JP2021158447A - 画像投影装置、画像投影方法及びプログラム - Google Patents

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浩 竹下
真哉 三原
Shinya Mihara
真哉 三原
礼子 近藤
Reiko Kondo
礼子 近藤
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Tomoki Sugiyama
友樹 杉山
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Tadashi Furukawa
直史 古川
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Abstract

【課題】投影される画像に新たな価値を付与すること。【解決手段】画像投影装置は、複数の投影画像が同一領域で重複した重複画像を形成するように、異なる画像投影角度から投影する複数の投影部と、複数の投影部の各々と組になるよう設けられて、それぞれの投影部の画像投影角度に対応する角度から同一領域を撮像して撮像画像を生成する複数の撮像部と、撮像画像に基づいて、投影部と同一領域との間の障害物の画像及び障害物により重複画像に生じた影領域、並びに障害物の画像を撮像した撮像部と組になる投影部を特定する特定部と、撮像画像に含まれる障害物の画像を抽出する抽出部と、抽出された障害物の画像を影領域に対応する位置及び大きさに補正した補正画像を生成する画像補正部と、障害物の画像を撮像した撮像部と組になる投影部と異なる投影部を制御して補正画像を投影させる制御部とを備える。【選択図】図8

Description

本発明は、画像投影装置、画像投影方法及びプログラムに関する。
一つの被投影対象に対して複数の画像投影装置から画像を投影して画像を形成する所謂プロジェクションマッピング技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、画像を投影する光が遮られる領域が生じる場合、係る領域に対する光の投影を禁止するよう画像投影装置を制御している。
特表2007−520945号公報
画像を投影する光の射線上に位置する出演者等のように、射線上の障害物に応じて投影される画像の内容を柔軟に変更することで新たな価値を付与することは、特許文献1記載の技術では不可能であった。そこで、画像の内容の柔軟な変更に対応可能な技術が求められていた。
本発明は、投影される画像に新たな価値を付与することができる画像投影装置、画像投影方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像投影装置は、複数の投影画像が同一領域で重複した重複画像を形成するように、異なる画像投影角度から投影する複数の投影部と、前記複数の投影部の各々と組になるよう設けられて、それぞれの投影部の画像投影角度に対応する角度から前記同一領域を撮像して撮像画像を生成する複数の撮像部と、前記撮像画像に基づいて、前記投影部と前記同一領域との間の障害物の画像及び障害物により前記重複画像に生じた影領域、並びに前記障害物の画像を撮像した撮像部と組になる投影部を特定する特定部と、前記撮像画像に含まれる前記障害物の画像を抽出する抽出部と、抽出された前記障害物の画像を前記影領域に対応する位置及び大きさに補正した補正画像を生成する画像補正部と、前記障害物の画像を撮像した撮像部と組になる投影部と異なる投影部を制御して前記補正画像を投影させる制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の画像投影方法は、複数の投影画像が同一領域で重複した重複画像を形成するように、異なる画像投影角度から投影する複数の投影装置の各々と組になるよう設けられて、それぞれの投影装置の画像投影角度に対応する角度から前記同一領域を撮像する複数の撮像装置が生成した撮像画像に基づいて、前記投影装置と前記同一領域との間の障害物の画像及び障害物により前記重複画像に生じた影領域、並びに前記障害物の画像を撮像した撮像装置と組になる投影装置を特定するステップと、前記撮像画像に含まれる前記障害物の画像を抽出するステップと、抽出された前記障害物の画像を前記影領域に対応する位置及び大きさに補正した補正画像を生成するステップと、前記障害物の画像を撮像した撮像装置と組になる投影装置と異なる投影装置を制御して前記補正画像を投影させるステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、複数の投影画像が同一領域で重複した重複画像を形成するように、異なる画像投影角度から投影する複数の投影装置の各々と組になるよう設けられて、それぞれの投影装置の画像投影角度に対応する角度から前記同一領域を撮像する複数の撮像装置が生成した撮像画像に基づいて、前記投影装置と前記同一領域との間の障害物の画像及び障害物により前記重複画像に生じた影領域、並びに前記障害物の画像を撮像した撮像装置と組になる投影装置を特定するステップと、前記撮像画像に含まれる前記障害物の画像を抽出するステップと、抽出された前記障害物の画像を前記影領域に対応する位置及び大きさに補正した補正画像を生成するステップと、前記障害物の画像を撮像した撮像装置と組になる投影装置と異なる投影装置を制御して前記補正画像を投影させるステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、投影される画像に新たな価値を付与することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像投影システムの構成を示す機能ブロック図である。 