JP2021171651A - エアマスク - Google Patents

Abstract

【課題】従来型の医療用使い捨てマスクに対し、実用性及び快適性を向上させたエアマスクを提供する。【解決手段】エアマスクはユーザが装着して利用され、装着可能本体、エアフロー発生器、及びフェイスシールドを含む。装着可能本体は前部及び後部を有し、エアフローチャネル、後部に配置される空気入力ポート、及び前部に配置される空気出力ポートを含む。エアフロー発生器は空気入力ポートに結合され、エアフローを発生させ、エアフローチャネルに誘導するように構成される。フェイスシールドは装着可能本体の前部に結合され、空気出力ポートと連通する空気室を有する。ユーザがエアマスクを装着するとき、空気入力ポートはユーザの後頭部に位置し、空気出力ポートはユーザの前額部に位置し、エアフローはユーザの前額部から空気室まで下向きに流れる。【選択図】なし

Description

本発明はマスクに関し、より具体的には、ウイルス及び様々な浮遊粒子をブロックできるエアマスクに関する。

空気は、生活するために、人々にとって重要な要素の１つである。しかしながら、工業の発展によって生じる空気汚染は悪化している。したがって、人体に有害であり得る多くのほこり及び空気中の様々な浮遊粒子が存在している。加えて、空気は、また、結核、ＳＡＲＳ、ＭＥＲＳ、及びＣＯＶＩＤ−１９等の有害物質及びウイルスを拡散する媒体と考えられる。

飛沫感染を防止するために、医療スタッフ及び一般の人は、多くの場合、マスクを装着して、空気中のウイルスまたは汚染物質の吸入から自分を保護する。しかしながら、ほとんどの医療用マスクは再使用できない使い捨てマスクであり、資源の浪費をもたらす。さらに、ほとんどの医療用マスクがユーザの鼻及び口を直接覆うことによって、快適性を減少させる。医療用マスクは通気性があるが、マスクとユーザの顔との間の空間はさらに小さい。したがって、ユーザは排気を再吸入し得ることによって、実用性及び快適性を減少させる。加えて、医療用マスクがユーザの鼻及び口を完全に覆わないことにより、ユーザはさらにブロックされない有害な浮遊粒子及びウイルスを吸入し得る。したがって、問題を解決するために、新しい種類のマスクを開発する必要がある。

したがって、本発明は、先行技術の問題を解決するためにエアマスクを提供する。

本発明の一実施形態では、エアマスクはユーザが装着して利用され、装着可能本体、エアフロー発生器、及びフェイスシールドを含む。装着可能本体は、ユーザによって装着されるように構成される。装着可能本体は前部及び後部を有し、エアフローチャネル、空気入力ポート、及び空気出力ポートを含む。空気入力ポートは後部に配置され、外部環境と連通し、空気出力ポートは前部に配置される。エアフロー発生器は空気入力ポートに結合され、エアフローを発生させ、エアフローチャネルに誘導するように構成される。フェイスシールドは装着可能本体の前部に結合される。フェイスシールドは空気出力ポートと連通する空気室を有する。ユーザが装着可能本体を装着するとき、空気入力ポートはユーザの後頭部に位置し、空気出力ポートはユーザの前額部に位置し、フェイスシールドはユーザの顔の前面に位置し、エアフローはユーザの前額部から空気室まで下向きに流れる。

エアマスクは、さらに、エアフローチャネルに結合され、エアフローチャネル内の空気をろ過するように構成される、フィルタを含む。

エアマスクは、さらに、エアフローチャネルに結合されるように構成される紫外光発生器を備える。紫外光発生器は紫外光をエアフローチャネルに放射するように構成される。

装着可能本体はヘルメットである。

さらに、装着可能本体は内表面を有し、内表面に構成される第１の固定構造及び第２の固定構造を含む。ユーザが装着可能本体を装着するとき、第１の固定構造及び第２の固定構造は、各々、ユーザの後頭部及び前額部にもたれる。

