JP2021136312A - Multi-turn potentiometer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、例えば巻線抵抗を用いた多回転ポテンショメータに関する。 An embodiment of the present invention relates to, for example, a multi-rotation potentiometer using a winding resistor.
例えば巻き芯に巻線抵抗が巻回された輪状の抵抗素子と、輪状の抵抗素子に接触された摺動子と、摺動子を抵抗素子に沿って回転させるシャフトとを具備し、輪状の抵抗素子に沿って摺動子を移動させ、抵抗素子への印加電圧を分圧して取り出す巻線形ポテンショメータが知られている(例えば特許文献1参照) For example, it is provided with a ring-shaped resistance element in which a winding resistance is wound around a winding core, a slider in contact with the ring-shaped resistance element, and a shaft for rotating the slider along the resistance element. A wound potentiometer is known in which a slider is moved along a resistance element to divide and extract a voltage applied to the resistance element (see, for example, Patent Document 1).
巻線形ポテンショメータにおいて、摺動子は、シャフトの回転に従って抵抗素子に沿って移動される。摺動子が輪状の抵抗素子の一端、又は他端に到達した状態において、摺動子は、例えばストッパにより停止される。しかし、この状態において、シャフトがさらに回転された場合、摺動子や摺動子を保持する部品が破損され、ポテンショメータ自体が破損される。 In a wound potentiometer, the slider is moved along the resistance element as the shaft rotates. When the slider reaches one end or the other end of the ring-shaped resistance element, the slider is stopped by, for example, a stopper. However, if the shaft is further rotated in this state, the slider and the parts holding the slider are damaged, and the potentiometer itself is damaged.
本発明の実施形態は、シャフトの回転に伴う部品の破損を防止することが可能な多回転ポテンショメータを提供する。 An embodiment of the present invention provides a multi-rotation potentiometer capable of preventing damage to parts due to rotation of the shaft.
本実施形態の多回転ポテンショメータは、ハウジングと、前記ハウジング内に設けられた螺旋状の抵抗体と、前記抵抗体の軸心に沿って配置されたロータと、前記ロータの回転に伴い前記抵抗体に沿って移動可能なホルダと、前記ホルダに設けられ、前記抵抗体に接触される可動接点と、前記ハウジング内に設けられ、前記ホルダの回転を阻止するストッパと、を具備し、前記ロータと前記ホルダの一方に設けられた複数の突起と、前記ロータと前記ホルダの他方に設けられ、前記複数の突起の1つに接触する接触部と、を具備する。 The multi-rotation potentiometer of the present embodiment includes a housing, a spiral resistor provided in the housing, a rotor arranged along the axis of the resistor, and the resistor as the rotor rotates. The rotor includes a holder that can move along the holder, a movable contact that is provided on the holder and is in contact with the resistor, and a stopper that is provided in the housing and prevents the holder from rotating. It includes a plurality of protrusions provided on one of the holders, and a contact portion provided on the other side of the rotor and the holder and in contact with one of the plurality of protrusions.
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。図面において、同一部分には、同一符号を付している。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. In the drawings, the same parts are designated by the same reference numerals.
