JP2021083099A - Speech terminal and speech function activation method, and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、異なる通話方式の複数の通話機能のうち、いずれかの通話機能を起動させる発明に関する。 The present invention relates to an invention that activates one of a plurality of call functions of different call methods.
近年、出張経費及び出張時間を削減する要請に伴い、インターネット等の通信ネットワークを介してテレビ会議などを行う通話システムが普及している。このような通話システムを用いることにより、複数の通話端末間で画像データ及び音声データの送受信が行われ、テレビ会議を行うことができる(特許文献1参照)。 In recent years, in response to a request to reduce business trip expenses and business trip time, a telephone system for conducting a video conference or the like via a communication network such as the Internet has become widespread. By using such a call system, image data and voice data can be transmitted and received between a plurality of call terminals, and a video conference can be held (see Patent Document 1).
一方、1台の通話端末に、PDC(Personal Digital Cellular)方式、及びPHS(Personal Handyphone System)といった異なる2種類の通信方式を利用する2種類の通話機能を搭載し、この2種類の通信方式を切り替えることで通話を行うテレビ電話システムが提案されている(特許文献2参照)。 On the other hand, one call terminal is equipped with two types of call functions that use two different types of communication methods, such as PDC (Personal Digital Cellular) method and PHS (Personal Handyphone System), and these two types of communication methods can be used. A videophone system that makes a call by switching has been proposed (see Patent Document 2).
しかしながら、従来の2種類の通信方式は、通話の宛先と接続又は切断をするための呼制御方式、及び通話データを符号化するための符号化方式の両方が異なっている。つまり、従来の通話端末は、全く異なる通信方式を利用する2種類の通話機能が1つの筐体に搭載され、一方の機能を排他的に動作させるにすぎない。そのため、呼制御方式が同じで符号化方式が異なるような通信方式を利用した複数種類の通話機能を使い分けることができないという課題が生じている。 However, the two conventional communication methods differ in both the call control method for connecting or disconnecting the call destination and the coding method for encoding the call data. That is, in the conventional call terminal, two types of call functions using completely different communication methods are mounted in one housing, and only one function is operated exclusively. Therefore, there is a problem that it is not possible to properly use a plurality of types of call functions using communication methods having the same call control method but different coding methods.
請求項1に係る発明は、所定の表示手段に対して、通話の宛先と接続又は切断をするための所定の呼制御方式、及び通話データをIPパケット化するための所定の符号化方式を利用して通話を行う第1の通話機能の選択を受け付けるための第1のアイコン、並びに前記第1の通話機能とは前記呼制御方式が同じで符号化方式が異なる第2の通話機能の選択を受け付けるための第2のアイコンを示す機能選択画面を表示させる表示制御手段と、前記第1のアイコン又は前記第2のアイコンの選択を受け付ける受付手段と、前記第1のアイコンの選択を受け付けた場合には前記第1の通話機能を起動させ、又は前記第2のアイコンの選択を受け付けた場合には前記第2の通話機能を起動させる起動手段と、を有することを特徴とする通話端末である。
The invention according to
以上説明したように本発明によれば、呼制御方式が同じで符号化方式が異なるような通信方式を利用した複数種類の通話機能を使い分けることができるという効果を奏する。 As described above, according to the present invention, there is an effect that a plurality of types of call functions using communication methods having the same call control method but different coding methods can be used properly.
以下、図1乃至図20を用いて、本発明の一実施形態について説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 20.
<<実施形態の全体構成>>
図1は、本発明の一実施形態に係る通話システムの概略図である。図1に示されているように、通話システム1は、複数の通話端末(10aa,10ab,…)、各通話端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の中継装置(30a,30b,30c)、通話管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100によって構築されている。この通話システム1によって、通話データの一例としての画像データ及び音データの通信が行われることで、遠隔地間のテレビ会議等を実現することができる。なお、複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、通話データの最適な経路の選択を行う。
<< Overall configuration of the embodiment >>
FIG. 1 is a schematic view of a communication system according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the
また、通話端末(10aa,10ab,10ac,・・・)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。通話端末(10ba,10bb,10bc,・・・)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されている。更に、LAN2a、LAN2b、及び専用線2abは、所定の地域X内で構築されている。例えば、地域Xは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。
Further, the telephone terminal (10aa, 10ab, 10ac, ...), The relay device 30a, and the router 70a are communicably connected by LAN2a. The telephone terminal (10ba, 10bb, 10bc, ...), The relay device 30b, and the router 70b are communicably connected by LAN2b. Further, LAN2a and LAN2b are communicably connected by a dedicated line 2ab including a router 70ab. Further, the
一方、通話端末(10ca,10cb,10cc,・・・)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。通話端末10d(10da,10db,10dc,・・・)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されている。更に、LAN2c、LAN2d、及び専用線2cdは、所定の地域Y内で構築されている。例えば、地域Yはアメリカ合衆国であり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内で構築されている。地域X及び地域Yは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
On the other hand, the telephone terminal (10ca, 10cc, 10cc, ...), The
なお、以下では、「通話端末」は単に「端末」として表され、「通話管理システム」は単に「管理システム」として表されている。また、複数の端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末は、「端末10」と表され、複数のディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイは「ディスプレイ120」と表され、複数の中継装置(30a,30b,30c)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表されている。更に、テレビ会議の開始を要求する要求元としての端末は「要求元端末」と表され、要求先である宛先(中継先)としての端末は「宛先端末」と表されている。また、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータは、「ルータ70」と表されている。
In the following, the "call terminal" is simply represented as a "terminal", and the "call management system" is simply represented as a "management system". Further, any terminal among the plurality of terminals (10aa, 10ab, ...) Is represented as "
また、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、インターネット2iに接続されている。なお、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、地域X又は地域Yに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
Further, the
また、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、本実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
Further, in the present embodiment, the
また、図1において、各端末10、各中継装置30、管理システム50、各ルータ70、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明している。
Further, in FIG. 1, four sets of numbers shown under each terminal 10, each
なお、各端末10は、複数の事業所間での通話や、同じ事業所内の異なる部屋間での通話だけでなく、同じ部屋内での通話や、屋外と屋内又は屋外と屋外での通話で使われてもよい。各端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。 It should be noted that each terminal 10 can be used not only for calls between a plurality of business establishments and between different rooms in the same business establishment, but also for calls within the same room, outdoors and indoors, or outdoors and outdoors. May be used. When each terminal 10 is used outdoors, wireless communication such as a mobile phone communication network is performed.
また、図1に示されている各端末10は、通話データの送受信により、利用者の通話を実現する端末であり、例えば、テレビ会議用端末である。更に、端末10は、所定の通信方式(通話の宛先と接続又は切断をするための呼制御方式、及び通話データをIPパケット化するための符号化方式)を利用して、通話データの送受信を行う。 Further, each terminal 10 shown in FIG. 1 is a terminal that realizes a user's call by transmitting and receiving call data, and is, for example, a video conferencing terminal. Further, the terminal 10 transmits and receives call data by using a predetermined communication method (a call control method for connecting or disconnecting a call destination and a coding method for converting call data into an IP packet). Do.
なお、この呼制御方式としては、(1)SIP(Session Initiation Protocol)、(2)H.323、(3)SIPを拡張したプロトコル、(4)インスタントメッセンジャーのプロトコル、(5)SIPのMESSAGEメソッドを利用したプロトコル、(6)インターネットリレーチャットのプロトコル(IRC(Internet Relay Chat))、(7)インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコル等が挙げられる。このうち、(4)インスタントメッセンジャーのプロトコルは、例えば、(4-1)XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)、又は(4-2)ICQ(登録商標)、AIM(登録商標)、若しくはSkype(登録商標)などで利用されるプロトコルである。また、(7)インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコルは、例えば、Jingleである。 The call control method includes (1) SIP (Session Initiation Protocol), (2) H.323, (3) SIP extension protocol, (4) instant messenger protocol, and (5) SIP MESSAGE method. (6) Internet Relay Chat protocol (IRC), (7) Instant Messenger protocol extended protocol, etc. Of these, (4) instant messenger protocols are, for example, (4-1) XMPP (Extensible Messaging and Presence Protocol), or (4-2) ICQ (registered trademark), AIM (registered trademark), or Skype (registered). It is a protocol used in (trademark) and the like. (7) A protocol that extends the instant messenger protocol is, for example, Jingle.
