JP2021133436A - Setup method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、セットアップ方法に関し、より詳細には、ロボットにスレーブを取り付ける際または取り付けたスレーブを交換する際のセットアップ方法に関する。 The present invention relates to a setup method, and more particularly to a setup method when attaching a slave to a robot or exchanging an attached slave.
近年、ロボットおよび人間が作業空間を共有する人間協調ロボットの普及が進んでいるが、人間協調ロボットは、人間に危害を加えないように安全を確保することが必要である。 In recent years, human-cooperative robots in which robots and humans share a work space have become widespread, but it is necessary for human-cooperative robots to ensure safety so as not to harm humans.
人間協調ロボットの一例として、特許文献1には、ロボット及び人間が作業空間を共有する人間協調ロボットシステムであって、ロボットが外部環境と接触した際にロボットが受ける接触力に応じて変化する物理量を直接的又は間接的に検出する検出部と、前記検出部により検出された物理量を、第1の閾値及び第1の閾値よりも大きい第2の閾値とそれぞれ比較し、前記物理量が前記第1の閾値以上であって、かつ前記第2の閾値未満であるときに、前記ロボットを所定の停止方法に従って停止させるとともに、前記物理量が前記第2の閾値以上であるときは、前記ロボットを前記所定の停止方法よりも短時間で停止させる停止指令部と、を備える、人間協調ロボットシステムが開示されている。
As an example of a human cooperative robot,
これにより、複数のエンコーダ装置がバスライン接続された状態において、各々のエンコーダ装置のモードデータを任意に設定できる。このため、ロボット組み立て時にエンコーダ装置を取り付けた後に、あるいは、取替え時に取替用のエンコーダ装置を取り付けた後に所定の動作モードに設定変更できるとされている。 As a result, the mode data of each encoder device can be arbitrarily set in a state where a plurality of encoder devices are connected to the bus line. Therefore, it is said that the setting can be changed to a predetermined operation mode after the encoder device is attached at the time of assembling the robot or after the encoder device for replacement is attached at the time of replacement.
しかしながら、特許文献1の技術では、ロボットのセットアップやメンテナンスにて、スレーブ(エンコーダ装置、サーボモータなど)をロボットに取り付けまたは交換するときに、作業者が事前にスレーブの識別情報を個別で設定する必要がある。さらに、作業者が実際のロボットに配置されるスレーブの識別情報と、コントローラにて設定されているエンコーダの識別情報を対応させる必要もある。
However, in the technique of
したがって、特許文献1の技術では、ロボットのセットアップやメンテナンスにて、スレーブ(エンコーダ装置、サーボモータなど)をロボットに取り付けまたは交換するときに、セットアップやメンテナンスが煩雑になるという問題がある。
Therefore, the technique of
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、煩雑な作業をすることなく、ロボットに簡易にスレーブを取り付けまたは交換することが可能なロボットのセットアップ方法を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a robot setup method capable of easily attaching or replacing a slave to a robot without performing complicated work. It is in.
上記課題を解決するために本発明に係るセットアップ方法は、
マスターが、第1スレーブの第1ポートへ、データ列を送信するステップと、
第1スレーブの第1ポートが、前記データ列を受信するステップと、
第1スレーブが、受信したスレーブカウンタを加算し、IDとして自身のメモリに記録するステップと、
第1スレーブの第2ポートから、第2スレーブの第1ポートへ、前記データ列を送信するステップと、
第nスレーブの第1ポートが、前記データ列を受信するステップと、
第nスレーブが、受信したスレーブカウンタを加算し、IDとして自身のメモリに記録するステップと、
第nスレーブが、第nスレーブの第2ポートに何も接続されていないと確認した後、第nスレーブの第1ポートから前記マスター側へ、前記データ列を送信するステップと、を含む。
The setup method according to the present invention for solving the above problems is
A step in which the master sends a data string to the first port of the first slave,
When the first port of the first slave receives the data string,
The step that the first slave adds the received slave counter and records it in its own memory as an ID,
A step of transmitting the data string from the second port of the first slave to the first port of the second slave, and
When the first port of the nth slave receives the data string,
The step that the nth slave adds the received slave counter and records it in its own memory as an ID,
After confirming that nothing is connected to the second port of the nth slave, the nth slave includes a step of transmitting the data string from the first port of the nth slave to the master side.