図1は、本実施形態に係る多回転ポテンショメータの外観を示している。ハウジング11は、筒状のケース12、第1プレート13、第2プレート14、及び例えば2つのバンド15a、15bを具備している。第1プレート13は、ケース12の一端に取り付けられ、第2プレート14は、ケース12の他端に取り付けられる。第1プレート13及び第2プレート14は、2つのバント15a、15bにより、ケース12に固定される。
FIG. 1 shows the appearance of the multi-rotation potentiometer according to the present embodiment. The housing 11 includes a tubular case 12, a
シャフト16は、第1プレート13からハウジング11の内部に回転可能に挿入される。ハウジング11の側面には、複数の端子17、18、19が設けられている。
The
図2、図3に示すように、ハウジング11の内部には、螺旋状に巻回された抵抗体20が設けられている。抵抗体20の一端部は、端子17に電気的に接続され、抵抗体20の他端部は、端子18に電気的に接続される。端子19は、後述する可動接点24と電気的に接続され、可動接点24が抵抗体20に接触した状態で移動されると、端子19と、端子17又は端子18との間に抵抗分割された電圧が出力される。
As shown in FIGS. 2 and 3, a spirally
抵抗体20の中心部には、シャフト16が配置される。ハウジング11内のシャフト16の周囲にはロータ21が固定され、ロータ21はシャフト16と共に回転される。ロータ21の長さは、ハウジング11内のシャフト16の長さとほぼ等しく、ロータ21は、その周囲に複数の突起21aを有している。
A
図4に示すように、複数の突起21aは、ロータ21の長手方向に沿って配置され、複数の突起21aは、ロータ21の周囲に等間隔に配置されている。各突起21aは、ロータ21の第1端部(第1プレート13)側、第2端部(第2プレート14)側、及び第1端部と第2端部との間において同一の断面形状を有している。
As shown in FIG. 4, the plurality of
尚、シャフト16とロータ21は、別体構造としたが、シャフト16とロータ21を一体構造とすることも可能である。
Although the
ロータ21の周囲には、第1ホルダ22と第2ホルダ23が設けられている。第1ホルダ22と第2ホルダ23は、例えば樹脂製である。インシュレータとしての第2ホルダ23がロータ21の周囲に接して設けられ、第2ホルダ23の周囲に第1ホルダ22が設けられる。
A
第2ホルダ23の長さは、ロータ21の長さよりの若干長く、一部に長手方向に沿って切欠き部23bを有している。切欠き部23bの長手方向のほぼ中央部に接触部23aが設けられている。接触部23aは、弾性を有し、接触部23aがロータ21の突起21aに係合する。第2ホルダ23は、突起21aがロータ21の突起21aに係合した状態で、ロータ21と共に回転する。
The length of the
第2ホルダ23の周囲には、第1突部23cと第2突部23dが設けられている。第1突部23cと第2突部23dは、第2ホルダ23の周囲において、例えば180°離間した位置に配置され、第2ホルダ23の長手方向に沿って配置されている。
A
第1ホルダ22は、第2ホルダ23の周囲に設けられ、後述する可動接点を保持するホルダとして機能する。第1ホルダ22は、リング状であり、その内面に第1凹部22aと第2凹部22bを具備し、周囲に第1ガイド22cと、第2ガイド22d、及び可動接点24の保持部22e(図5Aに示す)を具備している。
The
図3、図4に示すように、第1ガイド22cは、第1凹部22aと対応する位置に配置され、第2ガイド22dは、第2凹部22bと対応する位置に配置されている。第1凹部22aは、第2ホルダ23の第1突部23cにスライド可能に係合され、第2凹部22bは、第2ホルダ23の第2突部23dにスライド可能に係合される。このため、第1ホルダ22は、第2ホルダ23と共に回転され、第1突部23c及び第2突部23dに沿って第2ホルダ23の長手方向に移動可能とされている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
第1ガイド22cは、抵抗体20が挿入される溝22fを有し、第2ガイド22dは、抵抗体20が挿入される溝22gを有している。このため、シャフト16が回転されると、ロータ21及び第2ホルダ23の回転に伴い第1ホルダ22が回転され、第1ホルダ22は、抵抗体20に沿って回転しながら第2ホルダ23の長手方向に移動される。
