JP2021095716A - コンクリート吹付厚さ管理方法及びコンクリート吹付厚さ管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】掘削面にコンクリート材料を吹付ける吹付作業の効率を向上させる。【解決手段】トンネルTの切羽面Fに吹付けられるコンクリート材料の厚さを管理するコンクリート吹付厚さ管理方法は、切羽面Fに吹付けられるコンクリート材料の目標吹付厚さを設定する目標設定工程と、コンクリート材料が吹付けられていない切羽面Fまでの基準距離を測定する基準距離測定工程と、コンクリート材料が吹付けられている切羽面Fの吹付表面までの表面距離を測定する表面距離測定工程と、測定された基準距離と表面距離との差分を算出する差分算出工程と、算出された差分と目標吹付厚さとを比較した結果に応じて吹付表面に所定の情報を表示する情報表示工程と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、掘削面に吹付けられるコンクリート材料の厚さを管理するコンクリート吹付厚さ管理方法及びコンクリート吹付厚さ管理システムに関する。
山岳トンネルの施工に主に用いられるNATM工法では、発破工程、ズリ出し工程、一次コンクリート吹付工程、支保工建込工程及び二次コンクリート吹付工程を所定距離ごとに繰返すことにより、トンネルを軸方向に構築していく。
支保工建込工程以後の工程では、トンネルの切羽面近傍で作業者が作業することがある。切羽面は剥落するおそれがあるので、切羽面近傍での作業の安全性を高めるために、1次コンクリート吹付工程では、切羽面にコンクリート材料を吹付けることによって切羽面を安定させている(特許文献1)。
特開2000−283756号公報
特許文献1に開示された方法では、コンクリート材料を吹付ける前の壁面の形状データとコンクリート材料を吹付けた後の壁面の形状データとに基づいて吹付け厚さを算出し、算出された吹付け厚さがモニタに表示される。このため、掘削面の各部における吹付け厚さを目標厚さとするには、吹付作業を行う作業者が、モニタに表示された吹付け厚さを確認しながら作業を進める必要がある。しかしながら、吹付表面を見ながら吹付作業を行っている作業員が、比較的小さなモニタを見て各部の吹付け厚さを逐次確認することは困難であり、吹付け厚さを確認する度に作業を中断してしまうと作業効率が低下する。
本発明は、掘削面にコンクリート材料を吹付ける吹付作業の効率を向上させることを目的とする。
本発明は、トンネルの掘削面に吹付けられるコンクリート材料の厚さを管理するコンクリート吹付厚さ管理方法であって、前記掘削面に吹付けられるコンクリート材料の目標吹付厚さを設定する目標設定工程と、コンクリート材料が吹付けられていない前記掘削面までの基準距離を測定する基準距離測定工程と、コンクリート材料が吹付けられている前記掘削面の吹付表面までの表面距離を測定する表面距離測定工程と、測定された前記基準距離と前記表面距離との差分を算出する差分算出工程と、算出された前記差分と前記目標吹付厚さとを比較した結果に応じて前記吹付表面に所定の情報を表示する情報表示工程と、を備える。
また、本発明は、トンネルの掘削面に吹付けられるコンクリート材料の厚さを管理するコンクリート吹付厚さ管理システムであって、前記掘削面までの距離を測定可能な距離検出器と、コンクリート材料が吹付けられている前記掘削面の吹付表面に所定の情報を表示可能な表示装置と、前記距離検出器の検出値に基づいて前記表示装置を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記掘削面に吹付けられるコンクリート材料の目標吹付厚さを設定し、コンクリート材料が吹付けられていない前記掘削面までの基準距離を前記距離検出器により測定し、コンクリート材料が吹付けられている前記掘削面の吹付表面までの表面距離を前記距離検出器により測定し、測定された前記基準距離と前記表面距離との差分を算出し、算出された前記差分と前記目標吹付厚さとを比較した結果に応じて前記表示装置により前記吹付表面に所定の情報を表示する。
