JP2021081163A - 誘導装置、飛しょう体、誘導システム、および誘導プログラム - Google Patents

誘導装置、飛しょう体、誘導システム、および誘導プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】目標に到達する確率を向上させる誘導システムを提供する。【解決手段】誘導装置220は、誘導プログラム400を実行する演算装置223と、通信装置221とを備える。誘導プログラム400は、位置測定モジュール410と、データ選択モジュール420と、位置補正モジュール430と、誘導モジュール440とを備える。位置測定モジュール410は、慣性情報に基づき、飛しょう体200の測定位置を算出する。データ選択モジュール420は、撮像画像241に基づき、複数の参照データ120から第1参照データ120を選択する。位置補正モジュール430は、第1参照データ120と、撮像画像241とに基づき、測定位置を修正する。誘導モジュール440は、修正された測定位置に基づき、飛しょう体200を誘導するための制御信号を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、誘導装置、飛しょう体、誘導システム、および誘導プログラムに関するものである。
移動体、例えば飛しょう体が、加速度センサと、角加速度センサとを内蔵した慣性装置を用いて、自機の位置を測定することが知られている。
例えば、非特許文献1には、慣性航法装置と、GPS(Global Positioning System)とを利用して、自機の位置を測定する技術が開示されている。
非特許文献2には、飛しょう体に搭載したカメラにより取得した画像を2値化し、予め人工衛星等で取得した画像を2値化したデータベースと比較し、自機の位置を照合する技術が開示されている。
特許文献1には、外部装置の設備を必要とせずに、自機の位置を決定するシステムが開示されている。このシステムは、地図・地形データ、道路データ、人工物データなどを含むデータベースを格納する格納部と、飛行位置における地上部の状況を撮像するビデオカメラと、撮像された画像を連続した画像に処理する映像処理部と、処理された画像により特徴的な画像データを抽出する抽出処理部と、画像データとデータベースとの相関により位置を連続的に決定する位置標定部とを備える。
特許文献2には、方位を標定する絶対方位標定装置が開示されている。絶対方位標定装置は、自機の位置から観測できる地形範囲を決定する参照エリア抽出指示器と、決定された地図データに基づき自機の位置を視点とした鳥瞰図を作成する鳥瞰図表示変換器と、作成した鳥瞰図から得られる稜線エッジパターンと、実際に撮像した撮像画像から得られる稜線エッジパターンとにより方位を標定する比較照合器とを備える。
特開平4−274710号公報 特開平6−167333号公報
河原井瑛子 他3名、"ロケット用低コスト航法装置の航法アルゴリズムの一設計法"、[online]、2009年11月21日、自動制御連合講演会、第52回自動制御連合講演会、[令和1年8月9日検索]、インターネット(URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jacc/52/0/52_0_291/_article/-char/ja) GEOFFREY B.IRANI 他1名、"IMAGE PROCESSING FOR TOMAHAWK SCENE MATCHING"、[online]、ジョンズ・ホプキンズ大学、[令和1年8月9日検索]、インターネット(URL:https://www.jhuapl.edu/Content/techdigest/pdf/V15-N03/15-03-Irani.pdf)
上記の状況に鑑み、目標に到達する確率を向上させる誘導システムを提供することを目的の1つとする。他の目的については、以下の記載及び実施の形態の説明から理解することができる。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係の一例を示すために、参考として、括弧付きで付加されたものである。よって、括弧付きの記載により、特許請求の範囲は、限定的に解釈されるべきではない。
上記目的を達成するための一実施の形態による誘導装置(220)は、演算装置(223)と、通信装置(221)とを備える。演算装置(223)は、誘導プログラム(400)を実行する。通信装置(221)は、飛しょう体(200)の周囲を撮像した撮像画像(241)を表す情報と、飛しょう体の慣性情報とを受信する。誘導プログラム(400)は、位置測定モジュール(410)と、データ選択モジュール(420)と、位置補正モジュール(430)と、誘導モジュール(440)とを備える。位置測定モジュール(410)は、慣性情報に基づき、飛しょう体の測定位置を算出する。データ選択モジュール(420)は、撮像画像に基づき、複数の参照データ(120)から所望の選択条件を満たす第1参照データを選択する。位置補正モジュール(430)は、第1参照データと、撮像画像とに基づき、測定位置を修正する。誘導モジュール(440)は、修正された測定位置に基づき、飛しょう体を誘導するための制御信号を生成する。複数の参照データ(120)の各々は、飛しょう体の飛行経路(101)における地形情報を表す。
上記目的を達成するための一実施の形態による飛しょう体(200)は、前述の誘導装置(220)と、飛しょう体(200)の周囲を撮像して撮像画像を生成する撮像装置(240)とを備える。
上記目的を達成するための一実施の形態による誘導システムは、前述の誘導装置(220)と、複数の参照データ(120)を生成するデータ生成装置(110)とを備える。データ生成装置(110)は、第1環境で撮像された第1画像に基づき、第1環境と異なる複数の環境に対応する複数の参照データ(120)を生成する。
上記目的を達成するための一実施の形態による誘導プログラム(400)は、位置測定モジュール(410)と、データ選択モジュール(420)と、位置補正モジュール(430)と、誘導モジュール(440)とを備える。位置測定モジュール(410)は、飛しょう体の慣性情報に基づき、飛しょう体の測定位置を算出する。データ選択モジュール(420)は、飛しょう体の周囲を撮像した撮像画像(241)に基づき、複数の参照データ(120)から所望の選択条件を満たす第1参照データを選択する。位置補正モジュール(430)は、第1参照データと、撮像画像とに基づき、測定位置を修正する。誘導モジュール(440)は、修正された測定位置に基づき、飛しょう体を誘導するための制御信号を生成する。複数の参照データ(120)の各々は、飛しょう体の飛行経路(101)における地形情報を表す。
上記の形態によれば、飛しょう体が目標に到達する確率を向上させることができる。
一実施の形態において、飛しょう体が目標に向けて移動する方法を説明するための図である。 一実施の形態における飛しょう体の構成図である。 一実施の形態において、飛しょう体の経路における地形情報を取得する方法を説明するための図である。 一実施の形態において、飛しょう体が目標に向けて移動する方法を説明するための図である。 一実施の形態における誘導システムの構成図である。 一実施の形態におけるデータ生成装置の構成図である。 一実施の形態における誘導装置の構成図である。 一実施の形態におけるデータ生成プログラムの構成図である。 一実施の形態における誘導プログラムの構成図である。 一実施の形態における位置測定モジュールによる処理を表すフローチャートである。 一実施の形態におけるデータ選択モジュールによる処理を表すフローチャートである。 一実施の形態において、特徴量を算出する方法を説明するための図である。 一実施の形態において、撮像画像と参照データとの照合を説明するための図である。 一実施の形態における位置補正モジュールによる処理を表すフローチャートである。 一実施の形態における誘導モジュールによる処理を表すフローチャートである。 一実施の形態におけるデータ選択モジュールによる処理を表すフローチャートである。 一実施の形態における位置補正モジュールによる処理を表すフローチャートである。 一実施の形態における誘導プログラムの構成図である。 一実施の形態におけるデータ選択モジュールによる処理を表すフローチャートである。 一実施の形態におけるデータ選択モジュールによる処理を表すフローチャートである。
