JP2021162970A - 移動体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体装置に実装されたストレージ装置が、ガベージコレクションを含むバックエンドオペレーション実行中5G無線を介してクラウドサーバーに対してデータの読み書きを行うと、読み書き性能が低下する。【解決手段】移動体装置が5G無線アクセスポイントに接近したとき、ナビECU621はストレージコントローラ672に対しバックエンドオペレーションの中断を指示し、前記アクセスポイントから離れたとき、前記バックエンドオペレーションの実行を許可する。【選択図】図6

Description

本開示は、外部通信端子と無線通信を実施する内部通信端子、ならびにデータを記録する半導体メモリを使用したストレージ装置を備えた移動体装置、特に自動車をはじめとする車両に関するものである。
NANDフラッシュメモリ等、大容量かつ不揮発性の半導体メモリを備え、高速でのデータ処理が可能な、ストレージ装置が市場に普及している。当初はSDカードのような小型カード形状で、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、デジタルカメラといった民生機器向けの比較的低容量の商品が中心であった。しかし昨今、半導体メモリの価格低下や信頼性の向上に伴い、サーバーなど大容量のデータを取り扱う機器においても半導体メモリが使用されるようになってきている。
一方、自動車に搭載される各種機器は、従来の機構部品により制御されるものから、電子回路もしくはソフトウェアにより制御されるものが多くなってきている。自動車では、回転運動や油圧など物理現象を用いて制御する機器が不可欠であるが、光、温度、位置などの物理量を電気信号に変換するセンサー、逆に電子回路が生成した電気信号を物理的運動に変換するアクチュエーターの機能向上により車載機器の電子化が加速した。センサーやアクチュエーターを実装し、電子回路を用いて車両を制御する機器をECU(Electronic Control Unit)という。
加えて、無線およびネットワーク技術の発達により、車両と車外のアクセスポイントとの間で無線通信を行うことが可能になってきている。これらの車両は、アクセスポイントを介して、大量のデータを格納可能な車外のクラウドサーバーと通信が可能である。
図1はクラウドサーバーと通信が可能なネットワーク車両の構成について説明した図である。図1において、101は車内の各機器がネットワークで相互通信可能なネットワーク車両、102は大容量のデータを格納可能なクラウドサーバー、103はクラウドサーバー102と通常有線ネットワークで接続され、ネットワーク車両101と無線通信を行うために道路、交差点などに配置されたAP(アクセスポイント)、111は車両に装着され、AP103と直接無線通信を行うDCM(Data Communication Module)、112は各種車内ネットワークを相互に通信可能とする機器であるゲートウェイ、121は走行ルートの検索およびドライバーへの案内を行うナビECU、122はネットワーク車両101の走行位置を検出してナビECU121に通知するGPS、123は、ナビECUに実装されたストレージ、131は車内で音楽や動画を再生するカーAV用ECU、132はカーAV用ECU131に実装されたストレージ、141はエンジンの制御を行うエンジンECU、142はエンジンECU141に実装されたストレージ、151はブレーキの制御を行うブレーキECU、152はブレーキECU151に実装されたストレージ、161はハンドルの制御を行うパワステECU、162はパワステECU161に実装されたストレージである。
ナビECU121、カーAV用ECU131は、IVI系ネットワークに属し、エンジンECU141、ブレーキECU151、パワステECU161は走行系ネットワークに属し、必要に応じてゲートウェイ112を介してDCM111と通信することが可能である。なお、ECUの数、種別、およびネットワークの種類は、図1に示されているものに限らない。
各ECUは、プログラムやデータを格納するためのストレージ、ならびにそれぞれの機能を実現するために必要なセンサー、アクチュエーター等の周辺機器が実装されている。例えばナビECU121には、現在の車両の走行位置を検出する周辺機器の一種であるGPS122が接続され、ナビECU121に実装されているストレージ123に格納された地図データと照合しながら、目的地への走行ルートを案内する。またエンジンECU141は、アクセルやブレーキの動きと連動してエンジン回転数を制御するアクチュエーター、エンジン回転数を検知してドライバーに通知するためのセンサーが実装されている。
