券等には、上述した紙幣、図書カード、商品券、旅行券、駐車券、ギフト券、イベント入場券、プリペイドカード、ギフトカードなどの金額が明確なもののほか、メッセージカード、短歌・俳句の短冊、歌詞・楽譜のメモなどの金額が不明確なものも含まれる。本発明の二つ折りホルダーではメッセージカードなどを挟むことができるほか、シート内材(07)にポストイット付箋紙を仮接着することもできる。
金券等をポケット(04)部に収納したとき、金券等は飛出し図形の切り絵(02)に近接していることが好ましい。この近接距離は金券等の全長の1/4以下であることが好ましい。二つ折りホルダーの外形が大きくなりすぎるからである。好ましくは1/5以下であり、より好ましくは1/6以下であり、更に好ましくは1/7以下であり、より更に好ましくは1/8以下である。
本発明の他の一つである袋体セットは、上記の二つ折りホルダーおよび封筒とから構成されることを特徴とする。金券等の外形に適した定型の封筒に金券等を封入してプレゼントするのが一般的だからである。封筒は祝儀袋のようなプラスイメージの袋であることが好ましい。封筒には、お年玉や出産祝いや入学祝いなどの文言を記載することができる。
次に、本発明の二つ折りホルダーを例にして飛出し図形の切り絵(02)の動作および作用について説明する。
上下に二つ折りされたホルダーが閉じた状態、すなわち上下のシート内材(07)の挟む角度が0度のとき、飛出し図形の切り絵(02)および支持片(03)は山折り構造によってV字状に折りたたまれている。このホルダーを0度から90度の角度まで開くと、支持片(03)が水平方向になっていき、支持片(03)に連接した飛出し図形の切り絵(02)が起立していく。このとき飛出し図形の切り絵(02)、支持片(03)および疑影図形(09)によって囲まれる空隙が形成される。空隙の断面形状は押しつぶされた平行四辺形の形状から直角の四角形状に変化する。
ホルダーが90度開くと上下のシート内材(07)はL字状になる。例えば、1個の支持片(03)の長さが折り目(05)から飛出し図形の切り絵(02)までの距離と同じである場合、飛出し図形の切り絵(02)もL字状になって鉛直方向に起立する。このとき、空隙の断面形状は略直角四角形である。飛出し図形の切り絵(02)に1個または複数個の切抜き穴(11)を設けたのは観察者に飛出し図形の切り絵(02)および疑影図形(09)を同時に視認させるためである。
飛出し図形の切り絵(02)と疑影図形(09)の相対的距離は絶えず変化するので、観察者は飛出し図形の切り絵(02)の外形の立上り変化と疑影図形(09)の外形の移動変化の異なる動きを眼で追っかける。他方、観察者には飛出し図形の切り絵(02)の中心付近の切抜き穴(11)を通して疑影図形(09)の色が主に眼に入り、疑影図形(09)の色が変化するように見えない。その結果、観察者は、前面の飛出し図形の切り絵(02)の外形から見える疑影図形(09)の複雑な動きを疑影図形(09)の外形を飛出し図形の切り絵(02)の実影と意識するようになる。
観察者は飛出し図形の切り絵(02)および疑影図形(09)を同時に視認することになり、前面の飛出し図形の切り絵(02)の背面にある後面の疑影図形(09)を一体的に認識する。そして、観察者は影踏み鬼の遊戯などの記憶に照らして疑影図形(09)の図柄を飛出し図形の切り絵(02)の実影と錯覚する。また、観察者は前面の飛出し図形の切り絵(02)の外形、または、飛出し図形の切り絵(02)の外周部付近の切抜き穴(11)を通してから見える疑影図形(09)のちらつきによって平面的な飛出し図形の切り絵(02)が無意識的に眩惑されて立体的なものと認識し始める。
その後、観察者は飛出し図形の切り絵(02)の下にある金券等を目にする。その結果、観察者は飛出し図形の切り絵(02)と絡めて金券等を認知する。さらに、観察者が二つ折りホルダーの開閉動作を多数回繰り返すと、飛出し図形の切り絵(02)が長期記憶され、この飛出し図形の切り絵(02)に愛着を覚えるようになる。
その後、本発明の二つ折りホルダーを90度から180度まで開いていくと、飛出し図形の切り絵(02)は上のシート内材(07)に接近して吸収される。空隙の断面形状は引き延ばされた平行四辺形の形状から押しつぶされ、飛出し図形の切り絵(02)はもとの位置に納まる。ポケット(04)内に収納された金券等は3層のサンドイッチ構造になるので、ポケット(04)の構造を補強することができる。
観察者がポケット(04)から金券等を取り出そうとする場合、指示部(10)を180度以上に反らせてシート内材(07)と金券等のあいだにくさび状の隙間をつくる必要がある。観察者がシート内材(07)の外周枠縁(23)を反らすと、水平状態の金券等をポケット(04)から取り出すことができる。金券等を飛出し図形の切り絵(02)の方向に取り出しても飛出し図形の切り絵(02)が金券等の取出しの障害になることはない。
