JP2021144563A - 運転者提示システムおよび運転者提示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の好みに適合した運転者を提示できる可能性を高める技術の提供。【解決手段】利用者が車両によるサービスを利用した履歴を示す履歴情報であって前記車両の運転者を示す情報が対応づけられた履歴情報を取得する履歴情報取得部と、前記履歴情報に基づいて、前記利用者が複数回利用した前記運転者であるリピート運転者を特定するリピート特定部と、複数の前記運転者のそれぞれに対応づけられた複数の評価項目の評価値を示す評価情報を取得する評価情報取得部と、前記評価情報に基づいて、前記リピート運転者に対応づけられた前記評価値と類似する前記評価値が対応づけられた前記運転者を提示する提示部と、を備える運転者提示システムが構成される。【選択図】図1
Description
本発明は、運転者提示システムおよび運転者提示プログラムに関する。
従来、車両によるサービスを提供する運転者を評価する技術が知られている。例えば、特許文献1には、タクシーに顧客が乗車して走行した時の走行情報を顧客に送信して評価の入力を受け付ける技術が開示されている。
利用者が車両によるサービスを利用する際、サービスを提供する運転者を選択可能にする場合がある。この場合、利用者に対して利用者が好む運転者が提示されると好ましい。従来の技術を利用すれば、高評価の運転者を提示することが可能である。しかし、従来の技術においては、多数の利用者の主観によって評価される。従って、複数の利用者による評価が平均的に高い運転者を提示することは可能であるが、特定の利用者の好みに適合しているとは限らない。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、利用者の好みに適合した運転者を提示できる可能性を高める技術の提供を目的とする。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、利用者の好みに適合した運転者を提示できる可能性を高める技術の提供を目的とする。
上記の目的を達成するため、運転者提示システムは、利用者が車両によるサービスを利用した履歴を示す履歴情報であって車両の運転者を示す情報が対応づけられた履歴情報を取得する履歴情報取得部と、履歴情報に基づいて、利用者が複数回利用した運転者であるリピート運転者を特定するリピート特定部と、複数の運転者のそれぞれに対応づけられた複数の評価項目の評価値を示す評価情報を取得する評価情報取得部と、評価情報に基づいて、リピート運転者に対応づけられた評価値と類似する評価値が対応づけられた運転者を提示する提示部と、を備える。
また、上記の目的を達成するため、運転者提示プログラムは、コンピュータを、利用者が車両によるサービスを利用した履歴を示す履歴情報であって車両の運転者を示す情報が対応づけられた履歴情報を取得する履歴情報取得部、履歴情報に基づいて、利用者が複数回利用した運転者であるリピート運転者を特定するリピート特定部、複数の運転者のそれぞれに対応づけられた複数の評価項目の評価値を示す評価情報を取得する評価情報取得部、評価情報に基づいて、リピート運転者に対応づけられた評価値と類似する評価値が対応づけられた運転者を提示する提示部、として機能させる。
すなわち、運転者提示システム、運転者提示プログラムにおいては、利用者が繰り返し利用したリピート運転者と、評価が類似する他の運転者を提示する。このため、多くの人から見て平均的に評価が高い運転者が提示される構成と比較して、特定の利用者の好みに適合した運転者を提示できる可能性を高めることが可能になる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)運転者提示システムの構成:
(2)倍率取得処理:
(3)予約受付処理:
(4)他の実施形態:
(1)運転者提示システムの構成:
(2)倍率取得処理:
(3)予約受付処理:
(4)他の実施形態:
(1)運転者提示システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかる運転者提示システムとして機能する予約システム10の構成を示すブロック図である。本実施形態において、予約システム10は、利用者端末100と協働する。本実施形態において、利用者端末100は、送迎サービスを受ける利用者(サービスを受ける者やその家族等)が送迎サービスの予約を行うために利用する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる運転者提示システムとして機能する予約システム10の構成を示すブロック図である。本実施形態において、予約システム10は、利用者端末100と協働する。本実施形態において、利用者端末100は、送迎サービスを受ける利用者(サービスを受ける者やその家族等)が送迎サービスの予約を行うために利用する。
利用者端末100は、CPU,RAM,ROM等を備える制御部200、ユーザI/F部410、通信部430および図示しない記録媒体を備えている。