また、複数の端末10のうち、例えば、呼制御方式がインスタントメッセンジャーのプロトコル(または、インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコル)であり、符号化方式がSVC(Scalable Video Coding)である通信方式を使用する端末10は「専用端末」として表されている。更に、複数の端末10のうち、呼制御方式と符号化方式が専用端末と異なる通信方式を使用する端末10は「非専用端末」として表されている。更に、本実施形態では、通信方式が異なる2つの端末の一例として、「専用端末」は特定の会社で製造、販売、又は管理されている端末として説明し、「非専用端末」は、上記特定の会社以外で製造、販売又は管理されている端末として説明する。本実施形態では、このように異なる会社で製造、販売、又は管理された端末は、通信方式が異なる場合が多いため、上記のような一例を用いて説明する。なお、通信方式が異なる2つの端末の一例として、同じ会社で製造又は販売された端末のうち、製造時期又は販売時期が新しい端末を「専用端末」とし、製造時期又は販売時期が古い端末を「非専用端末」としてもよい。また、専用端末機能及び非専用端末機能を有するデュアルコーデック対応の端末は、専用端末機能及び非専用端末機能のうちいずれかを起動させることにより、相手方端末と同じ符号化方式で通信を行う。すなわち、専用端末機能を起動させることにより、専用端末と同じ符号化方式で通信することができる。非専用端末機能を起動させることにより、非専用端末と同じ符号化方式で通信することができる。
Further, among the plurality of
また、各中継装置30は、複数の端末10の間で、通話データの中継を行うコンピュータシステムである。管理システム50は、端末10からのログイン認証、端末10の稼動状態や通話状況の管理、宛先リストの管理等、及び中継装置30の通信状況等を一元的に管理するコンピュータシステムである。なお、画像データの画像は、動画であっても静止画であってもよく、動画と静止画の両方であってもよい。
Further, each
プログラム提供システム90は、端末10、中継装置30、管理システム50、メンテナンスシステム100に、それぞれで使用されるプログラムを、通信ネットワーク2を介してそれぞれに提供するコンピュータシステムである。
The program providing system 90 is a computer system that provides the programs used in each of the terminal 10, the
メンテナンスシステム100は、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータシステムである。例えば、メンテナンスシステム100が国内に設置され、端末10、中継装置30、管理システム50、又はプログラム提供システム90が国外に設置されている場合、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介して遠隔的に、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行う。また、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介さずに、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つにおける機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
The maintenance system 100 is a computer system for maintaining, managing, or maintaining at least one of the terminal 10, the
続いて、図2及び図3を用いて、2つの端末10間で通話を実現するための第1の通信パターンについて説明する。なお、図2は、専用端末機能を有する通話端末間で通話を実現する場合の通信状況を示す概念図である。また、端末10には、専用端末、非専用端末、並びに、専用端末機能(第1の通話機能の一例)及び非専用端末機能(第2の通話機能の一例)を有するデュアルコーデック対応の端末が含まれている。ここで、非専用端末とは、上述したように専用端末と呼制御方式および符号化方式が異なる端末を示している。さらに、非専用端末機能とは、専用端末機能と呼制御方式が同じで符号化方式が異なる端末機能を示している。
Subsequently, with reference to FIGS. 2 and 3, a first communication pattern for realizing a call between the two
このうち、専用端末、及び専用端末機能が起動された端末は、図2に示されているように、第1の通信パターンを実行する通話システム1において専用的に利用される。図2では、要求元端末がデュアルコーデック対応の端末10であって専用端末機能が起動中であり、宛先端末が専用端末である場合が示されている。
Of these, the dedicated terminal and the terminal on which the dedicated terminal function is activated are exclusively used in the
この通話システム1は、例えば呼制御方式がインスタントメッセンジャーのプロトコル(または、インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコル)であり、符号化方式がH.264/SVC(Scalable Video Coding)である通信方式を利用して、通話データの通信を行う。具体的には、図2に示されているように、通話システム1において、要求元端末と宛先端末との間では、管理システム50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理用の通信セッションseiが確立される。また、この通信セッションseiは、呼制御用の通信セッションでもある。
This
一方、専用端末機能が起動中の要求元端末と中継装置30との間では、SVCの符号化方式によって高解像度の画像データ、中解像度の画像データ、低解像度の画像データ、及び音声データの4つの通話データを送受信するための通話用の第1の通信セッションsed1が確立されている。更に、中継装置30と宛先端末との間では、同様にSVCの符号化方式によって高解像度の画像データ、中解像度の画像データ、低解像度の画像データ、及び音声データの4つの通話データを送受信するための通話用の第2の通信セッションsed2が確立されている。
On the other hand, between the requesting terminal and the
ここで、図3を用いて、図2に示されている第1の通信パターンで扱われる画像データの画像の解像度について説明する。なお、図3は、図2におけるSVCの規格によって送受信される画像データの画質を示す概念図である。 Here, with reference to FIG. 3, the image resolution of the image data handled in the first communication pattern shown in FIG. 2 will be described. Note that FIG. 3 is a conceptual diagram showing the image quality of image data transmitted and received according to the SVC standard in FIG.
図3(a)に示されているように、横が160画素、縦が120画素から成り、ベース画像となる低解像度の画像と、図3(b)に示されているように、横が320画素、縦が240画素から成る中解像度の画像と、図3(c)に示されているように、横が640画素、縦が480画素から成る高解像度の画像のデータが送受信される。このうち、狭帯域経路を経由する場合には、ベース画像となる低解像度の画像データのみから成る低画質の画像データが中継装置30によって中継される。帯域が比較的広い場合には、ベース画像となる低解像度の画像データ、及び中解像度の画像データから成る中画質の画像データが、中継装置30によって中継される。また、帯域が非常に広い場合には、ベース画質となる低解像度の画像データ、中画解像度の画像データ、及び高解像度の画像データから成る高画質の画像データが、中継装置30によって中継される。
As shown in FIG. 3A, a low-resolution image consisting of 160 pixels in the horizontal direction and 120 pixels in the vertical direction and serving as a base image, and as shown in FIG. 3B, the horizontal direction is Data of a medium-resolution image having 320 pixels and 240 pixels in the vertical direction and a high-resolution image having 640 pixels in the horizontal direction and 480 pixels in the vertical direction are transmitted and received as shown in FIG. 3C. Of these, when passing through a narrow band path, low-quality image data consisting of only low-resolution image data serving as a base image is relayed by the
続いて、図4及び図5を用いて、2つの端末10間で通話を実現するための第2の通信パターンについて説明する。なお、非専用端末機能を有する通話端末間で通話を実現する場合の通信状況を示した概念図である。
Subsequently, with reference to FIGS. 4 and 5, a second communication pattern for realizing a call between the two
非専用端末、及び非専用端末機能が起動された端末は、図4に示されているように、第2の通信パターンを実行する通話システム1´において専用的に利用され、図2に示されているように、第1の通信パターンを実行する通話システム1では専用端末および専用端末機能とは通信方式が異なるため利用できない。なお、図4では、要求元端末がデュアルコーデック対応の端末であって非専用端末機能が起動中であり、宛先端末が非専用端末である場合が示されている。
As shown in FIG. 4, the non-dedicated terminal and the terminal in which the non-dedicated terminal function is activated are exclusively used in the call system 1'that executes the second communication pattern, and are shown in FIG. As described above, the
この通話システム1´は、要求元端末の呼制御方式が第1の通信パターンと同じインスタントメッセンジャーのプロトコル(または、インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコル)であり、符号化方式が第1の通信パターンと異なりH.264/AVC(Advanced Video Coding)である通信方式を利用して、通話データの通信を行う。具体的には、図4に示されているように、通話システム1´において、要求元端末と管理システム50との間では、各種の管理情報を送受信するための管理用の通信セッションsei1が確立されている。また、この通信セッションsei1は、呼制御用の通信セッションでもある。更に、要求元端末において非専用端末機能が起動中の場合には符号化方式がSVCからAVCに変更される。
In this call system 1', the call control method of the requesting terminal is the same instant messenger protocol as the first communication pattern (or a protocol extended from the instant messenger protocol), and the coding method is the first communication pattern. Unlike H.264 / AVC (Advanced Video Coding), the communication method is used to communicate call data. Specifically, as shown in FIG. 4, in the call system 1', a management communication session sei1 for transmitting and receiving various management information is established between the requesting terminal and the
一方、管理システム50と宛先端末との間では、非専用端末の呼制御用の通信セッションsei2が確立されており、この呼制御方式は要求元端末と異なる。例えばSIP(Session Initiation Protocol) 又はH.323である。この場合には、要求元端末と宛先端末とで呼制御方式が異なるため、管理システム50が呼制御方式を変換する。具体的には、要求元端末が非専用端末機能を起動中の場合には、管理システム50が呼制御方式を変換するために利用される変換規則データに基づいて、呼制御にかかるデータを変換して呼制御を実施する。更に、宛先端末(非専用端末)の符号化方式は非専用端末機能が起動中の要求元端末と同じAVCである。
On the other hand, a communication session sei2 for call control of a non-dedicated terminal has been established between the
また、要求元端末と宛先端末との間では、通話データを送受信するための通話用の通信セッションsedが確立されている。通信セッションsedは、要求元端末と宛先端末の間で直接確立してもよいし、中継装置を介して確立してもよい。 Further, a communication session sed for a call for transmitting and receiving call data is established between the request source terminal and the destination terminal. The communication session sed may be established directly between the requesting terminal and the destination terminal, or may be established via a relay device.
