JP2021147982A - Ridge roof unit - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、棟屋根ユニットに関するものである。 The present invention relates to a ridge roof unit.
戸建住宅や集合住宅などの建物の屋根を、屋根ユニットで構成することが行われている。例えば、一般的な形状の切妻屋根の場合には、屋根は、棟屋根ユニットと、軒先屋根ユニットとによって構成することができる(例えば、特許文献1参照)。 The roofs of buildings such as detached houses and apartment houses are composed of roof units. For example, in the case of a gable roof having a general shape, the roof can be composed of a ridge roof unit and an eaves roof unit (see, for example, Patent Document 1).
棟屋根ユニットは、山型の二つの傾斜面を上部に有するものとされ、軒先屋根ユニットは、棟屋根ユニットのどちらか一方の傾斜面と連続する一つの傾斜面を上部に有するものとされる。軒先屋根ユニットは棟屋根ユニットの片側または両側に設置される。 The ridge roof unit is assumed to have two mountain-shaped inclined surfaces at the upper part, and the eaves roof unit is assumed to have one inclined surface continuous with one of the inclined surfaces of the ridge roof unit at the upper part. .. The eaves roof unit is installed on one side or both sides of the ridge roof unit.
既存の棟屋根ユニットでは、二つの傾斜面を、木材を三角形状に組んでなる複数枚の中妻トラスによって形成していたが、中妻トラスは、木材の斜め加工が多くなり、また、木材どうしの連結に金具を用いる必要があり、この金具をプレス加工で製造することなどによって、組立てに時間がかかると共に生産性が悪いなどの問題があった。 In the existing ridge roof unit, two inclined surfaces were formed by multiple Nakatsuma trusses made of timber in a triangular shape, but in the Nakatsuma truss, the diagonal processing of wood is increased, and wood is also used. It is necessary to use metal fittings to connect the metal fittings, and by manufacturing these metal fittings by press processing, there are problems such as long assembly time and poor productivity.
そこで、本発明は、上記した問題点の改善に寄与することを主な目的としている。 Therefore, the main object of the present invention is to contribute to the improvement of the above-mentioned problems.
上記課題に対して、本発明は、
桁方向の面を画成する平行な一対の桁トラスと、
妻方向の面を画成する平行な一対の妻小壁とで構成されたユニット枠部の上に、
屋根の頂部となる棟の位置から前記妻方向の両側へ向けて二方向に下る二つの傾斜面を形成するための斜面形成材を設置した棟屋根ユニットであって、
前記斜面形成材は、
1本の棟木と平行な2本の妻垂木とを平面視コ字型に組んだ外枠部と、
該外枠部の内部に設置された中枠部材とを有する斜面形成用パネルを有し、
該斜面形成用パネルは、前記棟木どうしを合わせて二つを山型に連結した状態で、前記棟木を前記桁方向へ向けて、前記ユニット枠部の上に設置されていることを特徴とする。
In response to the above problems, the present invention
A pair of parallel girder trusses that define the planes in the girder direction,
On the unit frame part composed of a pair of parallel wife small walls that define the surface in the direction of the wife,
A ridge roof unit in which a slope forming material is installed to form two slopes that descend in two directions from the position of the ridge that is the top of the roof toward both sides in the direction of the wife.
The slope forming material is
An outer frame part in which one ridge tree and two wife rafters parallel to each other are assembled in a U-shape in a plan view,
It has a slope forming panel having an inner frame member installed inside the outer frame portion, and has.
The slope forming panel is characterized in that the purlins are installed on the unit frame portion with the purlins facing the girder direction in a state where the purlins are joined together and the two are connected in a mountain shape. ..
本発明によれば、上記構成によって、棟屋根ユニットの生産性を向上することなどがきる。 According to the present invention, the productivity of the ridge roof unit can be improved by the above configuration.
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図6は、この実施の形態を説明するためのものである。
Hereinafter, the present embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
1 to 6 are for explaining this embodiment.
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。 <Structure> The configuration of this embodiment will be described below.