(実施の形態1)
図1に示すように、一実施の形態による飛しょう体200は、地上装置100(例えば、発射装置)から目標1に向けて飛行経路101に沿って移動するために、自機の位置を測定する。飛しょう体200は、図2に示すように、慣性装置210と、誘導装置220と、操舵装置230とを備える。慣性装置210は、加速度センサ、角加速度センサなどを備え、自機の加速度、角加速度などの慣性情報を測定する。誘導装置220は、慣性装置210が測定した慣性情報に基づき、自機の測定位置を算出する。誘導装置220は、算出された自機の測定位置と飛行経路101とに基づき、自機が飛行経路101に沿って移動するように操舵装置230を制御する。
誘導装置220は、飛行を開始してからの時間が経過するに従い、慣性情報に基づき算出される自機の測定位置に誤差が生じるため、自機の測定位置を修正する。例えば、誘導装置220は、飛行経路101における地形情報と、自機の周囲における地形情報とを比較することで、自機の推定位置を算出する。算出した推定位置を用いて、慣性情報に基づいた誤差を有する測定位置は修正される。
図3に示すように、飛行経路101における地形情報は、衛星システム10により取得されてもよい。例えば、飛行経路101における地上の情報は、飛行経路101に対応する領域13の衛星画像である。衛星システム10は、人工衛星11と、地上アンテナ15とを備える。人工衛星11は地上を撮像する衛星撮像装置12を備える。人工衛星11は、衛星撮像装置12が撮像した衛星画像を表す情報を地上アンテナ15に送信する。地上装置100は、地上アンテナ15から領域13における衛星画像を表す情報を取得する。飛しょう体200は、飛行を開始する前に、地上装置100から飛行経路101と飛行経路101に対応する衛星画像とを取得する。衛星撮像装置12は、領域13の地形情報を取得できればよく、赤外線カメラ、可視光カメラ、レーダなどを含む。地上装置100が取得する領域13の地形情報は、航空機から撮像された航空写真などの地形を表す画像でもよい。
図4に示すように、飛しょう体200の周囲における地形情報は、飛しょう体200が撮像する撮像画像でもよい。例えば、飛しょう体200は、飛行を開始すると、飛しょう体200の下方の領域201を撮像する。
飛しょう体200が撮像した環境(例えば、季節、天候など)は人工衛星11が撮像した環境と異なるため、飛しょう体200が撮像した撮像画像と衛星画像の映りが異なり、撮像画像と衛星画像の相関が最大となる領域が、飛しょう体200が撮像した領域と一致しない場合がある。例えば、人工衛星11が朝に領域13を撮像し、飛しょう体200は夕方に領域201を撮像すると、日照状況が異なるため、撮像画像と衛星画像の相関が最大となる領域が領域201と一致しない場合がある。
地上装置100は、環境の影響を低減するため、衛星画像に基づき複数の参照データを生成する。地上装置100が生成する参照データは、衛星画像を変換して生成される変換画像を含む。撮像画像が衛星画像と同じ領域で撮像されても、環境の違いにより撮像画像と衛星画像とで映りが異なる。このため、地上装置100は、衛星画像と撮像画像との映りの違いを推定し、衛星画像に基づき変換画像を生成する。例えば、複数の参照データは、互いに同じ領域で、かつ、異なる環境で撮像される撮像画像に対応する変換画像を含む。より具体的には、複数の参照データは、雨のときに撮像される撮像画像に対応する変換画像、晴れのときに撮像される撮像画像に対応する変換画像、朝に撮像される撮像画像に対応する変換画像、夕方に撮像される撮像画像に対応する変換画像などを含む。また、複数の参照データに含まれる1の参照データは、少なくとも他の1の参照データと異なる撮像環境に対応し、同じ領域の地形情報を表してもよい。
飛しょう体200は、撮像画像に基づき、現時点の環境に応じて、複数の参照データから1の参照データを選択し、選択した参照データを用いて自機の位置を推定する。飛しょう体200は、現時点の環境に類似する撮像環境に対応した参照データを選択する。例えば、飛しょう体200は、複数の変換画像から撮像画像に最も類似する変換画像を選択する。飛しょう体200は、選択した変換画像と撮像画像とを比較することで自機の推定位置を推定する。飛しょう体200が撮像画像に最も類似する参照データを選択することで、撮像画像から特定の条件を満たす画素を抽出し、画像情報量を低下させる処理を行うことなく自機の位置を推定することができる。このため、推定される自機の位置に関する精度が高い。
図5に示すように、衛星撮像装置12は、地上アンテナ15を介して、領域13を撮像した衛星画像14を表す情報を地上装置100に送信する。
地上装置100はデータ生成装置110を備える。データ生成装置110は、衛星撮像装置12から受信した衛星画像14を表す情報に基づき、複数の参照データ120を生成する。
飛しょう体200は、慣性情報に基づき算出した測定位置を修正するため、撮像装置240を備える。撮像装置240は、自機の周囲における地上を撮像するため、飛しょう体200が飛行している状態において、飛しょう体200の下方に設けられている。撮像装置240は、赤外線カメラ、可視光カメラ、レーダなどを含む。
誘導装置220は、自機の位置を測定し、飛行経路101に沿って飛しょう体200が移動するように、操舵装置230を制御する。誘導装置220は、慣性装置210から受信する慣性情報に基づき、測定位置を算出する。また、誘導装置220は、撮像装置240が撮像した撮像画像241と、データ生成装置110が生成した参照データ120とに基づき、推定位置を推定する。測定位置は、推定位置に基づき、修正される。誘導装置220は、修正された測定位置と、飛行経路101とに基づき操舵装置230を制御するための制御信号を生成する。
操舵装置230は、誘導装置220が生成した制御信号に基づき、飛しょう体200の進行方向、速度を変更する。これにより、飛しょう体200は、飛行経路101に沿って移動する。
図6に示すように、データ生成装置110は、通信装置111と、入出力装置112と、演算装置113と、記憶装置114とを備える。データ生成装置110は、飛行経路101における地形情報に基づき、複数の参照データ120を生成する。
通信装置111は、地上アンテナ15と、飛行を開始する前の飛しょう体200とに電気的に接続され、地上アンテナ15と、飛しょう体200との通信を行う。通信装置111は、地上アンテナ15から受信するデータを演算装置113に転送する。また、演算装置113が生成した信号を飛しょう体200に転送する。通信装置111は、例えば、NIC(Network Interface Card)、USB(Universal Serial Bus)などの種々のインタフェースを含む。
入出力装置112は、演算装置113が処理を実行するための情報が入力される。また、入出力装置112は、演算装置113が処理を実行した結果を出力する。入出力装置112は、様々な入力装置と出力装置とを含み、例えば、キーボード、マウス、マイク、ディスプレイ、スピーカー、タッチパネルなどを含む。