ここで、図5を用いて、図4に示されている第2の通信パターンで扱われる画像データの画像の解像度について説明する。なお、図5は、図4におけるAVCの規格によって送受信される画像データの画質を示す概念図である。図5に示されているように、横が320画素、縦が240画素から成る画像のデータが1つだけ送受信される。 Here, the image resolution of the image data handled in the second communication pattern shown in FIG. 4 will be described with reference to FIG. Note that FIG. 5 is a conceptual diagram showing the image quality of image data transmitted and received according to the AVC standard in FIG. As shown in FIG. 5, only one image data having 320 pixels in the horizontal direction and 240 pixels in the vertical direction is transmitted and received.
<<実施形態のハードウェア構成>>
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。図6は、本実施形態に係る通話端末の外観図である。図6に示されているように、端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された不図示の吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、不図示の吸気面を介して端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音声、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
<< Hardware configuration of the embodiment >>
Next, the hardware configuration of this embodiment will be described. FIG. 6 is an external view of a telephone terminal according to the present embodiment. As shown in FIG. 6, the terminal 10 includes a
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられていると共に、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音声出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための不図示の接続口が設けられている。
An
なお、以下では、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いて説明する。
In the following, "
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図6は、チルト角θ1が90度の状態を示している。カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、利用者、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介してアーム1200に取り付けられており、カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図6で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
Next, the
なお、中継装置30、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、それぞれ一般のサーバ・コンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。
Since the
図7は、本実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。図7に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、端末10用のプログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
FIG. 7 is a hardware configuration diagram of the terminal according to the present embodiment. As shown in FIG. 7, the
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
Further, the terminal 10 has a built-in
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。なお、HDMIは、登録商標である。
The
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
The
外部機器接続I/F118には、図6に示されている筐体1100の接続口1132に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
The external device connection I /
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
The
図8は、本発明の本実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU201、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、管理システム50用のプログラム等の各種データを記憶するHD204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、通信ネットワーク2を利用してデータ通信するためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図6に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
FIG. 8 is a hardware configuration diagram of the management system according to the present embodiment of the present invention. The
一方、中継装置30、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、各HD204には、中継装置30、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100をそれぞれ制御するためのプログラム等の各種データが記憶されている。
On the other hand, since the
なお、端末10、中継装置30、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100用の各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等が挙げられる。
The programs for the terminal 10, the
<<実施形態の機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図9は、本実施形態の通話システム1の一部を構成する端末10、中継装置30、及び管理システム50の機能ブロック図である。図9では、端末10、中継装置30、及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。
<< Functional configuration of the embodiment >>
Next, the functional configuration of this embodiment will be described. FIG. 9 is a functional block diagram of a terminal 10, a
<端末の機能構成>
端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14、音声入力部15a、音声出力部15b、表示制御部16、起動部17、宛先リスト作成部18、及び記憶・読出処理部19を有している。これら各部は、図7に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された端末10用のプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
<Terminal function configuration>
The terminal 10 includes a transmission /
また、端末10は、図7に示されているRAM103、及び図7に示されているフラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。この記憶部1000には、後述の視覚情報管理テーブルによって構成されている視覚情報管理DB(Data Base)1001が構築される。更に、記憶部1000には、端末10で専用端末機能を実現するための専用端末アプリケーション、及び端末10で非専用端末機能を実現するための非専用端末アプリケーションが記憶されている。
Further, the terminal 10 has a
(視覚情報管理テーブル)
図10は、視覚情報管理テーブルを示す概念図である。視覚情報管理テーブルでは、宛先端末の稼動状態を示す稼動状態情報毎に、ディスプレイ120に表示される宛先リストで表す視覚情報が関連付けられて管理される。各視覚情報は、例えば、図10に示されているような形態の各アイコンである。視覚情報管理テーブルを構成する各視覚情報は、要求元端末が後述のステップS22によってログイン要求した際に、管理システム50から送られてきてもよいし、要求元端末の工場出荷前に記憶部1000に記憶されるようにしてもよい。
(Visual information management table)
FIG. 10 is a conceptual diagram showing a visual information management table. In the visual information management table, the visual information represented by the destination list displayed on the
なお、本実施形態の視覚情報は、宛先端末で利用される通信方式が要求元端末(専用端末)で利用される通信方式である旨を視覚的に示す第1の視覚情報と、宛先端末で利用される通信方式が要求元端末(専用端末)で利用される通信方式ではない旨を視覚的に示し、第1の視覚情報と視覚的に異なる第2の視覚情報に分類される。このうち、第1の視覚情報には、稼動状態が、オンライン(通話可能)、オンライン(通話中)、オンライン(一時中断中)、又はオフラインを示す各アイコン等の視覚情報が含まれている。 The visual information of the present embodiment is the first visual information that visually indicates that the communication method used by the destination terminal is the communication method used by the requesting terminal (dedicated terminal), and the destination terminal. It visually indicates that the communication method used is not the communication method used by the requesting terminal (dedicated terminal), and is classified into the second visual information visually different from the first visual information. Among these, the first visual information includes visual information such as icons indicating that the operating state is online (callable), online (during a call), online (temporarily suspended), or offline.
また、第2の視覚情報は、専用端末機能及び非専用端末機能の2つの機能をそれぞれ有している端末10間で通信を行う場合に、要求元端末が専用端末機能を起動し、宛先端末が非専用端末機能を起動しているときの要求元端末側のディスプレイ120に表示されるアイコン等を示している。
Further, in the second visual information, when communication is performed between the
(端末の各機能構成)
次に、図7及び図9を用いて、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成を説明するにあたって、図7に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
(Each function configuration of the terminal)
Next, each functional configuration of the terminal 10 will be described in detail with reference to FIGS. 7 and 9. In the following description of each functional configuration of the terminal 10, the relationship with the main components for realizing each functional configuration of the terminal 10 among the constituent elements shown in FIG. 7 will also be described. ..
