以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例について本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳しく説明する。
しかし、本発明は様々な形態で具現でき、ここで説明する実施例に限られない。そして、図面において、本発明を明確に説明するために、説明上不要な部分は省略し、明細書全体を通して類似する部分については類似する図面符号を用いる。
本明細書において、同じ構成要素についての重複する説明は省略する。
また、明細書において、ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いたり「接続されて」いると言及された時には、その他の構成要素に直接連結されていたり又は接続されていることもできるが、中間に他の構成要素が存在することもできることで理解すべきである。一方、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いたり「直接接続されて」いると言及された時には、中間に他の構成要素が存在しないことで理解すべきである。
また、本明細書において用いた用語はただ特定の実施例を説明するために用いられたもので、本発明を限定する意図はない。
また、本明細書において、単数の表現は文脈上明白に違うように意味しな限り、複数の表現を含む。
また、本明細書において、「含む」又は「有する」などの用語は実施された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品又はこれらを組み合わせたものが存在することを指定するためであり、一つ又はそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部分品又はこれらを組み合わせたものなどの存在又は付加可能性を予め排除しないことに理解すべできある。
また、本明細書において、'及び/又は'という用語は、記載された複数の項目の組み合わせ又は記載された複数の項目のうちのいずれかを含む。本明細書において、'A又はB'は'A'、'B'又は'AとB'を含む。
図1には本発明の一実施例による衣類処理装置1が示されている。本発明の一実施例において、衣類処理装置1は第1処理装置10及び第2処理装置20を含む。第1処理装置10及び第2処理装置20としては、衣類を洗濯する洗濯機、衣類を乾燥させる乾燥機など衣類を処理するための様々な種類がある。
例えば、図1において、上側に位置する第1処理装置10は衣類を乾燥させるための乾燥機であって、内部に第1ドラム12が備えられ、下側に位置して第1処理装置10を支持する第2処理装置20は衣類を洗濯するための洗濯機であって、内部に第2ドラム22及びタブ24が備えられる。第2処理装置20が衣類洗濯装置に該当する場合、第2処理装置20内の第2ドラム22はタブ24内に回転可能に設けられる。
但し、本発明の一実施例において第1処理装置10及び第2処理装置20は必ずしも上記のものに限定されず、必要によって第1処理装置10及び第2処理装置20が両方とも洗濯機であるか又は乾燥機であってもよく、第1処理装置10が洗濯機、第2処理装置20が乾燥機であってもよく、その他の衣類を処理するための様々な装置であってもよい。
第1処理装置10は外観を形成する第1キャビネット110を含み、第1キャビネット110の前方側には第1前面パネル112が設けられる。第1前面パネル112には第1ドラム12と連通する衣類開口が形成され、衣類開口はキャビネットドアによって開閉される。
また、第1処理装置10は、側方向(Y)の両側にそれぞれ第1側面パネル115が設けられ、後方側に第1後面パネル118が設けられ、上側に第1上面パネルが設けられ、また下側に第1下面パネル119が設けられる。
第1前面パネル112、第1側面パネル115、第1後面パネル118、第1上面パネル及び第1下面パネル119が一緒に第1キャビネット110を形成して、互いに結合関係を有し、内部に第1ドラム12のような第1処理装置10を構成する内装品が備えられる空間が形成される。
第1処理装置10は衣類開口を介して処理が要される衣類などが第1キャビネット110内に投入されて第1ドラム12内に収容され、第1処理装置10による洗濯、乾燥したどの処理過程が行われる。
図1には本発明の一実施例によって衣類開口がキャビネットドアと共に第1前面パネル112上に設けられ、第1ドラム12は前後方向(X)に並んだ回転軸を有する第1処理装置10が示されている。
但し、衣類開口が必ずしも第1前面パネル112に設けられる必要はなく、キャビネットドアと共に第1側面パネル115や第1上面パネルなどに設けられることもできる。例えば、第1処理装置10はフロントロード方式であるか、又はトップロードなどの方式であることができる。
一方、第2処理装置20は外観を形成する第2キャビネット120を含み、第2キャビネット120の前方側には第2前面パネル122が設けられる。第2前面パネル122には第2ドラム22と連通する衣類開口が形成され、衣類開口はキャビネットドアによって開閉される。
また、第2処理装置20は、側方向(Y)の両側にそれぞれ第2側面パネル125が設けられ、後方側に第2後面パネル128が設けられ、上側に第2上面パネル129が設けられ、また下側に第2下面パネルが設けられる。
第2前面パネル122、第2側面パネル125、第2後面パネル128、第2上面パネル129及び第2下面パネルが一緒に第2キャビネット120を形成して、互いに結合関係を有し、内部に第2ドラム22及びタブ24のような第2処理装置20を構成する内装品が備えられる空間が形成される。
第2処理装置20は衣類開口を介して処理が要される衣類などが第2キャビネット120内に投入されて第2ドラム22内に収容され、第2処理装置20による洗濯、乾燥などの処理過程が行われる。
図1には本発明の一実施例によって衣類開口がキャビネットドアと共に第2前面パネル122上に設けられ、第2ドラム22は前後方向(X)に並んだ回転軸を有する第2処理装置20が示されている。
但し、衣類開口が必ずしも第2前面パネル122に設けられる必要はなく、キャビネットドアと共に第2側面パネル125や第1上面パネルなどに設けられることもできる。例えば、第2処理装置20はフロントロード方式であるか、又はトップロードなどの方式であることができる。
例えば、第1前面パネル112を介して引き込まれた衣類は、第1ドラム12に収容されて洗濯、乾燥又はその他の過程が進行され、第2前面パネル122を介して引き込まれた衣類は、第2ドラム22に収容されて洗濯、乾燥又はその他の処理過程が行われる。
第1処理装置10は第2処理装置20の上側に配置され、よって第2処理装置20は上方に第1処理装置10を支持する構造を有する。例えば、第2処理装置20の第2上面パネル129は直接又は間接的に第1処理装置10の第1下面パネル119を支持する構造を有することができ、第1処理装置10の下部は第2処理装置20の上部と結合する。
なお、本発明の一実施例においては、第1前面パネル112と第2前面パネル122の間に制御パネル200が備えられる。制御パネル200は第1前面パネル112と第2前面パネル122の間に設けられ、第1処理装置10及び第2処理装置20のいずれか1つに信号で連結される。
制御パネル200は前方側に前面部210が設けられ、側方向(Y)の両側に側面部240が設けられる。側面部240は側方向(Y)の一側の第1側面部242と、他側の第2側面部244を含む。
制御パネル200は上側に上面部220が設けられ、下側に下面部230が設けられる。前面部210、側面部240、上面部220及び下面部230は互いに連結される。例えば、側面部240、上面部220及び下面部230は前面部210から後方に延びた形態を有する。
制御パネル200の前面部210は外部に露出されて第1前面パネル112及び第2前面パネル122と共に本発明の一実施例による衣類処理装置1の前面を形成する。制御パネル200の側面部240は側方向(Y)の外部に露出され、上面部220と下面部230は第1前面パネル112及び第2前面パネル122の間に挿入されて外部に露出されない。
制御パネル200は第1処理装置10及び第2処理装置20のいずれか1つに信号で連結される。制御パネル200は前面部210に第1処理装置10及び/又は第2処理装置20の状態を表すディスプレイ部を含み、第1処理装置10及び/又は第2処理装置20の作動命令を入力する入力部が含まれる。
制御パネル200の内部、即ち、前面部210の後面側には電装部224が設けられる。電装部224は電気的に第1処理装置10及び/又は第2処理装置20に連結されて、状態情報又は制御信号を取り交わす。
例えば、電装部224には第1処理装置10の制御部及び第2処理装置20の制御部が含まれるか、第1処理装置10及び第2処理装置20を共に制御する統合制御部が含まれるか、第1処理装置10の制御部及び第2処理装置20の制御部と制御的に連結されたパネル制御部が含まれるか、或いは別の制御部なしに第1処理装置10の制御部及び第2処理装置20の制御部によって制御されることができる。
制御パネル200の後方側には後面部が設けられるか、又は本発明の一実施例では制御パネル200の後面が開放した形態であることができる。第1前面パネル112と第2前面パネル122の間に配置される制御パネル200は第1処理装置10の下部に位置するか、又は第2処理装置20の上部に位置する。
制御パネル200は上方に第1前面パネル112が位置し、下方に第2前面パネル122が位置する。制御パネル200は第1前面パネル112及び第2前面パネル122を互いに連結する。
制御パネル200は第1前面パネル112及び第2前面パネル122と結合して本発明の一実施例による衣類処理装置1の外観を形成する。制御パネル200は前面部210が第1前面パネル112及び第2前面パネル122と一面を形成する。
一方、制御パネル200は外観を形成する前面部210、上面部220及び下面部230などがプラスチックのような絶縁性物質を含んで形成される。即ち、制御パネルは外部との関係において絶縁体に該当する。
即ち、第1前面パネル112及び第2前面パネル122は制御パネル200によって互いに連結され、制御パネル200によって互いに電気的に絶縁される。制御パネル200は後述するように、本発明の一実施例において、第1処理装置10と第2処理装置20を互いに電気的に絶縁して連結する絶縁部の一構成に該当する。
また、第1前面パネル112及び第2前面パネル122は金属プレートを含み、制御パネル200は外面がプラスチックなどの弾性を有する素材で形成される。即ち、制御パネル200は第1前面パネル112及び第2前面パネル122の間で衝撃や振動などを吸収又は緩和するダンピング部材として機能する。
一方、図2には本発明の一実施例による衣類処理装置1において、制御パネル200が分離された様子が示されており、図3には第1処理装置10の下部に結合された下側フレーム300が示されており、図4には下側フレーム300の斜視図が示されている。
図2乃至図4に示すように、本発明の一実施例において、第1処理装置10は下側フレーム300を含む。下側フレーム300は制御パネル200の後方で制御パネル200と結合されて制御パネル200を固定させる。
下側フレーム300は第1前面パネル112及び第2前面パネル122の間に挿入される制御パネル200と結合されて固定するために設けられる。下側フレーム300は第1前面パネル112の下側に設けられるか、制御パネル200の後方側に設けられる。
下側フレーム300は第1処理装置10に固定された状態で制御パネル200と結合する。制御パネル200との結合方式は様々であり、後述するように、制御パネル200の側面部240が下側フレーム300の側端延長部330に結合されて制御パネル200が固定される。
本発明の一実施例ではユーザが効率的な衣類処理過程を行うように第1処理装置10及び第2処理装置20が共に備えられ、第1処理装置10と第2処理装置20の効率的な運用のための1つの制御パネル200が第1前面パネル112及び第2前面パネル122の間に配置されて使用便宜性を向上させる。
また、このように第1前面パネル112及び第2前面パネル122の間に備えられる制御パネル200が安定的に固定されて使用されるように、第1処理装置10の下部には制御パネル200の後方に配置される下側フレーム300が設けられ、下側フレーム300と制御パネル200が結合されることにより、制御パネル200を効果的かつ安定的に結合及び固定することができる。
図3を参考にすると、本発明の一実施例において、下側フレーム300は側方向(Y)の両側がそれぞれ対向する第1側面パネル115に結合される。
本発明において、各構成の前後方向(X)、側方向(Y)及び上下方向(Z)はいずれも並んで定義される。例えば、第1処理装置10の前後方向(X)は第2処理装置20、制御パネル200、下側フレーム300などの前後方向(X)と同一に定義され、側方向(Y)及び上下方向(Z)も同一に定義される。
