JP2021153644A - スイング測定用アタッチメント、スイング測定装置 - Google Patents

スイング測定用アタッチメント、スイング測定装置 Download PDF

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温 近藤
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Abstract

【課題】グリップ端部の形状に拘わらず、グリップにアタッチメントを安定して固定可能なスイング測定用アタッチメントを提供すること。【解決手段】スイング測定用のアタッチメント100は、基部10と、基部10から突出した突出部11とを備え、突出部11にはねじ山12が設けられ、先端には突起部13を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ゴルフのスイング測定装置に用いられるアタッチメント、及び、当該アタッチメントと対となるスイング測定装置に関する。
ゴルフクラブのシャフトに、慣性センサーを備えたスイング測定装置を取り付けて、ゴルファーのスイングの分析を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、シャフトのグリップ端部に、スイングの挙動解析に用いるセンサー部を取付ける構造が開示されている。当該文献によれば、グリップ端部には穴が開いており、当該穴に、ピン状の先端膨出部を挿入することでセンサー部をグリップ端部に固定していた。なお、グリップ端部の穴が設けられた端面は平坦で、当該端面と向い合うセンサー部の取付け面も平坦となっていた。
特開2013−226318号公報
しかしながら、グリップ端部の形状にはドーム状などの様々な形状があるが、定まった規格が無いため、特許文献1の取付け構造では安定して固定できるグリップ形状が限られてしまうという課題があった。
本願に係るスイング測定用アタッチメントは、基部と、前記基部の法線方向に沿って前記基部から突出した突出部と、を備え、前記突出部にはねじ山が設けられ、前記突出部の前記基部とは反対側の端部に、前記ねじ山が設けられていない突起部が有る。
本願に係るスイング測定装置は、上記スイング測定用アタッチメントと、慣性センサーを含むスイング測定ユニットと、前記スイング測定ユニットを収納した測定装置本体と、を備える。
実施形態1のゴルフのスイング測定装置の概略構成図。 スイング測定装置の取付け構造の側面展開図。 スイング測定装置の取付け方向を示す図。 アタッチメントの斜視図。 アタッチメントの側面図。 アタッチメントと測定装置本体との組立て展開図。 アタッチメントと測定装置本体との組立て説明図。 実施形態2のアタッチメントの側面図。
実施形態1
***ゴルフのスイング測定装置の概要***
図1は、本実施形態に係るゴルフのスイング測定装置の概略構成図である。図2は、スイング測定装置の取付け構造の側面展開図である。図3は、取付け方向を示す図である。
図1に示すように、スイング測定装置100は、ゴルフクラブ5のグリップ3の端部に取付けられている。スイング測定装置100は、スイング解析装置であり、ユーザーがゴルフクラブ5でスイングすると、内蔵された慣性センサーなどによりスイングデータを計測して、無線通信によりスマートフォン95に送信する。専用アプリケーションがインストールされたスマートフォン95では、受信したスイングデータを解析して、ヘッドスピードや、スイング軌跡などを表示する。なお、スマートフォン95は操作ボタン92や、表示部91を備えている。表示部91は、タッチパネルを備えており、操作部としても機能する。
ゴルフクラブ5は、カーボン製のシャフト1の先端にヘッド2を備えており、シャフト1の末端側にはグリップ3が取付けられている。グリップ3は、合成ゴムなどのエラストマーで構成されており、端部には穴が開いている。
図2に示すように、スイング測定装置100は、測定装置本体80、取付け用のアタッチメント50などから構成されている。測定装置本体80は、アタッチメント50を介してグリップ3の端部6の穴4に取付けられる。アタッチメント50のことをスイング測定用アタッチメントともいう。なお、以下、スイング測定装置100側を上側とし、グリップ3側を下側として説明する。同義として、上部、下部や、上面、下面とも表現する。
測定装置本体80は、円筒状の筐体であり、内部にスイング測定ユニット65などを収納している。筐体の材質は、射出成型用の樹脂を用いている。例えば、ABS樹脂や、PC樹脂が好適である。