本発明によれば、掘削面にコンクリート材料を吹付ける吹付作業の効率を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るコンクリート吹付厚さ管理システムが適用されるコンクリート材料の吹付作業をトンネルの側方から見た概略図である。 吹付作業中のトンネルの切羽面を示す図である。 本発明の実施形態に係るコンクリート吹付厚さ管理システムの制御装置のブロック図である。 制御装置による処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るコンクリート吹付厚さ管理方法及びコンクリート吹付厚さ管理システム100について説明する。ここでは、NATM工法において掘削面に吹付けられるコンクリート材料の厚さを管理するコンクリート吹付厚さ管理方法及びコンクリート吹付厚さ管理システム100を、図1から図4を参照して説明する。
NATM工法では、発破工程、ズリ出し工程、一次コンクリート吹付工程、支保工建込工程及び二次コンクリート吹付工程を例えば1〜2mごとに繰り返すことにより、トンネルTを軸方向に沿って構築する。
支保工建込工程以後の工程では、トンネルTの掘削面である切羽面Fの近傍で作業者が作業することがある。切羽面Fは剥落するおそれがあるので、切羽面F近傍での作業の安全性を高めるために、支保工建込工程の前工程である1次コンクリート吹付工程では、切羽面Fにコンクリート材料を吹付けることによって切羽面Fを安定させている。
具体的には、図1に示すように、吹付機20によって、まだ固まっていない状態のコンクリート材料を切羽面Fに吹付け、吹付けられたコンクリート材料が硬化することにより形成されたコンクリート構造体を切羽面Fの表面に生成することによって、切羽面Fを安定させている。コンクリート材料としては、モルタルが用いられてもよい。また、コンクリート材料の吹付けに際して、切羽面Fに吹付けられたコンクリートの硬化を促進するために、急結剤が添加される。
吹付機20は、ノズル21からコンクリート材料を噴射する吹付装置であり、台車22と、コンクリート材料をノズル21に圧送する圧送手段としてのコンクリートポンプ23と、コンクリート材料に急結剤を添加する添加手段としての急結剤ポンプ24と、ノズル21をトンネルTの切羽面Fに向けた状態で移動させるノズル駆動部30と、を備える。吹付機20は、ノズル駆動部30によってノズル21を移動させながらコンクリート材料を噴射することによって、切羽面Fの全体にコンクリート材料を吹付けることができる。
台車22は、自走可能であり、トンネルT内を移動可能である。コンクリート材料を切羽面Fに吹付ける際には、ノズル駆動部30が設けられる台車22の前部を切羽面Fに向けた状態で切羽面Fから所定の距離だけ離れた場所へと移動した後、図示しないジャッキを張り出して台車22を確実に停止させる。
コンクリートポンプ23は、コンクリート材料を貯留するホッパ25と共に台車22に設けられている。ホッパ25は、台車22の後部に搭載されており、ホッパ25にはミキサ車Mからコンクリート材料が投入される。コンクリートポンプ23は、ホッパ25からコンクリート材料を吸い込み、配管(図示省略)を通じてノズル21に圧送する。圧送されたコンクリート材料は、高圧空気と混合されノズル21から噴射される。
急結剤ポンプ24は、コンクリートポンプ23と同様に、台車22に設けられている。急結剤ポンプ24は、配管(図示省略)を通じてノズル21に接続されており、図示しない急結剤タンク内の急結剤をノズル21に供給する。ノズル21に供給された急結剤は、ノズル21の内部でコンクリート材料に添加され、コンクリート材料と共にノズル21から噴射される。
ノズル駆動部30は、台車22の前部にスイング及び伸縮可能に設けられるブーム31と、ブーム31の先端にスイング及び伸縮可能に設けられるアーム32と、を有する。ノズル21は、アーム32の先端に取り付けられているため、ブーム31及びアーム32をスイング及び伸縮させることにより、ノズル21の先端に設けられた噴射口を切羽面Fに向けた状態でノズル21の位置を任意の位置へと移動させることが可能である。したがって、切羽面F全体にノズル21を通じてコンクリート材料を吹付けることができる。ノズル駆動部30の操作、すなわち、切羽面Fに対するノズル21の位置の調整は、ノズル駆動部30の駆動を制御する図示しない制御部と通信可能なコントローラ27を介して作業者によって行われる。
上記構成の吹付機20により切羽面Fにコンクリート材料を吹付ける際、作業者は、コンクリート材料が吹付けられた切羽面Fの表面を見ながら切羽面Fに吹付けられたコンクリート材料の厚さが全域において、予め設定された目標吹付厚さとなるように、コントローラ27を操作し、ノズル21の位置や噴射されるコンクリート材料の圧力等を適宜調整する。