本発明に係るセットアップ方法によれば、煩雑な作業を行うことなく、ロボットに簡易にスレーブを取り付けまたは交換することができる。なお、ここに記載された効果は、必ずしも限定されるものではなく、本技術中に記載されたいずれかの効果であってもよい。 According to the setup method according to the present invention, a slave can be easily attached to or replaced with a robot without performing complicated work. The effects described here are not necessarily limited, and may be any of the effects described in the present technology.
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。また、以下の各実施形態の構成は、いずれも他の実施形態の構成と組み合わせることが可能である。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The embodiments described below show an example of a typical embodiment of the present invention, and the scope of the present invention is not narrowly interpreted by this. In addition, any of the following configurations of each embodiment can be combined with the configurations of other embodiments.
<第1実施形態>
まず、図1から図4を用いて、本発明の第1実施形態に係るロボットシステムの構成例について説明する。図1は、本実施形態に係るロボットシステムの構成例を示す模式図である。図2は、本実施形態に係るロボットシステムの通信接続を示す模式図である。図3は、本実施形態に係るサーボモータのスレーブの構成例を示す模式図である。図4は、本実施形態に係るセンサのスレーブの構成例を示す模式図である。
<First Embodiment>
First, a configuration example of the robot system according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 4. FIG. 1 is a schematic diagram showing a configuration example of a robot system according to the present embodiment. FIG. 2 is a schematic diagram showing a communication connection of the robot system according to the present embodiment. FIG. 3 is a schematic view showing a configuration example of a slave of the servomotor according to the present embodiment. FIG. 4 is a schematic view showing a configuration example of a sensor slave according to the present embodiment.
図1および図2に示すように、ロボットシステム10は、一例として、ロボット本体11と、ロボット本体11の動作を制御する制御装置12と、を備えている。ロボット本体11は、ベース部13と、ベース部13に連結された第1アーム14と、第1アーム14に連結された第2アーム15と、第2アーム15に連結されたエンドエフェクタ16と、を備えている。また、制御装置12は、CPUであるマスターデバイスMC1を備えている。マスターデバイスMC1は、各スレーブにIDを割り当て、ロボット関節を割り当てるコマンドを各スレーブに送る。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
ロボット本体11は、ベース部13と第1アーム14との間の第1関節にスレーブSV1と、第1アーム14と第2アーム15との間の第2関節にスレーブSV2と、第2アーム15内に取り付けられたスレーブSV3と、第2アーム15とエンドエフェクタ16との間の第3関節にスレーブSV4と、を備えている。本実施形態において、スレーブSV1、スレーブSV2、スレーブSV3およびスレーブSV4は、それぞれ、ID1、ID2、ID3およびID4が設定される。マスターMC1は、配線17でスレーブSV1、スレーブSV2、スレーブSV3およびスレーブSV4と通信接続されている。なお、本発明のロボットシステムが備えるスレーブの数は本実施形態に限られない。
The
図2および図3に示すように、スレーブSV1、スレーブSV2およびスレーブSV4は、それぞれ、サーボモータ21と、サーボモータ21に接続されたエンコーダ22と、エンコーダ22に通信接続された制御ユニット23と、を備えている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the slave SV1, the slave SV2, and the slave SV4 have a
制御ユニット23は、CPUであるスレーブデバイスSC1と、スレーブデバイスSC1に通信接続され、データの送受信を行う通信ポートP1および通信ポートP2と、を有している。通信ポートP1は、マスター側に接続され、通信ポートP2は、スレーブ側に接続される。スレーブデバイスSC1は、マスターデバイスMC1からコマンドを受け取り、自身のIDを変更し、マスターから受け取ったコマンドをスレーブ側へ送る。
The
図2および図4に示すように、スレーブSV3は、加速度センサやカメラなどのセンサ24と、センサ24に通信接続された制御ユニット25と、を備えている。
As shown in FIGS. 2 and 4, the slave SV3 includes a
制御ユニット25は、CPUであるスレーブデバイスSC2と、スレーブデバイスSC2に通信接続され、データの送受信を行う通信ポートP3および通信ポートP4と、を有している。通信ポートP3は、マスター側に接続され、通信ポートP4は、スレーブ側に接続される。
The
マスターMC1は、スレーブSV1の通信ポートP1に接続される。スレーブSV1の通信ポートP2は、スレーブSV2の通信ポートP1に接続される。スレーブSV2の通信ポートP2は、スレーブSV3の通信ポートP3に接続される。スレーブSV3の通信ポートP4は、スレーブSV4の通信ポートP1に接続される。 The master MC1 is connected to the communication port P1 of the slave SV1. The communication port P2 of the slave SV1 is connected to the communication port P1 of the slave SV2. The communication port P2 of the slave SV2 is connected to the communication port P3 of the slave SV3. The communication port P4 of the slave SV3 is connected to the communication port P1 of the slave SV4.
