JP2021176627A - 水処理電解装置及びその使用方法 - Google Patents

水処理電解装置及びその使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高く安定的な酸化能力を有し、洗浄が便利で且つ徹底的であり、処理効率が高い水処理電解装置及びその使用方法を提供する。【解決手段】筒体1と、鉄と炭を充填するための充填機構2と、多機能撹拌機構3とを含み、筒体1は円形密封室であり、中部には上部より下部の直径が大きく且つ凹設される階段状底部取付台13が設けられ、上下に配置される上電解装置116と下電解装置117により三部分に分けられ、中部の空間側壁には廃水入口111が配列され、他の両部の内部空間側壁にはそれぞれ上出口112と下出口113とが配列され、多機能攪拌機構3は、上電解装置116の内部に位置する第一レバーと一部が前記下電解装置の内部に位置する第二レバーとを含み、第一レバーと前記第二レバーとの中心は中空の送り管と固定して接続され、送り管と第二レバーとの固定接続部分には洗浄板が固定して接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、水処理技術分野に関し、具体的には、水処理電解装置及びその使用方法に関する。
近年、化学、製薬、石油化学の急速化発展につれ、有機廃水処理量が増加しており、こういう残留性高濃度排水は、単一的な生物処理だけでは、国の排出規制や処理需要を満たすことが困難であるため、前処理技法を採用して残留性有機物の分子構造を破壊し、排水の生分解性を向上させることが必要である。したがって、鉄・炭微量電解技術は、廉価、グリーン、有効のメリットで前処理技術として普及されている。
CN101979330Bには、ドラム式反応器と、駆動モータと、水溝と、排水導管と、曝気管とを含むドラム式微量電解反応装置及びその水処理方法が開示されており、ドラム式反応器が水溝内に取り付けられ、駆動モータによって駆動させ、排水導管と曝気管はいずれもドラム式反応器の内部に設けられ且つ密封回転継目と接続され、ドラム式反応器において、密封蓋における穴から水溝に排出される凝集沈殿物が洗浄しにくく、排水排出量が大きく、二次汚染を起こしやすく、且つ曝気管にドラム式反応器を横切らせるだけでは曝気効果が悪い。
中国特許出願公開第101979330号明細書
本発明は、水処理電解装置及びその使用方法を提供することを目的とし、前記水処理電解装置及びその使用方法は、大きい廃水排出量と、鉄・炭の反応が不完全であることと、鉄・炭の補充が遅いことと、詰まることと、を解決し、反応室の洗浄問題を解決し、高くて安定的な酸化能力を有し、洗浄が便利で且つ徹底的であり、処理効率が高い。
上記の目的を実現するために、水処理電解装置であって、筒体と、鉄と炭を充填するための充填機構と、多機能撹拌機構と、を含み、前記筒体は、円形密封室であり、前記筒体の中部には、上部より下部の直径が大きく且つ凹設される階段状底部取付台が設けられ、前記筒体は、上下に配置される上電解装置と下電解装置により三部分に分けられ、前記筒体における中部の空間側壁には、廃水入口が配列され、前記筒体の他の両部の内部空間側壁には、それぞれ上出口と、下出口と、が配列され、前記多機能攪拌機構は、前記上電解装置の内部に位置する第一レバーと、一部が前記下電解装置の内部に位置する第二レバーと、を含み、前記第一レーヴァと前記第二レバーとの中心は、中空の送り管と固定して接続され、前記送り管と前記第二レバーとの固定接続部分には、洗浄板が固定して接続され、前記筒体の外側壁には、前記上電解装置と前記下電解装置とに対し同時に鉄と炭を充填できる充填機構が接続され、前記充填機構は、連動によって前記上電解装置と前記下電解装置の充填口に交替して鉄と炭を入れることができる押入れ機構を含む。
本発明は、廃水処理と、自動充填と、均一撹拌と、曝気と、洗浄及びスケール除去機能を一体に統合し、反応室壁に上出口と下出口との二つの浄水排水口、及び上下二層の電解装置を設け、沈殿物と浄水とが混合し排出されて二次汚染を起こすことが回避され、沈殿物だけを排出して回収に便利であり、廃水排出の処理コストと排出空間を削減し、廃水処理効率を上げる。多機能撹拌機構と充填機構との協働により、廃水処理量に応じて鉄と炭の自動補充量を決めて押入れ機構の連動作用によって上電解装置と下電解装置の充填口に交替して鉄と炭を送り、詰まりを防止して電解装置内の鉄と炭が十分であることを確保し、廃水処理反応が不完全であることが回避され、また、多機能撹拌機構の気液切替、撹拌、スクラッチ作用によって、電解装置の均一撹拌及び曝気と、筒体に対する全方位洗浄及びスケール除去機能を同時に実現し、網ボックスの詰まりを防止し、電解装置と筒体を徹底的に洗浄しスケールの発生を避け、鉄と炭が十分に反応できるとともに、汚物がすぐに排出されることを介して、スケールが生じて反応室に付着することによる水処理量の減少が回避され、動力源が少なく、構造が緊密で、コストが低い。
好ましくは、前記上電解装置は、内部に微量電解用の鉄と炭を充填する円柱型網ボックス体であり、前記下電解装置は、内部に微量電解用の鉄と炭を充填する逆円錐環状の網ボックス体であり、前記下電解装置の上表面において前記底部取付台に近接する側は、前記底部取付台における階段踏板面と同じ水平面にある。
