JP2021085364A - Blower device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、送風装置に関する。 The present invention relates to a blower.
扇風機、サーキュレータなどの送風装置には、ファンを収容しているケーシングを上下方向に首振り可能に構成されているものがある。 Some blowers such as electric fans and circulators are configured so that the casing containing the fan can be swung up and down.
例えば、特許文献1には、首振モータによって左右と上下の首振りを行う扇風機が開示されている。この扇風機本体には、後方に首振モータ12が固定されている。首振機構13は外周縁に形成される摺動溝に送風モータの後方から延設され上下に位置を変更可能とする球体が摺動自在に嵌装されて首振モータの回転に応じて前記球体の上下位置を変えると共に、首振モータの回転を左右リンク機構へ伝達する。首振機構による球体の上下に応じて扇風機本体を上下首振させると共に、左右リンク機構の駆動により扇風機本体を左右に首振させる。
For example,
しかし、特許文献1に開示された扇風機のような構成では、モータの出力軸の仰角を90度以上にしようとすると、ケーシングおよびその収容物の重心の位置が扇風機の前方側から後方側へ切り替わることによって、ケーシングの首振り動作が一時的に加速してしまう。これにより、ケーシングのスムーズな首振り動作が妨げられてしまう。
However, in the configuration like the electric fan disclosed in
そこで、本発明では、モータの出力軸の仰角を90度以上にしたときにケーシングの首振り動作をよりスムーズに行うことのできる送風装置を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a blower capable of more smoothly swinging the casing when the elevation angle of the output shaft of the motor is 90 degrees or more.
本発明の一局面にかかる送風装置は、モータと、前記モータの出力軸に取り付けられるファンと、前記モータおよび前記ファンを収容するケーシングと、略水平方向に配置された回動軸を起点として前記ケーシングを回動可能に支持するスタンドとを備えている。そして、前記出力軸が略水平方向に位置している状態において、前記ケーシングおよび前記ケーシング内の収容物の総重量は、前記回動軸を含む水平面よりも上方の部分よりも、前記回動軸を含む水平面よりも下方の部分の方が重くなるように構成されている。 The blower according to one aspect of the present invention starts from a motor, a fan attached to the output shaft of the motor, a casing accommodating the motor and the fan, and a rotation shaft arranged in a substantially horizontal direction. It is equipped with a stand that rotatably supports the casing. Then, in a state where the output shaft is located in a substantially horizontal direction, the total weight of the casing and the contents contained in the casing is higher than the portion above the horizontal plane including the rotation shaft. It is configured so that the lower part is heavier than the horizontal plane including.
本発明の一局面にかかる送風装置によれば、モータの出力軸の仰角を90度以上にしたときにケーシングの首振り動作をよりスムーズに行うことができる。 According to the blower device according to one aspect of the present invention, the swinging operation of the casing can be performed more smoothly when the elevation angle of the output shaft of the motor is 90 degrees or more.
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, the same parts are designated by the same reference numerals. Their names and functions are the same. Therefore, the detailed description of them will not be repeated.
