以下、本発明の一実施形態に係る遊技機について、添付図面を参照しつつ説明する。なお、本発明に係る遊技機としては、封入式のパチンコ遊技機を含めパチンコ遊技機全般及びパチスロ遊技機全般を対象とするが、本実施形態ではそれぞれ図に示す形態のパチンコ遊技機を想定する。図1乃至図17は第一実施形態、図18乃至図44は第二実施形態、図45乃至図102は第三実施形態、図103乃至図143は第四実施形態、図144乃至図194は第五実施形態、図195乃至図234は第六実施形態をそれぞれ示す。なお、図1に示す第一実施形態における遊技機全体の概略斜視図及び図2に示す第一実施形態における遊技機全体の概略正面図にあっては、第一実施形態及び第二実施形態において共通するためそのまま援用し、図45に示す第三実施形態における遊技機全体の概略斜視図及び図46に示す第三実施形態における遊技機全体の正面図にあっては、第三実施形態乃至第五実施形態において共通するためそのまま援用する。また、第一実施形態又は第二実施形態の構成を第三実施形態乃至第六実施形態のいずれかにコンバインして新規構成の遊技機を提供することも可能で本発明の範囲内である。
「第一実施形態」
<遊技機全体の概略構成>
本実施形態に係るパチンコ遊技機は、図示しないガイドレール(外レール、内レール)によって囲まれ、発射装置26を介して発射された遊技球が転動流下可能な転動領域を有する図示しない遊技盤を備えた本体枠2と、遊技盤を視認可能な開口部3h(以下、表枠開口部という)が設けられ、本体枠2の前方(遊技者側)において当該本体枠2により回動可能に支持された表枠3と、前記遊技盤の背面側に着脱可能に取り付けられ、所定の画像を発光表示する図示しない導光板と、後枠(図示省略)に対して着脱可能に取り付けられ、主制御基板からのコマンドに基づきサブ制御基板によってその表示態様が制御される液晶ディスプレイ(LCD :Liquid Crystal Display)などの図示しない表示装置と、前記導光板の背面側に備えられ、種々の役物(可動演出役物、発光演出役物など)を配設した図示しない裏箱を取り付けている。
本実施形態に係るパチンコ遊技機は、外枠6を介して島設備(図示しない)に取り付けられており、その状態において、上記した本体枠2は、本体枠ヒンジ2bを介して外枠6に回動可能に支持されている。また、本実施形態では、本体枠2にスピーカ10cを備えている。
表枠3には、種々の表枠構成部材を含み、表枠構成部材には、透明板ユニット7、皿ユニット8(上皿17、下皿18)、操作ユニット9、スピーカ10a及び10b、光による演出を施す各種装飾部材(トップ飾り14、右側装飾部材15、左側装飾部材16)などがある。なお、表枠構成部材はこれらに限定されるものではなく、表枠3を構成する部材は全て含まれるものである。
また、後枠には、例えば貸出球や賞球として払い出される遊技球を収容するための球タンク47と、当該球タンク47から複数の遊技球を連続して転動流下させるレールユニット(図示省略)と、当該レールユニットの下端に連続させることが可能な払出装置(図示省略)と、当該払出装置から払い出された遊技球を上皿17に供給する球払出通路(図示省略)などが連設されている。
本実施形態では、貸出球や賞球を貯留するための上皿17に設けられている操作ユニット9に特徴的な構成を有するため、以下、その特徴部分に重点を置いて説明する。なお、その他の構成、例えば、遊技盤、導光板、表示装置、裏箱などにあっては特に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で種々の構成を採用することが可能である。また、導光板や裏箱を採用しないとすることも可能である。なお、後述する第三実施形態乃至第五実施形態の構成を採用することが可能であることはいうまでもない。
<操作ユニットの概略構成>
図3は本実施形態の操作ユニット9の全体概略斜視図で、本実施形態の操作ユニット9は、遊技者が操作可能な操作手段としての操作部材2000を有しており、当該操作部材2000を操作することで、遊技者が直接遊技に参加して液晶ディスプレイなどの表示装置(演出装置)に表示される演出画像を変化させることを可能としている。
操作ユニット9は、遊技者が操作可能な操作部材(ボタンカバー2001、ボタンベース2013)2000と、前記操作部材2000を第1位置(例えば図9(a)に示す押下前位置)2009から第2位置(例えば図9(b)に示す押下後位置)2011へと変位可能に支持する支持部材(ユニットベース)2057と、前記操作部材2000と前記支持部材2057との間に設けられ、前記操作部材2000が第2位置2011に変位したことに基づいて発生する振動を吸収可能な振動吸収部材(衝撃吸収カバー2089、弾性部材2093)2087と、前記支持部材2057に設けられると共に、所定の演出を実行するための演出部品(ルーバー2117、電飾基板2183など)2113を保持する演出部品保持部材(ルーバーベース)2095とで構成されている。
操作部材2000は、本実施形態では、別体に成形されてネジ止めにより一体化されるボタンカバー2001とボタンベース2013で構成されている。なお、本実施形態ではボタンカバー2001とボタンベース2013とが別体で成形されているものをもって説明するが、ボタンカバー2001とボタンベース2013は一体成形されるものであってもよく、本発明の範囲内で適宜選択採用可能である。
ボタンカバー2001は、透光性を有する合成樹脂材によってドーム状の頂面(押圧面)2005を有し、かつ底面を開放した中空円筒状に形成される押圧部2003と、押圧部2003の下端縁から水平方向に突設してなる複数個所の連結片部2007とで構成されている。ボタンカバー2001は、透光性を有し、かつ遊技者による繰り返しの押下(押圧)操作に耐え得る強度的にも優れている材質を選択するのが好ましく、例えばポリカーボネート、アクリル樹脂などが想定される。連結片部2007は、後述するボタンベース2013の連結受け部2017と着脱可能にネジ止め固定して、ボタンカバー2001とボタンベース2013を一体化させている。
ボタンカバー2001は、本実施形態では全体が透光性を有する合成樹脂材によって成形されているが、少なくとも後述する演出部材による演出を表現し得る箇所が透光性を有していればよく、実施の形態に応じて適宜設計変更可能である。
ボタンベース2013は、前記ボタンカバー2001の連結片部2007と対向する上端の所定箇所に連結受け部2017を備えてなる中空の第一筒部2015と、第一筒部2015よりも小径で、第一筒部2015と連続した中空に一体成形される第二筒部2021で形成されており、第一筒部2015の上方が開放されているとともに、第二筒部2021の下方が底部をもって閉じられている。第二筒部2021の底部の外面には、3本のガイドピン(脚部)2023が垂設されている。
本実施形態では、前記連結受け部2017が周方向で均等に離れた位置、例えば120度毎に全部で3箇所の連結受け部2017を設けるものとしている。そして、さらに第一筒部2015の上端には、周方向で隣り合う連結受け部2017同士の間に所定領域で切り欠かれている逃げ凹部2019が形成されている。この逃げ凹部2019には、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095の連結片部2099が突出状に位置している。逃げ凹部2019は、ボタンベース2013の外側に位置している支持部材(ユニットベース)2057の上端面に前記連結片部2099が取付固定された際に、操作部材2000が鉛直方向に上下移動しても干渉しない程度に凹設されている。
ガイドピン2023は、弾性部材(コイルスプリング)2025、ガイドブッシュ2027を介して支持部材(ユニットベース)2057の底面に形成された第二貫通孔部2075に挿入されている。
ボタンベース2013内には、所定の演出部品を保持した演出部品保持部材(ルーバーベース)2095が、支持部材(ユニットベース)2057に支持された状態で略宙吊り状に収容されている。
また、本実施形態では、ボタンベース2013の底部内底面に振動用モータユニット2029を備えている。
振動用モータユニット2029は、振動モータ2031と、振動モータ2031を覆うようにしてボタンベース2013の底部内底面に着脱可能にネジ止め固定されているモータ用カバー部材2033とで構成されており、所定の演出を実行する時において操作部材2000を強制的に振動させて遊技者の興趣を向上させている。また、本実施形態においてモータ用カバー部材2033は、取付・メンテナンス性の観点から透光性を有する合成樹脂材で形成されている。
ボタンベース2013は、本実施形態では、全体を黒色の合成樹脂材にて一体成形されており、第二筒部2021の底部外面には、後述する押下検出センサ2035によって操作部材2000の変位動作を検出するための検出片部2039を板状に一体に突設している。本実施形態では、検出片部2039をボタンベース2013と一体成形しているが、別体に成形して後付加工してなるものであっても本発明の範囲内である。
ボタンベース2013は、操作部材2000としてのボタンカバー2001と一体で第1位置(押下前位置)2009から第2位置(押下後位置)2011へと鉛直方向に変位可能であり、その変位位置を検出するために、押下検出センサ2035で前記検出片部2039の移動を検出している。押下検出センサ2035は、例えば一般的なフォトセンサが想定され、本実施形態では、後述する支持部材(ユニットベース)2057の底部に形成した検出片部出没孔部2077の開口と対向して検出領域2037が位置するように、支持部材(ユニットベース)2057の前記底部外面に取付固定されている。このように検出片部2039の移動を押下検出センサ2035によって的確に検出するために検出片部2039を含めて全体を黒色に成形している。なお、本実施形態では成形容易性の観点から全体を黒色の合成樹脂材をもって一体成形しているが、少なくとも検出片部2039が黒色に形成されていればよい。検出片部2039以外の部分は、透光性を有する部材で形成することで、取り付け・メンテナンス性の向上を図ることができる。
ボタンカバー2001の周囲には、押圧部2003の周囲に所定の装飾を施すように装飾部材2041が配設されている。
装飾部材2041は、操作部材2000を構成するボタンカバー2001の円筒状の押圧部2003が挿通移動可能なように、前記押圧部2003の外径R3よりも大径の内径R1を有する第1開口部2043を頂面に有して略円環ドーム状に形成されており、その表面側には所定の装飾が施されている。また、本実施形態では装飾性を向上させるために装飾部材2041の表面側にメッキ処理を施すものとしている。
前記装飾部材2041の背面側には、前記第1開口部2043と連通させて備えられ、前記操作部材2000が第1位置2009から第2位置2011へと変位する際に、操作部材2000のボタンカバー2001(押圧部2003)が挿通移動可能な第2開口部2053を有する第一カバー部材(ボタンカバー受け)2051を備えている。
装飾部材2041は、第一カバー部材(ボタンカバー受け)2051を内方に収容するとともに、ネジ等を介して着脱自在に一体化した状態で、支持部材(ユニットベース)2057と着脱自在にネジ止め固定されている。
第一カバー部材(ボタンカバー受け)2051は、装飾部材2041の内部領域に収容可能な大きさの略円環ドーム状に形成されており、その頂面側の開口(第2開口部2053)の内径R2は、前記装飾部材2041の第1開口部2043の内径R1よりも小径である。第一カバー部材2051の開口の内底縁部は、ボタンカバー2001における連結片部2007の上面に当接可能に位置している。
本実施形態によれば、前記第1開口部2043の内径R1は前記第2開口部2053の内径R2よりも大径で、前記第2開口部2053の内径R2は前記ボタンカバー2001の押圧部2003の外径R3よりも大径に形成されている(R1>R2>R3の関係を有している。)。このように構成することにより、遊技者の操作部材2000の操作によって、操作部材2000(押圧部2003)が第1の位置と第2の位置の間を往復移動して変位する際に、操作部材2000である押圧部2003の側面は第一カバー部材2051の第2開口部2053とは接触し得るが、装飾部材2041の第1開口部2043とは接触しないため、装飾部材2041が摩耗などによって削れて装飾性が低下したり、破損したりすることもなく、装飾部材2041の耐久性が向上する。
また、第一カバー部材(ボタンカバー受け)2051は、少なくとも第2開口部2053の周縁部分が自己潤滑性材料で形成されているものとするのが好ましい。例えば、第一カバー部材2051の全体が摺動性に優れた自己潤滑性材料で形成されているか、あるいは第一カバー部材2051の第2開口部2053の周縁部分のみが摺動性に優れた自己潤滑性材料で形成されているか、あるいは第一カバー部材2051の全体もしくは第2開口部2053の周縁部分に摺動性の高い自己潤滑性材料をもって塗膜処理が施されているものとするのが好ましい。例えば、自己潤滑性材料としては、ポリアセタール(POM)、ポリアミド(PA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)などが想定可能である。なお、本実施形態では、第一カバー部材2051全体を自己潤滑性材料で形成しており、実施の形態に応じて適宜選択採用可能である。
このように少なくとも第2開口部2053の周縁部分が自己潤滑性材料をもって形成されていれば、操作部材2000(押圧部2003)と接触する領域が摺動性に優れていることとなるため、操作部材2000の損傷防止も図れることとなる。また、操作部材2000の変位時の接触により操作部材2000、第一カバー部材2051あるいは装飾部材2041が損傷し、その削りかすなどが発生したりすると、その削りかすなどが内部に侵入し、電飾基板2183などに影響を及ぼす虞もあるが、本実施形態によれば、そのような問題も生じ得ないため安全性も向上する。
また本実施形態では、後述する可動演出部品の上面縁部に備えられるインナー飾り2055を配設して装飾性を向上させている。インナー飾り2055は、操作部材2000の押圧部2003の内径よりも小径の円環状に形成されており、本実施形態では表面にメッキ処理を施すとともに所定の装飾を施している。また、インナー飾り2055の開口領域は、後述する可動演出部品の可動演出が表示可能な程度の開口径をもって形成されている。そして、インナー飾り2055は、後述する演出部品保持部材(ルーバーベース)2095の上端面にて着脱可能に固定されている。
支持部材2057は、本実施形態では、前記操作部材2000を変位可能に支持するユニットベースであって、ユニットベース2057は、前記ボタンベース2013全体を収容可能な中空筒状に形成されており、前記ボタンベース2013の第一筒部2015が位置する第一大径筒部2059と、第二筒部2021が位置する第二大径筒部2067が一体成形されている。第一大径筒部2059の上方が開放されており、第二大径筒部2067の下方が底部2069によって閉じられている。
第一大径筒部2059の上端には、周方向に所定範囲で連続したフランジ2061が形成されており、フランジ2061には、前記装飾部材2041を着脱自在にネジ止め固定する固定孔部2063が備えられている。また、第一大径筒部2059の上端内方には、後述する演出部品保持部材(ルーバーベース)2095を、振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2105を介して着脱自在に固定するボス2065が周方向で所定位置に備えられている。また、本実施形態では、第一大径筒部2059の上端の所定位置に、例えば演出に登場するキャラクタを選択する際などに使用される演出ボタン機構2081を配設している。演出ボタン機構2081の構成及び作用効果は特に本実施形態では限定されない。
第二大径筒部2067は、第一大径筒部2059よりも小径に形成されており、その内底面の略中央領域に、振動吸収部材2087を収容する設置スペース2071を設けるとともに、設置スペース2071の近傍には、衝撃吸収部材2087の脚部2091を差し込み配設可能な第一貫通孔部2073を設けている。また、内底面には、前記操作部材2000の底面から突出しているガイドピン(脚部)2023及びガイドブッシュ2027を挿通可能な第二貫通孔部2075を設けている。
第二大径筒部2067は、内底面から外底面に向けて貫通する検出片部出没孔部2077が形成されており、その検出片部出没孔部2077の外底面側には凹窪部2079が形成されており、その凹窪部2079には押下検出センサ2035が配設されている(図4、図5及び図6参照)。よって、操作部材2000を遊技者が押下(押圧)操作すると、操作部材2000のボタンベース2013の外底面に突出する検出片部2039が、前記検出片部出没孔部2077から鉛直方向で第二大径筒部2067の外底面の凹窪部2079に向けて押下げられると共に、押下検出センサ2035の検出領域2037に入り込んで押下状態が検出される。
なお、本実施形態では、支持部材(ユニットベース)2057の第二大径筒部2067の下端側に、別途形成された保護カバー2083が、着脱可能にネジ止め固定されている。この保護カバー2083には、操作部材2000の最大押下時に、前記第二大径筒部2067の第二貫通孔部2075の先端から突出するガイドピン2023の先端が非接触状態に収容可能な収容部2085を一体に備えている。すなわち、操作部材2000の最大押下時であっても、保護カバー2083の収容部2085とガイドピン2023の先端との間には所定の隙間Gが形成されるように構成されている(図4において最大押下時のガイドピン2023を仮想線で示す。)。また、本実施形態では、この保護カバー2083を透光性を有する合成樹脂材で形成し、配線処理などのメンテナンス性を向上させている。
振動吸収部材2087は、衝撃吸収カバー2089と弾性部材2093とで構成され、前記操作部材2000を構成するボタンベース2013の底面と支持部材(ユニットベース)2057との間に備えられている。
本実施形態では、支持部材(ユニットベース)2057の内底面の設置スペース2071上に、略矩形状に構成されたゴムなどの弾性材にて所定厚みをもって形成された弾性部材(ゴムシート)2093を載せると共に、鉛直方向で弾性部材2093の上面を覆うようにして弾性部材2093よりも大きい略矩形状に構成された合成樹脂材などからなる衝撃吸収カバー2089が載せられている。
衝撃吸収カバー2089は、ポリアセタール(POM)、ポリアミド(PA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)などの自己潤滑性樹脂にて形成されている。弾性部材2093は、例えばゴムシートからなるものを一例としているが、これに限定はされず、ばね(例えば板ばねやコイルスプリングなど)や衝撃吸収機能を有する合成樹脂材などが本発明の範囲内で選択可能である。
そして、衝撃吸収カバー2089の脚部2091をユニットベース2057の内底面から外底面に向けて貫通した第一貫通孔部2073に差し込むと共に、外底面側からボルト止めする。このとき、ボルト止めした前記脚部2091は、前記第一貫通孔部2073内を鉛直方向にスライド移動可能に構成している。すなわち、操作部材2000が第2位置2011に位置したとき、操作部材2000への遊技者による押圧操作が強く掛かった場合には、操作部材2000のボタンベース2013は、その底面側がユニットベース2057の内底面側に強く衝撃されることが考えられる。
本実施形態のように構成することによって、操作部材2000への遊技者による押圧操作が強く掛かった場合であっても、ボタンベース2013の底面は、衝撃吸収部材2087を構成する衝撃吸収カバー2089にあたり、その下方に位置している弾性部材2093とともに、衝撃を吸収緩和することができる。また、このとき、衝撃吸収部材2087の脚部2091は、第一貫通孔部2073内を鉛直方向にスライド移動可能に取り付けられているため、強い衝撃が掛かったとき、弾性部材2093が押圧される範囲において鉛直方向で移動可能であるため、さらにその衝撃力を逃がすことができる(図9参照)。
なお、本実施形態では、2本の脚部2091を対角線上に備えた実施の形態を持って説明するが、3本の脚部を備える形態、4本の脚部を備える形態など脚部の本数・形状などには特に限定されるものではない。
さらに、弾性部材2093が本実施形態のようにゴム材料からなる場合には、衝撃を受けることによりゴム材料から油脂などが出てくることがある。しかし、本実施形態の場合、操作部材2000は、衝撃吸収カバー2089を介して間接的に弾性部材2093を押圧することとなるため、弾性部材2093から油脂が出てきたとしても操作部材2000に付着する虞はない。また、操作部材2000を押下操作しても、操作部材2000が弾性部材2093に直接接触しないため、衝撃吸収カバー2089がない時に比べて油脂が出づらい。
演出部品2113は、変位前位置(第1特定位置)と変位後位置(第2特定位置)とに変位することが可能な可動演出部品としてのルーバー機構2115と、可動演出部品に光による演出効果を付与するための電飾基板2183とで構成されている。そして、これら演出部品2113は、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095を介して支持部材(ユニットベース)2057に一体に支持されている。なお、本実施形態では、ルーバー2117が閉じている状態である第1特定位置を変位前位置、ルーバー2117が開いている状態である第2特定位置を変位後位置としているが、変位前位置を第2特定位置(ルーバー2117が開いている状態)、変位後位置を第1特定位置(ルーバー2117が閉じている状態)とすることも可能である。
演出部品保持部材(ルーバーベース)2095は、上方を開放した有底円筒状に形成するとともに、上端には、ルーバー機構2115を構成するルーバー2117を変位(回動)自在に保持する軸支領域部2097を備えており、ルーバー機構2115、電飾基板2183、インナーレンズ2187を保持している。
演出部品保持部材(ルーバーベース)2095は、上端縁に複数個の連結片部2099が水平方向に突設されており、支持部材(ユニットベース)2057の上端面と着脱自在に取り付けられている(図14参照)。本実施形態では、前記演出部品保持部材(ルーバーベース)2095は、前記支持部材(ユニットベース)2057に対し、振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2105を介して設けられている(図4乃至図8及び図10参照)。具体的には、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095は上端周縁の所定箇所に突設した嵌合係止片2101を備えており、嵌合係止片2101は、先端から連続して切り込まれた第一嵌合係止溝部2103を有している(図14参照)。そして、振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2105は、ゴム材などの弾性材をもって中空の円筒状に形成されるとともに、その筒長さ方向の略中央外周面に周方向に連続した第二嵌合係止溝部2107が形成されている(図8及び図10参照)。
従って、支持部材(ユニットベース)2057の上端面から突設したボス2065の外周に、振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2105を嵌合して配設させるとともに、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095の嵌合係止片2101の第一嵌合係止溝部2103を、振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2105の外周に設けた第二嵌合係止溝部2107に嵌合させて係止する。これにより、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095は、支持部材(ユニットベース)2057に対し、振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2105を介して一体的に連結される。
演出部品保持部材(ルーバーベース)2095には、内底面側から電飾基板2183、インナーレンズ2187、ルーバー2117が順に内装されている。ルーバー機構2115を構成するリンク部材2125と、変位機構(ルーバー駆動ユニット)2147は、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095の外面側に取り付けられている。
ルーバー機構2115は、別途形成された複数枚(本実施形態では8枚)の羽板2119からなるルーバー2117と、ルーバー2117を構成する各羽板2119を変位可能(回動可能)に軸支する演出部品保持部材(ルーバーベース)2095の上端の軸支領域部2097と、ルーバー2117を構成する各羽板2119の一端を係止するとともに、演出部品保持部材2095の裏面側に水平移動可能に備えられているリンク部材2125と、リンク部材2125を水平移動可能に駆動させてルーバー2117を第1特定位置から変位後位置へと変位作動させる変位機構(ルーバー駆動ユニット)2147とで構成されている。演出部品保持部材(ルーバーベース)2095は、略円筒状に形成された本体2096と、本体2096の上端から本体2096よりも大径のフランジ状に形成し、相対向する位置に各羽板2119を軸支する左右の軸支領域部2097とを備え、一方の軸支領域部2097と本体2096との間にはリンク部材2125の側壁面部2133を構成している第二面部2139が水平移動可能なリンク移動用のスリット2098が形成されている。また、軸支領域部2097の頂部には、羽板2119の回転軸部2121を回転可能に軸支する軸支溝2100が、その溝開口部を鉛直方向で上方に向けた状態で隣接して複数個設けられている(図6参照)。
各羽板2119は、長尺方向で相対向する端面に、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095の軸支領域部2097に回動可能に軸支される円柱状の回転軸部2121を同軸に突設するとともに、いずれか一方の端面には、リンク部材2125に係止可能な係止部2123を突設して構成されている。係止部2123は、一方の端面において、回転軸部2121よりも短い角柱状に形成されるとともに、回転軸部2121とはその突設位置を上下及び前後にずらして設けられている。
また、各羽板2119は、表面と側面のみメッキ蒸着をしており、そして表面の所定領域のみのメッキを剥離して透光性領域(図示省略)を形成している。また、本実施形態では、この透光性領域(メッキ剥離領域)に、光拡散効果を発揮させる目的で梨地処理を施している。なお、特に限定解釈されるものではないが、例えば、各羽板2119を閉じた状態(第1位置2009)とした際に、各羽板2119に施された透光性領域によって「PUSH」の文字(図示省略)などが形成される場合には、電飾基板2183のLED2185からの発光は、この「PUSH」の文字部分から押圧部2003の方向に向けて照射されることとなり、「PUSH」の文字部分を強調して発光表示させることにより遊技者に対して押下操作を促すことができる。ルーバー2117の回動前は、LED2185が発光すると、「PUSH」の部分からLED2185の光が抜け、ルーバー2117の回転時は、LED2185が発光すると、羽板2119の表面にメッキ処理された部分によってLED2185の光が反射されて、遊技者側に光が反射される。「PUSH」の発光表示は、様々な色にて行わせることが可能である。例えば所定色(青、赤、黄など)の画像とし、例えば「PUSH」の文字が様々な色で発光表示されるようにしてもよい。なお、ルーバー2117を構成する羽板2119の配設数は特に限定して解釈されるものではなく、仕様に応じて適宜設計変更可能である。また、羽板2119の形状なども任意であり、各羽板2119によって構成されるルーバー2117の形態も任意である。さらに、装飾は必要に応じて任意に施すことが可能である。また、駆動機構を複数備え、各羽板2119をそれぞれ個別に動作可能に構成することも可能で本発明の範囲内で設計変更可能である。
リンク部材2125は、ベース部2127と、ベース部2127から一体に鉛直方向に立ち上げ形成される側壁面部2133とで構成されている。
ベース部2127は、矩形状に形成されるとともに、その一部に所定長さで凹設された移動切欠き部2129を設け、裏面側には突起部2131が一体に形成されている。
側壁面部2133は、ベース部2127における前記移動切欠き部2129と反対側の側縁から段差部2143を介して水平状に設けられた第一面部2135と、第一面部2135から鉛直方向に立ち上げられる第二面部2139とを有している。第一面部2135には、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095の外底面から突設したガイド突部2151が摺接可能なガイド溝2128が所定幅をもって形成されている。第二面部2139には、その上端に、前記羽板2119の係止部2123が係止可能な上方を切欠いた角孔形状の係止溝2141が所定間隔をあけて複数個形成されている。
変位機構(ルーバー駆動ユニット)2147は、ソレノイドカバー2149上に取り付けられるソレノイド2153と、ソレノイド2153から出没可能なプランジャ2155と、プランジャ2155の先端に備えられるプランジャカバー2157と、プランジャカバー2157と連結されて駆動可能なクランク2163とで構成されている。
クランク2163は、平面視で略L字形状に形成されており、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095の裏面側に突設された軸部2109に回動可能に連結される第一連結孔部2165と、第一連結孔部2165から第一突出片2167を介して一体に形成され、前記プランジャカバー2157の先端底面から突設される軸部2159に回動可能に連結される第二連結孔部2169と、前記第一連結孔部2165から、前記第一突出片2167と約90度の角度をもって一体に設けられた第二突出片2173を介して一体に形成され、前記リンク部材2125のベース部2127に設けた突起部2131が回動可能に連結される第三連結孔部2175を備えて一体形成されている。なお、第二連結孔部2169と第三連結孔部2175は長孔に形成されている。また、本実施形態では、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095の裏面側に、プランジャの移動方向に沿ってガイド溝2111を設けており、前記第二連結孔部2169に連結される軸部2159が突設されているプランジャカバー2157の面部と反対側の面部に突設されるガイド突起(図示省略)が、前記ガイド溝2111に沿って直線移動案内されるようにしている(図14及び図15参照)。
従って、プランジャ2155の出没動作に応じてクランク2163がソレノイドカバー2149の内底面上で軸部2109を中心に回動し、このクランク2163の回動動作に応じてリンク部材2125が水平方向に変位移動する。そして、リンク部材2125が水平方向に変位移動すると、リンク部材2125の第二面部2139の係止溝2141に係止部2123がそれぞれ係止されている各羽板2119が、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095の軸支領域部2097の軸支溝2100に回動可能に軸支されている回転軸部2121を中心に回動して開閉作動をする。
第二カバー部材(ルーバー押え)2177は、前記可動演出部品の軸支領域部2097上を覆う縁部2179と、縁部2179の内方に設けた開口部2181とを備えて略円盤状に形成されており、インナー飾り2055とルーバーベース2095とで挟み込んで保持されている。前記開口部2181を介してルーバー2117の変位可動演出が視認可能である。
このように第二カバー部材(ルーバー押え)2177を備えることにより、ルーバー2117の脱落が防止できるとともに、変位作動するルーバー2117とインナー飾り2055との干渉を第二カバー部材2177によって防止することができるため、インナー飾り2055の破損を防止できる。このため、インナー飾り2055の破損によって美観性が損なわれてしまうという不具合を防止できる。また、本実施形態では、この第二カバー部材(ルーバー押え)2177は、前記第一カバー部材(ボタンカバー受け)2051と同様、自己潤滑性材料で形成されているものとしている。これにより、第二カバー部材(ルーバー押え)2177と接するルーバー2117の損傷も防止できる。
電飾基板(演出部品)2183は、基板の前面側の所定位置に所定のLED(発光手段)2185を配して構成されている。電飾基板2183は、特に本実施形態において限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で適宜周知形態を選択可能である。
インナーレンズ2187は、透光性を有する合成樹脂材で形成され、前記電飾基板2183のLED2185からの発光を拡散させる効果が発揮し得る所定のカットが施されている(図6参照)。また、インナーレンズ2187は、その裏面側に基板押え用突起2189を突設し、その基板押え用突起2189で基板2183上を押さえた状態で、ネジ等で演出部品保持部材(ルーバーベース)2095に着脱可能に取り付けられている(図10及び図16参照)。インナーレンズ2187は、特に本実施形態において限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で適宜周知形態を選択可能である。
<操作ユニットの動作説明>
ここで、本実施形態で採用されている操作ユニット9の動作説明をする。
まず、通常遊技状態では、操作ユニット9の電飾基板2183の各LED2185は発光しておらず、かつ可動演出部品のルーバー2117も全部の羽板2119を略水平状に寝かせた状態(閉じた状態)となっており、隣り合う羽板2119間には開放領域2145が形成されていない(図12(a)、図13(a)、図14(a)及び図15(a)参照)。
そして、遊技中において、何等かの演出表示状態となったとき、例えば主制御基板からのコマンドに基づきサブ制御基板によって電飾基板2183の各LED2185が発光され、閉じた状態(第1特定位置)とした各羽板2119に施された「PUSH」の文字(透光性領域)から押圧部2003の方向に向けて「PUSH」の文字部分を強調して発光表示させることができる。これによって遊技者に対して操作部材2000の押下操作を促すことができる。
そして、遊技者が操作部材2000の押圧部2003を押下操作すると、操作部材2000は支持部材(ユニットベース)2057内で第1位置(押下前位置)2009と第2位置(押下後位置)2011との間を鉛直方向に変位を繰り返す(図9参照)。このとき、遊技者の押下操作によって、操作部材2000が弾性部材(コイルスプリング)2025の弾性に抗して鉛直方向で下方(第2位置2011)に押下げられる。遊技者の押圧部2003への押下操作が解消されると、弾性部材(コイルスプリング)2025の弾性によって操作部材2000は第1位置2009へと戻される。
そして次に、操作部材2000の押下操作によって所定の演出表示状態となった場合、例えば主制御基板からのコマンドに基づきサブ制御基板によって変位機構(ルーバー駆動ユニット)2147のソレノイド2153に通電信号が送られ、プランジャ2155・プランジャカバー2157が矢印L1で示す方向に直線移動する(図12(b)、図13(b)、図14(b)及び図15(b)参照)。このL1方向へのプランジャ2155・プランジャカバー2157の直線移動により、クランク2163も矢印L1方向に移動し、このクランク2163の矢印L1方向への移動により、リンク部材2125は矢印L2方向に水平移動する(図12(b)、図13(b)、図14(b)及び図15(b)参照)。
すなわち、プランジャ2155・プランジャカバー2157が矢印L1方向に移動すると、軸部2109を中心として第一突出片2167が時計回り方向に回転移動し、これと同時に第二突出片2173も時計回り方向に回転移動するため、第三連結孔部2175に突起が連結されているリンク部材2125は矢印L2方向に水平移動することとなる(図12(b)、図13(b)、図14(b)及び図15(b)参照)。
この動作によって、リンク部材2125の第二面部2139の係止溝2141に係止部2123がそれぞれ係止されている各羽板2119が、演出部品保持部材(ルーバーベース)2095の軸支領域部2097に回動可能に軸支されている回転軸部2121を中心に回動して起立状態(変位後位置の状態)となり、隣り合う羽板2119間に開放領域2145が形成される(図12(b)、図13(b)、図14(b)及び図15(b)参照)。
従って、複数の開放領域2145を介して下方に位置する電飾基板2183のLED2185からの発光が押圧部2003の方向に向けて照射可能となる(図12(b)及び図13(b)参照)。
そして、ソレノイド2153への通電が解除されると、プランジャ2155がスプリング2156の復元力によって矢印L3方向に直線移動し、クランク2163が同じくL3方向に移動する。そして、リンク部材2125が矢印L4方向に水平移動して各羽板2119は回転軸部2121を中心に回動して再び寝た変位前状態(閉じた状態)となり、隣り合う羽板2119間は閉鎖される(図12(a)、図13(a)、図14(a)及び図15(a)参照)。なお、電飾基板2183のLED2185の発光は、ソレノイド2153への通電がなされプランジャ2155が矢印L3方向に移動すると同時に若しくはその後に終了するものであってもよく、また、ソレノイド2153の矢印L3方向への移動よりも先にLED2185の発光を終了させるものであってもよい。また、電飾基板2183のLED2185の発光は、所定時間連続して点灯する形態であってもよく、あるいは一定間隔若しくは不定間隔で点滅する形態であってもよく、本発明を組み込む遊技機の仕様に応じて対応可能である。また、操作部材2000の押下操作を促す目的とは別に、各羽板2119が変位動作(開閉動作)するように構成することも可能で本発明の範囲内である。さらに、プランジャ2155の移動を規制する規制部材を、規制位置と非規制位置とに変位可能に設けてもよい。すなわち、例えば図示はしないが、規制部材を設けることにより、各羽板2119が起立している図13(a)に示す状態よりも、各羽板2119が閉じている図13(a)に示す状態に近い位置で開放状態が規制されるようにすることも可能である。また、各羽板2119が開閉作動している間に、電飾基板2183のLED2185を発光させなくてもよく本発明を組み込む遊技機の仕様に応じて対応可能である。なお、ソレノイド、プランジャ、プランジャカバー、クランクからなる前記変位機構(ルーバー駆動ユニット)とリンク部材とで構成された変位作動機構を複数セット備え、それぞれが別個の動作をするように構成すること可能である。そして、それぞれのリンク部材の第二面部の係止溝に、所定の羽板の係止部をそれぞれ係止して構成する。このような構成を採用すれば、所定の羽板のみを開閉変位作動させ、それ以外の羽板は閉じたまま変位作動させないとの演出を提供することもできる。また、隣り合う各羽板のそれぞれが重ならないように配設するとともに、各羽板が180度あるいは360度回転可能なように構成することも可能である。その際に、羽板の表裏には異なるデザインを施すものとし、回転前後で異なるデザイン表示による演出を付与することも可能である。
本実施形態によれば、遊技者による操作部材2000の第1位置2009から第2位置2011への変位操作で操作部材2000下端の衝突によって生じる振動は、振動吸収部材2083によって吸収されるため、所定の演出を実行するための演出部品(ルーバー2117、電飾基板2183)2113にその振動を及ぼさないようにすることが可能である。また、操作部材2000に対する第1位置2009から第2位置2011への変位操作により生じる振動を吸収するため操作部材2000自体の損傷を抑えることが可能である。
また、本実施形態では、操作部材2000に振動モータ2031を備え、所定の演出を実行する時において操作部材2000を強制的に振動させて遊技者の興趣を向上させている。本実施形態によれば、このような振動モータ2031による演出を採用する場合でも、電飾基板2183などの演出部品2113が備えられている演出部品保持部材(ルーバー2117ベース)2095が、振動伝達防止部材2105を介して支持部材2057に設けられているため、操作部材2000からの振動モータ2031の振動は演出部品に及ばせないようにすることが可能である。
弾性部材2093は、操作部材2000のボタンベース2013が衝撃吸収カバー2089に接触した際に押圧されて振動を吸収する構造としたため、弾性部材には、押圧時にのみストレスがかかるが、その他のときにはあまりかからないため、弾性部材へのストレスが減り、弾性部材の耐久性が向上する。
遊技者による操作部材2000への操作により生じる振動は、振動吸収部材2087によって吸収されるとともに、振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2105によってもさらに振動の伝達が防止されるため、所定の演出を実行するための演出部品(ルーバー2117、電飾基板2183)2113にその振動を及ぼさないようにすることが可能である。
「第二実施形態」
図18乃至図44は第二実施形態を示す。本実施形態では、第一実施形態と同様に、上皿17に設けられている操作ユニット9に特徴的な構成を有するため、以下、その特徴部分に重点を置いて説明する。なお、その他の構成、例えば、遊技盤、導光板、表示装置、裏箱などにあっては特に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で種々の構成を採用することが可能である。また、導光板や裏箱を採用しないとすることも可能である。なお、後述する第三実施形態乃至第五実施形態の構成を採用することが可能であることはいうまでもない。
<操作ユニットの概略構成>
本実施形態の操作ユニット9は、第一実施形態と同様に、遊技者が操作可能な操作手段としての操作部材2000を有しており、当該操作部材2000を操作することで、遊技者が直接遊技に参加して液晶ディスプレイなどの表示装置(演出装置)2281に表示される演出画像を変化させることを可能としている。表示装置2281は、LCDに限らず、例えばCRT(Cathorde Ray Tube)を含むブラウン管、ドットLED(Light Emitting Diode)、セグメントLED、EL(Electronic Luminescent)、プラズマ等からなるものであっても良く特に限定されるものではない。また、本実施形態において表示装置には、図示しないバックライトを有しており、バックライトの発光により、液晶の表示領域を発光表示可能にしている。
操作ユニット9は、頂面2191側の少なくとも一部に透光性を有する第1部分を備え、遊技者が操作可能な操作部材(ボタンカバー2197、ボタンベース2209)2000と、前記操作部材2000を第1位置(例えば図24(a)に示す押下前位置)から第2位置(例えば図24(b)に示す押下後位置)へと変位可能に支持する支持部材(ユニットベース)2241と、前記操作部材2000が、第2位置に位置したときに、操作部材2000の少なくとも一部が接触可能な接触領域2267を有する台座部材(ホルダ)2259と、前記台座部材2259に備えられ、前記操作部材2000の少なくとも一部が前記接触領域2267に当接した際に、前記操作部材2000に振動を付与することが可能な振動手段2269と、前記操作部材2000の第1部分の背面側に配され、所定の演出画像を前記第1部分側に向けて表示可能な表示領域2283を有する表示装置(LCD)2281と、前記第1部分側から前記表示領域2283を視認した際に、前記表示領域2283が視認困難となる変位前位置(第1特定位置)と、視認容易となる変位後位置(第2特定位置)とに変位可能な可動演出部品(シャッタ)2291と、前記可動演出部品2291を前記変位前位置又は前記変位後位置に変位させることが可能な駆動手段(シャッタ駆動機構)2307とで構成されている。なお、本実施形態では、シャッタ2291が閉じている状態である第1特定位置を変位前位置、シャッタ2291が開いている状態である第2特定位置を変位後位置としているが、変位前位置を第2特定位置(シャッタ2291が開いている状態)、変位後位置を第1特定位置(シャッタ2291が閉じている状態)とすることも可能である。
操作部材2000は、本実施形態では、別体に成形されてネジ止めにより一体化されるボタンカバー2197とボタンベース2209で構成されている。なお、本実施形態ではボタンカバー2197とボタンベース2209とが別体で成形されているものをもって説明するが、ボタンカバー2197とボタンベース2209は一体成形されるものであってもよく、本発明の範囲内で適宜選択採用可能である。
ボタンカバー2197は、ドーム状の頂面2191(押圧面)の少なくとも一部に透光性を有する第1部分を備え、かつ底面を開放した中空円筒状に形成される押圧部2199と、押圧部2199の下端縁から水平方向に突設してなるフランジ部2203を有し、フランジ部2203の所定箇所にはボタンベース2209と着脱可能に連結される連結片部2205と、装飾部材2223から鉛直方向に突設される連結部2227を挿通し、第1位置(押下前位置)2009と第2位置(押下後位置)2011との間を鉛直方向に移動する際のガイド部として機能する切欠き部2207とを備えている。
ボタンカバー2197は、少なくとも一部に透光性を有する第1部分を備え、かつ遊技者による繰り返しの押下(押圧)操作に耐え得る強度的にも優れている材質を選択するのが好ましく、例えばポリカーボネート、アクリル樹脂などが想定される。なお、本実施形態では、ボタンカバー2197全体を透光性を有する合成樹脂材で形成して第1部分として機能している。ボタンカバー2197は、本実施形態では全体が透光性を有する合成樹脂材によって成形されているが、後述する演出部材による演出を表現し得る透光性を有する第1部分を少なくとも有していればよく、実施の形態に応じて適宜設計変更可能である。
ボタンベース2209は、前記ボタンカバー2197の連結片部2205と対向する上端の所定箇所に連結受け部2213を備えてなる中空の第一筒部2211と、第一筒部2211よりも小径で、第一筒部2211と連続した中空に一体成形される第二筒部2219で形成されており、第一筒部2211の上方と第二筒部2219の下方のいずれもが開放されて上下開放状に連通している。図中2221はコイルバネで、前記第二筒部2219の外周に備えられており、操作部材(ボタンベース2209)2000の第1位置と第2位置との間の鉛直方向の変位によって後述する台座部材(ホルダの内面)2259との間で伸縮作動する(図24参照)。
本実施形態では、第一筒部2211の上端の相対向する位置からそれぞれ鉛直方向に一体に立ち上げられた左右の立上げ面部2215と、立上げ面部2215から水平方向で外方に連続して設けられた連結面部2217とで左右一対の連結受け部2213が形成されている。
第一筒部2211の内面には、鉛直方向にわたって所定長さを持って突設されている略矩形板状の検出片部2279が一体に備えられており、後述するシャッタ駆動機構2307に備えた押下検出センサ2277によって、操作部材2000の鉛直方向の変位移動が検出可能である(図27参照)。
装飾部材2223は、操作部材2000を構成するボタンカバー2197の円筒状の押圧部2199が挿通移動可能なように、前記押圧部2199の外径R3よりも大径の内径R1を有する第1開口部2225を頂面に有して略円環ドーム状に形成されており、その表面側には所定の装飾が施されている。また、本実施形態では装飾性を向上させるために装飾部材2223の表面側にメッキ処理を施すものとしている。さらに本実施形態では、装飾部材2223の裏面側から鉛直方向に突設される複数本の連結部2227を備えており、連結部2227を介して支持部材(ユニットベース)2241と着脱可能に連結されている。
前記装飾部材2223の背面側には、表示装置2281の表示領域2283を表示可能な開口領域を頂面に備えて略円環ドーム状に形成した本体部2231と、本体の周囲に一体に突設してなるフランジ部2233とで構成されたLCDカバー2229を配設している。
LCDカバー2229は、前記本体部2231が、前記ボタンカバー2197の押圧部2199の内径よりも小径に形成されて前記押圧部2199内に位置するとともに、フランジ部2233が、支持部材(ユニットベース)2241のフランジ部2245上に配されるとともに着脱可能に連結されている。また、本体部2231は上面に円弧状に透光性部分(図示省略)を設けており、本体部2231の内面には、前記透光性部分を発光表示するための所定形状の電飾基板2237を一体に備えている。
また、フランジ部2233には、相対向する位置に周方向で所定領域にわたって切り欠かれている左右の切欠き逃げ部2235が形成されている。この左右の切欠き逃げ部2235は、ボタンベース2209の左右の立上げ面部2215がそれぞれ切欠き逃げ部2235内に挿入されるとともに、フランジ部2203の上方に突出状に位置するものであって、それぞれの立上げ面部2215の先端に備えられている連結受け部2213にボタンカバー2197の連結片部2205を一体に取り付けた状態で鉛直方向に移動する操作部材2000がLCDカバー2229に干渉しないように機能している。この切欠き逃げ部2235が存在していることによって、LCDカバー2229を介して操作部材2000内に宙吊り状に備えられている演出部品には、操作部材2000の移動動作による影響を受けないこととなる。
電飾基板2237は、LCDカバー2229の内面に備えられ、基板の前面側の所定位置に所定のLED(発光手段)2239を配して構成されている。電飾基板2237は、特に本実施形態において限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で適宜周知形態を選択可能である。
支持部材2241は、本実施形態では、前記操作部材2000を変位可能に支持するユニットベースであって、ユニットベース2241は、前記ボタンベース2209全体を収容可能な中空筒状に形成されており、前記ボタンベース2209の第一筒部2211が位置する第一大径筒部2243と、第二筒部2219が位置する第二大径筒部2251が一体成形されている。なお、本実施形態では、第一大径筒部2243の上方及び第二大径筒部2251の下方がそれぞれ開放されて上下開放状に連通している。
第一大径筒部2243の上端には、周方向に所定範囲で連続したフランジ2245が形成されており、フランジ2245には、前記装飾部材2223とLCDカバー2229を着脱自在にネジ止め固定する固定孔部2247が備えられている。また、本実施形態では、第一大径筒部2243の上端の所定位置に、例えば演出に登場するキャラクタを選択する際などに使用される演出ボタン機構2249を配設している。演出ボタン機構2249の構成及び作用効果は特に本実施形態では限定されない。
第二大径筒部2251は、第一大径筒部2243よりも小径に形成されており、その下端に台座部材(ホルダ)2259を着脱可能に取り付けている。また、第二大径筒部2251の下端縁には、所定位置に突起部2257を備え、突起部2257には後述する振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2255を備えている。
台座部材(ホルダ)2259は、底部を備えた有底円筒部2261と、有底円筒部2261の周囲に備えたフランジ部2263とを有し、外底面には振動手段(振動モータ)2269を備えており、前記操作部材2000が、第2位置に位置したときに、操作部材2000の下端(第二筒部2219の下端)が接触可能な接触領域2267を円筒部2261の近傍のフランジ部2263に有している。
円筒部2261は、前記支持部材(ユニットベース)2241の下端内径よりも小径な外径を有し、かつ前記操作部材2000の下端、すなわち、ボタンベース2209の下端外径よりも大径で、前記ボタンベース2209の下端を円筒部2261内で鉛直方向に移動可能に収容している。台座部材(ホルダ)2259は、フランジ部2263の所定位置に3箇所の嵌合係止片2265を備えている。
本実施形態では、前記支持部材2241と台座部材2259は、振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2255を介して取り付けられている。振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2255は、ゴム材などの弾性材をもって中空の円筒状に形成されるとともに、その筒長さ方向の略中央外周面に周方向に連続した第二嵌合係止溝部2257が形成されている。
従って、支持部材(ユニットベース)2241の下端面から突設した3個の突起部2257に、振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2255を嵌合して配設するとともに、台座部材(ホルダ)2259の嵌合係止片2265を、振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2255の外周に設けた第二嵌合係止溝部2257に嵌合させて係止する。これにより、台座部材(ホルダ)2259は、支持部材(ユニットベース)2241に対し、振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2255を介して一体的に連結される。
振動手段2269は、所定の振動モータ2273がモータカバー2275を介して台座部材(ホルダ)2259の裏面に取付固定されており、前記操作部材2000の下端(ボタンベース2209の下端)が、前記台座部材(ホルダ)2259表面の接触領域2267に当接した際に、前記操作部材2000に振動を付与することが可能である。
本実施形態によれば、操作部材2000を遊技者が押下操作し、操作部材2000が第2位置に到達し、操作部材2000の下端(ボタンベース2209の下端)が、前記台座部材(ホルダ)2259表面の接触領域2267に当接すると、振動モータ2273からの振動が操作部材2000に付与され、遊技者に対して振動による演出が実行可能である(図24(b)参照)。さらに、操作部材2000に振動が付与されたとしても、支持部材(ユニットベース)2241と台座部材(ホルダ)2259は、台座部材2259の嵌合係止片2265で振動伝達防止部材(防振ブッシュ)2255を介して連結されているだけで、支持部材(ユニットベース)2241のそれ以外の部位と台座部材(ホルダ)2259とは非接触状態(図19及び図24に示すように隙間G1が形成されている状態)であるため、支持部材(ユニットベース)2241への振動伝達が防止され、表示装置2281や可動演出部品2291への悪影響を及ぼす虞を極力なくすことができる。
操作部材2000内には、ユニット化された所定の演出部品(表示装置2281、可動演出部品2291、駆動手段2307)が、機構ベース2285を介して支持部材(ユニットベース)2241に保持されることによって、略宙吊り状に収容されている。
また、本実施形態では、駆動手段(シャッタ駆動機構)2307における他方の支持プレート(ギア群が備えられていない側のプレート)2309に、押下検出センサ2277を備えている(図22、図24及び図27参照)。すなわち、押下検出センサ2277は、操作部材2000を構成するボタンベース2209の第一筒部2211の内面方向に向けて、検出領域2280を対向させて配設されるフォトセンサが想定できる。したがって、操作部材2000が第1位置(押下前位置)2009と第2位置(押下後位置)2011との間を変位するときに、操作部材2000側に備えた検出片部2279がシャッタ駆動機構2307側に備えた押下検出センサ2277の検出領域2280内を出入りすることで、操作部材2000の変位移動を検出している。なお、本実施形態では、押下検出センサ2277により検出片部2279を検出している状態(検出片部2279が検出領域2280に位置している状態)が操作部材2000の非操作時(図24(a)に示す非押下作動時)とし、押下検出センサ2277により検出片部2279を検出していない状態(検出片部2279が検出領域2280から外れている状態)が操作部材2000の操作時(図24(b)に示す非押下作動時)としている。
表示装置(LCD)2281は、本実施形態では、前記操作部材2000を構成するボタンベース2209の第一筒部2211内に収容可能な大きさの矩形状に形成されているものであり、前記操作部材2000の押圧部(第1部分)2199の背面側に配され、所定の演出画像を前記押圧部(第1部分)2199側に向けて表示可能な表示領域2283を有している。そして、支持部材(ユニットベース)2241の上端のフランジ部2245に着脱可能に固定される機構ベース2285の表面側に、液晶ドライブ基板2287、LCDブラケット2289、表示装置(LCD)2281の順で、表示装置(LCD)2281の表示領域2283を前記押圧部2199方向に向けて配設している。本実施形態の表示装置(LCD)2281は、可動演出部品(シャッタ)2291が変位後位置(開放状態の位置)である場合に限らず、変位前位置(閉じている状態の位置)に位置する場合であっても、前記表示領域2283に所定の画像を表示することが可能である。
可動演出部品2291は、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295からなり、前記押圧部(第1部分)2199側から前記表示領域2283を視認した際に、前記表示領域2283が視認困難となる変位前位置(閉じている状態の位置)と、視認容易となる変位後位置(開放状態の位置)とに変位可能に駆動手段2307によって開閉可能に構成されている。
第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295は、それぞれ対称に形成されているため、ここでは第1のシャッタ部2293について説明をする。第1のシャッタ部2293は、回転軸2297を内嵌めする軸嵌合部2299と、軸嵌合部2299から一体に連設される内側部材2301と、湾曲状に形成され、前記内側部材2301の端縁と一体にネジ止め固定される外側部材2303とで、略C字形状に構成されている。少なくとも外側部材2303は、変位前位置(閉じた状態の位置)に位置したときに、LCDカバー2229の開口領域を塞ぐ程度の大きさに形成されている。
また、本実施形態の可動演出部品(シャッタ)2291には、所定の領域に透光性を有する透光性領域2305を有している。なお、可動演出部品(シャッタ)2291は、表面と側面のみメッキ蒸着をしており、そして表面の所定領域のみのメッキを剥離して透光性領域2305を形成している。メッキを施す部分(メッキ蒸着部分)は、本実施形態に限定されるものではなく、可動演出部品(シャッタ)2291の裏面に施してもよい。また、可動演出部品(シャッタ)2291の全てにメッキ加工することで、透光性領域を形成しないようにしてもよい。なお、可動演出部品(シャッタ)2291の配設数は特に限定して解釈されるものではなく、仕様に応じて適宜設計変更可能である。また、可動演出部品(シャッタ)2291の形状なども任意である。さらに、装飾は必要に応じて任意に施すことが可能である。また、駆動機構を複数備え、各可動演出部品(シャッタ)2291をそれぞれ個別に動作可能に構成することも可能で本発明の範囲内で設計変更可能である。
なお、特に限定解釈されるものではないが、例えば、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295を閉じた状態(変位前位置)とした際に、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295に施された透光性領域2305によって「PUSH」の文字などが形成されている場合には、前記表示装置(LCD)2281からの発光は、この「PUSH」の文字部分から押圧部2199方向に向けて照射されることとなる。このように、「PUSH」の文字部分から光が照射されるため、「PUSH」の文字部分を強調して発光表示させることにより遊技者に対して操作部材2000の押下操作を促すことができる(図23参照)。なお、透光性領域2305である「PUSH」の文字部分は、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295のいずれか一方にのみ設けることも可能である。また、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295の配設状態、すなわち開閉方向は、例えば、遊技者側から遊技機側に向けて第1のシャッタ部2293、第2のシャッタ部2295と配されるものとし、第1のシャッタ部2293に透光性領域2305である「PUSH」の文字部分を設けることも可能である。
前記表示装置(LCD)2281は、可動演出部品(シャッタ)2291が変位前位置(閉じている位置)に位置する場合であっても、前記表示領域2283に所定の画像を表示することが可能であるため、前記可動演出部品2291が、変位前位置に位置するときに、前記表示領域2283に所定の画像が表示されることで、可動演出部品(シャッタ)2291に備えられている透光性領域2305が発光表示される。可動演出部品2291には透光性領域2305を有しており、可動演出部品2291が、表示装置2281を視認困難とする変位前位置に位置している場合であっても、背面側の表示装置2281からの光が透過可能であるため、表示手段からの演出を反映させることができ演出効果が向上する。
駆動手段(シャッタ駆動機構)2307は、前記可動演出部品2291である第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295を、前記変位前位置(閉じた状態の位置)又は前記変位後位置(開放した状態の位置)に変位させることが可能な駆動機構であって、例えば本実施形態では、支持部材(ユニットベース)2241の上端のフランジ2245に着脱可能に固定される機構ベース2285の裏面側に配設している。
駆動手段(シャッタ駆動機構)2307は、前後方向で所定の間隔をあけて対向配設した一対の支持プレート2309,2309と、一対の支持プレート2309,2309を所定の間隔に保持する底板部2311とを有し、底板部2311の内面側にシャッタ駆動用モータ2312を配設するとともに、シャッタ駆動用モータ2312に備えられるモータ軸2315を一方の支持プレート2309に突出状に備えている。
そして、そのモータ軸2315の突出端に連結ギア2317を備え、支持プレート2309における前記連結ギア2317の配設位置よりも上方位置に、第1のシャッタ部2293における回転軸2297と第2のシャッタ部2295における回転軸2297を前記対向する一対の支持プレート2309,2309間にわたってそれぞれ左右方向に回転可能な状態で架け渡して並設し、前記連結ギア2317が備えられている一方の支持プレート2309側に突出する回転軸2297の一端に回転作動ギア2321をそれぞれ備えている。そして、この2つの回転作動ギア2321は互いに噛合されている。また、本実施形態では、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295を、前記変位前位置(閉じた状態の位置)又は前記変位後位置(開放した状態の位置)に変位させるべく回転動作する2本の回転軸2297が、底板部2311の両端側から一体に立ち上げ形成された一対の支持プレート2309,2309の相対向する面部にわたり、前記底板部2311と鉛直方向の反対側で水平方向に所定の間隔をあけて並設するようにして支持されているため、例えば、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295の開閉作動により回転軸2297にねじれの力が作用したとしても、影響を受け難く強度的にも優れたユニット形態となっている。
そして、前記連結ギア2317と回転作動ギア2321との間に備えられ、シャッタ駆動用モータ2312からの回転動作を連結ギア2317から回転作動ギア2321へと伝達する中間ギア2323を、前記連結ギア2317と回転ギアが備えられている一方の支持プレート2309側に突出して備えられている。
また本実施形態では、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295の開閉動作を検出する検出機構2325を備えている(図26参照)。例えばその一実施形態を図に基づいて説明すると、変位前位置(閉じている状態の位置)に位置している状態で、第1のシャッタ部2293の軸嵌合部2299における外面に鉛直方向で下方に向けて突出した検出片部2327を備え、その状態における検出片部2327が検出領域2331に位置するように、前記検出片部2327の下方の底板部2311上に開閉検出センサ(フォトセンサ)2329を備えている(図26(a)参照)。従って、検出片部2327が開閉検出センサ2329の検出領域2331内に位置しているときは、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295が変位前位置(閉じている状態の位置)に位置していることを検出し、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295が変位後位置(開放状態の位置)に変位したときは、第1のシャッタ部2293の回転作動に伴って検出片部2327が回転作動して開閉検出センサ2329の検出領域2331から外れるため、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295が変位後位置(開放状態位置)に変位したことを検出する(図26(b)参照)。
本実施形態によれば、操作部材2000の押圧部(第1部分)2199側から表示装置2281の表示領域2283を視認した際に、前記表示領域2283が視認困難となる変位前位置と、視認容易となる変位後位置とに変位可能な第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295を備えているため、それぞれのシャッタ部が変位した位置によってその背面側に配されている表示装置2281の見え方が異なり、様々かつ斬新な演出を実行することが可能となる。よって、遊技の演出効果を高めることが可能となり、遊技の興趣向上が図れる。また、操作部材2000において、シャッタ部の対応する領域毎にタッチセンサを設け、当該タッチセンサによって検出された領域に対応するシャッタ部を開放状態又は閉鎖状態にするようにしてもよい。
<操作ユニットの動作説明>
ここで、本実施形態で採用されている操作ユニット9の動作説明をする。
まず、通常遊技状態では、操作ユニット9の表示装置(LCD)2281は発光表示しておらず、かつ可動演出部品2291の第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295も変位前位置(閉じた状態の位置)となっており、シャッタ間には開放領域が形成されていない(図19、図25(b)、図26(a)参照)。
そして、遊技中において、所定の演出実行状態となったとき、例えば主制御基板からのコマンドに基づき液晶ドライブ基板2287によって表示装置(LCD)2281が発光表示され、閉じた状態(変位前位置)とした第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295に施された「PUSH」の文字(透光性領域2305)から押圧部2199方向に向けて「PUSH」の文字部分を強調して発光表示させることができる。これによって遊技者に対して操作部材2000の押下操作を促す(催促する)ことができる(図23参照)。
遊技者の操作部材2000に対する押下操作によって、操作部材2000が弾性部材(コイルスプリング)の弾性に抗して鉛直方向で下方(第2位置)に押下げられる(図24(b))。遊技者の押圧部2199への押下操作が解消されると、弾性部材(コイルスプリング)の弾性によって操作部材2000は第1位置へと戻される(図24(a))。また、操作部材2000が第2位置に変位したとき、操作部材2000の下端が台座部材(ホルダ)2259の接触領域2267に当接すると、台座部材(ホルダ)2259の裏面側に配設されている振動手段2269の振動モータ2273からの振動が操作部材2000に伝達されて、遊技者にはその振動による演出が付与される(図24(b))。
そして次に、操作部材2000の押下操作によって所定の演出実行状態となった場合、例えば主制御基板からのコマンドに基づき液晶ドライブ基板2287によってシャッタ駆動機構のシャッタ駆動用モータ2312に通電信号が送られ、連結ギア2317を所定方向に回転作動させる。この連結ギア2317の回転作動によって、中間ギア2323を介してその回転動作が第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295のそれぞれに備えられている回転ギアに伝達され、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295が変位前位置(閉じた状態の位置、図19参照)から変位後位置(開放状態位置、図20参照)へと変位作動する。
