JP2021171039A - 野菜農薬散布機 - Google Patents

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JP2021171039A
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spraying
pesticide
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pesticide sprayer
vegetable pesticide
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JP2020089219A
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栄市 吉丸
Eiichi Yoshimaru
大智 中谷
Daichi Nakatani
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Kunimix Kk
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Kunimix Kk
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Abstract

【課題】ムラなく散布が可能で、容易に防除作業が可能な農薬散布機の提供。【解決手段】門型4輪オフロードタイヤ6で遠隔操縦できる自動運転車を開発し、その車体に農薬タンク3と散布用ポンプ等を搭載し、車体とポンプを遠隔操作で操作する。この車体の導入により、小規模農家は2名での動噴農薬散布が一般的だが、1名で作業が出来、簡単に遠隔操作で防除を行えるため、女性や高齢者、新規就農者も体力を使わず、被ばくもなく散布できる為、農業従事の大きな問題である、農薬散布作業の軽減に大きく寄与する。【選択図】図1

Description

本発明は、露地栽培野菜の農薬を、遠隔操作型の4輪自動車型散布機で散布させるものに関する。
野菜品目
シソ科(バジル、大葉など)、セリ科(三つ葉、パセリなど)、アブラナ科(キャベツ、ブロッコリーなど)、バラ科(イチゴなど)、キク科(レタス、春菊など)、アカザ科(ほうれん草など)、ユリ科(ネギ、玉ねぎなど)
畝を有する露地野菜全般であり、高設及び誘引方式の栽培方法には該当しない。
農薬散布機の中でも、本機はタンクと車両が一体化されており、操作(吐出量、運転)は全てリモートコントローラーにて操作を行う。
本機はリモートコントローラーにて遠隔操作を可能とし、フレームを門型としている為、作業者の農薬被ばく、ドリフトも軽減を可能とする。
門型フレームの中に、8つのノズルを搭載。天井に2個。左右上部に斜め下向き2個。左右水平向き2個。左右下部に上斜め上向き2個。
このノズル形成により、野菜の葉裏までムラなく散布を可能とする。
天井2個のノズルのみ伸縮可能であり、野菜の成長段階に合わせて高さ調整が出来る。
多くの野菜に発生するベト病は世界的に防除が難しいとされるカビ類の病気であり、有効な対策は農薬散布による防除しかない。しかしながら人による防除には、吐出圧力・散布量・水滴粒子など個人差があり、特にベト病の侵入経路である葉裏への防除が、現在の人力や乗用散布機においても上部からの散布が一般的であり、一概に農薬散布と言っても仕上がりにバラつきがあった。本機体は農薬散布の標準化を目指すものであり必要十分で定量的な散布を可能とする。
現在の日本の農業者平均年齢は67才、農業後継者は少なくなり、農業企業参入もしくは大規模栽培や施設園芸には明るい兆しはあるものの、露地栽培では日本の圃場の特性である栽培面積の少ない畑に対する研究や開発はなされていない。本機体は、それを可能にするものであり、電動であるためにメンテナンスと始動開始準備に手間をかけずに簡単に操作が出来る。
遠隔で操作できる為に、人体への被ばくが無く若い女性でも農業参入が可能である、農薬散布は被ばく・炎天下の作業などがあるので、男性の仕事となっており、今後農業参入障壁を下げ、合わせて事業継続してもらう為には、防除作業の軽減が必要とされている。
特開2019−37189号公報 特開2019−140959号公報 特許第3864935号公報
特許文献1では、乗用農薬散布機、強力なブロワーで葉裏まで農薬は届くが、大量散布の為に、ドリフトが大きく被ばくも多い、本体も大きい為に、狭い畑と畝では走行出来ない欠点があります。
特許文献2では、狭い畑と畝にも入れるが、葉裏をねらって噴霧するノズルではない。人が本機ハンドルを握り操作するタイプであり、飛散防止策をなされていない為、ドリフトと被ばく共に大きい欠点がある。
特許文献3では、手押し式の為、ホースを長く圃場に引き回し2名以上の体制で防除が必要であり、加えて通年レインウェアを着て全身農薬被ばくを強いられている。
