JP2021143025A - Laminated core turnover device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、積層コア製造ラインにおいてコアの上下を反転させる積層コア反転装置に関する。 The present invention relates to a laminated core reversing device that inverts the core upside down in a laminated core production line.
従来、製品の搬送ラインにおいて、上下が逆の状態で搬送されてきた製品を反転させる反転装置が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、搬送ラインの途中に設置された反転装置により、製品を搬送しながらその上下を反転させることが記載されている。 Conventionally, there is known a reversing device that inverts a product that has been transported upside down in a product transport line (for example, Patent Document 1). Patent Document 1 describes that a reversing device installed in the middle of a transport line flips a product upside down while transporting the product.
しかしながら、積層コアの製造ラインでは、大型積層コアのような重量のある物を安定して反転させることは難しいという問題があった。 However, in the production line of the laminated core, there is a problem that it is difficult to stably invert a heavy object such as a large laminated core.
本発明の第1の態様の積層コア反転装置は、板厚方向に積層された複数の鋼板を有する積層コアを搬送する搬送部と、前記搬送部に接続され、前記積層コアを把持する把持部と、前記把持部に連結され、前記積層コアの上下を反転可能とする回転部と、を備え、前記把持部は、前記積層コアを積層方向の両側から把持する一対の把持面を有し、各把持面が複数のローラーにより構成されている。 The laminated core reversing device according to the first aspect of the present invention includes a transporting portion that conveys a laminated core having a plurality of steel plates laminated in the plate thickness direction, and a gripping portion that is connected to the conveying portion and grips the laminated core. The grip portion includes a rotating portion connected to the grip portion and capable of turning the laminated core upside down, and the grip portion has a pair of grip surfaces for gripping the laminated core from both sides in the stacking direction. Each gripping surface is composed of a plurality of rollers.
本発明の一つの態様によれば、大型積層コアのような重量のある物を安定して反転させることが可能な積層コア反転装置が提供される。 According to one aspect of the present invention, there is provided a laminated core reversing device capable of stably reversing a heavy object such as a large laminated core.
図面には、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。X方向は、Z方向と直交する方向とする。Y方向は、X方向とZ方向との両方と直交する方向とする。 The drawings show the XYZ coordinate system as a three-dimensional Cartesian coordinate system as appropriate. The X direction is a direction orthogonal to the Z direction. The Y direction is a direction orthogonal to both the X direction and the Z direction.