従って、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295が変位後位置(開放状態位置)に位置することによって、その下位に位置している表示装置(LCD)2281が視認可能になり、表示装置(LCD)2281からの発光が押圧部2199方向に向けて照射可能となる(図20、図25(a)、図26(b))。また、表示装置(LCD)2281によって単なる発光演出ではなく、キャラクタなどによる様々な演出を付与することが可能となり、遊技者の興趣の向上が図れる。
そして、所定の演出実行状態が終了した後、シャッタ駆動用モータ2312への逆方向への回転指示が与えられると、連結ギア2317が逆方向への回転を始め、その回転作動を受けた中間ギア2323によってそれぞれの回転ギアに逆方向への回転作動が伝達される。これにより、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295が変位前位置(閉じた状態の位置)へと戻り、下位の表示装置(LCD)2281を覆い隠す。また、LCDによる画像表示、振動手段による振動、シャッタの開閉駆動については、所定のタイミングで全て同時に行なってよいし、何れか一つ又は二つを選択して行なってもよいし、様々な態様で演出を行なうようにしてもよい。
<その他の実施形態1>
本実施形態の可動演出部品(シャッタ)2291及び表示装置(LCD)2281は、次のように構成することも可能であり、本実施形態の他の実施の一形態として採用可能である(図28乃至図31参照)。
その他の実施形態1では、可動演出部品2291である第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295がそれぞれ別々に開閉駆動可能に構成されており、例えば、図28では、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295にそれぞれ「PUSH」の文字(透光性領域2305)が施されており(図28(a)参照)、鉛直方向で下方に配されている表示装置2281が発光表示することにより、「PUSH」の文字が発光表示され、遊技者が操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作したとき、第2のシャッタ部2295のみが変位前位置から変位後位置に変位するとともに、その第2のシャッタ部2295が変位後位置に退避して開放された表示装置2281の第2表示領域2336には、所定のキャラクタ(男子画像)が表示され、第1のシャッタ部2293は変位前位置のまま変位していない(図28(b)参照)。
そして、さらに、第1のシャッタ部2293の「PUSH」の文字が再度発光表示され、遊技者が操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作したとき、第1のシャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位(退避)して表示装置2281の第1表示領域2334が開放される。このとき、第2表示領域2336には前記と同様そのまま所定のキャラクタ(男子画像)のキャラクタが表示され、第1表示領域2334には新たなキャラクタ(女子画像)が表示されて演出するものとする(図28(c)参照)。
また、第1の表示領域2334が開放されたときに、第2の表示領域2336に表示されていた所定のキャラクタ(男子画像)が拡大表示されるものとしても良い(図28(d)参照)。
さらに、本実施形態において、つぎのような制御機構を採用することも望ましい。
例えば、図28(a)では、所定の演出の実行中における第1の操作有効期間(第1の期間)内の状態を図示しており、「PUSH」の文字(透光性領域2305)は、第1の操作有効期間である所定時間内だけ発光表示している(例えば、7秒間継続して発光表示する。)。そして、この第1の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出(本実施形態にあっては、押下検出センサ2277による検出片部2279が検出領域2280から外れた非検出状態を検出)されると、第2シャッタ部2295が変位前位置から変位後位置に変位する(図28(b)の状態に変位する。)。なお、押下操作の検出機構は特に本実施形態に限定解釈されるものではなく、例えば検出片部2279が検出領域2280に挿入されたことを検出したときに押下操作されたことを検出するものであってもよく、周知のセンサ機構が適用可能である。
また、第1の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されない場合には、第2シャッタ部2295の変位動作は行われず(図28(b)の状態とはならない。)、「PUSH」の文字の発光表示も終了し、所定の演出が終了するものとする。なお、操作部材2000の押下操作が検出されない場合であっても、第1の操作有効期間の終了と同時に強制的に第2シャッタ部2295を変位(図28(b)のように開放)させるように構成しても良い。また、本実施形態では、第1の操作有効期間中に、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295の双方の「PUSH」の文字(透光性領域2305)が発光表示される形態を図示採用しているが、シャッタ部が変位(開放)する方の「PUSH」の文字(透光性領域2305)のみを発光表示させるように構成してもよい。
そして、図28(b)では、所定の演出の実行中における第2の操作有効期間(第2の期間)内の状態を図示しており、第1シャッタ部2293の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は、第2の操作有効期間である所定時間内だけ発光表示している(例えば、5秒間継続して発光表示する。)。なお、このとき、先に開放されている第2シャッタ部2295の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。そして、この第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されると、第1シャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位(開放)する(図28(c)の状態に変位する。)。
また、第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されない場合には、図28(c)の状態には変位せず、第2シャッタ部2295が変位後位置から変位前位置に戻り、すなわち図28(a)の状態となるとともに、「PUSH」の文字の発光表示も終了し、所定の演出が終了するものとする。なお、操作部材2000の押下操作が検出されない場合であっても、第2の操作有効期間の終了と同時に、図28(b)の状態から、強制的に第1シャッタ部2293を変位(図28(c)のように開放)させるように構成しても良い。
図28(c)では、所定の演出の実行中における演出実行期間(第3の期間)内の状態を図示しており、第3の期間(例えば、4秒)の終了と同時に所定の演出が終了する。所定の演出が終了すると、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295が図28(a)に示す状態に戻る。このとき「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。なお、この第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合には、強制的に所定の演出を終了させ、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295を変位後位置から変位前位置に変位させる(図28(a)の状態に戻す。)ようにしてもよい。
また、第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合、遊技者にとって有利な遊技状態(例えば後述の段落0225で説明する大当たり遊技状態等)へ移行することが確定している場合には、そのまま図28(c)の演出を続行し、ハズレ(例えば後述の段落0225で説明するハズレ態様等)の可能性が高い場合には図28(d)の演出表示に変更させるように構成することも可能であり、遊技者はその変更の意外性に興趣を向上させることとなる。さらに、第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合において、次に大当たり遊技状態へ移行する場合には、図28(c)の演出画像を表示するようにし、ハズレの可能性がある場合には図28(d)の演出画像を表示するようにすることも可能である。なお、詳細については段落0225で説明するが、大当たり遊技状態へ移行する場合、及びハズレの場合の何れにおいても、図柄表示装置において所定期間図柄が変動表示した後に所定の態様で停止表示するようになっている(大当たり遊技状態へ移行する場合は、大当たり態様、ハズレの場合はハズレ態様で表示される。)。そして、上述の所定の演出とは、図柄変動表示装置において図柄が変動表示している間に実行される演出のことである。
なお、上述した第1の操作有効期間と第2の操作有効期間との間、第2の操作有効期間と第3の期間との間で所定のインターバル(例えば1秒程度)を持つものとする。上記説明した各期間は限定解釈されるものではなく、2つ以下の期間としてもよく、あるいは4つ以上の期間を設けるものとしてもよく本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
図29は、前記説明した図28の形態における他の例を示し、図28では第2のシャッタ部2295のみが先に変位前位置から変位後位置に退避したのに対し、図29では、図28(a)の状態で、所定の演出実行状態となり、遊技者が操作部材2000を押下操作したときに、まず、第1のシャッタ部2293のみが先に変位前位置から変位後位置に退避し、第一表示領域2334には所定のキャラクタ(女子画像)が表示される(図29(a))。そして、このとき第二のシャッタ部2295は変位していない。そして、さらに遊技者による操作部材2000に対する押下操作があると、第2のシャッタ部2295が変位するとともに、第二表示領域2336には所定のキャラクタ(男子図柄)が表示される(図29(b))。また図29(c)に示す態様も可能である。その他の構成及び作用効果は図1乃至図27に示す本実施形態及び上記図28に示す実施の形態と同様であってその説明を援用する。
また、図30と図31は、前記説明した図28と図29の形態における他の例を示し、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295が図28及び図29では横方向に並んでいたのに対し、図30及び図31では第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295が縦方向に並んでいる点で相違する。その他の構成及び作用効果は、上述した図1乃至図27に示す本実施形態及び上記図28及び図29に示す実施形態と同様であってその説明を援用する。
<その他の実施形態2>
本実施形態の可動演出部品(シャッタ)2291及び表示装置(LCD)2281は、次のように構成することも可能であり、本実施形態の他の実施の一形態として採用可能である(図32乃至図35参照)。
例えば、可動演出部品2291は、本実施形態では、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295で4個のシャッタ部を分割構成している。そして、それぞれのシャッタ部が別々に開閉駆動可能に構成されているとともに、それぞれのシャッタ部に「PUSH」の文字(透光性領域2305)が施されている(図32参照)。
例えば図32及び図33(a)に示す実施形態では、図面に向って右上の領域が第1のシャッタ部2293であって、その他の3つの領域が第2のシャッタ部2295である形態を図示し、それぞれのシャッタ部には「PUSH」の文字(透光性領域2305)が施されており(図32参照)、表示装置2281が発光表示することによってこのそれぞれの「PUSH」の文字が発光表示されるため、これにより操作部材2000の押下操作を催促する。そして、「PUSH」の文字が発光表示されているときに、操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作したとき、3つの第2のシャッタ部2295がそれぞれ変位前位置から変位後位置に変位(退避)する。そして、それぞれのシャッタ部が変位後位置に退避して開放された表示装置2281の図面に向って左上と左下の第2表示領域2336,2336には、所定のキャラクタ(男子画像)が拡大表示され、右下の第2表示領域2336には、所定のキャラクタ(女子画像)が表示され、第1のシャッタ部2293は変位前位置のまま変位していない(図33(a)参照)。
そして、さらに、第1のシャッタ部2293の「PUSH」の文字が再度発光表示され、遊技者が操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作したとき、第1のシャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位する。これにより、全ての表示領域が開放され、左上と左下の第2表示領域2336には前記と同様そのまま所定のキャラクタ(男子画像)が表示されているが、右上の第1表示領域2334と右下の第2表示領域2336には、右下の第2表示領域2336に小さく表示されていたキャラクタ(女子画像)が拡大表示されて演出するものとしている(図33(d)参照)。
本実施形態においても図28の実施形態と同じく、つぎのような制御機構を採用することが望ましい。
例えば、図32では、所定の演出の実行中における第1の操作有効期間(第1の期間)内の状態を図示しており、「PUSH」の文字(透光性領域2305)は、第1の操作有効期間である所定時間内だけ発光表示している(例えば、本実施形態では4つの「PUSH」の文字(透光性領域2305)の全てが7秒間継続して発光表示する。)。そして、この第1の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されると、3つの第2シャッタ部2295が変位前位置から変位後位置に変位する(図33(a)の状態に変位する。)。
また、第1の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されない場合には、第2シャッタ部2295の変位動作は行われず(図33(a)の状態とはならない。)、「PUSH」の文字の発光表示も終了し、所定の演出が終了するものとする。なお、操作部材2000の押下操作が検出されない場合であっても、第1の操作有効期間の終了と同時に強制的に第2シャッタ部2295を変位(図33(a)のように開放)させるように構成しても良い。また、本実施形態では、第1の操作有効期間が継続した際に、1つの第1シャッタ部2293と、3つの第2シャッタ部2295の全ての「PUSH」の文字(透光性領域2305)が発光表示される形態を図示採用しているが、シャッタ部が変位(開放)する方の「PUSH」の文字(透光性領域2305)のみを発光表示させるように構成してもよい。
そして、図33(a)では、所定の演出の実行中における第2の操作有効期間(第2の期間)内の状態を図示しており、第1シャッタ部2293の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は、第2の操作有効期間である所定時間内だけ発光表示している(例えば、5秒間継続して発光表示する。)。なお、このとき、先に開放されている第2シャッタ部2295の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。そして、この第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出(押下検出センサ2277による検出片部2279の検出領域2280への通過検出)されると、第1シャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位(開放)する(図33(d)の状態に変位する。)。
また、第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されない場合には、図33(d)の状態には変位せず、第2シャッタ部2295が変位後位置から変位前位置に戻り、すなわち図32の状態となるとともに、「PUSH」の文字の発光表示も終了し、所定の演出が終了するものとする。なお、操作部材2000の押下操作が検出されない場合であっても、第2の操作有効期間の終了と同時に、図33(a)の状態から、強制的に第1シャッタ部2293を変位(図33(d)のように開放)させるように構成しても良い。
図33(d)では、所定の演出の実行中における演出実行期間(第3の期間)内の状態を図示しており、第3の期間(例えば、4秒)の終了と同時に所定の演出が終了する。所定の演出が終了すると、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295が図32に示す状態に戻る。このとき「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。なお、この第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合には、強制的に所定の演出を終了させ、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295を変位後位置から変位前位置に変位させる(図32の状態に戻す。)ようにしてもよい。
また、第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合、遊技者にとって有利な遊技状態(例えば大当たり遊技状態)へ移行することが確定している場合には、そのまま図33(d)の演出を続行し、ハズレの可能性が高い場合には別の演出表示に変更させるように構成することも可能であり、遊技者はその変更の意外性に興趣を向上させることとなる。
なお、上述した第1の操作有効期間と第2の操作有効期間との間、第2の操作有効期間と第3の期間との間で所定のインターバル(例えば1秒程度)を持つものとする。上記説明した各期間は限定解釈されるものではなく、2つ以下の期間としてもよく、あるいは4つ以上の期間を設けるものとしてもよく本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
図33(b)に示す実施の形態では、図面に向って左上と左下の領域が第1のシャッタ部2293であって、その他の2つの領域が第2のシャッタ部2295である形態を図示している。そして、それぞれのシャッタ部には「PUSH」の文字(透光性領域2305)が施されており(図32参照)、表示装置2281が発光表示することによってこのそれぞれの「PUSH」の文字が発光表示されるため、これにより操作部材2000の押下操作を催促する。また、本実施の形態にあっても所定の演出実行状態に移行する前の状態は図32に示す状態を援用する。なお、図32では、図に向って左上・左下及び右下を第2のシャッタ部2295として図示しているが、左上と左下を第1のシャッタ部2293に代えて以下説明する。すなわち、本実施の形態では、所定の演出実行状態となり、各シャッタ部(第1のシャッタ部2293、第2のシャッタ部2295)の「PUSH」の文字(透光性領域)が発光表示されているときに、操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作すると、図面に向って右上と右下の2つの第2のシャッタ部2295がそれぞれ変位前位置から変位後位置に変位(退避)する。そして、それぞれのシャッタ部が変位後位置に退避して開放された表示装置2281の図面に向って右上と右下の第2表示領域2336,2336には、所定のキャラクタ(男子画像)が拡大表示され、第1のシャッタ部2293は変位前位置のまま変位していない(図33(b)参照)。
そして、さらに、第1のシャッタ部2293,2293の「PUSH」の文字が再度発光表示され、遊技者が操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作したとき、左上の第1のシャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位する。これにより、左上の第1表示領域2334には、キャラクタ(女子画像)が表示されており、右上と右下の第2表示領域2336には、キャラクタ(男子画像)が表示されているものとしている(図33(e)参照)。また、遊技者が操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作したとき、図33(b)の状態から、左上と左下の第1のシャッタ部2293,2293が変位前位置から変位後位置に変位させてもよい。これにより、全ての表示領域が開放され、例えば、右上と右下の第2表示領域2336には、キャラクタ(女子画像)が拡大表示され、左上と左下の第1表示領域2334には、キャラクタ(男子画像)が表示されるようにしてもよい。すなわち、図33(d)の表示形態と同じ形態であって、図33(d)の図面に向って左上と左下に存している第2のシャッタ部2295を、本実施の形態の左上と左下に存する第1のシャッタ部2293に代えたと想定すれば同様の形態が提供可能である。また、図33(f)のようにシャッタ部が変位するとともに、表示形態を表示するものとしてもよい。なお、図33(f)では、左上の第1のシャッタ部2293が変位せず、左下の第1のシャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に退避して第1表示領域2334が開放されて新たなキャラクタ(女子画像)が表示される。
本実施形態においても図28・図33(a)の実施形態と同じく、つぎのような制御機構を採用することが望ましい。なお、第1の操作有効期間については図32の説明を援用する。
図33(b)では、所定の演出の実行中における第2の操作有効期間(第2の期間)内の状態を図示しており、第1シャッタ部2293の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は、第2の操作有効期間である所定時間内だけ発光表示している(例えば、5秒間継続して発光表示する。)。なお、このとき、先に開放されている第2シャッタ部2295の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。そして、この第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されると、例えば、左上の第1シャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位(開放)する(図33(e)の状態に変位する。)。
また、第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されない場合には、図33(e)の状態には変位せず、第2シャッタ部2295が変位後位置から変位前位置に戻り、すなわち図32の状態となるとともに、「PUSH」の文字の発光表示も終了し、所定の演出が終了するものとする。なお、操作部材2000の押下操作が検出されない場合であっても、第2の操作有効期間の終了と同時に、図33(b)の状態から、強制的に左上の第1シャッタ部2293を変位(図33(e)のように開放)させるように構成しても良い。
図33(e)では、所定の演出の実行中における演出実行期間(第3の期間)内の状態を図示しており、第3の期間(例えば、4秒)の終了と同時に所定の演出が終了する。所定の演出が終了すると、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295が図32に示す状態に戻る。このとき「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。なお、この第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合には、強制的に所定の演出を終了させ、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295を変位後位置から変位前位置に変位させる(図32の状態に戻す。)ようにしてもよい。
また、第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合、遊技者にとって有利な遊技状態(例えば大当たり遊技状態)へ移行することが確定している場合には、そのまま図33(e)の演出を続行し、ハズレの可能性が高い場合には別の演出表示に変更させるように構成することも可能であり、遊技者はその変更の意外性に興趣を向上させることとなる。本実施形態では、第3の期間を示す形態として図33(e)をもって説明したが、図33(d)や(f)の形態としてもよい。
なお、上述した第1の操作有効期間と第2の操作有効期間との間、第2の操作有効期間と第3の期間との間で所定のインターバル(例えば1秒程度)を持つものとする。上記説明した各期間は限定解釈されるものではなく、2つ以下の期間としてもよく、あるいは4つ以上の期間を設けるものとしてもよく本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
図33(c)に示す実施の形態では、図面に向って左上と右上の領域が第1のシャッタ部2293,2293であって、その他の2つの領域が第2のシャッタ部2295,2295である形態を図示している。そして、それぞれのシャッタ部には「PUSH」の文字(透光性領域2305)が施されており(図32参照)、表示装置2281が発光表示することによってこのそれぞれの「PUSH」の文字が発光表示されるため、これにより操作部材2000の押下操作を催促する。また、本実施の形態にあっても所定の演出実行状態に移行する前の状態は図32に示す状態を援用する。なお、図32では、図に向って右上のみを第1のシャッタ部2293とし、それ以外の3つの領域を第2のシャッタ部2295として図示しているが、左上と右上を第1のシャッタ部2293、左下と右下を第2のシャッタ部に代えて以下説明する。
すなわち、本実施の形態では、所定の演出実行状態となり、各シャッタ部(第1のシャッタ部2293、第2のシャッタ部2295)の「PUSH」の文字(透光性領域)が発光表示されているとき(図32の状態のとき)に、操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作すると、図面に向って左下と右下の2つの第2のシャッタ部2295がそれぞれ変位前位置から変位後位置に変位(退避)する。そして、それぞれのシャッタ部が変位後位置に退避して開放された表示装置2281の図面に向って左下と右下の第2表示領域2336,2336には、所定のキャラクタ(男子画像)が拡大表示され、第1のシャッタ部2293は変位前位置のまま変位していない(図33(b)参照)。そして、さらに第1のシャッタ部2293,2293の「PUSH」の文字が再度発光表示され、遊技者が操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作したとき、図33(c)における右上の第1のシャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位する。このとき、図33(c)における左下の第2表示領域2336には、新たなキャラクタ(女子画像)が表示されると共に、右上の第1表示領域2334及び右下の第2表示領域2336にはキャラクタ(男子画像)が拡大表示されている(すなわち、図33(f)の状態となる。)。なお、左下の第2の表示領域2336と右下の第2の表示領域2336は、図33(c)のまま男子画像のキャラクタが表示され、右上の第1表示領域2334に新たなキャラクタ(女子画像)が表示されるものとしてもよい(図33(g)参照)。また、遊技者が操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作したとき、左上の第1のシャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位させてもよい。このとき、左上の第1表示領域2334には、新たなキャラクタ(女子画像)が表示されると共に、左下と右下の第2表示領域2336には男子図画のキャラクタがそのまま拡大表示されている(図33(h)参照)。
本実施形態においても図28・図33(a)(b)の実施形態と同じく、つぎのような制御機構を採用することが望ましい。なお、第1の操作有効期間については図32の説明を援用する。
図33(c)では、所定の演出の実行中における第2の操作有効期間(第2の期間)内の状態を図示しており、第1シャッタ部2293の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は、第2の操作有効期間である所定時間内だけ発光表示している(例えば、5秒間継続して発光表示する。)。なお、このとき、先に開放されている第2シャッタ部2295の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。そして、この第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されると、例えば、左上の第1シャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位(開放)する(図33(g)の状態に変位する。)。
また、第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されない場合には、図33(g)の状態には変位せず、第2シャッタ部2295が変位後位置から変位前位置に戻り、すなわち図32の状態となるとともに、「PUSH」の文字の発光表示も終了し、所定の演出が終了するものとする。なお、操作部材2000の押下操作が検出されない場合であっても、第2の操作有効期間の終了と同時に、図33(c)の状態から、強制的に左上の第1シャッタ部2293を変位(図33(g)のように開放)させるように構成しても良い。
図33(g)では、所定の演出の実行中における演出実行期間(第3の期間)内の状態を図示しており、第3の期間(例えば、4秒)の終了と同時に所定の演出が終了する。所定の演出が終了すると、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295が図32に示す状態に戻る。このとき「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。なお、この第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合には、強制的に所定の演出を終了させ、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295を変位後位置から変位前位置に変位させる(図32の状態に戻す。)ようにしてもよい。
また、第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合、遊技者にとって有利な遊技状態(例えば大当たり遊技状態)へ移行することが確定している場合には、そのまま図33(g)の演出を続行し、ハズレの可能性が高い場合には別の演出表示に変更させるように構成することも可能であり、遊技者はその変更の意外性に興趣を向上させることとなる。本実施形態では、第3の期間を示す形態として図33(g)をもって説明したが、図33(f)や(h)の形態としてもよい。
なお、上述した第1の操作有効期間と第2の操作有効期間との間、第2の操作有効期間と第3の期間との間で所定のインターバル(例えば1秒程度)を持つものとする。上記説明した各期間は限定解釈されるものではなく、2つ以下の期間としてもよく、あるいは4つ以上の期間を設けるものとしてもよく本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
さらに、図34(a)は、図に向って左下と右上の領域に第1のシャッタ部2293を備え、左上と右下の領域に第2のシャッタ部2295が備えられている。左上と右下の第2のシャッタ部2295が変位前位置から変位後位置に退避して第2表示領域2336,2336が開放され、その二つの領域に異なったキャラクタの画像(男子画像と女子画像)がそれぞれ表示されるものとした実施の形態を示す。また、本実施の形態にあっても、所定の演出実行状態に移行する前の状態は図32に示す状態を援用する。なお、図32では、図に向って左上と左下に第2のシャッタ部2295として図示しているが、本実施の形態では、左下を第1のシャッタ部2293に代えて以下説明する。そして、遊技者が、第1のシャッタ部2293に発光表示される「PUSH」の文字に催促されて操作部材2000を押下操作すると、そして、その後、左下の第1のシャッタ部2293と右上の第1のシャッタ部2293のシャッタ部が変位後位置に変位して、全ての領域が開放されるとともに、その全領域に拡大された男子画像のキャラクタと女子画像のキャラクタが表示されるものとしている(図34(b)参照)。また、左下の第1のシャッタ部2293のみが変位前位置に残り、右上の第1のシャッタ部2293も変位後位置に退避し、右上の第1表示領域2334と右下の第2表示領域2336にわたって拡大された女子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図34(c)参照)。さらに、右上の第1のシャッタ部2293のみが変位前位置に残り、左下の第1のシャッタ部2293も変位後位置に退避し、左下の第1表示領域2334と左上の第2表示領域2336にわたって拡大された男子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図34(d)参照)。
本実施形態においても図28・図33の実施形態と同じく、つぎのような制御機構を採用することが望ましい。なお、第1の操作有効期間については図32の説明を援用する。なお、第1の操作有効期間については図32の説明を援用する。
図34(a)では、所定の演出の実行中における第2の操作有効期間(第2の期間)内の状態を図示しており、第1シャッタ部2293の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は、第2の操作有効期間である所定時間内だけ発光表示している(例えば、5秒間継続して発光表示する。)。なお、このとき、先に開放されている第2シャッタ部2295の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。そして、この第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されると、例えば、右上と左下のそれぞれの第1シャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位(開放)する(図34(b)の状態に変位する。)。
また、第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されない場合には、図34(b)の状態には変位せず、第2シャッタ部2295が変位後位置から変位前位置に戻り、すなわち図32の状態となるとともに、「PUSH」の文字の発光表示も終了し、所定の演出が終了するものとする。なお、操作部材2000の押下操作が検出されない場合であっても、第2の操作有効期間の終了と同時に、図34(a)の状態から、強制的に右上と左下のそれぞれの第1シャッタ部2293を変位(図34(b)のように開放)させるように構成しても良い。
図34(b)では、所定の演出の実行中における演出実行期間(第3の期間)内の状態を図示しており、第3の期間(例えば、4秒)の終了と同時に所定の演出が終了する。所定の演出が終了すると、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295が図32に示す状態に戻る。このとき「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。なお、この第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合には、強制的に所定の演出を終了させ、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295を変位後位置から変位前位置に変位させる(図32の状態に戻す。)ようにしてもよい。
また、第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合、遊技者にとって有利な遊技状態(例えば大当たり遊技状態)へ移行することが確定している場合には、そのまま図34(b)の演出を続行し、ハズレの可能性が高い場合には別の演出表示に変更させるように構成することも可能であり、遊技者はその変更の意外性に興趣を向上させることとなる。本実施形態では、第3の期間を示す形態として図34(b)をもって説明したが、図34(c)(d)の形態としてもよい。
なお、上述した第1の操作有効期間と第2の操作有効期間との間、第2の操作有効期間と第3の期間との間で所定のインターバル(例えば1秒程度)を持つものとする。上記説明した各期間は限定解釈されるものではなく、2つ以下の期間としてもよく、あるいは4つ以上の期間を設けるものとしてもよく本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
図35(a)では、左下、左上及び右上のそれぞれの領域に第1のシャッタ部2293が備えられ、右下の領域にのみ第2のシャッタ部2295が備えられている実施の形態を示す。また、本実施の形態にあっても、所定の演出実行状態に移行する前の状態は図32に示す状態を援用する。なお、図32では、図に向って左上と左下に第2のシャッタ部2295として図示しているが、本実施の形態では、左上と左下も第1のシャッタ部2293に代えて以下説明する。まず、右下の第2のシャッタ部2295のみが変位前位置から変位後位置に退避して第2表示領域2336に男子画像のキャラクタが表示されている。
そして、遊技者が、第1表示領域2334に表示された「PUSH」の画像に催促されて操作部材2000を押下操作すると、3つの第1のシャッタ部2293が変位後位置に退避して第1表示領域2334も開放される。そして、全ての表示領域が開放された状態で、表示領域には拡大された男子画像のキャラクタが拡大表示されるものとしている(図35(b)参照)。なお、図35(a)の状態の後、左下の第1のシャッタ部2293が変位後位置に退避して左下の第1表示領域2334も開放し、左下の第1表示領域2334と右下の第2表示領域2336にわたって男子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図35(c)参照)。また、図35(a)の状態の後、右上の第1のシャッタ部2293が変位後位置に退避して右上の第1表示領域2334も開放し、右上の第1表示領域2334と右下の第2表示領域2336にわたって男子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図35(d)参照)。また、図35(a)の状態の後、左上の第1のシャッタ部2293と右下の第2のシャッタ部2295が変位後位置に退避して左上の第1表示領域2334と右下の第2表示領域2336も開放し、新たに開放された第1表示領域2334に女子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図35(e)参照)。また、図35(a)の状態の後、左上と左下の第1のシャッタ部2293,2293と右下の第2のシャッタ部2295が変位後位置に退避して第1表示領域2334と第2表示領域2336も開放し、第1表示領域2334と第2表示領域2336にわたって女子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図35(f)参照)。同じく、図35(a)の状態の後、左上と左下の第1のシャッタ部2293,2293と右下の第2のシャッタ部2295が変位後位置に退避して第1表示領域2334と第2表示領域2336も開放し、左上の第1表示領域2334に女子画像のキャラクタを表示するとともに、左下の第1表示領域2334には右下の第2表示領域2336に表示されているキャラクタとは別の男子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図35(g)参照)。
本実施形態においても図28・図33・図34の実施形態と同じく、つぎのような制御機構を採用することが望ましい。なお、第1の操作有効期間については図32の説明を援用する。なお、第1の操作有効期間については図32の説明を援用する。
図35(a)では、所定の演出の実行中における第2の操作有効期間(第2の期間)内の状態を図示しており、第1シャッタ部2293の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は、第2の操作有効期間である所定時間内だけ発光表示している(例えば、5秒間継続して発光表示する。)。なお、このとき、先に開放されている第2シャッタ部2295の「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。そして、この第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されると、例えば、右上・左上及び左下のそれぞれの第1シャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位(開放)する(図35(b)の状態に変位する。)。
また、第2の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されない場合には、図35(b)の状態には変位せず、第2シャッタ部2295が変位後位置から変位前位置に戻り、すなわち図32の状態となるとともに、「PUSH」の文字の発光表示も終了し、所定の演出が終了するものとする。なお、操作部材2000の押下操作が検出されない場合であっても、第2の操作有効期間の終了と同時に、図35(a)の状態から、強制的に右上・左上及び左下のそれぞれの第1シャッタ部2293を変位(図35(b)のように開放)させるように構成しても良い。
図35(b)では、所定の演出の実行中における演出実行期間(第3の期間)内の状態を図示しており、第3の期間(例えば、4秒)の終了と同時に所定の演出が終了する。所定の演出が終了すると、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295が図32に示す状態に戻る。このとき「PUSH」の文字(透光性領域2305)は発光表示されない。なお、この第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合には、強制的に所定の演出を終了させ、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295を変位後位置から変位前位置に変位させる(図32の状態に戻す。)ようにしてもよい。
また、第3の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合、遊技者にとって有利な遊技状態(例えば大当たり遊技状態)へ移行することが確定している場合には、そのまま図35(b)の演出を続行し、ハズレの可能性が高い場合には別の演出表示に変更させるように構成することも可能であり、遊技者はその変更の意外性に興趣を向上させることとなる。本実施形態では、第3の期間を示す形態として図35(b)をもって説明したが、図35(c)−(g)の形態としてもよい。
なお、上述した第1の操作有効期間と第2の操作有効期間との間、第2の操作有効期間と第3の期間との間で所定のインターバル(例えば1秒程度)を持つものとする。上記説明した各期間は限定解釈されるものではなく、2つ以下の期間としてもよく、あるいは4つ以上の期間を設けるものとしてもよく本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
<その他の実施形態3>
本実施形態の表示装置(LCD)2281の表示領域は、次のように構成することも可能であり、本実施形態の他の実施の一形態として採用可能である(図36参照)。
前記表示装置(LCD)2281には、所定の演出画像を前記操作部材2000の第1部分(押圧部2199)側に向けて表示可能な第1表示領域2334と第2表示領域2336とを備え、第1表示領域2334には、遊技者の操作部材2000への操作を促す画像である操作催促画像(「PUSH」の文字や手の画像など)が表示可能で、第2表示領域2336には、前記操作催促画像とは異なるキャラクタ等の所定の演出画像(特定画像)が表示可能であり、操作部材2000を構成する押圧部(第1部分)2199は、前記第1表示領域2334の少なくとも一部、及び前記第2表示領域2336の少なくとも一部に重なって位置しているものとすることが可能である。なお、本実施形態では、第1表示領域2334には、操作催促画像とともに、第2表示領域2336と同じくキャラクタ等の所定の演出画像も表示可能としている。なお、操作催促画像は特に図示形態に限定解釈されるものではなく、押下操作を遊技者に対して催促可能な画像であればよい。また、操作催促画像は、例えば所定色(青、赤、黄など)の画像とし、例えば「PUSH」の文字が様々な色で表示されるようにしてもよい。また、「PUSH」の文字の態様も1種類に限らず、様々な態様で表示することができる。
従って、本件のその他の実施形態3によれば、例えば、図示省略しているが、所定の演出実行状態となったとき、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295が、変位前位置から変位後位置に変位(開放)し、第1表示領域2334に操作催促画像(「PUSH」の文字や手の画像など)が表示され、第2表示領域2336に、キャラクタ等の所定の演出画像(特定画像)が表示される。
すなわち、本件のその他の実施形態3によれば、表示装置(LCD)2281において遊技者の操作部材2000への操作を促す(案内する)演出画像(操作催促画像)を表示する領域と、キャラクタなどの演出画像を表示する領域とを区分けして表示することができる。また、通常時には表示装置(LCD)2281には全く表示されていない状態である(図36(a)参照)。なお、通常時に所定の画像を表示するものであってもよい。そして、表示装置(LCD)2281に通電されると、第1表示領域2334に操作催促画像(前記「PUSH」の文字や手の画像など)を表示するとともに、第2表示領域2336にはキャラクタ等の所定の演出画像を表示することとなる(図36(b)参照)。従って、操作領域(操作部材2000の押下操作領域)を強調することができるとともに、第2表示領域2336に表示されるキャラクタなどの演出画像を、操作する際の遊技者の手によって覆い隠してしまうこともなくなり、見せたい演出画像を遊技者に視認容易に提供することができる。また、操作を促す演出画像(操作催促画像)を、操作部材2000の押圧部(第1部分)2199を介して視認しつつ操作部材2000を操作し得るため、遊技者自身が操作している(押圧部2199を押している)実感を強く与えることができ、遊技の興趣が向上する。また、操作催促画像と所定の演出画像との位置関係やそれぞれの占める領域関係などは特に限定解釈されるものではなく本発明の範囲内で設計変更可能である。さらに、操作催促画像と所定の演出画像のうち、何れか一方又は双方について複数表示されるようにしてもよい。なお、所定の演出画像の略全体を視認できるのであれば、操作催促画像と所定の演出画像とが鉛直方向で重なって表示されるものであってもよい。
また、第1表示領域2334を押下操作した後に、第1示領域2334又は第1表示領域2334と第2表示領域2336の画像が変化するものとしてもよく適宜設計変更可能である(図36(c)(d)参照)。
なお、上述した本件のその他の実施形態3の構成を採用する場合、可動演出部品(シャッタ)2291を備えないものとすることも可能である。
<その他の実施形態4>
本実施形態の可動演出部品(シャッタ)2291及び表示装置(LCD)2281は、次のように構成することも可能であり、本実施形態の他の実施の一形態として採用可能である(図37参照)。
可動演出部品(シャッタ)2291は、複数個に分割されて構成されるとともに、第1表示領域2334と第2表示領域2336に対応する位置に配されている可動演出部品2291(第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295)は、表示領域(第1表示領域2334と第2表示領域2336)を覆う第1特定位置(変位前位置(図37(a)で実線で示す位置)に位置しているときに、前記表示装置(LCD)2281の表示領域(第1表示領域2334と第2表示領域2336)を視認可能とする視認容易領域(開口部2294,2296)を有している。そして、前記第1表示領域2334には操作催促画像が表示可能で、前記操作催促画像は、前記可動演出部品2291が変位前位置に位置するときに、当該可動演出部品2291の視認容易領域(開口部2294,2296)を介して視認可能である。
まず、図37では、可動演出部品2291を本実施形態と同様に第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295の二分割構成を採用している。そして、それぞれのシャッタ部には開口部2294,2296が形成されており、開口部2294,2296を介して下位に配されている表示装置2281(LCD)が視認可能な実施の一形態を示す(図37(a)参照)。本実施形態では、開口部2294,2296に透明板(窓)を備えるものとしているが、単なる開口とするものであっても本発明の範囲内である。そして、図37(a)の状態から、第2のシャッタ部2295のみが第2表示領域2336を覆う第1特定位置(変位前位置)から、当該第1特定位置よりも前記第2表示領域2336を覆う領域が少ない開放位置である第2特定位置(変位後位置、図37(a)で仮想線で示す位置)へと退避するとともに、表示装置2281(LCD)の第2表示領域2336には所定のキャラクタ画像(男子画像)が表示される(図37(b)参照)。そして、同時に第1表示領域2334に「PUSH」の操作催促画像が表示され、この画像が変位前位置に位置している第1のシャッタ部2293の開口部2294を介して遊技者から視認可能となる(図37(b)参照)。従って、遊技者は、この第1表示領域2334に表示された「PUSH」の操作催促画像を確認して操作部材2000を押下操作することとなる。そして、操作部材2000が操作された後、第1のシャッタ部2293も変位後位置に退避するとともに、第1表示領域2334に、第2表示領域2336に表示されたキャラクタとは異なるキャラクタ画像(女子画像)が表示されたり(図37(c)参照)、第1表示領域2334と第2表示領域2336にわたって拡大されたキャラクタ画像(男子画像)が表示されたりするものとしてもよい(図37(d)参照)。
さらに、本実施形態においても図28などの場合と同様に、つぎのような制御機構を採用することも望ましい。
例えば、図37(b)では、所定の演出の実行中における第1の操作有効期間(第1の期間)内の状態を図示しており、「PUSH」の画像表示は、第1の操作有効期間である所定時間内だけ表示されている(例えば、7秒間継続して表示する。)。そして、この第1の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されると、第1シャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位する(図37(c)又は(d)の状態に変位する。)。
また、第1の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されない場合には、第1シャッタ部2293の変位動作は行われず(図37(c)又は(d)の状態とはならない。)、「PUSH」の文字の表示も終了し、所定の演出が終了するものとする。なお、操作部材2000の押下操作が検出されない場合であっても、第1の操作有効期間の終了と同時に強制的に第1シャッタ部2293を変位(図37(c)又は(d)のように開放)させるように構成しても良い。
そして、図37(c)では、所定の演出の実行中における演出実行期間(第2の期間)内の状態を図示しており、第2の期間の終了と同時に所定の演出が終了する。所定の演出が終了すると、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295が図37(a)に示す状態に戻る。このとき「PUSH」の文字は表示されない。なお、この第2の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合には、強制的に所定の演出を終了させ、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295を変位後位置から変位前位置に変位させる(図37(a)の状態に戻す。)ようにしてもよい。
また、第2の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合、遊技者にとって有利な遊技状態(例えば大当たり遊技状態)へ移行することが確定している場合には、そのまま図37(c)の演出を続行し、ハズレの可能性が高い場合には図37(d)の演出表示に変更させるように構成することも可能であり、遊技者はその変更の意外性に興趣を向上させることとなる。
なお、上述した第1の操作有効期間と第2の期間との間で所定のインターバル(例えば1秒程度)を持つものとする。上記説明した各期間は限定解釈されるものではなく、3つ以上の期間を設けるものとしてもよく本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
図38は図37の他の形態の一例を示し、本形態では図37(b)の形態とは異なり、所定の演出実行状態となったとき、第1のシャッタ部2293のみが変位前位置から変位後位置へと退避すると、表示装置(LCD)2281の第1表示領域2334には所定のキャラクタ画像(女子画像)が表示される。そして、同時に第2表示領域2336に「PUSH」の操作催促画像が表示され、この画像が第2のシャッタ部2295の開口部2296を介して遊技者から視認可能となる(図38(a)参照)。すなわち、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295がそれぞれ変位したときの表示領域(第1表示領域2334、第2表示領域2336)に表示される画像が図37(b)の表示態様と逆になっているものである。その後、前記第2表示領域2336に表示された「PUSH」の操作催促画像によって催促された遊技者が、操作部材2000の押下操作をする(操作部材2000の押下操作を検出した後)と、第2のシャッタ部2295も変位後位置に退避するとともに、第2表示領域2336に、第1表示領域2334に表示されたキャラクタとは異なるキャラクタ画像(男子画像)が表示される(図38(b)参照)。また、第1表示領域2334と第2表示領域2336にわたって拡大されたキャラクタ画像(女子画像)が表示されたりするものとしてもよい(図38(c)参照)。
また、図39と図40は、前記説明した図37と図38の形態における他の例を示し、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295が図37及び図38では横方向に並んでいたのに対し、図39及び図40では第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295が縦方向(遊技者側から遊技機側に向う縦方向)に並んでいる点で相違する。その他の構成及び作用効果は本実施形態及び上記図37及び図38の実施形態と同様であってその説明を援用する。また、図39では、開口部2294,2296に透光性を有する窓を備えている。
図41乃至図44に示す形態は、図32乃至図35に示す形態と同様にシャッタ部を、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295に分割しているもので、それぞれのシャッタ部に開口部2294,2296を設けると共に、それぞれの開口部2294,2296には透光性を有する窓を備え、前記窓を介して表示装置2281による演出画像を視認することが可能である。なお、透光性を有する窓を備えずに単なる開口のみとすることも本発明の範囲内である。
まず、図41は、図面に向って右上の領域が第1のシャッタ部2293であって、その他の3つの領域が第2のシャッタ部2295である形態を図示している。そして、所定の演出実行状態となったとき、3つの第2のシャッタ部2295がそれぞれ変位前位置から変位後位置に退避するとともに、第1表示領域2334に「PUSH」の画像が表示され、その画像が第1のシャッタ部2295の開口部(窓)2294から視認容易に表示される。さらに、図42(a)において左上と左下の2つの第2表示領域2336,2336にわたって男子画像のキャラクタが表示され、右下の第2表示領域2336には女子画像のキャラクタが表示される。そして、遊技者が、第1表示領域2334に表示された「PUSH」の画像に催促されて操作部材2000を押下操作すると、第1のシャッタ部2293も変位後位置に退避して、第1表示領域2334と3つの第2表示領域2336の全てが開放され、男子画像のキャラクタと女子画像のキャラクタが並んで表示される(図42(d)参照)。
また、図42(b)は図42(a)と同様、図41の状態から展開される実施の一形態を示す。本実施の形態にあっても、所定の演出実行状態に移行する前の状態は図41に示す状態を援用する。なお、図41では、図に向って左上・左下及び右下を第2のシャッタ部2295として図示しているが、本実施の形態では、右上と右下を第2のシャッタ部2295、左下と左上を第1のシャッタ部2293に代えて以下説明する。図42(b)では、所定の演出実行状態となったとき、2つの第2のシャッタ部2295が第1特定位置(変位前位置)から第2特定位置(変位後位置)に退避して2つの第2表示領域2336,2336が開放され、その2つの領域にわたって拡大されたキャラクタ(男子画像)が表示される。また、このとき、第1表示領域2334,2334には、それぞれ「PUSH」の操作催促画像の表示がなされ、それぞれの画像は、開口部(窓)2294を介して視認容易である。そして、第1表示領域2334,2334の「PUSH」の画像に催促され、遊技者が操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作すると、左上の第1のシャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位する。このとき、左上の第1表示領域2334には、「PUSH」の画像に代えて新たなキャラクタ(女子画像)が表示されると共に、右上と右下の第2表示領域2336,2336には前記と同様そのまま男子図画のキャラクタが表示されている(図42(e)参照)。なお、図42(b)の状態から、図42(b)における左上と左下の第1のシャッタ部2293,2293がそれぞれ変位前位置から変位後位置に変位し、全ての表示領域が開放され、表示領域全体に男子画像のキャラクタと女子画像のキャラクタが表示される(すなわち図42(d)の状態となる。)。また、図42(f)のように、左上の第1のシャッタ部2293は変位前位置のままで、かつ表示領域に表示された「PUSH」の操作催促画像が窓から視認容易であり、左下の第1のシャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に退避しているものとしてもよく、この場合において、第1表示領域2334にはキャラクタ(女子画像)が表示されているものとしてもよい。
また、図42(c)は図42(a)(b)と同様、図41の状態から展開される実施の一形態を示す。本実施の形態にあっても、所定の演出実行状態に移行する前の状態は図41に示す状態を援用する。なお、図41では、図に向って左上・左下及び右下を第2のシャッタ部2295として図示しているが、本実施の形態では、左下と右下を第2のシャッタ部2295、左上と右上を第1のシャッタ部2293に代えて以下説明する。図42(c)では、所定の演出実行状態となったとき、左上と右上の第1のシャッタ部2293が変位前位置に位置している状態で、それぞれ「PUSH」の操作催促画像の表示がなされるとともに、左下と右下の第2のシャッタ部2295,2295が変位前位置から変位後位置に退避して第2表示領域2336,2336が開放され、その二つの領域にわたって拡大されたキャラクタ(男子画像)が表示される実施の形態を示す。それぞれの「PUSH」の操作催促画像は、開口部(窓)2294を介して視認容易である。そして、第1表示領域2334,2334の「PUSH」の操作催促画像の表示に催促された遊技者が、操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作すると、図42(c)における右上の第1のシャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位する。このとき、図42(c)における左下の第2表示領域2336には、新たなキャラクタ(女子画像)が表示されると共に、図42(c)における右上と右下の第2表示領域2336,2336には男子図画のキャラクタが拡大表示される(すなわち、図42(f)の状態となる。)。なお、左下と右下の第2表示領域2336,2336は、図42(c)のまま男子画像のキャラクタが表示され、右上の第1表示領域2334に新たなキャラクタ(女子画像)が表示されるものとしてもよい(図42(g)参照)。また、操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作したとき、左上の第1のシャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位する。このとき、左上の第1表示領域2334には、新たなキャラクタ(女子画像)が表示されると共に、左下と右下の第2表示領域2336,2336には男子図画のキャラクタがそのまま表示されているものとすることもできる(図42(h)参照)。
また、図43(a)は、図42(a)−(c)と同様、図41の状態から展開される実施の一形態を示す。本実施の形態にあっても、所定の演出実行状態に移行する前の状態は図41に示す状態を援用する。なお、図41では、図に向って左上・左下及び右下を第2のシャッタ部2295として図示しているが、本実施の形態では、左上と右下を第2のシャッタ部2295、左下と右上を第1のシャッタ部2293に代えて以下説明する。図43(a)では、所定の演出実行状態となったとき、左上の第2のシャッタ部2295と右下の第2のシャッタ部2295が変位前位置から変位後位置に退避して第2表示領域2336,2336が開放されるとともに、その二つの領域に異なったキャラクタの画像(男子画像と女子画像)がそれぞれ表示され、かつ、左下の第1のシャッタ部2293と右上の第1のシャッタ部2293にそれぞれの開口部2294を介して「PUSH」の操作催促画像が表示されるものとした実施の形態を示す。そして、第1のシャッタ部2293の開口部2294から視認可能な「PUSH」の操作催促画像の表示に催促され、遊技者が、操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作すると、第1のシャッタ部2293と第2のシャッタ部2295の全てのシャッタ部が変位後位置に変位して、2つの第1表示領域2334と2つの第2表示領域2336の全ての領域が開放されるとともに、その全領域に拡大された男子画像のキャラクタと女子画像のキャラクタが表示されるものとしている(図43(b)参照)。また、左下の第1のシャッタ部2293のみが変位前位置に残り、右上の第1のシャッタ部2293も変位後位置に退避し、右上の第1表示領域2334と右下の第2表示領域2336にわたって拡大された女子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図43(c)参照)。さらに、右上の第1のシャッタ部2293のみが変位前位置に残り、左下の第1のシャッタ部2293も変位後位置に退避し、左上の第2表示領域2336と左下の第1表示領域2334にわたって拡大された男子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図43(d)参照)。
また、図44(a)は、図42(a)−(c)及び図43と同様、図41の状態から展開される実施の一形態を示す。本実施の形態にあっても、所定の演出実行状態に移行する前の状態は図41に示す状態を援用する。なお、図41では、図に向って左上・左下及び右下を第2のシャッタ部2295として図示しているが、本実施の形態では、右下のみを第2のシャッタ部2295、左下・左上及びと右上を第1のシャッタ部2293に代えて以下説明する。図44(a)では、所定の演出実行状態となったときに、右下の第2のシャッタ部2295のみが変位前位置から変位後位置に退避して開放された右下の第2表示領域2336に男子画像のキャラクタが表示され、右上、左上及び左下のそれぞれの第1表示領域2334には、それぞれ「PUSH」の画像が表示されるとともに、それぞれの第1のシャッタ部2293の開口部(窓)2294を介して視認可能となっている。そして、第1のシャッタ部2293の開口部2294から視認可能な「PUSH」の操作催促画像の表示に催促され、遊技者が、操作部材2000を第1位置から第2位置へと押下操作すると、その後、残りの第1のシャッタ部2293の全てのシャッタ部が変位後位置に退避して全ての表示領域2334,2336が開放される。そして、全ての表示領域が開放された状態で、表示領域には拡大された男子画像のキャラクタが拡大表示されるものとしている(図44(b)参照)。なお、図44(a)の状態の後、左下の第1のシャッタ部2293が変位後位置に退避して第1表示領域2334も開放し、左下のた第1表示領域2334と右下の第2表示領域2336にわたって男子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図44(c)参照)。また、図44(a)の状態の後、右上の第1のシャッタ部2293が変位後位置に退避して右上の第2表示領域2336も開放し、右上の第1表示領域2334と右下の第2表示領域2336にわたって男子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図44(d)参照)。また、図44(a)の状態の後、左上の第1のシャッタ部2293が変位後位置に退避して右下の第1表示領域2334と左上の第1表示領域2334も開放し、新たに開放された左上の第1表示領域2334に女子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図44(e)参照)。また、図44(a)の状態の後、左上と左下のそれぞれの第1のシャッタ部2293が変位後位置に退避して左上と左下の第1表示領域2334も開放し、左上と左下の第1表示領域2334にわたって女子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図44(f)参照)。同じく、図44(a)の状態の後、左上と左下のそれぞれの第1のシャッタ部2293が変位後位置に退避して左上と左下の第1表示領域2334も開放し、左上の第1表示領域2334に女子画像のキャラクタを表示するとともに、左下の第2表示領域2336には右下の第2表示領域2336に表示されているキャラクタとは別の男子画像のキャラクタが表示されるものとしてもよい(図44(g)参照)。
さらに、本実施形態においても図28などの場合と同様に、つぎのような制御機構を採用することも望ましい。
例えば、図44(a)では、所定の演出の実行中における第1の操作有効期間(第1の期間)内の状態を図示しており、「PUSH」の画像は、第1の操作有効期間である所定時間内だけ表示している(例えば、7秒間継続して表示する。)。そして、この第1の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されると、第1シャッタ部2293が変位前位置から変位後位置に変位する(図44(b)の状態に変位する。)。
