JP2021176517A - 可搬型殺菌システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】可搬型殺菌システムおよび方法を提供する。【解決手段】紫外線(UV)ランプを含む殺菌ヘッドを備える、可搬型殺菌システムおよび方法を提供する。UVランプは、表面を殺菌するために、波長200nm〜230nmのUV光を放射するように構成される。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本願は2020年5月8日に出願された「Portable Sanitizing Systems and Methods」という名称の米国仮特許出願第63/021,984号に関し、かつその優先権利益を主張し、これは参照することによってその全体が本願に組み込まれる。
本開示の実施形態は一般に、例えば、民間航空機などのビークル内にある構造および領域の殺菌に使用され得る、殺菌システムに関する。
民間航空機などのビークルは、様々な地点間の乗客の輸送に用いられる。航空機内の表面を滅菌、あるいは殺菌するために、例えば、紫外線(UV)光を使用するシステムが現在開発されている。
構造の表面を消毒するために、知られているUV光殺菌法は、広域スペクトルのUVC光を構造に放射する。しかしながら、UVC光は通常、様々な細菌を殺すには、かなり時間がかかる(例えば、3分間)。また、様々な細菌がUVC光に対して脆弱でない場合がある。つまり、このような細菌は、UVC光に対する暴露に耐えられる可能性がある。
また、ある種の細菌は、UVC光に対する耐性を持っている場合がある。例えば、経時的に連続してUVC光に暴露することによって、UVC光が当初はある種の細菌を殺せても、特定の種の細菌がUVC光に対する耐性を持つようになり、UVC光の暴露に耐えることが可能な場合がある。
また、ある種のUV光の直接暴露は、人体に危険をもたらす場合がある。例えば、いくつかの知られているUVシステムは波長254nmのUV光を放射し、これは人体に危険をもたらす場合がある。このように、いくつかの知られているUV光殺菌システムおよび方法は、人のいないところで行われる。例えば、化粧室内のUV光殺菌システムは、化粧室内に人がいないときに動作され、化粧室内に人がいるときは非作動にされ得る。
また、知られているUV光殺菌システムは通常は大型でかさが高く、固定された、静止した基盤を必要とすることが多い。
ビークルの内部客室内の表面を効果的に殺菌するシステムおよび方法が必要とされている。さらに、内部客室内の表面を滅菌するためにUV光を使用する、移動式で、小型で、簡単に使用でき、かつ安全なシステムおよび方法が必要とされている。
このような必要性を考慮して、本開示のいくつかの実施形態では、紫外線(UV)ランプを含む殺菌ヘッドを備える、可搬型殺菌システムを提供する。UVランプは、表面を殺菌するために、波長200nm〜230nmのUV光を放射するように構成される。少なくとも1つの実施形態において、UVランプは、波長222nmのUV光を放射するように構成される。
少なくとも1つの実施形態において、ワンド組立体は殺菌ヘッドを備える。少なくとも1つの実施形態において、ワンド組立体は殺菌ヘッドに結合されたハンドルをさらに備える。ワンド組立体は、ハンドルを殺菌ヘッドに移動可能に結合する、結合器を備えてもよい。例えば、殺菌ヘッドは、ハンドルに対して、直線的移動、または旋回のうちの1つまたは両方を行うように構成される。さらに、ハンドルは直線的に移動するように構成されてもよい。
少なくとも1つの実施形態において、殺菌ヘッドは、UVランプを保持するシュラウドを備える。少なくとも1つの実施形態において、シュラウドは、シュラウドに空気が流入できるように構成された、1つ以上の開口部を有する。
少なくとも1つの実施形態において、シュラウドの下側に反射器が固定される。反射器は、UVランプによって放射されたUV光の一部を反射するように構成される。
少なくとも1つの実施形態において、シュラウドの露出した下方周縁部に、バンパが固定されてもよい。
少なくとも1つの実施形態において、可搬型殺菌システムは、バックパック組立体と、バックパック組立体を殺菌ヘッドに結合するホースとを備える。少なくとも1つの実施形態において、バックパック組立体は、UVランプを冷却するために空気流を生成すること、殺菌ヘッドから空気を送り込むこと、または殺菌ヘッドからオゾンを除去すること、の1つ以上を行うように構成された空気流装置を備える。少なくとも1つの空気フィルタは、殺菌ヘッドから送り込まれた空気を濾過するように構成されてもよい。バックパック組立体は、UVランプに電力を供給する1つ以上のバッテリを備えてもよい。
少なくとも1つの実施形態において、殺菌ヘッドは、反射器とカバー板とをさらに備える。UVランプは、反射器とカバー板との間で画定された内部室内に固定される。
本開示のいくつかの実施形態は、紫外線(UV)ランプを含む殺菌ヘッドから、波長200nm〜230nmのUV光を表面に放射するステップと、前記放射するステップによって、表面を殺菌するステップとを含む、可搬型殺菌方法を提供する。
本開示の実施形態による、使用者に装着された可搬型殺菌システムの斜視図を示す。 本開示の実施形態による、ワンド組立体の側方上方斜視図を示す。 図2のワンド組立体の後方斜視図を示す。 図2のワンド組立体の側方斜視図を示す。 本開示の実施形態による、小さく展開された位置における可搬型殺菌システムの斜視図を示す。 本開示の実施形態による、延伸位置の殺菌ヘッドを備える、可搬型殺菌システムの斜視図を示す。 本開示の実施形態による、延伸位置の殺菌ヘッドと、延伸位置のハンドルとを備える、可搬型殺菌システムの斜視図を示す。 本開示の実施形態による、ハンドルに対して殺菌ヘッドを回転させた、可搬型殺菌システムの斜視図を示す。 本開示の実施形態による、殺菌ヘッドのUVランプおよび反射器の端面斜視図を示す。 本開示の実施形態による、殺菌ヘッドのUVランプおよび反射器の別の端面斜視図を示す。 本開示の実施形態による、殺菌ヘッドのUVランプおよび反射器のさらに別の端面斜視図を示す。 殺菌ヘッドの上方斜視図を示す。 殺菌ヘッドの下方斜視図を示す。 図12の14−14の線に沿った、殺菌ヘッドの軸線方向断面図を示す。 本開示の実施形態による、取付ブラケットに固定されたUVランプの端面斜視図を示す。 本開示の実施形態による、バックパック組立体の展開斜視図を示す。 本開示の実施形態による、バックパック組立体に結合されたハーネスの前面斜視図を示す。 紫外線光スペクトルを示す。 本開示の実施形態による、航空機の前面斜視図を示す。 本開示の実施形態による、航空機の内部客室の上方平面図を示す。 本開示の実施形態による、航空機の内部客室の別の上方平面図を示す。 本開示の実施形態による、航空機の内部客室の内部透視図を示す。 本開示の実施形態による、航空機の内部客室にある化粧室の斜視内部図を示す。 本開示の実施形態による、可搬型殺菌方法のフローチャートを示す。