以下、本発明の一実施形態における積層コア反転装置100について述べる。
図1は、本発明の一形態における積層コア反転装置100の構成を示す図である。図2は、積層コアの概略構成を示す図である。図3は、積層コア反転装置のコア反転機構の構成を示す図である。図4は、ロック機構(回転前)を説明するための図である。図5は、コア反転機構の回転動作(回転後)を示す図である。図6は、把持部により積層コアを把持した状態を示す図である。図7は、コア反転機構の回転動作を示す図である。図8は、回転後の積層コア8の搬送の様子を示す図である。
Hereinafter, the laminated
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a laminated
図1に示す本発明の積層コア反転装置100は、積層コア8(図2)の製造ライン上に設置されるもので、例えば、溶接装置の後端側(コア搬出側)に接続され、積層コア8の上下の向きを反転させる機構である。
The laminated
図2に示すように、積層コア8は、軸方向に積み重ねられた複数のブロック8Aどうしを溶接装置において溶接処理を行うことにより形成されたものである。各ブロック8Aは、板厚方向に積み重ねられた複数のラミネーション(鋼板)8aを有している。これらラミネーション8aは、磁性を有する薄板の鋼板をプレス機構により所定形状に打ち抜くことによって形成される。積層コア8の重量としては、例えば15kg程である。なお、本実施形態の積層コア反転装置100は、積層コア8の重量に関わらず用いることができる。
As shown in FIG. 2, the laminated
<積層コア反転装置>
積層コア反転装置100は、図1に示すように、積層コア8を搬送する搬送機構10と、搬送機構10に接続されたコア反転機構11と、を備えている。
<Multilayer core reversing device>
As shown in FIG. 1, the laminated
(搬送機構)
搬送機構10は、コア製造ラインにおける溶接装置の搬出側に接続され、溶接処理を終えて搬出された積層コア8をコア反転機構11に搬入する搬入部(搬送部)101と、コア反転機構11から積層コア8を搬出する搬出部(搬送部)102と、搬出部102から搬出された積層コア8の表面の掃除作業を行うことが可能な清掃部103と、を備えている。清掃部103は、搬出部102の後端側、すなわちコア反転機構11とは反対側の端部に接続され、搬入部101および搬出部102とともに搬送方向に直線状に並んで配置されている。
(Transport mechanism)
The
搬入部101および搬出部102は、複数の搬送ローラー101A、102Aと、複数の搬送ローラー101A上に設けられた一対の搬入側ガイド部101Bと、複数のローラー102A上に設けられた一対の搬出側ガイド部102Bと、を備えている。
The carry-in
複数の搬送ローラー101A、102Aは、軸方向長さが積層コア8の直径(横幅)以上の長さを有し、搬送方向(X方向)に交差する方向(幅方向:Y方向)に軸方向を揃えて互いに平行に配置されている。これら各搬送ローラー101A,102Aは、回転軸に対して回転自在に取り付けられており、各々の回転によって重量のある積層コア8をスムーズに搬送することができる。
The plurality of
一対の搬入側ガイド部101Bは、搬入部101の複数の搬送ローラー101Aによって構成された搬送面101a上において、搬送方向に交差する方向に互いに所定の間隔をおいて配置されるとともに、複数の搬送ローラー101Aの軸方向両端側、すなわち搬送面101aの両端にそれぞれ設置され、搬送面101aからの積層コア8の脱落を防止する。
The pair of carry-in
各搬入側ガイド部101Bは、搬送方向に長さを有する平面視矩形状の第1部分101bと、第1部分101bの前端側(搬入側の端部)に設けられた傾斜板からなる第2部分101cと、をそれぞれ有し、内面101dが搬送する積層コア8の側面に対向する。
Each carry-in
一対の搬入側ガイド部101Bのうち、幅方向(Y方向)における互いの第1部分101bどうしの間の間隔は、積層コア8の直径(横幅)に略等しく、搬送する積層コア8を搬送面101aの中央へ寄せるとともに搬送時の横ずれを抑える機能を果たす。また、一対の搬入側ガイド部101Bのうち、第2部分101cどうしは互いに相反する方向へそれぞれ傾斜しており、これらの間隔は搬入側が最も広く、第1部分101b側へ向かうにしたがって狭くなっている。これら第2部分101cは、積層コア8を第1部分101bどうしの間へ案内する機能を果たす。このような搬入側ガイド部101Bの間を積層コア8が通過することで、自ずと搬送面101aの中央位置へ積層コア8を誘導させることができる。
Of the pair of carry-in