The
具体的には、図4に示すように、シャフト16が矢印A方向に回転されると、ロータ21、第2ホルダ23、及び第1ホルダ22も矢印A方向に回転され、さらに、第1ホルダ22は、矢印C方向に移動される。また、シャフト16が矢印B方向に回転されると、ロータ21、第2ホルダ23、及び第1ホルダ22も矢印B方向に回転され、さらに、第1ホルダ22は、矢印D方向に移動される。
Specifically, as shown in FIG. 4, when the
図5Aに示すように、第1ホルダ22には、可動接点24が設けられる。可動接点24は、例えば弾性を有する導電性金属により構成され、第1端部24a及び第2端部24bを有している。可動接点24は、その中間部が第1ホルダ22を貫通し、第1端部24aは、第1ホルダ22の外側に位置され、第2端部24bは、第1ホルダ22の内側に位置される。
As shown in FIG. 5A, the
可動接点24の第1端部24aは、第1ホルダ22の周囲に設けられた保持部22e内に配置される。保持部22eの形状は、第1ガイド22c及び第2ガイド22dの形状とほぼ同様であり、抵抗体20が挿入される図示せぬ溝を有している。第1端部24aは、図示せぬ溝の内部において抵抗体20に電気的に接触される。
The
図3に示すように、可動接点24の第2端部24bは、第2ホルダ23の外側に設けられた導体25に電気的に接触される。導体25は、例えば導電性金属により形成され、第2ホルダ23の長手方向に沿って配置されている。すなわち、導体25の第1端部は第1プレート13側に配置され、第2端部は第2プレート14側に配置される。可動接点24の第2端部24bは、第1ホルダ22が第2ホルダ23の長手方向に沿って移動すると、導体25の上をスライドする。
As shown in FIG. 3, the
導体25の第2端部は、円弧状の導電性接触子25aを有している。接触子25aは、導体25に対して折曲され、第2ホルダ23の底部に配置される。具体的には、接触子25aは、その先端が第2ホルダ23の底部から離れるように配置され、弾性を有している。
The second end of the
図2に示すように、接触子25aは、端子19に設けられたリング状の接触部19aに電気的に接触される。このため、シャフト16と共に第2ホルダ23及び第1ホルダ22が回転されると、接触子25aは、接触部19aに電気的に接触した状態で回転される。
As shown in FIG. 2, the
図5Aに示すように、第1プレート13の内面には、第1ストッパ13aが設けられ、図5Bに示すように、第2プレート14の内面には、第2ストッパ14aが設けられている。第1ストッパ13aは、第1ホルダ22の第1ガイド22cが当接されたとき、第1ホルダ22及び第2ホルダ23の回転を停止させ、第2ストッパ14aは、第1ホルダ22の第2ガイド22dが当接されたとき、第1ホルダ22及び第2ホルダ23の回転を停止させる。
As shown in FIG. 5A, a
具体的には、シャフト16が図示矢印B方向に回転され、第1ホルダ22が第1プレート13側に移動されたとき、第1ホルダ22の第1ガイド22cが第1ストッパ13aに当接し、シャフト16、ロータ21、第2ホルダ23、第1ホルダ22の回転が停止される。また、シャフト16が図示矢印A方向に回転され、第1ホルダ22が第2プレート14側に移動されたとき、第1ホルダ22の第2ガイド22dが第2ストッパ14aに当接し、シャフト16、ロータ21、第2ホルダ23、第1ホルダ22の回転が停止される。
Specifically, when the
(ロータと接触部の動作)
上記のように、第1ホルダ22の第1ガイド22cが第1ストッパ13aに当接し、第2ホルダ23及び第1ホルダ22が停止された状態で、さらに、シャフト16が図示矢印B方向に回転されると、第2ホルダ23の接触部23aがロータ21の突起21aを乗り越え、シャフト16とロータ21のみが図示矢印B方向に回転される。すなわち、突起21aと接触部23aとの接触圧より大きなトルクが、図示矢印B方向にシャフト16に印加された場合、シャフト16とロータ21は、第2ホルダ23及び第1ホルダ22に対して空転する。このため、シャフト16の回転に伴う第2ホルダ23や第1ホルダ22などの破損を防止することが可能である。
(Operation of rotor and contact part)
As described above, with the