記憶装置114は、参照データ120を生成するための様々なデータ、例えば、データ生成プログラム300を格納する。記憶装置114は、データ生成プログラム300を記憶する非一時的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)として用いられる。データ生成プログラム300は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体2に記録されたコンピュータプログラム製品(computer program product)として提供されてもよく、または、サーバからダウンロード可能なコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。
演算装置113は、参照データ120を生成するための様々なデータ処理を行う。演算装置113は、データ生成プログラム300を記憶装置114から読み出し、実行して、参照データ120を生成する。例えば、演算装置113は、中央演算処理装置(CPU;Central Processing Unit)などを含む。
誘導装置220は、図7に示すように、通信装置221と、入出力装置222と、演算装置223と、記憶装置224とを備える。誘導装置220は、慣性装置210が測定した慣性情報と、撮像装置240が撮像した撮像画像241と、データ生成装置110が生成した参照データ120とに基づき、操舵装置230を制御する。
通信装置221は、地上装置100と、慣性装置210と、操舵装置230と、撮像装置240とに電気的に接続され、各々の装置との通信を行う。通信装置221は、データ生成装置110と、慣性装置210と、撮像装置240とから受信するデータを演算装置223に転送する。また、通信装置221は、演算装置223が生成した信号を操舵装置230に転送する。通信装置221は、例えば、NIC(Network Interface Card)、USBなどの種々のインタフェースを含む。
入出力装置222は、演算装置223が処理を実行するための情報が入力される。また、入出力装置222は、演算装置223が処理を実行した結果を出力する。入出力装置222は、様々な入力装置と出力装置とを含み、例えば、キーボード、マウス、マイク、ディスプレイ、スピーカー、タッチパネルなどを含む。演算装置223の処理において、情報の入力が不要のとき、誘導装置220は入出力装置222を備えなくてもよい。
記憶装置224は、操舵装置230を制御するための様々なデータ、例えば、誘導プログラム400を格納する。記憶装置224は、誘導プログラム400を記憶する非一時的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)として用いられる。誘導プログラム400は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体3に記録されたコンピュータプログラム製品(computer program product)として提供されてもよく、または、サーバからダウンロード可能なコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。記憶媒体3は、記憶媒体2と同じでもよい。
演算装置223は、操舵装置230を制御するための様々なデータ処理を行う。演算装置223は、誘導プログラム400を記憶装置224から読み出し実行する。例えば、演算装置223は、中央演算処理装置(CPU;Central Processing Unit)などを含む。
データ生成装置110の演算装置113により実行されるデータ生成プログラム300は、図8に示すように、データ生成手段310を備える。データ生成手段310は、衛星画像14などの地形情報が入力されると、複数の参照データ120を生成する。例えば、データ生成手段310は、人工知能(AI;Artificial Intelligence)である。データ生成手段310は、衛星画像14と、衛星画像14を撮像した環境とを入力し、飛しょう体200の撮像装置240が撮像する方法(赤外線カメラ、可視光カメラ、レーダなど)に対応した複数の参照データ120を出力するように学習する。複数の参照データ120は、異なる撮像環境に対応した変換画像を含む。学習したデータ生成手段310は、衛星画像14と、衛星画像14を撮像した環境とを入力すると、複数の参照データ120を出力する。例えば、データ生成手段310は、ある環境で撮像された衛星画像14に基づき、衛星画像14が撮像された環境と異なる複数の撮像環境に対応する複数の参照データ120を生成する。具体的には、データ生成手段310は、晴れのときに可視光カメラにより撮像された衛星画像14が入力されると、雨のときに赤外線カメラにより撮像される撮像画像に対応した変換画像、晴れのときに赤外線カメラにより撮像される撮像画像に対応した変換画像、朝に赤外線カメラにより撮像される撮像画像に対応した変換画像などを出力する。
図9に示すように、誘導装置220の演算装置223により実行される誘導プログラム400は、位置測定モジュール410と、データ選択モジュール420と、位置補正モジュール430と、誘導モジュール440とを備える。位置測定モジュール410は、慣性装置210に測定された慣性情報に基づき、測定位置を算出する。例えば、位置測定モジュール410は、飛行を開始してから慣性情報(例えば、加速度と角加速度)を順次取得する。位置測定モジュール410は、取得した慣性情報に基づき、前時刻で算出した測定位置に対する相対位置を算出する。算出した相対位置と、前時刻での測定位置とに基づき、現時点における飛しょう体200の測定位置が算出される。なお、飛しょう体200の初期位置は、飛しょう体200が飛行を開始するときの位置を表し、地上装置100から取得してもよく、入出力装置222から入力されてもよい。
データ選択モジュール420は、複数の参照データ120から、撮像装置240に撮像された撮像画像241に最も類似する参照データ120を選択する。言い換えると、データ選択モジュール420は、撮像画像241が撮像された環境に最も類似する撮像環境に対応する参照データ120を選択する。
データ選択モジュール420は、照合手段421と、抽出手段422と、選択手段423とを備える。照合手段421は、データ生成装置110が生成した複数の参照データ120の各々と、飛しょう体200が撮像した撮像画像241とを比較して、参照データ120と撮像画像241との類似する割合を表す相関値を算出する。抽出手段422は、複数の参照データ120から所望の抽出条件を満たす参照データ120を抽出する。選択手段423は、抽出手段422が抽出した参照データ120から所望の選択条件を満たす参照データ120を選択する。
位置補正モジュール430は、データ選択モジュール420の選択手段423が選択した参照データ120と、撮像画像241とに基づき、推定位置を推定する。位置補正モジュール430は、推定位置に基づき、位置測定モジュール410が算出した測定位置を修正する。具体的には、選択された参照データ120と撮像画像241とを照合し、参照データ120に含まれる位置の中から撮像画像241が一致する位置を算出する。位置補正モジュール430は、算出された位置を推定位置として推定する。位置測定モジュール410が算出した測定位置は、推定位置に基づき、位置補正モジュール430により修正される。