次に、図5から図10を用いて、本実施形態に係るロボットシステム10によるセットアップ方法の動作の一例について説明する。
Next, an example of the operation of the setup method by the
まず、図5および図6を用いて、各スレーブの個別IDの設定動作の一例について説明する。図5は、本実施形態に係るスレーブ個別ID設定の流れを説明するための模式図である。図6は、本実施形態に係るスレーブ個別ID設定に用いるデータ列とプロセスごとの変化との関係を示すテーブルの一例である。 First, an example of the setting operation of the individual ID of each slave will be described with reference to FIGS. 5 and 6. FIG. 5 is a schematic diagram for explaining the flow of slave individual ID setting according to the present embodiment. FIG. 6 is an example of a table showing the relationship between the data string used for the slave individual ID setting according to the present embodiment and the change for each process.
始めに、ステップS1において、マスターデバイスMC1が、スレーブSV1の通信ポートP1へ、データ列1(サーボ軸ID設定コマンド、ID初期値など)を送信する。 First, in step S1, the master device MC1 transmits the data string 1 (servo axis ID setting command, ID initial value, etc.) to the communication port P1 of the slave SV1.
ステップS2において、スレーブSV1の通信ポートP1が、マスターデバイスMC1から送信されたデータ列1を受信する。
In step S2, the communication port P1 of the slave SV1 receives the
ステップS3において、スレーブSV1が、受信したデータ列1内のスレーブカウンタ値を加算し、IDとして自身のメモリに記録する(ID:1)。例えば、自身のスレーブ種類(サーボ軸、センサ、ハンドなど)と、スレーブカウンタ値を、データ列1に書き込む。
In step S3, the slave SV1 adds the slave counter value in the received
ステップS4において、スレーブSV1が、スレーブSV1の通信ポート2からスレーブSV2の通信ポート1へ、データ列1を送信する。
In step S4, the slave SV1 transmits the
ステップS5において、スレーブSV2が、受信したデータ列1内のスレーブカウンタ値をさらに加算し、IDとして自身のメモリに記録する(ID:2)。その後、スレーブSV2が、スレーブSV2の通信ポート2からスレーブSV3の通信ポート3へ、データ列1を送信する。
In step S5, the slave SV2 further adds the slave counter value in the received
ステップS6において、スレーブSV3が、受信したデータ列1内のスレーブカウンタ値をさらに加算し、IDとして自身のメモリに記録する(ID:3)。その後、スレーブSV3が、スレーブSV3の通信ポート4からスレーブSV4の通信ポート1へ、データ列1を送信する。
In step S6, the slave SV3 further adds the slave counter value in the received
ステップS7において、スレーブSV4が、受信したデータ列1内のスレーブカウンタ値をさらに加算し、IDとして自身のメモリに記録する(ID:4)。その後、スレーブSV4が、スレーブSV4の通信ポート2から隣接するスレーブSV5の通信ポートへ、データ列1を送信する。以下、スレーブSVnに到達するまで、同様に、データ列1を送信する。
In step S7, the slave SV4 further adds the slave counter value in the received
ステップS8において、スレーブSVnが、受信したデータ列1内のスレーブカウンタ値をさらに加算し、IDとして自身のメモリに記録する(ID:n)。
In step S8, the slave SVn further adds the slave counter value in the received
ステップS9において、スレーブSVnが、スレーブSVnの通信ポート2に何も接続されていないと確認した後、スレーブSVnの通信ポート1から、マスター側へデータ列1を送信する。
In step S9, after confirming that nothing is connected to the
ステップS10において、マスターデバイスMC1が、スレーブSVnから送信されたデータ列1を受信し、そのデータ列1を自身のメモリへ記録する。
In step S10, the master device MC1 receives the
