JP2021114838A - Wireless power supply system - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、ワイヤレス給電システムに関する。 The present disclosure relates to a wireless power supply system.
下記特許文献1には、トイレ装置から遠隔制御装置に対して電波による給電を行うワイヤレス給電システムが開示されている。トイレ装置は、人体検知センサを備える。トイレ装置は、人体検知センサが人の存在を検知しない場合にはワイヤレス給電する。トイレ装置は、人体検知センサが人の存在を検知した場合にはワイヤレス給電を停止する。
人体検知センサの検知領域は、トイレ装置の前方の領域である。トイレ装置と遠隔制御装置との間の領域のうち、少なくとも一部の領域は、前記検知領域ではない場合がある。前記少なくとも一部の領域に人が存在する場合には、トイレ装置は、ワイヤレス給電してしまう。その結果、人が強い電波を長時間受けてしまう場合がある。 The detection area of the human body detection sensor is the area in front of the toilet device. Of the area between the toilet device and the remote control device, at least a part of the area may not be the detection area. When a person is present in at least a part of the area, the toilet device is wirelessly powered. As a result, a person may receive strong radio waves for a long time.
本開示は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、人が強い電波を長時間受けることを抑制するワイヤレス給電システムを提供することである。 The present disclosure has been made in view of such circumstances, and an object of the present disclosure is to provide a wireless power supply system that suppresses a person from receiving strong radio waves for a long period of time.
本開示の一態様は、トイレ空間内に設けられるトイレ装置と、前記トイレ装置からの電波により給電される遠隔制御装置と、を有するワイヤレス給電システムであって、前記トイレ装置に設けられ、前記遠隔制御装置に対して電波を送信することで第1電力量をワイヤレス給電する給電部と、所定領域に人が存在するか否かを、ワイヤレス給電の電波及び通信に用いられる電波の少なくともいずれかの電波強度の変動により判定する判定部と、を備え、前記給電部は、少なくとも前記判定部が前記所定領域に人が存在すると判定した場合には、前記第1電力量未満の第2電力量以下でワイヤレス給電を実施する、又は、前記遠隔制御装置に対するワイヤレス給電を停止するワイヤレス給電システムである。 One aspect of the present disclosure is a wireless power supply system including a toilet device provided in a toilet space and a remote control device supplied with radio waves from the toilet device, which is provided in the toilet device and is remote. At least one of the radio wave of wireless power supply and the radio wave used for communication, whether or not there is a person in a predetermined area, and the power supply unit that wirelessly supplies the first electric energy by transmitting the radio wave to the control device. The power feeding unit includes a determination unit that determines based on fluctuations in radio wave strength, and the power supply unit has a second electric energy less than or equal to the first electric energy when at least the determination unit determines that a person exists in the predetermined area. It is a wireless power supply system that performs wireless power supply in the remote control device or stops wireless power supply to the remote control device.
以下、本実施形態に係るワイヤレス給電システムを、図面を用いて説明する。 Hereinafter, the wireless power supply system according to the present embodiment will be described with reference to the drawings.
図1に示すように、ワイヤレス給電システム1は、トイレ装置2及び遠隔制御装置3を備える。ワイヤレス給電システム1は、トイレ装置2から遠隔制御装置3にワイヤレス給電する。本実施形態のワイヤレス給電は、トイレ装置2から遠隔制御装置3に電波を送信することで、遠隔制御装置に対して非接触で電力を供給する方式である。トイレ装置2は、便器4及び便座装置5を備える。
As shown in FIG. 1, the wireless
便器4は、トイレ空間100内の床面に設置されている。便器4の上部には、便座装置5が設置されている。
The toilet bowl 4 is installed on the floor surface in the
便座装置5は、トイレ空間100内に設けられた便器4上に設置されている。便座装置5は、本体カバー6、便座7及び便蓋8を備える。ただし、便座装置5は、便蓋8を備えなくてもよい。
The
本体カバー6は、便器4の後部かつ便器4の上部に載置されている。本体カバー6は、第1制御装置9を収容する。
The
便座7は、本体カバー6に支持されている。便座7は、本体カバー6に対して回転する。便蓋8は、本体カバー6に支持されている。便蓋8は、本体カバー6に対して回転する。
The
第1制御装置9は、第1アンテナ51を有する。第1制御装置9は、第1アンテナ51から遠隔制御装置3に向けて電波を送信することでワイヤレス給電する。第1制御装置9は、遠隔制御装置3と電波を用いて相互に無線通信する。ワイヤレス給電に用いる電波と、無線通信に用いる電波とは異なる電波であってもよいし、同一の電波であってもよい。
The
遠隔制御装置3は、遠隔からトイレ装置2を制御する。遠隔制御装置3は、トイレ空間100の所定位置に設置されている。この所定位置とは、例えば、トイレ空間100の壁面である。遠隔制御装置3は、操作部20及び第2制御装置30を備える。遠隔制御装置3は、操作部20が操作された場合には、その操作に応じた情報を第1制御装置9に電波を用いて送信する。
The
操作部20は、使用者によって操作される。操作部20は、一つ以上の押しボタン21を備えていればよい。
The
押しボタン21は、第2制御装置30に接続されている。押しボタン21は、使用者に押下されている場合にはオン状態である。押しボタン21は、使用者に押下されていない場合にはオフ状態である。例えば、複数の押しボタン21は、第1押しボタン21a、第2押しボタン21b、第3押しボタン21c及び第4押しボタン21dである。
The push button 21 is connected to the
第1押しボタン21aは、便座7に着座している使用者が臀部を洗浄水で洗浄する場合に押下するボタンである。第2押しボタン21bは、使用者が前記洗浄水の水圧を調整する場合に押下するボタンである。第3押しボタン21cは、使用者が便座装置5から音を発生させる場合に押下するボタンである。第4押しボタン21dは、臀部の洗浄及び前記音の発生の少なくとも何れか一方を停止させる場合に押下するボタンである。
The
第2制御装置30は、第2アンテナ31、受電部32、電波強度検出部33、蓄電部34、充電量検出部35、通信部36及び制御部37を備える。