図2は、図1に示す機能ブロックを実現する構成の一例を示すブロック図である。 図3は、複数の投影装置による画像の投影及び複数の撮像装置による撮像を行うための被投射体と投影装置と撮像装置との位置関係の一例を示す図である。 図4は、第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。 図5は、投影装置による投影の画角内及び撮像装置による撮像の画角内に障害物OBがある場合の一例を示す図である。 図6は、第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。 図7は、補正画像が投影される場合の第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。 図8は、障害物及び影領域の検知に係る処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、本発明の第2実施形態における被投射体と投影装置と撮像装置との位置関係を示す図である。 図10は、第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、裏面画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。 図11は、第2実施形態において投影装置による投影の画角内及び撮像装置による撮像の画角内に障害物OBがある場合の一例を示す図である。 図12は、第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、裏面画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。 図13は、補正画像が投影される場合の第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、裏面画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。 図14は、1つの組P1として扱われる投影装置と撮像装置の各々の光軸の関係の一例を示す模式図である。 図15は、ハーフミラー90を介して投影装置が画像を投射する光軸と撮像装置が重複領域を撮像する光軸とが重なるよう設けられる構成の仕組みを示す模式図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像投影システム1の構成を示す機能ブロック図である。画像投影システム1は、複数の投影部と、複数の撮像部と、記憶部11と、画像取得部12と、特定部13と、抽出部14と、画像補正部15と、制御部16とを備える。図1及び後述する図11では、複数の投影部として、投影部21と投影部22とを例示している。また、図1及び後述する図11では、複数の撮像部として、撮像部31と撮像部32とを例示している。
図2は、図1に示す機能ブロックを実現する構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、画像投影システム1は、例えば複数の投影装置と、複数の撮像装置と、情報処理装置50とを備える。なお、図1及び図2並びに後述する図11及び図12では、情報処理装置50内のデータフローの流れを実線の矢印で示し、光学的な投影及び撮像を破線の矢印で示している。
情報処理装置50は、所謂コンピュータである。情報処理装置50と複数の投影装置61,62との接続及び情報処理装置50と複数の撮像装置71,72との接続形態は、有線によるものであってもよいし、無線によるものであってもよいし、有線と無線とが混在したものによってもよい。また、具体的な接続形態は、例えばUSB(Universal Serial Bus)のようなバスインタフェースであってもよいし、ネットワーク通信回線であってもよいし、専用に設けられた接続形態であってもよい。
図2に示す各投影装置は、1つの投影部を備える。図2及び後述する図12では、複数の投影装置として、投影装置61と投影装置62とを例示している。投影装置61,62は所謂プロジェクタであり、画像を被投射体80に投影する。被投射体80は、所謂スクリーンである。被投射体80は、例えば、拡散型、反射型又は回帰型のスクリーンであり、被投射面が視認されることを想定して設けられている。被投射体80は、透過型のスクリーンのように、被投射面の裏面が視認されることを想定して設けられていてもよい。