ここで切羽面Fは、コンクリート材料の吹付厚さが厚いほど安定するため、コンクリート材料の吹付厚さをできるだけ厚くすることが望ましい。一方で、コンクリート材料の吹付厚さを必要以上に厚くすると、コンクリート材料が無駄になるとともに作業時間が長くなり、結果として、トンネルTの構築コストが増大することになる。このため、切羽面Fにコンクリート材料を吹付ける吹付作業は、吹付厚さが目標吹付厚さを超えた時点で終了させることが好ましい。しかしながら、切羽面Fの全域における吹付け厚さを作業員が逐次確認することは困難であり、任意の複数箇所の吹付け厚さを確認するとしても、その度に作業を中断してしまうと作業効率が低下することになる。
また、切羽面Fに部分的に亀裂があるような場合には、剥落の危険性が高いことから、この部分の吹付厚さを厚くする必要がある。しかし、特定の部分の吹付厚さが十分な厚さとなっているかを逐次確認することは困難であり、この部分の吹付け厚さを確認する度に作業を中断してしまうと作業効率が低下することになる。
このような課題を解決するため、本実施形態では、掘削面である切羽面Fに吹付けられるコンクリート材料の厚さを管理するコンクリート吹付厚さ管理システム100(以下、「管理システム100」)を上記構成の吹付機20に設けている。
次に、図1〜4を参照し、管理システム100について説明する。図2は、吹付機20から見た切羽面Fを示す図であり、図3は、後述の制御装置50のブロック図であり、図4は、制御装置50による処理を示すフローチャートである。
管理システム100は、図1に示すように、台車22に取り付けられ切羽面Fまでの距離を測定可能な距離センサ(距離検出器)41と、台車22に取り付けられコンクリート材料が吹付けられる切羽面Fの吹付表面に所定の情報を表示可能な表示装置42と、距離センサ41の検出値に基づいて表示装置42を制御する制御装置50と、を備える。
距離センサ41は、レーザ光を用いたレーザ変位計であり、コンクリート材料が吹付けられる前の切羽面Fまでの距離を計測することが可能であるとともに、コンクリート材料が吹付けられることによって吹付厚さが徐々に厚くなる切羽面Fの吹付表面までの距離をリアルタイムで計測することが可能である。距離センサ41によって測定された距離は、制御装置50に入力される。
具体的には、距離センサ41は、図2において符号45で示される切羽面F上の測定点45と台車22との間の距離を計測する。距離センサ41により距離が測定される切羽面F上の測定点45は、距離センサ41から照射されるレーザ光によって、例えば赤色で常時ポイント表示される。このため、作業者は、距離センサ41によりどの部分が測定されているのかを把握することができる。
表示装置42は、レーザ光を用いたレーザ表示器であり、コンクリート材料が吹付けられる切羽面Fの吹付表面に、所定の情報46を表示することが可能である。所定の情報46は、図2に示すように、例えば、点や丸といった図形46aや、数字やアルファベット等の文字46bであり、これらは赤、青、緑等の色付きで表示される。表示装置42によって吹付表面に表示される所定の情報46は、制御装置50からの指令により随時変更される。なお、所定の情報46は、作業者により十分に認識可能な大きさ及び色を有している。
距離センサ41と表示装置42とは、照射ユニット40として一体化され、台車22の側面や上面、前面に配置される。照射ユニット40は、図2に示すように切羽面Fを分割した吹付領域F1〜F4毎に対応して配置される。つまり、例えば、図2に示すように切羽面Fが4つの吹付領域F1〜F4に分割される場合、4つの照射ユニット40が台車22に設置される。なお、切羽面Fは、5つ以上の吹付領域に分割されていてもよいし、3つ以下の吹付領域に分割されていてもよいし、複数の吹付領域に分割されていなくともよい。また、切羽面Fを分割する線は、例えば、図2において一点鎖線で示すように、水平方向及び鉛直方向に延びるものであってもよいし、水平方向及び鉛直方向の何れか一方のみに延びるものであってもよいし、任意の方向に延びるものであってもよい。
各照射ユニット40には、1つの距離センサ41と1つの表示装置42とが配置される。このため、図2に示すように、各吹付領域F1〜F4には、1つの測定点45と、1つの所定の情報46と、がそれぞれ表示される。
