JP2021134058A - Unloading device - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、荷揚げ装置に関する。 The present disclosure relates to a unloading device.
荷揚げ装置は、浮体物内に積載された積荷を、浮体物外に搬出する。荷揚げ装置の一例としてアンローダ装置がある。また、浮体物の一例として船舶がある。アンローダ装置は、船舶の所定位置を基準とした座標系に基づいて、船舶に積載された積荷を荷揚げする経路を導出するようになされている(例えば、特許文献1)。 The unloading device carries out the cargo loaded in the floating object to the outside of the floating object. An unloader device is an example of a unloading device. In addition, there is a ship as an example of a floating object. The unloader device is adapted to derive a route for unloading a load loaded on a ship based on a coordinate system based on a predetermined position of the ship (for example, Patent Document 1).
ところで、上記特許文献1に記載されたような技術では、船舶が波によって揺れてしまうと、船舶の揺れに合わせて座標系自体も移動することになる。しかしながら、積荷を荷揚げする掻取部の移動速度が遅いため、座標系の移動に伴い経路を逸脱してしまうおそれがある。
By the way, in the technique described in
一方、地上の所定位置を基準とした座標系に基づいて掻取部を移動させると、潮汐による船舶の移動を考慮することができず、船舶と掻取部とが衝突するおそれがある。 On the other hand, if the scraping portion is moved based on the coordinate system based on the predetermined position on the ground, the movement of the ship due to the tide cannot be considered, and the vessel and the scraping portion may collide with each other.
したがって、波による船舶の揺れと、潮汐による船舶の移動の両方に対応することが可能な座標系を提案することが希求されている。 Therefore, it is desired to propose a coordinate system that can cope with both the shaking of the ship due to the waves and the movement of the ship due to the tide.
本開示は、このような課題に鑑み、潮汐による浮体物の揺れ、および、波による浮体物の移動の影響を低減した座標系を導出することが可能な浮遊物監視装置を提供することを目的としている。 In view of such problems, it is an object of the present disclosure to provide a floating object monitoring device capable of deriving a coordinate system that reduces the effects of swaying of floating objects due to tides and movement of floating objects due to waves. It is said.
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る荷揚げ装置は、地上の所定位置を基準とした地上座標系に対する、浮体物の所定位置を基準とした浮体物座標系の位置または姿勢に関する情報である位置姿勢情報を導出する位置姿勢導出部を備え、位置姿勢情報はローパスフィルタによる処理が施された情報である、 In order to solve the above problem, the unloading device according to one aspect of the present disclosure relates to the position or posture of the floating object coordinate system based on the predetermined position of the floating object with respect to the ground coordinate system based on the predetermined position on the ground. It is equipped with a position / attitude derivation unit that derives position / attitude information, which is information, and the position / attitude information is information that has been processed by a low-pass filter.
位置姿勢情報は、少なくとも、波によって浮体物が揺れる周波数と、潮汐によって浮体物が移動する周波数との間のカットオフ周波数でローパスフィルタによる処理が施された情報であってもよい。 The position / orientation information may be at least information processed by a low-pass filter at a cutoff frequency between the frequency at which the floating object sways due to the waves and the frequency at which the floating object moves due to the tide.
位置姿勢情報は、計測器の計測ノイズの周波数よりも低いカットオフ周波数で前記ローパスフィルタによる処理が施された情報であってもよい。 The position / orientation information may be information that has been processed by the low-pass filter at a cutoff frequency lower than the frequency of the measurement noise of the measuring instrument.
浮体物は、積荷を搭載した船舶であり、ローパスフィルタが施された位置姿勢情報に基づいて、積荷を荷揚げする経路を生成する経路生成部と、経路生成部により導出された経路で積荷を荷揚げする垂直運搬機構と、を備えてもよい。 The floating object is a ship carrying a cargo, and the cargo is unloaded by a route generation unit that generates a route for unloading the cargo and a route derived by the route generation unit based on the position / attitude information with a low-pass filter applied. It may be provided with a vertical transport mechanism.
荷揚げ装置は、潮汐による浮体物の揺れ、および、波による浮体物の移動の影響を低減した座標系を導出することが可能となる。 The unloading device can derive a coordinate system that reduces the effects of the sway of the floating object due to the tide and the movement of the floating object due to the waves.
以下に添付図面を参照しながら、本開示の一実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本開示を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本開示に直接関係のない要素は図示を省略する。 An embodiment of the present disclosure will be described in detail below with reference to the accompanying drawings. The dimensions, materials, other specific numerical values, etc. shown in such an embodiment are merely examples for facilitating understanding, and do not limit the present disclosure unless otherwise specified. In the present specification and drawings, elements having substantially the same function and configuration are designated by the same reference numerals to omit duplicate description, and elements not directly related to the present disclosure are omitted from the illustration. do.