スイング測定ユニット65には、ジャイロセンサー、加速度センサーを含む慣性センサーや、センサー出力検出回路、無線通信回路、電源回路(いずれも図示省略)などが実装されている。無線通信回路は、Bluetooth(登録商標)通信規格に準拠した通信モジュールを搭載している。なお、スマートフォン95との間で近距離無線通信ができれば良く、例えば、無線LAN規格や、NFC(Near Field Communication)規格に準拠した無線通信モジュールを用いても良い。
電源回路には、一次電池が付属している。なお、リチウムポリマー電池などの蓄電池が付属しても良く、蓄電池とする場合は、当該電池に充電するための充電端子や、関連回路などが実装される。
測定装置本体80の下部には、アタッチメント50と連結するための嵌合部75,76が形成されている。嵌合部75,76は、円弧状の凸部であり、アタッチメント50の対応する円弧状の嵌合部と係合される。
また、測定装置本体80の側面には、位置決め用のマーク81が設けられている。マーク81は、測定装置本体80の上部から下部に向かう直線である。直線の延在方向は、ゴルフクラブ5のシャフト1の延在方向と一致している。
アタッチメント50は、平面的に円形をなした基部10、基部10から下方に突出した突出部11、及び、基部10の外周縁に設けられた筒状のスカート部15などから構成されている。突出部11の外周には、ねじ山12が形成されている。ねじ山12は、タッピングネジである。また、突出部11の先端には、突起部13が形成されている。突出部11の突出方向に直交する方向からの側面視において、突起部13は台形をなしており、上底を下側に向けて、下底の周縁部が突出部11よりも幅広に形成された返し部となっている。換言すれば、突出部11の先端には、脱落時に引っ掛かりとなる返し部を備えた突起部13が設けられている。また、突起部13には、ねじ山は設けられていない。
スカート部15の周囲には、縦目のローレットが形成されている。また、位置決め用のマーク51も設けられている。マーク51は、周囲のローレットよりも太く形成されており、視認性が高くなっている。
グリップ3は、パイプ状のシャフト1の端部を覆って取り付けられている。グリップ3の端部6はドーム状をなしており、頂部には穴4が開いている。穴4は、シャフト1の内部と連通している。
グリップ3にアタッチメント50を取付ける際には、被嵌合穴としての穴4にアタッチメント50の突出部11を挿入して、時計方向にねじ込む。この際、図3に示すように、アタッチメント50の回転方向において、位置決め用のマーク51をゴルフクラブ5のヘッド2のリーディングエッジに合せて取り付ける。詳しくは、ゴルフクラブ5のヘッド2のリーディングエッジを延在した基準線7と、位置決め用のマーク51とが一致するように取り付ける。または、6時側にグリップ3のバックラインが位置するスクエアグリップの場合、位置決め用のマーク51が12時側となるように取り付ける。なお、図3では、基準線7とグリップ3のバックラインとは一致している。
そして、組み付けられたアタッチメント50に対して、測定装置本体80が取り付けられる。アタッチメント50に測定装置本体80が組み付けられると、アタッチメント50の位置決め用のマーク51と、測定装置本体80のマーク81とは一直線となる。
***アタッチメントの構成***
図4は、アタッチメントの斜視図である。図5は、アタッチメントの側面図である。
図4は、アタッチメント50を下側から斜めに観察した斜視図である。図4に示すように、突出部11は、円板状の基部10の中央から基部10の法線方向に沿って下側に突出している。基部10の外周縁には、突出部11の突出方向と平行な方向にスカート部15が形成されている。なお、スカート部15は基部10の上側にも延在しているが、詳細は後述する。
スカート部15には、2ヶ所の切り欠き部17が形成されている。図5に示すように、切り欠き部17は、ねじ山12を含む突出部11の太さよりも広く形成されている。換言すれば、突出部11の幅よりも長く形成されている。2ヶ所の切り欠き部17は、突出部11を挟んで向い合う位置に設けられている。アタッチメント50を射出成型法で成形する場合、2ヶ所の切り欠き部17にスライド型を用いることで、ねじ山12を有する突出部11を容易に形成することが可能となる。
図4に示すように、スカート部15の内側には、基部10から立ち上るリブ16が設けられている。リブ16は、基部10とスカート部15とに接触し、スカート部15から突出部11に向かって延出している。リブ16の立ち上がり角部は角アールとなっている。好適例では、切り欠き部17で区画された一方のスカート部15に2つのリブ16が設けられる。同様に、他方のスカート部15にも2つのリブ16が設けられている。