次に、図7から図10を用いて、スレーブ個別ID設定後の各軸モータをロボットのメカニズムへ割り当てる動作の一例について説明する。図7は、本実施形態に係るロボットのメカニズムへ割当の流れの例を示す模式図である。図8は、本実施形態に係るセットアップ方法に用いるデータ列とプロセスごとの変化との関係を示すテーブルの一例である。図9は、本実施形態に係るセットアップ方法に用いるデータ列と軸数との関係を示すテーブルの一例である。図10は、本実施形態に係るセットアップ方法に用いるデータ列とプロセスごとの変化との関係を示すテーブルの一例である。 Next, an example of an operation of assigning each axis motor to the robot mechanism after setting the slave individual ID will be described with reference to FIGS. 7 to 10. FIG. 7 is a schematic diagram showing an example of the flow of allocation to the robot mechanism according to the present embodiment. FIG. 8 is an example of a table showing the relationship between the data string used in the setup method according to the present embodiment and the change for each process. FIG. 9 is an example of a table showing the relationship between the number of axes and the data string used in the setup method according to the present embodiment. FIG. 10 is an example of a table showing the relationship between the data string used in the setup method according to the present embodiment and the change for each process.
ステップS11において、マスターデバイスMC1は、受信したデータ列1からサーボモータのスレーブの情報を抽出し、データ列2を生成する。本実施形態では、図8に示すように、スレーブSV1、スレーブSV2、スレーブSV4、スレーブSVnの情報を抽出してデータ列2を生成する。
In step S11, the master device MC1 extracts the slave motor slave information from the received
ステップS12において、ユーザは、ロボット本体11の型式をマスターデバイスMC1に入力する。マスターデバイスMC1は、図9に示すように、入力された型式に基づいてデータ列4を呼び出す。
In step S12, the user inputs the model of the
ステップS13において、マスターデバイスMC1が、データ列2およびデータ列4から、図8および図10に示す、データ列3、データ列5、データ列6およびデータ列7を生成する。
In step S13, the master device MC1 generates the
ステップS14において、マスターデバイスMC1が、生成したデータ列5を、スレーブSV1に送信する。 In step S14, the master device MC1 transmits the generated data string 5 to the slave SV1.
ステップS15において、スレーブSV1は、受信したデータ列5のIDと自身のIDとを比較する。IDが異なる場合、スレーブSV1は、スレーブSV2にデータ列5を送信する。IDが同じである場合、スレーブSV1は、パラメータが設定可能かどうか判断する。 In step S15, the slave SV1 compares the ID of the received data string 5 with its own ID. If the IDs are different, the slave SV1 transmits the data string 5 to the slave SV2. If the IDs are the same, the slave SV1 determines whether the parameters can be set.
ステップS16において、パラメータが設定可能な場合、スレーブSV1は、パラメータを自身のメモリに書き込み、設定指令終了コマンドをデータ列5に書き込んで、データ列5をマスターデバイスMC1に送信する。パラメータが設定可能ではない場合、スレーブSV1は、エラーコードと設定指令終了コマンドをデータ列5に書き込み、データ列5をマスターデバイスMC1に送信する。スレーブSV2からスレーブSVnは、データ列5を受信すると、ステップS15およびステップS16と同様の処理を行う。 In step S16, when the parameter can be set, the slave SV1 writes the parameter to its own memory, writes the setting command end command to the data string 5, and transmits the data string 5 to the master device MC1. If the parameter is not configurable, the slave SV1 writes an error code and a setting command end command to the data string 5 and sends the data string 5 to the master device MC1. When the slave SVn to the slave SV2 receives the data string 5, the slave SVn performs the same processing as in steps S15 and S16.