一対の搬出側ガイド部102Bは、搬出部102の複数のローラー102Aによって構成された搬送面102a上において、搬送方向に交差する方向に互いに所定の間隔をおいて配置されるとともに、複数のローラー102Aの軸方向両端側、すなわち搬送面102aの両端にそれぞれ設置され、搬送面102aからの積層コア8の脱落を防止する。
The pair of carry-out
各搬出側ガイド部102Bは、搬送方向に長さを有するガイド板102bと、ガイド板を搬送面102aから僅かに浮いた状態で支持する板材支持部102cと、を有する。一対の搬出側ガイド部102Bは、搬送方向に交差する方向に互いに離れて配置されるとともに、複数のローラー102Aの軸方向両端側の上方にそれぞれ位置し、各々の内面102dが搬送する積層コア8の側面に対向する。
Each carry-out
一対の搬出側ガイド部102Bのうち、互いのガイド板102bどうしの間隔は、積層コア8の直径(横幅)に略等しく、搬送する積層コア8を搬送面102aの中央へ寄せる機能を果たす。また、これらガイド板102bの前端側(搬入側の端部)は、端部に行くほど搬送方向に交差する方向へ互いに離れるように傾斜している。これにより、間口が広がり、コア反転機構11から送り出された積層コア8がガイド板102bどうしの間に搬入されやすくなる。
Of the pair of carry-out
板材支持部102cは、ガイド板102bの長さ方向中央部位を支持しており、搬出部102の後端側(搬出側の端部)に取り付けられている。このため、ガイド板102bの一部が、後続の清掃部103に向かって延びている。このため、積層コア8が搬出部102から清掃部103へ移るときの横ズレ等を抑制することができる。また、ガイド板102bを搬送面102aから浮いた状態で支持することで、積層コア8の最下端よりも少し上の部分に対向するため、重量のある積層コア8の横ズレをより抑制しやすい。
The plate
清掃部103は、搬入部101および搬出部102の各搬送ローラー101A,102Aよりも軸方向長さが短い搬送ローラー103Aを複数備え、搬送方向に交差する方向に軸方向を揃えて互いに平行に配置されている。各搬送ローラー103Aは、軸方向に複数に分割されており、例えば、各分割ローラー103aが回転軸に対して各々回転自在に取り付けられている。
The
清掃部103は、複数の搬送ローラー103Aによって構成されるコア支持面103bの幅方向両側に設置された一対の落下防止板103Bを備える。これら一対の落下防止板103Bは、コア支持面103bの法線方向に延びるように立てた状態で取り付けられており、互いの上端側が幅方向外側に広がるように傾斜している。これら一対の落下防止板103Bは、積層コア8の下半分と幅方向に対向する。
The
また、清掃部103は、コア支持面103bの後端側に設置された一対の当接板103Cをさらに有する。これら一対の当接板103Cは、搬送方向に交差する方向に並べてあり、互いに対向する端部側が、コア支持面103bの幅方向中央位置において後方側へそれそれ屈曲形成され、法線方向から見てこれらの間に形成された凹み部分に積層コア8が入り込むことでそれ以上の移動を停止させることができる。
Further, the
(コア反転機構)
コア反転機構11は、搬入部101と搬出部102との間に配置されている。コア反転機構11は、積層コア8を把持する把持部111と、把持部111に連結され且つ把持部111を回転可能とする回転部112と、回転部112の回転をロックするロック機構115(図5)と、把持部111に接続されたシリンダー部116と、シリンダー部116に接続され当該シリンダー部116を駆動させるハンドバルブ117と、を備えている。コア反転機構11は、積層コア8を把持した状態の把持部111を回転させることによって、積層コア8の上下を反転させる機能を有する。
(Core reversal mechanism)
The
(把持部)
把持部111は、固定把持部材111Aと、固定把持部材111Aに対して互いの対向方向に移動可能な移動把持部材111Bと、固定把持部材111Aおよび移動把持部材111Bとを連結する一対の連結部材111Cと、を備えている。把持部111は、互いに所定の間隔をおいて対向配置された固定把持部材111Aと移動把持部材111Bとの間で積層コア8の上下面を把持する。
(Grip part)
The
固定把持部材111Aは、図3に示すように、搬送方向(X方向)に交差する方向(Y方向)に互いの軸方向を平行にした複数の把持ローラー113を備え、内面側にこれら複数の把持ローラー113によって構成される第1の把持面(把持面)113aを有する。固定把持部材111Aは、連結部材111Cの下端側に固定されている。この固定把持部材111Aが、移動把持部材111Bの下方に位置する状態を回転前の初期位置とすると、初期位置にある固定把持部材111Aの第1の把持面113aは、搬入部101および搬出部102の各搬送面101a,102aと高さ位置が一致している。各搬送面101a,102a,103aの間に段差はなく、相互間を積層コア8がスムーズに搬送される。
As shown in FIG. 3, the fixed gripping