図1は、アンローダ装置100の概要を説明する図である。図1に示すように、荷揚げ装置の一例としてのアンローダ装置100は、岸壁2に沿って敷設された一対のレール3上を、レール3の延在方向に走行可能である。アンローダ装置100は、岸壁2に停泊された船舶4の船倉5内に積載された積荷6を外部に搬出する。積荷6は、ばら荷が想定されており、一例として石炭が挙げられる。
FIG. 1 is a diagram illustrating an outline of the
図2は、アンローダ装置100の構成を説明する図である。なお、図2では、岸壁2および船舶4を断面で示している。図2に示すように、アンローダ装置100は、走行体102、旋回体104、ブーム106、トップフレーム108、エレベータ110、掻取部112、ブームコンベア114を含んで構成される。なお、トップフレーム108、エレベータ110および掻取部112は、積荷6を船倉5から搬出する垂直運搬機構部として機能する。
FIG. 2 is a diagram illustrating the configuration of the
走行体102は、不図示のアクチュエータが駆動することで、レール3上を走行可能である。走行体102には、位置センサ116が設けられる。位置センサ116は、例えばロータリーエンコーダである。位置センサ116は、走行体102の車輪の回転数に基づき、所定の原点位置に対する走行体102の水平面上の位置を計測する。
The
旋回体104は、走行体102の上部に、垂直軸を中心に旋回自在に設けられる。旋回体104は、不図示のアクチュエータが駆動することで、走行体102に対して旋回可能である。
The
ブーム106は、旋回体104の上部に、傾斜角度を変更可能に設けられる。ブーム106は、不図示のアクチュエータが駆動することで、旋回体104を基準とした傾斜角度を変更可能である。
The
旋回体104には、旋回角度センサ118および傾斜角度センサ120が設けられる。旋回角度センサ118および傾斜角度センサ120は、例えばロータリーエンコーダである。旋回角度センサ118は、走行体102に対する旋回体104の旋回角度を計測する。傾斜角度センサ120は、旋回体104に対するブーム106の傾斜角度を計測する。
The
トップフレーム108は、ブーム106の先端に設けられる。トップフレーム108には、エレベータ110を旋回させるアクチュエータが設けられる。
The
エレベータ110は、略円柱形状に形成される。エレベータ110は、中心軸を中心として旋回自在にトップフレーム108に支持される。トップフレーム108には、旋回角度センサ122が設けられる。旋回角度センサ122は、例えばロータリーエンコーダである。旋回角度センサ122は、トップフレーム108に対するエレベータ110の旋回角度を計測する。
The
掻取部112は、エレベータ110の下端に設けられる。掻取部112は、エレベータ110の旋回に伴って、エレベータ110と一体的に旋回する。
The
掻取部112は、複数のバケツ112aおよびチェーン112bが設けられる。複数のバケツ112aは、チェーン112bに連続的に配置される。チェーン112bは、掻取部112、および、エレベータ110の内部に架け渡される。
The
掻取部112は、不図示のリンク機構が設けられる。リンク機構は、可動することにより、掻取部112の底部の長さを可変させる。これにより、掻取部112は、船倉5内の積荷6と接するバケツ112aの数を可変させる。掻取部112は、チェーン112bを回動させることにより、底部のバケツ112aによって船倉5内の積荷6を掻き取る。そして、積荷6を掻き取ったバケツ112aは、チェーン112bの回動に伴ってエレベータ110の上部に移動する。
The
ブームコンベア114は、ブーム106の下方に設けられる。ブームコンベア114は、バケツ112aによってエレベータ110の上部に移動された積荷6を外部に搬出させる。
The
このような構成でなるアンローダ装置100は、走行体102によってレール3の延在方向に移動し、船舶4との長手方向の相対位置関係を調整する。また、アンローダ装置100は、旋回体104によって、ブーム106、トップフレーム108、エレベータ110および掻取部112を旋回させ、船舶4との短手方向の相対位置関係を調整する。また、アンローダ装置100は、ブーム106によって、トップフレーム108、エレベータ110および掻取部112を鉛直方向に移動させ、船舶4との鉛直方向の相対位置関係を調整する。また、アンローダ装置100は、トップフレーム108によってエレベータ110および掻取部112を旋回させる。これにより、アンローダ装置100は、掻取部112を任意の位置および角度に移動させることができる。
The
ここで、船舶4は、複数の船倉5が設けられる。船倉5は、上部にハッチコーミング7が設けられる。ハッチコーミング7は、鉛直方向に所定高さの壁面を有している。また、ハッチコーミング7は、船倉5における中央付近の水平断面に比べて、開口面積が小さい。つまり、船倉5は、ハッチコーミング7により開口が窄まった形状をしている。なお、ハッチコーミング7の上方には、ハッチコーミング7を開閉するハッチカバー8が設けられる。
Here, the