誘導モジュール440は、位置測定モジュール410が測定した測定位置、または、位置補正モジュール430が修正した測定位置に基づき、操舵装置230を制御する制御信号を生成する。誘導モジュール440は、測定位置が位置補正モジュール430により修正されているとき、位置補正モジュール430が修正した測定位置を用いて制御信号を生成する。測定位置が位置補正モジュール430により修正されないとき、誘導モジュール440は、位置測定モジュール410が測定した測定位置を用いて制御信号を生成する。
(誘導システムの動作)
誘導システムは、データ生成装置110と、誘導装置220とを備える。データ生成装置110は、飛行経路101における地形情報に基づき、複数の参照データ120を生成する。誘導装置220は、慣性装置210から取得する慣性情報と、撮像装置240が撮像する撮像画像241と、参照データ120とに基づき、飛しょう体200を目標1に誘導する。
(誘導装置の動作)
誘導装置220の演算装置223は、誘導プログラム400を実行する。誘導プログラム400が実行されると、位置測定モジュール410と、データ選択モジュール420と、位置補正モジュール430とが実行される。位置測定モジュール410は、図10に示す処理を演算装置223に実行させる。
ステップS10において、演算装置223は、慣性装置210が測定した慣性情報を取得する。慣性情報には、飛しょう体200の加速度、角加速度などが含まれる。
ステップS20において、演算装置223は、慣性情報に基づき、測定位置を算出する。演算装置223は、飛しょう体200が飛行の開始時から現時点までの加速度と角加速度との変化に基づき、飛しょう体200が飛行を開始した位置からの距離と進行方向とを算出する。より具体的には、加速度と角加速度と、直前に算出された速度と進行方向とに基づき、現時点での速度と進行方向とが算出される。現時点での速度と進行方向と、直前に算出された測定位置とに基づき、現時点での測定位置が算出される。
ステップS10〜S20を繰り返すことで、演算装置223は、現時点での飛しょう体200の位置である測定位置を算出することができる。なお、飛行の開始時における飛しょう体200の位置は、飛しょう体200が飛行を開始する前に、地上装置100から取得するか、入出力装置222から入力される。
データ選択モジュール420は、図11に示す処理を演算装置223に実行させる。ステップS100において、演算装置223は、データ生成装置110が生成した複数の参照データ120の各々と、撮像画像241とを照合する。具体的には、演算装置223は、複数の参照データ120の各々に対して、参照データ120に含まれる領域と撮像画像241との相関値を算出し、相関値が最も高い領域を算出する。最も相関値の高い領域は、撮像画像241と参照データ120とに基づき推定される現時点の飛しょう体200の推定位置を意味する。
相関値の算出は、例えば、次のように行われる。演算装置223は、図12に示すように、撮像画像241に含まれる局所領域242の各々に対して、輝度勾配特徴量(HOG;Histograms of Oriented Gradients)を算出する。また、演算装置223は、相関値を算出する参照データ120を選択する。選択した参照データ120に含まれる局所領域242の各々に対して、輝度勾配特徴量が算出される。演算装置223は、図13に示すように、算出した輝度勾配特徴量に基づき、参照データ120において撮像画像241との相関値が最も高い領域を算出する。演算装置223は、この処理をすべての参照データ120に対して行う。
図11に示すように、ステップS110において、演算装置223は、所望の抽出条件を満たす参照データ120を抽出する。例えば、抽出条件は、慣性情報に基づき算出された測定位置から推定位置までの距離を算出し、算出した距離が所望の値より小さいことを含む。この場合、演算装置223は、各々の参照データ120において、測定位置から推定位置までの距離を算出し、算出した距離が所望の値より小さい参照データ120を抽出する。抽出条件は、測定位置から推定位置までの距離が所望の値以下であることを含んでもよい。
ステップS120において、演算装置223は、抽出した参照データ120の数が1以上であるかを判定する。抽出した参照データ120の数が1以上であるとき(ステップS120;YES)、言い換えると、抽出条件を満たす参照データ120が存在するとき、演算装置223はステップS150の処理を行う。抽出条件を満たす参照データ120が存在しないとき(ステップS120;NO)、演算装置223はステップS130の処理を行う。
ステップS130において、演算装置223は、飛しょう体200が飛行を開始してから経過した時間が、選択限界時間以上であるかを判定する。飛行を開始してから選択限界時間を経過しているとき(ステップS130;YES)、演算装置223は、測定位置の誤差が大きいと判定し、ステップS140の処理を行う。飛行を開始してから選択限界時間を経過していないとき(ステップS130;NO)、演算装置223はステップS100の処理を行い、ステップS100〜S120の処理を繰り返す。ここで、選択限界時間は、位置測定モジュール410が算出する測定位置の誤差が大きくなるまでの時間に基づき設定される。例えば、飛行経路101から飛しょう体200が外れる距離を小さくするとき、選択限界時間は小さい値になる。選択限界時間は、飛しょう体200の速度に応じて設定されてもよい。例えば、飛しょう体200の速度が速いほど、選択限界時間は小さい値でもよい。
飛行を開始してから選択限界時間を経過しても抽出条件を満たす参照データ120が存在しないとき(ステップS130;YES)、演算装置223は、ステップS140において、予め設定された参照データ120を選択する。飛しょう体200が飛行を開始する前に、複数の参照データ120のうち予め選択すべき参照データ120が演算装置223に設定される。予め設定される参照データ120は、飛しょう体200が飛行を開始する時の環境に応じて選択され、地上装置100から取得してもよく、入出力装置222から入力されてもよい。この場合、選択条件は、飛行を開始してから選択限界時間を経過したときに予め設定された参照データ120が選択されることを含む。
抽出条件を満たす参照データ120が存在するとき(ステップS120;YES)、ステップS150において、演算装置223は、相関値に基づき、ステップS110で抽出された参照データ120から1の参照データ120を選択する。演算装置223は、抽出された参照データ120に関して、ステップS100で算出された相関値を取得する。取得した相関値を比較して、最も相関値の高い参照データ120が選択される。この場合、選択条件は相関値が最も高いことを含む。
このように、演算装置223は、データ選択モジュール420を実行することで参照データ120を選択する。なお、照合手段421はステップS100の処理を演算装置223に実行させる。抽出手段422はステップS110の処理を演算装置223に実行させる。選択手段423はステップS120〜S150の処理を演算装置223に実行させる。
位置補正モジュール430は、図14に示す処理を演算装置223に実行させる。ステップS210において、演算装置223は、データ選択モジュール420により参照データ120が選択されているかを判定する。参照データ120が選択されていないとき(ステップS210;NO)、演算装置223は参照データ120が選択されるまで待つ。参照データ120が選択されているとき(ステップS210;YES)、演算装置223はステップS220の処理を実行する。