前述の概要、ならびに以下の特定の実施形態の詳細な説明は、添付の図面と併せて読むと、よりよく理解されるであろう。本明細書で使用する、単数形で列挙され、「1つの」または「ある」という語が先行する要素またはステップは、必ずしも複数の要素またはステップを除外するものではないと理解されるべきである。また、「1つの実施形態」という言い方は、列挙された特徴を同様に組み込む、さらなる実施形態の存在を除外すると解釈されることを意図していない。さらに、反対のことが明確に述べられない限り、特定の条件を有する1つの要素、または複数の要素を「備える」かまたは「有する」実施形態は、その条件を有していない追加の要素を含むことができる。
本開示のいくつかの実施形態は、波長222nm等の遠UV光スペクトルでUV光を放射する紫外線(UV)ランプ(エキシマランプ等)を備える、殺菌システムおよび方法を提供し、これは細菌(例えば、ウイルスおよびバクテリア)を非活性化(殺す等)しながら、人体に危険を及ぼすことはない。UVランプは、病原菌を除毒し殺すために、内部客室内で使用され得る。本開示の実施形態は、いくつかの知られているUVシステムに比べて、より安全で効果的な衛生設備を提供する。UVランプは、可搬型殺菌システム、または固定型殺菌システムで使用されてもよい。例えば、波長222nmの殺菌UV光を放射するためにUVランプを動作させるステップが、可搬型システムまたは固定型システムで使用されてもよい。
本開示のいくつかの実施形態は、ビークルの内部客室内等で表面を殺菌するための可搬型殺菌システムを提供する。可搬型殺菌システムは、ワンド組立体とバックパック組立体とを備える。ワンド組立体は、ハウジングと、UVランプと、反射器と、UVランプをハウジングに固定するための取付台と、UVランプに空気を送り込めるようにする入口と、ワンド組立体の長さを延伸するように構成された、延伸ハンドルとを備える。バックパック組立体は、本体またはハウジングと、電源と、1つ以上のバッテリ(充電式電池等)と、バックパックを充電するためのプラグと、送風機と、炭素フィルタと、排気口と、使用者が可搬型殺菌システムを装着できるようにするハーネスとを備える。
図1は、本開示の実施形態による、使用者101に装着された可搬型殺菌システム100の斜視図を示す。可搬型殺菌システム100は、ハーネス105によって使用者に取り外し可能に固定されたバックパック組立体104に結合された、ワンド組立体102を備える。ワンド組立体102は、ハンドル108に結合された殺菌ヘッド106を備える。少なくとも1つの実施形態において、殺菌ヘッド106は、結合器110によって、ハンドル108に移動可能に結合される。
図1に示すように、ワンド組立体102は収納位置になっている。収納位置では、ワンド組立体102は、例えば、1つ以上のレール、クリップ、ラッチ、ベルト、紐等によって、バックパック組立体104の一部に取り外し可能に固定されている。
図2は、本開示の実施形態による、ワンド組立体102の側方上方斜視図を示す。殺菌ヘッド106は、結合器110を介してハンドル108に結合している。殺菌ヘッド106は、近位端116から遠位端118へ延伸する外側カバー114を有する、シュラウド112を備える。本明細書で説明するように、シュラウド112はUVランプを含む。
ポート120は近位端116から延伸する。ポート120はホース122に結合し、次いでホース122は、バックパック組立体104(図1を参照)に結合する。ホース122は、バックパック組立体104(図1を参照)内にある電源(1つ以上のバッテリ等)を、シュラウド112内にあるUVランプ140に接続する、電気コード、ケーブル、ワイヤ等を含む。任意で、電気コード、ケーブル、ワイヤ等は、ホース122の外側にあってもよい。ホース122は、シュラウド112の内部室を、バックパック組立体104内の送風機、真空生成器、空気フィルタ等に流体結合する、空気管等の送風ラインをさらに含む。
結合器110は、近位端116の近く等で、シュラウド112の外側カバー114に固定される。結合器110は、例えば、1つ以上の締め具、接着材等によって外側カバー114に固定された、固定ビーム124を備えてもよい。固定ビーム124から延伸ビーム126が外方に延伸し、これによってハンドル108をシュラウド112から離間する。軸受組立体128は、固定ビーム124から反対方向に、延伸ビーム126から延伸する。軸受組立体128は、1つ以上の軸受、レール等を備え、結合器110に対してハンドル108が矢印Aの方向へ直線的に移動できるように、かつ/または枢動軸129の周囲で弧Bの方向へ枢動できるようにする。任意で、固定ビーム124が軸受組立体を含んでもよく、軸受組立体は、軸受組立体128に結合されるハンドル108に加えて、またはこれに代えて、殺菌ヘッド106が矢印Aの方向へ移動し、かつ/または弧Bの方向へ回転(例えば、旋回)できるようにする(例えば、ハンドル108は結合器110に固定されてもよい)。
少なくとも1つの実施形態において、ハンドル108は、ロッド、ポール、ビーム等130を備え、これはシュラウド112よりも長くてもよい。任意で、ロッド130は、シュラウド112よりも短くてもよい。1つ以上の握り132が、ロッド130に固定される。握り132は、使用者によって把持され保持されるように構成される。握り132は、人間工学的な触覚形状134を含んでもよい。