また、第1の操作有効期間内に操作部材2000の押下操作が検出されない場合には、第1シャッタ部2293の変位動作は行われず(図44(b)の状態とはならない。)、「PUSH」の画像の表示も終了し、所定の演出が終了するものとする。なお、操作部材2000の押下操作が検出されない場合であっても、第1の操作有効期間の終了と同時に強制的に第1シャッタ部2293を変位(図44(b)のように開放)させるように構成しても良い。
そして、図44(b)では、所定の演出の実行中における演出有効期間(第2の期間)内の状態を図示しており、第2の期間の終了と同時に所定の演出が終了する。所定の演出が終了すると、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295が図41に示す状態に戻る。このとき「PUSH」の画像は表示されない。なお、この第2の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合には、強制的に所定の演出を終了させ、第1シャッタ部2293と第2シャッタ部2295を変位後位置から変位前位置に変位させる(図41の状態に戻す。)ようにしてもよい。
また、第2の期間内に操作部材2000の押下操作が検出された場合、遊技者にとって有利な遊技状態(例えば大当たり遊技状態)へ移行することが確定している場合には、そのまま図44(b)の演出を続行し、ハズレの可能性が高い場合には別の演出表示に変更させるように構成することも可能であり、遊技者はその変更の意外性に興趣を向上させることとなる。
なお、上述した第1の操作有効期間と第2の期間との間で所定のインターバル(例えば1秒程度)を持つものとする。上記説明した各期間は限定解釈されるものではなく、3つ以上の期間を設けるものとしてもよく本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
「第三実施形態」
図45乃至図102は第三実施形態を示す。
<遊技機全体の概略構成>
本実施形態に係るパチンコ遊技機は、ガイドレール(外レール36、内レール37)によって囲まれ、遊技球が転動流下可能な転動領域(例えば遊技領域1p)を有する遊技盤1を備えた本体枠2と、遊技盤を視認可能な開口部3h(以下、表枠開口部という)が設けられ、本体枠2の前方(遊技者側)において当該本体枠2により回動可能に支持された表枠3と、前記遊技盤1の背面側に着脱可能に取り付けられ、所定の画像を発光表示する導光板1031と、前記導光板1031の背面側に備えられ、種々の役物(可動演出役物、発光演出役物など)を配設した裏箱1055を取り付けている。本実施形態では、遊技盤に外レール36が備えられているが、説明上このように表現しているに過ぎず、本来は、本体枠2に対して一体に構成されている。具体的には、外レール36は、図示しない本体枠ベース板の本体枠開口部に沿って設けられており、遊技盤1を本体枠2の裏面に着脱可能に取り付けると、その状態で、外レール36の内側に沿って内レール37が対向配置されたガイドレールが構成されることになる。なお、本実施形態で「役物」とは、可動することや発光することで演出を行なう演出装置のことをいうものとする。
裏箱1055は、遊技盤1の背面側に導光板1031を介して直接取り付けられている。なお、裏箱1055は、遊技盤1の背面側に取り付けた導光板1031の背面側にて、本体枠2により回動可能に支持される後枠(図示省略)に備えられているものであってもよく、修理・点検などの観点からすると本体枠2と容易に分離可能なように後枠を介して取り付けられるものとしてもよい。
図中4は所定の演出表示を行うための表示装置であって、本実施形態では後枠(図示省略)に対して着脱可能に設けられている。なお、表示装置4は、裏箱1055の背面側に着脱可能に設けられているものとしてもよい。
表示装置4は、主制御基板からのコマンドに基づきサブ制御基板によってその表示態様が制御される。例えば、本実施形態では、表示装置4として、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)が想定されている。なお、表示装置は所定の画像演出を表示可能であればよく、液晶ディスプレイに限らず、例えばCRT(Cathorde Ray Tube)を含むブラウン管、ドットLED(Light Emitting Diode)、セグメントLED、EL(Electronic Luminescent)、プラズマ等からなるものであっても良い。
遊技盤1及び裏箱1055には、表示装置4上で演出表示される表示態様を視認可能な開口部1h、1055hが設けられており、遊技盤1の表面(前面)には、当該遊技盤開口部1hを含めた領域に亘って、遊技球が転動流下可能な遊技領域1pが構成されている。
本実施形態に係るパチンコ遊技機は、外枠6を介して島設備(図示しない)に取り付けられており、その状態において、上記した本体枠2は、本体枠ヒンジ2bを介して外枠6に回動可能に支持されている。また、本実施形態では、本体枠2にスピーカ10cを備えている。
表枠3には、種々の表枠構成部材を含み、表枠構成部材には、透明板ユニット7、皿ユニット8、操作ユニット9、スピーカ10a及び10b、光による演出を施す各種装飾部材(トップ飾り14、右側装飾部材15、左側装飾部材16)などがある。なお、表枠構成部材はこれらに限定されるものではなく、表枠3を構成する部材は全て含まれるものである。
透明板ユニット7は、一枚又は複数枚の透過性を有する板部材(例えばガラス材)などで構成され、表枠3に備えられた表枠ベース板3aに設けた表枠開口部3h(窓部)に対して、表枠ベース板3aの裏面側(背面側)から着脱自在に取り付けられており、当該表枠3を本体枠2に対して閉じた状態において、遊技盤1の表面(前面)側に対向し、かつその表面(前面)側を覆うように構成されている。
皿ユニット8は、貸出球や賞球を貯留するための上皿17と、上皿17の下方側に設けられ、例えば上皿17が満杯時に溢れた遊技球などを貯留することが可能な下皿18とが設けられている。
また、裏箱1055の裏面(図52参照)には、当該開口部1055hを回避した位置に、主制御基板(図示省略)がケース28に収容された状態で設けられている。
特に限定はされないが、例えば、主制御基板には、中継基板32(図52参照)を介して、サブ制御基板や払出・発射制御基板が接続されている。この場合、サブ制御基板は、主制御基板から供給される各種のコマンドに応じて、液晶表示装置4における表示制御、上記したスピーカ10a乃至10cから発生させる音声に関する制御、各種役物の演出制御、各種役物や装飾部材などに用いられている各種LEDの制御などを行う。また、払出・発射制御基板には、発射装置26や、遊技球の払出を行う払出装置などが接続されている。また、例えば、サブ制御基板に対する信号の受け渡しを行うサブ中継基板、遊技の演出に関するプログラムが記憶されたサブROM中継基板、電力を供給する電源基板なども備えられている。
また、裏箱1055を配設する後枠には、例えば貸出球や賞球として払い出される遊技球を収容するための球タンク47と、当該球タンク47から複数の遊技球を連続して転動流下させるレールユニット(図示省略)と、当該レールユニットの下端に連続させることが可能な払出装置(図示省略)と、当該払出装置から払い出された遊技球を上皿17に供給する球払出通路(図示省略)などが連設されている。
なお、第三実施形態に係る本発明は、以下の構成部分に特徴を有するものであるため、その特徴部分に重点を置いて説明する。
<遊技盤の概略構成>
遊技盤1は、透明なアクリルパネルなどからなる遊技盤本体(パネル本体)1aの前面に、遊技釘、遊技領域を転動流下する遊技球が通過可能な複数の通過領域(一般入賞口1013、始動入賞口1009、大入賞口1011)、ステージ1001、などが配設されている(図48参照)。遊技盤本体(パネル本体)1aの前面に配設される各種遊技部材は、特に本実施形態に限定されて解釈されるものではなく種々の遊技部材が適宜設計変更可能である。
ステージ1001、開口部1hに沿って配設した台板1000上に設けられており、遊技領域1pを転動流下していた遊技球が遊技領域1pに配設されているワープ入り口1007から入り、ワープ入り口1007から入った遊技球を、遊技盤1の略中央領域にて左右に転動させた後、再び遊技領域1pへと戻す部材であって、特に図示した実施形態に限定されず種々のステージを実施の形態に応じて適宜変更可能である。
なお、本実施形態では、ステージ1001の背面側にステージ1001の転動面1003よりも鉛直方向で多少高さを持って配設されるステージ裏部材1005が備えられている。さらに、本実施形態では、遊技盤1の背面側に導光板1031を配設しているため、ステージ裏部材1005だけでステージ1001の転動面1003上を転動する遊技球のはみ出し落下を防止するのみではなく、導光板1031が遊技球のステージ裏へのはみ出し落下を確実に防止する構成を採用している(図53参照)。従って、遊技球がステージ1001からはみ出し落下して、遊技盤1の背面側に配設されている各種の可動演出役物や発光演出手段あるいは液晶ディスプレイなどに衝突する虞もまったくない。
一般入賞口1013、始動入賞口1009、大入賞口1011は、遊技盤1のパネル本体1aの所定領域に設けた所定形状の切り欠き領域に組み込まれて配されている。一般入賞口1013は、通路部材(通路ユニット)1015に複数個(本実施形態では3個)が一体に形成されている。なお、始動入賞口1009と大入賞口1011にあっては、本実施形態では特に特徴を有するものではなく、図示形態に限定されず本発明の範囲内で設計変更可能である。
通路部材1015は、第一通路部材1017と第二通路部材1023で構成されている(図54及び図55参照)。
第一通路部材1017は、少なくとも一部が遊技盤1の前方に配され、前記複数の通過領域(一般入賞口1013)を一体に備えている。すなわち、前面に一般入賞口(通過領域)1013を所定間隔おきに突設し、それぞれの一般入賞口(通過領域)1013は、それぞれ裏面側で、背面側を開放した長尺状の一つの通路構成部1021に連通している。そして、パネル本体1aの背面側から、該パネル本体1aの各切り欠き領域を介して前記各一般入賞口(通過領域)1013のみをパネル本体1aの前面側に突設して配設している。
第二通路部材1023は、遊技盤1の後方に配され、前記複数の通過領域(一般入賞口1013)を通過して転動した遊技球を、導光板1031に備えた排出領域1035から排出させるための排出領域1025を備えている。すなわち、前記第一通路部材1017の背面側の開放形状と同一の形状をもって前面側を開放した長尺状の一つの通路構成部1027を有するとともに、その通路構成部1027の最も下流領域に背面側へと連通する所定形状の排出領域1025を備えている。そして、前記遊技盤1の背面側に配設されている第一通路部材1017の背面側の開放部位と第二通路部材1023の前面側の開放部位を重ね合わせて一体に形成することにより、通路構成部1017,1023からなる一つの中空状の球通路1029が形成される。そして、前記排出領域1025は、導光板1031の排出領域1035を介して導光板1031の背面側に連通している。そして、排出領域1035は、導光板1031の背面側に配設される所定の排出流路(図示省略)に連結される。なお、本実施形態において通路部材1015は、有色透明若しくは無色透明の樹脂部材によって形成されるとともに、所定箇所に所定の装飾(カット)を施して光による発光演出や装飾演出が可能なように構成されている。なお、本実施形態では、第一通路部材1017と第二通路部材1023の二つの部材から構成されるようにしたが、三つ以上の部材から構成されるようにしてもよい。例えば、一つの一般入賞口毎に一般入賞口用通路部材を設け、一般入賞口用通路部材のそれぞれを転動する遊技球を集合させる集合通路部材を設け、一般入賞口に入球した遊技球の全てを集合通路部材によりまとめ、当該まとめられた遊技球を導光板1031の排出領域1035から排出するようにしてもよい。
<導光板構成>
導光板1031は、本実施形態では、前記裏箱1055の前面に、後述するベース1041及び第二ホルダ1042をビス止めして着脱可能に取付固定されている。導光板1031は、透光性を有するアクリルパネル部材の所定領域若しくは全領域に、所定の演出形状(例えば所定のキャラクタ形状など)が表示可能なように加工(例えば反射ドット加工)されており、所定位置に配設した発光手段1037からの光の導入(照射)によってそれぞれの所定の演出形状が発光表示可能である(図53及び図56乃至図71参照)。なお、図53、図56、図60、図62、図64及び図66にて、導光板1031から符合1032,1034及び1036で示すボスが突出しているが、これらは後述する第三の可動演出役物1321の第一の組合せ可動演出役物1323を、導光板1031の前面側に取り付け固定するためのボスである。また、符合1030で示すボスは、後述する第三の可動演出役物1321の第二の組合せ可動演出役物1335の一部を、導光板1031の前面側に取り付け固定するためのボスである。詳細は後述する。なお、導光板1031は、裏箱1055の前面側にスペーサを介在して取り付けるものであっても良い。また、導光板1031は、遊技盤1の背面側に直接取り付けるか、あるいはスペーサなどを介在して取り付けるものとしてもよく本発明の範囲内である。
導光板1031の具体的一例をあげると、例えば、導光板1031の前面(正面)側を所定の領域毎に区分するとともに、その所定の領域毎に所定の画像を表現可能なように反射ドット群(反射部)を形成して構成されている。このように構成することによって、後述する発光手段1037との関係において、複数の発光表示形態(例えば、後述する第三画像など)を遊技者に対して提供することが可能である。例えば、ある領域の反射ドット群(反射部)では、上方からの光の照射により反射して所定の演出形状が表示可能となるように構成し、また、別の領域の反射ドット群(反射部)では、側方からの光の照射により反射して所定の演出形状が表示可能となるように構成するものとしている。導光板の構成、全体形状や、発光表示される画像形態、発光表示領域などは、特に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で適宜他の周知の構成に設計変更可能である。なお、反射部は、導光板の背面側に設けるものであってもよく本発明の範囲内である。反射部は、特に限定解釈されるものではなく、導光板1031の端面に設けた後述するLED1037(1037a,1037b,1037c,1037d,1037e,1037fなど)から入射した光を前面側(遊技者側)に反射する所定形状の反射ドットを所定の配列をもって形成することにより所定の画像等を発光演出する。例えば、導光板1031の上端面に備えた各LED1037a,1037b,1037cから照射される光によって、導光板1031の前面側に所定の画像等を発光演出する場合、特に図示は省略するが、導光板1031の前面の所定領域に、上端側から入光する光を受け得るように、反射面を上方(各LED1037a,1037b,1037cからの光の照射方向)に向けるとともに前面側(遊技者側)に向けて傾斜するように凹設してなる反射ドットを所定の配列でもって複数形成する。なお、導光板1031の側方に備えた各LED1037d,1037e,1037fなどから照射される光によって導光板1031の前面側に所定の画像等を発光演出する場合、特に図示は省略するが、導光板1031の前面の所定領域に、側方から入光する光を受け得るように、反射面を側方(各LED1037d,1037e,1037fからの光の照射方向)に向けるとともに前面側(遊技者側)に向けて傾斜するように凹設してなる複数の反射ドットを所定の配列でもって形成する。すなわち、それぞれのLEDからの光を反射し得る反射面を有している反射ドット群の配列によってそれぞれの方向からの光によって所定の画像等が発光演出可能となる。なお、各反射ドットの構成は従来周知の構造を採用するものであって、その反射ドットの配列によって種々の画像等が表現されるものである。また、導光板1031の背面側に反射ドットを凹設する物であってもよく本発明の範囲内で設計変更可能である。さらに、反射ドットの反射面(傾斜面)は、可能な限り平滑な面に形成するほうが乱反射を防ぐことができ、発光画像演出を明瞭に提供することが可能となる。
発光手段1037は、本実施形態では、導光板1031の端面に光を入射させることが可能なLED基板に備えた複数個のLED1038を想定している(以下、発光手段1037をLED1038として表現することもある)。発光手段1037は、本発明の範囲内において適宜設計変更可能であって、所定領域に入射する所定の光の色・発光時間・発光パターンなどによって導光板1031に施されている反射部の所定の演出形状が発光表示可能である。
また、図56で符合1045は、遊技者側からLED基板1037を視認困難なように遮蔽するために配設される装飾部材兼用基板カバーである。
本実施形態では、導光板1031の上端面1031aに、図56中、矢印A1で示す水平方向で、左側から、上側左基板1037a、上側中基板1037b、上側右基板1037cが取り付けられている。これら上側左基板1037a、上側中基板1037b、上側右基板1037cは、それぞれ複数のLED1038を設けており、導光板1031の上側から下側に向けて所定の光を照射可能なように構成している(図56乃至図58参照)。なお、図中、符合1039は、それぞれの基板1037a,1037bを導光板1031に取り付けるためのカバーである。カバー1039は、各基板1037a,1037bに備えられているLED1038からの光が漏れないように光漏れ防止としても機能している。また、図中、符合1041は、導光板1031を裏箱1055に取り付けるためのベースである。ベース1041は、後述する入光部(入光レンズ部)1047を保持する機能を併せ持っている。前記カバー1039とベース1041はそれぞれ基板1037a,1037bを挟持するように連結されている。上側右基板1037cは、第一ホルダ1040によって導光板1031に取り付けられている。第一ホルダ1040は、後述する入光部(入光レンズ部)1047を保持する機能と、LED1038からの光が漏れないように光漏れ防止としても機能している。
また、本実施形態では、導光板1031の左端面1031bに、図56中、矢印A2で示す鉛直方向で、上方から下方に向けて、左側上基板1037d、左側中基板1037e、左側下基板1037fがそれぞれ取り付けられている。これら左側上基板1037d、左側中基板1037e、左側下基板1037fは、それぞれ複数のLED1038を設けており、導光板1031の左側から右側に向けてそれぞれのLED1038から所定の光を照射可能なように構成している(図56乃至図58参照)。また、左側上基板1037d、左側中基板1037eにあっても、上述したカバー1039とベース1041によって同様に挟持されて連結されている。左側下基板1037fは、第一ホルダ1040によって導光板1031に取り付けられている。第一ホルダ1040は、後述する入光部(入光レンズ部)1047を保持する機能と、LED1038からの光が漏れないように光漏れ防止としても機能している。なお、図57及び図58にて符合1042で示す部材は第二ホルダで、図60、図62、図64、図66、図69にて符合1046にて示す基板隠しを導光板1031に取り付けるとともに、裏箱に連結するためのホルダである。
ここで具体的な発光演出表示の一例を説明する。
まず、上側左基板1037a、上側中基板1037b、上側右基板1037cのいずれかのLED1038を発光させることで所定の部分的な発光表示演出を行うことが可能な点について説明する。
図60は、上側左基板1037aの一部のLED1038(図58にて符号L1で示す領域のLED1038 本実施形態ではこれを第一の発光手段と称する)のみを発光させることにより、導光板1031の斜線で示した領域に所定の発光演出が施されることを示している。本実施形態にあっては、導光板1031の斜線で示した左側領域には、第一の可動演出役物1143と同一形状の画像(特定画像)1143aが、第一の可動演出役物1143の配設位置と同一の位置に表示可能なように反射部(本実施形態ではこの領域の反射部を第一の反射部と称する)が形成されている。
そして、例えば、遊技において所定条件が整い、後述する第一の可動演出役物1143を可動させることとなったときに、第一の可動演出役物1143の可動が開始する以前に、上側左基板1037aの一部のLED1038を発光(点滅・点灯)させる。本実施形態の上側左基板1037aには、鉛直方向で配設位置を変えたL1領域のLED1038と、L2領域のLED1038がそれぞれ備えられている。すなわち、図58に示すようにL1で示す領域に備えられるLED1038よりも鉛直方向で高い位置(本実施形態では、上側中基板1037bのLED1038と鉛直方向で同一の高さ位置)にL2で示す領域のLED1038が備えられている。なお、本実施形態では、図58にてL1で示す範囲にあるLED1038のみ発光させている。これにより、第一の可動演出役物1143が配設されている位置(図面の左側の領域)に対応する導光板1031の左側領域に設けた反射部によって、第一の可動演出役物1143と同一形状の刃物画像(特定画像)1143aが、前記導光板1031の左側領域にて、第一の可動演出役物1143の上に重なり合うようにして発光(点滅・点灯)演出表示される(図61参照)。このように、第一の可動演出役物1143と同一形状の画像1143aが同一の位置にて発光演出表示された後に、第一の可動演出役物1143が出現することで、第一の可動演出役物1143が所定の位置まで可動する可能性を示唆する(出現するかしないかといった、いわゆるあおり感)期待感が高まり興趣の向上となる。特に、高速で点滅させるように設定することにより、さらに期待感を高めることができる。
図62は、上側中基板1037bのLED1038と、上述した上側左基板1037aのL2領域のLED1038の発光により、導光板1031の斜線で示した領域に所定の発光演出が施されることを示している。本実施形態では、前記上側中基板1037bのLED1038と、前記上側左基板1037aのL2領域のLED1038を、第二の発光手段と称する。本実施形態にあっては、導光板1031の斜線で示した中央領域には、本件遊技機のキャラクタの顔画像(前記特定画像1143aとは異なる画像)が大きく表示可能なように反射部(本実施形態ではこの領域の反射部を第二の反射部と称する)が形成されている。そして、例えば、遊技において所定条件が整い、遊技者に有利な遊技状態に移行するようなこととなったときに、その移行前に、上側中基板1037bのLED1038と、上述した上側左基板1037aのL2領域のLED1038を発光(点滅・点灯)させる。これにより、導光板1031の中央領域に設けた反射部によって、所定のキャラクタの顔画像が、前記導光板1031の中央領域に発光(点滅・点灯)演出表示される(図63参照)。このように、導光板1031の中央領域に所定のキャラクタの顔画像が大きく発光演出表示された後に、所定の遊技状態に移行するものとしたことで、遊技状態の移行に関する遊技者の期待感が高まり興趣の向上となる。またこの場合にあっても、特に、高速で点滅させるように設定することにより、さらに期待感を高めることができる。なお、本実施形態では、導光板1031によって上述のとおり演出表示をしているが、表示装置4によってキャラクタの顔画像を表示し、導光板1031では、そのキャラクタの鉢巻画像を重ね合わせるようにして発光表示するものとしてもよく本発明の範囲内である。
図64及び図65は、上側右基板1037cの各LED1038(本実施形態ではこれを第三の発光手段と称する)の発光により、導光板1031の斜線で示した領域に所定の発光演出が施されることを示している。本実施形態にあっては、導光板1031の斜線で示した右側領域には、後述する第一の発光演出手段1057と第二の発光演出手段1105上に、所定の装飾画像が表示可能なように反射部(本実施形態ではこの領域の反射部を第三の反射部と称する)が形成されている。例えば、本実施形態では、「WARNING」の文字を発光表示させているが、この場合の装飾画像は文字であっても所定のキャラクタ画像であってもよい。また、第一の発光演出手段1057と第二の発光演出手段1105の領域全域を覆うように所定の色で発光するように構成していても良い。
また、例えば、左側上基板1037d、左側中基板1037e、左側下基板1037fの全て、あるいはいずれかの各LED1038を発光表示させることで所定の発光表示演出を行うことができる。
図66乃至図68は、左側上基板1037d、左側中基板1037e、及び左側下基板1037fの全ての各LED1038(本実施形態ではこれを第四の発光手段と称する)を発光させることで、導光板1031の斜線で示した全領域に所定の発光演出が施されることを示している。本実施形態にあっては、導光板1031の斜線で示した全領域には、遊技盤の下方領域から上方領域に向かって稲光のような画像が表示可能なように反射部(本実施形態ではこの領域の反射部を第四の反射部と称する)が形成されている。そして、例えば、遊技において所定条件が整い、後述する第二の可動演出役物1213が出現位置(第二位置,他の位置ともいう)に移動して、第二の可動演出役物収納部1313にあたかも突き刺さったような可動演出がなされた際に、左側下基板1037fの下のLED1038から上のLED1038へと発光(点滅・点灯)させ(図68(a))、続いて左側中基板1037eの下のLED1038から上のLED1038へと発光(点滅・点灯)させ(図68(b))、続いて、左側上基板1037dの下のLED1038から上のLED1038へと発光(点滅・点灯)させる(図68(c))。これにより、導光板1031の全領域に設けた反射部によって、下方領域から上方領域にわたって稲光のような画像が発光(点滅・点灯)演出表示される(図67及び図68参照)。図68(a)乃至(c)は、下方領域から上方領域にわたって稲光のような発光画像が順に広がっていく状態を示す。これは、左側下基板1037f、左側中基板1037e、上側左基板1037aの順にそれぞれの各LED1038が点灯することにより表現される。また、左側下基板1037f、左側中基板1037e、上側左基板1037aの各LED1038が発光した状態(図68(c))となった後、左側下基板1037fの下のLED1038から上のLED1038へと順に消灯させ、続いて左側中基板1037eの下のLED1038から上のLED1038へと順に消灯させ、続いて、上側左基板1037aの下のLED1038から上のLED1038へと順に消灯させることにより、発光表示された画像が順に視認困難となるような演出を行なうようにしてもよい。なお、左側下基板1037f、左側中基板1037e、左側上基板1037dの各LED1038を同時に発光(点滅・点灯)させることも可能である。このように、第二の可動演出役物1213の出現(可動演出)と、導光板1031の全領域による発光演出表示が併せて提供されることによって、遊技者に対してサプライズ的な演出を行なうことができ、興趣の向上が図れる。すなわち、第二の可動演出役物1213の一定の方向への大きな出現アクションによる演出と、その出現方向とは反対の方向からの発光表示演出によって、何か遊技にとって有利な展開への発展があるかとの期待感を遊技者に抱かせることが可能である。なお、本実施形態では詳細な説明は省略しているが、始動入賞口1009に遊技球が入球して図示しないセンサにより遊技球が検出された場合、乱数値を抽出するようになっている。そして、抽出した乱数値に基づいて、図示しない図柄表示装置において図柄を所定時間変動表示させてから所定の態様で停止表示させる。図柄表示装置において停止表示される図柄の態様としては、抽出した乱数値が予め定められた特定の乱数値である場合に停止表示される大当たり態様と、特定の乱数値でない場合に停止表示されるハズレ態様がある。大当たり態様で停止表示されると、大入賞口1011が開放状態となり、遊技球が入球し易くなる所謂大当たり遊技状態に移行するようになっている。そして、上述したような演出を図柄表示装置において図柄の変動表示中に実行することが可能である。例えば、ハズレ態様で図柄が停止表示されるときには、図68(a)の状態まで発光表示される演出が8/10の選択率、図68(b)の状態まで発光表示される演出が2/10の選択率、図68(c)の状態まで発光表示される演出が0/10の選択率とし、大当たり態様で図柄が停止表示されるときには、図68(a)の状態まで発光表示される演出が1/10の選択率、図68(b)の状態まで発光表示される演出が4/10の選択率、図68(c)の状態まで発光表示される演出が5/10の選択率として、大当たり態様で停止表示される期待度が実行される演出毎に異なるようにしても良い。
図69及び図70は、左側上基板1037dの各LED1038(本実施形態ではこれを第五の発光手段と称する)を発光させることで、導光板1031の斜線で示した上側領域に所定の発光(点滅・点灯)演出が施されることを示している。本実施形態にあっては、導光板1031の斜線で示した上側領域には、所定の装飾画像(所定のキャラクタ画像等)が表示可能なように反射部(本実施形態ではこの領域の反射部を第五の反射部と称する)が形成されている。この場合の装飾画像は文字であっても他のキャラクタ画像であってもよい。また、図71に示すセルシート1049上の画像(キャラクタの第一画像1051)と重なり合って一つの画像(キャラクタが鉢巻を巻いている画像、図71(c)参照)を構成する画像(例えば鉢巻の第一画像1051)を発光表示するべく導光板1031の所定位置に所定の反射部を設けておき、この一つのキャラクタ画像を同時に発光演出表示するようにしても良い。このように、上側領域のみが発光演出表示されることにより、特殊な演出であると遊技者に思わせることが可能で興趣の向上も図れる。
なお、上側左基板1037a、上側中基板1037b、上側右基板1037c及び左側上基板1037d、左側中基板1037e、左側下基板1037fの各LED1038を同時に発光させることで、導光板1031の全領域に所定の発光演出表示行うことも可能である。これら全ての発光手段を発光させることにより全ての発光表示演出が一部では重なり合いつつ派手な発光演出が行い得るため、未だかつてない発光演出効果による興趣の向上が期待できる。
さらに、上側左基板1037a、上側中基板1037b、上側右基板1037c及び左側上基板1037d、左側中基板1037e、及び左側下基板1037fのそれぞれの発光手段を任意に組み合わせることで所定の発光表示演出を行うことも可能であり本発明の範囲内である。また、全てのLEDを発光させて2層の発光表示や、左側上基板1037aのLEDを発光表示することで、松明画像を発光表示し、鉢巻をしたセルのキャラクタが松明を有しているような演出表示を行うようにしてもよい。
本実施形態では、それぞれの各LED1038の近傍に入光部(入光レンズ部)1047を備え、その入光部(入光レンズ部)1047を介して発光手段1037の各LED1038からの光を導光板1031の各端面1031aから確実に入射可能に構成している(図58及び図59参照)。入光部(入光レンズ部)1047の形状・配設箇所などは、発光手段1037の各LED1038からの光を広がらせることなく導光板1031の各端面1031aから確実に入射可能な構成を有しているものであればよく、本発明の範囲内で設計変更可能であり、本実施形態では、導光板1031のそれぞれの端面1031aに配設されており、その上方側や側方側に発光手段1037を並設させている。
排出領域1035は、前記複数の通過領域(一般入賞口1013)よりも少ない数で導光板1031の下端に備えられており、本実施形態では、単一の排出領域(排出口)としている(図58参照)。これにより、導光板1031に形成される排出領域(排出口)配設のための領域は一箇所で済む。また、導光板1031において排出領域を確保するスペースが少なくてよいため、導光板1031における発光表示領域を広く確保することができ大変有効利用が高い。
<セルシート構成>
セルシート1049は、導光板1031の背面側に設けられ、所定の画像が表示されている(図71参照)。例えば本実施形態では、前記導光板1031の発光時に発光表示される画像(導光板に設けられている第二画像1053)上に、少なくとも一部が重なる位置において、前記第二画像1053に対応する画像(第一画像1051)をセルシート1049に表示するものとしている。
すなわち、例えば、本実施形態では、セルシート1049にはキャラクタの顔(第一画像1051)が表示されており、前記導光板1031に備えた発光手段1037のLED1038の非発光時であってもこのキャラクタの顔(第一画像1051)が遊技者に視認可能に表示されている。そして、導光板1031には、LED1038の発光時において、キャラクタの顔(第一画像1051)に重なる位置に発光表示されるような鉢巻の画像(第二画像1053)に対応する反射部を形成する。これにより、前記導光板1031に備えた発光手段1037のLED1038の非発光時には、鉢巻(第二画像1053)のないキャラクタの顔(第一画像1051)だけが表示され、発光手段1037の各LED1038の発光時には、鉢巻(第二画像1053)をしたキャラクタの顔(第一画像1051)が発光表示されることとなり、発光時と非発光時とにおいて、異なる画像による演出表示を行うものとしている。このように発光時と非発光時によって異なる画像が遊技者に対して発光表示されるため、遊技者の興趣は向上する。
<裏箱構成>
裏箱1055は、遊技盤1と略同一の表面形状を有し、遊技盤1よりも奥行き方向で幅広に形成された前後面をそれぞれ開口して開口部1055hを設けており、その箱内面側には、開口部1055hを囲むようにして各種の役物が配設されている(図49乃至図52参照)。例えば、本実施形態では、各種の発光演出手段と各種の可動演出役物を配設している。また、本実施形態では、上述したとおり、裏箱1055の前面に、ベース1041をビス止めして導光板1031を着脱可能に取付固定している。
特に本実施形態では、次の第一の発光演出手段1057と第二の発光演出手段1105及び第三の発光演出手段1119、そして第一の可動演出役物1143と第二の可動演出役物1213と第三の可動演出役物1321を備えたことに特徴を有している。また、開口部1055hは、演出表示領域を広くとるため可能な限り最大限に広く確保することが望ましいが遊技機の形態に応じて対処するようにする。
<第一の発光演出手段>
第一の発光演出手段1057は、光による演出表示を行う発光演出手段の一つであって、本実施形態では裏箱1055の前面から見て、鉛直方向で略中央右端に配設されている(図49、図72乃至図75参照)。なお、第一の発光演出手段1057は図示した本実施形態の形態・構成に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
本実施形態の第一発光演出手段1057では、外装部材1059と、外装部材1059の内面側に備えられるレンズ部材1071と、レンズ部材1071の内面側に備えられるインナーレンズ部材1077と、レンズ部材1071とインナーレンズ部材1077との間に介在されるシート部材1091と、インナーレンズ部材1077の内面側に備えられる環状のリフレクタ(反射部材)1093と、環状のリフレクタ(反射部材)1093の内周側に前面側のLED1099を配設して備えられるLED基板1097で構成されている(図72参照)。
外装部材1059は非透過性材料で所定形状に形成されており、本実施形態では発光する光が通過可能な所定の切り欠き部を所定箇所に備えている。本実施形態では、前面1061よりも大径状に形成された環状裾部1063を設け、前面1061と環状裾部1063との間を傾斜状の周面1065で一体に連結されてなる中空筒状に形成されている。切り欠き部は、例えば外装部材1059の前面1061を、レンズ部材1071の前面レンズ部1079が見える程度に大きく切り欠いた略円形状の正面切り欠き部(貫通孔)1067と、外装部材1059の周面1065領域に、レンズ部材1071の側面レンズ部の一部が見える程度に細長状に貫通して切り欠いた周面切り欠き部(スリット)1069を複数個備えている(図72、図74及び図75参照)。従って、それぞれの切り欠き部1067,1069から所定の発光演出(色・発光パターンなど)が遊技者に対して提供される。
レンズ部材1071は、透過性を有する材料にて所定形状で所定の色に形成されており、本実施形態では、前記外装部材1059よりも小さくて、外装部材1059の内面に嵌合可能な外面形態を有している。本実施形態では、前面(平面部)1073の周縁部から後方に向けて拡開した(突出した)筒状の突出部1075を備えてなる中空筒状に形成されている(図72、図74及び図75参照)。
インナーレンズ部材1077は、導光性を有するとともに、前記レンズ部材1071の内面に嵌合可能な程度の形状に形成され、本実施形態では、前記レンズ部材1071よりも小さくて、レンズ部材1071の内面に嵌合可能な外面形態を有している。本実施形態では、前面レンズ部1079よりも大径状に形成された環状裾部1081を設け、前面レンズ部1079と環状裾部1081との間を傾斜状の周面1083で一体に連結されてなる中空筒状に形成されている(図72乃至図75参照)。また、本実施形態では、周面1083の所定領域に細長状に形成された切り欠き部(スリット)1085を複数個備えている。この切り欠き部(スリット)1085は、発光手段から照射された光を反射・拡散させて効率よく切り欠き部(スリット)1085から外方に向けて発光させるために、切り欠き部(スリット)1085の内面に所定の凹凸加工(ギザ加工)1087を施している。また、インナーレンズ部材1077は、その前面レンズ部1079の内面側にも所定の凹凸加工(ギザ加工)1089を施している。前面レンズ部1079の内面側の凹凸加工1089は、発光手段から照射された光を反射・拡散させて効率よく前面レンズ部1079に出射可能としている。
シート部材1091は、発光手段からの光を拡散させる薄肉シート部材であって、発光手段の所定の色によって所定の文字や図柄などが発光表示されるものとしている(図72参照)。本実施形態では、赤色LEDの発光で所定の文字(第一の文字)が前面レンズ部1079から発光表示され、青色LEDの発光で、前記第一の文字とは異なる所定の文字(第二の文字)を発光表示するものとして、演出・装飾効果を向上させている。従って、遊技の進行によって遊技者に対して見える表示を異ならせて遊技の興趣を向上させることができる。
リフレクタ(反射部材)1093は、所定形状に形成され、本実施形態では八角形状に形成された所定の厚みを有する環状部材で、相対向する箇所に内方(内周側)に向けて半円状に突出した突部(外周側から見ると半円状に窪んだ凹部)1095が形成されている(図72、図74及び図75参照)。
発光手段は、本実施形態では、LED基板(発光手段取付基板)1097の前面側に備えたLED1099と背面側に備えたLED1101を想定している。LED基板(発光手段取付基板)1097は、リフレクタ(反射部材)1093の背面側に配設され、LED基板1097の前面側は前記リフレクタ(反射部材)1093に当接するとともに、前面側のLED1099は、前記環状のリフレクタ(反射部材)1093の内側に入り込んだ状態になっている(図72乃至図75参照)。
前面のLED1099は側方発光で、そのLED1099の外側方向にあるリフレクタ(反射部材)1093と相対向する内側方向に向けて所定の光を照射し、照射された光は、所定箇所、すなわち、インナーレンズ部材1077の内面側に設けられている所定の凹凸加工(ギザ加工)1089などにあたって入光し、前面レンズ部1079の前面方向を発光表示する(図中矢印は照射方向を示す。図75参照)。また、前面のLED1099から照射される光が環状に構成されているリフレクタ(反射部材)1093の所定位置に反射して拡散することも考えられるため、前面レンズ部1079に向けて光が乱反射して拡散された状態でインナーレンズ部材1077の前面レンズ部1079に入光して広がりを持って発光演出される。
さらに、本実施形態によれば、前面のLED1099が、リフレクタ(反射部材)1093の内側に配設される状態となっており、かつリフレクタ(反射部材)1093が前面の全てのLED1099…を囲んで配設されているため、前面のLED1099から照射される光がLED基板1097の背面側に漏れ難くなっている。
背面側のLED1101は前面側のLED1099と同じく側方発光であるが、その発光方向は前面側のLED1099とは異なり外側方向に向いている(図74及び図75参照)。従って、側方から出射された光はインナーレンズ部材1077の内周面に向けて照射されて導光性を有するインナーレンズ部材1077に導光されるが、反射する光もあり、反射した光が切り欠き部(スリット)1085からレンズ部材1071の突出部(周面)1075に向けて出射され、前記突出部1075に導光され、外装部材1059の周面切り欠き部(スリット)1069を介して外方に導光する(図中矢印は照射方向を示す。図75参照)。このとき、インナーレンズ部材1077の切り欠き部1085の内面に施された所定の凹凸加工(ギザ加工)1087によって照射された光は拡散される。
図72中の符合1103は、第一の発光演出手段1057の外装部材1059の周囲に配設される装飾部材で、この装飾部材1103に第一の発光演出手段1057を取付固定するとともに、この装飾部材を裏箱1055の内面所定位置に取付固定する。
昨今の遊技機は、たくさんの発光演出手段と可動演出役物が、配設空間が制限されている狭い遊技機内に配設されていることから、必要な発光スペースが得られない状況にあることが多い。例えば、本実施形態にあっては、後述する第二の可動演出役物1213を構成する駆動手段(モータ)1245が近接して配設されている(図51及び図74参照)。本実施形態のように構成されることによって、たとえ上記のように駆動手段などによってスペースの制限を受けているような場合であっても、前面からの発光演出と周面からの発光演出により十分な発光演出効果が期待できる。
<第二の発光演出手段>
図76は、第二の発光演出手段1105で、発光演出を行うとともに、回転作動による可動演出をも行うことが可能である。本実施形態の第二の発光演出手段1105では、裏箱1055の前面(遊技者側)から見て、鉛直方向で前記第一の発光演出手段1057の下方に配設されている(図47、図49乃至図51参照)。なお、第二の発光演出手段1105は図示した本実施形態の形態・構成に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
本実施形態の第二の発光演出手段1105では、所定形状に形成された外装部材1107と、外装部材1107の内面側に備えられるレンズ部材1111と、レンズ部材1111の内面側に備えられるインナーレンズ部材1113と、裏箱1055に取り付け固定されるベースカバー1114及びベース部1116と、前記ベース部1116の前面側に取り付け固定され、前記インナーレンズ部材1113の背面側に位置し、発光手段としてのLED1117を備えているLED基板1115と、前記ベースカバー1114とベース部1116の間に配される駆動機構(中継ギア1110、伝達ギア1112)とで構成されている。なお、駆動機構を構成する駆動手段(モータ)1108にあっては、回転軸をベースカバー1114の方向に突出させてベース部1116の前面下方に取り付け固定されている。なお、図面では、説明上、中継ギア1110と伝達ギア1112をベース部1116の前方に抜き出して表示している(図76参照)。
外装部材1107は非透過性材料で短尺の円筒状に形成されており、本実施形態では発光するLED1117の光が通過可能な所定の切り欠き部1109を所定箇所に備えている。従って、それぞれの切り欠き部1109から所定の発光演出(色・発光パターンなど)が遊技者に対して提供される。また、背面(前面部内面)の所定箇所にはビス止め用のボス(前面側には非貫通)1106が複数個所形成されている。
レンズ部材1111は、透過性を有する材料にて、前記外装部材1107よりも小さくて、外装部材1107の内面に嵌合可能な短尺の円筒状に形成されている。また、前面の所定箇所にはビス止め用の孔部(貫通孔)1111aが複数個所形成されている。
インナーレンズ部材1113は、透過性を有する材料にて、前記レンズ部材1111よりも小さくて、レンズ部材1111の内面に嵌合可能な短尺の円筒状に形成されている。また、前面の略中心位置には、前記伝達ギア1112の回転軸1112aが挿通して固定可能な挿通孔(貫通孔)1113aが形成され、所定箇所にはビス止め用の孔部1113bが複数個所形成されている。
LED基板1115は、ベース部1116の前面側に所定箇所をビス止め固定して配設されており、所定形状(円盤状)の基板の前面に所定数のLED1117を所定位置に備えている(図76参照)。LED1117は前方発光で、前方に備えられるインナーレンズ部材1113に向けて発光する。
そして、外装部材1107内にレンズ部材1111とインナーレンズ部材1113を内装するとともに、外装部材1107の背面側に設けられているビス止め用のボス1106とに対して、レンズ部材1111のビス止め用の孔部1111aと、インナーレンズ部材1113のビス止め用の孔部1113bを重ね合わせてインナーレンズ部材1113の背面側からビス止めして一体に備えられる。なお、この一体工程にあたっては、インナーレンズ部材1113の挿通孔1113aに、伝達ギア1112の回転軸1112aの先端が一体に取り付けられている。従って、駆動手段(モータ)1108からの回転動作を受けた中継ギア1110がその回転動作を伝達ギア1112に伝え、伝達ギア1112の回転動作によって、前記外装部材1107とレンズ部材1111とインナーレンズ部材1113が一体に回転する。このとき、遊技態様に応じて、LED基板1115のLED1117からの所定の発光による発光演出表示がなされる。この回転動作と発光演出表示は、本発明の範囲内において任意に設計変更可能である。
<第三の発光演出手段>
図77乃至図80は第三の発光演出手段1119を示す。図中1119は、裏箱1055の前方下端に配設される第三の発光演出手段で、インナーレンズ部材1123に発光手段としてのLED1125(第一の発光手段),1125a(第二の発光手段),1125b(第三の発光手段)からの光を照射することによって光による演出表示を行う。本実施形態の第三の発光演出手段1119は、前方側(遊技者側)から見て、装飾部材(装飾レンズ部材)1121と、装飾部材1121の内面側に備えられるインナーレンズ部材(レンズ部材)1123と、インナーレンズ部材(レンズ部材)1123の内面側に備えられるLED1125,LED1125a,LED1125bと、発光手段のLED1125,LED1125a,LED1125bの背面側に配されるベース部1127で構成されている。なお、図中1129は、本実施形態の第三の発光演出手段1119を構成する他の装飾部材で、前記LED1125b(第三の発光手段)によって発光演出表示される。第三の発光演出手段1119は、前記レンズ部材(インナーレンズ部材)1123とLED1125(1125a,1125b)による発光演出に特徴を有するためその点について説明をする。
前記レンズ部材(インナーレンズ部材)1123は、第一の態様で加工された第一の発光表示領域1131と、前記第一の発光表示領域1131に施された第一の態様とは異なる第二の態様で加工された第二の発光表示領域1135とを有している。
具体的に説明すると、本実施形態では、前記第一の発光表示領域1131は、一方向から他方向、本実施形態では横方向に伸びる前記第一の態様を表現するように、光を一方向から他方向(横方向)に散らすことが可能な第一のレンズカット1133が前記第一の態様に沿って施されている。そして、前記第二の発光表示領域1135は、前記第一のレンズカット1133を施した領域以外のレンズ部材1123の全部の領域に、光を360度に照射することが可能な第二のレンズカット1137が多数施されている(図78及び図79参照)。なお、第二の発光表示領域1135は、前記第一のレンズカット1137を施した領域以外のレンズ部材1123の少なくとも一部の領域に第二のレンズカット1135が施されているものであってもよい。
そして、前記第一の発光表示領域1131の所定の複数個所に、LED1125が対応付けられている(図78では、対応するLED1125位置を破線で示す)。そして、前記第一のレンズカット1133に対応する前記複数のLED1125を左右いずれかの方向から順番に点灯することにより、前記第一の態様に沿った発光表示領域1131が順番に発光表示される。すなわち、図79(a)乃至(e)及び図80(a)乃至(e)に示すように、第一の発光表示領域1131のLED1125が順番に点灯することにより、段々と横方向に伸びていく第一の態様を発光表示(ロープ状の発光表示)することとができる。図79(a)乃至(e)及び図80(a)乃至(e)にて、符合1132は、発光表示されている部分を示す。なお、図80では、第一の発光表示領域1131が装飾部材1121の前面側に表示されているが、これは光が横方向に流れることを説明するために現しているに過ぎず、実際には、装飾部材1121の前面から第一の発光表示領域1131は現れていない。また、LED1125を左右いずれかの方向から順番に点灯・消灯を繰り返して行うことにより、前記第一の態様に沿った発光表示領域1131に沿って光が流れるような発光表示が提供される。さらに、全てのLED1125を同時に点灯・同時に消灯を交互に繰り返してロープ状の全体を点滅させて発光表示することも可能である。
そして、前記第二の発光表示領域1135の所定の複数個所に、第二の発光手段のLED1125aが対応付けられている。前記LED1125aを点灯することにより、前記第二の態様に沿った発光表示領域1135が発光表示される(図79参照)。すなわち、前記第二のレンズカット1137に対応するLED1125aを発光させることにより、第一のレンズカット1133を施した領域以外のレンズ部材1123が、例えば略円形状に発光表示するとした前記第二の態様が発光表示され、装飾部材1121の全体が発光表示される。特に本実施形態によれば、第一の態様に沿った発光表示領域1131の周囲にて、第一の発光表示領域1131の発光演出とは異なる第二の態様に沿った発光表示領域1135の発光演出が提供されるため、発光演出効果の向上となる。また、第三の発光手段のLED1125bの発光によって他の装飾部材1129も、第一の発光表示領域1131と第二の発光表示領域1135とともに、所定の発光演出を行い、発光演出効果を高めている。なお、前記第一の発光表示領域1131に対応させた第一の発光手段のLED1125が発光表示しているときに、第二の発光表示領域1135の第二の発光手段のLED1125を点灯させもよい。なお、装飾部材1121は設けずに、インナーレンズ部材1123自体を視認容易に設ける構成であってもよく、本発明の範囲内である。
<第一の可動演出役物>
図81乃至図87に第一の可動演出役物(第一演出手段ともいう)1143の一例を示す。第一の可動演出役物1143は、回動及び伸縮可動(前進動作及び後退動作)可能な役物であって、次の構成からなる。
第一の可動演出役物1143は、第一位置(視認困難な初期位置)1145から第二位置(視認容易な出現位置)1147へと可動(回動及び伸縮可動)可能であって(図50参照)、非透過性材にて形成された外装部材1153と、外装部材1153を可動(回転・伸縮)させるための駆動手段(モータ)1159と、駆動手段1159からの動作を伝達して、外装部材1153を可動させる伝達機構1163と、前記伝達機構1163とともに外装部材1153を可動させるスライドシャフト部材1167と、外装部材1153の背面側に配され、伝達機構1163の一部が収容される表装飾部材1149と、表装飾部材1149の背面側をカバーする裏カバー部材1199と、裏カバー部材1199の背面側に配される裏装飾部材1151を備えて構成されている(図83参照)。裏装飾部材1151は、裏箱1055の所定位置に取り付け固定されるが、表装飾部材1149は、裏装飾部材1151に対して回動可能に取り付けられている第一の部材1149aと、裏装飾部材1151に対して固定されて取り付けられている第二の部材1149bの二部材で構成されている。
本実施形態では、第一の可動演出役物1143は、裏箱1055の内面左側(図50及び図81において向かって左側)にて、初期位置1145で鉛直方向に起立している状態に配設されており、その位置から遊技領域方向に時計回りに回動して出現位置1147へと移るように構成されている。なお、本実施形態では、この第一の可動演出役物1143が、初期位置1145において遊技盤1の盤面の裏側に位置して遊技者側から視認困難に配設されている(図47参照)。
外装部材1153は、例えば本実施形態では、刃物の正面形態を有しているものとしており、非透過性材にて形成された表部材1155と裏部材1157で構成されている(図83及び図84参照)。
駆動手段(モータ)1159は、裏装飾部材1151の背面側の下方領域に固定して配設されており、回転軸を裏装飾部材1151の前面側に突出させるとともに、前記前面側にてモータギア1161を取り付けている。モータギア1161は、駆動手段(モータ)1159の正逆回転動作に応じて正逆回転可能に構成されている(図83及び図84参照)。
伝達機構1163は、第一のギア1177と、第二のギア1183と、第三のギア1185と、変換機構1193と、スライドシャフト部材1167を含んで構成されている(図83乃至図87参照)。スライドシャフト部材1167は、軸受部分1169を、表装飾部材1149の背面側に取り付け固定するとともに、スライドシャフト1171の前後端1173,1175をそれぞれ外装部材1153の裏部材1157の背面側に取付固定することによって、前記軸受部分1169に摺動可能に保持されたスライドシャフト1171が上下動することにより、表装飾部材1149に対して外装部材1153がスライド移動(伸縮移動)自在に備えられる(図83乃至図85参照)。
第一のギア(スライド中継大ギア)1177は、前記モータギア1161よりも大径であって、外周面の周方向の一部にギア歯を有さない領域1179を備え、前記駆動手段1161のモータギア1161と噛み合って、駆動手段1159からの回動動作を受けて正逆方向に回転動作可能に構成されている。すなわち、第一のギア1177は、いわゆる欠歯ギアを採用し、前記モータギア1161は、第一のギア1177の周方向全域にわたってギア歯を有する領域1181に噛み合って配設されている(図83、図84、図86及び図87参照)。第一のギア1177は、裏装飾部材1151の前面側に突設されている軸部材1152に回動可能に軸支されて配設されている。
第二のギア(スライド大ギア)1183は、前記第一のギア1177よりも小径であって、前記第一のギア1177の周方向全域にわたってギア歯を有する領域1181に噛み合って正逆方向に回転動作可能に配設されている。例えば、本実施形態によると、後述する第三のギア(欠歯ギア)1185の周面一側に突出する環状の嵌合筒部1185bが、第二のギア1183の内面に摺動可能に嵌合して備えられ、第三のギア1185とともに前記表装飾部材1149の背面側に配設されている(図83、図84、図86及び図87参照)。
第三のギア(欠歯ギア)1185は、前記第一のギア1177よりも小径であって、かつ第二のギア1183と略同一径に形成されており、前記第一のギア1177のギア歯と噛み合うギア歯を有する領域1187と、前記第一のギア1177のギア歯を有さない領域1179と対応したギア歯を有さない領域1189とが、外周面の周方向に備えられているいわゆる欠歯ギアが採用されている。
ギア歯を有さない領域1189には、突部を備えており、前記突部の先端面1191が第一のギア1177のギア歯を有さない周面領域1179に接触するように構成されている(図83、図84、図86及び図87参照)。すなわち、本実施形態では、突部の先端面1191の高さがギア歯を有する領域1187のギア歯の先端の高さと同一の高さに設定されている。なお、ギア歯を有する領域1187のギア歯が、前記第一のギア1177のギア歯と噛み合い、回転動作を伝達可能であれば前記先端面1191の高さと異なっていても良く特に限定されない。
第三のギア1185は、周面一側に突出する環状の嵌合筒部1185bが、第二のギア1183の内面に摺動可能に取り付けるとともに、前記嵌合筒部1185bが設けられている側の一面に突設した複数個の突部1185aを、表装飾部材1149の第一の部材1149aに備えた凹部(図示省略)に嵌合させて第一の部材1149aとともに回動作動(供回り)するものとしている。また、第三のギア1185の板中心には軸孔1185cが設けられており、この軸孔1185cには前記第一の部材1149aに備えた軸部材1150が挿通されている(図83、図84参照)
なお、前記第二のギア1183は、第三のギア1185の嵌合筒部1185bに摺動可能に取り付けるだけであるため、第一の部材1149aと供回りするものではない。前記第二のギア1183と同様に前記表装飾部材1149の背面側に突設されている軸部材1150に回動可能に軸支されて配設されている。
変換機構1193は、前記第二のギア1183の正逆方向の回転動作を直進動作に変換して前記可動演出役物1143を進退動作させることが可能な構成を有しており、前記第二のギア1183と噛み合う最下端のギア1195aから最上端のギア1195gまで順次噛み合って配設されている多数のギア群(スライド中継ギア群ともいい、本実施形態では、7個のギア1195a,1195b,1195c,1195d,1195e,1195f,1195gで構成されている)と、ギア群の最上端のギア1195gと横並びで形成されて同期するピニオンギア1197と、該ピニオンギア1197が噛み合うラック部材(スライドラック)1201とで構成されている(図83及び図84参照)。
図面においてギア群(1195a,1195b,1195c,1195d,1195e,1195f,1195g)は、見やすいように浮いている状態で開示されているが、実際には前記表装飾部材1149の第一の部材1149aの背面側に突設されている軸部材にそれぞれのギア(1195a,1195b,1195c,1195d,1195e,1195f,1195g)が回動可能に備えられている。また、ラック部材1201は、前記外装部材1153の裏部材1157の背面に取付固定されている。なお、前記ピニオンギア1197は、図面では説明上最上端のギア1195gと並設して開示されているが、外装部材1153の裏部材1157に固定されているラック部材1201と噛み合う必要があることから、実際には前記第一の部材1149aのスライド溝1149cを介して前面側に位置している。
ここで、第一の可動演出役物1143の動作について簡単に説明する。第一の可動演出役物1143は、前記第二のギア1183のギア歯を有する領域1181と第三のギア1185のギア歯を有する領域1187が、第一のギア1177のギア歯を有する領域1181にそれぞれ噛み合って配設され、図47、図49乃至図51で示すように遊技機の正面側から見て遊技盤1の左裏側にて、鉛直方向に外装部材1153の刃物形状が位置するように配設されている。この状態が第一の可動演出役物1143における初期位置1145である。
そして、前記第一のギア1177のギア歯に、前記第三のギア1185のギア歯が噛み合って、前記駆動手段1159の正転方向の回動動作が前記第三のギア1185に伝達されることによって第一の可動演出役物1143(外装部材1153と表装飾部材1149)が、前記初期位置1145から遊技盤1の遊技領域の中央方向に向けて回動動作して、遊技者から視認容易に突出する(図50、図81及び図82参照)。このように遊技盤1の遊技領域に向けて回動させて突出した状態が第一の可動演出役物1143における出現位置1147である。図82では、第一の可動演出役物1143の可動状態を実線で示すとともに、伸びた状態(斜め上方に向けて前進した状態)を仮想線で示す。なお、第一の可動演出役物1143が回動して遊技領域方向に突出した状態(実線で示す状態)も、さらに伸びた状態(仮想線で示す状態)も、遊技者から見て視認容易な状態であるため、いずれも出現位置1147である。
第三のギア1185と同時に前記第一のギア1177のギア歯に噛み合って正転方向に回動する第二のギア1183は、前記駆動手段1159の正転方向の回動動作を前記変換機構1193へと伝達し、ラック部材1201に噛み合っているピニオンギア1197が、ラック部材1201と一体に構成されている外装部材1153を伸ばす方向に動作させる。そして、前記第一のギア1177のギア歯を有さない領域1181に前記第三のギア1185のギア歯を有さない領域1189が対向した際に、前記第三のギア1185はギア歯を有さない領域1189(突起先端面1191)が、前記第一のギア1177のギア歯を有さない領域1181上を接触しつつ移動するため、前記第一の可動演出役物1143(外装部材1153)を出現位置1147にて維持するとともに、前記第二のギア1183から伝達された回動動作が変換機構1193によって直進動作に変換されて前記第一の可動演出役物1143が伸ばす方向に動作する。そして、一定時間出現位置に停止した後、駆動手段1159を逆回転させてモータギア1161、第二のギア1183、第三のギア1185、そして変換機構1193を構成するギア群1195a…、ピニオンギア1197及びラック部材1201に逆回転の動作を伝達して第一の可動演出役物1143を縮める方向に動作させるとともに、初期位置1145へと戻すように回動動作させる。
また、本実施形態では、裏カバー部材1199の背面側に一体に突設した係止突起1203を、裏装飾部材1151に設けられた湾曲状のスライド長溝1205を介して裏装飾部材1151の背面側に突設させるとともに、その突設された係止突起1203に、一端を裏装飾部材の背面側に係止させて備えた所定のバネ部材1207の他端を係止させて、常に外装部材1153と表装飾部材1149が初期位置に戻るように付勢される構成を採用している(図85参照)。なお、第一の可動演出役物1143は、駆動手段1159と伝達機構1163とによって初期位置1145と出現位置1147との間を回動作動させるものであって、バネ部材1207は、あくまでも出現位置1147から初期位置1145へと戻す回動動作を補助するために機能する程度のバネ力を有するものとしている。
さらに本実施形態では、前記裏装飾部材1151の前面側にフォトセンサ1209を備えており、前記裏カバー部材1199の背面側に突設した突片(図示省略)を検出して第一の可動演出役物1143の初期位置1145と出現位置1147を認識可能に構成している。例えば、フォトセンサ1209によって突片(図示省略)を検出しているときは初期位置1145にあることを認識し、回動動作をしてフォトセンサ1209から突片(図示省略)が外れて検出されなくなったときには出現位置1147にあることを認識し、この出現位置1147にあることを認識してから所定時間経過後に駆動手段1159を逆回転させるべく信号をサブ制御基板に送るようにする。
ここで、本実施形態における第一の可動演出役物1143の発光演出表示形態について説明する。
本実施形態における第一の可動演出役物1143は、第一の可動演出役物1143が可動を開始する以前に、前記導光板1031の所定位置に配設した一部のLED1038を発光させて所定の発光表示(特定画像を発光表示)をすることにより、第一の可動演出役物1143が所定の位置まで可動する可能性があることを報知することとしている。これにより、可動(出現)するかもしれないといった期待感を遊技者に対して与えることができる。例えば、前記段落0221にて説明したとおり、遊技において所定条件が整い、第一の可動演出役物1143を可動させることとなったときに、第一の可動演出役物1143の可動が開始する以前に、上側左基板1037aの一部のLED1038を発光(点滅・点灯)させる。これにより、第一の可動演出役物1143が配設されている位置(図60の左側の斜線で示す領域)に対応する導光板1031の左側領域に設けた反射部によって、第一の可動演出役物1143と同一形状の刃物画像1143aが、前記導光板1031の左側領域に発光(点滅・点灯)演出表示される(図61参照)ため、第一の可動演出役物1143が所定の位置まで可動する可能性があることを報知することとしている。これにより、可動(出現)するかもしれないといった期待感を遊技者に対して与えることができる。なお、上側左基板1037aの一部のLED1038の発光(点滅・点灯)時に第一の可動演出役物1143を小刻みに左右方向に役物移動させる態様を採用することも可能である。本実施形態では、導光板1031の発光表示後において、第一の可動演出役物1143が所定の位置まで移動したり、所定の位置まで移動しなかったりするが、必ず所定の位置まで移動するようにしたり必ず移動しないようにしたりすることも可能である。
また、第一の可動演出役物1143が前記第一位置(初期位置)1145から前記第二位置(出現位置)1147まで可動することに関連させて(連動させて)、前記導光板1031の所定位置に配設したLED1038を発光させて、第一の反射部を介して導光板1031に所定の画像(第三画像又は一の画像ともいう)を発光表示することも可能である。例えば、第一の可動演出役物1143が第二位置(出現位置)1147に可動したときに、導光板1031の所定のLED基板1037(例えば、上側中基板1037b)のLED1038を発光させて、導光板1031の所定領域に設けた所定の反射部(第一の反射部)によって、あたかも第一の可動演出部材1143から光が発射されたような発光演出(第三画像又は一の画像)を施すことも可能である(図81参照)。第一の可動演出部材1143から発射される光を発光演出するには、セルシート1051に設けた第一画像と、導光板1031に設けた第二画像の組み合わせによって発光演出することも可能である。第一の可動演出役物1143が可動を開始する前に報知する発光表示画像や、可動したことに基づいて表示される発光表示画像は特に限定されず本発明の範囲内で設計変更可能である。
<第二の可動演出役物>
図88乃至図94に第二の可動演出役物1213の一例を示す。
第二の可動演出役物1213は、一方向(視認困難な初期位置、以下、この位置を第一位置とも言う)1217から他方向(視認容易な出現位置、以下、この位置を第二位置とも言う)1219に向けて可動可能に構成されており(図50、図51、図93及び図94参照)、次の構成からなる。
第二の可動演出役物1213は、第一の可動演出役物1143とは異なって、第二の可動演出役物1213を回動動作させる第一の駆動手段(第一のモータ)1245と、第二の可動演出役物1213を伸縮動作させる第二の駆動手段(第二のモータ)1215を別個に備えている(図89乃至図92参照)。
第二の可動演出役物1213は、第一位置(視認困難な初期位置)1217から第二位置(視認容易な出現位置)1219へと可動(回動及び伸縮可動)可能であって、外装部材1227と、外装部材1227を可動(回動動作)させるための第一の駆動手段(第一のモータ)1245と、第一の駆動手段1245からの動作を伝達して、外装部材1227を可動(回動動作)させる第一の伝達機構1249と、外装部材1227を可動(伸縮動作)させるための第二の駆動手段(第二のモータ)1215と、第二の駆動手段1215からの動作を伝達して外装部材を可動(伸縮動作)させる第二の伝達機構1279と、前記第二の伝達機構1279とともに外装部材1227を可動(伸縮動作)させるスライドシャフト部材1237と、外装部材1227の背面側に配される表装飾部材(ハンドル意匠)1223と裏装飾部材(ベース)1225を備えて構成されている(図91参照)。裏装飾部材1225は裏箱1055の所定位置に取り付け固定されるが、表装飾部材1223は、裏装飾部材1225に対して回動可能に取り付けられている(図51参照)。
本実施形態では、第二の可動演出役物1213は、裏箱1055の内面上側(図50及び図51において向かって上側)にて、初期位置1217で水平状態に配設されており、その位置から遊技領域方向に反時計回りに回動して出現位置1219へと移るように構成されている(図50及び図93参照)。また、本実施形態では、この第二の可動演出役物1213は、後述する第三の可動演出役物(他の可動演出役物)1321の背面側に備えられており、第三の可動演出役物1321が可動した後に、前記第二の可動演出役物1213が一方向から他方向に向けて可動することが可能に構成されている(図50及び図93参照)。本実施形態では、第三の可動演出役物1321が可動した後に、前記第二の可動演出役物1213が一方向から他方向に向けて可動する構成を持って説明するが、本発明は、第三の可動演出役物1321の可動に関連させて、前記第二の可動演出役物1213が可動する構成を有するものであればよく、第二の可動演出役物1213の可動のタイミングは、第三の可動演出役物1321の可動に関連して可動するものであれば全て本発明の範囲内であり、適宜設計変更可能である。また、第二の可動演出役物1213は、本実施形態では、導光板1031の背面側に配設されているが、導光板1031の前面側に配設されるものであってもよい。
