JP2021119984A - 光学コヒーレンストモグラフィを使用した硝子体網膜特徴付け - Google Patents

光学コヒーレンストモグラフィを使用した硝子体網膜特徴付け Download PDF

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Abstract

【課題】OCTにより収集される光学スキャンデータを使用して、硝子体網膜の特徴付けを強化する方法を提供する。【解決手段】硝子体網膜手術において膜を特徴付ける方法が、光学コヒーレンストモグラフィを使用して収集された硝子体網膜界面の、複数のラインのラインスキャンデータを含む三次元(3D)スキャンデータを受信すること、硝子体網膜界面における複数のラインに含まれる第1のラインに対応するラインスキャンデータを使用して、第1のラインにわたる硝子体網膜界面を検出すること、検出された硝子体網膜界面に基付いて、第1のラインに沿った、分離した硝子体網膜を示す膜ロケーションを検出すること、及び膜ロケーションに基づいて、第1のラインにわたる第1のラインマスクを生成することを含む。【選択図】図5

Description

本開示は、眼科手術に関し、より詳細には光学コヒーレンストモグラフィ(OCT)を使用した硝子体網膜特徴付けに関する。
眼科では、目の手術又は眼科手術は、毎年何万もの患者の視覚を助け、改善している。しかし、目の小さな変化であっても、それに対する視覚の影響の受けやすさ及び多くの目の構造の微細で繊細な性質により、眼科手術は、実行が難しく、小さな若しくは非一般的な手術ミスの低減であってさえも又は手術技術の精度のささやかな改善も、術後の患者の視覚の非常に大きな差に繋がり得る。
眼科手術は、目及び付随する視覚構造に対して実行される。より具体的には、硝子体網膜手術は、硝子体液及び網膜等の目の内部が関わる様々な繊細な処置を含む。異なる硝子体網膜手術処置が、時にレーザと併用されて、特に、黄斑上膜、糖尿病性網膜症、硝子体出血、黄斑円孔、網膜剥離、及び白内障手術の複雑性を含め、多くの眼疾患の治療での視覚性能を改善する。
硝子体網膜手術中、強膜を貫通する外科器具を導入して、様々な異なる任意の処置を実行し得る間、眼科医は通常、外科顕微鏡を使用して、角膜を通して眼底を見る。外科顕微鏡は、硝子体網膜手術中、眼底の撮像及び任意選択的な照明を提供する。患者は通常、硝子体網膜手術中、外科顕微鏡の下で仰臥位になり、検眼鏡を使用して、目を露出したままにする。使用される光学系のタイプに応じて、眼科医は、眼底の所与の視野を有し、視野は、狭視野から、眼底の周縁領域まで延びることができる広視野まで様々であり得る。
眼底を見ることに加えて、外科顕微鏡によっては、光学スキャナを備えて、硝子体網膜手術に関わる目組織の部分についての追加情報を提供し得るものがある。光学スキャナは、光学的又は電気機械的に外科顕微鏡に統合し得る。眼科で一般に使用される光学スキャナの一種は、光学コヒーレンストモグラフィ(OCT)であり、これは硝子体網膜手術中にも使用され、外科顕微鏡の光学系と統合し得る。
さらに、硝子体網膜手術中、外科医が実行し得る一般的な一処置は、硝子体網膜界面又はその上にある膜の剥離である。例えば、内境界膜(ILM)の剥離が、様々な網膜状況の硝子体網膜手術治療中に実行される。膜の剥離は、多くの硝子体網膜手術で標準的な処置である。しかし、ILM等の硝子体網膜は、非常に薄く、略透明である。したがって、膜の剥離は、熟練した硝子体網膜外科医であってさえも難しいタスクである。
本開示の開示される実施形態は、OCTにより収集される光学スキャンデータを使用して、硝子体網膜の検出、視覚化、及び特徴付けを強化する方法及びシステムを提供する。OCTを使用して硝子体網膜を特徴付ける、本明細書に開示される方法及びシステムは、硝子体網膜手術中、膜染料の使用をなくし得、それに従って、硝子体網膜手術処置を簡易化し得る。OCTを使用して硝子体網膜を特徴付ける、本明細書に開示される方法及びシステムは、OCTスキャンデータから硝子体網膜界面の識別を可能し得、網膜からの膜の分離を支援し得る。