The
第2アンテナ31は、第1アンテナ51から送信された電波を受信する。第2アンテナ31は、電波を受信すると、受信した電波に対応する信号を受電部32に出力する。例えば、第2アンテナ31は、ループアンテナであってもよいし、ダイポールアンテナであってもよい。
The
受電部32は、第2アンテナ31を介してトイレ装置2から電力を受け取る。受電部32は、受け取った電力を整流することで直流電力に変換する。例えば、受電部32は、第2アンテナ31から送信された信号を整流することで直流電圧を生成する整流回路を備える。受電部32は、変換した直流電力を蓄電部34に出力する。
The
電波強度検出部33は、第2アンテナ31で受信した電波の強度である電波強度Ir1を検出する。例えば、電波強度検出部33は、受電部32で受け取った受電電力を計測することで電波強度Ir1を求めてもよいし、第2アンテナ31で変換されて直流電力を計測することで電波強度Ir1を求めてもよい。例えば、電波強度検出部33は、第2アンテナ31から出力された信号の電圧を計測することで電波強度Ir1を求めてもよい。電波強度検出部33は、前記整流回路で生成した直流電圧を計測することで電波強度Ir1を求めてもよい。電波強度検出部33は、一定周期ごとに電波強度Ir1を求め、その電波強度Ir1を制御部37に出力する。電波強度検出部33は、電波強度Ir1の計測方法に関しては特に限定されず、電波強度Ir1を計測できればどのような方法であってもよい。
The radio field
蓄電部34は、受電部32で受け取った受電電力を充電する。蓄電部34は、受電部32に接続されている。例えば、蓄電部34は、受電部32によって変換された直流電力を充電する。例えば、蓄電部34は、二次電池である。例えば、蓄電部34は、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池である。例えば、蓄電部34は、コンデンサであってもよい。
The
充電量検出部35は、蓄電部34に充電されている充電量Qを求める。例えば、充電量検出部35は、蓄電部34の出力電圧を充電量Qとして求める。ただし、充電量Qは、出力電圧に限定されず、SOC(State Of Charge)であってもよい。充電量検出部35は、求めた充電量Qを制御部37に出力する。
The charge
通信部36は、第1制御装置9と電波を用いて無線通信する。例えば、通信部36は、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)及びBLE(Bluetooth Low Energy)の何れかの無線通信規格で第1制御装置9と無線通信する。ただし、通信部36は、第1制御装置9と電波を用いて通信できればよく、通信規格及び電波の周波数帯には特に限定されない。
The
制御部37は、蓄電部34に充電されている電力で動作する。制御部37は、通信部36を介して第1制御装置9から情報を受信する。制御部37は、複数の押しボタン21の少なくともいずれかがオン状態になった場合には、オン状態の押しボタン21に対応する識別情報を通信部36に出力する。これにより、通信部36は、制御部37からの識別信号を第1制御装置9に無線送信する。制御部37は、電波強度検出部33から電波強度Ir1を取得した場合には、電波強度Ir1を通信部36に出力する。これにより、通信部36は、制御部37からの電波強度Ir1を第1制御装置9に無線送信する。制御部37は、充電量検出部35から充電量Qを取得した場合には、充電量Qを通信部36に出力する。これにより、通信部36は、制御部37からの充電量Qを第1制御装置9に無線送信する。
The
以下に、本実施形態の第1制御装置9の構成について説明する。第1制御装置9は、電力変換部10、人体検知センサ11、通信部12、制御部13及び給電部14を備える。
The configuration of the
電力変換部10は、トイレ空間100内のコンセントに接続されたACアダプタ200から電力が供給される。電力変換部10は、ACアダプタ200からの電力を所定の電力に変換する。電力変換部10は、変換した電力を人体検知センサ11、通信部12、制御部13及び給電部14のそれぞれに供給する。例えば、電力変換部10は、AC−DCコンバータである。電力変換部10は、AC−DCコンバータの出力を降圧するDC−DCコンバータを更に備えてもよい。
The
人体検知センサ11は、トイレ空間100内における所定領域である第1領域101に人が存在するか否かを検知する。第1領域101とは、トイレ空間100において、トイレ装置2の前方の領域である。前方とは、便座7に座った使用者から見て前側の方向である。人体検知センサ11は、便座7から前方へ離れた位置に存在する人を検知する。人体検知センサ11は、トイレ空間100に入室した人を検知することができる。例えば、人体検知センサ11は、焦電センサ、超音波センサ及び測距センサのいずれかである。人体検知センサ11は、制御部13に対して接続されている。人体検知センサ11は、第1領域101に人が存在するか否かの検知結果を制御部13に出力する。例えば、人体検知センサ11は、第1領域101における人の存在を検知した場合には、第1検知信号を制御部13に出力する。例えば、人体検知センサ11は、第1領域101における人の存在を検知していない場合には、第2検知信号を制御部13に出力する。ただし、これに限定されず、人体検知センサ11は、第1領域101における人の存在を検知した場合にのみ、所定の信号を制御部13に出力してもよい。
The human
人体検知センサ11は、トイレ空間100内に設けられていればよく、トイレ装置2に設けられていなくてもよい。
The human
通信部12は、通信部36と電波を用いて無線通信する。通信部12は、通信部36と同一の無線通信規格で通信する。例えば、通信部12は、Wi−Fi、Bluetooth及びBLEの何れかの無線通信規格で通信部36と無線通信する。
The
制御部13は、通信部12に対して電気的に接続されている。制御部13は、通信部12に対して情報を送信する。制御部13は、通信部12を介して遠隔制御装置3から情報を受信する。操作部20が操作された場合には、制御部13は、通信部12を介して遠隔制御装置3から識別情報を受信する。制御部13は、通信部12を介して遠隔制御装置3から電波強度Ir1を受信する。制御部37は、通信部12を介して遠隔制御装置3から充電量Qを受信する。
The
制御部13は、トイレ装置2から遠隔制御装置3へのワイヤレス給電を制御する。制御部13は、トイレ空間100内に人が存在しない場合には第1ワイヤレス給電を許可する。第1ワイヤレス給電は、遠隔制御装置3に対して第1電波を送信することで第1電力量を遠隔制御装置3に対して給電するワイヤレス給電である。第1電力量は、時間と電力の積分値である。制御部13は、トイレ空間100内に人が存在する場合には、第2ワイヤレス給電を許可する、又は、ワイヤレス給電を禁止する。第2ワイヤレス給電は、遠隔制御装置3に対して第2電波を送信することで第1電力量よりも低い第2電力量以下の電力量を遠隔制御装置3に対して給電するワイヤレス給電である。第2ワイヤレス給電は、第1電力量よりも低い第2電力量以下の電力量を給電すればよく、給電する電力量が異なる複数の給電パターンを有してもよい。例えば、第2ワイヤレス給電は、第1給電パターン及び第2給電パターンを有する。第1給電パターンは、第2電力量の電力量を給電する給電パターンである。第2給電パターンは、第2電力量よりも低い第3電力量を給電する給電パターンである。例えば、第1制御装置9は、人体検知センサ11によりトイレ空間100内に人が存在する場合には、第1給電パターンで第2ワイヤレス給電してもよい。第1制御装置9は、人体検知センサ11ではなく後述の電波によりトイレ空間100内に人が存在する場合には、第2給電パターンで第2ワイヤレス給電してもよい。第2電力量は、第1電力量よりも低い電力量であればよい。例えば、第2電力量は、人やペースメーカー等に影響がない大きさである。
The
第2ワイヤレス給電の給電方式は、第2電力量以下の電力量を給電できる方式であればよい。例えば、第2ワイヤレス給電は、第1給電方式から第3給電方式の少なくともいずれかの給電方式で第2電波を送信してもよい。第1給電方式は、第2電波の電波強度が第1電波の電波強度よりも低い給電方式である。第2給電方式は、第2電波の送信周期が第1電波の送信周期よりも長い給電方式である。送信周期とは、電波がトイレ装置2から遠隔制御装置3に対して送信される周期である。第3給電方式は、第2電波の送信期間が第1電波の送信期間よりも短い給電方式である。送信期間とは、電波がトイレ装置2から遠隔制御装置3に対して送信されている間の期間である。