また、スカート部15の端部には、クサビ状の摺動部18が設けられている。摺動部18は、アタッチメント50の回転方向を示す矢印において、矢尻側が低く、末端側が高いクサビ状の突起である。グリップ3にアタッチメント50を取付ける際、スカート部15の摺動部18が、グリップ3の端部6に当接し、ねじ込みに伴ってくい込むことで固定される。好適例では、一方のスカート部15に3つの摺動部18が設けられる。同様に、他方のスカート部15にも3つの摺動部18が設けられている。
基部10には、U字状の穴20が開いており、穴20に沿って板バネ部21が設けられている。穴20と板バネ部21とは対となっている。当該対は、突出部11を挟んで、向い合って2対設けられている。台形状の板バネ部21における下底は、突出部11側に設けられている。
***好適例における寸法事例***
ここで、好適例におけるアタッチメント50の材質や、寸法について説明する。
アタッチメント50の材質としては、ポリアミドが好適である。なお、ポリアミドに限定するものではなく、同等の剛性、耐衝撃性を有する樹脂であれば良い。
好適例におけるアタッチメント50の直径は約φ27mmで、スカート部15の高さは約8mmである。そして、基部10からの突出部11の長さは、約20mmとしている。なお、測定装置本体80の直径も、アタッチメント50の直径と同じ約φ27mmで、高さは、約12mmである。また、測定装置本体80の重さは、約15gである。このように、軽量コンパクトであるため、スイングの支障とならずにスイング解析を行うことができる。
図5に示すように、側面視において突出部11のねじ山12は、スカート部15の高さの2倍位まで同じ太さで、そこから先端の突起部13に向けてテーパー状に細くなっている。換言すれば、ねじ山12を含む突出部11のグリップ3の穴4に係合される部分はストレート形状となっている。好適例では、基部10から約11mmまでがストレートで、そこから先はテーパー状に細くしている。ここで、「ストレート形状」とは、突出部11の軸と直交する方向からの断面視において、ねじ山12の複数の山を、軸に沿って繋いで形成される二本の包絡線が、特にグリップと係合する部位において平行であることをいう。
ねじ山12の太さについては、例えば、グリップ3の穴4の直径が約3mmの場合、突出部11のねじ山12は、呼び径をM7.5mm、ピッチは2.0mmとする。また、ねじの種類は、タップタイプのPタイプが好適である。なお、この数値に限定するものではなく、グリップ3の穴4の直径や、材質に合せたタッピングネジによるねじ山12を設ければ良い。また、突出部11の太さは、約4.5mm以上であることが好ましい。なお、これらの材質や、寸法に限定するものではなく、グリップ3の太さや、穴4の大きさなどに合せて、最適化すれば良い。
***アタッチメントと測定装置本体との嵌合構造***
図6は、アタッチメントと測定装置本体との組立て展開図である。図7は、アタッチメントと測定装置本体との組立て説明図である。
図6に示すように、スカート部15はアタッチメント50の上側にも延在しており、アタッチメント50の上部は、基部10を底面とし、スカート部15を側壁とした凹形状の凹部31となっている。凹部31には、測定装置本体80の下部の凸部61が係合される。基部10の上面における板バネ部21には、上底側に爪部22が設けられている。爪部22は、測定装置本体80と組み合わせた際に、カチッというクリック感を出すための部位である。
アタッチメント50は、基部10における突出部11の反対側に、対となる測定装置本体80と一体化するための取付け構造を有している。取付け構造は、スカート部15の内側に設けられた2条の円弧状の凸部からなる嵌合部25,26である。嵌合部25の円弧の長さと、嵌合部26の円弧の長さとは異なっており、嵌合部26の方が長くなっている。詳しくは、図7の右下図に示すように、嵌合部26の長さ26aの方が、嵌合部25の長さ25aよりも長くなっている。
また、図7の右上図に示すように、測定装置本体80の下部には、アタッチメント50の嵌合部25,26に対応する、2条の円弧状の凸部からなる嵌合部75,76が設けられている。嵌合部25,26と同様に、嵌合部76の長さ76aの方が、嵌合部75の長さ75aよりも長くなっている。
図6は、アタッチメント50に測定装置本体80を取付けた状態における展開図であるため、位置決め用のマーク51とマーク81とは一直線となっている。アタッチメント50の嵌合部25と、測定装置本体80の嵌合部75とは対応しており、嵌合状態においては、嵌合部25の下側に嵌合部75が係合する。同様に、アタッチメント50の嵌合部26と、測定装置本体80の嵌合部76(図7)とは対応している。