前記上電解装置と前記下電解装置とは、それぞれ内部に微量電解用の鉄と炭を充填する円柱型網ボックス体と、逆円錐環状の網ボックス体と、であり、且つ前記円形密封室壁と張り合わせられ、二つの電解装置と前記多機能撹拌機構とは、取り付けるときに横になる状態で組み立てられ、前記第一網ボックスと、前記第一網板と、前記第二網板及び前記第二網ボックスとは、分解可能な構造を採用するため、前記多機能撹拌機構の前記第一レバーと前記第二レバーの組み立てに便利であり、完全に組み立てた後に前記筒体内に押し込んで固定する。前記下電解装置と前記底部取付台における階段踏板面とが同じ水平面に位置して上層堆積面を形成し、且つ前記第二電解装置の錐面と前記洗浄板の作用によって沈殿物が絶えずに中心の低い位置に堆積し、整理に便利であるとともに、前記筒体における下面の沈殿物の堆積高さを下げ、前記下出口から前記上出口以下の浄水を排出ことに有利であり、前記筒体における内部空間の水溶液と沈殿物とが混合して排出されて二次汚染を起こすことが回避され、集中回収に便利であり、処理コストと排出空間を減少する。
好ましくは、前記底部取付台における階段踏板面には、少なくとも一つの上排出口が穿設され、前記底部取付台内部の上表面には、モータが接続され、前記上表面の中部には、前記モータのモータ軸を通す貫穴が穿設され、前記モータは、前記送り管を通して前記送り管を回転させる中空軸モータであり、前記筒体の下面には、少なくとも一つの下排出口が配列され、前記筒体の上表面には、一つの通風用の排気口が穿設される。
前記底部取付台における階段踏板面上の前記上排出口は、上層沈殿物の整理を実現し、前記底部取付台の中部には、前記モータが接続され、前記モータは、前記送り管を通して気液輸送を行うことができ、構造が緊密であり、作業場と輸送空間の高度制限を減少するとともに、底部に堆積して下出口を塞ぐ堆積物を減少し、処理量と処理効率を向上させることに寄与する。
好ましくは、前記送り管の底部には、回転できる接続部が接続され、前記接続部は、管路によって電磁弁と接続され、前記電磁弁は、前記第一レバーと前記第二レバーに水と空気を同時に提供できる水気切換弁である。
前記送り管を回転できる前記接続部と接続することで、モータの動作時に気液の送り出しを実現できるとともに、水気切換弁の切替制御によって前記第一レバーと前記第二レバーに水又は空気を同時に提供することができ、空気は、微量電解反応のために提供され、水は、上、下電解装置及び円形密封室の洗い流しのために提供され、沈殿物を水流とともに排出し、沈殿物の堆積を防止する。
好ましくは、前記第一レバーは、側壁に複数の貫穴を有する八つの中空管が前記送り管の中軸線に沿って環状に配列されることで構成され、前記第二レバーは、折り曲げられた中空管が前記送り管の中軸線に沿って環状に配列されることで構成される。
前記第一レバーと前記第二レバーは、貫穴を有する中空管であり、通気又は通水を実現し、上、下電解装置内における微量電解用の鉄と炭に対し、曝気と洗浄を行い、スケールの生成を防止し、十分な反応を確保すると同時に、沈殿物をすぐに排出する。
好ましくは、前記第二レバーにおける一つの中空管は、前記送り管に対し垂直な第一接続棒と、前記下電解装置の上表面と平行し且つ前記下電解装置の内部上方に位置する第二接続棒と、を含み、前記第二接続棒は、前記第一接続棒において前記下中空筒の筒壁に近接する側と接続される折り曲げ部を含み、前記第二接続棒において前記下電解装置内部に位置する部分の側壁には、複数の貫穴が穿設される。
前記第二レバーは、折り曲げられた中空管であり、且つ中空管における一部の側壁には、通気又は通水用の貫穴が穿設され、前記貫穴は、前記下電解装置内の微量電解用鉄炭に対し、曝気と洗浄を行い、スケールの形成を防止し、十分な反応を確保することができる。
好ましくは、前記洗浄板は、前記下電解装置の上表面と、前記底部取付台における階段と、前記底部取付台における階段の上側面と、に対し、スケール除去を行うスクレーパーであり、前記洗浄板は、前記送り管の中軸線に沿って環状に少なくとも一つ設けられる。
前記洗浄板は、前記下電解装置の上表面と、前記底部取付台における階段と、前記底部取付台における階段の上側面とに対し、スケール除去を行い、スケールが長時間が室壁に付着して容積を占用し、水処理量を減少することが回避される。
好ましくは、前記充填機構は、上下貫通の方形漏斗状の充填室と、前記充填室の下表面と連通してフランジ接続される管状の充填管と、を含み、前記充填室内には、自動的に鉄炭を称量して落とす称量機構と、回転により開閉することで鉄と炭を受けたり落としたりする落とし機構と、が設けられ、前記称量機構は、前記落とし機構の真上に位置する。
前記充填機構は、廃水注入量により鉄炭の自動補充量を決め、且つ前記押入れ機構の連動作用によって前記上電解装置と前記下電解装置との充填口に交替して鉄炭を充填し、詰まりを防止し、一定流量の水における鉄炭の一致を保証し、固定時間内に多くの廃水を処理するときに、処理の不完全を避ける。