OCTを使用して硝子体網膜を特徴付ける、本明細書に開示される方法及びシステムは、自動的に、三次元(3D)OCTスキャンデータを検出し、三次元OCTスキャンデータから膜領域についての情報を自動的に抽出し、続けて、抽出された膜情報を眼底の光学ビューに重ねることにより、硝子体網膜膜検出を強化し得る。OCTを使用して硝子体網膜を特徴付ける、本明細書に開示される方法及びシステムは、硝子体網膜手術中に使用し得、外科顕微鏡の眼又は外部ディスプレイを介して見られるバーレイ像を出力するように統合し得る。OCTを使用して硝子体網膜を特徴付ける、本明細書に開示される方法及びシステムを使用して、硝子体網膜手術中、膜剥離処置を実行する外科医を案内し得る。OCTを使用して硝子体網膜を特徴付ける、本明細書に開示される方法及びシステムは、眼底、特に黄斑を見ることを含む診断又は臨床処置と併せて使用し得る。
一態様では、開示される方法は、硝子体網膜界面における膜を特徴付ける方法である。本方法は、光学コヒーレンストモグラフィを使用して収集された硝子体網膜界面の3Dスキャンデータを受信することを含み得る。本方法では、3Dスキャンデータは、複数のラインのラインスキャンデータを含み得る。本方法は、硝子体網膜界面における複数のラインに含まれる第1のラインに対応するラインスキャンデータを使用して、第1のラインにわたる硝子体網膜界面を検出することを含み得る。検出された硝子体網膜界面に基付いて、本方法は、第1のラインに沿った膜ロケーションを検出することを含み得、膜ロケーションは硝子体網膜を示す。膜ロケーションに基づいて、本方法は、第1のラインにわたる第1のラインマスクを生成することを含み得る。
任意の開示される実施形態では、本方法は、複数のラインに対応する、第1のラインマスクを含む複数のラインマスクを使用して、硝子体網膜界面のマスク像を生成することを含み得る。本方法では、マスク像は、膜ロケーションで構成される2次元(2D)の膜領域を記述し得る。
任意の開示される実施形態では、本方法は、硝子体網膜界面の対応する光学像にマスク像を重ねることであって、それにより、オーバーレイ像を生成する、重ねることと、オーバーレイ像をユーザに出力することとを含み得る。
本方法の任意の開示される実施形態では、3Dスキャンデータ及び光学像は、ユーザにより選択される硝子体網膜界面の対象領域に対応し得る。
本方法の任意の開示される実施形態では、オーバーレイ像を出力することは、外科顕微鏡の眼にオーバーレイ像を出力することを更に含み得る。
本発明の任意の開示される実施形態では、3Dスキャンデータを受信することは、外科顕微鏡を使用して3Dスキャンデータを収集することを更に含み得る。
本発明の任意の開示される実施形態では、膜ロケーションは、分離した膜、付着した膜、膜厚、膜絶対位置、別の特徴に対する膜相対位置、及び膜タイプの少なくとも1つを示し得る。
開示される別の態様は、硝子体網膜界面における膜を特徴付ける像処理システムを含み、本像処理システムは、命令を記憶するメモリ媒体にアクセスすることが可能なプロセッサを含み、命令は、プロセッサにより実行可能である。更なる開示される態様は、硝子体網膜界面における膜を特徴付ける非一時的メモリ媒体を含む製品を含み、メモリ媒体は、プロセッサにより実行可能であり、本方法を実行する命令を記憶する。
本発明並びにその特徴及び利点をより完全に理解するために、これより、添付図面を併せて解釈される以下の説明を参照する。
OCTラインスキャンデータ及びマスク像の実施形態を示す。 マスク像及びオーバーレイ像の実施形態を示す。 像処理システムの実施形態の選択された要素のブロック図である。 硝子体網膜界面における膜を特徴付ける方法の選択された要素のフローチャートである。 外科顕微鏡スキャン器具の実施形態の選択された要素のブロック図である。
以下の説明では、詳細を例として記載して、開示される趣旨の考察を促進する。しかし、開示される実施形態が、例示的であり、可能な全ての実施形態を網羅するものではないことが、当業者には明白なはずである。
本明細書で使用される場合、ハイフンが付いた形態の参照番号は、要素の特定のインスタンスを指し、ハイフンが付かない形態の参照番号は、集合的な要素を指す。したがって、例えば、装置「12−1」は、装置クラスのインスタンスを指し、装置クラスは集合的に装置「12」として参照し得、そのいずれか1つは装置「12」として総称し得る。