ネットワーク車両101は、DCM111およびAP103を介してクラウドサーバー102にアクセスし、クラウドサーバー上のデータを読み出してネットワーク車両101内のストレージ123、132、142、152、162に格納したり、逆に前記ストレージに格納されているデータをクラウドサーバー102に書き込んだりすることができる。例えば、ナビECU121に実装されているストレージ123に格納されている地図データと、クラウドサーバー102上に格納されている地図データとを比較して、後者の方が新しいと判定された場合、ナビECU121は、クラウドサーバー102から新しい地図データを取得し、自身のストレージ123に格納されている地図データに上書きすることで、常に最新の地図データを利用することができる。また走行系ネットワークに属する各ECUのログをストレージに記録し、そのデータをクラウドサーバー102に適宜アップロードすることで、ネットワーク車両101の操作の詳細を解析することが可能になる。この解析結果を各種自動車保険の等級判定等に活用しようとする動きがある。
図2は、ストレージ123の内部構成について説明した図である、なお、図1に記載されている他のストレージも同様の構成を持つ。
ストレージは、外部インターフェース201、ストレージコントローラ202、主としてNANDフラッシュメモリで構成される半導体メモリ203から構成される。半導体メモリは複数のブロック204から構成され、さらにブロック204は複数のページ205から構成される。
外部インターフェース201は、外部機器と命令やデータをやり取りするための通信路で、ストレージ123の場合は、ナビECU121と命令やデータの授受を行うことができる。ストレージコントローラ202は、外部機器からの命令もしくはストレージコントローラ202内に実装されたアルゴリズムに応じて、半導体メモリ203に対しデータの読み書きを含む処理を行う。
大容量の半導体メモリ203を実現するNANDフラッシュメモリは、以下のような特性をもつ。
(1) 書き込みはページ単位
(2) 消去はブロック単位
(3) データ記録済のページは、いったん消去しないとデータを書き込めない
(4) 各ブロックの書き込みおよび消去の回数には上限がある
上記半導体メモリの特性をふまえ、メモリ利用の効率化のためのガベージコレクション、メモリ寿命を長くするためのウェアレベリングという技術が存在する。
図3は、半導体メモリにおけるガベージコレクションの動作について説明した図である。図3(a)は、ブロックA、ブロックB、ブロックCが存在し、ブロックAには、有効データが格納されている5つの有効データページaからe、およびデータは記録されているが当該データはもはや無効である2つの無効データページ、および1つの空きページが存在する。ブロックBには、3つの有効データページfからh、2つの無効データページ、および3つの空きページが存在する。ブロックCは8つすべてのページが空きページである。
一般に半導体メモリは、空き領域が連続しているほうが書き込み性能が向上し、かつ書き込み後のデータ管理が楽になる。そこですべて空きページからなる空きブロックを可能な限り増やしてメモリ記録効率を高くするために、ストレージコントローラ202は以下のような作業を行う。
はじめに、図3(a)において、ブロックAのページaからe、およびブロックBのページfからhを、ブロックCの空きページに移動(コピー)する。このとき、有効データページaからhの物理アドレスは変更されるが、外部機器からデータアクセスする際に使用される論理アドレスは変更しないことが求められる。よって論理アドレスと物理アドレスとの関係を示すアドレス変換テーブルを更新して、ガベージコレクションを実施した後でも、外部機器から有効データに正しくアクセスできるようにする。
ブロックAのページaからe、およびブロックBのページfからhであったページは、データは記録されているがもはや保持不要であるため、無効データページとなる。図3(b)はこの状態を示している。
図3(b)において、ブロックA、ブロックBは無効データページまたは空きページのみから構成されているため、ブロック全体を消去可能である。そこでブロックA、ブロックBを消去すると、図3(c)の状態になる。このとき、空きブロックが2つ存在することになり、図3(a)の状態よりメモリ記録効率が高くなる。
図4は、半導体メモリにおけるウェアレベリングの動作について説明した図である。図4(a)では、ブロックA内に存在する各ページの書き換え回数の最大値を99とする。このときブロックAの最大書換回数を99と定義する。同様にブロックB、ブロックCの最大書換回数をそれぞれ10、1とする。
前述したようにNANDフラッシュメモリは書き換え回数の上限に達すると、消去を含む書き換えが不可能になる。書き換え回数の上限は、NANDフラッシュの種別により異なるが、一般的に1つのメモリセルにつき1bitのデータを保持できるSLC(Single Level Cell)の場合約1万回、1つのメモリセルあたり3bitのデータを保持できるTLC(Triple Level Cell)の場合1千回弱と言われている。
そこで、以下の操作を行うことで、特定のブロックに書き換えが集中することのないよう、ストレージコントローラ202は以下のようなウェアレベリングを実行する。