図7の左側の展開図は、アタッチメント50への測定装置本体80の取付け方法を示している。右下の図はアタッチメント50の拡大図である。右上の図は、測定装置本体80を裏返した状態の図である。
取付けの際には、基準となるアタッチメント50のマーク51の位置が6時の時に、測定装置本体80のマーク81が4時となる位置として、測定装置本体80をアタッチメント50に挿入する。この際、測定装置本体80の嵌合部76は、アタッチメント50の嵌合部25と嵌合部26との間の間隙に挿入される。同様に、測定装置本体80の嵌合部75は、アタッチメント50の嵌合部25と凸部27との間の間隙に挿入される。
なお、嵌合部25は第1の嵌合部に相当し、嵌合部26は第2の嵌合部に相当する。また、嵌合部が3つ以上ある構成であっても良い。この場合、対となる測定装置本体80の嵌合部の数も対応させることが好ましい。
ここで、凸部27は、取付け方向違いを防止するために設けられている。詳しくは、凸部27がない場合、こちら側の間隙にも嵌合部76が入ってしまい、マーク51とマーク81とが反対向きとなってしまうことを防止している。
測定装置本体80をアタッチメント50に挿入した後、測定装置本体80のマーク81の位置が4時から、6時の位置になるまで時計回りに回転させる。これにより、アタッチメント50の嵌合部25の下側に、測定装置本体80の嵌合部75が嵌合する。同様に、アタッチメント50の嵌合部26の下側に、測定装置本体80の嵌合部76が嵌合する。
また、測定装置本体80の凸部61には、アタッチメント50の基部10の爪部22と対応する位置に、2ヶ所の凹部72が設けられている。測定装置本体80を回して嵌合させた際には、アタッチメント50の2ヶ所の爪部22が、測定装置本体80の2ヶ所の凹部72と係合する。なお、係合するまでは、爪部22は板バネ部21により、突出部11がある下側に押し付けられた状態となっている。係合の際には、押圧されていた爪部22が凹部72に入り、押圧が開放されるため、カチッというクリック感が生じる。これにより、測定装置本体80がアタッチメント50に適切に取付けられたことをユーザーに認識させることができる。
以上述べたように、ゴルフのスイング測定用のアタッチメント50は、基部10と、基部10から突出した突出部11とを有し、突出部11にはねじ山12が設けられ、先端には突起部13を備えている。
この構成によれば、突出部11のねじ山12により、グリップ3の端部6の穴4にねじを立てて確実に固定することができる。よって、端部6の形状に拘わらず、アタッチメント50をグリップ3の端部6に安定して固定することができる。また、スイングなどによりアタッチメント50に抜け方向の応力が生じた場合であっても、先端の突起部13が穴4に引っ掛かることで、アタッチメントの脱落を防止することができる。
従って、グリップ端部の形状に拘わらず、グリップ3にアタッチメント50を安定して固定可能なスイング測定用アタッチメント50を提供することができる。
また、側面視において、突出部11のねじ山12におけるグリップ3の穴4に係合される部分はストレート形状となっている。
これによれば、ストレート部において、突出部11のねじ山12がグリップ3の穴4の内壁に広い面積で均一に接触するため、アタッチメント50を安定して固定できる。
また、平面視において、基部10は円形をなしており、基部10の外周縁には、突出部11の突出方向にスカート部15が設けられている。
これによれば、グリップ3の端部6がドーム状などの曲面を持った形状であっても、スカート部15の端部が曲面に当接することにより、アタッチメント50を安定して固定できる。
また、スカート部15には、基部10から立ち上る複数のリブ16が設けられている。
これによれば、グリップ3の端部6の曲面が小さい場合でも、複数のリブ16が曲面に当接するため、アタッチメント50を安定して固定できる。さらに、基部10から立ち上る複数のリブ16により、スカート部15が広がることを抑制できるとともに、アタッチメント55における全体構成の補強もできる。
また、側面視において、スカート部15には、ねじ山12を含む突出部11の太さよりも広い切り欠き部17が設けられている。
これによれば、アタッチメント50を射出成型法で成形する場合、2ヶ所の切り欠き部17にスライド型を用いることで、ねじ山12を有する突出部11を容易に形成することができる。
また、側面視において、スカート部15の外周側面には、位置決め用のマーク51が設けられている。
これによれば、位置決め用のマーク51を用いることで、グリップ3の正しい位置にアタッチメント50を取付けることができる。
