JP2021149133A - クラスタリングシステム、クラスタリングシステムの運用方法、及びプログラム - Google Patents

クラスタリングシステム、クラスタリングシステムの運用方法、及びプログラム Download PDF

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文秀 豊原
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Abstract

【課題】制御情報を共有記憶領域に格納する場合において、共有記憶領域での障害発生時でも制御情報を更新する。【解決手段】クラスタリングシステム10は、複数のノード20と、複数のノード20によって共有される共有記憶領域31を保持する共有記憶装置30と、を備える。各ノード20は、当該ノードによるアクセスのみが許可された固有記憶領域23を有する、記憶部21と、当該ノードを前記クラスタリングシステムとして動作させるための処理を実行する、制御部22とを備える。制御部22は、当該ノードの動作に必要な情報を、共有記憶領域31及び当該ノードの固有記憶領域23に格納し、更に、当該ノード20以外のノード20に対して、その固有記憶領域23への当該ノードの動作に必要な情報の格納を指示する。【選択図】図1

Description

本発明は、耐障害性が高められたクラスタリングシステム、及びその運用方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
企業等においては、システムに障害が発生しても、業務を継続して行なえるようにするため、クラスタリングシステムが採用されている。クラスタリングシステムでは、複数のノードが連結されており、これらのノードは、ユーザに対しては全体で一台のサーバ装置であるかのように振る舞うことになる。
クラスタリングシステムにおいて、各ノードの制御は、「クラスタソフト」と呼ばれるソフトウェアによって行われる。クラスタソフトは、各ノードを常時監視し、アプリケーションを実行している実行系ノードに障害が発生すると、アプリケーションの実行を待機系ノードに切り換える処理を行う。そして、通常、このようなシステム制御に必要となる制御情報は、各ノードの固有記憶領域に格納され、ノード間で互いに同期される。制御情報が各ノードの固有記憶領域に格納される方式は、「ノード間同期方式」と呼ばれている。
但し、ノード間同期方式では、各ノードが交互にダウンすると、制御情報を更新できないという問題がある。このため、各ノードが参照及び更新できる共有記憶領域を設け、共有記憶領域に、システム制御に必要な制御情報を格納する、「共有方式」も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、特許文献1は、2つのノードと共有ディスクとを備える、クラスタリングシステムを開示している。特許文献1に開示されているクラスタリングシステムは、共有方式を採用し、共有ディスクに制御情報を格納する。各ノードに搭載されているクラスタソフトウェアは、ノードが起動すると、共有ディスクから制御情報を読み出し、読み出した制御情報に基づいて、処理を実行する。このような構成により、特許文献1に開示されたクラスタリングシステムによれば、ノード間同期方式のような問題は解消される。
特開2002−149413号公報
しかしながら、特許文献1に開示された共有方式のクラスタリングシステムには、共有記憶領域を保持する共有ディスクに障害が発生した場合に、各ノードが制御情報を更新できないという問題がある。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、制御情報を共有記憶領域に格納する場合において、共有記憶領域での障害発生時でも制御情報を更新し得る、クラスタリングシステム、クラスタリングシステムの運用方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるクラスタリングシステムは、クラスタリングシステムであって、
複数のノードと、
前記複数のノードによって共有される共有記憶領域を保持する共有記憶装置と、を備え、
前記複数のノードそれぞれは、
当該ノードによるアクセスのみが許可された固有記憶領域を有する、記憶部と、
当該ノードを前記クラスタリングシステムとして動作させるための処理を実行する、制御部と、
を備え、
前記制御部は、当該ノードの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域及び当該ノードの前記固有記憶領域に格納し、更に、当該ノード以外のノードに対して、その前記固有記憶領域への当該ノードの動作に必要な情報の格納を指示する、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるクラスタリングシステムの運用方法は、複数のノードと、前記複数のノードによって共有される共有記憶領域を保持する共有記憶装置と、を備える、クラスタリングシステムの運用方法であって、
前記複数のノードそれぞれにおいて、
当該ノードを前記クラスタリングシステムの構成要素として動作させる、ステップと、
当該ノードの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域と、当該ノードによるアクセスのみが許可された固有記憶領域との両方に格納する、ステップと、
当該ノード以外のノードに対して、それによるアクセスのみが許可された固有記憶領域への、当該ノードの動作に必要な情報の格納を指示する、ステップと、
を有する、
ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、複数のノードと、前記複数のノードによって共有される共有記憶領域を保持する共有記憶装置と、を備える、クラスタリングシステムにおいて、コンピュータを、前記複数のノードのいずれかとして動作させるためのプログラムであって、