金券等は飛出し図形の切り絵(02)の上部を通過する。観察者には飛出し図形の切り絵(02)の残存が呼び起こされ、観察者は無意識的に飛出し図形の切り絵(02)と金券等とを関連付けするようになる。本発明の二つ折りホルダーは、紙製品であっても多数回の繰り返しに耐えることができる。観察者が金券等を飛出し図形の切り絵(02)と絡めて認知・記憶する結果、金券等の着脱を多数回繰り返すことによって、金券等に飛出し図形の切り絵(02)の好ましい印象が繰り返し記憶される。
本発明の二つ折りホルダーは、開閉時における飛出し図形の切り絵(02)と疑影図形(09)の異なる動的な動きを錯視に利用して、背面の疑影図形(09)の複雑な動きによって疑影図形(09)を前面の飛出し図形の切り絵(02)の実影と想起させる一種のびっくり箱のような予想外の印象を受取人に与えることができる効果がある。また、切抜き穴(11)を通して見える疑影図形(09)と飛出し図形の切り絵(02)が重なって見える結果、平面的な飛出し図形の切り絵(02)を立体図形に錯誤させる効果がある。また、飛出し図形の切り絵(02)の外形の立上り変化と疑影図形(09)の外形の移動変化の異なる動きは複雑なので、観察者は飽きることなく開閉動作を繰り返すことができ、知的玩具として利用することができる効果がある。
また、本発明の二つ折りホルダーによれば、上記の効果のほか、飛出し図形の切り絵(02)およびポケット(04)をコンパクトに併設しても、ポケット(04)から金券等を容易に取り出すことができる効果がある。また、多数回繰り返し使用した場合、金券等と飛出し図形の切り絵(02)を結び付けて認知・記憶するので、飛出し図形の切り絵(02)の好感度から金券等の満足度を高める効果がある。
本発明の袋体セットによれば、飛出し図形の切り絵(02)とポケット(04)をコンパクトに設計した二つ折りホルダーなので、従来品と同等の大きさのお年玉袋や祝儀袋等とすることができる効果がある。また、お年玉や入学祝などに用いた場合、二つ折りホルダーから金券等を取り出した後は知的玩具として再利用することができる効果がある。
本発明の実施例を示す図である。 本発明の使用方法の一例を示す図である。 (a)〜(g)は本発明の他の実施例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。ただし、下記実施例に本発明が限定されるものではないのは勿論である。
図1および図2を参照しながら本発明の実施例1を説明する。
本実施例の二つ折りホルダー(01)は招き猫の切り絵(02)、2本の支持片(03)およびポケット(04)がある。本実施例の二つ折りホルダー(01)は折り目(05)を介して0.4mm厚の濃色台紙(06)に縮小図形の0.3mm厚の淡色シート内紙(07)を貼り合わせたものである。この折り目(05)はスジ入れ加工されている。
招き猫の切り絵(02)と2本の支持片(03)との境界は山折り線(19)で連なっている。招き猫の切り絵(02)の背後には疑影図形(09)があり、招き猫の切り絵(02)の下方には指示部となる2本の指示線(10)がある。また、招き猫の切り絵(02)は折り目(05)上にまたがっている。招き猫の切り絵(02)は、多数の切抜き穴(11)によって猫の顔や手足などの繊細な表情を表現している。例えば、2か所12か所の切抜き穴(11)によって猫の耳および顔が描かれている。また、淡色のシート内紙(07)の周囲には濃色の台紙(06)が四角枠状縁(12)のフレーム模様を構成する。すなわち、淡色シート内紙(07)の大きさは濃色台紙(06)を縮小した相似形にみせている。
招き猫の切り絵(02)は、切抜き穴(11)を除くと、3本の切り絵線(13)および2個の支持片(03)よって外形が構成される。2本の切り絵線(13)の始点を結ぶ起立線(18)は招き猫の切り絵(02)が起き上がる位置で、折り目(05)から切り絵(02)が観察者の方へ飛び出す距離になる。また、招き猫の切り絵(02)には小判模様(14)が印刷され、小判模様(14)の7本の溝は切抜き穴(11)となって疑影図形(09)がみえる。
ポケット(04)の表面には水引模様(22)が印刷され、その上部は淡色シート内紙(07)の上に2本の指示線(10)が円弧を描いて印刷されている。その他、招き猫の切り絵(02)、すなわち飛出し図形の切り絵(02)の上部は淡色シート内紙(07)と濃色の台紙(06)が貼り合わされ、淡色シート内紙(07)の上に1個の大きな図形と9個の小さな図形からなるくり抜き模様(16)と5個のプリント模様(17)が併存して凹凸模様をなしている。
