JP2021122147A - 指令付き物理ランダムアクセスチャネルリソース管理 - Google Patents

指令付き物理ランダムアクセスチャネルリソース管理 Download PDF

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Abstract

【課題】ワイヤレス通信における指令付き物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号のための送信リソース管理方法及び装置を提供する。【解決手段】基地局によって実行される方法は、より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を第1のユーザ機器(UE)によって送信するための送信リソースのセットの指示を提供するステップと、スケジュールされたPRACHを送信するために、コマンドを第1のUEに送信するステップとを含む。【選択図】図14

Description

関連出願の相互参照
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2016年5月13日に出願された米国仮出願第62/336,548号の利益を主張する、2017年5月9日に出願された米国出願第15/591,082号の優先権を主張する。
本開示のいくつかの態様は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、指令付き(ordered)物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号のための送信リソース管理に関する。
音声、データなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために、ワイヤレス通信システムが広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、LTEアドバンストを含む第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのワイヤレスデバイスのための通信をサポートすることができるいくつかの基地局を含み得る。ワイヤレスデバイスは、ユーザ機器(UE)を含み得る。いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC)UEと見なされる場合があり、MTC UEは、基地局、別のリモートデバイス、または何らかの他のエンティティと通信し得るリモートデバイスを含み得る。マシンタイプ通信(MTC)は、通信の少なくとも一端上の少なくとも1つのリモートデバイスを伴う通信を指す場合があり、必ずしも人間の対話を必要とするとは限らない1つまたは複数のエンティティを伴うデータ通信の形態を含み得る。MTC UEは、たとえば、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)を介したMTCサーバおよび/または他のMTCデバイスとのMTC通信が可能なUEを含み得る。
3GPP TS 36.211「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」 3GPP TS 36.213「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures」
本開示のシステム、方法、およびデバイスはそれぞれ、いくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様だけが、その望ましい属性を担うわけではない。以下の特許請求の範囲によって表される本開示の範囲を限定することなく、いくつかの特徴についてここで簡潔に説明する。この説明を考慮した後、また特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読んだ後、本開示の特徴が、ワイヤレスネットワーク内のアクセスポイントと局との間の改善された通信を含む利点をどのようにもたらすかが理解されよう。
本開示のいくつかの態様は、基地局(BS)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を第1のユーザ機器(UE)によって送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を提供するステップと、スケジュールされたPRACHを送信するために、第1のコマンドを第1のUEに送信するステップとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を基地局(BS)に送信するために、BSからコマンドを受信するステップと、より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされたPRACH信号をBSに送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を取得するステップと、指示された送信リソースを使用して、PRACH信号をBSに送信するステップとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を第1のユーザ機器(UE)によって送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を提供し、スケジュールされたPRACH信号を送信するために、第1のコマンドを第1のUEに送信するように構成された処理システムと、プロセッサと結合されたメモリとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を基地局(BS)に送信するために、BSからコマンドを受信し、より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされたPRACH信号をBSに送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を取得し、指示された送信リソースを使用して、PRACH信号をBSに送信するように構成された処理システムと、処理システムと結合されたメモリとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を第1のユーザ機器(UE)によって送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を提供するための手段と、スケジュールされたPRACHを送信するために、第1のコマンドを第1のUEに送信するための手段とを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般に、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を基地局(BS)に送信するために、BSからコマンドを受信するための手段と、より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされたPRACH信号をBSに送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を取得するための手段と、指示された送信リソースを使用して、PRACH信号をBSに送信するための手段とを含む。
本開示のいくつかの態様は、処理システムによって実行されると、処理システムに動作を実行させる命令を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータ可読媒体を提供する。動作は、一般に、より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を第1のユーザ機器(UE)によって送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を提供するステップと、スケジュールされたPRACHを送信するために、第1のコマンドを第1のUEに送信するステップとを含む。
本開示のいくつかの態様は、処理システムによって実行されると、処理システムに動作を実行させる命令を備える、ワイヤレス通信のためのコンピュータ可読媒体を提供する。動作は、一般に、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を基地局(BS)に送信するために、BSからコマンドを受信するステップと、より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされたPRACH信号をBSに送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を取得するステップと、指示された送信リソースを使用して、PRACH信号をBSに送信するステップとを含む。
方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、および処理システムを含む多数の他の態様が提供される。
本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にその一部が示される態様を参照することによって、上記で簡潔に要約した内容についてより具体的な説明を行う場合がある。しかしながら、この説明は他の等しく有効な態様に通じ得るので、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。
本開示のいくつかの態様による、例示的なワイヤレス通信ネットワークを概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信している発展型ノードB(eNB)の一例を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいて使用するための特定の無線アクセス技術(RAT)の例示的なフレーム構造を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ノーマルサイクリックプレフィックスを有するダウンリンクのための例示的なサブフレームフォーマットを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、LTEなどの広帯域システム内でのMTC共存の一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、LTEなどの広帯域システム内でのMTC共存の一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、UL狭帯域領域へのDL狭帯域領域の例示的なマッピングを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、例示的な物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を概略的に示す図である。 本開示のいくつかの態様による、PRACH信号のために確保されたリソースのセットを概略的に示す図である。 本開示のいくつかの態様による、PRACH信号のために確保されたリソースのセットを概略的に示す図である。 本開示のいくつかの態様による、PRACH信号のために確保されたリソースのセットを概略的に示す図である。 本開示のいくつかの態様による、PRACH信号のために確保されたリソースのセットを概略的に示す図である。 本開示のいくつかの態様による、データ送信およびスケジュールされたPRACH信号のために確保されたリソースのセットを概略的に示す図である。 本開示のいくつかの態様による、BSによって実行され得るワイヤレス通信のための例示的な動作を示す図である。 図13に示す動作を実行することが可能な例示的な手段を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、UEによって実行され得るワイヤレス通信のための例示的な動作を示す図である。 図14に示す動作を実行することが可能な例示的な手段を示す図である。