前記コンピュータに
前記コンピュータを前記クラスタリングシステムの構成要素として動作させる、ステップと、
前記コンピュータの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域と、前記コンピュータによるアクセスのみが許可された固有記憶領域との両方に格納する、ステップと、
前記コンピュータによるノード以外のノードに対して、それによるアクセスのみが許可された固有記憶領域への、前記コンピュータの動作に必要な情報の格納を指示する、ステップと、
を実行させる、ことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、クラスタリングシステムの制御情報を共有記憶領域に格納する場合において、共有記憶領域での障害発生時でも制御情報を更新することができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムの構成を示す構成図である。 図2は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムの動作を示すフロー図である。 図3は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムにおける、共有記憶装置に障害が発生してから復旧するまでの処理を示す図であり、図3(a)は障害発生時を示し、図3(b)は復旧時を示している。 図4は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムにおける、一方のノードに障害が発生してから復旧するまでの処理を示す図であり、図4(a)は障害発生時を示し、図4(b)は復旧時を示している。 図5は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムにおける、一方のノードと共有記憶装置とに障害が発生してから復旧するまでの処理を示す図であり、図5(a)は障害発生時を示し、図5(b)及び(c)は復旧時を示している。 図6は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムのノードを実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、実施の形態における、クラスタリングシステム、クラスタリングシステムの運用方法、及びプログラムについて、図1〜図6を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、実施の形態におけるクラスタリングシステムの構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムの構成を示す構成図である。
図1に示すように、実施の形態におけるクラスタリングシステム10は、複数のノード20と、複数のノード20によって共有される共有記憶領域31を保持する共有記憶装置30と、を備えている。
ノード20は、互いに、同じ構成を有しており、それぞれ、記憶部21と、制御部22とを備えている。記憶部21は、それを備えるノード(以下「自ノード」と表記する。)によるアクセスのみが許可された固有記憶領域23を有する。
制御部22は、自ノードをクラスタリングシステム10として動作させるための処理を実行する。また、制御部22は、自ノードの動作に必要な情報(以下「制御情報」と表記する。)を、共有記憶領域31、自ノードの固有記憶領域23に格納する。更に、制御部22は、自ノード以外のノード(以下「他ノード」と表記する。)に対して、他ノードの固有記憶領域23への、自ノードの制御情報の格納を指示する。
このように、実施の形態では、各ノード20の制御情報は、共有記憶装置30の共有記憶領域31に格納されると共に、自ノード20の固有記憶領域23と他のノード20の固有記憶領域23との両方にも格納される。従って、実施形態によれば、制御情報を共有記憶領域31に格納する場合において、共有記憶領域31での障害発生時でも制御情報を更新することができる。
実施の形態において、制御情報としては、例えば、設定情報、運用情報などが挙げられる。共有記憶装置30の具体例としては、ディスク装置が挙げられる。また、図1の例では、ノード20は、2つであるが、実施の形態においてノードの数は特に限定されるものではなく、2つ以上であれば良い。
[装置動作]
次に、実施の形態におけるクラスタリングシステム10の動作について図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムの動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1を参照する。また、実施の形態では、クラスタリングシステム10を動作させることによって、クラスタリングシステムの運用方法が実施される。よって、実施の形態におけるクラスタリングシステムの運用方法の説明は、以下のクラスタリングシステム10の動作説明に代える。
図2に示すように、各ノード20において、制御部22は、自ノードをクラスタリングシステム10として動作させるための処理を実行する(ステップA1)。
具体的には、制御部22は、自ノードが実行系ノードとして機能している場合は、自ノードによるアプリケーションの実行を監視し、自ノードに障害が生じた場合は、待機系ノードへの切り換えに必要な処理を実行する。また、制御部22は、自ノードが待機系ノードとして機能している場合は、切り替えの指示を待ち、切り替えが指示されると自ノードを実行系ノードとして機能させる。
次に、各ノード20において、制御部22は、自ノードで実行される処理に応じて、制御情報を更新する(ステップA2)。例えば、自ノードでのアプリケーションの実行により、設定情報又は運用情報が変更された場合は、制御情報を更新する。