図4(a)において、ブロックAの最大書換回数が99で、他のブロックより最大書換回数の数値が大きいので、外部機器からブロックAに対応する論理アドレスへの書き込みが多いことが分かる。このとき、ブロックAの有効データをすべてブロックCに移動(コピー)する。そしてガベージコレクションの場合と同様、アドレス変換テーブルを更新する。
その結果、ブロックAの最大書換回数は99のまま各ページは無効データページとなり、ブロックCの最大書換回数は2となる。このとき、ブロックAを消去しない状態にすれば、ブロックAへのデータ書き込みが行われず最大書換回数の増加を抑止することができる。この結果、各ブロックの書き換え回数が均等化されることで、半導体メモリの長寿命化を実現する。
ネットワーク車両については特許文献1、ガベージコレクションについては特許文献2に記載されている。
特開2017−220091号公報 特開2012−033002号公報
昨今、無線通信の分野でさらなる高速通信を実現する5G無線通信が実用化されつつある。5G無線通信は、無線通信可能な範囲は限定されるものの、工場や建築現場など、限られた区域での高速、低遅延通信技術として脚光を浴びている。そしてこの5G無線通信を車両ネットワークに適用することが検討されている。
また、図1に記載した従来のネットワーク車両では、各ECUが個別にストレージを実装しており、あるECUから別のECUに実装されているストレージにアクセスすることはできない。一方ストレージを構成する半導体メモリの容量は、通常数GB以上のものが多く、蓄積すべきデータ量が100MBに満たないECUであっても、前記数GBの半導体メモリを使用する必要がある。これらにより、従来のネットワーク車両101では、メモリ使用効率が悪くまたコスト増にもつながる。この課題を解決するため、従来各ECUに実装されていたストレージを統合することでメモリ使用効率を高め、結果的にメモリのコストダウンを実現する車載統合ストレージの導入が検討されている。
図5は、5G無線に対応し、かつ従来のストレージを統合した車載統合ストレージを備えたネットワーク車両の構成について説明した図である。図5において、501はネットワーク車両、502はクラウドサーバー、503は5G無線通信が可能な5G−AP、511は5G無線通信が可能な5G−DCM、512はゲートウェイ、521は走行ルートの検索およびドライバーへの案内を行うナビECU、522はネットワーク車両501の走行位置を検出してナビECU521に通知するGPS、531は車内で音楽や動画を再生するカーAV用ECU、541はエンジンの制御を行うエンジンECU、551はブレーキの制御を行うブレーキECU、561はハンドルの制御を行うパワステECU、571は従来ECUに実装されていたECUを統合した車載統合ストレージ、572は車載統合ストレージ571に内蔵されたストレージコントローラ、573は車載統合ストレージ571に内蔵された半導体メモリ、574は半導体メモリ573内のIVI系領域、575は同走行系領域である。車載統合ストレージ571は、ゲートウェイ512を介して、5G−DCM511およびネットワーク車両501の各ECUと接続されている。
図5に記載の各ECUに格納すべきデータは、車載統合ストレージ571内の半導体メモリ573の所定の場所に記録される。半導体メモリ573は、記録されるデータの種別に応じていくつかの領域に分割することが可能である。図5では、IVI系ネットワークに属するECUに関連するデータを記録するIVI系領域574、走行系ネットワークに属するECUに関連するデータを記録する走行系領域575等に分割されている。領域を適宜分割することにより、データ特性に応じた半導体メモリへのアクセス方法を定義することによる性能向上と、異なるネットワークに属するデータを混在させないことで、不用意なデータ消去、上書きの回避による信頼性向上を実現する。
ナビECU521で参照される地図データはIVI系領域574に記録されており、ナビECU521が起動したとき当該領域から地図データが読み出される。また走行系ネットワークに属するエンジンECU541、ブレーキECU551、パワステECU561のログは、それぞれゲートウェイ512を介して車載統合ストレージ571の走行系領域575に記録される。
ネットワーク車両501は、5G−AP503との距離が所定以内、すなわち5G−AP503との通信可能範囲に位置するとき、5G−AP503とネットワーク車両501に実装された5G−DCM511との間で高速、低遅延の通信することが可能である。例えばネットワーク車両501が5G−AP503との通信可能範囲に接近した時、クラウドサーバー502に格納されている大容量の最新地図データを読み出して、IVI系領域574に格納されている(古い)地図データと更新したり、走行系領域575に格納されているログをクラウドサーバー502に高速にアップロードすることが可能となる。
これまで説明したガベージコレクションやウェアレベリング(以後これらを総称してバックエンドオペレーションと呼ぶ)は、外部機器からの指示に基づくデータの読み書きの期間中に実施されるほか、外部機器からの指示がない場合でもストレージコントローラの判断で実行される場合もある。
しかしながら、ネットワーク車両501において、以下のような課題がある。