フェイスシールドは、透明部、側部構造、及び底部構造を含む。ユーザが装着可能本体を装着するとき、透明部、側部構造、及び底部構造は、ユーザの顔の前方に空気室を形成する。

底部構造の材料は通気性を有する布材料であり、エアフローは空気室から外部環境まで底部構造を通って流れる。

透明部は通気穴を含み、エアフローは空気室から外部環境まで通気穴を通って流れる。

エアマスクは、さらに、エアフロー発生器に結合されるコントローラを含む。コントローラは、エアフロー発生器を制御し、エアフローを発生させるように構成される。

さらに、コントローラはポータブルデバイスである。コントローラは、エアフロー発生器と無線で接続され、エアフロー発生器をリモートで制御する。

要するに、本発明のエアマスクは実用性及びろ過効率を向上させ、フィルタ及び紫外光発生器によってユーザの健康を保護できる。さらに、本発明のエアマスクは、ろ過されていない空気が閉鎖設計によってフェイスシールドに入ることをブロックでき、それによって、ろ過の品質及び効率を向上させる。さらに、本発明のエアマスクは、装着可能本体及びフェイスシールドの弾性構造及び可撓性固定構造によって、利便性及び快適性を向上できる。さらに、本発明のエアマスクは、また、下向き方向のエアフロー及び通気穴及び底部構造によって、ろ過の品質及び効率を向上できる。加えて、本発明のエアマスクは、制御機構によって利便性を向上できる。

本発明の実施形態による、エアマスクを示す概略図である。 図１のエアマスクの側面図を示す概略図である。 図１のエアマスクを示す断面の概略図である。 ユーザが本発明のエアマスクを装着している状態を示す概略図である。 図１のエアマスクの装着可能本体を示す概略図である。 本発明の実施形態による、エアマスク及びコントローラを示す概略図である。 本発明の別の実施形態による、エアマスク及びコントローラを示す概略図である。 本発明の別の実施形態による、エアマスクを示す概略図である。

利点をもたらすために、本発明の主旨及び特徴は、より容易に及び明確に理解でき、詳細な説明及び考察は、複数の実施形態によって及び図を参照して下記になされる。これらの実施形態は本発明の単なる代表の実施形態であり、特定の方法、デバイス、状態、材料等は、本発明の実施形態または対応する実施形態に限定されないことに留意されたい。さらに、図のデバイスは、その対応する位置を表すだけに使用され、その実際の大きさに従って描かれてはいない。

本発明の説明では、用語「縦、側方、上側、下側、前方、後方、左、右、上面、底部、内側、外側」等の配向または位置関係は、図面に示される配向または位置関係に基づいていることを理解されたい。それらの用語は、単に、本発明の説明の利便性のためのものであり、デバイスまたは構成要素が特定の配向を有し、特定の配向に構築及び動作することが言及されることを示すまたは含意することを意図せず、ひいては、本発明を限定するものとして理解できない。

図１、図２、及び図３を参照されたい。図１は、本発明の実施形態による、エアマスク１を示す概略図である。図２は、図１のエアマスク１の側面図を示す概略図である。図３は、図１のエアマスク１を示す断面の概略図である。図１、図２、及び図３に示されるように、エアマスク１は、装着可能本体１１及びフェイスシールド１３を含む。装着可能本体１１はユーザによって装着されるように構成され、前部１１０Ａ及び後部１１０Ｂを有する。さらに、装着可能本体１１は、エアフローチャネル１１１、空気入力ポート１１２、及び空気出力ポート１１３を含む。空気入力ポート１１２及び空気出力ポート１１３は、各々、エアフローチャネル１１１の２つの端に接続される。空気入力ポート１１２は後部１１０Ｂに配置され、外部環境と連通し、空気出力ポート１１３は前部１１０Ａに配置される。フェイスシールド１３は装着可能本体１１の前部１１０Ａに結合される。フェイスシールド１３は空気室１３５を有し、空気室１３５は空気出力ポート１１３と連通する。