ステップS17において、マスターデバイスMC1は、設定指令完了のデータ列5を受信したら、次にデータ列6をスレーブSV1に送信し、ステップS15およびステップS16と同様の処理を行う。
In step S17, when the master device MC1 receives the data string 5 for which the setting command is completed, it then transmits the
ステップS18において、マスターデバイスMC1は、設定指令完了のデータ列6を受信したら、次にデータ列7をスレーブSV1に送信し、ステップS15およびステップS16と同様の処理を行う。
In step S18, when the master device MC1 receives the
ステップS19において、データ列7の処理終了後に、データ列5、6または7の処理でエラーコードが書き込まれていない場合、設定が完了になり、制御装置12は、ロボット本体11を動かすことができる。データ列5、6または7のいずれかの処理でエラーコードが書き込まれている場合、設定が失敗となり、制御装置12は、ロボット本体11を動かすことができない。
In step S19, if no error code is written in the processing of the
本実施形態に係るセットアップ方法によれば、「スレーブ個別ID設定」および「各軸モータのロボットのメカニズムへの割当て」の2つの機能をロボットコントローラ(マスター)とスレーブに実装することで、ロボットコントローラがスレーブに識別情報(ID)を自動で設定するため、スレーブの識別情報を個別で設定する作業がなくなる。
スレーブを接続した順番に応じて、ロボットの各関節に割り当てるサーボ軸が一意で決まるため、実際のロボットに配置されるスレーブの識別情報と、コントローラにて設定されているエンコーダの識別情報を確認しながら対応させる必要がなくなる。
According to the setup method according to the present embodiment, the robot controller by implementing the two functions of "slave individual ID setting" and "assignment of each axis motor to the robot mechanism" on the robot controller (master) and the slave. Automatically sets the identification information (ID) to the slave, so that the work of individually setting the identification information of the slave is eliminated.
Since the servo axis assigned to each joint of the robot is uniquely determined according to the order in which the slaves are connected, check the identification information of the slaves placed on the actual robot and the identification information of the encoder set on the controller. However, there is no need to correspond.
したがって、本実施形態に係るセットアップ方法によれば、煩雑な作業を行うことなく、ロボットに簡易にスレーブを取り付けまたは交換することができる。 Therefore, according to the setup method according to the present embodiment, the slave can be easily attached to or replaced with the robot without performing complicated work.
<第2実施形態>
次に、図11および図12を用いて、本発明の第2実施形態に係るセットアップ方法について説明する。図11は、本実施形態に係るロボットのメカニズムへ割り当てる流れの例を示す模式図である。図12は、本実施形態に係るセットアップ方法に用いるデータ列とプロセスごとの変化との関係を示すテーブルの一例である。本実施形態に係るセットアップ方法は、スレーブ個別ID設定および各軸モータのロボットのメカニズムへの割当てを一括で行う点で、第1実施形態に係るセットアップ方法と相違する。
<Second Embodiment>
Next, the setup method according to the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 11 and 12. FIG. 11 is a schematic diagram showing an example of a flow assigned to the mechanism of the robot according to the present embodiment. FIG. 12 is an example of a table showing the relationship between the data string used in the setup method according to the present embodiment and the change for each process. The setup method according to the present embodiment is different from the setup method according to the first embodiment in that the slave individual ID setting and the allocation of each axis motor to the robot mechanism are performed collectively.