任意で、ワンド組立体102は、図示されているものと大きさおよび形状が異なっていてもよい。例えば、少なくとも1つの実施形態において、ハンドル108は、シュラウド112に対して固定されてもよい。また、ハンドル108は、それ自身および/またはシュラウド112に対して移動するように構成されてもよく、そのように構成されなくてもよい。例えば、ハンドル108とシュラウド112とは、単一のユニットとして一体的に成形され形成されてもよい。
図3は、図2のワンド組立体102の後方斜視図を示す。図4は、図2のワンド組立体102の側方透視図を示す。図3および図4を参照すると、ハンドル108は、ハンドル108を結合器110に枢動的に結合する枢動軸138を有する軸受136を介して、結合器110に枢動的に結合されてもよい。ハンドル108は、直線的に移動して軸受136に出入りするようにさらに構成されてもよい。例えば、ハンドル108は、伸縮して出入りするように構成されてもよい。任意で、あるいは代替的に、少なくとも1つの実施形態において、ハンドル108は、ハンドル108が外方に延伸しかつ内方に後退できるようにする、伸縮する本体を備えてもよい。
図5は、本開示の実施形態による、小さく展開された位置における可搬型殺菌システム100の斜視図を示す。図5に示すように、ワンド組立体102は、(図1に示すような)バックパック組立体104から取り外されて、小さく展開された位置になる。ホース122が、ワンド組立体102をバックパック組立体104に接続している。小さく展開された位置では、殺菌ヘッド106は、ハンドル108に対して完全に格納されている。
図6は、本開示の実施形態による、延伸位置の殺菌ヘッド106を備える、可搬型殺菌システム100の斜視図を示す。ハンドル108に対して殺菌ヘッド106を延伸させるために、殺菌ヘッド106はハンドル108に対して矢印A’の方向へ外方に摺動する(あるいは、ハンドル108が殺菌ヘッド106に対して後方に摺動する)。前述したように、殺菌ヘッド106は、結合器110を介して、ハンドル108に対して矢印A’の方向へ直線的に移動することができる。図6に示すように、殺菌ヘッド106が外方に延伸することによって、可搬型殺菌システム100は、遠位の領域に容易に到達することができる。あるいは、殺菌ヘッド106は、ハンドル108に対して直線的に移動しなくてもよい。
図7は、本開示の実施形態による、延伸位置の殺菌ヘッド106と、延伸位置のハンドル108とを備える、可搬型殺菌システム100の斜視図を示す。さらに遠くに到達させるために、ハンドル108は、例えば伸縮部分を介して、殺菌ヘッド106がさらに外方に届くように、直線的に移動するように構成されてもよい。あるいは、ハンドル108は、延伸したり格納されたりするように構成されなくてもよい。
少なくとも1つの実施形態において、ハンドル108は、ロック109を備えてもよい。ロック109は、ハンドル108を所望の延伸(または格納)位置に固定するために、選択的に動作されるように構成される。
図8は、本開示の実施形態による、ハンドル108に対して殺菌ヘッド106を回転させた、可搬型殺菌システム100の斜視図を示す。前述したように、殺菌ヘッド106は、結合器110を介して、ハンドル108に対して回転するように構成される。ハンドル108に対して殺菌ヘッド106を回転させることによって、殺菌ヘッド106は所望の位置に移動され、殺菌ヘッド106がハンドル108にしっかり固定されていた場合は到達することが困難な領域に入っていく、あるいは到達することが可能になる。
あるいは、殺菌ヘッド106は、ハンドル108に対して回転可能でなくてもよい。
図9は、本開示の実施形態による、殺菌ヘッド106のUVランプ140および反射器142の端面斜視図を示す。UVランプ140および反射器142は、殺菌ヘッド106の(例えば、図2に示すような)シュラウド112内に固定される。少なくとも1つの実施形態において、反射器142は、1つ以上の接着材等によって、シュラウド112の下側141に固定される。別の例として、反射器142は、シュラウド112の一体化部品である。例えば、反射器142は、シュラウド112の下側141であってもよく、あるいは下側141を提供してもよい。反射器142は、UVランプ140によって放射されたUV光を外方に反射するように構成された、(例えば、テフロン(登録商標)、鏡面等で形成された)反射面143を提供する。少なくとも1つの例において、シュラウド112は、ガラス繊維でできたシェルであるか、またはこれを備えてもよく、反射器142は、反射率98%のテフロン(登録商標)で形成されてもよい。
反射器142は、シュラウド112の下側141の全長に沿って延伸してもよい。任意で、反射器142は、シュラウド112の下側141の全長に満たない長さに沿って延伸してもよい。
UVランプ140は、全長に沿って(または、端部116と端部118との間等のほぼ全長に沿って)延伸してもよい。UVランプ140は、例えば、1つ以上のブラケットを介して、反射器142および/またはシュラウド112に固定される。UVランプ140は、1つ以上の電球、発光部品(例えば、発光ダイオード)等の、1つ以上のUV光放射源を備える。少なくとも1つの実施形態において、UVランプ140は、波長200nm〜230nmのUV光を遠UVスペクトルで放射するように構成される。少なくとも1つの実施形態において、UVランプ140は、波長222nmのUV光を放射するように構成される。例えば、UVランプ140は、波長222nmのUV光を放射するように構成された300W電球であってもよく、またはこれを含んでもよい。
図示されているように、反射器142は、湾曲した上壁146を介して共に結合された、平坦で直立した側壁144を備える。湾曲した上壁146は、UVランプ140から離れるように外方に曲げられてもよい。例えば、湾曲した上壁146は、放物線状の断面または輪郭を有していてもよい。
真っ直ぐで直線的な側壁144は、UVランプ140から所望の箇所に向かって、かつ所望の箇所に放射されたUV光を、所望通りに反射および/または集束させることが分かっている。あるいは、側壁144は、直線的かつ平坦でなくてもよい。
図10は、本開示の実施形態による、殺菌ヘッドのUVランプ140および反射器142の端面斜視図を示す。図10に示す反射器142は、側壁144が湾曲した上壁146から外方に傾斜していてもよいこと以外は、図9に示す反射器142と類似している。