好ましくは、前記押入れ機構は、前記充填室の側面と接続されるモータによって駆動される上押入れ機構と下押入れ機構とを含み、前記上押入れ機構は、正接リンク機構であり、前記上押入れ機構のリンクは、前記充填管に挿入され且つ前記充填管と同軸であり、前記リンクの末端は、前記下押入れ機構と接続され、前記下押入れ機構は、ボルト・ナット機構であり、前記ナットの外壁は、同軸のスクリューブレードと接続され且つ自重により回転でき、前記上押入れ機構における矩形の押し板と前記充填管の上表面との間には、前記充填管の穴位置と同軸であり且つ伸縮可能な可撓性筒状カバーが接続され、前記押し板の中部には、直径が前記可撓性筒状カバーより小さい落とし穴が穿設され、前記押し板は、前記モータに駆動されて前記上電解装置の充填口方向へ回転できる。
前記下押入れ機構は、前記上押し入れ機構における前記リンクの末端と接続され、且つ同一のモータにより駆動される。モータが正回転又は逆回転するときに前記上押入れ機構における前記押し板が前記押し板上の鉄炭を前記上電解装置に押入れ、このときに前記下押入れ機構が持ち上げられ、且つ前記スクリューブレードが自重により回転して均一的に鉄炭を落とし、詰まりを防止する。前記モータが正回転又は逆回転するときに前記上押入れ機構における前記押し板が復位して前記落とし穴から前記下押入れ機構における前記スクリューブレードの所在空間に充填作業を行い、このときに前記下押入れ機構が下げられ、前記下押入れ機構が下げられる間に前記スクリューブレードが底部鉄炭の支持によって一定距離上昇した後に止まり、前記下押入れ機構が引き続き下方へ鉄炭を前記下電解装置に押入れ、動作を繰り返して鉄炭の送り作業を完了する。
前記水処理電解装置の使用方法であって、下記のステップを含む:
ステップ1:前記モータを起動して前記多機能撹拌機構を回転させ、
ステップ2:前記充填機構により鉄炭を称量して落とし、且つ前記押入れ機構が鉄炭を押し動かして前記上電解装置と前記下電解装置内に充填し、前記多機能撹拌機構が回転して鉄炭を撹拌ししっかりと充填し、
ステップ3:前記電磁弁が給気管路に切り替えられ、前記多機能撹拌機構に空気を提供して上下の微量電解用鉄炭充填層を均一的に撹拌、曝気し、
ステップ4:PH値を2〜5に調節した廃水を前記円形密封室内に、前記上出口を漬けるまで注入し、
ステップ5:廃水が前記円形密封室内に微量電解反応を行い、沈殿物が生じて底部に堆積し、処理後の廃水、すなわち浄水が前記上出口と前記下出口から排出され、
ステップ6:定期的に沈殿物を排出し、沈殿物排出前に廃水の注入を止めて前記円形密封室内の浄水を前記下出口の下方に排出し、そして前記電磁弁を浄水供給管路に切り替えると同時に上排出口と下排出口とを開けて、多機能撹拌機構が前記円形密封室の内部を撹拌し、沈殿物が水流につれて前記上排出口と前記下排出口から排出され、前記円形密封室に対する洗浄を完了した後に前記電磁弁を閉じ、
ステップ7:廃水注入量により鉄炭の充填量を決め、充填量が不足になると前記落とし機構が充填材を補充し、前記ステップを繰り返す。
従来技術に比べ、本発明は下記のメリットを有する:
密封筒体反応空間と、充填機構と、多機能撹拌機構とを組み合わせることで、廃水処理と、自動充填と、均一撹拌と、曝気と、洗浄及びスケール除去機能を一体に統合し、反応室壁に上出口112と下出口113との二つの浄水排水口、及び上下二層の電解装置を設け、沈殿物と排出される浄水とが混合し二次汚染を起こすことが回避され、沈殿物だけを排出して回収に便利であり、廃水排出の処理コストと排出空間を削減し、鉄・炭の浪費を減少し、廃水処理効率を上げる。多機能撹拌機構と充填機構との協働により、廃水注入量に応じて鉄と炭の自動補充量を決めて押入れ機構の連動作用によって上電解装置と下電解装置の充填口に交替して鉄と炭を送り、詰まりを防止して電解装置内の鉄と炭が十分であることを確保し、廃水処理反応が不完全であることが回避され、また、多機能撹拌機構の気液切替、撹拌、スクラッチ作用によって、電解装置の均一撹拌及び曝気と、筒体に対する全方位洗浄及びスケール除去機能を同時に実現し、網状ボックスの詰まりを防止し、電解装置と筒体を徹底的に洗浄しスケールの発生を避け、鉄と炭が十分に反応するとともに、汚物がすぐに排出されることで、スケールができて反応室に付着することによる水処理量の減少が回避され、動力源が少なく、構造が緊密で、コストが低く、高くて安定的な酸化機能を有し、徹底的な洗浄を便利に実現し、処理効率が高い。
本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
本発明の構造図である。 本発明における底部取付台の断面図である。 本発明における多機能撹拌機構の構造図である。 本発明における充填機構の内部構造図である。 本発明における押入れ機構が上電解装置及び充填管に鉄と炭を送る構造図である。 本発明における押入れ機構が下電解装置及び上押入れ機構の押し板に鉄と炭を送る構造図である。 本発明における落とし機構の構造図である。
下記に実施例と図面を合わせて本発明を更に説明する。
実施例1:
図1〜7に示すように、水処理電解装置及びその使用方法であって、筒体1と、鉄と炭を充填するための充填機構2と、多機能撹拌機構3と、を含み、前記筒体1は、上下に配置される上蓋板12と下中空筒11とを含み、前記下中空筒11における内部空間の下面中心は、底部取付台13の下表面とフランジ接続され、前記底部取付台13と前記上蓋板12と前記下中空筒11は、円形密封室を形成し、前記下中空筒11の下面には、二つの下排出口114と、四つの脚支持台115と、が配列され、前記上蓋板12の中部には、排気口121が穿設され、前記底部取付台13は、直径が上から下へ小さくなり且つ凹設される階段状円環体であり、前記下中空筒11の内部空間の側壁には、上下に配置され且つ前記円形密封室を三つの部分に分割する上電解装置116と下電解装置117が接続され、前記下中空筒11の側壁における上出口112と、廃水入口111と、下出口113とは、順次に前記三つの部分に上下に配列され、前記上出口112と前記下出口113には、いずれも沈殿物を阻隔するフィルターが詰められ、前記多機能攪拌機構3は、前記上電解装置116の内部に位置する第一レバー35と、一部が前記下電解装置117の内部に位置する第二レバー36と、を含み、前記第一レーヴァ35と前記第二レバー36との中心は、中空の送り管34と固定して接続され、前記送り管34と前記第二レバー36との固定接続部分には、洗浄板37が固定して接続され、前記筒体1の外側壁には、前記上電解装置116と前記下電解装置117とに対し同時に鉄と炭を充填できる充填機構2が接続され、前記充填機構2は、連動によって前記上電解装置116と前記下電解装置117の充填口に交替して鉄と炭を入れることができる押入れ機構25を含む。
本発明は、廃水処理と、自動充填と、均一撹拌と、曝気と、洗浄及びスケール除去機能を一体に統合し、反応室壁に上出口112と下出口113との二つの浄水排水口、及び上下二層の電解装置を設け、沈殿物と浄水とが混合し排出されて二次汚染を起こすことが回避され、沈殿物だけを排出して回収に便利であり、廃水排出の処理コストと排出空間を削減し、廃水処理効率を上げる。多機能撹拌機構3と充填機構2との協働により、廃水処理量に応じて鉄と炭の自動補充量を決めて押入れ機構25の連動作用によって上電解装置と下電解装置の充填口に交替して鉄と炭を送り、詰まりを防止して電解装置内の鉄と炭が十分であることを確保し、廃水処理反応が不完全であることが回避され、また、多機能撹拌機構3の気液切替、撹拌、スクラッチ作用によって、電解装置の均一撹拌及び曝気と、筒体1に対する全方位洗浄及びスケール除去機能を同時に実現し、網ボックスの詰まりを防止し、電解装置と筒体1を徹底的に洗浄しスケールの発生を避け、鉄と炭が十分に反応できるとともに、汚物がすぐに排出されることを介して、スケールが生じて反応室に付着することによる水処理量の減少が回避され、動力源が少なく、構造が緊密で、コストが低い。
前記上電解装置116は、内部に微量電解用の鉄と炭を充填する円柱型網ボックス体であり、前記上電解装置116は、中部に前記送り管34の上開口と連通する第一網ボックス116aと、前記第一網ボックス116aの上側開口端と接続される第一網板116bと、を含み、前記下電解装置117は、内部に微量電解用の鉄と炭を充填する逆円錐環状の網ボックス体であり、前記下電解装置117の内外径は、それぞれ前記下中空筒11の内壁及び前記底部取付台13の下部と直径が同じであり、前記下電解装置117は、第二網板117aと、前記第二網板117aの下表面と接続される第二網ボックス117bと、を含み、前記第二網板117aにおいて前記第二レバー36に近接する位置には、前記第二レバー36を回転させる環状溝が形成され、前記下電解装置117の上表面において前記底部取付台13に近接する側は、前記底部取付台13における階段踏板面と同じ水平面にある。
前記上電解装置116と前記下電解装置117とは、それぞれ内部に微量電解用の鉄と炭を充填する円柱型網ボックス体と、逆円錐環状の網ボックス体と、であり、且つ前記円形密封室壁と張り合わせられ、二つの電解装置と前記多機能撹拌機構3とは、取り付けるときに横になる状態で組み立てられ、前記第一網ボックス116aと、前記第一網板116bと、前記第二網板117a及び前記第二網ボックス117bとは、分解可能な構造を採用するため、前記多機能撹拌機構の前記第一レバー35と前記第二レバー36の組み立てに便利であり、完全に組み立てた後に前記筒体1内に押し込んで固定する。前記下電解装置117と前記底部取付台13における階段踏板面とが同じ水平面に位置して上層堆積面を形成し、且つ前記第二電解装置117の錐面と前記洗浄板37の作用によって沈殿物が絶えずに中心の低い位置に堆積し、整理に便利であるとともに、前記筒体1における下面の沈殿物の堆積高さを下げ、前記下出口113から前記上出口112以下の浄水を排出ことに有利であり、前記筒体1における内部空間の水溶液と沈殿物とが混合して排出されて二次汚染を起こすことが回避され、集中回収に便利であり、処理コストと排出空間を減少する。
前記底部取付台13における階段踏板面には、二つの上排出口131が穿設され、前記底部取付台13内部の上表面には、モータ31が接続され、前記上表面の中部には、前記モータ31のモータ軸311を通す貫穴132が穿設され、前記モータ31は、前記送り管34を通して前記送り管34を回転させる中空軸モータである。