また、第1ホルダ22の第2ガイド22dが第2ストッパ14aに当接し、第2ホルダ23及び第1ホルダ22が停止された状態で、さらに、シャフト16が図示矢印A方向に回転されると、第2ホルダ23の接触部23aがロータ21の突起21aを乗り越え、シャフト16とロータ21のみが図示矢印A方向に回転される。すなわち、突起21aと接触部23aとの接触圧より大きなトルクが、図示矢印A方向にシャフト16に印加された場合、シャフト16とロータ21は、第2ホルダ23及び第1ホルダ22に対して空転する。このため、シャフト16の回転に伴う第2ホルダ23や第1ホルダ22などの破損を防止することが可能である。
Further, when the
(実施形態の効果)
上記実施形態によれば、シャフト16と共に回転されるロータ21の周囲に複数の突起21aを設け、ロータ21の周囲に配置された第2ホルダ23に複数の突起21aに弾性的に接触する接触部23aを設け、突起21aと接触部23aとの接触圧より大きなトルクが、シャフト16に印加された場合、シャフト16とロータ21が第2ホルダ23及び第1ホルダ22に対して空転するように構成されている。したがって、第1ホルダ22が第1ストッパ13a、又は第2ストッパ14aにより停止された状態において、シャフト16に過剰なトルクが印加された場合においても、第2ホルダ23や第1ホルダ22などの破損を防止することができ、長寿命の多回転ポテンショメータを提供することが可能である。
(Effect of embodiment)
According to the above embodiment, a plurality of
(第1変形例)
図6は、本実施形態の第1変形例の要部のみを示している。
(First modification)
FIG. 6 shows only the main part of the first modification of the present embodiment.
上記実施形態において、ロータ21の複数の突起21aに接触する接触部23aは、第2ホルダ23に設けられている。これに対して、第1変形例において、接触部22hは、第1ホルダ22に設けられている。すなわち、第1ホルダ22の内側には、接触部22hが設けられ、接触部22hは、第2ホルダ23の切欠き部23bを通って、ロータ21の突起21aに弾性的に接触される。
In the above embodiment, the
上記構成において、シャフト16及びロータ21が回転されると、ロータ21の回転が接触部22hを介して第1ホルダ22に伝達され、第1ホルダ22と第2ホルダ23が共に回転される。さらに、第1ホルダ22は、第2ホルダ23の長手方向に移動する。
In the above configuration, when the
第1ホルダ22の第1ガイド22cが第1ストッパ13aに当接し、第2ホルダ23及び第1ホルダ22が停止された状態で、さらに、シャフト16が図示矢印B方向に回転されると、第1ホルダ22の接触部22hがロータ21の突起21aを乗り越え、シャフト16とロータ21のみが図示矢印B方向に回転される。このため、シャフト16の回転に伴う第2ホルダ23や第1ホルダ22などの破損を防止することが可能である。
When the
また、第1ホルダ22の第2ガイド22dが第2ストッパ14aに当接し、第2ホルダ23及び第1ホルダ22が停止された状態で、さらに、シャフト16が図示矢印A方向に回転されると、第1ホルダ22の接触部22hがロータ21の突起21aを乗り越え、シャフト16とロータ21のみが図示矢印A方向に回転される。このため、シャフト16の回転に伴う第2ホルダ23や第1ホルダ22などの破損を防止することが可能である。
Further, when the
(第1変形例の効果)
第1変形例によれば、第1ホルダ22に接触部22hを設け、接触部22hをロータ21の突起21aに接触させている。このため、シャフト16及びロータ21が回転すると、第2ホルダ23は、第1ホルダ22と共に回転することができる。第1ホルダ22が第1ストッパ13a、又は第2ストッパ14aに当接され、停止された状態において、シャフト16がさらに回転されると、ロータ21に対して第1ホルダ22及び第2ホルダ23が空転する。したがって、第1変形例によっても上記実施形態と同様の動作、及び同様の効果を得ることができる。
(Effect of the first modification)
According to the first modification, the
(第2変形例)
図7は、本実施形態の第2変形例の要部のみを示している。
(Second modification)
FIG. 7 shows only the main part of the second modification of the present embodiment.