車載統合ストレージ571も半導体メモリ573から構成されているため、メモリ利用効率化のためのガベージコレクションやメモリ長寿命化のためのウェアレベリングを実行することが求められる。例えばガベージコレクション処理を実行中、外部機器からデータの書き込み要求を受けたとき、ガベージコレクションのデータ移動と外部機器からのデータの書き込みとを逐次的に実行する必要があるため、前記データ書き込みを行うためにより長い時間を必要とする。
一方5G無線はAPと通信できる範囲(距離)が限られているため、ネットワーク車両501は、所定の5G−AP503と通信可能な範囲を走行中、すなわち限られた時間以内に必要なデータをダウンロードすることが望ましい。しかしながら、ネットワーク車両501が5G−AP503に接近しているときに、ストレージコントローラ572がバックエンドオペレーションの実行を指示していると、5G−AP503と通信可能な範囲を走行中に必要なデータのダウンロードが完了しない恐れがある。なお、ネットワーク車両501が5G−AP503と通信可能な範囲で停止したり、上記の範囲を非常に低い速度で走行すれば、ダウンロード可能な時間は長くなりダウンロードが完了する確率が高くなるが、上記運転操作は円滑な交通流の妨げになるため、このような解決方法を取るべきではない。
以上の課題を鑑み、本開示ではネットワーク車両が限られた範囲を走行中に、5G無線を介した大容量データの車載統合ストレージへの読み書きを実現する移動体装置、すなわち車両を提供する。
本開示は、外部通信端子と通信を行うための内部通信端子と、データを記録するためのストレージとを備えた移動体装置であって、さらに前記移動体装置の位置情報を取得し、前記外部通信端子の位置情報を含む地図データを保持し、前記移動体装置の位置情報ならびに前記地図データを参照して、前記移動体装置の走行ルートを決定し、前記地図データから、前記走行ルート上に位置する前記外部通信端子の位置情報を抽出し、前記移動体装置と前記外部通信端子との距離が所定値以下の場合は前記ストレージの内部処理を中断させ、距離が所定値を超えている場合は前記ストレージの内部処理の実行を許可することを特徴とする。
本開示により、ネットワーク車両もしくは携帯端末に代表される移動体装置が5G−APに接近したときに、ガベージコレクションなどのストレージ装置内のバックエンドオペレーションを中断させることで、ストレージ装置に対するデータの読み書き時間の遅延を抑止する。その結果、移動体装置は5G無線を介したデータダウンロードおよびデータアップロードを所定時間以内に完了させることができるようになる。
従来のネットワーク車両の構成について説明したブロック図 ストレージの内部構成について説明した図 ガベージコレクションの動作について説明した図 ウェアレベリングの動作について説明した図 5G無線に対応し、車載統合ストレージを備えたネットワーク車両の構成について説明したブロック図 第1の実施の形態におけるネットワーク車両の構成について説明したブロック図 第1の実施の形態の動作について説明したフローチャート 第1の実施の形態にかかるナビECUのおよびAPキューの動作について説明した図 第1の実施の形態におけるバックエンドオペレーションの実行について説明したブロック図 第1の実施の形態におけるAVコンテンツデータのダウンロードの実行について説明したブロック図 第2の実施の形態におけるネットワーク車両の構成について説明したブロック図 第2の実施の形態の動作について説明したフローチャート 第2の実施の形態におけるバックエンドオペレーションの実行について説明したブロック図 第2の実施の形態におけるログデータのアップロードの実行について説明したブロック図 第3の実施の形態における携帯端末の構成について説明したブロック図 第3の実施の形態におけるバックエンドオペレーションの実行について説明したブロック図 第3の実施の形態におけるログデータのアップロードの実行について説明したブロック図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、同じ符号を付した構成要素については、すでに説明した発明が解決しようとする課題ならびに各実施の形態において同一の機能を有するものとする。
なお、本開示は、当業者が理解するための添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
[第1の実施の形態]
図6は、第1の実施の形態におけるネットワーク車両の構成について説明したブロック図である。図6では、本開示の第1の実施の形態にかかる移動体装置として、5G無線端子およびストレージ装置を備えたネットワーク車両の構成について説明がされている。
図6において、ネットワーク車両601はネットワーク通信機能を備えた車両である。
ネットワーク車両601はナビECU621を備える。
ナビECU621はAPの情報をキュー形式で格納するAPキュー622を備える。
ナビECU621はIVI(In−Vehicle Information)系領域574に記録されている地図データの一部を切り出したデータである部分地図データ623を記憶する。