図11は、本開示の実施形態による、殺菌ヘッドのUVランプ140および反射器142の端面斜視図を示す。この実施形態では、側壁144は、湾曲した上壁146の湾曲に従って湾曲していてもよい。
図12は、殺菌ヘッド106の上方斜視図を示す。図13は、殺菌ヘッド106の下方斜視図を示す。図14は、図12の14−14の線に沿った、殺菌ヘッド106の軸線方向断面図を示す。図12から図14を参照すると、シュラウド112の1つ以上の開口部152(または単に開いた室)を介して、殺菌ヘッド106に空気150が送り込まれるように構成されている。空気150は、例えば、(図1に示されている)バックパック組立体104内にある真空生成器を介して、殺菌ヘッド106に送り込まれる。空気150はシュラウド112に送り込まれて、UVランプ140の上方および周囲を通過しながらUVランプ140を冷却する。空気150は、ポート120の中を通過してホース122の中に、例えば、ホース122内の空気管内に入る。空気150は、シュラウド112内でUVランプ140を冷却するだけでなく、UVランプ140が動作することによって生成され得るオゾンを除去する。空気150は、バックパック組立体104内で、活性炭フィルタ等の空気フィルタに送り込まれてもよい。
少なくとも1つの実施形態において、可搬型殺菌システム100は、代替的なオゾン緩和システムを備えてもよい。一例として、オゾン緩和システムは、シュラウド112、またはシステムの別の部分に配置されてもよく、不活性ガスバス、または米国特許第10,232,954号明細書にあるような、フェース不活性ガスシステム(face inert gas system)を備えてもよい。
図13を参照すると、特に、バンパ153が、シュラウド112の露出した下方周縁部155に固定されてもよい。バンパ153は、ゴム、別のエラストマ材料、連続気泡発泡体または独立気泡発泡体等の弾性材料で形成されてもよい。バンパ153は、殺菌ヘッド106が不注意に表面に接触した場合に、殺菌ヘッド106を損傷から保護する。バンパ153は、さらに表面を損傷から保護する。
開口部152は、UVランプ140を直視することのないように、シュラウド112の底面付近で離間されていてもよい。例えば、開口部152は、UVランプ140から離間された下部に配置されてもよい。
図14を参照すると、特に、殺菌ヘッド106は、UVランプ140の下方にカバー板154を備えてもよい。カバー板154は、例えば、ガラスで形成されてもよく、UVランプ140によって放射されたUV光を濾光するように構成されてもよい。UVランプ140は、反射器142とカバー板154との間で画定された内部室156内に固定されてもよい。少なくとも1つの実施形態において、カバー板154は、遠UV帯域通過フィルタである、あるいは遠UV帯域通過フィルタを備える。例えば、カバー板154は、UVランプ140によって放射されたUV光を波長222nmに濾光する、222nm帯域通過フィルタであってもよい。このようにして、殺菌ヘッド106から放射されたUV光は波長222nmで放射され得る。
図13および図14を参照すると、リム157(厚さ0.020’’のチタンリム等)が、カバー板154をシュラウド112に結合してもよい。リム157は、そこを通る、かつ/またはその周囲にかかる衝撃荷重を分散し得る。
少なくとも1つの実施形態において、測距発光ダイオード(LED)159が、UVランプ140の端部の近位に配置されてもよい。測距LED159は、例えば、殺菌される構造に対する、所望の範囲を決定するのに使用されてもよい。少なくとも1つの実施形態において、測距LED159は、リム157上およびまたはカバー板154上に、またはこれらの内部に配置されてもよい。
図15は、本開示の実施形態による、取付ブラケットまたはクランプ160に固定されたUVランプ140の端面斜視図を示す。UVランプ140のそれぞれの端部は、取付ブラケットまたはクランプ160に結合されてもよく、(図12から図14に示すように)これはUVランプ140をシュラウド112に固定する。UVランプ140の端部とブラケット160との間に、シリコンの薄いシート(例えば、0.040’’)等の緩衝体が配置されてもよい。任意で、UVランプ140は、図示されているものとはサイズおよび形状が異なるブラケットまたはクランプによって、シュラウド112に固定されてもよい。別の例として、UVランプ140は、接着材、締め具等を介してシュラウド112に固定されてもよい。
図16は、本開示の実施形態による、バックパック組立体104の展開斜視図を示す。バックパック組立体104は、後部シェル172に結合する前壁170と、基部174と、上部キャップ176とを備える。内部室178は、前壁170と、後部シェル172と、基部174と、上部キャップ176との間で画定される。充電式リチウム電池等の1つ以上のバッテリ180が、内部室178内に収容されている。内部室178内には、さらに空気生成サブシステム182が収容されている。空気生成サブシステム182は、(例えば、図2に示す)ホース122内の空気管と流体連通している。空気生成サブシステム182は、真空生成器、送風機等の空気流装置を備えてもよい。空気流装置は、UVランプを冷却する空気流を生成するように構成され、殺菌ヘッド106からバックパック組立体104の中に空気を送り込んで排気口を通して排出し、生成されたオゾンをシュラウド112から引き出す、あるいは除去等する。
炭素フィルタ等の1つ以上の空気フィルタ183が、バックパック組立体104内にある。空気フィルタ183は、ホース122を通してバックパック組立体104に空気を入れる空気管、または他のそのような送風ダクトまたは送風ラインと連通している。空気フィルタ183は、シュラウド112からバックパック組立体104に送り込まれた空気を濾過するように構成される。例えば、空気フィルタ183は、オゾンを除去する、非活性化する、あるいは中和するように構成されてもよい。
バックパック組立体104内のバッテリ180および/または電源は、(例えば、図2に示す)殺菌ヘッド106のUVランプ140が動作するための電力を供給する。上部キャップ176は、前壁170および後部シェル172に取り外し可能に結合されてもよい。例えば、上壁176は、(例えば、バッテリを取り外すため、かつ/または充電するために)バッテリ180にアクセスできるように除去されてもよい。供給物の貯蔵、追加のバッテリ、追加の部品等のために、バックパック組立体104内に空間が追加されてもよい。少なくとも1つの実施形態において、前壁170、後部シェル172、基部174、および上部キャップ176は、ガラス繊維エポキシで形成されてもよい。