移動把持部材111Bは、搬送方向に交差する方向に互いの軸方向を平行にした複数の把持ローラー114を備え、内面側にこれら複数の把持ローラー114によって構成される第2の把持面(把持面)114aを有する。移動把持部材111Bは、連結部材111Cのうち伸縮可能な他端側に連結されている。固定把持部材111Aが下方の初期位置にあるとき、移動把持部材111Bはその真上に位置する。
The moving gripping
一対の連結部材111Cは、上下方向に間隔をおいて対向する固定把持部材111Aおよび移動把持部材111Bとの幅方向両側の端部どうしを連結する。各連結部材111Cは、伸縮可能に構成されており、固定把持部材111Aに対して移動把持部材111Bを近づける方向あるいは遠ざける方向へ移動可能に連結する。
The pair of connecting
本実施形態の把持部111は、初期位置にある固定把持部材111Aおよび移動把持部材111Bの間に搬入された積層コア8が把持部111を通り抜けてしまうのを防ぐ一対のコア支持部材104をさらに備えている。
The
一対のコア支持部材104は、固定把持部材111Aおよび移動把持部材111Bにおける各搬送面101a、102aの後端側(搬出部102)にそれぞれ取り付けられている。各コア支持部材104は、各搬送面101a、102aの幅方向両側に所定の間隔をおいて配置された一対のコア受け部104Aを備えている。
The pair of
これら一対のコア受け部104Aは、積層コア8の直径よりも狭い間隔で配置され、各々の搬入側に積層コア8の外周面に対向する湾曲面104aを有しているとともに、積層コア8が乗り越えることのない高さを有する。
These pair of
また、コア受け部104Aのうち積層コア8に対向する部位を湾曲面104aとすることで、湾曲していない平面と比べて積層コア8の外周面に接触する面積が多いため、接触時の衝撃が分散されて、積層コア8の外周面に傷が付くのを抑制することができる。
Further, since the portion of the
このようなコア支持部材104を固定把持部材111Aおよび移動把持部材111Bのそれぞれに設置しておくことで、把持部111の回転の前後において、積層コア8がそれ以上搬送されることを阻止し、把持部111内に積層コア8を留めることができる。
By installing such a
(回転部)
回転部112は、図3、図4および図5に示すように、固定把持部材111A(第1の把持面113a)および移動把持部材111B(第2の把持面114a)が対向する上下方向に対して交差する幅方向(Y方向)に延びる回転軸Oと、回転軸Oに固定され当該回転軸Oの軸回りに回転するハンドル部118(図3)と、を備えている。回転部112は、把持部111の例えば一対の連結部材111Cに固定されており、ハンドル部118を操作することで回転軸Oの軸回りに把持部111を回転させることができる。本実施形態のハンドル部118は、不図示のストッパーにより、回転軸Oの軸回りに1回転しない構成となっており、所定の回転角度範囲(例えば、180度)を往復するように回転する。図4に示す状態が回転前の初期状態である。また、図5に示す状態が、180度か回転させた後の状態である。
(Rotating part)
As shown in FIGS. 3, 4 and 5, the rotating
回転部112は、さらに回転軸Oに固定された回転板112Aを有する。回転板112Aはその中心が回転軸Oに固定されており、回転軸Oとともに軸回りに回転可能である。回転板112Aには、外周の一部に、径方向内側に凹む凹部(被係合部)112aが形成されている。凹部112aの開口側が下向きのときに後述するロック機構115の一部と係合する構成である。本実施形態では、軸方向から見た凹部112aの形状が円形状を呈するが、その形状は特に問わない。
The rotating
(シリンダー部)
シリンダー部116は、エアシリンダーであり、把持部111の一対の連結部材111Cに接続されている。シリンダー部116は、各連結部材111Cの他方の端部側を伸縮させることで、固定把持部材111Aに向かって移動把持部材111Bを移動させる。このようにして、移動把持部材111Bの第2の把持面114aを固定把持部材111Aの第1の把持面113aに向けて付勢することで、積層コア8の上下方向を把持する。
(Cylinder part)
The
(ハンドバルブ)
図1に示すハンドバルブ117は、シリンダー部116に接続されており、シリンダー部116にエアーを供給することでシリンダー部116を動作させる。具体的に、ハンドバルブ117は、バルブ(不図示)に接続されたハンドレバー117aが回動されるとバルブの開閉が行われ、シリンダー部116に供給する空気の流れを切り替えてシリンダー部116を動かす。
(Hand valve)
The
(ロック機構)
図4および図5に示すロック機構115は、回転部112による把持部111の回転を抑制する機構であって、回転部112の近傍に配置されている。
ロック機構115は、上下に移動可能な板部材からなるロック部115Aと、ロック部115Aの上端に取り付けられた凸部(係合部)115aと、を有している。凸部115aは、ロック部115Aの内面側に設けられ、軸方向内側へ向かって延びる柱状を呈する。本実施形態では、例えば、円柱形状となっているが、その形状は特に問わない。
(Lock mechanism)
The
The