上述したように、硝子体網膜手術中、外科医は、例えば、角膜に配置された接触レンズと併せて、外科顕微鏡を使用して患者の目の眼底を見得る。任意の様々な外科処置を実行するために、外科医は、ILM又は網膜上膜(ERM)等の硝子体網膜界面における膜を剥離し得る。膜の剥離は、多くの硝子体角膜手術で標準的な処置である。例えば、ILM剥離は多くの場合、黄斑円孔(MH)手術中、網膜上膜(ERM)手術中、及び糖尿病性黄斑浮腫(DME)手術中、実行される。しかし、ILMは、可視化が難しい薄く透明な膜であり、熟練した硝子体網膜外科医にとってさえもILM剥離を難しいタスクにする。硝子体網膜手術中の膜剥離を促進するために、生体染料を用いた膜染色が通常、実行される。染料は、閲覧外科医にとって膜の周囲組織との光学コントラストを強調し、膜の除去を容易にし、かかる時間を短縮する。しかし、ILM等の膜の染料染色は、硝子体網膜手術を複雑にし得るか、又は長引かせ得る特定の処置を含み、患者によっては、インドシアニングリーン(ICG)等の使用される染料の毒性に起因して副作用を誘発する恐れがある。
光学コヒーレンストモグラフィ(OCT)は、診断及び臨床眼科で広く使用されている非侵襲的断面撮像技法である。硝子体網膜を撮像するOCTの能力は実証されている。しかし、直接OCT撮像は、網膜と硝子体網膜とのコントラストを表示するには不良であり得、膜の可視性を制限し得る。OCTスキャナは外科顕微鏡の光学系に統合されているが、その結果生成される器具のユーザ操作は、扱いにくく、硝子体網膜手術中に使用するには非実用的であり得る。特に、外科医は、光学スキャンのロケーション及びプロファイル深度スキャンを示すスキャンデータを外科顕微鏡からの光学像と空間的に相関付けたいことがあり、これは、独立した操作及びディスプレイ出力を有する異なるシステム(すなわち、外科顕微鏡及び光学スキャナ)を使用して、硝子体網膜手術中、実行することが難しく、又は時間がかかり得る。OCTスキャンが、硝子体網膜手術に使用される外科顕微鏡内に統合される場合であってさえも、外科環境内の多数の未処理OCT像を解釈して、硝子体網膜の精密なロケーションを検出することは、時間がかかり、手間であり、非効率的であり得る。
本開示は、染料染色の代わりに像処理を使用して、硝子体網膜を検出、可視化、及び特徴付けることに関する。更に詳細に説明するように、OCTラインスキャン像を使用して、硝子体網膜界面を自動的に識別し、網膜から膜ロケーションを分離する。3D OCTスキャンデータを含む複数のOCTラインスキャン像を処理して、膜ロケーションを示すマスク像を生成し得る。次に、マスク像は、硝子体網膜手術中、外科顕微鏡を使用して外科医により見られる光学像等の眼底の対応する光学像に重ねられ得、膜剥離処置中、外科医を支援し得る。診断設定又は臨床設定で使用される等の他の黄斑光学像もマスクデータに重ねて、証拠資料、手術の準備、及び目疾患の病因の検出等の様々な目的で、膜ロケーションを可視化し得る。
これより図面を参照して、図1は、OCTラインスキャンデータ100及びマスク像101の実施形態を示す。OCTラインスキャンデータ100は、硝子体網膜界面104−1におけるラインに沿った深度スキャンを表す2D像として示される。対象領域及び硝子体網膜界面104−1の深度、分解能等のOCTパラメータは、OCTラインスキャンデータ100の異なる実施形態において様々に選択し得る。
OCTラインスキャンデータ100では、硝子体網膜界面104−1は、網膜108と硝子体液106との間の太線として、像処理を使用して検出し得る。OCTラインスキャンデータ100では、像処理により検出される硝子体網膜界面104−1は、網膜108の縁部における輪郭付き境界線として示され、第2のインスタンス104−2として複製されて、膜検出領域をいかに画定し、制限し得るかを示す。例えば、膜102を検出する像処理は、硝子体網膜界面104−1と第2のインスタンス104−2との間の像領域に制限し得る。第2のインスタンス104−2の配置は、例えば、硝子体網膜界面104−1から所定の数のピクセル又は所与の距離だけ離れる等の様々な方法を使用して実行し得る。