〔第1の実施形態〕
本実施形態では、本発明の送風装置の一例である送風装置1を例に挙げて説明する。
[First Embodiment]
In the present embodiment, the
(送風装置の全体構成)
先ず、第1の実施形態にかかる送風装置1の全体構成について、図1から図3を用いて説明する。図1は、送風装置1の正面図である。図2は、送風装置1の側面図である。図3は、送風装置1の内部構成を示す断面図である。図3は、図1に示す送風装置1のA−A線部分の断面構成を示す図である。図1から図3では、送風方向が水平方向(前方方向)となるときの送風装置1の姿勢を示している。送風装置1の送風方向が水平方向となるとき、ファンモータ12の出力軸13は、略水平方向(前後方向)に延びている。
(Overall configuration of blower)
First, the overall configuration of the
送風装置1は、主な構成として、床や棚の上に載置されるスタンド14と、スタンド14により回動可能に支持されるケーシング20とを備えている。
The
スタンド14は、主な構成として、台座部41と、支柱部42と、ケーシング支持部43と、移動支柱44とを備えている。台座部41は、平面視で円形状に形成されている。支柱部42は、台座部41の中心より後方側から垂直に立設されている。ケーシング支持部43は、支柱部42の上側に設けられ、ファン11及びファンモータ(モータ)12などが収容されたケーシング20を回動可能に支持する。移動支柱44は、支柱部42の内部に配置されており、垂直方向(上下方向)に移動可能に構成されている。
The
移動支柱44が支柱部42の内部を上下方向に摺動することで、移動支柱44の上端に取り付けられたケーシング支持部43は、支柱部42に対して垂直方向に移動可能に構成される。ユーザが支柱部42に設けられたボタン42aを操作することで、移動支柱44を上下動させ、ケーシング20の高さを変更することができるように構成されている。
By sliding the moving
また、ケーシング支持部43は、移動支柱44に対して左右方向に回動可能に軸支される。すなわち、ケーシング支持部43内には、移動支柱44に回動可能に接続された第2回動軸43aが設けられている。これにより、ケーシング20の左右方向(水平方向)の首振りが可能となり、ファン11による送風方向を左右方向に変化させることができる。送風装置1は、左右方向の首振りを自動で行わせるために、第2回動軸43aを起点としてケーシング支持部43を回動させるためのモータ(図示せず)を備えている。
Further, the
(ケーシングおよびその内部の構成)
続いて、ケーシング20およびその内部の構成について説明する。ケーシング20は、空気流を発生させるためのファン11、およびファン11を駆動するファンモータ12などを収容する。ケーシング20は、主として、モータハウジング部21、ファンガード22、外枠部(外枠)23、および前面カバー24などで構成されている。
(Casing and its internal configuration)
Subsequently, the
モータハウジング部21内には、ファンモータ12、および上下方向の首振り機構部30などが設けられている。ファンガード22は、ファン11の後方側を覆う部材である。ファンガード22には、ファン11へ向けて空気が流入するように開口が形成されている。本実施形態では、モータハウジング部21及びファンガード22は一体的に形成され、外枠部23および前面カバー24は、ファンガード22に着脱可能に取付けられる。なお、別の実施態様では、モータハウジング部21とファンガード22とは、別体で構成されていてもよい。
A
外枠部23は、略円形の枠形状を有し、ケーシング20の外周部を形成している。外枠部23の外周面の所定の位置には、重し51が取り付けられている。本実施形態では、ケーシング20が図1に示す状態のとき、重し51は、外枠部23の最下方部分に設けられている。重し51は、収容物を含むケーシング20の総重量に影響を与える程度の重量(例えば、総重量の1/20以上1/5以下)を有する任意の素材で形成されている。重し51の重量を、収容物を含むケーシング20の総重量の1/20以上とすることで、収容物を含むケーシング20全体の重心の位置を変更することができ、ケーシング20の上下方向の首振り動作をよりスムーズに行うことができる。重し51の重量を、収容物を含むケーシング20の総重量の1/5以下とすることで、収容物を含むケーシング20の総重量が大きくなり過ぎるのを抑えることができる。
The
前面カバー24は、ファン11の前方側を覆う部材である。前面カバー24には、ファン11によって生成された空気流が通過する開口が形成されている。
The
このように、外枠部23の後方側にはファンガード22が配置され、外枠部23の前方側には前面カバー24が配置されている。そして、ファンガード22、外枠部23、および前面カバー24によって形成されたケースの内部にファン11が配置されている。
As described above, the
ケーシング20の内部には、主として、ファン11、ファンモータ12、出力軸13、および首振り機構部30などが備えられている。
Inside the