図9に示されている端末10の送受信部11は、図7に示されているCPU101からの命令、及び図7に示されているネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。この送受信部11は、所望の宛先端末と通話を開始する前から、管理システム50より、宛先候補としての各端末の状態を示す各状態情報の受信を開始する。なお、この状態情報は、各端末10の稼動状態(オンラインかオフラインかの状態)だけでなく、オンラインであっても更に通話可能であるか、通話中であるか、離席中であるか等の詳細な状態を示す。また、この状態情報は、各端末10の稼動状態だけでなく、端末10でケーブル120cが端末10から外れていたり、音声を出力するが画像は出力させなかったり、音声を出力さないようにする(MUTE)等、様々な状態を示す。また、状態情報は、上述したように非専用端末機能を起動中である状態も含む。以下では、一例として、状態情報が稼動状態を示す場合について説明する。
The transmission /
操作入力受付部12は、図7に示されているCPU101からの命令、並びに図7に示されている操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、図7に示されている電源スイッチ109をONにすると、図9に示されている操作入力受付部12が電源オンを受け付けて、電源をONにする。
The operation
ログイン要求部13は、図7に示されているCPU101からの命令によって実現され、上記電源オンの受け付けを契機として、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報、及び要求元端末の現時点のIPアドレスを自動的に送信する。また、利用者が電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると、送受信部11が管理システム50へ電源をOFFする旨の状態情報を送信した後に、操作入力受付部12が電源を完全にOFFにする。これにより、管理システム50側では、端末10が電源オンから電源オフになったことを把握することができる。
The
撮像部14は、図7に示されているCPU101からの命令、並びに図7に示されているカメラ112及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。
The
音声入力部15aは、図7に示されているCPU101からの命令、及び図7に示されている音声入出力I/F116によって実現され、マイク114によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音声データを入力する。音声出力部15bは、図7に示されているCPU101からの命令、及び図7に示されている音声入出力I/F116によって実現され、音声データに係る音声信号をスピーカに出力し、スピーカ115から音声を出力させる。
The
表示制御部16は、図7に示されているCPU101からの命令、及び図7に示されているディスプレイI/F117によって実現され、後述のように、受信された解像度の異なる画像データを組み合わせ、この組み合わされた画像データをディスプレイ120に送信するための制御を行う。また、表示制御部16は、管理システム50から受信した宛先リストの情報をディスプレイ120に送信して、ディスプレイ120に宛先リストを表示させることができる。
The display control unit 16 is realized by the command from the
また、表示制御部16は、送受信部11によって管理システム50から受信した稼動状態情報を検索キーとして、視覚情報管理テーブル(図10参照)を検索することにより、対応する視覚情報を抽出し、自端末10のディスプレイ120に、宛先リストに含めて表示させる。
Further, the display control unit 16 extracts the corresponding visual information by searching the visual information management table (see FIG. 10) using the operating state information received from the
起動部17は、送受信部11が他の専用端末(又は、専用端末機能が起動された他の端末)から、通話の開始要求を受け付けたか否かを判断する。また、起動部17は、専用端末機能又は非専用端末機能のいずれか一方を起動する。更に、起動部17は、起動中の専用端末機能又非専用端末機能を停止させる。
The
宛先リスト作成部18は、管理システム50から受信した、後述の宛先リスト情報及び各宛先候補としての端末10の状態情報に基づいて、図20に示されているような宛先候補の状態がアイコンで示された宛先リストの作成及び更新を行う。
The destination
記憶・読出処理部19は、図7に示されているCPU101からの命令及び図7に示すSSD105によって実行され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。この記憶部1000には、端末10を識別するための端末ID(Identification)、及びパスワード等が記憶される。更に、記憶部1000には、宛先端末との通話を行う際に受信される画像データ及び音声データが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120に画像が表示され、上書きされる前の音声データによってスピーカ115から音声が出力される。
The storage /
なお、本実施形態の端末ID及び後述の中継装置IDは、それぞれ端末10及び中継装置30を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、端末ID及び中継装置IDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
The terminal ID of the present embodiment and the relay device ID described later indicate identification information such as a language, characters, symbols, or various marks used for uniquely identifying the terminal 10 and the
<中継装置の機能構成>
中継装置30は、送受信部31、及びデータ品質変更部32を有している。これら各部は、図8に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された中継装置30用のプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
<Functional configuration of relay device>
The
(中継装置の各機能構成)
次に、中継装置30の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、中継装置30の各機能構成を説明するにあたって、図8に示されている各構成要素のうち、中継装置30の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
(Each function configuration of the relay device)
Next, each functional configuration of the
図9に示されている中継装置30の送受信部31は、図8に示されているCPU201からの命令、及び図8に示されているネットワークI/F209によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。これにより、中継装置30は、複数の端末10間で通話データを中継する。
The transmission /
更に、送受信部31は、この送受信部31によって受信されたIPアドレスのうち、要求元端末のIPアドレスで示されている宛先に対して、通信セッション(第1の通信セッションsed1)の開始を指示するためのセッション開始指示情報を送信する。また、送受信部31は、この送受信部31によって受信されたIPアドレスのうち、IPアドレスで示されている宛先に対して、通信セッション(第2の通信セッション)の開始を指示するためのセッション開始指示情報及び宛先端末のIPアドレスを送信する。
Further, the transmission /
データ品質変更部32は、図8に示されているCPU201からの命令によって実現され、送信元端末から送られて来た画像データの画質を変更する。これにより、通信ネットワーク2の混在等によって、端末10における画像データの受信に遅延が生じた場合であっても、中継装置30が、中継すべき画像データの画質を低下させる等によって遅延の対策を行うことができる。例えば、画像データの受信の遅延が生じると、図3に示されている3つの画質の画像データのうち、高解像度の画像データ(図3(c)参照)の中継を中断する等により、遅延の対策を行う。
The data
<管理システムの機能構成>
管理システム50は、送受信部51、端末認証部52、状態管理部53、抽出部54、判断部55、セッション管理部56、変換部57、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図8に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された管理システム50用のプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、管理システム50は、図8に示されているHD204により構築される記憶部5000を有している。この記憶部5000には、後述の宛先リストの枠データ、及び呼制御方式を変換するために利用される変換規則データが記憶されている。
<Functional configuration of management system>
The
(中継装置管理テーブル)
図11は、中継装置管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図11に示されているような中継装置管理テーブルによって構成されている中継装置管理DB5001が構築されている。この中継装置管理テーブルでは、各中継装置30の中継装置ID毎に、各中継装置30の稼動状態、稼動状態が示される状態情報が管理システム50で受信された受信日時、中継装置30のIPアドレス、及び中継装置30における最大データ通話速度(Mbps)が関連付けられて管理される。例えば、図11に示されている中継装置管理テーブルにおいて、中継装置IDが「111a」の中継装置30aは、稼動状態が「オンライン」で、管理システム50で状態情報が受信された日時が「2011年11月10日の13時00分」で、この中継装置30aのIPアドレスが「1.2.1.2」で、この中継装置30aにおける最大データ通話速度が100Mbpsであることが示されている。
(Relay device management table)
FIG. 11 is a conceptual diagram showing a relay device management table. In the
(端末認証管理テーブル)
図12は、端末認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図12に示されているような端末認証管理テーブルによって構成されている端末認証管理DB5002が構築されている。この端末認証管理テーブルでは、管理システム50によって管理される全ての端末10の各端末IDに対して、認証用のパスワードが関連付けられて管理される。例えば、図12に示されている端末認証管理テーブルにおいて、端末10aaの端末IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。
(Terminal authentication management table)
FIG. 12 is a conceptual diagram showing a terminal authentication management table. In the
(端末状態管理テーブル)
図13は、端末状態管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図13に示されているような端末状態管理テーブルによって構成されている端末状態管理DB5003が構築されている。この端末状態管理テーブルでは、各端末10の端末ID毎に、各端末10を宛先とした場合の宛先名、各端末10の稼動状態、後述のログイン要求情報が管理システム50で受信された受信日時、及び端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図13に示されている端末状態管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の端末10aaは、端末名が「日本 東京事業所 AA端末」で、稼動状態が「オンライン(通話可能)」で、管理システム50でログイン要求情報が受信された日時が「2011年11月10日の13時40分」で、この端末10aaのIPアドレスが「1.2.1.3」であることが示されている。
(Terminal state management table)
FIG. 13 is a conceptual diagram showing a terminal state management table. In the
但し、端末状態管理テーブルには、非専用端末10(つまり、専用端末機能を有する端末及び専用端末以外の端末)の端末ID、端末名、稼動状態、受信日時、IPアドレスを含む端末情報は管理対象外であるため管理されていない。 However, in the terminal status management table, terminal information including the terminal ID, terminal name, operating status, reception date and time, and IP address of the non-dedicated terminal 10 (that is, the terminal having the dedicated terminal function and the terminal other than the dedicated terminal) is managed. It is not managed because it is out of scope.