凸部115aは、上述した把持部111側の回転板112Aの凹部112aに関わり合う部分である。具体的に凸部115aは、ロック部115Aが上昇した際に回転板112Aの凹部112aに入り込む。ロック部115Aの凸部115aが回転板112Aの凹部112a内に嵌ることで凸部115aの外周面と凹部112aの内面とが対向した状態となり、これらが互いに接触することで回転板112A(回転部112)の回転、すなわち把持部111の回転がロックされる。ロックを解除する場合は、ロック部115Aを下方に移動させると、回転部112側の凹部112a内から凸部115aが外れて回転部112(把持部111)の回転が可能になる。
The
なお、本実施形態では、回転部112側に凹部112aを設け、ロック部115A側に凸部115aを設けた構成としたが、回転部112側に凸部を設け、ロック部115A側に凹部を設けてもよい。また、回転方向とは逆の方向で互いに対向する配置であれば、回転部112およびロック部115Aのそれぞれに凸部を設けてもよい。
In the present embodiment, the
また、本実施形態において、把持部111の把持動作に連動してロック機構115が動作するように構成されていることが好ましい。例えば、シリンダー部116の動作によって把持部111が積層コア8を把持すると同時に、ロック機構115のロック部115Aが下方に移動して回転部112の凹部112a内から凸部115aが外れて回転部112のロックが解除され、把持部111の回転可能となる。また、積層コア8の把持を解除すると同時に、回転部112がロックされて把持部111が回転しないようになっていてもよい。
Further, in the present embodiment, it is preferable that the
<積層コア反転装置による積層コア反転作業>
次に、本実施形態の積層コア反転装置100を用いて積層コアの清掃作業を行う場合について述べる。
まず、積層コア反転装置100を使用する前に、コア反転機構11の固定把持部材111Aが下位、移動把持部材111Bが上位にある初期状態であることを確認する。
その上で、作業者は、溶接装置から排出された積層コア8を積層コア反転装置100の搬送機構10へと押し出して、搬入部101の搬送面101a上に移動させる。複数の搬送ローラー101Aの回転によって重量のある積層コア8を軽い力で移動させることができる。
<Laminated core reversing work by laminated core reversing device>
Next, a case where the laminated core is cleaned by using the laminated
First, before using the laminated
Then, the operator pushes the
本実施形態では、例えば、搬送面101a上に移動させた後、作業者により、溶接処理後の積層コア8の表面(上面、外周面)を清掃する。あるいは、積層コア反転装置100に積層コア8を搬送する前に表面の清掃を行っておいてもよい。
In the present embodiment, for example, after moving onto the
搬送面101a上の積層コア8をコア反転機構11へとさらに押し進めて固定把持部材111Aの第1の把持面113a上へ移動させる。このとき、複数の把持ローラー113の回転によって積層コア8をさらに奥へと移動させることができる。コア反転機構11の奥へ移動された積層コア8は、上下に配置された一対のコア支持部材104(図3)に突き当たることで停止する。
The
積層コア8が、固定把持部材111Aと移動把持部材111Bとの間に配置された状態で、作業者は、ハンドレバー117a(ハンドバルブ117)を操作してシリンダー部116を動作させる。シリンダー部116の動作にしたがって移動把持部材111Bが下がり、移動把持部材111Bの第2の把持面114aが積層コア8の上面に接触する。このようにして、把持部111を閉じて、固定把持部材111Aと移動把持部材111Bとで積層コア8を把持する(図8)。
With the
次に、ロック機構115による回転部112のロックを解除して(図4)、ハンドル部118を回動させる。なお、シリンダー部116の動作に連動してロック解除されていてもよい。
本実施形態では、図6および図7に示すように、ハンドル部118を反時計回りに回動させることで、把持部111における一対のコア受け部104A側が回転軸Oの下方を通過しながら把持部111が回転して向きが反転する。
Next, the
In the present embodiment, as shown in FIGS. 6 and 7, by rotating the
このとき、把持部111のコア支持部材104によって積層コア8の上下の端部を支持しながら回転するため、積層コア8が把持部111から脱落することなくその上下を反転させることができる。すなわち、積層コア8はその上下のみが把持された状態のため、回転に伴って積層コア8が横向きになるときは、把持されていない側方に重力がかかる。本実施形態では、把持部111の各把持部材111A,111Bのそれぞれにコア受け部104Aを設けてあるため、回転時に積層コア8が横になったとしても外周面側を支えることができ、把持部111からの積層コア8の脱落が阻止される。