前記底部取付台13における階段踏板面上の前記上排出口131は、上層沈殿物の整理を実現し、前記底部取付台13の中部には、前記モータ31が接続され、前記モータ31は、前記送り管34を通して気液輸送を行うことができ、構造が緊密であり、作業場と輸送空間の高度制限を減少するとともに、底部に堆積して下出口113を塞ぐ堆積物を減少し、処理量と処理効率を向上させることに寄与する。
前記送り管34の底部には、回転できる接続部32が接続され、前記接続部32は、管路によって電磁弁33と接続され、前記電磁弁33は、前記第一レバー35と前記第二レバー36に水と空気を同時に提供できる水気切換弁である。
前記送り管34を回転できる前記接続部32と接続することで、モータの動作時に気液の送り出しを実現できるとともに、水気切換弁の切替制御によって前記第一レバー35と前記第二レバー36に水又は空気を同時に提供することができ、空気は、微量電解反応のために提供され、水は、上、下電解装置及び円形密封室の洗い流しのために提供され、沈殿物を水流とともに排出し、沈殿物の堆積を防止する。
前記第一レバー35は、側壁に十二個の貫穴を有する八つの中空管が前記送り管34の中軸線に沿って環状に配列されることで構成され、前記第二レバー36は、折り曲げられた八つの中空管が前記送り管34の中軸線に沿って環状に配列されることで構成される。
前記第一レバー35と前記第二レバー36は、貫穴を有する中空管であり、通気又は通水を実現し、上、下電解装置内における微量電解用の鉄と炭に対し、曝気と洗浄を行い、スケールの生成を防止し、十分な反応を確保すると同時に、沈殿物をすぐに排出する。
前記第二レバー36における一つの中空管は、前記送り管34に対し垂直な第一接続棒361と、前記下電解装置117の上表面と平行し且つ前記下電解装置117の内部上方に位置する第二接続棒362と、を含み、前記第二接続棒362は、前記第一接続棒361において前記下中空筒11の筒壁に近接する側と接続される折り曲げ部を含み、前記第二接続棒362において前記下電解装置117内部に位置する部分の側壁には、十二個の貫穴が穿設される。
前記第二レバー36は、折り曲げられた中空管であり、且つ中空管における一部の側壁には、通気又は通水用の貫穴が穿設され、前記貫穴は、前記下電解装置117内の微量電解用鉄炭に対し、曝気と洗浄を行い、スケールの形成を防止し、十分な反応を確保することができる。
前記洗浄板37は、前記下電解装置117の上表面と、前記底部取付台13における階段と、前記底部取付台13における階段の上側面と、に対し、スケール除去を行うスクレーパーであり、前記洗浄板37は、前記送り管34の中軸線に沿って環状に百八十度に二つ配列される。
前記洗浄板37は、前記下電解装置117の上表面と、前記底部取付台13における階段と、前記底部取付台13における階段の上側面とに対し、スケール除去を行い、スケールが長時間が室壁に付着して容積を占用し、水処理量を減少することが回避される。
前記充填機構2は、上下貫通の方形漏斗状の充填室21と、前記充填室21の下表面と連通してフランジ接続される管状の充填管22と、を含み、前記充填室21内には、自動的に鉄炭を称量して落とす称量機構23と、回転により開閉することで鉄と炭を受けたり落としたりする落とし機構24と、が設けられ、前記称量機構23は、前記落とし機構24の真上に位置する。前記落とし機構24は、前記充填室21の内壁と密着し且つ前記充填管22の上表面と平行する回転板241を含み、前記回転板241の片側面は、前記充填室21の後ろ側面に固定される駆動モータ242の駆動軸と接続され、前記回転板241は、前記駆動モータ242に駆動されて回転することができ、前記回転板241は、前記駆動モータ242に駆動されて回転する最下方が前記円形密封室の水位より高い。
前記充填機構2は、廃水注入量により鉄炭の自動補充量を決め、且つ前記押入れ機構25の連動作用によって前記上電解装置116と前記下電解装置117との充填口に交替して鉄炭を充填し、詰まりを防止し、一定流量の水における鉄炭の一致を保証し、固定時間内に多くの廃水を処理するときに、処理の不完全を避ける。前記回転板241は、前記充填管22の上表面と平行する状態にある時に前記充填室21から落ちた鉄炭を受けて一次貯留室として鉄と炭を貯留し、電解装置に鉄炭を補充する時にだけ回転して鉄炭を落とすことができ、密封を実現し水はねを防止する。
前記押入れ機構25は、前記充填室21の側面と接続されるモータによって駆動される上押入れ機構251と下押入れ機構252とを含み、前記上押入れ機構251は、正接リンク機構であり、前記上押入れ機構251のリンク251bは、前記充填管22に挿入され且つ前記充填管22と同軸であり、前記リンク251bの末端は、前記下押入れ機構252と接続され、前記下押入れ機構252は、ボルト・ナット機構であり、前記ナットの外壁は、同軸のスクリューブレードと接続され且つ自重により回転でき、前記上押入れ機構251における矩形の押し板251aと前記充填管22の上表面との間には、前記充填管22の穴位置と同軸であり且つ伸縮可能な可撓性筒状カバー253が接続され、前記押し板251aの中部には、直径が前記可撓性筒状カバー253より小さい落とし穴が穿設され、前記押し板251aは、前記モータに駆動されて前記上電解装置の充填口方向へ回転でき、前記押し板251aの上表面には、防弾材料と消音のプリウレタン板が覆設され、前記押し板251aの下表面には、前記押し板251aと平行する案内棒が接続され、前記リンク251bは、前記案内棒に沿って摺動可能なスライダと接続される。
