JP2021164102A - Image reading device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、シートの画像を読み取る画像読取装置に関する。 The present invention relates to an image reader that reads an image of a sheet.
電子写真プロセスを用いて画像形成を行う場合、経時変化や環境変化によって、帯電、現像、転写プロセスの特性が変わり、印刷物の品質が低下してしまうという課題がある。この課題を解決するために、画像読取装置で読み取った原稿画像(シート画像)を使い、印刷物を高品質に保つ装置が提案されている。その代表的なものとして次の2つの装置がある。 When image formation is performed using an electrophotographic process, there is a problem that the characteristics of the charging, developing, and transferring processes change due to changes over time and environmental changes, and the quality of printed matter deteriorates. In order to solve this problem, a device has been proposed that uses a document image (sheet image) read by an image reader to maintain high quality printed matter. The following two devices are typical examples.
1つ目は、読み取った原稿画像と予め準備された正解画像とを比較し、品質の低い印刷物を除去することで、高品質の印刷物のみを出力する画像検査装置と呼ばれる装置である。2つ目は、読み取った原稿画像から印刷物の濃度、印刷位置などの印刷物の品質にかかわるパラメータを算出し、その算出結果を元に画像形成プロセス条件を調整することで、高品質な印刷物を出力できるようにする画像調整装置と呼ばれる装置である。 The first is a device called an image inspection device that outputs only high-quality printed matter by comparing the read original image with a pre-prepared correct answer image and removing low-quality printed matter. The second is to calculate parameters related to the quality of the printed matter such as the density and printing position of the printed matter from the scanned original image, and adjust the image formation process conditions based on the calculation results to output high-quality printed matter. It is a device called an image adjustment device that enables it.
これらに適用される画像読取装置には、CISやCCDといった光学センサが搭載されており、画像形成され搬送されてくる原稿が光学センサで読み取られる。光学センサと原稿との間には、コンタクトガラスと呼ばれる板状の透過部材が設けられている。コンタクトガラスは、光学センサと原稿との距離を一定に保つ役割を担っている。コンタクトガラスにごみが付着すると、読取画像にノイズが発生し、画像の検査が正常にできなくなるという問題がある。また、画像形成プロセス条件の調整が正常に実施されず、原稿画像の品位を保つことができなくなるという問題がある。 The image reading device applied to these is equipped with optical sensors such as CIS and CCD, and the original image formed and conveyed is read by the optical sensor. A plate-shaped transmissive member called contact glass is provided between the optical sensor and the original. The contact glass plays a role of keeping the distance between the optical sensor and the document constant. When dust adheres to the contact glass, noise is generated in the read image, and there is a problem that the image cannot be inspected normally. Further, there is a problem that the image forming process conditions are not adjusted normally and the quality of the original image cannot be maintained.
このような問題の発生を未然に防ぐために、特許文献1では、光学センサの画像取得領域にごみが付着しているかどうかを検出し、ごみを検出した場合はユーザに清掃を促している。また、特許文献1は、ごみの付着箇所がコンタクトガラスであるのか、白基準板などの対向部材であるのかを特定し、より限定的に清掃箇所を報知することで、ユーザビリティを向上させている。 In order to prevent the occurrence of such a problem, Patent Document 1 detects whether or not dust is attached to the image acquisition region of the optical sensor, and if dust is detected, prompts the user to clean it. Further, Patent Document 1 improves usability by specifying whether the dust adhered portion is a contact glass or an opposing member such as a white reference plate, and notifying the cleaning portion in a more limited manner. ..
しかしながら、特許文献1では、原稿の余白領域の画像と紙間の画像とを比較するので、画像取得のために必ず通紙が必要になる。また、読み取りタイミングの制御が容易でない。従って、ごみ、汚れまたは傷による画像瑕疵要因の存在箇所を特定し、読取画像の異常を精度良く判定する上で、改善の余地があった。 However, in Patent Document 1, since the image in the margin area of the original is compared with the image between the papers, it is necessary to pass the paper in order to acquire the image. Moreover, it is not easy to control the reading timing. Therefore, there is room for improvement in identifying the location of the image defect factor due to dust, dirt, or scratches and accurately determining the abnormality of the scanned image.
そこで、本発明は、読取画像の異常を高精度に判定することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to determine an abnormality in a scanned image with high accuracy.