下側フレーム300の側方向(Y)の両側は第1側面パネル115に結合される。下側フレーム300は第1処理装置10の前方側の下部に設けられ、側方向(Y)の両側がそれぞれ後方に第1側面パネル115に対向する。
第1側面パネル115は、後述するように、前端から延びる前端曲げ部116を含み、下側フレーム300は第1側面パネル115の前端曲げ部116に結合される。結合方式としては、ねじ結合、リベット結合、嵌合結合など様々な方式が用いられる。
本発明の一実施例において、下側フレーム300は側方向(Y)の両側がそれぞれ第1側面パネル115に結合され、前方に配置された制御パネル200が下側フレーム300と結合することにより、第1前面パネル112及び第2前面パネル122の間で第1処理装置10及び第2処理装置20と共に連結される制御パネル200が安定した固定構造を有することができる。
一方、図4を参考にすると、本発明の一実施例において、下側フレーム300はメインフレーム面310を含む。メインフレーム面310は第1処理装置10の側方向(Y)に沿って延び、第1処理装置10の内部と制御パネル200の間を区画する。
具体的には、下側フレーム300のメインフレーム面310は制御パネル200の前面部210に並んで配置される。メインフレーム面310は側方向(Y)に延びて両端部が第1側面パネル115に結合される。
メインフレーム面310は第1処理装置10の内部と制御パネル200の内部の間に配置されて両者を区画する。第1処理装置10内には様々な内装品が設けられ、必要によって多量の水又は高温の気流が存在するが、第1処理装置10の利用過程で意図しない漏水が発生するか、或いは気流の影響が及ぼされることができる。
これにより、本発明の一実施例においては下側フレーム300が制御パネル200と第1処理装置10内を区画するメインフレーム面310を備えることにより、第1処理装置10内に存在する水や温度変化が制御パネル200に影響を及ぼすことを最小化することができる。
メインフレーム面310は必要によって様々な形状を有し、後述するように、凸部316を含めて第1処理装置10の内装品が配置される空間を確保し、制御パネル200と第1処理装置10の内部の間を効果的に区画することができる。
一方、本発明の一実施例において、メインフレーム面310には第1処理装置10と制御パネル200を信号で連結する信号連結線314が通過する連結孔312が設けられる。
制御パネル200内には上述した電装部224が設けられ、電装部224は第1処理装置10内に設けられるセンサー、モーター又は第1処理装置10の制御部などに連結される。
このために、第1処理装置10内から制御パネル200の電装部224に信号連結線314が延び、信号連結線314によって第1処理装置10の構成品と制御パネル200の間が信号で連結される。
一方、制御パネル200は下側フレーム300により固定され、下側フレーム300は制御パネル200と第1処理装置10の内部を区画するメインフレーム面310を含むので、メインフレーム面310には信号連結線314が通過する連結孔312が設けられる。
信号連結線314は様々な形態を有する。例えば、信号連結線314は連結ジャック又は連結ポットを含み、連結孔312を貫通して電装部224に連結される。
連結孔312の位置及び形状も様々である。図5には本発明の一実施例による下側フレーム300の正面図が示されており、図5を参考にすると、連結孔312はメインフレーム面310の側方向(Y)の一側に設けられ、一側の下部側に設けられて信号連結線314が電装部224と効果的に連結される。
一方、図6には本発明の一実施例による下側フレーム300の側面図が示されている。図4乃至図6を参考にすると、本発明の一実施例において、下側フレーム300はさらに上端延長部320及び上方結合部350を含む。
上端延長部320はメインフレーム面310の上側から前方に延び、上方結合部350は上端延長部320から上方に突出して第1前面パネル112の下部に結合される。
上端延長部320はメインフレーム面310の上側から前方に延びて第1前面パネル112の下方に位置する。上端延長部320はメインフレーム面310のように側方向(Y)に沿って延び、メインフレーム面310から前方に延びる。
上方結合部350は上端延長部320上に設けられる。上方結合部350は第1前面パネル112の下方に位置する上端延長部320から上方に突出して第1前面パネル112の下部に結合される。
上方結合部350の数、位置、形状や第1前面パネル112との結合方式は必要に応じて様々である。例えば、本発明の一実施例において、第1前面パネル112は下端曲げ部113を含み、上方結合部350は下端曲げ部113に挿入されるパネル挿入部353を含む。
具体的には、第1前面パネル112は下端から後方に延びる下端曲げ部113を含む。下端曲げ部113は第1前面パネル112の前面の下端で折り曲げられる。
下端曲げ部113は上端延長部320に並んで設けられ、上方結合部350は下端曲げ部113に向かって突出して下端曲げ部113を貫通するパネル挿入部353を含む。
パネル挿入部353は第1前面パネル112の下端曲げ部113を貫通して、第1前面パネル112の下部に挿入される。上方結合部350はパネル挿入部353が下端曲げ部113に貫挿されることにより、第1前面パネル112と結合される。
本発明の一実施例において、下側フレーム300は第1側面パネル115と結合して固定され、前方の制御パネル200と結合して制御パネル200を固定し、上端延長部320を介して第1前面パネル112と結合して第1前面パネル112を支持することにより、本発明の一実施例による衣類処理装置1の構造安定性が効果的に向上される。
図7には本発明の一実施例によって第1前面パネル112の下端曲げ部113にパネル挿入部353が挿入された様子が示されており、図8には下側フレーム300と制御パネル200及び第1前面パネル112が互いに締結された状態の断面図が示されている。
図6乃至図8を参考にすると、本発明の一実施例において、パネル挿入部353は上端が下端よりも前方に位置するように少なくとも一部が傾いて延びる。
即ち、パネル挿入部353は上部に近づくほど前方に傾いて設けられる。パネル挿入部353の傾斜部位はパネル挿入部353の全体に形成されるか又は一部のみに形成される。
パネル挿入部353は傾いて延びることにより、上端が前方側に近く設けられ、これにより第1前面パネル112の下端曲げ部113が前方から後方に移動し、パネル挿入部353の挿入が容易になり、パネル挿入部353が挿入された第1前面パネル112の固定力が強化される。
一方、図6及び図8を参考にすると、本発明の一実施例において、上端延長部320は第1前面パネル112から下方に離隔し、上方結合部350はさらに上昇延長部354を含む。上昇延長部354は上端延長部320から下端曲げ部113に向かって延びる。また、パネル挿入部353は上昇延長部354の上端に設けられて下端曲げ部113を貫通する。
第1前面パネル112、例えば、第1前面パネル112の下端曲げ部113と上端延長部320は互いに離隔する。上端延長部320と第1前面パネル112の間には制御パネル200の上面部220が挿入される。
上方結合部350は上端延長部320から上方に延びる上昇延長部354を含み、上昇延長部354から延びるパネル挿入部353が第1前面パネル112に挿入される。
上方締結部は第1上方締結部及び第2上方締結部を含む。上昇延長部354は第1上方締結部に含まれる。即ち、第1上方締結部は上端延長部320から延びる上昇延長部354が第1前面パネル112の下端曲げ部113まで延び、パネル挿入部353が上昇延長部354の上端に設けられて下端曲げ部113を貫通して第1前面パネル112に挿入される。
上昇延長部354の形状や延長方向は様々であり、図4には本発明の一実施例によって板状に設けられた上昇延長部354の上端に前方に傾いて延びた板状のパネル挿入部353が設けられた様子が示されている。
一方、本発明の一実施例において、上方結合部350は上方支持部356を含み、上方支持部356にパネル挿入部353が設けられることもできる。例えば、本発明の一実施例において、上方結合部350は第2上方結合部352を含み、第2上方結合部352は上方支持部356を含み、上方支持部356にパネル挿入部353が設けられる。
具体的には、上方支持部356は上端延長部320に設けられて下端曲げ部113を支持する。即ち、上方支持部356は上端部が下端曲げ部113に接し、下端曲げ部113を上方に支持する。
上方支持部356は下端曲げ部113を支持するための面を有するか、又は突起形態に設けられて下端曲げ部113に接する。
上方結合部350に上方支持部356が設けられた場合、例えば、上方支持部356を含む第2上方結合部352の場合、パネル挿入部353が上方支持部356上に設けられて下端曲げ部113を貫通する。
即ち、第2上方結合部352は上方支持部356が上端延長部320で下端曲げ部113に接するように設けられ、パネル挿入部353は下端曲げ部113に接した上方支持部356に上方に突出するように設けられて下端曲げ部113を貫通する。
以上のように、本発明の一実施例は上方結合部350が下端曲げ部113を支持する上方支持部356を含むように設けられて、下側フレーム300によって第1前面パネル112の下部が上方に支持され、構造的に安定される。
一方、図6に示すように、上方支持部356は上端延長部320から上方に離隔し、下端曲げ部113に並んで設けられて下端曲げ部113を支持する上方支持面357を含み、パネル挿入部353は上方支持面357から延びる。
上方支持面357は下端曲げ部113に並んで設けられ、上端延長部320にも並んで設けられる。即ち、上方支持面357は上端延長部320から上方にオフセットされた形態に設けられる。
上方支持面357は下端曲げ部113の下面に、好ましくは、面接触して第1前面パネル112を支持する。
また、本発明の一実施例において、上方支持部356は上方支持面357と上端延長部320を連結する上方連結部358をさらに含み、パネル挿入部353は上方支持面357の前端部に設けられて上端が下端よりも前方に位置するように少なくとも一部が傾いて延長される。
上方支持面357は板状に形成されて下端曲げ部113に並んで設けられ、上方連結部358によって上端延長部320と連結関係を有する。即ち、上方支持部356は上方支持面357が上方連結部358によって上端延長部320に連結される。
上方連結部358は様々な形状に設けられ、図5及び図6には本発明の一実施例によって上方連結部358が略板状に設けられて上方支持面357のいずれかの一辺から上端延長部320に向かって延びた形態が示されている。
一方、上方支持部356を有する第2上方結合部352の場合、上方支持面357の前端、即ち、前方側の辺からパネル挿入部353が上方に延びる。これにより、第1前面パネル112は下側フレーム300の上側で後方に移動しながら上方支持面357上に支持され、パネル挿入部353が下端曲げ部113を貫通して結合される。
また、上方連結部358は上方支持面357の両側辺及び後端側の辺にそれぞれ設けられて上方支持面357を上端延長部320に安定して固定させる。
本発明の一実施例においては、上方結合部350が、上昇延長部354を有して第1前面パネル112に結合する第1上方結合部351と、上方支持部356を含み、第1前面パネル112を支持及び固定する第2上方結合部352を含むことにより、第1前面パネル112と下側フレーム300間の結合強度及び支持強度を効率的に決定することができる。第1上方結合部351及び第2上方結合部352の数及び位置は必要に応じて様々である。
図4には本発明の一実施例によって上端延長部320の側方向(Y)の両側にそれぞれ第1上方結合部351が設けられ、上端延長部320の中央側に第2上方結合部352が設けられた様子が示されている。
一方、図9には下側フレーム300から前方に分離された制御パネル200が示されており、図10には図9の下側フレーム300及び制御パネル200が互いに結合された様子が示されている。
図9及び図10を参考にすると、本発明の一実施例による衣類処理装置1において、下側フレーム300は側端延長部330を含み、側端延長部330は下側フレーム300の両側でそれぞれ前方に延びて制御パネル200に結合される。
上述したように、下側フレーム300は制御パネル200と第1処理装置10内を区画するメインフレーム面310を有し、第1前面パネル112の下部を支持及び固定するために上端延長部320が設けられる。
さらに、本発明の一実施例においては、メインフレーム面310の側方向(Y)の両側から前方に延びる側端延長部330が設けられることにより、下側フレーム300が上側に第1前面パネル112と結合すると同時に、側端延長部330を介して前方の制御パネル200と結合して、効率的な空間活用及び結合構造を具現することができる。
側端延長部330は下側フレーム300の側方向(Y)の一側に設けられる第1側端延長部332及び下側フレーム300の側方向(Y)の他側に設けられる第2側端延長部334を含む。