ステップS220において、演算装置223は、選択された参照データ120に基づき、飛しょう体200の推定位置を推定する。演算装置223は、撮像装置240から撮像画像241を取得する。演算装置223は、選択された参照データ120と撮像画像241とを照合する。具体的には、演算装置223は、選択された参照データ120に対して、撮像画像241に最も相関値の高い領域を算出する。算出された領域に基づき、演算装置223は現時点の飛しょう体200の推定位置を推定する。
ステップS230において、演算装置223は、推定位置に基づき、位置測定モジュール410が算出した測定位置を修正する。例えば、演算装置223は、位置測定モジュール410が算出した測定位置を推定位置に修正する。測定位置は、測定位置と推定位置とを結ぶ線分上に修正されてもよい。
このように、演算装置223は、位置補正モジュール430を実行することで推定位置に基づき測定位置を修正する。
誘導モジュール440は、図15に示す処理を演算装置223に実行させる。ステップS310において、演算装置223は測定位置を取得する。具体的には、演算装置223は、位置補正モジュール430が測定位置を修正しているとき、修正された測定位置を取得する。位置補正モジュール430が測定位置を修正していないとき、位置測定モジュール410が算出した測定位置を取得する。
ステップS320において、演算装置223は、取得した測定位置に基づき、飛しょう体200の進むべき指示進行方向を算出する。飛しょう体200が目標1に移動するための飛行経路101は、予め演算装置223に登録されている。演算装置223は、登録されている飛行経路101に沿って移動するように、測定位置において飛しょう体200が進むべき指示進行方向を算出する。飛行経路101は、飛しょう体200が飛行を開始する前に、地上装置100から取得するか、入出力装置222から入力される。
ステップS330において、演算装置223は、算出した指示進行方向と慣性情報とに基づき、操舵装置230を制御するための制御信号を生成する。演算装置223は、慣性装置210から慣性情報を取得する。取得した慣性情報に基づき、演算装置223は現時点における飛しょう体200の現進行方向を算出する。現進行方向と指示進行方向との差分に基づき、演算装置223は操舵装置230を制御するための制御信号を生成する。
このように、演算装置223は、飛しょう体200が飛行経路101に沿って移動するように、操舵装置230を制御する。これにより、慣性情報に基づき算出される測定位置の誤差が修正され、飛しょう体200は飛行経路101に沿って目標1に移動することができる。
(実施の形態2)
演算装置223は、慣性情報に基づき算出される測定位置を用いずに、参照データ120を抽出してもよい。例えば、抽出条件は、推定位置が同じ位置を示す他の参照データ120が存在することを含む。この場合、演算装置223は、位置測定モジュール410が算出する測定位置の誤差が大きいときでも参照データ120を選択することができる。
データ選択モジュール420は、図16に示す処理を演算装置223に実行させる。その他については、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
ステップS100において、演算装置223は、データ生成装置110が生成した複数の参照データ120の各々と、撮像画像241とを照合する。実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
ステップS111において、演算装置223は、推定位置が互いに同じ位置を示す参照データ120の組み合わせが存在するかを判定する。演算装置223は、複数の参照データ120から2の参照データ120を抽出し、各々の参照データ120に基づき算出された推定位置を比較する。互いの推定位置間の距離が所望の値以下であるとき、演算装置223は、2の参照データ120に基づき算出された推定位置は互いに同じ位置を示すと判定する。推定位置が互いに同じ位置を示す参照データ120の組み合わせが存在するとき(ステップS111;YES)、演算装置223はステップS112の処理を実行する。推定位置が互いに同じ位置を示す参照データ120の組み合わせが存在しないとき(ステップS111;NO)、演算装置223はステップS140の処理を実行する。この場合、抽出条件は、推定位置が同じ位置を示す他の参照データ120が存在することを含む。
ステップS112において、演算装置223は、推定位置が同じ位置を示す参照データ120を抽出する。演算装置223は、推定位置が同じ位置を示す参照データ120の集合を参照グループとして抽出する。複数の参照グループが存在するとき、各々の参照グループに含まれる参照データ120をすべて抽出してもよく、参照グループに含まれる参照データ120の数が最も多い参照グループが抽出されてもよい。参照データ120の数が最も多い参照グループを抽出する場合、抽出条件は、推定位置が同じ位置を示す参照データ120の数が最も多いことを含む。
ステップS150において、演算装置223は、抽出した参照グループに含まれる参照データ120から、相関値に基づき、参照データ120を選択する。演算装置223は、参照グループに含まれる参照データ120について、ステップS100で算出した相関値を互いに比較し、最も相関値の高い参照データ120を選択する。この場合、選択条件は相関値が最も高いことを含む。
推定位置が同じ位置を示す参照データ120が存在しないとき(ステップS111;NO)、演算装置223は、ステップS140において、予め設定された参照データ120を選択する。これにより、参照データ120を選択する前であっても、位置補正モジュール430は、推定位置を算出して、測定位置を修正することができる。この処理は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
このように、演算装置223は、慣性情報を用いずに、参照データ120を選択することができる。なお、照合手段421はステップS100の処理を演算装置223に実行させる。抽出手段422はステップS111〜S112の処理を演算装置223に実行させる。選択手段423はステップS140〜S150の処理を演算装置223に実行させる。
なお、演算装置223は、実施の形態2においても、飛行を開始してから選択限界時間を経過してもステップS150の処理において参照データ120が選択されないとき、予め設定された参照データ120を選択し、図16に示す処理を終了してもよい。
(実施の形態3)
飛しょう体200が撮像する環境が変化したとき、参照データ120を再度、選択してもよい。飛しょう体200は移動するため、飛しょう体200の位置における天候が変化することがある。飛しょう体200が撮像する環境は、現在選択している参照データ120に関する環境よりも、他の参照データ120に関する環境の方に類似していることがある。演算装置223は、参照データ120を再選択することで、より類似している参照データ120が選択され、推定位置の精度の低下を低減できる。
位置補正モジュール430は、再選択条件を満たすとき、演算装置223に参照データ120の再選択を実行させてもよい。例えば、位置補正モジュール430は、図17に示す処理を演算装置223に実行させる。この場合、再選択条件は、選択された参照データ120が撮像画像241との相関値が所望の値以下であることを含む。再選択条件は、選択された参照データ120が撮像画像241との相関値が所望の値より小さいことを含んでもよい。その他については、実施の形態1、または、実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。
ステップS210の処理は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