図1に示すように、戸建住宅や集合住宅などの建物の屋根1を屋根ユニット2で構成する。この屋根1を一般的な形状の切妻屋根とし、切妻屋根を、棟屋根ユニット3と、軒先屋根ユニット4とで構成する。このうち、棟屋根ユニット3は頂部に位置する棟6と、棟6の両側から二方向に下る二つの傾斜面7,8とを有するものとする。軒先屋根ユニット4は棟屋根ユニット3のどちらか一方の傾斜面7,8と連続する一つの傾斜面9を有するものとする。軒先屋根ユニット4は棟屋根ユニット3の片側または両側に設置される。
As shown in FIG. 1, the
ここで、建物は、どのような構造のものとしても良いが、ユニット建物とするのが好ましい。ユニット建物は、工場で予め製造された建物ユニットを建築現場へ搬送して、建築現場で組立てることにより、短期間のうちに構築できるようにした建物である。複数の建物ユニットによって建物本体が構成される。 Here, the building may have any structure, but it is preferably a unit building. A unit building is a building that can be constructed in a short period of time by transporting a building unit manufactured in advance at a factory to a construction site and assembling it at the construction site. The building itself is composed of a plurality of building units.
屋根1は、建物本体の上部に設置されて、建物本体を保護する構造体である。屋根ユニット2は、建物ユニットと同様に工場で予め製造され、建築現場へ搬送されて、建物ユニットによって構成された建物本体の上部に設置される。
The
切妻屋根は、傾斜した二つの屋根面を合わせた山型の屋根1である。切妻屋根の傾斜した二つの屋根面は、棟屋根ユニット3の上部の二つの傾斜面7,8や、軒先屋根ユニット4の上部の傾斜面9によって成形される。棟屋根ユニット3は、切妻屋根の中央部に位置する屋根ユニット2とされる。軒先屋根ユニット4は、切妻屋根の端部に位置する屋根ユニット2とされる。
The gable roof is a mountain-
棟6は、切妻屋根の頂部となる、傾斜した二つの屋根面の合わせ線であり、棟6は、屋根1の桁方向11に延ばされる。
The
二方向は、棟6の両側の、棟6から離れる方向(妻方向12)のことである。
The two directions are the directions away from the building 6 (wife direction 12) on both sides of the
傾斜面7,8は、棟6から妻方向12の両側へ向かって離れるに従い、上下方向13の高さが低くなる下り勾配の面である。各傾斜面7,8は、それぞれ平坦な斜面とされる。
The
このうち、図2(a)に示すように、棟屋根ユニット3は、
桁方向11の面を画成する平行な一対の桁トラス14と、
妻方向12の面を画成する平行な一対の妻小壁15とで構成されたユニット枠部16を(下部に)備えている。
そして、このユニット枠部16の上に、屋根1の頂部となる棟6の位置から妻方向12の両側へ向けて二方向に下る二つの傾斜面7,8を形成するための斜面形成材17が設置される。
Of these, as shown in FIG. 2A, the
A pair of
A
Then, on the
ここで、桁方向11は、ユニット枠部16の長手方向であり、棟6の延設方向となる。
Here, the
桁トラス14は、桁方向11に対し水平に延びる上部材14aおよび下部材14bの両端部を、上下方向13に延びる一対の縦材14cで矩形状に連結した、側面視ほぼ矩形状の枠とされる。桁トラス14は、縦材14cの下部と上部材14aの中間部との間を、斜材14dで連結することによって補強される。上部材14a、下部材14b、一対の縦材14c、斜材14dは、板面が妻方向12と垂直になるように向きを揃えた状態で、金具14eを用いて互いに面一となるように連結される。
The
妻方向12は、ユニット枠部16の短手方向であり、棟6と直交する方向となる。
The
妻小壁15については、後述する。
The wife
ユニット枠部16は、一対の桁トラス14の端部間に、一対の妻小壁15の端部を連結して成る平面視矩形状をした上下方向13に延びる立体的な枠体であり、二つの傾斜面7,8を、所要の角度で、所要の高さに支持するための支持部となる。
The
頂部は、棟屋根ユニット3の一番高い部分であり、棟6となる。
The top is the highest part of the
二つの傾斜面7,8は、この実施例では同じ下り勾配を有して、同じ長さに形成されている。
The two
斜面形成材17は、切妻屋根の山型をした二つの屋根面(または、棟屋根ユニット3の二つの傾斜面7,8)を形成するための山型の構造材のことである。
The
棟屋根ユニット3は、切妻屋根の中央部に位置して、切妻屋根の上部の棟6の周辺を構成する屋根ユニット2である。
The
上記のような構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えることができる。 In contrast to the above configuration, in this embodiment, the following configuration can be provided.