また、第1側端延長部332は制御パネル200に設けられた側面フック246が挿入されるフック挿入部336を含み、第2側端延長部334は制御パネル200を貫通する貫通部材248に結合される貫通結合部338を含む。
図9には貫通部材248が結合される貫通結合部338を含む第2側端延長部334が示されており、図11にはフック挿入部336が設けられた第1側端延長部332を後方から見た様子が示されている。
第1側端延長部332は制御パネル200に設けられた側面フック246が挿入されるフック挿入部336を含む。制御パネル200は側方向(Y)の一側に第1側面部242を含み、第1側面部242の内側に側面フック246が設けられる。
具体的には、第1側端延長部332はメインフレーム面310の側方向(Y)の一側に設けられて第1側面部242の内側面に対向するように設けられ、側面フック246は第1側面部242及び第1側端延長部332の間に設けられる。
側面フック246は第1側端延長部332に向かって突出して第1側端延長部332のフック挿入部336に挿入されて制御パネル200が下側フレーム300に固定される。
側面フック246は制御パネル200の側方向(Y)の一側から他側に向かう方向に突出して下側フレーム300の第1側端延長部332に挿入される。
一方、本発明の一実施例において、制御パネル200はさらにフック延長部247を含む。図13には制御パネル200の第1側面部242内に設けられるフック延長部247及び側面フック246が示されている。
フック延長部247は前面部210から後方に延び、第1側面部242と第1側端延長部332の間に位置して、第1側面部242と離隔され、延びた端部に側面フック246が設けられる。
フック延長部247は制御パネル200の前面部210の後面から後方に延び、第1側面部242の内側面、即ち、第1側面部242において制御パネル200の側方向(Y)の他側に向かう一面と離隔して設けられる。
側面フック246及びフック延長部247は制御パネル200の第1側面部242と下側フレーム300の第1側端延長部332の間に設けられ、側面フック246は第1側面部242と離隔したフック延長部247の端部に設けられることにより、制御パネル200の挿入過程で側面フック246がフック挿入部336に挿入されるようにフック延長部247が曲がって変形される。
例えば、フック延長部247が第1側面部242と密着するか又は側面フック246が第1側面部242の内側面上に設けられる場合、制御パネル200の挿入過程で側面フック246が第1側端延長部332のフック挿入部336まで到達する過程で制御パネル200の第1側面部242自体に変形が発生して、結合に不便や損傷が発生する。
しかし、本発明の一実施例は、第1側面部242と離隔したフック延長部247上に側面フック246が設けられることにより、制御パネル200と下側フレーム300の結合過程でフック延長部247が一部曲がり、側面フック246がフック挿入部336に向かって移動するので、効果的な結合が可能になる。
一方、制御パネル200は側方向(Y)の他側に第2側面部244が設けられ、側端延長部330はさらに第2側端延長部334を含む。第2側端延長部334はメインフレーム面310の側方向(Y)の他側に設けられて第2側面部244の内側面に対向する。
制御パネル200の第2側面部244は貫通部材248によって貫通され、第2側面部244の内面側に位置する下側フレーム300の第2側端延長部334は貫通部材248が結合する貫通結合部338を含む。
貫通結合部338は第2側面部244のように貫通部材248によって貫通されるか、又は第2側面部244を貫通した貫通部材248が挿入されて結合される。貫通部材248はねじ形態、又はリベット形態などの様々な形態を有する。
本発明の一実施例においては、下側フレーム300の第1側端延長部332がフック挿入部336を介して制御パネル200の第1側面部242に結合し、下側フレーム300の第2側端延長部334が貫通結合部338を介して制御パネル200の第2側面部244に結合することにより、組立ての効率性が向上され、結合安定性に優れた構造が具現される。
例えば、下側フレーム300の第1側端延長部332及び第2側端延長部334がいずれもフック挿入部336を介して制御パネル200とフック式結合する場合、貫通部材248を用いた結合に比べて結合安定性が低く、必要時、制御パネル200の分離に不利である。
また、下側フレーム300の第1側端延長部332及び第2側端延長部334がいずれも貫通部材248を用いて制御パネル200と結合する場合は、制御パネル200が下側フレーム300との適切な結合位置に固定される手段がなく、組立て過程に要する過程及び構成が追加されて不利である。
これにより、本発明の一実施例においては、制御パネル200の第1側面部242及び下側フレーム300の第1側端延長部332が互いに側面フック246及びフック挿入部336を介して結合されることにより、制御パネル200の結合初期に制御パネル200の位置を効果的に固定することができる。
また、制御パネル200の第2側面部244及び下側フレーム300の第2側端延長部334が互いに貫通部材248及び貫通結合部338を介して貫通結合されることにより、結合及び分離が容易であり、安定した結合構造を維持することができる。
再度図4乃至図8を参考にすると、本発明の一実施例において、下側フレーム300のメインフレーム面310は、前面は凸形に、後面は凹形に屈曲して設けられて、後方に空間が形成される凸部316が設けられる。
凸部316はメインフレーム面310の長手方向に並んで下側フレーム300の側方向(Y)に沿って延びた形態を有する。また、凸部316の前方面は凸形、後方面は凹形に設けられることにより、後方に空間が確保されて、第1処理装置10内の構成品と互いに干渉しない。
図8には本発明の一実施例によって下側フレーム300のメインフレーム面310の後方に第1処理装置10のベースキャビネット15が設けられたことが示されている。
図8においては、メインフレーム面310の凸部316はベースキャビネット15に対応するように屈曲して設けられ、後方に位置するベースキャビネット15と下側フレーム300の間の干渉なしにベースキャビネット15が設けられる空間が確保された様子が示されている。
ベースキャビネット15は第1処理装置10の第1下面パネル119の上部に設けられる。ベースキャビネット15は第1下面パネル119と一体に設けられるか、又は第1下面パネル119とは別個に設けられて第1下面パネル119の上方に配置される。
凸部316はメインフレーム面310の上側を含んで形成され、上端延長部320が凸部316から延びる。即ち、凸部316は後面側の空間が上方に開放した形状を有する。
凸部316はメインフレーム面310の上端から下側に延び、側方向(Y)に沿って延びる。連結孔312は凸部316上に設けられるか、又は凸部316を避けて位置される。
下側フレーム300は凸部316がメインフレーム面310の上端を含んで形成され、後方の空間が上方に開放した形態を有するので、下側フレーム300の後方に位置されるベースキャビネット15などの配置空間を効果的に確保でき、上端延長部320によって支持される第1前面パネル112の支持強度が効果的に向上される。
一方、図12には制御パネル200を上部から見た様子が示されており、図13には制御パネル200の下面部230を後方から見た様子が示されており、図14には第1前面パネル112及び第2前面パネル122と結合する制御パネル200の断面が示されている。
図12乃至図14を参考にすると、本発明の一実施例による衣類処理装置1において、制御パネル200は上部が第1前面パネル112の下部に結合し、下部が第2前面パネル122の上部に結合して固定される。
例えば、制御パネル200は上面部220が第1前面パネル112の下部に結合し、制御パネル200の下面部230が第2前面パネル122の上部に結合される。制御パネル200は、上述したように、側面部240が下側フレーム300に結合すると同時に、上面部220及び下面部230がそれぞれ第1前面パネル112又は第2前面パネル122に結合されることにより、安定した結合構造を形成することができる。
制御パネル200が第1前面パネル112及び第2前面パネル122と結合する方式は様々である。例えば、制御パネル200は下側フレーム300の前方から後方に移動して第1前面パネル112と第2前面パネル122の間に挿入され、制御パネル200の挿入過程で、後述するように、上面部220及び下面部230に設けられるパネル締結部260が第1前面パネル112及び第2前面パネル122に結合される。
図14を参考にすると、本発明の一実施例において、第2前面パネル122は前面の上端から後方に延びる上端曲げ部123を含む。上端曲げ部123は第2前面パネル122の前面から折り曲げられて形成される。
制御パネル200の上部は第1前面パネル112の下端曲げ部113に結合され、下部は第2前面パネル122の上端曲げ部123に結合される。具体的には、第1前面パネル112及び第2前面パネル122の間に挿入される制御パネル200は上部、即ち、上面部220が第1前面パネル112の下端曲げ部113に対向するように設けられ、下部、即ち、下面部230が第2前面パネル122の上端曲げ部123に対向するように設けられる。
制御パネル200の上面部220は第1前面パネル112の下端曲げ部113に並んで設けられ、制御パネル200の下面部230は第2前面パネル122の上端曲げ部123に並んで設けられる。さらに第1前面パネル112の下端曲げ部113及び第2前面パネル122の上端曲げ部123も互いに並んで設けられる。
制御パネル200が挿入される過程で、制御パネル200の上側に設けられる上面部220は第1前面パネル112の下端曲げ部113に結合され、制御パネル200の下側に設けられる下面部230は第2前面パネル122の上端曲げ部123に結合される。
一方、図12には制御パネル200の上面部220に設けられるパネル締結部260が示されており、図13には制御パネル200の下面部230に設けられるパネル締結部260が示されている。図12及び図13を参考にすると、上面部220及び下面部230はそれぞれ対向する下端曲げ部113又は上端曲げ部123に挿入されて結合されるパネル締結部260を含む。
パネル締結部260は、フック式に設けられて下端曲げ部113又は上端曲げ部123に結合されることができ、突起形態に設けられて下端曲げ部113又は上端曲げ部123に挿入されて結合されることもできる。
図12及び図13には本発明の一実施例において、図14に示すように、第1前面パネル112の下端曲げ部113と第2前面パネル122の上端曲げ部123に挿入されて結合されるパネル締結部260が示されている。パネル締結部260の数、位置及び形状は必要に応じて様々である。
一方、本発明の一実施例において、上面部220及び下面部230はそれぞれ上下方向(Z)に開放される開口262と、開口262の内側面から延びて開口262を横切る締結弾性部265とを含む。上面部220及び下面部230の各パネル締結部260は締結弾性部265上に設けられる。
具体的には、上面部220には上面開口263が設けられ、下面部230には下面開口264が設けられる。上面開口263及び下面開口264はそれぞれ上下方向(Z)に開放した形状を有し、上面部220又は下面部230を貫通するように設けられる。
締結弾性部265は上面部220に設けられる上面締結弾性部266と下面部230に設けられる下面締結弾性部267を含む。上面締結弾性部266は上面部220の上面開口263を横切るように設けられ、下面締結弾性部267は下面部230の下面開口264を横切るように設けられる。
締結弾性部265は各開口262の内側面から上面部220又は下面部230に並んで延びることができる。例えば、締結弾性部265は開口262の内側面の一側から延びて開口262の内側面の他側に連結される。
即ち、締結弾性部265は開口262上に設けられ、両端部が長手方向に制御パネル200の上面部220又は下面部230に連結され、残りの部分は上面部220又は下面部230と分離された形態を有する。
開口262はそれぞれ締結弾性部265の長手方向に並んで延びた形態を有し、締結弾性部265によって少なくとも一部が上下方向(Z)に遮蔽される。
例えば、締結弾性部265は上面部220又は下面部230において締結弾性部265の長手方向に沿って両側が上面部220から切開されて形成されることができる。これにより、締結弾性部265は開口262の内側面に連結される両端部が固定されて中央側は上面部220又は下面部230から分離されて弾性変形される。
本発明の一実施例においては、締結弾性部265上にパネル締結部260が設けられることにより、制御パネル200の挿入過程で各パネル締結部260が第1前面パネル112の下端曲げ部113又は第2前面パネル122の上端曲げ部123に向かって移動する過程で締結弾性部265が変形され、パネル締結部260が各結合点に到達しながら締結弾性部265が復元されて結合構造が形成される。
図12には制御パネル200の上面部220に設けられる上面開口263及び上面締結弾性部266が示されており、図13には制御パネル200の下面部230に設けられる下面開口264及び下面締結弾性部267が示されている。