ネットワーク車両601は車載統合ストレージ671を有する。ストレージコントローラ672は車載統合ストレージ671のコントローラである。
なお図示していないが、ナビECU621は、ドライバーが目的地の設定を行うためのGUIや、地図上の走行ルートを表示するモニタ等の入出力機器と接続されていてもよい。
なお本実施の形態では、ネットワーク車両601が5G−AP503周辺を通過するとき、クラウドサーバー502からAVコンテンツデータを取得してIVI系領域574に記録するものとする。
なお、5G−DCM511は本開示の内部通信端子を内蔵する。本開示の内部通信端子は外部と通信可能な機能を有するものであればDCMに限定されない。
図7は、第1の実施の形態にかかるネットワーク車両の具体的な動作について説明したフローチャートである。
図8は、第1の実施の形態にかかるナビECUのおよびAPキューの動作について説明した図である。図8では、本開示の移動体装置としてのネットワーク車両の一実施形態であるナビECU621およびナビECU621に内蔵されているAPキュー622について説明がされている。
図9は、第1の実施の形態におけるバックエンドオペレーションの実行について説明したブロック図である。図9では、第1の実施の形態において、ストレージコントローラ672がバックエンドオペレーションを実行している場合について説明がされている。
図10は、第1の実施の形態におけるAVコンテンツデータのダウンロードの実行について説明したブロック図である。図10では、第1の実施の形態において、ストレージコントローラ672がバックエンドオペレーションを中断してAVコンテンツデータをダウンロードしている場合について説明がされている。
以下、図6から図10を用いて、本開示の第1の実施の形態について説明する。
ドライバーが、ネットワーク車両601のエンジンをスタートする(S701)。S701の後に、ネットワーク車両601内に実装されているすべての機器、すなわち5G−DCM511、ゲートウェイ512、車載統合ストレージ671、およびナビECU621と図示されていないものも含めたすべてのECUが起動する。
続いて、ナビECU621は、GPS522を介して現在のネットワーク車両601の所在地として出発地の位置情報を取得する。出発地の位置情報とは情報取得時点のGPS位置情報である。ナビECU621は、車載統合ストレージ671内のIVI系領域574に格納されている地図データから、上記出発地を含む所定の範囲のデータを読み出し、図示していないRAM上に部分地図データ623としてロードする(S702)。
ドライバーがナビECU621のGUIを介して目的地を設定すると、ナビECU621は最適な走行ルートを決定し、モニタ上に表示する。同時に図8(a)に記載のように、走行ルートと部分地図データ623に記録されている5G−AP503の位置情報とを照合し、走行ルート上に位置する5G−AP503の少なくとも位置情報を含むAP情報を、出発地から近い順(または、走行ルートで経由する順。本開示では両者を含めて走行順とする。)にAP[1]、AP[2]、…、AP[N]という形で抽出し、図8(b)に示すようにAPキューに順次格納する(S703)。
なお、APは本開示の外部通信端子の一つである。外部通信端子にはAP以外にも通信端子としての機能を有するものが含まれる。
図8(b)に記載のように、APキュー622の先頭に位置するAP情報であるAP[X]が取得可能であるとき(値が存在するとき)、AP[X]を最寄AP情報として設定する。走行ルート決定直後はX=1が設定されるので、最寄AP情報はAP[1]となる(S704、S705a)。
ネットワーク車両601が走行ルートに沿って走行中、ナビECU621はGPS522から逐次取得されるネットワーク車両601の走行位置と、最寄AP情報であるAP[X]に格納されている位置情報とを照合し、ネットワーク車両601から最寄APまでの到達距離を検出する(S706)。上記到達距離がAメートル(Aは所定の数値)を超える場合(S706a)、ナビECU621は、図9に示すように、ストレージコントローラ672が、半導体メモリ573に対してバックエンドオペレーションを実行可能となるように設定する。
ネットワーク車両601から最寄APまでの到達距離がAメートル以下になったとき(S706b)、ナビECU621はストレージコントローラ672に対しバックエンドオペレーション中断を通知する(S707)。ストレージコントローラ672はバックエンドオペレーション中断を通知されるとバックエンドオペレーションを実行することが不可能となる。
そして、図10に示すように、ネットワーク車両601は、5G−AP503および5G−DCM511を介してしてクラウドサーバー502からAVコンテンツデータを高速にダウンロードし、IVI系領域574に格納する(S708)。AVコンテンツデータダウンロード中、ストレージコントローラ672はバックエンドオペレーションを中断しているので、バックエンドオペレーションによるダウンロード速度低下はなく、比較的大容量のAVコンテンツデータのダウンロードを完了できる確率が高くなる。