(1)図2(b)に示すように、棟屋根ユニット3では、斜面形成材17は、
1本の棟木21と平行な2本の妻垂木22とを平面視コ字型に組んだ外枠部23と、
外枠部23の内部に設置された中枠部材24とを有する斜面形成用パネル25を有するものとされる。
斜面形成用パネル25は、棟木21どうしを合わせて二つを山型に連結した状態で、棟木21を桁方向11へ向けて、ユニット枠部16の上に設置される。
(1) As shown in FIG. 2 (b), in the
An
It is assumed that the
The
ここで、棟木21は、棟6を形成するために、桁方向11に対して水平に延ばされた木材であり、板面を妻方向12と垂直な方向に向けて設置される。棟木21は、端部が垂直にカットされる。
Here, the
妻垂木22は、傾斜面7,8の傾斜を形成するために、妻方向12へ向けて下り勾配に延ばされた木材であり、板面を桁方向11と垂直な方向に向けて設置される。妻垂木22は、端部が傾斜面7,8の傾斜に合わせて斜めにカットされる。妻垂木22の端部は、ユニット枠部16の上に斜面形成用パネル25を設置した時に、上下方向13に向けられる。なお、妻垂木22の板面は、棟木21の板面や、中枠部材24の板面や、桁トラス14の上部材14aの板面とほぼ同じ幅に形成される。
The
外枠部23は、斜面形成用パネル25の外形を構成する枠体であり、棟木21の両端部に、一対の妻垂木22の上端部を連結することで、下端側の一辺が開いた平面視矩形状(平面視コ字型)となっている。外枠部23は、最終的に桁トラス14の上部材14aによって閉じられる。
The
なお、外枠部23を形成する際に、棟木21は、図2に示すように、外枠部23を構成する妻垂木22の外側面間の間隔と等しい長さに形成されて、妻垂木22の上端部に内側面が当接された状態で、妻方向12の外方からの釘打ち(釘26)によって妻垂木22に連結されても良いし、棟木21は、図3Aに示すように、外枠部23を構成する妻垂木22の内側面間の間隔と等しい長さに形成されて、妻垂木22の上端部の内側面に端面が当接された状態で、桁方向11の外方からの釘打ち(釘26)によって妻垂木22に連結されても良い。
When forming the
言い換えると、妻垂木22は、図2に示すように、上端部が棟木21の端部内側面に当接された状態で、妻方向12の外方からの釘打ちによって棟木21に連結されても良いし、妻垂木22は、図3Aに示すように、上端部の内側面に棟木21の端部が当接された状態で、桁方向11の外方からの釘打ちによって棟木21に連結されても良い。
In other words, as shown in FIG. 2, even if the
中枠部材24については、後述する。
The
斜面形成用パネル25は、斜面形成材17の一部を構成するパネル状の部材であり、棟屋根ユニット3の上部の山型をした二つの傾斜面7,8を形成するために、二つ用いられる。そして、二つの斜面形成用パネル25を、棟木21どうしを合わせて互いに連結することで、山型をした二つの傾斜面7,8を構成する斜面形成材17となる。
The
以下、棟屋根ユニット3の上部の山型をした二つの傾斜面7,8となる斜面形成材17を形成する工程について説明する。
Hereinafter, a step of forming the
まず、図3Aに示すように、棟木21と、妻垂木22とを連結して、平面視コ字型の外枠部23を形成し、外枠部23の内部に中枠部材24を取付けることで、斜面形成用パネル25の枠部分を構成する。
First, as shown in FIG. 3A, the
次に、図3Bに示すように、上記した枠部分の上面全体に野地板27などの屋根面材(または屋根下地材)を固定することで、野地板27で枠部分を補強すると共に、斜面形成用パネル25にする。斜面形成用パネル25の製造は、自動釘打機を用いて行うことができる。斜面形成用パネル25では、野地板27を貼り易いように、棟木21と、妻垂木22と、中枠部材24とは、少なくとも上部を、同一面内に揃えた状態で連結固定される。
Next, as shown in FIG. 3B, by fixing the roof surface material (or roof base material) such as the
そして、図3Cに示すように、二つの斜面形成用パネル25を妻方向12に並べた状態で、棟木21どうしを当接させて、支持治具28の上に載置し、当接された棟木21どうしを妻方向12からの釘打ちによって互いに連結することで、二つの斜面形成用パネル25を一体化して斜面形成材17を構成する。この際、支持治具28は、二つの斜面形成用パネル25が山型に組合わされるように、二つの斜面形成用パネル25を互いに逆勾配に傾斜させた状態で支持できるものとされる。支持治具28は、上が開いたU字状の受部28aと、受部28aを所要の高さに支持する支持脚28bとを有して、複数設けられる。受部28aは、棟木21や妻垂木22を二本同時に受け得る幅寸法とされる。支持治具28は、受部28aが同じで、支持脚28bの高さが異なるものが複数(図では6個)用意される。複数の支持治具28は、二つの斜面形成用パネル25を組み合わせた状態での、棟木21の両端部近傍や、各妻垂木22の下端部近傍の位置などに配置される。