アンローダ装置100には、計測器としての測距センサ130〜136が設けられる。測距センサ130〜136は、例えば、測距可能なレーザセンサであり、Velodyne社製のVLP−16、VLP−32、Quanergy社製のM8等が適用される。測距センサ130〜136は、例えば円柱形状の本体部の側面に、軸方向に沿って離隔した16のレーザー照射部が設けられる。レーザー照射部は、360度回転可能に本体部に設けられる。レーザー照射部は、互いに隣接して配置されたレーザー照射部との軸方向のレーザーの発射角度の差が1〜2.5度間隔となるようにそれぞれ配置される。つまり、測距センサ130〜136は、本体部の周方向に360度の範囲でレーザーを照射可能である。また、測距センサ130〜136は、本体部の軸方向に直交する平面を基準として、±15度の範囲でレーザーを発射可能である。また、測距センサ130〜136は、レーザーを受信する受信部が本体部に設けられる。
The
測距センサ130〜136は、レーザー照射部を回転させながら所定角度毎にレーザーを照射する。測距センサ130〜136は、複数のレーザー照射部から照射(投影)されて物体(計測点)で反射したレーザーを受信部でそれぞれ受信する。そして、測距センサ130〜136は、レーザーが照射されてから受信するまでの時間に基づいて、物体までの距離を導出する。つまり、測距センサ130〜136は、1つのレーザー照射部によって、1つの計測ライン上で複数の計測点までの距離をそれぞれ計測する。また、測距センサ130〜136は、複数のレーザー照射部によって、複数の計測ライン上での複数の計測点までの距離をそれぞれ計測する。
The ranging
図3および図4は、測距センサ130〜132の計測範囲を説明する図である。図3は、アンローダ装置100を上方から見た際の測距センサ130〜132の計測範囲を説明する図である。図4は、アンローダ装置100を側方から見た際の測距センサ130〜132の計測範囲を説明する図である。図3および図4において、測距センサ130〜132の計測範囲を一点鎖線で示す。
3 and 4 are views for explaining the measurement range of the
測距センサ130〜132は、主に、ハッチコーミング7を検出する際に用いられる。測距センサ130〜132は、図3および図4に示すように、トップフレーム108の側面に取り付けられる。具体的には、測距センサ130〜132は、エレベータ110の中心軸を基準として、周方向に互いに120度離して配置される。また、測距センサ130〜132は、本体部の中心軸が、エレベータ110の径方向に沿うように配置される。なお、測距センサ130〜132は、鉛直方向の上半分が不図示のカバーで覆われる。
The ranging
したがって、測距センサ130〜132は、図3および図4に示すように、計測方向として、水平面よりも下方であって、トップフレーム108の側面に接する接線を基準として±15度の範囲に存在する物体までの距離を計測することができる。
Therefore, as shown in FIGS. 3 and 4, the
図5および図6は、測距センサ133〜136の計測範囲を説明する図である。図5は、掻取部112を上方から見た際の測距センサ133〜136の計測範囲を説明する図である。なお、図5では、アンローダ装置100のうち、掻取部112のみを図示している。また、図5では、船舶4について、掻取部112と鉛直方向の同位置での水平断面を示している。図6は、アンローダ装置100を側方から見た際の測距センサ133〜136の計測範囲を説明する図である。図5および図6において、測距センサ133、134の計測範囲を一点鎖線で示す。また、図5および図6において、測距センサ135、136の計測範囲を二点鎖線で示す。
5 and 6 are views for explaining the measurement range of the
測距センサ133〜136は、主に、船倉5内の積荷6、および、船倉5の壁面(側壁および底面)を検出する際に用いられる。測距センサ133は、図5および図6に示すように、掻取部112の側面112cに取り付けられる。測距センサ133は、本体部の中心軸が、掻取部112の側面112cに直交するように配置される。測距センサ134は、掻取部112の側面112dに取り付けられる。測距センサ134は、本体部の中心軸が、掻取部112の側面112dに直交するように配置される。測距センサ133、134は、鉛直方向の一部が不図示のカバーで覆われる。
The ranging
したがって、測距センサ133、134は、計測方向として、掻取部112の側面112cおよび側面112dの上方側の一部および下方側であって、掻取部112の側面112cおよび側面112dと平行な位置を基準として±15度の範囲に存在する物体の距離を計測することができる。なお、本実施形態の測距センサ133、134は、掻取部112の底部が位置する平面上において、少なくとも掻取部112の底部の最大長さ以上の範囲を計測できるように配置される。
Therefore, the
測距センサ135は、掻取部112の側面112cに取り付けられる。測距センサ135は、本体部の中心軸が、掻取部112の底面と直交するように配置される。測距センサ136は、掻取部112の側面112dに取り付けられる。測距センサ136は、本体部の中心軸が、掻取部112の底面と直交するように配置される。
The
したがって、測距センサ135、136は、計測方向として、掻取部112の外方であって、掻取部112の側面112cおよび側面112dに直交する水平面(あるいは、本体部の中心軸と直交する平面)を基準として所定角度の範囲に存在する物体の距離を計測することができる。
Therefore, the
測距センサ130〜136は、物体までの距離を計測すると、物体までの距離を示す計測データをアンローダ制御部140(図7参照)に送信する。
When the