上記目的を達成するために本発明は、シートが搬送される搬送路に配置された透過部材と、前記搬送路に対して前記透過部材と反対側に設けられ、第1の位置と、前記第1の位置より前記透過部材から離間した第2の位置とへ移動する対向部材と、前記搬送路に沿って搬送されるシート上の画像を前記透過部材を介して読み取る読み取り手段と、前記対向部材の位置を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記対向部材を前記第1の位置に制御した状態で、通紙せずに前記読み取り手段から出力された第1読取画像と、前記対向部材を前記第2の位置に制御した状態で、通紙せずに前記読み取り手段から出力された第2読取画像とに基づいて、読取画像に生じる異常の原因が、前記透過部材または前記対向部材のいずれに存在するかを判定することを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention provides a transmission member arranged in a transport path through which a sheet is transported, and a first position and the first position, which are provided on the side opposite to the transmission path with respect to the transport path. An opposing member that moves from the position 1 to a second position away from the transmissive member, a reading means that reads an image on a sheet conveyed along the transport path through the transmissive member, and the opposing member. The control means has a control means for controlling the position of the above, and the control means has a first read image output from the reading means without passing paper in a state where the facing member is controlled to the first position. The cause of the abnormality occurring in the read image is the transparent member or the transparent member based on the second read image output from the reading means without passing the paper in the state where the facing member is controlled to the second position. It is characterized in that it is determined which of the facing members is present.
本発明によれば、読取画像の異常を高精度に判定することができる。 According to the present invention, it is possible to determine an abnormality in a scanned image with high accuracy.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像読取装置を含む印刷システムの全体構成図である。この印刷システムは、画像形成装置100及びホストコンピュータ101を備える。画像形成装置100とホストコンピュータ101とは、ネットワーク105を介して通信可能に接続される。ネットワーク105は、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信回線である。なお、画像形成装置100及びホストコンピュータ101は、ネットワーク105にそれぞれ複数接続されていてもよい。
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a printing system including an image reader according to an embodiment of the present invention. This printing system includes an
ホストコンピュータ101は、例えばサーバであり、ネットワーク105を介して画像形成装置100へ印刷ジョブを送信する。この印刷ジョブには、画像データ、印刷に使用される記録紙の種類、印刷枚数、両面または片面印刷の指示等の、印刷に必要な各種の情報が含まれる。
The
画像形成装置100は、コントローラ110、操作パネル120、給紙装置140、プリンタ150、および読取装置160(画像読取装置)を備える。画像形成装置100は、ホストコンピュータ101から取得された印刷ジョブに基づいて、記録紙に画像を形成する。コントローラ110、操作パネル120、給紙装置140、プリンタ150及び読取装置160は、システムバス116を介して相互に通信可能に接続されている。
The