図17は、本開示の実施形態による、バックパック組立体104に結合されたハーネス105の前面斜視図を示す。ハーネス105は、肩ストラップ190、および/あるいは腰またはヒップ用のベルトまたはストラップ192を備えてもよく、使用者がバックパック組立体104を快適に装着できるようにする。
図1〜図17を参照すると、動作時に、使用者はバックパック組立体104を装着したまま領域を歩いてもよい。殺菌するべき構造を見つけたら、使用者は、例えば、殺菌ヘッド106をハンドル108に対して延伸かつ/または回転させることによって、ハンドル108を握って位置決めし、殺菌ヘッド106を所望の通りに位置決めしてもよい。使用者は、次に、例えば、UVランプ140を作動させて構造に殺菌UV光を放射するために、ハンドル108にある作動ボタンを押してもよい。UVランプ140が作動されると、UVランプ140を冷却するために空気150がシュラウド112に送り込まれて、生成されたオゾンをバックパック組立体104の中へ迂回させ、そこでオゾンは空気フィルタ183によって濾過される。
延伸可能なワンド組立体102により、殺菌ヘッド106は、例えば、民間航空機の内部客室内の列から、3つの旅客用座席全体にわたる遠い領域に到達できるようになる。
図18は、紫外線光スペクトルを示す。図1から図18を参照すると、少なくとも1つの実施形態において、殺菌ヘッド106は、(UVランプ140の動作によって)殺菌UV光を、波長200nm〜230nm等の範囲の遠UVスペクトルで放射するように構成される。少なくとも1つの実施形態において、殺菌ヘッド106は、波長222nmの殺菌UV光を放射する。
波長222nmの殺菌UV光は、(ウイルスやバクテリア等の)細菌を不活化するのではなく、細菌を殺すことが分かっている。これに対して、波長254nmのUVC光は、DNAに干渉することによって病原菌を不活化し、その結果一時的な不活化状態にするが、病原菌を殺していない場合がある。それどころか病原菌は、通常の白色光に暴露することによって、毎時10%の再活性化率で再活性化する場合がある。このように、波長254nmのUVC光は、ビークルの内部客室内等の照射領域では効果がない場合がある。さらに、254nmのUVC光は、人の細胞を透過する可能性があるため、人体への暴露は推奨されない。
これに対して、波長222nmの殺菌UV光は、人体への暴露に対して安全であり、かつ細菌を殺す。また、波長222nmの殺菌UV光は、UVランプ140が作動してから1ミリ秒以内に全出力で照射され得る(これに対して、波長254nmのUVC光は、全出力に達するまでに数秒または数分かかる場合がある)。
図19は、本開示の実施形態による、航空機210の前面斜視図を示す。航空機210は推進システム212を備え、これは例えば、エンジン214を含んでもよい。任意で、推進システム212は、図示されているよりも多くのエンジン214を含んでいてもよい。エンジン214は、航空機210の翼216によって保持される。他の実施形態において、エンジン214は、機体218および/または尾部220によって保持されてもよい。尾部220はまた、水平尾翼222および垂直尾翼224も支持することができる。
航空機210の機体218は内部客室230を画定し、これはフライトデッキまたはコックピット、1つ以上の作業区画(ギャレー、乗務員用機内持ち込み手荷物領域等)、1つ以上の客室区画(例えばファーストクラス、ビジネスクラス、およびエコノミー区画)、1つ以上の化粧室等を含むことができる。本明細書で述べるように、内部客室230は、1つ以上の化粧室システム、化粧室ユニット、または化粧室を備える。
あるいは、本開示の実施形態は、航空機の代わりに、自動車、バス、機関車および列車の車両、船等の様々な他のビークルに使用することができる。また、本開示の実施形態は、商用または居住用の建物等の固定構造に対して使用されてもよい。
図20Aは、本開示の実施形態による、航空機の内部客室230の上方平面図を示す。内部客室230は、図19の機体218等の、航空機の機体232内にあってもよい。例えば、1つ以上の機体の壁が、内部客室230を画定し得る。内部客室230は、前部区画233、ファーストクラス区画234、ビジネスクラス区画236、前部ギャレーステーション238、拡張されたエコノミー区画240、標準的なエコノミー区画242、ならびに複数の化粧室およびギャレーステーションを含むことができる後部区画244を含む、複数の区画を含む。内部客室230は、示されているよりも多いか、または少ない区画を含んでいてもよいことが理解されよう。例えば、内部客室230は、ファーストクラス区画を含んでいなくてもよく、示されているよりも多いか、または少ないギャレーステーションを含んでいてもよい。各区画は、客室移行領域246によって分離することができ、これは、2つの通路248の間にクラス仕切り組立体を含むことができる。
図20Aに示すように、内部客室230は、後部区画244へと続く2つの通路250および252を含む。任意で、内部客室230は、示されているよりも少ないか、または多い通路を有していてもよい。例えば、内部客室230は、内部客室230の中央を通って延伸する、後部区画244へと続く1つの通路を含んでいてもよい。
通路248、250、および252は、出口通路またはドア通路260まで延伸する。出口ドア262は、出口通路260の端部に配置されている。出口通路260は、通路248、250、および252に対して垂直であってもよい。内部客室230は、図示とは異なる箇所に、より多くの出口通路260を備えていてもよい。図1から図18で図示され説明されている可搬型殺菌システム100は、例えば、旅客用座席、モニュメント、収納棚組立体、化粧室の構成部品および化粧室内の構成部品、ギャレーの機器および構成部品等、内部客室230内の様々な構造の殺菌に使用されてもよい。