投影装置61は、投影部21を備える。投影装置62は、投影部22を備える。投影部21,22はそれぞれ、表示素子、表示素子に光を照射する光源、表示素子が反射又は透過した光を被投射体80に画像として収束させるレンズ等の光学部材、外部から入力される画像データに応じて表示素子を動作させる制御回路等を備える。表示素子の例として、エルコス(LCOS:Liquid Crystal On Silicon)デバイスやデジタル・ミラー・デバイス(DMD:Digital Mirror Device)又は液晶デバイスが挙げられるが、これらに限られるものでなく、適宜変更可能である。
図2に示す各撮像装置は、1つの撮像部を備える。図2及び後述する図12では、複数の撮像装置として、撮像装置71と撮像装置72とを例示している。撮像装置71は、撮像部31を備える。撮像装置72は、撮像部32を備える。撮像部31,32はそれぞれ、所謂デジタルカメラとして機能する撮像素子、撮像素子の出力に基づいて画像を生成して撮像画像として出力する回路等を備える。撮像素子の例として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ又はCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサが挙げられるが、これらに限られるものでなく、適宜変更可能である。
図3は、複数の投影装置による画像の投影及び複数の撮像装置による撮像を行うための被投射体80と投影装置61,62と撮像装置71,72との位置関係の一例を示す図である。図2及び図3に示すように、投影装置61と撮像装置71とは、1つの組P1として扱われる。すなわち、投影部21と撮像部31とは組P1になるよう設けられる。また、投影装置62と撮像装置72とは、他の1つの組P2として扱われる。すなわち、投影部22と撮像部32とは組P2になるよう設けられる。
図3では、投影装置61による投影の画角を、2つの実線L1が形成する鋭角内の範囲で示している。また、投影装置62による投影の画角を、2つの実線L2が形成する鋭角内の範囲で示している。図3に示すように、投影装置61と投影装置62は、被投射体80の重複領域81で各々の投影画像が重複して重複画像を形成するようにそれぞれ異なる画像投影角度から画像を投影するよう設置される。すなわち、図1及び図2に示す投影部21が投影する投影画像と投影部22が投影する投影画像による複数の投影画像が同一領域で重複した重複画像を形成するように、複数の投影部21,22は、それぞれ異なる画像投影角度から投影する。ここで、重複領域81は、当該同一領域として機能する。
図3では、撮像装置71による撮像の画角を、2つの破線L3が形成する鋭角内の範囲で示している。また、撮像装置72による撮像の画角を、2つの破線L4が形成する鋭角内の範囲で示している。図3に示す撮像装置71は、投影装置61と組になるよう設けられて組になる投影装置61の画像投影角度に対応する角度から重複領域81を撮像して撮像画像を生成する。また、撮像装置72は、投影部22と組になるよう設けられて組になる投影装置62の画像投影角度に対応する角度から重複領域81を撮像して撮像画像を生成する。すなわち、図1及び図2に示す撮像部31は、投影部21と組になるよう設けられて組になる投影部21の画像投影角度に対応する角度から重複領域81を撮像して撮像画像を生成する。また、撮像部32は、投影部22と組になるよう設けられて組になる投影部22の画像投影角度に対応する角度から重複領域81を撮像して撮像画像を生成する。
以下の説明では、特筆しない限り、投影部21によって投影される画像を第1投影画像とする。また、投影部22によって投影される画像を第2投影画像とする。また、投影された画像によって被投射体80の重複領域81で形成される画像を投影画像とする。また、撮像部31による撮像画像を第1撮像画像とする。また、撮像部32による撮像画像を第2撮像画像とする。
図4は、第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。図4に示す関係は、図3に示す配置に対応する関係である。なお、被投射体80に対して投影装置61,62が斜めから画像を投影し、撮像装置71,72が斜めから撮像することにより発生する画像の台形歪については、予め適切に補正されているものとする。例えば、図2の投影装置61の投影部21は、第1投影画像に対して設置位置に応じた所定の台形歪補正処理を行うように構成してもよい。また、図2の撮像装置71の撮像部31は、第1撮像画像に対して設置位置に応じた所定の台形歪補正処理を行うように構成してもよい。また、図2の投影装置62は投影装置61、撮像装置72は撮像装置71と同様に構成してもよい。ここで、所定の台形歪補正処理は、一般的に用いられる台形歪補正処理であればよい。
投影部21と投影部22は、後の記載で説明する画像補正部15による補正画像の生成が行われない限り、一方が画像の投影を行う。図4等では、記憶部11に記憶されている投影画像データ11b(図2参照)に対応する画像を投影部21が投影している場合を例示している。実施形態の説明では、記憶部11が記憶している投影画像データ11bに対応する画像が投影される場合を例としているが、投影される画像はこれに限られるものでない。画像投影システム1に接続された外部の記憶装置から読み出された投影画像データ、画像投影システム1に接続された外部の情報処理装置から入力された投影画像データ等に対応した画像が投影されてもよい。