前記下押入れ機構252は、前記上押し入れ機構251における前記リンク251bの末端と接続され、且つ同一のモータにより駆動される。モータが正回転又は逆回転するときに前記上押入れ機構251における前記押し板251aが前記押し板251a上の鉄炭を前記上電解装置に押入れ、このときに前記下押入れ機構252が持ち上げられ、且つ前記スクリューブレードが自重により回転して均一的に鉄炭を落とし、詰まりを防止する。前記モータが正回転又は逆回転するときに前記上押入れ機構251における前記押し板251aが復位して前記落とし穴から前記下押入れ機構252における前記スクリューブレードの所在空間に充填作業を行い、このときに前記下押入れ機構252が下げられ、前記下押入れ機構252が下げられる間に前記スクリューブレードが底部鉄炭の支持によって一定距離上昇した後に止まり、前記下押入れ機構252が引き続き下方へ鉄炭を前記下電解装置に押入れ、動作を繰り返して鉄炭の送り作業を完了する。
前記水処理電解装置の使用方法は、下記のステップを含む:
ステップ1:前記モータ31を起動して前記多機能撹拌機構3を回転させ、
ステップ2:前記充填機構2により鉄炭を称量して落とし、且つ前記押入れ機構が鉄炭を押し動かして前記上電解装置116と前記下電解装置117内に充填し、前記多機能撹拌機構3が回転して鉄炭を撹拌ししっかりと充填し、
ステップ3:前記電磁弁33が給気管路に切り替えられ、前記送り管34が前記第一レバー35と前記第二レバー36に空気を同時に提供し対応の微量電解用鉄炭充填層を均一的に撹拌、曝気し、
ステップ4:曝気撹拌の同時にPH値を2〜5に調節した廃水を前記廃水入口111から前記円形密封室内に、前記上出口112を漬けるまで注入し、
ステップ5:廃水が前記円形密封室内に微量電解反応を行い、沈殿物が生じて底部に堆積し、処理後の廃水、すなわち浄水が前記上出口112と前記下出口113から排出され、
ステップ6:使用周期により定期的に沈殿物を排出し、沈殿物排出前に廃水の注入を止めて前記円形密封室内の浄水を前記下出口113の下方に排出し、そして前記電磁弁33を浄水供給管路に切り替えると同時に上排出口131と下排出口114とを開けて、微量電解鉄炭充填層を撹拌、洗浄すると同時に前記円形密封室の内部を洗い流し、沈殿物が水流につれて前記上排出口131と前記下排出口114から排出され、前記円形密封室に対する洗浄を完了した後に前記電磁弁33を閉じ、
ステップ7:廃水注入量により鉄炭の充填量を決め、充填量が不足になると、前記落とし機構24における前記回転板241が回転して鉄炭を補充し、上記ステップを繰り返す。
前記水処理電解装置は、廃水処理と、自動充填、均一撹拌、曝気、洗浄、スケール除去に用いられる。
実施例2:
本発明に関わる水処理電解装置及び使用方法は、使用時に、下記のステップを含む:
ステップ1:前記モータ31を起動して前記多機能撹拌機構3を回転させ、
ステップ2:前記充填機構2により鉄炭を称量して落とし、且つ前記押入れ機構が鉄炭を押し動かして前記上電解装置116と前記下電解装置117内に充填し、前記多機能撹拌機構3が回転して鉄炭を撹拌ししっかりと充填し、
ステップ3:前記電磁弁33が給気管路に切り替えられ、前記送り管34が前記第一レバー35と前記第二レバー36に空気を同時に提供し対応の微量電解用鉄炭充填層を均一的に撹拌、曝気し、
ステップ4:曝気撹拌の同時にPH値を2〜5に調節した廃水を前記廃水入口111から前記円形密封室内に、前記上出口112を漬けるまで注入し、
ステップ5:廃水が前記円形密封室内に微量電解反応を行い、沈殿物が生じて底部に堆積し、処理後の廃水、すなわち浄水が前記上出口112と前記下出口113から排出され、
ステップ6:使用周期により定期的に沈殿物を排出し、沈殿物排出前に廃水の注入を止めて前記円形密封室内の浄水を前記下出口113の下方に排出し、そして前記電磁弁33を浄水供給管路に切り替えると同時に上排出口131と下排出口114とを開けて、微量電解鉄炭充填層を撹拌、洗浄すると同時に前記円形密封室の内部を洗い流し、沈殿物が水流につれて前記上排出口131と前記下排出口114から排出され、前記円形密封室に対する洗浄を完了した後に前記電磁弁33を閉じ、
ステップ7:廃水注入量に応じて鉄炭の充填量を決め、充填量が不足になると、前記落とし機構24における前記回転板241が回転して鉄炭を補充し、上記ステップを繰り返す。
前記水処理電解装置は、廃水処理と、自動充填、均一撹拌、曝気、洗浄、スケール除去に用いられる。