ファン11は、複数の羽根部材を有し、ファンモータ12の出力軸13に取り付けられる。ファン11は、ファンモータ12により駆動されることによって、所定方向(例えば、正面から見て時計回り)に回転し、ファンモータ12とは反対側(例えば、前方側)への空気流を発生させる。すなわち、図2に示す側面図において、ファン11により発生する空気流は、ファン11よりも左側へ送出されるように構成されている。以下では、送風方向の下流側をケーシング20の前方側、送風方向の上流側をケーシング20の後方側とする。すなわち、図2および図3では、図中左側が前方側であり、図中右側が後方側である。
The
ファンモータ12は、モータハウジング部21内の前方側中央付近に配置されている。出力軸13は、ファンモータ12の前方部分からファンガード22側へ突出している。出力軸13の前方側の先端は、ファン11の中心部と接続されている。これにより、ファンモータ12の駆動力をファン11へ伝達することができる。
The
首振り機構部30は、モータハウジング部21内の後方側に配置されている。首振り機構部30は、ケーシング20を上下方向に回動させる。首振り機構部30は、主として、回動軸31、首振りモータ32、および減速ギア33などを有している。
The
回動軸31は、モータハウジング部21の内部を略水平方向(横方向)に延びている。本実施形態では、回動軸31は、ファンモータ12の出力軸13の仮想延長線と略直交するような位置関係で配置されている。回動軸31は、ファンモータ12に対するファン11の取り付け側とは反対側(すなわち、ファンモータ12の後方側)であって、ファンモータ12から隔離された位置に配置されている。回動軸31の両端は、ケーシング支持部43に設けられた左右一対の軸受け(図示せず)に軸支されている。ケーシング20は、回動軸31を起点として上下方向に回動する(図2および図3の矢印A参照)。
The
首振りモータ32は、モータハウジング部21内の後方側に配置されている。図3に示す例では、首振りモータ32は、回動軸31の後方側に配置されている。ケーシング20は、首振りモータ32の駆動力によって、回動軸31の回りを回動するように構成されている。
The
減速ギア33は、首振りモータ32の回転速度を減速させる。首振り機構部30は、減速ギア33などの複数のギアを介して首振りモータ32による駆動力を回動軸31に伝達する。これにより、ケーシング20の上下方向への移動速度を適切に維持することができる。
The
例えば、回動軸31が上下方向に回動するとき、水平面(図1などで破線で示す)に対する回動軸31の傾斜角度が所定値(例えば、45度から70度の範囲内の角度)になると、回動軸31の回動速度は低下してもよい。これにより、ケーシング20の首振りの勢いによる真上角度付近での重心の急な切り替わりを抑えることができる。このような制御は、送風装置1内に備えられた制御部によって行うことができる。
For example, when the rotating
このように、本実施の形態においては、首振りモータ32の駆動力によりケーシング20を上下方向に首振りさせ、送風方向を上下方向に自動で変化させることができる。ケーシング20を上下方向へ移動させるときの具体的な駆動方法は、例えば、特許文献(国際公開WO2013/154036号公報)、および特許文献1などに開示されている公知の方法を適用することができる。
As described above, in the present embodiment, the
図4は、ファン11の送風方向が鉛直方向(上向き)となる場合の送風装置1の正面図である。図5は、ファン11の送風方向が鉛直方向(上向き)となる場合の送風装置1の側面図である。図4および図5では、送風方向の下流側(すなわち、図2におけるケーシング20の前方側)が上方を向いており、送風方向の上流側(すなわち、図2におけるケーシング20の後方側)が下方を向いている。送風装置1が図4および図5に示す状態のとき、ファンモータ12の出力軸13は、略鉛直方向に延びている。
FIG. 4 is a front view of the
本実施形態では、送風装置1においてファンモータ12の出力軸13が略水平方向(前後方向)に延びている状態のとき(すなわち、図1および図2に示す状態のとき)、出力軸13の仰角が0度の状態とする。また、送風装置1においてファンモータ12の出力軸13が略鉛直方向(上下方向)に延びている状態のとき(すなわち、図4および図5に示す状態のとき)、出力軸13の仰角が90度の状態とする。
In the present embodiment, when the
(ケーシングの重量について)
本実施形態では、上述したように、外枠部23の所定の位置に重し51が設けられている。これにより、送風装置1の出力軸13が略水平方向に位置している状態(すなわち、図1および図2などに示す状態)において、ケーシング20およびケーシング20内の収容物の総重量は、回動軸31を含む水平面よりも上方の部分よりも、回動軸31を含む水平面よりも下方の部分の方が重くなる。
(About the weight of the casing)
In the present embodiment, as described above, the
図1では、回動軸31を含む水平面の位置を破線で示している。そして、回動軸31を含む水平面よりも上方の部分を第1部分Uとし、回動軸31を含む水平面よりも下方の部分を第2部分Dとする。ケーシング20が上方に回動し、出力軸13が略鉛直方向に位置する状態となったとき、回動軸31を含む水平面は、図5中破線で示す位置となる。