制御装置50は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、CPUにより実行される制御プログラム等を記憶するROM(Read−Only Memory)と、CPUの演算結果等を記憶するRAM(random access memory)と、を含むマイクロコンピュータで構成される。制御装置50は、単一のマイクロコンピュータで構成されていてもよいし、複数のマイクロコンピュータで構成されていてもよい。
図3に示すように、制御装置50は、切羽面Fに吹付けられるコンクリート材料の目標吹付厚さを設定する目標設定部51と、コンクリート材料が吹付けられていない切羽面Fまでの距離を基準距離として記憶する記憶部52と、記憶部52に記憶された基準距離と現在の切羽面Fまでの距離との差分を算出する差分算出部53と、目標設定部51で設定された目標吹付厚さと差分算出部53で算出された差分とを比較する比較部54と、比較部54での比較結果に基づいて所定の情報を表示するように表示装置42に指示する表示指示部55と、を有する。なお、目標設定部51、記憶部52、差分算出部53、比較部54及び表示指示部55は、距離センサ41の検出値に基づいて表示装置42を制御する制御装置50の機能を仮想的なユニットとして表現したものである。
目標設定部51は、各吹付領域F1〜F4において剥落が生じる可能性に基づいて、各吹付領域F1〜F4の目標吹付厚さをそれぞれ設定する。具体的には、各吹付領域F1〜F4における剥落の生じ易さを、亀裂の有無等に基づいて判定し、例えば、亀裂が複数あり剥落が生じやすいと判定された領域の目標吹付厚さは、他の領域よりも大きい値に設定する。なお、各吹付領域F1〜F4の目標吹付厚さは、図示しない入力端末を介して作業者により入力されるものであってもよい。
記憶部52は、距離センサ41により検出された距離を記憶する部分であり、主に、コンクリート材料が吹付けられる前に、吹付領域F1〜F4毎に設けられた距離センサ41によって測定された距離が、各吹付領域F1〜F4の基準距離として記憶される。
差分算出部53は、記憶部52に記憶された基準距離と、この基準距離を計測した距離センサ41により現在測定されている距離と、の差分を算出するものであり、特に切羽面Fへのコンクリート材料の吹付けを開始してから吹付作業が完了するまでの間、差分を算出し続ける。このように差分算出部53において算出される差分は、各吹付領域F1〜F4の測定点45における現在の吹付厚さに相当するものであり、算出された差分は比較部54に送られる。
比較部54は、差分算出部53で算出された差分、すなわち、各吹付領域F1〜F4の現在の吹付厚さと、目標設定部51において設定された各吹付領域F1〜F4の目標吹付厚さと、を比較する部分であり、現在の吹付厚さが目標吹付厚さを超えたか否かを判定する。比較部54における判定結果は、表示指示部55に送られる。
表示指示部55は、比較部54での判定結果に基づいて所定の情報を各吹付領域F1〜F4の吹付表面に表示するように、吹付領域F1〜F4毎に設けられた表示装置42に対して指示を行う部分であり、例えば、図2に示すように、現在の吹付厚さが目標吹付厚さを超えていない吹付領域F2,F4の吹付表面には、まだ吹付厚さが不十分であるという情報を示す標識として赤色の円が表示されるように各吹付領域F2,F4の表示装置42へ指示する。一方で、現在の吹付厚さが目標吹付厚さを超えている吹付領域F1,F3の吹付表面には、吹付厚さが十分であるという情報を示す標識として青色の「OK」という文字列が表示されるように各吹付領域F1,F3の表示装置42へ指示する。
なお、上述のように、吹付領域F1〜F4には、距離センサ41から照射されるレーザ光によって、測定点45が常に赤色でポイント表示されていることから、吹付厚さが不十分であるという情報を赤色で表示した場合、測定点45と誤認されるおそれがある。このような誤認を防止するために、情報の表示は、測定点45よりも十分に大きい円で行ったり、測定点45とは異なる色合いで行ったり、文字列や円以外の形状で行ったりすることが好ましい。
情報を示す標識は、上述の形状や文字列に限定されるものではなく、例えば、吹付厚さが十分であるという情報を示す標識としては、「OK」という文字列に代えて、青色の円や緑色の円等が用いられてもよい。また、情報を示す標識としては、上述の二種類だけではなく、例えば、もう少しで吹付厚さが目標吹付厚さに達するという情報を示す標識として、黄色の円を追加してもよいし、吹付厚さが目標吹付厚さに近づくにつれて暖色系から寒色系へと色が徐々に変化する図形等が用いられてもよい。