実際には、装着可能本体１１はヘルメットである。ユーザはユーザの頭に装着可能本体１１を装着でき、エアフローチャネル１１１はユーザの頭の上に位置し得る。図３に示されるように、エアフローチャネル１１１は、空気入力ポート１１２及び空気出力ポート１１３を接続するように、装着可能本体１１の前部１１０Ａ及び後部１１０Ｂに構成できる。すなわち、エアフローチャネル１１１はヘルメットの形状に沿って構成できる。フェイスシールド１３は装着可能本体１１の前部１１０Ａから延在できる。さらに、フェイスシールド１３は装着可能本体１１に一体的に形成できるが、それに限定されない。空気入力ポート１１２が外部環境と連通し、空気出力ポート１１３が空気室１３５と連通するため、空気室１３５は、エアフローチャネル１１１を介して、外部環境と連通できる。すなわち、外部環境からの空気は、エアフローチャネル１１１を通過して空気室１３５まで流れ得る。

本実施形態では、エアマスク１は、さらに、空気入力ポート１１２に結合されるエアフロー発生器１２を含む。エアフロー発生器１２は、エアフローを発生させ、エアフローチャネル１１１に誘導するように構成される。実際には、エアフロー発生器１２はファンであり得る。エアフロー発生器１２は、空気を外部環境から空気入力ポート１１２に誘導できる。図３に示されるように、エアフロー発生器１２は、エアフローチャネル１１１に配置され、空気入力ポート１１２の近くにあるが、これは本明細書に限定されない。また、エアフロー発生器１２は、エアフローチャネル１１１のいずれかの位置に配置できる。エアフロー発生器１２が空気を外部環境から空気入力ポート１１２に誘導するとき、エアフロー発生器１２は、また、エアフローチャネル１１１を通過するエアフローを発生させ、次に、エアフローは、空気出力ポート１１３を通過して空気室１３５まで流れる。

図３及び図４を参照されたい。図４は、ユーザ９が本発明のエアマスク１を装着している状態を示す概略図である。図３及び図４に示されるように、ユーザ９がエアマスク１を装着するとき、装着可能本体１１の前部１１０Ａはユーザ９の前頭部に位置し、装着可能本体１１の後部１１０Ｂはユーザ９の後頭部に位置し、フェイスシールド１３はユーザの顔の前方に位置する。さらに、空気入力ポート１１２はユーザ９の後頭部に位置し、空気出力ポート１１３はユーザ９の前頭部に位置する。

実際には、（図４に示されるように）空気入力ポート１１２はユーザの頭の後ろの右に位置し得るが、それに限定されない。空気入力ポート１１２の位置は、また、ユーザ９の後頭部のいずれかの位置に設置され得る。さらに、空気出力ポート１１３はユーザ９の前額部に位置し得、空気出力ポート１１３の方向はアース端子に対面する。したがって、エアフロー発生器１２が空気を外部環境から空気入力ポート１１２に誘導し、エアフローチャネル１１１内でエアフローを発生させるとき、エアフローは、エアフローチャネル１１１から空気室１３５まで下向きに流れ得る。

図３、図４、及び図５を参照されたい。図５は、図１のエアマスク１の装着可能本体１１を示す概略図である。図３、図４、及び図５に示されるように、本実施形態では、装着可能本体１１は内表面１１５を有し、第１の固定構造１１６１及び第２の固定構造１１６２を含む。第１の固定構造１１６１及び第２の固定構造１１６２は内表面１１５に構成される。さらに、第１の固定構造１１６１は後部１１０Ｂに構成され、第２の固定構造１１６２は前部１１０Ａに構成される。