本開示の態様は、低コスト(LC)マシンタイプ通信(MTC)デバイス、LC拡張MTC(eMTC)デバイスなどの、制限された通信リソースを有するデバイス用の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号をスケジュールするための技法および装置を提供する。MTCデバイスおよびeMTCデバイスは、ページングメッセージおよびRARメッセージを搬送するMTC物理ダウンリンク制御チャネル(MPDCCH)送信を受信し得る。MTCデバイスおよびeMTCデバイスは、時間および周波数送信リソースの探索空間においてMPDCCH候補を復号しようと試み得る。MPDCCHは、共通探索空間(CSS:common search space)において送信され得る。基地局は、受信UEのカバレージ拡張(CE)レベルおよび/または物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)を送信するときにUEによって使用されるサブバンドに少なくとも部分的に基づいて選択されたCSSにおいて、ページングメッセージおよびRARメッセージを搬送するMPDCCHを送信し得る。MTCデバイスおよびeMTCデバイスなどの特定のデバイスのカバレージを拡張するために、特定の送信が、たとえば、複数のサブフレームを介して送信される同じ情報とともに送信のバンドルとして送られる「バンドリング」が利用され得る。
したがって、以下でより詳細に説明するように、本明細書で提示する技法は、セルが最高15dBのCEを達成するようにバンドルされるページングメッセージおよびRARメッセージを送信し、MTCデバイスがこれらのメッセージを受信することを可能にし得る。加えて、本明細書で提示する技法は、セルが1つのサブフレームにおいてページングメッセージとRARメッセージの両方を送信することを必要とする、ページングメッセージとRARメッセージとの間の衝突と呼ばれることがある状況において、セルがページングメッセージおよびRARメッセージを送信し、MTCデバイスがこれらのメッセージを受信することを可能にし得る。
本明細書で説明する技法は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワークなどの様々なワイヤレス通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(W-CDMA)、時分割同期CDMA(TD-SCDMA)、およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方における3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE-A)は、ダウンリンク上ではOFDMAを用い、アップリンク上ではSC-FDMAを用いるE-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-AおよびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。新生の電気通信規格の一例は、ニューラジオ(NR)、たとえば、5G無線アクセスである。NRは、3GPPによって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善し、コストを下げ、サービスを改善し、新しいスペクトルを利用し、ダウンリンク(DL)上およびアップリンク(UL)上でサイクリックプレフィックス(CP)とともにOFDMAを使用する他のオープン規格とより良く統合することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートし、ならびに、ビームフォーミング、MIMOアンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートするように設計されている。いくつかの次世代のNRまたは5Gネットワークは、UEなどの複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。LTEまたはLTE-Aネットワークでは、1つまたは複数の基地局のセットはeノードB(eNB)を定義してもよい。他の例では(たとえば、次世代または5Gネットワークでは)、ワイヤレス多元接続通信システムは、いくつかの中央ユニット(たとえば、中央ノード(CN:central node)、アクセスノードコントローラ(ANC:access node controller)など)と通信しているいくつかの分散ユニット(たとえば、エッジユニット(EU:edge unit)、エッジノード(EN:edge node)、ラジオヘッド(RH:radio head)、スマートラジオヘッド(SRH:smart radio head)、送信受信ポイント(TRP:transmission reception point)など)を含んでもよく、中央ユニットと通信している1つまたは複数の分散ユニットのセットは、アクセスノード(たとえば、ニューラジオ基地局(NR BS:new radio base station)、ニューラジオノードB(NR NB:new radio node-B)、ネットワークノード、gNBなど)を定義してもよい。基地局またはDUは、(たとえば、基地局または分散ユニットからUEへの送信のための)ダウンリンクチャネルおよび(たとえば、UEから基地局または分散ユニットへの送信のための)アップリンクチャネル上でUEのセットと通信し得る。本明細書で説明する技法は、上述のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に使用され得る。明快のために、本技法のいくつかの態様について、以下ではLTE/LTE-Aに関して説明し、以下の説明の大部分において、LTE/LTE-A用語が使用される。LTEおよびLTE-Aは、一般にLTEと呼ばれる。
図1は、本開示の態様が実践され得る、基地局(BS)およびユーザ機器(UE)を有する例示的なワイヤレス通信ネットワーク100を示す。
たとえば、ワイヤレス通信ネットワーク100内の特定のUE(たとえば、LC MTC UE、LC eMTC UEなど)のための1つまたは複数のページング手順拡張がサポートされ得る。本明細書で提示する技法によれば、ワイヤレス通信ネットワーク100内のBSおよびLC UEは、ワイヤレス通信ネットワーク100によってサポートされる利用可能なシステム帯域幅から、LC UEがワイヤレス通信ネットワーク100内のBSから送信されたバンドルされたページングメッセージについてどの狭帯域領域を監視すべきかを決定することが可能であり得る。また、本明細書で提示する技法によれば、ワイヤレス通信ネットワーク100内のBSおよび/またはLC UEは、ワイヤレス通信ネットワーク100内の1つまたは複数のトリガに基づいてページングメッセージのバンドリングサイズを決定するおよび/または適合させることが可能であり得る。
ワイヤレス通信ネットワーク100は、LTEネットワークまたは何らかの他のワイヤレスネットワークであり得る。ワイヤレス通信ネットワーク100は、いくつかの発展型ノードB(eNB)110と他のネットワークエンティティとを含み得る。eNBは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、ノードB、アクセスポイント(AP)などと呼ばれることもある。各eNBは、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用される文脈に応じて、eNBのカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアにサービスするeNBサブシステムを指すことができる。
eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることができる。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーすることができ、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることができる。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)内のUE)による制限付きアクセスを可能にすることができる。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれることがある。フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と呼ばれることがある。図1に示す例では、eNB110aはマクロセル102aのためのマクロeNBであってもよく、eNB110bはピコセル102bのためのピコeNBであってもよく、eNB110cはフェムトセル102cのためのフェムトeNBであってもよい。eNBは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。
ワイヤレス通信ネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、上流局(たとえば、eNBまたはUE)からデータの送信を受信し、データの送信を下流局(たとえば、UEまたはeNB)に送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEに対する送信を中継することができるUEであり得る。図1に示す例では、中継(局)eNB110dは、eNB110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、マクロeNB110aおよびUE120dと通信し得る。中継局は、中継eNB、中継基地局、リレーなどと呼ばれることもある。
ワイヤレス通信ネットワーク100は、異なるタイプのeNB、たとえば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継eNBなどを含む異種ネットワークであり得る。これらの異なるタイプのeNBは、ワイヤレス通信ネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、および干渉に対する異なる影響を有し得る。たとえば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(たとえば、5〜40W)を有し得るが、ピコeNB、フェムトeNB、および中継eNBは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1〜2W)を有し得る。
ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合することができ、これらのeNBの協調および制御を行うことができる。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してeNBと通信し得る。eNBはまた、たとえば、ワイヤレスバックホールまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に互いと通信し得る。
UE120(たとえば、120a、120b、120c)は、ワイヤレス通信ネットワーク100全体にわたって分散されてもよく、各UEは、固定またはモバイルであり得る。UEは、アクセス端末、端末、移動局(MS)、加入者ユニット、局(STA)などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、スマートフォン、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、ナビゲーションデバイス、ゲームデバイス、カメラ、車両デバイス、ドローン、ロボット/ロボティックデバイス、ウェアラブルデバイス(たとえば、スマートウォッチ、スマートクロージング、スマートリストバンド、スマートリング、スマートブレスレット、スマートグラス、仮想現実ゴーグル)などであり得る。MTC UEは、センサー、メーター、モニタ、ロケーションタグ、ドローン、トラッカー、ロボット/ロボティックデバイスなどのデバイスを含む。UEは、あらゆるモノのインターネット(IoE)またはモノのインターネット(IoT)(たとえば、狭帯域IoT(NB-IoT))デバイスとして実装され得る。