ユーザI/F部410は、運転者の指示を入力し、また、運転者に各種の情報を提供するためのインタフェース部である。ユーザI/F部410は、図示しないタッチパネル方式のディスプレイやスイッチ等やスピーカー等を備えている。すなわち、ユーザI/F部410は画像や音声の出力部および利用者の指示を入力する入力部を備えている。通信部430は、他の装置と無線通信するための回路を備えている。制御部200は、通信部430を介して予約システム10と通信を行い、任意の情報を送受信することができる。
利用者端末100は、記録媒体に記録された各種のプログラムを実行することによって、各種の機能を実行する多機能端末である。例えば、スマートホンやタブレット端末によって利用者端末100を構成することができる。本実施形態において、利用者端末100は、送迎サービスの予約プログラムを実行することが可能である。予約プログラムは予約のためのアプリケーションプログラムであっても良いし、ウェブサービスを利用するブラウザ等のアプリケーションプログラムであっても良い。
予約プログラムが実行されると、制御部200は、ユーザI/F部410を介して、予約条件を受け付ける。本実施形態においては、利用者が送迎サービスを利用する日時と、車両を運転する運転者の指定を受け付ける。このため、制御部200は、ユーザI/F部の出力部に、日時および運転者を指定するためのユーザインタフェースを表示させる。予約者は、当該ユーザインタフェースを利用して、日時および運転者を指定する。
制御部200は、指定された日時および運転者を取得し、通信部430を介して、日時および運転者を予約システム10に送信する。指定された日時において、指定された運転者が予約済でない場合、予約システム10は、当該予約を受け付ける。指定された日時において、指定された運転者が予約済である場合、予約システム10は、替わりの運転者を示す情報を返信する。
制御部200は、通信部430を介して当該替わりの運転者を示す情報を取得し、ユーザI/F部410の出力部に表示させる。予約者は、表示内容に基づいてユーザI/F部410の入力部を操作し、替わりの運転者を指定する。指定された運転者を示す情報は、通信部430を介して予約システム10に送信され、指定された日時のサービス提供者が替わりの運転者であるとして予約される。
以上のような予約を行う本実施形態において予約システム10は、替わりの運転者が、利用者の好みになるように運転者を提示する。具体的には、予約システム10は、CPU,RAM,ROM等を備える制御部20、記録媒体30、通信部40を備えている。通信部40は、他の装置と無線通信するための回路を備えている。制御部20は、通信部40を介して利用者端末100と通信を行い、任意の情報を送受信することができる。
記録媒体30には予約・履歴情報30a、評価情報30bが記録される。予約・履歴情報30aは、利用者の識別情報と、予約日時と、予約された運転者とを対応づけた情報である。図2Aは、予約・履歴情報30aの一例を示す図である。図2Aにおいては、利用者の識別情報(ID:1等)に対して、予約された日時と、各日時に予約された運転者(A,B等)を対応づけた例を示している。予約・履歴情報30aにおいては、キャンセルされた日時は削除されるが、キャンセルされずにサービスが提供された日時の情報は履歴として残される。従って、現在時刻より未来の情報は予約された日時を示すが、現在時刻より過去の情報は予約の履歴を示している。むろん、予約情報と履歴情報は予約・履歴情報30aと別に管理されてもよい。
評価情報30bは、運転者毎の評価を示す情報である。本実施形態において、評価情報30bは、複数の評価項目のそれぞれにおける評価値で表現される。具体的には、本実施形態においては、酸素ボンベが使用可能であるか否か、既定以上の振動の発生頻度、黄信号での停止の発生頻度、対応可能な体重、声かけの安心度の各評価項目について運転者が評価される。
酸素ボンベが使用可能であるか否かは、運転者が利用者を介護する際に、利用者が酸素ボンベを使用するための援助を行うスキルを有しているか否かを評価する評価項目である。本実施形態においては、使用できるか否かを示す数値が評価値である。
既定以上の振動の発生頻度は、利用者に不安を与えるほどの振動の発生の頻度を評価する評価項目である。本実施形態において当該評価項目の評価値は、運転者が送迎サービスを実施している過程において、既定以上の振動が発生した頻度が多いほど小さくなる値である。このような既定以上の振動(例えば、急ブレーキ等)は被介護者等である利用者に不安を与えるため、運転者の評価項目となっている。既定以上の振動の発生は、送迎サービス中の車両の振動の履歴や加速度の履歴等によって特定可能であり、例えば、既定の大きさ以上の振動や既定の大きさ以上の加速度が発生した場合に既定以上の振動が発生したとみなす構成等を採用可能である。頻度は、種々の手法で定義可能であり、例えば、既定の期間あたりの既定以上の振動の発生回数等によって定義可能である。