ステップS220において、演算装置223は、選択された参照データ120に基づき、参照データ120と撮像画像241との相関値と、飛しょう体200の推定位置とを算出する。演算装置223は、選択された参照データ120と撮像画像241とを照合する。これにより、演算装置223は、飛しょう体200の推定位置と、参照データ120と撮像画像241との相関値とを算出する。
ステップS222において、演算装置223は、参照データ120と撮像画像241との相関値が所望の値より大きいかを判定する。演算装置223は、ステップS220において算出された相関値が所望の値より大きいとき(ステップS222;YES)、飛しょう体200の位置における環境は変化していないと判定し、ステップS230の処理を行う。算出された相関値が所望の値以下のとき(ステップS222;NO)、演算装置223は、飛しょう体200の位置における環境は変化したと判定し、ステップS224の処理を行う。
ステップS224において、演算装置223は、参照データ120の再選択を実行する。具体的には、演算装置223は、データ選択モジュール420を実行する。
ステップS230の処理は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
このように、演算装置223は、飛しょう体200が撮像する環境の変化に応じて、参照データ120を再選択することができる。なお、参照データ120の再選択を実行するとき、演算装置223は、予め設定された参照データ120を、測定位置を修正するために使用している参照データ120に変更して、再選択を実行する。
再選択条件は、任意に設定されてもよい。例えば、再選択条件は、参照データ120が選択されてから所望の時間が経過したことを含んでもよい。この場合、演算装置223は、定期的に参照データ120を選択する。また、再選択条件は、算出された推定位置から測定位置までの距離が所望の値より大きいことを含んでもよい。
(実施の形態4)
演算装置223は、複数回、参照データ120を選択する処理を行い、選択された回数が最も多い参照データ120を選択してもよい。例えば、誘導プログラム400は、図18に示すように、位置測定モジュール410と、データ選択モジュール420と、位置補正モジュール430と、誘導モジュール440とを備える。その他については、実施の形態1〜3と同様であるため、説明を省略する。また、位置測定モジュール410と、位置補正モジュール430と、誘導モジュール440とは、実施の形態1〜3と同様であるため、説明を省略する。
データ選択モジュール420は、照合手段421と、抽出手段422と、第1選択手段425と、第2選択手段426とを備える。照合手段421は、データ生成装置110が生成した複数の参照データ120の各々と、飛しょう体200が撮像した撮像画像241とを比較して類似する割合を表す相関値を算出する。抽出手段422は、複数の参照データ120から所望の抽出条件を満たす参照データ120を抽出する。第1選択手段425は、照合手段421が抽出した参照データ120から所望の選択条件を満たす参照データ120を候補データとして選択する。第2選択手段426は、候補データの中から、第1選択手段425において最も選択された参照データ120を選択する。位置補正モジュール430は、第2選択手段426が選択した参照データ120を用いて、測定位置を修正する。
データ選択モジュール420は、例えば、図19に示す処理を演算装置223に実行させる。ステップS100〜S110は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
ステップS120において、演算装置223は、抽出した参照データ120の数が1以上であるかを判定する。抽出した参照データ120の数が1以上であるとき(ステップS120;YES)、言い換えると、抽出条件を満たす参照データ120が存在するとき、演算装置223はステップS150の処理を行う。抽出条件を満たす参照データ120が存在しないとき(ステップS120;NO)、演算装置223はステップS160の処理を行う。
ステップS150において、演算装置223は、相関値に基づき、ステップS110で抽出された参照データ120から1の参照データ120を選択する。演算装置223は、抽出された参照データ120に関して、ステップS100の処理で算出される相関値を取得する。取得した相関値を比較して、最も相関値の高い参照データ120が候補データとして選択される。この場合、選択条件は相関値が最も高いことを含む。
ステップS160において、演算装置223は、終了条件を満たしているかを判定する。終了条件を満たしていないとき(ステップS160;NO)、演算装置223はステップS100〜S150の処理を繰り返す。演算装置223がステップS100を実行する前に、所望の時間だけ処理を停止してもよい。終了条件を満たしているとき(ステップS160;YES)、演算装置223は、ステップS170の処理を実行する。
終了条件は、飛しょう体200が撮像する環境に最も類似する環境に対応した参照データ120が選択されたことを含む。例えば、終了条件は、ステップS100〜S150を繰り返す回数の上限値を含んでもよい。終了条件は、同じ参照データ120が所望の回数以上、選択されることを含んでもよい。終了条件は、ステップS100〜S150を繰り返す処理を開始してから所望の時間以上経過していることを含んでもよい。この場合、所望の時間は、選択限界時間よりも短い時間でもよい。
ステップS170において、演算装置223は、ステップS150において選択された参照データ120が存在するかを判定する。選択された参照データ120が存在しないとき(ステップS170;NO)、演算装置223は、抽出条件を満たした参照データ120が存在しないと判定し、ステップS140の処理を実行する。選択された参照データ120が存在するとき(ステップS170;YES)、演算装置223はステップS180の処理を実行する。
ステップS180において、演算装置223は、ステップS150において選択された回数が最も多い参照データ120を選択する。選択された参照データ120は、位置補正モジュール430により使用される。
このように、演算装置223は、複数回、参照データ120を選択する処理を行い、選択された回数が最も多い参照データ120を選択することができる。位置補正モジュール430が選択された回数が最も多い参照データ120を用いて推定位置を算出することで、飛しょう体200の推定位置を精度よく推定することができる。
なお、照合手段421はステップS100の処理を演算装置223に実行させる。抽出手段422はステップS110の処理を演算装置223に実行させる。第1選択手段425はステップS120の処理と、ステップS150の処理とを演算装置223に実行させる。第2選択手段426はステップS160〜S180の処理と、ステップS140の処理とを演算装置223に実行させる。
(実施の形態4の変形例)
演算装置223は、慣性情報に基づき算出される測定位置を用いずに、参照データ120を抽出してもよい。例えば、データ選択モジュール420は、図20に示す処理を演算装置223に実行させてもよい。
ステップS140において、演算装置223は、予め設定された参照データ120を選択する。これにより、参照データ120を選択する前であっても、位置補正モジュール430は、予め設定された参照データ120を用いて推定位置を算出し、算出した推定位置に基づき測定位置を修正することができる。この処理は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