上記実施形態及び第1変形例は、第2ホルダ23と第1ホルダ22とを具備している。これに対して、第2変形例は、第2ホルダ23を除き、第1ホルダ22のみとした構成である。
The above-described embodiment and the first modification include a
すなわち、ロータ21の外側に第1ホルダ22が直接配置され、第1ホルダ22に設けられた接触部22hがロータ21の突起21aに弾性的に接触される。
That is, the
この構成によっても、接触部22hとロータ21の突起21aとが接触した状態で、第1ホルダ22は、ロータ21と共に回転し、ロータ21の長手方向に沿って移動することが可能である。さらに、第1ホルダ22が第1ストッパ13a、又は第2ストッパ14aに当接され、停止された状態において、シャフト16が回転されると、接触部22hがロータ21の突起21aを乗り越えるため、第1ホルダ22は、ロータ21に対して空転する。
Even with this configuration, the
尚、第2変形例は、第2ホルダ23が除かれているため、可動接点24と端子19とを電気的に接続する導体25、及び接触子25aが無い。したがって、可動接点24は、端子19と、例えば図示せぬリード線により接続さればよい。
In the second modification, since the
(第2変形例の効果)
第2変形例によっても上記実施形態及び第1変形例と同様に、シャフト16の過剰な回転に対して第1ホルダ22などの破壊を防止することができる。
(Effect of the second modification)
Similar to the above-described embodiment and the first modification, the second modification can also prevent the
しかも、第2変形例によれば、第2ホルダ23が不要であるため、部品点数を削減することができ、全体構成を小型化することが可能である。
Moreover, according to the second modification, since the
(第3変形例)
図8A乃至図8Cは、第3変形例の要部のみを示している。
(Third modification example)
8A to 8C show only the main part of the third modification.
第3変形例は、図6又は図7に示すように、第1ホルダ22が接触部22hを有し、接触部22hが第1ホルダ22と共に、ロータ21の長手方向に移動する場合に有効である。
The third modification is effective when the
上記実施形態、第1変形例、及び第2変形例において、ロータ21に設けられた複数の突起21aは、ロータ21の長手方向に沿った何れの位置においても同一形状とされている。これに対して、第3変形例において、ロータ21の複数の突起21aの形状は、ロータ21の長手方向の位置に応じて異なっている。
In the above-described embodiment, the first modification, and the second modification, the plurality of
第3変形例において、隣接する2つの突起21aを区別するため、隣接する2つの突起を21A、21Bで示す。
In the third modification, in order to distinguish the two
すなわち、図8Aは、ロータ21の第1端部(第1プレート13)側の断面を示し、図8Cは、第2端部(第2プレート14)側の断面を示し、図8Bは、第1端部と第2端部との間の断面を示している。
That is, FIG. 8A shows a cross section of the
図8Aにおいて、突起21Aの表面の傾斜は、突起21Bの表面の傾斜より急であり、図8Bにおいて、突起21Aの表面の傾斜は、突起21Bの表面の傾斜と等しく、図8Cにおいて、突起21Aの表面の傾斜は、突起21Bの表面の傾斜より緩やかである。
In FIG. 8A, the slope of the surface of the
(第3変形例の動作)
第1ホルダ22がロータ21の第1端部(第1プレート13)側に位置し、第1ホルダ22が第1ストッパ13aに接触している場合、第1ホルダ22の接触部22hは、図8Aに示すように、突起21Aと21Bの間に位置している。この状態において、シャフト16がさらに図示矢印B方向に回転されると、接触部22hは、突起21Bの緩やかな側面を乗り越える。このため、ロータ21及びシャフト16は、空転する。
(Operation of the third modification)
When the
一方、図8Aに示す状態において、シャフト16が図示矢印A方向に回転された場合、接触部22hは、突起21Aの急峻な側面に係合され、第1ホルダ22は、ロータ21及びシャフト16と共に回転する。ロータ21及びシャフト16の回転に伴い第1ホルダ22は、ロータ21の長手方向に移動され、図8Bに示すように、接触部22hは、側面の傾斜が等しい突起21Aと突起21Bの間に移動される。
On the other hand, in the state shown in FIG. 8A, when the
図8Bに示す状態において、シャフト16がさらに図示矢印A方向に回転された場合、第1ホルダ22は、ロータ21の第2端部に移動され、第2プレート14の第2ストッパ14aに当接される。このとき、接触部22hは、図8Cに示す突起21Aと突起21Bとの間に位置される。この状態において、シャフト16がさらに図示矢印A方向に回転されると、接触部22hは、突起21Aの緩やかな側面を乗り越える。このため、ロータ21及びシャフト16は、空転する。
In the state shown in FIG. 8B, when the