黄色信号での停止の発生頻度は、黄色信号によって停止した頻度を評価する評価項目である。本実施形態において当該評価項目の評価値は、信号機が黄色に変わったことに応じて運転者がブレーキを行った結果、停止した頻度が多いほど小さくなる値である。すなわち、信号機が黄色に変わることを運転者が予測しておらず、黄色に変わったことに応じて運転者がブレーキを行った場合には、被介護者等である利用者に不安を与えるため、運転者の評価項目となっている。黄色信号での停止は、送迎サービス中の車両の動作履歴等によって特定可能である。例えば、前方の風景を撮影するカメラと加速度の履歴とを対応付け、前方信号機の色が黄色に変化してから既定期間内に既定の減速度以下の減速が行われた場合に黄色信号での停止が行われたとみなす構成を採用可能である。頻度は、種々の手法で定義可能であり、例えば、既定の期間あたりの黄色信号での停止の発生回数等によって定義可能である。
対応可能な体重は、運転者が被介護者を車いすから移動させるなどの介助をする際に、介助可能な被介護者の体重であり、運転者毎に予め決められる。本実施形態においては、対応可能な体重が大きいほど、評価値が大きくなる。
声かけの安心度は、運転者が利用者に対して行った声かけによって与えた安心度を評価するための評価項目である。すなわち、路面に凹凸等の段差が存在する場合、ある程度の振動は避けられないが、事前の声かけがあれば利用者は不安を感じない場合は多い。そこで、本実施形態においては、声かけを行うべき地点を予め特定して既定の地点とし、当該既定の地点で発話が行われた場合に、運転者を加点することで得られる評価値を定義する。むろん、声かけを行うべき地点は、段差が存在する地点に限定されず、停止地点や、後進が必要となる地点など、種々の地点であって良い。
評価項目は、以上の項目に限定されず、他の評価項目が加わっていても良いし、少なくとも1個の評価項目が存在しなくても良い。他の評価項目の例としては、例えば、運転者が繰り返し利用された利用率が含まれても良い。すなわち、声かけや、振動が少ないことによって利用者に安心感を与えると、利用者は同一の運転者を再度利用したいと感じることが多い。再度利用したいと感じさせる運転者は、利用者からみて再度利用したいと感じさせる理由があることが推定されるが、その理由は多様であり、振動の頻度などの規定の評価項目で評価しきれないことも多い。そこで、繰り返し利用された利用率が運転者の評価であるとみなしてもよい。
評価情報30bの各評価項目における評価値は、各種の値域であってよく、評価項目毎に異なっても良いし、同一であっても良い。また、評価値は連続値であっても良いし、複数の段階を有する値であっても良い。本実施形態において、各評価項目における値域は同一であり、評価値は5段階で変化する。図2Bは、運転者Aにおける評価情報30bの例をレーダーチャートによって示している。このように、評価情報30bにおいては、複数の評価項目のそれぞれについて5段階の評価値が対応づけられた情報となっている。
評価情報30bは、予め決められたトリガに応じて更新される。すなわち、運転者のスキル向上や、各種の評価項目の評価値を取得するための基になる情報の更新等によって、各評価項目の評価値は変動し得る。そこで、本実施形態においては、評価情報30bを更新するトリガが、例えば、一定期間毎、基になる情報の更新タイミング毎などのように決められている。
酸素ボンベが使用可能であるか否か、や対応可能な体重については、自己申告やスキル評価結果に応じて評価値が決められる。既定以上の振動の発生頻度、黄信号での停止の発生頻度、については、運転者の運転履歴に基づいて評価値が決められる。運転履歴は、車両で使用されるナビゲーションシステム等の各種の装置で収集されればよい。声かけの安心度は、運転者の発話履歴に基づいて評価値が決められる。発話履歴は、利用者の車いすや、車両で使用されるナビゲーションシステム等の各種の装置で収集されれば良い。
予約システム10は、予約を受け付ける機能と、替わりの運転者を提示する機能とを備えている。これらの機能は、制御部20が予約受付プログラム21を実行することによって実現される。
予約受付プログラム21は、予約受付部21a、履歴情報取得部21b、リピート特定部21c、評価情報取得部21d、提示部21eを備えている。予約受付部21aは、サービスの予約を受け付ける機能を制御部20に実行させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部20は、予約受付部21aの機能により、利用者の予約要求に応じて、予約を受け付ける。
具体的には、利用者端末100から予約開始指示が送信されると、制御部20は、通信部43を介して当該指示を受け付け、予約を行うためのユーザインタフェースに表示させるための情報を返信する。この結果、利用者端末100においては、ユーザI/F部410の出力部に予約を行うためのユーザインタフェースが表示される。
利用者が、ユーザI/F部410の入力部によって予約を希望する日時および運転者を指定すると、制御部20は、通信部43を介して当該日時および運転者を取得する。次に、制御部20は、予約受付部21aの機能により、予約・履歴情報30aを参照し、指定された運転者が指定された日時に予約済であるか否かを特定する。指定された運転者が指定された日時に予約済でない場合、制御部20は、指定された日時に対して指定された運転者を対応づけた予約情報を予約・履歴情報30aに追加する。指定された運転者が指定された日時に予約済である場合、制御部20は、履歴情報取得部21b等の機能によって替わりの運転者を提示する。