コントローラ110は画像形成装置100の各ユニットを制御する。コントローラ110は、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、及びCPU(Central Processing Unit )114を備える。さらに、コントローラ110は、I/O制御部111、及びHDD(Hard Disk drive)115を備える。
The
I/O制御部111は、ネットワーク105を介して、ホストコンピュータ101及び他の装置との通信制御を行うインタフェースである。ROM112は、各種制御プログラムを記憶する記憶装置である。RAM113はROM112に記憶された制御プログラムを読み出して記憶するシステムワークメモリとして機能する。CPU114は、RAM113に読み出された制御プログラムを実行して、画像形成装置100を統括的に制御する。HDD115は大容量記憶装置である。HDD115は、制御プログラムや画像形成処理(印刷処理)に用いる画像データ等の各種データを格納する。各モジュールはシステムバス116を介して互いに接続される。
The I /
操作パネル120は、ユーザインタフェースであり、操作ボタン、テンキー、LCD(Liquid Crystal Display)を備える。オペレータは、操作パネル120により画像形成装置100に印刷ジョブ、コマンド、及び印刷設定等を入力することができる。操作パネル120は、設定画面や画像形成装置100の状態をLCDに表示する。
The
給紙装置140は記録紙を収容する複数の給紙段を備える。給紙装置140は、給紙段に積載された記録紙束の最も上の記録紙から1枚ずつ順番に給紙する。給紙装置140は、給紙段から給紙した記録紙をプリンタ150へ搬送する。
The
プリンタ150は、画像データに基づいて、給紙装置140から供給された記録紙に画像を形成する。プリンタ150の具体的な構成については図2を用いて後述する。読取装置160は、プリンタ150によって生成された印刷物を読み取って、読取り結果をコントローラ110に転送する。
The
図2は、画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置100は、さらにフィニッシャ190を備える。フィニッシャ190は、プリンタ150で出力された印刷物に後処理を行う後処理装置である。フィニッシャ190は、例えば、複数枚の印刷物にステイプル処理を行ったり、印刷物にソート処理を行ったりする。
FIG. 2 is a schematic cross-sectional view of the
図2に示すように、プリンタ150は4つの画像形成ユニットを備える。4つの画像形成ユニットは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する画像形成ユニットである。各画像形成ユニットの構成はほぼ共通であるので、1つの画像形成ユニットの構成を説明する。
As shown in FIG. 2, the
画像形成ユニットは、感光ドラム153、帯電器220、露光装置223、現像器152、クリーナ222を備える。感光ドラム153はモータ(不図示)によって矢印R1方向に回転する。帯電器220は感光ドラム153の表面を帯電させる。露光装置223は感光ドラム153を露光する。これによって、感光ドラム153には静電潜像が形成される。現像器152は現像剤(トナー)を用いて静電潜像を現像する。これによって、感光ドラム153上の静電潜像が顕像化されて、感光ドラム153にはトナー画像が形成される。
The image forming unit includes a
プリンタ150は、画像形成ユニットにより形成された画像が転写される中間転写ベルト154と、給紙装置140とを備える。給紙装置140は記録紙を収容する給紙段140a、140b、140c、140d、140eを含む。プリンタ150は、画像形成ユニットにより形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー画像が中間転写ベルト154に重なるように転写される。これによって、中間転写ベルト154にはフルカラーの画像が形成される。中間転写ベルト154へのトナー画像の転写後に感光ドラム153に残留したトナーはクリーナ222によって回収される。
The
中間転写ベルト154上の画像は矢印R2方向へ搬送される。そして、中間転写ベルト154に形成された画像は、中間転写ベルト154と転写ローラ221とのニップ部において、給紙装置140から搬送された記録紙に転写される。
The image on the
プリンタ150は第1定着器155および第2定着器156を有する。第1定着器155および第2定着器156は、記録紙に転写された画像を加熱および加圧して、記録紙に画像を定着させる。第1定着器155は内部にヒータを有する定着ローラと、記録紙を定着ローラに圧接させるための加圧ベルトとを備える。これらローラは不図示のモータにより駆動されて記録紙を搬送する。第2定着器156は記録紙の搬送方向において第1定着器よりも下流に配置される。第2定着器156は第1定着器155を通過した記録紙上の画像に対してグロスを増加させたり定着性を担保したりする。第2定着器156は内部にヒータを有する定着ローラと、内部にヒータを有する加圧ローラとを備える。記録紙の種類によっては第2定着器156を使用する必要がない。この場合、第2定着器156を経由せずに記録紙は搬送経路130へ搬送される。フラッパ131は記録紙を搬送経路130へ誘導するか、第2定着器156へ誘導するかを切り替える。
The
フラッパ132は、記録紙を搬送経路135へ誘導するか、排出経路139へ誘導するかを切り替える。フラッパ132は、例えば、両面印刷モードにおいて、第1面に画像が形成された記録紙を搬送経路135へ誘導する。フラッパ132は、例えば、フェイスアップ排紙モードにおいて、第1面に画像が形成された記録紙を排出経路139へ誘導する。フラッパ132は、例えば、フェイスダウン排紙モードにおいて、第1面に画像が形成された記録紙を搬送経路135へ誘導する。また、フラッパ132は、記録紙の第1面に画像が印刷された後、記録紙の第2面に画像を印刷するために記録紙を搬送経路135へ誘導する。