ステップS100において、演算装置223は、データ生成装置110が生成した複数の参照データ120の各々と、撮像画像241とを照合する。実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
ステップS111において、演算装置223は、推定位置が互いに同じ位置を示す参照データ120の組み合わせが存在するかを判定する。演算装置223は、複数の参照データ120から2の参照データ120を抽出し、各々の参照データ120に基づき算出された推定位置を比較する。互いの推定位置間の距離が所望の値以下であるとき、演算装置223は、2の参照データ120に基づき算出された推定位置は互いに同じ位置を示すと判定する。推定位置が互いに同じ位置を示す参照データ120の組み合わせが存在するとき(ステップS111;YES)、演算装置223はステップS112の処理を実行する。推定位置が互いに同じ位置を示す参照データ120の組み合わせが存在しないとき(ステップS111;NO)、演算装置223はステップS100の処理を繰り返す。この場合、抽出条件は、推定位置が同じ位置を示す他の参照データ120が存在することを含む。
ステップS112、S150の処理は、実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。
ステップS160において、演算装置223は、終了条件を満たしているかを判定する。終了条件を満たしていないとき(ステップS160;NO)、演算装置223はステップS100〜S150の処理を繰り返す。演算装置223がステップS100を実行する前に、所望の時間だけ処理を停止してもよい。終了条件を満たしているとき(ステップS160;YES)、演算装置223は、ステップS180の処理を実行する。終了条件は、飛しょう体200が撮像する環境に最も類似する環境に対応した参照データ120が選択されたことを含む。
ステップS180において、演算装置223は、ステップS150において選択された回数が最も多い参照データ120を選択する。選択された参照データ120は、位置補正モジュール430により使用される。
このように、演算装置223は、図20に示す処理においても、複数回、参照データ120を選択する処理を行い、選択された回数が最も多い参照データ120を選択することができる。なお、照合手段421はステップS100の処理を演算装置223に実行させる。抽出手段422はステップS111〜S112の処理を演算装置223に実行させる。第1選択手段425はステップS150の処理を演算装置223に実行させる。第2選択手段426はステップS140の処理と、ステップS160の処理と、ステップS180の処理とを演算装置223に実行させる。
(変形例)
参照データ120は、データ生成装置110が生成した撮像画像241から算出した特徴量(例えば、輝度勾配特徴量)を表すデータでもよい。この場合、演算装置223は、撮像画像241と参照データ120とを照合するときに、参照データ120に関する特徴量を算出する処理を省略することができる。
飛しょう体200は、予め設定された経路を飛行する移動体であればよく、無人航空機(UAV;Unmanned Aerial Vehicle)、ドローン、ミサイルなどを含んでもよい。
飛しょう体200は、移動体、例えば航空機に取り付けられ、移動体から分離されることで飛行を開始してもよい。また、飛しょう体200が移動体からの分離により飛行を開始する場合には、地上装置100と同等の装置、機能、またはそれらの一部を移動体が備えていてもよい。
演算装置223は、抽出手段422により複数の参照データ120から参照データ120を抽出することなく、選択手段423により参照データ120を選択してもよい。例えば、演算装置223は、抽出手段422を実行することなく、複数の参照データ120のうち、相関値が最も高い参照データ120を選択してもよい。
以上において説明した実施の形態および変形例は一例であり、機能を阻害しない範囲で変更してもよい。また、各実施の形態および変形例で説明した構成は、機能を阻害しない範囲で、任意に変更してもよく、または/および、任意に組み合わせてもよい。
各実施の形態に記載の誘導装置は、例えば以下のように把握される。
第1の態様に係る誘導装置は、演算装置(223)と、通信装置(221)とを備える。演算装置(223)は、位置測定モジュール(410)と、データ選択モジュール(420)と、位置補正モジュール(430)と、誘導モジュール(440)とを備える誘導プログラム(400)を実行する。位置測定モジュール(410)は、慣性情報に基づき、飛しょう体の位置を算出する。データ選択モジュール(420)は、撮像画像に基づき、参照データを選択する。位置補正モジュール(430)は、選択された参照データと撮像画像とに基づき、測定位置を修正する。
データ選択モジュール(420)が飛しょう体の位置を推定するために用いる参照データを選択することで、誘導装置は飛しょう体の位置を精度よく算出することができる。これにより、飛しょう体が目標に到達する確率が向上する。
第2の態様に係る誘導装置は、第1の態様に係る誘導装置であって、第1参照データが、第1参照データと異なる撮像環境に対応し、かつ、複数の参照データに含まれる第2参照データと同じ領域の地形情報を表すことを特徴とする。
複数の参照データに複数の撮像環境に対応する地形情報を含むことで、データ選択モジュールは、飛しょう体が撮像した撮像画像の環境に類似した参照データを選択する。これにより、誘導装置は飛しょう体の位置を精度よく算出することができる。
第3の態様に係る誘導装置は、第1の態様に係る誘導装置であって、データ選択モジュール(420)が照合手段(421)を備えるように構成されている。照合手段(421)は、撮像画像と複数の参照データとの相関値を算出する。選択条件は、相関値が最も高いことを含む。
選択条件に相関値が最も高いことが含まれることで、撮像画像に最も類似した参照データが選択される。
第4の態様に係る誘導装置は、第1の態様に係る誘導装置であって、飛しょう体が飛行を開始してから所望の選択限界時間を経過したときに予め設定された参照データを選択することが選択条件に含まれることを特徴とする。
これにより、参照データが選択されずに選択限界時間を経過したとしても、誘導装置は、測定位置を修正することができる。
第5の態様に係る誘導装置は、第1の態様に係る誘導装置であって、データ選択モジュール(420)が抽出手段(422)を備えるように、構成されている。
抽出条件を満たす参照データを抽出することで、撮像画像により類似した参照データを選択することができる。
第6の態様に係る誘導装置は、第5の態様に係る誘導装置であって、データ選択モジュール(420)が照合手段(421)を備えるように、構成されている。抽出条件は、測定位置から、照合手段が推定する推定位置までの距離が所望の値より小さいことを含む。
抽出条件が、測定位置から推定位置までの距離が所望の値より小さいことを含むことで、誘導装置は、飛しょう体の位置と異なる位置を推定した参照データを排除することができる。
第7の態様に係る誘導装置は、第5の態様に係る誘導装置であって、データ選択モジュール(420)が照合手段(421)を備えるように、構成されている。抽出条件は、推定位置が同じ位置を示す他の参照データが存在することを含む。
誘導装置は、測定位置によらず参照データを抽出し、選択することができる。また、データ選択モジュール(420)は、抽出条件を満たす参照データが存在しないとき、予め設定された参照データを選択してもよい。
第8の態様に係る誘導装置は、第7の態様に係る誘導装置であって、推定位置が同じ位置を示す参照データの数が最も多いことが抽出条件に含まれることを特徴とする。