二つ折りホルダー(01)が0度のとき、招き猫の切り絵(02)は起立線(18)および山折線(19)によって折りたたまれ、手と頭の上にある左右の支持片(03)と切り絵(02)が重なり合っている。支持片(03)の他端は淡色シート内紙(07)との境界で屈曲され、屈曲線(20)を形成している。ここで、山折線(19)はスジ押し加工され、屈曲線(20)はマイクロミシン入れ加工されている。
図1に示すように、二つ折りホルダー(01)を0度から90度まで開くと、招き猫の切り絵(02)が飛びだすようにみえる。すなわち、左右の支持片(03)の長さは折り目(05)から起立線(18)までの距離と同じなので、台紙(06)を机の上に置いたとき、観察者は招き猫の切り絵(02)が垂直に立っているように見える。
この招き猫の切り絵(02)の動き方を注視すると、招き猫の種々の切抜き穴(11)によって濃色の台紙(06)の輪郭部分が眼に入る。観察者は濃色台紙(06)の疑影図形(09)を招き猫の切り絵(02)の幻影と錯視する。ところが、招き猫の切り絵(02)の動き方と疑影図形(09)の動き方が連動していないので、疑影図形(09)の動き方は観察者の経験則による切り絵(02)の実影の動き方と一致しない。このため観察者は興味をもって二つ折りホルダー(01)を0度から90度まで開く動作を繰り返す。
図1のポケット(04)には、図3に示すように、三つ折りした1万円札を収納することができる。すなわち、このポケット(04)はカード類をそのまま挿入することができる大きさである。招き猫の切り絵(02)に眼がいった後で、観察者は金券(21)に眼が向かい、ポケット(04)から金券(21)を取り出そうとする。招き猫の飛出し図形の切り絵(02)と金券(21)とは近接しており一体感を構成している。
観察者が二つ折りホルダー(01)を90度から180度まで開いていくと、図1からわかるように、飛び出した招き猫の切り絵(02)および左右の支持片(03)はもとの淡色シート内紙(07)に納まる。外形を構成した3本の切り絵線(13)および2個の支持片(03)はもとの淡色シート内紙(07)と区別がつきにくくなる。しかし、招き猫の切り絵(02)には多数の切抜き穴(11)があるのでこれによって観察者は猫の顔などを連想することができる。つまり、観察者は招き猫の切り絵(02)の残像を心にとどめることになる。
次に、図1に示す二つ折りホルダー(01)の製造方法を説明する。
まず、淡色のシート内紙(07)の繊維の流れ目を折り目(05)と同じ方向にセットする。次いで、淡色シート内紙(07)の所定箇所に小判模様(14)および水引模様(22)を印刷する。次いで、招き猫の切り絵(02)、小判のスリット溝などの切抜き穴(11)、指示部(10)などを製作する。招き猫の切り絵線は3本であり、3本の切り絵線によって招き猫の輪郭が形成される。併せて、2個の支持片(03)も形成される。
左右の支持片(03)の幅と長さは任意に調節することができる。図1に示す左右の支持片(03)の長さは、折り目(05)から起立線(18)までの距離と同じである。支持片(03)の長さを折り目(05)から起立線(18)までの距離より短くすると、二つ折りホルダー(01)を90度まで開くまでに飛出し図形の切り絵(02)が直立する。また、淡色のシート内紙(07)と濃色台紙(06)と貼り合わせて構成される部分にも王冠などの多数のくり抜き模様(16)を形成し、その他のプリント模様(17等)を印刷する。
次いで、招き猫の切り絵(02)と支持片(03)との境界、並びに、招き猫の切り絵(02)および支持片(03)と貼着部分のシート内紙(07)との境界に例えば点線ミシン入れをする。また、濃色台紙(06)の折り目(05)に、例えば、スジ入れをする。淡色のシート内紙(07)にもスジ入れをすることができる。続いて、この淡色シート内紙(07)を濃色台紙(06)の所定位置に貼り合わせ、淡色のシート内紙(07)の周囲に四角縁(12)のフレーム模様およびポケット(04)を形成する。ポケット(04)と指示部(10)のあいだが金券等の入り口となる。
次に、実施例1における二つ折りホルダー(01)の使用方法についてお年玉を例にして説明する。
金券(21)を入れた二つ折りホルダー(01)を図示しない所定のお年玉袋に入れてプレゼントする。受取人はお年玉袋から二つ折りホルダー(01)を取り出し、ホルダー(01)を開けて金券(21)の金額を確かめようとする。
ところが、図1に示すように、二つ折りホルダー(01)を0度から90度まで開いていくと、金券(21)よりも先に小判模様を抱きかかえた招き猫の切り絵(02)が飛び出すように見える。受取人は、疑影図形(09)の動き方が経験則による切り絵(02)の実影の動き方と一致しないことに違和感を覚える。このため受取人は興味をもって二つ折りホルダー(01)の開く動作を何度も繰り返す。