The
搬送経路135へ搬送された記録紙は反転部136へ搬送される。反転部136に搬送された記録紙は、搬送動作が一旦停止した後、記録紙の搬送方向を反転するためにスイッチバックする。次に、フラッパ133が記録紙を搬送経路138へ誘導するか搬送経路135へ誘導するかを切り替える。フラッパ133は、例えば、両面印刷モードにおいて、スイッチバックした記録紙を搬送経路138へ誘導する。フラッパ133は、例えば、フェイスダウン排紙モードにおいて、スイッチバックした記録紙を搬送経路135へ誘導する。フラッパ133により搬送経路135へ搬送された記録紙はフラッパ134によって排出経路139へ誘導される。また、フラッパ133は、記録紙の第2面に画像を印刷するために、スイッチバックした記録紙を搬送経路138へ誘導する。
The recording paper conveyed to the
フラッパ133により搬送経路138へ搬送された記録紙は、中間転写ベルト154と転写ローラ221とのニップ部へ向けて搬送される。これによって、ニップ部を通過する際の記録紙の表裏が反転される。
The recording paper conveyed to the
記録紙の搬送方向においてプリンタ150の下流には、記録紙上の印刷画像を読み取る読取装置160が接続されている。プリンタ150から読取装置160へ供給された記録紙であるシート(画像形成済みのシートを「原稿」と称する)は搬送路314に沿って搬送される。読取装置160は、さらに、原稿検知センサ311と読取部310a及び310bとを備える。原稿検知センサ311は、例えば、発光素子と受光素子とを有する光学センサである。読取部310a及び310bの画像読取タイミングを決めるために、原稿検知センサ311は、搬送路314に沿って搬送される原稿の搬送方向における先端を検出する。
A
読取部310a及び310bは原稿上(シート上)の画像を読取る。読取部310a及び310bは、原稿の両面の画像を読み取るため、搬送路314における上下の位置に設けられる。読取画像に基づいて、濃度値検出、印字位置検出が行われることで、プリンタ150の画像安定性の向上が実現される。
The
図3は、読取装置160のシステム構成図である。読取装置160は、ラインセンサ312a、312b、画像メモリ303、モータ制御部304、画像処理部305、原稿検知センサ311を有する。画像メモリ303、モータ制御部304、画像処理部305、原稿検知センサ311、ラインセンサ312a、312bは、コントローラ110内のCPU114と接続されており、CPU114によって各装置の制御が行われる。
FIG. 3 is a system configuration diagram of the
モータ制御部304は、読取装置160内に搭載されているすべてのモータを制御する。原稿検知センサ311は、画像読取タイミングを決めるために用いられる。原稿検知センサ311の検出タイミングに基づいてラインセンサ312a、312bは読取動作を開始する。
The
ラインセンサ312a、312bは、それぞれ、読取部310a、310bに含まれる。ラインセンサ312a、312bは、原稿の搬送方向および原稿の厚み方向の双方に対して直交する(垂直な)方向を長手方向として配設される。ラインセンサ312a、312bの長手方向は原稿の主走査方向と同じ方向である。原稿の搬送方向は原稿の副走査方向と同じ方向である。ラインセンサ312a、312cは、例えばCIS(Contact Image Sensor)である。ラインセンサ312a、312bは、原稿の主走査方向の画像を読み取り、RGBの画像データを画像処理部305に出力する。
The
画像メモリ303は、CPU114における画像処理に必要な画像データを記憶する。画像処理部305は、濃度検知部305a、位置検知部305b、画像検査部305c、ごみ検知部305dを有する。画像処理部305は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、CPUなどで構成される。
The
濃度検知部305aは、印刷物の濃度を検出する。濃度検知部305aは、テスト用原稿の端部に印刷された濃度パターンの読み取り画像データからRGBの濃度値を算出する。算出された濃度値は、画像形成装置100内のCPU114へ出力され、画像プロセス条件の調整に用いられる。
The
位置検知部305bは、印刷物の印字位置を検出する。位置検知部305bは、テスト用原稿の端部に印刷されたトンボと呼ばれるレジストパターンの読み取り画像データから、画像の印字位置を算出する。算出された印字位置情報は、CPU114へ出力され、印字画像位置の調整に用いられる。画像検査部305cは、読取画像と事前に準備した正解画像とを比較し、比較結果を出力する。比較結果は、フィニッシャ190に出力され、OK(正常)印刷物とNG(異常)印刷物とに振り分けるために用いられる。
The
ごみ検知部305dは、RGBの画像データから、主走査方向の読取領域におけるごみの有無とごみの付着箇所情報を検知して出力する。RGBの画像データからごみを検出する方法の詳細に関しては後述する。なお、以下では、「ごみ」という用語を、異物としての「ごみ」に限らず、汚れまたは傷などの画像瑕疵要因(読取画像に生じる異常の原因)の全てを含む概念として便宜上用いる。従って、ごみ検知部305dは、画像瑕疵要因を検知する。
The
図4(a)、(b)は、読取装置160における読取部310aの構成を示す図である。読取部310aと読取部310bとは上下関係が逆となるが、基本的構成は同じであるので、図4(a)、(b)では代表して読取部310aについて説明する。