図20Bは、本開示の実施形態による、航空機の内部客室280の別の上方平面図を示す。内部客室280は、図19に示す内部客室230の一例である。内部客室280は、航空機の機体281内にあるものとすることができる。例えば、1つ以上の機体の壁が、内部客室280を画定し得る。内部客室280は、旅客用座席283を有する主客室282、および主客室282の後ろの後部区画285を含む、複数の区画を含む。内部客室280は、示されているよりも多いか、または少ない区画を含んでいてもよいことが理解されよう。
内部客室280は、後部区画285へと続く1つの通路284を含むことができる。1つの通路284は、内部客室280の中央を通って延伸することができ、後部区画285へと続く。例えば、1つの通路284は、内部客室280の中央縦断面と同軸上に位置合わせすることができる。
通路284は、出口通路またはドア通路290まで延伸する。出口ドア292は、出口通路290の端部に配置されている。出口通路290は、通路284に対して垂直であってもよい。内部客室280は、図示よりも多い出口通路を備えていてもよい。図1から図18で図示され説明されている可搬型殺菌システム100は、例えば、旅客用座席、モニュメント、収納棚組立体、化粧室の構成部品および化粧室内の構成部品、ギャレーの機器および構成部品等、内部客室230内の様々な構造の殺菌に使用されてもよい。
図21は、本開示の実施形態による、航空機の内部客室300の内部透視図を示す。内部客室300は、天井304に連結する外側寄りの壁302を含む。窓306は、外側寄りの壁302内に形成することができる。床308は、座席310の列を支持する。図21に示すように、列312は、通路313の両側に2つの座席310を有することができる。しかしながら、列312は、示されているよりも多いか、または少ない座席310を有していてもよい。また、内部客室300は、示されているよりも多い通路を有していてもよい。
旅客サービスユニット(Passenger service unit、PSU)314は、通路313の両側で、外側寄りの壁302と天井304との間に固定されている。PSU314は、内部客室300の前端と後端との間を延伸する。例えば、PSU314は、列312内の各座席310の上方に配置されてもよい。各PSU314は、列312内の各座席310(または一かたまりの座席)の上方に、通常は通気口、読書灯、酸素マスクドロップパネル、客室乗務員呼び出しボタンその他、この種の制御を含むハウジング316を有することができる。
頭上の収納棚組立体318は、通路313の両側で、PSU314の上方に、かつこれより内側寄りに、天井304および/または外側寄りの壁302に固定される。頭上の収納棚組立体318は、座席310の上方に固定される。頭上の収納棚組立体318は、内部客室300の前端と後端との間を延伸する。各収納棚組立体318は、ストロングバック(図21では隠れていて見えない)に枢動的に固定された、枢動棚またはバケット320を含むことができる。頭上の収納棚組立体318は、PSU314の下面の上方に、かつこれより内側寄りに配置することができる。頭上の収納棚組立体318は、例えば旅客の機内持ち込み手荷物や身の回り品を受けるために、枢動して開くように構成される。
本明細書で使用する「外側寄り」という用語は、別の構成部品と比べて、内部客室300の中央縦断面322からさらに離れた位置を意味する。「内側寄り」という用語は、別の構成部品と比べて、内部客室300の中央縦断面322により近い位置を意味する。例えば、PSU314の下面は、収納棚組立体318との関連において、外側寄りとすることができる。
図1から図18で図示され説明されている可搬型殺菌システム100は、内部客室300内に示されている様々な構造の殺菌に使用されてもよい。例として、可搬型殺菌システム100は、航空機の操縦室またはフライトデッキ内の様々な部品の殺菌に使用されてもよい。
使用していないときは、可搬型殺菌システム100は、例えば、ビークルの内部客室内にある、クローゼット、ギャレーカートベイ、またはギャレーカート内に格納されてもよい。
図22は、本明細書で説明する内部客室のいずれかなどの、ビークルの内部客室内にある化粧室330の斜視内部図を示す。化粧室330は、例えば、ビークルの内部客室内にある、閉鎖空間、モニュメント、または室の例である。化粧室330は、前述したように、航空機に搭載されてもよい。任意で、化粧室330は、様々な他のビークルに搭載されてもよい。他の実施形態では、化粧室330は、商用または居住用建物等の固定構造内にあってもよい。化粧室330は、トイレ332、キャビネット334、およびシンク336または洗面台を支持するベース床331を備える。化粧室330は、図示とは異なるように配置されてもよい。化粧室330は、図示されているよりも多い、または少ない構成部品を含んでいてもよい。図1から図18で図示され説明されている可搬型殺菌システム100は、化粧室330内の様々な構造、部品、および表面の殺菌に使用されてもよい。
図23は、本開示の実施形態による、可搬型殺菌方法のフローチャートを示す。本方法は、紫外線(UV)ランプを含む殺菌ヘッドから、波長200nm〜230nmのUV光を表面に放射するステップ(400)と、前述した放射するステップ(400)によって、表面を殺菌するステップ(402)とを含む。少なくとも1つの実施形態において、前述した放射するステップ(400)は、波長222nmのUV光を放射することを含む。
少なくとも1つの実施形態において、可搬型殺菌方法は、殺菌ヘッドにハンドルを移動可能に結合するステップをさらに含む。例えば、前述した移動可能に結合するステップは、ハンドルに対して殺菌ヘッドを直線的に移動すること、または旋回することの1つまたは両方を含む。
少なくとも1つの実施形態において、可搬型殺菌方法は、ホースを介してバックパック組立体を殺菌ヘッドに結合するステップをさらに含む。
図1から図23を参照すると、可搬型殺菌システム100は、適時かつ費用効果の高い方法で、フライトデッキおよび内部客室内の高頻度接触表面の殺菌に安全かつ効果的に使用することができる。UV殺菌により、例えばフライト間に、内部客室を迅速かつ効果的に殺菌することが可能になる。少なくとも1つの実施形態において、可搬型殺菌システム100は、例えば手動清掃後の、清掃プロセスの強化に使用される。
また、本開示は、以下の項に基づく実施形態を含む。
項1.紫外線(UV)ランプを含む殺菌ヘッドを備え、