本実施形態に係るロボットシステムの構成は、第1実施形態に係るロボットシステム10と同様である。本実施形態では、3軸で動作するロボットに、サーボモータのスレーブ3つを割り当てる場合について説明する。
The configuration of the robot system according to the present embodiment is the same as that of the
始めに、ステップS21において、ユーザは、ロボット本体11の型式をマスターデバイスMC1に入力する。
First, in step S21, the user inputs the model of the
ステップS22において、マスターデバイスMC1が、スレーブSV1の通信ポートP1へ、データ列1(サーボ軸ID設定コマンド、ID初期値など)を送信する。 In step S22, the master device MC1 transmits the data string 1 (servo axis ID setting command, ID initial value, etc.) to the communication port P1 of the slave SV1.
ステップS23において、スレーブSV1の通信ポートP1が、マスターデバイスMC1から送信されたデータ列1を受信する。
In step S23, the communication port P1 of the slave SV1 receives the
ステップS24において、スレーブSV1がサーボ軸ID設定コマンドを読み込み、自身のスレーブの種類(サーボモータ、センサなど)に応じて、下記の処理を行う。
スレーブSV1がサーボモータである場合、受信したスレーブカウンタ値を加算し、 IDとして自身のメモリに記録する。スレーブカウンタ値を、データ列1に書き込む。 スレーブSV1の通信ポート2から、スレーブSV2の通信ポート1へ、データ列1を送信する。
スレーブSV1がサーボモータでない場合、スレーブSV1の通信ポート2から、スレーブSV2の通信ポート1へ、データ列1を送信する。
In step S24, the slave SV1 reads the servo axis ID setting command and performs the following processing according to the type of its slave (servo motor, sensor, etc.).
When the slave SV1 is a servomotor, the received slave counter value is added and recorded in its own memory as an ID. The slave counter value is written to the
When the slave SV1 is not a servomotor, the
ステップS25において、ロボットのメカニズムに必要な軸数が割り当たるまで、各スレーブがステップS23およびステップS24と同様の処理を行う。 In step S25, each slave performs the same processing as in steps S23 and S24 until the number of axes required for the robot mechanism is assigned.
ステップS26において、ロボットのメカニズムに必要なサーボ軸が割り当たったことを末端のスレーブ(今回は3軸目が割り当たったスレーブSV4)が認識し、スレーブSV4からマスターデバイスMC1へ、サーボ軸ID設定完了コマンドを送る。 In step S26, the terminal slave (slave SV4 to which the third axis is assigned this time) recognizes that the servo axis required for the robot mechanism has been assigned, and the servo axis ID setting is completed from the slave SV4 to the master device MC1. Send a command.
ステップS27において、マスターデバイスMC1が、サーボ軸ID設定完了コマンドを受け取った後、データ列のスレーブカウンタ値と、ロボットのメカニズムに必要な軸数を比較する。一致すれば、マスターデバイスMC1からサーボモータへ、設定値(モータ、エンコーダのタイプ)を書き込むことができる。一致しなければ、マスターデバイスMC1からサーボモータへ、設定値を書き込むことができない。 In step S27, after the master device MC1 receives the servo axis ID setting completion command, the slave counter value of the data string is compared with the number of axes required for the robot mechanism. If they match, the set value (motor, encoder type) can be written from the master device MC1 to the servomotor. If they do not match, the set value cannot be written from the master device MC1 to the servomotor.
本実施形態に係るセットアップ方法によれば、第1実施形態に係るセットアップ方法と同様の効果に加え、第1実施形態に係るセットアップ方法に比べて、処理工程が減っているため、処理時間を低減させることができる。 According to the setup method according to the present embodiment, in addition to the same effect as the setup method according to the first embodiment, the processing time is reduced as compared with the setup method according to the first embodiment, so that the processing time is reduced. Can be made to.
<第3実施形態>
次に、図13を用いて、本発明の第3実施形態に係るセットアップ方法について説明する。図13は、本実施形態に係るロボットシステムの通信接続を示す模式図である。本実施形態に係るロボットシステムは、ベース軸のサーボモータのスレーブに新たに通信ポート3を追加している点で、第1実施形態および第2実施形態に係るロボットシステムと相違する。
<Third Embodiment>
Next, the setup method according to the third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 13 is a schematic diagram showing a communication connection of the robot system according to the present embodiment. The robot system according to the present embodiment is different from the robot systems according to the first embodiment and the second embodiment in that a
本実施形態は、複数軸の設定例を表すものであり、具体的には、3台の6軸ロボットを動かす設定を行う場合について説明する。 This embodiment represents a setting example of a plurality of axes, and specifically, a case of setting to move three 6-axis robots will be described.