外装部材1227は、例えば本実施形態では、第一の可動演出役物1143の外装部材1153よりも大型の刃物の正面形態を有しているものとしており、非透過性材にて形成された表部材1229と、表部材1229の背面側に配され、透過性材にて形成されたレンズ部材1231と、レンズ部材1231の背面側に配されたLED基板1233と、LED基板1233の背面側に配され、非透過性材にて形成された裏部材1235で構成されている(図91参照)。本実施形態によればこのように構成されているため、例えば、前記LED基板1233からの所定の発光により、レンズ部材1213を介して外装部材1227に所定の発光演出がなされる。なお、本実施形態では、前記裏部材1235を、裏下方部材1235aと、裏上方部材1235bの二部材で構成されているものとしている。
そして、前記裏上方部材1235bには、後述するスライドシャフト部材1237の端部1239が一体に取り付けられるとともに、裏下方部材1235aには、後述する第二の伝達機構1279のピニオンギア1297が噛み合うラック部1299が一体に形成されている(図89乃至図92参照)。
第一の駆動手段(第一のモータ)1245は、裏装飾部材1225の前面側の下方領域に固定して配設されており、回転軸を裏装飾部材1225の前面側に向けて突出させるとともに、その先端に第一のモータギア1247を取り付けている。第一のモータギア1247は、第一の駆動手段(第一のモータ)1245の正逆回転動作に応じて正逆回転可能に構成されている(図89乃至図92参照)。
第一の伝達機構1249は、第一のギア1251と第二のギア1253を含んで構成されている(図89乃至図92参照)。
第一のギア(回転中継ギア)1251は、前記第一のモータギア1247と略同径であって、裏装飾部材1225の前面側に取付固定される部材1252の背面側に回動可能に軸支されている。そして、前記第一のモータギア1247と噛み合って、第一の駆動手段1245からの回動動作を受けて正逆方向に回転動作可能に構成されている。
第二のギア(駆動アームギア)1253は、一端側にギア歯1255を備え、該ギア歯1255から一体に設けられた細長板部1257の他端側1259に備えた突部(図示省略)を、後述するモータベース部材1261の背面に設けたスリット1263内に摺動可能に連結している。
本実施形態は、第二のギア1253の他端側1259が、前記スリット1263の最下端1265に位置しており、この状態で外装部材1227(第一の可動演出役物1143)の初期位置1217となっている。そして、この状態から第二のギア1253が回転動作をすると、細長板部1257(他端側1259)がスリット1263の最下端1265から上端1267方向へと摺動移動する。
これにより、前記他端側1259で押さえていた力が解放されるため、モータベース部材1261を含め、モータベース部材1261と一体に構成されている第二の駆動手段1215(図89参照)、第二の伝達機構1279及び外装部材1227、表装飾部材1223がともに自重によって外装部材1227の先端側を下方に向けるようにして回転動作する。すなわち、モータベース部材1261を含め、モータベース部材1261と一体に構成されている第二の駆動手段1215、第二の伝達機構1279及び外装部材1227、表装飾部材1223は、常に自重で落下(回転動作)するように構成されており、前記第二のギア1253の他端側1259による押さえと、図示しない補助スプリングの引き上げ力によって初期位置1217を維持する構成を採用している。補助スプリングは、前記第二のギア1253の押さえが解除されたときの自重による回転動作を阻害しない程度のバネ力としている。
第二の駆動手段(第二のモータ)1215は、後述する第二の伝達機構1279を備える裏カバー部材1273と一体に取り付けたモータベース部材1261に収容され、回転軸を表装飾部材1223の背面側に向けて突出させるとともに、その先端に第二のモータギア1277を取り付けている(図89乃至図92参照)。第二のモータギア1277は、第二の駆動手段(第二のモータ)1215の正逆回転動作に応じて正逆回転可能に構成されている。
第二の伝達機構1279は、第三のギア1281と、第四のギア1283と、第五のギア1285と、変換機構(第二の変換機構)1287と、スライドシャフト部材1237を含んで構成されている。スライドシャフト部材1237は、軸受部分1291を表装飾部材1223に取り付け固定するとともに、スライドシャフト部材1237の前後の端部1239,1239をそれぞれ外装部材1227を構成する裏部材1235の裏上方部材1235bに取付固定することによって、表装飾部材1223に対して外装部材1227がスライド移動(伸縮移動)自在に備えられる。なお、図中符合1280で示す部材は、外装部材1227がスライド移動する際の押さえ(ガイド)となる部材であって、上面がギアベース1273の下面と摺接する位置に裏部材1235の裏下方部材1235aに一体に配設されている(図89及び図90参照)。
第三のギア(スライド中継小ギア)1281は、前記第二のモータギア1277よりも小径であって、前記第二駆動手段1215のモータギア1277と噛み合って、第二の駆動手段1215からの回動動作を受けて正逆方向に回転動作可能に構成されている。
第四のギア(スライド中継小ギア)1283は、前記第三のギア1281と同一径でかつ前記第三のギア1281と軸を介して一体に形成されて同期するギアであって、前記第二の駆動手段1215の回動動作を受けて正逆回転可能に構成されている。
第五のギア(スライド大ギア)1285は、前記第一のギア1251乃至第四のギア1283よりも大径であって、前記第四のギア1283と噛み合って、前記第二の駆動手段1215の回動動作を受けて正逆回転可能に構成されている。
第二の変換機構1287は、前記第五のギア1285の正逆方向の回転動作を直進動作に変換して前記第二の可動演出役物1213を進退動作させることが可能な構成を有しており、前記第五のギア1285と噛み合う直近のギアから先端のギアまで順次噛み合って配設されている多数のギア群(スライド中継ギア群ともいい、本実施形態では、7個のギア1295a,1295b,1295c,1295d,1295e,1295f,1295gで構成されている)と、ギア群の先端のギア1295gと横並びで一体に形成されて同期するピニオンギア1297と、該ピニオンギア1297が噛み合うラック部(スライドラック)1299とで構成されている。ギア群は、前記表装飾部材1223の背面側に、それぞれのギア1295a,1295b,1295c,1295d,1295e,1295f,1295gが回動可能に備えられている。また、ラック部1299は、上述したとおり、前記外装部材1227の裏部材1235に直接形成されている。
ここで、第二の可動演出役物1213の動作について簡単に説明する。まず、第二の可動演出役物1213は、初期位置1217において裏箱1055内面の上方に配されている(図50及び図51参照)。このとき、第二のギア1253の他端側1259が、前記スリット1263の最下端1265に位置しており、この状態で外装部材1227(第一の可動演出役物1143)の初期位置1217となっている(図88、図89、図91及び図92参照)。
そして、第一の駆動手段(第一のモータ)1245が回動動作を開始すると、そのモータギア1247の回動動作が第一のギア1251を介して第二のギア1253に伝達され、第二のギア1253が回動動作をすると、細長板部1257(他端側1259)がスリット1263の最下端1265から上端1267方向へと摺動移動する。これにより、前記他端側1259で押さえていた力が解放されるため、モータベース部材1261を含め、モータベース部材1261と一体に構成されている第二の駆動手段1215、第二の伝達機構1279及び外装部材1227(表部材1229、レンズ部材1231、LED基板1233、裏部材1235)、表装飾部材1223がともに自重によって外装部材1227の先端側を下方に向けるようにして回転動作する(図91及び図92を正面側から見て左下方、図90にて矢印H3で示す方向に向けて回動動作する)。これによって、第二の可動演出役物1213は、初期位置1217から出現位置1219へと回動動作して、遊技者から視認容易に突出する。
第一の駆動手段(第一のモータ)1245の回動動作の後に、第二の駆動手段(第二のモータ)1215が回動動作を開始する。なお、第一の駆動手段(第一のモータ)1245の回動動作と同時に、第二の駆動手段(第二のモータ)1215が回動動作を開始する構成とすることも可能であって本発明の範囲内である。そして、モータギア1277の回動動作が第三のギア1281、第四のギア1283を介して第五ギア1285に伝達され、第五のギア1285を介して前記第二の駆動手段1215の正転方向の回動動作を前記第二の変換機構1287(ギア1295a,1295b,1295c,1295d,1295e,1295f,1295gで構成されている)へと伝達し、それぞれのギア1295a乃至1295gが所定の方向に交互に回転動作することによって、外装部材1227側に固定されているラック部1299に噛み合っているピニオンギア1297に、所定方向(本実施形態では、図91及び図92を正面側から見て時計回り方向)の回転動作を与え、ラック部1299と一体に構成されている外装部材1227を伸ばす方向(図91及び図92を正面側から見て左下方、図90にて矢印H1で示す方向)に向けて落下動作させる(図90、図93及び図94参照)。
そして、一定時間出現位置に停止した後、第二の駆動手段1215を逆回転させて、第二のモータギア1277、第三のギア1281、第四のギア1283、第五のギア1285、第二の変換機構1287を構成するギア群1295a乃至1295g、ピニオンギア1297及びラック部1299に逆回転の動作を伝達して、第二の可動演出役物1213を縮める方向(図91及び図92を正面側から見て左下方、図90にて矢印H2で示す方向)に動作させるとともに、第一の駆動手段1245を逆回転させて、第一のモータギア1247、第一のギア1251、第二のギア1253に逆回転の動作を伝達して、第二の可動演出役物1213を初期位置1217へと戻すように回動動作させる(図90にて矢印H4で示す方向に向けて回動動作させる)。
また、本実施形態では、表装飾部材1223の背面側に一体に突設した係止突起1303を、裏装飾部材1225に設けられた湾曲状のスライド長溝1305を介して裏装飾部材1225の背面側に突設させるとともに、その突設された係止突起1303に、止め輪1307を取り付けて前記スライド長溝1305に沿ってスライド移動可能に構成している(図51及び図91参照)。
さらに本実施形態では、前記裏装飾部材1225の前面側にフォトセンサ1309を備えており、前記裏カバー部材1273の背面側に突設した突片1311を検出して第二の可動演出役物1213の初期位置1217と出現位置1219を認識可能に構成している。例えば、フォトセンサ1309によって突片1311を検出しているときは初期位置1217にあることを認識し、回動動作をしてフォトセンサ1309から突片1311が外れて検出されなくなったときには出現位置1219にあることを認識し、この出現位置1219にあることを認識してから所定時間経過後に駆動手段を逆回転させるべく信号をサブ制御基板に送るようにする。
また本実施形態では、裏箱1055の内面下方領域で、前記第二の可動演出役物1213が第一位置(一方向)1217から可動した第二位置(他方向)1219に対応する箇所に、前記第二の可動演出役物1213の先端、すなわち、刃物形状の外装部材1227の先端が、あたかも突き刺さったような演出を行うために、第二の可動演出役物収納部1313を配設し、第二位置1219に可動した第二の可動演出役物1213の外装部材1227の先端を収納可能に構成している(図94参照)。例えば、図面に向かって裏箱1055の内面の左下の領域に配設されており、第二の可動演出役物収納部1313は、所定の外観形状に形成された前方側壁部材1315と後方側壁部材1317の間に収納空間1319を形成して構成されている(図94参照)。
ここで、本実施形態における第二の可動演出役物1213の発光演出表示形態について説明する。本実施形態では、第二の可動演出役物1213が前記第一位置(一方向 初期位置)1217から前記第二位置(他方向 出現位置)1219まで可動することに関連させて(連動させて)、前記導光板1031の所定位置に配設した発光手段(LED)を発光させて、前記他方向に対応する導光板1031位置から前記一方向に対応する導光板1031位置に向けて第二の反射部を介して所定の画像(第四画像、他の画像)を発光表示するものとしている。すなわち、第二の可動演出役物1213が、第一位置(一方向 初期位置)1217から第二位置(他方向 出現位置)1219に向けて可動したときに、その第二位置(他方向 出現位置)1219に対応する導光板1031位置から第一位置(一方向)1217に対応する導光板1031位置に向けて、所定の画像が点灯表示あるいは点滅表示されるように構成する。
例えば、前記段落0225で説明した通り、左側下基板1037fの下のLED1038から上のLED1038へと発光(点滅・点灯)させ(図68(a))、続いて左側中基板1037eの下のLED1038から上のLED1038へと発光(点滅・点灯)させ(図68(b))、続いて、左側上基板1037dの下のLED1038から上のLED1038へと発光(点滅・点灯)させる(図68(c))ことで、導光板1031の全領域に、遊技盤の下方領域から上方領域に向かって稲光のような画像(第四画像、他の画像)が発光表示されるようにしている(図67及び図68参照)。そして、第二の可動演出役物1213が第二位置(他方向 出現位置)1219に移動する際に、第二の可動演出役物1213に備えられているLED基板1233のLEDが発光するように構成する。LED基板1233のLEDが発光すると、その前方に配されているレンズ部材1231に光が入射され、外装部材1277の周縁を発光表示演出させる。
これにより、第二の可動演出役物1213の発光演出及び第二の可動演出役物1213の一定の方向への大きなアクションによる演出と、その大きなアクションの方向とは反対の方向への発光表示演出によって、何か遊技にとって有利な展開への発展があるかとの期待感を遊技者に抱かせることが可能である。
特に図示はしないが、本実施形態においても、第二の可動演出役物1213が可動を開始する以前に、前記導光板1031の所定位置に配設したLED1038を発光させて所定の発光表示(特定画像を発光表示)をすることにより、第二の可動演出役物1213の可動を遊技者に対して報知するものとしてもよい。第二の可動演出役物1213が可動を開始する前に報知する発光表示画像や、可動したことに基づいて表示される発光表示画像は特に限定されず本発明の範囲内で設計変更可能である。
<第三の可動演出役物>
第三の可動演出役物1321は、分離及び結合可能な複数個の可動演出役物(第一の組合せ可動演出役物1323と第二の組合せ可動演出役物1335)と、前記複数個の可動演出役物のうちの一つの可動演出役物(第二の組合せ可動演出役物1335)を可動させるための駆動手段1390と、前記複数個の可動演出役物のうちの何れかの可動演出役物(第一の組合せ可動演出役物1323)に設けられた第一係止部材1391と、前記第一係止部材1391を設けた可動演出役物以外の他の可動演出役物(第二の組合せ可動演出役物1335)に設けられ、前記第一係止部材1391と係止可能な第二係止部材1393と、を含み、前記駆動手段1390によって前記第二係止部材1393を設けた可動演出役物(第二の組合せ可動演出役物1335)を初期位置1324から出現位置1326まで可動することにより、前記第一係止部材1391と前記第二係止部材1393との係止状態が解除されて第一係止部材を備えた可動演出役物(第一の組合せ可動演出役物1323)が前記初期位置1324から前記出現位置1326まで可動することを特徴としている。
図95乃至図102に第三の可動演出役物1321の一例を示す。本実施形態における第三の可動演出役物(他の可動演出役物)1321は、分離及び結合可能な第一の組合せ可動演出役物1323と、第二の組合せ可動演出役物1335で構成されており、前記第二の可動演出役物1213の前方に設けられている。そして、本実施形態では、第三の可動演出役物(他の可動演出役物)1321を構成する第一の組合せ可動演出役物1323と、第二の組合せ可動演出役物1335が分離し、初期位置1324から出現位置1326まで可動した後に、前記第二の可動演出役物1213が初期位置1324から出現位置1326へと可動するものとしている。
本実施形態では、第一の組合せ可動演出役物1323と第二の組合せ可動演出役物1335を構成している後述する第二の可動部材1337が、導光板1031の前面側に位置するように配設されている。
第一の組合せ可動演出役物1323は、図面に向かって第一のベース部材1370の左上端に突設した取付孔部1370aに対して、導光板1031の前面側に突設したボス1032を挿通するとともにビス止め固定する。そして、第一ベース部材1370に設けられている取付孔部1364に導光板1031の前面側に突設したボス1034を挿通するとともにビス止め固定する。
そして、同じく、第一ベース部材1370に設けられている取付孔部1366に導光板1031の前面側に突設したボス1036を挿通するとともにビス止め固定する。このように本実施形態では、第一ベース部材1370の3箇所をビス止めすることにより、導光板1031の前面側に一体に配設している。そして、第一のベース部材1370の前面の左上端寄りで前方に向けて突設した軸部材1362を、第一の裏側支持板1333の左上端に設けられた孔部1333aに回動可能に軸着する。
第二の組合せ可動演出役物1335を構成している後述する第二の支持部材1349(第二の前側機構ベース1351、駆動機構部1353、第二の後側機構ベース1355を含む)は、所定箇所をビス止めして裏箱1055に取り付けられるとともに、導光板1031の上方(例えば図56において向かって右上方)領域に設けられている所定範囲の切り欠きを介して導光板1031に隣接して前方に臨むように配設されている。また、前記第二の支持部材1349の一部は、導光板1031の前面側に突設したボス1030を介して取り付け固定されている。例えば本実施形態では、駆動機構部1353の側面側に備えた孔部1353aに前記ボス1030をビス止め固定することで導光板1031の前面に取り付けられている(図56及び図95参照)。
第一の組合せ可動演出役物1323と第二の組合せ可動演出役物1335は、可動部材としてそれぞれ次の構成を有している。
第一の組合せ可動演出役物1323は、所定形状を有する第一の外装部材1327と、第一の外装部材1327の背面側に配設され、所定の貫通孔1329aを備えた第一の反射板(リフレクタ)1329と、第一の反射板(リフレクタ)1329の背面側に配設され、所定のLED1331aを備えてなる第一のLED基板1331と、第一のLED基板1331の背面側に配設される第一の裏側支持板1333とで一体に構成されている第一の可動部材1325を有している(図95参照)。
前記第一の裏側支持板1333には、前面側と背面側にわたって貫通した湾曲状の長溝1333bが形成されており、前記長溝1333bには、第一ベース部材1370の前面側に突設したボス1370bが相通されるとともに、回動可能に軸着されている。すなわち、第一の組合せ可動演出役物1323は、第一のベース部材1370の前面の左上端寄りで前方に向けて突設した軸部材1362を、第一の裏側支持板1333の左上端に設けられた孔部1333aに回動可能に軸着しているため、その軸部材1362を軸として回動可能に構成されるとともに、前記ボス1370bが長溝1333bに沿ってガイドされる(図95、図101及び図102参照)。
第二の組合せ可動演出役物1335は、所定形状を有する第二の外装部材1339と、第二の外装部材1339の背面側に配設され、所定の貫通孔1341aを備えた第二の反射板(リフレクタ)1341と、第二の反射板(リフレクタ)1341の背面側に配設され、所定のLED1343aを備えてなる第二のLED基板1343と、第二のLED基板1343の背面側に配設される第二の裏側支持板1345とで一体に構成されている第二の可動部材1337を有している(図95参照)。
前記第一の外装部材1327と第二の外装部材1339は、それぞれ第一のLED基板1331のLED1331aと、第二のLED基板1343のLED1343aから照射される光によって所定領域が発光演出表示されるように構成されている。本実施形態では、第一の外装部材1327と第二の外装部材1339におけるそれぞれの表面の縁部近傍領域1328と1340のみが透過性を有するように構成することで、それぞれの縁部近傍領域1328と1340のみが光るように構成されている(図95乃至図97参照)。なお、本実施形態では、第一の外装部材1327と第二の外装部材1339全体は透過性部材で形成し、表面の所定領域、すなわち、縁部近傍領域1328と1340のみを残して非透過性となるように表面処理(例えば非透過性のま着色剤で表面を装飾処理)をしている。よって、第一の外装部材1327と第二の外装部材1339の背面側は、第一の外装部材1327と第二の外装部材1339を除いてレンズ効果を発揮し、さらに、拡散・反射効果を高めるために所定のレンズカット処理(レンズカット処理部1327a,1339a)を施している(図97参照)。
例えば、第一のLED基板1331のLED1331aからの光は、その前面に配設される第一の反射板(リフレクタ)1329の所定の貫通孔1329aを通過して透過性を有する前記縁部近傍領域1328から外方に照射される(図97参照)。また、貫通孔1329aを通過した光は、第一の外装部材1327の背面側に形成されたレンズカット処理部1327aによって拡散・反射された後に縁部近傍領域1328から外方に照射される(図97参照)。なお、第二の組合せ可動演出役物1335にあっても同じ構成を有しているため説明は省略する。
第一の外装部材1327と第二の外装部材1339の発光演出表示領域は特に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。また、発光態様は点灯・点滅のいずれであってもよいし、全てのLEDを同時に発光させてもよいし、所定のLEDのみを点灯させたり、点滅させたりすることも可能であり、またこれらを適宜組み合わせた発光態様とすることも可能である。
そして、前記第二の可動部材1337は、第二の支持部材1349によって駆動可能に支持されているが、前記第一の可動部材1325は、前記第二の可動部材1337の駆動動作に応じて回動動作するように単に第一の支持部材1347と第一のベース部材1370によって回動可能に支持されているだけである(図95、図101及び図102参照)。
第二の支持部材1349は、前記第二の裏側支持板1345の背面側に配設される第二の前側機構ベース1351と、第二の前側機構ベース1351の背面側に配設される駆動機構部1353と、駆動機構部1353の背面側に配設される第二の後側機構ベース1355とで一体に構成されている。
駆動機構部1353は、第二の前側機構ベース1351と、第二の後側機構ベース1355によって挟持された内部空間に所定の駆動機構を収容してなるものであり、第二の前側機構ベース1351の背面で、鉛直方向に摺動可能に駆動機構ベース1357を備え、駆動機構ベース1357に摺動筒部1371aを固着し、その摺動筒部1371a内を摺動するスライド軸1371の両端1371b,1371bを第二の前側機構ベース1351の背面(内面)に固着してなる。
そして、第二の後側機構ベース1355の背面(外面)に駆動手段1390が固着されて備えられ、駆動手段1390の回転軸が第二の機構ベース1355の孔部1360を介して背面側から挿通されるとともに、第二の機構ベース1355の前面側にて前記回転軸に取り付けられる第三のモータギア1389と、第二の後側機構ベース1355の前面(内面)に突設した軸部材1358に回動可能に取り付けられ、前記第三のモータギア1389と噛み合うアイドルギア1359と、同じく第二の後側機構ベース1355の前面(内面)に突設した軸部材1356に回動可能に取り付けられ、前記アイドルギア1359と噛み合うリンクギア1361と、リンクギア1361の回動動作によって時計回り方向と反時計回り方向に回動動作するリンクアーム1365と、駆動機構ベース1357の上端に一端1385を係止し、他端1387側は前記リンクアーム1365の他端側の貫通スライド溝1375に突出して臨む第二の可動部材1337の突出軸1377を係止している係止部材1379に係止して備えられる引張りスプリング1383とで構成されている(図95、図101及び図102参照)。また、前記第二の前側機構ベース1351と第二の後側機構ベース1355の間で摺動する駆動機構ベース1357の下端には、前記第二の可動部材1337の突出軸1377と並設されている第二突出軸1378が挿通されて回動可能に軸着される連結孔部1380が形成されている。なお、第二突出軸1378は、第二の前側機構ベース1351の前面側と背面側にわたって貫通して設けられているスライド溝1350を挿通して前記連結孔部1380に取り付けられている。
リンクギア1361は、前面側の所定位置に単一の突起1363を設けて回動可能に取り付けられている。
リンクアーム1365は、長尺板状に形成されるとともに、一端1367側は第二の後側機構ベース1355に軸支される軸支部1369を設け、他端1368側から一端1367側方向に向けて所定長さの貫通スライド溝1375を設け、貫通スライド溝1375寄りから一端1367側に向けて非貫通スライド溝1381が設けられている。リンクアーム1365の貫通スライド溝1375には、第二の可動部材1337の背面側に突出した突出軸1377が、第二の前側機構ベース1351のスライド溝1352を通過して背面側に突出し、係止部材1379を介して貫通スライド溝1375内をスライド可能に配設されている。そして、前記係止部材1379には、上述したとおり、引張りスプリング1383の他端1387側が係止されている。前記リンクギア1361の突起1363は、リンクアーム1365の非貫通スライド溝1381に嵌ってスライド移動する。図中符合1376は、突出軸1377を備えている部分の構成の前面側のカバーである。
前記第二の組合せ可動演出役物1335を構成している第二の可動部材1337の背面側には、第一の可動部材1325に向けて突出した第二係止部材(第二突出部)1393が設けられている(図98乃至図102参照)。前記第一の組合せ可動演出役物1323を構成している第一の可動部材1325の背面側には、第二の可動部材1337に向けて突出し、第二係止部材(第二突出部)1393と係止可能な第一係止部材(第一突出部)1391が設けられている(図98乃至図102参照)。
第一係止部材(第一突出部)1391は、棒状に突出しており、第二係止部材(第二突出部)1393には、前記棒状に突出した第一係止部材(第一突出部)1391を収容する凹部1395を有している(図98乃至図100参照)。また、本実施形態では、前記第二係止部材(第二突出部)1393の凹部1395の前後方向の幅が、前記第一係止部材(第一突出部)1391の突出方向(矢印B1で示す方向)に向かうにつれて狭くなっている構成を採用している。すなわち、凹部1395の前後方向の幅は、前記第一係止部材1391と対向する側の凹部端部から第一係止部材1391と反対向する側の凹部端部に向かうにつれて狭くなっている(言い換えると、第二係止部材1393の先端側から奥側に行くにしたがって、前後方向の幅が狭くなるように構成されているともいう)。図99にて、符合W1で示す部分が前記第一係止部材1391と対向する側の凹部端部に存する凹部1395の前後方向幅で、W2で示す部分が第一係止部材1391と反対向する側の凹部端部であり、W1>W2の関係を有している。
従って、例えば、初期位置1324に戻す際に、前記第一係止部材(第一突出部)1391が前記第二係止部材(第二突出部)1393の凹部1395に収容しやすいとともに、凹部1395の幅の狭い部分で第一係止部材(第一突出部)1391を保持することができるため、揺動をしっかりと抑制できる。また、本実施形態のように、凹部1395の幅が広い部分から狭い部分へと徐々に狭くなる構成を採用することにより、次のような作用効果を発揮することもある。例えば、前記第一係止部材(第一突出部)1391と記第二係止部材(第二突出部)1393が分離されている状態で、何らかの衝撃を受けて前記第一係止部材(第一突出部)1391と記第二係止部材(第二突出部)1393の位置が多少前後方向でずれてしまったとしても、前記凹部1395の幅の広い部分で第一係止部材(第一突出部)1391を拾い上げることができるため、係止動作開始時の前後方向の許容範囲があり、第一係止部材(第一突出部)1391を容易かつ確実に保持することができる。
本実施形態では、第一の可動部材1325に第一の係止部材1391を備え、第二の可動部材1337に第二の係止部材1393を備えているが、第一の可動部材1325に第二の係止部材1393を備え、第二の可動部材1337に第一の係止部材1391を備えることも可能で本発明の範囲内で設計変更可能である。
このように構成したことにより、第三の駆動手段1390のモータギア1389を所定の方向に回動動作すると、アイドルギア1359を介してその回動動作はリンクギア1361に伝達される。そして、リンクギア1361が所定の方向に回動動作すると、その前面に設けた突起1363がリンクアーム1365の非貫通スライド溝1381内を所定の方向にスライド移動する。
この動作によってリンクアーム1365は引張りスプリング1383のバネ力に抗して図102に示す時計回り方向に回動し、そのリンクアーム1365の回動動作に従って、貫通スライド溝1375に摺動可能に配設されている第二の可動部材1337の突出軸1377が第二の前側機構ベース1351に設けられたスライド溝1352に沿って下降移動する。詳しくは、まず、スライド溝1352の縦溝領域1352aに沿って突出軸1377が鉛直方向に落下する。これにより、第二の可動部材1337は、一旦、下方に向けて落下する。また、このとき第二突出軸1378は、駆動機構ベース1357の連結孔部1380に連結されており、駆動機構ベース1357とともにスライド溝1350を下方に向けて落下する。そして、その後、スライド溝1352の湾曲溝1352bに沿って突出軸1377が、図102に示す背面側からから見て時計回り方向に回転しつつ下降する。これにより、前記第一係止部材1391と前記第二係止部材1393の係止状態が解除されるとともに、第二の可動部材1337は突出軸を支点に回動(図102に示す背面視で図に向かって時計回り方向に回動)し、初期位置1324から出現位置1326まで可動する(図48、図49及び図93参照)。
そして、第三の駆動手段1390のモータギア1389を逆回転させると、アイドルギア1359を介してその回動動作はリンクギア1361に伝達される。そして、リンクギア1361が所定の方向に回動動作(前記の回動方向とは逆の方向に回動動作)すると、その前面に設けた突起1363がリンクアーム1365の非貫通スライド溝1381内を所定の方向(前記の回動方向とは逆の方向)にスライド移動する。
この動作によってリンクアーム1365は引張りスプリング1383のバネ力もプラスされて図に向かって反時計回り方向に回動し、そのリンクアーム1365の回動動作に従って、貫通スライド溝1375に摺動可能に配設されている第二の可動部材1337の突出軸1377が第二の前側機構ベース1351に設けられたスライド溝1352に沿って上昇移動する。これにより、第1337の突出軸1377が第二の前側機構ベース1351に設けられたスライド溝1352の湾曲溝1352bに沿って回転しつつ上昇移動し、そして縦溝領域1352aに沿って鉛直方向に上昇移動する。第二突出軸1378は、前記突出軸1377の上昇移動に併せてスライド溝1350に沿って上昇移動をする。二の可動部材1337は出現位置1326から初期位置1324まで可動することにより、前記第一係止部材1391が前記第二係止部材1393を掬い上げると共に、前記第一係止部材1391が前記第二係止部材1393のをとが係止状態となる。前記第一の組合せ可動演出役物1323(第一の可動部材1325)と前記第二の組合せ可動演出役物1335(第二の可動部材1337)が初期位置1324に戻り、前記第二の組合せ可動演出役物1335(第二の可動部材1337)が出現位置1326から初期位置1324まで可動する際に、前記第二係止部材1393の凹部1395に前記第一係止部材1391が収容されながら戻る。
第三の可動演出役物1321が上述の通り、第一の組合せ可動演出役物1323と第二の組合せ可動演出役物1335とに分離して回動動作(初期位置1324から出現位置1326へと回動動作)した後に、前記第二の可動演出役物1213が、前述の通り、初期位置1217から出現位置1219へと可動(回動・伸縮)し、所定時間を経過した後に、出現位置1219にある第二の可動演出役物1213が初期位置1217に戻るとともに、第一の組合せ可動演出役物1323が逆方向に回動して初期位置1324へと戻る際に、第二の組合せ可動演出役物1335を係止しつつ初期位置1324へと戻して一つの可動演出役物となり、その背面側に第二の可動演出役物1213が視認困難な状態に遮蔽されるため遊技者の興趣の向上が図れる。さらに本実施形態では、前記前側機構ベース1351にフォトセンサ1354を備えており、前記駆動機構ベース1357を検出して第三の可動演出役物1321の初期位置1324と出現位置1326を認識可能に構成している。例えば、フォトセンサ1354によって駆動機構ベース1357を検出しているときは初期位置1324にあることを認識し、下降動作をしてフォトセンサ1354から駆動機構ベース1357が外れて検出されなくなったときには出現位置1324にあることを認識し、この出現位置1324にあることを認識してから所定時間経過後に駆動手段を逆回転させるべく信号をサブ制御基板に送るようにする。
ここで、本実施形態における第三の可動演出役物1321の発光演出表示形態について説明する。まず、例えば、所定の条件が整い、第二の可動演出役物1213が、前記第一位置(一方向 初期位置)1217から前記第二位置(他方向 出現位置)1219まで可動することとなった場合、まず、第三の可動演出役物1321の可動が開始される。その際に、第三の可動演出役物1321の第一の組合せ可動演出役物1323と第二の組合せ可動演出役物1335のそれぞれの縁部近傍領域1328と1340のみが発光演出表示される。この場合の発光態様は点滅であっても点灯であってもよい。そして、第三の可動演出役物1321の第一の組合せ可動演出役物1323と第二の組合せ可動演出役物1335が可動して、初期位置1324から出現位置1326まで可動するが、このときもまだ発光演出表示されている。
そして、第三の可動演出役物1321が出現位置1326にて、発光演出表示されている状態で、第二の可動演出役物1213が前記第一位置(一方向 初期位置)1217から前記第二位置(他方向 出現位置)1219まで発光した演出状態で可動する。そうすると、前記段落0225で説明した通り、左側上基板1037d、左側中基板1037e、及び左側下基板1037fの各LED1038が発光し、導光板1031の全領域に、遊技盤の下方領域から上方領域に向かって稲光のような画像が発光表示されるようにする(図67及び図68参照)。そして、第二の可動演出役物1213が第二位置(他方向 出現位置)1219に移動する際に、第二の可動演出役物1213に備えられているLED基板1233に備えられているLED1233aが発光するように構成する。LED1233aが発光すると、その前方に配されているレンズ部材1231に光が入射され、外装部材1277の周縁を発光表示演出させる。
これにより、第二の可動演出役物1213の発光演出及び第二の可動演出役物1213の一定の方向への大きなアクションによる演出と、その大きなアクションの方向とは反対の方向への発光表示演出によって、何か遊技にとって有利な展開への発展があるかとの期待感を遊技者に抱かせることが可能である。なお、本実施形態では、第一の組合せ可動演出役物1323と第二の組合せ可動演出役物1335の二部材で構成する実施の一形態を示したが、本発明は三つ以上の分離及び結合可能な複数個の可動演出役物からなるものであってもよく、実施形態に応じて適宜設計変更可能である。また、本実施形態では、棒状に突出した第一係止部材(第一突出部)1391を駆動手段と連結しない可動演出役物に備え、前記棒状に突出した第一係止部材(第一突出部)1391を収容する上向きの凹部1395を有した第二係止部材(第二突出部)1393を、駆動手段と連結した可動演出役物に備えているが、この逆であっても良い。すなわち、第一係止部材(第一突出部)1391を駆動手段と連結した可動演出役物に備え、第二係止部材(第二突出部材)1393を他の可動演出役物に備える形態とすることも可能で本発明の範囲内である。この場合、第二係止部材(第二突出部)は、下向きの凹部(図示省略)を備えるものとして、駆動手段の回転動作によって初期位置に戻ろうとする可動演出役物の第一係止部材が、出現位置にある可動演出役物の第二係止部材の下向きの凹部に下方から嵌りながら係止されるものとできる。さらに、上述した本実施形態及び他の実施形態では、第一係止部材(第一突出部)1391と第二係止部材(第二突出部)1393の双方共に突出する部材をもって説明しているが、これに限定されるものではない。すなわち、いずれか一方は突出状に構成されるものであるが、他方はその突出状に構成される係止部材(第一係止部材1391と第二係止部材1393のいずれか一方の係止部材)を下方から受ける窪み状に形成される係止部材(第一係止部材1391と第二係止部材1393のいずれか他方の係止部材)を、第一の組合せ可動演出役物1323と第二の組合せ可動演出役物1335のいずれかの下面に備えてなるものであってもよく同様の作用効果を発揮することができる。
「第四実施形態」
図103乃至図143は第四実施形態を示す。第四実施形態に係るパチンコ遊技機は、略第三実施形態と同様であるが、次の構成において第三実施形態と相違する(図103乃至図143参照)。以下、第三実施形態と相違する構成のみを説明し、その他の構成については第三実施形態を援用する。なお、本実施形態において、外レール及び遊技釘を図示省略しているが、第一実施形態と同様、所定位置に配設しているものであり、また、表示装置(液晶表示装置)4は図示省略しているが本発明の範囲内で適宜周知の表示装置が適用される。
裏箱1055には、第四の可動演出役物1500と、第五の可動演出役物1589と、第六の可動演出役物1741と、第八の可動演出役物1950と、第四の発光演出手段1990が所定位置に配設されている。また、遊技盤1には、第五の発光演出手段2000、第六の発光演出手段2011をそれぞれ備えている。なお、本実施形態では、前記第六の可動演出役物1741の別実施形態として、第七の可動演出役物1900を想定している。
<第四の可動演出役物>
図103及び図105乃至図115に第四の可動演出役物1500の一例を示す。第四の可動演出役物(一の可動演出役物)1500は、裏箱1055の内面側に取り付け固定されるベース部1501(表ベース1501aと裏ベース1501b)と、ベース部1501内(表ベース1501aと裏ベース1501bの間)に一端側(基端側)が回動可能に支持されるアーム1509と、アーム1509の他端側(先端側)に備えられ、アーム1509の回動動作によって視認困難な第一の初期位置1505と視認容易な第一の出現位置1507との間を移動する可動部材1531と、前記アーム1509を介して前記可動部材1531を前記第一の初期位置1505から前記第一の出現位置1507まで移動させることが可能な駆動手段1529とを備えて構成されている(図103、図105乃至図115参照)。
アーム1509は、ベース部1501に対して回動可能に軸支される基端部1511と、基端部1511から長尺状に突出する腕部1513と、腕部1513の先端に設けられる可動部材取付部1515とで構成されており、駆動手段(モータ)1529にて基端部1511の軸支部分1517を中心に回動可能に配設されている(図107乃至図109参照)。なお、図中1510は、アーム1509の前面に備えられる装飾用のレンズ部材を示す。可動部取付部1515は、短尺円筒状に形成するとともに、背面側をカバー部材1521で覆い、内部空間には可動部材(装飾部材を含む一部の部材)を駆動せしめる可動部材用駆動手段(モータ)1523を備えている(図107参照)。
アーム1509は、ベース部1501を構成する裏ベース1501bの前面から前方に向けて突設した軸支部分1517に、基端部1511を回動可能に軸着してなる(軸着部1536)。そして、前記裏ベース1501bには、アーム可動操作用の駆動手段(モータ)1529を備えるとともに、そのモータ1529に備えたモータギア1530が噛み合うリンクギア1532を回動可能に備えている。また、基端部1511は、弾性部材(バネ材)1502によって、アーム1509の先端に備えた可動部材1531が常に第一の初期位置1505に戻るように付勢されている(図108及び図109参照)。また、本実施形態では、基端部1511のスムーズな回動動作を図るため、基端部1511側に所定の摺動突起1511b,1511bを突設するとともに、ベース部1501を構成する表ベース1501aの背面側に、前記摺動突起1511b,1511bが摺動する摺動溝1503,1503を設けており、前記摺動突起1511b,1511bが摺動溝1503,1503に沿って案内されつつ基端部1511が回動動作することができる(図108及び図109参照)。
リングギア1532は、ギア歯を備えた外周面の一部に突起部1532aを備えており、その突起部1532aと、前記基端部1511の上端周面に形成したリンクアーム軸支部1511aとの間にわたってリンクアーム1534を備えている(図108及び図109参照)。
リンクアーム1534は、一端1534aを、前記基端部1511のリンクアーム軸支部1511aに回動可能に軸着するとともに、他端1534bを、前記突起部1532aに回動可能に軸着してなる略平板棒状に形成されている。また、リンクアーム1534は、その長さ方向の中央領域を湾曲させた軸回避部1534cを有している(図108及び図109参照)。
このような構成を採用しているため、モータギア1530が図109において矢印C1で示す時計回り方向に回転動作すると、その回転動作を受けたリンクギア1532が図中矢印C2で示す反時計回り方向に回転動作する。リンクギア1532の反時計回り方向(C1方向)の回転動作にしたがって、突起部1532aに他端1534bが軸着されたリンクアーム1534が矢印D1で示す下方に移動する。
リンクアーム1534の下方(D1方向)への移動によって、一端1534aが軸着されているアーム1509の基端部1511は下方に向けて押圧され、ベース部1501に対する軸着部1536を軸として時計回り方向に回転動作されるため、腕部1513及び回動部材1531が第一の出現位置1507へと移動する。
そして、所定時間第一の出現位置1507に位置した後、モータギア1530を図109において矢印C3で示す反時計回り方向に回転動作すると、その回転動作を受けたリンクギア1532が図中矢印C4で示す時計回り方向に回転動作する。リンクギア1532の時計回り方向の回転動作にしたがって、突起部1532aに他端1534bが軸着されたリンクアーム1534が矢印D2で示す上方に移動する。リンクアーム1534の上方への移動によって、一端1534aが軸着されているアーム1509の基端部1511上方に引き上げられ、ベース部1501に対する軸着部1536を軸として反時計回り方向に回転動作されるため、腕部1513及び回動部材1531が第一の出現位置1507から第一の初期位置1505へと移動する。また、このとき、基端部1511は、弾性部材1502によって第一の初期位置1505の方向(反時計回り方向)に回転するように付勢されているためモータの負荷も減少する。
図112及び図113は可動部材1531の突出部材1547の動作を示す図で、図112は突出部材1547がガイドベース1561の環状ガイド面1563上で視認容易な出現位置1548にあることを示す概略背面図で、図113は、突出部材1547がガイドベース1561の環状ガイド面1563上で視認困難な初期位置1546にあることを示す概略背面図である。可動部材1531は、回転動作をすることで所定の可動演出を行うものであって、前面側に配される装飾部材1533と、装飾部材1533を取り付ける回転ベース1535と、回転ベース1535の前方から嵌め込む環状飾り1537と、回転ベース1535の背面側に配される基板カバー1539と、基板カバー1539の背面側に配されるLED基板1543と、LED基板1543の背面側に配されるリフレクタ1545と、前記リフレクタ1545の背面側(背後)に設けられ、前記装飾部材1533の回転動作に伴い、視認困難な退避位置(初期位置)1546と、視認容易な出現位置1548とに変位可動可能な突出部材1547と、前記突出部材1547が回転可能で、かつ常時、退避位置(初期位置)1546へと回転動作するように弾性部材(スプリング)1549によって付勢されて軸支され、前記回転ベース1535と固定して一緒に回転動作する回転軸ベース1559と、前記突出部材1547を変位案内するガイド部(環状ガイド面)1563を備え、可動部材取付部1515の前面に一体に固定されて非回転状に構成されたガイドベース1561と、前記駆動手段1523からの回動動作を伝達する伝達機構(ギア)1575を含んで構成されている(図107、図109乃至図115参照)。なお、基板カバー1539と回転ベース1535は透過性を有するものであるが、非透過性であってもよく本発明の範囲内で設計変更可能である。
図中1579は、駆動手段(モータ)1523に備えたギア(モータギア)で、1575は駆動手段のモータギア1579と噛み合って、駆動手段1523の回動動作を回転ベース1535(環状飾り1537)と回転軸ベース1559を回転駆動させる伝達ギアである(図107及び図110参照)。なお、図中1583は、背面側に突片1585を備え、回転部材取付部1515に備えたフォトセンサ1587によって初期位置を検出するためのギアであり(図110参照)、突片1585がフォトセンサによって検出されているときに、可動部材1531が初期位置に位置すると認識できるようになっている。
前記LED基板1543は、基板の前面側の所定位置に配した所定のLED(発光手段)1541と、裏面側の所定位置に配した所定のLED(発光手段)1542を備えている。なお、基板カバー1539とLED基板1543とリフレクタ1545は非回転状態で配設されている。
突出部材1547は、透過性部材で所定の平板羽根形状に形成された本体1551と、本体1551の下端に一体に突設した光導入部1553と、に突設したスプリング取付部1555と、該スプリング取付部1555と隣接して本体1551の下端の前面側に突設されたスプリング端部係止部1558とを備えるとともに、本体1551の背面側には円筒状に形成され、環状ガイド面1563上を摺動するガイド面摺動部1557を備えて構成されている(図110乃至図112参照)。なお、スプリング取付部1555は、突出部材1547の本体1551の前面及び後面にわたって突設されている。
突出部材1547は、回転ベース1535の周囲を出没する可動演出を行うとともに、突出部材1547自体が光導入部1553を介してLED基板1543の裏面側のLED1542からの光を入光させて発光演出を行うレンズ部としても機能している。前記光導入部1553は、略四分の一球形状に形成するとともに、その凹状内面側をLED基板1543の裏面側のLED1542と対向するように配設される。そして、このLED基板1542と光導入部1553との間には、LED基板1543と密着して備えられる環状のリフレクタ1545が介在されており、そのリフレクタ1545には、光導入部1553の凹状内面及びLED1542と同軸状で対向する位置に、前記凹状内面及びLED1542とそれぞれ開口を合わせて配設される窪み部1545aが形成されている(図115参照)。前記突出部材1547の本体1551が出現位置1548に位置するときに、光導入部1553が前記発光手段のLED1542と対応するように設定されている。
したがって、前記LED1542からの光は、光導入部1553の凹状内面に向けて照射されて本体1551を発光演出表示する。また、LED1542から発光された光は、凹状内面によって反射・拡散されて本体1551の面部にも照射される。このとき、本体1551の表面には所定のレンズカット1551aが形成されているため、照射された光はこのレンズカット1551aに反射・拡散されて本体1551全体を発光演出する(図115参照)。また、リフレクタ1545には、光導入部1553の凹状内面及びLED1542と同軸状で対向する位置に、前記凹状内面及びLED1542とそれぞれ開口を合わせて配設される窪み部1545aが形成されており、この窪み部1545aによってLED1542からの光は光導入部1553の凹状内面に向けて拡散することなく照射可能としている。また、突出部材1547が退避位置1546(後述する隙間1577)に収容されて位置しているときには、光導入部1553は対応する位置にない。なお、特に限定解釈されるものではないが、さらに多くのLEDを設けて、突出部材1547がいずれの位置にあっても対応することができるものとしても良い。
ガイドベース1561は、ベース盤1561aの前面に、所定長さ周方向に設けられた第1位置1565と、前記第1位置1565と連続し、かつ第1位置1565よりも小径で凹状に設けられた第2位置1567を、外周面の周方向に交互に備えた環状ガイド面(ガイド部)1563を前方に向けて突設している(図107、図111乃至図113参照)。例えば、本実施形態では、環状ガイド面1563をベース盤1561aの外周よりも小径に形成し、その環状ガイド面1563の周方向で所定間隔おきに第2位置1567を凹状に設け、その第2位置1567以外のガイド面を第1位置1565としている。第2位置1567は、第1位置1565の一端から正面視で円形状に凹設されるとともに、緩やかな曲面1569を介して隣の第1位置1565へとなだらかにつながっている。
さらに、ガイドベース1561のベース盤1561aの前面略中央領域には、前記環状ガイド面1563よりも前方に向けて突出する第一の円筒部1571と、該第一の円筒部1571の略中央領域から、該第一の円筒部1571よりも小径の第二の円筒部1573を設けている。第二の円筒部1573は、LED基板1543と基板カバー1539と基板カバー1539のそれぞれの中心に設けた貫通孔を介して挿通した後に、その先端に軸ブッシュ1540を取り付ける。軸ブッシュ1540内には回転ベース1535の背面から突出する軸部材1535aが挿入されて、ガイドベース1561の背面側に突出している(図111参照)。そして、前記軸部材1535aの突出した端部は、伝達ギア1575に接続されて駆動ギア1579の回転動作が回転ベース1535へと伝達される。そして、ガイドベース1561の前面と回転ベース1535の背面との間には第一の円筒部1571の先端(第二の円筒部1573を除いた先端面)幅で環状の隙間1577が形成されている(図111参照)。この隙間1577は、突出部材1547が第2位置1567に位置したときに収容される視認困難な退避位置1546として機能する(図107及び図111参照)。
回転軸ベース1559は、回転ベース1535とビス止めによって一体に取り付けられ、ガイドベース1561に設けた環状ガイド面1563の外周に摺動可能に取り付けられる程度の環状に形成されており、そして、前記スプリング取付部1555の周囲にスプリング1549の巻回部を外嵌めし、該スプリング取付部1555を前記回転軸ベース1559の端面1559aに回転可能に軸着する。そして、スプリング1549の他端(遊端)を、突出部材1547の前面側の端面に突設したスプリング端部係止部1558に係止する。このようにして回転軸ベース1559に突出部材1547を回動可能に取り付け、そして、前記環状ガイド面1563に嵌めた際に、前記ガイド面摺動部1557が環状ガイド面1563の周面を摺動可能に備えて配設する。このとき、スプリング1549のバネ力は、回転軸ベース1559とガイドベース1561との間の隙間1577に本体1551を収容する方向に付勢するものとしている(図107乃至図109参照)。
従って、駆動手段(モータ)1523を回転動作させると、駆動手段(モータ)1523に備えたギア(モータギア)1579の回転動作が伝達ギア1575に伝達される。そして、伝達ギア1575から伝達された回転動作は、伝達ギア1575を一端に固定してなる軸部材1535aを介して回転ベース1535に伝達される。これにより、回転ベース1535と一体に取り付けられている回転軸ベース1559が回転動作をするため、回転軸ベース1559に備えられている突出部材1547のガイド面摺動部1557が、環状ガイド面1563の外周上を所定方向に摺動することとなる。前記突出部材1547は、前記回転動作により、前記ガイド面摺動部1557が、環状ガイド面1563の第1位置1565に位置するときには前記弾性部材(スプリング)1549の付勢に抗して視認容易な出現位置1548に本体1551が突出して位置する(図112参照)。そして、回転方向(図112で符合R1で示す方向)に移動し、前記ガイド面摺動部1557が、環状ガイド面1563の第2位置1567に到達すると、弾性部材(スプリング)1549の力によって前記ガイド面摺動部1557が第2位置1567に落下する。この落下動作によってスプリング1549の力で突出部材1547は回転方向とは反対方向(図112で符合R2で示す退避方向)に回転し、視認困難な退避位置1546(前記隙間1577)に収容されて位置する。そして、その後、ガイド面摺動部1557が緩やかな曲面1569を摺動して隣の第1位置1565に位置する。このようにガイド面摺動部1557を介して突出部材1547が第1位置1565に到達すると、突出部材1547は視認容易な出現位置1548に突出して位置することとなる。回転動作によってこの作動を繰り返し、突出部材1547は第1位置1565、第2位置1567と交互に移動する。
このように構成したことにより、退避位置(初期位置)1546から出現位置1548に移動した可動部材1531は、出現位置1548にて、前記駆動手段(モータ)1523によって所定方向に回転動作するとともに、LED1541及び1542からの光の入光によって可動部材1531の前面側及び突出部材1547を発光演出する。詳細に説明すると、突出部材1547は、透過性部材で所定の平板羽根形状に形成されているとともに、下端には光導入部1553を備えており、その凹状内面側が、突出部材1547が第1位置1565に位置して突出状態となっているときに(図112,図115の状態)、LED基板1543の裏面側のLED1542と対向するように配設されているため、前記LED1542からの光は、光導入部1553の凹状内面に向けて照射されて本体1551を発光演出表示する。
また、LED1542から発光された光は、凹状内面によって反射・拡散されて本体1551の面部にも照射され、本体1551の表面には所定のレンズカット1551aが形成されているため、照射された光はこのレンズカット1551aに反射・拡散されて本体1551全体を発光演出する(図115参照)。なお、突出部材1547が退避位置1546(前記隙間1577)に収容されて位置しているときには、光導入部1553はLED1542と対応する位置にない。また、LED基板1543の前面側には多数のLED1541を備え、それぞれが設定に応じて所定の発行演出を行ない、回転ベース1535を介して環状飾り1537と装飾部材1533を発光演出する。このとき、多数のLED1541による前面方向への発光演出とともに、環状飾り1537から一体に形成されて装飾部材1533の下方に並設される装飾表示部1538にも対応する位置にLED1541が備えられている。従って、この装飾表示部1538に所定のキャラクタ図柄やキャラクタ名などを表示しておけば、LED1541からの光が照射されたときに所定の発光演出がなされることとなる。なお、特に限定解釈されるものではないが、さらに多くのLEDを設けて、突出部材1547がいずれの位置にあっても対応することができるものとしても良い。
<第五の可動演出役物>
図106及び図116乃至図121に第五の可動演出役物1589の一例を示す。第五の可動演出役物(他の可動演出役物)1589は、前記第四の可動演出役物1500とは異なる複数の可動体から構成されている。本実施形態において、第五の可動演出役物1589は、遊技盤1の開口部1hから外れた位置、すなわち、遊技盤1の正面から見て開口部1hの水平方向で外側に、後述するそれぞれの可動体が位置している状態が第二の初期位置1506(図104)で、その第二の初期位置1506から、前記開口部1hの中央方向に向けて移動し、前記第四の可動演出役物1500が開口部1hの略中央に位置している第一の出現位置1505に位置した第四の可動演出役物1500の周りを囲むように配された状態のときが第二の出現位置1508(図106)である。
可動体は、本実施形態では半環状体に形成された左側可動体1591と、同じく半環状体に形成された右側可動体1593の一対で構成され、それぞれの可動体は、水平移動して分離・連結可能で、連結した際には、遊技盤1の開口部1hに入る程度の環状役物を構成する(図106、図116及び図117参照)。そして、前記第四の可動演出役物1500を構成する可動部材1531が第一の出現位置1507に位置しているとき、この環状役物を構成する左側可動体1591と右側可動体1593が第二の出現位置1508に向かって移動すると、前記可動部材1531と開口部1hとの間に形成される中央の空きスペースで前記可動部材1531が左側可動体1591と右側可動体1593によって囲まれるようにして位置するため、全体で一つの意匠を構成することができる。すなわち、遊技盤1の奥行き方向で、該遊技盤1の開口部1hを占める程度の大きさの意匠が出現し、かつ第四の可動演出役物1500のアーム1509の少なくとも一部を視認困難に遮蔽するため遊技の興趣を図れる(図106参照)。
左側可動体1591と右側可動体1593は、それぞれ対象形状を有している。従って、ここでは左側可動体1591について説明し、右側可動体1593については説明を省略する。左側可動体1591は次の構成を採用している(図118乃至図121参照)。
左側可動体1591は、複数個の開口部を有する装飾部材1595と、前記装飾部材1595の背面側に備えられ、所定の加工が施されたレンズ部材1605と、前記レンズ部材1605の背面側に備えられ、開口部を有するリフレクタ(反射部)1611と、前記反射部の背面側に備えられたLED基板1621とを含んで構成している。
装飾部材1595は、例えば、非透光性部材によって平板の半環状体に形成された内外縁部間にわたり、三角形状の開口1597が周面方向にわたって互い違いに3つ配設(第一の開口群1599)され、その隣には内外縁部間にわたって設けられる細長溝状の開口1601(第二の開口1603)が配設されており、前記第一の開口群1599と第二の開口1603を交互に繰り返して構成されている。なお、開口1597のうちの中央の開口1597には、小さな円弧状の突状装飾部1597aが設けられている。
レンズ部材1605は、透光性部材によって平板の半環状体に形成され、その前面に星形の突出領域1607を、所定間隔をあけて複数個設けるとともに、それぞれの星形の突出領域1607の間に細長状の領域1609を設けて構成されている。
リフレクタ(反射部)1611は、装飾部材1595の第一の開口群1599を構成する中央の三角形状の開口1597と同様の開口1615と、その両側に設けられ、第一の開口群1599を構成する左右の三角形状の開口1597と比して小さく形成された三角形状の開口1617からなる第三の開口群1613と、装飾部材1595の第二の開口1603と同様に細長溝状に形成した第四の開口1619が交互に繰り返して構成されている。
LED基板1621は、半環状体に形勢された基板の前面所定位置に所定のLEDが備えられて構成されており、本実施形態では、第一の開口群1599(第三の開口群1613)における中央の三角形状の開口1597(1615)の左右に対応する領域にそれぞれLED1621aを、第二の開口1603(第四の開口1619)に対応する領域にはそれぞれLED1621bを配している。
すなわち、前記LED1621a,1621bの消灯時には、装飾部材1595の開口形状が視認可能であり(図120参照)、前記LED1621a,1621bの点灯時には、レンズ部材1605の星形の突出領域1607によって略星形に発光する装飾演出が表現できるため(図121参照)、発光手段の消灯時と点灯時とで前記装飾部材1595の見え方が異なる発光演出がなし得る。また、LED1621aのみ点灯した場合でも、略星形に発光表示する演出が可能である。
左側可動体1591と右側可動体1593は、視認困難な第二の初期位置1506から視認容易な第二の出現位置1508まで移動させることが可能な他の駆動手段を有している。他の駆動手段は、左側可動体1591と右側可動体1593のそれぞれに別個に備えられている。
左側可動体1591と右側可動体1593を駆動させるそれぞれの駆動手段は、それぞれ同一の構成であるため、ここでは左側可動体1591を駆動させる駆動手段について説明し、右側可動体1593を駆動させる駆動手段については説明を省略する。左側可動体1591を駆動させる駆動手段は次の構成を採用している(図116及び図117参照)。
駆動モータ1623のモータギア1625が中間ギア(ピニオンギア)1627にモータ1623の回転動作を伝達し、中間ギア1627の回転動作をラック1629に伝達する。ラック1629には、左側可動体1591の下端スライド部1591aが一体に取り付けられている。なお、中間ギア1627の背後(図面で中間ギア1627の奥側)には、中間ギアと同一の軸に取付固定される図示しない伝達ギアがモータギア1625と噛み合って備えられており、モータギア1625の回転動作が図示しない伝達ギアに伝達されることにより中間ギア1627が回転動作する。また、図面では、駆動モータ1623を図示省略し、配設位置のみを引き出し線で示しているが、モータギア1625の背面側に備えられている。また、本実施形態では、左側可動体1591の水平方向の移動時において横ブレが生じ難くなるように、ラック1629と水平方向に配設したガイド軸1631を左側可動体1591の下端に貫通して備えており、左側可動体1591の下端スライド部1591aがガイド軸1631にそって水平方向に摺動可能に構成されている。
ラック1629は、裏箱1055の下方領域にて水平方向にわたって架け渡されたベース部材1633に備えたラックガイド1635に沿って左右方向(水平方向)に移動可能に構成されており、中間ギア1627の回転動作を伝達されたラック1629は、その回転動作を左右方向への直進動作に変換して左右方向(水平方向)に移動する。また、左側可動体1591の上端側は、裏箱1055に配設された上端ガイドレール1639に対して摺動可能に配設されている。ちなみに、本実施形態において上端ガイドレール1639は、次に説明する位置に取り付けられている。例えば、左側の上端ガイドレール1639は、後述する第八の可動演出役物1950を構成する機構前ベース1952の前面側の上部領域に取り付けられる。また、右側の上端ガイドレール1639は、上述した第四の可動演出役物1500を構成する表ベース1501aの前面側の上部領域に取り付けられる。なお、上端ガイドレール1639の取付位置は本実施形態の取付位置に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
なお、左側可動体1591用のラック1629と右可動体1593用のラック1629は、それぞれが水平方向移動する際に障害とならないように、ラックガイド1635の前後面にそれぞれのラック1629,1629を案内させるようにして前後方向で位置をずらして配設するものとしている。前記第四の可動演出役物1500を前記第一の出現位置1507に移動させた後に、前記第五の可動演出役物1589(左側可動体1591と右側可動体1593)を、第一の出現位置1507に位置している第四の可動演出役物1500の周りを囲むようにして第五の可動演出役物1589(左側可動体1591と右側可動体1593)を第二の出現位置1508までそれぞれ移動させることで、前記第四の可動演出役物1500の周囲を第五の可動演出役物1589(左側可動体1591と右側可動体1593)で取り囲むようにして配置されるため、アーム1509の少なくとも一部を第五の可動演出役物1589(左側可動体1591と右側可動体1593)が視認困難とすることができる。
図122乃至図126は、第四の可動演出役物1500と第五の可動演出役物1589の他の実施の形態である。
本形態の第四の可動演出役物1500と第五の可動演出役物1589は、第四の可動演出役物1500を構成する可動部材1531と、第五の可動演出役物1589を構成する左側可動体1591と右側可動体1593において、多少の相違点を有するものであるが、その他の構成にあっては図103乃至図120にて説明した先の実施形態と同じであるため、相違する部分のみの説明に留め、その他の箇所については先の実施形態の説明を援用する。
可動部材1531は、回転動作をすることで所定の可動演出を行うものであって、前面側に配される装飾部材1533と、装飾部材1533を取り付ける基板カバー1539と、基板カバー1539の背面側に配されるLED基板1543のLED1541を含み、前記アーム1509の先端に設けられている可動部材取付部1515に一体に配設される。前記LED基板1543は、基板の前面側の所定位置に所定のLED1541を備えている。
図中1523は、可動部材用の駆動手段(モータ)で、可動部材取付部1515の前面に備えており、その回転軸1523aは、可動部材取付部1515の内方へと臨み、可動部材取付部1515の内方にてモータギア1714を取り付けている(図122にて、符合1714aで示す部分がモータギア1714の前面にある前記回転軸1523a用の軸着部である)。モータギア1714は、隣接される中間ギア1575に噛み合っている。本実施形態では、中間ギア1575の前面に小ギア1575aが一体成形されており、この小ギア1575aが伝達ギア1710に噛み合って、回動動作を軸1711を介して装飾部材1533に伝達可能に構成している。伝達ギア1710は、前面に回転軸1711を固着しており、固着軸1711の先端には連結部材1711aが固着されている。すなわち、前記連結部材1711aを装飾部材1533の背面(内面)に連結固定することにより、駆動手段(モータ)1523のモータギア1714からの回動動作が装飾部材1533に伝達されて回動動作する。なお、本形態では、伝達ギア1710の前面側に突片1713を備え、回転部材取付部1515内面に備えたフォトセンサ1715によって回転動作を検出している(図122参照)。
本件他の実施形態における第五の可動演出役物(他の可動演出役物)は、左側可動体1591と右側可動体1593の形態において多少の相違点を有しているものであるが、その他の構成作用効果にあっては前記実施形態と同じである。また、本実施形態によれば、第四の可動演出役物1500の可動部材1531の周りを、第五の可動演出役物1589を構成する左側可動体1591と右側可動体1593によって囲んだ演出をするため、可動部材1531を可動させる駆動手段(モータ1523)は、前方から(遊技者側から)視認困難とさせることができるため、遊技機全体の装飾効果において美観を損なう虞がない。
可動体は、複数個の開口部を有する装飾部材1717と、前記装飾部材1717の背面側に備えられ、所定の加工が施されたレンズ部材1723と、前記レンズ部材1723の背面側に備えられ、所定の開口孔部1731を有するシート部材1729と、シート部材1729の背面側に備えられ、所定の開口孔部1735を有する導光レンズ部材1733と、導光レンズ部材1733の背面側に備えられたLED基板1737とを含んで構成している。
装飾部材1717は、例えば、非透光性部材によって平板の半環状体に形成された内外縁部間にわたり、平面視でしずく形状の開口1719が周面方向にわたって互い違いに3つ配設(第一の開口群1721)され、この第一の開口群1721を交互に繰り返して構成されている。
レンズ部材1723は、透光性部材によって平板の半環状体に形成され、その前面に平面視でしずく状の突出領域1725を、所定間隔をあけて複数個設けるとともに、その他の領域には細かい突出領域1727が散在して構成されている。
シート部材1729と導光レンズ部材1733には所定の開口孔部1731,1735が所定位置に設けられている。シート部材1729は、所定の着色がなされた透光性を有する部材で形成されている。
LED基板1737は、半環状体に形成された基板の前面所定位置に所定のLED1739が備えられて構成されている。
すなわち、本件他の実施形態にあってもLED1739の消灯時と点灯時とで前記装飾部材1717の見え方が異なる発光演出がなし得る。
<第六の可動演出役物>