ワイヤレス通信ネットワーク100(たとえば、LTEネットワーク)内の1つまたは複数のUE120はまた、たとえば、LC MTC UE、LC eMTC UEなどの低コスト(LC)、低データレートデバイスであり得る。LC UEは、LTEネットワーク内のレガシーUEおよび/またはアドバンストUEと共存することができ、ワイヤレスネットワーク内のその他のUE(たとえば、非LC UE)と比較すると制限されている1つまたは複数の能力を有し得る。たとえば、LTEネットワーク内のレガシーUEおよび/またはアドバンストUEと比較すると、LC UEは、以下のうちの1つまたは複数、すなわち、(レガシーUEに対する)最大帯域幅の低減、単一の受信無線周波数(RF)チェーン、ピークレートの低減、送信電力の低減、ランク1送信、半二重動作などとともに動作し得る。本明細書で使用する、MTCデバイス、eMTCデバイスなどの、制限された通信リソースを有するデバイスは、一般にLC UEと呼ばれる。同様に、(たとえば、LTE内の)レガシーUEおよび/またはアドバンストUEなどのレガシーデバイスは、一般に非LC UEと呼ばれる。
図2は、それぞれ、図1のBS/eNB110のうちの1つおよびUE120のうちの1つであり得る、BS/eNB110およびUE120の設計のブロック図である。BS110はT個のアンテナ234a〜234tを備えてもよく、UE120はR個のアンテナ252a〜252rを備えてもよく、ただし、一般にT≧1およびR≧1である。
BS110において、送信プロセッサ220は、データソース212から1つまたは複数のUEのためのデータを受信し、UEから受信されたチャネル品質インジケータ(CQI)に基づいて各UE用の1つまたは複数の変調およびコーディング方式(MCS)を選択し、UE用に選択されたMCSに基づいて各UE用のデータを処理(たとえば、符号化および変調)し、データシンボルをすべてのUEに与え得る。送信プロセッサ220はまた、(たとえば、半静的リソース区分情報(SRPI:semi-static resource partitioning information)などについての)システム情報および制御情報(たとえば、CQI要求、許可、上位レイヤシグナリングなど)を処理し、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを与え得る。送信プロセッサ220はまた、基準信号(たとえば、共通基準信号(CRS))および同期信号(たとえば、1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS))用の基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、該当する場合はデータシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a〜232tに与え得る。各MOD232は、(たとえば、OFDM用などに)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各MOD232は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器232a〜232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ234a〜234tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ252a〜252rは、BS110および/または他のBSからダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)254a〜254rに与え得る。各DEMOD254は、その受信信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各DEMOD254は、(たとえば、OFDM用などに)入力サンプルをさらに処理して、受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a〜254rから受信シンボルを取得し、該当する場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを与え得る。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に与え、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に与え得る。チャネルプロセッサは、基準信号受信電力(RSRP)、受信信号強度インジケータ(RSSI)、基準信号受信品質(RSRQ)、CQIなどを決定し得る。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からデータを受信および処理し、コントローラ/プロセッサ280から(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを含む報告のための)制御情報を受信および処理し得る。送信プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号用の基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、該当する場合はTX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、(たとえば、SC-FDM、OFDM用などに)MOD254a〜254rによってさらに処理され、BS110に送信され得る。BS110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、DEMOD232によって処理され、該当する場合はMIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送られた復号されたデータおよび制御情報を取得し得る。受信プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に与え得る。BS110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130と通信し得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294と、コントローラ/プロセッサ290と、メモリ292とを含み得る。
コントローラ/プロセッサ240および280は、それぞれBS110およびUE120における動作を指示し得る。たとえば、BS110におけるコントローラ/プロセッサ240ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、図13に示す動作および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行または指示し得る。同様に、UE120におけるコントローラ/プロセッサ280ならび/または他のプロセッサおよびモジュールは、図14に示す動作および/または本明細書で説明する技法のためのプロセスを実行または指示し得る。メモリ242および282は、それぞれBS110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ246は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
図3は、LTEにおけるFDD用の例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々の送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有することができ、0〜9のインデックスを有する10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは、2つのスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0〜19のインデックスを有する20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図2に示すように)ノーマルサイクリックプレフィックスの場合は7つのシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。各サブフレームにおける2L個のシンボル期間は、0〜2L-1のインデックスを割り当てられ得る。
LTEでは、eNBは、eNBによってサポートされるセルごとのシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいて、ダウンリンク上で1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS)を送信することができる。PSSおよびSSSは、図3に示すように、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する各無線フレームのサブフレーム0および5中のシンボル期間6および5において送信され得る。PSSおよびSSSは、セル探索および獲得のためにUEによって使用され得る。eNBは、eNBによってサポートされるセルごとのシステム帯域幅にわたってセル固有基準信号(CRS)を送信し得る。CRSは、各サブフレームのいくつかのシンボル期間において送信されることがあり、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実行するためにUEによって使用されることがある。eNBはまた、いくつかの無線フレームのスロット1中のシンボル期間7〜10において物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送信し得る。PBCHは、何らかのシステム情報を搬送し得る。eNBは、いくつかのサブフレーム中の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で、システム情報ブロック(SIB)などの他のシステム情報を送信し得る。eNBは、サブフレームの最初のBシンボル期間において物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で制御情報/データを送信することができ、ここで、Bはサブフレームごとに構成可能であり得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間においてPDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信し得る。eNBは、サブフレームの任意のシンボル期間において拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)上で制御情報/データを送信し得る。
LTEにおけるPSS、SSS、CRS、およびPBCHは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211に記載されている。
図4は、ノーマルサイクリックプレフィックスを有するダウンリンクのための2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示す。ダウンリンクに利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロットにおいて12個のサブキャリアをカバーすることができ、いくつかのリソース要素を含み得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーすることができ、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。