図7は、アンローダ装置100の電気的な構成を説明する図である。図7に示すように、アンローダ装置100には、アンローダ制御部140、記憶部142および表示部144が設けられる。
FIG. 7 is a diagram illustrating an electrical configuration of the
アンローダ制御部140は、位置センサ116、旋回角度センサ118、傾斜角度センサ120、旋回角度センサ122、測距センサ130〜136、記憶部142および表示部144と接続される。アンローダ制御部140は、CPU(中央処理装置)を含む半導体集積回路で構成される。アンローダ制御部140は、ROMからCPU自体を動作させるためのプログラムやパラメータ等を読み出す。そして、アンローダ制御部140は、ワークエリアとしてのRAMや他の電子回路と協働して、アンローダ装置100全体を管理および制御する。
The
また、アンローダ制御部140は、駆動制御部150、計測データ取得部152、エッジ検出部154、位置姿勢導出部156、ローパスフィルタ部158、経路生成部160、自動運転部162として機能する。駆動制御部150は、アンローダ装置100の駆動を制御する。なお、アンローダ制御部140の他の機能部の詳細については後述する。
Further, the
記憶部142は、ハードディスク、不揮発性メモリ等の記憶媒体である。記憶部142は、詳しくは後述する船倉5のモデル等を記憶する。
The
表示部144は、LEDディスプレイ、有機ELディスプレイ等である。表示部144には、船倉5の3次元モデルに対してアンローダ装置100の3次元モデルが配置された画像が表示される。
The
図8は、アンローダ制御部140が行う処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、処理を開始すると、まず、計測データ取得部152は、測距センサ130〜136で計測された計測点の計測データを随時取得する(S100)。なお、計測データ取得部152は、掻取部112が船倉5内の積荷6の掻き取り作業を開始してから、全ての積荷6を掻き取り終えるまでの間(例えば10時間)、各測距センサ130〜136から計測データを1秒に1〜5回の頻度で定期的に取得する。
FIG. 8 is a flowchart showing a flow of processing performed by the
図9および図10は、アンローダ装置100の座標系を説明する図である。図9は、アンローダ装置100を上方から見た図である。図10は、アンローダ装置100を側方から見た図である。ここで、アンローダ装置100は、3つの座標系、すなわち、地上座標系300、掻取部座標系310およびハッチコーミング座標系320を有する。
9 and 10 are diagrams for explaining the coordinate system of the
図9および図10に示すように、地上座標系300は、岸壁2(地上)に予め設定された所定位置、例えばアンローダ装置100の初期位置を原点としている。地上座標系300は、レール3の延在方向および鉛直方向に直交する方向をXa軸方向とする。地上座標系300は、レール3の延在方向をYa軸方向とする。地上座標系300は、鉛直方向をZa軸方向とする。
As shown in FIGS. 9 and 10, the ground coordinate
掻取部座標系310は、エレベータ110の中心軸上であって、鉛直方向におけるトップフレーム108の下端を原点としている。掻取部座標系310は、原点から掻取部112の先端部112eの中心に向かう方向をXb軸方向とする。掻取部座標系310は、エレベータ110の延在方向をZb軸方向とする。掻取部座標系310は、Xb軸方向およびZb軸方向に直交する方向をYa軸方向とする。
The scraping portion coordinate
ハッチコーミング座標系320は、船舶4のハッチコーミング7における船尾側の壁面の中心位置であって、ハッチコーミング7の上端を原点(船舶4の所定位置)とする。ハッチコーミング座標系320は、船舶4の長手方向、つまり、船舶4に沿ったハッチコーミング7の延在方向をXc軸方向とする。ハッチコーミング座標系320は、船舶4の短手方向(幅方向)をYc軸方向とする。ハッチコーミング座標系320は、ハッチコーミング7の上端面に直交する上方向をZc軸方向とする。
The hatch combing coordinate
そして、計測データ取得部152により測距センサ130〜136から計測データが取得される度に、位置姿勢導出部156は、(1)式を用いて、地上座標系300から見たハッチコーミング座標系320の位置姿勢GRTHCを導出する(S102)。
また、位置姿勢GRTBEは、地上座標系300から見た掻取部座標系310の位置姿勢を示す。位置姿勢HCTBEは、ハッチコーミング座標系320から見た掻取部座標系310の位置姿勢を示す。
Further, the position / orientation GR T BE indicates the position / orientation of the scraping portion coordinate
ここで、地上座標系300から見た掻取部座標系310の原点の位置および回転は、アンローダ装置100の形状、アンローダ装置100の移動、および、掻取部112の旋回に基づいて幾何学的に導出可能である。そこで、位置姿勢導出部156は、アンローダ装置100の形状、アンローダ装置100の移動、および、掻取部112の旋回に基づいて、位置姿勢GRTBEを導出する。