なお、図12には本発明の一実施例によって制御パネル200の上面部220に設けられるパネル支持部268が示されており、図15にはパネル支持部268が第1前面パネル112の下端曲げ部113を下方から支持する様子が示されている。
具体的には、パネル支持部268はパネル締結部260と区別され、上端部が第1前面パネル112の下端曲げ部113を下方から上方に支持する。パネル支持部268の数及び形状は様々であり、下端曲げ部113に並ぶ面を有する上面を有する。
パネル支持部268はパネル締結部260のように制御パネル200の上面部220から上方に突設されるが、下端曲げ部113に貫挿するパネル締結部260とは異なり、パネル支持部268は下端曲げ部113の下面に接して下端曲げ部113を支持する。パネル支持部268はパネル締結部260のように突起形状である。
本発明の一実施例においては、制御パネル200の上面部220に第1前面パネル112の下部を支持するパネル支持部268が設けられることにより、第1前面パネル112が安定して支持され、さらに制御パネル200のパネル支持部268は下側フレーム300の上方支持部356と共に第1前面パネル112を支持するので、構造的な安定性が向上される。
一方、本発明の一実施例において、パネル締結部260は突出高さがパネル支持部268の突出高さよりも高く設けられる。これにより、下端曲げ部113は全体として平たい面を有し、パネル締結部260は第1前面パネル112の下端曲げ部113に貫挿され、パネル支持部268は下端曲げ部113を支持する構造が具現される。
再度図9及び図10を参考にすると、本発明の一実施例において、制御パネル200の上面部220は下側フレーム300の上方結合部350が挿入及び収容される結合部収容孔269を有する。
具体的には、本発明の一実施例において、制御パネル200の上面部220は下端曲げ部113と上端延長部320の間に挿入され、上述したように、上端延長部320は上方に突出して下端曲げ部113に挿入される上方結合部350を含む。
また、上面部220は後方に開放されて上方結合部350が後方から挿入される結合部収容孔269を含む。
結合部収容孔269は制御パネル200の挿入方向を考慮して前後方向(X)に延びた形状を有し、幅は上方結合部350よりも広く設けられ、後端部は上方結合部350に対向して配置され、後方に開放された後端を介して上方結合部350が内側に挿入される。
即ち、制御パネル200が下側フレーム300の前方から後方に移動して挿入される過程で、下側フレーム300の上方結合部350は結合部収容孔269の後方から前方に向かって移動し、結合部収容孔269に挿入される。
これにより、下側フレーム300に第1前面パネル112と結合し、第1前面パネル112を支持する上方結合部350を有する上端延長部320が設けられ、上端延長部320と第1前面パネル112の下端曲げ部113の間に制御パネル200の上面部220が挿入される構造でも、結合部収容孔269によって下側フレーム300の上端延長部320から下端曲げ部113に向かって突出した上方結合部350が構造的な干渉なしに位置することができ、制御パネル200も上方結合部350による干渉なしに上面部220が第1前面パネル112と下側フレーム300の上端延長部320の間に挿入されることができる。
一方、図13には制御パネル200の上面部220の内側面から下方に突出した電装結合部228が示されており、図14には電装部224及び電装結合部228が概略的に示されている。
図13及び図14を参考にすると、本発明の一実施例において、制御パネル200はさらに電装部224及び電装結合部228を含み、下側フレーム300の上端延長部320は電装結合部228が挿入されて収容される前方収容溝324を含む。
電装結合部228は上面部220の内側面から下方に突出して制御パネル200内の電装部224に結合される。電装結合部228は複数個が設けられ、図13に示すように、突起形態を有し、電装部224に設けられる溝に挿入されるか、又は図14に示すように、電装部224の後面を後方から支持するように設けられる。
一方、下側フレーム300の上端延長部320は制御パネル200の上面部220の下方に位置し、これにより制御パネル200の挿入過程で電装結合部228が上端延長部320の前端に接している制御パネル200の移動を干渉することができる。
これにより、本発明の一実施例においては、上端延長部320の前端部に電装結合部228が挿入及び収容される前方収容溝324が形成される。
前方収容溝324は電装結合部228に対向して設けられる。即ち、前方収容溝324は電装結合部228の後方に位置する。前方収容溝324は制御パネル200の結合方向を考慮して前後方向(X)に延び、前端が前方に開放される。
制御パネル200が第1前面パネル112及び第2前面パネル122の間に挿入される過程で、電装結合部228は前方収容溝324の開放した前端を介して前方収容溝324内に挿入される。図9には下側フレーム300の上端延長部320に設けられた前方収容溝324が示されている。
一方、図14に示すように、本発明の一実施例において、制御パネル200の上面部220は前面部210から後方に延びた長さが下面部230よりも短く設けられて、下側フレーム300の上端延長部320との干渉を防止することができる。
上述したように、制御パネル200の上面部220は下側フレーム300の上端延長部320と上下方向(Z)に互いに隣接して配置され、下側フレーム300の上端延長部320は第1前面パネル112と結合される上方結合部350を有し、制御パネル200の上面部220は電装結合部228を有する。
このように、下側フレーム300の上端延長部320及び制御パネル200の上面部220は相互間の関係において、又は第1前面パネル112との関係において、それぞれ結合及び支持のための構成を含み、これにより相互間の構造的な干渉が生じる余地がある。
以上のような構造的な特徴を考慮して、本発明の一実施例においては、制御パネル200の上面部220を下面部230よりも短く形成することにより、下側フレーム300の上端延長部320間の構造的干渉を防止し、相互間の構造的自由度を効果的に向上させることができる。
一方、上述したように、制御パネル200の上面部220には上面開口263及び上面締結弾性部266が設けられ、制御パネル200の下面部230には下面開口264及び下面締結弾性部267が設けられる。
また、図12及び図13を参考にすると、本発明の一実施例において、上面締結弾性部266は上面開口263を制御パネル200の側方向(Y)に沿って横切るように設けられ、下面締結弾性部267は下面開口264を制御パネル200の前後方向(X)に沿って横切るように設けられる。
即ち、上面締結弾性部266は制御パネル200の側方向(Y)に沿って延び、下面締結弾性部267は制御パネル200の前後方向(X)に沿って延びる。上面開口263も上面締結弾性部266のように側方向(Y)に延び、下面開口264は下面締結弾性部267のように前後方向(X)に延びる。
上述したように、下側フレーム300の上端延長部320は少なくとも一部が制御パネル200の上面部220と重畳し、第1前面パネル112などとの結合関係を有するので、制御パネル200の上面部220は上端延長部320との構造的な干渉を最小化するために、前面部210から延びた長さが下面部230よりも短く設けられる。
これにより、上面部220に設けられる上面締結弾性部266は上面部220の短い長さによって前後方向(X)への延長に不利であり、よって上面締結弾性部266は制御パネル200の側方向(Y)に延びる。上面開口263も上面締結弾性部266のように側方向(Y)に延びる。
また、上面部220との関係において、より長い延長長さを有する下面部230の特性上、下面部230に設けられる下面締結弾性部267は上面締結弾性部266とは異なって前後方向(X)に延び、下面開口264も下面締結弾性部267のように前後方向(X)に延びる。パネル締結部260は上面締結弾性部266から上方に突出し、下面締結弾性部から下方に突出する。
一方、再度図12を参考にすると、本発明の一実施例による衣類処理装置1は制御パネル200の上面部220に側方向(Y)に延びる排水流路270が設けられる。
排水流路270は上面部220で側方向(Y)に沿って延び、上面部220に落ちる水は排水流路270に沿って側方向(Y)に流動して排水される。
具体的には、上述したように、第1処理装置10及び第2処理装置20は洗濯機や凝縮式乾燥機などのように内部に水が存在することができ、その他の第1処理装置10の運用状況で水が漏れることができる。
水は第1処理装置10に沿って落ちるか、その他の方式で制御パネル200上に提供される。制御パネル200は、上述したように、前方にディスプレイ部、操作部が設けられ、内部に電装部224が設けられる。したがって、制御パネル200上に存在する水が制御パネル200内に流入するか又は前面部210に沿って流すことを防止する必要がある。
これにより、本発明の一実施例においては、制御パネル200の上面部220に排水流路270を形成し、排水流路270を介して制御パネル200の上面部220に提供される水が制御パネル200の前面部210又は内部に流入することを最小化することができる。
また、制御パネル200は第1前面パネル112の下方に位置するので、第1前面パネル112に沿って下方に流動する水が制御パネル200の上面部220に落ちる状況を考慮して、本発明の一実施例においては、排水流路270を制御パネル200の上面部220に形成する。
排水流路270は様々な形状に設けられ、必要によって様々な方式に形成される。図12には本発明の一実施例によって上面部220に上方に開放した排水流路270が設けられた様子が示されている。
排水流路270は制御パネル200の側方向(Y)に沿って延びる。これにより、上面部220に落ちる水は上面部220上で側方向(Y)に流動して、水が上面部220の後端を超えて制御パネル200内に流入するか、又は制御パネル200の前面部210に沿って流す現象を抑制することができる。
一方、図9と共に図12を参考にすると、本発明の一実施例において、前面部210の上端211は上面部220よりも上方に位置し、上面部220は後端に上方に突出して側方向(Y)に延びる流路リブ272が設けられ、排水流路270は前面部210の上端211と流路リブ272によって形成される。
具体的には、制御パネル200の上面部220は前面部210の上端部から後方に延び、前面部210の上端211は上面部220よりも高く位置する。即ち、上面部220は前面部210の上端211よりも低い位置で前面部210から後方に延びる。言い換えれば、前面部210は上端211が上面部220よりも高く位置するように上方に延びることができる。
また、上面部220の後端には上方に突出し、側方向(Y)に沿って延びる流路リブ272が設けられる。上面部220は前面部210のように制御パネル200の側方向(Y)に延び、流路リブ272も上面部220に沿って側方向(Y)に延びる。
また、上述したように、上面部220は後端側に後方に開放される結合部収容孔269などが設けられ、流路リブ272の具体的な延長形状は上面部220の後端形状に対応する。即ち、流路リブ272は上面部220の後端に沿って延びる。
前面部210の上端211と流路リブ272によって上面部220上に排水流路270が形成される。
即ち、前面部210の上端部が排水流路270の一側壁となり、流路リブ272が排水流路270の他側壁となり、上面部220の上面が排水流路270の底面となって排水流路270が形成される。
このような本発明の一実施例では、上面部220の上面全体に排水流路270が形成され、これにより、上面部220上に落ちるか又は流入する水は全体として排水流路270内に位置し、排水流路270に沿って側方向(Y)に流動して排水される。
一方、本発明の一実施例において、制御パネル200の側面部240の上端241は上面部220よりも上方に位置し、流路リブ272は側方向(Y)の両端がそれぞれ対向する側面部240と離隔することにより、側面部240の上端241と流路リブ272の間に排水部276が形成される。
具体的には、前面部210の側方向(Y)の両側で後方に延びる側面部240は前面部210と同様に、上端241が上面部220よりも高く位置する。前面部210の上端211と側面部240の上端241は一体に延び、よって上面部220は前方側と両側が前面部210の上端211と側面部240の上端241によって取り囲まれる。
流路リブ272の側方向(Y)の両側はそれぞれ対向する側面部240の上端部と離隔する。即ち、排水流路270は流路リブ272の両端部と側面部240の上端部の間が開放されて排水部276が形成され、上面部220に存在する水は排水部276を介して上面部220から排出される。
一方、制御パネル200内に設けられる電装部224は排水部276を介して排出される水が接することを防止するために、側方向(Y)の両側が側面部240の内側面と一定距離だけ離隔する。