AVコンテンツデータのダウンロードが完了したとき、ストレージコントローラ672はナビECU621に対して、ダウンロード完了を通知する。
ナビECU621は、ダウンロード完了通知を受けたとき、もしくはネットワーク車両601が最寄APからDメートル離れたことを検知したとき(S709a)、ナビECU621はストレージコントローラ672に対し、バックエンドオペレーション実施許可を通知する(S710)。このとき、ストレージコントローラ672は図9のようにバックエンドオペレーションを実行可能である。
続いて、ナビECU621は、現在の最寄AP情報であるAP[X]をAPキュー622から排出し、AP[X+1]を最寄AP情報として更新する(S711)。AP[X+1]が存在すれば(705a)、最寄AP情報であるAP[X+1]に対して、706から711までの処理を実行する。もしAP[X+1]が存在しなければ(S705b)、フローは終了となる。
以上説明したように、第1の実施の形態では、走行ルート上の5G−AP503の位置情報を含むAP情報を取得し、ネットワーク車両601が5G−AP503と通信可能な範囲に存在するとき、バックエンドオペレーション処理を中断させることで、AVコンテンツデータに代表される大容量データのダウンロードを高い確率で完了させることができる。
なお、ネットワーク車両601と最寄APとの間の距離A、Dは5G−AP503が5G通信可能な範囲などの数値を考慮して設定される。たとえば、ネットワーク車両601が5G−AP503に接近するときのパラメータであるAは、5G−AP503の5G通信可能距離に若干のマージンを加算して設定される。一方ネットワーク車両601が5G−AP503から離れるときのパラメータであるDは、5G−AP503の5G通信可能距離と設定してもよい。また個々の5G−AP503の5G通信範囲が異なる場合、対応のAP情報に当該5G通信距離を格納しておき、最寄APが更新されるたびに、適切なA、Dの値を算出してもよい。
[第2の実施の形態]
図11は、第2の実施の形態におけるネットワーク車両の構成について説明したブロック図である。図11において、1101はネットワーク車両、1141はエンジンECU、1151はブレーキECU、1161はパワステECUである。
第1の実施の形態との違いは、走行系ネットワークに属するエンジンECU1141、ブレーキECU1151、パワステECU1161が、各々の動作記録を車載統合ストレージ671の走行系領域575にログデータとして逐次記録している点である。そして本実施の形態では、ネットワーク車両1101が5G−AP503周辺を通過するとき、走行系領域575に記録されているログデータをクラウドサーバー502にアップロードするものとする。
図12は、第2の実施の形態の動作について説明したフローチャートである。
図13は、第2の実施の形態におけるバックエンドオペレーションの実行について説明したブロック図である。図13においては、第2の実施の形態において、ストレージコントローラ672がバックエンドオペレーションを実行している場合が説明されている。
図14は、第2の実施の形態におけるログデータのアップロードの実行について説明したブロック図である。図14においては、第2の実施の形態において、ストレージコントローラ672がバックエンドオペレーションを中断してログデータをアップロードしている場合が説明されている。
以下、図11から図14を用いて、本開示の第2の実施の形態を、主として第1の実施の形態との相違点について説明する。
ドライバーが、ネットワーク車両1101のエンジンをスタートすると、第1の実施の形態と同様に、ナビECU621は走行ルート上に存在する5G−AP503の情報AP[1]、AP[2]、…、AP[N]をAPキュー622に格納する(S701、S702、S703)。
図8(b)に記載のように、APキュー622の先頭に位置するAP情報であるAP[X]が取得可能であるとき、AP[X]を最寄AP情報として設定する。走行ルート決定直後はX=1が設定されるので、最寄AP情報はAP[1]となる(S704、S705a)。
ネットワーク車両1101が最寄APまでの到達距離がA’メートル(A’は所定の数値)を超える場合(1201a)、図13に示すようにストレージコントローラ672は、半導体メモリ573に対してバックエンドオペレーションを実行可能である。
ネットワーク車両1101から最寄APまでの到達距離がA’メートル以下になったとき(S1201b)、ナビECU621はストレージコントローラ672に対しバックエンドオペレーション中断を通知する(S1202)。そして、図14に示すように、ネットワーク車両1101は、5G−DCM511および5G−AP503を介して走行系領域575に記録されているログデータをクラウドサーバー502に高速にアップロードする(S1203)。ログデータアップロード中、ストレージコントローラ672はバックエンドオペレーションを中断しているので、バックエンドオペレーションによるアップロード速度低下はないため、小容量サイズのログデータであれば確実にアップデートを完了させることができる。ログデータのアップロードが完了したとき、ストレージコントローラ672はナビECU621に対して、アップロード完了を通知する。