サブフレームフォーマット410は、2つのアンテナを備えたeNBに使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11においてアンテナ0および1から送信され得る。基準信号は、送信機および受信機によってアプリオリに知られている信号であり、パイロットと呼ばれることもある。CRSは、たとえば、セル識別情報(ID)に基づいて生成される、セルに固有の基準信号である。図4では、ラベルRaを有する所与のリソース要素について、アンテナaからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されることがあり、他のアンテナからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されないことがある。サブフレームフォーマット420は、4つのアンテナを備えたeNBに使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7および11においてアンテナ0および1から送信され、シンボル期間1および8においてアンテナ2および3から送信され得る。サブフレームフォーマット410と420の両方について、CRSは、セルIDに基づいて決定され得る均等に離間したサブキャリア上で送信され得る。異なるeNBは、そのCRSを、そのセルIDに応じて、同じまたは異なるサブキャリア上で送信し得る。サブフレームフォーマット410と420の両方について、CRSに使用されないリソース要素は、データ(たとえば、トラフィックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用され得る。
インターレース構造は、LTEにおけるFDD用のダウンリンクおよびアップリンクの各々に使用され得る。たとえば、0〜Q-1のインデックスを有するQ個のインターレースが定義されてもよく、ここで、Qは、4、6、8、10、または何らかの他の値に等しくてもよい。各インターレースは、Q個のフレームだけ離間したサブフレームを含み得る。具体的には、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Qなどを含んでもよく、ここで、q∈{0, ..., Q-1}である。
ワイヤレスネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のためにハイブリッド自動再送要求(HARQ)をサポートし得る。HARQの場合、送信機(たとえば、eNB110)は、パケットが受信機(たとえば、UE120)によって正確に復号されるか、または何らかの他の終了条件に遭遇するまで、パケットの1つまたは複数の送信を送ることができる。同期HARQの場合、パケットのすべての送信は、単一のインターレースのサブフレーム中で送られ得る。非同期HARQの場合、パケットの各送信は、任意のサブフレーム中で送られ得る。
UEは、複数のeNBのカバレージ内に位置し得る。そのUEにサービスするために、これらのeNBのうちの1つが選択され得る。サービングeNBは、受信信号強度、受信信号品質、経路損失などの様々な基準に基づいて選択され得る。受信信号品質は、信号対干渉雑音比(SINR)、もしくは基準信号受信品質(RSRQ)、または何らかの他のメトリックによって定量化され得る。UEは、UEが1つまたは複数の干渉eNBからの高い干渉を観測し得る支配的干渉シナリオにおいて動作し得る。
上述のように、ワイヤレス通信ネットワーク(たとえば、ワイヤレス通信ネットワーク100)内の1つまたは複数のUEは、ワイヤレス通信ネットワーク内の他の(非LC)デバイスと比較して制限された通信リソースを有する、LC UEなどのデバイスであり得る。
たとえば、LTE Rel-13におけるいくつかのシステムでは、LC UEは、利用可能なシステム帯域幅内の(たとえば、わずか6つのリソースブロック(RB)の)特定の狭帯域割当てに制限され得る。しかしながら、LC UEは、たとえば、LTEシステム内で共存するために、LTEシステムの利用可能なシステム帯域幅内の異なる狭帯域領域に再同調する(たとえば、動作するおよび/またはキャンプする)ことが可能であってもよい。
LTEシステム内での共存の別の例として、LC UEは、レガシー物理ブロードキャストチャネル(PBCH)(たとえば、一般にセルへの初期アクセスに使用され得るパラメータを搬送するLTE物理チャネル)を(繰り返し)受信し、1つまたは複数のレガシー物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)フォーマットをサポートすることが可能であってもよい。たとえば、LC UEは、複数のサブフレームにわたるPBCHの1つまたは複数の追加の繰返しを伴うレガシーPBCHを受信することが可能であってもよい。別の例として、LC UEは、(たとえば、サポートされた1つまたは複数のPRACHフォーマットを有する)PRACHの1つまたは複数の繰返しをLTEシステム内のeNBに送信することが可能であってもよい。PRACHは、LC UEを識別するために使用され得る。また、繰り返されるPRACH試行の数はeNBによって構成され得る。
LC UEはまた、リンクバジェットが制限されたデバイスであってもよく、そのリンクバジェット制限に基づいて異なる動作モード(たとえば、LC UEとの間で送信される異なる量の繰り返されるメッセージを伴う)で動作してもよい。たとえば、場合によっては、LC UEは、繰返しがほとんどまたはまったくない(たとえば、UEがメッセージの受信および/または送信に成功するために必要とされる繰返しの量は少なくてもよいか、または繰返しは必要ですらないことがある)通常カバレージモードで動作してもよい。代替的に、場合によっては、LC UEは、大量の繰返しがあり得るカバレージ拡張(CE)モードで動作してもよい。たとえば、328ビットペイロードの場合、CEモードのLC UEは、ペイロードの受信に成功するために、ペイロードの150回以上の繰返しを必要とし得る。
場合によっては、たとえば、LTE Rel-13の場合も、LC UEは、そのブロードキャスト送信およびユニキャスト送信の受信に関して制限された能力を有し得る。たとえば、LC UEによって受信されるブロードキャスト送信の最大トランスポートブロック(TB)サイズは、1000ビットに制限され得る。加えて、場合によっては、LC UEは、サブフレーム中で2つ以上のユニキャストTBを受信することが可能ではないことがある。場合によっては(たとえば、上記で説明したCEモードと通常モードの両方の場合)、LC UEは、サブフレーム中で2つ以上のブロードキャストTBを受信することが可能ではないことがある。さらに、場合によっては、LC UEは、サブフレーム中でユニキャストTBとブロードキャストTBの両方を受信することが可能ではないことがある。
MTCの場合、LTEシステム内で共存するLC UEはまた、ページング、ランダムアクセス手順などのいくつかの手順のための新しいメッセージを(たとえば、これらの手順のためにLTE内で使用される従来のメッセージとは対照的に)サポートし得る。言い換えれば、ページング、ランダムアクセス手順などのためのこれらの新しいメッセージは、非LC UEに関連付けられた同様の手順に使用されるメッセージとは別個のものであり得る。たとえば、LTE内で使用される従来のページングメッセージと比較して、LC UEは、非LC UEが監視および/または受信することが可能ではないことがあるページングメッセージを監視および/または受信することが可能であってもよい。同様に、従来のランダムアクセス手順において使用される従来のランダムアクセス応答(RAR)メッセージと比較して、LC UEは、やはり非LC UEによって受信されることが可能ではないことがあるRARメッセージを受信することが可能であってもよい。LC UEに関連付けられた新しいページングメッセージおよびRARメッセージはまた、1回または複数回繰り返される(たとえば、「バンドルされる」)ことがある。加えて、新しいメッセージの異なる数の繰返し(たとえば、異なるバンドリングサイズ)がサポートされ得る。
広帯域システム内での例示的なMTC共存
上述のように、MTC動作および/またはeMTC動作は、(たとえば、LTEまたは何らかの他のRATと共存して)ワイヤレス通信ネットワークにおいてサポートされ得る。図5Aおよび図5Bは、たとえば、MTC動作中のLC UEがLTEなどの広帯域システム内でどのように共存し得るかの一例を示す。
図5Aの例示的なフレーム構造に示すように、MTC動作および/またはeMTC動作に関連付けられたサブフレーム510は、LTE(または何らかの他のRAT)に関連付けられた通常のサブフレーム520と時分割多重化(TDM)され得る。
追加または代替として、図5Bの例示的なフレーム構造に示すように、MTCにおけるLC UEによって使用される1つまたは複数の狭帯域領域560、562は、LTEによってサポートされるより広い帯域幅550内で周波数分割多重化され得る。各狭帯域領域が合計で6つのRB以下である帯域幅にわたる、複数の狭帯域領域は、MTC動作および/またはeMTC動作についてサポートされ得る。場合によっては、MTC動作における各LC UEは、一度に1つの狭帯域領域内で(たとえば、1.4MHzまたは6つのRBにおいて)動作し得る。しかしながら、MTC動作におけるLC UEは、任意の所与の時間に、より広いシステム帯域幅内の他の狭帯域領域に再同調することができる。いくつかの例では、複数のLC UEは、同じ狭帯域領域によってサービスされ得る。他の例では、複数のLC UEは、(たとえば、各狭帯域領域が6つのRBにわたる)異なる狭帯域領域によってサービスされ得る。さらに他の例では、LC UEの異なる組合せは、1つもしくは複数の同じ狭帯域領域および/または1つもしくは複数の異なる狭帯域領域によってサービスされ得る。
LC UEは、様々な異なる動作のために狭帯域領域内で動作(たとえば、監視/受信/送信)し得る。たとえば、図5Bに示すように、サブフレーム552の(たとえば、広帯域データのわずか6つのRBにわたる)第1の狭帯域領域560は、ワイヤレス通信ネットワーク内のBSからのPSS、SSS、PBCH、MTCシグナリング、またはページング送信のいずれかについて、1つまたは複数のLC UEによって監視され得る。領域556および558は、データを他のUE(たとえば、非LC UE)に送信するためにBSによって使用され得る。同じく図5Bに示すように、サブフレーム554の(たとえば、同じく広帯域データのわずか6つのRBにわたる)第2の狭帯域領域562は、BSによるシグナリングにおいて以前に構成されたRACHメッセージまたはデータをLC UEおよび/または他のLC UEのうちの1つまたは複数に送信するためにBSによって使用され得る。LC UEは、第1の狭帯域領域を監視した後で受信するために第2の狭帯域領域に再同調していることがある。領域559は、データを他のUE(たとえば、非LC UE)に送信するためにBSによって使用され得る。
本明細書で説明する例は6つのRBの狭帯域を想定しているが、当業者であれば、本明細書で提示する技法は異なるサイズの狭帯域領域にも適用され得ることを認識されよう。
MTCのための例示的な狭帯域管理
上述のように、たとえば、LTE Rel-12などのいくつかのシステムでは、MTC(たとえば、eMTC)用の狭帯域動作がサポートされ得る。MTC用の狭帯域動作をサポートするセルは、ダウンリンク(DL)動作およびアップリンク(UL)動作用の異なるシステム帯域幅を有し得る。異なるDLシステム帯域幅(SB)およびULシステム帯域幅(SB)を有するセルは、ULシステム帯域幅を狭帯域領域に編成するために使用されるやり方とは異なるやり方で、DLシステム帯域幅を狭帯域領域に編成し得る。したがって、本開示の態様は、DLシステム帯域幅およびULシステム帯域幅を狭帯域領域に編成するための技法を提供する。
MTC UEおよびレガシーUE用の狭帯域動作をサポートするセルは、レガシーUEからレガシーPUCCH送信を受信し得る。レガシーPUCCH送信は、セルのULシステム帯域幅のいずれかまたは両方のエッジにおいて送信され得る。したがって、本開示の態様は、レガシーPUCCH送信が使用するためのUL狭帯域領域中に含まれる送信リソースを確保する技法を提供する。同様の確保は、他のレガシーDL信号またはチャネルが使用するためのDL狭帯域領域にも適用され得る。
MTC用の狭帯域動作をサポートするセルは、サウンディング基準信号(SRS)の送信もサポートし得る。SRSを送信するための定義された現行の最小帯域幅は4つのRBである。しかしながら、上述のように、狭帯域領域の帯域幅は6つのRBである。6つのRBは4つのRBで割り切れないという事実は、6RBベースの狭帯域動作において4つのRBを使用してSRS送信を管理するうえでの課題を提示する。したがって、本開示の態様は、(たとえば、MTC用の)狭帯域動作をサポートするセルにおいてSRSを送信するための送信リソースを割り当てるための技法を提供する。