図3に示すように、投影の画角内に障害物がない場合、図4に示す投影画像V1のように、投影部21によって投影された画像と同様の画像が重複領域81に形成される。また、投影の画角内に障害物がないのと同様、撮像画像の画角内にも障害物がない場合、図4に示す第1撮像画像31a及び第2撮像画像32aのように、撮像部31と撮像部32による撮像画像は、投影画像V1と同様の画像になる。
なお、後述する画像補正部15による補正画像の生成がない限り、投影部22は、画像を投影しない(図4参照)。図4等では、第2投影画像を黒の塗りつぶし矩形NLとすることで投影部22が画像を投影しないことを図示している。
図5は、投影装置61による投影の画角内及び撮像装置71による撮像の画角内に障害物OBがある場合の一例を示す図である。図6は、第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。図6に示す関係は、図5に示す配置に対応する関係である。
図5に示すように、投影装置61による投影の画角内及び撮像装置71による撮像の画角内に障害物OBがある場合、障害物OBが投影装置61による画像の投影のための投射光の一部を遮る。このため、図6に示す投影画像V2のように、障害物OBによって遮られた光に対応した影領域DAを含む画像が重複領域81に形成される。このように、投影部21と重複領域81との間に障害物OBがある場合、障害物OBによって投影画像V2に影領域DAが生じる。
また、撮像装置71による撮像の画角内に障害物OBがあるため、図6に示す第1撮像画像31bのように、影領域DAの内側に障害物OBが位置する画像が撮像部31によって撮像される。一方、撮像装置72による撮像の画角内には障害物OBはない。従って、図6に示す第2撮像画像32bのように、撮像部32による撮像画像は、投影画像V2と同様の画像になる。
なお、投影部21から重複領域81に画像を投影する光は、投影部21の光学素子を介して重複領域81側に向かって広がるように投射される。従って、第1撮像画像31bが示すように、影領域DAは、障害物OBの画像よりも大きくなる。
情報処理装置50は、撮像部31,32による撮像画像に基づいて、投影部21,22による画像の投影に係る処理を行う。
図2に示すように、情報処理装置50は、記憶部11と、演算部51とを備える。記憶部11は、ソフトウェア・プログラム(以下、単にプログラムと記載)及びデータを記憶可能な記憶装置を備える。記憶部11が備える記憶装置の例として、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ等が挙げられるが、これらに限られるものでなく、適宜変更可能である。記憶部11は、光ディスク等の記録媒体の読出装置と当該読出装置にセットされた記録媒体との組み合わせによってもよい。図2に示すように、記憶部11は、画像投影プログラム11aと、投影画像データ11bとを記憶する。画像投影プログラム11aは、演算部51が読み出して実行するプログラムである。
演算部51は、CPU(Central Processing Unit)のように、プログラムを読み出して実行処理することで各種の機能を実現する演算回路を備える。第1実施形態の演算部51は、画像投影プログラム11aを読み出して実行することで、図1及び図2に示す画像取得部12、特定部13、抽出部14、画像補正部15及び制御部16として機能する。
画像取得部12は、投影部21によって投影される画像を取得する。具体的には、画像取得部12は、例えば記憶部11から投影画像データ11bを読み出して取得する。画像取得部12によって取得された投影画像データ11bは、特定部13、画像補正部15による参照が可能になる。
特定部13は、撮像画像に基づいて、投影部21と重複領域81との間の障害物の画像及び障害物により重複画像に生じた影領域を特定する。具体的には、特定部13は、撮像部31,32による撮像画像の内容と画像取得部12が取得した画像の内容とを比較する画像解析を行う。より具体的には、特定部13は、投影画像データ11bの内容に対応した輝度分布の傾向を基準として、撮像部31,32による撮像画像の内容の輝度分布の傾向において輝度が低下している部分領域が生じていた場合、当該部分領域を影領域として特定する。一例として、影領域を特定する処理である画像解析は、第1撮像画像の影領域を特定する場合には、画像取得部12により第1投影画像を取得し、第1撮像画像と第1投影画像との差分を行い、差分信号を生成する。この差分信号に基づいて、輝度が一定量低下した部分領域を特定するように構成するとよい。同様に、第2撮像画像の影領域を特定する場合は、第2投影画像との差分から、輝度が一定量低下した部分領域を特定するように構成するとよい。また、当該影領域の内側にさらに輝度低下とは異なる輝度の変化や色の変化等の特徴的変化がある部分領域がある場合、当該部分領域を障害物の画像として特定する。