このように前面部210の上端部と側面部240の上端部によって定義される排水流路270により、上面部220に落ちる水は前面部210又は側面部240に沿って外部に漏れることが防止され、流路リブ272と側面部240の間に形成される排水部276を介して制御パネル200の側方向(Y)の両側から後方側に排出される。
また、図12に示すように、制御パネル200の上面部220に設けられるパネル支持部268とパネル締結部260は排水流路270内に位置する。上述したように、パネル支持部268は排水流路270上に設けられて第1前面パネル112の下端曲げ部113を支持し、パネル締結部260は排水流路270上で下端曲げ部113を貫通する。
パネル支持部268とパネル締結部260は各々複数個が設けられ、排水流路270に沿って側方向(Y)に整列されて交互に配置される。これにより、パネル支持部268による第1前面パネル112の支持力とパネル締結部260による第1前面パネル112の固定力が適切に混合されて分散される。
一方、本発明の一実施例において、上面部220はさらに流入防止リブ274を含む。流入防止リブ274は上面部220に形成される開口262を取り囲むように延び、上方に突出して開口262に水が流入することを防止することができる。開口262は上面締結弾性部266が設けられる上面開口263である。
パネル締結部260は排水流路270内に設けられ、開口262と共に設けられる締結弾性部265上に設けられる。即ち、排水流路270内には締結弾性部265が形成される開口262が設けられ、開口262を介して上面部220の水が制御パネル200内に落ちる。
これにより、本発明の一実施例においては、上面部220に開口262を取り囲む流入防止リブ274が形成されて、開口262を介した漏水を防止することができる。
流入防止リブ274は開口262の周りを取り囲むようにリンク状に延びる。リング状は開口262の形状によって様々であり、例えば、多角形状又は円形状の断面を有する。
結局、前面部210の上端部及び流路リブ272によって定義される排水流路270上の水は、流入防止リブ274によって開口262に流入することが防止され、排水流路270に沿って側方向(Y)に流動して排水される。
一方、上述したように、本発明の一実施例においては、上面部220に結合部収容孔269が形成され、上面部220の後端に沿って延びる流路リブ272は結合部収容孔269に対応して延びて結合部収容孔269への漏水を防止することができる。
流路リブ272の一部であって結合部収容孔269に沿って延びる部分は、結合部収容孔269の形状に対応して延び、図12には本発明の一実施例によって略四角形状の断面を有する結合部収容孔269に対応して曲げられるか又は折り曲げられて延びる流路リブ272が示されている。
一方、図16には第1前面パネル112及び第2前面パネル122が省略された衣類処理装置1が示されており、第1処理装置10の下側フレーム300及び第2処理装置20の上側フレーム400が示されている。また図17には下側フレーム300及び上側フレーム400の分離斜視図が示されている。
図16及び図17を参考にすると、本発明の一実施例による衣類処理装置1は上側フレーム400を含む。上側フレーム400は第2前面パネル122の後面側に配置され、絶縁素材で形成される前方絶縁部材450を介して第1側面パネル115と結合して第1側面パネル115に対して絶縁される。
以下、本発明の一実施例による衣類処理装置1において、第1処理装置10と第2処理装置20を電気的に絶縁して連結する絶縁部について具体的に説明する。
上述したように、本発明の一実施例は第1処理装置10及び第2処理装置20を含む。第1処理装置10は外観を形成する第1キャビネット110及び第1キャビネット110内に設けられて衣類が収容される第1ドラム12を含む。
第2処理装置20は外観を形成する第2キャビネット120及び第2キャビネット120内に設けられて衣類が収容される第2ドラム22を含み、第1処理装置10の下側に位置して第1処理装置10を支持する。
第1処理装置10及び第2処理装置20は絶縁性物質を含む絶縁部を介して互いに電気的に絶縁されて連結される。例えば、絶縁部は第1キャビネット110の第1前面パネル112、第1側面パネル115及び第1後面パネル118をそれぞれ第2キャビネット120の第2前面パネル122、第2側面パネル125及び第2後面パネル128に電気的に絶縁して連結する。
絶縁部は絶縁性物質を含んで外部に対する絶縁体である。絶縁部は全体として絶縁素材で形成されるか、外面に絶縁性物質がコーティングされるか又は含まれる。
絶縁部は第1処理装置10及び第2処理装置20が互いに電気的に絶縁されるように第1処理装置10と第2処理装置20を連結する。
絶縁部は複数の構成を含む。例えば、絶縁部は上述した制御パネル200と共に後述する前方絶縁部材450、後方絶縁部材480及び下方絶縁部材を含む。下方絶縁部材は第1下方絶縁部材510と第2下方絶縁部材530を含む。
第1処理装置10は第2処理装置20と接するか又は結合する部分に絶縁部が設けられて第2処理装置20との関係において電気的に絶縁される。例えば、制御パネル200は第1キャビネット110の前方側に設けられる第1前面パネル112と第2キャビネット120の前方側に設けられる第2前面パネル122の間に設けられて、第1前面パネル112を第2前面パネル122に電気的に絶縁して連結する。
前方絶縁部材450は第2前面パネル122の後方側で第2前面パネル122の上方に突出する上側フレーム400と結合して、上側フレーム400を第1キャビネット110に電気的に絶縁して連結する。
後方絶縁部材480は第1キャビネット110の後方側に設けられる第1後面パネル118と第2キャビネット120の後方側に設けられる第2後面パネル128に共に結合されて、第1後面パネル118を第2後面パネル128に電気的に絶縁して連結する。
下方絶縁部材は第1キャビネット110と第2キャビネット120の間に設けられ、第1キャビネット110の下面を第2キャビネット120の上面から電気的に絶縁して支持する。
本発明の一実施例においては第1処理装置10及び第2処理装置20がそれぞれ駆動部のように電気的に駆動される構成を含み、これらの構成は電気/電子的な信号によって運転する。
したがって、第1処理装置10及び第2処理装置20は互いにリークが発生した場合、第1処理装置10及び第2処理装置20のそれぞれの運転に不利である。したがって、本発明の一実施例においては、絶縁部を介して第1処理装置10及び第2処理装置20を互いに電気的に分離しつつ、互いの安定した締結を具現する。
一方、本発明の一実施例において、上側フレーム400は第2前面パネル122の後面側に配置され、第2前面パネル122よりも上方に突設されて第1処理装置10に結合する。
絶縁部は前方絶縁部材450を含み、前方絶縁部材450は上側フレーム400に結合して上側フレーム400を第1処理装置10に電気的に絶縁して連結する。
具体的には、上側フレーム400は第2処理装置20の前面において上側に位置し、第1処理装置10に結合して第1処理装置10及び第2処理装置20を互いに締結するように設けられる。
上側フレーム400は第2前面パネル122の後面側に配置され、図17に示すように、第2処理装置20の第2上面パネル129及び第2側面パネル125の前方に配置される。即ち、上側フレーム400は第2前面パネル122と第2側面パネル125の間に配置される。
図16には第2処理装置20に洗剤を供給するための洗剤貯蔵ユニットが貫通する洗剤開口が設けられたことが示されている。即ち、図16において第2処理装置20は洗剤を用いて衣類を処理する洗濯機に該当し、上側フレーム400には洗剤開口によって貫通される洗剤開口が形成される。
上側フレーム400は側方向(Y)の両側で第2側面パネル125と結合し、前方で第2前面パネル122と結合することもできる。上側フレーム400は第2処理装置20において上側の構造的な安定性を向上させ、強性を向上させる。
上側フレーム400は第2処理装置20に固定され、上側に延びる上部が第1処理装置10の下側に結合される。上側フレーム400は第2前面パネル122と並ぶ面を有し、第2処理装置20の前面側に配置される。
一方、本発明の一実施例において、第1処理装置10と第2処理装置20は互いに独立した装置であり、それぞれの内部に電気を用いる構成品、例えば、モーター又は制御部などが設けられる。
第1処理装置10及び第2処理装置20のいずれか一方で電気が漏洩される状況が発生した場合、他方に漏洩した電気が影響を及ぼすことを防止する必要がある。
即ち、第1処理装置10と第2処理装置20は互いに電気的に絶縁されて、相互間の電気漏洩が発生しないようにする必要がある。
これにより、本発明の一実施例は、第2処理装置20の上側フレーム400と第1処理装置10の間の締結において前方絶縁部材450を用いて、上側フレーム400は前方絶縁部材450を介して第1処理装置10に連結される。
前方絶縁部材450は絶縁素材で形成される。絶縁素材はプラスチック素材、ゴム素材又はプラスチックとゴムの混合素材など、必要に応じて様々な素材からなる。
上側フレーム400は第1処理装置10の第1前面パネル112又は第1側面パネル115又はその他の第1処理装置10の構成と結合関係を有し、前方絶縁部材450を媒介として第1処理装置10に締結される。上側フレーム400は下端部が第2側面パネル125に結合され、上端部が前方絶縁部材450を介して第1側面パネル115に結合される。
即ち、前方絶縁部材450は上側フレーム400の第1処理装置10の構成を互いに締結しながら、上側フレーム400と第1処理装置10の間を絶縁させる。図16及び図17には本発明の一実施例によって上側フレーム400が前方絶縁部材450を介して第1処理装置10の第1側面パネル115に結合され、第1側面パネル115と絶縁された構造が示されている。
前方絶縁部材450は様々な形状に形成され、様々な締結方式で第1処理装置10と上側フレーム400を相互締結する。例えば、前方絶縁部材450としてはフック形態に設けられるか、結合部材が挿入されるか、又は上側フレーム400の一面に接するなど、様々な締結方式を用いることが有する。
一方、図17を参考にすると、本発明の一実施例において、上側フレーム400は側方向(Y)による両側の下部が第2側面パネル125に結合され、両側の上部が前方絶縁部材450を介して第1側面パネル115に結合される。
上側フレーム400は第2前面パネル122の前面に並ぶ面を有して形成され、側方向(Y)に延びて側方向(Y)の両側の少なくとも一部が第2側面パネル125の前方側に配置される。
上側フレーム400の両側は下部が第2側面パネル125に結合され、上部が第1側面パネル115に結合される。即ち、上側フレーム400は側方向(Y)の両側が第1処理装置10の第1前面パネル112及び第2処理装置20の第2前面パネル122に共に結合される。
上側フレーム400の結合方式は様々である。例えば、上側フレーム400にフックが形成されて第1前面パネル112及び/又は第2前面パネル122に結合することができ、図17に示すように、ねじなどの結合部材で結合することもできる。
一方、図17には上側フレーム400と第1側面パネル115を結合させる前方絶縁部材450が示されており、図18には前方絶縁部材450の斜視図が示されている。また図19には第1側面パネル115、前方絶縁部材450及び上側フレーム400の結合構造を示す断面図が示されている。
図17乃至図19を参考にすると、本発明の一実施例において、前方絶縁部材450は第1締結部460及び第2締結部470を含む。第1締結部460は第1側面パネル115に結合され、第2締結部470は上側フレーム400に結合され、第2締結部470は上側フレーム400と第1側面パネル115の間を絶縁することができる。
具体的には、前方絶縁部材450は互いに連結された第1締結部460と第2締結部470を有し、前方絶縁部材450は第1締結部460が第1側面パネル115に結合されて第1側面パネル115に固定される。
また、上側フレーム400は、例えば、両側の上部が第2締結部470に結合され、これによって上側フレーム400が前方絶縁部材450に固定される。即ち、上側フレーム400は前方絶縁部材450に固定され、前方絶縁部材450は第1側面パネル115に固定されることにより、上側フレーム400と第1側面パネル115の間の固定構造又は結合構造が形成される。
第1締結部460と第1側面パネル115の間の結合方式及び第2締結部470と上側フレーム400の間の結合方式は、必要に応じて様々である。例えば、嵌合又はフック式結合などが用いられ、図18及び図19に示すように、前方絶縁部材450を貫通する締結部材により相互結合関係が形成されることもできる。
上側フレーム400は絶縁素材で形成された前方絶縁部材450を介して第1側面パネル115に結合されるので、前方絶縁部材450によって上側フレーム400と第1側面パネル115の間が絶縁される。