また、シャフト16が図示矢印B方向に回転された場合、上記と逆の動作により第1ホルダ22は、ロータ21に沿って移動し、接触部22hは、図8Bに示す位置を経由して図8Aに示す位置に戻る。
Further, when the
(第3変形例の効果)
上記第3変形例によれば、ロータ21の第1端部と第2端部において、複数の突起21A、21Bの側面の形状は、ロータ21の回転方向に沿った側面の傾斜が、ロータ21の回転方向と逆方向の側面の傾斜より緩やかとされている。このため、第1ホルダ22がロータ21の第1端部又は第2端部で停止された状において、さらにシャフト16が回転された場合、第1ホルダ22の接触部22hが容易に突起21A又は突起21Bを乗り越えることができる。したがって、シャフト16及びロータ21が空転し、第1ホルダ22等の破損を防止することができる。
(Effect of the third modification)
According to the third modification, the shape of the side surface of the plurality of
(第4変形例)
図9は、第4変形例の要部のみを示している。
(Fourth modification)
FIG. 9 shows only the main part of the fourth modification.
第3変形例において、ロータ21の第1端部と第2端部における複数の突起21A、21Bの形状は、ロータ21の回転方向の一方において、側面の傾斜が急峻であり、他方において、側面の形状が緩やかである。これに対して、第4変形例において、ロータ21の複数の突起21aの形状は、回転方向に限らず、ロータ21の第1端部と第2端部において、異なっている。
In the third modification, the shapes of the plurality of
図9は、第4変形例に係るロータ21を示しており、複数の突起21aの側面の傾斜は、第1端部(図示左側)において、第2端部(図示右側)より緩やかであり、第2端部において、第1端部より急峻である。すなわち、複数の突起21aの側面の傾斜は、第1端部側から第2端部側に次第に急峻となっている。しかし、これに限らず、複数の突起21aの側面の傾斜は、第2端部側から第1端部側に次第に急峻となっていてもよい。
FIG. 9 shows the
(第4変形例の効果)
第4変形例によれば、ロータ21の複数の突起21aの側面の傾斜は、ロータ21の回転方向に限らず、第1端部において緩やかであり、第2端部において急峻である。このため、ロータ21は、回転方向の一方において空転し易く、他方において空転し難い。したがって、多回転ポテンショメータの用途や使用状況に基づき、ロータ21の取り付け方向を変えることにより、用途や使用状況に見合った構成により、第1ホルダ22等の破損を防止することが可能である。
(Effect of the 4th modification)
According to the fourth modification, the inclination of the side surface of the plurality of
尚、上記実施形態及び各変形例において、ロータ21に複数の突起21aが設けられ、第2ホルダ23に接触部23aが設けられ、又は第1ホルダ22に接触部22hが設けられていた。しかし、これに限定されるものではなく、第1ホルダ22又は第2ホルダ23に複数の突起を設け、ロータ21に接触部を設けてもよい。
In the above embodiment and each modification, the
具体的には、図3乃至図5A、図5Bに対応する場合、第1ホルダ22は、可動接点24を保持し、第2ホルダ23は内面に複数の突起を有してもよい。ロータ21は、接触部を具備し、ロータ21の接触部が第2ホルダ23の複数の突起の1つに係合されてもよい。この状態で、ロータ21が回転することにより、第1ホルダ22は、第2ホルダ23と共に回転し、ロータ21の軸心方向に移動することができる。第1ホルダ22がストッパ13a又は14aに接触して停止されると、ロータ21の接触部と第2ホルダ23の突起との係合が解除され、ロータ21が空転する。
Specifically, when corresponding to FIGS. 3 to 5A and 5B, the
図6に対応する場合、第1ホルダ22は、可動接点24を保持するとともに、複数の突起を具備してもよい。ロータ21は、軸心方向に沿って配置された接触部を具備してもよい。ロータ21の接触部が第1ホルダの複数の突起の1つに係合される。この状態で、ロータ21が回転することにより、第1ホルダ22は、第2ホルダ23と共に回転し、ロータ21の軸心方向に移動することができる。第1ホルダ22がストッパ13a又は14aに接触して停止されると、ロータ21の接触部と第1ホルダ22の突起との係合が解除され、ロータ21が空転する。
When corresponding to FIG. 6, the
図7に対応する場合、第1ホルダ22は、可動接点24を保持するとともに、複数の突起を具備してもよい。ロータ21は、軸心方向に沿って配置された接触部を具備してもよい。ロータ21の接触部が第1ホルダの複数の突起の1つに係合される。この状態で、ロータ21が回転することにより、第1ホルダ22は回転し、ロータ21の軸心方向に移動することができる。第1ホルダ22がストッパ13a又は14aに接触して停止されると、ロータ21の接触部と第1ホルダ22の突起との係合が解除され、ロータ21が空転する。
When corresponding to FIG. 7, the
このような構成によっても、上記実施形態及び各変形例と同様の効果を得ることが可能である。 Even with such a configuration, it is possible to obtain the same effects as those of the above-described embodiment and each modification.