図127乃至図132は第六の可動演出役物1741の一例を示す。第六の可動演出役物(演出役物)1741は、裏箱1055の下方中央領域に備えられており、図129及び図130にて矢印g1,g2の方向に上下移動して出没演出を行なう役物である。すなわち、本実施形態では、裏箱1055の下方中央領域に備えられ、通常は視認困難な初期位置1743(例えば、図103にて説明すると、ステージ1001の裏側に、一部視認可能に隠れている)にあって、遊技において所定の演出を行なう際には視認容易な出現位置1745(例えば、図103にて、ステージ1001よりも鉛直方向で上方に突出して遊技者から視認容易となっている仮想線で示す状態)に移動することで遊技の興趣を図ろうとするものである。
具体的に説明すると、所定の外観形状を有する装飾部材1747と、前記装飾部材1747を可動させる駆動手段1755と、前記装飾部材1747と前記駆動手段1755とにわたって備えられ、前記駆動手段1755からの回転動作を受けて前記装飾部材1747を初期位置1743から出現位置1745まで上下移動可能に構成する移動機構(上下移動機構ともいう。以下、上下移動機構という)1761と、前記上下移動機構1761により装飾部材1747を出現位置1745まで移動した後、前記駆動手段1755の回転動作によって、前記装飾部材1747の端部領域(第二装飾部材1751)のみを可動(下方に引き下げる)させる端部可動機構(上部引き下げ機構ともいう。以下、上部引き下げ機構という)1775とを、少なくとも含んで構成されている(図128参照)。
装飾部材1747は、弾性変形可能な材料、例えばゴムや軟質合成樹脂などで形成し、筒状体を縦方向で半分に切断した第一装飾部材1749と、第一装飾部材1749の上端に備えられる第二装飾部材1751と、第一装飾部材1749の下端に備えられる第三装飾部材1753で構成されている(図127乃至図132参照)。本実施形態では、第一装飾部材1749をエラストマ樹脂で形成するとともに、第二装飾部材1751と第三装飾部材1753はポリカーボネイトで形成するものとしている。なお、第一装飾部材1749は軟質材料からなるものであればよく、また第二装飾部材1751と第三装飾部材1753は特に限定されず、硬質材料であっても軟質材料であってもよく本発明の範囲内で設計変更可能である。弾性変形可能な材質からなるものでなくてもよい。また、本実施形態では、第一装飾部材1749を全体的に薄肉状に形成しているが、さらに鉛直方向で略中央の領域に全体の肉厚よりもさらに薄肉に形成されている領域1749a,1749aを水平方向に二箇所設けている(図127乃至図132参照)。
駆動手段(モータ)1755は、回転動作を、鉛直方向に配した第一のリンク部材(筒上下リンク部材ともいう。以下、単に上下リンク部材という)1763の前進及び後退動作(上下動動作)に変換するカム機構(モータカム)1757を備えている。なお、本実施形態では、このカム機構1757にフォトセンサ1759を備えて位置検出を行なうものとしている(図127乃至図131参照)。
上下移動機構1761は、前記カム機構(モータカム)1757に接続されている上下リンク部材1763と、前記装飾部材1747と接続されて一体に上下動作する第一のスライダー部材(筒上下スライダー部材ともいう。以下、単に上下スライダー部材という)1771と、前記上下リンク部材1763と上下スライダー部材1771との間にわたって備えられ、前記上下リンク部材1763の上端1763bが接続され、かつ前記上下リンク部材1763の上下動作によって、上下回動動作して前記上下スライダー部材1771を上下動作させる第一のアーム部材(筒上下アーム部材ともいう。以下、単に上下アーム部材という)1765を含んでいる(図127乃至図132参照)。
上下リンク部材1763は、上述の通り、一端(下端)1763aがモータカム1757に接続されるとともに、他端(上端)1763bが上下アーム部材1765に軸着されている。
上下アーム部材1765は、一端1765aが機構ベース部材(筒機構ベース部材)1769の軸部材1769aを介して軸着されるとともに、他端1765bが上下スライダー部材1771に軸着して備えられている。
すなわち、上下リンク部材1763が上下動作をすると、上下リンク部材1763の他端(上端)1763bが、上下アーム部材1765に軸着されているため、上下アーム部材1765は、軸着された一端1765aを支点として他端1765bが上下方向に回動動作をする。これにより、他端1765bが軸着されている上下スライダー部材1771を上下移動させることができる。
上下スライダー部材1771は、所定の幅をもった板状に形成され、後述する伸縮スライダー部材1779を挟み込んだ状態で筒ベース部材1773と一体に連結されており、機構ベース部材1769に対して軸着して鉛直方向に移動可能に配設されている。
上部引き下げ機構1775は、前記上下リンク部材1763が最も前進移動(上昇)したときに、前記カム機構1757の一部が当接して矢印E1で示す水平方向に移動可能な第二のスライダー部材(左右スライダー部材ともいう。以下、左右スライダー部材という)1777と、前記装飾部材1747の第二装飾部材(上部領域)1751と接続されて一体に上下動作する伸縮スライダー部材(筒伸縮スライダー部材)1779と、前記左右スライダー部材1777と前記伸縮スライダー部材1779との間にわたって備えられ、前記上下リンク部材1763が最も前進移動(上昇)し、かつ左右スライダー部材1777が水平方向に移動した際に前記伸縮スライダー部材1779を後退させる(下方へと押し下げる)装飾部材可動リンク機構(筒伸縮リンク機構)1785とを含んで構成されている。
左右スライダー部材1777は、機構ベース部材1769の前面に水平方向で2箇所突設したスライド突起1781を貫通させてスライドガイドとして機能させるとともに、その一端に装飾部材可動リンク機構1785の一端(下端)1789aを回動可能に軸着している(図127乃至図131参照)。そして、他端はスライド方向と直交する方向で後方に向けて押圧壁部1783を一体に突設している。この押圧壁部1783の内面側には前記上下リンク部材1763が近接して配設されており、モータカム1757の回動動作によって旋回しつつ上下動作をする上下リンク部材1763が押圧壁部1783に接して押圧し、左右スライダー部材1777はこの押圧動作によって左右方向にスライド移動する。
伸縮スライダー部材1779は、筒ベース部材1773と上下スライダー部材1771との間に挟まれた状態で配されており、その上端1779aは、第二装飾部材1751と一体に連結される上端部1803から垂設された突片1803a,1803aと、後述する前後リンク機構1793の第一リンク部1795の上端に備えられた一対の軸着片1795a,1795aとにわたり、軸部1802を介して一緒に軸着されて回動可能に取り付けられている(図129乃至図131参照)。また、伸縮スライダー部材1779の中間部領域には鉛直方向に長尺の左右の貫通領域1801が形成されており、この左右の貫通領域1801に、後述する前後リンク機構1793の第二リンク部1797の上端に備えられた一対の軸着片1797aにわたって架け渡された軸部1807が遊びをもって挿通されている。また、伸縮スライダー部材1779には、鉛直方向の縦溝1779を貫通して設けられており、この縦溝1779bには、装飾部材可動リンク機構1785を構成する第二リンク1787の遊端1787aが摺動可能に連結されている。
装飾部材可動リンク機構1785は、所定のクランク状に形成した第一リンク1789と第二リンク1787がそれぞれの端部同士を回動可能に軸着(図中符合1788は軸着部を示す)して一つの引下げリンク機構を形成し、第一リンク1789の遊端1789aが左右スライダー部材1777の一端に軸着され、第二リンク1787の遊端1787aが伸縮スライダー部材1779の縦溝1779bに摺動可能に連結されている。(図127乃至図131参照)。
従って、上下リンク部材1763が最も上昇したとき(図130)に、前記カム機構1757の一部が左右スライダー部材1777の押圧壁部1783に当接し、左右スライダー部材1777を水平方向に押圧移動(矢印E1方向に水平移動)させる。左右スライダー部材1777が水平移動(矢印E1方向に水平移動)をすると、その水平移動にともなって、装飾部材可動リンク機構1785を構成している第一リンク1789と第二リンク1787が軸着部1788で所定の動作(第一リンク1789は矢印F1方向に移動、第二リンク1787は矢印F2方向に移動)をするため、第二リンク1787の遊端1787aによって伸縮スライダー部材1779の縦溝1779bの下端1779cが僅かに下方に押されるため、その押し下げ動作によって、第一装飾部材1749は多少下方に押し下げられるとともに、最も薄肉の二箇所の領域1749a,1749aで屈曲し、装飾部材が上下方向でつぶれた状態を表現することができる(図131参照)。
また、本実施形態では、前記駆動手段によって、前記装飾部材1747の外面略中央領域を前方へと突出させる弾性変形機構を備えており、弾性変形機構は、上部引下げ機構1775により装飾部材1747の上部領域(第二装飾部材)1751が下方に引き下げられた際に、前記装飾部材1747の内面に向けて押出し部材(装飾部材押圧部)1799を押し付けるべく動作する前後リンク機構1793を備えて構成されている。
前後リンク機構1793は、上下端部にそれぞれ一対の軸着片1795a,1795aを突設してなる第一リンク部1795と、同じく上下端部にそれぞれ一対の軸着片1797a,1797aを突設してなる第二リンク部1797と、第一リンク部1795と第二リンク部1797の間に備えられる押し出し部材(装飾部材押圧部)1799で構成されている(図129乃至図132参照)。押し出し部材(装飾部材押圧部)1799は、例えば、平板状に形成されるとともに、その背面に水平方向で一対の軸受部(図示省略)を突設し、該一対の軸受部と、第一リンク部1795の下端の一対の軸着片1795a,1795aと、第二リンク部1797の上端の一対の軸着片1797a,1797aとにわたって、軸部1804を介して軸着することで揺動可能に構成されている。
そして、第一リンク部1795の上端の一対の軸着片1795a,1795aを、上述したとおり、第二装飾部材1751と一体に連結される上端部1803から垂設された突片1803a,1803aと、伸縮スライダー部材1779の上端1779aとにわたり、軸部1802を介して一緒に軸着して回動可能に構成するとともに、第二リンク部1797の下端の一対の軸着片1797a,1797aの間に、上下スライダー部材1771の背面に突設した一対の軸受部(図示省略)を配するとともに、それら一対の軸着片1797a,1797aと一対の軸受部(図示省略)にわたって軸部1807を架け渡してなる。また、前記軸部1807は、伸縮スライダー部材1779の中間部領域に形成した長尺の左右の貫通領域1801,1801に遊びを持った状態で挿通する(図129乃至図132参照)。
このように構成することにより、装飾部材可動リンク機構1785によって、伸縮スライダー部材1779が鉛直方向で下方に引き下げられると、該伸縮スライダー部材1779の上端1779aが係止している軸部1802を下方へと引き下げることとなる。すると、前記軸部1802に軸着されている前後リンク機構1793が下方へと引き下げられるとともに、第二リンク部1797の下端の一対の軸着片1797a,1797aが、上下スライダー部材1771の背面に突設した一対の軸受部(図示省略)に軸着されているため、第一リンク部1795と第二リンク部1797が軸部1804を中心にして前方へと揺動する。そして、この第一リンク部1795と第二リンク部1797の揺動動作によって押し出し部材1799が前方へと突き出されるようにして押し出され、その押し出された押し出し部材1799によって装飾部材(第一の装飾部材1749)の略中央領域が前方へと突出するように押圧される(図132参照)。単に可動演出役物が上下動作をするだけではなく、このような滑稽な動作を不意に遊技者に対して与えることができるため、遊技の興趣が向上する。
また、本実施形態では、裏箱1055の下方中央領域に備えられ、鉛直方向で上方に移動可能に構成されているが、これに限定解釈されるものではなく、例えば裏箱1055の側方に備えられて水平方向に移動可能に構成されていてもよく、また、裏箱1055の上方に備えられ、鉛直方向で下方に向けて移動可能に構成されていてもよい。さらに第六の可動演出役物(演出役物)1741を前記第四の可動演出役物1500と第五の演出役物1589と合わせて配設する形態を採用することも可能である。この場合、前記第四の可動演出役物(一の可動演出役物)1500を前記出現位置1745に移動させてから、前記第五の可動演出役物(他の可動演出役物)1589を前記出現位置1745まで移動させることにより、前記第四の可動演出役物(一の可動演出役物)を1500前記第五の可動演出役物(他の可動演出役物)1589で囲んだ状態とするとともに、前記第六の可動演出役物(演出役物)1741を前記第五の可動演出役物(他の可動演出役物)1589によりさらに遊技者側から視認困難とすることが可能である。なお、本実施形態では、この演出役物の一例として第六の可動演出役物1741をもって説明したが、前記第四の可動演出役物(一の可動演出役物)1500を前記出現位置1745に移動させてから、前記第五の可動演出役物(他の可動演出役物)1589を前記出現位置1745まで移動させる役物を採用する場合において、前記演出役物が前方から視認困難状態に隠されることとなる形態を採用するにあたっては、この演出役物は可動せずに常時視認容易な位置に突出しているものであってもよい。
<第七の可動演出役物>
図133乃至図136は、本実施形態で採用する第七の可動演出役物1900であって、前記第六の可動演出役物1741と同じく裏箱1055の下方中央領域に配設されて、上下移動することで出没動作による演出を提供するものである(図104参照)。例えば、本実施形態の第七の可動演出役物1900は、裏箱1055に取り付け固定される機構ベース1901と、機構ベース1901に対して上下移動可能に保持される上下スライド機構1903で構成されている(図134参照)。また、第七の可動演出役物1900は、前記第六の可動演出役物1741に代えて配設される他の実施形態である。なお、第六の可動演出役物1741と第七の可動演出役物1900は、遊技機の可動演出役物の一つとしていずれか一つを選択的に採用するものであるが、遊技機形態によっては二つを併せて採用することも可能で本発明の範囲内で設計変更可能である。
上下スライド機構1903は、出没可能な上下スライド板1905と上下スライド板1905を駆動せしめる駆動機構1915で構成されている(図134参照)。
上下スライド板1905は、所定形状に形成された装飾部材(レンズ部)1907と、装飾部材(レンズ部)1907の背面側に配設される導光レンズ部1909と、導光レンズ部1909の背面側に配設され、前記導光レンズ部1909に対向する多数のLED1912を設けたLED基板1911と、LED基板1911の背面側に配設される裏パネル1913で構成されている。導光レンズ部1909には、前記LED基板1911のLED1912と対向する位置に導光孔1910が設けられている。従って、各LED1912からの光は、導光レンズ部1909の各導光孔1910から装飾部材(レンズ部)1907に照射されて所定の発光演出を行う。
駆動機構1915は、機構ベース1901に配設された駆動手段(モータ)1917と、モータ1917の回転軸に取り付けられるカム機構(モータカム)1919と、モータカム1919に一端(下端)1921aが軸着されて鉛直方向に備えられるリンク部材1921と、一端1923aが上下スライド板1905の下端領域1905aに軸着され、他端1923bが機構ベース1901に軸着されて備えられる上下動作アーム1923で構成されている。
上下動作アーム1923の長さ方向で中途部位には、前記リンク部材1921の他端(上端)1921bが軸着されている。そして、上下スライド板1905の下端領域1905aには、機構ベース1901方向に向けて突出した突起部1925,1925,1925が複数個突設されており、機構ベース1901に複数個設けた鉛直方向のスライド溝部1901a,1901aにそれぞれスライド可能に係止している。
従って、モータカム1919によって上下動作するリンク部材1921が機構ベース1901に他端1923bが軸着されて配されている上下動作アーム1923の一端1923aを上下動作して上下スライド板1905を上下動作させることができる。すなわち、本実施形態の第七の可動演出役物1900にあっては、裏箱1055の下方中央領域に配設されているため、可動していないときは、遊技者側からみて遊技盤のステージや種々の遊技部材などによって遊技者から視認困難な初期位置1927に位置している(図104,図135参照)が、可動を開始して上昇移動させると、所定形状を有する上下スライド板1905が、前記ステージなどの背面側から視認容易な出現位置1929に移動する(図133,図136参照)。
また、本実施形態では、このカム機構1919にフォトセンサ1922を備えて初期位置の検出を行なうものとしている(図134乃至図136参照)。
<第八の可動演出役物>
図137乃至図139は、本実施形態で採用する第八の可動演出役物1950であって、裏箱1055の内面で遊技機の正面から見て向かって左側に配設され、遊技機の中央方向に向けて回動動作することで出没演出を提供するものである(図103乃至図106参照)。
裏箱1055に取り付けられる機構裏ベース1951及び機構前ベース1952と、機構前ベース1952の前面側の上部領域に配設された駆動手段(モータ)1953と、駆動手段(モータ)1953の回転軸に連結され、機構裏ベース1951と機構前ベース1952の間に配設されたカム機構(モータカム)1955と、機構裏ベース1951と機構前ベース1952の間に配設されるとともに、前記カム機構(モータカム)1955に一端1957aが軸着(軸着部分を符合1957cで示す)されてモータ1953の回転動作を上下方向の進退動作に変換するリンク部材1957と、機構裏ベース1951と機構前ベース1952の間に下端1959a側が配設され、リンク部材1957の他端1957bに軸着(軸着部分を符合1957dで示す)されて回動動作をする装飾部材1959を含んで構成されている(図137乃至図139参照)。図137にて符合1962で示す部材は図示しないハーネスを保持するハーネスホルダーを示し、符号1964は図示しないLED基板と接続される中継基板を示し、符合1954は機構前ベース1952の前面に貼り付けられるベースシールを示す。リンク部材1957の一端1957aとモータカム1955の軸着部分1957cは、機構裏ベース1951に設けられた溝1951b内を摺動可能に案内されている。なお、前記機構裏ベース1951と機構前ベース1952は、透光性を有するものであるが、ベースシールが非透光性を有するものであるため、前方からでは機構裏ベース1951と機構前ベース1952の間に配された機構が視認困難になっている。
装飾部材1959の下端1959aとリンク部材1957の他端1957bの軸着部分1957dは、機構裏ベース1951に設けられた溝1951a内を摺動可能に案内されている。そしてその軸着部1957dよりも上端側には所定の錘1961が一体に備えられており、装飾部材1959を初期位置(視認困難な位置)1963に戻す際の補助として錘1961が機能している。
モータカム1955が所定方向(図138及び図139にて反時計回り方向)に回動し、リンク部材1957が上方に移動動作すると、他端1957bが上方に移動するためそれに従って、軸着部1957dを中心にして装飾部材1959が時計回り方向に回動して、初期位置1963(図138の状態)から視認容易な出現位置1965(図139の状態)に移動する。
また、本実施形態では図示は省略するが、この第八の可動演出役物1950にあっては、装飾部材1959が透過性材にて形成され、かつ内部に図示しない所定数のLEDを実装するLED基板を配設して構成しており、所定条件の下に装飾部材1959を出現位置1965に所定時間留めておく際に、装飾部材1959を発光させて演出表示するものとする。この場合、発光形態は点灯であっても点滅であってもよい。
なお、初期位置1963に戻すときはモータ1953を逆回転させれば、リンク部材1957が下方に動作し、他端1957bが下方に移動するため、それに従って、軸着部を中心にして装飾部材1959が反時計回り方向に回動して、出現位置1965から初期位置1963に移動する。
また、本実施形態では、このカム機構1955にフォトセンサ1971を備えて初期位置の検出を行なうものとしている(図137乃至図139参照)。
<大入賞口>
図140は、本実施形態の遊技機に備えられる大入賞口1011の拡大概略図である。本実施形態の大入賞口1011は、ソレノイド1980によってプランジャ1981を作動させて開閉扉1983の開閉操作を行なう大入賞口1011において、プランジャ1981を真鍮製にした点に特徴を有している。図中1984は球通路、1985はセンサを示す。大入賞口1011は、開閉扉1983を開閉動作することにより、球通路198内への遊技球の進入を可能としており、進入した遊技球をセンサ1985により検知する。すなわち、本実施形態において、プランジャ1981を真鍮製にすることによってソレノイド1980からの磁力がプランジャ1981に滞留することがなく、開閉扉1983の誤作動を生じさせる虞がない。
<第四の発光演出手段>
本実施形態では第四の発光演出手段1990として、所定の発光装飾部材を備えている(図103、図105、図106、図133及び図141参照)。なお、図103、図105、図106、図133にて、第四の発光演出手段1990が遊技盤1の前面に備えられているように記載されているが、これは本発明を構成する遊技盤1が透明遊技盤を使用していることから、透明遊技盤を介して裏箱に備えた第四の発光演出手段1990が透けて見えている状態を表している。
第四の発光演出手段1990は、非透過性で所定形状の外装部材1991と、外装部材1991の中央の窓部(開口)1991aに対応する背面側に設けられるハーフミラー1993と、ハーフミラー1993の背面側に設けられる所定の図柄を模したシート部材1995と0、シート部材1995の背面側に設けられるリフレクタ1997と、リフレクタ1997の背面側に設けられるLED基板1999で構成されている。このような構成を採用したことにより、LED基板1999の非発光時にはハーフミラー1993によって窓部1991aが鏡面状になっているだけであるが、発光時にはシート部材1995に模した画像がハーフミラー1993を介して窓部1991aから発光表示されるため遊技の興趣が向上する。なお、外装部材全体を透過性材料で形成するものであってもよく、この場合は外装部材の背面全体にわたってハーフミラーを設けるものとしてもよい。
<第五の発光演出手段>
また、本実施形態では、遊技盤1の向かって右側の側面領域に第五の発光演出手段2000として所定の発光装飾部材を備えている(図103、図105、図106、図133及び図142参照)。
第五の発光演出手段2000は、非透過性で所定形状のキャラクタ外装部材2001,2002,2004と、キャラクタ外装部材2001等の近傍に配設される非透過性で所定形状の装飾部材2006,2008と、キャラクタ外装部材2001の下に設けられるハーフミラー部2007と、キャラクタ外装部材2001の背面側に設けられるリフレクタ2003と、ハーフミラー部2007の背面側に設けられるLED基板2009と、キャラクタ外装部材2001などの背面側に設けられる後装飾部材(レンズ部材)2005とで構成されている。本実施形態においてリフレクタ2003には、「山」の装飾文字が導光部として備えられている。このような構成を採用したことにより、LED基板2009に備えられているLED2009aの非発光時には、ハーフミラー部2007が鏡面状になっているだけであるが、発光時にはリフレクタ2003の「山」の装飾文字がハーフミラー部2007を介して視認可能に発光表示されるため遊技の興趣が向上する。なお、キャラクタ外装部材2001の全体を透過性材料で形成するものであってもよく、また、キャラクタ外装部材の背面全体にわたってハーフミラーを設けるものとしてもよい。
<第六の発光演出手段>
また、本実施形態では、遊技盤1の向かって右上方領域に第六の発光演出手段2011として所定のロゴを模した発光装飾部材を備えている(図103、図105、図106、図133及び図143参照)。
第六の発光演出手段2011は、ロゴの外郭を模した中空状のカバー部材2013と、そのカバー部材2013の内面に組み込まれ、後述するレンズ部材2017の縁取りをするフレーム2015と、フレーム2015の背面側に設けられ、後述するインナーレンズ2019で導光された光を受けて発光演出するレンズ部材2017と、レンズ部材2017の背面側に設けられ、後述するスペーサ2023を介して導光された光を受けて前方のレンズ部材2017へと導光するインナーレンズ2019と、インナーレンズ2019の背面側に設けられ、後述する拡散シート2025からの光を前方のインナーレンズ2019へと導光するスペーサ2023と、スペーサ2023の背面側に設けられ、後述するLED基板2027のLED2027aからの光を拡散して前方に照射する拡散シート2025と、拡散シート2025の背面側に設けられ、複数のLED2027aを備えたLED基板2027とで構成されている。この第六の発光演出手段2011によれば、LED基板2027のLED2027aを所定の発光態様で発光(点灯・点滅)させることにより、レンズ部材2017を介して所定のロゴ形態を前方から発光表示可能であって、他の演出(可動演出役物や発光演出役物など)と組み合わせて適宜発光演出することも可能であり本発明の範囲内で設計変更可能である。
「第五実施形態」
図144乃至図194は、本発明の第五実施形態に係るパチンコ遊技機を示す。前記実施形態と同一の箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
<遊技機全体の概略構成>
図45、図46及び図144至図156に示すように、本実施形態に係るパチンコ遊技機は、遊技球が転動流下可能な遊技領域を有する遊技盤1(図148及び図149が着脱可能に設けられた本体枠ベース板2a(本体枠ベースともいう)を備えた本体枠2(図146及び図147参照)と、遊技盤を視認可能な開口部3h(以下、表枠開口部という)が設けられた表枠ベース板3a(表枠ベースともいう)を備え、本体枠2の前方(遊技者側)において当該本体枠2により回動可能に支持された表枠3(図46及び図144参照)と、所定の演出表示を行うための液晶表示装置4(図150参照)が着脱可能に設けられた後枠ベース板5a(後枠ベースともいう)を備え、本体枠2の後方(反遊技者側)において当該本体枠2により回動可能に支持された後枠5とを備えている(図150及び図151参照)。
この場合、本実施形態に係るパチンコ遊技機は、外枠6を介して島設備(図示しない)に取り付けられており、その状態において、上記した本体枠2は、本体枠ヒンジ2bを介して外枠6に回動可能に支持されている。なお、図45には、表枠3が本体枠2に対して閉じられているとともに、本体枠2が外枠6に対して閉じられた状態が示されており、かかる状態において、後枠5(図150及び図151参照)は、外枠6内に収容されるため、図示されていない。
<表枠3>
表枠3は、表枠ベース板3aと、表枠ベース板3aに備えられる種々の表枠構成部材を含み、表枠構成部材には、透明板ユニット7、皿ユニット8、操作ユニット9、スピーカ10a及び10b、各種装飾部材(トップ飾り14、右側装飾部材15、左側装飾部材16)などがある。なお、表枠構成部材はこれらに限定されるものではなく、表枠3を構成する部材は全て含まれるものである。また、皿ユニット8にあっては、後述する係止構造を介して表枠ベース板3aにそれぞれのカバー部材(上皿上部カバー8a、下皿カバー8bなど)を係止により取り付けている。
当該表枠3において、上記した表枠開口部3hには、透過性を有する透明板ユニット7(保護ガラスともいう)が設けられている。透明板ユニット7は、表枠3に備えられた表枠ベース板3aに設けた表枠開口部3h(窓部)に対して、表枠ベース板3aの裏面側(背面側)から着脱自在に取り付けられており、当該表枠3を本体枠2に対して閉じた状態において、遊技盤1の表面(前面)側に対向し、かつその表面(前面)側を覆うように構成されている。
また、表枠3には、表枠開口部3hの上方両側に、音による演出を行うためのスピーカ10a,10bが設けられており、各スピーカ10a,10bの背面側は、当該表枠3の裏面(図144参照)に設けられたカバー部材11a,11bによって覆われている。この場合、各カバー部材11a,11bに、例えばハーネスやコード等の各種配線12a,12bを保持するための配線保持機構を設けることが好ましい。
なお、図144には、配線保持機構の一例として、当該配線を各カバー部材11a,11bとの間で挟持して保持する保持片13a,13bを設けた構成を示したが、かかる構成に限定されることはなく、これ以外の方法として、例えば、粘着テープ(図示しない)で各種配線12a,12bを各カバー部材11a,11bに保持させる方法や、ワッシャ付きネジ(図示しない)を各カバー部材11a,11bに締結することで、各種配線12a,12bをワッシャと各カバー部材11a,11bとの間に保持させる方法などを適用することもできる。
また、表枠3の表面(前面)(図45及び図46参照)には、表枠開口部3hを囲むように、当該遊技機の美観を向上させるための装飾部材が設けられている。なお、装飾部材の一例として、表枠開口部3hの上側には、後述するパトランプ役物を内蔵したトップ飾り14が設けられているとともに、表枠開口部3hの左右には、発光表示態様を変化させることが可能な右側装飾部材15(例えば、右上レンズ15a、右中レンズ15b、右パネルカバー15cなど)と、左側装飾部材16(例えば、左アウターレンズ16aなど)とが設けられている。
さらに、右側および左側装飾部材15,16の内方には、後述するサブ制御基板33(図151参照)によって制御される発光手段(例えば、LED等)が設けられている(図示省略)。この場合、発光手段(LED)から発せられた光を右側および左側装飾部材15,16に照射すると、当該右側および左側装飾部材15,16から美観に優れた例えば放射光や拡散光などを発生させることができ、これにより、光による表示態様に変化を与えることができるため、遊技に対する興趣を向上させることができる。
さらに、表枠3の表面(前面)には、表枠ベース板3aの表枠開口部3hの下側に、皿ユニット8が設けられており、当該皿ユニット8は、貸出球や賞球を貯留するための上皿17と、上皿17の下方側に設けられ、例えば上皿17が満杯時に溢れた遊技球などを貯留することが可能な下皿18とが設けられている。
下皿18は、遊技球を貯留可能な下皿本体18pと、下皿本体18pの上部を覆うように取り付けられた下皿カバー8bとを備えている。一方、上皿17は、遊技球を貯留可能な上皿本体17pと、上皿本体17pの上部を覆うように表枠ベース板3aに対して着脱可能に取り付けられた上皿上部カバー8aと、上皿17の美観を向上させるための上皿装飾部材とを備えている。なお、上皿装飾部材の一例として、上皿本体17pには、上皿上部カバー8aを囲むように、上皿左飾り17a、上皿前飾り17cなどが設けられており、上皿前飾り17cは、上皿上部カバー8aの左側から前側を経由し、右側へ向かう途中から下皿18に向けて屈曲した形状を成している。
表枠ベース板3aには、上皿17に貯留された遊技球を表枠ベース板3aの背面側に排出する排出口19(図161参照)と、排出口19から排出された遊技球を下皿18に供給する供給口20(図46参照)とを備え、表枠ベース板3aの背面側には、排出口19と供給口20とを連通させて球通路21を構成する球通路カバー21a(図144参照)を備えている。ここで、上皿上部カバー8aに設けられた球抜きボタン22(図45参照)を押すと、上皿17に貯留された遊技球が排出口19から球通路21、供給口20を介して下皿18へと送られる。
また、本実施形態では、遊技機の前面の装飾にメッキ部材を使用しており、上皿17の前面部分を装飾する上皿前飾り17cにもメッキ部材17bを使用している(図45、図46)。このメッキ部材17bの使用により遊技機外観デザインの装飾効果を高めて遊技者の興趣の向上を図っている。
また、上皿上部カバー8aには、球貸しを受けるための球貸ボタン23、図示しない球を貸し出すためのカードユニット装置からカードを返却するための返却ボタン24などのほか、所定の遊技中に遊技者が操作(回転操作、押圧操作)することで各種演出の表示態様に変化を与えるための操作ユニット9が設けられている。なお、操作ユニット9の配置構成(位置、向き)について、特に制限はないが、図面では一例として、上皿上部カバー8aから垂直方向に突出させて構成配置された操作ユニット9が示されている。
なお、表枠3については、その表面(前面)のうち(図45及び図46参照)、遊技者側から向かって左側(すなわち、本体枠2に回動可能に支持されている側)における部分に、例えばピアノ線など不正部材(図示しない)を侵入させ、その近傍裏側における当該表枠3の裏面に構築された各種構成に対して、当該不正部材(ピアノ線)による不正行為が行われる事態を想定することができる。
そこで、かかる不正行為を未然に防止するために、表枠3の裏面において、上記した不正部材による侵入行為が行われる部分には、配線保持機能付きカバー部材25(図144及び図145参照)が設けられている。配線保持機能付きカバー部材25は、ハーネス等の配線を保持する配線保持部25aと、表枠3の裏面に構築された基板(図示しない)を被覆する基板被覆部25bと、例えばピアノ線等の不正部材の侵入を防止する不正防止部25cとを一体化させて構成されている。これによれば、配線保持、基板被覆部、不正防止の3つの機能を兼ね備えた単体の配線保持機能付きカバー部材25を実現することができるため、これら各機能毎の部材をそれぞれ別個に用意する必要がなくなるため、その分だけ低コスト化を図ることができる。
<本体枠2>
本体枠2は、本体枠ベース板2aを備え、本体枠ベース板2aには、遊技盤1、発射装置26、スピーカ10c、各種制御基板・中継基板などを備えている。
当該本体枠2において、上記した表枠開口部3hに対向した本体枠ベース板2aの所定位置に、当該表枠開口部3hとほぼ同形状を成した開口部2h(以下、本体枠開口部という)が設けられているとともに、当該本体枠ベース板2aの表面(前面)(図146参照)において、本体枠開口部2hの右下側(以下、本体枠ベース板2aの表面右下側という)には、遊技球を発射するための発射装置26が設けられている(図45及び図46、図146参照)。
発射装置26は、当該発射装置26を本体枠ベース板2aの表面右下側に配設するためのパネル体26aと、パネル体26aの前面側に配設された発射ハンドル26bと、パネル体26aの背面側に対向した本体枠ベース板2aの表面右下側に配設され、遊技球を発射するための駆動装置26fとを備えて構成されている(図146参照)。
なお、上記した表枠3の右下側には、当該発射装置26(パネル体26a、発射ハンドル26b)を遊技者側に露出させるための切り欠き3p(図45及び図46参照)が施されている。この場合、上記した表枠3を本体枠2に対して閉じると、発射装置26(パネル体26a、発射ハンドル26b)は、当該表枠3の切り欠き3pを介して露出し、上記した皿ユニット8に隣接して位置付けられ、その状態において、当該発射装置26(パネル体26a、発射ハンドル26b)と皿ユニット8とは、相互に連続して一体化されているかの如き美的外観を呈する(図45及び図46参照)。
発射ハンドル26bは、支持部(収容ケース)26cと、支持部(収容ケース)26cに対して回動自在に取り付けられ、時計回り・反時計回り方向に回転可能なハンドルグリップ26dと、支持部(収容ケース)26c内に備えられ、遊技球の発射を停止させる発射停止スイッチ(検知手段ともいう)26gと、支持部(収容ケース)26c内に備えられ、このスイッチをON/OFF操作する発射停止ボタン26e(操作部材ともいう)と、ハンドルグリップ26dの開口上を覆うように配設されるハンドルキャップ26hとを備えている(図45、図46、図146参照)。
この場合、発射ハンドル26bのハンドルグリップ26dを時計回り方向に回転させると、その回動量(回転角度)に応じて駆動装置26fの駆動力が増減変更され、そのときの駆動力によって、上皿17に貯留されている遊技球が、遊技盤1の遊技領域1p(図145、図147参照)に向けて打ち出されることになる。このとき、発射停止ボタン26eを操作すると、駆動装置26fが停止制御され、これにより、遊技球の発射を停止させることができる。
なお、本実施形態において、発射停止スイッチ26gの検知結果に基づいた制御などの発射ハンドル26bの操作制御にあっては、主制御基板28(図149参照)に接続されている払出・発射制御基板34が行なう(制御手段)。図中、26iはハンドル軸、26jは支持部(収容ケース)26cに一端26j−1を固定し、他端26j−2をハンドルグリップ26dに固定してなるバネ部材で、このバネ部材26jによってハンドルグリップ26dを、常時、開始時点方向へと付勢させているため、遊技者はこのバネ部材26jの弾性に抗してハンドルグリップ26dを時計回り方向に回転させて遊技球を発射させる(図169及び図170参照)。
また、遊技者が遊技を中断してハンドルグリップ26dから手を離すと、ハンドルグリップ26dはバネ部材26jの弾性によって開始時点位置に戻される。このとき、ハンドルグリップ26dの突起(図示しない)によって発射停止ボタン26eが押されて遊技球の発射が停止される。
ここで、遊技球の発射強度を増減変更させる方法として、発射ハンドル26bのハンドルグリップ26dの回動量(回転角度)に応じて、発射ボリューム(図示しない)の抵抗値を変化させ、これにより、発射ソレノイド(図示しない)に供給する電力を変化させることで、遊技球の発射強度を増減変更させているものも知られているが、本実施形態では、発射ハンドル26bのハンドルグリップ26dの回動操作と連動する図示しない発射用ばね(図示しない)と、発射用ばねの巻き上げ(締め上げ)用ギア機構とが用いられており、発射ハンドル26bのハンドルグリップ26dの回動量によって巻き上げ用ギア機構の回転量が調整されて発射用ばねの巻き上げ(締め上げ)の程度を強めたり弱めたりすることで、遊技球の発射強度を増減変更させている。
具体的に説明すると、発射ハンドル26bのハンドルグリップ26dを回動操作すると、そのときの回転量がギア機構を介して発射用ばねに伝達され、当該発射用ばねが巻き上げ(締め上げ)られ、その結果、当該発射用ばねの戻り力(復元力)が強められる。これにより、遊技球の発射強度を高めることができる。なお、遊技球の発射強度を弱めたい場合には、発射ハンドル26bのハンドルグリップ26dを逆回転させ、発射用ばねの巻き上げ(締め上げ)の程度を緩めればよい。
ところで、本実施形態において、遊技盤1は、本体枠ベース板2aの裏面(図146参照)から着脱可能に取り付けられる構造を採用している。具体的に説明すると、本体枠ベース板2aの裏面には、本体枠開口部2hの周囲に沿って複数の留め具27a乃至27eが回動自在に設けられており、遊技盤1の表面(遊技領域1pが構成された前面)を本体枠ベース板2aの裏面に対向させつつ、当該遊技盤1を本体枠開口部2hに沿って位置付けた後、各留め具27a乃至27eを回動させてその一部を遊技盤1に係合させることで、遊技盤1が各留め具27a乃至27eと本体枠ベース板2aの裏面との間で挟持された状態となり、これにより、遊技盤1を本体枠ベース板2aの裏面に着脱可能に取り付けることができる。
なお、遊技盤1には、後枠5に設けられ、所定の演出表示を行うための液晶表示装置4上で演出表示される表示態様を視認可能な開口部1h(以下、遊技盤開口部)が設けられており、遊技盤1の表面(前面)(図146、図148参照)には、当該遊技盤開口部1hを含めた領域に亘って、遊技球が転動流下可能な遊技領域1pが構成されているとともに、遊技盤1の裏面(図149参照)には、当該遊技盤開口部1hを回避した位置に、主制御基板28がケース28kに収容された状態で設けられている。
また、本実施形態において、遊技盤開口部1hの裏面側には、当該遊技盤開口部1hを装飾するための開口装飾枠29が設けられており、当該開口装飾枠29は、回動・揺動・旋回可能に構成されている(図149参照)。これにより、遊技の演出状況に応じて、当該開口装飾枠29を所定方向(例えば、図149の実線と二点鎖線とで示す方向)に回動・揺動・旋回させることで、遊技に対する興趣を飛躍的に向上させることができる。
また、遊技領域1p(図146、図148参照)には、遊技盤開口部1hを囲むように各種装飾部材が設けられ、さらに、当該遊技盤開口部1hの下方には、複数の一般入賞口30や、遊技球の入球を契機として、特別図柄の可変表示が実行される始動入賞口31などの各種遊技部材が設けられている。
主制御基板28には、中継基板32(図52参照)を介して、サブ制御基板33や払出・発射制御基板34が接続されている。なお、サブ制御基板33や払出・発射制御基板34は、後述する後枠5(図151参照)に設けられている。この場合、サブ制御基板33は、主制御基板28から供給される各種のコマンドに応じて、上記した液晶表示装置4における表示制御、上記したスピーカ10a乃至10cから発生させる音声に関する制御、上記した右側装飾部材15や左側装飾部材16などを含む各種LEDの制御を行う。また、払出・発射制御基板34には、上記した発射装置26や、遊技球の払出を行う払出装置35(図151乃至図156参照)などが接続されている。
ここで、上記した発射装置26から発射された遊技球は、ガイドレールに沿って案内された後、遊技領域1pの上部側に流出される。この場合、ガイドレールは、外レール36(図146及び図147参照)と、当該外レール36の内側に沿って対向配置された内レール37(図146、図148参照)とを備えている。
本実施形態において、内レール37は、遊技盤1と一体に構成され(図146、図148参照)、外レール36は、遊技盤1とは別体で構成され、本体枠2に対して一体に構成されている(図146及び図147参照)。具体的には、外レール36は、本体枠ベース板2aの本体枠開口部2hに沿って設けられており、上記したように遊技盤1を本体枠2の裏面(図49参照)に着脱可能に取り付けると、その状態で、外レール36の内側に沿って内レール37が対向配置されたガイドレールが構成されることになる。
この場合、発射装置26から発射され、遊技領域1pの上部側に流出した遊技球が、複数の遊技釘(図示しない)などに衝突しながら転動流下し、例えば一般入賞口30に入賞したとすると、これを検知した信号が主制御基板28に供給される。このとき、主制御基板28(図149参照)から所定数の遊技球の払い出しを命ずるコマンドが払出・発射制御基板34(図151参照)に出力され、その払い出しコマンドに基づいて、払出・発射制御基板34(図151照)が払出装置35を制御することで、当該払出装置35から所定数の遊技球が払い出されて、上記した上皿17に供給されることになる。
また、払出・発射制御基板34は、遊技中において、遊技者によって発射ハンドル26bのハンドルグリップ26dが回転されると、その回転量(回転角度)に応じて駆動装置を駆動し、上皿17に貯留されている遊技球を発射させる制御を行う。
以上、本実施形態によれば、従来は遊技盤にガイドレール(外レール、内レール)が一体化されており、遊技盤の交換の際には、必ず外レールと内レールの双方のレールも同時に交換せざるをえなかったところ、外レール36を遊技盤1とは別体で構成したことで、遊技盤1の交換の際、従来のように外内レール36,37の双方を同時に交換する必要がなく、内レール37の交換のみで済むため、当該交換作用の簡単化・低コスト化を実現することができる。
さらに、従来のように遊技盤に外内レールの双方を備えていた形態の場合、遊技盤を本体枠に取り付けたとき、本体枠に既に取り付けられている発射装置との位置合わせが極めて重要となる。このとき、発射装置とガイドレールの位置が微妙にずれていたりすると、球飛びが不安定となる虞がある。したがって、従来の遊技機形態の場合、遊技盤の取付、遊技盤に備えられるガイドレールの位置や角度、そして、本体枠に備えられる発射装置の位置などの関係を十分に考慮に入れて設計・設置をしなければならず、製造・取付が面倒であるとともにコスト高騰を招く虞があった。
そこで、本実施形態では、上記のように外レール36は、発射装置26とともに本体枠2の本体枠ベース板2aに取り付ける構成を採用しているため、発射装置26とガイドレール(外レール36)とが同じ場所に取り付けられることとなり、それぞれの位置合わせが簡単かつ正確に行ない得ることとなる。よって、球飛びが大変安定することとなり、遊技者にストレスを与えることもなく大変有用な作用効果を奏することができる。
また、本実施形態では、上記特有の作用効果の実行を図るため、本体枠ベース板2aに備えられる遊技盤1を着脱自在に留める留め具27a乃至27eの数についても考慮した。すなわち、本実施形態によれば、本体枠ベース板2aに、発射装置26とともにガイドレール(外レール36)を一緒に備える形態を採用することで、球飛びの安定を図っているが、遊技盤1自体が本体枠2(本体枠ベース板2a)に対して強固に密着して取り付けられていないと、ガイドレールの位置(具体的には、外レール36と内レール37の対向位置)がずれてしまい、球飛びの安定といった本実施形態特有の作用効果の実行が図れなくなってしまう。特に本体枠ベース板2aの歪みなどが生じていたりするとこの不具合が顕著に表れてしまい上記特有の作用効果が達成できなくなってしまう。
そこで、本実施形態では、留め具27を、本体枠ベース板2aの遊技盤1の上下四隅に対向する位置にそれぞれ備え、この四箇所の留め具27a乃至27dで本体枠ベース板2aの裏面に強固に密着させて挟持するとともに、少なくとも遊技盤1の下側の中央付近を本体枠ベース板2aに密着固定させるため、本体枠ベース板2aの所定位置に一箇所留め具27eを備え、遊技盤1の内レール基端領域を本体枠ベース板2aに押し付けて密着固定させている。これにより、ガイドレールの位置(本体枠2にある外レール36と、遊技盤1にある内レール37の対向位置)がずれてしまうという不具合も生じず、球飛びの安定といった本実施形態特有の作用効果の実行が達成し得る。
また、従来では、遊技盤1の裏側に液晶表示装置4を直接配設する形態を採用することが多かった。しかしながら、かかる構成では、遊技盤1の交換・廃棄にあたり、液晶表示装置4も一緒に交換・廃棄することとなり、コスト高騰を招いていた。これに対して、本実施形態では、本体枠2に遊技盤1、その裏側の後枠5に液晶表示装置4を配設する別枠構成を採用しているため、遊技盤1を安価にでき、かつ液晶表示装置4の再利用が可能である。
また、本体枠2には、本体枠開口部2hの下部中央に、音による演出を行うためのスピーカ10cが設けられている。なお、このスピーカ10cから発せられた音は、表枠3の皿ユニット8の部位(具体的には、上皿17と下皿18との間の部位)に設けられたスピーカカバー10k(図45、図46及び図144参照)を通して放出されるようになっている。
ここで、当該スピーカ10cの背面側は、本体枠2の裏面(図50参照)に設けられたカバー部材38によって覆われているが、この場合、カバー部材38に、例えばハーネスやコード等の各種配線39を保持するための配線保持機構を設けることが好ましい。なお、図147には、配線保持機構の一例として、当該配線39を各カバー部材38との間で挟持して保持する保持片40を設けた構成を示したが、かかる構成に限定されることはなく、これ以外の方法として、例えば、粘着テープ(図示しない)で各種配線39を各カバー部材38に保持させる方法や、ワッシャ付きネジ(図示しない)を各カバー部材38に締結することで、各種配線39をワッシャと各カバー部材38との間に保持させる方法などを適用することもできる。
ところで、本体枠2には、上記した遊技盤1をはじめ、遊技機にとって重要な電気部品(例えば、発射装置26、主制御基板28、中継基板32など)が設けられている。このため、本体枠2が外枠6(図45参照)から簡単に開錠されないようにすることが求められている。また、当該本体枠2は、本体枠ヒンジ2b(図45参照)を介して外枠6に回動可能に支持されており、上記した発射装置26のバネル体26aの上部右側に設けられた本体枠開閉用キー穴41(図45、図46及び図146参照)に、所定の開閉キー(図示しない)を挿入し回転させることで、本体枠2を外枠6から開くことができる。
この場合、例えば本体枠開閉用キー穴41やその近傍から例えばピアノ線などの不正器具(又は、不正部材)を、本体枠2の裏面に侵入させ、本体枠開閉用キー穴41の奥方側に構築された施錠装置(図示しない)に直接アクセスさせることで、当該施錠装置を開錠させるといった不正行為が想定される。そこで、本体枠2が簡単に開かない(すなわち、施錠装置が簡単に開錠されない)ようにするため、本体枠2の裏面(図147参照)において、施錠装置は、その周囲全体がカバー部材42によって覆われている。これにより、上記したような不正行為を未然に防止することができる。
<後枠5>
後枠5は、後枠ベース板5aと、後枠ベース板5aに備えられる種々の後枠構成部材を含み、後枠構成部材には、液晶表示装置4を含む各種電気部品などがある。なお、後枠構成部材はこれらに限定されるものではなく、後枠5を構成する部材は全て含まれるものである。
図151に示すように、後枠5において、後枠ベース板5aには、各種電気部品(液晶表示装置4、サブ制御基板33の他、サブ制御基板33に対する信号の受け渡しを行うサブ中継基板43、遊技の演出に関するプログラムが記憶されたサブROM中継基板44、電力を供給する電源基板45など)が備えられている。
この場合、後枠5には、上記した表枠開口部3hおよび本体枠開口部2h並びに遊技盤開口部1hに対向した位置に、液晶表示装置4が設けられている。具体的には、当該液晶表示装置4は、本体枠2の裏面に対向した位置において、後枠5の後枠ベース板5aの表面(前面)に着脱可能に設けられている(図150参照)。この場合、液晶表示装置4は、主制御基板28からのコマンドに基づきサブ制御基板33によってその表示態様が制御される。例えば、本実施形態では、液晶表示装置4として、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)が想定されている。
また、後枠5において、上記した液晶表示装置4、サブ制御基板33、サブROM中継基板44、サブ中継基板43、払出・発射制御基板34、電源基板45などは、それぞれ、不正防止・破損防止などを図るため所定形状の電気部品収容部材4a,33a,44a,43a,34a,45aに収容させることが好ましい。
電気部品収容部材4a,33a,44a,43a,34a,45aは、本実施形態では透明な合成樹脂材をもって内部確認可能に構成されており、各種電気部品を収容する第一の面部60と、その背面側(反対側の面)である第二の面部61とを有している。なお、特に図示しないが、それぞれの電気部品はコネクタを備え、所定の配線(例えば、複数本の電線が束になった組電線、いわゆるハーネス)515を介して電気的に接続されている。配線515は一端にコネクタを配し、そのコネクタを所定の電気部品のコネクタに接続している。
また、本実施形態では、前記配線を保持する配線保持部材(ハーネスケースともいう)500を備えたことも特徴の一つである(図174乃至図177参照)。
なお、本実施形態では、裏ユニットを構成するサブ制御基板33、サブ中継基板43、サブROM中継基板44を、それぞれ、液晶表示装置4を収容する電気部品収容部材(液晶ブラケット)4aの第二の面部(背面)61に横方向に一列に並べて備えており、それぞれはコネクタ同士を直接接続している形態(Board to Board)を採用している。また、本実施形態では、サブ制御基板33、サブ中継基板43、サブROM中継基板44を、図示しない単一の透明カバー部材によって開閉可能に覆っている。
本実施形態では、上記電気部品収容部材(液晶ブラケット)4aを、後枠5の後枠ベース板5aに対して、着脱自在に備える構成としている。電気部品収容部材(液晶ブラケット)4aは、長手方向の一端側に差込み片(図示しない)を所定間隔をあけて一対突設し、他端側には、ネジ止め可能なネジ止め片4a−1,4a−1が上下方向で相対向して突設されている(図150参照)。そして、後枠ベース板5aの所定位置に一対の差込み片挿入孔部(図示しない)を設け、相対向する後枠ベース板5aの所定位置に一対の雌ネジ部(図示しない)が設けられている。よって、電気部品収容部材(液晶ブラケット)4aを後枠ベース板5aに取り付けるときは、電気部品収容部材(液晶ブラケット)4aのそれぞれの図示しない差込み片を、それぞれの図示しない差込み片挿入孔部に差込み、そして、それぞれのネジ止め片4a−1,4a−1をそれぞれの図示しない雌ネジ部に対してネジ止め固定する。
このように、本実施形態では、液晶表示装置4を例えばネジ止めしたり、嵌め込んだりして収容する液晶ブラケット(電気部品収容部材)4aの第二の面部61に、サブ制御基板33、サブ中継基板43、サブROM中継基板44を一体に備えるユニット構成を採用し、このユニット構成を、上記のとおり後枠ベース板5aから、液晶ブラケット(電気部品収容部材)4aのネジ止め片4a−1,4a−1をネジ止め固定しているネジの脱着作動のみで、液晶表示装置4、サブ制御基板33、サブ中継基板43、サブROM中継基板44を、一体で、かつ簡単に着脱可能であるため、このユニット構成で液晶表示装置4のテスト(例えば、液晶表示装置4が正常に動作するか否かの試験)が容易に行ない得る。
これにより、サブ制御基板33、サブ中継基板43、サブROM中継基板44を別個独立して交換することができるだけでなく、サブROM中継基板44のみを交換するだけで、異なる様々な演出を実行させることが可能となる。この場合、サブROM中継基板44については、プログラムの改竄や読取(複製)などの不正行為を防止するため、当該サブROM中継基板44への不正アクセスの有無を目視確認することが可能な「かしめ46」が施されている(図54参照)。なお、「かしめ」とは、封印、インシュロック(結束)などを意味する。
また、当該後枠5の裏面(図151参照)には、例えば貸出球や賞球として払い出される遊技球を収容するための球タンク47と、当該球タンク47から複数の遊技球を連続して転動流下させるレールユニット48と、当該レールユニット48の下端に連続させることが可能な払出装置35(具体的には、払出装置ケース49に覆われている)と、当該払出装置35から払い出された遊技球を上皿17に供給する球払出通路(図示しない)などが連設されている。
かかる構成において、遊技領域1pに打ち出された遊技球が例えば一般入賞口30に入賞したとすると、これを検知した信号が主制御基板28に送信される。このとき、主制御基板28(図149参照)から所定数の遊技球の払い出しを命ずるコマンドが払出・発射制御基板34(図151参照)に出力され、その払い出しコマンドに基づいて、払出・発射制御基板34が払出装置35を制御することで、球タンク47からレールユニット48を転動流下した複数の遊技球のうち、所定数の遊技球が払出装置35によって1個ずつ払い出され、球払出通路(図示しない)を流下して上皿に供給される。なお、図151において、払出装置35は、払出装置ケース49に収容された状態にあるため、その収容位置を参照符号35で指すことで、当該払出装置の輪郭は図示されていない。
ここで、従来の遊技機において、遊技盤は、本体枠の前面(表枠側)に対して着脱可能に設けられ、また、液晶表示装置は、後枠の前面(本体枠側)に対して着脱自在に設けられているものが知られている。このため、メンテナンス時などにおいて、遊技盤と液晶表示装置をともに取り外したい場合には、次の工程を経なければならなかった。
まず、遊技盤を本体枠から取り外したい場合、表枠を本体枠に対して回動させる必要があった。そして、液晶表示装置を後枠から取り外したい場合、本体枠を外枠に対して回動させ、次に、後枠を本体枠に対して回動させる必要があった。よって、少なくとも3回、該当する枠を回動(例えば、外枠に対して本体枠を回動、本体枠に対して表枠と後枠の双方を回動)させなければならない。
これに対して、本実施形態によれば、遊技盤1を、本体枠2の裏面(図146参照)に着脱可能に設けるとともに、液晶表示装置4を、本体枠2の裏面(背面)に対向した位置において、後枠5の表面(前面)(図150参照)に着脱可能に設けるようにしたことで、遊技盤1および液晶表示装置4の双方の取り外し作業をワンタッチ(本体枠2と後枠5における一回の回動操作)で効率よく行うことができる。なお、液晶表示装置4の取付方法としては、後枠5の表面(前面)のみならず、後枠5の裏面に対して着脱可能に設けるようにしてもよい。
また、払出装置35を覆う払出装置ケース49は、その上端側に設けられたヒンジ機構50を介してレールユニット48の下端に回動自在に支持されているとともに、当該払出装置ケース49を回動させて、払出装置35を露出させた状態において(図152参照)、そのときの姿勢を維持することができるようになっている。このため、払出装置ケース49の上端側には、第1係止片49aが設けられ、レールユニット48の下端側には、第1係止片49aが係止可能な第2係止片48aが設けられている(図152及び図153参照)。
この場合、第1係止片49aおよび第2係止片48aは、その一部(先端部)が、互いに引っ掛かり合うような形状を成している。ここで、払出装置ケース49を回動させて、払出装置35を露出させたとき、第1係止片49aおよび第2係止片48aが互いに引っ掛かり合うことで、当該払出装置ケース49は、払出装置35を露出させた姿勢に維持される。これに対して、払出装置ケース49を逆方向に回動させると、これに追従して、第1係止片49aと第2係止片48aとの引っ掛かり合いが解除され、これにより、当該払出装置ケース49によって払出装置35を覆うことができる。
また、払出装置35は、遊技球の払い出しが可能な位置(図154参照)と、取り外しが可能な位置(図155参照)とに切り替えることが可能である。この場合、遊技球の払い出しが可能な位置において、払出装置35は、脱着機構51によって、その下端面35aが支持された状態にあるとともに、その上端面35bが上記したレールユニット48に当接している。なお、脱着機構51は、回転軸52によって回転自在に支持された脱着レバー53を有しており、当該脱着レバー53の一端が払出装置35の下端面35aに当接することで、払出装置35は、当該脱着機構51(脱着レバー53)によって支持された状態で、その上端面35bがレールユニット48に当接する(図154参照)。これにより、レールユニット48(具体的には、レールユニット48内に構築された球通路48a)と払出装置35とが互いに連通することで、当該レールユニット48(球通路48a)を転動流下した遊技球は、払出装置35に導入可能となる。
これに対して、取り外しが可能な位置(図155参照)においては、脱着レバー53が回動し、その一端が払出装置35の下端面35aから回避した状態(すなわち、脱着機構51(脱着レバー53)による支持が解除された状態)となっており、これにより、払出装置35を下方にスライドさせることが可能となる。この場合、払出装置35を下方にスライドさせた後、手前に引き出すことで、当該払出装置35を後枠5の裏面から簡単に取り外すことができる。
ところで、払出装置35を取り外す際、上記したレールユニット48(球通路48a)には、球タンク47からの遊技球が転動流下しているため、かかる遊技球がレールユニット48(球通路48a)から流出して落下してしまうことが想定される。そこで、かかる不具合を解消するために、後枠5の裏面には、球落下防止機構54(図154乃至図156(a)参照)が設けられている。
図156(a)に示すように、球落下防止機構54は、上記したレールユニット48の下端側に構築されており、当該レールユニット48に着脱自在に取り付けられた球落下防止機構用カバー体48p内に収容されている。この場合、球落下防止機構54は、レールユニット48の球通路48aに向けて突出させた球止め部55pを有する球落下防止本体55と、球落下防止本体55を常に球通路に向けて付勢する付勢手段56と、付勢手段56の付勢力に抗して、球落下防止本体55を球通路48aから離間する方向に移動させる移動手段とを備えている。なお、図面には付勢手段56の一例として、圧縮コイルばねが示されているが、これに代えて、圧縮空気の弾性力を利用した空気ばねを用いてもよい。
移動手段は、球落下防止機構用カバー体48pに回転自在に支持されたレバー57と、当該レバー57の先端部57a(具体的には、当該先端部57aのうち後述する傾斜面55sに対向する当接部57p)が当接可能であって、かつ球落下防止本体55に形成された傾斜面55sとを備えている。傾斜面55sは、球止め部55pの突出方向に沿って延在し、かつ当該球止め部55pから離間する方向に沿った勾配を成して構成されている。なお、傾斜面55sの勾配(傾斜角度)は、例えば球落下防止本体55の形状や大きさ等に応じて設定されるため、ここでは特に限定しない。また、レバー57は、その基端部57bに設けられた回転軸58がレールユニット48に軸支されている。
また、移動手段によって球落下防止本体55を移動させる方向を一定にするため、当該球落下防止本体55には、その端面にガイド片59が延在されており、当該ガイド片59は、レールユニット48に延在されたガイド溝(図示しない)に沿って移動可能となっている。この場合、ガイド溝およびガイド片59の延在方向は、球止め部55pをレールユニット48の球通路48aに突入させたり、当該球止め部55pを球通路48aから脱出させたりできる方向として規定することができる。
かかる構成において、先端部57aを押圧してレバー57を回転させると、当該先端部57aの当接部57pが球落下防止本体55の傾斜面55sに当接し、このときの当接力は、傾斜面55sに垂直方向の成分と、傾斜面55sに沿った傾斜方向の成分とに振り分けられる。このため、傾斜面55sに対して先端部57aを押圧し続けて、その傾斜面55sに対する当接力を加え続けると、これにより、ガイド片59がガイド溝に沿って一方向に移動することで、付勢手段56の付勢力に抗して、球落下防止本体55を同方向に移動(別の言い方をすると、球通路48aから後退)させることができる(図156(c)参照)。これに対して、レバー57に対する押圧力を解除すると、それと同時に、付勢手段56による付勢力のみが球落下防止本体55に作用し、これに伴って、ガイド片59がガイド溝に沿って他方向に移動することで、球落下防止本体55を同方向に移動(別の言い方をすると、球通路48aに向けて前進)させることができる(図156(b)参照)。
従って、かかる球落下防止機構をレールユニット48に設けた状態において、払出装置35が遊技球の払い出し可能な位置(図154参照)にある場合、当該払出装置35の上端面35bによって先端部57aが押圧されてレバー57が回転し、これにより、当該先端部57aの当接部57pから球落下防止本体55の傾斜面55sに当接力が加えられた結果、当該球落下防止本体55が付勢手段56の付勢力に抗して後退することで、球止め部55pを球通路48aから脱出させることができる(図154、図156(c)参照)。このとき、レールユニット48(球通路48a)と払出装置35とが互いに連通することで、当該レールユニット48(球通路48a)を転動流下した遊技球は、払出装置35に導入可能となる。
これに対して、払出装置35の取り外し可能な位置(図155参照)にある場合、当該払出装置35の上端面35bによるレバー57の先端部57aへの押圧状態が解除されるため、それと同時に、付勢手段56による付勢力のみが球落下防止本体55に作用し、これにより、当該球落下防止本体55が前進することで、球止め部55pを球通路48aに突入させることができる(図155、図156(b)参照)。この結果、遊技球がレールユニット48(球通路48a)から流出して落下してしまうといった不具合の発生を未然に防止することができる。
<透明板ユニットについて>
表枠3に備えられている透明板ユニット7は、遊技機を島設備に設置したときの遊技者側から見て手前側に位置する第1の透明板100と、前記第1の透明板100の後方に位置する第2の透明板101と、前記第1の透明板100と前記第2の透明板101との間に所定の空間102を配した状態で前記第1の透明板100と第2の透明板101とを保持する透明板保持枠103とを備えて構成されている(図157乃至図159参照)。第1の透明板100と第2の透明板101は、本実施形態では所定形状・所定厚みを有する同一のガラス板を採用している。
前記透明板保持枠103は、前後にそれぞれ第1の透明板100と第2の透明板101をそれぞれ保持する保持部103a,103aを有するとともに、保持部103aと保持部103aとの間に配される中間部103bには、前記第1の透明板100と第2の透明板101との間に形成される所定の空間102と連通する複数個の連通孔104を有している(図159)。前記第1の透明板100と第2の透明板101は、それぞれ透明板保持枠103の保持部103a,103aに対して接着剤を介して一体に固定されている。
前記連通孔104は、上下方向で相対向する位置において設けられた第1連通孔104aと第2連通孔104bである。このように、本実施形態では、透明板保持枠103の相対向する位置に設けた第1連通孔104aと第2連通孔104bとしたため、透明板ユニット7の外方から空間102内を通過して外方へと抜ける空気の流通経路が有効に形成される(図158及び図159)。
また、前記第1連通孔104aと前記第2連通孔104bとは、前記表枠ベース板3aの表枠開口部(窓部)3hと接しない位置に設けられている。すなわち、開口の接地面によって孔が塞がれないようにするためであり、このように構成することで空気の流通経路が遮断されることもない。本実施形態では、第1連通孔と第2連通孔は、それぞれ3個ずつの孔群によって形成されている。
なお、第1の透明板と第2の透明板は、後方に位置する本体枠2に備えられた遊技盤1の遊技球の転動流下状況や、各種演出(役物可動演出や画像による演出など)状況の視認性を損ねない材質であればガラス板でなくてもよく、例えば透明合成樹脂性の板材であってもよい。
連通孔104は、その孔径や、配設数・配設位置など本実施形態に限定解釈されるものではなく、強度面と通気性を考慮したうえで最適な仕様を採用するようにする。
透明板保持枠103に設けた複数個の連通孔104(104a,104b)によって、いずれかの連通孔104(104a,104b)から2枚の透明板100,101間の空間102、そして他の連通孔104(104a,104b)へと空気が流通する空気の流通経路が確保されるため、乾燥剤室や乾燥剤を備えなくとも有効に空間内の湿気除去が可能となる。したがって、透明板ユニット7全体の大型化を招く虞がないとともに、乾燥剤を必要としないためコスト高も抑えることができる。
なお、表枠3の裏面に対する透明板ユニット7の取付方法としては、例えば、本実施形態では次の構成を採用している(図144参照)。透明板ユニット7を、表枠開口部3hに設けられている透明板ユニット組込み部105に沿って、表枠開口部3hの裏側から組み込んで位置決めし、その状態で当該透明板ユニット7の下端面7aを、表枠開口部3hの組込み部下方領域に形成された台座108に載置させた後、当該表枠開口部3hの上部両側、すなわち、表枠開口部3h上方の表枠ベース板3aの裏面に回動自在に設けられた留め具106,106によって、透明板ユニット7の上端面(透明板保持枠103の上端に設けられた左右の舌片107,107)に押圧力を付与させて固定すればよい。これにより、透明板ユニット7は、各留め具106と台座108との間で挟持された状態で、表枠3の裏面に対して着脱可能に取り付けることができる。
透明板ユニットの形態、すなわち、透明板と透明板保持枠の形態は、本実施形態に何ら限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内において適宜設計変更可能である。
<球通路カバーについて>
上記のとおり表枠構成部材を構成する下皿18の下皿カバー8bは、係止構造を介して表枠ベース板3aに取り付けられている(図45参照)。すなわち、下皿カバー8bは、後方へと水平方向に突出する係止部203を備え、表枠ベース板3aは、前記下皿カバー8bの係止部203が係止可能な係止孔204が所定位置に貫通して設けられている(図160及び図162参照)。
係止部203は、下皿カバー8bから水平に突出する細板状の本体203aと、本体203aの先端に設けられ、前記係止孔204の周縁と係止可能な略矢尻型の係止爪部203bとで構成されている。このように係止構造を介して下皿カバー8bは表枠ベース板3aに取り付けられているため、この係止状態を解除すれば着脱自在である。
本実施形態では、このように係止孔204に係止された状態の下皿カバー8bの係止爪部203bが、必要時以外には簡単に取り外すことができないように、係止部203の係止状態を保持可能とする保持部202を備えている。本実施形態の保持部202は、表枠ベース板3aに設けられた排出口19と供給口20とをつないで球通路21を形成している球通路カバー21aに一体に設ける構成を採用している(図160及び図162参照)。