例えば、第1撮像画像と第1投影画像との差分信号において、差分信号の差分量があり、輝度が一定量低下した部分の特徴とは異なる差分信号の部分領域を特定し、障害物の画像領域として特定するように構成してもよい。係る影領域及び障害物の画像の抽出によって、撮像部31による撮像画像と32による撮像画像のいずれに障害物が含まれているか判定可能になる。係る判定は、特定部13が行ってもよいし、制御部16が行ってもよい。また、特定部13において影領域を特定する際に、更に、影領域を生じさせる障害物を含む撮像画像を撮像する撮像部と組になる投影部を特定するように構成するとよい。撮像画像を撮像する撮像部に対応づけられている投影部は1つの組として構成されるため、撮像部が特定できれば、対応する投影部を容易に特定することができる。係る特定は、特定部13が行ってもよいし、制御部16が行ってもよい。更に、特定された投影部に関する情報を、記憶部11に記憶するようにしてもよい。
抽出部14は、撮像画像に含まれる障害物の画像を抽出する。具体的には、抽出部14は、特定部13によって障害物の画像として特定された領域を抽出する。抽出部14によって抽出された障害物の画像は、画像補正部15によって利用される。
画像補正部15は、抽出された障害物の画像を影領域に対応する位置及び大きさに補正した補正画像を生成する。具体的には、画像補正部15は、抽出部14によって抽出された障害物OBの画像の大きさを影領域DAの大きさに対応させるよう拡大する。拡大された障害物OBの大きさは、影領域DA以上であればよく、完全に厳密に影領域DAの大きさに一致していることは必須でない。また、画像補正部15は、拡大された障害物OBの画像の投影位置が影領域DAの位置になり、かつ、視認可能な他の画像が拡大された障害物OBの画像の周囲に投影されないよう処理された画像を補正画像として生成して出力する。より具体的には、画像補正部15は、拡大された障害物OBの画像の周囲に透過処理が施された画像であって、投影画像データ11bと同じ縦横画素数を有する画像を補正画像として生成する。なお、画像補正部15が行う処理における影領域DAの位置及び大きさの基準は、第2撮像画像32bによってもよいし、第1撮像画像31bによってもよいし、これらに微細な相違があった場合に平均化する等の処理を行うようにしてもよい。
制御部16は、画像投影システム1の各構成及び各機能構成を統括制御する。具体的には、第1実施形態の制御部16は、投影部に補正画像を投影させる。ここで、制御部16は、特定された影領域を生じさせる投影の画角内に障害物を含む撮像画像を撮像する撮像部と組になる投影部とは異なる投影部により、補正画像を投影させるようにするとよい。
図7は、補正画像が投影される場合の第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。図7に示す関係は、図5に示す配置に対応する関係である。また、図7は、図6に示す影領域DA及び障害物OBの画像が抽出された結果を受けて補正画像15aが生成された場合を想定している。図7等では、補正画像15aに含まれる、影領域に対応する位置及び大きさに補正された障害物OBの画像を拡大画像BOBとして図示している。
図7に示すように、制御部16は、補正画像15aを第2投影画像として投影部22に投影させる。なお、制御部16は、投影部21には投影画像データ11bの内容を投影させる。これによって、投影部21による投影画像データ11bに対応した投影に障害物OBが生じさせる影領域に重なるように、補正画像15aに含まれる拡大画像BOBが投影される。従って、図7に示す投影画像V3のように、投影画像V2における影領域DA(図6参照)が拡大画像BOBで置換された内容の画像が重複領域81に描画される。
また、図7に示す第1撮像画像31c及び第2撮像画像32cが示すように、図6に示す第1撮像画像31b及び第2撮像画像32bで撮像されていた影領域DAが拡大画像BOBで置換された撮像画像が得られる。制御部16は、係る第1撮像画像31c及び第2撮像画像32cに基づいて、影領域の補正が正常に行われたことを確認できる。
なお、図1及び後述する図11では、出力される画像のデータフローが画像取得部12から画像補正部15を介して投影部21に至るよう図示されているが、これに限られるものでない。画像取得部12から直接投影部21に至るデータフローがあってもよい。図1及び後述する図11で例示する構成では、画像補正部15は、投影部21に対しては、画像取得部12が取得した画像の内容に対応した出力をそのまま行う。
図8は、障害物及び影領域の検知に係る処理の流れを示すフローチャートである。係る処理が行われる前提として、画像取得部12が取得した画像に対応した投影部21による画像の投影が行われている。
まず、撮像部31,32が、重複領域81を撮像することで複数の撮像画像を取得する(ステップS1)。特定部13は、ステップS1の処理で取得された撮像画像に基づいて、影領域及び障害物の画像を検知する(ステップS2)。ステップS2の処理で、影領域及び障害物の画像が検知されなかった場合(ステップS2;No)、処理は終了する。