また、アタッチメント50は、基部10における突出部11の反対側に、対となる測定装置本体80と一体化するための取付け構造を有し、平面視において、取付け構造は、基部10の周縁部に沿った2本の円弧状の嵌合部25,26を有し、2本の円弧状の嵌合部25,26の長さは異なっている。また、アタッチメント50には、取付け方向違いを防止するための凸部27が設けられている。
これによれば、アタッチメント50と測定装置本体80とを、嵌合部25,26を含む取付け構造により、適切に一体化することができる。
スイング測定装置100は、アタッチメント50と、慣性センサーを含むスイング測定ユニット65と、スイング測定ユニット65を収納した測定装置本体80と、を備えている。
これによれば、グリップ3の端部6の形状に拘わらず、グリップ3に対して安定して固定可能なスイング測定装置100を提供することができる。
実施形態2
***アタッチメントの異なる態様***
図8は、本実施形態に係るアタッチメントの側面図であり、図5と対応している。
図8に示すアタッチメント55は、実施形態1のアタッチメント50のねじ山12とは異なるねじ山32を備えている点が、実施形態1と異なる。以下、実施形態1と同じ構成部位については同一の符番を付し、実施形態1と重複する説明は省略する。
アタッチメント55の突出部11に設けられるねじ山32は、軸方向における中央部の径が太くなっている。詳しくは、ねじ山32は、基部10側の根本部分よりも、スカート部15を超えた辺りの径が太くなり、そこから先端の突起部13に向けてテーパー状に細くなっている。換言すれば、ねじ山32におけるグリップ3の穴4に係合される部分が太くなっている。これ以外の構成は、実施形態1の構成と同様である。
なお、根本部分の径からどの程度太くするかは、グリップ3の穴4の直径や、材質に合せて適宜設定すれば良い。
本実施形態のアタッチメント55によれば、グリップ3の穴4に係合される部分のねじ山32が太くなっていることにより、穴4の内壁に深くねじを立てることができるため、アタッチメントを強固に、かつ安定して固定できる。
1…シャフト、2…ヘッド、3…グリップ、4…穴、5…ゴルフクラブ、6…端部、7…基準線、10…基部、11…突出部、12…ねじ山、13…突起部、15…スカート部、16…リブ、17…切り欠き部、25…嵌合部、26…嵌合部、27…凸部、31…凹部、32…ねじ山、50…アタッチメント、51…マーク、61…凸部、65…スイング測定ユニット、75…嵌合部、76…嵌合部、80…測定装置本体、81…マーク、95…スマートフォン、100…スイング測定装置。

Claims (8)

  1. 基部と、
    前記基部の法線方向に沿って前記基部から突出した突出部と、を備え、
    前記突出部にはねじ山が設けられ、前記突出部の前記基部とは反対側の端部に、前記ねじ山が設けられていない突起部が有る、
    スイング測定用アタッチメント。
  2. 前記法線方向と直交する方向からの側面視において、前記突出部における被嵌合穴に係合される部分はストレート形状である、
    請求項1に記載のスイング測定用アタッチメント。
  3. 前記法線方向からの平面視において、前記基部は円形をなしており、
    前記基部の外周縁には、前記突出部の突出方向と平行な方向に突出したスカート部が有る、
    請求項1または2に記載のスイング測定用アタッチメント。
  4. 前記スカート部には、前記基部と前記スカート部とに接触し、前記スカート部から前記突出部に向かって延出する複数のリブが有る、
    請求項3に記載のスイング測定用アタッチメント。
  5. 前記法線方向と直交する方向からの側面視において、前記スカート部には、前記突出部の太さよりも広い切り欠き部が有る、
    請求項3または4に記載のスイング測定用アタッチメント。
  6. 前記法線方向と直交する方向からの側面視において、前記スカート部の外周側面には、位置決め用のマークが有る、
    請求項3〜5のいずれか一項に記載のスイング測定用アタッチメント。
  7. 前記スイング測定用アタッチメントは、前記基部における前記突出部の反対側に、測定装置本体の取付け構造を有し、
    前記基部の周縁部に沿った第1の嵌合部および第2の嵌合部を有し、前記第1の嵌合部および前記第2の嵌合部の長さは異なる、
    請求項3〜6のいずれか一項に記載のスイング測定用アタッチメント。
  8. 請求項3〜7のいずれか一項に記載のスイング測定用アタッチメントと、
    慣性センサーを含むスイング測定ユニットと、
    前記スイング測定ユニットを収納した測定装置本体と、を備える、
    スイング測定装置。
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