前記球通路カバー21aは、本実施形態では、図160に示すように、それぞれ表枠ベース板3aに対して着脱自在に備えられる上カバー200と下カバー201の二部材で構成されている。本実施形態では、上記下カバー201の表枠ベース板3aへの取り付け時に、下カバー201の横に前記係止孔204が位置しているため、下カバー201の側面所定位置に、前記係止部203と前記係止孔204との係止状態を保持する保持部202を一体に備え、前記保持部202は、前記係止爪部203bの脱落を防止する脱落防止部として機能している(図160参照)。
保持部202は、下カバー201の側面(図面で向かって右側の側面)から水平方向に突出した板状部材であって、下カバー201を表枠ベース板3aの所定位置に取付固定すると、前記保持部202が係止孔204の所定位置を横切るように備えられることとになる(図160及び図162参照)。なお、保持部202の形状にあっては図示形態に限定されるものではない。
すなわち、前記係止爪部203bを、その弾性に抗して下方に押し下げられた状態で前記表枠ベース板3aの前方から挿入し、前記表枠ベース板3aの背面側にてその弾性の戻り力によって前記係止孔204の上方周縁に係止される。そして、下カバー201を表枠ベース板3aの所定位置に取付固定すると、脱落防止部(保持部)202は、前記係止孔204の上方周縁に係止された状態の係止爪部203aの直下に位置する(図160及び図162参照)。
したがって、上皿17と下皿18をつなぐ球通路カバー21a(下カバー201)を表枠ベース板3aの裏面側に通常通りに配設すれば、球通路カバー21a(下カバー201)の保持部(脱落防止部)202により、係止部203と係止孔204からなる係止構造を介して表枠ベース板3aに着脱自在に備えられる下皿カバー(表枠構成部材)8aの係止状態を不用意に解除し得ないものとすることができ、球通路カバー21a(下カバー201)に球通路21としての機能以外の機能を兼用させ、球通路カバーの有用性を高めることができる。
また、下皿カバー(表枠構成部材)8aの係止爪部203bが、その弾性に抗して表枠ベース板3aの係止孔204に係止される簡単に着脱可能な構成であり、下皿カバー(表枠構成部材)8aの取り付けが容易である一方、球通路カバー21a(下カバー201)を表枠ベース板3aの背面側に取り付ければ、球通路カバー21a(下カバー201)に備えた脱落防止部(保持部)202が、前記係止爪部203bの直下にて前記係止爪部230bの下方への移動を抑制するため、係止爪部203bの係止孔204からの脱落が簡単に防止される。
なお、表枠構成部材の係止状態の解除防止を図る保持部(脱落防止部)構成については、本実施形態に何等限定解釈されるものではない。すなわち、係止構造を介して着脱自在に表枠ベース板3aに備えられる表枠構成部材であって、かつその表枠構成部材の係止部が、表枠ベース板3aの裏面側のどの位置にて係止されるかによって、保持部をどのように構成するかが異なるものである。また、保持部(脱落防止部)は、単体で係止孔に係止された係止爪部の脱落防止を図るように取り付けられるものであってもよいが、係止爪部が係止される係止孔の近傍にて表枠ベース板3aの裏面側に着脱自在に備えられる表枠構成部材があれば、その表枠構成部材に保持部(脱落防止部)を一体成形するようにすればよい。
<コネクタカバーについて>
左側装飾部材16は、光による装飾演出を図る部材であって、例えば図45、図46および図163乃至図166に示すように、電子部品(例えば発光手段、LED:Light Emitting Diode 発光ダイオード)を実装する左中継基板(ガラス左中継基板ともいう)300と、発光手段から発光される光を所定方向へと導く絶縁材からなる左導光レンズ302と、前記左導光レンズ302を介して導かれた光を拡散させる左上レンズ16bと左アウターレンズ16aとで構成されており、前記左中継基板300の下端に、電気部品と配線(ハーネス)を介して電気的に接続するための端子301aを有するコネクタ301を備えている。
本実施形態では、表枠3の前面に備えられる上皿17を装飾する上皿前飾り(第1装飾部材ともいう)17cにメッキ部材17bを用いており、そのメッキ部材17bの端部が、前記左側装飾部材(第2装飾部材ともいう)16の左中継基板300のコネクタ301と相対向する位置に隣接して配設されている(図45、図46、図163、図164参照)。
このようなメッキ部材17bは、遊技機全体を煌びやかに装飾して装飾効果を高めるという効果を有している反面、このメッキ部材17bには静電気が帯電し易い。したがって、上皿前飾り17cのメッキ部材17bから、その直近にある左中継基板300のコネクタ301(具体的には、端子301a)に直接静電気が放電された場合、左中継基板300に実装されているLEDなどの電子部品に支障をきたしてしまう(破損してしまう)おそれがある。すなわち、静電気を放電する要因箇所(上皿前飾り17cのメッキ部材17b)とコネクタ301との間の沿面距離(Creepage Distance)が近いからである。そこで、本実施形態では、左中継基板300のコネクタ301を覆うコネクタカバー(絶縁体)303を設けて、静電気を放電する要因箇所(上皿前飾り17cのメッキ部材17b)とコネクタ301(具体的には、端子301a)との間の沿面距離が遠くなるようにしている。
本実施形態では、左中継基板300の平面形状と略同一形状に形成されるとともに、左中継基板300上に配設され、左中継基板300からの光を前方へと導光する絶縁体からなる左導光レンズ302の一部に、左中継基板300のコネクタ301を覆うコネクタカバー303が一体成形されている(図165参照)。すなわち、左中継基板300の表面下方に突出して備えられているコネクタ301上を覆うように、左導光レンズ302の相対向する内面の所定位置を、箱状に窪ませて(外面には箱状に突出している)コネクタカバー303を一体成形している。なお、コネクタカバー303は左導光レンズ302とは別部品として構成してもよい。
図166(a)は本実施形態におけるコネクタカバー303を左導光レンズ302に一体に備えたため、コネクタ301(具体的には、端子301a)までの沿面距離が長くなった場合の概略図を示し、図166(b)はコネクタカバーを備えない場合に、コネクタ301までの沿面距離が短い場合の概略図を示す。それぞれの図中の矢印は第一装飾部材(メッキ部材17b)から放電された静電気の流れを示す。沿面距離が短いと静電気は直接コネクタ301に放電されてしまうが、本実施形態のようにコネクタカバー303を一体に備えた絶縁体である左導光レンズ302を備えた場合、沿面距離が長くなり、静電気は直接コネクタ301(端子301a)に放電されなくなる。
したがって、本実施形態によれば、メッキ部材17bが施された装飾部材(上皿前飾り17c)に隣接して、制御基板(左中継基板300)が備えられた装飾部材(左側装飾部材16)を配置しても、制御基板(左中継基板300)に備えられたコネクタ301の端子とメッキ部材17bとの沿面距離をとるためのコネクタカバー303が備えられているため、コネクタ301の端子301aに静電気が直接放電されることが防止し得る。
また本実施形態によれば、絶縁材で構成された左導光レンズ302にコネクタカバー303を一体に設けたため、美観を損なうことなくコネクタ301の端子に静電気が直接放電されることを防止できる。また、左導光レンズ302を配置することで、コネクタカバー303も同時に配置されることとなるため、コネクタ専用のカバーを別途用意することがなく、製造コスト・作業コストなどの低廉化を図ることができる。
<発射停止ボタンについて>
本実施形態における発射停止ボタン26eは、例えば、一端側に備えられるボタン部401と他端側に備えられる押圧部403と、ボタン部401と押圧部403の間に備えられる軸止部400とを含む操作部402と、前記操作部402の軸止部400の内面に一体に配設され、発射ハンドル26bの支持部(収容ケース)26cの内底面から突設された軸部材405に対して摺動する摺動部404とを備えて構成されている(図167乃至図173参照)。
発射停止ボタン(操作部材)26eは、摺動部404を一体に内装した軸止部400が、ネジ406を介して軸部材405に回動自在に備えられ、一端側のボタン部401が前記支持部(収容ケース)26cの外方に突出するように配設され、そして他端側の押圧部403が発射停止スイッチ(検知手段ともいう)26gの下方に位置している(図170乃至図173参照)。すなわち、ボタン部401は、発射ハンドル26bの外方に突出して位置している。なお、図173中で、符号407は、摺動部404の頂面とネジ406のネジ頭との間に介在されるワッシャを示す。そして、発射停止ボタン26eは、常時、押圧部403が発射停止スイッチ(検知手段ともいう)26gから離れる(遊技球発射可能状態)方向に付勢されており、発射停止ボタン26eのボタン部401を押圧することにより、前記押圧部403が発射停止スイッチ(検知手段ともいう)26gに接触して遊技球の発射が停止される。
図170は、発射停止スイッチ(検知手段ともいう)26gに押圧部403が接触している状態(遊技球発射停止状態)を示し、図171は、発射停止スイッチ(検知手段ともいう)26gから押圧部403が離れている状態(遊技球発射可能状態)を示す。
前記摺動部404は、摺動性能に優れた部材、例えば、ポリアセタール(polyacetal POM)、ポリアミド(polyamide)、ポリエチレン(polyethylene)などの自己潤滑性のある部材で形成されている。前記操作部402は、難燃性V−0等級などの難燃性部材、例えば、ポリカーボネート(polycarbonate PC)、ポリスチレン(polystyrene PS)、難燃ABS樹脂(FR−ABS)などの難燃性部材で形成されている。
したがって、本実施形態によれば、発射停止ボタン(操作部材)26eは、摺動部404のみ自己潤滑性のある材料で形成し、操作部402は難燃性部材で形成しているため、発射停止ボタン(操作部材)26eの操作性を損なわないようにしつつ、火事等の災害に強いボタン機構を提供することができる。よって、例え、遊技者が火のついたタバコをもったままで発射ハンドル26bを操作したとしても、さらに、遊技者が遊技の腹癒せに発射ハンドル26bに火をつけようとしたとしても、発射停止ボタン26eの操作部402が引火し難いものであるため、火事の虞も少なく安全性が高い。
なお、操作部402と摺動部404は一体に配設されるとしているが、これは、操作部402と摺動部404が同一の動きをするように配設されていればよいという意味であり、特に一体成形されるとの意味ではない。例えば、接着剤などで分離不可能に固着して一体とする場合、キー結合や嵌合など分離可能に一体とする場合の双方ともが想定され、何等限定解釈されるものではない。
<配線保持部材について>
前記配線保持部材500は、着脱機構を介して電気部品収容部材(例えば、液晶表示装置収容部材4a、サブ制御基板収容部材33a,サブROM中継基板収容部材44a,サブ中継基板収容部材43a,払出・発射制御基板収容部材34a,電源基板収容部材45aなど)に着脱可能に備えられている。本実施形態では、液晶表示装置4を収容する液晶表示装置収容部材(液晶ブラケットともいう)4aを電気部品収容部材の一実施形態として用いた上で、本実施形態の配線保持部材500の一例を図に基づいて説明する(図174乃至図177)。
前記液晶表示装置収容部材(電気部品収容部材)4aは、例えば本実施形態では、図174に示すように、電気部品(液晶表示装置4)を収容する所定の凹形状をもって構成された第一の面部(収容部)60と、当該第一の面部60と反対の面(背面)である第二の面部(背面部)61とを備えている。また、前記第二の面部61には、所定の配線(ハーネス)515を保持する配線保持部材500を配設する領域が形成されており、その領域の所定位置には、配線保持部材500に備えられる複数個の突出部507と複数個の係止爪部508とともに着脱機構を構成する複数個の差込み孔509と複数個の係止孔510を備えている(図175参照)。
前記電気部品収容部材(例えば、液晶表示装置収容部材4a、サブ制御基板収容部材33a,サブROM中継基板収容部材44a,サブ中継基板収容部材43a,払出・発射制御基板収容部材34a,電源基板収容部材45aなど)は、特にその形態に限定解釈されるものではないが、各種の電気部品(液晶表示装置4、サブ制御基板33、サブ中継基板43、サブROM中継基板44、払出・発射制御基板34、電源基板45など)を収容可能な形態を有する第一の面部60と、その背面側の第二の面部61を少なくとも備えているものである。第一の面部60は電気部品の全体を収容するものと、一部を収容するものとが想定されており、そのいずれもが本発明の範囲内である。
配線保持部材500は、前記電気部品収容部材(例えば、液晶表示装置収容部材4a)の第二の面部61に着脱機構を介して着脱可能に備えられている。
配線保持部材500は、例えば、図175乃至図177に示すように、平行に形成された板状の上面部501と下面部502と、前記上面部501と下面部502の相対向する一つの長辺同士にわたって一体に形成される板状の後面部503とからなり、前面側と左右の側面側をそれぞれ開放し、側面視で略コの字状を有する細幅の長尺状に形成されている。また、本実施形態では、透明な合成樹脂材をもって内部確認可能に構成されている。
前記上面部501と底面部502のそれぞれの内面の開口縁寄りには、上下方向(図中、Lで示す方向)で同一位置を底辺とした略直角三角形状の突起504,504が対向して形成されている。本実施形態では、上下一対の突起504,504が、等間隔で4組備えられている(図176及び図177参照)。
相対向する突起504,504は、いわゆる点対称に形成されている。すなわち、それぞれの頂点504a,504a同士と、それぞれ直角をもって水平方向に設けられた一辺(垂辺)504b,504b同士とを、それぞれ横方向にずらして形成されているとともに、それぞれの相対向する斜辺504c,504c同士の間に所定の間隙505を形成している(図176及び図177参照)。この間隙505を介して配線(ハーネス)515が後述する配線(ハーネス)保持空間506へと組み入れられる。前記突起504と後面部503の内面503aとの間には、前記突起504,504間の間隙505を挿入口とし、左右の開放した側面側をそれぞれ配線引出口516,516とする所定空間の配線(ハーネス)保持空間506が形成される(図175乃至図177参照)。
また、前記突起504の厚み(図175中、Wで示す奥行き方向の厚み)は特に限定はされないが、配線の組み入れ時に折損しない程度で、かつ配線保持空間506を形成可能な程度の厚みを有していればよい。また、突起504の形態も限定されるものではなく、配線保持空間506に保持された配線が容易に抜け落ちない形態であればよい。さらに、図示しないが、前記突起504,504同士で形成された間隙(挿入口)505に代えて、前記後面部503に対向する前面部を設け、その前面部の長手方向(左右の側面部方向)にわたって切欠かれた長尺の切り込みも挿入口として採用できることは想定可能である。
前記着脱機構は、例えば本実施形態では、前記電気部品収容部材(液晶表示収容空間4a)の第二の面部61に設けられた差込み孔509及び係止孔510と、前記配線保持部材500に設けられ、前記差込み孔509に差込み可能な突出部507と、前記係止孔510に着脱可能に係止する係止爪部508とで構成されている(図174乃至図177参照)。
前記突出部507は、前記上面部501の外面の開口縁寄りにて上方に向けて設けられており、前記上面部501から一体に立ち上げられた所定厚さで矩形状の立設部507aと、前記立設部507aの先端に一体に設けられた係止部507bとで構成されている。本実施形態では、配線保持部材500の長手方向に等間隔で3個突設されている。なお、本実施形態では、上述のとおり係止部507bを備え持つ構造としているが、突出部にはこの係止部507bを持たない形態も本発明の範囲内である。
前記係止爪部508は、前記後面部503から所定長さをもって前方に向けて突設されており、後面部503から直交状に一体に突設された水平板部508aと、前記水平板部508aの先端に一体に設けられた爪部508bとで構成されている。本実施形態では、前記底面部502の所定位置を切欠き、その切欠き領域に前記水平板部508aが配設され、前記爪部508bを前記領域から前方に向けて突出させている。本実施形態では、前記両端の突出部507,507よりも内側に入った位置にてそれぞれ一つずつ計2個突設されている。
前記差込み孔509及び係止孔510は、前記電気部品収容部材の第二の面部61における所定位置にそれぞれ設けられている。本実施形態では、電気部品収容部材(液晶ブラケット)4aの第二の面部61には、図174に示すように、一段高い位置に形成された第一領域61aが形成されており、その第一領域61aには、サブ制御基板33、サブ中継基板43、サブROM中継基板44が裏ユニットとして横方向に並んで配設されている。そして、前記第二の面部61には、前記第一領域61aよりも垂直方向で下方にて、前記第一領域61aよりも一段低い横長の幅狭状に形成された第二の領域61bが形成されており、その第二の領域61bに前記差込み孔509と係止孔510がそれぞれ所定位置に形成されている。
前記差込み孔509は、第一の領域61aから第二の領域61bへと段差状に続く水平壁部511に貫通状に3個形成されている。前記係止孔510は、その水平壁部511から連続して垂直状に下方に続く垂直面512に2個形成されている。
前記差込み孔509と係止孔510の位置関係は、次の通りである。配線保持部材500の上面部501から係止爪部508までの距離をAとし、差込み孔509から係止孔510までの距離をBとしたとき、A>Bの関係を具備するように構成する。すなわち、上述の通り、A>Bの関係となるように構成することで、配線保持部材500が電気部品収容部材(液晶ブラケット)4aの第二の面部61にしっかりと保持されるからである。まず、配線保持部材500の配線保持空間506に配線515を保持させた状態で、第二の面部61の各差込み孔509に、配線保持部材500の各突出部507を挿入し、次に、A>Bの関係であるため、係止爪部508の弾性力に抗して係止孔510に爪部508bを挿入する。これにより、挿入後、係止爪部508の弾性力によって係止孔510に爪部508bがしっかりと係止できる。
本実施形態では、配線保持部材500の後面部503には複数個の矩形状の貫通孔513が設けられている。貫通孔513の孔形状や孔数量は特に限定されるものではなく、また、貫通孔513の位置も限定されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。また、貫通孔513を有さない形態であっても本発明の範囲内である。さらに、本実施形態では、配線515の配設方向が一目で分かるように後面部503に配設方向を示す矢印514を記載している。これにより、あまり経験のない作業者であっても配設間違いをすることがない。
本実施形態によれば、配線保持部材500を備えたため、着脱機構を介して配線保持部材500を電気部品収容部材(例えば液晶ブラケット4a)から取り外すだけの簡単な操作で配線515の取り外しが行なえることとなった。これにより、従来配線の這い回しや取り外しが大変面倒であった配線着脱作業の容易化が図れる。また、配線着脱作業の容易化によりメンテナンス作業時間の短縮化も図れることとなる。さらに、本実施形態では、配線保持部材500に貫通孔513を備える構成としたため、貫通孔513を介して配線515の状態を容易に確認できる。また、この貫通孔513が設けられていることにより、放熱効果も発揮され得る。
なお、前記配線保持部材の形態は、本実施形態に限定されず、電気部品収容部材の第二の面部の形態や、所定の配線の配設位置や配設空間などに応じて適宜設計変更可能である。
<操作ユニット9について>
上記したように、表枠3に対して着脱可能な上皿上部カバー8aには、所定の遊技中に遊技者が操作(回転操作、押圧操作)することで各種演出の表示態様に変化を与えるための操作ユニット9が設けられており(図45及び図46参照)、操作ユニット9は、図178乃至図186に示すように、上皿上部カバー8aに着脱可能に固定されるベース部材600上に、遊技者が回転させて操作することが可能な回転操作機構601と、遊技者が押圧して操作することが可能な押圧操作機構602とを一体的に組み付けて構成されている。なお、本実施形態では、回転操作機構601を中空環状に構成し、その中空環状領域内に、環状を成す押圧操作機構602を介在させた構成を想定する。
図180に示すように、押圧操作機構602は、遊技者が例えば手指等で押圧して突没操作させることが可能な押圧操作手段と、押圧操作手段を突没可能に弾性支持する弾性支持手段と、押圧操作手段の押圧操作状態(例えば、突没回数、突没タイミング等)を検知する押圧操作状態検知手段とを備えている。
また、かかる押圧操作機構602(操作ユニット9)を有するパチンコ遊技機には、演出実行手段が設けられ、これにより、押圧操作手段の押圧操作状態が押圧操作状態検知手段によって検知されたことに基づいて、所定の演出を実行することができる。この場合、演出実行手段としては、例えば、液晶表示装置4(図150参照)、サブ制御基板33(図151参照)などを適用することができる。
これによれば、例えば、液晶表示装置4上に「押圧(突没)操作すべき命令(ボタンを押せ!)」についての演出が表示されている場合を想定すると、かかる命令に従って遊技者が押圧操作手段を押圧操作(突没操作)すると、そのときの押圧操作(突没操作)に基づいて、サブ制御基板33によって液晶表示装置4上に所定の演出(例えば「押圧(突没)操作完了」についての演出など)が実行される。
ここで、弾性支持手段のとしては、例えば圧縮コイルばね603を適用することができる。かかる構成によれば、当該弾性支持手段(圧縮コイルばね)603を、後述する回転操作機構601の固定ベース604(ベース部材600上に固定される)と、押圧操作手段との間に介在され、これにより、押圧操作手段を、当該弾性支持手段(圧縮コイルばね603)の弾性力によって、ベース部材600(固定ベース604)に対して突没可能に弾性支持することができる。
また、押圧操作手段の一例としては、押圧ベース605上に、発光手段606a(例えば、LED等)が構築されたボタン電飾基板606と、押圧操作時に遊技者の例えば手指等が触れる表面装飾部材607(レンズ607a、拡散シート607bなど)とを対向配置させて構成することができる。かかる構成によれば、発光手段(LED)606aから発せられた光により、表面装飾部材607から美観に優れた例えば放射光や拡散光などを発生させることができるため、遊技における押圧操作に対する興趣を向上させることができる。なお、発光手段(LED)606aの制御は、サブ制御基板33(図151参照)によって行われる。
この場合、発光手段(LED)606aが構築されたボタン電飾基板606、表面装飾部材607(レンズ607a、拡散シート607b)は、上記した演出実行手段として構成することが可能であり、そうすると、遊技の状態に応じて、当該発光手段(LED)606aから発せられた光を拡散シート607bに照射することで、レンズ607aから美観に優れた例えば放射光や拡散光などを遊技状態に合わせて発生させることができる。
また、押圧操作状態検知手段の一例としては、検知片(検知部材ともいう)608を押圧ベース605に設けるとともに、当該検知片608を検知するためのセンサ基板609をベース部材600に固定することで構成することができる。かかる構成において、センサ基板609には、押圧ベース605(押圧操作手段)とともに突没する検知片608の突没状態(例えば、突没回数、突没タイミング等)を検知するセンサ部609sが設けられている。この場合、押圧操作に際し、センサ部609sに対して出たり入ったり(突没)する検知片608の例えば突没回数や突没タイミングを検知することで、押圧操作手段の押圧操作状態(すなわち、遊技者が押圧操作手段を例えば手指等で押圧して突没操作させる回数やタイミング等)を正確に検知することができる。
一方、図180に示すように、回転操作機構601は、ベース部材600上に支持され、遊技者が例えば手指等で回転操作可能な回転操作手段と、回転操作手段の回転操作状態を検知する回転操作状態検知手段と、回転操作手段とベース部材600との間に設けられ、回転操作手段の回転操作に追従して回転する複数の球状部材610(例えば、金属製の球体やボール等)とを備えている。
また、かかる回転操作機構601(操作ユニット9)を有するパチンコ遊技機には、演出実行手段が設けられ、これにより、回転操作手段の回転操作状態が回転操作状態検知手段によって検知されたことに基づいて、所定の演出を実行することができる。この場合、演出実行手段としては、例えば、液晶表示装置4(図150参照)、サブ制御基板33(図151参照)などを適用することができる。
これによれば、例えば、液晶表示装置4上に「回転操作すべき命令(ジョグダイヤルを回せ!)」についての演出が表示されている場合を想定すると、かかる命令に従って遊技者が回転操作手段を回転操作すると、そのときの回転操作に基づいて、サブ制御基板33によって液晶表示装置4上に所定の演出(例えば「回転操作完了」についての演出など)が実行される。
ここで、回転操作手段の一例としては、ベース部材600上に回転可能に設けられた回転ハウジング611と、遊技者の例えば手指等で回転させることが可能な透光性を有する(後述する発光手段612aからの光を透光可能な)回転カバー613と、回転カバー613と回転ハウジング611との間に介在させる回転レンズ614とを備えて構成することができる。
なお、回転ハウジング611、回転カバー613、回転レンズ614は、互いに一体的に組み合わせて構成され、これにより、回転カバー613の回転操作に連動して、回転レンズ614および回転ハウジング611が共に回転する。また、上記した発光手段612a(例えば、LED等)は、ジョグダイヤル電飾基板612に構築されており、当該ジョグダイヤル電飾基板612は、固定ベース604に搭載された状態で、ベース部材600上に固定されるようになっている。
この場合、発光手段(LED)612aが構築されたジョグダイヤル電飾基板612、回転レンズ614、回転カバー613は、上記した演出実行手段として構成することが可能であり、そうすると、遊技の状態に応じて、当該発光手段(LED)612aから発せられた光を回転レンズ614に照射することで、回転カバー613から美観に優れた例えば放射光や拡散光などを遊技状態に合わせて発生させることができる。
また、回転操作状態検知手段の一例としては、検知片(検知部材ともいう)615(図182参照)を回転ハウジング611に設けるとともに、回転ハウジング611とともに回転する当該検知片615を検知するためのセンサ616(図181参照)をジョグダイヤル電飾基板612に設けることで構成することができる。なお、検知片615は、回転ハウジング611のうちジョグダイヤル電飾基板612に対向する表面611fに設けられ、当該回転ハウジング611の回転中心に対して同心円状に、かつ周方向に沿って所定間隔(例えば、等間隔)で複数個配列されている。
一方、センサ616は、ジョグダイヤル電飾基板612のうち回転ハウジング611の表面611fに対向する裏面612tにおいて、回転ハウジング611とともに回転する各検知片615が通過可能な位置に沿って、周方向に2つ設けられており、各センサ616を検知片615が通過したことを検知することで、回転ハウジング611の回転状態(すなわち、回転操作手段の回転操作状態)を正確に検知することができる。
なお、センサ616による検知方法の一例としては、発光素子616aと、発光素子616aから発せられた光を受光する受光素子616bとを対向配置させて各センサ616を構成すればよい。これにより、各センサ616において、発光素子616aと受光素子616bとの間を通過した検知片615の例えば通過個数や通過タイミング等を検知することで、回転操作手段(回転カバー613)の回転方向や回転速度などを正確に検知することができる。
このような回転操作機構601において、回転ハウジング611の裏面611t(検知片615が設けられた表面611fとは反対側の面)には、複数の球状部材610を1つずつ回転自在に保持する保持部611hが、周方向に沿って所定間隔(例えば、等間隔)に設けられ(図183参照)、一方、ベース部材600には、回転ハウジング611の裏面611tに対向する対向面600fにおいて、上記した保持部611hに保持された球状部材610が転動可能な転動面600sが、周方向に沿って円環状に連続して設けられている(図184参照)。
これにより、複数の球状部材610は、回転ハウジング611のうち検知片615が設けられた表面611fとは反対側の裏面611tに接触しつつ、ベース部材600との間に沿って転動する。なお、複数の球状部材610を1つずつ回転自在に保持する保持部611hに代えて、周方向に沿って円環状に連続した保持部(図示しない)を構成し、当該円環状の保持部全体に亘って複数の球状部材610を連続的に配列させるようにしてもよい。また、転動面600sについては、ここに潤滑剤を塗布し、球状部材610の転動性を向上させるようにしてもよい。
以上、回転操作手段(回転ハウジング611)とベース部材600との間に、当該回転操作手段(回転カバー613)の回転操作に追従して回転する複数の球状部材610を介在させたことで、当該球状部材610を介在させない場合に比べて、回転操作手段における回転操作性を飛躍的に高めることができる。これによれば、当該回転操作手段の回転操作に際し、何らの違和感を覚えることなく円滑(スムーズ)に行うことができるため、遊技者は遊技にのみ集中することが可能となり、その結果、遊技に対する興趣を低下させることはない。
さらに、1つの部材(回転ハウジング611)に対し、円滑(スムーズ)に回転操作手段を回転させるための構成(球状部材610が回転可能に接触する裏面611t)と、回転操作手段の回転操作状態を検知するための構成(回転操作状態検知手段の検知片615が設けられた表面611f)とを備えるようにしたことで、回転操作手段に要する部品点数を削減することができるため、その分だけ当該回転操作手段の低コスト化を図ることができるとともに、これによる当該回転操作手段のコンパクト化(省スペース化)を図ることができる。
ところで、上記したような操作ユニット9は、図185及び図186に示すように、ベース部材600上に回転操作機構601と押圧操作機構602とを組み付けて一体化させた状態で、所定の取付機構を介して、パチンコ遊技機に着脱自在に搭載させることができるようになっており、これにより、当該操作ユニット9を構成する上記した操作手段(押圧操作手段、回転操作手段)を当該パチンコ遊技機に着脱自在に取り付けることができる。
ここで、操作ユニット9の搭載場所については、例えば遊技者が操作し易い部位を含めて、パチンコ遊技機の使用目的や使用環境などに応じて設定されるため、特に限定されるものではないが、図185及び図186では一例として、表枠3を構成する上皿上部カバー8aに対して、操作ユニット9を着脱自在に設ける場合を想定する。
取付機構は、上皿上部カバー8aを貫通して形成され、操作ユニット9を挿入配置させることが可能な取付用孔617と、上皿上部カバー8aの裏面(背面)側において、取付用孔617を挟んでその両側に対向して設けられた一対の取付用ボス618と、当該操作ユニット9に設けられ、当該操作ユニット9を上皿上部カバー8aの裏面(背面)側から取付用孔617に挿入配置させた状態で、一対の取付用ボス618を介して、当該操作ユニット9を上皿上部カバー8aに着脱自在に固定させる固定手段とを備えている。
この場合、一対の取付用ボス618は、上皿上部カバー8aの裏面(背面)側から立ち上げられた軸部618aと、軸部618aの先端に設けられ、軸部618aよりも拡大した頭部618bとを備えている。なお、取付用ボス618としては、例えば、一般的なネジを軸部618aとし、当該軸部618aよりも拡大したワッシャを頭部618bとして構成することができる。また、取付用孔617の形状や大きさ等は、ここに挿入配置させる操作ユニット9(押圧操作手段、回転操作手段)の形状や大きさ等に応じて設定されるため、特に限定しない。
また、固定手段の配置については、例えば、上記した操作ユニット9(押圧操作手段、回転操作手段)に直接構築してもよいし、或いは、当該操作ユニット9(押圧操作手段、回転操作手段)をベース部材600上に組み付けて一体化させた状態における当該ベース部材600に構築してもよい。ここでは一例として、ベース部材600に固定手段が構築された場合を想定する。
図179、図184、図186に示すように、固定手段は、操作ユニット9(ベース部材600)の両側に対向して貫通形成され、操作ユニット9(具体的には、回転操作手段)の回転方向に沿って円弧状に延在し、かつ、一対の取付用ボス618の軸部618aを挿通させた状態で、その両端まで移動させることが可能な一対の固定用長孔619と、一対の固定用長孔619の一端側に形成され、一対の取付用ボス618の頭部618bを挿脱させることが可能な頭部挿脱部619aと、一対の固定用長孔619の他端側に形成され、一対の取付用ボス618の頭部618bを挿脱させることが不可能な頭部抜け止め部619bとを備えている。
かかる固定手段によれば、まず、操作ユニット9をその回転操作機構601および押圧操作機構602側から取付用孔617に挿入しつつ、一対の取付用ボス618の頭部618bを、一対の固定用長孔619の一端側の頭部挿脱部619aに同時に挿入し(図186参照)、その状態で、操作ユニット9(具体的には、ベース部材600)を一方向に回転させて、一対の取付用ボス618の軸部618aを一対の固定用長孔619の他端側まで移動させる。このとき、一対の取付用ボス618の頭部618bは、頭部抜け止め部619bによって抜け止めされた状態となり、その結果、操作ユニット9(ベース部材600)を一対の取付用ボス618に対して抜け止め固定させることができる。これにより、操作ユニット9は、回転(押圧)操作可能にベース部材600で支持された状態で、一対の取付用ボス618を介して、上皿上部カバー8aに対して抜け止め固定される。
これに対して、操作ユニット9が一対の取付用ボス618に対して抜け止め固定された状態において、まず、操作ユニット9(具体的には、ベース部材600)を他方向に回転させて、一対の取付用ボス618の軸部618aを一対の固定用長孔619の一端側まで移動させる。このとき、一対の固定用長孔619の頭部挿脱部619aを介して、一対の取付用ボス618の頭部618bが挿脱可能な状態とる。これにより、操作ユニット9(ベース部材600)は、一対の取付用ボス618から取り外し可能となる。
以上、一対の取付用ボス618と固定手段(固定用長孔619)とを用いた取付機構によれば、上皿上部カバー8aに対する操作ユニット9(押圧操作手段、回転操作手段)の取付作業および取外作業をワンタッチで、簡単かつ短時間に行うことができる。なお、当該取付機構では、従来では必要であった取付ネジ等の部材が一切不要となるため、その分だけ遊技機の製造コストを削減することができるとともに、操作ユニット9の取付性および取外性を飛躍的に向上させることができる。
さらに、上記した表枠3(表枠ベース板3a)の表面に備えられる皿ユニット8には、上皿上部カバー8aを囲むように、上皿構成部材(上皿左飾り17a、上皿前飾り17c、上皿本体17pのほかに、特に図示しないが例えば、上皿を装飾する装飾部材や、上皿下部カバーなど)が備えられており、上皿構成部材は、表枠3の裏面(背面)側から固定されているため、表枠3を本体枠2から開けた状態でなければ、表枠3から取り外すことができない。従って、上皿上部カバー8aに対する操作ユニット9の取付・取外作業を行う場合、表枠3を開けた状態で、当該上皿構成部材を全て取り外した後でなければ、上皿上部カバー8aに対する操作ユニット9の取付・取外作業を行うことができない。これにより、遊技者側からの不正なアクセスによって、操作ユニット9を簡単に取り外すことはできない。
ここで、上皿上部カバー8aに対する操作ユニット9の取付・取外作業としては、例えば、表枠3を開けた状態で上皿構成部材を全て取り外し、上皿上部カバー8aのみを残留させた後、当該上皿上部カバー8aの裏面側から操作ユニット9(回転操作機構601、押圧操作機構602)を取付用孔617に挿入して取り付けるようにしてもよいし、或いは、上皿上部カバー8aを表枠3の表面(前面)(図45及び図46参照)から差し込んで、その差込先端8p(図185及び図186参照)を表枠3の裏面(背面)側から固定(例えば、ビス止め、係止など)する構成とし、操作ユニット9の取付・取外に際し、表枠3を開いた状態で上皿構成部材とともに上皿上部カバー8aも取り外した後に、当該上皿上部カバー8aに対して、上記同様の方法により操作ユニット9を着脱させるようにしてもよい。なお、上皿構成部材の一部又は全部を表枠3の表面(前面)側から固定するようにしてもよい。
<右側装飾部材における導光板の押え部材について>
図187に示すように、右側装飾部材15(右上レンズ15a、右中レンズ15b、右パネルカバー15c)には、その内方に、端面700tより入れた光を均一に面発光させる導光板700と、光を反射させるリフレクタ701と、導光板700の端面700tに向けて光を照射する第1発光手段702a、および、リフレクタ701に向けて光を照射する第2発光手段702bを有する発光基板702と、導光板700およびリフレクタ701と、発光基板702との間に位置するとともに、導光板700に当接させることで、導光板700を位置決め固定させ、その端面700tを第1の発光手段702aに対向させる押え部材703とを備えている。
かかる右側装飾部材15において、発光基板702は、2つの基板部材702−1,702−2から構成され、押え部材703も、2つの押え部材703−1,703−2から構成されている。これに合わせて、上記した導光板700は、2つ用意されており、これら2つの導光板700は、その端面700tを第1発光手段702aに対向させるべく、当該第1発光手段702aに平行かつ一方向に整列させて構成されている。かかる構成において、当該各導光板700は、反射シート704と透光性を有する右パネルユニットとの間に挟持(サンドイッチ)された状態で、その反射シート704側に位置させた右側ステイ705の一方側面に支持されるようになっている。
具体的には、右パネルユニットは、その導光板700側から順に右パネルシート706と、所定のデザインが施された右パネルカバー15cと、右パネルカバー15cを覆う右サイドフレーム707を備えて構成されている。かかる構成において、右サイドフレーム707を右側ステイ705に取り付けることで、当該右サイドフレーム707と右側ステイ705の一方側面との間に、上記した反射シート704、各導光板700、右パネルシート706、右パネルカバー15cが互いに密接して積層した状態で収容される。
この場合、第1の発光手段702aから各導光板700の端面700tに光を照射すると、その光は各導光板700に沿って均一に面状に広がった後、反射シート704によって反射されることで、各導光板700から右パネルユニットに向けて面状に発光する。そして、かかる面状の光が、右パネルシート706から右パネルカバー15cを通過することで、右パネルカバー15cに施されたデザインを、光による表示態様によって右サイドフレーム707から発生表示させることができるため、遊技に対する興趣を向上させることができる。
また、当該右側装飾部材15において、右側ステイ705の他方側面(導光板700が支持される側とは反対側の面)には、上記したリフレクタ701が支持されるようになっている。なお、右側ステイ705に対するリフレクタ701の支持方法としては、例えば、接着、ビス止めなど既存の方法を適用すればよい。これにより、当該リフレクタ701を囲むように、上記した右上レンズ15aおよび右中レンズ15bを対向させることができる。
この場合、第2発光手段702bからリフレクタ701に光を照射すると、当該リフレクタ701からランダムに反射した光が右上レンズ15aおよび右中レンズ15bを通過することで、美観に優れた例えば放射光や拡散光などを発生させることができ、これにより、光による表示態様に変化を与えることができるため、遊技に対する興趣を向上させることができる。
ところで、上記した第1及び第2発光手段702a,702bとして、例えば複数のLED708を適用した場合、第2発光手段702bでは、発光基板702の側面(リフレクタ701側の面)に亘って複数のLED708を任意に点在させればよいが、第1発光手段702aでは、各導光板700の端面700tに沿って光を照射させるべく、複数のLED708を一方向に整列させる必要がある。この場合、各導光板700の端面700tと複数のLED708とをズレ無く対向させることが求められる。
そこで、右側装飾部材15には、各導光板700を位置決め固定して、その端面700tを第1の発光手段702a(すなわち、一方向に整列させた複数のLED708)に対向させる押え部材703が設けられている。なお、図面には、押え部材703の一例として、導光板700の端面700t近傍の側面に沿って延出させた矩形状のものが示されているが、これに限定されることはなく、導光板700の端面700t近傍の側面に沿って当接して位置決めできるような形状であればよい。
これによれば、図188に示すように、押え部材703を導光板700の端面700t近傍の側面に当接させ、その状態で、当該押え部材703の取付部703aを右側ステイ705に固定することで、当該導光板700の端面700t近傍の側面は、当該押え部材703と右側ステイ705との間で挟持された状態となる。これにより、導光板700の端面700t近傍の側面が位置決めされ、その結果、その端面700tを複数のLED708の整列方向に沿って正確かつズレ無く対向させることができる。
この場合、押え部材703は、当該押え部材703を導光板700に当接させた状態において、その一部が光の照射経路を覆うように各導光板700の端面700tよりも突出させることが好ましい。そうすることで、第1の発光手段702a(一方向に整列させた複数のLED708)から発せられた光を、各導光板700の端面700tに向けて漏れなく照射させることができる。なお、押え部材703を突出させる形状や大きさについては、例えば、各導光板700の端面700tと第1の発光手段702a(一方向に整列させた複数のLED708)との間の隙間の寸法や構成などに応じて設定されるため、ここでは特に限定しない。
ところで、右側装飾部材15としては、上記したものに限定されることはなく、例えば図190に示すような構成としてもよい。すなわち、図190の右側装飾部材15において、右側ステイ710の一方側面と右サイドフレーム711との間には、右側ステイ710側から順に、反射シート712、2枚整列した導光板713、所定のデザインが施された右パネルシート714、右パネルカバー715を積層配置させる。また、右側ステイ710の他方側面に対して、光を反射させるリフレクタ716、導光レンズ717、導光板713の端面713tに向けて光を照射する第1発光手段718a、および、リフレクタ716と導光レンズ717に向けて光を照射する第2発光手段718bを有する発光基板718を対向配置させる。なお、当該右側装飾部材15において、導光レンズ717は、2つのレンズ部材717−1,717−2から構成され、発光基板718も、2つの基板部材718−1,718−2から構成されている。
かかる構成において、第1の発光手段718aから各導光板713の端面713tに光を照射すると、その光は各導光板713に沿って均一に面状に広がった後、反射シート712によって反射されることで、各導光板713から面状に発光する。このとき、当該面状の光が右パネルシート714から右パネルカバー715を通過することで、右パネルカバー715に施されたデザインを光による表示態様によって右サイドフレーム711から発生表示させる。
また、第2発光手段718bからリフレクタ716および導光レンズ717に光を照射すると、当該リフレクタ716および導光レンズ717からランダムに反射した光が右アウターレンズ719および右インナーレンズ720を通過することで、美観に優れた例えば放射光や拡散光などを発生させる。
ここで、上記した第1及び第2発光手段718a,718bとして、例えば複数のLED721を適用した場合、第2発光手段718bでは、発光基板718の側面(リフレクタ716側の面)に亘って複数のLED721を任意に点在させればよいが、第1発光手段718aでは、各導光板713の端面713tに沿って光を照射させるべく、複数のLED721を一方向に整列させる必要がある。この場合、各導光板713の端面713tと複数のLED721とをズレ無く対向させることが求められる。
そこで、図190に示された右側装飾部材15にも、各導光板713を位置決め固定し、その端面713tを第1の発光手段718a(すなわち、一方向に整列させた複数のLED721)に対向させる部材が設けられているが、かかる部材としては、図187に示された右側装飾部材15に用いられた押え部材703(2つの押え部材703−1,703−2から構成されている押え部材)をそのまま再利用することができる。
これによれば、押え部材703を導光板713の端面713t近傍の側面に当接させ、その状態で、当該押え部材703の取付部703aを右側ステイ710に固定することで、当該導光板713の端面713t近傍の側面は、当該押え部材703と右側ステイ710との間で挟持された状態となる。これにより、導光板713の端面713t近傍の側面が位置決めされ、その結果、その端面713tを複数のLED721の整列方向に沿って正確かつズレ無く対向させることができる。
以上、右側装飾部材15の押え部材703によれば、当該右側装飾部材15の発光表示態様を変更する場合、例えばリフレクタ701の形状や発光基板702の構成を変更しても、さらには、右側装飾部材15自体をモデルチェンジしても(図187、図190参照)、従前に使用していた押え部材703を、そのまま再利用することができるため、当該変更に要するコストの上昇を抑えることができる。
また、押え部材703の一部を、光の照射経路を覆うように各導光板700の端面700tよりも突出させることで、第1の発光手段702a(一方向に整列させた複数のLED708)から発せられた光の全てを漏れなく導光板700の端面700tに照射させることができるため、高精度で見映えの良い優れた発光表示態様を実現することができる。
この場合、図189に示すように、上記した押え部材703−2に、発光基板702−1及び702−2に亘って延在する配線709(例えば、コード、ハーネス)を保持する保持部703bを設けることが好ましい。これによれば、発光基板702−1及び702−2に亘って延在する配線709がばらけることを防止することができるため、当該配線709が他の部材に絡まったり、引っ掛かったりするといった不具合の発生を未然に防止することができる。なお、上記した実施形態において、押え部材703、発光基板702,718、導光レンズ717として、2つの部材から構成されたものを想定したが、これに限定されることはなく、押え部材703、発光基板702,718、導光レンズ717を、それぞれ、単体で構成してもよいし、或いは、3つ以上の部材を組み合わせて構成してもよい。また、押え部材703−1に保持部703bを設けるようにしてもよい。
<パトランプ役物について>
図191乃至図194に示すように、パトランプ役物は、表枠開口部(図45及び図46)の上側に設けられたトップ飾り14に内蔵されており、光を発する発光手段800と、光を反射する反射面部801a,801bを有し、発光手段800の周囲を旋回することで、当該反射面部801a,801bが当該発光手段800の前方および後方に変位可能な第1の可動装飾部材801と、光を反射する反射面部802a,803aを有し、第1の可動装飾部材801の両側のうち、少なくともいずれか一方に、第1の位置(図190参照)と、第2の位置(図192参照)とに変位可能な第2の可動装飾部材802,803と、発光手段800から発せられた光を反射する反射面部804aを有し、発光手段800の後方に設けられた後方装飾部材804とを備えている。
ここで、発光手段800、第1および第2の可動装飾部材801、802,803、後方装飾部材804は、トップ飾り14内に構築されたトップ飾りベース805に対して吊り下げられた状態で構成配置されている。また、発光手段800としては、例えば、市販の電球や発光素子(LED等)を適用すればよい。さらに、第2の可動装飾部材は、ここでは一例として、第1の可動装飾部材801の両側に、第2の右側可動装飾部材802、第2の左側可動装飾部材803として設けられている。なお、右側および左側とは、遊技者側から見た場合における左右方向に基づいて規定されている。
第1の可動装飾部材801において、上記した反射面部801aおよび801bは、当該第1の可動装飾部材801を構成する外側反射部材801tおよび内側反射部材801sにそれぞれ設けられている。外側反射部材801tおよび内側反射部材801sは、発光手段800を一部囲むような半円弧形状を成しており、内側反射部材801sは、発光手段800に対向配置され、外側反射部材801tは、内側反射部材801sの外側に対向配置された状態で、共に、発光手段800の周りを同心状に回転する回転台806に固定されている。
この場合、上記した反射面部801bは、内側反射部材801sのうち、発光手段800に対向する部分(すなわち、第1の可動装飾部材801の内側部分)に設けられ、発光手段800から発せられた光を反射する内側反射面部801bとして構成されている。
一方、上記した反射面部801aは、外側反射部材801tのうち、内側反射部材801sとは反対側の部分(すなわち、第1の可動装飾部材801の外側部分)に設けられ、後述する発光手段(LED)809から発せられた光等を反射する外側反射面部801aとして構成されている。なお、当該各反射面部801a,801bには、光による演出効果を高めるべく、反射光の向きや角度に変化を与えるための例えば高低差(段差)や凹凸などを施すことが好ましい。
かかる構成によれば、回転台806を回転させると、これに伴って、第1の可動装飾部材801(外側反射部材801t、内側反射部材801s)を発光手段800の周囲に沿って旋回させることができ、その結果、当該各反射面部(外側反射面部801a、内側反射面部801b)を発光手段800の前方および後方に変位させることができる。この場合、発光手段800の発光中に、第1の可動装飾部材801が発光手段800の前方に変位すると、発光手段800から発せられた光は、内側反射部材801sの内側反射面部801bによって後方に反射された後、後方装飾部材804の反射面部804aから前方に向けて反射され、トップ飾り14から外部すなわち遊技者側に放出(発光)される。
これに対して、第1の可動装飾部材801(外側反射部材801t、内側反射部材801s)が発光手段800の後方に変位すると、発光手段800から発せられた光は、そのままトップ飾り14から外部(遊技者側)に放出(発光)される成分と、内側反射部材801sの内側反射面部801bによって前方に反射され、トップ飾り14から外部(遊技者側)に放出(発光)される成分とが重合する。このとき、放出(発光)される光は、上記した後方装飾部材804の反射面部804aから反射した光よりも比較的強い光となるため、発光手段800の発光中に、第1の可動装飾部材801を旋回させることで、トップ飾り14から外部(遊技者側)に、強い発光と弱い発光とを所定タイミングで繰り返すことができる。
第2の右側および左側可動装飾部材802,803は、その一端側(発光手段800から離間した部位)が回動軸807,808に支持されており、これら回動軸807,808を回動させることで、第1の位置(図191参照)と、第2の位置(図192参照)とに変位させることができる。また、第2の右側および左側可動装飾部材802,803には、それぞれ、遊技者側に対向する表面(前面)に反射面部802a,803aが設けられている。なお、各反射面部802a,803aには、光による演出効果を高めるべく、反射光の向きや角度に変化を与えるための例えば高低差(段差)や凹凸などを施すことが好ましい。
後方装飾部材804は、発光手段800の後方側を囲むような半円弧形状を成して固定され、発光手段800に対向する表面(前面)に反射面部804aが設けられている。なお、反射面部804aには、光による演出効果を高めるべく、反射光の向きや角度に変化を与えるための例えば高低差(段差)や凹凸などを施すことが好ましい。
このようなパトランプ役物においては、所定の条件が成立したことを契機に、発光手段800の発光、第1の可動装飾部材801の旋回、第2の右側および左側可動装飾部材802,803の第2の位置(図192参照)への移動が行われる。なお、所定の条件が成立する場合としては、現状の遊技状態から他の遊技状態(例えば、リーチ、大当り)に移行した場合などを想定することができる。
ここで、第2の右側および左側可動装飾部材802,803が第2の位置に変位した状態において(図192参照)、当該第2の右側および左側可動装飾部材802,803は、後方装飾部材804と隣接して位置付けられ、第2の右側および左側可動装飾部材802,803と後方装飾部材804との反射面部802a,803a,804aは、互いに連続した一連の後方反射面部を形成する。このとき、発光手段800から発せられた光は、第2の右側および左側可動装飾部材802,803と後方装飾部材804とのそれぞれの反射面部802a,803a,804aから反射可能となる。
この場合、発光手段800の発光中における第1の可動装飾部材801(外側反射部材801t、内側反射部材801s)の旋回により、トップ飾り14から外部(遊技者側)に、強い発光と弱い発光とが所定タイミングで繰り返される中で、これに連動して、発光手段800から発せられた光が上記した一連の後方反射面部(802a,803a,804a)から反射されることで、トップ飾り14から外部(遊技者側)に向けて、光演出効果の高い美観に優れた例えば放射光や拡散光などを発生させることができる。
これによれば、発光手段800による光演出と、第1の可動装飾部材801と第2の右側および左側可動装飾部材802,803との間に関連性を持たせることができるとともに、第2の右側および左側可動装飾部材802,803と後方装飾部材804との反射面部802a,803a,804aが互いに連続した一連の後方反射面部を形成することで、光による演出効果がさらに高められて、光による表示態様に変化を与えることができるため、遊技に対する興趣を向上させることができる。
さらに、第1の可動装飾部材801(外側反射部材801t、内側反射部材801s)が発光手段800の後方に旋回したとき、発光手段800から発せられた光の一部が内側反射部材801sによって遮光されるため、一連の後方反射面部(802a,803a,804a)への照射光量が減少し、これにより、一連の後方反射面部(802a,803a,804a)からの反射光量も減少するが、かかる光量の減少が、第1の可動装飾部材801の旋回タイミングに同期して繰り返されることで、当該トップ飾り14における光表示態様の変化をさらに向上(助長)させることができる。
また、パトランプ役物においては、所定の条件が成立していないときには、発光手段800の発光、および、第1の可動装飾部材801の旋回は行われない。このとき、第1の可動装飾部材801(外側反射部材801t、内側反射部材801s)が発光手段800の前方に位置するとともに、第2の右側および左側可動装飾部材802,803が第1の位置に位置することで(図191参照)、外側反射部材801tの外側反射面部801aと第2の右側および左側可動装飾部材802,803の反射面部802a,803aとは、互いに連続した一連の前方反射面部を形成する。
この場合、外側反射部材801tの外側反射面部801aと第2の右側および左側可動装飾部材802,803の反射面部802a,803aとが互いに連続した一連の前方反射面部を形成することで、当該装飾部材が可動しないものと思わせることができ、その後、所定の条件が成立したことを契機に、発光手段800からの発光、第1の可動装飾部材801の旋回、第2の右側および左側可動装飾部材802,803の第2の位置への移動が行われることで、遊技者に驚きを与えることができるため、演出効果を飛躍的に向上させることができ、これにより、さらに遊技の興趣を高めることができる。
ここで、トップ飾り14において、上記した一連の前方反射面部(801a,802a,803a)の遊技者側の領域に、一連の前方反射面部(801a,802a,803a)に沿って複数の発光手段809(例えば、LED)を設けることが好ましい。これにより、一連の前方反射面部(801a,802a,803a)が形成された状態において(図191参照)、当該各発光手段(LED)809を発光させることで、当該一連の前方反射面部(801a,802a,803a)から遊技者側に向けて、光演出効果の高い美観に優れた例えば放射光や拡散光などを発生させることができる。
この場合、各発光手段(LED)809の発光タイミングとしては、上記した一連の後方反射面部(802a,803a,804a)が形成された状態で(図192参照)、当該各発光手段(LED)809を発光させることが好ましい。これにより、各発光手段(LED)809の発光とともに、発光手段800の発光中における第1の可動装飾部材801(外側反射部材801t、内側反射部材801s)の旋回により、トップ飾り14から外部(遊技者側)に、強い発光と弱い発光とが所定タイミングで繰り返される中で、これに連動して、発光手段800から発せられた光が上記した一連の後方反射面部(802a,803a,804a)から反射されることで、トップ飾り14から外部(遊技者側)に向けて、光演出効果の高い美観に優れた例えば放射光や拡散光などを発生させることができる。
ところで、トップ飾り14には、第1の可動装飾部材801(外側反射部材801t、内側反射部材801s)の旋回、第2の右側および左側可動装飾部材802,803の第1および第2の位置への移動を行うための駆動機構が設けられているが、駆動機構については、トップ飾り14の使用目的や使用環境などに応じて設定されるため、ここでは特に限定しない。なお、図193には、駆動機構の一例が示されており、当該駆動機構は、第1の可動装飾部材801(外側反射部材801t、内側反射部材801s)を旋回させるための第1の駆動機構と、第2の右側および左側可動装飾部材802,803を第1および第2の位置へ移動させるための第2の駆動機構とを備えている。
図193に示すように、第1の駆動機構は、第1のモータ810(図191及び図192参照)の回転軸(図示しない)に連結された増速ギア811と、第1の可動装飾部材801が固定された回転台806(図191及び図192参照)に連結された駆動プーリ812と、増速ギア811と駆動プーリ812との間に介在された2つの中継ギア813,814とを備えている。この場合、第1のモータ810の回転運動を増速ギア811から各中継ギア813,814を介して駆動プーリ812に伝達し、当該駆動プーリ812を回転させて、当該駆動プーリ812に連結された回転台806を回転させることで、第1の可動装飾部材801を旋回させることができる。
一方、第2の駆動機構は、第2のモータ815(図191及び図192参照)の回転軸(図示しない)に連結された駆動ギア816と、駆動ギア816の回転運動を第2の右側および左側可動装飾部材802,803の回動軸807,808に伝達して回動させる回動装置とを有し、回動装置は、第2の右側および左側可動装飾部材802,803の回動軸807,808寄りの部位に1つずつ設けられ、一方向に沿って往復移動可能な右側ラック817および左側ラック818と、右側ラック817と左側ラック818との間に亘って回転可能に延在された1本の回転シャフト819とを備えている。
回転シャフト819には、右側ラック817および左側ラック818に対向した部位に、周方向に沿って所定ピッチで右側ギア(図示しない)および左側ギア(図示しない)が形成されており、当該右側ラック817および左側ラック818には、右側ギアおよび左側ギアが歯合可能であって、かつ、一方向(往復移動方向)に沿って形成された第1右側歯部820(図194参照)および第1左側歯部(図示しない)が設けられている。なお、図194には、右側ラック817の第1右側歯部820の構成が示されているが、かかる構成は、左側ラックの第1左側歯部も同様であるため、図示は省略する。
また、右側ラック817および左側ラック818には、一方向(往復移動方向)に沿って所定ピッチで形成された第2右側歯部817gおよび第2左側歯部818gが設けられており、第2右側歯部817gおよび第2左側歯部818gは、それぞれ、中継ギア821,822を介して、上記した第2の右側および左側可動装飾部材802,803の回動軸807,808に連結されている。この場合、回動軸807,808には、当該回動軸807,808と共に回転可能な連結ギア823,824が構築されており、当該連結ギア823,824に上記した中継ギア821,822が連結されている。そして、右側ラックの第2右側歯部には、上記した駆動ギア816が歯合されている。
この場合、第2のモータ815の回転運動を、駆動ギア816を介して第2右側歯部817gに伝達し、右側ラック817を一方向に移動させるとともに、このとき、当該右側ラック817の第1右側歯部820(図194参照)に歯合した右側ギア(図示しない)を介して回転シャフト819を回転させ、そのときの回転運動を当該回転シャフト819の左側ギア(図示しない)を介して、左側ラック818の第1左側歯部(図示しない)に伝達し、左側ラック818を一方向に移動させることで、右側ラック817と左側ラック818の直線運動は、各中継ギア821,822および各連結ギア823,824を介して各回動軸807,808に伝達され、これにより、当該各回動軸807,808を回動させることで、当該各回動軸807,808に支持された第2の右側および左側可動装飾部材802,803を第1および第2の位置へ移動させることができる。
「第六実施形態」
次に、本発明の第六実施形態に係る遊技機について説明する。なお、先述した第1乃至第五実施形態に係るものと同一または類似の構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
<遊技機の特徴的構成>
図195〜199に示すように、本実施形態に係るパチンコ遊技機は、表枠3に特徴的な構成要素を備えている。表枠3の構成要素としては、表枠ベース板を構成する右側ベース板3aa、左側ベース板3ab及び下部ベース板3acのほか、透明板ユニット7、皿ユニット8、トップ飾り14、右側装飾部材15、左側装飾部材16がある。皿ユニット8は、下部ベース板3acに取り付けられる。トップ飾り14は、右側ベース板3aa及び左側ベース板3abの上部に取り付けられる。右側装飾部材15は、右側ベース板3aaの下部に取り付けられ、左側装飾部材16は、左側ベース板3abの下部に取り付けられる。以下に主たる特徴的な構成要素について図面を参照して説明する。
<皿ユニット8について>
図200〜208に示すように、皿ユニット8は、上皿上部カバー8a、下皿カバー8b、アンダーカバー8c、支持部材8d、第1操作ユニット9A、第2操作ユニット9B、スピーカユニット10、送風機構110、発光ユニット12、上皿17、下皿18等を有する。上皿17は、支持部材8dの上部左寄りの位置に設けられ、第1操作ユニット9Aは、上皿17の右隣りとなる支持部材8dの上部中央の位置に設けられ、第2操作ユニット9Bは、第1操作ユニット9Aの右隣りとなる支持部材8dの上部右寄りの位置に設けられる。下皿18は、上皿17の下方となる支持部材8dの下部左寄りの位置に設けられ、スピーカユニット10は、下皿18の右隣りとなる支持部材8dの下部中央の位置に設けられ、送風機構110は、スピーカユニット10の右隣りとなる支持部材8dの下部右寄りの位置に設けられ、発光ユニット12は、送風機構110の右隣りで発射装置26の左隣りとなる支持部材8dの下部右寄りの位置に設けられる。第1操作ユニット9A、第2操作ユニット9B、スピーカユニット10、送風機構110、発光ユニット12、上皿17、及び下皿18は、第1操作ユニット9A及び第2操作ユニット9Bの後述する操作部材(操作ボタン)や上皿17及び下皿18の上面を露出させるように上皿上部カバー8a、下皿カバー8b、アンダーカバー8cにより覆われる。上皿上部カバー8a、下皿カバー8bの一部、アンダーカバー8cは、着脱自在となっている。
[上皿17及び下皿18]
上皿17は、遊技球を貯留可能な上皿本体17p等のほか、上皿本体17pに遊技球を払い出すための払出口170を有する。下皿18は、遊技球を貯留可能な下皿本体18p等のほか、下皿本体18pに遊技球を排出するための排出口180や、下皿本体18pの下方外部に遊技球を落下させるための球抜き部181を有する。
[第1操作ユニット9A]
第1操作ユニット9Aは、先述した操作ユニット9と同様のものであり、遊技者が操作可能な操作部材(操作ボタン)2000のほか、押下検出センサ2035(図示略)や電飾基板2183(図示略)等を有する。第1操作ユニット9Aの操作部材2000は、上皿上部カバー8aの中央に設けられた開口から露出し、操作部材2000の押圧操作面が円形状に形成されている。この操作部材2000は、後述する演出抽選テーブル(図216参照)から明らかなように、比較的使用頻度が高い操作演出用のボタンとして設けられている。押下検出センサ2035及び電飾基板2183は、専用の図示しないハーネス等の配線を介して後述するサブ制御基板33(図215参照)に接続されている。これにより、操作部材2000の押下操作に際しては、押下検出センサ2035による操作信号がサブ制御基板33に供給される。
[第2操作ユニット9B]
第2操作ユニット9Bは、球貸ボタン23や返却ボタン24とともに、遊技者が操作演出に際して操作するための押圧ボタン3000や遊技者が選択操作するための十字ボタン3100を共通基板3200に実装して構成されたものである。球貸ボタン23、返却ボタン24、押圧ボタン3000、及び十字ボタン3100は、それぞれに対応して共通基板3200に設けられた押下検出センサにより変位動作が検出される。共通基板3200は、図示しないハーネス等の配線を介して後述するサブ制御基板33やカードユニット装置CU(図215参照)に接続されている。これにより、球貸ボタン23や返却ボタン24の押下操作に際しては、共通基板3200から押下検出センサによる球貸操作信号や返却操作信号がカードユニット装置CUに供給される一方、押圧ボタン3000や十字ボタン3100の押下操作に際しては、共通基板3200から押下検出センサによる演出操作信号や選択操作信号がサブ制御基板33に供給される。このような第2操作ユニット9Bの押圧ボタン3000は、上皿上部カバー8aの右寄りの位置に設けられた開口から露出し、押圧ボタン3000の押圧操作面が四角形状に形成されている。この押圧ボタン3000は、後述する演出抽選テーブル(図216参照)から明らかなように、比較的使用頻度が低い操作演出用のボタンとして設けられている。ここで、十字ボタン3100と押圧ボタン3000とは、共に直線状の辺を備えた略四角形状で構成され、直線状の辺が互いに対向して配置されている。
[スピーカユニット10]
スピーカユニット10は、低音域の音を増幅するバスレフ型のものであり、スピーカ10c及びエンクロージャ10eを有する。スピーカ10cは、エンクロージャ10eの前面に設けられており、下皿カバー8bの前面中央部に設けられたスピーカカバー10kによってスピーカ10cの前部が覆われる。スピーカ10cの前部で発生した音は、スピーカカバー10kを通って遊技者に直接伝わる一方、スピーカ10cの後部で発生した音は、エンクロージャ10eの内部に一旦籠る。
エンクロージャ10eは、スピーカ10cの後部から発生した音をその前部から発生した音と干渉させないように封じ込めるものであり、比較的大きな容積をもつように形成されている。図208に示すように、エンクロージャ10eの左上部10eaは、下皿18の右側上方まで迫り出すように形成されている。また、エンクロージャ10eの左上部10eaは、上皿本体17pの底部と接触するように配置される。さらに、エンクロージャ10eの左下部10ebは、下皿本体18pの右端部と接触するように配置される。
図210に示すように、エンクロージャ10eの右下端部には、内部に設けられた導管(図示略)へと通じる開口10ecが設けられている。このような導管及び開口10ecは、いわゆるヘルムホルツ共鳴の原理により、スピーカ10cの後部からエンクロージャ10eの内部に発せられた音を共振・増強しつつ外部へと伝播する。開口10ecから外部へと伝播する音は、スピーカ10cの前部から発せられた音と重なることにより、豊かで力強い低音として感じられる。また、スピーカ10cから音が発生する際には、その音の発生に連動して開口10ecから外部へと空気が流出する。スピーカ10cから音が発生していない状態では、開口10ecから外部へと空気が流出しない。
このようなスピーカユニット10によれば、エンクロージャ10eの左上部10eaが部分的に膨出した形状であるので、例えば直方体状のエンクロージャよりも容積を十分確保することができ、スピーカ10cから十分な音圧で迫力のある低音を発生させることができる。
また、スピーカ10cから音を発生させる際には、それと同時にエンクロージャ10eの開口10ecから外部へと十分な風圧で風を送出することができる。