Then, as shown in FIG. 3C, with the two
図3Dに示すように、二つの斜面形成用パネル25を山型に連結した斜面形成材17を複数用意し、妻垂木22どうしを合わせた状態で、ユニット枠部16(における桁トラス14の上部材14a)の桁方向11の寸法とほぼ同じ長さとなる分だけ桁方向11に並べて、互いに当接された妻垂木22どうしを桁方向11からの釘打ちによって互いに連結して一体化することで、斜面形成材17を所要の大きさに形成する。この際、必要に応じて、棟6を延長するように短い別の棟木31を取付け、別の棟木31の先端部分と桁トラス14の上部材14aとの間に、別の妻垂木32(図2)を取付けるなどによって、ユニット枠部16から張出す軒部分などを形成するようにしても良い。この場合には、桁トラス14の上部材14aは、別の棟木31を含めた桁方向11の長さに形成する。
As shown in FIG. 3D, a plurality of
こうして形成されたユニット枠部16の桁方向11の寸法とほぼ同じ大きさを有する山型の斜面形成材17を、ユニット枠部16の上に取付ける。この際、妻垂木22は、下端部が桁トラス14の上部材14aの内側面に当接された状態にして、妻方向12の外方からの釘打ちによって上部材14aに連結される。これにより、各外枠部23は桁トラス14によって閉ざされる。なお、妻垂木22と、桁トラス14の上部材14aとは、少なくとも上部を、傾斜面7,8の上面に対して、同一面に揃えた状態で取付けられる。
A mountain-shaped
(2)図2に示すように、妻小壁15は、側面視ほぼ五角形状の外枠体41を有していると共に、外枠体41の内部に、上下方向13に延びる縦枠材42が設置されても良い。
(2) As shown in FIG. 2, the wife
ここで、外枠体41は、妻小壁15の外形部分を構成する枠体である。外枠体41は、水平な下枠41aと、下枠41aの両端部から上下方向13の上方へ立ち上がる互いに平行で高さの等しい一対の側枠41bと、一対の側枠41bの上端部間に取付けられた二本の傾斜した上枠43c,43dとで、側面視ほぼ五角形状に形成される。二本の傾斜した上枠43c,43dは、互いに同じ長さとされて、山型に連結された二つの斜面形成用パネル25と同じ角度で山型に組合わされる。二本の傾斜した上枠43c,43dは、山型に連結された二つの斜面形成用パネル25(の妻垂木22)に下側から当接されて、二つの斜面形成用パネル25を下側から線接触状態で支持する。
Here, the
縦枠材42は、一対の側枠41bの間に、側枠41bと平行に、間隔を有して単数または複数本設けられる。縦枠材42は、下枠41aと、二本の傾斜した上枠43c,43dとの間を上下方向13に連結して、二本の傾斜した上枠43c,43dを下側から支持する。複数本の縦枠材42は、互いに異なる長さ、即ち、側枠41bよりも長く、上枠43c,43dの連結位置の高さに応じた長さに形成される。縦枠材42は、例えば、棟木21の真下の位置と、棟木21と側枠41bとの間の位置(例えば、中枠部材24の真下の位置など)に適宜設けられる。縦枠材42を単数設ける場合には、棟木21の真下の位置に設置するのが好ましい。縦枠材42を複数設ける場合には、棟木21の真下の位置を中心として左右対称に設置するのが好ましい。
A single or a plurality of
(3)中枠部材24は、図2に示すように、桁方向11に延びる桁垂木51としても良い(実施例1)。
(3) As shown in FIG. 2, the
ここで、桁垂木51は、棟木21と同様に、桁方向11に対し水平に延びる木材であり、板面を傾斜面7,8の傾斜方向とほぼ垂直な方向へ向けて設置される。桁垂木51は、端部が垂直にカットされる。桁垂木51は、外枠部23を構成する妻垂木22の内側面間の間隔と等しい長さに形成されて、妻垂木22の内側面に端面が当接された状態で、桁方向11の外方からの釘打ちによって妻垂木22に連結される。
Here, the
(4)中枠部材24は、図4に示すように、妻方向12に延びる妻垂木22としても良い(実施例2)。
(4) As shown in FIG. 4, the
ここで、妻垂木22は、外枠部23を構成する妻垂木22と同様に、妻方向12へ向けて下り勾配に延びる木材とされて、板面を桁方向11と垂直な方向に向けて設置される。妻垂木22は、端部が傾斜面7,8の傾斜に合わせて斜めにカットされる。妻垂木22の端部は、ユニット枠部16の上に斜面形成用パネル25を設置した時に、上下方向13に向けられる。妻垂木22は、棟木21の内側面に端面が当接された状態で、妻方向12の外方からの釘打ちによって棟木21に連結される。
Here, the
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。 <Action> The action of this example will be described below.