履歴情報取得部21bは、利用者が車両によるサービスを利用した履歴を示す履歴情報であって車両の運転者を示す情報が対応づけられた履歴情報を取得する機能を制御部20に実行させるプログラムモジュールである。本実施形態において履歴情報は、予約・履歴情報30aに記録されているため、制御部20は、予約・履歴情報30aに基づいて、予約を行っている利用者の識別情報が対応づけられた履歴情報を取得する。
なお、本実施形態においては、利用者の好みが変化することを考慮し、最新の既定回数分のサービスについての履歴情報に基づいて特定される。そこで、制御部20は、予約・履歴情報30aを参照し、利用者による最新の既定回数分の利用履歴を取得する。本実施形態においては、最新の10回分の履歴情報が取得される。すなわち、制御部20は、予約・履歴情報30aを参照し、利用者による利用履歴の中から、現在以前で現在時刻に近い順に10回分の履歴を取得する。10回の利用履歴が存在しない場合、存在する履歴情報が取得されれば良い。むろん、10回は例であり、より多くても少なくても良い。また、全履歴が考慮される構成等も採用可能である。
リピート特定部21cは、履歴情報に基づいて、利用者が複数回利用した運転者であるリピート運転者を特定する機能を制御部20に実行させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部20は、履歴情報取得部21bによって取得された直近10回分の利用で繰り返し利用された運転者をリピート運転者として特定する。図2AはID1の利用者についてリピート運転者を特定する様子を示している。
この例では、2020/1/4〜1/16の10回分の履歴が直近10回分であることが想定されている。本実施形態においては、同一の利用者が利用した連続した2回のサービスを同一の運転者が提供した場合に、その運転者をリピート運転者とみなす。図2Aにおいては、連続した2回のサービスの運転者が同一である履歴を矢印によって示している。すなわち、矢印で結ばれる運転者がリピート運転者とみなされ、運転者A,Cがリピート運転者として特定される。
以上のように、連続した2回のサービスが同一の運転者によって提供された場合、当該運転者の選択は意図を持って実施された可能性が高い。すなわち、本実施形態においては、運転者を指定することができるため、同一の運転者を2回連続して指定したのであれば、ランダムに運転者が選択されたのではなく、意図を持って選択された可能性が高いと推定される。この構成によれば、利用者が好みに応じて選択した可能性が高い履歴を参酌することができる。
評価情報取得部21dは、複数の運転者のそれぞれに対応づけられた複数の評価項目の評価値を示す評価情報を取得する機能を制御部20に実行させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部20は、記録媒体30を参照し、各運転者の評価情報30bを取得する。
提示部21eは、評価情報に基づいて、リピート運転者に対応づけられた評価値と類似する評価値が対応づけられた運転者を提示する機能を制御部20に実行させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部20は、評価情報30bに基づいて、リピート運転者と評価値が類似する他の運転者を特定する。評価値の類似は、種々の手法で判定されて良い。本実施形態において、制御部20は、リピート運転者と他の運転者とのそれぞれにおける、複数の評価項目毎の評価値の差分に基づいて類似しているか否か判定する。
すなわち、評価値は、評価項目毎の運転者のスキルや発話の質等に対応している。従って、評価値が近い運転者同士は類似したスキルを有していたり、類似した発話の特徴を有していたりする。従って、評価値の差分を複数の評価項目について評価し、差分が小さい運転者を特定すれば、リピート運転者を好む利用者に対して好みに適合した運転者を提示できる可能性が高くなる。
類似を判定するための差分は、差分値自体であってもよいし、差分値が補正された値であっても良い。本実施形態において、制御部20は、リピート運転者に対応づけられた複数の評価項目の中で、評価値が相対的に高い評価項目は、評価値が相対的に低い評価項目よりも重視されるように補正を行う。
本実施形態においては、制御部20は、リピート運転者の評価値に基づいて、評価項目の倍率を取得する。この際、制御部20は、評価値が相対的に高い評価項目は、評価値が相対的に低い評価項目よりも倍率が大きくなるように倍率を取得する。このような倍率を取得するための構成は、種々の構成を採用可能である。図3Aは、倍率を取得する処理の一例を説明するための図である。
図3Aに示す例においては、酸素ボンベが使用可能であるか否か等の評価項目のそれぞれについて、2回連続利用された場合の評価値と、リピート率との積が示されている。この例は、リピート運転者の例として想定された運転者A,Cについての例である。すなわち、図2Aに示すように、最新の10回の利用のうちの2回目、5回目、7回目〜10回目にリピートされた例である。