Here, the position and rotation of the origin of the scraping unit coordinate
また、測距センサ130〜132は、トップフレーム108に取り付けられているため、掻取部座標系310における位置が予め既知となっている。そこで、エッジ検出部154は、測距センサ130〜132により測定される計測点の計測データに基づいてハッチコーミング7の上端のエッジを検出する。そして、位置姿勢導出部156は、検出したハッチコーミング7の上端のエッジに基づいて、位置姿勢HCTBEを導出する。
Further, since the
具体的には、まず、エッジ検出部154は、測距センサ130〜132の位置、および、測距センサ130〜132により計測された計測点までの距離および方向に基づいて、掻取部座標系310における計測点の3次元位置を導出する。
Specifically, first, the
図11は、測距センサ130〜132の計測点を説明する図である。なお、図11では、ハッチコーミング7上の測距センサ130〜132の計測範囲を太線で示す。図11に示すように、測距センサ130〜132は、水平面よりも下方であって、トップフレーム108に接する平面を基準として測距センサ130〜132から±所定角度の範囲に存在する物体までの距離を計測する。
FIG. 11 is a diagram illustrating measurement points of the
したがって、測距センサ130〜132は、測距センサ130〜132の鉛直下方(エレベータ110の回転中心)を基準として、前方側と後方側とで異なるハッチコーミング7のエッジが計測範囲となる。なお、前方側とは、1回の計測において前半に計測された計測範囲をいう。また、後方側とは、1回の計測において後半に計測された計測範囲をいう。
Therefore, in the
そこで、測距センサ130〜132で計測された測定点を、測距センサ130〜132の鉛直下方を基準として、前方側および後方側の2つに分割する。
Therefore, the measurement points measured by the
図12は、エッジ点を検出する様子を示す図である。なお、図12において、計測点を黒丸で示す。図12では、測距センサ130〜132の1つのレーザー照射部に照射されたレーザーによって計測された計測点を図示している。
FIG. 12 is a diagram showing how edge points are detected. In FIG. 12, the measurement points are indicated by black circles. FIG. 12 illustrates the measurement points measured by the laser irradiated to one laser irradiation unit of the
エッジ検出部154は、1つのレーザー照射部により照射されて計測された1つの計測ラインの計測点群毎(前方側、後方側毎)に以下の処理を行う。エッジ検出部154は、1つのレーザー照射部により照射されて計測された各計測点のベクトル(方向)を導出する。なお、計測点のベクトルは、連続して計測される計測点のうち、1の計測点に対する、次に計測される計測点の方向(ベクトル)を、1の計測点のベクトルとして導出する。
The
そして、エッジ検出部154は、計測点のベクトルが鉛直方向とされる計測点を抽出する。これは、測距センサ130〜132により計測されるハッチコーミング7の壁面(側面)が概ね鉛直方向に延在しているので、ハッチコーミング7の壁面に計測点がある場合、計測点のベクトルが鉛直方向となるからである。
Then, the
そして、エッジ検出部154は、抽出された計測点のうち、連続して抽出された計測点が複数ある場合、鉛直方向における最も上方の点を抽出する。これは、ハッチコーミング7の上端のエッジを検出するため、連続して計測された計測点群においては、最も上方の点が、ハッチコーミング7の上端のエッジである可能性があるからである。
Then, the
続いて、エッジ検出部154は、抽出された計測点のうち、掻取部座標系310におけるXb軸方向およびYb軸方向における最も原点に近い計測点を抽出する。つまり、エッジ検出部154は、エレベータ110の中心軸に最も近い計測点を抽出する。これは、ハッチコーミング7が船舶4の各構造物のうち、最もエレベータ110に近い位置にあるからである。
Subsequently, the
そして、エッジ検出部154は、抽出された計測点に対して、掻取部座標系310におけるXb軸方向およびYb軸方向の所定の範囲(例えば数十cmの範囲)に存在する計測点を再抽出する。ここでは、ハッチコーミング7上の計測点を抽出することになる。
Then, the
そして、エッジ検出部154は、再抽出した計測点、つまり、ハッチコーミング7上の計測点のうち、鉛直方向における最も上方の計測点をハッチコーミング7のエッジ点として抽出する。
Then, the
エッジ検出部154は、測距センサ130〜132の1つのレーザー照射部により照射されて計測された計測点群毎に、前方側および後方側のエッジ点を抽出する。
The
そして、全てのエッジ点が抽出されると、エッジ検出部154は、ハッチコーミング7のエッジの直線を検出する。具体的には、エッジ検出部154は、測距センサ130の前方側でそれぞれ抽出されたエッジ点を1つのグループとする。同様に、エッジ検出部154は、測距センサ130の後方側でそれぞれ抽出されたエッジ点を1つのグループとする。さらに、エッジ検出部154は、測距センサ131、132の前方側および後方側でそれぞれ抽出されたエッジ点をそれぞれグループとする。