ステップS2の処理で、影領域及び障害物の画像が検知された場合(ステップS2;Yes)、抽出部14が、検知された障害物の画像を抽出する(ステップS3)。また、ステップS3の処理で抽出された障害物の画像を画像補正部15がステップS2の処理で検知された影領域の位置及び大きさに補正して補正画像を生成する(ステップS4)。そして、制御部16は、ステップS4の処理で生成された補正画像を投影部22に投影させる(ステップS5)。
その後も、ステップS1と同様、複数の撮像画像の取得が行われる。制御部16は、係る複数の撮像画像に基づいて、補正画像による障害物の画像が影領域にあてはめられたか判定する(ステップS6)。ステップS6の処理で、補正画像による障害物の画像が影領域にあてはめられたかと判定された場合(ステップS6;Yes)、処理は終了する。一方、ステップS6の処理で、補正画像による障害物の画像が影領域にあてはめられていないと判定された場合(ステップS6;No)、ステップS3の処理に戻る。
上述のとおり、第1実施形態では、影領域を生じさせた障害物に対応した画像を投影できる。すなわち、投影部21と被投射体80との間の障害物に応じて、予め投影が想定された画像の内容から変更された内容の画像を投影できる。従って、投影される画像に新たな価値を付与することができる。
より具体的な例を挙げると、投影部21と被投射体80との間に出演者等の動体が介在する場合であっても、投射される画像に単に影ができるような描画とは異なり、当該動体の態様に応じた内容を含む画像を投影できる。
[第2実施形態]
次に、第1実施形態とは異なる第2実施形態について説明する。第2実施形態の説明に係り、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
図9は、本発明の第2実施形態における被投射体85と投影装置61,62と撮像装置71,72との位置関係を示す図である。図9に示すように、第2実施形態では、被投射体85が採用される。被投射体85は、透過スクリーンのように、一面側から投影された画像をその裏面側から視認することを想定して設けられる。図9に示す投影装置61と被投射体85の位置関係によって、組P1の投影装置61が備える投影部21から投影された画像は、被投射体85を挟んで投影部21の反対側に面する被視認面86で裏面画像として視認される。また、被投射体85を挟んで組P1の反対側には、組P2が設けられる。すなわち、組P1と組P2とは被投射体85を挟んで対向するよう配置される。
なお、図9及び図11では撮像装置71,72の画角の図示を省略しているが、第2実施形態でも第1実施形態と同様、撮像装置71の画角が投影装置61の画角に対応し、撮像装置72の画角が投影装置62の画角に対応するよう設けられる。
図10は、第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、裏面画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。図10に示す関係は、図9に示す配置に対応する関係である。図10の裏面画像V4Rが示すように、被投射体85を挟んで投影部21の反対側に面する被視認面86で視認される裏面画像の内容は、投影部21が投影する投影画像データ11bの内容に対応する投影画像V4を左右反転した内容になる。また、図10の第2撮像画像32dと裏面画像V4Rとの対応関係が示すように、第2撮像画像の内容は、裏面画像の内容に対応する。それ以外の点では、第2実施形態における第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係は、図4を参照して説明した第1実施形態におけるこれらの関係と同様である。
図11は、第2実施形態において投影装置61による投影の画角内及び撮像装置71による撮像の画角内に障害物OBがある場合の一例を示す図である。図12は、第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、裏面画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。図12に示す関係は、図11に示す配置に対応する関係である。
図11に示すように、投影装置61による投影の画角内及び撮像装置71による撮像の画角内に障害物OBがある場合、障害物OBが投影装置61による画像の投影のための投射光の一部を遮る。このため、図11に示す投影画像V5のように、障害物OBによって遮られた光に対応した影領域DAを含む画像が重複領域81に形成される。また、図11に示す裏面画像V5Rのように、裏面画像の内容は、投影画像V5を左右反転した内容になる。従って、裏面画像V5Rにおける影領域DAの位置及び形状は、投影画像V5における影領域DAの位置及び形状を左右反転したものとなる。
図12に示す例では、投影画像V5と裏面画像V5Rとの間で影領域DAの位置のみが反転しているように見えるが、これは障害物OBが投影部21の光軸に対して左右対称の形状であることによる。障害物OBが左右非対称である場合、裏面画像V5Rにおける影領域DAの形状も、投影画像V5における影領域DAの形状を左右反転したものとなる。