前記UVランプは、表面を殺菌するために、波長200nm〜230nmのUV光を放射するように構成される、
可搬型殺菌システム。
項2.前記UVランプが、波長222nmのUV光を放射するように構成される、項1に記載の可搬型殺菌システム。
項3.ワンド組立体をさらに備え、前記ワンド組立体が前記殺菌ヘッドを備える、項1または2に記載の可搬型殺菌システム。
項4.前記ワンド組立体が、前記殺菌ヘッドに結合されたハンドルをさらに備える、項3に記載の可搬型殺菌システム。
項5.前記ワンド組立体が、前記ハンドルを前記殺菌ヘッドに移動可能に結合する結合器をさらに備える、項4に記載の可搬型殺菌システム。
項6.前記殺菌ヘッドが前記ハンドルに対して、直線的移動または旋回の1つまたは両方を行うように構成される、項4または5に記載の可搬型殺菌システム。
項7.前記ハンドルが、直線的に移動するように構成される、項4から6のいずれか一項に記載の可搬型殺菌システム。
項8.前記殺菌ヘッドが、前記UVランプを保持するシュラウドを備える、項1から7のいずれか一項に記載の可搬型殺菌システム。
項9.前記シュラウドが、前記シュラウドに空気が流入できるように構成された1つ以上の開口部を有する、項8に記載の可搬型殺菌システム。
項10.前記シュラウドの下側に固定された反射器をさらに備え、前記反射器が、前記UVランプによって放射された前記UV光の一部を反射するように構成される、項8または9に記載の可搬型殺菌システム。
項11.前記シュラウドの露出した下方周縁部に固定されたバンパをさらに備える、項8から10のいずれか一項に記載の可搬型殺菌システム。
項12.バックパック組立体と、
前記バックパック組立体を前記殺菌ヘッドに結合するホースとをさらに備える、
項1から11のいずれか一項に記載の可搬型殺菌システム。
項13.前記バックパック組立体が、前記UVランプを冷却するために空気流を生成すること、前記殺菌ヘッドから空気を送り込むこと、または前記殺菌ヘッドからオゾンを除去すること、の1つ以上を行うように構成された空気流装置を備える、項12に記載の可搬型殺菌システム。
項14.前記バックパック組立体が、前記殺菌ヘッドから送り込まれた空気を濾過するように構成された少なくとも1つの空気フィルタを備える、項12または13に記載の可搬型殺菌システム。
項15.前記バックパック組立体が、前記UVランプに電力を供給する1つ以上のバッテリを含む、項12から14のいずれか一項に記載の可搬型殺菌システム。
項16.前記殺菌ヘッドが、
反射器と、
カバー板とをさらに備え、
前記UVランプが、前記反射器と前記カバー板との間に画定された内部室内に固定される、
項1から15のいずれか一項に記載の可搬型殺菌システム。
項17.紫外線(UV)ランプを含む殺菌ヘッドから、波長200nm〜230nmのUV光を表面に放射するステップと、
前記放射するステップによって、前記表面を殺菌するステップとを含む、
可搬型殺菌方法。
項18.前記放射するステップが、波長222nmの前記UV光を放射することを含む、項17に記載の可搬型殺菌方法。
項19.前記殺菌ヘッドにハンドルを移動可能に結合するステップをさらに含む、項17または18に記載の可搬型殺菌方法。
項20.前記移動可能に結合するステップが、前記ハンドルに対して前記殺菌ヘッドを直線的に移動すること、または旋回することのうちの1つまたは両方を含む、項17から19のいずれか一項に記載の可搬型殺菌方法。
項21.ホースを介して、バックパック組立体を前記殺菌ヘッドに結合するステップをさらに含む、項17から20のいずれか一項に記載の可搬型殺菌方法。
項22.紫外線(UV)ランプを保持するシュラウド、殺菌ヘッドに移動可能に結合されたハンドル、および前記ハンドルを前記殺菌ヘッドに移動可能に結合する結合器を有する、前記殺菌ヘッドを備える、ワンド組立体であって、前記殺菌ヘッドは前記ハンドルに対して、直線的移動または旋回のうちの1つまたは両方を行うように構成され、前記ハンドルは、直線的に移動するように構成され、前記シュラウドは、前記シュラウドに空気が流入できるように構成された1つ以上の開口部を有する、ワンド組立体と、
バックパック組立体であって、前記バックパック組立体は、前記UVランプに電力を供給する1つ以上のバッテリ、前記殺菌ヘッドから送り込まれた空気を濾過するように構成された少なくとも1つの空気フィルタ、ならびに、前記UVランプを冷却するための空気流の生成、前記殺菌ヘッドからの空気の送り込み、または前記殺菌ヘッドからのオゾンの除去のうちの1つ以上を行うように構成された空気流装置を備える、バックパック組立体と、
前記バックパック組立体を前記殺菌ヘッドに結合するホースとを備え、
前記UVランプは、表面を殺菌するために、波長222nmのUV光を放射するように構成される、
可搬型殺菌システム。
本明細書で述べるように、本開示の実施形態は、ビークルの内部客室内の表面、構成部品、構造等を効率的に殺菌するシステム、および方法を提供する。さらに、本開示の実施形態は、内部客室内の表面を殺菌するためにUV光を使用する、小型で、簡単に使用でき、かつ安全なシステムおよび方法を提供する。
上部、底部、下部、中間、側方、水平、垂直(縦)、前面等の、空間や方向を表す様々な用語が、本開示の実施形態を説明するために使用される場合があるが、このような用語は、単に図に示されている向きに対して使用されていることが理解されよう。向きは、上部が下部であったり、あるいはその逆も可能であり、水平が垂直になったり等、反転し、回転し、あるいはその他の方法で変更することができる。
本明細書で使用する、タスクまたは作業を実行する「ように構成された」構造、制限、または要素は、特に構造的に、そのタスクまたは作業に対応する方法で形成され、構築され、または適合される。明確にして疑義を回避するために、タスクまたは作業を実行するように、単に修正されることが可能なだけの物体は、本明細書で用いられる場合、そのタスクまたは作業を実行する「ように構成された」ものではない。