At this time, since the
このようにして、固定把持部材111Aが上に位置し、移動把持部材111Bが下に位置するように把持部111を回転させる。図5に示すように、回転後の状態では、回転板112Aの凹部112aが上に位置している。
In this way, the
把持部111の回転を終えた後、ハンドバルブ117を再び操作してシリンダー部116を動作させ、移動把持部材111Bを固定把持部材111Aから離れる方向(下方側)へ移動させる。移動把持部材111Bが下方に移動することで把持部111が開き、積層コア8の把持が解除される。この状態の積層コア8は、上下が反転された状態となり、溶接処理後に下側だった面が上側に向いている。
After finishing the rotation of the
次に、積層コア8をコア反転機構11内から押し出して、搬出部102の搬送面102a上に移動させる(図8)。そのままさらに積層コア8を推し進めて、清掃部103のコア支持面103b上に移動させる。清掃部103において、積層コア8の表面のうち清掃できていなかった残りの部分、すなわち溶接処理後に下側となっていた面を清掃する。
Next, the
清掃を終えた後、積層コア8を再び搬出部102へ押し戻し、把持部111へと移動させる。このときの把持部111は回転後の状態のため、一対のコア受け部104Aが搬入部101側に位置している。このため、コア受け部104Aに邪魔されることなく、把持部111内に積層コア8を移動させることができる。
After cleaning is completed, the
次に、ハンドレバー117a(ハンドバルブ117)を操作して、シリンダー部116の駆動によって移動把持部材111Bを固定把持部材111A側へ向かって上昇させると、第2の把持面114a上に載置された積層コア8が固定把持部材111A位近づいて、積層コア8の上側の面が固定把持部材111Aの第1の把持面113aに接触する。このようにして再び把持部111を閉じて、固定把持部材111Aと移動把持部材111Bとで積層コア8の上下方向を把持する。
Next, when the
次に、ロック機構115による回転部112のロックを解除して、ハンドル部118を回動させる。このときも、シリンダー部116の動作に連動してロック解除されていてもよい。この状態で、ハンドル部118を逆方向(時計回り)に回動させることで、把持部111を回転させて初期位置に戻す。把持部111の逆転時において、一対のコア支持部材104側が回転軸Oの下方を通過するように回転することで、積層コア8がコア支持部材104によって支持されるため把持部111から落下することなく積層コア8の上下を反転できる。
Next, the
本実施形態の積層コア反転装置100を用いることで、重量のある大型の積層コア8を把持部111によりしっかりとその上下方向を把持した状態で、積層コア8の上下の向きを容易に反転させることができ、溶接処理後のコア表面に付着した煤を効率よく除去することができる。また、積層コア8の上下を反転させる際に、溶接されていない部分(ラミネーション8a)が、作業者の衣服や装置等に引っ掛かるなどして曲がってしまったり、傷が付くのを防ぐことができる。
By using the laminated
また、本実施形態の積層コア反転装置100では、把持部111に設けられた一対のコア支持部材104により積層コア8の外周面の一部を支持することにより、回転時に把持部111から積層コア8が落下することが防止される。これにより、回転時に作業者が積層コア8を抑える必要がなため、効率よく積層コア8を反転させることができる。
Further, in the laminated
また、本実施形態では、ロック機構115により、把持部111によって積層コア8を確実に把持した状態でないと回転部112が回転しない構成となっている。このため、把持部111の意図しない回転を抑制することができ、積層コア8の傾倒や落下を防ぐことができる。
Further, in the present embodiment, the rotating
以上に、本発明の実施形態を説明したが、実施形態における各構成およびそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはない。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the configurations and combinations thereof in the embodiments are examples, and additions, omissions, substitutions, and other modifications of the configurations are made without departing from the spirit of the present invention. Is possible. Further, the present invention is not limited to the embodiments.