The power supply method for the second wireless power supply may be any method that can supply power in an amount equal to or less than the second power amount. For example, in the second wireless power supply, the second radio wave may be transmitted by at least one of the first power supply method and the third power supply method. The first power feeding method is a power feeding method in which the radio wave strength of the second radio wave is lower than the radio wave strength of the first radio wave. The second power feeding method is a power feeding method in which the transmission cycle of the second radio wave is longer than the transmission cycle of the first radio wave. The transmission cycle is a cycle in which radio waves are transmitted from the
図3に示すように、制御部13は、第1判定部40、第2判定部41、第3判定部42、第4判定部43及び給電制御部44を備える。
As shown in FIG. 3, the
第1判定部40は、人体検知センサ11の検知結果に基づいて、第1領域101に人が存在するか否かを判定する。例えば、第1領域101は、図4に示す点線で囲まれた領域である。例えば、第1判定部40は、人体検知センサ11から第1検知信号を受信した場合には第1領域101に人が存在すると判定する。例えば、第1判定部40は、人体検知センサ11から第2検知信号を受信した場合には第1領域101に人が存在しないと判定する。例えば、第1判定部40は、人体検知センサ11から前記所定の信号を受信した場合には第1領域101に人が存在すると判定してもよい。第1判定部40は、第1領域101に人が存在すると判定した場合には、その判定結果を示す情報である第1情報を第3判定部42に出力する。
The
第2判定部41は、トイレ空間100内に設けられた人体検知センサ11では検知できない領域を含む所定領域である第2領域102に人が存在するか否かを、ワイヤレス給電の電波及び通信に用いられる電波の少なくともいずれかの電波の変動により判定する。第2領域102は、人体検知センサ11では検知できない領域を有していればよい。第2領域102は、トイレ空間100内の空間内でもよいし、トイレ空間100外の空間であってもよい。第2領域102は、トイレ空間100内の空間とトイレ空間100外の空間との双方を含む空間であってもよい。例えば、第2領域102は、第1領域101の少なくとも一部の領域とは重複しない領域を有する。例えば、第2領域102は、第1領域101と重複しない領域であってもよい。例えば、第2領域102は、トイレ空間100において、便座7に座った使用者から見て遠隔制御装置3が配置された側の特定領域を有する。特定領域は、トイレ装置2と遠隔制御装置3との間の領域であって、人体検知センサ11では人の存在を検知できない領域である。本実施形態では、第2領域102は、トイレ装置2と遠隔制御装置3との間で電波が伝搬する経路を有する領域である。第2領域102は、トイレ空間100内において、人体検知センサ11では人の存在を検知できない領域を有している。
The
本実施形態の第2判定部41は、電波強度Ir1に応じて第2領域102に人が存在するか否かを判定する。第2判定部41は、一定周期毎に電波強度Ir1が変動したか否かを判定する。例えば、第2判定部41は、電波強度Ir1の変化率が所定の閾値である変化率閾値を超えた場合に、電波強度Ir1が変動したと判定してもよい。
The
第2判定部41は、電波強度Ir1の演算値の変化率が所定の閾値である変化率閾値を超えた場合に、電波強度Ir1が変動したと判定してもよい。演算値は、複数の電波強度Ir1の平均値でもよいし、標準偏差でもよいし、分散値であってもよい。第2判定部41は、電波強度Ir1及び前記演算値の少なくともいずれかが所定の閾値である第1電波閾値未満の場合に、電波強度Ir1が変動したと判定してもよい。第2判定部41は、電波強度Ir1が変動したと判定した場合には、電波強度Ir1に応じて第2領域102に人が存在すると判定する。第2判定部41は、電波強度Ir1が変動したと判定した場合には、その判定結果を示す情報である第2情報を第3判定部42に出力する。第2判定部41は、電波強度Ir1及び前記演算値の少なくともいずれかが所定の閾値である第2電波閾値以上の場合には第2情報の出力を停止してもよい。第2電波閾値は、第1電波閾値と同一の値であってもよいし、第1電波閾値よりも高い値であってもよい。第2判定部41は、電波強度Ir1及び前記演算値の少なくともいずれかが所定の閾値である第3電波閾値を超えた場合に、電波強度Ir1が変動したと判定してもよい。
The
第3判定部42は、トイレ空間100内において、人が存在するか否かを判定する。第3判定部42は、第1判定部40が第1領域101に人が存在すると判定した場合と、第2判定部41が第2領域102に人が存在すると判定した場合と、の少なくともいずれかの場合には、トイレ空間100内において人が存在すると判定する。例えば、第3判定部42は、第1情報と第2情報との少なくともいずれかの情報を取得した場合には、トイレ空間100内において人が存在すると判定する。第3判定部42は、トイレ空間100内において人が存在すると判定した場合には、その判定結果を示す情報である第3情報を給電制御部44に出力する。
The
第4判定部43は、蓄電部34に対する充電が必要か否かを判定する。例えば、第4判定部43は、充電量Qが所定の閾値である第1充電量閾値Q1以下であるか否かを判定する。第4判定部43は、充電量Qが第1充電量閾値Q1以下になった場合には、蓄電部34に対する充電が必要であると判定する。蓄電部34に対する充電が必要である場合とは、遠隔制御装置3が動作するにあたって、蓄電部34の充電量Qが足りない状態、又は、その足りない状態に近い状態である。第4判定部43は、蓄電部34に対する充電が必要であると判定した場合には、その判定結果を示す情報である第4情報を給電制御部44に出力する。
The
第4判定部43は、充電量Qが第2充電量閾値Q2以上であるか否かを判定する。充電量Qが第2充電量閾値Q2以上の場合とは、蓄電部34が満充電である場合及び満充電に近い状態の場合のいずれかの場合である。第2充電量閾値Q2は、第1充電量閾値Q1よりも高い値である。例えば、第4判定部43は、充電量Qが第2充電量閾値Q2以上であると判定した場合には、その判定結果を示す情報である第5情報を給電制御部44に出力する。
The
給電制御部44は、トイレ空間100内において人が存在しないと判定された場合に、第1ワイヤレス給電を許可する。例えば、給電制御部44は、第3情報を取得しない場合には、給電部14に対して第1ワイヤレス給電を許可する信号である第1制御信号を出力する。
The power
給電制御部44は、トイレ空間100内において人が存在すると判定された場合に、第1ワイヤレス給電を禁止し、第2ワイヤレス給電を許可する。例えば、給電制御部44は、第3情報を取得した場合には、給電部14に対して第2ワイヤレス給電のみを許可する信号である第2制御信号を出力する。ただし、これに限定されず、給電制御部44は、トイレ空間100内において人が存在すると判定された場合には、すべてのワイヤレス給電を禁止してもよい。この場合には、給電制御部44は、第3情報を取得した場合に、給電部14に対してワイヤレス給電を禁止する信号である第3制御信号を出力する。
When it is determined that a person exists in the
給電制御部44は、トイレ空間100内において人が存在すると判定された場合において、蓄電部34に対する充電が必要と判定された場合に限り、第2ワイヤレス給電を許可してもよい。例えば、給電制御部44は、第3情報を受信した場合であって、第4情報を受信した場合に限り、給電部14に対して第2制御信号を出力してもよい。そして、給電制御部44は、第3情報を受信した場合であって、第4情報を受信しない場合には、給電部14に対して第3制御信号を出力してもよい。
The power
給電制御部44は、第5情報を受信した場合には、すべてのワイヤレス給電を禁止する。給電制御部44は、第5情報を取得した場合には、第3情報の受信及び未受信のいずれの場合であっても、給電部14に対して第3制御信号を出力してワイヤレス給電を禁止する。
When the power
給電部14は、電力変換部10から電力を取得することによって動作する。給電部14は、第1ワイヤレス給電と第2ワイヤレス給電とのいずれかのワイヤレス給電を行う。給電部14は、第1ワイヤレス給電と第2ワイヤレス給電とを同時に行うことはできない。給電部14が遠隔制御装置3に送信する電波は、例えば、920MHzでもよいし、マイクロ波であってもよい。
The
給電部14は、少なくとも第2判定部41が第2領域102に人が存在すると判定した場合には、第2電力量以下でのワイヤレス給電である第2ワイヤレス給電を実施する、又は、遠隔制御装置3に対するワイヤレス給電を停止する。
When at least the
