JP2021087375A - 伐採用アタッチメント、作業車両及び樹木伐採方法 - Google Patents
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Abstract
Description
チェーンソーを使用して樹木を伐採すると、切り株が残る。チェーンソーを使用して樹木を伐採する際には、樹木の地上部に刃を押し当てる必要から、切り株の高さは、地上数十センチに及ぶ場合が多い。
山林を開墾して農地や公園として使用する場合には、樹木の切り株を処理する必要がある。従来技術においては、人力によって切り株を掘り起こしたり、ショベルカー等の土木機械を使用して切り株が取り除かれている。
特許文献1には、手持ち型のオーガや、ハンドドリルを車両に取り付けたパワー機械が開示されている。特許文献1に開示されたパワー機械では、前記したオーガやハンドドリルは、作業者が手で保持して使用するものであり、車両に取り付けられるものではない。
本発明は、樹木の切り株の処理を容易に行うことができる装置及び方法を提供することを課題とするものである。
本態様の伐採用アタッチメントで樹木を伐採する際には、ドリル状回転体を樹木に押し当て、樹木に孔等の損傷を与える。そして、例えば車両等によって樹木を押し倒すか或いは引き倒す。
例えばドリル状回転体を樹木の根本に押し当てて地下部に孔等をあけ、その後に樹木を倒すことにより、切り株の地上に露出する部分を少なくすることができる。
またドリル状回転体を樹木の地中部に押し当てて地下部に孔等をあけ、その後に樹木を倒すことにより、樹木の地下部の一部を除去することができる。
本実施形態の作業車両1は、図1の様に車両部2に伐採用アタッチメント10が取り付けられたものである。作業車両1は、例えば図10の様な油圧ショベル100の排土板102を取り外し、伐採用アタッチメント10に付け替えたものである。
下部走行体15は、公知のクローラ12を備え、所望の方向に走行することができるものである。車両部2は止まった位置で回転し、姿勢を変更することができる。
上部旋回体16は、公知の土木作業車と同様に、操縦席17、ブーム18、アーム20を有している。アーム20の先端にはバケット101が取り付けられている。
排土板21は、ブルドーザの排土板と同様に相当の剛性を有する押し板である。
ドリル状回転体22は、エンドミルと同様の構造を有するものであり、先端部と側面に切れ刃を有している。ドリル状回転体22は、50センチメートル以上、望ましくは80センチメートル以上の長さを有し、横方向の力にも耐える太さを有するものである。即ち、ドリル状回転体22は、軸方向だけでなく、横方向にも相当の剛性を有し、木の幹に突き刺した状態でこじっても折れない。またドリル状回転体22を横方向に動かすことにより、孔を広げることができる。
ドリル状回転体22には、スプロケット27が取り付けられている。
排土板21の背面には保持板28があり、当該保持板28にモータ30と、蓄電池31が搭載されている。モータ30の出力軸にはスプロケット32が取り付けられている。そして、モータ30側のスプロケット32とドリル状回転体22側のスプロケット27の間に、チェーン35が巻回されている。
本実施形態では、蓄電池31がモータ30に接続されており、蓄電池31から電力供給を受けてモータ30が回転する。そして、前記したチェーン伝動機構によって、モータ30の回転力がドリル状回転体22に伝動され、当該ドリル状回転体22が回転する。
伐採用アタッチメント10は、車両部2に一体的に、剛性を有した状態で取り付けられている。
そしてブルドーザの排土板の様に、油圧によって上下方向に移動する。また油圧によって、角度姿勢を変えることができる。
前記した様に、ドリル状回転体22は、排土板21の下端部にある。
本実施形態では、ドリル状回転体22を地表の境界部、あるいは少し地中に入り込んだ高さの位置に置く。
この状態で、ドリル状回転体22を回転し、作業車両1を前進させて、ドリル状回転体22を樹木200に突き刺し、図4の様に、樹木200の地表面Aすれすれの位置に孔40をあける。ドリル状回転体22によって樹木200を貫通することが望ましい。
その結果、図5の様にドリル状回転体22が水平方向に回動し、樹木200が平面視、扇形に切り込まれる。
さらに、作業車両1を反時計方向に旋回させ、図6の様に樹木200の切り込みを広げてゆく。即ちドリル状回転体22が樹木200の内部で横方向に動き、樹木200を横方向に切り込んでゆく。