実際には、第１の固定構造１１６１及び第２の固定構造１１６２は、内表面１１５から突出し得る、または内表面１１５に設置され得る。第１の固定構造１１６１及び第２の固定構造１１６２は、ＥＶＡ発泡体（エチレン酢酸ビニール発泡体）及びＰＶＣ発泡体（ポリ塩化ビニル発泡体）等のプラスチック材料によって形成され得る。さらに、第１の固定構造１１６１及び第２の固定構造１１６２のサイズは、ユーザの頭のサイズに対応し得る。図４に示されるように、第１の固定構造１１６１はユーザ９の後頭部に対応する後部１１０Ｂに位置し、第２の固定構造１１６２はユーザ９の前額部に対応する前部１１０Ａに位置する。ユーザ９がエアマスク１を装着するとき、装着可能本体１１の内表面１１５はユーザの頭に対面し、第１の固定構造１１６１及び第２の固定構造１１６２は、各々、ユーザ９の後頭部及び前額部に接触し、それらにもたれる。

本実施形態では、図５に示されるように、装着可能本体１１は、さらに、弾性構造１１７を含む。弾性構造１１７は、内表面１１５と第１の固定構造１１６１との間に構成される。さらに、弾性構造１１７は、第１のアーム１１７１Ａ、第２のアーム１１７１Ｂ、ならびに第１のアーム１１７１Ａ及び第２のアーム１１７１Ｂに接続される曲がり部１１７２を含む。第１のアーム１１７１Ａは内表面１１５に接続され、第２のアーム１１７１Ｂは第１の固定構造１１６１に接続される。実際には、ユーザがエアマスク１を装着するとき、ユーザの後頭部は第１の固定構造１１６１に接触し、第１の固定構造１１６１を内表面１１５の方向に向かって押す。この時、弾性構造１１７が第１の固定構造１１６１によって圧縮されるとき、弾性構造１１７は弾性力を発生させる。次に、弾性構造１１７は弾性力によって第１の固定構造１１６１を押し返し、ユーザの後頭部に接触し、その後頭部にもたれ、装着可能本体１１をユーザの頭に固定する。本実施形態では弾性構造の種類は限定されず、弾性構造はまたバネであり得ることに留意されたい。したがって、本発明のエアマスクは、弾性構造及び可撓性固定構造によって利便性及び快適性を向上できる。

本実施形態では、エアマスク１は、さらに、エアフローチャネル１１１に結合され、エアフローチャネル１１１内の空気をろ過するように構成される、フィルタ１４を含む。実際には、フィルタ１４は、ＨＥＰＡフィルタ（高効率微粒子エアフィルタ）、活性炭フィルタ、または空気洗浄機能があるいずれかのフィルタであり得る。空気がフィルタ１４を通過するとき、フィルタ１４は、空気中の浮遊粒子（ＰＭ２．５粒子、バクテリア、花粉、及び他の見えないアレルギー誘発物質等）をろ過できる。図３に示されるように、フィルタ１４はエアフローチャネル１１１内に配置され、エアフロー発生器１２と空気入力ポート１１２との間にある。エアフロー発生器１２が空気外部環境から空気入力ポート１１２に誘導するとき、フィルタ１４は、最初に空気をろ過し、ろ過された空気はエアフローチャネル１１１内に流れ、次に、ろ過された空気は空気室１３５に流れることにより、ユーザは清浄空気を吸入できる。したがって、本発明のエアマスクは実用性及びろ過効率を向上させ、ユーザの健康を保護できる。フィルタはエアフロー発生器と空気入力ポートとの間に配置できるだけではなく、フィルタはエアフローチャネルのいずれかの位置にも配置できることに留意されたい。

本実施形態では、エアマスク１は、さらに、空気入力ポート１１１に結合される紫外光発生器１５を含む。紫外光発生器１５は紫外光をエアフローチャネル１１１に放射するように構成される。実際には、エアフロー発生器１２が空気を外部環境からエアフローチャネル１１１まで誘導するとき、空気は、紫外光発生器１５によって放射された紫外光を通過する。この時、紫外光は空気中のウイルス及びバクテリアを死滅させ、清浄空気を発生できる。そのとき、清浄空気は空気室１３５まで流れ、ユーザは清浄空気を吸入できる。したがって、本発明のエアマスクは実用性及びろ過効率を向上させ、ユーザの健康を保護できる。紫外光発生器は図３の位置に配置できるだけはなく、紫外光発生器はエアフローチャネルのいずれかの位置にも配置できることに留意されたい。