図3Aにおいては、このように、リピートされた各回について評価値とリピート率との積が計算される。例えば、2回目と記した列の積は、2回目にリピートされた運転者Aの評価値(各評価項目について5,4,4,4,2)と、運転者Aのリピート率(70%)との積である。なお、運転者Aのリピート率は、利用者がリピート運転者としての運転者Aを最新の10回の履歴において利用した比率である。すなわち、制御部20は、最新の10回の履歴において利用者が運転者Aを利用した回数である7回を全回数である10回で除した値をリピート率とする。
5回目にリピートされた運転者は、運転者Cであるため、図3Aに示す5回目と記した列の積は、運転者Cの評価値と、運転者Cのリピート率との積である。制御部20は、以上の積を7回目〜10回目まで算出し、得られた積を評価項目毎に足し合わせた値によって倍率C1〜C5を取得する。以上のようにして得られた倍率C1〜C5は、評価値の差分値に乗じられる倍率である。すなわち、制御部20は、リピート運転者の評価値と、他の運転者の評価値との差分値を各評価項目について取得する。そして、制御部20は、評価項目毎の差分値に、評価項目毎の倍率C1〜C5を乗じて乖離を示す値として取得する。
図3Bおよび図3Cは、差分値を取得する例を示す図である。図3Bは、リピート運転者の例である運転者Aの評価値を実線のレーダーチャートで示し、比較対象である運転者Bの評価値を一点鎖線のレーダーチャートで示している。図3Cは、各評価項目についての両者の差分値を実線のレーダーチャートで示している。制御部20は、このような評価項目毎の差分値を各運転者について取得する。
さらに、制御部20は、倍率C1〜C5を各評価項目の差分値に乗じて乖離を取得する。図3Dは、倍率が乗じられて得られた値を実線のレーダーチャートで示している。上述のように、倍率C1〜C5は、リピート運転者の評価項目毎の評価値が大きいほど大きくなる。従って、当該倍率が、評価項目毎の差分値に乗じられることにより、リピート運転者において高評価が得られている評価項目の差分が強調される。従って、リピート運転者の評価が高い項目についての差分は、リピート運転者の評価が低い項目についての差分より重視されて、乖離の取得に算入される。この結果、乖離が小さい運転者は、リピート運転者が高い評価を得ている評価項目について、同じような評価が得られている運転者である可能性が高い。従って、本実施形態によれば、利用者の好みに適合した運転者を提示できる可能性を高めることができる。
なお、倍率は、任意の値(例えば、運転者が利用された回数等)によって規格化されていても良い。さらに、本実施形態において、リピート運転者の評価値から取得される倍率は、リピート運転者のリピート率が大きいほど大きくなる。また、リピート運転者がリピートされた回数が大きいほど大きくなる。従って、リピート率やリピートされた回数が大きいほど、評価値の差分を強調して乖離を評価することが可能である。
(2)倍率取得処理:
次に、評価項目毎の評価値に乗じられる倍率を取得する倍率取得処理を説明する。倍率は、替わりの運転者を提示する前に取得されていれば良く、種々のトリガに応じて倍率が取得されて良い。ここでは、利用者の履歴情報が更新された場合、すなわち、予約された送迎サービスが利用者に提供され、予約情報が履歴情報になった場合に倍率取得処理が実行される例を説明する。
次に、評価項目毎の評価値に乗じられる倍率を取得する倍率取得処理を説明する。倍率は、替わりの運転者を提示する前に取得されていれば良く、種々のトリガに応じて倍率が取得されて良い。ここでは、利用者の履歴情報が更新された場合、すなわち、予約された送迎サービスが利用者に提供され、予約情報が履歴情報になった場合に倍率取得処理が実行される例を説明する。
図4Aは、倍率取得処理のフローチャートである。倍率取得処理が実行されると、制御部20は、履歴情報取得部21bの機能により、最新の履歴を取得する(ステップS100)。すなわち、利用者がサービスの提供を受けると、予約・履歴情報30aの履歴情報が更新されているため、制御部20は、予約・履歴情報30aを参照し、利用者の最新の既定回数分の履歴情報を取得する。
次に、制御部20は、リピート運転者のリピート率を取得する(ステップS105)。具体的には、制御部20は、リピート特定部21cの機能により、リピート運転者を特定する。すなわち、制御部20は、ステップS100で取得した履歴情報を参照し、連続した2回の履歴の運転者が同一である場合に、当該運転者がリピート運転者であると特定する。また、制御部20は、評価情報取得部21dの機能により、リピート運転者のリピート率を取得する。すなわち、制御部20は、ステップS100で取得した履歴情報からリピート運転者が利用された回数を特定し、既定回数で除することによってリピート率を取得する。
次に、制御部20は、評価項目の倍率を更新する(ステップS110)。すなわち、制御部20は、評価情報取得部21dの機能により、リピート運転者についての各評価項目の評価値を取得する。そして、制御部20は、提示部21eの機能により、評価値とリピート率を乗じ、リピートされた各リピート運転者について、リピートされた回数分の積を足し合わせた評価項目の倍率とする。制御部20は、以上の処理を各評価項目について実施することにより、利用者の評価項目毎の倍率を取得し、記録媒体30に記録する。
(3)予約受付処理:
次に、予約受付処理を説明する。図4Bは、予約受付処理のフローチャートである。予約受付処理は、利用者端末100から予約要求が行われた場合に実行される。予約受付処理が開始されると、制御部20は、予約受付部21aの機能により、予約を受け付ける(ステップS200)。すなわち、制御部20は、通信部43を介して利用者端末100の出力部にユーザインタフェースを表示させ、利用者端末100から、予約を希望する日時および運転者の指定を受け付ける。
次に、予約受付処理を説明する。図4Bは、予約受付処理のフローチャートである。予約受付処理は、利用者端末100から予約要求が行われた場合に実行される。予約受付処理が開始されると、制御部20は、予約受付部21aの機能により、予約を受け付ける(ステップS200)。すなわち、制御部20は、通信部43を介して利用者端末100の出力部にユーザインタフェースを表示させ、利用者端末100から、予約を希望する日時および運転者の指定を受け付ける。
次に、制御部20は、予約受付部21aの機能により、指定された運転者が予約済であるか否かを判定する(ステップS205)。ステップS205において、指定された運転者が予約済であると判定されない場合、制御部20は、利用者が希望した日時および運転者について予約を受け付ける(ステップS235)。すなわち、制御部20は、利用者が希望した日時に対して指定された運転者を対応づけた予約情報を予約・履歴情報30aに追加する。
ステップS205において、指定された運転者が予約済であると判定された場合、制御部20は、リピート特定部21cの機能により、リピート運転者を特定する(ステップS210)。すなわち、制御部20は、記録媒体30を参照し、予約・履歴情報30aから利用者の最新の既定回数分の履歴情報を取得する。そして、制御部20は、当該履歴情報を参照し、連続した2回の履歴の運転者が同一である場合に、当該運転者がリピート運転者であると特定する。
次に、制御部20は、評価情報取得部21dの機能により、予約済でない運転者を特定する(ステップS215)。すなわち、制御部20は、予約・履歴情報30aを参照し、ステップS200で受け付けた利用者の希望する日時に予約されていない運転者を特定する。
次に、制御部20は、リピート運転者と予約済でない運転者の評価値を倍率に基づいて補正する(ステップS220)。すなわち、制御部20は、評価情報取得部21dの機能により、ステップS210で特定されたリピート運転者に対応づけられた評価情報30bを取得する。また、制御部20は、評価情報取得部21dの機能により、ステップS215で特定された予約済でない運転者に対応づけられた評価情報30bを取得する。さらに、制御部20は、提示部21eの機能により、記録媒体30を参照し、利用者が重視している評価項目をより重視するための倍率(ステップS110で取得された倍率)を取得する。そして、制御部20は、提示部21eの機能により、リピート運転者の評価値と予約済でない運転者の評価値とのそれぞれについて、倍率を乗じる。
次に、制御部20は、提示部21eの機能により、リピート運転者と予約済でない運転者との乖離を取得する(ステップS225)。すなわち、制御部20は、ステップS220で取得されたリピート運転者の評価値を補正した後の値と、予約済でない運転者の評価値を補正した後の値と、の差分値を乖離として取得する。
次に、制御部20は、提示部21eの機能により、乖離が小さい運転者を提示する(ステップS230)。すなわち、制御部20は、予約済でない運転者の中で、乖離が相対的に小さい運転者を利用者の好みに近いお勧めの運転者として提示する。なお、提示の態様としては、種々の態様が採用可能である。例えば、乖離が小さい順に上位複数人の運転者を提示しても良いし、乖離が小さい順にソートして予約済でない運転者を提示しても良い。
いずれにしても、提示する運転者が特定されると、制御部20は、通信部43を介して利用者端末100に対して提示する運転者を示す情報を送信する。この結果、利用者端末100のユーザI/F部410の出力部に、替わりの運転者が表示される。利用者は、提示された運転者の中から好みの運転者を選択する。選択が行われると、利用者端末100から選択された運転者を示す情報が送信される。
そこで、制御部20は、予約受付部21aの機能により、予約を受け付ける(ステップS235)。すなわち、制御部20は、利用者端末100から送信された、運転者を示す情報を、通信部43を介して取得する。そして、制御部20は、希望した日時に当該運転者を対応付け、予約・履歴情報30aを更新する。なお、利用者端末100において、予約済でない運転者を提示する際には、種々の態様で提示されて良く、例えば、運転者毎の評価値を示すレーダーチャートを表示するなど、運転者に対して各種の情報を対応づけて表示してよい。
(4)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、評価値が類似する運転者を提示する限りにおいて、各種の態様を採用可能である。例えば、利用者端末100は、車いす等に備えられていてもよい。さらに、図1に示すシステムがより多数のシステムで構成されても良い。例えば、予約システム10の機能が複数のサーバに分散されていてもよい。