図1では、硝子体液106を背景として、膜102は2つの部分102−1及び102−2において可視である。幾つかの実施形態では、膜部分102−1及び102−2は、膜の分離領域を示し得る。膜102は、ILM又は別の硝子体網膜であり得る。硝子体網膜界面104−1に沿った膜部分102−1及び102−2に基付いて、膜ロケーション110−1及び110−2を示すラインマスク110を生成し得る。示されるように、膜ロケーション110−1及び110−2は空間的に、膜部分102−1及び102−2の長さにそれぞれ対応する。膜ロケーション110−1及び110−2は、様々な実施形態において、2つの異なるロケーション又はロケーション間の領域を示すのに使用し得る。示されるようなラインマスク110は、バイナリデータを使用して生成され、膜102の分離部分を示し得る。他の実施形態では、ラインマスク110は、数値データを使用して生成されて、分離された膜、付着した膜、膜厚、膜位置、及び膜タイプ等であるが、これらに限定されないOCTラインスキャンデータ100内の膜102の様々な特性を示し得る。膜位置は、絶対位置であってもよく、又は別の目組織等の画像内の別の特徴等に相対する相対位置であってもよい。例えば、幾つかの実施形態(図示せず)では、ラインマスク100は、絶対位置又は硝子体網膜界面104−1に相対する等の別の特徴への相対位置等の膜102の位置を示す数値であり得る。
図1の下において、マスク像101は、複数のラインマスク110の複合物を表す。ライン112は、OCTラインスキャンデータ100に対応するラインマスク110の実際の位置を示す。したがって、膜領域116は膜部分102−1及び膜ロケーション110−1に対応し、一方、膜領域114は膜部分102−2及び膜ロケーション110−2に対応する。複数のラインに対してOCTラインスキャンデータ100の取得を連続して繰り返して、3Dスキャンデータを生成することにより、マスク像101の残りの部分を上述したように生成し得る。
図2は、マスク像101及びオーバーレイ像201の実施形態を示す。マスク像101は、説明を明確にするために記されない他の膜領域の中でも特に、図1に関して説明したように、膜領域114、116を含む。オーバーレイ像201は、マスク像101のロケーションに対応する光学像と、マスク像101との組み合わせである。オーバーレイ像201では、マスク像101の膜領域のみが示され、異なる実施形態では、様々に配色し得る。したがって、膜領域214及び216は、膜領域114及び116にそれぞれ直接対応する。
述べたように、オーバーレイ像201を生成し、光学像を取得する外科顕微鏡の出力に出力し得る。このようにして、外科顕微鏡を使用して硝子体網膜手術を実行する外科医は、硝子体網膜界面における膜に対応する実際の膜領域を見ることが可能になり得る。OCTラインスキャンデータ100を繰り返し取得して、連続3Dスキャンデータを生成することにより、マスク像101をオーバーレイ像201において常時更新して、膜領域の進行中のリアルタイムコントラスト撮像を提供し得る。他の実施形態では、オーバーレイ像201は、様々な診断又は臨床目的で患者の硝子体網膜界面の状態を記録する等のために、静的像として生成され出力し得る。
これより図3を参照して、像処理システム300の実施形態の選択された要素を示すブロック図を提示する。図3に示される実施形態では、像処理システム300は、共有バス302を介して、メモリ310としてまとめて識別されるメモリ媒体に結合されるプロセッサ301を含む。
像処理システム300は、図3に示されるように、OCTスキャナ(図示せず)等の様々な外部エンティティに像処理システム300をインターフェースして、2Dラインスキャンデータ又は3Dスキャンデータを受信することができる通信インターフェース320を更に含む。幾つかの実施形態では、通信インターフェース320は、像処理システム300がネットワーク(図3に示されず)に接続するように動作可能である。硝子体網膜手術中、スキャン像を制御するのに適する実施形態では、像処理システム300は、図3に示されるように、外科顕微鏡の眼ディスプレイ又は外科顕微鏡外のディスプレイ等の1つ又は複数のディスプレイの出力ポートに共有バス302又は別のバスを接続するディスプレイインターフェース304を含む。