4 (a) and 4 (b) are views showing the configuration of the
読取部310aは、ラインセンサ312a、コンタクトガラス315(透過部材)、搬送路314、対向ローラ313(対向部材)、揺動アーム317、偏心カム318、モータ319、付勢ばね320を有する。コンタクトガラス315は搬送路314に配置される。コンタクトガラス315は、透明なガラスで構成され、搬送路314に対して段差が生じないように面一に設置されている。対向ローラ313は、コンタクトガラス315に対向して配置されている。すなわち、対向ローラ313は、搬送路314に対してコンタクトガラス315と反対側に設けられる。ラインセンサ312aは、コンタクトガラス315と対向ローラ313との間を搬送路314に沿って搬送される原稿を、コンタクトガラス315を介して読み取り可能な位置に配置されている。ラインセンサ312aは、コンタクトガラス315を介して原稿を読み取る。
The
対向ローラ313の表面は黒色に加工されている。表面が黒色であることで、白色紙である原稿との輝度差が大きくなり、原稿の紙端部の位置を精度良く検出できるようになる。なお、対向ローラ313の表面の色は、白色紙との輝度差を十分に確保できる色であればよく、黒色以外でも構わない。
The surface of the opposing
対向ローラ313は、原稿とラインセンサ312aとの間の距離を所定の範囲内に保つ役割を担っている。原稿とラインセンサ312aとの間の距離を所定の範囲内に保つことで、安定した画像読取を行うことができる。対向ローラ313は、通過する紙厚に応じて昇降可能な構成となっている。すなわち、対向ローラ313は、コンタクトガラス315ないしラインセンサ312aとの距離を可変に構成されている。
The opposing
厚紙の場合は対向ローラ313がコンタクトガラス315から遠ざかり(ここでは上昇し)、薄紙の場合は対向ローラ313がコンタクトガラス315に接近(ここでは降下)する。これにより、紙の厚みにかかわらず、原稿とラインセンサ312aとの間の距離を所定の範囲内に保つことができる。図4(a)、(b)ではそれぞれ、コンタクトガラス315に対する対向ローラ313の接近状態(ここでは降下状態)、離間状態(ここでは上昇状態)が示されている。
In the case of thick paper, the opposing
対向ローラ313の昇降制御は、揺動アーム317、偏心カム318、モータ319、付勢ばね320によって行われる。主にモータ319が、対向ローラ313を駆動する駆動手段となる。対向ローラ313は揺動アーム317に固定されている。モータ319が偏心カム318を回転させると、偏心カム318が揺動アーム317と接する当接点と揺動アーム317の回転中心との距離Δa、Δb(Δa<Δb)が変化する。
The elevating control of the opposing
接近状態(図4(a))では、揺動アーム317に対して下方向に押す大きな力が働き、水平方向に対する揺動アーム317が成す鋭角(角度θ)が小さくなる(角度θa)。そのため、対向ローラ313とコンタクトガラス315と間の距離Lが小さくなる(第1の距離La)。離間状態(図4(b))では、揺動アーム317に加わる下方向に押す力が小さく、且つ付勢ばね320によって揺動アーム317に上方向の力が働く。そのため、角度θが大きくなり(角度θb)、距離Lが大きくなる(第2の距離Lb)。第2の距離Lbは第1の距離Laより長い。このように、対向ローラ313は昇降可能となっている。
In the approaching state (FIG. 4A), a large downward pushing force acts on the
なお、読取部310bにおいては、対向ローラ313の昇降動作によるコンタクトガラス315への離接方向は読取部310aとは逆になる。すなわち、読取部310bにおいては、対向ローラ313が上昇することでコンタクトガラス315に対して接近状態となり、対向ローラ313が降下することでコンタクトガラス315に対して離間状態となる。このように、対向ローラ313は、接近状態(第1の位置)と、第1の位置よりコンタクトガラス315から離間した離間状態(第2の位置)とへ移動可能である。
In the
図5(a)〜(e)は、ごみ検出方法を説明するための模式図である。読取部310aと読取部310bとによるごみ検出方法は方向が異なるだけで基本的に同様である。従って、図5では代表して読取部310aによるごみ検出方法について説明する。各図では、ラインセンサ312a、コンタクトガラス315、対向ローラ313、搬送路314が図示されると共に、その隣に、ごみを検出する瑕疵判定処理による読み取り画像が図示されている。各図において、搬送方向(通紙方向)は左方であり、読み取り画像の副走査方向が、通紙方向と平行である。
5 (a) to 5 (e) are schematic views for explaining a dust detection method. The dust detection method by the
従来、一般に、画像瑕疵要因として、紙粉等で生じる白色のごみ(以下、白ごみ)が発生することが多い。ところが、上記特許文献1では対向面に白基準板を用いるので、白ごみが付着した場合、原稿の余白領域の画像と紙間の画像の両方とも全領域が白の画像となる。そのため、異物が白ごみである場合の検出精度が低いという問題がある。これに対し、本実施の形態では、対向ローラ313の表面を黒色とし、輝度を十分に低くしたので、特に白ごみの検出精度が高くなっている。