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、評価値が類似する運転者を提示する限りにおいて、各種の態様を採用可能である。例えば、利用者端末100は、車いす等に備えられていてもよい。さらに、図1に示すシステムがより多数のシステムで構成されても良い。例えば、予約システム10の機能が複数のサーバに分散されていてもよい。
また、予約システム10を構成する各部(予約受付部21a、履歴情報取得部21b、リピート特定部21c、評価情報取得部21d、提示部21e)の少なくとも一部や、利用者端末100の少なくとも一部が複数の装置に分かれて存在していても良い。また、上述の実施形態の一部の構成が省略される構成や、処理が変動または省略される構成も想定し得る。
さらに、上述の運転者が提供するサービスは、送迎サービスに限定されない。例えば、ある地点から他の地点まで利用者を送り届けるサービスであってもよい。また、複数の利用者をピックアップして他の1箇所以上の場所に利用者を連れて行くサービス等であってもよい。
履歴情報取得部は、利用者が車両によるサービスを利用した履歴を示す履歴情報であって車両の運転者を示す情報が対応づけられた履歴情報を取得することができればよい。すなわち、履歴情報取得部は、利用者がサービスの提供を受けた運転者の履歴を取得することができればよい。履歴情報は、少なくとも運転者がリピート利用されたか否かを特定できるように定義されていればよい。従って、例えば、1回のサービス毎に車両の運転者が対応づけられ、その時系列の履歴が履歴情報に含まれていればよく、他の情報(例えば、利用日時等)は省略されてもよいし、他の情報(例えば、サービス項目や走行履歴等)が含まれていてもよい。
リピート特定部は、履歴情報に基づいて、利用者が複数回利用した運転者であるリピート運転者を特定することができればよい。すなわち、利用者が複数回利用したリピート運転者は、利用者が複数回利用した運転者であり、リピート運転者を特定することにより、当該利用者から見た運転者の好みが明らかになる。
リピート特定部は、利用者にサービスを複数回提供した同一の運転者をリピート運転者として特定することができればよい。リピート運転者は、上述の実施形態のように、利用者が2回連続して利用した運転者である構成以外にも種々の構成を採用可能である。例えば、連続した利用であるか否かにかかわらず、利用者が複数回利用した運転者であってもよい。また、このような運転者の中で利用者が最も多く利用した運転者がリピート運転者であっても良い。
評価情報取得部は、複数の運転者のそれぞれに対応づけられた複数の評価項目の評価値を示す評価情報を取得することができればよい。すなわち、運転者は、複数の評価項目について評価され、その評価の結果が評価値として表現される。評価情報取得部は、各運転者について、各評価項目の評価値を取得することができればよい。評価値は、評価の高低を示していればよく、上述の実施形態においては評価値が大きいほど高い評価を示しているが、評価値が大きいほど低い評価を示していてもよい。評価値の値域は、複数の評価項目において同一であってもよいし、異なっていてもよい。複数の評価項目において値域が同一であれば、複数の評価項目同士で評価の程度を比較することが容易になる。
提示部は、評価情報に基づいて、リピート運転者に対応づけられた評価値と類似する評価値が対応づけられた運転者を提示することができればよい。利用者には運転者を選定する際の好みがあり、運転者のある評価項目は重視するが、他の評価項目は重視しないということも多い。従って、リピート運転者に対応づけられた複数の評価項目についての評価値の傾向は、利用者の好みを反映しており、評価値の傾向が類似する他の運転者を特定すれば、利用者が好む運転者をリピート運転者以外の運転者から特定することができる。
評価値の類似は、評価値に基づいて特定されればよく、特定の評価項目についての類似が特定されてもよいし、全ての評価項目についての類似が特定されてもよい。前者としては、評価が高い1以上の評価項目に着目し、当該評価項目についての評価が近い、または傾向が近い場合に類似とされる構成が挙げられる。後者としては、全ての評価項目の評価値によって得られるレーダーチャートを比較し、その形状が近い場合や評価値の差分が最小である場合に類似とされる構成等が挙げられる。
特定の利用者が複数回利用したリピート運転者は、複数人存在し得る。従って、リピート運転者が複数人存在する場合、特定の利用者についての複数のリピート運転者の評価値を統計することで類似か否か判定するための基準を特定しても良い。この場合、例えば、利用回数が多いリピート運転者であるほどその評価値が重視される構成としても良い。このような構成は、上述の実施形態のように、リピート率が高いほどそのリピート運転者の評価項目が重視され、かつ、リピートされた回数が多いほどそのリピート運転者の評価項目が重視される構成に限定されない。例えば、リピート運転者の評価値に対してリピート率が乗じられるが、リピート回数による重み付けが行われない(上述の図3Aの7回目以降は省略される)構成であっても良い。