上述の説明は、例示を意図しており、制限を意図していないことが理解されよう。例えば、上述の実施形態(および/またはその態様)は、互いに組み合わせて使用することができる。また、本開示の範囲から逸脱することなく、本開示の様々な実施形態の教示に、特定の状況または材料を適合させるために、多くの修正を行うことができる。本明細書で説明される寸法および材料のタイプは、本開示の様々な実施形態のパラメータを定義することが意図されており、本実施形態は、限定するものではなく、例示的な実施形態である。上述の説明を検討すれば、他の多くの実施形態が、当業者には明らかになるであろう。本開示の様々な実施形態の範囲は、したがって、添付の特許請求の範囲を、このような特許請求の範囲が権利を与える均等物の全範囲と共に参照して判断されるべきである。添付の特許請求の範囲、および本明細書の詳細な説明において、「including(含む)」および「in which(ここにおいて)」という用語は、「comprising(備える)」および「wherein(ここにおいて)」というそれぞれの用語の、平易な英語(plain−English)の等価物として用いられる。さらに、「第1」、「第2」および「第3」等の用語は、単に標識として用いられ、そのものに数値的な要件を与えることを意図するものではない。また、以下の特許請求の範囲の制限は、ミーンズプラスファンクション(means−plus−function)の形式では書かれておらず、このような特許請求の範囲の限定が、「〜のための手段」という語句を明確に使用した後に、さらなる構造のない機能の記載が続かない限り、米国特許法第112条(f)に基づいて解釈されることを意図していない。
本明細書は、最良の態様を含む本開示の様々な実施形態を開示するため、また、任意の装置またはシステムの作製および使用、ならびに任意の組み込まれた方法の実行を含み、当業者が本開示の様々な実施形態を実施できるようにするために例を使用する。本開示の様々な実施形態の特許請求可能な範囲は請求項によって定義され、当業者が思いつく他の例を含むことができる。このような他の例は、その例が、請求項の文言と異ならない構造要素を有するか、あるいはその例が、請求項の文言とごくわずかしか異ならない均等な構造要素を含む場合は、特許請求の範囲内であることが意図される。
100 可搬型殺菌システム
101 使用者
102 ワンド組立体
104 バックパック組立体
105 ハーネス
106 殺菌ヘッド
108 ハンドル
109 ロック
110 結合器
112 シュラウド
114 外側カバー
116 近位端
118 遠位端
120 ポート
122 ホース
124 固定ビーム
126 延伸ビーム
128 軸受組立体
129 枢動軸
130 ロッド
132 握り
134 触覚形状
136 軸受
138 枢動軸
140 UVランプ
141 下側
142 反射器
143 反射面
144 側壁
146 上壁
150 空気
152 開口部
153 バンパ
154 カバー板
155 下方周縁部
156 内室
157 リム
159 測距LED
160 取付ブラケット(クランプ)
170 前壁
172 後部シェル
174 基部
176 上部キャップ(上壁)
178 内室
180 バッテリ
182 空気生成サブシステム
183 空気フィルタ
190 肩ストラップ
192 腰またはヒップ用のベルトまたはストラップ
210 航空機
212 推進システム
214 エンジン
216 翼
218 機体
220 尾部
222 水平尾翼
224 垂直尾翼
230 内部客室
232 機体
233 前部区画
234 ファーストクラス区画
236 ビジネスクラス区画
238 前部ギャレーステーション
240 拡張されたエコノミー区画
242 標準的なエコノミー区画
244 後部区画
246 客室移行領域
248 通路
250 通路
252 通路
260 出口通路
262 出口ドア
280 内部客室
281 機体
282 主客室
283 旅客用座席
284 通路
285 後部区画
290 出口通路
292 出口ドア
300 内部客室
302 外側寄りの壁
304 天井
306 窓
308 床
310 座席
312 列
313 通路
314 PSU
316 ハウジング
318 収納棚組立体
320 バケット
322 中央縦断面
330 化粧室
331 ベース床
332 トイレ
334 キャビネット
336 シンク

Claims (10)

  1. 紫外線(UV)ランプを含む殺菌ヘッド(106)を備え、
    前記UVランプ(140)は、表面を殺菌するために、波長200nm〜230nmのUV光を放射するように構成される、
    可搬型殺菌システム(100)。
  2. 前記UVランプ(140)が、波長222nmのUV光を放射するように構成される、請求項1に記載の可搬型殺菌システム(100)。
  3. ワンド組立体(102)をさらに備え、前記ワンド組立体(102)が前記殺菌ヘッドを備える、請求項1または2に記載の可搬型殺菌システム(100)。
  4. 前記ワンド組立体(102)が、前記殺菌ヘッドに結合されたハンドル(108)をさらに備える、請求項3に記載の可搬型殺菌システム(100)。
  5. 前記ワンド組立体(102)が、前記ハンドル(108)を前記殺菌ヘッドに移動可能に結合する結合器をさらに備える、請求項4に記載の可搬型殺菌システム(100)。
  6. 前記殺菌ヘッド(106)が前記ハンドル(108)に対して、直線的移動または旋回の1つまたは両方を行うように構成される、請求項4または5に記載の可搬型殺菌システム(100)。
  7. 前記ハンドル(108)が、直線的に移動するように構成される、請求項4から6のいずれか一項に記載の可搬型殺菌システム(100)。
  8. 前記殺菌ヘッド(106)が、前記UVランプ(140)を保持するシュラウド(112)を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の可搬型殺菌システム(100)。
  9. 前記シュラウド(112)が、前記シュラウド(112)に空気が流入できるように構成された1つ以上の開口部を有する、請求項8に記載の可搬型殺菌システム(100)。
  10. 前記シュラウド(112)の下側(141)に固定された反射器(142)をさらに備え、前記反射器(142)が、前記UVランプ(140)によって放射された前記UV光の一部を反射するように構成される、請求項8または9に記載の可搬型殺菌システム(100)。
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