次に、各ノード20において、制御部22は、自ノードの更新後の制御情報を、共有記憶装置30の共有記憶領域31と、自ノードの記憶部21の固有記憶領域23とに格納する(ステップA3)。
更に、制御部22は、他ノードに対しては、自ノードの更新後の制御情報を、他ノードの固有記憶領域23に格納するように指示を行う(ステップA4)。
ステップA1〜A4は、各ノード20において、クラスタリングシステム10が稼働している間、繰り返し実行される。また、ノード20及び共有記憶装置30のうちの一方又は両方に障害が発生した場合は、以下の図3〜図5に示す処理が行われる。
図3〜図5を用いて、実施の形態におけるクラスタリングシステムに障害が発生した場合の処理について説明する。また、各図に示すクラスタリングシステムにおいて、ノードは2つであり、それぞれ20a、20bと表記することとする。また、各ノードにおいて制御部の図示は省略している。
図3は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムにおける、共有記憶装置に障害が発生してから復旧するまでの処理を示す図であり、図3(a)は障害発生時を示し、図3(b)は復旧時を示している。
図3(a)に示すように、共有記憶装置30に障害が発生し、共有記憶装置30が停止しているとする。この場合において、ノード20aにおいて、制御情報が更新されると、制御部は、ノード20aの制御情報について、ノード20aの固有記憶領域23への格納と、ノード20bに対するその固有記憶領域23への格納の指示とを行う。
その後、図3(b)に示すように、共有記憶装置30が復旧した場合、ノード20aにおける制御部は、ノード20aの制御情報を、共有記憶装置30の共有記憶領域に格納する。
図4は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムにおける、一方のノードに障害が発生してから復旧するまでの処理を示す図であり、図4(a)は障害発生時を示し、図4(b)は復旧時を示している。
図4(a)に示すように、ノード20bに障害が発生し、ノード20bが停止しているとする。この場合において、ノード20aにおいて、制御情報が更新されると、制御部は、ノード20aの制御情報を、共有記憶装置30の共有記憶領域31に格納する。
その後、図4(b)に示すように、ノード20bが復旧すると、ノード20bの制御部は、共有記憶領域31から、更新されたノード20aの制御情報を取得し、取得した制御情報によって、ノード20bの固有記憶領域23に格納されている制御情報を更新する。
図5は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムにおける、一方のノードと共有記憶装置とに障害が発生してから復旧するまでの処理を示す図であり、図5(a)は障害発生時を示し、図5(b)及び(c)は復旧時を示している。
図5(a)に示すように、共有記憶装置30とノード20bとに障害が発生し、共有記憶装置30とノード20bとの両方が停止しているとする。この場合において、ノード20aにおいて制御情報が更新されると、制御部は、ノード20aの制御情報を、ノード20aの固有記憶領域23に格納する。
その後、図5(b)に示すように、共有記憶装置30が復旧した場合は、ノード20aにおける制御部は、ノード20aの更新した制御情報を、共有記憶装置30の共有記憶領域に格納する。
また、図5(c)に示すように、ノード20bが復旧した場合は、ノード20aの制御部は、ノード20bに対して、ノード20bの固有記憶領域への、ノード20aの更新した制御情報の格納を指示する。これにより、ノード20bの制御部は、指示に応じて、ノード20bの固有記憶領域23に格納されている制御情報を更新する。
また、図5(c)において、ノード20aの固有記憶領域23に格納されているノード20bの制御情報が最新でない場合は、ノード20aの制御部は、ノード20bの制御情報を用いて、ノード20aの固有記憶領域23に格納されている制御情報を更新する。
以上のように、実施の形態では、各ノード20の制御情報は、全ノード20の固有記憶領域23と共有記憶装置30の共有記憶領域31とに格納される。このため、共有記憶装置30が障害によって停止してしまっても、各ノードは、固有記憶領域23を用いて制御情報を更新することができる。また、図3〜図5に示したように、ノード20及び共有記憶装置30の復旧は容易である。
[プログラム]
実施の形態におけるプログラムは、ノード20となるコンピュータに、図2に示すステップA1〜A4を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、実施の形態におけるノード20を実現できる。この結果、実施の形態におけるクラスタリングシステム10とその管理方法も実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、制御部22として機能し、処理を行なう。また、実施の形態では、記憶部21は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置によって実現できる。
[物理構成]
ここで、実施の形態におけるプログラムを実行することによって、ノード20を実現するコンピュータについて図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態におけるクラスタリングシステムのノードを実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図6に示すように、コンピュータ110は、CPU(Central Processing Unit)111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