Then, when all the edge points are extracted, the
ここで、図11に示したように、測距センサ130〜132の前方側および後方側でそれぞれ計測されるハッチコーミング7の上端のエッジの直線は、ハッチコーミング7の角を含む場合、2本計測されることになる。
Here, as shown in FIG. 11, there are two straight lines of the upper end edge of the hatch combing 7 measured on the front side and the rear side of the
そこで、エッジ検出部154は、グループごとに、抽出されたエッジ点間の線分のうち、最も多くの類似の線分をもつものを候補ベクトルとして導出する。そして、エッジ検出部154は、候補ベクトルに対して予め設定された範囲内に存在するエッジ点を抽出する。そして、エッジ検出部154は、抽出したエッジ点を用いて直線を再計算する。
Therefore, the
次に、エッジ検出部154は、抽出されなかったエッジ点を用いて上記した処理を繰り返し行う。ただし、抽出されたエッジ点の数が、予め設定された閾値未満である場合、直線を導出しない。これにより、ハッチコーミング7の角を含む場合であっても、2本のエッジの直線を導出することができる。
Next, the
エッジ検出部154は、グループごとに、上記した処理を繰り返し行うことで、エッジの直線を導出する。このように、エッジの直線は、1箇所で最大2個検出されるため、最大で12本検出されることになる。
The
そして、エッジ検出部154は、検出された直線のうち、各直線間におけるなす角を導出する。そして、エッジ検出部154は、なす角が予め決められた閾値以下である場合、同一の直線であるとして統合する。具体的には、なす角が予め決められた閾値以下である直線を構成するエッジ点を用いて、最小二乗近似により直線を再導出する。
Then, the
続いて、エッジ検出部154は、検出したエッジの直線から、各辺の3次元方向ベクトル、各辺の3次元重心座標、各辺の長さ、各辺の端点の座標を含むエッジ辺情報を導出する。
Subsequently, the
次に、位置姿勢導出部156は、記憶部142に記憶されたハッチコーミング7の3次元モデル情報と、掻取部座標系310で表現されるエッジ辺情報(検出結果)とに基づいて、位置姿勢HCTBEを導出する。なお、ハッチコーミング7の3次元モデル情報は、ハッチコーミング座標系320によって表されるハッチコーミング7の3次元モデルを示すものである。
Next, the position /
位置姿勢導出部156は、ブーム106の旋回角度だけ、検出したハッチコーミング7のエッジの直線の向きを回転させることで大まかな補正を行う。また、位置姿勢導出部156は、検出したハッチコーミング7のエッジの直線と、3次元モデル情報におけるハッチコーミング7の上端の辺とを、エッジの向きが最も近い直線同士を対応付ける。
The position /
そして、位置姿勢導出部156は、例えばエッジの直線を構成するエッジ点と、3次元モデル情報に基づくハッチコーミング7の上端の辺との距離の差の二乗和を評価関数とし、その評価関数を最小にする位置姿勢HCTBEを例えばLM法により求める。具体的には、エッジの直線を構成するエッジ点と3次元モデル情報に基づくハッチコーミング7の上端の辺との距離の合計、または、エッジの直線と3次元モデル情報に基づくハッチコーミング7の上端の辺とにより形成される曲面の面積が最小となるように位置姿勢HCTBEを求める。なお、位置姿勢HCTBEを求める手法は、LM法に限らず、最急降下法、ニュートン法など他の手法であってもよい。
Then, the position /
そして、位置姿勢導出部156は、導出された位置姿勢GRTBEおよび位置姿勢HCTBEに基づいて、(1)式を用いて、位置姿勢GRTHCを導出する。位置姿勢GRTHCは、測距センサ130〜132によって計測データが取得される度に導出されることになる。
Then, the position /
ローパスフィルタ部158は、位置姿勢導出部156によって位置姿勢GRTHCが導出されると、位置姿勢GRTHCに対してローパスフィルタを施す(S104)。
When the position / attitude GR T HC is derived by the position /
ローパスフィルタは、カットオフ周波数が予め決められた一次遅れ系のフィルタである。ただし、ローパスフィルタは、一次遅れ系のフィルタに限らず、例えば二次遅れ系のフィルタであってもよい。ローパスフィルタは、カットオフ周波数以下の周波数成分をカット(減衰)できれば、どのようなフィルタでもよい。 The low-pass filter is a first-order lag filter having a predetermined cutoff frequency. However, the low-pass filter is not limited to the first-order lag filter, and may be, for example, a second-order lag filter. The low-pass filter may be any filter as long as it can cut (attenuate) frequency components below the cutoff frequency.