例えば、上述した実施形態では、搬入部101および搬出部102における各搬送面101a,102aがそれぞれ水平に構成されているが、これら搬送面101a,102aの両方、あるいはいずれか一方が、コア反転機構11に向かって傾斜するよう構成されていてもよい。これにより、積層コア8が自ずと搬送面を下ってコア反転機構11へ移動するため、作業者が積層コア8を移動させなくて済むようになる。これにより作業効率が向上し、より多くの積層コア8に対して清掃作業を実施することができる。
For example, in the above-described embodiment, the
8…積層コア、8a…ラミネーション(鋼板)、116…シリンダー部、100…積層コア反転装置、101…搬入部(搬送部)、102…搬出部(搬送部)、102A…ローラー、111…把持部、112…回転部、112a…凹部(被係合部)、113a…第1の把持面(把持面)、114a…第2の把持面(把持面)、115…ロック機構、115a…凸部(係合部)、117…ハンドバルブ、118…ハンドル部、O…回転軸 8 ... Laminated core, 8a ... Lamination (steel plate), 116 ... Cylinder part, 100 ... Laminated core reversing device, 101 ... Importing part (conveying part), 102 ... Carrying out part (conveying part), 102A ... Roller, 111 ... Gripping part , 112 ... Rotating portion, 112a ... Recessed portion (engaged portion), 113a ... First gripping surface (grasping surface), 114a ... Second gripping surface (grasping surface), 115 ... Lock mechanism, 115a ... Convex portion (convex portion) Engagement part) 117 ... Hand valve, 118 ... Handle part, O ... Rotating shaft
Claims (5)
前記搬送部に接続され、前記積層コアを把持する把持部と、
前記把持部に連結され、前記積層コアの上下を反転可能とする回転部と、を備え、
前記把持部は、前記積層コアを積層方向の両側から把持する一対の把持面を有し、各把持面が複数のローラーにより構成されている、
積層コア反転装置。 A transport unit that transports a laminated core having a plurality of steel plates laminated in the plate thickness direction,
A grip portion that is connected to the transport portion and grips the laminated core,
A rotating portion connected to the grip portion and capable of turning the laminated core upside down is provided.
The grip portion has a pair of grip surfaces for gripping the laminated core from both sides in the stacking direction, and each grip surface is composed of a plurality of rollers.
Laminated core reversing device.
請求項1に記載の積層コア反転装置。 It has a cylinder portion that is connected to the grip portion and urges one grip surface of the pair of the grip surfaces facing each other with respect to the other grip surface.
The laminated core reversing device according to claim 1.
前記回転軸に接続されたハンドル部と、を備えている、
請求項1または2に記載の積層コア反転装置。 The rotating portion includes a rotating shaft extending in a direction in which the pair of gripping surfaces intersect with each other.
A handle portion connected to the rotating shaft is provided.
The laminated core reversing device according to claim 1 or 2.
前記ロック機構は、前記回転部の被係合部に係合可能な係合部を有している、
請求項1から3のいずれか1項に記載の積層コア反転装置。 A lock mechanism for suppressing the rotation of the grip portion around the axis by the rotating portion is provided.
The lock mechanism has an engaging portion that can be engaged with the engaged portion of the rotating portion.
The laminated core reversing device according to any one of claims 1 to 3.
請求項2から4のいずれか1項に記載の積層コア反転装置。 It has a hand valve that operates the cylinder portion.
The laminated core reversing device according to any one of claims 2 to 4.
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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