FDDで動作するセルは、そのセルのULシステム帯域幅とは異なるサイズであるDLシステム帯域幅を有し得る。たとえば、セルは、10MHzのシステム帯域幅においてDL動作を実行し、5MHzシステム帯域幅においてUL動作を実行し得る。MTC動作およびMTC UEをサポートするために、セルは、DLシステム帯域幅およびULシステム帯域幅を狭帯域領域に編成し得る。セルを制御するeNBまたは他のBSは、MTC UEがeNBからの信号を監視するために、DL狭帯域領域をそのMTC UEに割り当て得る。同様に、eNB(または他のBS)は、MTC UEがUL信号を送信するときに使用するために、UL狭帯域領域をそのMTC UEに割り当て得る。本例では、セルは、ULシステム帯域幅を4つのUL狭帯域領域に編成する一方で、DLシステム帯域幅を8つのDL狭帯域領域に編成し得る。
BS(たとえば、eNBまたはセル)が狭帯域領域に編成されたセルのDLシステム帯域幅およびULシステム帯域幅でMTC UEをサポートするとき、BSは、DL狭帯域領域をMTC UEに割り当てることがそのMTC UEへのUL狭帯域領域の割当てを暗示するように、DL狭帯域領域とUL狭帯域領域との間のマッピングを確立し得る。マッピングを有することで、BSがセル内のリソースのスケジューリングを簡略化することが可能になり、たとえば、BSは、UL狭帯域領域上のMTC UEへの対応するDL狭帯域領域上での送信のACK/NAKを予想することができる。同様に、MTC UEは、そのMTC UEに対する割り当てられたDL狭帯域領域上でのDL送信を監視し、対応するUL狭帯域領域上での送信で応答する。
本開示の態様によれば、BSによってUL狭帯域領域およびDL狭帯域領域をマッピングするための技法が提供される。BSは、BSによってサポートされるULシステム帯域幅およびDLシステム帯域幅の最小サイズを決定し、決定されたサイズに編成され得る狭帯域領域の数を決定し、次いで、DLシステム帯域幅とULシステム帯域幅の両方をその数の狭帯域領域に編成し得る。次いで、BSは、各DL狭帯域領域を1つのUL狭帯域領域にマッピングし得る。たとえば、セルは、10MHzのシステム帯域幅においてDL動作を実行し、5MHzシステム帯域幅においてUL動作を実行し得る。本例では、BSは、ULシステム帯域幅およびDLシステム帯域幅の最小サイズが5MHzであると決定し、次いで、BSが5MHzシステム帯域幅において4つの狭帯域領域を編成することができると決定し得る。依然として本例では、BSは、次いで、DLシステム帯域幅において4つのDL狭帯域領域を、ULシステム帯域幅において4つのUL狭帯域領域を編成し、各DL狭帯域領域を1つのUL狭帯域領域にマッピングし得る。
図6は、上記で説明したように、UL狭帯域領域へのDL狭帯域領域の例示的なマッピング600を示す。そのようなマッピングは、図1のeNB110aによって用いられ得る。図6は、一見したところ同じ周波数範囲内にあるDLシステム帯域幅610およびULシステム帯域幅650を示しているが、DLシステム帯域幅およびULシステム帯域幅は、FDDを使用するセルでは異なる周波数範囲にある。DLシステム帯域幅610は10MHzまたは50個のRB幅であり、ULシステム帯域幅650は5MHzまたは25個のRB幅である。DLシステム帯域幅610およびULシステム帯域幅650を動作させる一方でMTC UEをサポートするBSは、ULシステム帯域幅650がDLシステム帯域幅610よりも小さいと決定し得る(ULシステム帯域幅650の5MHzサイズは、ULシステム帯域幅650およびDLシステム帯域幅610の最小サイズである)。次いで、BSは、BSがULシステム帯域幅650から4つの狭帯域領域652、654、656、および658を編成することができると決定し得る。次いで、BSは、DLシステム帯域幅から4つの狭帯域領域を編成することを決定し、DLシステム帯域幅からDL狭帯域領域612、614、616、および618を編成し得る。次いで、BSは、DL狭帯域領域612をUL狭帯域領域652に、DL狭帯域領域614をUL狭帯域領域654に、DL狭帯域領域616をUL狭帯域領域656に、DL狭帯域領域618をUL狭帯域領域658にマッピングし得る。
例示的な指令付き物理ランダムアクセスチャネルリソース管理
上述のように、LTE Rel-12においてLC MTC UEが導入された。MTC動作をサポートするために、LTEリリース13(Rel-13)において追加の拡張が行われ得る。たとえば、MTC UEは、より広いシステム帯域幅(たとえば、1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHz)内の1.4MHzまたは6つのRBの狭帯域領域において動作(たとえば、監視、送信、および受信)することが可能であり得る。第2の例として、基地局およびMTC UEは、いくつかの技法、たとえば、バンドリングによって最高20dBのカバレージ拡張(CE)をサポートし得る。カバレージ拡張(coverage enhancement)は、カバレージ拡張(coverage extension)および範囲拡張(range extension)と呼ばれることもある。
UEが、そのUEが現在接続されていないセルと接続する必要があるとき、UEおよびセルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)手順と呼ばれるメッセージの交換に関与する。例示的なRACH手順では、UEは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号(RACH手順のメッセージ1(Msg1)と呼ばれることがある)をPRACH信号のために確保された送信リソースのセット(PRACH領域と呼ばれることがある)において送信し、次いで、セルは、ダウンリンク共有チャネル(DL-SCH)上で搬送されるランダムアクセス応答(RAR)メッセージ(RACH手順のメッセージ2(Msg2)と呼ばれることがある)でPRACH信号に応答する。UEは、RRC接続要求メッセージ(RACH手順のメッセージ3(Msg3)と呼ばれることがある)でRARメッセージに応答し、セルは、競合解消メッセージ(RACH手順のメッセージ4(Msg4)と呼ばれることがある)でMsg3に応答する。次いで、UEはセルと接続される。
現行(たとえば、LTE Rel-12)のワイヤレス技術では、MTCデバイスによって送信されるPRACH信号は、第1のホッピングパターンを使用する4つのシンボルの第1のグループと、第1のホッピングパターンを使用するが、ランダムグループホッピング値だけ第1のグループからオフセットされる4つのシンボルの第2のグループとを含む。
図7は、本開示の態様による、例示的なPRACH信号700を概略的に示す。第1のグループ704a内の4つのシンボル702a〜702dが(たとえば、UEによって)送信され、次いで、ランダムグループホッピングが適用され、第1のグループの場合と同じホッピングパターンを有するシンボル702e〜702hの第2のグループ704bが(たとえば、UEによって)送信される。曲線706は、グループ704a内のシンボル702aとグループ704b内のシンボル702eとの間の対応を示す。同様に、シンボル702bはシンボル702fに対応し、シンボル702cはシンボル702gに対応し、シンボル702dはシンボル702hに対応する。
PRACH信号(たとえば、図7に示すPRACH信号700)のトーン間隔は、3.75kHzであり得る。PRACH信号内のシンボルは、両方ともLTEシステムにおけるデータ送信に使用されるサイクリックプレフィックス(CP)長とは異なる、66.7マイクロ秒(μs)または266.7μsのCP長を使用し得る。
UEがランダムアクセス手順を開始するとき、UEは、PRACH信号送信のためにセル内で確保されたリソースから1つのリソース(たとえば、トーン)をランダムに選択し、そのリソースを使用してPRACH信号を送信する。UEは、セルによって送信された1つまたは複数のシステム情報ブロック(SIB)を受信および復号することによって、セル内のどのリソースがPRACH信号のために確保されるかを決定し得る。
図8は、本開示の態様による、PRACH信号(たとえば、PRACH領域)のために(たとえば、BSによって、セルによって)確保されたリソースのセット800の概略図である。周波数領域802は、RACH手順のMsg3がシングルトーンメッセージであることを意図するUEによって使用されるべきトーンのセットである。たとえば、MTC UEは、MTC UEがセルからMsg2を受信した後にシングルトーンMsg3を送信することができるように、RACH手順のMsg1を送信するときに周波数領域802からリソースを選択してもよい。周波数領域804は、RACH手順のMsg3がマルチトーンメッセージであることを意図するUEによって使用されるべきトーンのセットである。セルは、PRACH信号のために確保されたリソースをより広いシステム帯域幅から選択してもよく、セルは、PRACH信号のために確保されたリソースの指示を1つまたは複数のSIBにおいて送信してもよい。
時として、UEは、サービングセルとの接続モードであるが、UEのサービングセルセルとの同期(たとえば、アップリンク同期)を失う場合がある。UEがサービングセルとの同期を失ったとき、サービングBS(たとえば、サービングeNB)は、UEがPRACH信号を送信すべきであることを示すPDCCHをUEに送ることによって、PRACH信号を送信するようUEに要求し得る。現行(たとえば、LTE Rel-12)のワイヤレス技術では、UEは、サービングセルによってPRACH信号のために確保されたリソースからPRACH信号用のリソースをランダムに選択し得る。選択のランダム性により、命令されたPRACH信号(すなわち、ランダムに選択されたリソース上でUEによって送信されたPRACH信号)は、他のUE(たとえば、eNBと接続するUE、PRACH信号を送信するよう命令された他のUE)からのPRACH信号と衝突する可能性がある。
アクティブな受信機(たとえば、電源切断されていない受信機)を有するUEは、典型的には、1つまたは複数の探索空間においてPDCCH(たとえば、EPDCCH、MPDCCH)を監視する。UEは、典型的には、少なくとも1つの共通探索空間(CSS)を監視し、UE固有探索空間(UESS:UE-specific search space)を監視するように構成され得る。探索空間は、連続する制御チャネル要素(CCE:control channel element)のグループのセットを含む。UEは、探索空間内のグループのうちのいずれか1つがUEに向けられるPDCCHを含むかどうかを決定する際に、UEの識別子(たとえば、無線ネットワーク一時識別子(RNTI))を使用する。PDCCHの監視は、公開されており、参照により本明細書に組み込まれる3GPP TS 36.213「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical layer procedures」にさらに記載されている。
本開示の態様によれば、BS(たとえば、eNB)は、PRACH信号の送信用の特定のリソースを、PRACH信号を送信するようBSが命令しているUEに割り当て得る。たとえば、UEにサービスするeNBは、PRACH信号を送信するようUEに命令する(たとえば、指示する)ことをeNBが決定したとき(たとえば、UEにサービスするeNBによってサービスされるセルとの同期をUEが失ったとき)、UEがPRACH信号を送信する際に使用するためのトーンをUEに割り当て得る。
本開示の態様によれば、BS(たとえば、eNB)は、BSによって構成された(たとえば、確保された)PRACH領域内の特定のリソースを使用するようUEに命令し得る。そうするとき、BSは、他のUEがその特定のリソースをPRACH信号を送信するために使用しないことを示すシグナリングを送り得る。