なお、本明細書において、「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」等の示す方位や位置関係は、図面に示した方位や位置関係に基づいて、本発明の説明や説明の便宜上のものであり、明示した装置や要素が特定の方位を有している必要があること、特定の方位で構成されていることや動作を示すものではないため、本発明を限定するものであると理解すべきではない。上記実施例における従来技術は当業者に知られている従来技術であるため,ここでは詳細な説明を省略する。
以上の実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明を限定するものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変形や変形が可能であることは当業者に明らかである。したがって、すべての同等の技術的解決手段も本発明の範疇に含まれるものであり、本発明の特許請求の範囲は、特許請求の範囲によって制限されるべきである。
1 筒体
2 充填機構
3 多機能撹拌機構
11 下中空筒
12 上蓋板
13 底部取付台
111 廃水入口
112 上出口
113 下出口
114 下排出口
115 脚支持台
116 上電解装置
117 下電解装置
116a 第一網ボックス
116b 第一網板
117a 第二網板
117b 第二網ボックス
121 排気口
131 上排出口
132 貫穴
21 充填室
22 充填管
23 称量機構
24 落とし機構
25 押入れ機構
241 回転板
242 駆動モータ
251 上押入れ機構
252 下押入れ機構
253 可撓性筒状カバー
251a 押し板
251b リンク
31 モータ
32 接続部
33 電磁弁
34 送り管
35 第一レバー
36 第二レバー
37 洗浄板
311 モータ軸
361 第一接続棒
362 第二接続棒

Claims (10)

  1. 水処理電解装置であって、
    筒体(1)と、
    鉄と炭を充填するための充填機構(2)と、
    多機能撹拌機構(3)と、を含み、
    前記筒体(1)は、円形密封室であり、
    前記筒体(1)の中部には、上部より下部の直径が大きく且つ凹設される階段状底部取付台(13)が設けられ、
    前記筒体(1)は、上下に配置される上電解装置(116)と下電解装置(117)により三部分に分けられ、
    前記筒体(1)における中部の空間側壁には、廃水入口(111)が配列され、
    前記筒体(1)の他の両部の内部空間側壁には、それぞれ上出口(112)と、下出口(113)と、が配列され、
    前記多機能攪拌機構(3)は、前記上電解装置(116)の内部に位置する第一レバー(35)と、一部が前記下電解装置(117)の内部に位置する第二レバー(36)と、を含み、
    前記第一レーヴァ(35)と前記第二レバー(36)との中心は、中空の送り管(34)と固定して接続され、
    前記送り管(34)と前記第二レバー(36)との固定接続部分には、洗浄板(37)が固定して接続され、
    前記筒体(1)の外側壁には、前記上電解装置(116)と前記下電解装置(117)とに対し同時に鉄と炭を充填できる充填機構(2)が接続され、
    前記充填機構(2)は、連動によって前記上電解装置(116)と前記下電解装置(117)の充填口に交替して鉄と炭を入れることができる押入れ機構(25)を含む、
    ことを特徴とする水処理電解装置。
  2. 前記上電解装置(116)は、内部に微量電解用の鉄と炭を充填する円柱型網ボックス体であり、
    前記下電解装置(117)は、内部に微量電解用の鉄と炭を充填する逆円錐環状の網ボックス体であり、
    前記下電解装置(117)の上表面において前記底部取付台(13)に近接する側は、前記底部取付台(13)における階段踏板面と同じ水平面にある、
    ことを特徴とする請求項1に記載の水処理電解装置。
  3. 前記底部取付台(13)における階段踏板面には、少なくとも一つの上排出口(131)が穿設され、
    前記底部取付台(13)内部の上表面には、モータ(31)が接続され、
    前記上表面の中部には、前記モータ(31)のモータ軸(311)を通す貫穴(132)が穿設され、
    前記モータ(31)は、前記送り管(34)を通して前記送り管(34)を回転させる中空軸モータである、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水処理電解装置。
  4. 前記送り管(34)の底部には、回転できる接続部(32)が接続され、
    前記接続部(32)は、管路によって電磁弁(33)と接続され、
    前記電磁弁(33)は、前記第一レバー(35)と前記第二レバー(36)に水と空気を同時に提供できる水気切換弁である、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の水処理電解装置。
  5. 前記第一レバー(35)は、側壁に複数の貫穴を有する八つの中空管が前記送り管(34)の中軸線に沿って環状に配列されることで構成され、