図3では、メモリ310は、永続的媒体及び揮発性媒体、固定媒体及びリムーバブル媒体、並びに磁気媒体及び半導体媒体を含む。メモリ310は、命令、データ、又は両方を記憶するように動作可能である。メモリ310は、示されるように、命令セット又は命令シーケンス、すなわち、オペレーティングシステム312及び膜像処理アプリケーション314を含む。オペレーティングシステム(OS)312は、UNIX又はUNIX様オペレーティングシステム、Windows(登録商標)ファミリオペレーティングシステム、又は別の適するオペレーティングシステムであり得る。
様々な実施形態では、像処理システム300は、異なるタイプの機器に統合し得る。一実施形態では、像処理システム300は外科顕微鏡に統合される。所与の実施形態では、像処理システム300は、OCTスキャナと直接インターフェースし得る。幾つかの実施形態では、像処理システム300は、本明細書に記載されるように、OCTスキャンデータ及び光学像データを受信し、次にオーバーレイ像データを出力するスタンドアロンシステムである。
これより図4を参照して、本明細書に記載されるように、硝子体網膜界面における膜を特徴付ける方法400の実施形態の選択された要素のフローチャートをフローチャート形態で示す。なお、方法400に示される特定の動作は、任意選択的であり得、又は異なる実施形態では配置替えし得る。方法400は、図3の膜像処理アプリケーション314により実行し得る。
方法400は、ステップ402において、光学コヒーレンストモグラフィを使用して収集された硝子体網膜界面の三次元(3D)スキャンデータを受信することにより開始し得、3Dスキャンデータは、複数のラインのラインスキャンデータを含む。ステップ404において、硝子体網膜界面における複数のラインに含まれる第1のラインに対応するラインスキャンデータを使用して、硝子体網膜界面が第1のラインにわたり検出される。ステップ406において、検出された硝子体網膜界面に基付いて、第1のラインに沿った膜ロケーションが検出され、膜ロケーションは硝子体網膜を示す。ステップ408において、膜ロケーションに基付いて、第1のラインにわたる第1のラインマスクが生成される。ステップ410において、複数のラインに対応する、第1のラインマスクを含む複数のラインマスクを使用して、マスク像が膜ロケーションで構成される二次元(2D)で膜領域を記述するような硝子体網膜界面のマスク像が生成される。ステップ412において、マスク像は、硝子体網膜界面の対応する光学像に重ねられて、オーバーレイ像を生成する。ステップ414において、オーバーレイ像はユーザに出力される。
図5は、外科顕微鏡スキャン器具500を示すブロック図である。器具500は、一定の縮尺で描かれておらず、概略表現である。器具500は、硝子体網膜手術中に使用されて、人の目510を分析し得る。示されるように、器具500は、外科顕微鏡520、像処理システム300、外部ディスプレイ552、及びOCTスキャナ534を含む。図5には、撮像システム540、接触レンズ554、並びに外科ツール516及び照明器514も示される。
示されるように、外科顕微鏡520は、光学機能を示すように概略形態で示されている。外科顕微鏡520が、異なる実施形態では、様々な他の電子構成要素及び機械的構成要素を含み得ることが理解される。したがって、対物レンズ524は、所望の倍率又は眼底の視野を提供するように選択可能な対物レンズを表し得る。対物レンズ524は、目510の角膜上に静止する接触レンズ554を介して、目510の眼底からの光を受け取り得る。なお、目510における他のタイプのレンズを外科顕微鏡520と併用し得る。硝子体網膜手術を実行するために、外科ツール516で表される、強膜を貫通するツールを含め、様々なツール及び器具を使用し得る。照明器514は、目510の眼底内からの光源を提供する特殊なツールであり得る。