(宛先リスト管理テーブル)
図14は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図14に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5004が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、通話の開始を要求する要求元端末の端末IDに対して、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の端末IDが全て関連付けられて管理される。例えば、図14に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である要求元端末(端末10aa)から通話の開始を要求することができる宛先端末の候補は、端末IDが「01ab」の端末10ab、端末IDが「01ba」の端末10ba、及び端末IDが「01bb」の端末10bb等であることが示されている。この宛先端末の候補は、任意の要求元端末から管理システム50に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。なお、端末状態管理テーブルと同様に宛先リスト管理テーブル(図14参照)では、非専用端末の端末IDは管理対象外であるため管理されていない。
(Destination list management table)
FIG. 14 is a conceptual diagram showing a destination list management table. In the
(セッション管理テーブル)
図15は、セッション管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図15に示されているようなセッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB5005が構築されている。このセッション管理テーブルでは、通話データ(画像データ及び音声データ)の中継に使用される中継装置30の中継装置ID、要求元端末の端末ID、宛先端末の端末ID、宛先端末において画像データが受信される際の受信の遅延時間(ms)、及びこの遅延時間を示す遅延時間情報を宛先端末から送られて来て管理システム50で受信された受信日時が関連付けられて管理される。
(Session management table)
FIG. 15 is a conceptual diagram showing a session management table. In the
例えば、図15に示されているセッション管理テーブルにおいて、中継装置30a(中継装置ID「111a」)は、端末IDが「01aa」の要求元端末(端末10aa)と、端末IDが「01ca」の宛先端末(端末10ca)との間で、画像データ及び音声データを中継しており、宛先端末(端末10ca)において「2011年11月10日の14時00分」時点における画像データの遅延時間が200(ms)であることが示されている。なお、2つの端末10の間で通話を行う場合には、上記宛先端末ではなく要求元端末から送信されてきた遅延時間情報に基づいて、遅延時間情報の受信日時を管理してもよい。但し、3つ以上の端末10の間で通話を行う場合には、画像データ及び音声データの受信側の端末10から送信されてきた遅延時間情報に基づいて、遅延時間情報の受信日時を管理する。
For example, in the session management table shown in FIG. 15, the relay device 30a (relay device ID "111a") has a requesting terminal (terminal 10aa) having a terminal ID of "01aa" and a terminal ID of "01ca". Image data and audio data are relayed to and from the destination terminal (terminal 10ca), and the delay time of the image data at the destination terminal (terminal 10ca) as of "14:00 on November 10, 2011" It is shown to be 200 (ms). When making a call between the two
(管理システムの各機能構成)
次に、管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図8に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
(Each functional configuration of the management system)
Next, each functional configuration of the
送受信部51は、図8に示されているCPU201からの命令、及び図8に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
The transmission / reception unit 51 is executed by the instruction from the
端末認証部52は、図8に示されているCPU201からの命令によって実現され、送受信部51を介して受信されたログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、端末認証管理テーブル(図12参照)を検索し、この端末認証管理テーブルに同一の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う。
The
状態管理部53は、図8に示されているCPU201からの命令によって実現され、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態を管理すべく、端末状態管理テーブル(図13参照)に、この要求元端末の端末ID、要求元端末の稼動状態、管理システム50でログイン要求情報が受信された受信日時、及び要求元端末のIPアドレスを関連付けて記憶して管理する。また、状態管理部53は、利用者が端末10の電源スイッチ109の状態をオンからオフにすることで、端末10から送られてきた、電源をOFFする旨の状態情報に基づいて、端末状態管理テーブル(図13参照)のオンラインを示す稼動状態をオフラインに変更する。
The
抽出部54は、図8に示されているCPU201からの命令によって実現され、各種検索キーによって、記憶部5000に構築されている各管理DBを検索し、検索キーに対応するデータ(情報)を検索結果として抽出する。
The
例えば、抽出部54は、ログイン要求した要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理テーブル(図14参照)を検索し、要求元端末と通話することができる宛先端末の候補の端末IDを抽出する。また、抽出部54は、宛先端末の候補の端末IDを検索キーとして、端末状態テーブル(図13参照)を検索し、端末ID毎に稼動状態を抽出する。これにより、抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末と通話することができる宛先端末の候補の稼動状態を取得することができる。
For example, the
更に、抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理テーブル(図14参照)を検索し、上記要求元端末の端末IDを宛先端末の候補として登録している他の要求元端末の端末IDも抽出する。また、抽出部54は、端末IDを検索キーとして、端末状態管理テーブル(図13参照)を検索し、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態も取得する。
Further, the
更に、抽出部54は、送受信部51によって受信された端末10の端末IDを検索キーとして、端末状態管理テーブル(図13参照)を検索することにより、対応する端末10のIPアドレスを抽出する。また、抽出部54は、宛先端末のIPアドレスを検索キーとして、端末状態管理テーブル(図13参照)を検索することで、対応する端末IDを抽出する。
Further, the
続いて、判断部55は、図8に示されているCPU201からの命令によって実現され、稼動状態情報で示される稼動状態が「オンライン」であるか否かを判断する。更に、判断部55は、「オンライン」と判断した場合には、所定の端末10に対して、稼動状態情報を送信可能と判断し、「オンライン」ではないと判断した場合には、所定の端末10に対して、稼動状態情報を送信不可と判断する。
Subsequently, the
セッション管理部56は、図8に示されているCPU201からの命令によって実現され、記憶部5000のセッション管理テーブル(図15参照)に、通話データの中継に使用される中継装置30の中継装置ID、要求元端末の端末ID、宛先端末の端末ID、宛先端末において画像データが受信される際の受信の遅延時間(ms)、及びこの遅延時間が示されている遅延時間情報を宛先端末から送られて来て管理システム50で受信された受信日時が関連付けて記憶して管理する。また、セッション管理部56は、通信セッションを確立するために使用されるセッションIDを作成する。
The
変換部57は、端末状態管理テーブルにおいて要求元端末の端末IDに対応する稼動状態が非専用端末機能を起動した旨を示す場合には、予め記憶部5000に記憶された変換規則データに従って、呼制御を実行し、要求元端末から送信された呼制御方式と、宛先端末から送信された呼制御方式とを相互変換する。
When the
記憶・読出処理部59は、図8に示されているCPU201からの命令、及び図8に示されているHDD205によって実行され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
The storage /
<<実施形態の処理または動作>>
続いて、図6、図9、及び図16乃至図20を用いて、専用端末機能及び非専用端末機能を有する端末10が要求元端末の場合について説明する。なお、図16は、通話の開始要求を示すシーケンス図である。
<< Processing or operation of the embodiment >>
Subsequently, the case where the terminal 10 having the dedicated terminal function and the non-dedicated terminal function is the requesting terminal will be described with reference to FIGS. 6, 9, and 16 to 20. Note that FIG. 16 is a sequence diagram showing a call start request.