本開示の態様によれば、BS(たとえば、eNB)は、PRACH信号を送信するためにデータ領域(たとえば、図5Bに示す広帯域データ領域556、558、559)内のリソースを使用するようUEに命令し得る。データ領域においてPRACH信号を送信するとき、データ信号(たとえば、セル内の他のUEによって送信されるデータ信号)とは異なるPRACH信号の(たとえば、上述したような)CPおよびトーン間隔は、PRACH信号とデータ信号との間の干渉をもたらすことがある。加えて、(図7を参照しながら上述したような)グループ内の周波数ホッピングおよびランダムグループホッピングは、送信リソースが浪費される(たとえば、データ送信またはPRACH信号に使用されない)ことをもたらすことがある。
本開示の態様によれば、セル(たとえば、セルにサービスするBS)は、PRACH信号のために確保されたリソースのセットを3つの領域にスプリットすることができ、第1の領域は、Msg3がシングルトーンメッセージであることを意図するUEのために確保され、第2の領域は、Msg3がマルチトーンメッセージであることを意図するUEのために確保され、第3の領域は、スケジュールされたPRACH信号(たとえば、PDCCHなどのeNBからのコマンドに応答して送信されるPRACH信号)を送信しているUEのために確保される。
図9は、上述のように、3つの領域に分割された、PRACH信号(たとえば、PRACH領域)のために確保されたリソースのセット900の概略図である。周波数領域902は、RACH手順のMsg3がシングルトーンメッセージであることを意図する、スケジュールされていないPRACH信号を送信するUEによって使用されるべきトーンのセットである。周波数領域904は、RACH手順のMsg3がマルチトーンメッセージであることを意図する、スケジュールされていないPRACH信号を送信するUEによって使用されるべきトーンのセットである。周波数領域906は、スケジュールされたPRACH信号を送信するUEによって使用されるべきトーンのセットである。
本開示の態様によれば、BS(たとえば、eNB)は、スケジュールされたPRACH信号のために確保された送信リソースの領域を示す追加のパラメータを(たとえば、SIBにおいて)送信し得る。たとえば、BSは、PRACH信号のために確保された送信リソースの第1の領域の指示を送信してもよく、追加のパラメータは、第1の領域の境界のうちの1つからのオフセットであってもよく、オフセットは、スケジュールされたPRACH信号のための、第1の領域内の第2の領域を示す。
本開示の態様によれば、BS(たとえば、eNB)は、セルのための半静的リソーススプリットを構成してもよく、送信リソースの領域は、PDCCH指令に応答して、スケジュールされたPRACH信号のために確保される。リソーススプリットは、たとえば、BSによって再構成されるまでセルおよび/またはBSに対して有効であるので、リソーススプリットは半静的と呼ばれることがある。PDCCH指令付きPRACH信号は比較的まれなイベントであり、スケジュールされたPRACH信号用の半静的に割り振られたリソースのセットは、使えなくなることが頻繁にあり、場合によっては、送信リソースの浪費という結果になることがある。
本開示の態様では、BS(たとえば、eNB)は、セルのための半静的リソーススプリットを周期的に更新(たとえば、変更)し、更新されたリソーススプリットに関するシグナリングを(たとえば、SIBまたはMIBにおいて)送信し得る。たとえば、BSは、セルのための半静的リソーススプリットを決定し、そのリソーススプリットの指示を送信し得る。本例では、BSはまた、リソーススプリットを更新するための期間を決定し、その期間の指示を送信し得る。依然として本例では、その期間が経過した後、BSは、半静的リソーススプリットを更新すべきかどうかを決定してもよく、決定がリソーススプリットを更新することである場合、BSは、新しい(たとえば、変更された)リソーススプリットの指示を送信し得る。セル内のUEは、もしあれば半静的リソーススプリットの更新を受信するために、BSによって示される期間に基づいて受信機をアクティブ化することができる。
本開示の態様によれば、BS(たとえば、eNB)は、動的リソーススプリットを構成してもよく、送信リソースの領域は、スケジュールされたPRACH信号を送信するよう1つまたは複数のUEに命令するPDCCHをBSが送ろうとするときにまたはそれに近いときに、スケジュールされたPRACH信号のために確保される。リソーススプリットは、1つまたは複数のUEがスケジュールされたPRACH信号を送信すべきである(たとえば、UEが同期を失った)ことをBSが検出したことに応答して変更され、リソーススプリットの変更は、所定の時間期間の間有効であるので、リソーススプリットは動的と呼ばれることがある。eNBが、スケジュールされたPRACH信号を送信するようUEに命令することを意図するとき、eNBは、PRACHリソースの構成を動的に変更し、ある期間(たとえば、4ms)の間のPRACHリソース変更を含むシグナリングを(たとえば、SIBにおいて)送信することができる。
図10は、上述のように、3つの領域に分割され、経時的に動的に更新される、PRACH信号(たとえば、PRACH領域)のために確保されたリソースのセット1000の概略図である。周波数領域1002a〜1002gは、スケジュールされていないPRACH信号を送信し、RACH手順のMsg3がシングルトーンメッセージであることを意図するUEによって使用されるべき、様々な時間におけるトーンのセットである。周波数領域1004a〜1004gは、スケジュールされていないPRACH信号を送信し、RACH手順のMsg3がマルチトーンメッセージであることを意図するUEによって使用されるべき、様々な時間におけるトーンのセットである。周波数領域1006a〜1006cは、スケジュールされたPRACH信号を様々な時間のうちの示された時間に送信するUEによって使用されるべきBSによって動的に構成されたトーンのセットである。
本開示の態様によれば、BS(たとえば、eNB)は、時間の限定されたセットにおいて、たとえば、特定のシステムフレーム番号(SFN)において、PRACH信号のために確保されたリソースを変更し得る。BSは、たとえば、1つまたは複数のSIBに時間の指示を含めることによって、時間の限定されたセットをシグナリングし得る。UEは、シグナリングを受信し、UEがPRACH信号のために確保されたリソースを変更し得る時間のセットを決定し得る。追加または代替として、時間のセットは、規格および/または仕様に基づいて、BSによっておよびUEによって決定され得る。
本開示の態様によれば、UEによる第1のランダムアクセス試行が失敗した(たとえば、eNBがUEからのPRACH信号に応答しなかった)場合、UEは、第2のPRACH試行がPRACH信号のために確保されたリソースの可能なSIB変更の後である場合、その試行を送信する前に(たとえば、PRACH信号のために確保されたリソースに変更するために)SIBコンテンツをチェックすることができる。たとえば、UEは、ランダムアクセス試行において第1のPRACH信号をBSに送り、ランダムアクセス試行が失敗する。本例では、UEは、BSがPRACH信号のために確保されたリソースを変更し得る時間のセットに関する情報を有する。依然として本例では、UEが第2のランダムアクセス試行を行う前に時間のセットのうちの1つが生じる場合、UEは、BSがPRACH信号のために確保されたリソースを変更したかどうかを決定するために、第1のランダムアクセス試行以降に受信されたSIBコンテンツをチェックし得る。依然として本例では、BSがPRACH信号のために確保されたリソースを変更した場合、UEは、SIBコンテンツに基づいて、第2のランダムアクセス試行用のPRACH信号を送るために使用すべきリソースを決定し得る。
本開示の態様によれば、PDCCH指令付きPRACH信号用のリソーススプリットは、特定の時間に、たとえば、1024フレームごとにのみ生じ得る。これらの態様によれば、eNBは、シグナリングにおいて、たとえば、1つまたは複数のSIBにおいて半静的な時間情報を送信し得る。eNBは、UEがPRACH信号を送信する必要があるとeNBが決定したときはいつでも、UEにPRACH信号を送信させるためにPDCCHコマンドをUEに送ってもよく、UEは、PRACH信号のために確保されたリソースの変更が行われ、スケジュールされたPRACH信号についてリソースを利用可能にするまで、スケジュールされたPRACHを送信するのを待機してもよく、このことは、多くのサブフレームの後になる場合がある。たとえば、図10に示すように、BSは、時間1008においてPRACH信号を送るようUEに命令するPDCCHをUEに送ってもよく、PRACH信号のために確保されたリソースが時間1010において変わり、UEが命令されたPRACH信号を送信するためにリソース1006cを使用することができるので、UEは、命令されたPRACH信号を送信するのを時間1010まで待機してもよい。
図11は、上述のように、BS(たとえば、図1に示すeNB110)によっていくつかの時間に3つの領域に分割された、PRACH信号(たとえば、PRACH領域)のために確保されたリソースのセットを示す例示的なタイムライン1100の概略図である。周波数領域1102は、RACH手順のMsg3がシングルトーンメッセージであることを意図する、スケジュールされていないPRACH信号をBSに送信するUE(たとえば、図1に示すUE120a)によって使用されるべき、様々な時間におけるトーンのセットである。周波数領域1104は、RACH手順のMsg3がマルチトーンメッセージであることを意図する、スケジュールされていないPRACH信号をBSに送信するUEによって使用されるべきトーンのセットである。周波数領域1106は、スケジュールされたPRACH信号を示された時間に送信するUEによって使用されるべきトーンのセットである。一例では、時間1110に、eNBは、スケジュールされたPRACH信号を送信するようUEに要求するPDCCHを送信する。例示的なタイムラインでは、時間1112まで、スケジュールされたPRACH信号のために割り振られたリソースがないので、UEは、時間1112まで、時間1110においてPDCCH中で要求されたスケジュールされたPRACH信号を送信しない。
本開示の態様によれば、PRACH信号を送信するためのPDCCH指令を必要としているUEの数が、スケジュールされたPRACH信号のために確保されたリソースが対応することができるよりも多いとき、BS(たとえば、eNB)は、PRACH信号を送信するためのPDCCH指令を必要とするUEのすべてに対してPDCCH指令を送信しなくてもよく、BSは、残りのUEに、ランダムに選択されたリソースにおいてPRACH信号を送信させてもよい。すなわち、BSは、UEの第1のグループおよびUEの第2のグループがPRACH信号を送る必要がある(たとえば、UEがアップリンク同期を失った)と決定してもよく、BSは、PDCCH指令をUEの第1のグループに送り、UEの第1のグループに、スケジュールされたPRACH信号のために確保されたリソース(たとえば、図11に示すリソース1106)においてPRACH信号を送信させてもよく、BSは、PRACH信号を送るためのコマンドをUEの第2のグループに送らなくてもよい。第2のグループ内の各UEは、UEがPRACH信号を送る必要があるとUEが決定した(たとえば、UEがBSとの同期を失ったとUEが決定した)とき、ランダムに選択されたリソース上でPRACH信号を送ってもよい。
本開示の態様によれば、PRACH信号を送信するためのPDCCH指令を必要としているUEの数が、スケジュールされたPRACH信号のために確保されたリソースが対応することができるよりも多いとき、BS(たとえば、eNB)は、残りのUEがランダムPRACHリソースを使用すべきであり、スケジュールされたPRACHリソースを使用すべきではないことを示すPDCCH指令をそれらのUEに対して送信してもよい。すなわち、BSは、UEの第1のグループおよびUEの第2のグループがPRACH信号を送る必要がある(たとえば、UEがアップリンク同期を失った)と決定してもよく、BSは、第1のグループ内のUEにスケジュールされたPRACH信号のために確保されたリソースにおいてPRACH信号を送らせる、本開示の態様によるPDCCH指令を送ってもよく、BSは、以前から知られている技法によるPDCCH指令を第2のグループ内のUEに送り、第2のグループ内の各UEに、UEによってランダムに選択されたリソース上でPRACH信号を送らせてもよい。