図5では、外科顕微鏡520は、左眼526−L及び右眼526−Rを備える双眼鏡526を用いた閲覧を可能にする2つの別個であるが、略等しい光路を有する双眼鏡構成を有して示されている。対物レンズ524から、左光線はビームスプリッタ528で分割し得、そこから、撮像システム540及び光眼526−Lは光学像を受け取る。対物レンズ524からまた、右光線も部分ミラー529において分割し得、部分ミラー529はまた、OCTスキャナ534から試料ビーム530を受け取り、測定ビーム532をOCTスキャナ534に出力する。部分ミラー529はまた、右光線の部分を右眼526−Rに向ける。ディスプレイ522は、像処理システム300からデータを受信し、左眼526−L及び右眼526−Rのオーバーレイ像201をそれぞれ生成する像処理システム等の光電子構成要素を表し得る。幾つかの実施形態では、ディスプレイ522は、ユーザによる閲覧のために、双眼鏡526に像を出力する小型表示装置を含む。
図5では、像処理システム300は、例えば、表示データを出力するディスプレイ522との電気インターフェースを有し得る。このようにして、像処理システム300は、撮像システム540から光学像データを受信し得、本明細書に記載のように光学像データを変更し、双眼鏡526において見られるディスプレイ522に表示像を出力し得る。像処理システム300によりディスプレイ522又は外部ディスプレイ552に出力される表示像は、上述したように、オーバーレイ像201に対応し得る。ディスプレイ522と像処理システム300との間の電気インターフェースは、デジタル像データをサポートし得るため、像処理システム300は、比較的高いフレームリフレッシュレートで、リアルタイムで像処理を実行し得る。外部ディスプレイ552は、ディスプレイ522と同様の像を出力し得るが、硝子体網膜手術中、様々な人員により見られるスタンドアロンモニタを表し得る。ディスプレイ522又は外部ディスプレイ552は、液晶ディスプレイ画面、コンピュータモニタ、テレビジョン等として実施し得る。ディスプレイ522又は外部ディスプレイ552は、ビデオグラフィックスアレイ(VGA)、拡張グラフィックスアレイ(XGA)、デジタルビジュアルインターフェース(DVI)、高精細マルチメディアインターフェース(HDMI)等の対応するタイプのディスプレイのディスプレイ規格に準拠し得る。
図5の外科顕微鏡520の双眼鏡構成を用いる場合、撮像システム540は、撮像システム540が、光線及び像データを独立して処理、表示、記憶、及び他の方法で操作できるようにする左光線の部分を受け取り得る。したがって、撮像システム540は、所望のように、任意の様々な異なる種類の撮像システムを表し得る。
示されるように、OCTスキャナ534は、光学スキャナの実施形態を表し得る。なお、図5に示される構成と他のタイプの光学スキャナを併せて使用することもできる。OCTスキャナ534は、試料ビーム530の出力を制御し得、目510内の組織と相互作用する試料ビーム530の光子に応答して反射された測定ビーム532を受け取り得る。OCTスキャナ534はまた、試料ビーム530をユーザにより示される選択ロケーションに移動させることが可能であり得る。像処理システム300は、OCTスキャナ534とインターフェースして、例えば、選択されたロケーションを示すコマンドをOCTスキャナ534に送信して、スキャンデータの生成及びOCTスキャナ534からのスキャンデータの受信を行い得る。なお、OCTスキャナ534は、時間領域OCT(TD−OCT)及び周波数領域OCT(FD−OCT)等であるが、これらに限定されない、所望の様々なタイプのOCT器具及び構成を表し得る。特に、OCTスキャナ534により生成されるスキャンデータは、ラインスキャンの二次元(2D)スキャンデータ及びエリアスキャンでの三次元(3D)スキャンデータを含み得る。スキャンデータは、OCTラインスキャンデータ100(図1参照)に示される等の目510の眼底内の可視表面よりも下の撮像を可能にするスキャン組織の深度プロファイルを表し得る。