ナビECU621は、アップロード完了通知を受けたとき、もしくはネットワーク車両1101が最寄APからD‘メートル離れたことを検知したとき(S1204a)、ナビECU621はストレージコントローラ672に対し、バックエンドオペレーション実施許可を通知する(S1205)。このとき、ストレージコントローラ672は図13のようにバックエンドオペレーションを実行可能である。
以下、第1の実施の形態と同様、最寄AP情報を更新しながら1201から1206までの操作を繰り返し、APキュー622に最寄AP情報としてのAP[X]が存在しなくなったとき(705b)、フローは終了となる。
以上説明したように、第2の実施の形態では、5G無線を用いて車載統合ストレージ671からクラウドサーバー502へのデータアップロードを確実に実施することが可能となる。
なお、ネットワーク車両1101と最寄APとの間の距離A’、D’は、第1の実施の形態のA、Dと同様に算出することが可能である。
また、第1の実施の形態と第2の実施の形態とを同時に実施する場合は、扱うデータ量の規模が異なる為、A’、D’はA、Dよりも小さな値と設定することができる。
[第3の実施の形態]
図15は、第3の実施の形態における携帯端末の構成について説明したブロック図である。図15においては、本開示の第3の実施の形態にかかる移動体装置として、5G無線端子およびストレージ装置を備えた携帯端末の構成について、説明がされている。
図15において、1501は携帯端末、1511は携帯端末1501に実装された5G−通信端子、1512は携帯端末1501のCPU、1513はAPキュー、1514は部分地図データ、1522はGPS、1571は携帯端末1501に実装された統合ストレージ、1572はストレージコントローラ、1573は半導体メモリである。なお、5G−通信端子1511は、図6の5G−DCM511と同等の機能を有する。
本実施の形態における携帯端末1501の例として、スマートフォン、タブレット、ノート型PCなどが挙げられる。
なお本実施の形態において、APキュー1513はCPU1512上で動作するソフトウェアとして実現される。
図16は、第3の実施の形態におけるバックエンドオペレーションの実行について説明したブロック図である。図16においては、第3の実施の形態において、ストレージコントローラ1572がバックエンドオペレーションを実行している場合について説明がされている。
図17は、第3の実施の形態におけるログデータのアップロードの実行について説明したブロック図である。図17においては、第3の実施の形態において、ストレージコントローラ1572がバックエンドオペレーションを中断してAVコンテンツデータをダウンロードしている場合について説明がされている。
以下、図15から図17を用いて、本開示の第3の実施の形態について主として第1の実施の形態と異なる点について説明する。
携帯端末1501内のCPU1512は、GPS1522より取得される現在の携帯端末1501の所在地、すなわち出発地の情報を取得する。次にCPU1512は、統合ストレージ1571内に格納されている地図データから、上記出発地を含む所定の範囲のデータを読み出し、図示していないRAM上に部分地図データ1514としてロードする。
携帯端末1501のユーザーが目的地を設定すると、CPU1512は最適な移動ルートを決定し、第1の実施の形態の図8(a)と同様に、移動ルート上に位置する5G−AP503のAP情報を、出発地から近い順にAP[1]、AP[2]、…、AP[N]という形で抽出し、図8(b)と同様にAPキュー1513に順次格納する。
その後は、図7の704から711の処理を順次実行し、携帯端末1501と5G−AP503までの距離が所定値より大きい場合は、図16に記載のようにストレージコントローラ1572はバックエンドオペレーションを実行し、携帯端末1501と5G−AP503までの距離が所定値以下の場合は、CPU1512はストレージコントローラ1572に対しバックエンドオペレーションの中断を指示し、クラウドサーバー502から、5G−AP503、5G−通信端子1511を介して統合ストレージ1571内の半導体メモリ1573にダウンロードする。
以上説明したように、第3の実施の形態では、ネットワーク車両のみならず携帯端末1501においても、5G−AP503に近づくときにバックエンドオペレーションを抑止することで、AVコンテンツデータをはじめとする大容量データのダウンロードを高い確率で完了させることができる。
なお、本開示の各実施の形態の説明において、バックエンドオペレーションの中断および許可を、5G−AP503と5G−DCM511もしくは5G−通信端子1511との間の距離で判断していたが、距離の代わりに時間で判断することも可能である。この場合、ネットワーク車両601、もしくは携帯端末1501の移動速度に応じて、適宜時間に関する閾値を算出する。