二つ折りホルダー(01)を90度まで開くと、招き猫の切り絵(02)が直立する。受取人はその下のポケット(04)に収納された金券(21)に目を止める。受取人は「猫に小判」のことわざを連想し、ポジティブな気持ちで金券を取り出そうとする。図3の断面模式図に示すように、ホルダー(01)の四角縁(12)の先端を指で反らせると、金券(21)とシート内紙(07)との間に隙間ができる。この隙間に指を入れると、幼児や小学生でも簡単に金券を取り出すことができる。
受取人が金券(21)を取り出す時、金券(21)が招き猫の切り絵(02)上を通過するので、受取人はポジティブな気持ちで金券を取り出すことができ、金額以上の満足感を得ることができる。また、受取人は、疑影図形(09)の動き方が経験則による切り絵(02)の実影の動き方と一致しないので、招き猫の切り絵(02)の切抜き穴(11)から見える疑影図形(09)の輪郭の濃淡変化とにひかれて何度も金券(21)の出し入れを遊んで楽しむことができる。このため金券(21)の取り出しが繰り返し学習され、「猫に小判模様」の記憶とともに好意をもって受取人の脳裏に提供者の金券(21)を刻み込むことができる。
図4(a)〜(g)が他の図柄を用いた実施例である。すなわち、図4(a)は凧揚げ柄であり、図4(b)は鏡餅柄であり、図4(c)は富士山柄であり、図4(d)は鯛柄であり、図4(e)は丑の土鈴柄であり、図4(f)は丑の正月飾り柄であり、そして図4(g)は丑のかるた柄である。これらの柄のポケットに1万円札を3つ折り、2つ折り、あるいは、そのまま挿入することができる。また、メッセージカードをポストイットのようにしてポケットの表面に貼りつけることもできる。
本発明の二つ折りホルダーの大きさを1万円札がそのまま入るポケットの大きさにした場合、ポケットの上にさらにメッセージカード用のもう一つの小ポケット(図示しない)を設けることができる。また、この小ポケットはポケットの内部に内ポケットとしてもよい。
以上、本発明の二つ折りホルダーを実施例に基づいて説明した。ただし、本発明の具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。例えば、出産祝いとして積み木柄の飛出し図形とすることができ、入学祝としてランドセル柄や桜柄の飛出し図形とすることができ、入園祝いとして動物柄やクローバー柄の飛出し図形とすることができる。
本発明によれば、お年玉袋やご祝儀袋などのほか、クリスマスカードやメッセージの配布物などの用途に利用することができる。その他、広告や宣伝用の販促品や付録としても利用でき、また、視覚教育用のおもちゃや玩具としても利用でき、室内装飾品としても利用できる。さらに、かさばらないので、携行品として利用することができる。また、芳香・消臭成分などをしみこませて芳香剤や消臭剤として利用することができる。
01 :二つ折りホルダー
02 :切り絵
03 :支持片
04 :ポケット
05 :折り目
06 :台紙
07 :シート内紙
09 :疑影図形
11 :切抜き穴
18 :起立線
19 :山折線
20 :屈曲線

Claims (6)

  1. 台材(06)およびシート内材(07)からなる二つ折りホルダーであって、当該シート内材(07)は貼着部分と未貼着部分を有し、当該シート内材(07)の未貼着部分は、折り目(05)上にまたがる飛出し図形の切り絵(02)および支持片(03)を有し、当該切り絵(02)は起立線(18)によって当該シート内材(07)の貼着部分と区画され、当該切り絵(02)は山折線(19)によって当該シート内材(07)の貼着部分と区画され、当該支持片(03)は屈曲線(20)によって当該シート内材(07)の貼着部分と区画され、そして、当該切り絵(02)は多数の切抜き穴(11)を有することを特徴とする二つ折りホルダー。
  2. 前記飛出し図形の切り絵(02)の下部にポケット(04)を有することを特徴とする請求項1に記載の二つ折りホルダー。
  3. 上記飛出し図形の切り絵(02)に印刷模様が施されていることを特徴とする請求項1に記載の二つ折りホルダー。
  4. 上記支持片(03)における山折線(19)から屈曲線(20)までの長さが上記飛出し図形の切り絵(02)における起立線(18)から上記折り目(05)までの距離と同じであることを特徴とする請求項1に記載の二つ折りホルダー。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の二つ折りホルダー、および封筒とから構成されることを特徴とする袋体セット。
  6. 上記封筒が祝儀袋であることを特徴とする請求項5に記載の袋体セット。
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