図13は、ローパスフィルタのカットオフ周波数を説明する図である。図13に示すように、測距センサ130〜132による計測データには、例えば、時定数が0.5秒の計測ノイズがのっている。また、波の影響による船舶4の揺れは、時定数が例えば5秒である。また、潮汐による船舶4の移動は、時定数が例えば数時間から半日である。
FIG. 13 is a diagram for explaining the cutoff frequency of the low-pass filter. As shown in FIG. 13, the measurement data by the
ローパスフィルタのカットオフ周波数は、波による船舶4の揺れ、および、計測ノイズの影響を減衰させる値に設定されている。一方、ローパスフィルタのカットオフ周波数は、潮汐による船舶4の移動の影響を減衰させない値に設定されている。
The cutoff frequency of the low-pass filter is set to a value that attenuates the shaking of the
つまり、ローパスフィルタの時定数は、波による船舶4の揺れの時定数と、潮汐による船舶4の移動の時定数との間に設定される。例えば、ローパスフィルタの時定数は、10秒から1分の間に設定される。換言すると、ローパスフィルタのカットオフ周波数は、波により船舶4が揺れる周波数と、潮汐により船舶4が移動する周波数との間に設定されている。
That is, the time constant of the low-pass filter is set between the time constant of the shaking of the
ローパスフィルタ部158は、位置姿勢導出部156によって位置姿勢GRTHCが導出されると、カットオフ周波数以上の周波数を減衰させるローパスフィルタを位置姿勢GRTHCに対して施す。換言すると、ローパスフィルタが施された位置姿勢LPF(GRTHC)は、位置姿勢GRTHCに対してローパスフィルタによる処理が施された情報である。
When the position / attitude GR T HC is derived by the position /
これにより、位置姿勢LPF(GRTHC)は、波により船舶4が揺れる周波数成分、および、計測ノイズの周波数成分がカット(減衰)されることになる。また、位置姿勢LPF(GRTHC)は、潮汐により船舶4が移動する周波数成分がカットされずに残ったままとなる。
As a result, the position / attitude LPF ( GR T HC ) cuts (attenuates) the frequency component of the
次に、アンローダ装置100の経路生成部160、自動運転部162の処理について説明する。
Next, the processing of the
図14は、自動経路を説明する図である。ここで、アンローダ装置100により積荷6を掻き取る際、大まかに3つの工程がある。船倉5内の積荷6が一度も掻き取られていない場合、積荷6は、船倉5内において山型に積まれている。そこで、第1の工程として、船倉5内の積荷6を平らにする工程である。第1の工程は、作業者がアンローダ装置100を手動で操作することにより行われる。
FIG. 14 is a diagram illustrating an automatic route. Here, when the
その後、船倉5内に積まれた積荷6の表面がほぼ平らになると、第2の工程として、図14に示すように、掻取部112を、船倉5の壁面に沿って複数周移動させた後、中央を1回移動させる。この第2の工程は、掻取部112を移動させる経路が単純であり、かつ、積荷6の掻き取り量も安定しているため、自動化が可能である。
After that, when the surface of the
その後、船倉5内の積荷6が少なくなると、第3の工程として、残りの積荷6を掻取部112によって掻き取る。この第3の工程では、船倉5内に残っている積荷6の位置まで掻取部112を移動させる必要がある。また、第3の工程では、船倉5の底面の近くで掻取部112を可動させる必要がある。そのため、第3の工程は、作業者がアンローダ装置100を手動で操作することにより行われる。
After that, when the
このように、アンローダ装置100により積荷6を掻き取る際の3つの工程のうち、第2の工程は、アンローダ装置100の自動化が可能である。
As described above, of the three steps when the
経路生成部160は、記憶部142に記憶された船倉5の3次元モデルを読み出す。船倉5の3次元モデルは、ハッチコーミング座標系320によって表されている。
The
そして、経路生成部160は、船倉5の3次元モデルの座標系を、ハッチコーミング座標系320から位置姿勢LPF(GRTHC)を用いた座標系に変換する。
Then, the
そして、経路生成部160は、座標系が変換された船倉5の3次元モデルを用いて、図14に示すような、掻取部112を船倉5の側壁に沿って並進させる自動経路を作成する(S106)。
Then, the
自動運転部162は、経路生成部160により作成された経路に沿って掻取部112を移動させる(S108)。このとき、船倉5の3次元モデルは、ローパスフィルタが施された位置姿勢LPF(GRTHC)を用いて座標系が変更されている。これにより、波による船舶4の揺れの影響が取り除かれているため、掻取部112の移動速度が遅くても、波による船舶4の揺れの影響を受けずに、作成された経路で掻取部112を移動(追従)させることができる。
The
また、潮汐により船舶4が移動する周波数成分がカットされていないが、掻取部112の移動速度は、潮汐による船舶4の移動に十分対応できる。
Further, although the frequency component in which the
かくして、アンローダ装置100は、潮汐による船舶4の揺れ、および、波による船舶4の移動の影響を低減した座標系を、位置姿勢LPF(GRTHC)を用いて導出することができる。また、アンローダ装置100は、作成された自動経路で掻取部112を移動させることができる。また、アンローダ装置100は、計測ノイズの影響も低減することができる。
Thus, the
また、位置姿勢LPF(GRTHC)は、ロール、ピッチ、ヨーの3軸を表しているため、船舶4の挙動を把握しやすいように表すことができる。
Further, since the position / attitude LPF ( GR T HC ) represents the three axes of roll, pitch, and yaw, it can be expressed so that the behavior of the
以上、添付図面を参照しながら実施形態について説明したが、本開示はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に技術的範囲に属するものと了解される。 Although the embodiments have been described above with reference to the accompanying drawings, it goes without saying that the present disclosure is not limited to such embodiments. It is clear that a person skilled in the art can come up with various modifications or modifications within the scope of the claims, and it is understood that they also naturally belong to the technical scope.