次に、図4に示されるフローを参照し、管理システム100の動作について説明する。
まず、ステップS10(目標設定工程)では、切羽面Fにまだコンクリート材料が吹付けられていない状態において、目標設定部51により各吹付領域F1〜F4の目標吹付厚さがそれぞれ設定される。なお、各吹付領域F1〜F4の目標吹付厚さは、それぞれ別の厚さに設定されることなく、例えば、既定された同じ厚さに設定されてもよい。
吹付機20の台車22が停車状態であり、吹付作業を行う準備が整ったことが検知されると、ステップS11(基準距離測定工程)に進み、基準距離の測定が行われる。具体的には、吹付領域F1〜F4毎に設けられた距離センサ41によって、コンクリート材料が吹付けられていない吹付領域F1〜F4上の測定点45と台車22との間の距離が計測される。
このように計測された距離は、基準距離として記憶部52に記憶される。なお、ステップS11における基準距離の測定は、図示しない測定開始ボタンが作業者によって操作されることにより実行されてもよい。
すべての吹付領域F1〜F4における基準距離の測定が完了すると、ステップS12(表面距離測定工程)に進み、基準距離を測定した距離センサ41によって、台車22から吹付表面までの表面距離の計測が開始される。ステップS12における計測は、ステップS11での基準距離の測定が完了すると同時に開始されてもよいし、コンクリート材料の吹付作業が開始されたことが検知されてから開始されてもよい。なお、吹付作業の開始は、例えば、コントローラ27が作業者により操作されたことやノズル21において噴射圧が検出されたことなどにより検知可能である。
続くステップS13(差分算出工程)では、ステップS12において計測された台車22からコンクリート材料が吹付けられる吹付表面までの表面距離と、ステップS11において計測された基準距離と、の差分が差分算出部53によって算出される。
ステップS13において差分、すなわち、現在の吹付厚さが算出されると、続くステップS14(比較工程)において、ステップS13において算出された差分と、ステップS10において設定された目標吹付厚さと、の比較が比較部54で行われる。
ステップS14において差分が目標吹付厚さを超えていると判定されると、ステップS15に進み、ステップS14において差分が目標吹付厚さを超えていないと判定されると、ステップS16に進む。なお、ステップS14における差分と目標吹付厚さとの比較は、吹付領域F1〜F4毎に行われる。
ステップS15(情報表示工程)では、表示指示部55からの指示を受けた表示装置42によって、吹付領域F1〜F4の吹付表面への所定の情報の表示が行われる。ステップS15では、現在の吹付厚さがすでに目標吹付厚さを超えていることから、吹付厚さが十分であるという情報を示す標識として青色の「OK」という文字列(46b)が吹付表面に表示される。
一方、ステップS16(情報表示工程)でも、ステップS15と同様に、表示指示部55からの指示を受けた表示装置42によって、吹付領域F1〜F4の吹付表面への所定の情報の表示が行われる。ステップS16では、現在の吹付厚さがまだ目標吹付厚さに達していないことから、吹付厚さが不十分であるという情報を示す標識として赤色の円(46a)が吹付表面に表示される。
なお、ステップS13及びステップS14は、吹付領域F1〜F4毎に行われるため、ステップS15及びステップS16における情報の表示も吹付領域F1〜F4毎に行われる。したがって、例えば、図2に示すように、吹付厚さが十分となった第1吹付領域F1及び第3吹付領域F3の吹付表面には、吹付厚さが十分であるという情報が表示され、吹付厚さがまだ不十分である第2吹付領域F2及び第4吹付領域F4の吹付表面には、吹付厚さが不十分であるという情報が表示されることになる。
このように、吹付厚さが十分であるか不十分であるかといった情報を示す標識が各吹付領域F1〜F4の吹付表面に表示されることによって、吹付表面を見ながら吹付作業を行っている作業者は、どの領域の吹付厚さが十分であり、どの領域の吹付厚さが不十分であるかといった切羽面Fの吹付厚さの状態を容易に認識することができる。
吹付厚さが不十分である場合には、通常、吹付作業が続けられることから、ステップS16に進んだ場合には、ステップS13へと戻り、再度、差分の算出が行われる。つまり、吹付厚さが十分となるまでは、ステップS16で成された情報の表示が継続されることになる。