樹木200の幹の地表近くは、大きく切り込まれ、幹は相当に傷ついているので、樹木200は、地表近くの位置で折れることとなる。そのため、地上に切り株が残りにくい。
この様に本実施形態の作業車両1によると、切り株を残さずに樹木200を伐採することができる。
また、仮に樹木200が作業車両1側に倒れてきたとしても、アーム20等によって樹木200が支えられ、操縦席17に倒れこむことはない。そのため、作業者の安全が確保される。
本方法においても、図8(a)の様に、作業車両1を走行させて、伐採対象の樹木200の近くに移動させる。
そして図8(b)の様に、伐採用アタッチメント10の姿勢を下向きに傾斜させる。この状態で、ドリル状回転体22を回転し、作業車両1を前進させて、ドリル状回転体22を斜め方向に向かって地面に突き刺し、図9(c)の様に、樹木200の地下部分に孔をあける。
必要に応じて図9(d)の様に、樹木200の地下部に複数の孔を穿孔する。
この様に本実施形態の作業車両1によると、切り株を残さずに樹木200を伐採することができる。
また上記した実施形態で、作業車両1自体を前進させてドリル状回転体22を送ったが、伐採用アタッチメント10自体にドリル状回転体22を前進させる送り機構を設けてもよい。
以上説明した実施形態では、ドリル状回転体22は、エンドミルと同様の構造を有するものであり、先端部と側面に切れ刃を有しているが、単に先端側だけに切れ刃を有するものであってもよい。
ドリル状回転体22を駆動する機構は任意であり、ベルトや歯車によってドリル状回転体22に動力伝動するものであってもよい。またモータ30にドリル状回転体22が直結されていてもよい。
モータは、油圧モータであってもよい。
しかしながら本発明はこの構成に限定されるものではなく、ドリル状回転体22及び当該ドリル状回転体22を駆動する駆動機構23を一体化してアタッチメントとし、これを既設の排土板102に取り付けてもよい。
また既設の排土板102に、ドリル状回転体22等を取り付けて作業車両1を完成させてもよい。
2 車両部
10 伐採用アタッチメント
21 排土板
22 ドリル状回転体
23 駆動機構
30 モータ
31 蓄電池
Claims (10)
- 車両に、剛性を有する態様で取り付けられて使用される伐採用アタッチメントであって、一又は複数のドリル状回転体を有し、前記ドリル状回転体によって対象樹木に当該樹木を倒し得る損傷を与えることが可能であることを特徴とする伐採用アタッチメント。
- 前記車両は排土板を有するものであり、伐採用アタッチメントは、前記排土板に代わって車両に取り付けられるものであることを特徴とする請求項1に記載の伐採用アタッチメント。
- 前記車両は排土板を有するものであり、伐採用アタッチメントは、前記排土板に取り付けられるものであることを特徴とする請求項1に記載の伐採用アタッチメント。
- 前記ドリル状回転体は、側面にも切れ刃を有するエンドミル状回転体であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の伐採用アタッチメント。
- 前記ドリル状回転体を駆動するモータと、当該モータに給電する蓄電池を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の伐採用アタッチメント。
- 自走可能な車両部と、請求項1乃至5のいずれかに記載の伐採用アタッチメントを有することを特徴とする作業車両。
- 自走可能な車両部と、一又は複数のドリル状回転体を有し、前記ドリル状回転体によって対象樹木に当該樹木を倒し得る損傷を与えることが可能であることを特徴とする作業車両。
- 請求項6又は7に記載の作業車両を使用し、前記ドリル状回転体によって対象樹木に損傷を与える工程を有することを特徴とする樹木伐採方法。
- 前記ドリル状回転体を対象樹木に突き刺した後、前記ドリル状回転体を横方向に動かして、樹木を横方向に切り込む工程を有することを特徴とする請求項8に記載の樹木伐採方法。
- ドリル状回転体によって対象樹木に損傷を与えた後、当該作業車両及び/又は他の作業機械で対象樹木に外力を加える工程を有することを特徴とする請求項8又は9に記載の樹木伐採方法。
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