Conventionally, in general, white dust (hereinafter referred to as white dust) generated by paper dust or the like is often generated as a factor of image defects. However, since the white reference plate is used on the facing surface in the above-mentioned Patent Document 1, when white dust adheres, both the image of the margin area of the original and the image between the papers become an image in which the entire area is white. Therefore, there is a problem that the detection accuracy is low when the foreign matter is white dust. On the other hand, in the present embodiment, the surface of the opposing
本実施の形態における瑕疵判定処理では、実際の通紙をせずに読取部310aが画像を読み取る。従って、読み取られる画像は、コンタクトガラス315の表面と対向ローラ313の表面である。両者間にごみが存在した場合、そのごみとラインセンサ312aとの距離によっては読み取り画像にごみの存在が反映される。
In the defect determination process according to the present embodiment, the
図5(a)では、コンタクトガラス315と対向ローラ313との間にごみが存在しない。図5(b)、(c)ではコンタクトガラス315上に白ごみGが存在している。図5(d)、(e)では、対向ローラ313の表面に白ごみGが存在している。対向ローラ313の昇降位置に関しては、図5(a)(b)(d)は接近状態、図5(c)(e)は離間状態を示している。
In FIG. 5A, there is no dust between the
図5(a)に示す状態で、ラインセンサ312aにより画像を取得すると、実質的に対向ローラ313の黒い表面が読み取られる。そのため、読取画像は、全領域が黒色の画像となる。なお、読み取り時間は通紙時間と同じ程度とするが、副走査方向の長さが、ごみの影響がわかる長さとなる程度に時間を確保すればよく、特に限定はない。
When an image is acquired by the
図5(b)に示す状態で取得された読取画像には、コンタクトガラス315上の白ごみGに起因して、主走査方向における1か所に、副走査方向に延びる白ラインが現れる。図5(c)に示す状態で取得された読取画像にも、図5(b)と同様に白ラインが現れる。これは、図5(b)に示す状態と図5(c)に示す状態とで、ラインセンサ312aから白ごみGまでの距離がほとんど変わらないからである。
In the scanned image acquired in the state shown in FIG. 5B, a white line extending in the sub-scanning direction appears at one place in the main scanning direction due to the white dust G on the
図5(d)に示す状態で取得された読取画像には、対向ローラ313上の白ごみGに起因して、図5(c)と同様に、主走査方向における1か所に、副走査方向に延びる白ラインが現れる。しかし、図5(e)に示す状態で取得された読取画像には、白ラインがほとんど発生せず、全領域が黒色の画像となる。これは、図5(d)に示す状態に比べて、図5(e)に示す状態では、ラインセンサ312aから白ごみGまでの距離が長くなっているからである。すなわち、白ごみGがラインセンサ312aの焦点位置から外れるため、読取画像に輝度値として現れにくくなるからである。
In the scanned image acquired in the state shown in FIG. 5 (d), due to the white dust G on the opposing
このように対向ローラ313上の主走査範囲に白ごみGが付着した場合、対向ローラ313の昇降位置によって読取画像に違いが生じる。そこで、本実施の形態では、制御手段としてのCPU114は、対向ローラ313の昇降前後の2つの読取画像データを用いて、白ごみGの付着位置がコンタクトガラス315上であるか、それとも対向ローラ313上であるかを特定する。まず、CPU114は、接近状態で取得した読取画像に輝度の高い白部分があればごみが存在すると判定する。そして、CPU114は、ごみが存在すると判定した場合に、対向ローラ313を離間状態とし、離間状態で取得した読取画像にも輝度値の高い白部分がある場合は、ごみはコンタクトガラス315上に存在すると判定する。しかし、CPU114は、離間状態で取得した読取画像に輝度値の高い白部分がない場合は、ごみは対向ローラ313上に付着していると判定する。
When the white dust G adheres to the main scanning range on the opposing
図6は、ごみを検出するための瑕疵判定処理を示すフローチャートである。この処理は、ROM112に格納されたプログラムをCPU114がRAM113に展開して実行することにより実現される。この処理は、瑕疵判定処理の実行指令が入力されると開始される。この実行指令は、電源投入時のほか、濃度検知や印字位置検知の動作が終了したタイミングで入力される。あるいは、ユーザの指示に従って実行指令が入力されるようにしてもよい。