予約受付部は、サービスの利用時刻と運転者の指定とを受け付けることができればよい。すなわち、サービスを予約する際に運転者を指定する場合には、利用者所望の運転者が予約済である場合に、他の運転者が提示されると好ましい。なお、運転者の提示は、利用者が指定した運転者が予約済でなくても実施されてよい。例えば、運転者が指定された場合に、当該運転者が予約済であるか否かに関わらず、評価値が類似する運転者が提示されても良い。
さらに、本発明のように、評価値が類似する運転者を提示する手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のようなシステムで実現される方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし半導体メモリであってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…予約システム、20…制御部、21…予約受付プログラム、21a…予約受付部、21b…履歴情報取得部、21c…リピート特定部、21d…評価情報取得部、21e…提示部、30…記録媒体、30a…予約・履歴情報、30b…評価情報、40…通信部、43…通信部、100…利用者端末、200…制御部、410…ユーザI/F部、430…通信部
Claims (7)
- 利用者が車両によるサービスを利用した履歴を示す履歴情報であって前記車両の運転者を示す情報が対応づけられた履歴情報を取得する履歴情報取得部と、
前記履歴情報に基づいて、前記利用者が複数回利用した前記運転者であるリピート運転者を特定するリピート特定部と、
複数の前記運転者のそれぞれに対応づけられた複数の評価項目の評価値を示す評価情報を取得する評価情報取得部と、
前記評価情報に基づいて、前記リピート運転者に対応づけられた前記評価値と類似する前記評価値が対応づけられた前記運転者を提示する提示部と、
を備える運転者提示システム。 - 前記サービスの利用時刻と前記運転者の指定とを受け付ける予約受付部をさらに備え、
前記提示部による前記運転者の提示は、
指定された前記運転者が前記利用時刻において予約済である場合に実施される、
請求項1に記載の運転者提示システム。 - 前記評価値の類似は、
前記リピート運転者と他の前記運転者とのそれぞれにおける、複数の前記評価項目毎の前記評価値の差分に基づいて判定される、
請求項1または請求項2に記載の運転者提示システム。 - 前記評価値の類似の判定において、
前記リピート運転者に対応づけられた複数の前記評価項目の中で、前記評価値が相対的に高い前記評価項目は、前記評価値が相対的に低い前記評価項目よりも重視される、
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の運転者提示システム。 - 前記リピート運転者は、
同一の前記利用者が利用した連続した2回の前記サービスを提供した同一の前記運転者である、
請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の運転者提示システム。 - 前記リピート運転者は、
同一の前記利用者による最新の既定回数分の前記サービスについての前記履歴情報に基づいて特定される、
請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の運転者提示システム。 - コンピュータを、
利用者が車両によるサービスを利用した履歴を示す履歴情報であって前記車両の運転者を示す情報が対応づけられた履歴情報を取得する履歴情報取得部、
前記履歴情報に基づいて、前記利用者が複数回利用した前記運転者であるリピート運転者を特定するリピート特定部、
複数の前記運転者のそれぞれに対応づけられた複数の評価項目の評価値を示す評価情報を取得する評価情報取得部、
前記評価情報に基づいて、前記リピート運転者に対応づけられた前記評価値と類似する前記評価値が対応づけられた前記運転者を提示する提示部、
として機能させる運転者提示プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020043843A JP2021144563A (ja) | 2020-03-13 | 2020-03-13 | 運転者提示システムおよび運転者提示プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021144563A true JP2021144563A (ja) | 2021-09-24 |
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ID=77766884
Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117689455A (zh) * | 2024-02-04 | 2024-03-12 | 北京市运输事业发展中心 | 基于大数据的汽车租赁安全管理系统及方法 |
-
2020
- 2020-03-13 JP JP2020043843A patent/JP2021144563A/ja active Pending
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