本開示の態様によれば、BS(たとえば、eNB)は、スケジュールされたPRACH信号のためにシステム帯域幅のデータ領域の一部分を利用し得る。すなわち、BSは、PRACH領域においてではなく、システム帯域幅のデータ領域において、スケジュールされたPRACH信号のためのリソースを確保し得る。追加または代替として、BSは、スケジュールされたPRACH信号を送信するようUEに指令するPDCCHにおいて、PRACH信号を送信するときにUEによって使用されるべき、システム帯域幅のデータ領域におけるリソースの指示を含み得る。
図12は、上述のように、いくつかの時間にBS(たとえば、図1のeNB110)によって2つの領域に分割された、データ送信およびスケジュールされたPRACH信号のために確保されたリソースのセットを概略的に示す例示的なタイムライン1200である。周波数領域1202は、データ送信に使用されるべき、様々な時間におけるトーンのセットである。周波数領域1204は、スケジュールされたPRACH信号を示された時間に送信するUEによって使用されるべきトーンのセットである。時間1210において、BSは、スケジュールされたPRACH信号を送信するようUE(たとえば、図1に示すUE120a)、すなわち、UE1に要求するPDCCHを送信する。同様に、時間1212および1214において、BSは、スケジュールされたPRACH信号を送信するよう他のUE、すなわち、UE2およびUE3に要求するPDCCHを送信する。時間1216まで、スケジュールされたPRACH信号のために割り振られたリソースがないので、これらのUE、すなわち、UE1、UE2、およびUE3は、時間1216まで、スケジュールされたPRACH信号を送信しない。
本開示の態様によれば、UEは、図12に示す領域1204などの、スケジュールされたPRACH信号用に再利用されるデータ領域において、スケジュールされたPRACH信号を送信するとき、ランダムグループホッピング(たとえば、図7のグループ704aと704bとの間に示される周波数ホッピング)を無効化し得る。ランダムグループホッピングを無効化することは、いくつかの送信リソースの浪費を回避することができる。
本開示の態様によれば、BS(たとえば、eNB)は、スケジュールされたPRACH信号を命令するPDCCHを送信するのを延期するか、または、それらのPDCCHを直ちに送信するが、UEがスケジュールされたPRACH信号を時間的に一緒に送信するためにグループ化されるまで、UEがPRACH信号の送信を延期することを可能にし得る。スケジュールされたPRACH信号を延期することおよびUEをグループ化することは、いくつかの送信リソースの浪費を回避することができる。
本開示の態様によれば、セルは、スケジュールされたPRACH信号のための領域と残りのデータ領域との間で、いくつかのトーンをガードトーンとして割り振り得る。トーンをガードトーンとして割り振ることは、データ送信とスケジュールされたPRACH信号との間の干渉を低減することができる。この干渉は、たとえば、データ送信とスケジュールされたPRACH信号との間のCP差によって引き起こされ得る。
本開示の態様によれば、データ領域をデータ用のリソースおよびスケジュールされたPRACH信号用のリソースにスプリットするeNBは、データ領域を動的にスプリットし得る。データ領域をデータ用のリソースおよびスケジュールされたPRACH信号用のリソースに動的にスプリットするeNBは、スケジュールされたPRACH信号を指令するPDCCHに、スケジュールされたPRACH信号の送信のための時間を追加し得る。
本開示の態様によれば、データ領域をデータ用のリソースおよびスケジュールされたPRACH信号用のリソース(たとえば、図12に示す領域1202および1204)にスプリットするBS(たとえば、eNB)は、いくつかの時間(たとえば、いくつかのサブフレーム)のみにおいてリソーススプリットを半静的に実行し得る。データ領域をデータ用のリソースおよびスケジュールされたPRACH信号用のリソースに半静的にスプリットするBSは、BSからのシグナリングにおいて、たとえば、SIBにおいて、半静的に選択された時間の指示を送信し得る。スプリットは既知の時間に行われ、BSが変更(たとえば、時間の変更、繰返し間隔の変更、選択されたリソースの変更)を(たとえば、SIBにおいて)スプリットに告知するまで経時的に繰り返すように構成されるので、スプリットは半静的と呼ばれることがある。
図13は、本開示の態様による、BS(たとえば、図1のeNodeB110a)によって実行され得るワイヤレス通信のための例示的な動作1300を示す。動作1300は、スケジュールされたPRACH信号を送信するようUEに命令するために、BSによって実行され得る。
動作1300はブロック1302において始まり、BSは、より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を第1のユーザ機器(UE)によって送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を提供する。
動作1300はブロック1304において継続し、BSは、スケジュールされたPRACHを送信するために、第1のコマンドを第1のUEに送信する。
図14は、本開示の態様による、UE(たとえば、図1のUE120a)によって実行され得るワイヤレス通信のための例示的な動作1400を示す。動作1400は、たとえば、スケジュールされたPRACH信号を送信するために、UEによって実行され得る。動作1400は、上記で説明した図13の動作1300を補完するものと見なされ得る。
動作1400はブロック1402において始まり、UEは、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を基地局(BS)に送信するために、BSからコマンドを受信する。
動作1400はブロック1404において継続し、UEは、より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされたPRACH信号をBSに送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を取得する。
ブロック1406において、UEは、指示された送信リソースを使用して、PRACH信号をBSに送信する。
本明細書の本開示に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサもしくは処理システムによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはそれらの組合せにおいて具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、PCM(相変化メモリ)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROMまたは当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体の中に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、および/または記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体は、プロセッサと一体化してもよい。プロセッサ、処理システム、および/または記憶媒体は、ASICの中に存在し得る。ASICは、ユーザ端末の中に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、個別構成要素としてユーザ端末の中に存在し得る。一般に、図に示す動作がある場合、それらの動作は、同様の番号を付された対応する同等のミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。たとえば、図13に示す動作1300は図13Aに示す手段1300Aに対応し、図14に示す動作1400は図14Aに示す手段1400Aに対応する。たとえば、決定するための手段、実行するための手段、送信するための手段、受信するための手段、送るための手段、適用するための手段、提供するための手段、選択するための手段、使用するための手段、更新するための手段、取得するための手段、スケジュールするための手段、評価するための手段、および/または測定するための手段は、図2に示すユーザ機器120の送信プロセッサ264、コントローラ/プロセッサ280、受信プロセッサ258、および/もしくはアンテナ252、ならびに/または、図2に示す基地局110の送信プロセッサ220、受信プロセッサ238、コントローラ/プロセッサ240、および/もしくはアンテナ234などの、1つもしくは複数のプロセッサまたは他の要素を含み得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せにおいて実装され得る。ソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、1つもしくは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータ、または汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含むことができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述
言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかどうかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ファームウェア、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。
さらに、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包含的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段に規定されていない限り、または、文脈から明らかでない限り、たとえば、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然包括的並べ替えのいずれかを意味するものとする。すなわち、たとえば、「XはAまたはBを使用する」という句は、以下の例のいずれかによって満たされる。XはAを使用する、XはBを使用する、または、XはAとBの両方を使用する。本明細書で使用する単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものとする。たとえば、本出願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、別段に規定されていない限り、または、単数形を対象とすることが文脈から明らかでない限り、概して「1つまたは複数の」を意味するものと解釈されるべきである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は、1つまたは複数を指す。項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含むそれらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素を有する任意の組合せ(たとえば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、または、a、b、およびcの任意の他の順序)を包含するものとする。特許請求の範囲を含めて本明細書で使用する「および/または」という用語は、2つ以上の項目のリストにおいて使用されるとき、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で用いられてもよく、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが用いられてもよいことを意味する。たとえば、組成物が構成要素A、B、および/またはCを含むものとして説明される場合、組成物は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含むことができる。