    前記第二レバー(36)は、折り曲げられた中空管が前記送り管(34)の中軸線に沿って環状に配列されることで構成される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の水処理電解装置。
  6. 前記第二レバー(36)における一つの中空管は、前記送り管(34)に対し垂直な第一接続棒(361)と、前記下電解装置(117)の上表面と平行し且つ前記下電解装置(117)の内部上方に位置する第二接続棒(362)と、を含み、
    前記第二接続棒(362)は、前記第一接続棒(361)において前記下中空筒(11)の筒壁に近接する側と接続される折り曲げ部を含み、
    前記第二接続棒(362)において前記下電解装置(117)内部に位置する部分の側壁には、複数の貫穴が穿設される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の水処理電解装置。
  7. 前記洗浄板(37)は、前記下電解装置(117)の上表面と、前記底部取付台(13)における階段と、前記底部取付台(13)における階段の上側面と、に対し、スケール除去を行うスクレーパーであり、
    前記洗浄板(37)は、前記送り管(34)の中軸線に沿って環状に少なくとも一つ設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の水処理電解装置。
  8. 前記充填機構(2)は、上下貫通の方形漏斗状の充填室(21)と、前記充填室(21)の下表面と連通してフランジ接続される管状の充填管(22)と、を含み、
    前記充填室(21)内には、自動的に鉄炭を称量して落とす称量機構(23)と、回転により開閉することで鉄と炭を受けたり落としたりする落とし機構(24)と、が設けられ、
    前記称量機構(23)は、前記落とし機構(24)の真上に位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の水処理電解装置。
  9. 前記押入れ機構(25)は、前記充填室(21)の側面と接続されるモータによって駆動される上押入れ機構(251)と下押入れ機構(252)とを含み、
    前記上押入れ機構(251)は、正接リンク機構であり、
    前記上押入れ機構(251)のリンク(251b)は、前記充填管(22)に挿入され且つ前記充填管(22)と同軸であり、
    前記リンク(251b)の末端は、前記下押入れ機構(252)と接続され、
    前記下押入れ機構(252)は、ボルト・ナット機構であり、
    前記ナットの外壁には、同軸のスクリューブレードと接続され且つ自重により回転でき、
    前記上押入れ機構(251)における矩形の押し板(251a)と前記充填管(22)の上表面との間には、前記充填管(22)の穴位置と同軸であり且つ伸縮可能な可撓性筒状カバー(253)が接続され、
    前記押し板(251a)の中部には、直径が前記可撓性筒状カバー(253)より小さい落とし穴が穿設され、
    前記押し板(251a)は、前記モータに駆動されて前記上電解装置の充填口方向へ回転できる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項8に記載の水処理電解装置。
  10. 水処理電解装置の使用方法であって、ステップ1〜ステップ7を含み、
    前記ステップ1は、前記モータ(31)を起動して前記多機能撹拌機構(3)を回転させ、
    前記ステップ2は、前記充填機構(2)により鉄炭を称量して落とし、且つ前記押入れ機構が鉄炭を押し動かして前記上電解装置(116)と前記下電解装置(117)内に充填し、前記多機能撹拌機構(3)が回転して鉄炭をしっかりと充填し、
    前記ステップ3は、前記電磁弁(33)が給気管路に切り替えられ、前記多機能撹拌機構に空気を提供して上下の微量電解用鉄炭充填層を均一的に撹拌、曝気し、
    前記ステップ4は、PH値を2〜5に調節した廃水を前記円形密封室内に、前記上出口(112)を漬けるまで注入し、
    前記ステップ5は、廃水が前記円形密封室内に微量電解反応を行い、沈殿物が生じて底部に堆積し、処理後の廃水、すなわち浄水が前記上出口(112)と前記下出口(113)から排出され、
    前記ステップ6は、定期的に沈殿物を排出し、沈殿物排出前に廃水の注入を止めて前記円形密封室内の浄水を前記下出口(113)の下方に排出し、そして前記電磁弁(33)を浄水供給管路に切り替えると同時に上下排出口を同時に開けて、前記多機能撹拌機構(3)が前記円形密封室の内部を撹拌し、沈殿物が水流につれて上下排出口から排出され、前記円形密封室に対する洗浄を完了した後に前記電磁弁(33)を閉じ、
    前記ステップ7は、廃水注入量により鉄炭の充填量を決め、充填材が不足になると前記落とし機構(24)が充填材を補充し、前記ステップ1〜7を繰り返す、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7又は請求項8又は請求項9に記載の水処理電解装置の使用方法。
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