給電部14は、給電制御部44から第1制御信号を受信した場合には、遠隔制御装置3に対して第1ワイヤレス給電を行う。給電部14は、給電制御部44から第2制御信号を受信した場合には、遠隔制御装置3に対して第2ワイヤレス給電を行う。給電部14は、給電制御部44から第3制御信号を受信した場合には、遠隔制御装置3に対するワイヤレス給電を行わない。
When the
本実施形態の給電部14は、図5に示すように、電波強度Ir1が変動した場合と、人体検知センサ11が人の存在を検知した場合と、少なくともいずれかの場合には、第2ワイヤレス給電を実施する、又はワイヤレス給電を停止する。給電部14は、電波強度Ir1が変動しない場合であり、且つ、人体検知センサ11が人の存在を検知していない場合には、第1ワイヤレス給電を行う。給電部14は、充電量Qが第2充電量閾値Q2以上の場合には、第1ワイヤレス給電及び第2ワイヤレス給電のすべてのワイヤレス給電を停止する。
As shown in FIG. 5, the
給電部14は、送電部50及び第1アンテナ51を備える。
The
送電部50は、第1アンテナ51に対して電気的に接続されている。送電部50は、所定の周波数の信号である送信信号を生成する発信器を有する。給電部14は、送信信号を増幅してもよい。送電部50は、第1制御信号及び第2制御信号のいずれかの信号に基づいて送信信号の増幅率を調整してもよい。例えば、送電部50は、第1制御信号を受信した場合には送信信号を第1増幅率で増幅してもよい。送電部50は、第2制御信号を受信した場合には送信信号を第1増幅率よりも低い第2増幅率で増幅してもよい。送電部50は、送信信号の位相を調整してもよい。送電部50は、第1制御信号及び第2制御信号のいずれかの制御信号を受信した場合には、増幅率及び位相を調整した送信信号を第1アンテナ51に出力する。送電部50は、第3制御信号を受信した場合には、第1アンテナ51に対する送信信号の出力を停止する。
The
第1アンテナ51は、送電部50から送信信号が送信されることによって遠隔制御装置3に対して電波を送信する。第1アンテナ51は、第1ワイヤレス給電の場合には、第1電波を遠隔制御装置3に向けて送信する。第1アンテナ51は、第2ワイヤレス給電の場合には、第2電波を遠隔制御装置3に向けて送信する。例えば、第1アンテナ51は、ループアンテナである。第1アンテナ51は、複数のアンテナ素子を有するアレイアンテナであってもよい。第1アンテナ51は、本体カバー6内において、便座7に座った使用者から見て遠隔制御装置3が配置された側に設けられている。例えば、遠隔制御装置3がトイレ装置2の右側の壁面に配置されている場合には、第1アンテナ51は、少なくとも、便座7に座った使用者から見て右側の特定領域に設けられている。例えば、遠隔制御装置3がトイレ装置2の左側の壁面に配置されている場合には、第1アンテナ51は、少なくとも、便座7に座った使用者から見て左側の特定領域に設けられている。右側の特定領域は、トイレ空間100を平面から見た場合に、中心線300よりも右側の本体カバー6内であればよい。左側の特定領域は、トイレ空間100を平面から見た場合に、中心線300よりも左側の本体カバー6内であればよい。
The
例えば、第1アンテナ51は、本体カバー6の左端及び右端の少なくともいずれか一方に設けられてもよい。例えば、遠隔制御装置3がトイレ装置2の右方向の壁面に配置されている場合には、第1アンテナ51は、本体カバー6内の右端に配置される。例えば、遠隔制御装置3がトイレ装置2の左方向の壁面に配置されている場合には、第1アンテナ51は、本体カバー6内の左端に配置される。例えば、第1アンテナ51は、便器4の後方に設けられた本体カバー6内の機能部に配置されている。
For example, the
以下において、トイレ装置2の動作の流れの第1の例を、図6を用いて説明する。
In the following, a first example of the operation flow of the
制御部13は、充電量Qが第2充電量閾値Q2以上であるか否かを判定する(ステップS101)。制御部13は、充電量Qが第2充電量閾値Q2以上の場合には、ワイヤレス給電しない(ステップS102)。制御部13は、充電量Qが第2充電量閾値Q2未満の場合には、電波強度Ir1が変動したか否かを判定する(ステップS103)。制御部13は、電波強度Ir1が変動したと判定した場合には、第2ワイヤレス給電を許可する。これにより、給電部14は、遠隔制御装置3に対して第2ワイヤレス給電する(ステップS104)。制御部13は、電波強度Ir1が変動したと判定した場合には、ワイヤレス給電を禁止してもよい。この場合には、ステップS104において、給電部14は、ワイヤレス給電しない。よって、トイレ装置2から電波は送信されてない。
The
ステップS103において、制御部13は、電波強度Ir1が変動しないと判定した場合には、人体検知センサ11が人の存在を検知しているか否かを判定する(ステップS105)。制御部13は、人体検知センサ11が人の存在を検知している場合には、ステップS104の処理に移行する。制御部13は、人体検知センサ11が人の存在を検知していない場合には、第1ワイヤレス給電を許可する。これにより、給電部14は、遠隔制御装置3に対して第1ワイヤレス給電する(ステップS106)。
In step S103, when it is determined that the radio wave intensity Ir1 does not fluctuate, the
以下において、トイレ装置2の動作の流れの第2の例を、図7を用いて説明する。
In the following, a second example of the operation flow of the
制御部13は、充電量Qが第2充電量閾値Q2以上であるか否かを判定する(ステップS201)。制御部13は、充電量Qが第2充電量閾値Q2以上の場合には、ワイヤレス給電しない(ステップS202)。制御部13は、充電量Qが第2充電量閾値Q2未満の場合には、電波強度Ir1が変動したか否かを判定する(ステップS203)。制御部13は、電波強度Ir1が変動したと判定した場合には、充電量Qが第1充電量閾値Q1以下であるか否かを判定する(ステップS204)。制御部13は、充電量Qが第1充電量閾値Q1以下である場合には、第2ワイヤレス給電を許可する。これにより、給電部14は、遠隔制御装置3に対して第2ワイヤレス給電する(ステップS205)。制御部13は、ステップS204において、充電量Qが第1充電量閾値Q1を超える場合には、ワイヤレス給電を禁止する。これにより、給電部14は、ワイヤレス給電しない(ステップS206)。
The
ステップS203において、制御部13は、電波強度Ir1が変動しないと判定した場合には、人体検知センサ11が人の存在を検知しているか否かを判定する(ステップS207)。制御部13は、人体検知センサ11が人の存在を検知している場合には、ステップS204の処理に移行する。制御部13は、人体検知センサ11が人の存在を検知していない場合には、第1ワイヤレス給電を許可する。これにより、給電部14は、遠隔制御装置3に対して第1ワイヤレス給電する(ステップS208)。
In step S203, when it is determined that the radio wave intensity Ir1 does not fluctuate, the
人体検知センサ11では検知できない領域であって、ワイヤレス給電の電波が伝搬する領域に人がいる場合には、電波強度Ir1は変動する。上記実施形態のトイレ装置2は、電波強度Ir1が変動した場合には、第2ワイヤレス給電を行う、又は、遠隔制御装置3に対するワイヤレス給電を停止する。これにより、トイレ装置2は、人が強い電波を長時間受けることを抑制することができる。
When there is a person in a region where the radio wave of wireless power supply propagates, which is a region that cannot be detected by the human
第2判定部41は、所定領域である第2領域102に人が存在するか否かをワイヤレス給電の電波及び通信に用いられる電波の少なくともいずれかの電波強度の変動により判定する。第2領域102はとは、トイレ空間100内に設けられた人体検知センサ11では検知できない領域を含む所定領域であって、トイレ装置2に隣接する空間を含む。トイレ装置2に隣接している空間とは、トイレ空間100とは異なる空間、浴室の空間、小便器が設けられている空間及び洗面器が設けられている空間の少なくともいずれかの空間である。浴室の空間、小便器が設けられている空間及び洗面器が設けられている空間は、それぞれトイレ空間100内に含まれてもよい。
The
上記実施形態において、電波強度検出部33は、第2アンテナ31で受信した電波の強度である電波強度Ir1を検出した。ただし、電波強度検出部33は、電波強度Ir1以外の電波強度を検出してもよい。例えば、電波強度検出部33は、通信部36が無線通信によって通信部12から受信した電波の強度である電波強度を検出してもよい。電波強度検出部33は、通信部36が無線通信によって通信部12から受信した電波の強度である電波強度Ir2を検出してもよい。この場合には、制御部37は、通信部36を介してトイレ装置2に対して電波強度Ir2を無線送信する。第2判定部41は、電波強度Ir1に替えて電波強度Ir2に応じて第2領域102に人が存在するか否かを判定してもよい。