また、撮像装置71による撮像の画角内に障害物OBがあるため、図12に示す第1撮像画像31eのように、影領域DAの内側に障害物OBが位置する画像が撮像部31によって撮像される。一方、図12に示す第2撮像画像32eのように、撮像部32による撮像画像は、裏面画像V5Rと同様の画像になる。
図13は、補正画像が投影される場合の第1投影画像と、第2投影画像と、投影画像と、裏面画像と、第1撮像画像と、第2撮像画像との関係の一例を示す図である。図13に示す関係は、図5に示す配置に対応する関係である。また、図13は、図12に示す影領域DA及び障害物OBの画像が抽出された結果を受けて補正画像15aが生成された場合を想定している。
第2実施形態の画像補正部15は、補正画像の生成に際して、さらに、拡大した障害物の画像を左右反転して反転画像とする。また、第2実施形態の画像補正部15が行う処理における影領域DAの位置及び大きさの基準は、図12に示す第2撮像画像32eのように、撮像部32の撮像内容に基づいたものとなる。係る第2実施形態の画像補正部15の処理は、第2実施形態の制御部16が行ってもよい。
図13では、障害物OBに基づいて生成された反転画像MOBを例示している。図13では、障害物OBに付された1本の対角線の向きと反転画像MOBに付された1本の対角線の向きとが左右対称になっていることで、反転画像MOBが障害物OBを左右反転して拡大したものであることを示している。
また、図9を参照して説明したように、組P1と組P2とは被投射体85を挟んで対向するよう配置される。従って、投影部22は、被投射体85を挟んで投影部21の反対側、すなわち、被視認面86に正対する側から補正画像を投影する。ここで、拡大された障害物の画像が反転画像とされ、影領域DAの位置及び大きさの基準が撮像部32の撮像内容に基づいたものとなっている。このため、補正画像Mに含まれる反転画像Mの位置及び形状は、図12に示す投影画像V5及び図13に示す投影画像V6における影領域DAの位置及び形状を左右反転したものに対応する。これによって、図13の裏面画像V6Rが示すように、組P1と組P2とが被投射体85を挟んで対向するよう配置される第2実施形態の構成においても、影領域に対応するよう拡大された障害物の画像があてはめられた画像を投影できる。
上述のとおり、第2実施形態のように、第1実施形態と異なる投影部及び撮像部の配置によっても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、各実施形態において、1つの組として扱われる投影部と撮像部とは、投影部による画像の投影の光軸と撮像部による画像の撮像の光軸とができるだけ一致していることが望ましい。
図14は、1つの組P1として扱われる投影装置61と撮像装置71の各々の光軸の関係の一例を示す模式図である。図14では、投影装置61による重複領域81への画像の投影の光軸と撮像装置71による重複領域81の撮像の光軸とが対応するように投影装置61と撮像装置71とを並べて配置している。これによって投影装置61の画角と撮像装置71の画角とを整合させることができる。
図15は、ハーフミラー90を介して投影装置61が画像を投射する光軸と撮像装置71が重複領域81を撮像する光軸とが重なるよう設けられる構成の仕組みを示す模式図である。図15に示すように、ハーフミラー90を投影装置61が画像を投射する光軸に設けることで、投影装置61が画像の投射のために発する光を透過させると共に、重複領域81からの反射光の一部を反射して当該光軸とは異なる角度に向けることができる。具体的には、図15に示すように、ハーフミラー90が重複領域81からの反射光の一部を反射する反射角に対応するよう撮像装置71を配置する。これによって、重複領域81とハーフミラー90との間における投影装置61が画像を投射する光軸と撮像装置71が重複領域81を撮像する光軸とを一致させることができる。これによって、投影装置61の画角と撮像装置71の画角とをより高精度に整合させることができる。
なお、図14及び図15を参照した説明では、組P1を例としているが、組P2や図示しない3つ目以上の組がある場合についても同様の構成を取れる。
このように、ハーフミラー90を採用することで、投影装置61の画角と撮像装置71の画角とをより高精度に整合させることができる。
なお、図1では2つの投影部21,22が例示されているが、投影部の数は3以上であってもよい。すなわち、図2等に示す構成において投影装置は3つ以上であってもよい。また、図1では2つの撮像部31,32が例示されているが、撮像部の数は3以上であってもよい。撮像部の数及び配置は投影部の数に対応する。
また、図1に示す画像投影システム1に示す機能構成は、1つの装置が備える機能構成であってもよい。すなわち、本発明は、図2に示すような複数の装置の組み合わせによるシステム構成に限らず、図1に示す機能を備える1つの装置によって実現されてもよい。すなわち、符号1が付された構成は、画像投影装置であってもよい。具体例を挙げると、符号1が付された構成は、所謂プロジェクションテレビのように設けられた一体の装置であってもよい。ただし、被投影体は、当該装置から離隔された位置に設けられる。すなわち、障害物が当該装置と被投影体との間に介在できるよう当該装置が構成される。