一方、吹付厚さが十分である場合には、吹付作業が終了する可能性があることから、ステップS15に進んだ場合には、ステップS17に進み、吹付作業が終了したか否かが判定される。
ステップS15において吹付厚さが十分であるという情報を吹付表面に表示した場合であっても、吹付作業中は視界が比較的悪いことから、作業者が気付かない場合がある。また、何れかの吹付領域F1〜F4における吹付厚さが目標吹付厚さを超えたとしても、その他の吹付領域F1〜F4では、吹付厚さがまだ不十分であり、吹付作業を継続する必要がある場合もある。このような場合には、吹付厚さが十分であるという情報を示し続ける必要があることから、ステップS17において吹付作業が終了していないと判定されると、ステップS15へと戻り、ステップS15で成された情報の表示が継続される。
一方、ステップS17において吹付作業が終了したと判定されると、吹付表面に情報を表示する必要がなくなった、つまり、すべての吹付領域F1〜F4において、吹付厚さが目標吹付厚さを超えた状態になったとして、ステップS18に進み、表示装置42による情報の表示を終了するとともに、距離センサ41による計測を終了し、すべての照射ユニット40は非作動状態となる。
なお、吹付作業の終了は、例えば、コントローラ27が作業者により操作されない時間が所定の時間以上継続したことやノズル21において噴射圧が検出されなくなったことなどにより検知可能である。また、図示しない作業終了ボタンや測定終了ボタンが作業者によって操作された場合に、吹付作業が終了したと判定するようにしてもよい。
以上のような一連の工程を経て管理システム100が適用された吹付機20による切羽面Fへのコンクリート材料の吹付作業は完了する。
以上の実施形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
コンクリート吹付厚さ管理方法及びコンクリート吹付厚さ管理システム100では、吹付厚さが十分であるか不十分であるかといった情報を示す標識が各吹付領域F1〜F4の吹付表面に表示される。このため、作業者は、切羽面Fの吹付表面を見ながら吹付作業を行っていても、どの領域の吹付厚さが十分であり、どの領域の吹付厚さが不十分であるかといった切羽面Fの吹付厚さの状態を容易に認識することが可能である。このように、吹付作業を中断することなく作業者が吹付厚さを把握することが可能となることで吹付作業の作業効率を向上させることができる。
また、コンクリート吹付厚さ管理方法及びコンクリート吹付厚さ管理システム100では、各吹付領域F1〜F4のうち、どの領域の吹付厚さが十分であるのかについて作業者は容易に認識できる。このため、吹付厚さが十分となった領域には、それ以上無駄にコンクリート材料が吹付けられることが回避される。この結果、吹付作業時間を短くすることができるとともに、トンネルTの構築コストを低減させることができる。
また、コンクリート吹付厚さ管理方法及びコンクリート吹付厚さ管理システム100では、吹付厚さが十分であるか不十分であるかといった情報を示す標識が各吹付領域F1〜F4の吹付表面に表示される。このため、吹付領域F1〜F4毎に目標吹付厚さが異なる場合であっても、作業を中断することなく、作業者は特定の領域の吹付厚さが目標吹付厚さに至ったか否かを容易に判断することが可能であり、結果として吹付作業の作業効率を向上させることができる。
また、コンクリート吹付厚さ管理システム100では、距離センサ41及び表示装置42が吹付機20の台車22に設けられる。このようにコンクリート材料を切羽面Fに吹付ける吹付機20の台車22に予め距離センサ41及び表示装置42を取り付けておくことで、距離センサ41及び表示装置42を別途設置し、固定する作業が不要となる。この結果、吹付作業の作業効率をさらに向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上記実施形態において、コンクリート材料が吹付けられるとともに、吹付表面に情報が表示される掘削面は、切羽面Fである。吹付表面に情報が表示される掘削面としては、切羽面Fに限定されず、例えば、発破工程において切羽面Fとともに露出する地山の内壁面RS(図1参照)であってもよいし、剥落のおそれがあるなどの理由によりコンクリート材料が吹付けられる壁面であれば、どのような壁面であってもよい。