図１〜図４を参照されたい。本実施形態では、フェイスシールド１３は、透明部１３１、側部構造１３２、及び底部構造１３３を含む。さらに、透明部１３１、側部構造１３２、及び底部構造１３３は、空気室１３５を形成する。ユーザ９がフェイスシールド１３を装着するとき、透明部１３１はユーザ９の顔の前方に位置し、側部構造１３２はユーザ９の頬に接触し得、底部構造１３３はユーザ９の顎に接触し得る。

実際には、側部構造１３２は、ＥＶＡ発泡体（エチレン酢酸ビニール発泡体）及びＰＶＣ発泡体（ポリ塩化ビニル発泡体）等のプラスチック材料によって形成され得る。ユーザ９がエアマスク１を装着するとき、側部構造１３２はユーザの顔の形によって変形し、強制的に抵抗しないで、ユーザ９の顔だけに接触し、顔に取り付けられ、それによって、利便性及び快適性を向上させる。さらに、底部構造１３３の材料は、布等の通気性を有する布材料であり得、また、底部構造１３３は、随意に、ユーザ９の顎を覆うことができる。したがって、本発明のエアマスク１は、ろ過されていない空気が空気室１３５に入ることをブロックでき、ユーザ９は清浄空気を吸入でき、それによって、ろ過効率及びろ過品質を向上させる。

実際には、ユーザ９が炭酸ガス空気を発生させるとき、またはユーザ９が呼吸中に空気を排出するとき、炭酸ガス空気または排気は、底部構造１３３を通過して外部環境まで流れ得る。空気出力ポート１１２から出力された清浄空気がユーザの顔の下向きに流れ、ユーザの顔が空気出力ポート１１２と底部構造１３３との間に位置するため、清浄空気が底部構造１３３を通過して外部環境まで流れる前に、ユーザ９は清浄空気を吸入できる。この時、清浄空気の一部は、また、ユーザ９によって発生した炭酸ガス空気または排気を押し、底部構造１３３を通過する。さらに、エアフローが１つの下向き方向だけに流れるため、空気室では乱流が発生しない。すなわち、ユーザは、炭酸ガス空気または排気を再吸入しない。したがって、本発明のエアマスクは、ろ過の品質及び効率を向上できる。

さらに、本実施形態では、フェイスシールド１３の透明部１３１は、さらに、通気穴１３６１を含む。エアフローは空気室１３５から外部環境まで通気穴１３６１を通って流れる。実際には、図１に示されるように、透明部１３１は２つの通気構造１３６を含み得、通気構造１３６のそれぞれは複数の通気穴１３６１を含む。さらに、通気構造１３６は透明部１３１の下側位置に設置され得、ユーザの顔は空気出力ポート１１２と通気構造１３６との間に位置する。清浄空気が通気穴１３６１を通過して外部環境まで流れる前に、ユーザ９は清浄空気を吸入できる。同様に、エアフローが１つの下向き方向だけに流れるため、ユーザは、炭酸ガス空気または排気を再吸入しなく、清浄空気の一部は、また、炭酸ガス空気または排気を押動し、通気穴１３６１を通過する。したがって、本発明のエアマスクは、ろ過の品質及び効率を向上できる。通気構造の形状及び数は図１に限定されないことに留意されたい。