図13に示すように、本実施形態に係るロボットシステムは、制御装置12と、制御装置12に接続された多関節ロボットR1と、多関節ロボットR1に接続された多関節ロボットR2と、多関節ロボットR2に接続された多関節ロボットR3と、を備えている。なお、多関節ロボットR3には、順次一または複数の多関節ロボットを接続することができる。
As shown in FIG. 13, the robot system according to the present embodiment includes a
多関節ロボットR1は、ベース軸側からロボットの手先側に向かって、一例として、サーボモータの6つのスレーブSV11からスレーブSV16を備えている。多関節ロボットR2および多関節ロボットR3も同様に6つのスレーブSV11からスレーブSV16を備えている。
The articulated robot R1 includes six
各多関節ロボットに備えられている最もベース軸側のスレーブSV11は、3つの通信ポートP1から通信ポートP3を有している。一方、スレーブSV12からスレーブSV16は、それぞれ2つの通信ポートを有している。 The slave SV11 provided on each articulated robot on the most base axis side has three communication ports P1 to P3. On the other hand, the slave SV12 to the slave SV16 each have two communication ports.
制御装置12は、多関節ロボットR1が備えるスレーブSV11の通信ポートP1に接続されている。多関節ロボットR1が備えるスレーブSV11の通信ポートP3は、多関節ロボットR2が備えるスレーブSV11の通信ポートP1に接続されている。多関節ロボットR2が備えるスレーブSV11の通信ポートP3は、多関節ロボットR3が備えるスレーブSV11の通信ポートP1に接続されている。
The
多関節ロボットR1〜R3が備えるスレーブSV11の通信ポートP2は、それぞれ多関節ロボットR1〜R3が備えるスレーブSV12の通信ポートP1に接続され、順次スレーブSV13〜SV16の通信ポートが直列に接続されている。 The communication ports P2 of the slave SV11 included in the articulated robots R1 to R3 are connected to the communication ports P1 of the slave SV12 included in the articulated robots R1 to R3, respectively, and the communication ports of the slaves SV13 to SV16 are sequentially connected in series. ..
本実施形態では、多関節ロボットR1のスレーブSV11からSV16のIDをベース軸側からそれぞれ、a1〜a6に設定する。また、多関節ロボットR2のスレーブSV11からSV16のIDをベース軸側からそれぞれ、b1〜b6に設定する。さらに、多関節ロボットR3のスレーブSV11からSV16のIDをベース軸側からそれぞれ、c1〜c6に設定する。 In the present embodiment, the IDs of the slaves SV11 to SV16 of the articulated robot R1 are set to a1 to a6 from the base axis side, respectively. Further, the IDs of the slaves SV11 to SV16 of the articulated robot R2 are set to b1 to b6 from the base axis side, respectively. Further, the IDs of the slaves SV11 to SV16 of the articulated robot R3 are set to c1 to c6, respectively, from the base axis side.
従来は、複数台のロボットに対し、同時にアドレス設定を行う場合、接続がツリー型になって順番がわからなくなるので、ID設定をすることができなかった。 Conventionally, when address setting is performed for a plurality of robots at the same time, the connection becomes a tree type and the order cannot be known, so that it is not possible to set the ID.
そこで、本実施形態では、それぞれのベース軸のスレーブSV11に新たに通信ポート3を追加しているので、通信ポート3から隣のロボットのベース部のスレーブSV11の通信ポート1へ、マスターである制御装置12から受け取ったデータ列をそのまま送ることができる。
Therefore, in the present embodiment, since the
本実施形態に係るセットアップ方法によれば、第1実施形態に係るセットアップ方法と同様の効果に加え、それぞれのロボットのサーボモータのスレーブSV11〜SV16のIDを同時に割り当てることができる。 According to the setup method according to the present embodiment, in addition to the same effect as the setup method according to the first embodiment, IDs of slaves SV11 to SV16 of the servomotors of the respective robots can be assigned at the same time.