In FIG. 1, the position of the horizontal plane including the
ケーシング20を上下方向に首振り可能な構成では、ケーシング20が上向きとなった場合、首振り機構部30でのバックラッシュの存在に起因して、ケーシング20の急激な重心変動が発生し、送風装置1の姿勢が不安定になる場合がある。
In a configuration in which the
特許文献1に開示された送風装置1では、ケーシングの回動範囲を規制する規制部材4を備えており、ファンモータ12の出力軸が仰角域にて90度未満、より好ましくは88度以下となるように、ケーシング20の回動範囲を規制している。
The
これに対して、本実施形態にかかる送風装置1では、外枠部23の所定の位置に重し51が設けられていることで、ケーシング20およびケーシング20内の収容物の総重量は、第1部分Uよりも第2部分Dの方が重くなるように構成される。このような構成では、ファンモータ12の出力軸の仰角が90度の状態のとき、収容物を含むケーシング20の全体としての重心は、第2部分D側に位置する。そのため、出力軸13の仰角を90度以上にした場合であっても、ケーシング20の急激な重心変動を抑制し、送風装置1の姿勢の安定性を維持することが可能となる。
On the other hand, in the
送風装置1において、上下方向への首振り動作を行う際の出力軸13の仰角の上限は、第1部分Uと第2部分Dとの重量比、収容物を含むケーシング20の重心の位置、重し51の重量、重し51の配置位置などに応じて適宜変更することができる。例えば、第1部分Uの重量に対して第2部分Dの重量が大幅に大きい場合には、出力軸13の仰角の上限をより大きくすることができる。出力軸13の仰角の上限は、ケーシング20を上方へ回動させたときに、収容物を含むケーシング20の全体としての重心の位置が、回動軸31を含む鉛直面の一方の側(例えば、図5に示す第2部分D側)から他方の側(例えば、図5に示す第1部分U側)へ変動する直前の位置までとすればよい。
In the
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかる送風装置1は、主な構成として、ファン11と、ファンモータ12と、ケーシング20と、スタンド14とを備えている。ファン11は、ファンモータ12の出力軸13に取り付けられる。ケーシング20は、ファン11およびファンモータ12などを収容する。スタンド14は、略水平方向に配置された回動軸31を起点としてケーシング20を回動可能に支持する。
(Summary of the first embodiment)
As described above, the
この送風装置1では、出力軸13が略水平方向に位置している状態において、収容物を含むケーシング20の収容物の総重量は、回動軸31を含む水平面よりも上方の第1部分Uよりも、回動軸31を含む水平面よりも下方の第2部分Dの方が重くなるように構成されている。この構成を実現するために、本実施形態では、外枠部23の第2部分D側に重し51が設けられている。
In this
このような構成では、ファンモータ12の出力軸13の仰角が90度の状態のとき、収容物を含むケーシング20の全体としての重心は、第2部分D側に位置する。そのため、出力軸13の仰角を90度以上にした場合であっても、ケーシング20の急激な重心変動を抑制し、送風装置1の姿勢の安定性を維持することが可能となる。
In such a configuration, when the elevation angle of the
したがって、本実施形態にかかる送風装置1によれば、ファンモータ12の出力軸13の仰角が90度以上となった場合のケーシング20の首振り動作をよりスムーズに行うことができる。
Therefore, according to the
なお、重し51の配置位置は、外枠部23の第2部分D側であれば特に限定はされないが、図1に示すように、出力軸13の仰角が0度の状態で外枠部23の最下方に重し51が設けられていることが好ましい。これにより、出力軸13の仰角を90度以上にした場合のケーシング20の急激な重心変動をより確実に抑制することができる。
The position of the
〔第2の実施形態〕
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態にかかる送風装置101は、ケーシング20の構成が第1の実施形態とは異なっている。それ以外については、第1の実施形態と同様の構成を適用することができる。そこで、以下では、第1の実施形態とは異なる点を中心に説明する。
[Second Embodiment]
Subsequently, a second embodiment of the present invention will be described. The
図6は、第2の実施形態にかかる送風装置101の構成を示す断面図である。図6は、図1のA−A線部分に相当する位置における送風装置101の断面構成を示す図である。図6では、送風方向が水平方向(前方方向)となるときの送風装置101の姿勢を示している。
FIG. 6 is a cross-sectional view showing the configuration of the