図16に示されているように、まず、デュアルコーデック対応の要求元端末(端末10aa)の利用者が、図6に示されている電源スイッチ109をONにすると、図9に示されている操作入力受付部12が電源オンを受け付けて、電源をONにする(ステップS21)。そして、ログイン要求部13は、上記電源オンの受け付けを契機とし、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログイン要求を示すログイン要求情報を自動的に送信する(ステップS22)。このログイン要求情報には、要求元端末である端末10aaを識別するための端末ID、及びパスワードが含まれている。これら端末ID、及びパスワードは、記憶・読出処理部19を介して記憶部1000から読み出されて、送受信部11に送られたデータである。なお、要求元端末(端末10aa)から管理システム50へログイン要求情報が送信される際は、受信側である管理システム50は、送信側である端末10aaのIPアドレスを把握することができる。
As shown in FIG. 16, first, when the user of the requesting terminal (terminal 10aa) supporting the dual codec turns on the
次に、管理システム50の端末認証部52は、送受信部51を介して受信したログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、端末認証管理テーブル(図12参照)を検索し、この端末認証管理テーブルに同一の端末ID及び同一のパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う(ステップS23)。この端末認証部52によって、同一の端末ID及び同一のパスワードが管理されているため、正当な利用権限を有する端末10からのログイン要求であると判断された場合には、状態管理部53は、端末状態管理テーブル(図13参照)に、端末10aaの端末ID及び宛先名で示されるレコード毎に、稼動状態、上記ログイン要求情報が受信された受信日時、及び端末10aaのIPアドレスを関連付けて記憶する(ステップS24)。これにより、端末状態管理テーブルには、端末ID「01aa」及び宛先名に、稼動状態「オンライン」、受信日時「2011.11.10.13:40」及び端末IPアドレス「1.2.1.3」が関連付けて管理されることになる。
Next, the
そして、管理システム50の送受信部51は、上記端末認証部52によって得られた認証結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、上記ログイン要求してきた要求元端末(端末10aa)に送信する(ステップS25)。本実施形態では、端末認証部52によって正当な利用権限を有する端末であると判断された場合につき、以下続けて説明する。
Then, the transmission / reception unit 51 of the
管理システム50の抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」に基づいて宛先リスト管理テーブル(図14参照)を検索することにより、上記要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」を宛先端末の候補として登録している他の要求元端末の端末IDを抽出する(ステップS26)。ここでは、説明の簡略化のため、ステップS26で抽出された端末IDが、端末10baの端末ID「01ba」の場合について、以下続けて説明する。
The
次に、管理システム50の抽出部54は、上記ログイン要求して来た要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」を検索キーとして、端末状態管理テーブル(図13参照)を検索し、ログイン要求してきた要求元端末(端末10aa)の稼動状態を抽出する(ステップS27)。
Next, the
次に、送受信部51は、端末10baに対して、要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」と、要求元端末(端末10aa)の稼動状態を示した稼動状態情報とが含まれた「端末の状態情報」を送信する(ステップS28)。これにより、端末10caの送受信部は、端末の状態情報を受信する。よって、端末10baでは、後述のステップS28の処理と同様に、端末10aaの最新の稼動状態が反映された宛先リストが作成され、ディスプレイ120baに表示される。 Next, the transmission / reception unit 51 includes the terminal ID "01aa" of the requesting terminal (terminal 10aa) and the operating state information indicating the operating state of the requesting terminal (terminal 10aa) with respect to the terminal 10ba. "Terminal status information" is transmitted (step S28). As a result, the transmission / reception unit of the terminal 10ca receives the state information of the terminal. Therefore, in the terminal 10ba, a destination list reflecting the latest operating state of the terminal 10aa is created and displayed on the display 120ba, as in the process of step S28 described later.
一方、要求元端末(端末10aa)では、専用端末機能又は非専用端末機能のいずれか一方の機能の選択処理がおこなわれる(ステップS29)。ここで、図17を用いて、機能の選択処理について、更に詳細に説明する。なお、図17は、専用端末機能又は非専用端末機能を選択する処理を示したフローチャートである。 On the other hand, in the requesting terminal (terminal 10aa), the selection process of either the dedicated terminal function or the non-dedicated terminal function is performed (step S29). Here, the function selection process will be described in more detail with reference to FIG. Note that FIG. 17 is a flowchart showing a process of selecting the dedicated terminal function or the non-dedicated terminal function.
まず、要求元端末(端末10aa)の表示制御部16は、図18に示されているように、ディスプレイ120aaに、機能選択画面900を表示させる(ステップS29−1)。なお、図18は、通話機能選択画面を示す概念図である。図18に示されているように、機能選択画面900には、専用端末機能を起動させるための機能選択アイコン910(第1のアイコンの一例)と、非専用端末機能を起動させるための機能選択アイコン920(第2のアイコンの一例)とが並列に表示されている。また、機能選択画面900の右下側には、機能選択の処理を終了させるための終了アイコン990が表示さている。 First, the display control unit 16 of the requesting terminal (terminal 10aa) causes the display 120aa to display the function selection screen 900 as shown in FIG. 18 (step S29-1). Note that FIG. 18 is a conceptual diagram showing a call function selection screen. As shown in FIG. 18, on the function selection screen 900, a function selection icon 910 for activating the dedicated terminal function (an example of the first icon) and a function selection for activating the non-dedicated terminal function are displayed. The icon 920 (an example of the second icon) is displayed in parallel. Further, on the lower right side of the function selection screen 900, an end icon 990 for ending the function selection process is displayed.
次に、要求元端末(端末10aa)の操作入力受付部12は、利用者によって、図18に示されている機能選択アイコン910又は機能選択アイコン920のいずれかが選択されたかを判断する(ステップS29−2)。このステップS29−2によって、いずれのアイコンも選択されていないと判断された場合には、更に、送受信部11は、他の専用端末(又は、専用端末機能が起動された他の端末)から、通話の開始要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS29−3)。そして、このステップS29−3によって、通話の開始要求を受け付けていないと判断された場合には(NO)、上記ステップS29−1の処理に戻る。一方、このステップS29−3によって、通話の開始要求を受け付けたと判断された場合には(YES)、起動部17は、専用端末機能を起動させる(ステップS29−4)。これにより、端末10aaは、専用端末として通話を開始することができる。
Next, the operation
また、上記ステップS29−2で、機能選択アイコン910又は機能選択アイコン920のいずれかが選択されたと判断された場合には、更に、操作入力受付部12によって、専用端末機能を起動させるための機能選択アイコン910が選択されたか否かを判断する(ステップS29−5)。このステップS29−5によって、機能選択アイコン910が選択されたと判断された場合には、起動部17は、専用端末機能を起動させる(ステップS29−6)。この場合、後述のステップS41〜S49を経て、端末10aaは、専用端末として通話を開始することができる。
Further, when it is determined in step S29-2 that either the function selection icon 910 or the function selection icon 920 is selected, the operation
一方、上記ステップS29−5で、機能選択アイコン910が選択されなかった(機能選択アイコン920が選択された)と判断された場合には、要求元端末(端末10aa)の送受信部11は、管理システム50に、非専用端末機能が起動中である旨を示す端末の状態情報を送信する(ステップS29−7)。この送信によって、管理システム50が端末状態管理テーブルの端末10aaに対応する端末IDの稼動状態を非専用端末機能が起動中である旨を示す状態に更新する。また、要求元端末(端末10aa)の起動部17は、非専用端末機能を起動させる(ステップS29−8)。但し、要求元端末(端末10aa)が非専用端末として動作する場合、図20に示されているような後述の宛先リストが表示されないため、利用者は、宛先を指定するために、宛先の端末の場所が特定できるアドレス情報(例えばIPアドレスなど)の入力を行わなければならない。そこで、利用者が例えば宛先端末(非専用端末)のIPアドレスを入力すると、操作入力受付部12は、宛先の指定の受付を行う(ステップS29−9)。これにより、要求元端末(端末10aa)は、非専用端末として通話を開始することができる。
On the other hand, if it is determined in step S29-5 that the function selection icon 910 has not been selected (the function selection icon 920 has been selected), the transmission /
り具体的には、入力したIPアドレスを宛先とした通話開始要求を要求元端末が管理システム50へ送信し、管理システム50は、端末状態管理テーブルにおいて要求元端末の端末IDの稼動状態が、非専用端末機能が起動中である旨を示しているため、受信した通話開始要求を変換部57によって変換データ規則にしたがった(すなわち、非専用端末の呼制御方式にしたがった)データに変換する。変換した通話開始要求は、管理システム50から受信したIPアドレスに基づいて宛先端末(非専用端末)へ送信される。通話開始要求を受信した宛先端末(非専用端末)は、通話が可能な状態であれば管理システム50に対して応答し、通話開始要求と同様に管理システム50が変換データ規則にしたがって変換した上で要求元端末に対して応答を転送する。これらの一連の呼制御の処理によって、図4で示したように要求元端末と宛先端末との間で通信セッションsedを確立することができる。図4の場合には、要求元端末が非専用端末機能を起動中であるため、符号化方式は宛先端末(非専用端末)と同じAVCの符号化方式を用いる。
Specifically, the requesting terminal sends a call start request addressed to the input IP address to the
なお、ステップS29−9では、IPアドレスを利用者に入力させていたが、端末10に非専用端末のIPアドレスなどの場所情報を予め保存させておき、その中から利用者が選択できるようにしてもよい。 In step S29-9, the user was required to input the IP address, but the terminal 10 stores the location information such as the IP address of the non-dedicated terminal in advance so that the user can select from the location information. You may.
続いて、図17に示されるステップS29−6の処理後、通話を開始するまでの処理について、図19及び図20を用いて説明する。なお、図19は、宛先リストを表示する処理を示したフローチャートである。また、図20は、宛先リストを示す概念図である。 Subsequently, the process from the process of step S29-6 shown in FIG. 17 to the start of the call will be described with reference to FIGS. 19 and 20. Note that FIG. 19 is a flowchart showing a process of displaying the destination list. Further, FIG. 20 is a conceptual diagram showing a destination list.