例えば、図19に示すように、上側フレーム400の第2締結部470は上側フレーム400と第1側面パネル115の間に位置して両者が直接接することを防止し、両者を互いに絶縁させる。
一方、第1締結部460は上側フレーム400と結合した第2締結部470から上方に延設され、第2締結部470に結合された上側フレーム400は第1締結部460を介して第1側面パネル115に締結される。
上側フレーム400は第2処理装置20で上方に延びた側部が第2締結部470に結合され、第1締結部460は第2締結部470と連結された状態で第1側面パネル115に結合するので、第1締結部460が第2締結部470の上側に位置する。
即ち、前方絶縁部材450の上部に位置する第1締結部460は第1側面パネル115に結合され、前方絶縁部材450の下部に位置する第2締結部470は上側フレーム400の側部に対向して上側フレーム400と結合される。
言い換えれば、第1締結部460は第2締結部470から上方に延設され、第2締結部470は第1締結部460から下方に延びて設けられる。
一方、本発明の一実施例による衣類処理装置1はさらに第1締結部材462及び第2締結部材472を含む。第1締結部材462は第1締結部460と第1側面パネル115を共に貫通して第1締結部460と第1側面パネル115を締結させ、第2締結部材472は上側フレーム400を貫通して第2締結部470に挿入されて上側フレーム400と第2締結部470を締結させる。第2締結部470は第2締結部材472と第1側面パネル115の間を絶縁する。
具体的には、前方絶縁部材450は第1締結部材462及び第2締結部材472を介して第1側面パネル115及び上側フレーム400に結合される。第1締結部材462はねじ又はリベットなどの形態に設けられて第1締結部460と第1側面パネル115を共に貫通する。
第1締結部材462は上側フレーム400と直接接しないので、第1締結部460は第1締結部材462と第1側面パネル115の間を絶縁しなくてもよい。
一方、上側フレーム400は第2締結部材472により貫通され、上側フレーム400を貫通した第2締結部材472は前方絶縁部材450の第2締結部470に結合される。このとき、第2締結部470は第2締結部材472と第1側面パネル115の間を絶縁するように設けられる。
上側フレーム400を貫通し、上側フレーム400と接触及び電気的に連結される第2締結部材472は、第1側面パネル115と電気的に絶縁される必要があり、これにより、本発明の一実施例による前方絶縁部材450は、第2締結部470が第2締結部材472と第1側面パネル115の間を絶縁するように設けられる。
第2締結部470が第2締結部材472と第1側面パネル115の間を絶縁する方式は様々である。例えば、第2締結部470は第1側面パネル115の前方側に配置され、第2締結部材472は上側フレーム400を貫通した状態で第1側面パネル115を除いて第2締結部470のみに挿入されて結合されることにより、第1側面パネル115と絶縁される。
又は図18及び図19に示すように、第2締結部470が第2締結部材472を取り囲むように設けられて第1側面パネル115と第2締結部材472の間を絶縁することもできる。
一方、図17乃至図19に示すように、本発明の一実施例において、第2締結部470は締結絶縁部474を含む。締結絶縁部474は第1側面パネル115を貫通するように延び、第2締結部材472の少なくとも一部が内部に挿入されて、第2締結部材472と第1側面パネル115の間を絶縁する。
締結絶縁部474は中空形態に設けられ、第2締結部材472の挿入方向に沿って延びて第1側面パネル115を貫通する。即ち、第2締結部材472は上側フレーム400及び第1側面パネル115を共に貫通するが、第1側面パネル115を貫通する部位が締結絶縁部474によって取り囲まれることができる。
上側フレーム400を貫通した第2締結部材472は第2締結部470を貫通し、締結絶縁部474に挿入及び結合される。第2締結部材472はねじ又はリベットのように長手方向に上側フレーム400又は第1側面パネル115を貫通する。
締結絶縁部474によって第2締結部材472は上側フレーム400と共に第1側面パネル115を貫通する長さを有しながら第2締結部470に結合されて結合力が向上され、結局第2締結部材472が第2締結部470の締結絶縁部474の内側に挿入及び結合された形態になるので、第1側面パネル115と第2締結部材472の間の絶縁が行われ、これによって第2締結部材472と電気的に連結される上側フレーム400は第1側面パネル115と絶縁される。
締結絶縁部474は、延びた端部が密閉された形態に設けられて第2締結部材472が内部に収容されるか、又は延びた端部が開放され、第2締結部材472の端部が締結絶縁部474の外部に露出されるように設けられることもできる。
締結絶縁部474は少なくとも第2締結部材472で第1側面パネル115に並んで位置する部分を取り囲むように設けられて第2締結部材472の少なくとも一部を収容し、第1側面パネル115と第2締結部材472の間を絶縁する。第1締結部材462と第2締結部材472は互いに電気的に分離されるように相互離隔する。
なお、本発明の一実施例において、第1側面パネル115は前端に前端曲げ部116を含み、締結絶縁部474は前端曲げ部116を貫通する。
具体的には、第1側面パネル115の前端は第1前面パネル112と隣接して位置し、第1側面パネル115の前端曲げ部116は第1側面パネル115の前端から側方向(Y)に延びる。
即ち、第1側面パネル115の前端曲げ部116は第1前面パネル112の前面に並んで設けられる。第1処理装置10の側方向(Y)の一側に設けられる第1側面パネル115は側方向(Y)の他側に向かって延びる前端曲げ部116を含み、第1処理装置10の側方向(Y)の他側に設けられる第1側面パネル115は側方向(Y)の一側に向かって延びる前端曲げ部116を含む。
即ち、第1側面パネル115の前端曲げ部116は第1処理装置10の側面を形成する第1側面パネル115の側面の前端から第1処理装置10の内側に延びる。前端曲げ部116は第1側面パネル115の側面で折り曲げられるか或いは撓って形成される。
前端曲げ部116は第1前面パネル112に並ぶ面を有して設けられ、第1締結部材462及び第2締結部470は前後方向(X)に延びた長さを有し、前後方向(X)に沿って前端曲げ部116を貫通する。
前方絶縁部材450及び上側フレーム400は第1側面パネル115の前端曲げ部116の前方側に位置し、締結絶縁部474は第2締結部470で後方に延びて前端曲げ部116を貫通する。
即ち、図19に示すように、本発明の一実施例においては、第2締結部材472が上側フレーム400、第2締結部470及び第2側面パネル125の前端曲げ部116の順に貫通し、第2締結部470の締結絶縁部474内に少なくとも一部が挿入され、第2締結部470に結合される。
第2締結部470は第2側面パネル125を貫通する締結絶縁部474を有することにより、前方絶縁部材450と第1側面パネル115の間の結合力が強化され、第2締結部材472と第2締結部470間の結合力も強化されて構造的な安定性が向上される。
一方、図17に示すように、本発明の一実施例において、第2前面パネル122はさらに上端締結部124を含む。上端締結部124は上側フレーム400と共に第2締結部材472により貫通されて第2締結部470に締結される。
即ち、上端締結部124は上側フレーム400の前方に位置して上側フレーム400と共に前方絶縁部材450を介して第1側面パネル115に締結される。図19には上端締結部124が省略された結合構造が示されている。
図17を参考にすると、第2前面パネル122は上側に上端締結部124が設けられ、上端締結部124は第2前面パネル122の上端曲げ部123上に設けられる。即ち、上端締結部124は第2前面パネル122の上端から後方に延びる上端曲げ部123の後端で上方に延びた形態を有する。
上端締結部124は上側フレーム400及び前方絶縁部材450と前後方向(X)に重畳し、第2締結部材472は第2前面パネル122の上端締結部124、上側フレーム400、前方絶縁部材450及び第1側面パネル115の順に貫通して、前方絶縁部材450の第2締結部470に結合される。上端締結部124は第2締結部材472及び上側フレーム400と電気的に連結されてもよい。
第2前面パネル122が上端締結部124によって第1側面パネル115と結合関係を形成するので、第2前面パネル122の固定力が向上されると同時に、第1処理装置10及び第2処理装置20の間の締結構造も補強されて有利である。
一方、本発明の一実施例による衣類処理装置1において、制御パネル200は絶縁部に含まれる。即ち、制御パネル200は絶縁部の一構成に該当する。制御パネル200は第1前面パネル112と第2前面パネル122の間に挿入されて第1前面パネル112を第2前面パネル122に電気的に絶縁して連結する。
一方、図17に示すように、本発明の一実施例において、第1処理装置10の下側フレーム300は上側フレーム400と共に第1側面パネル115に結合されるが、下側フレーム300と上側フレーム400は互いに接しないようにそれぞれの結合部位が離隔して互いに電気的に分離される。
例えば、上側フレーム400と第1側面パネル115の間の結合部位、即ち、前方絶縁部材450の位置は下側フレーム300と第1側面パネル115の間の結合部位よりも下方に位置して下側フレーム300と離隔される。
したがって、下側フレーム300と第1側面パネル115の間の結合が行われると同時に、上側フレーム400と第1側面パネル115の間の結合が行われて、上側フレーム400は前方絶縁部材450を介して第1側面パネル115に結合するが、下側フレーム300とは離隔して互いに電気的に分離されることにより、第1処理装置10及び第2処理装置20のそれぞれの構造的な安定性はもちろん、相互間の締結力が効果的に向上されながら、相互間の電気絶縁も効果的に行われる。
一方、図20には本発明の一実施例による衣類処理装置1を後方から見た様子が示されており、図21には後方から第1処理装置10及び第2処理装置20を連結する後方絶縁部材480が示されている。
図20及び図21に示すように、本発明の一実施例において、第1処理装置10は後方側に第1後面パネル118が設けられ、第2処理装置20は後方側に第2後面パネル128が設けられる。また絶縁素材で形成され、第1後面パネル118と第2後面パネル128を締結する後方絶縁部材480をさらに含む。
本発明の一実施例において、絶縁部は後方絶縁部材480を含む。後方絶縁部材480は第1後面パネル118と第1後面パネル118及び第2後面パネル128と結合されて第1後面パネル118を第1後面パネル118に電気的に絶縁して連結する。
上述したように、第1処理装置10及び第2処理装置20は前方側で前方絶縁部材450及び上側フレーム400によって互いに電気的に絶縁されて結合される。さらに第1処理装置10及び第2処理装置20は後方側で後方絶縁部材480を介して互いに電気的に絶縁されて結合される。
第1処理装置10及び第2処理装置20は別々に制作され、その後積層されて共に使用される。したがって、本発明の一実施例による衣類処理装置1の構造的な安定性を確保するためには、互いに積層された第1処理装置10及び第2処理装置20の間の構造的締結が要求される。
また、上述したように、互いに独立した電気消費装置、例えば、モーター又は制御部などの構成品をそれぞれ含むので、互いに電気的に絶縁されることが有利である。
これにより、本発明の一実施例においては、互いに積層された第1処理装置10及び第2処理装置20の前方側で上側フレーム400と前方絶縁部材450を介して第1処理装置10及び第2処理装置20を締結し、後方側で後方絶縁部材480を介して第1処理装置10及び第2処理装置20を締結することができる。
後方絶縁部材480は絶縁素材で形成される。例えば、後方絶縁部材480はプラスチック素材、ゴム素材又はプラスチックとゴムの合成素材などの電気的絶縁性を有する素材で形成される。
後方絶縁部材480は側方向(Y)に並ぶ長さを有し、第1処理装置10又は第2処理装置の側方向(Y)の幅に対応する長さを有することができる。後方絶縁部材480は第1処理装置10の第1後面パネル118及び第2処理装置20の第2後面パネル128と共に結合されて両者を互いに締結する。
後方絶縁部材480と第1後面パネル118及び第2後面パネル128の間の結合方式は様々である。例えば、ねじ又はリベットなどにより後方絶縁部材480が第1後面パネル118及び第2後面パネル128に共に結合されるか、又はフック式結合又は嵌合式結合方式などが用いられる。
一方、図22には第1後面パネル118及び第2後面パネル128に結合された後方絶縁部材480を側方から見た断面が示されている。
図22を参考にすると、後方絶縁部材480は上部が第1後面パネル118に結合され、下部が第2後面パネル128に結合されて、第1後面パネル118及び第2後面パネル128を互いに締結させる。