送風装置101は、主な構成として、床や棚の上に載置されるスタンド14と、スタンド14により回動可能に支持されるケーシング20とを備えている。スタンド14は、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
The
ケーシング20は、主として、モータハウジング部21、ファンガード22、第1外枠部(外枠)123a、第2外枠部(外枠)123b、および前面カバー24などで構成されている。モータハウジング部21、ファンガード22、および前面カバー24は、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
The
ケーシング20の内部には、ファン11、ファンモータ12、首振り機構部30などが設けられている。これらの構成は、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
Inside the
図6に示す状態のとき、ファンモータ12の出力軸13は、略水平方向(前後方向)に延びている。図6に示す送風装置101において、出力軸13の仰角は0度である。図6では、回動軸31を含む水平面の位置を破線で示している。そして、回動軸31を含む水平面よりも上方の部分を第1部分Uとし、回動軸31を含む水平面よりも下方の部分を第2部分Dとする。
In the state shown in FIG. 6, the
第1の実施形態では、ケーシング20の外周は外枠部23で形成されており、外枠部23の所定の位置に重し51が取り付けられている。これに対して、第2の実施形態では、重しは設けられていない。第2の実施形態では、ケーシング20の外周(外枠)は、半円形状の第1外枠部123aと、半円形状の第2外枠部123bとで形成されている。第1外枠部123aは、ケーシング20の外枠の第1部分U側を構成している。第2外枠部123bは、ケーシング20の外枠の第2部分D側を構成している。
In the first embodiment, the outer periphery of the
第1外枠部123aの重量と第2外枠部123bの重量とを比較すると、第2外枠部123bの方が重くなっている。これにより、ケーシング20の外周を構成する外枠は、第1部分U側よりも第2部分D側の方が重くなる。
Comparing the weight of the first
第1外枠部123aと第2外枠部123bとを同一の材料(例えば、樹脂材料)で形成する場合、図6に示すように、第1外枠部123aよりも第2外枠部123bを肉厚に形成することが好ましい。これにより、ケーシング20の外枠は、第1部分U側よりも第2部分D側の方が重くなり、結果として、収容物を含むケーシング20の総重量において、第1部分Uよりも第2部分Dの方を重くすることができる。
When the first
上記の構成によれば、ファンモータ12の出力軸の仰角が90度の状態のとき、収容物を含むケーシング20の全体としての重心は、第2部分D側に位置する。そのため、出力軸13の仰角を90度以上にした場合であっても、ケーシング20の急激な重心変動を抑制し、送風装置101の姿勢の安定性を維持することが可能となる。
According to the above configuration, when the elevation angle of the output shaft of the
また、別の例では、第1外枠部123aと第2外枠部123bとを異なる材料で形成してもよい。この場合、第2外枠部123bを、第1外枠部123aを形成する第1材料よりも比重の大きい第2材料で形成することが好ましい。例えば、第1材料がプラスチック材料の場合には、第2材料をプラスチック材料よりも比重の大きい金属材料とすることができる。これにより、ケーシング20の外枠は、第1部分U側よりも第2部分D側の方が重くなり、結果として、収容物を含むケーシング20の総重量において、第1部分Uよりも第2部分Dの方を重くすることができる。
Further, in another example, the first
上記の構成によれば、ファンモータ12の出力軸の仰角が90度の状態のとき、収容物を含むケーシング20の全体としての重心は、第2部分D側に位置する。そのため、出力軸13の仰角を90度以上にした場合であっても、ケーシング20の急激な重心変動を抑制し、送風装置101の姿勢の安定性を維持することが可能となる。
According to the above configuration, when the elevation angle of the output shaft of the
なお、第1外枠部123aと第2外枠部123bとを異なる材料で形成する場合にも、第1外枠部123aよりも第2外枠部123bを肉厚に形成してもよい。
Even when the first
以上のように、本実施形態にかかる送風装置101によれば、ファンモータ12の出力軸13の仰角が90度以上となった場合のケーシング20の首振り動作をよりスムーズに行うことができる。
As described above, according to the
〔第3の実施形態〕
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態にかかる送風装置201は、ケーシング20の構成が第1の実施形態とは異なっている。それ以外については、第1の実施形態と同様の構成を適用することができる。そこで、以下では、第1の実施形態とは異なる点を中心に説明する。