現状の散布機器では、ノズル位置と人体が近く被ばくが大きく、夏場炎天下での作業負担も大きいため、女性や高齢者はこの散布機を使用することはできなかった。
この問題を解決するために、鋭利研究をした結果、門型4輪オフロードタイヤで遠隔操縦できる自動運転車を開発し、その車体に農薬タンクと散布用ポンプ等を搭載し、機体とポンプを遠隔操作で行う方法を開発した。
作業者の被ばくと特に夏場の防除は体力の消耗も激しいが、通常2名以上体制の所、1名で日差しを避け農薬被ばくが無く、農薬散布が出来る事が可能になる。
その散布状況等は、農薬散布機から送られてくる映像を確認しながら操作できるものである。このような簡単な操作が遠隔から出来るので、女性や高齢者も体力を使わず操作できる利点がある。更に、農薬からの被爆がほとんど無いので、若い女性や妊産婦でも安心して作業出来る大きな利点もある。
本発明では効果的なノズル配置、強力なポンプと門型フレームを組み合わせる事により、溶液がフレーム内で対流する形となり、葉が密集された野菜に対してもムラなく散布が可能。そうする事により、殺菌剤の効果が最も出る散布法と言える。
本発明では、車体とタンクが一体型な為、実質作業者は一人で防除を容易に行うことができる。更にはコントローラーのみで操作を行う為、軽作業となり、高齢者や女性でも容易に防除を可能とする。
本発明では、リモートコントローラーでの操作を採用している為、作業者が一定の場所での防除が可能。見える範囲であれば建造物内からでも操作が可能な為、体力の消耗も軽減される。
本体の部位説明
以下、本発明に係る農薬散布車の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示されるように、農薬散布機100は、車体1と薬液噴霧装置2、薬液タンク3を備えている。なお、以下の「前」「後」「右」「左」は農薬散布車100を基準とした方向とする。
車体1には車体1を走行可能とする走行装置4が設けられている。
走行装置4には4つの動力モーターを搭載。
それにより、最小半径で旋回が可能。
また、噴霧装置2の上部には薬液タンク3が搭載。
走行装置4にはホイール5にオフロードタイヤ6(10インチ)が装着されており、ぬかるんだ地面においても走行可能
薬液噴霧装置2は車体1下部中央に設けられている。薬液噴霧装置2は車体1下部にノズルが天井に2個。左右上部に斜め下向き2個。左右水平向き2個。左右下部に上斜め上向き2個搭載。
薬液噴霧装置2は、吐出モーター8により、薬液タンク3内の薬液をノズル9へ圧送する。
農薬散布機100の制御コントロールは全てCPU10にて行われる
農薬散布機100の動力源はリチウムポリマーバッテリー11である
農薬散布機100に搭載されている薬液噴霧装置2の動力源はリチウムポリマーバッテリーサブ12である
吐出モーター8及び内部機器保護の為、パネル13を搭載
CPU10、バッテリー11.12、GPS15保護の為、パネル14を搭載
農薬散布機100にはGPS15が搭載。
地点登録をする事により、自動走行が可能となる
フレーム強度計算上、200kgの耐久性がある。ぬかるんだ圃場内においても例えば、20kgの肥料袋を10袋積んだ状態でも走行が可能となる為、資材や青果物の運搬としても十分に使用可能。追尾機能を追加すると収穫作業の手助けにもなる。フレームには既に作業負担軽減の為の日陰テントも装着可能としている。
1 車体
2 薬液噴霧装置
3 薬液タンク
4 走行装置
5 ホイール
6 オフロードタイヤ10inc
7 モーター
8 吐出モーター
9 噴霧ノズル
10 CPU
11 メインバッテリー
12 サブバッテリー
13 フロントパネル
14 リアパネル
15 GPS
100 農薬散布機
図面での説明
図1

Claims (5)

  1. 門型の機体のオフロードタイヤでの4輪駆動車で、農薬タンクと散布用ポンプ等を搭載し、機体とポンプの運転の操作を無線ですることができる事を特徴とする野菜農薬散布機。
  2. 門型フレームの中に、8つのノズルを搭載。天井に2個。左右上部に斜め向き2個。左右水平向き2個。左右下部に上斜め上向き2個。
    このノズル形成により、野菜の葉裏までムラなく散布を可能とすることを特徴とする(計8個)特許請求項1を含む野菜農薬散布機。
  3. GPSを搭載。位置登録を行う事により、自動走行も可能とした特許請求項1と2を含む野菜農薬散布機。
  4. 遠隔操作での散布を行うため、薬液量残量センサーを装着する事を特徴とする特許請求項1、2と3を含む野菜農薬散布機。
  5. 機体フレーム横幅の伸縮自在。生産物に合わせた畝の幅に合わせて走行を可能とする特許請求項1、2、3と4を含む野菜農薬散布機。
JP2020089219A 2020-04-17 2020-04-17 野菜農薬散布機 Pending JP2021171039A (ja)

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