本開示の前述の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用できるようにするために提供される。本開示の様々な修正は当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義する一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
100 ワイヤレス通信ネットワーク
102a マクロセル
102b ピコセル
102c フェムトセル
110 発展型ノードB(eNB)、BS/eNB、BS、eNB
110a eNB、マクロeNB、eNodeB
110b eNB
110c eNB
110d 中継(局)eNB
120 UE
120a UE
120b UE
120c UE
120d UE
130 ネットワークコントローラ
212 データソース
220 送信プロセッサ
230 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ
232 MOD、DEMOD
232a〜232t 変調器(MOD)、変調器
234a〜234t アンテナ
236 MIMO検出器
238 受信プロセッサ
239 データシンク
240 コントローラ/プロセッサ
242 メモリ
244 通信ユニット
246 スケジューラ
252a〜252r アンテナ
254 DEMOD
254a〜254r 復調器(DEMOD)、復調器、MOD
256 MIMO検出器
258 受信プロセッサ
260 データシンク
262 データソース
264 送信プロセッサ
266 TX MIMOプロセッサ
280 コントローラ/プロセッサ
282 メモリ
290 コントローラ/プロセッサ
292 メモリ
294 通信ユニット
300 フレーム構造
410 サブフレームフォーマット
420 サブフレームフォーマット
510 サブフレーム
520 サブフレーム
550 より広い帯域幅
552 サブフレーム
554 サブフレーム
556 領域、広帯域データ領域
558 領域、広帯域データ領域
559 広帯域データ領域
560 第1の狭帯域領域、狭帯域領域
562 第2の狭帯域領域、狭帯域領域
600 マッピング
610 DLシステム帯域幅
612 DL狭帯域領域
614 DL狭帯域領域
616 DL狭帯域領域
618 DL狭帯域領域
650 ULシステム帯域幅
652 狭帯域領域
654 狭帯域領域
656 狭帯域領域
658 狭帯域領域
700 PRACH信号
702a シンボル
702b シンボル
702c シンボル
702d シンボル
702e シンボル
702f シンボル
702g シンボル
702h シンボル
704a 第1のグループ、グループ
704b 第2のグループ、グループ
706 曲線
800 リソースのセット
802 周波数領域
804 周波数領域
900 リソースのセット
902 周波数領域
904 周波数領域
906 周波数領域
1000 リソースのセット
1002a〜1002g 周波数領域
1004a〜1004g 周波数領域
1006a〜1006c 周波数領域
1008 時間
1010 時間
1100 タイムライン
1102 周波数領域
1104 周波数領域
1106 周波数領域
1110 時間
1112 時間
1200 タイムライン
1202 周波数領域
1204 周波数領域
1210 時間
1212 時間
1214 時間
1216 時間
1300 動作
1300A 手段
1400 動作
1400A 手段

Claims (30)

  1. 基地局(BS)によって実行されるワイヤレス通信のための方法であって、
    より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を第1のユーザ機器(UE)によって送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を提供するステップと、
    スケジュールされたPRACH信号を送信するために、第1のコマンドを前記第1のUEに送信するステップと
    を備える方法。
  2. 前記スケジュールされたPRACH領域が、前記BSによって示されるPRACHリソースのセットのサブセットである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記指示が、前記PRACHリソースのセットからの前記スケジュールされたPRACH領域の開始オフセットを示すパラメータを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記スケジュールされたPRACH領域を半静的に更新するステップ
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  5. 前記スケジュールされたPRACH領域を半静的に更新するステップが、周期的に前記スケジュールされたPRACH領域を半静的に更新するステップを備える、請求項4に記載の方法。
  6. システム情報ブロック(SIB)において前記半静的な更新のための時間の指示を送信するステップ
    をさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記スケジュールされたPRACH信号を送信するよう前記第1のUEに命令することを決定するステップと、
    前記決定に基づいて、前記スケジュールされたPRACH領域を動的に更新するステップと
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。
  8. システム情報ブロック(SIB)において前記動的な更新の指示を送信するステップ
    をさらに備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記スケジュールされたPRACH領域がデータ送信リソースセットのサブセットである、請求項1に記載の方法。
  10. 前記スケジュールされたPRACH信号を送信するときに前記第1のUEがランダムグループホッピングを無効化すべきであるという指示を送信するステップ
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. 別のスケジュールされたPRACH信号を送信するために、第2のコマンドを第2のUEに送信するステップと、
    前記第2のコマンドを前記第2のUEに送信するまで、前記第1のコマンドを前記第1のUEに送信するのを延期するステップと
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  12. 前記スケジュールされたPRACH領域と前記スケジュールされたPRACH領域を除く前記データ送信リソースセットの一部分との間にガードトーンのセットを提供するステップ
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  13. 前記スケジュールされたPRACH信号を送信するよう前記第1のUEに命令することを決定するステップと、
    前記決定に基づいて、前記スケジュールされたPRACH領域を動的に更新するステップと
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  14. 前記第1のコマンドが、前記第1のUEが前記スケジュールされたPRACH信号を送信するための時間を示す、請求項13に記載の方法。
  15. 前記スケジュールされたPRACH領域を半静的に更新するステップ
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  16. システム情報ブロック(SIB)において前記半静的な更新のための時間の指示を送信するステップ
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  17. スケジュールされたPRACH信号の必要性を一旦決定した後に前記第1のコマンドを送信するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  18. ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信のための方法であって、
    スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を基地局(BS)に送信するために、前記BSからコマンドを受信するステップと、
    より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされたPRACH信号を前記BSに送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を取得するステップと、
    前記指示された送信リソースを使用して、PRACH信号を前記BSに送信するステップと
    を備える方法。
  19. 前記スケジュールされたPRACH領域が、前記BSによって示されるPRACHリソースのセットのサブセットである、請求項18に記載の方法。
  20. 前記指示が、前記PRACHリソースのセットからの前記スケジュールされたPRACH領域の開始オフセットを示すパラメータを備える、請求項19に記載の方法。
  21. 前記スケジュールされたPRACH領域が半静的に更新される、請求項19に記載の方法。
  22. 前記半静的な更新が周期的に行われる、請求項21に記載の方法。
  23. システム情報ブロック(SIB)において前記半静的な更新のための時間の指示を受信するステップ
    をさらに備える、請求項22に記載の方法。
  24. 前記スケジュールされたPRACH領域が動的に更新される、請求項19に記載の方法。
  25. システム情報ブロック(SIB)において前記動的な更新の指示を受信するステップ
    をさらに備える、請求項24に記載の方法。
  26. 前記スケジュールされたPRACH領域がデータ送信リソースセットのサブセットである、請求項18に記載の方法。
  27. 前記PRACH信号を送信するときに前記UEがランダムグループホッピングを無効化すべきであるという指示を取得するステップ
    をさらに備え、
    前記PRACH信号を送信するステップが、グループホッピングを使用することなしに前記PRACH信号を送信するステップを備える、
    請求項26に記載の方法。
  28. 前記コマンドが、前記UEが前記PRACH信号を送信するための時間を示す、請求項18に記載の方法。
  29. ワイヤレス通信のための装置であって、
    より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を第1のユーザ機器(UE)によって送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を提供し、
    スケジュールされたPRACH信号を送信するために、第1のコマンドを前記第1のUEに送信する
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える装置。
  30. ワイヤレス通信のための装置であって、
    スケジュールされた物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)信号を基地局(BS)に送信するために、前記BSからコマンドを受信し、
    より広いシステム帯域幅の狭帯域領域内で、スケジュールされたPRACH信号を前記BSに送信するための送信リソースのセットを備えるスケジュールされたPRACH領域の指示を取得し、
    前記指示された送信リソースを使用して、PRACH信号を前記BSに送信する
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備える装置。
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