上述の構成要素に加えて、本発明のエアマスクは、また、制御機構を含み得る。図６を参照されたい。図６は、本発明の実施形態による、エアマスク１及びコントローラ１６を示す概略図である。本実施形態では、エアマスク１はさらにコントローラ１６を含み、コントローラ１６はエアフロー発生器に結合され、装着可能本体１１の底側に配置される。コントローラ１６は、エアフロー発生器を制御し、エアフローを発生させるように構成される。実際には、コントローラ１６は、スイッチ、押しボタン、タッチ式スイッチ、ノブ、またはオン／オフ機能があるいずれかの構成要素であり得る。したがって、ユーザは、コントローラ１６を押すことによってまたはコントローラ１６にタッチすることによって、エアフロー発生器を制御できる。さらに、コントローラ１６は、また、紫外光発生器に結合され、紫外光発生器を制御し、紫外光を発生できる。一実施形態では、エアフロー発生器は変速ファンであり、コントローラはエアフローの速度を制御できる。コントローラ１６の位置は本明細書に限定されず、コントローラ１６は装着可能本体１１のいずれかの位置に配置され得ることに留意されたい。

さらに、エアマスク１は、さらに、回路基板及び電力供給モジュール（図に示されない）を含む。本実施形態では、回路基板は装着可能本体に配置され、回路基板は、エアフロー発生器、紫外光発生器、コントローラ１６、及び電力供給モジュールに接続される。さらに、電力供給モジュールは、電力をエアフロー発生器及び紫外光発生器に提供するように構成される電池及び充電構成要素１７を含む。実際には、電池は二次電池または充電式電池であり得、充電構成要素１７は充電用ケーブルであり得る。充電用ケーブルは、電力を受信し、その電力を電池に伝達し得る。したがって、コントローラ１６は、回路基板によって、エアフロー発生器及び紫外光発生器を制御でき、電力供給モジュールは、回路基板によって、エアフロー発生器及び紫外光発生器を駆動できる。

コントローラの種類は前述の実施形態に限定されなく、また、コントローラは別の種類であり得る。図７を参照されたい。図７は、本発明の別の実施形態による、エアマスク２及びコントローラ２６を示す概略図である。本実施形態と前述の実施形態との差は、コントローラ２６はポータブルデバイスであり、エアマスク２はトランシーバ（図に示されない）を含むことである。さらに、トランシーバはエアフロー発生器に接続される。コントローラ２６は、トランシーバに無線で接続され、エアフロー発生器をリモートで制御する。実際には、コントローラ２６は携帯電話またはタブレットであり得、コントローラ２６及びトランシーバはＷｉ−Ｆｉ（登録商標）、Ｚｉｇｂｅｅ（登録商標）、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）、またはＮＦＣで接続できる。したがって、ユーザは、携帯電話またはタブレットによって、エアフロー発生器を制御できる。さらに、トランシーバはまた紫外光発生器に接続でき、これにより、ユーザは紫外光発生器を制御し、ポータブルデバイスによって紫外光を発生できる。したがって、本発明のエアマスクは、制御機構によって利便性を向上できる。

前述の構造に加えて、エアマスクは、また、別の構造であり得る。図８を参照されたい。図８は、本発明の別の実施形態による、エアマスク５を示す概略図である。本実施形態と前述の実施形態との差は、装着可能本体５１が円状伸縮自在ベルト５１４及びエアフロー構造５１５を含み、エアフロー構造５１５は円状伸縮自在ベルト５１４の上に構成されることである。実際には、エアフローチャネルはエアフロー構造５１５に構成され、フェイスシールド５３は円状伸縮自在ベルト５１４の片側に配置され、エアフロー構造５１５に接続される。エアフロー発生器は、円状伸縮自在ベルトの他側に配置され、フェイスシールド５３の反対にある。ユーザがエアマスク５を装着するとき、装着可能本体５１の円状伸縮自在ベルト５１４はユーザの頭に配置され、フェイスシールド５３はユーザの顔の前方に位置し、エアフロー発生器はユーザの後頭部に位置する。エアフロー発生器及びフェイスシールドの機能は、前述の実施形態の対応する構成要素の機能と同じであり、それは本明細書に説明されない。