また、図4等で例示した投影画像データ11bの内容や図6等で例示した障害物OB、影領域DAの位置及び形状、図7で例示した補正画像15aの内容はあくまで一例であってこれに限られるものでない。本発明は、任意の内容の画像を投影できる。また、本発明は、投影の画角内にある障害物の形状に対応して生じた影領域に応じた補正画像の生成が可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
1 画像投影システム
11a 画像投影プログラム
12 画像取得部
13 特定部13
14 抽出部14
15 画像補正部15
16 制御部
21,22 投影部
31,32 撮像部
50 情報処理装置
61,62 投影装置
71,72 撮像装置

Claims (5)

  1. 複数の投影画像が同一領域で重複した重複画像を形成するように、異なる画像投影角度から投影する複数の投影部と、
    前記複数の投影部の各々と組になるよう設けられて、それぞれの投影部の画像投影角度に対応する角度から前記同一領域を撮像して撮像画像を生成する複数の撮像部と、
    前記撮像画像に基づいて、前記投影部と前記同一領域との間の障害物の画像及び障害物により前記重複画像に生じた影領域、並びに前記障害物の画像を撮像した撮像部と組になる投影部を特定する特定部と、
    前記撮像画像に含まれる前記障害物の画像を抽出する抽出部と、
    抽出された前記障害物の画像を前記影領域に対応する位置及び大きさに補正した補正画像を生成する画像補正部と、
    前記障害物の画像を撮像した撮像部と組になる投影部と異なる投影部を制御して前記補正画像を投影させる制御部とを備えることを特徴とする画像投影装置。
  2. 両面から映像を投影可能な透過性を有するスクリーンと、
    前記スクリーンの同一領域に対して第1面側から投影画像を投影する第1面側投影部及び第2面側から投影画像を投影する第2面側投影部と、
    前記第1面側投影部及び前記第2面側投影部の各々と組になるように設けられて、それぞれの投影部の画像投影角度に対応する角度から前記同一領域を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、
    前記撮像画像に基づいて、前記第1面側投影部または前記第2面側投影部と前記同一領域との間の障害物の画像及び障害物により重複画像に生じた影領域、並びに前記障害物の画像を撮像した撮像部と組になる投影部を特定する特定部と、
    前記撮像画像に含まれる前記障害物の画像を抽出する抽出部と、
    前記障害物の画像を撮像した撮像部と組になる投影部と異なる投影部を制御して補正画像を投影させる制御部とを備えることを特徴とする画像投影装置。
  3. 組になる投影部と撮像部とは、ハーフミラーを介して当該投影部が画像を投射する光軸と当該投影部が重複画像を撮像する光軸とが重なるよう設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像投影装置。
  4. 複数の投影画像が同一領域で重複した重複画像を形成するように、異なる画像投影角度から投影する複数の投影装置の各々と組になるよう設けられて、それぞれの投影装置の画像投影角度に対応する角度から前記同一領域を撮像する複数の撮像装置が生成した撮像画像に基づいて、前記投影装置と前記同一領域との間の障害物の画像及び障害物により前記重複画像に生じた影領域、並びに前記障害物の画像を撮像した撮像装置と組になる投影装置を特定するステップと、
    前記撮像画像に含まれる前記障害物の画像を抽出するステップと、
    抽出された前記障害物の画像を前記影領域に対応する位置及び大きさに補正した補正画像を生成するステップと、
    前記障害物の画像を撮像した撮像装置と組になる投影装置と異なる投影装置を制御して前記補正画像を投影させるステップとを含むことを特徴とする画像投影方法。
  5. 複数の投影画像が同一領域で重複した重複画像を形成するように、異なる画像投影角度から投影する複数の投影装置の各々と組になるよう設けられて、それぞれの投影装置の画像投影角度に対応する角度から前記同一領域を撮像する複数の撮像装置が生成した撮像画像に基づいて、前記投影装置と前記同一領域との間の障害物の画像及び障害物により前記重複画像に生じた影領域、並びに前記障害物の画像を撮像した撮像装置と組になる投影装置を特定するステップと、
    前記撮像画像に含まれる前記障害物の画像を抽出するステップと、
    抽出された前記障害物の画像を前記影領域に対応する位置及び大きさに補正した補正画像を生成するステップと、
    前記障害物の画像を撮像した撮像装置と組になる投影装置と異なる投影装置を制御して前記補正画像を投影させるステップとをコンピュータに実行させるプログラム。
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