戸建住宅や集合住宅などの建物の屋根1を屋根ユニット2で構成する。この屋根1を一般的な形状の切妻屋根として、切妻屋根を、棟屋根ユニット3と、軒先屋根ユニット4とで構成する。棟屋根ユニット3は頂部に位置する棟6と、棟6の両側から二方向に下る二つの傾斜面7,8を有するものとする。軒先屋根ユニット4は棟屋根ユニット3のどちらか一方の傾斜面7,8と連続する一つの傾斜面9を有するものとする。軒先屋根ユニット4は棟屋根ユニット3の片側または両側に設置される。
The
この際、棟屋根ユニット3は、桁方向11の面を画成する平行な一対の桁トラス14と、妻方向12の面を画成する平行な一対の妻小壁15とでユニット枠部16を構成して、このユニット枠部16の上に、屋根1の頂部となる棟6の位置から妻方向12の両側へ向けて二方向に下る二つの傾斜面7,8を形成するための斜面形成材17を設置することで製造する。
At this time, the
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。 <Effect> According to this embodiment, the following effects can be obtained.
(効果 1)斜面形成材17を、斜面形成用パネル25を用いて構成した。これにより、斜面形成用パネル25は、木材の斜め加工を少なくでき、また、木材どうしの連結に金具を用いる必要をなくして、自動釘打機による釘打ちのみで生産できるようになるため、斜面形成用パネル25や斜面形成材17の組立てに要する作業時間を減らして、生産性を向上できるようになる。
(Effect 1) The
また、二つの斜面形成用パネル25を山型に連結して成る斜面形成材17を、ユニット枠部16の上に設置するようにした。これにより、ユニット枠部16の上に斜面形成材17を安定して設置できるので、ユニット枠部16の上に斜面形成材17を容易に取付けることができるようになり、棟屋根ユニット3の総組にかかる工数を減らすことができる。この際、例えば、二つの斜面形成用パネル25の棟木21どうしを連結する作業は、斜面形成用パネル25の下側から行うことができるので、容易である。また、山型に連結した二つの斜面形成用パネル25を桁方向11に並べて隣接する妻小壁15どうしを互いに連結する作業は、斜面形成用パネル25の下側から行うことができるので、容易である。
Further, the
これに対し、図5の比較例に示すように、斜面形成材17を、複数の独立した三角形状の中妻トラス61によって形成した場合には、中妻トラス61は、図6に示すように、複数の木材(二つの斜材61a,bや下部の水平材61cや束材61d)を三角形状に組むのに、木材の斜め加工が多くなり、また、木材どうしの連結に用いる複数種類の金具61eをプレス加工でいちいち形成することになるなどによって、組立てに時間がかかると共に生産性が悪くなる。また、複数の独立した中妻トラス61は、ユニット枠部16の上に設置したときに自立できず安定しないので、棟屋根ユニット3の総組にも手間がかかる。
On the other hand, as shown in the comparative example of FIG. 5, when the
よって、斜面形成材17を斜面形成用パネル25で構成することで、中妻トラス61を用いた場合と比べて、棟屋根ユニット3の生産性を格段に向上できる。
Therefore, by forming the
(効果 2)妻小壁15が側面視ほぼ五角形状の外枠体41を有することによって、山型に連結した二つの斜面形成用パネル25(からなる斜面形成材17)を、妻小壁15の側面視ほぼ五角形状をした外枠体41によって下側から支えることができる。また、外枠体41の内部に、上下方向13に延びる縦枠材42を設置することによって、妻小壁15の上下方向13に対する強度が上がるので、山型に連結した二つの斜面形成用パネル25からなる斜面形成材17を妻小壁15の上に載せたときの、斜面形成材17に対する妻小壁15の支持強度を確保・向上することができる。
(Effect 2) Since the wife
(効果 3)中枠部材24を桁方向11に延びる桁垂木51としても良い。これにより、桁垂木51の使用本数を減らすと共に、桁垂木51の端部に対する斜めカットをなくして、生産性を向上することができる。また、桁垂木51を設けることで、桁トラス14に取付ける前の斜面形成用パネル25の外枠部23に閉断面の部分が作られるので、外枠部23の強度を向上できる。
(Effect 3) The
(効果 4)中枠部材24を妻方向12に延びる妻垂木22としても良い。これにより、外枠体41を構成する妻垂木22とほぼ同じ妻垂木22を中枠部材24として使うことができる。また、中枠部材24を妻方向12に延びる妻垂木22としたことにより、妻垂木22の棟木21とは反対側の端部の桁トラス14に対する斜面形成材17や斜面形成用パネル25の止点を増やして、斜面形成用パネル25や棟屋根ユニット3の強度向上を図ることができる。
(Effect 4) The
1 屋根