また、本開示の第1および第2の実施の形態の説明において、AP情報の管理するためのAPキュー622をナビECU621に実装し、ナビECU621がストレージコントローラ672に対してバックエンドオペレーション中断および許可の指示を行っていたが、他のECU、もしくはゲートウェイ512や車載統合ストレージ671で実施することも可能である。
また、本開示の第1および第2の実施の形態の説明におけるネットワーク車両601内部のネットワークの種類は特に定められたものではなく、従来の車両向けネットワークであるCAN(Controller Area Network)のほか、イーサーネットやPCIeなどの高速ネットワーク(バス)を使用することも可能であり、種類が混在していても構わない。
また、本開示の第1および第2の実施の形態の説明において、エンジンスタート直後に決定した目的地を変更せず、かつ走行ルートから外れることなく車両が走行することを前提としていた。仮にドライバーが意図せず、もしくは故意に走行ルートから外れたルートを走行させたとき、もしくはドライバーが途中で目的地を変更した時、ナビECU621は現在のネットワーク車両601と目的地から新しい走行ルートを決定し、上記新しい走行ルート順にAP情報をAPキュー622に再設定する。すなわち、図7もしくは図12の703の処理から再スタートする。これは第3の実施の形態における携帯端末1501にも同様に適用できる。
本開示は、高速無線を介して外部のクラウドサーバーと通信可能かつストレージ装置を備えた車両、もしくは携帯端末を含む移動体装置に関する。
101 ネットワーク車両
102 クラウドサーバー
103 AP(アクセスポイント)
111 DCM
112 ゲートウェイ
121 ナビECU
122 GPS
123 ストレージ
131 カーAV用ECU
132 ストレージ
141 エンジンECU
142 ストレージ
151 ブレーキECU
152 ストレージ
161 パワステECU
162 ストレージ
201 外部インターフェース
202 ストレージコントローラ
203 半導体メモリ
204 ブロック
205 ページ
501 ネットワーク車両
502 クラウドサーバー
503 5G−AP
511 5G−DCM
512 ゲートウェイ
521 ナビECU
522 GPS
531 カーAV用ECU
541 エンジンECU
551 ブレーキECU
561 パワステECU
571 車載統合ストレージ
572 ストレージコントローラ
573 半導体メモリ
574 IVI系領域
575 走行系領域
601 ネットワーク車両
621 ナビECU
622 APキュー
623 部分地図データ
671 車載統合ストレージ
672 ストレージコントローラ
1101 ネットワーク車両
1141 エンジンECU
1151 ブレーキECU
1161 パワステECU
1501 携帯端末
1511 5G−通信端子
1512 CPU
1513 APキュー
1514 部分地図データ
1522 GPS
1571 統合ストレージ
1572 ストレージコントローラ
1573 半導体メモリ

Claims (6)

  1. 少なくとも外部通信端子と通信を行うための内部通信端子と、データを記録するためのストレージとを備えた移動体装置であって、
    前記移動体装置は、前記移動体装置の位置情報を取得し、
    前記外部通信端子の位置情報を含む地図データを保持し、
    前記移動体装置の位置情報ならびに前記地図データを参照して、前記移動体装置の走行ルートを決定し、
    前記地図データから、前記走行ルート上に位置する前記外部通信端子の位置情報を抽出し、
    前記取得された前記移動体装置の位置情報と、前記抽出された前記外部通信端子の位置情報とを参照して、前記移動体装置および前記外部通信端子との距離が所定値以下の場合、前記ストレージの内部処理を中断させ、前記距離が所定値を超えている場合、前記ストレージの内部処理の実行を許可する、
    移動体装置。
  2. 前記内部通信端子は、前記外部通信端子との距離が所定値以下の場合に、前記外部通信端子との間で無線通信を行う、請求項1に記載の移動体装置。
  3. 前記移動体装置は、前記走行ルート上に位置する前記外部通信端子の位置情報を走行順に並べ、前記外部通信端子の位置情報から、前記移動体装置の位置情報に対する最寄の前記外部通信端子の位置情報を最寄端子位置情報として特定し、前記移動体装置が前記最寄端子位置情報に対応する位置を通過するたびに、前記最寄端子位置情報を更新する、請求項1に記載の移動体装置。
  4. 前記ストレージの中断する前記内部処理は、ガベージコレクション、またはウェアレベリングの少なくとも一つである、請求項1に記載の移動体装置。
  5. 前記移動体装置は車両である、請求項1に記載の移動体装置。
  6. 前記移動体装置は携帯端末である、請求項1に記載の移動体装置。
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