また、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を備えていても良い。この態様では、GPU又はFPGAが、実施の形態におけるプログラムを実行することができる。
CPU111は、記憶装置113に格納された、コード群で構成された実施の形態におけるプログラムをメインメモリ112に展開し、各コードを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。
また、実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、実施の形態におけるノード20は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、ノード20は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記12)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
クラスタリングシステムであって、
複数のノードと、
前記複数のノードによって共有される共有記憶領域を保持する共有記憶装置と、を備え、
前記複数のノードそれぞれは、
当該ノードによるアクセスのみが許可された固有記憶領域を有する、記憶部と、
当該ノードを前記クラスタリングシステムとして動作させるための処理を実行する、制御部と、
を備え、
前記制御部は、当該ノードの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域及び当該ノードの前記固有記憶領域に格納し、更に、当該ノード以外のノードに対して、その前記固有記憶領域への当該ノードの動作に必要な情報の格納を指示する、
ことを特徴とするクラスタリングシステム。
(付記2)
付記1に記載のクラスタリングシステムにおいて、
前記複数のノードそれぞれの前記制御部は、
前記共有記憶装置が停止している場合は、当該ノードの動作に必要な情報について、当該ノードの前記固有記憶領域への格納と、当該ノード以外のノードに対するその前記固有記憶領域への格納の指示とを行い、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合に、当該ノードの動作に必要な情報を前記共有記憶領域に格納する、
ことを特徴とするクラスタリングシステム。
(付記3)
付記1または2に記載のクラスタリングシステムにおいて、
前記複数のノードそれぞれの前記制御部は、
当該ノードが停止した後に復旧した場合に、前記共有記憶領域から、当該ノードの動作に必要な情報を取得し、取得した情報によって、当該ノードの前記固有記憶領域に格納されている情報を更新する、
ことを特徴とするクラスタリングシステム。
(付記4)
付記1〜3のいずれかに記載のクラスタリングシステムにおいて、
前記複数のノードそれぞれの前記制御部は、
前記共有記憶装置及び当該ノード以外のノードが停止している場合は、当該ノードの動作に必要な情報を当該ノードの前記固有記憶領域にのみ格納し、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合は、当該ノードの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域に格納し、更に、当該ノード以外のノードが復旧した場合は、当該ノード以外のノードに対して、その前記固有記憶領域への当該ノードの動作に必要な情報の格納を指示する、
ことを特徴とするクラスタリングシステム。
(付記5)
複数のノードと、前記複数のノードによって共有される共有記憶領域を保持する共有記憶装置と、を備える、クラスタリングシステムの運用方法であって、
前記複数のノードそれぞれにおいて、
当該ノードを前記クラスタリングシステムの構成要素として動作させる、ステップと、
当該ノードの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域と、当該ノードによるアクセスのみが許可された固有記憶領域との両方に格納する、ステップと、
当該ノード以外のノードに対して、それによるアクセスのみが許可された固有記憶領域への、当該ノードの動作に必要な情報の格納を指示する、ステップと、
を有する、
ことを特徴とするクラスタリングシステムの運用方法。
(付記6)
付記5に記載のクラスタリングシステムの運用方法において、
前記共有記憶装置が停止している場合に、当該ノードの動作に必要な情報について、当該ノードの前記固有記憶領域への格納と、当該ノード以外のノードに対するその前記固有記憶領域への格納の指示とを行い、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合に、当該ノードの動作に必要な情報を前記共有記憶領域に格納する、ステップを更に有する、
ことを特徴とするクラスタリングシステムの運用方法。
(付記7)
付記5または6に記載のクラスタリングシステムの運用方法において、
当該ノードが停止した後に復旧した場合に、前記共有記憶領域から、当該ノードの動作に必要な情報を取得し、取得した情報によって、当該ノードの前記固有記憶領域に格納されている情報を更新する、ステップを更に有する、
ことを特徴とするクラスタリングシステムの運用方法。
(付記8)
付記5〜7のいずれかに記載のクラスタリングシステムの運用方法において、
前記共有記憶装置及び当該ノード以外のノードが停止している場合に、当該ノードの動作に必要な情報を当該ノードの前記固有記憶領域にのみ格納し、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合に、当該ノードの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域に格納し、更に、当該ノード以外のノードが復旧した場合に、当該ノード以外のノードに対して、その前記固有記憶領域への当該ノードの動作に必要な情報の格納を指示する、