In the above embodiment, the radio wave
上記第1制御装置9は、図8に示すように、電波強度検出部33を備えてもよい。この場合には、遠隔制御装置3は、電波強度検出部33を備えなくてもよい。電波強度検出部33が第1制御装置9に設けられている場合には、電波強度検出部33は、通信部12が無線通信によって通信部36から受信した電波の強度である電波強度Ixを検出してもよい。電波強度検出部33は、電波強度Ixを制御部13に送信する。制御部13の第2判定部41は、電波強度Ir1に替えて電波強度Ixに応じて第2領域102に人が存在するか否かを判定してもよい。
As shown in FIG. 8, the
したがって、給電部14は、遠隔制御装置3がトイレ装置2から受信した電波の強度である第1電波強度と、トイレ装置2が遠隔制御装置3から受信した電波の強度である第2電波強度と、の少なくともいずれかの電波強度が変動した場合には、第2ワイヤレス給電を行う、又は、遠隔制御装置3に対するワイヤレス給電を停止する。例えば、第1電波強度は、電波強度Ir1及び電波強度Ir2の少なくともいずれかである。例えば、第2電波強度は、電波強度Ixである。
Therefore, the
第2判定部41は、第2領域102に人が存在するか否かをワイヤレス給電の電波及び通信に用いられる電波の少なくともいずれかの電波強度の変動により判定する。一例として、通信に用いられる電波の強度は、トイレ装置2と遠隔制御装置3との通信に用いられる電波の強度であって、電波強度Ir1及び電波強度Ixの少なくともいずれかである。ただし、第2判定部41は、第2領域102に人が存在するか否かを判定する電波強度として、トイレ空間100内のトイレ装置2と、トイレ空間100とは異なる空間にあるトイレ装置2と、の通信に用いられる電波の強度を用いてもよい。第2判定部41は、第2領域102に人が存在するか否かを判定する電波強度として、トイレ空間100内の遠隔制御装置3と、トイレ空間100とは異なる空間にある遠隔制御装置3と、の通信に用いられる電波の強度を用いてもよい。第2判定部41において第2領域102に人が存在するか否かに用いられる電波は、トイレ空間100内においてトイレ装置2と遠隔制御装置3との間で送受する電波、トイレ空間100内のトイレ装置2とトイレ空間100外のトイレ装置2との間で送受する電波、及びトイレ空間100内の遠隔制御装置3とトイレ空間100外の遠隔制御装置3との間で送受する電波の少なくともいずれかの電波である。
The
上記トイレ装置2は、人体検知センサ11が人の存在を検知した場合と、電波強度Ir1、電波強度Ir2及び電波強度Ixのいずれかが変動した場合と、の少なくともいずれか満たされる所定条件下において、遠隔制御装置3に対して第2ワイヤレス給電を実施する、又は、遠隔制御装置3に対するワイヤレス給電を停止してもよい。これにより、トイレ装置2は、トイレ空間100において、人が電波を受ける可能性のある領域において人が存在する場合に、その人が強い電波を長時間受けることを抑制することができる。
The
上記制御部13は、通信部12から得られた充電量Qに応じて、遠隔制御装置3に対するワイヤレス給電の許否を決定してもよい。これにより、トイレ装置2は、トイレ空間100内において人が存在する場合に給電する必要が生じた場合において、充電量Qに応じてワイヤレス給電を行うため、人が電波を長時間受けることを抑制することができる。ここで、例えば、遠隔制御装置3に対するワイヤレス給電の許否は、第1ワイヤレス給電の許可、第2ワイヤレス給電の許可、ワイヤレス給電の禁止のいずれかである。
The
上記制御部13は、通信部12から得られた充電量Qが第1充電量閾値Q1以下になった場合には、遠隔制御装置3に対するワイヤレス給電を許可し、充電量Qが第2充電量閾値Q2以上になった場合には、遠隔制御装置3に対する前記ワイヤレス給電を禁止してもよい。これにより、トイレ装置2は、蓄電部34の過充電を抑制することができる。トイレ装置2は、蓄電部34の充電量が少ない場合にワイヤレス給電を行うことができ、遠隔制御装置3が動作不能になることを抑制することができる。
When the charge amount Q obtained from the
上記給電部14は、第3判定部42がトイレ空間100内に人が存在すると判定した場合において、充電量Qが第1充電量閾値Q1以下になった場合にのみ、第2ワイヤレス給電を行ってもよい。これにより、トイレ装置2は、トイレ空間100内において人が存在する場合に給電する必要が生じた場合でも、人に安全なレベルでワイヤレス給電が可能である。
When the
上記通信部12は、図9に示すように、トイレ空間100内に設けられたトイレ装置2及び遠隔制御装置3以外の一つ以上の通信機器400と通信してもよい。ワイヤレス給電システム1は、通信機器400をさらに備えてもよい。通信機器400は、トイレ空間100内に設けられたトイレ装置2及び遠隔制御装置3以外の通信機能を有する装置であれば、特に限定されない。例えば、通信機器400は、トイレ空間100とは異なるトイレ空間内のトイレ装置2及び遠隔制御装置3の少なくともいずれかである。例えば、通信機器400は、IoT(Internet of Things)に用いられているセンサが受信した情報を無線送信する通信機器である。例えば、通信機器400は、人が所持する通信機器、ウェアラブル機器及び体内に埋め込まれている体内埋込型機器の少なくともいずれかに含まれてもよい。例えば、人が所持する通信機器は、携帯情報端末、車両用通信装置及び開閉装置の少なくともいずれかである。例えば、携帯情報端末は、スマートフォンやタブレット端末である。車両用通信装置は、車両の開閉体の施錠又は解錠、及び車両のエンジンの始動を遠隔から無線で行う装置である。上記車両の開閉体は、ドア及びテールゲートの少なくともいずれかである。開閉装置は、建物の開閉体を遠隔から無線で開閉できる装置である。建物の開閉体は、ドア、窓及びシャッターの少なくともいずれかである。例えば、ウェアラブル機器は、スマートウォッチ及びスマートグラスの少なくともいずれかである。体内埋込型機器は、医療機器、ペースメーカー及びマイクロチップの少なくともいずれかである。例えば、前記マイクロチップは、入退出管理の用途のために人に埋め込まれている。
As shown in FIG. 9, the
トイレ装置2は、通信機器400を有する人がトイレ空間100内に入った場合において、その通信機器400と通信部12を介して直接又は間接的に通信することでトイレ空間100内に人が存在することを検知してもよい。トイレ装置2は、通信機器400を有する人がトイレ空間100とは異なる空間内に入った場合には、その通信機器400と通信部12を介して直接又は間接的に通信することでトイレ空間100とは異なる空間内に人が存在することを検知してもよい。制御部13は、通信機器400と通信して人の存在を検知した場合には、トイレ空間100内の遠隔制御装置3に対するワイヤレス給電を禁止してもよいし、第2ワイヤレス給電のみを許可してもよい。よって、トイレ装置2は、通信機器400と通信して人の存在を検知した場合には、すべてのワイヤレス給電を停止してもよいし、第2ワイヤレス給電のみを実施してもよい。
In the
通信機器400は、建物内に設けられてもよい。例えば、通信機器400は、洗面装置、水栓装置、浴室装置、小便器装置、開閉体制御装置、照明機器、家電機器及びセキュリティ機器の少なくともいずれかに含まれてもよい。通信機器400は、トイレ空間100内に配置されてもよいし、トイレ空間100とは異なる空間に配置されてもよい。トイレ空間100とは異なる空間とは、例えば、トイレ空間100に隣接した空間である。一例として、図10に示すように、パブリックトイレでトイレブースが連立している場合において、一つのトイレブースがトイレ空間100であり、そのトイレブース以外のトイレブースがトイレ空間100とは異なる空間である。
The communication device 400 may be installed in the building. For example, the communication device 400 may be included in at least one of a washbasin device, a faucet device, a bathroom device, a urinal device, an opening / closing body control device, a lighting device, a home appliance device, and a security device. The communication device 400 may be arranged in the