器具500の動作に当たり、ユーザは、硝子体網膜手術が目510に対して実行されている間、顕微鏡を使用して目510の眼底を見ることができる。ユーザは、ユーザ入力を提供して、OCTスキャナ534を操作し得る。例えば、ユーザ入力は、スキャンデータを生成する視野内の選択ロケーションの第1の指示を含み得る。次に、像処理システム300は、スキャンデータをOCTスキャナ534から受信し、スキャンデータを示すマスク像101を生成し得、上述したように、マスク像101から、膜ロケーション及び領域が特定される。次に、像処理システム300は、上述したように、外科顕微鏡520により捕捉される光学像にマスク像101を重ね得る。このようにして、双眼鏡526においてユーザが見る表示像は、光学スキャンに関して最新の更新された情報を含み得る。
本開示の範囲から逸脱せずに、変更、追加、又は省略を外科顕微鏡スキャン器具500に対して行い得る。本明細書に記載されるように、外科顕微鏡スキャン器具500の構成要素及び要素は、特定の用途に従って統合又は分離し得る。外科顕微鏡スキャン器具500は、幾つかの実施形態では、より多数、より少数、又は異なる構成要素を使用して実施し得る。
本明細書に開示されるように、OCTスキャンデータを使用して、空間的に精密に硝子体網膜を自動的に検出し特徴付ける。マスク像は、硝子体網膜の様々な側面を特徴付け得る。次に、マスク像は網膜の光学像に重ねられて、硝子体網膜の可視化を可能にする。
上記開示した趣旨は、限定ではなく例示として見なされるべきであり、添付の特許請求の範囲は、本開示の真の趣旨及び範囲内にあるそのような全ての変更、改善、及び他の実施形態を包含することが意図される。したがって、法律が許す範囲で、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲及びそれらの均等物の許される限り最も広義の解釈により決定されるべきであり、上記の詳細な説明により制限又は限定されるものではない。
100 OCTラインスキャンデータ
101 マスク像
102 膜
104−1 硝子体網膜界面
106 硝子体液
108 網膜
110 ラインマスク
110−1 膜ロケーション
110−2 膜ロケーション
114 膜領域
116 膜領域
201 オーバーレイ像

Claims (16)

  1. 硝子体網膜手術において膜を特徴付ける方法であって、
    光学コヒーレンストモグラフィを使用して収集された硝子体網膜界面の三次元(3D)スキャンデータを受信することであって、前記3Dスキャンデータは、複数のラインのラインスキャンデータを含む、受信することと、
    前記硝子体網膜界面における前記複数のラインに含まれる第1のラインに対応する前記ラインスキャンデータを使用して、前記第1のラインにわたる前記硝子体網膜界面を検出することと、
    前記検出された硝子体網膜界面に基付いて、前記第1のラインに沿った膜ロケーションを検出することであって、前記膜ロケーションは分離した硝子体網膜を示す、検出することと、
    前記膜ロケーションに基づいて、前記第1のラインにわたる第1のラインマスクを生成することと
    を含む方法。
  2. 前記複数のラインに対応する、前記第1のラインマスクを含む複数のラインマスクを使用して、前記硝子体網膜界面のマスク像を生成することを更に含み、前記マスク像は、前記膜ロケーションで構成される2次元(2D)の膜領域を記述する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記硝子体網膜界面の像に前記マスク像を重ねることであって、それにより、オーバーレイ像を生成する、重ねることと、
    前記オーバーレイ像をユーザに出力することと
    を更に含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記3Dスキャンデータ及び前記像は、前記ユーザにより選択される前記硝子体網膜界面の対象領域に対応する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記オーバーレイ像を出力することは、
    外科顕微鏡の眼に前記オーバーレイ像を出力すること
    を更に含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記3Dスキャンデータを受信することは、
    前記外科顕微鏡を使用して前記3Dスキャンデータを収集すること