このとき、後方絶縁部材480において前方に向かう前方面481は上端部482が第1後面パネル118に接し、下端部483が第2後面パネル128に接する。即ち、後方絶縁部材480は前方面481の上端部482が第1後面パネル118を後方で支持し、前方面481の下端部483が第2後面パネル128を後方で支持する。
一方、図22に示すように、本発明の一実施例において、第1後面パネル118は第2後面パネル128よりも前方に位置し、後方絶縁部材480の前方面481は第1後面パネル118を支持する上端部482が第2後面パネル128を支持する下端部483よりも前方に位置するように段差を有して設けられる。
本発明の一実施例において、第1後面パネル118と第2後面パネル128は前後方向(X)に沿って互いに離隔して配置される。例えば、第1後面パネル118は第2後面パネル128よりも前方に位置するか、又は後方に位置する。第2後面パネル128に対する第1後面パネル118の位置関係は、第1処理装置10及び第2処理装置20の設計的な差によって決定される。
例えば、第1処理装置10の前後方向(X)の長さが第2処理装置20の長さよりも長く形成される場合、第1後面パネル118は第2後面パネル128よりも後方に位置し、第1処理装置10の前後方向(X)の長さが第2処理装置20よりも短く形成される場合には、第1後面パネル118が第2後面パネル128よりも前方に位置する。
又は、第2処理装置20上に第1処理装置10を積層するための組立て上の利点のために、第1後面パネル118が第2後面パネル128よりも前方に位置することができる。例えば、本発明の一実施例による衣類処理装置1を組立てる過程で、第2処理装置20を設置領域に配置した後、第1処理装置10を第2処理装置20の上側にリフトする場合、第1処理装置10は第2処理装置20の前方から後方に向かって摺動し、第2処理装置20の上方に配置される。
この過程で後方絶縁部材480は第2処理装置20の第2後面パネル128に予め設置されることができ、第1処理装置10は後方絶縁部材480によって後方への摺動距離が制限されて、適切な組立て位置に配置される。
このように後方絶縁部材480がストッパーの役割を行うように、本発明の一実施例においては、第1処理装置10の前後方向(X)の長さが第2処理装置20よりも短く形成されるか、又は第1後面パネル118の少なくとも下部が第2後面パネル128よりも前方に位置するように設けられる。
後方絶縁部材480は、前方面481のうち、第1後面パネル118の下部を前方に支持する上端部482が第2後面パネル128の上部を前方に支持する下端部483よりも前方に位置するように、図22に示すように、前方面481は段差を有する。
第1後面パネル118の下部が第2後面パネル128よりも後方に位置する場合には、後方絶縁部材480の前方面481は上端部482が下端部483よりも後方に位置するように段差を有することができる。
このように後方絶縁部材480の前方面481が段差を有することにより、後方絶縁部材480は第1後面パネル118と第2後面パネル128の位置差を許容しながら、第1後面パネル118及び第2後面パネル128に結合されて相互締結されることができ、第2処理装置20の上側に位置する第1処理装置10の第1後面パネル118を後方で支持する支持構造を安定して具現することができる。
一方、図21及び図22を参考にすると、本発明の一実施例による衣類処理装置1は、後方絶縁部材480に取っ手部485が設けられる。具体的には、後方絶縁部材480の下部には下方に開放した取っ手部485が設けられる。
取っ手部485は下方に開放され、上方に陥入された溝の形態を有する。取っ手部485の溝にはユーザが指を入れて取っ手部485を容易に把持するように設けられている。
取っ手部485の位置及び形状は様々であり、図21及び図22には本発明の一実施例によって後方絶縁部材480の下部の一部を構成し、下方に開放されてユーザが把持する取っ手部485が示されている。
一方、図23には本発明の一実施例による下方絶縁部材が示されている。下方絶縁部材は本発明の一実施例による絶縁部の一構成である。即ち、本発明の一実施例において、絶縁部は第1キャビネット110の下側に設けられ、第2キャビネット120によって上方に支持される下方絶縁部材を含み、第2キャビネット120は下方絶縁部材を介して第1キャビネット110を支持する。
下方絶縁部材は第1キャビネット110の下側に設けられる。下方絶縁部材は第1キャビネット110の下面を形成するか又は下面上に結合される。下方絶縁部材は上下方向(Z)に第1キャビネット110と第2キャビネット120の間に位置する。第2キャビネット120は下方絶縁部材を介して第1キャビネット110を支持する。
本発明の一実施例において、下方絶縁部材は第1下方絶縁部材510及び第2下方絶縁部材530を含む。図23には本発明の一実施例による第1下方絶縁部材510が示されており、図28には第2下方絶縁部材530が示されている。
本発明の一実施例において、第1側面パネル115と第2側面パネル125は下方絶縁部材によって互いに離隔して絶縁される。即ち、下方絶縁部材は第1側面パネル115と第2側面パネル125の間に位置して第1側面パネル115及び第2側面パネル125を電気的に絶縁する。
一方、図23には下方絶縁部材のうち、第1下方絶縁部材510が示されており、図24には第1下方絶縁部材510に接する第2上面パネル129が示されており、図27には第1下方絶縁部材510によって互いに電気的に絶縁される第1側面パネル115と第2側面パネル125の断面が示されている。
本発明の一実施例において、第1キャビネット110は下面が開放され、第1下方絶縁部材510は第1キャビネット110に結合して第1キャビネット110の開放された下面を遮蔽する。
即ち、本発明の一実施例において、第1下方絶縁部材510は第1キャビネット110の第1下面パネルに該当する。図23には第1キャビネット110の第1下面パネルが第1下方絶縁部材510として設けられたことが示されている。
図23を参考にすると、第1キャビネット110内にベースキャビネット15が含まれる。ベースキャビネット15は第1キャビネット110の第1下面パネルに該当する第1下方絶縁部材510の上側に位置する。ベースキャビネット15は第1下方絶縁部材510と一体に成形されるか、又は別々に製造されて第1下方絶縁部材510の上方に位置する。
本発明の一実施例において、第1処理装置10は衣類を乾燥させる乾燥機に該当する。この場合、第2処理装置20は衣類を洗濯するための洗濯機である。
第1処理装置10が乾燥機のように衣類を乾燥させる機能を有する場合、第1処理装置10には衣類を乾燥させるための熱風を提供するために空気調和システムや加熱装置が設けられる。
第1処理装置10が圧縮機などを含む空気調和システムを含む場合、ベースキャビネット15には、熱交換部の圧縮機が設けられる圧縮機取付部と、熱交換部のファンが取り付けられるファン取付部と、供給ダクトが連結される供給ダクト連結部と、吸気ダクトが連結される吸気ダクト連結部及び連結ダクトが連結されて熱交換部の吸熱部及び発熱部が位置すると共に吸熱部で発生した凝縮水が一時貯蔵される集水部と、集水部で集水された水を排水するための排水ポンプが設けられる排水ポンプ取付部とが設けられる。
ベースキャビネットに形成される圧縮機取付部、モーター取付部、ファン取付部、集水部、排水ポンプ取付部などは、各構成の連結及び流路の構成によって様々に配置される。
一方、図示していないが、集水部は連結ダクトに結合されて流路を形成するように先端と後端が開放された箱体状に形成され、集水部と連結ダクトが結合する内側に吸熱部と発熱部が位置する。
ここで、集水部の先端には吸気ダクトが連結される吸気ダクト連結部が位置し、集水部の後端には供給ダクト連結部が位置する。また、集水部と供給ダクトの間には集水部の吸熱部と発熱部を通過した空気の方向を供給ダクト側に転換する転換流路がさらに形成される。
一方、図23を参考にすると、第1下方絶縁部材510は、第1キャビネット110の下面を覆うように設けられる絶縁パネル512及び絶縁パネル512から下方に突出する絶縁脚部515を含む。
図24には第1下方絶縁部材510に連結される第2キャビネット120の第2上面パネル129が示されている。第2上面パネル129は第1下方絶縁部材510を上方に支持して第2上面パネル129に連結される。
絶縁脚部515は第2上面パネル129に向かって突出して第2上面パネル129によって支持される。即ち、第1下方絶縁部材510は第2上面パネル129について絶縁脚部515が接触及び支持される。
絶縁脚部515は複数個が設けられ、断面の形状や突出長さなどは様々である。一方、本発明の一実施例において、第2上面パネル129には絶縁脚部515が載置される脚載置溝524が形成される。
図24には脚載置溝524が形成された第2上面パネル129を上方から見た様子が示されている。脚載置溝524は第2上面パネル129で下方に凹んだ形状を有する。脚載置溝524の数や断面形状は絶縁脚部515に対応するように形成される。
図25には第2上面パネル129において脚載置溝524を側方向(Y)から見た断面が示されている。第2上面パネル129は複数の脚載置溝524を含む。少なくとも2つ以上の脚載置溝524が、図25に示すように、上下方向(Z)に並んで位置する。
絶縁脚部515と脚載置溝524は第1処理装置10が電気的に絶縁され、第2処理装置20の第2上面パネル129に接触及び支持されると同時に、第2処理装置20上で第1処理装置10の位置をガイド又は固定する効果を有する。
図26には図25に示された各脚載置溝524に絶縁脚部515が載置された様子が示されている。図25及び図26を参考にすると、少なくとも一対の絶縁脚部515が上下方向(Z)に並んで配置される。該一対の絶縁脚部515が載置される脚載置溝524が上下方向(Z)に並んで配置される。
一対の絶縁脚部515において、前方側の絶縁脚部515は少なくとも後端部が脚載置溝524に密着又は隣接し、後方側の絶縁脚部515は少なくとも前端部が脚載置溝524に密着又は隣接する。
即ち、前方側の絶縁脚部515は脚載置溝524の後方側の内側面によって後方への移動が制限され、後方側の絶縁脚部515は脚載置溝524の前方側の内側面によって前方への移動が制限される。これにより、第1処理装置10は絶縁脚部515と脚載置溝524との関係において前後方向(X)への位置がガイド又は固定される。
図24乃至図26を参考にすると、第2処理装置20の第2上面パネル129は前方の側方向(Y)の両側に脚載置溝524が形成され、後方の側方向(Y)の両側に脚載置溝524が形成される。
第2上面パネル129の前方側に位置する脚載置溝524には、第1下方絶縁部材510の絶縁脚部515が挿入されて載置するように凹んだ第1ガイド面、即ち、底面が形成され、第1ガイド面の前方には第1ガイド面に下方に傾く第1前方傾斜面が形成され、第1ガイド面の後方には第1ガイド面に下方に傾く第1後方傾斜面が形成される。
第1前方傾斜面と第1後方傾斜面は絶縁脚部515がスライドして脚載置溝524の第1ガイド面上に位置するようにガイドする。
第2上面パネル129の後方側に位置する脚載置溝524には、第1下方絶縁部材510の絶縁脚部515が挿入されて載置されるように凹んだ第2ガイド面が形成される。第2ガイド面は後方側の脚載置溝524の底面に対応する。
第2ガイド面の前方には下方に傾く第2前方傾斜面が形成され、第2ガイド面の後方には第2ガイド面に下方に傾く第2後方傾斜面が形成される。
一方、図27には第1下方絶縁部材510が第2キャビネット120の第2上面パネル129上に支持された状態を示す断面が示されている。
図27を参考にすると、第1キャビネット110の第1側面パネル115はさらに下面結合部522を含む。下面結合部522には第1下方絶縁部材510が結合される。第1キャビネット110の第1下面パネルが第1下方絶縁部材510で形成される場合、第1下方絶縁部材510は第1側面パネル115の下面結合部522と結合される。
但し、第1キャビネット110の第1下面パネルは必ずしも絶縁部に属するものではない。例えば、第1下面パネル119が金属素材のプレート形状に形成される場合、第1下面パネル119が下面結合部522に結合される。即ち、下面結合部522には金属素材を含む第1下面パネル119又は絶縁素材を含む第1下方絶縁部材510が結合される。
下面結合部522は前後方向(X)に延びるか又は複数個が設けられて前後方向(X)に離隔して配置され、第1下方絶縁部材510は両端部の少なくとも一部が下面結合部522と結合する。
下面結合部522と第1下方絶縁部材510の結合方式は様々である。第1下方絶縁部材510は下面結合部522と接触及び支持関係を有するか、接着式に結合されるか、又はねじなどの別の部材を活用して結合されることもできる。
なお、図27を参考にすると、本発明の一実施例において、第1側面パネル115はさらに下部延長部550を含む。下部延長部550は下面結合部522よりも下方に位置して下面結合部522及び第1下方絶縁部材510の少なくとも一部を側方向(Y)に遮蔽する。
下部延長部550は第1側面パネル115の下端を形成し、第1キャビネット110の側面の一部を形成する。