また、上記実施形態では、吹付厚さが不十分であるという情報と吹付厚さが十分であるという情報との二つの情報が吹付表面に表示される。これに代えて、何れか一方の情報のみを吹付表面に表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、照射ユニット40には、1つの距離センサ41と1つの表示装置42とが配置される。これに代えて、吹付領域内の地質が複雑である場合や吹付領域の面積が大きい場合などには、距離の計測精度を向上させるために、1つの照射ユニット40に複数の距離センサ41を配置してもよい。
この場合、各吹付領域F1〜F4には、距離センサ41の数に応じて複数の測定点45が表示され、記憶部52には、複数の距離センサ41により測定された距離がそれぞれ記憶される。また、この場合、ステップS14において、距離センサ41毎に現在の距離と基準距離との差分が目標吹付厚さと比較され、すべての差分が目標吹付厚さを超えていればステップS15に進み、一つでも目標吹付厚さを超えていない差分があればステップS16に進むことになる。
100・・・コンクリート吹付厚さ管理システム
20・・・吹付機(吹付装置)
21・・・ノズル
22・・・台車
41・・・距離センサ(距離検出器)
42・・・表示装置
46・・・所定の情報
46a・・・図形(所定の情報)
46b・・・文字(所定の情報)
50・・・制御装置
F・・・切羽面(掘削面)
F1・・・第1吹付領域(吹付領域)
F2・・・第2吹付領域(吹付領域)
F3・・・第3吹付領域(吹付領域)
F4・・・第4吹付領域(吹付領域)
T・・・トンネル

Claims (6)

  1. トンネルの掘削面に吹付けられるコンクリート材料の厚さを管理するコンクリート吹付厚さ管理方法であって、
    前記掘削面に吹付けられるコンクリート材料の目標吹付厚さを設定する目標設定工程と、
    コンクリート材料が吹付けられていない前記掘削面までの基準距離を測定する基準距離測定工程と、
    コンクリート材料が吹付けられている前記掘削面の吹付表面までの表面距離を測定する表面距離測定工程と、
    測定された前記基準距離と前記表面距離との差分を算出する差分算出工程と、
    算出された前記差分と前記目標吹付厚さとを比較した結果に応じて前記吹付表面に所定の情報を表示する情報表示工程と、を備える、
    コンクリート吹付厚さ管理方法。
  2. 前記情報表示工程では、算出された前記差分が前記目標吹付厚さを超えたときに、前記所定の情報を前記吹付表面に表示する、
    請求項1に記載のコンクリート吹付厚さ管理方法。
  3. 前記掘削面は、予め複数の吹付領域に分割されており、
    前記基準距離測定工程では、前記吹付領域毎に前記基準距離を測定し、
    前記表面距離測定工程では、前記吹付領域毎に前記表面距離を測定し、
    前記情報表示工程では、前記吹付領域毎に前記所定の情報を表示する、
    請求項1または2に記載のコンクリート吹付厚さ管理方法。
  4. トンネルの掘削面に吹付けられるコンクリート材料の厚さを管理するコンクリート吹付厚さ管理システムであって、
    前記掘削面までの距離を測定可能な距離検出器と、
    コンクリート材料が吹付けられている前記掘削面の吹付表面に所定の情報を表示可能な表示装置と、
    前記距離検出器の検出値に基づいて前記表示装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記掘削面に吹付けられるコンクリート材料の目標吹付厚さを設定し、コンクリート材料が吹付けられていない前記掘削面までの基準距離を前記距離検出器により測定し、コンクリート材料が吹付けられている前記掘削面の吹付表面までの表面距離を前記距離検出器により測定し、測定された前記基準距離と前記表面距離との差分を算出し、算出された前記差分と前記目標吹付厚さとを比較した結果に応じて前記表示装置により前記吹付表面に所定の情報を表示する、
    コンクリート吹付厚さ管理システム。
  5. 前記距離検出器は、ノズルからコンクリート材料を噴射して前記掘削面に吹付ける吹付装置の台車に設けられる、
    請求項4に記載のコンクリート吹付厚さ管理システム。
  6. 前記掘削面は、予め複数の吹付領域に分割されており、
    前記距離検出器及び前記表示装置は、前記吹付領域毎に設けられる、
    請求項4または5に記載のコンクリート吹付厚さ管理システム。
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