[Third Embodiment]
Subsequently, a third embodiment of the present invention will be described. The
図7は、第3の実施形態にかかる送風装置201の構成を示す断面図である。図7は、図1のA−A線部分に相当する位置における送風装置201の断面構成を示す図である。図7では、送風方向が水平方向(前方方向)となるときの送風装置101の姿勢を示している。
FIG. 7 is a cross-sectional view showing the configuration of the
送風装置201は、主な構成として、床や棚の上に載置されるスタンド14と、スタンド14により回動可能に支持されるケーシング20とを備えている。スタンド14は、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
The
ケーシング20は、主として、モータハウジング部21、ファンガード22、外枠部(外枠)23、および前面カバー24などで構成されている。モータハウジング部21、ファンガード22、および前面カバー24は、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。なお、第3の実施形態では、外枠部23に重しは設けられていない。
The
ケーシング20の内部には、ファン11、ファンモータ12、首振り機構部30などが設けられている。これらの構成は、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。また、ケーシング20の内部には、上記の構成部材の他に、重し251が設けられている。
Inside the
図7に示す状態のとき、ファンモータ12の出力軸13は、略水平方向(前後方向)に延びている。図7に示す送風装置201において、出力軸13の仰角は0度である。図7では、回動軸31を含む水平面の位置を破線で示している。そして、回動軸31を含む水平面よりも上方の部分を第1部分Uとし、回動軸31を含む水平面よりも下方の部分を第2部分Dとする。
In the state shown in FIG. 7, the
重し251は、モータハウジング部21内の第2部分D側に配置されている。重し251は、収容物を含むケーシング20の総重量に影響を与える程度の重量(例えば、総重量の1/20以上1/5)を有する任意の素材で形成されている。
The
本実施形態にかかる送風装置201では、モータハウジング部21内の第2部分D側に重し251が設けられていることで、収容物を含むケーシング20の総重量を、第1部分U側よりも第2部分D側の方が重くなるように構成することができる。このような構成では、ファンモータ12の出力軸の仰角が90度の状態のとき、収容物を含むケーシング20の全体としての重心は、第2部分D側に位置する。そのため、出力軸13の仰角を90度以上にした場合であっても、ケーシング20の急激な重心変動を抑制し、送風装置1の姿勢の安定性を維持することが可能となる。
In the
したがって、本実施形態にかかる送風装置201によれば、ファンモータ12の出力軸13の仰角が90度以上となった場合のケーシング20の首振り動作をよりスムーズに行うことができる。
Therefore, according to the
(まとめ)
本発明の一局面は、送風装置(例えば、送風装置1,101,201)に関する。この送風装置は、モータ(例えば、ファンモータ12)と、前記モータの出力軸(例えば、出力軸13)に取り付けられるファン(例えば、ファン11)と、前記モータおよび前記ファンを収容するケーシング(例えば、ケーシング20)と、略水平方向に配置された回動軸(例えば、回動軸31)を起点として前記ケーシングを回動可能に支持するスタンド(例えば、スタンド14)とを備えている。そして、前記出力軸が略水平方向に位置している状態(例えば、図3などに示す状態)において、前記ケーシングおよび前記ケーシング内の収容物の総重量は、前記回動軸を含む水平面よりも上方の部分(例えば、第1部分U)よりも、前記回動軸を含む水平面よりも下方の部分(例えば、第2部分D)の方が重くなるように構成されている。
(Summary)
One aspect of the present invention relates to a blower (eg, blower 1,101,201). This blower includes a motor (for example, a fan motor 12), a fan (for example, a fan 11) attached to an output shaft (for example, an output shaft 13) of the motor, and a casing (for example, a casing) for accommodating the motor and the fan. , Casing 20) and a stand (for example, stand 14) that rotatably supports the casing starting from a rotating shaft (for example, rotating shaft 31) arranged in a substantially