ことを特徴とするクラスタリングシステムの運用方法。
(付記9)
複数のノードと、前記複数のノードによって共有される共有記憶領域を保持する共有記憶装置と、を備える、クラスタリングシステムにおいて、コンピュータを、前記複数のノードのいずれかとして動作させるためのプログラムであって、
前記コンピュータに
前記コンピュータを前記クラスタリングシステムの構成要素として動作させる、ステップと、
前記コンピュータの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域と、前記コンピュータによるアクセスのみが許可された固有記憶領域との両方に格納する、ステップと、
前記コンピュータによるノード以外のノードに対して、それによるアクセスのみが許可された固有記憶領域への、前記コンピュータの動作に必要な情報の格納を指示する、ステップと、
を実行させる、プログラム。
(付記10)
付記9に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに
前記共有記憶装置が停止している場合に、前記コンピュータの動作に必要な情報について、前記コンピュータによるアクセスのみが許可された前記固有記憶領域への格納と、前記コンピュータによるノード以外のノードに対するその前記固有記憶領域への格納の指示とを行い、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合に、前記コンピュータの動作に必要な情報を前記共有記憶領域に格納する、ステップを更に有する、
ことを特徴とするプログラム。
(付記11)
付記9または10に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータによるノードが停止した後に復旧した場合に、前記共有記憶領域から、前記コンピュータの動作に必要な情報を取得し、取得した情報によって、前記コンピュータによるアクセスのみが許可された前記固有記憶領域に格納されている情報を更新する、ステップを更に有する、
ことを特徴とするプログラム。
(付記12)
付記9〜11のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記共有記憶装置及び前記コンピュータによるノード以外のノードが停止している場合に、前記コンピュータの動作に必要な情報を前記コンピュータによるアクセスのみが許可された前記固有記憶領域にのみ格納し、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合に、前記コンピュータの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域に格納し、更に、前記コンピュータによるノード以外のノードが復旧した場合に、前記コンピュータによるノード以外のノードに対して、その前記固有記憶領域への前記コンピュータの動作に必要な情報の格納を指示する、
ことを特徴とするプログラム。
以上のように本発明によれば、クラスタリングシステムの制御情報を共有記憶領域に格納する場合において、共有記憶領域での障害発生時でも制御情報を更新することができる。本発明は、クラスタリングシステムに有用である。
10 クラスタリングシステム
20、20a、20b ノード
21 記憶部
22 制御部
23 固有記憶領域
30 共有記憶装置
31 共有記憶領域
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (12)

  1. クラスタリングシステムであって、
    複数のノードと、
    前記複数のノードによって共有される共有記憶領域を保持する共有記憶装置と、を備え、
    前記複数のノードそれぞれは、
    当該ノードによるアクセスのみが許可された固有記憶領域を有する、記憶部と、
    当該ノードを前記クラスタリングシステムとして動作させるための処理を実行する、制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、当該ノードの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域及び当該ノードの前記固有記憶領域に格納し、更に、当該ノード以外のノードに対して、その前記固有記憶領域への当該ノードの動作に必要な情報の格納を指示する、
    ことを特徴とするクラスタリングシステム。
  2. 請求項1に記載のクラスタリングシステムにおいて、
    前記複数のノードそれぞれの前記制御部は、
    前記共有記憶装置が停止している場合は、当該ノードの動作に必要な情報について、当該ノードの前記固有記憶領域への格納と、当該ノード以外のノードに対するその前記固有記憶領域への格納の指示とを行い、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合に、当該ノードの動作に必要な情報を前記共有記憶領域に格納する、
    ことを特徴とするクラスタリングシステム。
  3. 請求項1または2に記載のクラスタリングシステムにおいて、
    前記複数のノードそれぞれの前記制御部は、
    当該ノードが停止した後に復旧した場合に、前記共有記憶領域から、当該ノードの動作に必要な情報を取得し、取得した情報によって、当該ノードの前記固有記憶領域に格納されている情報を更新する、
    ことを特徴とするクラスタリングシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のクラスタリングシステムにおいて、
    前記複数のノードそれぞれの前記制御部は、