例えば、上記実施形態において、浮体物として船舶4を例に挙げて説明した。しかしながら、浮体物は、液体(例えば、海)を浮遊しているものであれば、船舶4に限らない。
For example, in the above embodiment, the
また、上記実施形態における位置姿勢GRTHCの導出方法は一例に過ぎない。位置姿勢GRTHCの導出方法は、他の方法であってもよい。例えば、船舶4にGPSを取り付け、GPSの情報に基づいて位置姿勢GRTHCを導出するようにしてもよい。
Further, the method of deriving the position-posture GR T HC in the above embodiment is only an example. The method for deriving the position-posture GR T HC may be another method. For example, attaching the GPS to the
また、上記実施形態においては、自動運転部162が、経路生成部160によって作成された自動経路に沿って掻取部112を移動させるようにした。しかしながら、経路生成部160によって作成された自動経路を表示部144に表示し、作業者が自動経路を確認しながら掻取部112を移動させるようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, the
また、上記実施形態において、荷揚げ装置の一例としてアンローダ装置100を例に挙げて説明した。しかしながら、荷揚げ装置は、連続アンローダ(バケット式、ベルト式、垂直スクリューコンベア式など)、ニューマチックアンローダ等であってもよい。
Further, in the above embodiment, the
本開示は、荷揚げ装置に利用することができる。 The present disclosure can be used for unloading devices.
100 アンローダ装置(荷揚げ装置)
130 測距センサ(計測器)
131 測距センサ(計測器)
131 測距センサ(計測器)
156 位置姿勢導出部
158 ローパスフィルタ部
160 経路生成部
100 Unloader device (unloading device)
130 Distance measurement sensor (measuring instrument)
131 Distance measurement sensor (measuring instrument)
131 Distance measurement sensor (measuring instrument)
156 Position / orientation derivation unit 158 Low-
Claims (4)
前記位置姿勢情報はローパスフィルタによる処理が施された情報である、
荷揚げ装置。 It is equipped with a position / orientation derivation unit that derives position / orientation information that is information on the position or orientation of the floating object coordinate system based on the predetermined position of the floating object with respect to the ground coordinate system based on the predetermined position on the ground.
The position / orientation information is information processed by a low-pass filter.
Unloading device.
少なくとも、波によって前記浮体物が揺れる周波数と、潮汐によって前記浮体物が移動する周波数との間のカットオフ周波数で前記ローパスフィルタによる処理が施された情報である、
請求項1に記載の荷揚げ装置。 The position / attitude information is
At least, it is the information processed by the low-pass filter at the cutoff frequency between the frequency at which the floating object sways due to the waves and the frequency at which the floating object moves due to the tide.
The unloading device according to claim 1.
計測器の計測ノイズの周波数よりも低い前記カットオフ周波数で前記ローパスフィルタによる処理が施された情報である、
請求項2に記載の荷揚げ装置。 The position / attitude information is
This is information processed by the low-pass filter at the cutoff frequency lower than the frequency of the measurement noise of the measuring instrument.
The unloading device according to claim 2.
前記ローパスフィルタが施された前記位置姿勢情報に基づいて、前記積荷を荷揚げする経路を生成する経路生成部と、
前記経路生成部により導出された経路で前記積荷を荷揚げする垂直運搬機構と、
を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の荷揚げ装置。 The floating object is a ship carrying a cargo.
A route generation unit that generates a route for unloading the cargo based on the position / orientation information to which the low-pass filter is applied.
A vertical transport mechanism for unloading the cargo by a route derived by the route generator,
The unloading device according to any one of claims 1 to 3.
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