FIG. 6 is a flowchart showing a defect determination process for detecting dust. This process is realized by the
図6では、代表して読取部310aによる読み取り動作について説明する。なお、読取部310bによる動作は読取部310aと並行して実行されてもよいし、読取部310aとは独立したタイミングで実行されてもよい。図6では読取部310aに関して説明するので、対向ローラ313の昇降制御に関して、降下制御は接近制御、上昇制御は離間制御となる。
FIG. 6 typically describes a reading operation by the
ステップS101において、CPU114は、モータ制御部304を制御することで、対向ローラ313を接近(降下)制御し、コンタクトガラス315と対向ローラ313の距離を接近状態(第1の距離La)にする。ステップS102で、CPU114は、第1読取画像を取得する。ここで、第1読取画像は、コンタクトガラス315に対する対向ローラ313の接近状態時に、通紙することなくラインセンサ312aから取得される読取画像である。
In step S101, the
ステップS103において、CPU114は、第1読取画像に異常(画像瑕疵)があるか、すなわち、ごみ(画像瑕疵要因)を示す輝度部分が存在するか否かを判別する。ここでは、CPU114は、主走査方向における全画素において、所定の輝度値以上の画素があるかどうかでごみの有無を判定する。対向ローラ313は黒色であるため、白ごみがなければ主走査方向の全画素が所定の輝度値以下になる。しかし、白ごみがあれば、白ごみがある主走査位置の輝度値が所定の輝度値以上となり、副走査方向に延びる白ラインが現れる(図5(b)、(c)、(d)参照)。
In step S103, the
そして、第1読取画像に異常がない場合(図5(a)参照)は、CPU114は、ステップS104で、ごみは無いと判定し、図6に示す処理を終了する。しかし、第1読取画像に異常がある場合は、対向ローラ313とコンタクトガラス315との間にごみがあると判定して、処理をステップS105に進める。
Then, when there is no abnormality in the first scanned image (see FIG. 5A), the
ステップS105では、CPU114は、モータ制御部304を制御することで、対向ローラ313を離間(上昇)制御し、コンタクトガラス315と対向ローラ313の距離を離間状態(第2の距離Lb)にする。ステップS106で、CPU114は、第2読取画像を取得する。ここで、第2読取画像は、コンタクトガラス315に対する対向ローラ313の離間状態時に、通紙することなくラインセンサ312aから取得される読取画像である。
In step S105, the
ステップS107において、CPU114は、第2読取画像に異常(画像瑕疵)があるか否かを判別する。ここでの、ごみ有無の判定手法はステップS103と同様である。そして、第2読取画像に異常がある場合は(図5(c)参照)、CPU114は、ステップS109で、ごみはコンタクトガラス315上に存在すると判定し、図6に示す処理を終了する。一方、第2読取画像に異常がない場合は(図5(e)参照)、CPU114は、ステップS108で、ごみは対向ローラ313に存在すると判定し、図6に示す処理を終了する。
In step S107, the
なお、ステップS108,S109では、CPU114は判定結果を報知する。すなわち、CPU114は、ごみがある旨と、ごみがあると判定した箇所(コンタクトガラス315なのか対向ローラ313なのか)とを知らせるための報知処理を実行する。この報知処理には、ごみが存在する箇所の清掃を促す旨が含まれる。また、ステップS104では、ごみが無い旨を報知する。報知処理は、操作パネル120上に表示されるが、音声によってもよい。
In steps S108 and S109, the
本実施の形態によれば、CPU114は、コンタクトガラス315に対して対向ローラ313を第1の距離Laに位置させた状態で、通紙せずに読取部310a、310bから出力された第1読取画像を取得する。第1読取画像に異常があると、CPU114は、ごみがあると判定し、対向ローラ313を第2の距離Lbに位置させた状態で、通紙せずに読取部310a、310bから出力された第2読取画像を取得する。そしてCPU114は、第2読取画像に基づいて、ごみの箇所を判定する。これにより、汚れまたは傷による画像瑕疵要因が、コンタクトガラス315または対向ローラ313のいずれに存在するかを判定することができる。すなわち、読取画像の異常を高精度に判定ことができる。
According to the present embodiment, the
また、第1読取画像に画像異常がない場合は、第2読取画像を取得することなく画像瑕疵要因が存在しないと判定するので、第2読取画像を取得する動作を無駄に実行することがない。 Further, when there is no image abnormality in the first scanned image, it is determined that there is no image defect factor without acquiring the second scanned image, so that the operation of acquiring the second scanned image is not wastefully executed. ..