本発明は、産業用ロボットにスレーブを取り付ける際または取り付けたスレーブを交換する際のセットアップ方法に関するものであり、産業上の利用可能性を有している。 The present invention relates to a setup method when attaching a slave to an industrial robot or when exchanging an attached slave, and has industrial applicability.
10 ロボットシステム
11 ロボット本体
12 制御装置
13 ベース部
14 第1アーム
15 第2アーム
16 エンドエフェクタ
17 配線
21 サーボモータ
22 エンコーダ
23、25 制御ユニット
24 センサ
MC マスター
SV スレーブ
SC スレーブデバイス
P1〜P4 通信ポート
10
Claims (13)
第1スレーブの第1ポートが、前記データ列を受信するステップと、
第1スレーブが、受信したスレーブカウンタを加算し、IDとして自身のメモリに記録するステップと、
第1スレーブの第2ポートから、第2スレーブの第1ポートへ、前記データ列を送信するステップと、
第nスレーブの第1ポートが、前記データ列を受信するステップと、
第nスレーブが、受信したスレーブカウンタを加算し、IDとして自身のメモリに記録するステップと、
第nスレーブが、第nスレーブの第2ポートに何も接続されていないと確認した後、第nスレーブの第1ポートから前記マスター側へ、前記データ列を送信するステップと、を含むセットアップ方法。 A step in which the master sends a data string to the first port of the first slave,
When the first port of the first slave receives the data string,
The step that the first slave adds the received slave counter and records it in its own memory as an ID,
A step of transmitting the data string from the second port of the first slave to the first port of the second slave, and
When the first port of the nth slave receives the data string,
The step that the nth slave adds the received slave counter and records it in its own memory as an ID,
A setup method including a step of transmitting the data string from the first port of the nth slave to the master side after confirming that nothing is connected to the second port of the nth slave. ..
各軸制御装置は上流より受けたID発行コマンドに応じ、自身のIDを設定するとともに、
下流デバイスに自身が設定したIDを加算および/または減算等により更新処理を加え、
同様のコマンドを発行することで、前記マスターより接続された順に各軸制御装置に自動的にID設定を行う、ID自動割り当てシステム。 The master located upstream of the network has a function of issuing an ID assignment command to each axis control device connected in a daisy chain, which has a function of managing the total number of each axis.
Each axis control device sets its own ID according to the ID issuance command received from the upstream, and at the same time,
Update processing is added to the downstream device by adding and / or subtracting the ID set by itself.
An ID automatic assignment system that automatically sets IDs for each axis control device in the order in which they are connected from the master by issuing the same command.
前記マスターは、各軸の総数を管理する機能とID設定のためのコマンド発行機能を有し、
前記マスターは、上流側から個別にID設定のためのID値を含んだコマンドを発行し、
受信したデバイスが各軸制御装置の場合、自身にコマンド内のID値を設定するとともに、設定完了の応答を前記マスターに返信し、
設定完了の応答を受けた前記マスターは、IDを加算および/または減算等にて更新した新たなID設定のためのコマンドをさらに下流のデバイスに対して発行するという動作を繰り返すことで、ネットワーク状に接続された各軸制御装置に自動的にIDを割り付けるID自動割り当てシステム。 In a network system where the master and individually numbered devices are connected
The master has a function of managing the total number of each axis and a command issuing function for ID setting.
The master issues a command including an ID value for ID setting individually from the upstream side.
When the received device is each axis control device, the ID value in the command is set in itself, and the response of the setting completion is returned to the master.
Upon receiving the response of the completion of the setting, the master repeats the operation of issuing a command for setting a new ID whose ID is updated by addition and / or subtraction to a device further downstream, thereby forming a network. An ID automatic assignment system that automatically assigns IDs to each axis control device connected to.
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