まず、要求元端末(端末10aa)では、上記ステップS25によって、正当な利用権限を有する端末であると判断された結果が示された認証結果情報を受信すると、送受信部11が通信ネットワーク2を介して管理システム50へ、宛先リストを要求する旨が示された宛先リスト要求情報を送信する(ステップS41)。これにより、管理システム50の送受信部51は、宛先リスト要求情報を受信する。
First, when the requesting terminal (terminal 10aa) receives the authentication result information indicating the result of being determined to be a terminal having a legitimate usage authority in step S25, the transmission /
次に、管理システム50の抽出部54は、ログイン要求した要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」を検索キーとして、宛先リスト管理テーブル(図14参照)を検索し、要求元端末(端末10aa)と通話することができる宛先端末の候補の端末IDを抽出すると共に、この端末IDを検索キーとして、端末状態管理テーブル(図13参照)を検索し、対応する宛先名情報を抽出する(ステップS42)。ここでは、説明の簡略化のため、宛先端末の候補の端末10として、専用端末Aとしての端末10ab、端末10ba、端末10ca、端末10cbなどの各端末IDを抽出した場合について、以下続けて説明する。
Next, the
次に、抽出部54は、記憶部5000から宛先リスト枠のデータを読み出す(ステップS43)。そして、送受信部51は、宛先リスト枠並びに上記ステップS42によって抽出された端末ID及び宛先名情報を含めた「宛先リスト情報(宛先リスト枠、端末ID、宛先名)」を、要求元端末(端末10aa)に送信する(ステップS44)。これにより、要求元端末(端末10aa)では、送受信部11が宛先リスト情報を受信する。
Next, the
次に、要求元端末(端末10aa)の記憶・読出処理部19は、記憶部1000へ宛先リスト情報を記憶する(ステップS45)。
Next, the storage /
このように、本実施形態では、各端末10で宛先リスト情報を管理するのではなく、管理システム50が全ての端末の宛先リスト情報を一元管理している。よって、通話システム1で新たな端末10が利用されるようになったり、既に利用されている端末10に替えて新機種の端末10を含めるようになったり、宛先リスト枠の見栄え等を変更することになった場合でも、管理システム50側で一括して対応するため、各端末10側で宛先リスト情報の変更を行う手間を省くことができる。
As described above, in the present embodiment, the destination list information is not managed by each terminal 10, but the
また、管理システム50側では、抽出部54が、宛先端末の候補の端末10の稼動状態を抽出する(ステップS46)。
Further, on the
次に、送受信部51は、上記ステップS42で使用された検索キーとしての端末ID「01ca」と、対応する宛先端末(端末10ca)の稼動状態「オンライン(通話可能)」とが含まれた「端末の状態情報」を、通信ネットワーク2を介して要求元端末(端末10aa)に送信する(ステップS47)。なお、送受信部51が、要求元端末(端末10aa)に対して、この要求元端末(端末10aa)自体の端末IDと稼動状態を示す「端末の状態情報」を送信するようにしてもよい。 Next, the transmission / reception unit 51 includes the terminal ID "01ca" as the search key used in step S42 and the operating state "online (call possible)" of the corresponding destination terminal (terminal 10ca). "Terminal status information" is transmitted to the requesting terminal (terminal 10aa) via the communication network 2 (step S47). The transmission / reception unit 51 may transmit the terminal ID of the request source terminal (terminal 10aa) itself and "terminal status information" indicating the operating status to the request source terminal (terminal 10aa).
次に、要求元端末(端末10aa)の記憶・読出処理部19は、順次、管理システム50から受信した端末の状態情報を記憶部1000に記憶する(ステップS48)。よって、要求元端末(端末10aa)は、上記各端末の状態情報を受信することで、要求元端末(端末10aa)と通話することができる他の端末10の現時点の稼動状態を取得することができる。
Next, the storage /
次に、要求元端末(端末10aa)の宛先リスト作成部18は、記憶部1000に記憶されている宛先リスト情報、及び端末の状態情報に基づいて、宛先候補としての端末10の状態を反映させた宛先リスト2100を作成すると共に、表示制御部16が、図1に示されているディスプレイ120aaに対して、図20に示されているような宛先リスト2100を表示させる(ステップS49)。また、宛先リストに端末10の状態を反映させるには、以下に示す処理によって行われる。即ち、宛先リスト作成部18は、端末の状態情報に含まれる端末の稼動状態情報に基づいて、視覚情報管理テーブル(図10参照)を検索することにより、対応する視覚情報を抽出する。そして、宛先リスト作成部18は、上記宛先リスト情報における宛先リスト枠に、この宛先リスト情報における端末ID及び宛先名毎に、上記抽出された視覚情報を割り当てる。図20では、4つの宛先候補(2110,2120,2130,2140)の稼動状態が視覚情報の一例としてのアイコンによって表されている。これによって、利用者は、通話を開始する前に、宛先候補の稼動状態を認識することができる。
Next, the destination
なお、宛先リスト2100の下側には、図18に示されている機能選択画面900に戻るための戻るアイコン2300(第3のアイコンの一例)が表示されている。また、宛先リスト2100の右側には、スクロールバー2200が表示されており、利用者が、このスクロールバー2200を上下に移動させることで、宛先リスト内に表示されている視覚情報が上下に移動する。
A return icon 2300 (an example of a third icon) for returning to the function selection screen 900 shown in FIG. 18 is displayed below the destination list 2100. Further, a
<<本実施形態の主な効果>>
以上説明したように本実施形態によれば、呼制御方式が同じで符号化方式が異なるような通信方式を利用した複数種類の通話機能を使い分けることができるという効果を奏する。
<< Main effects of this embodiment >>
As described above, according to the present embodiment, there is an effect that a plurality of types of call functions using communication methods having the same call control method but different coding methods can be used properly.
<<実施形態の補足>>
上記実施形態では、図18に示されているように、2種類の機能の選択について説明したが、これに限るものではなく、3種類以上の機能を選択するようにしてもよい。
<< Supplement to the embodiment >>
In the above embodiment, as shown in FIG. 18, the selection of two types of functions has been described, but the present invention is not limited to this, and three or more types of functions may be selected.
また、上記実施形態では、図18及び図20において、通話端末の一例としてのテレビ会議端末がディスプレイ120に表示するアイコンについて説明したが、図21及び図22に示されているように、スマートフォン(Smartphone)等の端末10´がディスプレイ120´に各種アイコンを表示するようにしてもよい。なお、図21は、機能選択画面の他の例を示す概念図である。また、図22は、宛先リストの他の例を示す概念図である。 図21及び図22において、端末10´、操作ボタン108´、マイク114´、スピーカ115´、ディスプレイ120´、機能選択アイコン910´、及び機能選択アイコン920´は、それぞれテレビ会議端末において、端末10、操作ボタン108、マイク114、スピーカ115、ディスプレイ120、機能選択アイコン910、及び機能選択アイコン920に対応する。
Further, in the above embodiment, in FIGS. 18 and 20, the icon displayed on the
更に図22において、宛先リスト2100´、宛先候補(2110´、2120´、2130´、2140´)、スクロールバー2200´、及び戻るアイコン2300´は、それぞれテレビ会議端末において、宛先リスト2100、宛先候補(2110、2120、2130、2140)、スクロールバー2200、及び戻るアイコン2300に対応する。
Further, in FIG. 22, the destination list 2100', the destination candidate (2110', 2120', 2130', 2140'), the scroll bar 2200', and the back icon 2300'are the destination list 2100 and the destination candidate, respectively, in the video conference terminal. Corresponds to (2110, 2120, 2130, 2140),
また、図10、図18、及び図20に示されている各種アイコンは、絵記号だけでなく、絵記号に文字や記号が含まれていてもよい。 Further, in the various icons shown in FIGS. 10, 18, and 20, not only pictograms but also characters and symbols may be included in the pictograms.
更に、上記実施形態では、画像データと音声データの送受信について説明したが、これに限らず。音声データだけを送受信してもしてよい。この場合、テレビ電話のメリットを活かすことはできないが、通常の電話と同じように、通話のみによる会議は可能である。 Further, in the above embodiment, transmission / reception of image data and audio data has been described, but the present invention is not limited to this. Only voice data may be transmitted and received. In this case, the merit of the videophone cannot be utilized, but the conference by only the telephone is possible like the ordinary telephone.