horizontal direction. Then, in a state where the output shaft is located in a substantially horizontal direction (for example, a state shown in FIG. 3 or the like), the total weight of the casing and the contents contained in the casing is higher than the horizontal plane including the rotation shaft. The lower portion (for example, the second portion D) of the horizontal plane including the rotation axis is heavier than the upper portion (for example, the first portion U).
上記の本発明の一局面にかかる送風装置(例えば、送風装置1)には、前記ケーシング(例えば、ケーシング20)の外周部(例えば、外枠部23)における、前記回動軸を含む水平面よりも下方の部分(例えば、第2部分)に重し(例えば、重し51)が設けられていてもよい。 The blower device (for example, the blower device 1) according to one aspect of the present invention is provided from the horizontal plane including the rotation shaft in the outer peripheral portion (for example, the outer frame portion 23) of the casing (for example, the casing 20). A weight (for example, a weight 51) may be provided in a lower portion (for example, a second portion).
上記の本発明の一局面にかかる送風装置(例えば、送風装置101)において、前記ケーシング(例えば、ケーシング20)の外周部を構成する外枠(例えば、第1外枠部123aおよび第2外枠部123b)を有しており、前記外枠は、前記回動軸を含む水平面よりも下方の部分(例えば、第2外枠部123b)の方が、前記回動軸を含む水平面よりも上方の部分(例えば、第1外枠部123a)よりも重くなっていてもよい。
In the blower device (for example, the blower device 101) according to one aspect of the present invention, the outer frame (for example, the first
上記の本発明の一局面にかかる送風装置(例えば、送風装置101)において、前記外枠(例えば、第1外枠部123aおよび第2外枠部123b)は、前記回動軸を含む水平面よりも下方の部分(例えば、第2外枠部123b)の方が、前記回動軸を含む水平面よりも上方の部分(例えば、第1外枠部123a)よりも肉厚に構成されていてもよい。
In the blower device (for example, blower device 101) according to one aspect of the present invention, the outer frame (for example, the first
上記の本発明の一局面にかかる送風装置(例えば、送風装置101)において、前記外枠(例えば、第1外枠部123aおよび第2外枠部123b)は、前記回動軸を含む水平面よりも下方の部分(例えば、第2外枠部123b)が、前記回動軸を含む水平面よりも上方の部分(例えば、第1外枠部123a)よりも、比重の大きい材料で形成されていてもよい。
In the blower device (for example, blower device 101) according to one aspect of the present invention, the outer frame (for example, the first
上記の本発明の一局面にかかる送風装置(例えば、送風装置101)において、前記重し(例えば、重し51)の重量は、前記収容物を含む前記ケーシング(例えば、ケーシング20)の総重量に対して、1/20以上1/5以下であってもよい。 In the blower device (for example, the blower device 101) according to one aspect of the present invention, the weight of the weight (for example, the weight 51) is the total weight of the casing (for example, the casing 20) including the inclusion. On the other hand, it may be 1/20 or more and 1/5 or less.