洗面装置が通信機器400を有する場合には、通信機器400は、洗面装置に設けられた照明機器や水栓装置が使用された場合に、人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。浴室装置が通信機器400を有する場合には、通信機器400は、浴室内の人を検知した場合には人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。水栓装置が通信機器400を有する場合には、通信機器400は、水栓が使用された場合に人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。小便器装置が通信機器400を有する場合には、通信機器400は、小便器が使用されている場合に人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。小便器が使用されている場合とは、例えば、小便器の前方にいる人を小便器装置内の人感センサで検知した場合である。開閉体制御装置は、建物の開閉体を開閉体する装置である。開閉体とは、窓やドアである。開閉体制御装置が通信機器400を有する場合には、通信機器400は、開閉体を制御する場合に人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。
When the wash basin has a communication device 400, the communication device 400 provides human body detection information indicating that a person exists when the lighting device or the faucet device provided in the wash basin is used. May be sent to. When the bathroom device has the communication device 400, the communication device 400 may transmit the human body detection information indicating that a person exists to the
照明機器が通信機器400を有する場合には、通信機器400は、照明機器内の照明器が点灯している場合に人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。家電機器が通信機器400を有する場合には、通信機器400は、家電機器が駆動した場合に、人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。例えば、家電機器は、空調設備、テレビ、冷蔵庫及び洗濯機の少なくともいずれかである。通信機器400が冷蔵庫内に設けられている場合には、通信機器400は、冷蔵庫の扉の開状態から閉状態、閉状態から開状態の少なくともいずれかを検知した場合には、人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。セキュリティ機器とは、例えば、防犯カメラ及び防犯センサの少なくともいずれかである。セキュリティ機器が通信機器400を有する場合には、通信機器400は、防犯カメラや防犯センサで人を検知した場合やセキュリティ機器の設定が変更された場合に人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。
When the lighting device has the communication device 400, the communication device 400 may transmit the human body detection information indicating that a person exists when the lighting device in the lighting device is lit to the
通信機器400は、人体検知情報を通信機器400が設けられている空間に配置された人体検知センサから取得してもよい。この人体検知センサは、例えば、焦電センサ、超音波センサ及び測距センサのいずれかである。通信機器400は、人体検知情報を、その空間に配置されたトイレ装置2から取得してもよい。通信機器400は、トイレ装置2からの電波を受信し、その受信した電波強度が所定の閾値を下回った場合に人が存在することを示す人体検知情報をそのトイレ装置2に送信してもよい。
The communication device 400 may acquire the human body detection information from the human body detection sensor arranged in the space where the communication device 400 is provided. The human body detection sensor is, for example, one of a pyroelectric sensor, an ultrasonic sensor, and a distance measuring sensor. The communication device 400 may acquire the human body detection information from the
トイレ空間100内の制御部13は、通信部12を介して通信機器400から受信した情報に基づいて、トイレ空間100内の遠隔制御装置3に対するワイヤレス給電を許可及び禁止のいずれかを決定してもよい。例えば、制御部13は、通信機器400から受信した情報に基づいて、第1ワイヤレス給電の許可、第2ワイヤレス給電の許可、ワイヤレス給電の禁止のいずれかを行う。一例として、トイレ空間100内の制御部13は、通信部12を介して通信機器400から受信した人の存在を示す人体検知情報を受信した場合には、トイレ空間100内の遠隔制御装置3に対するワイヤレス給電を禁止してもよい。トイレ空間100内の制御部13は、通信部12を介して通信機器400から受信した人の存在を示す人体検知情報を受信した場合には、トイレ空間100内の遠隔制御装置3に対する第2ワイヤレス給電のみを許可してもよい。
The
例えば、トイレ空間100内の制御部13は、通信部12を介して通信機器400から受信した情報が人の存在を示す情報ではない場合には、トイレ空間100内の遠隔制御装置3に対する第1ワイヤレス給電及び第2ワイヤレス給電を許可してもよい。これにより、給電部14は、トイレ空間100とは異なる空間に人がいる場合には、第2ワイヤレス給電する、又は、ワイヤレス給電を停止する。したがって、トイレ装置2は、トイレ空間を通過して他の空間にいる人が強い電波を受けることを抑制することができる。例えば、トイレ空間100とは異なる空間は、トイレ空間100から送信される電波がとどく範囲内の空間である。通信部12と通信する通信機器400は、予め設定されもよい。
For example, when the information received from the communication device 400 via the
図10に示す例では、通信機器400は、トイレ空間100aとは異なるトイレ空間100b及び100c内のトイレ装置2及び遠隔制御装置3の少なくともいずれかである。例えば、トイレ空間100bのトイレ装置2は、トイレ空間100bに人が存在するか否かの情報である人体検知情報をトイレ空間100a内の通信部12に送信する。トイレ空間100bのトイレ装置2は、トイレ空間100b内の第3判定部42がトイレ空間100b内において人が存在すると判定した場合に、その判定結果を示す人体検知情報をトイレ空間100a内のトイレ装置2に送信してもよい。また、トイレ空間100bのトイレ装置2である通信機器400は、トイレ空間100aからの電波強度が変動した場合に、トイレ空間100bにおける第2領域102に使用者500などの人が存在することを示す人体検知情報をトイレ空間100a内のトイレ装置2に送信してもよい。トイレ空間100cのトイレ装置2及び遠隔制御装置3の少なくともいずれかの装置である通信機器400は、トイレ空間100aからの電波強度が変動した場合に、トイレ空間100cにおける第2領域102に使用者600などの人が存在することを示す人体検知情報をトイレ空間100a内のトイレ装置2に送信してもよい。通信機器400がトイレ空間100aからの電波強度が変動したか否かを判定する方法は、第2判定部41によって電波強度Ir1変動したか否かを判定する方法と同様であってもよい。
In the example shown in FIG. 10, the communication device 400 is at least one of the
トイレ空間100は、パブリックトイレ全体の空間であってもよい。この場合には、通信機器400は、トイレ空間100内に設けられる。例えば、図11に示す例では、通信機器400は、多目的トイレ内に設けられた洗面装置700及び小便器装置800の少なくともいずれかである。洗面装置700は、洗面器701に湯又は水を供給する水栓装置が使用された場合には、人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。トイレ装置2は、洗面装置700及び小便器装置800のそれぞれと、電波を用いて通信している。洗面装置700は、トイレ装置2からの通信用の電波及びワイヤレス給電用の電波の少なくともいずれかの電波を受信し、その受信した電波強度が変動した場合に人が存在することを示す人体検知情報をそのトイレ装置2に送信してもよい。洗面装置700は、トイレ装置2からの通信用の電波及びワイヤレス給電用の電波の少なくともいずれかの電波を受信し、その受信した電波強度をトイレ装置2に送信してもよい。トイレ装置2の第2判定部41は、洗面装置700とトイレ装置2との間で送受する電波の電波強度が変動したか否かを判定することでトイレ空間100内に人が存在するか否かを判定してもよい。