要するに、本発明のエアマスクは実用性及びろ過効率を向上させ、フィルタ及び紫外光発生器によってユーザの健康を保護できる。さらに、本発明のエアマスクは、ろ過されていない空気が閉鎖設計によってフェイスシールドに入ることをブロックでき、それによって、ろ過の品質及び効率を向上させる。さらに、本発明のエアマスクは、装着可能本体及びフェイスシールドの弾性構造及び可撓性固定構造によって、利便性及び快適性を向上できる。さらに、本発明のエアマスクは、また、下向き方向のエアフロー及び通気穴及び底部構造によって、ろ過の品質及び効率を向上できる。加えて、本発明のエアマスクは、制御機構によって利便性を向上できる。

上記に言及した例及び説明によって、本発明の特徴及び主旨は良好に説明されるのが望ましい。さらに重要なことに、本発明は、本明細書に説明される実施形態に限定されない。当業者は、本発明の教示を保持しながら、デバイスのいくつかの修正及び変更がなされ得ることを容易に気付く。したがって、上記の開示は、添付の請求項の境界及び限界だけによって限定されるものとして解釈されたい。

Claims (10)

1. ユーザが装着して利用するエアマスクであって、
   前記ユーザによって装着されるように構成された装着可能本体であって、前記装着可能本体は前部及び後部を有し、エアフローチャネル、空気入力ポート、及び、空気出力ポートを備え、前記空気入力ポートは前記後部に構成され、外部環境と連通し、前記空気出力ポートは前記前部に構成される、装着可能本体と、
   前記空気入力ポートに結合されるエアフロー発生器であって、エアフローを発生させ、前記エアフローチャネルに誘導するように構成される、エアフロー発生器と、
   前記装着可能本体の前記前部に結合されるフェイスシールドであって、前記フェイスシールドは空気室を有し、前記空気室は前記空気出力ポートと連通する、フェイスシールドと、を備え、
   前記ユーザが前記装着可能本体を装着するとき、前記空気入力ポートは前記ユーザの後頭部に位置し、前記空気出力ポートは前記ユーザの前額部に位置し、前記フェイスシールドは前記ユーザの顔の前面に位置し、前記エアフローは前記ユーザの前記前額部から前記空気室まで下向きに流れる、エアマスク。
2. 前記エアフローチャネルに結合され、前記エアフローチャネル内の空気をろ過するように構成される、フィルタをさらに備える、請求項１に記載のエアマスク。
3. 前記エアフローチャネルに結合される紫外光発生器をさらに備え、前記紫外光発生器は紫外光を前記エアフローチャネルに放射するように構成される、請求項１に記載のエアマスク。
4. 前記装着可能本体はヘルメットである、請求項１に記載のエアマスク。
5. 前記装着可能本体は内表面を有し、前記内表面に構成される第１の固定構造及び第２の固定構造を含み、前記ユーザが前記装着可能本体を装着するとき、前記第１の固定構造及び前記第２の固定構造は、各々、前記ユーザの前記後頭部及び前記前額部にもたれる、請求項４に記載のエアマスク。
6. 前記フェイスシールドは、透明部、側部構造、及び底部構造を含み、前記ユーザが前記装着可能本体を装着するとき、前記透明部、前記側部構造、及び前記底部構造は、前記ユーザの前記顔の前方に前記空気室を形成する、請求項１に記載のエアマスク。
7. 前記底部構造の材料は通気性を有する布材料であり、前記エアフローは前記空気室から前記外部環境まで前記底部構造を通って流れる、請求項６に記載のエアマスク。
8. 前記透明部は通気穴を含み、前記エアフローは前記空気室から前記外部環境まで前記通気穴を通って流れる、請求項６に記載のエアマスク。
9. 前記エアフロー発生器に結合されるコントローラをさらに備え、前記コントローラは、前記エアフロー発生器を制御し、前記エアフローを発生させるように構成される、請求項１に記載のエアマスク。
10. 前記コントローラはポータブルデバイスであり、前記コントローラは、前記エアフロー発生器と無線で接続され、前記エアフロー発生器をリモートで制御する、請求項９に記載のエアマスク。

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