第9の形態に係る誘導装置は、第1の態様に係る誘導装置であって、データ選択モジュール(420)が第1選択手段(425)と第2選択手段(426)とを備えるように、構成されている。
第2選択手段が、第1選択手段を繰り返し、最も選択された回数が多い候補データを選択することで、誘導装置は、より撮像画像に類似した参照データを選択することができる。
第10の形態に係る誘導装置は、第1の態様に係る誘導装置であって、位置補正モジュール(430)が所望の再選択条件を満たすときデータ選択モジュール(420)による参照データの選択を実行するように、構成されている。
これにより、誘導装置は、飛しょう体が撮像する環境が変わっても、撮像画像に類似する参照データを選択することができる。
第11の形態に係る誘導装置は、第10の態様に係る誘導装置であって、再選択条件が第1参照データと撮像画像との相関値が所望の値より小さいことを含むことを特徴とする。
第12の形態に係る飛しょう体は、第1の態様に係る誘導装置と、撮像装置(240)とを備える。
第13の形態に係る誘導システムは、第1の態様に係る誘導装置と、データ生成装置(110)とを備える。
データ生成装置が第1画像に基づき複数の参照データを生成することで、誘導装置に利用する参照データの生成が容易になる。
第14の態様に係る誘導プログラムは、位置測定モジュール(410)と、データ選択モジュール(420)と、位置補正モジュール(430)と、誘導モジュール(440)とを備える。
データ選択モジュール(420)が飛しょう体の位置を推定するために用いる参照データを選択することで、誘導装置は飛しょう体の位置を精度よく算出することができる。これにより、飛しょう体が目標に到達する確率が向上する。
1 目標
2 記憶媒体
3 記憶媒体
10 衛星システム
11 人工衛星
12 衛星撮像装置
13 領域
14 衛星画像
15 地上アンテナ
100 地上装置
101 飛行経路
110 データ生成装置
111 通信装置
112 入出力装置
113 演算装置
114 記憶装置
120 参照データ
200 飛しょう体
201 領域
210 慣性装置
220 誘導装置
221 通信装置
222 入出力装置
223 演算装置
224 記憶装置
230 操舵装置
240 撮像装置
241 撮像画像
242 局所領域
300 データ生成プログラム
310 データ生成手段
400 誘導プログラム
410 位置測定モジュール
420 データ選択モジュール
421 照合手段
422 抽出手段
423 選択手段
425 第1選択手段
426 第2選択手段
430 位置補正モジュール
440 誘導モジュール

Claims (14)

  1. 誘導プログラムを実行する演算装置と、
    飛しょう体の周囲を撮像した撮像画像を表す情報と、前記飛しょう体の慣性情報とを受信する通信装置と
    を備え、
    前記誘導プログラムは、
    前記慣性情報に基づき、前記飛しょう体の測定位置を算出する位置測定モジュールと、
    前記撮像画像に基づき、複数の参照データから所望の選択条件を満たす第1参照データを選択するデータ選択モジュールと、
    前記第1参照データと、前記撮像画像とに基づき、前記測定位置を修正する位置補正モジュールと、
    修正された前記測定位置に基づき、前記飛しょう体を誘導するための制御信号を生成する誘導モジュールと
    を備え、
    前記複数の参照データの各々は、前記飛しょう体の飛行経路における地形情報を表す
    誘導装置。
  2. 前記第1参照データは、前記第1参照データと異なる撮像環境に対応し、かつ、前記複数の参照データに含まれる第2参照データと同じ領域の地形情報を表す
    請求項1に記載の誘導装置。
  3. 前記データ選択モジュールは、前記撮像画像と、前記複数の参照データとの相関値を算出する照合手段を備え、
    前記選択条件は、前記相関値が最も高いことを含む
    請求項1または2に記載の誘導装置。
  4. 前記選択条件は、前記飛しょう体が飛行を開始してから所望の選択限界時間を経過したときに予め設定された参照データを選択することを含む
    請求項1から3のいずれか1項に記載の誘導装置。
  5. 前記データ選択モジュールは、
    前記複数の参照データから所望の抽出条件を満たす参照データを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された参照データから、前記選択条件を満たす参照データを選択する選択手段と
    を備える
    請求項1から4のいずれか1項に記載の誘導装置。
  6. 前記データ選択モジュールは、前記複数の参照データと前記撮像画像とに基づき、前記飛しょう体の推定位置を推定する照合手段を備え、
    前記抽出条件は、前記位置測定モジュールが算出する前記測定位置から前記推定位置までの距離が所望の値より小さいことを含む
    請求項5に記載の誘導装置。
  7. 前記データ選択モジュールは、前記複数の参照データと前記撮像画像とに基づき、前記飛しょう体の推定位置を推定する照合手段を備え、
    前記抽出手段は、前記推定位置が同じ位置を示す他の参照データが存在することを含む
    請求項5に記載の誘導装置。
  8. 前記抽出条件は、前記推定位置が同じ位置を示す参照データの数が最も多いことを含む
    請求項7に記載の誘導装置。
  9. 前記データ選択モジュールは、
    前記複数の参照データから前記選択条件を満たす候補データを選択する第1選択手段と、
    所望の終了条件を満たすまで、前記第1選択手段を繰り返し、前記候補データのうち、最も選択された回数が多い前記候補データを選択する第2選択手段と
    を備える
    請求項1または2に記載の誘導装置。
  10. 前記位置補正モジュールは、所望の再選択条件を満たすとき、データ選択モジュールによる参照データの選択を実行する
    請求項1から9のいずれか1項に記載の誘導装置。
  11. 前記再選択条件は、前記第1参照データと、前記撮像画像との相関値が所望の値以下であることを含む
    請求項10に記載の誘導装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の誘導装置と、
    前記飛しょう体の周囲を撮像して前記撮像画像を生成する撮像装置と
    を備える飛しょう体。
  13. 請求項1から11のいずれか1項に記載の誘導装置と、
    前記複数の参照データを生成するデータ生成装置と、
    を備え、
    前記データ生成装置は、
    第1環境で撮像された第1画像に基づき、前記第1環境と異なる複数の撮像環境に対応する複数の参照データを生成する
    誘導システム。
  14. 飛しょう体の慣性情報に基づき、前記飛しょう体の測定位置を算出する位置測定モジュールと、
    前記飛しょう体の周囲を撮像した撮像画像に基づき、複数の参照データから所望の選択条件を満たす第1参照データを選択するデータ選択モジュールと、
    前記第1参照データと、前記撮像画像とに基づき、前記測定位置を修正する位置補正モジュールと、
    修正された前記測定位置に基づき、前記飛しょう体を誘導するための制御信号を生成する誘導モジュールと
    を演算装置に実行させ、
    前記複数の参照データの各々は、前記飛しょう体の飛行経路における地形情報を表す
    誘導プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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