また、上記実施形態における中継装置30、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、プログラム提供システム90が単一のコンピュータによって構築されている場合には、プログラム提供システム90によって送信されるプログラムは、複数のモジュールに分けて送信されるようにしてもよいし、分けないで送信されるようにしてもよい。更に、プログラム提供システム90が複数のコンピュータによって構築されている場合には、複数のモジュールが分けられた状態で、各コンピュータから送信されるようにしてもよい。
Further, the
また、上記実施形態の各プログラムが記憶されたCD−ROM等の記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD204、及びこのHD204を備えたプログラム提供システム90は、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供されることができる。 Further, a recording medium such as a CD-ROM in which each program of the above-described embodiment is stored, an HD204 in which these programs are stored, and a program providing system 90 provided with the HD204 are all program products. Can be provided domestically or internationally.
また、図11、図13、及び図15では、受信日時について管理しているが、これに限るものではなく、受信日時のうち少なくとも受信時間を管理すればよい。 Further, although the reception date and time are managed in FIGS. 11, 13, and 15, the reception date and time is not limited to this, and at least the reception time of the reception date and time may be managed.
更に、上記実施形態では、図11で中継装置のIPアドレス、図13で端末のIPアドレスを管理することとしたが、これに限るものではなく、通信ネットワーク2上で中継装置30を特定するための宛先情報、又は通信ネットワーク2上で端末10を特定するための宛先情報であれば、それぞれのFQDN(Fully Qualified Domain Name)を管理してもよい。この場合、周知のDNS(Domain Name System)サーバによって、FQDNに対応するIPアドレスが取得されることになる。
Further, in the above embodiment, the IP address of the relay device is managed in FIG. 11 and the IP address of the terminal is managed in FIG. 13, but the present invention is not limited to this, and the
また、上記実施形態では、通話システム1の一例として、テレビ会議システムの場合について説明したが、これに限るものではなく、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話等の電話システムであってもよい。また、通話システム1は、カーナビゲーションシステムであってもよい。この場合、例えば、端末10の一方が自動車に搭載されたカーナビゲーション装置に相当し、端末10の他方が、カーナビゲーションを管理する管理センターの管理端末若しくは管理サーバ、又は他の自動車に搭載されているカーナビゲーション装置に相当する。また、通話システム1は、携帯電話機の通信システムであってもよい。この場合、例えば、端末10は携帯電話機に相当する。
Further, in the above embodiment, the case of a video conferencing system has been described as an example of the
また、上記実施形態では、通話データの一例として、画像データ及び音声データについて説明したが、これに限るものではなく、触覚(touch)データであってもよい。この場合、一方の端末側でユーザが接触した感覚が、他方の端末側に通話される。更に、通話データは、嗅覚(smell)データであってもよい。この場合、一方の端末側の匂い(臭い)が、他の端末側に通話される。また、通話データは、画像データ、音声データ、触覚データ、及び嗅覚データのうち、少なくとも1つのデータであればよい。 Further, in the above embodiment, image data and voice data have been described as an example of call data, but the present invention is not limited to this, and tactile (touch) data may be used. In this case, the feeling that the user touches on one terminal side is transmitted to the other terminal side. Further, the call data may be smell data. In this case, the odor (smell) on one terminal side is transmitted to the other terminal side. Further, the call data may be at least one of image data, voice data, tactile data, and olfactory data.
また、上記実施形態では、通話システム1によってテレビ会議をする場合について説明したが、これに限るものではなく、打ち合わせ、家族間や友人間等の一般的な会話、又は、一方向での情報の提示に使用されても構わない。
Further, in the above embodiment, the case of having a video conference by the
また、図6で示した端末の通話端末の外観図はあくまで一例であって、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話、汎用PCであってもよい。マイクやカメラは必ずしも内蔵している必要はなく、外付けであってもよい。 Further, the external view of the telephone terminal of the terminal shown in FIG. 6 is merely an example, and may be a smartphone, a tablet terminal, a mobile phone, or a general-purpose PC. The microphone and camera do not necessarily have to be built-in, but may be external.
また、図2および図4では、要求元端末の呼制御方式をインスタントメッセンジャーのプロトコル(または、インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコル)として、図4では、宛先端末の呼制御方式をSIP(Session Initiation Protocol) 又はH.323として説明したが、あくまで一例であって、上述したこれ以外の呼制御方式であってもよい。
Further, in FIGS. 2 and 4, the call control method of the requesting terminal is the instant messenger protocol (or a protocol extended from the instant messenger protocol), and in FIG. 4, the call control method of the destination terminal is SIP (Session Initiation). Although it has been described as Protocol) or H.323, it is merely an example and may be a call control method other than the above.
1 通話システム
10 通話端末
11 送受信部(送信手段の一例、受信手段の一例)
12 操作入力受付部(受付手段の一例)
16 表示制御部(表示制御手段の一例)
17 起動部(起動手段の一例)
18 宛先リスト作成部
30 中継装置
50 通話管理システム
90 プログラム提供システム
100 メンテナンスシステム
910 機能選択アイコン(第1のアイコンの一例)
920 機能選択アイコン(第2のアイコンの一例)
1000 記憶部
1001 視覚情報管理DB(視覚情報管理手段の一例)
2300 戻るアイコン(第3のアイコンの一例)
5000 記憶部(記憶手段の一例)
5001 中継装置管理DB
5002 端末認証管理DB
5003 端末状態管理DB
5004 宛先リスト管理DB
5005 セッション管理DB
1 Call
12 Operation input reception unit (example of reception means)
16 Display control unit (an example of display control means)
17 Starter (example of starter)
18 Destination
920 function selection icon (an example of the second icon)
1000 Storage unit 1001 Visual information management DB (an example of visual information management means)
2300 Back icon (an example of the third icon)
5000 storage unit (an example of storage means)
5001 Relay device management DB
5002 Terminal authentication management DB
5003 Terminal state management DB
5004 Destination list management DB
5005 Session management DB
Claims (7)
前記第1のアイコン又は前記第2のアイコンの選択を受け付ける受付手段と、
前記第1のアイコンの選択を受け付けた場合には前記第1の通話機能を起動させ、又は前記第2のアイコンの選択を受け付けた場合には前記第2の通話機能を起動させる起動手段と、
を有することを特徴とする通話端末。 A first method of making a call to a predetermined display means by using a predetermined call control method for connecting or disconnecting a call destination and a predetermined coding method for converting call data into an IP packet. A first icon for accepting a selection of a call function, and a second icon for accepting a selection of a second call function having the same call control method but different coding method from the first call function. Display control means to display the function selection screen showing
A reception means that accepts the selection of the first icon or the second icon, and
When the selection of the first icon is accepted, the first call function is activated, or when the selection of the second icon is accepted, the second call function is activated, and the activation means.
A telephone terminal characterized by having.
前記受付手段は、前記第3のアイコンの選択を受け付け、
前記第3のアイコンの選択が受け付けられた場合には、前記表示制御手段は、前記表示手段へ前記機能選択画面を表示させることを特徴とする請求項1に記載の通話端末。 The display control means displays a destination list indicating an operating state of a destination candidate on the predetermined display means, and causes the display means to display the function selection screen on the destination list. Display the icon of 3 and
The reception means accepts the selection of the third icon,
The telephone terminal according to claim 1, wherein when the selection of the third icon is accepted, the display control means causes the display means to display the function selection screen.
前記第1のアイコン又は前記第2のアイコンの選択を受け付ける受付ステップと、
前記第1のアイコンの選択を受け付けた場合には前記第1の通話機能を起動させ、又は前記第2のアイコンの選択を受け付けた場合には前記第2の通話機能を起動させる起動ステップと、
を実行することを特徴とする通話機能起動方法。 A first method of making a call to a predetermined display means by using a predetermined call control method for connecting or disconnecting a call destination and a predetermined coding method for converting call data into an IP packet. A first icon for accepting the selection of the call function, and a second icon for accepting the selection of the second call function having the same call control method as the first call function but different from the coding method. Display control steps to display icons and
A reception step that accepts the selection of the first icon or the second icon, and
An activation step of activating the first call function when the selection of the first icon is accepted, or activating the second call function when the selection of the second icon is accepted, and
A call function activation method characterized by executing.
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