    前記共有記憶装置及び当該ノード以外のノードが停止している場合は、当該ノードの動作に必要な情報を当該ノードの前記固有記憶領域にのみ格納し、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合は、当該ノードの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域に格納し、更に、当該ノード以外のノードが復旧した場合は、当該ノード以外のノードに対して、その前記固有記憶領域への当該ノードの動作に必要な情報の格納を指示する、
    ことを特徴とするクラスタリングシステム。
  5. 複数のノードと、前記複数のノードによって共有される共有記憶領域を保持する共有記憶装置と、を備える、クラスタリングシステムの運用方法であって、
    前記複数のノードそれぞれにおいて、
    当該ノードを前記クラスタリングシステムの構成要素として動作させる、ステップと、
    当該ノードの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域と、当該ノードによるアクセスのみが許可された固有記憶領域との両方に格納する、ステップと、
    当該ノード以外のノードに対して、それによるアクセスのみが許可された固有記憶領域への、当該ノードの動作に必要な情報の格納を指示する、ステップと、
    を有する、
    ことを特徴とするクラスタリングシステムの運用方法。
  6. 請求項5に記載のクラスタリングシステムの運用方法において、
    前記共有記憶装置が停止している場合に、当該ノードの動作に必要な情報について、当該ノードの前記固有記憶領域への格納と、当該ノード以外のノードに対するその前記固有記憶領域への格納の指示とを行い、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合に、当該ノードの動作に必要な情報を前記共有記憶領域に格納する、ステップを更に有する、
    ことを特徴とするクラスタリングシステムの運用方法。
  7. 請求項5または6に記載のクラスタリングシステムの運用方法において、
    当該ノードが停止した後に復旧した場合に、前記共有記憶領域から、当該ノードの動作に必要な情報を取得し、取得した情報によって、当該ノードの前記固有記憶領域に格納されている情報を更新する、ステップを更に有する、
    ことを特徴とするクラスタリングシステムの運用方法。
  8. 請求項5〜7のいずれかに記載のクラスタリングシステムの運用方法において、
    前記共有記憶装置及び当該ノード以外のノードが停止している場合に、当該ノードの動作に必要な情報を当該ノードの前記固有記憶領域にのみ格納し、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合に、当該ノードの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域に格納し、更に、当該ノード以外のノードが復旧した場合に、当該ノード以外のノードに対して、その前記固有記憶領域への当該ノードの動作に必要な情報の格納を指示する、
    ことを特徴とするクラスタリングシステムの運用方法。
  9. 複数のノードと、前記複数のノードによって共有される共有記憶領域を保持する共有記憶装置と、を備える、クラスタリングシステムにおいて、コンピュータを、前記複数のノードのいずれかとして動作させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに
    前記コンピュータを前記クラスタリングシステムの構成要素として動作させる、ステップと、
    前記コンピュータの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域と、前記コンピュータによるアクセスのみが許可された固有記憶領域との両方に格納する、ステップと、
    前記コンピュータによるノード以外のノードに対して、それによるアクセスのみが許可された固有記憶領域への、前記コンピュータの動作に必要な情報の格納を指示する、ステップと、
    を実行させる、プログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに
    前記共有記憶装置が停止している場合に、前記コンピュータの動作に必要な情報について、前記コンピュータによるアクセスのみが許可された前記固有記憶領域への格納と、前記コンピュータによるノード以外のノードに対するその前記固有記憶領域への格納の指示とを行い、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合に、前記コンピュータの動作に必要な情報を前記共有記憶領域に格納する、ステップを更に有する、
    ことを特徴とするプログラム。
  11. 請求項9または10に記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータによるノードが停止した後に復旧した場合に、前記共有記憶領域から、前記コンピュータの動作に必要な情報を取得し、取得した情報によって、前記コンピュータによるアクセスのみが許可された前記固有記憶領域に格納されている情報を更新する、ステップを更に有する、
    ことを特徴とするプログラム。
  12. 請求項9〜11のいずれかに記載のプログラムにおいて、
    前記共有記憶装置及び前記コンピュータによるノード以外のノードが停止している場合に、前記コンピュータの動作に必要な情報を前記コンピュータによるアクセスのみが許可された前記固有記憶領域にのみ格納し、その後、前記共有記憶装置が復旧した場合に、前記コンピュータの動作に必要な情報を、前記共有記憶領域に格納し、更に、前記コンピュータによるノード以外のノードが復旧した場合に、前記コンピュータによるノード以外のノードに対して、その前記固有記憶領域への前記コンピュータの動作に必要な情報の格納を指示する、
    ことを特徴とするプログラム。
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