下部延長部550は少なくとも一部が下面結合部522よりも下方に位置する。下面結合部522は下部延長部550の下端よりも上方に位置する。下面結合部522は第1側面パネル115内に位置して第1下方絶縁部材510に対向するように設けられ、下部延長部550は外側面が外部に露出される。
下部延長部550は下端が下面結合部522よりも下方に位置することにより、下面結合部522と第2下方絶縁部材530の少なくとも一部は側方向(Y)から見たとき隠される。
即ち、下部延長部550は下面結合部522及び第1下方絶縁部材510を側方向(Y)で遮蔽するように設けられる。下部延長部550によって下面結合部522及び第1下方絶縁部材510の少なくとも一部は外部から隠されることができるので、ユーザに対する衣類処理装置1のデザイン満足度が向上され、第1側面パネル115及び第2側面パネル125の間の一体感が向上される。
一方、下部延長部550は第2側面パネル125から上方に離隔して第2側面パネル125に対して電気的に分離される。図27には下部延長部550の下端が第2側面パネル125から離隔した様子が示されている。
本発明の一実施例においては、第1キャビネット110の下面を形成する第1下方絶縁部材510によって第1処理装置10及び第2処理装置20の間の絶縁が行われ、第1側面パネル115で第1下方絶縁部材510を隠すように延びる下部延長部550によって第1下方絶縁部材510などを遮蔽してデザイン満足度が向上され、さらに下部延長部550は第2側面パネル125と離隔することにより第1側面パネル115及び第2側面パネル125の間の電気的絶縁が行われる。
一方、図28には本発明の一実施例による衣類処理装置1において、第1キャビネット110と第2キャビネット120の間に設けられる第2下方絶縁部材530が示されている。下方絶縁部材は第2下方絶縁部材530を含み、第2下方絶縁部材530は第1下方絶縁部材510と共に設けられるか、又は選択的に設けられる。
例えば、第1キャビネット110は第1下面パネルとして第1下方絶縁部材510が設けられ、第1下方絶縁部材510に第2下方絶縁部材530が結合される。又は第1キャビネット110の下面に第1下方絶縁部材510ではなく、金属素材の第1下面パネル119が設けられ、第1下面パネル119に第2下方絶縁部材530が設けられることができる。
以下、説明の便宜のために、図28に示すように、第1キャビネット110の下面に第1下面パネル119が設けられ、第1下面パネル119に第2下方絶縁部材530が設けられた様子に基づいて説明する。
本発明の一実施例において、第1キャビネット110は下側に第1下面パネル119が設けられ、第2下方絶縁部材530は第1下面パネル119に結合して第2キャビネット120によって支持され、第1下面パネル119を第2キャビネット120から電気的に絶縁することができる。
第2下方絶縁部材530は第1下面パネル119に結合され、第1下面パネル119から下方に突出した形態を有する。第2下方絶縁部材530は第1下面パネル119と第2キャビネット120を互いに離隔する。
図28を参考にすると、第2下方絶縁部材530は複数個が設けられ、第1キャビネット110の第1下面パネル119に結合される。第2下方絶縁部材530は第1下面パネル119と一体に設けられる。
第2キャビネット120は上面が開放される。第2キャビネット120は第2側面パネル125を介して第1キャビネット110を上方に支持する。第2側面パネル125は第2下方絶縁部材530を介して第1側面パネル115を支持する。
第2下方絶縁部材530は少なくとも一部が第2キャビネット120の第2側面パネル125の上方に位置する。第2下方絶縁部材530は少なくとも一部が第2キャビネット120の開放された上面に挿入される。
第2下方絶縁部材530は少なくとも一部が第2キャビネット120の第2側面パネル125を側方向(Y)に支持する。即ち、第2下方絶縁部材530は少なくとも一部が第2側面パネル125の内側面に接するように設けられる。
第2側面パネル125の上端には補強結合部526が設けられる。補強結合部526は前後方向(X)に沿って延びて第2側面パネル125の上端を覆う。第2下方絶縁部材530は補強結合部526の上側に位置する。
補強結合部526は第1キャビネット110を支持する第2側面パネル125の強性を確保するために設けられるか、或いは第2下方絶縁部材530の載置を誘導するために設けられる。また補強結合部526は第2キャビネット120上で第1キャビネット110の位置をガイドすることもできる。
図29には本発明の一実施例による第2下方絶縁部材530が第1下面パネル119から分離された様子が示されている。第2下方絶縁部材530は絶縁支持部532、絶縁突出部534及び絶縁結合部536を含む。
絶縁支持部532は少なくとも一部が第1側面パネル115と第2側面パネル125の間に位置する。絶縁支持部532は第1側面パネル115及び第2側面パネル125を互いに離隔させ、電気的に絶縁させる。
絶縁突出部534は絶縁支持部532から下方に突出した形状を有する。絶縁突出部534は第2キャビネット120の開放した上面上に位置する。絶縁突出部534は第2キャビネット120の開放した上面に挿入されるように設けられる。
絶縁突出部534は側方向(Y)に第2側面パネル125に接する。絶縁突出部534は側方向(Y)に第2側面パネル125を支持する。絶縁突出部534は第1下面パネル119の側方向(Y)の両側にそれぞれ設けられ、絶縁突出部534はそれぞれ対向する第2側面パネル125の内側面に接する。
絶縁突出部534によって第1キャビネット110は第2キャビネット120上で側方向(Y)を基準として位置が固定される。例えば、絶縁突出部534は第1下面パネル119の側方向(Y)の両側にそれぞれ設けられて、対向する第1側面パネル115の内側面に接することにより、第1キャビネット110が第2キャビネット120上で側方向(Y)に移動することを防止する。
絶縁結合部536は少なくとも一部が第1下面パネル119に挿入されて結合される。第1下面パネル119には絶縁結合部536が挿入されるための開口が形成され、絶縁結合部536はこの開口を介して第1下面パネル119に挿入及び結合される。
図30には本発明の一実施例によって複数の第2下方絶縁部材530が絶縁連結部538を介して一体に形成されたことが示されている。即ち、本発明の一実施例において、第2下方絶縁部材530は絶縁連結部538を介して連結される複数の絶縁突出部534及び絶縁支持部532を含む。
上述したように、第1キャビネット110の安定的な支持構造のために、第2下方絶縁部材530は複数個が設けられ、図30に示すように、第2下方絶縁部材530が絶縁連結部538に連結される場合、複数の第2下方絶縁部材530が1つの構成として認められて製造及び取扱い上、有利である。
絶縁連結部538は第2下方絶縁部材530の一部であって、絶縁性物質を含んで設けられる。例えば、第2下方絶縁部材530は絶縁性物質からなるか、又は絶縁性物質が外部にコーティングされた形態である。
図30には本発明の一実施例によって絶縁連結部538に連結される複数の第2下方絶縁部材530が第1下面パネル119の側方向(Y)の一端に結合された様子が示されている。
一方、図31には本発明の一実施例による第2下方絶縁部材530と第1下面パネル119の間の結合方式が示されている。図31の(a)には第2下方絶縁部材530の絶縁結合部536が第1下面パネル119の開口に挿入される過程が示されている。
絶縁結合部536は第2下方絶縁部材530の絶縁支持部532から上方に突出した形態を有し、絶縁結合部536は突出方向に沿って第1下面パネル119の開口に挿入される。
図31の(b)には第1下面パネル119に挿入された第2下方絶縁部材530がスライドする過程が示されている。第2下方絶縁部材530は絶縁結合部536と絶縁支持部532の間にスライド方向に延びる溝が形成される。
溝は第1側面パネル115の反対側に開放され、第1側面パネル115に向かって延びる。即ち、第2下方絶縁部材530は第1下面パネル119で第1側面パネル115から離れる方向にスライドして第1下面パネル119に結合される。
これにより、絶縁突出部534が第1側面パネル115の内側面に接した状態で第1側面パネル115による加圧力が発生しても第2下方絶縁部材530は結合のためのスライド方向を考慮するとき、第1下面パネル119から分離されず、安定した結合構造を維持することができる。
図31の(c)には第1下面パネル119との結合が完了した第2下方絶縁部材530が示されている。図31の(b)に示すように、第2下方絶縁部材530が第1側面パネル115から離れる方向にスライドした状態で第2下方絶縁部材530と第1下面パネル119の間の結合が終了される。
第2下方絶縁部材530はスライドの終了位置で第1下面パネル119に固定させるためのフックなどが設けられる。
一方、図32には本発明の一実施例によって少なくとも一部が第1側面パネル115と第2側面パネル125の間に位置する第2下方絶縁部材530を前方から見た断面が示されている。
図32を参考にすると、本発明の一実施例において、第2下方絶縁部材530は上述した絶縁支持部532を含み、絶縁支持部532は第1側面パネル115と第2側面パネル125の間に位置して第1側面パネル115及び第2側面パネル125を互いに絶縁し、第2側面パネル125は絶縁支持部532を介して第1側面パネル115を支持する。
絶縁支持部532は下面が第2側面パネル125の上端に接し、上面が第1側面パネル115の上端に接する。絶縁支持部532は第1側面パネル115及び第2側面パネル125と直接又は間接的に接する。
例えば、絶縁支持部532は第2側面パネル125に直接接することができ、上述した補強結合部526が第2側面パネル125の上端に設けられる場合、絶縁支持部532の下面は補強結合部526を介して第2側面パネル125に間接的に接する。絶縁支持部532は補強結合部526を介して第2側面パネル125によって支持される。
本発明の一実施例は、第1キャビネット110の第1下面パネルが全体として絶縁性物質からなる第1下方絶縁部材510で形成されなくても、第1下面パネルに結合し、絶縁支持部532を含む第2下方絶縁部材530を介して第1キャビネット110と第2キャビネット120の間の電気的絶縁が行われた支持関係が具現される。
一方、第2下方絶縁部材530は第1キャビネット110の第1下面パネルが絶縁性物質からなる第1下方絶縁部材510で形成されることが難しい状況で有利に活用できる。
例えば、上述したように、第1処理装置10は電気エネルギーなどを消費する加熱装置を含む乾燥機であるか、又は第1処理装置10内に高熱を発生させる加熱装置が含まれる場合、特に加熱装置が第1下面パネル119の上側のベースキャビネット15に設けられる場合、第1下面パネル119が絶縁性物質を含む第1下方絶縁部材510で形成されると、加熱装置の熱によって第1下方絶縁部材510が熱害を受けることができる。
この場合、第1キャビネット110は第1下面パネル119が第1下方絶縁部材510とは異なり、金属性素材を含めて耐熱性が強化されるか、第2下方絶縁部材530を第1下面パネル119に結合することにより第1処理装置10及び第2処理装置20の間の電気的絶縁と同時に安定した支持構造を具現することができる。
一方、本発明の一実施例は、上述したように、第1側面パネル115が下部延長部550を含み、下部延長部550は第1下面パネル119よりも下方に延びて絶縁支持部532の少なくとも一部を側方向(Y)に遮蔽する。
これにより、第2下方絶縁部材530が設けられても第1側面パネル115及び第2側面パネル125の間の離隔を最小化することができ、第2下方絶縁部材530などを外部から遮蔽できるので、ユーザのデザイン満足度が向上され、第1側面パネル115及び第2側面パネル125の間の一体感を形成してデザイン完成度を向上させることができる。
一方、図32を参考にすると、第2下方絶縁部材530が設けられる場合、上述したように、下部延長部550は第2側面パネル125から離隔することにより第1側面パネル115及び第2側面パネル125の間の電気的分離が行われる。
一方、上述したように、第2キャビネット120は上面が開放され、第2下方絶縁部材530は絶縁突出部534をさらに含む。絶縁突出部534は第1下面パネル119から突出して第2キャビネット120の開放された上面を介して第2側面パネル125を側方向(Y)に支持する。
これにより、本発明の一実施例においては、第2下方絶縁部材530の絶縁支持部532によって第1キャビネット110及び第2キャビネット120の間を離隔し、第1キャビネット110が第2キャビネット120上で安定して支持されると同時に、絶縁突出部534によって第1キャビネット110が第2キャビネット120上で側方向(Y)に移動せず、安定して固定される。
本発明では特定の実施例について説明しているが、以下の特許請求の範囲により提供される本発明の技術的思想の範囲内で本発明を様々に改良及び変化できることは当業者にとって自明であろう。