さらに、スピーカ10cで音を発生させる際には、エンクロージャ10e全体が音圧に応じて振動するが、エンクロージャ10eの左上部10ea及び左下部10ebが上皿本体17p及び下皿本体18pの一部と接触しているので、その振動が上皿本体17pや下皿本体18p全体にも伝わる。これにより、上皿本体17pや下皿本体18pに多くの遊技球が貯留されている場合にあっても、払出口170や排出口180から出てくる遊技球の球詰まりを振動によって効果的に防ぐことができる。
[送風機構110]
送風機構110は、エンクロージャ10eの開口10ecから送出される風の方向を切り替えるものであり、エンクロージャ10eの右側面に隣接して配置される。図211及び図213に示すように、送風機構110は、左右に2分割可能なカバー部材110A,110B、ソレノイド111、スライド部材112、リンク部材113、バネ114、開閉部材115、及び開閉検知センサ116を有する。ソレノイド111、スライド部材112、リンク部材113、バネ114、開閉部材115、及び開閉検知センサ116は、カバー部材110A,110Bの内部に収容される。
図213及び図214に示すように、カバー部材110Aには、エンクロージャ10eの開口10ecからまっすぐ向かう方面を開閉部材115が閉鎖・開放可能な空間部110aが設けられている。空間部110aの下方は、開閉部材115の閉鎖・開放に関係なく常に開放されており、アンダーカバー8cに設けられた通気口8caが位置する(図210参照)。図211及び図213に示すように、カバー部材110Bには、空間部110aと対向する位置に開口部110bが設けられている。開口部110bの右側には、下皿カバー8bの一部として着脱自在の右下側面カバー8baに設けられた送風口80が位置する(図206、図209、図210参照)。これにより、開閉部材115が空間部110aを閉鎖した状態の場合、開口10ecから送出された風は、開閉部材115に当って遮られ、開口部110bを抜けることなく空間部110aの下方へと導かれる。空間部110aの下方へと導かれた風は、アンダーカバー8cの通気口8caを通って外部へと送出される。一方、開閉部材115が空間部110aを開放した状態の場合、開口10ecから送出された風は、開閉部材115に遮られることなく概ねまっすぐ流れ、空間部110a及び開口部110bを抜けた後、右下側面カバー8baの送風口80を通って外部へと送出される。送風口80と概ねまっすぐ対向する位置には、発射装置26の発射ハンドル26bが配置されており、送風口80から出た風は、発射ハンドル26bを把持する遊技者の手に当たる。すなわち、開口10ecから空間部110a及び開口部110b並びに送風口80を経て発射ハンドル26bへと風が流れる流路は、概ねまっすぐ形成されるので、発射ハンドル26bを握る遊技者の手まで風圧をできる限り弱めることなく風を到達させることができ、遊技者に対して確実に風を感じさせることができる。また、開閉部材115の閉鎖・開放状態のいずれにしても、開口10ecから風と共に送出される音は、送風口80あるいは通気口8caのいずれかを通って外部に放出されるので、ヘルムホルツ共鳴による音響効果を低減させることなく重低音を十分体感させることができる。
図211〜214に示すように、ソレノイド111は、オン・オフ動作に連動して突出・退避可能なプランジャ111aを有する。プランジャ111aの先端部は、スライド部材112と連結されている。スライド部材112は、水平方向に沿って移動可能にカバー部材110Aに支持されている。スライド部材112には、垂直方向に沿って長く伸びるように長孔112aが形成されている。この長孔112aには、リンク部材113の連結部113aが移動自在に係止される。リンク部材113の基端部113bは、回転可能にカバー部材110Aに支持され、リンク部材113の先端部寄りの部位には、バネ114の一端が係止される。バネ114の他端は、カバー部材110Aの適部に係止されている。リンク部材113の先端部には、長孔113cが形成されている。この長孔113cには、開閉部材115に設けられた連結ピン115aが移動自在に係止される。開閉部材115は、空間部110aに留まる閉鎖位置と空間部110aからずれた開放位置との間を移動可能にカバー部材110Aに案内されている。開閉検知センサ116は、例えばタッチセンサあるいは近接センサにより構成され、開閉部材115が開放位置にあるとき、リンク部材113の一部が当接あるいは近接することにより、空間部110aが開放状態にあることを検知する。開閉部材115が閉鎖位置にあるとき、リンク部材113が開閉検知センサ116から離間することにより、空間部110aが閉鎖状態にあることを検知する。開閉検知センサ116は、サブ制御基板33と電気的に接続されている。
図211及び図212に示すように、ソレノイド111がオフ状態でプランジャ111aが突出位置にあるとき、スライド部材112が図中左寄りに位置し、リンク部材113の先端部側がバネ114によって引っ張られる結果、その先端部の長孔113cに連結ピン115aを介して連結された開閉部材115は、空間部110aの閉鎖位置に留まり、空間部110aを閉鎖状態とする。このとき、リンク部材113は、開閉検知センサ116から離間した位置にあるため、開閉検知センサ116からは、閉鎖状態を示す検知信号がサブ制御基板33に供給される。
一方、図213及び図214に示すように、ソレノイド111がオン状態となると、プランジャ111aが突出位置から退避位置へと移動する。プランジャ111aが退避位置へと移動すると、スライド部材112が図中右側へと移動し、それに伴いリンク部材113の先端部側がバネ114の引っ張り力に抗して基端部113bを軸に反時計回りの方向に回動する。その結果、リンク部材113の長孔113cに連結ピン115aを介して連結された開閉部材115は、空間部110aから図中右側の退避した位置へと移動し、これにより空間部110aが開放状態となる。このとき、リンク部材113は、開閉検知センサ116と当接あるいは近接するため、開閉検知センサ116からは、開放状態を示す検知信号がサブ制御基板33に供給される。
このような送風機構110によれば、開口10ecから送風口80を経て発射ハンドル26bへと至る風の流路が概ね直線状となり、この開口10ecと送風口80との間に位置する空間部110aが閉鎖・開放状態に制御され、空間部110aを閉鎖状態とした場合、開口10ecからの風の流れを空間部110aの下方に位置する通気口8caへと導くことができる一方、空間部110aを開放状態とした場合、開口10ecからの風の流れを空間部110aから開口部110bを通ってまっすぐ送風口80へと直線的に導くことができる。送風口80を出た風は、さらにまっすぐ直線的に発射ハンドル26bの方へと流れ、発射ハンドル26bを把持する遊技者の手に当たることとなる。これにより、重低音を聞く聴覚とともに皮膚感覚によって風を感じさせることができる。開口10ecからの風が通気口8caへと導かれる場合、通気口8ca付近に遊技者の手が添えられることはないため、例えば風を感じさせずに聴覚によって重低音のみを感じさせることができる。
[発光ユニット12]
発光ユニット12は、発射ハンドル26bを把持する遊技者の手に照射光を当てるものであり、発射ハンドル26bの左斜め上方に配置される。発光ユニット12は、その詳細について図示説明を省略するが、発光手段としての複数のLED、複数のLEDを搭載した発光基板、複数のLEDからの光を所定方向に導くための導光板等を有して構成される。図207及び図208に示すように、発光ユニット12からの光が導かれる所定方向には、下皿カバー8bの一部として着脱自在の右上側面カバー8bbに設けられた照射窓81が設けられている。発光ユニット12からの光は、照射窓81を通って発射ハンドル26bの方に照射され、発射ハンドル26bを把持する遊技者の手にスポットライトとして映る。これにより、皮膚感覚に訴える風や聴覚に訴える重低音とは別に、照射光によっても視覚を刺激して感じさせることができる。
[遊技機の電気的構成]
次に、図215を用いて、本実施形態に係る遊技機の制御回路について説明する。なお、図215においては、「スイッチ」を「SW」と略記し、「ソレノイド」を「SOL」と略記する。
図215に示すように、遊技機は、遊技の制御を行う主制御手段としての主制御基板28と、遊技の進行に応じた演出の制御を行う副制御手段としてのサブ制御基板33とを有する。
主制御基板28は、メインCPU280、読み出し専用メモリであるメインROM281、読み書き可能メモリであるメインRAM282、初期リセット回路283、I/Oポート284、コマンド送信手段としてのコマンド出カポート285、リセット用クロックパルス発生回路286、及び遊技情報出力回路287を備えている。主制御基板28は、各種のデバイス(機器やスイッチ等)と接続されている。
メインCPU280は、メインROM281及びメインRAM282と接続されており、メインROM281に記憶されたプログラムにしたがって、各種の処理を実行する機能を有する。
主制御基板28には、遊技盤1における第1始動口(図示略)の後方に配置された第1始動口スイッチ311が接続されている。第1始動口スイッチ311によって遊技球が検出されると、当り抽選が行われる。
主制御基板28には、遊技盤1における第2始動口(図示略)の後方に配置された第2始動口スイッチ312が接続されている。第2始動口スイッチ312によって遊技球が検出されると、当り抽選が行われる。
これらの第1始動口スイッチ311及び第2始動口スイッチ312は、第1始動口及び第2始動口に遊技球が入球したことを検出した場合に入賞したとして、所定の検出信号を主制御基板28に供給する。
主制御基板28には、遊技盤1における通過ゲート(図示略)の後方に配置された通過ゲートスイッチ314が接続されている。通過ゲートスイッチ314によって遊技球が検出された場合、通過ゲートに遊技球が入賞したとして、普通図柄抽選が行われる。この普通図柄抽選の結果は、遊技盤1に設けられた普通図柄表示部5Aにおいて表示される。なお、普通図柄表示部5Aにおいて特定の図柄が停止表示された場合には、普通図柄抽選の結果が当選であることを遊技者に把握させる演出画像が液晶表示装置4の画面上に表示されるようにしてもよい。
通過ゲートスイッチ314は、通過ゲートを遊技球が通過したことを検出した場合に入賞したとして、所定の検出信号を主制御基板28に供給する。これにより、通過ゲートスイッチ314は、第2始動口を開放する契機を与える。
主制御基板28には、遊技盤1に設けられた一般入賞口(図示略)の後方に配置された一般入賞口スイッチ310が接続されている。一般入賞口スイッチ310によって遊技球が検出されると、払出装置35により予め設定されている数の賞球が行われる。
主制御基板28には、遊技盤1における第1大入賞口(図示略)の奥方に配置された第1大入賞口カウントスイッチ315が接続されている。第1大入賞口カウントスイッチ315は、第1大入賞口への遊技球の入賞数をカウントするためのものである。第1大入賞口カウントスイッチ315により遊技球の入賞が検出されると、払出装置35は、予め設定されている数の遊技球を賞球として払出口170又は排出口180を通じて上皿17又は下皿18に払い出しを行う。
主制御基板28には、遊技盤1における第2大入賞口(図示略)の奥方に配置された第2大入賞口カウントスイッチ316が接続されている。第2大入賞口カウントスイッチ316は、第2大入賞口への遊技球の入賞数をカウントするためのものである。第2大入賞口カウントスイッチ316により遊技球の入賞が検出されると、払出装置35は、予め設定されている数の遊技球を賞球として払出口170又は排出口180を介して上皿17又は下皿18に払い出しを行う。
これらの第1大入賞口カウントスイッチ315及び第2大入賞口カウントスイッチ316は、第1大入賞口及び第2大入賞口を遊技球が通過した場合に、所定の検出信号を主制御基板28に供給する。
主制御基板28には、第2大入賞口の内部にある特定領域及び非特定領域(図示略)に配置された特定領域スイッチ317A及び非特定領域スイッチ317Bが接続されている。特定領域スイッチ317Aは、大当り遊技状態において特定領域を遊技球が通過したことを検出した場合にV入賞として、所定の検出信号を主制御基板28に供給する。非特定領域スイッチ317Bは、大当り遊技状態において非特定領域を遊技球が通過したことを検出した場合に非V入賞として、所定の検出信号を主制御基板28に供給する。
主制御基板28は、第1大入賞口を開閉する第1大入賞口シャッタ(図示略)を駆動する第2大入賞口ソレノイド315Aと、第2大入賞口を開閉する第2大入賞口シャッタ(図示略)を駆動する第2大入賞口ソレノイド316Aとを排他的に制御する。これにより、第1大入賞口シャッタは、第1大入賞口への遊技球の入賞が容易な開放状態(第1態様)と、遊技球の入賞が不可能又は困難な閉鎖状態(第2態様)とに変動するように駆動され、第1大入賞口が少なくとも閉鎖状態とされる状況において、第2大入賞口シャッタは、第2大入賞口への遊技球の入賞が可能な開放状態と、遊技球の入賞が不可能又は困難な閉鎖状態とに変動するように駆動される。このような第1大入賞口シャッタ及び第2大入賞口シャッタによる第1大入賞口及び第2大入賞口の開放駆動は、遊技盤1に設けられた第1特別図柄表示部5C又は第2特別図柄表示部5Dにおいて特別図柄が特定の停止表示態様となって、大当り遊技状態に移行された場合に行われる。
主制御基板28は、第2始動口に設けられた羽根部材(図示略)を開閉する羽根部材ソレノイド313を制御する。これにより、普通図柄表示部5Aにおいて所定の発光態様で普通図柄が停止表示されたときに、羽根部材が所定の時間、所定の回数だけ開放状態となり、第2始動口に遊技球を入りや易くなる。
例えば、本実施形態の普通図柄ゲームにおいて、時短遊技状態ではない遊技状態(非確変・非時短遊技状態)における普通図柄の当り確率は、1/256であり、羽根部材が開放されることはない。一方、高確率状態(時短遊技状態)における普通図柄の当り確率は、例えば255/256であり、これに当選した場合に、羽根部材が例えば1.3秒間、3回開放される。また、普通図柄ゲームにおいて当り図柄となる普通図柄の数は1個であり、第2始動口の開放時に上限となる入賞カウント数は10カウント(10個)である。
主制御基板28は、第2大入賞口内の特定領域の変位部材(図示略)を開閉するように動作させる変位部材ソレノイド318を制御する。これにより、大当り遊技状態のラウンドゲームを実行中にある場合に、変位部材が所定の時間、所定の回数だけ開放状態となり、特定領域に対して遊技球が通過し易くなる。一方、大当り遊技状態であっても変位部材が閉鎖状態となる場合は、特定領域を遊技球が通過不可能又は困難となり、非特定領域を遊技球が通過し易くなる。
第1特別図柄保留表示部5Eは、第1特別図柄表示部5C又は第2特別図柄表示部5Dが変動表示しているときに、第1始動口スイッチ311によって遊技球が検出された場合、第1特別図柄表示部5C又は第2特別図柄表示部5Dにおいて変動表示中の第1特別図柄又は第2特別図柄が停止表示されるまで、第1始動口への遊技球の入賞に基づく第1特別図柄の変動表示の実行(開始)が保留される数、すなわち第1特別図柄に係る保留数を表示する。変動表示していた第1特別図柄又は第2特別図柄が停止表示された場合には、第1特別図柄に係る保留数として保留されていた第1特別図柄の変動表示が開始される。
第2特別図柄保留表示部5Fは、第1特別図柄表示部5C又は第2特別図柄表示部5Dが変動表示しているときに、第2始動口スイッチ312によって遊技球が検出された場合、第1特別図柄表示部5C又は第2特別図柄表示部5Dにおいて変動表示中の第1特別図柄又は第2特別図柄が停止表示されるまで、第2始動口への遊技球の入賞に基づく第2特別図柄の変動表示の実行(開始)が保留される数、すなわち第2特別図柄に係る保留数を表示する。変動表示していた第1特別図柄又は第2特別図柄が停止表示された場合には、第2特別図柄に係る保留数として保留されていた第2特別図柄の変動表示が開始される。
ここで、本実施形態のパチンコ遊技機において、第1特別図柄及び第2特別図柄の変動表示の優先順位は、第2特別図柄の方が第1特別図柄よりも優先するように設定されているが、第1始動口及び第2始動口への入賞順にしたがって、対応する第1特別図柄及び第2特別図柄を入賞順通りに変動表示させるようにしてもよい。
また、特別図柄の変動表示の実行が保留される保留数には、上限数が設定されており、本実施形態において、メインCPU280は、第1始動口及び第2始動口に遊技球が入賞して第1始動口スイッチ311及び第2始動口スイッチ312によって遊技球が検出されたときの第1特別図柄及び第2特別図柄の変動表示の保留数を、それぞれ最大で4個(すなわち、4検出回数)まで記憶させており、5個目以降は保留数として記憶させないようになっている。この際、特別図柄の変動表示の終了により保留数が減った時には、再び保留数が4個を上限として加算される。
第1特別図柄表示部5Cにおける第1特別図柄ゲームの保留数が例えば4個まで保留される場合、変動中の第1特別図柄表示部5Cに対応する特別図柄ゲームの情報は、メインRAM282の第1特別図柄始動記憶領域(0)に始動記憶として記憶され、以降、保留数が4個分の特別図柄ゲームの情報は、メインRAM282の第1特別図柄始動記憶領域(1)〜(4)に始動記憶として順次記憶される。
第2特別図柄表示部5Dにおける第2特別図柄ゲームについても同様に、第2特別図柄ゲームの保留数が例えば4個まで保留される場合、変動中の第2特別図柄表示部5Dに対応する第2特別図柄ゲームの情報は、メインRAM282の第2特別図柄始動記憶領域(0)に始動記憶として記憶され、以降、保留数が4個分の第2特別図柄ゲームの情報は、メインRAM282の第2特別図柄始動記憶領域(1)〜(4)に始動記憶として順次記憶される。
したがって、第1始動口及び第2始動口への入賞に伴う特別図柄ゲームに係る遊技球の保留数は、合計で最大8個となり、第1特別図柄保留表示部5E及び第2特別図柄保留表示部5Fによる保留表示数もそれぞれ4個となる。
第1大入賞口シャッタによる第1大入賞口の開放状態は、第1大入賞口カウントスイッチ315によるカウント値(遊技球の入賞数)が所定数(例えば、入賞数10個)となるか、あるいは予め規定された後述の開放時間を経過するといったいずれか一方の条件を満たすまで維持される。遊技球の入賞数が所定数となった場合、又は第1大入賞口シャッタの開放時間が経過した場合は、第1大入賞口シャッタが第1大入賞口を閉鎖するように駆動される。
第2大入賞口シャッタによる第2大入賞口の開放状態も同様に、第2大入賞口カウントスイッチ316によるカウント値(遊技球の入賞数)が所定数(例えば、入賞数10個)となるか、あるいは予め規定された後述の開放時間を経過するといったいずれか一方の条件を満たすまで維持される。遊技球の入賞数が所定数となった場合、又は第2大入賞口シャッタの開放時間が経過した場合は、第2大入賞口シャッタが第2大入賞口を閉鎖するように駆動される。
大当り遊技状態では、予め設定された大入賞口開閉パターン(当り開閉パターン)に基づき、第1大入賞口及び第2大入賞口の開放状態と閉鎖状態とが繰り返される。大当り遊技状態において、第1大入賞口及び第2大入賞口のそれぞれが大入賞口開閉パターン(当り開閉パターン)に基づいて所定回数にわたり開放状態及び閉鎖状態となる遊技は、「ラウンドゲーム(ラウンド遊技)」という。ラウンドゲーム(ラウンド遊技)は、単にラウンドという場合もある。1回のラウンドゲームにより第1大入賞口又は第2大入賞口が閉鎖状態とされてから、次回のラウンドゲームとして第1大入賞口又は第2大入賞口が開放状態となるまでの状態については、「ラウンド間ゲーム」又は「ラウンド間インターバル」あるいは単に「インターバル」ともいう。1回のラウンドゲームにおいては、第1大入賞口及び第2大入賞口のそれぞれが複数回にわたり開放状態及び閉鎖状態となる場合がある。また、1回のラウンドゲームでは、第1大入賞口及び第2大入賞口の開閉状態が排他的に制御される。すなわち、1回のラウンドゲームにおいては、一方の大入賞口が所定回数繰り返し開放状態となる間、他方の大入賞口が継続して閉鎖状態とされる。
なお、本実施形態の遊技機には、大当り遊技状態とは異なる性質の遊技状態として、いわゆる小当り遊技状態が設けられている。小当り遊技状態は、大当り遊技状態とは異なりラウンドゲームという概念によって規定されず、本実施形態の小当り遊技状態では、第2大入賞口が所定回数繰り返し開放状態とされるように規定されている。もちろん、小当り遊技状態においては、任意あるいは特定の大入賞口を1回あるいは複数回数にわたり繰り返し開放状態となるように制御してもよい。この小当り遊技状態とは、特別図柄抽選による小当りの当選を契機に移行する遊技状態である。小当り遊技状態に移行する前とその終了後においては、基本的に遊技状態が変化しない。例えば、非確変遊技状態において小当り当選となって小当り遊技状態に移行した場合、この小当り遊技状態の終了後の遊技状態は、小当り遊技状態に移行する前の非確変遊技状態のままであり、確変遊技状態に移行することはない。同様に、確変遊技状態において小当り当選となって小当り遊技状態に移行した場合、この小当り遊技状態の終了後の遊技状態は、確変遊技状態のゲーム数が残存する限り、小当り遊技状態に移行する前の確変遊技状態のままであり、非確変遊技状態に移行することもない。
ラウンドゲームは、1ラウンド、2ラウンドのようにラウンド数(回数)として計数される。1回のラウンドゲームにおいて、第1大入賞口又は第2大入賞口が所定回数開放状態となる前に、1ラウンドあたりの上限入賞数に到達した場合は、第1大入賞口及び第2大入賞口が閉鎖状態となり、残りの開放回数分について第1大入賞口及び第2大入賞口が開放状態とされることなく、当該ラウンドゲームが終了させられる。
また、大当り遊技状態において第2大入賞口が開放状態となる特定のラウンドゲームでは、予め設定された作動パターン(変位部材作動パターン)に基づき、変位部材が制御される。これにより、特定領域は、大当り遊技状態の特定のラウンドゲームにおいて、開放状態及び閉鎖状態となる。すなわち、特定のラウンドゲームにおいては、特定領域を遊技球が通過してV入賞となる可能がある一方、特定のラウンドゲーム以外のラウンドゲームでは、仮に第2大入賞口に遊技球が入賞したとしても、特定領域を遊技球が通過不可能又は困難な状態となる。すなわち、大当り遊技状態の種類には、特定のラウンドゲームを含む大当り遊技状態と、特定のラウンドゲームを含まない大当り遊技状態とがある。
液晶表示装置4の画面上には、第1特別図柄表示部5C及び第2特別図柄表示部5Dにおいて表示される特別図柄と関連する演出画像が表示される。例えば、第1特別図柄表示部5C及び第2特別図柄表示部5Dで表示される特別図柄の変動表示中において、特定の場合を除いて、液晶表示装置4の画面上には、数字からなる図柄(装飾図柄)、例えば、「0」、「1」、「2」・・・「7」のような数字が3列変動表示される。
一方、第1特別図柄表示部5C及び第2特別図柄表示部5Dにおいて変動表示されていた特別図柄が停止表示されると、液晶表示装置4の画面上においても装飾図柄が停止表示される。
また、第1特別図柄表示部5C及び第2特別図柄表示部5Dにおいて、変動、停止された特別図柄が特定の停止表示態様である場合には、「大当り」であることを遊技者に把握させる演出画像が液晶表示装置4の画面上に表示される。
具体的には、第1特別図柄表示部5C及び第2特別図柄表示部5Dのいずれか一方において特別図柄が、例えば「大当り」に対応する特定の表示態様で停止表示された場合には、液晶表示装置4の画面上に表示される演出用の装飾図柄の組み合わせが特定の表示態様(例えば、複数の図柄列のそれぞれに同一の図柄がすべて揃った状態で停止表示される態様)となり、さらに、大当り用の演出画像が液晶表示装置4の画面上に表示される。
このような主制御基板28のメインCPU280は、遊技領域1pにおける所定の領域(第1始動口、第2始動口)を遊技球が通過した場合に、遊技者に有利な特別遊技(大当り遊技状態)を実行するか否かを抽選可能な抽選手段を実現している。
メインROM281は、大当り抽選や図柄抽選等といった各種の処理をメインCPU280に実行させるためのプログラムや、各種テーブルを記憶している。
例えば、図216に示すように、メインROM281に記憶されたテーブルとしては、大当り抽選テーブルや図柄抽選テーブルがある。大当り抽選テーブルは、大当り抽選を乱数抽選により行う際に用いられ、例えば乱数範囲0〜255のうち、0〜254の乱数値が抽出されるとハズレで、255の乱数値が抽出されると大当りの当選となる旨を規定している。図柄抽選テーブルは、大当り当選の際、第1特別図柄(特図1)及び第2特別図柄(特図2)を乱数抽選により決定付けるために用いられる。このような図柄抽選テーブルは、例えば、第1特別図柄(特図1)に関し、乱数範囲0〜99のうち、0〜35の乱数値が抽出されると4R通常大当りに対応する4R通常図柄を決定し、36〜65の乱数値が抽出されると16R通常大当りに対応する16R通常図柄を決定し、66〜85の乱数値が抽出されると4R確変大当りに対応する4R確変図柄を決定し、86〜99の乱数値が抽出されると16R確変大当りに対応する16R確変図柄を決定する旨を規定している。また、図柄抽選テーブルは、例えば、第2特別図柄(特図1)に関し、乱数範囲0〜99のうち、0〜33の乱数値が抽出されると4R確変大当りに対応する4R確変図柄を決定し、34〜99の乱数値が抽出されると16R確変大当りに対応する16R確変図柄を決定する旨を規定している。
メインRAM282は、メインCPU280の一時記憶領域として、種々のデータ(フラグ、カウンタ、タイマ、及び変数の値等)を記憶する機能を有する。メインCPU280の一時記憶領域としては、メインRAM282に代えて、他の読み書き可能な記憶媒体を用いることもできる。
初期リセット回路283は、電源投入時においてリセット信号を生成するものであり、メインCPU280に接続されている。
I/Oポート284は、各種のデバイスからの入力信号をメインCPU280に、メインCPU280からの出力信号を各種のデバイスに送信するものである。
コマンド出カポート285は、メインCPU280からの各種コマンドをサブ制御基板33に送信するものである。
リセット用クロックパルス発生回路286は、タイマ割込処理を実行するためのクロックパルスを所定の周期(たとえば2msec)毎に発生するものである。
遊技情報出力回路287は、外部接続されたホールコンピュータHPや外部情報表示装置EDに各種の情報を出力するためのものである。
主制御基板28に接続される各種のデバイスには、第2大入賞口ソレノイド315A、第2大入賞口ソレノイド316A、羽根部材ソレノイド313、変位部材ソレノイド318、及び外部端子板320が含まれる。
外部端子板320は、略して外端板と称され、ホール係員を呼び出す機能や大当り回数を表示するといった機能を有する外部情報表示装置ED、あるいはホールに設置された複数の遊技機を管理するホールコンピュータHP等の外部機器との間でデータ通信するためのものである。
主制御基板28に接続される各種のスイッチには、一般入賞口スイッチ310、第1始動口スイッチ311、第2始動口スイッチ312、通過ゲートスイッチ314、第1大入賞口カウントスイッチ315、第2大入賞口カウントスイッチ316、特定領域スイッチ317A、非特定領域スイッチ317B、及びバックアップクリアスイッチ319が含まれる。
バックアップクリアスイッチ319は、電断時等における主制御基板28及び後述する払出・発射制御基板34のバックアップデータを、ホール管理者の操作に応じてクリアするものである。
また、主制御基板28には、払出・発射制御基板34を介して、発射装置26、払出装置35、及びカードユニット装置CUが接続されている。
主制御基板28は、払出・発射制御基板34に賞球制御コマンドを送信する。払出・発射制御基板34は、主として発射装置26及び払出装置35を制御するものであり、発射装置26、払出装置35、及びカードユニット装置CUが接続されている。
カードユニット装置CUは、遊技者の操作に応じて遊技球の貸し出しを要求する信号を出力する第2操作ユニット9Bと接続されており、この第2操作ユニット9Bとの間で信号を送受信可能である。
払出・発射制御基板34は、主制御基板28から供給される賞球制御コマンドと、カードユニット装置CUから供給される貸し球制御信号とを受け取り、払出装置35に対して所定の信号を送信することにより、払出装置35に遊技球を払い出させる。払出装置35は、例えば、第1始動口又は第2始動口への入賞1個あたり賞球数として3個の遊技球を払い出し、一般入賞口や第1大入賞口又は第2大入賞口への入賞1個あたり賞球数として10個の遊技球を払い出す。
払出・発射制御基板34は、発射装置26の発射ハンドル26bが遊技者によって把持され、かつ、時計回りの方向へ回動操作された場合に、その回動量に応じて発射ソレノイド(図示略)に電力を供給し、遊技球を遊技領域1pに向けて発射させる制御を行う。
サブ制御基板33は、主制御基板28に接続されており、主制御基板28から各種のコマンドが供給されるように構成されている。
サブ制御基板33は、主制御基板28から供給される各種のコマンドに応じて、各種の制御、主として演出動作に係る制御を行うものであり、サブCPU330、プログラムROM331、ワークRAM332、コマンド入力ポート333、リアルタイムクロック(以下、「RTC:Real−Time Clock」という)334、表示制御回路335、音響制御回路336、発光制御回路337、及び演出装置制御回路338を有する。表示制御回路335には、液晶表示装置4が接続されている。音響制御回路336には、スピーカ10a,10b,10cが接続されている。発光制御回路337には、ランプや各種のLED(図215においては、まとめてランプ・LED260と表記)が接続されている。演出装置制御回路338は、各種の可動演出役物や可動部材の可動機構(図215においては、まとめて可動演出装置270と表記)が接続されている。
また、サブ制御基板33は、第1操作ユニット9Aと接続され、当該第1操作ユニット9Aに設けられたセンサ類(図示略)からの信号が入力可能とされる。例えば、操作部材(操作ボタン)2000が押下された状態を押下検出センサが検出すると、この押下検出センサからサブ制御基板33に操作部材2000の操作に応じた操作信号が入力される。サブ制御基板33はまた、第2操作ユニット9Bと接続され、当該第2操作ユニット9Bに設けられたセンサ類(図示略)からの信号が入力可能とされる。例えば、押圧ボタン3000が押下された状態を押下検出センサが検出すると、この押下検出センサからサブ制御基板33に押圧ボタン3000の操作に応じた操作信号が入力される。
サブCPU330は、プログラムROM331に記憶されたプログラムにしたがって、各種の処理、主として演出動作に係る処理を実行するものである。液晶表示装置4は、表示手段として機能する。特に、サブCPU330は、主制御基板28から供給される各種のコマンドにしたがって、サブ制御基板33全体の制御を行う。
プログラムROM331は、サブCPU330が主として各種演出を制御するためのプログラムや各種のテーブルを記憶している。
例えば、図216に示すように、プログラムROM331に記憶されたテーブルとしては、演出抽選テーブルがある。演出抽選テーブルは、例えば、スピーカユニット10及び送風機構110を用いた送風に係る演出(送風演出)、発光ユニット12を用いた光照射に係る演出(光照射演出)、操作部材2000あるいは押圧ボタン3000を用いた操作演出(第1操作演出、第2操作演出)といった各種演出の実行有無を決定するための演出抽選を乱数抽選により行う際に用いられる。なお、送風演出が実行される際は、それと同時にスピーカ10cを用いて低音を発生させる音響演出も実行される。第1操作演出は、第1操作ユニット9Aの操作部材2000を用いた演出であり、第2操作演出は、第2操作ユニット9Bの押圧ボタン3000を用いた演出である。
具体的に、演出抽選テーブルは、大当り抽選によるハズレ、4R通常大当りの当選、16R通常大当りの当選、4R確変大当りの当選、16R確変大当りの当選といった場合に、送風演出、光照射演出、操作演出の各演出を実行させるか否かを乱数抽選(乱数範囲0〜99による抽選)により決定するための抽籤値を規定している。
このような演出抽選テーブルによれば、送風演出については、大当り抽選結果がハズレの場合、必ず0〜99の乱数値が抽出されることで「演出なし」が決定され、4R通常大当りの場合、0〜30の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、31〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、16R通常大当りの場合、0〜95の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、96〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、4R確変大当りの場合、0〜50の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、51〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、16R確変大当りの場合、0〜50の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、51〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定される。
光照射演出については、大当り抽選結果がハズレの場合、0〜90の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、91〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、4R通常大当りの場合、0〜90の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、91〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、16R通常大当りの場合、必ず0〜99の乱数値が抽出されることで「演出あり」が決定され、4R確変大当りの場合、0〜90の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、91〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、16R確変大当りの場合、必ず0〜99の乱数値が抽出されることで「演出あり」が決定される。
第1操作演出については、大当り抽選結果がハズレの場合、0〜95の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、96〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、4R通常大当りの場合、0〜50の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、51〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、16R通常大当りの場合、0〜50の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、51〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、4R確変大当りの場合、0〜85の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、86〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、16R確変大当りの場合、0〜95の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、96〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定される。
第2操作演出については、大当り抽選結果がハズレの場合、必ず0〜99の乱数値が抽出されることで「演出なし」が決定され、4R通常大当りの場合、0〜97の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、98〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、16R通常大当りの場合、必ず0〜99の乱数値が抽出されることで「演出なし」が決定され、4R確変大当りの場合、0〜90の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、91〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定され、16R確変大当りの場合、0〜60の乱数値が抽出されると「演出なし」が決定される一方、61〜99の乱数値が抽出されると「演出あり」が決定される。
このような演出抽選テーブルによれば、送風演出、光照射演出、第1操作演出、第2操作演出といった演出が同時に発生する組み合わせパターンが、ハズレあるいは大当りの種類に応じて確率的に異なる。すなわち、発生する演出の組み合わせパターンに応じてハズレや大当りの種類について見当をつけやすくすることができる。
また、操作演出についての規定内容からも明らかなように、第2操作ユニット9Bの押圧ボタン3000を用いた第2操作演出よりも、第1操作ユニット9Aの操作部材2000を用いた第1操作演出の方が出現頻度が高くなっている。すなわち、第1操作演出において用いられる操作部材2000よりも第2操作演出において用いられる押圧ボタン3000の方が使用頻度が低いので、押圧ボタン3000の近隣に配置される操作演出とは関係ない十字ボタン3100といったボタンの誤操作を未然に防ぐとともに、使用頻度の高い操作部材2000を独立した操作ユニットに備えることで配線や基板を簡易に専用設計することができる。
ワークRAM332は、サブCPU330の一時記憶領域として種々のデータ(フラグ、カウンタ、タイマ、及び変数の値等)を記憶するものである。
コマンド入力ポート333は、主制御基板28のメインCPU280から送信された各種コマンドを受信し、サブCPU330へと伝えるものである。
RTC334は、現在の日付を示す日付信号や現在の時刻を示す時刻信号をサブCPU330に入力する。RTC334は、通常、遊技機本体に電源が供給されているときには遊技機本体からの電源によって動作し、遊技機本体の電源が切られているときには、電源基板(図示略)に搭載されたバックアップ電源から供給される電源によって動作する。これにより、RTC334は、遊技機本体の電源が切られている場合であっても現在の日時を計時することができる。なお、RTCは、サブ制御基板上に設けた電池によって動作するようにしてもよい。また、RTCに代わるものとしては、バックアップRAMとしての機能を有するワークRAMに設けたカウンタを、所定時間ごと(例えば2ms毎)にカウントアップすることによって時間を計時する手段として用いてもよい。
表示制御回路335は、サブCPU330から供給されるデータに応じて、液晶表示装置4における表示制御を行うためのものであり、例えば画像データプロセッサ(VDP)と、各種の画像データを生成するためのデータが記憶されている画像データROMと、画像データを一時記憶するフレームバッファと、画像データを画像信号として変換するD/Aコンバータとから構成されている。なお、表示制御回路335の構成は、あくまでも一例であり、これに限定されるものではない。
表示制御回路335は、サブCPU330から供給される画像表示命令に応じて、液晶表示装置4の画面上に表示させるための画像データを一時的にフレームバッファに格納する。画像データとしては、例えば装飾図柄画像データ、背景画像データ、各種演出用画像データ、各種不正報知画像データ等が含まれる。
また、表示制御回路335は、所定のタイミングで、フレームバッファに格納された画像データをD/Aコンバータ(図示略)に供給する。D/Aコンバータは、画像データを画像信号として変換し、所定のタイミングで、この画像信号を液晶表示装置4に供給する。液晶表示装置4の画面上には、D/Aコンバータからの画像信号に基づいて画像が表示される。
音響制御回路336は、スピーカ10a,10b,10cから発生させる音楽や音声などのサウンドに関する制御を行うためのものであり、サウンド出力に関する制御を行う音源IC、各種のサウンドデータを記憶するサウンドデータROM、サウンド信号を増幅するための増幅器(AMP)を含んでいる。なお、音響制御回路336の構成も、あくまでも一例であり、これに限定されるものではない。
音源ICは、スピーカ10a,10b,10cから発生させるサウンドの制御を行うものであり、サブCPU330から供給されるサウンド発生命令に応じて、サウンドデータROMに記憶されている複数のサウンドデータから一つのサウンドデータを選択することができる。
また、音源ICは、選択されたサウンドデータをサウンドデータROMから読み出し、サウンドデータを所定のサウンド信号に変換し、そのサウンド信号を増幅器に供給する。なお、この増幅器は、サウンド信号を増幅させ、スピーカ10a,10b,10cから音を発生させる。
発光制御回路337は、装飾ランプ等を含むランプ・LED260の制御を行うためのものであり、発光制御信号を供給するためのドライブ回路、複数種類のランプ装飾パターンが記憶されている装飾データROM等から構成されている。なお、発光制御回路337の構成も、あくまでも一例であり、これに限定されるものではない。
演出装置制御回路338は、例えば、大当り遊技状態において可動演出役物等を作動させる等の演出動作を制御する。
<右側装飾部材15及び左側装飾部材16について>
右側装飾部材15及び左側装飾部材16は、互いに概ね左右対称の形状に形成されており、共に同様の部材を備えて構成される。以下の説明においては、便宜上、右側装飾部材15について説明する。
右側装飾部材15及び左側装飾部材16は、所定の遊技条件が成立した場合に光の演出を行うものである。図217〜222に示すように、右側装飾部材15は、支持部材150、発光基板(図示略)、外側導光部材151、内側導光部材152、及び装飾カバー153を有する。支持部材150、発光基板、外側導光部材151、及び内側導光部材152は、装飾カバー153により覆われる。装飾カバー153の主な前面部は、半透明あるいは透明で光透過性を有する。
支持部材150及び発光基板は、右側ベース板3aaに取り付けられる。支持部材150の裏面側には、発光基板が配置される。支持部材150には、複数のスリット150aが形成されており、これら複数のスリット150aに臨むように発光基板に設けられた複数のLED(図示略)が位置する。支持部材150の前部には、複数のスリット150aに沿うように外側導光部材151及び内側導光部材152が取り付けられる。LEDは、光量の確保とコスト面とを考慮し、所定の間隔(例えば、20mmから30mmの間隔)で配置されている。
外側導光部材151及び内側導光部材152は、各々板状部材で構成され、外側導光部材151よりも内側導光部材152が大きくなるように形成されている。外側導光部材151及び内側導光部材152は、互いに左右に所定間隔離れるように位置する。これら外側導光部材151及び内側導光部材152は、大きさや配置が異なる以外は同様の構成からなるため、以下の説明においては、便宜上、内側導光部材152について説明する。
図218〜222に示すように、内側導光部材152は、光入射面となる入射後端面152aと、光出射面となる出射前端面152bとを有する。入射後端面152aは、支持部材150の複数のスリット150aに臨むように配置される。これにより、複数のLEDは、入射後端面152aの長手方向に沿って並ぶように位置する。出射前端面152bは、装飾カバー153の内面に沿うように配置され、全体的に湾曲状に形成されている。
図219及び図220に示すように、入射後端面152aは、長手方向に沿って凹凸をなすように鋸歯状のレンズカットが形成されている。これにより、スリット150aを通って入射後端面152aに入射したLEDからの光は、内側導光部材152の内部を概ね長手方向に拡散しながら進む。出射前端面152bは、いわゆるダイヤカット状のレンズカットが形成されている。これにより、入射後端面152aから内側導光部材152の内部へと進行してきた光は、ある程度広がりをもって前方へと照射される。なお、内側導光部材152の出射前端面152bは、外側導光部材151の出射前端面よりも遊技者が位置する手前側に配置されている。
このような右側装飾部材15によれば、その内部を進行する光を側方に漏らすことなく出射前端面152bから効率よく拡散することができ、視覚を効果的に刺激するように光の演出を実行することができる。左側装飾部材16も、右側装飾部材15と同様の構成されていることから、右側装飾部材15による光の演出と同時に、あるいは右側装飾部材15による光の演出とは異なるタイミングで視覚を効果的に刺激するように光の演出を実行することができる。
<トップ飾り14について>
図198に示すように、トップ飾り14は、中央装飾ユニット14a、右側装飾ユニット14b、左側装飾ユニット14cを有する。右側装飾ユニット14b及び左側装飾ユニット14cは、互いに概ね左右対称の形状に形成されており、共に同様の部材を備えて構成される。以下の説明においては、便宜上、中央装飾ユニット14a及び右側装飾ユニット14bについて説明する。
[中央装飾ユニット14a]
中央装飾ユニット14aは、例えば大当り開始時に発光することによって光の演出を行う正面視逆三角形状のものである。図223〜227に示すように、中央装飾ユニット14aは、本体カバー140、前面カバー141、上部カバー142、支持部材143、発光基板144、遮光部材145、複数の導光部材146a〜146cを有する。支持部材143、発光基板144、遮光部材145、及び複数の導光部材146a〜146cは、本体カバー140、前面カバー141、及び上部カバー142により覆われる。前面カバー141の前面部141aは、半透明あるいは透明で光透過性を有する。この前面部141aは、下部より上部に至るほど前方に位置するようなせり出す面であって、鉛直方向に対して傾斜した透光面をなすように配置される。
本体カバー140の内側には、支持部材143が取り付けられる。支持部材143の前部には、発光基板144が取り付けられるとともに、発光基板144の前方に位置するように遮光部材145が取り付けられる。遮光部材145の下部には、複数の導光部材146a〜146cが互いに所定間隔離れて取り付けられる。
発光基板144の前面下部には、複数の導光部材146a〜146cに対応する複数のLED144aが設けられており、発光基板144の前面上部には、後述する遮光部材145の上部に設けられた複数の開口145cに対応する複数のLED144bが設けられている。
遮光部材145には、その上部と下部とを仕切るように隔壁145aが形成されている。遮光部材145の下部には、複数の導光部材146a〜146cに対応するように複数のスリット145ba,145bb,145bcが形成されている。遮光部材145の上部には、後述する発光基板144のLED144bが露出するように複数の開口145cが形成されている。遮光部材145の隔壁145aの上面は、LED144bからの光を前方に向けて反射しやすい表面加工が施され、開口145cの周縁部も、LED144bからの光を前方に向けて反射しやすいように凹面状に形成されている。
複数の導光部材146a〜146cは、各々板状部材で構成され、正面視略U字状あるいは略V字状に形成されている。複数の導光部材146a〜146cは、下方より上方に位置するものほど小さくなるように形成されており、導光部材146aよりも導光部材146bの方が小さく、導光部材146bよりも導光部材146cの方が小さくなっている。複数の導光部材146a〜146cは、互いに所定間隔離れるように位置する。
図227に示すように、複数の導光部材146a〜146cは、光入射面となる入射後端面146aa,146ba,146caと、光出射面となる出射前端面146ab,146bb,146cbとを有する。入射後端面146aa,146ba,146caは、遮光部材145のスリット145ba,145bb,145bcに臨むように配置される。出射前端面146ab,146bb,146cbは、鉛直方向に対して傾斜した前面カバー141の前面部141aに沿うように配置される。
入射後端面146aa,146ba,146caは、先述した右側装飾部材15の内側導光部材152の入射後端面152aと同様に、長手方向に沿って凹凸をなすように鋸歯状に形成されている。これにより、入射後端面146aa,146ba,146caに入射したLED144aからの光は、導光部材146a〜146cの内部を概ね長手方向に拡散しながら進む。出射前端面146ab,146bb,146cbは、先述した右側装飾部材15の内側導光部材152の出射前端面15bと同様に、いわゆるダイヤカット状に形成されている。これにより、入射後端面146aa,146ba,146caから導光部材146a〜146cの内部へと進行してきた光は、ある程度広がりをもって前方へと照射される。
このような中央装飾ユニット14aによれば、複数の導光部材146a〜146cの出射前端面146ab,146bb,146cbから照射された光は、前面カバー141の前面部141aを通って外方に導かれるが、出射前端面146ab,146bb,146cbが前面部141aに対して比較的近くに位置し、この出射前端面146ab,146bb,146cbに沿って光強度が比較的強い細長い領域が形成されるので、前面カバー141の下部の領域においては、出射前端面146ab,146bb,146cbからの光が複数のライン状に見える。一方、前面カバー141の上部の領域においては、複数のLED144bからの光が遮光部材145の開口145cの周縁部等によって乱反射しつつ前面カバー141の前面部141aを通って外方に放射されるが、導光部材146a〜146cの出射前端面146ab,146bb,146cbよりも前面部141aに対して遠い奥方から反射光として前面部141aへと導かれるので、前面カバー141の上部の領域においては、平均的に光が広がった広配光として見える。すなわち、遊技者の目線となる前面カバー141の斜め下方からは、上方からの万遍なくぼんやりとした光の中に下方においてライン状の光が立体的に浮かび上がるように見える。
[右側装飾ユニット14b]
右側装飾ユニット14bは、例えば大当り開始時に音の発生や発光により演出を行うものである。図228〜233に示すように、右側装飾ユニット14bは、スピーカユニット10A、本体支持部材147A、本体カバー147B、前面カバー147C、発光基板148、導光部材149を有する。スピーカユニット10A及び発光基板148は、本体支持部材147Aの後部に取り付けられ、発光基板148は、スピーカユニット10Aの前部に取り付けられる。導光部材149は、本体支持部材147Aの前側内部に取り付けられ、前面カバー147Cによって覆われる。前面カバー147Cの前面147Caは、網目状に形成されており、隙間からスピーカ10bの振動面や導光部材149が視認可能とされる。
スピーカユニット10Aは、スピーカ10bの振動面(出音部)を前方に向けて露出させる開口(図示略)を有し、この開口の周縁部に沿うように発光基板148が取り付けられる。発光基板148には、スピーカ10bの周縁に沿って環状に並ぶように複数のLED148aが設けられている。
本体支持部材147Aには、スピーカ10bの振動面及び発光基板148の複数のLED148aを露出させて周縁に導光部材149を取り付け可能な開口部147Aaが形成されている。
導光部材149は、スピーカ10bの振動面で発生した音を前方に導くための筒部149a、筒部149aの周縁後側にあって光入射面となる入射後端面149b、筒部149aの周縁前側にあって光出射面となる出射前端面149c、出射前端面149cの周縁から前方へと広がりつつ延出する突出部149dを有する。
筒部149aの後部には、スピーカ10bの振動面が配置され、振動面で発生した音は、筒部149aを通って前方へと導かれる。入射後端面1449bは、発光基板148のLED148aと対向するように配置される。入射後端面149bは、先述した右側装飾部材15の内側導光部材152の入射後端面152aと同様に、周方向に沿って凹凸をなすように鋸歯状に形成されている。これにより、入射後端面149bに入射したLED148aからの光は、筒部149aを概ね周方向に拡散しながら進む。
出射前端面149cは、前面カバー147Cの前面147Caから所定距離後方に離れて位置する。この出射前端面149cも、入射後端面149bと同様に、周方向に沿って凹凸をなすように鋸歯状に形成されている。これにより、入射後端面149bから筒部149aへと進行してきた光は、正面から見て主として周方向に広がりつつリング状に見えるように前方へと照射される。
突出部149dは、左右両側の一部が部分的に前方へと延出するように形成されており、その先端が前面カバー147Cの前面147Caの裏側に当接するように配置される。なお、突出部149dは、前面147Caの裏側に接触させることなく近接するように配置してもよい。また、突出部149dに代えて出射前端面149cを前面147Caの裏側に当接するように配置したり、あるいは近接するように配置してもよい。
このような右側装飾ユニット14bによれば、スピーカ10bから発生する音に合わせてスピーカ10bの周りがリング状に光って見える演出を行うことができる。また、前面カバー147Cの前面147Caは、網目状に形成されているため、それだけでは外部からの衝撃や押圧によって破損しやすいが、導光部材149の突出部149dが当接することで補強支持された状態にあるため、外部からの衝撃や押圧による破損を効果的に防ぐことができる。すなわち、網目状(格子状)の前面カバー147Cは、導光部材149に沿ってスピーカ10bからの音が前面カバー147Cの裏面まで導かれるので、美観を損ねることなくスピーカ10bからの音を支障なく外方に伝えることができる。また、導光部材149が前面カバー147Cの支持部材としての機能を果たすため、前面カバー147Cの剛性を高めることができる。
以上説明した第六実施形態に係る遊技機によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
スピーカユニット10やその周辺の構成によれば、スピーカ10cから音が出力されるのに伴いエンクロージャ10eの開口10ecから空気流が流出する。このとき、送風機構110の開閉部材115が空間部110aを開放した状態にあると、開口10ecからの空気流が送風口80へとまっすぐ向かう方向に導かれ、送風口80から発射ハンドル26bの方へと十分な風圧をもって風が流れる。その結果、遊技者は、発射ハンドル26bを把持する手に風を感じるとともに、スピーカ10cからの音も送風口80から風と共に出力される音とのヘルムホルツ共鳴によって重低音に感じることができる。
その一方、送風機構110の開閉部材115が空間部110aを閉鎖した状態にあり、開口10ecからの空気流が空間部110aの下方へと略直角に曲がって流れるような方向に導かれると、アンダーカバー8cの通気口8caから風が排出されることとなり、発射ハンドル26bへと風が導かれなくなる。これにより、遊技者は、発射ハンドル26bを把持する手に風を感じることなく、スピーカ10cからの音のみを通気口8caから風と共に出力される音とのヘルムホルツ共鳴によって重低音に感じることができる。
すなわち、スピーカユニット10の開口10ecから流出する風の方向を送風機構110により切り替えるだけで低音と風を感じさせたり、あるいは低音のみを感じさせることができるので、スピーカユニット10の小型化及び簡素化を図りつつ音と風による演出を臨機応変に行うことができる。
また、スピーカユニット10の開口10ecから出る風の方向を送風機構110により切り替えるだけで音と風を感じさせたり、あるいは音のみを感じさせることができ、着脱自在の右下側面カバー8baやアンダーカバー8cに送風口80や通気口8caを形成し、これらとスピーカユニット10との間に送風機構110配置するように各々個別に設計すればよいので、スピーカユニット10及びその周辺の構成について、製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる。
また、バスレフ型でエンクロージャ10eの容積が比較的大きいスピーカユニット10でも、上皿17や下皿18に貯留された遊技球を取り扱う遊技者の手の支障とならならないスペースに配置することができるので、スピーカユニット10の配置スペースを確保しつつスピーカ装置を効率よくレイアウトすることができる。
また、エンクロージャ10eの左上部10eaが上皿本体17pの底部に当接するとともに左下部10eb下皿本体18pに当接するので、上皿17pを支持するとともに、スピーカ10cの作動に応じてエンクロージャ10eからの振動が上皿17や下皿18に伝えられ、この振動により上皿17や下皿18における遊技球の詰まりを効果的に解消することができる。
また、押圧ボタン3000を用いた第2操作演出よりも操作部材2000を用いた第1操作演出の方が発生頻度が高くなるように設定されており、すなわち、使用頻度が高い操作部材2000が操作ユニット9Aに単独で設けられる一方、使用頻度が低い押圧ボタン3000が球貸ボタン23や返却ボタン24と兼用の共通基板3200に設けられるので、使用頻度に応じて使いやすい位置に操作部材2000及び押圧ボタン3000を各々配置して各基板への配線を簡素化することができ、ひいては製造コスト及び配置スペースの節減化を図ることができる。
また、使用頻度が高い操作部材2000が円形状として覚えられる一方、使用頻度が低い押圧ボタン3000が円形状とは異なる四角形状として覚えやすくなるので、使用頻度に応じて操作部材2000及び押圧ボタン3000を区別しやすい外形形状として設けることができ、ひいては複数の操作手段を使いやすくすることができる。また、四角形状の押圧ボタン3000と十字状の十字ボタン3100については、互いに直線部分となる一部の端部が対向するように隣接して配置されるので、狭いスペースにあってもこれらの複数のボタンを配置することができる。
また、16R通常大当りあるいは16R確変大当りといった遊技者にとって有利な遊技状態に移行する条件を満たす場合には、必ず光照射演出が実行され、それと同時に送風演出が実行される場合があるので、遊技者は、発射ハンドル26bを把持する手に視覚及び触覚のいずれかによって光照射演出あるいは送風演出が実行されていることを感知することができ、そのような演出を見逃すことなく有利な遊技状態に移行することを察知することができる。また、送風演出が実行される際は、スピーカ10cからの重低音による音響演出も同時に実行されることとなり、重低音による振動も感じさせることができる。
また、例えば右側装飾部材15において、外側導光部材151及び内側導光部材152の入射後端面152aでは、鋸歯状のレンズカットによりLEDが並ぶ長手方向へと光を拡散しながら入射することにより、導光体内を光が効率よく進行する一方、外側導光部材151及び内側導光部材152の出射前端面152bでは、入射後端面152aから導光体内へと導かれた光をダイヤカット状のレンズカットにより外方へと効率よく散乱させることができるので、色ムラを解消して光を効率よく照射することができる。
また、例えば右側装飾ユニット14bにおいて、前面カバー147Cの網目状の前面147Caの裏面に当接するように導光部材149の突出部149dが配置され、出射前端面149cが前面147Caから所定間隔離れつつ、スピーカ10bの振動面を遮らないようにその周縁に沿って環状に配置されるので、入射後端面149b側に位置するLED148aを前面カバー147Cの正面から見えなくすることができ、美観を損ねることなくスピーカ10bからの音を支障なく外方に放出することができる。
また、例えば中央装飾ユニット14aにおいて、複数の導光部材146a〜146cの出射前端面146ab,146bb,146cbは、LED144bが露出する遮光部材145の開口145cの周縁部よりも発光基板144から遠い距離にあり、前面カバー141の前面部141a付近に配置されるので、開口145cの周縁部で乱反射して前方へと導かれるLED144bの光と、導光部材146a〜146cの体内を通って出射前端面146ab,146bb,146cbから照射されるLED144aの光とは、平均的に拡散したような光とライン状の光となり、これらの光の視認性に明瞭な差を生じせしめることができ、ひいては斬新な光の演出を実現することができる。
なお、送風機構110の変形例としては、図234に示すようなものを適用してもよい。図234に示す送風機構110では、空間部110aの下方及び開口部110bを排他的に開閉可能な回動自在のシャッタ部材117が設けられる。図234(a)に示すように、シャッタ部材117は、図外の開口10ecからの風の流れを開口部110bへと導く場合は、水平姿勢をなすように位置する。このとき、空間部110aの下方へと完全に風が導かれなくなる。一方、図234(b)に示すように、シャッタ部材117は、図外の開口10ecからの風の流れを空間部110aの下方へと導く場合は、図234(a)に示す水平姿勢から回動して起立姿勢をなすように位置する。このとき、空間部110aの側方へとまっすぐ進もうとする風の流れが阻害され、空間部110aの下方へと略直角に曲がるように風が導かれる。このような送風機構110によれば、図外の送風口80へと風を導く際には、空間部110aの下方へと風を漏らさずに充分な風圧をもって送風口80へと風を導くことができる。
上述した第二実施形態、第三実施形態、第四実施形態、第五実施形態、第六実施形態の各構成にあっては、それぞれ他の実施形態において本発明の範囲内で適宜援用したり変更したりして、任意の構成での組合せが可能である。
本発明は、封入式のパチンコ遊技機を含めパチンコ遊技機全般、パチスロ遊技機全般、スロットマシーン及びルーレットマシーン等のゲーミングマシーンにも利用可能である。
以上説明した主として第六実施形態に基づき、本発明の概要を以下に列挙する。
<付記1>
付記1の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、バスレフ型のスピーカユニットを備え、スピーカの姿勢を可変制御可能とし、スピーカが所定の姿勢となった場合に、スピーカユニットに設けられた貫通孔からハンドル装置に向かって風が流れることにより、音と共に風を感じさせる演出を行うように構成されたものが提案されている(例えば、特開2014−171610号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、スピーカそのものの姿勢を変化させるべくスピーカ全体を回転させる必要があるので、回転可能なスペースを設けることでスピーカユニット全体が大型になりがちで、スピーカ用の駆動機構も大型で複雑になるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、音と風を感じさせるためのスピーカユニットの小型化及び簡素化を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
遊技者が操作可能な操作手段(例えば、発射装置26等)と、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)のエンクロージャ(例えば、エンクロージャ10e等)に開口(例えば、開口10ec等)が設けられたスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流の方向を第1方向(例えば、開口10ecからまっすぐ向かう方向等)及び第2方向(例えば、開口10ecを出て下方に向かう方向等)に切り替え可能な空気流方向切替手段(例えば、送風機構110等)と、を備え、
前記空気流方向切替手段により前記空気流の方向が前記第1方向に切り替えられている場合、前記操作手段の方へと前記空気流が導かれる一方、前記空気流方向切替手段により前記空気流の方向が前記第2方向に切り替えられている場合、前記操作手段の方へと前記空気流が導かれないことを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、スピーカから音が出力されるのに伴いエンクロージャの開口から空気流が流出する。このとき、空気流の方向が第1方向に切り替えられていると、操作手段の方へと空気流が導かれることで操作手段を操作する遊技者の手に風を感じさせるとともにスピーカからの音も感じさせることができる一方、空気流の方向が第2方向に切り替えられていると、操作手段の方へと空気流が導かれないため、操作手段を操作する遊技者の手に風を感じさせることなくスピーカからの音のみを感じさせることができる。すなわち、スピーカユニットの開口から流出する空気流の方向を切り替えるだけで音と風を感じさせたり、あるいは音のみを感じさせることができるので、スピーカユニットの小型化及び簡素化を図りつつ音と風による演出を臨機応変に行うことができる。
[発明の効果]
本発明によれば、音と風を感じさせるためのスピーカユニットの小型化及び簡素化を図ることができる。
<付記1−2>
付記1−2の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、バスレフ型のスピーカユニットを備え、スピーカの姿勢を可変制御可能とし、スピーカが所定の姿勢となった場合に、スピーカユニットに設けられた貫通孔からハンドル装置に向かって風が流れることにより、音と共に風を感じさせる演出を行うように構成されたものが提案されている(例えば、特開2014−171610号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、スピーカそのものの姿勢を変化させるべくスピーカ全体を回転させる必要があるので、回転可能なスペースを設けることでスピーカユニット全体が大型になりがちで、スピーカ用の駆動機構も大型で複雑になるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、音と風を感じさせるためのスピーカユニットの小型化及び簡素化を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)のエンクロージャ(例えば、エンクロージャ10e等)に開口(例えば、開口10ec等)が設けられたスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流をさらに外部へと排出するための第1排出部(例えば、送風口80等)及び第2排出部(例えば、通気口8ca等)が設けられたカバー部材(例えば、右下側面カバー8ba、アンダーカバー8c等)と、
前記空気流の主流について、前記第1排出部へと導く第1状態(例えば、開閉部材115が空間部110aを開放した状態等)及び前記第2排出部へと導く第2状態(例えば、開閉部材115が空間部110aを閉鎖した状態等)に切り替え可能な空気流状態切替手段(例えば、送風機構110等)と、を備え、
前記空気流状態切替手段により前記第1状態に切り替えられている場合、前記第1排出部の方へと前記空気流の主流が導かれる一方、前記空気流状態切替手段により前記第2状態に切り替えられている場合、前記第2排出部の方へと前記空気流の主流が導かれることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、スピーカから音が出力されるのに伴いエンクロージャの開口から空気流が流出する。このとき、空気流状態切替手段により第1状態に切り替えられていると、空気流の主流が第1排出部の方へと導かれ、第1排出部から排出される風を遊技者に感じさせるとともにスピーカからの音も感じさせることができる一方、第2状態に切り替えられていると、空気流の主流が第2排出部の方へと導かれることで第1排出部へと導かれないようになり、第1排出部を通じて遊技者に風を感じさせることなくスピーカからの音のみを感じさせることができる。すなわち、スピーカユニットの開口から流出する空気流の主流の状態を切り替えるだけで音と風を感じさせたり、あるいは音のみを感じさせることができるので、スピーカユニットの小型化及び簡素化を図りつつ音と風による演出を臨機応変に行うことができる。
[発明の効果]
本発明によれば、音と風を感じさせるためのスピーカユニットの小型化及び簡素化を図ることができる。
<付記1−3>