    を更に含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記膜ロケーションは、膜厚、膜位置、及び膜タイプの少なくとも1つも示す、請求項1に記載の方法。
  8. 硝子体網膜界面における膜を特徴付ける像処理システムであって、
    命令を記憶するメモリ媒体にアクセスすることが可能なプロセッサ
    を備え、
    前記命令は、前記プロセッサにより実行可能であり、それにより、
    光学コヒーレンストモグラフィを使用して収集された硝子体網膜界面の三次元(3D)スキャンデータを受信することであって、前記3Dスキャンデータは、複数のラインのラインスキャンデータを含む、受信することと、
    前記硝子体網膜界面における前記複数のラインに含まれる第1のラインに対応する前記ラインスキャンデータを使用して、前記第1のラインにわたる前記硝子体網膜界面を検出することと、
    前記検出された硝子体網膜界面に基付いて、前記第1のラインに沿った膜ロケーションを検出することであって、前記膜ロケーションは分離した硝子体網膜を示す、検出することと、
    前記膜ロケーションに基づいて、前記第1のラインにわたる第1のラインマスクを生成することと
    を実行する、システム。
  9. 前記複数のラインに対応する、前記第1のラインマスクを含む複数のラインマスクを使用して、前記硝子体網膜界面のマスク像を生成する命令であって、前記マスク像は、前記膜ロケーションで構成される2次元(2D)の膜領域を記述する、生成する命令
    を更に含む、請求項8に記載の像処理システム。
  10. 前記膜ロケーションは、膜厚、膜位置、及び膜タイプの少なくとも1つも示す、請求項8に記載の像処理システム。
  11. 硝子体網膜界面における膜を特徴付ける非一時的メモリ媒体を含む製品であって、前記メモリ媒体は命令を記憶し、前記命令は、プロセッサにより実行可能であり、それにより、
    光学コヒーレンストモグラフィを使用して収集された硝子体網膜界面の三次元(3D)スキャンデータを受信することであって、前記3Dスキャンデータは、複数のラインのラインスキャンデータを含む、受信することと、
    前記硝子体網膜界面における前記複数のラインに含まれる第1のラインに対応する前記ラインスキャンデータを使用して、前記第1のラインにわたる前記硝子体網膜界面を検出することと、
    前記検出された硝子体網膜界面に基付いて、前記第1のラインに沿った膜ロケーションを検出することであって、前記膜ロケーションは硝子体網膜を示す、検出することと、
    前記膜ロケーションに基づいて、前記第1のラインにわたる第1のラインマスクを生成することと
    を実行し、
    前記膜ロケーションは、分離した膜を示す、製品。
  12. 前記複数のラインに対応する、前記第1のラインマスクを含む複数のラインマスクを使用して、前記硝子体網膜界面のマスク像を生成する命令であって、前記マスク像は、前記膜ロケーションで構成される2次元(2D)の膜領域を記述する、生成する命令
    を更に含む、請求項11に記載の製品。
  13. 前記硝子体網膜界面の像に前記マスク像を重ねる命令であって、それにより、オーバーレイ像を生成する、重ねる命令と、
    前記オーバーレイ像をユーザに出力する命令と
    を更に含む、請求項9に記載の像処理システム又は請求項12に記載の製品。
  14. 前記3Dスキャンデータ及び前記像は、前記ユーザにより選択される前記硝子体網膜界面の対象領域に対応する、請求項13に記載の像処理システム又は製品。
  15. 前記オーバーレイ像を出力する命令は、
    外科顕微鏡の眼に前記オーバーレイ像を出力する命令
    を更に含む、請求項13に記載の像処理システム又は製品。
  16. 前記3Dスキャンデータを受信する命令は、
    前記外科顕微鏡を使用して前記3Dスキャンデータを収集する命令
    を更に含む、請求項15に記載の像処理システム又は製品。
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