その他、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。 In addition, the present invention is not limited to each of the above embodiments as it is, and at the implementation stage, the components can be modified and embodied within a range that does not deviate from the gist thereof. In addition, various inventions can be formed by an appropriate combination of the plurality of components disclosed in each of the above embodiments. For example, some components may be removed from all the components shown in the embodiments. In addition, components across different embodiments may be combined as appropriate.
11…ハウジング、13a…第1ストッパ、14a…第2ストッパ、16…シャフト、20…抵抗体、21…ロータ、21a、21A、21B…突起、22…第1ホルダ、22h…接触部、23…第2ホルダ、23a…接触部、24…可動接点。 11 ... Housing, 13a ... 1st stopper, 14a ... 2nd stopper, 16 ... Shaft, 20 ... Resistor, 21 ... Rotor, 21a, 21A, 21B ... Protrusion, 22 ... 1st holder, 22h ... Contact part, 23 ... 2nd holder, 23a ... contact part, 24 ... movable contact.
Claims (10)
前記ハウジング内に設けられた螺旋状の抵抗体と、
前記抵抗体の軸心に沿って配置されたロータと、
前記ロータの回転に伴い前記抵抗体に沿って移動可能なホルダと、
前記ホルダに設けられ、前記抵抗体に接触される可動接点と、
前記ハウジング内に設けられ、前記ホルダの回転を阻止するストッパと、
を具備し、
前記ロータと前記ホルダの一方に設けられた複数の突起と、
前記ロータと前記ホルダの他方に設けられ、前記複数の突起の1つに接触する接触部と、
を具備することを特徴とする多回転ポテンショメータ。 With the housing
A spiral resistor provided in the housing and
A rotor arranged along the axis of the resistor and
A holder that can move along the resistor as the rotor rotates,
A movable contact provided on the holder and in contact with the resistor,
A stopper provided in the housing to prevent the holder from rotating,
Equipped with
A plurality of protrusions provided on one of the rotor and the holder,
A contact portion provided on the other side of the rotor and the holder and in contact with one of the plurality of protrusions.
A multi-rotation potentiometer characterized by being equipped with.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020030689A JP2021136312A (en) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | Multi-turn potentiometer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020030689A JP2021136312A (en) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | Multi-turn potentiometer |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021136312A true JP2021136312A (en) | 2021-09-13 |
Family
ID=77661604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020030689A Pending JP2021136312A (en) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | Multi-turn potentiometer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021136312A (en) |
-
2020
- 2020-02-26 JP JP2020030689A patent/JP2021136312A/en active Pending
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