付記1−3の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、バスレフ型のスピーカユニットを備え、スピーカの姿勢を可変制御可能とし、スピーカが所定の姿勢となった場合に、スピーカユニットに設けられた貫通孔からハンドル装置に向かって風が流れることにより、音と共に風を感じさせる演出を行うように構成されたものが提案されている(例えば、特開2014−171610参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、スピーカそのものの姿勢を変化させるべくスピーカ全体を回転させる必要があるので、回転可能なスペースを設けることでスピーカユニット全体が大型になりがちで、スピーカ用の駆動機構も大型で複雑になるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、音と風を感じさせるためのスピーカユニットの小型化及び簡素化を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)のエンクロージャ(例えば、エンクロージャ10e等)に開口(例えば、開口10ec等)が設けられたスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流をさらに外部へと排出するための第1排出部(例えば、送風口80等)及び第2排出部(例えば、通気口8ca等)が設けられたカバー部材(例えば、右下側面カバー8ba、アンダーカバー8c等)と、
前記空気流の主流について、前記第1排出部へと導く第1方向(例えば、開口10ecからまっすぐ向かう方向等)及び前記第2排出部へと導く第2方向(例えば、開口10ecを出て下方に向かう方向等)に切り替え可能な空気流方向切替手段(例えば、送風機構110等)と、を備え、
前記空気流方向切替手段により前記第1方向に切り替えられている場合、前記第1排出部の方へと直線的に前記空気流の主流が導かれる一方、前記空気流状態切替手段により前記第2方向に切り替えられている場合、前記第2排出部の方へと略直角に曲がって前記空気流の主流が導かれることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、スピーカから音が出力されるのに伴いエンクロージャの開口から空気流が流出する。このとき、空気流の方向が第1方向に切り替えられていると、空気流の主流が第1排出部の方へと直線的にまっすぐ導かれ、第1排出部から排出される風を遊技者に感じさせるとともにスピーカからの音も感じさせることができる一方、第2方向に切り替えられていると、空気流の主流が第2排出部の方へと略直角に曲がって導かれることで第1排出部へと導かれなくなり、第1排出部を通じて遊技者に風を感じさせることなくスピーカからの音のみを感じさせることができる。すなわち、スピーカユニットの開口から流出する空気流の方向を切り替えるだけで音と風を感じさせたり、あるいは音のみを感じさせることができるので、スピーカユニットの小型化及び簡素化を図りつつ音と風による演出を臨機応変に行うことができる。
[発明の効果]
本発明によれば、音と風を感じさせるためのスピーカユニットの小型化及び簡素化を図ることができる。
<付記1−4>
付記1−4の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、バスレフ型のスピーカユニットを備え、スピーカの姿勢を可変制御可能とし、スピーカが所定の姿勢となった場合に、スピーカユニットに設けられた貫通孔からハンドル装置に向かって風が流れることにより、音と共に風を感じさせる演出を行うように構成されたものが提案されている(例えば、2014−171610号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、スピーカそのものの姿勢を変化させるべくスピーカ全体を回転させる必要があるので、回転可能なスペースを設けることでスピーカユニット全体が大型になりがちで、スピーカ用の駆動機構も大型で複雑になるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、音と風を感じさせるためのスピーカユニットの小型化及び簡素化を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)のエンクロージャ(例えば、エンクロージャ10e等)に開口(例えば、開口10ec等)が設けられたスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流をさらに外部へと排出するための第1排出部(例えば、送風口80等)及び第2排出部(例えば、通気口8ca等)が設けられたカバー部材(例えば、右下側面カバー8ba、アンダーカバー8c等)と、
前記空気流について、前記第1排出部へと導く第1状態(例えば、シャッタ部材117が水平姿勢で空間部110aの下方を閉鎖した状態等)及び前記第2排出部へと導く第2状態(例えば、シャッタ部材117が起立姿勢で空間部110aの側方を閉鎖した状態等)に切り替え可能な空気流状態切替手段(例えば、送風機構110等)と、を備え、
前記空気流状態切替手段により前記第1状態に切り替えられている場合、前記第2排出部へと前記空気流が導かれることなく前記第1排出部へと導かれる一方、前記空気流状態切替手段により前記第2状態に切り替えられている場合、前記第1排出部へと前記空気流が導かれることなく前記第2排出部へと導かれることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、スピーカから音が出力されるのに伴いエンクロージャの開口から空気流が流出する。このとき、空気流状態切替手段により第1状態に切り替えられていると、空気流が第2排出部へと導かれることなく第1排出部へと導かれ、第1排出部から排出される風を遊技者に感じさせるとともにスピーカからの音も感じさせることができる一方、第2状態に切り替えられていると、空気流が第1排出部へと導かれることなく第2排出部へと導かれることとなり、第1排出部を通じて遊技者に風を感じさせることなくスピーカからの音のみを感じさせることができる。すなわち、スピーカユニットの開口から流出する空気流の状態を排他的に切り替えるだけで音と風を感じさせたり、あるいは音のみを感じさせることができるので、スピーカユニットの小型化及び簡素化を図りつつ音と風による演出を臨機応変に行うことができる。
[発明の効果]
本発明によれば、音と風を感じさせるためのスピーカユニットの小型化及び簡素化を図ることができる。
<付記2>
付記2の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、バスレフ型のスピーカユニットを備え、スピーカの姿勢を可変制御可能とし、スピーカが所定の姿勢となった場合に、スピーカユニットに設けられた貫通孔からハンドル装置に向かって風が流れることにより、音と共に風を感じさせる演出を行うように構成されたものが提案されている(例えば、特開2014−171610号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、例えば低音域をより強調したスピーカやスピーカユニットに変更する場合、スピーカ装置全体を設計変更して交換しなければならず、製造コストや設計自由度、メンテナンス性において不利となる難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)のエンクロージャ(例えば、エンクロージャ10e等)に開口(例えば、開口10ec等)が設けられたスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流をさらに外部へと排出するための第1排出部(例えば、送風口80等)及び第2排出部(例えば、通気口8ca等)が設けられたカバー部材(例えば、右下側面カバー8ba、アンダーカバー8c等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流の方向を第1方向(例えば、開口10ecからまっすぐ向かう方向等)及び第2方向(例えば、開口10ecを出て下方に向かう方向等)に切り替え可能な空気流方向切替手段(例えば、送風機構110等)と、を備え、
前記空気流方向切替手段は、前記スピーカユニットと前記カバー部材との間に設けられ、
前記空気流方向切替手段により前記空気流の方向が前記第1方向に切り替えられている場合、前記第1排出部の方へと前記空気流が導かれる一方、前記空気流方向切替手段により前記空気流の方向が前記第2方向に切り替えられている場合、前記第2排出部の方へと前記空気流が導かれることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、スピーカから音が出力されるのに伴いエンクロージャの開口から空気流が流出する。このとき、空気流の方向が第1方向に切り替えられていると、第1排出部の方へと空気流が導かれることで遊技者に風を感じさせるとともにスピーカからの音も感じさせることができる一方、空気流の方向が第2方向に切り替えられていると、第2排出部の方へと空気流が導かれるため、第1排出部を通じて遊技者に風を感じさせることなくスピーカからの音のみを感じさせることができる。すなわち、空気流の方向を切り替えるだけで音と風を感じさせたり、あるいは音のみを感じさせることができるように、スピーカユニット、カバー部材、及び空気流方向切替手段を各々個別に適宜設計して配置すればよいので、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる。
<付記2−2>
付記2−2の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、バスレフ型のスピーカユニットを備え、スピーカの姿勢を可変制御可能とし、スピーカが所定の姿勢となった場合に、スピーカユニットに設けられた貫通孔からハンドル装置に向かって風が流れることにより、音と共に風を感じさせる演出を行うように構成されたものが提案されている(例えば、特開2014−171610号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、例えば低音域をより強調したスピーカやスピーカユニットに変更する場合、スピーカ装置全体を設計変更して交換しなければならず、製造コストや設計自由度、メンテナンス性において不利となる難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)のエンクロージャ(例えば、エンクロージャ10e等)に開口(例えば、開口10ec等)が設けられたスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流をさらに外部へと排出するための第1排出部(例えば、送風口80等)及び第2排出部(例えば、通気口8ca等)が設けられたカバー部材(例えば、右下側面カバー8ba、アンダーカバー8c等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流の方向を前記第1排出部の方となる第1方向(例えば、開口10ecからまっすぐ向かう方向等)及び前記第2排出部の方となる第2方向(例えば、開口10ecを出て下方に向かう方向等)に切り替え可能な空気流方向切替手段(例えば、送風機構110等)と、を備え、
前記空気流方向切替手段は、前記スピーカユニットと前記カバー部材との間に設けられ、
前記開口と前記第1排出部とは、互いに対向するように配置され、前記第1方向に沿って直線的に前記空気流が導かれることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、スピーカから音が出力されるのに伴いエンクロージャの開口から空気流が流出する。このとき、空気流の方向が第1方向に切り替えられていると、第1排出部の方へと空気流が直線的に導かれることで遊技者に対して比較的強い風を感じさせるとともにスピーカからの音も感じさせることができる一方、空気流の方向が第2方向に切り替えられていると、第2排出部の方へと空気流が導かれるため、第1排出部を通じて遊技者に風を感じさせることなくスピーカからの音のみを感じさせることができる。すなわち、空気流の方向を切り替えるだけで音と風を感じさせたり、あるいは音のみを感じさせることができるように、スピーカユニット、カバー部材、及び空気流方向切替手段を各々個別に適宜設計して配置すればよいので、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる。
<付記2−3>
付記2−3の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、バスレフ型のスピーカユニットを備え、スピーカの姿勢を可変制御可能とし、スピーカが所定の姿勢となった場合に、スピーカユニットに設けられた貫通孔からハンドル装置に向かって風が流れることにより、音と共に風を感じさせる演出を行うように構成されたものが提案されている(例えば、特開2014−171610号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、例えば低音域をより強調したスピーカやスピーカユニットに変更する場合、スピーカ装置全体を設計変更して交換しなければならず、製造コストや設計自由度、メンテナンス性において不利となる難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
遊技者が操作可能な操作手段(例えば、発射装置26等)と、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)のエンクロージャ(例えば、エンクロージャ10e等)に開口(例えば、開口10ec等)が設けられたスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流をさらに外部へと排出するための第1排出部(例えば、送風口80等)及び第2排出部(例えば、通気口8ca等)が設けられたカバー部材(例えば、右下側面カバー8ba、アンダーカバー8c等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流の方向を前記第1排出部の方となる第1方向(例えば、開口10ecからまっすぐ向かう方向等)及び前記第2排出部の方となる第2方向(例えば、開口10ecを出て下方に向かう方向等)に切り替え可能な空気流方向切替手段(例えば、送風機構110等)と、を備え、
前記空気流方向切替手段は、前記スピーカユニットと前記カバー部材との間に設けられ、
前記開口と前記第1排出部とは、これらを結ぶ直線の延長上に前記操作手段が位置するように配置されることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、スピーカから音が出力されるのに伴いエンクロージャの開口から空気流が流出する。このとき、空気流の方向が第1方向に切り替えられていると、第1排出部の方へと空気流が直線的に導かれ、さらに第1排出部から操作手段の方へと空気流が直線的に導かれることにより、操作手段を操作する遊技者の手に対して比較的強い風を感じさせるとともにスピーカからの音も感じさせることができる一方、空気流の方向が第2方向に切り替えられていると、第2排出部の方へと空気流が導かれるため、第1排出部を通じて操作手段の方へと風が送られることなくスピーカからの音のみを感じさせることができる。すなわち、空気流の方向を切り替えるだけで音と風を感じさせたり、あるいは音のみを感じさせることができるように、スピーカユニット、カバー部材、及び空気流方向切替手段を各々個別に適宜配置すればよいので、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる。
<付記2−4>
付記2−4の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、バスレフ型のスピーカユニットを備え、スピーカの姿勢を可変制御可能とし、スピーカが所定の姿勢となった場合に、スピーカユニットに設けられた貫通孔からハンドル装置に向かって風が流れることにより、音と共に風を感じさせる演出を行うように構成されたものが提案されている(例えば、特開2014−171610号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、例えば低音域をより強調したスピーカやスピーカユニットに変更する場合、スピーカ装置全体を設計変更して交換しなければならず、製造コストや設計自由度、メンテナンス性において不利となる難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)のエンクロージャ(例えば、エンクロージャ10e等)に開口(例えば、開口10ec等)が設けられたスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流をさらに外部へと排出するための第1排出部(例えば、送風口80等)及び第2排出部(例えば、通気口8ca等)が設けられたカバー部材(例えば、右下側面カバー8ba、アンダーカバー8c等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流の流路を前記第1排出部の方となる第1流路(例えば、開口10ecを出てまっすぐ流れる流路等)及び前記第2排出部の方となる第2流路(例えば、開口10ecを出て下方に流れる流路等)に切り替え可能な空気流流路切替手段(例えば、送風機構110等)と、を備え、
前記空気流流路切替手段は、前記スピーカユニットと前記カバー部材との間に設けられ、前記第1流路及び前記第2流路を排他的に切り替えることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、スピーカから音が出力されるのに伴いエンクロージャの開口部から空気流が流出する。このとき、空気流の流路が第1流路に切り替えられていると、第1排出部の方へと空気流が導かれることで遊技者に対して風を感じさせるとともにスピーカからの音も感じさせることができる一方、空気流の流路が第2流路に切り替えられていると、第1排出部の方へと空気流が導かれることなく第2排出部の方へと導かれるため、第1排出部を通じて遊技者に風を感じさせることなくスピーカからの音のみを感じさせることができる。すなわち、空気流の流路を排他的に切り替えるだけで音と風を感じさせたり、あるいは音のみを感じさせることができるように、スピーカユニット、カバー部材、及び空気流方向切替手段を各々個別に適宜設計して配置すればよいので、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、スピーカ装置について製造コストや設計自由度、メンテナンス性に優れたものとすることができる。
<付記3>
付記3の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、バスレフ型のスピーカユニットを備え、スピーカの姿勢を可変制御可能とし、スピーカが所定の姿勢となった場合に、スピーカユニットに設けられた貫通孔からハンドル装置に向かって風が流れることにより、音と共に風を感じさせる演出を行うように構成されたものが提案されている(例えば、特開2014−171610号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、バスレフ型で比較的容積が大きいスピーカユニットになるので、スピーカユニットの配置スペースを大きく確保しなければならず、スピーカ装置を効率よくレイアウトし難いという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、スピーカユニットの配置スペースを確保しつつスピーカ装置を効率よくレイアウトすることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
本体枠(例えば、本体枠2等)と、
前記本体枠に対して回動可能な前扉(例えば、表枠3等)と、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)が設けられた箱状のスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、を備え、
前記前扉は、遊技媒体を貯留可能な皿部(例えば、下皿18等)が設けられ、
前記スピーカユニットは、前記皿部の側方に配置されるとともに、一部が前記皿部の上方にせり出すように配置されることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、比較的容積が大きいスピーカユニットでも皿部への遊技者のアクセスが支障とならならないように配置することができるので、スピーカユニットの配置スペースを確保しつつスピーカ装置を効率よくレイアウトすることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、スピーカユニットの配置スペースを確保しつつスピーカ装置を効率よくレイアウトすることができる。
<付記3−2>
付記3−2の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、バスレフ型のスピーカユニットを備え、スピーカの姿勢を可変制御可能とし、スピーカが所定の姿勢となった場合に、スピーカユニットに設けられた貫通孔からハンドル装置に向かって風が流れることにより、音と共に風を感じさせる演出を行うように構成されたものが提案されている(例えば、特開2014−171610号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、バスレフ型で比較的容積が大きいスピーカユニットになるので、スピーカユニットの配置スペースを大きく確保しなければならず、スピーカ装置を効率よくレイアウトし難いという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、スピーカユニットの配置スペースを確保しつつスピーカ装置を効率よくレイアウトすることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
本体枠(例えば、本体枠2等)と、
前記本体枠に対して回動可能な前扉(例えば、表枠3等)と、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)が設けられた箱状のスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、を備え、
前記前扉は、遊技媒体を貯留可能な上皿部(例えば、上皿17等)及び下皿部(例えば、下皿18等)が設けられ、
前記スピーカユニットは、前記下皿部の側方に配置されるとともに、一部が前記上皿部に当接するように配置されることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、比較的容積が大きいスピーカユニットでも上皿部や下皿部への遊技者のアクセスが支障とならならないように配置することができるので、スピーカユニットの配置スペースを確保しつつスピーカ装置を効率よくレイアウトすることができる。また、スピーカユニットの一部が上皿部に当接することで上皿部を支持するとともに、スピーカの作動に応じてスピーカユニットからの振動が上皿部に伝えられるので、この振動により上皿部における遊技媒体の詰まりを効果的に解消することができる。
本発明の好ましい実施の形態としては、
前記上皿部における底部の少なくとも一部(例えば、上皿本体17pの底部等)は、前記スピーカユニットの上部(例えば、エンクロージャ10eの左上部10ea等)に当接していることを特徴とする。
このような構成によれば、スピーカユニットの振動がその上部から上皿部の底部に効率よく伝えられるので、上皿部の底部に接しつつ集積した遊技媒体の詰まりを効果的に解消することができる。
[発明の効果]
本発明によれば、スピーカユニットの配置スペースを確保しつつスピーカ装置を効率よくレイアウトすることができる。
<付記3−3>
付記3−3の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、バスレフ型のスピーカユニットを備え、スピーカの姿勢を可変制御可能とし、スピーカが所定の姿勢となった場合に、スピーカユニットに設けられた貫通孔からハンドル装置に向かって風が流れることにより、音と共に風を感じさせる演出を行うように構成されたものが提案されている(例えば、特開2014−171610号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、バスレフ型で比較的容積が大きいスピーカユニットになるので、スピーカユニットの配置スペースを大きく確保しなければならず、スピーカ装置を効率よくレイアウトし難いという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、スピーカユニットの配置スペースを確保しつつスピーカ装置を効率よくレイアウトすることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
本体枠(例えば、本体枠2等)と、
前記本体枠に対して回動可能な前扉(例えば、表枠3等)と、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)が設けられた箱状のスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、を備え、
前記前扉は、遊技媒体を貯留可能な皿部(例えば、下皿18等)が設けられ、
前記スピーカユニットは、前記皿部の一方の側方に配置されるとともに、一部(例えば、左上部10ea等)が前記皿部の上方にせり出すように配置され、
前記皿部の他方の側方には、開放空間が形成されることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、比較的容積が大きいスピーカユニットでも皿部への遊技者のアクセスが支障とならず、皿部の他方の側方に形成された開放空間を通じて皿部へのアクセスが可能となるようにスピーカユニットを配置することができるので、スピーカユニットの配置スペースを確保しつつスピーカ装置を効率よくレイアウトすることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、スピーカユニットの配置スペースを確保しつつスピーカ装置を効率よくレイアウトすることができる。
<付記4>
付記4の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、遊技者が演出に関与することができるように複数の演出ボタンを備えたものが提案されている(例えば、特開2015−33503号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、演出ボタンが一つだけの場合に比べて複数の演出ボタン用の配線が複雑になり、製造コストや配置スペースの観点からも不利になるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、複数の操作手段についての配線を簡素化し、ひいては製造コスト及び配置スペースの節減化を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
遊技者が操作可能な複数の操作手段(例えば、操作部材2000、押圧ボタン3000等)と、
演出を実行可能な演出手段(例えば、液晶表示装置4等)と、
前記複数の操作手段のいずれかを用いて前記演出手段に操作演出を実行させるか否かを決定可能な操作演出決定手段(例えば、サブCPU330等)と、を備え、
前記複数の操作手段は、
第1の位置(例えば、上皿上部カバー8aの中央の位置等)に設けられる第1操作手段(例えば、操作部材2000等)と、
前記第1の位置とは異なる第2の位置(例えば、上皿上部カバー8aの右寄りの位置等)に設けられる第2操作手段(例えば、押圧ボタン3000等)と、
前記第1の位置及び前記第2の位置とは異なる第3の位置(例えば、上皿上部カバー8aの右端の位置等)に設けられる第3操作手段(例えば、(例えば、球貸ボタン23、返却ボタン24等)と、を含み、
前記第1操作手段及び前記第2操作手段は、前記操作演出決定手段による決定結果に応じて操作可能であり、
前記第1操作手段は、第1基板(例えば、支持部材(ユニットベース)2057等)に設けられ、
前記第2操作手段及び前記第3操作手段は、第2基板(例えば、共通基板3200等)に設けられ、
前記操作演出決定手段は、前記第2操作手段を用いた前記操作演出(例えば、図216に示す第2操作演出等)よりも前記第1操作手段を用いた前記操作演出(例えば、図216に示す第1操作演出等)を相対的に高確率で実行させるように決定することを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、第2操作手段を用いた操作演出よりも第1操作手段を用いた操作演出の方が発生頻度が高くなり、すなわち、使用頻度が相対的に高い第1操作手段が第1基板に単独で設けられる一方、使用頻度が相対的に低い第2操作手段が第3操作手段と兼用の第2基板に設けられるので、第1基板及び第2基板への配線を簡素化することができ、ひいては製造コスト及び配置スペースの節減化を図ることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、複数の操作手段についての配線を簡素化し、ひいては製造コスト及び配置スペースの節減化を図ることができる。
<付記4−2>
付記4−2の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、遊技者が演出に関与することができるように複数の演出ボタンを備えたものが提案されている(例えば、特開2015−33503号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、複数の演出ボタンについての使用頻度に応じた配置が特に考慮されておらず、これでは複数の演出ボタンが使い難くなるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、複数の操作手段を使いやすく配置することができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
本発明に係る遊技機は、
遊技者が操作可能な複数の操作手段(例えば、操作部材2000、押圧ボタン3000等)と、
演出を実行可能な演出手段(例えば、液晶表示装置4等)と、
前記複数の操作手段のいずれかを用いて前記演出手段に操作演出を実行させるか否かを決定可能な操作演出決定手段(例えば、サブCPU330等)と、を備え、
前記複数の操作手段は、
遊技機の中央部に設けられる第1操作手段(例えば、操作部材2000等)と、
遊技機の中央部より一方側に偏った所定位置に設けられる第2操作手段(例えば、押圧ボタン3000等)と、
前記所定位置に隣接した位置に設けられる第3操作手段(例えば、十字ボタン3100等)と、を含み、
前記第1操作手段及び前記第2操作手段は、前記操作演出決定手段による決定結果に応じて操作可能であり、
前記第1操作手段は、第1基板(例えば、支持部材(ユニットベース)2057等)に設けられ、
前記第2操作手段及び前記第3操作手段は、第2基板(例えば、共通基板3200等)に設けられ、
前記操作演出決定手段は、前記第2操作手段を用いた前記操作演出(例えば、図216に示す第2操作演出等)よりも前記第1操作手段を用いた前記操作演出(例えば、図216に示す第1操作演出等)を相対的に高確率で実行させるように決定することを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、第2操作手段を用いた操作演出よりも第1操作手段を用いた操作演出の方が発生頻度が高くなり、すなわち、使用頻度が相対的に高い第1操作手段が遊技機の中央部に設けられる一方、使用頻度が相対的に低い第2操作手段が遊技機の中央部より一方側に偏った所定位置に設けられるので、使用頻度に応じて使いやすい位置に第1操作手段および第2操作手段を配置することができ、第3操作手段の誤操作を防ぐことができる。
[発明の効果]
本発明によれば、複数の操作手段を使いやすく配置することができる。
<付記4−3>
付記4−3の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、遊技者が演出に関与することができるように複数の演出ボタンを備えたものが提案されている(例えば、特開2015−33503号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、複数の演出ボタンがいずれも同様の外形形状に形成されているので、使用頻度に応じた区別がつきにくく、これでは複数の演出ボタンが使い難くなるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、複数の操作手段について区別しやすい形状とし、ひいては複数の操作手段を使いやすくすることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
遊技者が操作可能な複数の操作手段(例えば、操作部材2000、押圧ボタン3000等)と、
演出を実行可能な演出手段(例えば、液晶表示装置4等)と、
前記複数の操作手段のいずれかを用いて前記演出手段に操作演出を実行させるか否かを決定可能な操作演出決定手段(例えば、サブCPU330等)と、を備え、
前記複数の操作手段は、
第1の位置に設けられる第1操作手段(例えば、操作部材2000等)と、
前記第1の位置とは異なる第2の位置に設けられる第2操作手段(例えば、押圧ボタン3000等)と、
前記第1の位置及び前記第2の位置とは異なる第3の位置に設けられる第3操作手段(例えば、十字ボタン3100等)と、を含み、
前記第1操作手段及び前記第2操作手段は、前記操作演出決定手段による決定結果に応じて操作可能であり、
前記第1操作手段は、第1の外形形状(例えば、円形状等)に形成され、
前記第2操作手段は、前記第1の外形形状とは異なる外形形状であって、直線部分を含む第2の外形形状(例えば、四角形状等)に形成され、
前記第3操作手段は、前記第1の外形形状とは異なる外形形状であって、直線部分を含む第3の外形形状(例えば、十字状等)に形成され、
前記第2操作手段と前記第3操作手段とは、それぞれの外形形状における直線部分が互いに対向するように隣接して配置され、
前記操作演出決定手段は、前記第2操作手段を用いた前記操作演出(例えば、図216に示す第2操作演出等)よりも前記第1操作手段を用いた前記操作演出(例えば、図216に示す第1操作演出等)を相対的に高確率で実行させるように決定することを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、第2操作手段を用いた操作演出よりも第1操作手段を用いた操作演出の方が発生頻度が高くなり、すなわち、使用頻度が相対的に高い第1操作手段が第1の外形形状として覚えられる一方、使用頻度が相対的に低い第2操作手段が第2の外形形状として覚えられるので、複数の操作手段を使用頻度に応じて区別しやすい外形形状として設けることができ、ひいては複数の操作手段を使いやすくすることができる。また、第2操作手段と第3操作手段とは、互いに直線部分が対向するように隣接して配置されるので、狭いスペースにあってもこれらの複数の操作手段を配置することができる。
本発明の好ましい実施の形態としては、
前記第1操作手段は、前記第2操作手段よりも遊技機の中央部寄りに設けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、使用頻度が相対的に高い第1操作手段が遊技者の視線に入りやすくなるので、第2操作手段よりも第1操作手段の外形形状をより覚えやすくすることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、複数の操作手段について区別しやすい形状とし、ひいては複数の操作手段を使いやすくすることができる。
<付記5>
付記5の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、発射ハンドルを握る遊技者の手に赤色光を投射する構成を備えたものが提案されている(例えば、特開2007−229297号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、光が投射されるだけで面白みに欠け、遊技者が光の投射自体に気付かないこともあるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、遊技者が看取しやすく、かつ斬新な演出を実行することができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
遊技者が操作可能な操作手段(例えば、発射装置26等)と、
前記操作手段に向けて視覚により感知可能な光照射による第1演出(例えば、図216に示す光照射演出等)を実行する第1演出実行手段(例えば、発光ユニット12等)と、
前記操作手段に向けて触覚により感知可能な送風による第2演出(例えば、図216に示す送風演出等)を実行する第2演出実行手段(例えば、スピーカユニット10、送風機構110等)と、
前記第1演出と前記第2演出とを同時に実行させるように制御可能な演出制御手段(例えば、サブCPU330等)と、を備えたことを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、光照射による第1演出が実行されるのと同時に送風による第2演出が実行され、遊技者は、操作手段を操作する手において光照射及び送風のいずれかによって演出が実行されていることを感知することができるので、遊技者が演出を見逃すことなく認識することができ、斬新な演出を実行することができる。
本発明の好ましい実施の形態としては、
前記操作手段は、遊技機に設けられた遊技盤(例えば、遊技盤1等)上に遊技球を発射可能な発射ハンドル(例えば、発射ハンドル26b等)であることを特徴とする。
このような構成によれば、遊技中は発射ハンドルを握ることになるので、その発射ハンドルを握る遊技者の手に触覚的演出を認識させやすくすることができ、実行される演出を空振りさせずに確実に認識させることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、遊技者が看取しやすく、かつ斬新な演出を実行することができる。
<付記5−2>
付記5−2の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、発射ハンドルを握る遊技者の手に赤色光を投射する構成を備えたものが提案されている(例えば、特開2007−229297号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、光が投射されるだけで面白みに欠け、遊技者が光の投射自体に気付かないこともあるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、遊技者が看取しやすく、かつ斬新な演出を実行することができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
遊技者が操作可能な操作手段(例えば、発射装置26等)と、
前記操作手段に向けて視覚により感知可能な光照射による第1演出(例えば、図216に示す光照射演出等)を実行する第1演出実行手段(例えば、発光ユニット12等)と、
前記操作手段に向けて触覚により感知可能な送風による第2演出(例えば、図216に示す送風演出等)を実行する第2演出実行手段(例えば、スピーカユニット10、送風機構110等)と、を備えた遊技機であって、
前記第2演出実行手段は、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)のエンクロージャ(例えば、エンクロージャ10e等)に関口(例えば、開口10ec等)が設けられたスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記関口から流出する空気流をさらに外部へと排出するための第1排出部(例えば、送風口80等)及び第2排出部(例えば、通気口8ca等)が設けられたカバー部材(例えば、右下側面カバー8ba、アンダーカバー8c等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流の方向を第1方向(例えば、開口10ecからまっすぐ向かう方向等)及び第2方向(例えば、開口10ecを出て下方に向かう方向等)に切り替え可能な空気流方向切替手段(例えば、送風機構110等)と、を備え、
前記空気流方向切替手段により前記空気流の方向が前記第1方向に切り替えられている場合、前記第1排出部の方へと前記空気流が導かれる一方、前記空気流方向切替手段により前記空気流の方向が前記第2方向に切り替えられている場合、前記第2排出部の方へと前記空気流が導かれ、
前記第1排出部から排出された空気流は、前記操作手段に到達可能であり、前記第2排出部から排出された空気流は、前記操作手段に到達不可能であることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、光照射による第1演出を実行するのと同時に送風による第2演出を実行したり、あるいは第1演出を実行する一方で操作手段に空気流を到達させずに第2演出を実行しないようにすることができ、遊技者は、操作手段を操作する部位において光照射及び送風のいずれかによって演出が実行されていることを感知することができるので、遊技者が演出を見逃すことなく認識することができ、斬新な演出を実行することができる。
[発明の効果]
本発明によれば、遊技者が看取しやすく、かつ斬新な演出を実行することができる。
<付記5−3>
付記5−3の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、発射ハンドルを握る遊技者の手に赤色光を投射する構成を備えたものが提案されている(例えば、特開2007−229297号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、光が投射されるだけで面白みに欠け、遊技者が光の投射自体に気付かないこともあるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、遊技者が看取しやすく、かつ斬新な演出を実行することができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
遊技者が操作可能な操作手段(例えば、発射装置26等)と、
前記操作手段に向けて視覚により感知可能な光照射による第1演出(例えば、図216に示す光照射演出等)を実行する第1演出実行手段(例えば、発光ユニット12等)と、
前記操作手段に向けて触覚により感知可能な送風による第2演出(例えば、図216に示す送風演出等)を実行する第2演出実行手段(例えば、スピーカユニット10、送風機構110等)と、を備えた遊技機であって、
前記第2演出実行手段は、
スピーカ(例えば、スピーカ10c等)のエンクロージャ(例えば、エンクロージャ10e等)に関口(例えば、開口10ec等)が設けられたスピーカユニット(例えば、スピーカユニット10等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記関口から流出する空気流をさらに外部へと排出するための第1排出部(例えば、送風口80等)及び第2排出部(例えば、通気口8ca等)が設けられたカバー部材(例えば、右下側面カバー8ba、アンダーカバー8c等)と、
前記スピーカの作動に伴い前記開口から流出する空気流の方向を第1方向(例えば、開口10ecからまっすぐ向かう方向等)及び第2方向(例えば、開口10ecを出て下方に向かう方向等)に切り替え可能な空気流方向切替手段(例えば、送風機構110等)と、を備え、
前記第1方向に向けられた空気流は、前記第1排出部から排出されるように導かれ、
前記第1排出部から排出された空気流は、前記操作手段に到達可能であり、
前記空気流方向切替手段は、前記スピーカユニットと前記カバー部材との聞に設けられ、
前記開口と前記第1排出部とは、互いに対向するように配置され、前記第1方向に沿って直線的に前記空気流が導かれることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、光照射による第1演出を実行するのと同時に送風による第2演出を実行することができ、遊技者は、操作手段を操作する部位において光照射及び送風のいずれかによって演出が実行されていることを感知することができるので、遊技者が演出を見逃すことなく認識することができ、斬新な演出を実行することができる。また、開口から流出する空気流の方向を第1方向とした場合、エンクロージャの関口から第1排出部へと直線的に空気流を導くことができるので、第1排出部から排出された空気流を効率よく操作手段へと到達せしめ、操作手段を操作する遊技者の部位に確実に風を当てて感じさせることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、遊技者が看取しやすく、かつ斬新な演出を実行することができる。
<付記6>
付記6の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、導光板の端部から導入したLEDからの光を乱反射させることにより、導光板の前面に情報を発光表示させるといった演出を行うものが提案されている(例えば、特開2015−228979号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、発光素子としてのLEDの指向性が強いため、色ムラが生じやすいという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、色ムラを解消して光を効率よく照射することができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
複数の発光手段(例えば、複数のLED等)と、
前記複数の発光手段が発する光を入射して出射する導光板(例えば、外側導光部材151、内側導光部材152等)と、を備え、
前記導光板は、前記複数の発光手段からの光を入射する入射端面(例えば、入射後端面152a等)と、当該入射端面とは反対側に位置して光を出射する出射端面(例えば、出射前端面152b等)とを有し、
前記複数の発光手段は、前記入射端面に沿って並ぶように配置され、
前記入射端面は、前記複数の発光手段が並ぶ方向へと光を拡散させる第1のレンズカット(例えば、鋸歯状のレンズカット等)が形成され、
前記出射端面は、前記入射端面に入射して導かれてきた光を外方へと散乱させる第2のレンズカット(例えば、ダイヤカット状のレンズカット等)が形成されていることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、導光板の入射端面では、複数の発光手段が並ぶ方向へと光を拡散しながら入射することにより、導光板内を光が効率よく進行する一方、導光板の出射端面では、入射端面から導光板内へと導かれた光を外方へと効率よく散乱させることができるので、色ムラを解消して光を効率よく照射することができる。
[発明の効果]
本発明によれば、色ムラを解消して光を効率よく照射することができる。
<付記6−2>
付記6−2の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、導光板の端部から導入したLEDからの光を乱反射させることにより、導光板の前面に情報を発光表示させるといった演出を行うものが提案されている(例えば、特開2015−228979号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、発光素子としてのLEDの指向性が強いため、色ムラが生じやすいという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、色ムラを解消して光を効率よく照射することができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
複数の発光手段(例えば、複数のLED等)と、
前記複数の発光手段が発する光を入射して出射する導光板(例えば、外側導光部材151、内側導光部材152等)と、を備え、
前記導光板は、前記複数の発光手段からの光を入射する入射端面(例えば、入射後端面152a等)と、当該入射端面とは反対側に位置して光を出射する出射端面(例えば、出射前端面152b等)とを有し、
前記複数の発光手段は、前記入射端面に沿って並ぶように配置され、
前記入射端面は、前記複数の発光手段が並ぶ方向へと光を拡散させるように鋸歯状のレンズカットが形成されていることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、導光板の入射端面では、鋸歯状のレンズカットにより複数の発光手段が並ぶ方向へと光を拡散することにより、導光板内を光が効率よく進行するので、色ムラを解消して光を効率よく照射することができる。
[発明の効果]
本発明によれば、色ムラを解消して光を効率よく照射することができる。
<付記6−3>
付記6−3の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、導光板の端部から導入したLEDからの光を乱反射させることにより、導光板の前面に情報を発光表示させるといった演出を行うものが提案されている(例えば、特開2015−228979号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、発光素子としてのLEDの指向性が強いため、色ムラが生じやすいという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、色ムラを解消して光を効率よく照射することができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
複数の発光手段(例えば、複数のLED等)と、
前記複数の発光手段が発する光を入射して出射する複数の導光板(例えば、外側導光部材151、内側導光部材152等)と、を備え、
前記複数の導光板は、左右方向に隣接して配置され、
前記複数の導光板のそれぞれは、前記複数の発光手段からの光を入射する入射端面(例えば、入射後端面152a等)と、当該入射端面とは反対側に位置して光を出射する出射端面(例えば、出射前端面152b等)とを有し、
前記複数の導光板の出射端面は、互いに前後方向にずれるように配置され、
前記複数の発光手段は、前記入射端面に沿って並ぶように配置され、
前記入射端面は、前記複数の発光手段が並ぶ方向へと光を拡散させる第1のレンズカット(例えば、鋸歯状のレンズカット等)が形成され、
前記出射端面は、前記第1のレンズカットとは異なる形状であって、前記入射端面に入射して導かれてきた光を外方へと散乱させる第2のレンズカット(例えば、ダイヤカット状のレンズカット等)が形成されていることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、複数の導光板の出射端面から遊技者までの距離が異なるので、光の散乱具合がそれぞれの導光板で異なることとなり、多彩な装飾的効果を発揮することができる。また、複数の導光板の出射端面では、第2のレンズカットにより入射端面から導光板内へと導かれた光を外方へと効率よく散乱させることができるので、色ムラを解消して光を効率よく照射することができる。
[発明の効果]
本発明によれば、色ムラを解消して光を効率よく照射することができる。
<付記7>
付記7の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、スピーカコーンの前面側に凹室を設けて、当該凹室にLEDなどの発光手段を設けたものが提案されている(例えば、特開2009−239851号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、スピーカコーンの前面側に発光手段や基板が設けられるので、スピーカコーンから発生する音を遮ってしまう問題があり、また、発光素子や基板が遊技者にはっきりと見えてしまうので、美観を損ねるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、美観を損ねることなくスピーカからの音を支障なく外方に伝えることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
音を発生可能な出音部(例えば、スピーカ10bの振動面等)を有するスピーカ(例えば、スピーカ10b等)と、
前記出音部の前方に配置され、前記出音部からの音を外方に伝達可能な複数の開口部(例えば、前面カバー147Cの網目状の前面147Ca等)が形成されたスピーカカバー(例えば、前面カバー147C等)と、
発光演出を実行可能な発光ユニット(例えば、発光基板148、導光部材149等)と、を備え、
前記発光ユニットは、
発光手段(例えば、発光基板148のLED148a等)と、
前記発光手段が発する光を入射する入射部(例えば、入射後端面149b等)、及び当該入射部からの光を外方に出射する出射部(例えば、出射前端面149c等)を有する導光部材(例えば、導光部材149等)と、を備え、
前記導光部材は、その一部(例えば、突出部149d等)が前記スピーカカバーの裏面に当接又は近接するように配置されることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、スピーカカバーの裏面に当接又は近接するように導光部材の一部が配置され、導光部材に沿って音がスピーカカバーまで導かれることにより、美観を損ねることなくスピーカからの音を支障なく外方に伝えることができる。また、導光部材がスピーカカバーの支持部材としての機能を果たすため、スピーカカバーの剛性を高めることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、美観を損ねることなくスピーカからの音を支障なく外方に伝えることができる。
<付記7−2>
付記7−2の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、スピーカコーンの前面側に凹室を設けて、当該凹室にLEDなどの発光手段を設けたものが提案されている(例えば、特開2009−239851号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、スピーカコーンの前面側に発光手段や基板が設けられるので、スピーカコーンから発生する音を遮ってしまう問題があり、また、発光素子や基板が遊技者にはっきりと見えてしまうので、美観を損ねるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、美観を損ねることなくスピーカからの音を支障なく外方に伝えることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
音を発生可能な出音部(例えば、スピーカ10bの振動面等)を有するスピーカ(例えば、スピーカ10b等)と、
発光演出を実行可能な発光ユニット(例えば、発光基板148、導光部材149等)と、を備え、
前記発光ユニットは、
発光手段(例えば、発光基板148のLED148a等)と、
前記発光手段が発する光を入射する入射部(例えば、入射後端面149b等)、及び当該入射部からの光を外方に出射する出射部(例えば、出射前端面149c等)を有する導光部材(例えば、導光部材149等)と、を備え、
前記導光部材は、前記出射部が前記出音部の周縁に沿うように環状に配置されることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、導光部材の出射部がスピーカの出音部を遮らないようにその周縁に沿って環状に配置されるので、美観を損ねることなくスピーカからの音を支障なく外方に伝えることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、美観を損ねることなくスピーカからの音を支障なく外方に伝えることができる。
<付記7−3>
付記7−3の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、スピーカコーンの前面側に凹室を設けて、当該凹室にLEDなどの発光手段を設けたものが提案されている(例えば、特開2009−239851号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、スピーカコーンの前面側に発光手段や基板が設けられるので、スピーカコーンから発生する音を遮ってしまう問題があり、また、発光素子や基板が遊技者にはっきりと見えてしまうので、美観を損ねるという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、美観を損ねることなくスピーカからの音を支障なく外方に伝えることができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
音を発生可能な出音部(例えば、スピーカ10bの振動面等)を有するスピーカ(例えば、スピーカ10b等)と、
前記出音部の前方に配置され、前記出音部からの音を外方に伝達可能に格子面(例えば、前面カバー147Cの網目状の前面147Ca等)が形成されたスピーカカバー(例えば、前面カバー147C等)と、
発光演出を実行可能な発光ユニット(例えば、発光基板148、導光部材149等)と、を備え、
前記発光ユニットは、
発光手段(例えば、発光基板148のLED148a等)と、
前記発光手段が発する光を入射する入射部(例えば、入射後端面149b等)、及び当該入射部からの光を外方に出射する出射部(例えば、出射前端面149c等)を有する導光部材(例えば、導光部材149等)と、を備え、
前記導光部材は、
前記出射部が前記格子面から所定間隔離れて前記出音部の周縁に沿うように配置される第1導光部(例えば、筒部149a等)と、
前記出射部が前記第1導光部の出射部よりも前記格子面に近い位置に配置される第2導光部(例えば、突出部149d等)と、を備えていることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、第1導光部の出射部がスピーカカバーの格子面から所定間隔離れてスピーカの出音部の周縁に沿うように配置される一方、第2導光部の出射部がスピーカカバーの格子面に対して近い位置に配置されるので、同一光源からの光が奥行き方向で異なる複数の出射面から出射されることとなり、同一光源であっても多彩な装飾光を実現することができ、美観を損ねることなくスピーカからの音を支障なく外方に伝えることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、美観を損ねることなくスピーカからの音を支障なく外方に伝えることができる。
<付記8>
付記8の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、光の透過率が異なる2つのレンズを隣接するように設け、光源からの光量が同一であっても2つのレンズの透過率に応じて一方では明るく見えるとともに、隣接する他方では暗く見えるものが提案されている(例えば、特開2011−87778号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、光を出射する2つのレンズの出射面が同じ高さ位置に揃えられているので、出射した光が交じり合ってしまい、視認性に緩急をつけるといった効果を有効に発揮し得ないという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、光の視認性に明瞭な差を生じせしめ、ひいては斬新な光の演出を実現することができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
複数の発光手段(例えば、LED144a,144b等)と、
前記複数の発光手段が設けられる基板(例えば、発光基板144等)と、
前記複数の発光手段の前方に設けられる複数の導光部材(例えば、遮光部材145、導光部材146a〜146c等)と、を備え、
前記複数の発光手段は、
第1発光手段(例えば、LED144b等)と、
前記第1発光手段とは異なる位置に配置される第2発光手段(例えば、LED144a等)と、を含み、
前記複数の導光部材は、
前記第1発光手段からの光を散乱しつつ前方へと導く反射部(例えば、開口145cの周縁部等)を有する第1導光部材(例えば、遮光部材145等)と、
前記第2発光手段からの光を拡散しつつ前方へと出射する出射部(例えば、出射前端面146ab,146bb,146cb)を有する第2導光部材(例えば、導光部材146a〜146c等)と、を含み、
前記第1導光部材の反射部は、前記基板からの距離が第1距離となる位置に配置され、
前記第2導光部材の出射部は、前記基板からの距離が前記反射部よりも遠い第2距離となる位置に配置されることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、第2導光部材の出射部は、第1導光部材の反射部よりも発光手段が設けられた基板から遠い距離に配置されるので、反射部及び出射部から前方へと導かれる光の視認性に明瞭な差を生じせしめることができ、これにより斬新な光の演出を実現することができる。
[発明の効果]
本発明によれば、光の視認性に明瞭な差を生じせしめ、ひいては斬新な光の演出を実現することができる。
<付記8−2>
付記4−2の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、光の透過率が異なる2つのレンズを隣接するように設け、光源からの光量が同一であっても2つのレンズの透過率に応じて一方では明るく見えるとともに、隣接する他方では暗く見えるものが提案されている(例えば、特開2011−87778号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、光を出射する2つのレンズの出射面が同じ高さ位置に揃えられているので、出射した光が交じり合ってしまい、視認性に緩急をつけるといった効果を有効に発揮し得ないという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、光の視認性に明瞭な差を生じせしめ、ひいては斬新な光の演出を実現することができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
複数の発光手段(例えば、LED144a,144b等)と、
前記複数の発光手段が設けられる基板(例えば、発光基板144等)と、
前記複数の発光手段の前方に設けられる複数の導光部材(例えば、遮光部材145、導光部材146a〜146c等)と、
前記複数の導光部材の前方に設けられる透光性の前面カバー(例えば、前面カバー141等)と、を含む装飾装置(例えば、中央装飾ユニット14a等)を備えた遊技機であって、
前記装飾装置は、遊技機の上部に取り付けられ、
前記複数の発光手段は、
第1発光手段(例えば、LED144b等)と、
前記第1発光手段とは異なる位置に配置される第2発光手段(例えば、LED144a等)と、を含み、
前記複数の導光部材は、
前記第1発光手段からの光を散乱しつつ前方へと導く反射部(例えば、開口145cの周縁部等)を有する第1導光部材(例えば、遮光部材145等)と、
前記第2発光手段からの光を拡散しつつ前方へと出射する出射部(例えば、出射前端面146ab,146bb,146cb)を有する複数の第2導光部材(例えば、導光部材146a〜146c等)と、を含み、
前記前面カバーは、鉛直方向に対し当該前面カバーの下部からその上部にかけて前方にせり出すような傾斜状の透光面(例えば、前面部141a等)を有し、
前記複数の第2導光部材は、板状に形成されるとともに、互いに厚み方向に所定間隔をあけて隣接するように配置され、前記出射部が前記透光面の裏面に沿うように配置されることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、前面カバーの傾斜状の透光面に沿うように複数の第2導光部材の出射部が配置されるので、第1導光部材の反射部からの光と複数の第2導光部材の出射部からの光との視認性に明瞭な差を生じせしめることができ、これにより斬新な光の演出を実現することができる。また、遊技者が見上げたときに複数の第2導光部材の出射部が互いに重なることなく、それぞれの出射部を透光面を通して確実に視認することができ、光の演出効果を高めることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、光の視認性に明瞭な差を生じせしめ、ひいては斬新な光の演出を実現することができる。
<付記8−3>
付記4−3の遊技機は、以下の通りである。
[背景技術]
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
パチンコ遊技機等のこの種の遊技機は、遊技の進行に伴い各種の演出が行われるように構成されており、液晶表示装置を用いた映像による演出、LED等を用いた光による演出、スピーカ等を用いた音による演出、あるいは可動装置を用いた物理的な挙動による演出等の様々な演出を行うように構成されている。
例えば、従来の遊技機としては、光の透過率が異なる2つのレンズを隣接するように設け、光源からの光量が同一であっても2つのレンズの透過率に応じて一方では明るく見えるとともに、隣接する他方では暗く見えるものが提案されている(例えば、特開2011−87778号公報参照)。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来の遊技機では、光を出射する2つのレンズの出射面が同じ高さ位置に揃えられているので、出射した光が交じり合ってしまい、視認性に緩急をつけるといった効果を有効に発揮し得ないという難点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、光の視認性に明瞭な差を生じせしめ、ひいては斬新な光の演出を実現することができる遊技機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような遊技機を提供する。
本発明に係る遊技機は、
複数の発光手段(例えば、LED144a,144b等)と、
前記複数の発光手段が設けられる基板(例えば、発光基板144等)と、
前記複数の発光手段の前方に設けられる複数の導光部材(例えば、遮光部材145、導光部材146a〜146c等)と、
前記複数の導光部材の前方に設けられる透光性の前面カバー(例えば、前面カバー141等)と、を備え、
前記複数の発光手段は、
第1発光手段(例えば、LED144b等)と、
前記第1発光手段とは異なる位置に配置される第2発光手段(例えば、LED144a等)と、を含み、
前記複数の導光部材は、
前記第1発光手段からの光を散乱しつつ前方へと導く反射部(例えば、開口145cの周縁部等)を有する第1導光部材(例えば、遮光部材145等)と、
前記第2発光手段からの光を入射する入射端面(例えば、入射後端面146aa,146ba,146ca)、及び前記入射端面からの光を拡散しつつ出射する出射端面(例えば、出射前端面146ab,146bb,146cb)を有する第2導光部材(例えば、導光部材146a〜146c等)と、を含み、
前記前面カバーは、透光面(例えば、前面部141a等)を有し、
前記第2導光部材は、前記出射端面が前記透光面の裏面に沿うように配置される平板状の導光部材で形成され、
前記入射端面は、前記第2導光部材の内部へと光を平板状の長手方向に拡散させる第1のレンズカットが形成され、
前記出射端面は、前記第1のレンズカットとは異なる形状であって前記入射端面に入射して導かれてきた光を外方へと拡散させる第2のレンズカットが形成されていることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、前面カバーの傾斜状の透光面に沿うように平板状の第2導光部材の一端面となる出射端面が配置され、第2導光部材の入射端面には、平板状の長手方向に光を拡散させる第1のレンズカットが形成される一方、出射端面には、第1のレンズカットとは異なる形状で外方へと光を拡散させる第2のレンズカットが形成されるので、第2導光部材は、入射端面を経て出射端面へと効率よく発光手段からの光を拡散しつつ透光面へと導く一方、第1導光部材は、反射光を透光面へと導くことができることから、これらの光の視認性に明瞭な差を生じせしめることができ、斬新な光の演出を実現することができる。また、第2導光部材では、入射端面の第1のレンズカットにより平板状の長手方向へと光を拡散しながら入射し、平板状の第2導光部材の内部へと光を効率よく進行させる一方、第2導光部材の出射端面では、入射端面から内部へと導かれた光を外方へと効率よく拡散させることができるので、色ムラを解消して光を効率よく照射することができる。
[発明の効果]
本発明によれば、光の視認性に明瞭な差を生じせしめ、ひいては斬新な光の演出を実現することができる。
<その他について>
遊技機としては、例えば特開2016−152832号公報に示すようなパチンコ遊技機も知られている。しかしながら、このパチンコ遊技機では、本発明のような遊技機としての構成や機能を有さないことから、興趣の向上を図ることができなかった。本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、興趣の向上を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。