The
小便器装置800は、小便器801が使用されている場合に人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。例えば、小便器装置800は、小便器801の前方にいる人を小便器装置内の人感センサで検知した場合には、人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。小便器装置800は、小便器801の前方にいる人を小便器装置内の人感センサを有してもよい。小便器装置800は、トイレ装置2からの通信用の電波及びワイヤレス給電用の電波の少なくともいずれかの電波を受信し、その受信した電波強度を一定周期毎にトイレ装置2に送信してもよい。トイレ装置2の第2判定部41は、小便器装置800とトイレ装置2との間で送受する電波の電波強度が変動したか否かを判定することでトイレ空間100内に人が存在するか否かを判定してもよい。
The
図12及び図13は、住宅やホテルなどの建物にワイヤレス給電システム1を適用した一例である。図12に示す例では、通信機器400は、トイレ装置2に設けられたトイレ空間100外の空間104に設けられて洗面装置401である。トイレ空間100外の空間104は、トイレ空間100に隣接された空間である。トイレ装置2は、洗面装置401と電波を用いて通信する。洗面装置401は、洗面器402に湯又は水を供給する水栓装置が使用された場合には、人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。洗面装置401は、トイレ装置2からの通信用の電波及びワイヤレス給電用の電波の少なくともいずれかの電波を受信し、その受信した電波強度が変動したと判定した場合において人体検知情報をそのトイレ装置2に送信してもよい。洗面装置401は、トイレ装置2から受信した電波の電波強度をトイレ装置2に送信してもよい。トイレ装置2の第2判定部41は、洗面装置401とトイレ装置2との間で送受する電波の電波強度が変動したか否かを判定することで空間104内に人が存在するか否かを判定してもよい。洗面装置401と洗面器402とは、トイレ空間100に設けられてもよい。この場合には、トイレ装置2の第2判定部41は、洗面装置401とトイレ装置2との間で送受する電波の電波強度が変動したか否かを判定することで、トイレ空間100内の洗面器402の前に人が存在するか否かを判定してもよい。
12 and 13 are examples in which the wireless
図13に示す例では、通信機器400は、トイレ装置2に設けられたトイレ空間100外の空間105に設けられて浴室装置403である。トイレ空間100外の空間105は、トイレ空間100に隣接された空間である。例えば、空間105は、浴室である。トイレ装置2は、浴室装置403と電波を用いて通信する。浴室装置403は、空間105内の人を検知した場合には人が存在することを示す人体検知情報をトイレ装置2に送信してもよい。浴室装置403は、トイレ装置2からの通信用の電波及びワイヤレス給電用の電波の少なくともいずれかの電波を受信し、その受信した電波強度が変動したと判定した場合において人体検知情報をそのトイレ装置2に送信してもよい。浴室装置403は、トイレ装置2から受信した前記電波の電波強度をトイレ装置2に送信してもよい。トイレ装置2の第2判定部41は、浴室装置403とトイレ装置2との間で送受する電波の電波強度が変動したか否かを判定することで空間105内に人が存在するか否かを判定してもよい。トイレ空間100と空間105とは同一空間であってもよい。この場合には、トイレ装置2の第2判定部41は、浴室装置403とトイレ装置2との間で送受する電波の電波強度が変動したか否かを判定することで、トイレ空間100内において人が存在するか否かを判定してもよい。
In the example shown in FIG. 13, the communication device 400 is a
上記制御部37は、受電部32から出力される直流電力で動作してもよい。例えば、遠隔制御装置3に蓄電部34が設けられていない場合には、制御部37は、受電部32から出力される直流電力で動作する。例えば、遠隔制御装置3は、ワイヤレス給電されている場合には、受電電力から出力された直流電力によって、蓄電部34を充電するとともに制御部37を動作させてもよい。遠隔制御装置3は、ワイヤレス給電されていない場合には、蓄電部34に充電されている電力で制御部37を動作させてもよい。
The
上記実施形態の第2判定部41は、トイレ装置11以外に設けられてもよい。例えば、第2判定部41は、遠隔制御装置3に設けられてもよい。例えば、第2判定部41は、遠隔制御装置3及びトイレ装置11以外のトイレ空間100内に設けられてもよい。例えば、第2判定部41は、トイレ空間100外の空間に設けられてもよい。例えば、第2判定部41は、トイレ空間100外の空間に設置された通信機器400に設けられてもよい。
The
第1制御装置9は、第1判定部40が人の検知し、第2判定部41で人の存在を検知していない場合には第1給電パターンで第2ワイヤレス給電してもよい。そして、第1制御装置9は、少なくとも第2判定部41で人の存在を検知している場合には第2給電パターンで第2ワイヤレス給電してもよい。第1制御装置9は、充電量Qに基づいて、第2ワイヤレス給電を行う場合における電力量を可変してもよい。例えば、第1制御装置9は、充電量Qが低くなるにつれて、第2ワイヤレス給電の電力量を増加させてもよい。例えば、第1制御装置9は、充電量Qに応じて第1給電パターン及び第2給電パターンのいずれかを選択してもよい。
In the
例えば、制御部13は、プロセッサを備える。例えば、プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)及びMPU(Micro Processing Unit)である。例えば、制御部13は、マイクロコントローラであってもよい。制御部13は、不揮発性の半導体及び揮発性の半導体の少なくともいずれか一方を備えもてよい。制御部13は、プロセッサがプログラムを実行することによって実現されてもよい。制御部13の構成要素のうち少なくとも一部は、ハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
For example, the
例えば、上記ハードウェアは、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、及びGPU(Graphics Processing Unit)の少なくともいずれかである。上記プログラムは、予め記憶装置に格納されていてもよい。前記記憶装置は、非一過性の記憶媒体である。例えば、前記記憶装置は、HDD(Hard Disk Drive)及びフラッシュメモリの少なくともいずれかである。前記プログラムは、着脱可能な記憶媒体に格納されてもよい。この場合には、前記プログラムは、記憶媒体がドライブ装置に装着されることによって前記記憶装置にインストールされてもよい。前記記憶媒体は、非一過性の記憶媒体である。例えば、前記記録媒体は、DVD及びCD−ROMのいずれかである。 For example, the hardware is at least one of LSI (Large Scale Integration), ASIC (Application Specific Integrated Circuit), FPGA (Field-Programmable Gate Array), and GPU (Graphics Processing Unit). The above program may be stored in the storage device in advance. The storage device is a non-transient storage medium. For example, the storage device is at least one of an HDD (Hard Disk Drive) and a flash memory. The program may be stored in a removable storage medium. In this case, the program may be installed in the storage device by mounting the storage medium in the drive device. The storage medium is a non-transient storage medium. For example, the recording medium is either a DVD or a CD-ROM.