3 棟屋根ユニット
6 棟
8 傾斜面
8 傾斜面
11 桁方向
12 妻方向
13 上下方向
14 桁トラス
15 妻小壁
16 ユニット枠部
17 斜面形成材
21 棟木
22 妻垂木
23 外枠部
24 中枠部材
25 斜面形成用パネル
41 外枠体
42 縦枠材
51 桁垂木
1
Claims (4)
妻方向の面を画成する平行な一対の妻小壁とで構成されたユニット枠部の上に、
屋根の頂部となる棟の位置から前記妻方向の両側へ向けて二方向に下る二つの傾斜面を形成するための斜面形成材を設置した棟屋根ユニットであって、
前記斜面形成材は、
1本の棟木と平行な2本の妻垂木とを平面視コ字型に組んだ外枠部と、
該外枠部の内部に設置された中枠部材とを有する斜面形成用パネルを有し、
該斜面形成用パネルは、前記棟木どうしを合わせて二つを山型に連結した状態で、前記棟木を前記桁方向へ向けて、前記ユニット枠部の上に設置されていることを特徴とする棟屋根ユニット。 A pair of parallel girder trusses that define the planes in the girder direction,
On the unit frame part composed of a pair of parallel wife small walls that define the surface in the direction of the wife,
A ridge roof unit in which a slope forming material is installed to form two slopes that descend in two directions from the position of the ridge that is the top of the roof toward both sides in the direction of the wife.
The slope forming material is
An outer frame part in which one ridge tree and two wife rafters parallel to each other are assembled in a U-shape in a plan view,
It has a slope forming panel having an inner frame member installed inside the outer frame portion, and has.
The slope forming panel is characterized in that the purlins are installed on the unit frame portion with the purlins facing the girder direction in a state where the purlins are joined together and the two are connected in a mountain shape. Rafter unit.
前記妻小壁は、側面視ほぼ五角形状の外枠体を有していると共に、該外枠体の内部に、上下方向に延びる縦枠材が設置されていることを特徴とする棟屋根ユニット。 The ridge roof unit according to claim 1.
The ridge roof unit is characterized in that the wife small wall has an outer frame body having a substantially pentagonal shape in a side view, and a vertical frame member extending in the vertical direction is installed inside the outer frame body. ..
前記中枠部材は、前記桁方向に延びる桁垂木であることを特徴とする棟屋根ユニット。 The ridge roof unit according to claim 1 or 2.
The ridge roof unit is characterized in that the middle frame member is a girder rafter extending in the girder direction.
前記中枠部材は、前記妻方向に延びる妻垂木であることを特徴とする棟屋根ユニット。 The ridge roof unit according to claim 1 or 2.
The middle frame member is a ridge roof unit characterized by being a wife rafter extending in the direction of the wife.
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