なお、存在箇所を判定する対象は白ごみに限定されないが、対向ローラ313の輝度を、白色紙の輝度よりも低くしたことで、白ごみの判定が容易となっている。このことは、原稿の紙端部(エッジ)の位置を精度良く検出するために対向ローラ313を黒色にする場合に好都合でもある。
The target for determining the existence location is not limited to white dust, but the brightness of the opposing
ところで、対向ローラ313は円筒状部材であるが、回転しない部材である。しかし、対向ローラ313は回転部材であってもよい。対向ローラ313が回転する構成では、対向ローラ313の円周方向に白色のすじ(以下、白すじ)が発生する場合がある。この場合、対向ローラ313が回転しない構成の場合と同様の問題が発生する。対向ローラ313に白すじが発生した場合の読取画像は、主走査方向における一部に輝度の高い白部分が生じる。一方、コンタクトガラス315上に白ごみが付着した場合も、同じく主走査方向における一部に輝度の高い白部分が生じる。そのため、画像瑕疵要因が、対向ローラ313の白すじか、コンタクトガラス315の白ごみかを区別することができない場合がある。
By the way, the opposing
しかし、本実施の形態の瑕疵判定処理を適用すれば、この画像瑕疵要因を特定することができる。例えば、対向ローラ313の離間状態での読取画像に輝度の高い白い部分がない場合、画像瑕疵要因は対向ローラ313に存在し、読取画像に輝度の高い白い部分がある場合は、画像瑕疵要因はコンタクトガラス315に存在すると特定できる。
However, if the defect determination process of the present embodiment is applied, the cause of this image defect can be identified. For example, if there is no high-brightness white part in the scanned image of the opposing
なお、読み取り手段として読取部310a、310bの2つを設けたが、読み取り手段が1つの構成にも本発明を適用可能である。なお、透過部材の例としてコンタクトガラス315を挙げたが、透過部材はガラス素材に限定されない。
Although two
なお、本発明の画像読取装置には読取装置160が該当するが、瑕疵判定処理を実行するCPUは読取装置160に備えられる構成としてもよい。また、本発明の画像読取装置は画像形成機能を有してもよい。従って、読取装置160とプリンタ150とが一体となった装置を本発明の画像読取装置としてもよい。あるいは、画像形成装置100を本発明の画像読取装置としてみなしてもよい。
Although the image reading device of the present invention corresponds to the
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。 Although the present invention has been described in detail based on the preferred embodiments thereof, the present invention is not limited to these specific embodiments, and various embodiments within the scope of the gist of the present invention are also included in the present invention. included.
114 CPU
310a、310b 読取部
312a、312b ラインセンサ
313 対向ローラ
315 コンタクトガラス
319 モータ
114 CPU
310a,
Claims (5)
前記搬送路に対して前記透過部材と反対側に設けられ、第1の位置と、前記第1の位置より前記透過部材から離間した第2の位置とへ移動する対向部材と、
前記搬送路に沿って搬送されるシート上の画像を前記透過部材を介して読み取る読み取り手段と、
前記対向部材の位置を制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、前記対向部材を前記第1の位置に制御した状態で、通紙せずに前記読み取り手段から出力された第1読取画像と、前記対向部材を前記第2の位置に制御した状態で、通紙せずに前記読み取り手段から出力された第2読取画像とに基づいて、読取画像に生じる異常の原因が、前記透過部材または前記対向部材のいずれに存在するかを判定することを特徴とする画像読取装置。 A transparent member placed in the transport path where the sheet is transported, and
An opposing member provided on the opposite side of the transport path from the transmission member and moving from the first position to a second position separated from the transmission member.
A reading means for reading an image on a sheet conveyed along the transfer path through the transmission member, and
It has a control means for controlling the position of the facing member.
The control means controlled the first read image output from the reading means and the facing member to the second position in a state where the facing member was controlled to the first position. In this state, it is determined whether the cause of the abnormality occurring in the scanned image exists in the transparent member or the opposing member based on the second scanned image output from the scanning means without passing the paper. An image reader characterized by.
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