1…ワイヤレス給電システム、2…トイレ装置、3…遠隔制御装置、12…通信部、13…制御部、14…給電部 1 ... wireless power supply system, 2 ... toilet device, 3 ... remote control device, 12 ... communication unit, 13 ... control unit, 14 ... power supply unit
Claims (15)
前記トイレ装置に設けられ、前記遠隔制御装置に対して電波を送信することで第1電力量をワイヤレス給電する給電部と、
所定領域に人が存在するか否かを、ワイヤレス給電の電波及び通信に用いられる電波の少なくともいずれかの電波強度の変動により判定する判定部と、
を備え、
前記給電部は、
少なくとも前記判定部が前記所定領域に人が存在すると判定した場合には、前記第1電力量未満の第2電力量以下でワイヤレス給電を実施する、又は、前記遠隔制御装置に対するワイヤレス給電を停止する、
ワイヤレス給電システム。 A wireless power supply system including a toilet device provided in a toilet space and a remote control device that is powered by radio waves from the toilet device.
A power supply unit provided in the toilet device to wirelessly supply the first electric energy by transmitting radio waves to the remote control device.
A determination unit that determines whether or not a person exists in a predetermined area based on fluctuations in the radio wave intensity of at least one of the radio waves of wireless power supply and the radio waves used for communication.
With
The power feeding unit
When at least the determination unit determines that a person exists in the predetermined area, wireless power supply is performed with a second electric energy less than the first electric energy amount, or wireless power supply to the remote control device is stopped. ,
Wireless power supply system.
前記所定領域は、前記人体検知センサでは検知できない領域を含む、
請求項1に記載のワイヤレス給電システム。 Further equipped with a human body detection sensor provided in the toilet space,
The predetermined area includes an area that cannot be detected by the human body detection sensor.
The wireless power supply system according to claim 1.
請求項2に記載のワイヤレス給電システム。 The power feeding unit is said to be under a predetermined condition in which at least one of a case where the human body detection sensor detects the presence of the person and a case where the determination unit determines that the person exists in the predetermined area is satisfied. Wireless power supply is performed with the second power or less.
The wireless power supply system according to claim 2.
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワイヤレス給電システム。 The determination unit includes a first radio wave intensity, which is the intensity of the radio wave received by the remote control device from the toilet device, and a second radio wave intensity, which is the intensity of the radio wave received by the toilet device from the remote control device. When at least one of the radio wave intensities fluctuates, it is determined that a person exists in the predetermined area.
The wireless power supply system according to any one of claims 1 to 3.
前記トイレ装置は、前記蓄電部の充電量に応じて、前記ワイヤレス給電の許否を決定する制御部を有する、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のワイヤレス給電システム。 The remote control device further includes a power storage unit for charging the electric power supplied from the toilet device.
The toilet device has a control unit that determines whether or not to allow or reject the wireless power supply according to the charge amount of the power storage unit.
The wireless power supply system according to any one of claims 1 to 4.
請求項5に記載のワイヤレス給電システム。 When the charge amount becomes the first threshold value or less, the control unit permits the wireless power supply to the remote control device, and the charge amount becomes the second threshold value or more higher than the first threshold value. In some cases, the wireless power supply to the remote control device is prohibited.
The wireless power supply system according to claim 5.
前記給電部は、前記所定条件下において、前記蓄電部の充電量が閾値以下になった場合に前記第1電力量未満の第2電力量以下でワイヤレス給電を実施し、前記蓄電部の充電量が前記閾値を超える場合にはワイヤレス給電を行わない、
請求項3に記載のワイヤレス給電システム。 The remote control device further includes a power storage unit for charging the electric power supplied from the toilet device.
Under the predetermined conditions, when the charge amount of the power storage unit becomes equal to or less than the threshold value, the power supply unit performs wireless power supply with a second power amount less than the first power amount and the charge amount of the power storage unit. If exceeds the threshold value, wireless power supply is not performed.
The wireless power supply system according to claim 3.
前記トイレ空間外にある通信機器と通信する通信部を備え、
前記トイレ装置は、前記通信部を介して前記通信機器から受信した情報に基づいて、前記遠隔制御装置に対する前記ワイヤレス給電を許可及び禁止のいずれかを行う、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のワイヤレス給電システム。 The toilet device
It is equipped with a communication unit that communicates with communication equipment outside the toilet space.
The toilet device either permits or prohibits the wireless power supply to the remote control device based on the information received from the communication device via the communication unit.
The wireless power supply system according to any one of claims 1 to 7.
前記トイレ空間外にある通信機器と通信する通信部を備え、
前記トイレ装置は、前記通信部を介して前記通信機器から受信した情報に基づいて、前記遠隔制御装置に対する前記第1電力量でのワイヤレス給電の許可、前記第2電力量以下でワイヤレス給電の許可、前記ワイヤレス給電の禁止のいずれかを行う、
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のワイヤレス給電システム。 The toilet device
It is equipped with a communication unit that communicates with communication equipment outside the toilet space.
Based on the information received from the communication device via the communication unit, the toilet device permits the remote control device to supply wireless power with the first electric energy, and permits wireless power supply with the second electric energy or less. , Prohibit any of the wireless power supplies,
The wireless power supply system according to any one of claims 1 to 8.
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のワイヤレス給電システム。 The determination unit uses radio waves transmitted from at least one of the toilet device and the remote control device provided in the toilet space to determine whether or not a person exists in the predetermined area outside the toilet space. To judge,
The wireless power supply system according to any one of claims 1 to 8.
請求項8から請求項10のいずれか一項に記載のワイヤレス給電システム。 The outside of the toilet space is a space adjacent to the toilet space.
The wireless power supply system according to any one of claims 8 to 10.
請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のワイヤレス給電システム。 The cycle of the radio wave transmitted from the power supply unit to the remote control device in the case of wireless power supply with the second power amount or less is the period of the radio wave transmitted from the power supply unit to the remote control device in the case of wireless power supply with the first power amount. Longer than the period of radio waves transmitted to
The wireless power supply system according to any one of claims 1 to 11.
請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のワイヤレス給電システム。 The period during which radio waves are transmitted from the power supply unit to the remote control device in the case of wireless power supply with the second electric energy or less is such that the radio waves are remote from the power supply unit in the case of wireless power supply with the first electric energy. Shorter than the period sent to the controller,
The wireless power supply system according to any one of claims 1 to 12.
請求項1から請求項13のいずれか一項に記載のワイヤレス給電システム。 The radio wave intensity of the radio wave transmitted from the power feeding unit to the remote control device in the case of wireless power feeding with the second electric energy or less is controlled remotely from the power feeding unit in the case of wireless power feeding with the first electric energy. Lower than the strength of the radio waves transmitted to the device,
The wireless power supply system according to any one of claims 1 to 13.
前記アンテナは、前記トイレ装置において、前記便座に座った使用者から見て左側及び右側のいずれかに設けられている、
請求項1から請求項14のいずれか一項に記載のワイヤレス給電システム。 The power feeding unit includes an antenna that transmits radio waves to the remote control device.
The antenna is provided on either the left side or the right side of the toilet device when viewed from the user sitting on the toilet seat.
The wireless power supply system according to any one of claims 1 to 14.
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