上記の本発明の一局面にかかる送風装置(例えば、送風装置101)において、前記回動軸(例えば、回動軸31)が上下方向に回動するとき、前記回動軸の前記水平面に対する傾斜角度が所定値以上になると、回動速度が低下してもよい。 In the blower device (for example, the blower device 101) according to one aspect of the present invention, when the rotation shaft (for example, the rotation shaft 31) rotates in the vertical direction, the rotation shaft is tilted with respect to the horizontal plane. When the angle becomes equal to or more than a predetermined value, the rotation speed may decrease.
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。 It should be considered that the embodiments disclosed this time are exemplary in all respects and not restrictive. The scope of the present invention is shown by the scope of claims rather than the above description, and it is intended to include all modifications within the meaning and scope equivalent to the scope of claims. In addition, a configuration obtained by combining the configurations of different embodiments described in the present specification with each other is also included in the scope of the present invention.
1 :送風装置
11 :ファン
12 :ファンモータ(モータ)
13 :出力軸
14 :スタンド
20 :ケーシング
21 :モータハウジング部
23 :外枠部(外枠)
30 :首振り機構部
31 :回動軸
32 :首振りモータ
43 :ケーシング支持部
51 :重し
101 :送風装置
123a:第1外枠部(外枠)
123b:第2外枠部(外枠)
201 :送風装置
251 :重し
U :第1部分(回動軸を含む水平面よりも上方の部分)
D :第2部分(回動軸を含む水平面よりも下方の部分)
1: Blower 11: Fan 12: Fan motor (motor)
13: Output shaft 14: Stand 20: Casing 21: Motor housing part 23: Outer frame part (outer frame)
30: Swing mechanism 31: Rotating shaft 32: Swing motor 43: Casing support 51: Weight 101:
123b: Second outer frame (outer frame)
201: Blower 251: Weight U: First part (part above the horizontal plane including the rotation axis)
D: Second part (part below the horizontal plane including the rotation axis)
Claims (7)
前記モータの出力軸に取り付けられるファンと、
前記モータおよび前記ファンを収容するケーシングと、
略水平方向に配置された回動軸を起点として前記ケーシングを回動可能に支持するスタンドと
を備え、
前記出力軸が略水平方向に位置している状態において、前記ケーシングおよび前記ケーシング内の収容物の総重量は、前記回動軸を含む水平面よりも上方の部分よりも、前記回動軸を含む水平面よりも下方の部分の方が重くなるように構成されている、送風装置。 With the motor
A fan attached to the output shaft of the motor and
A casing that houses the motor and the fan,
It is provided with a stand that rotatably supports the casing starting from a rotation shaft arranged in a substantially horizontal direction.
In a state where the output shaft is located in a substantially horizontal direction, the total weight of the casing and the contents contained in the casing includes the rotation shaft more than a portion above the horizontal plane including the rotation shaft. A blower that is configured so that the lower part is heavier than the horizontal plane.
請求項1に記載の送風装置。 A weight is provided on the outer peripheral portion of the casing below the horizontal plane including the rotation shaft.
The blower according to claim 1.
前記外枠は、前記回動軸を含む水平面よりも下方の部分の方が、前記回動軸を含む水平面よりも上方の部分よりも重くなっている、
請求項1または2に記載の送風装置。 It has an outer frame that constitutes the outer peripheral portion of the casing, and has an outer frame.
The portion of the outer frame below the horizontal plane including the rotation shaft is heavier than the portion above the horizontal plane including the rotation shaft.
The blower according to claim 1 or 2.
請求項3または4に記載の送風装置。 The outer frame is made of a material having a higher specific gravity in a portion below the horizontal plane including the rotation shaft than in a portion above the horizontal plane including the rotation shaft.
The blower according to claim 3 or 4.
The method according to any one of claims 1 to 6, wherein when the rotation shaft rotates in the vertical direction, the rotation speed decreases when the inclination angle of the rotation shaft with respect to the horizontal plane becomes a predetermined value or more. Blower.
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JP2019214554A JP2021085364A (en) | 2019-11-27 | 2019-11-27 | Blower device |
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