JP2021074204A - Roll paper portable porch - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、たとえばトイレットペーパーなどのロールペーパーを引き出して使用することができる状態で携帯するためのポーチに関する。 The present invention relates to a pouch for carrying a roll paper such as toilet paper in a state where it can be pulled out and used.
従来、たとえばトイレットペーパーなどのロールペーパーを携帯し、拭き取り用として外出中に使用することが提案されている(たとえば特許文献1を参照)。特許文献1においては、トイレットペーパー(ロールペーパー)等を携帯するための散歩用紙袋が記載されている。同文献に記載された散歩用紙袋(1)は、ロールペーパー(100)を収納する紙製の袋本体(10)と、当該袋本体の上部に設けられた把持部(20)とを備えている。上記袋本体の内部には、ロールペーパーを所定位置に配置するための仕切り板(30)が設けられる。上記袋本体の側面の適所には開口部(12)が形成されており、当該開口部を介してロールペーパーを引き出すことが可能となっている。このような構成の散歩用紙袋によれば、犬の散歩等の際に使用者が把持部を掴んで持ち運び、必要に応じて上記開口部からロールペーパーを適量引き出して切断し、使用することが可能である。
Conventionally, it has been proposed to carry a roll paper such as toilet paper and use it for wiping while going out (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、上記構成の散歩用紙袋においては、ロールペーパーを切断して使用した後、携帯時の振動等によってロールペーパーが回転して当該ロールペーパーの先端部(切断端部)が上記開口部を通じて上記袋本体の内部に戻る場合がある。このようなロールペーパーの戻りが生ずると、ロールペーパーの次回の使用時にロールペーパー先端部を速やかに引き出すことができず、使い勝手が悪かった。また、紙製の袋本体では耐久性も悪く、改善の余地があった。 However, in the walking paper bag having the above configuration, after the roll paper is cut and used, the roll paper is rotated by vibration or the like during carrying, and the tip end portion (cut end portion) of the roll paper is passed through the opening. It may return to the inside of the bag body. When such a return of the roll paper occurs, the tip of the roll paper cannot be pulled out promptly at the next use of the roll paper, which is not easy to use. In addition, the paper bag itself had poor durability, and there was room for improvement.
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、使い勝手の良いロールペーパー携帯用のポーチを提供することを課題とする。 The present invention has been conceived under such circumstances, and an object of the present invention is to provide a pouch for carrying roll paper that is easy to use.
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。 In order to solve the above problems, the following technical measures are taken in the present invention.
本発明によって提供されるロールペーパー携帯用ポーチは、第1方向に延びる筒状部、当該筒状部の上記第1方向における両端を塞ぐ一対の側部、および上記筒状部と上記一対の側部とによって囲まれた内部空間へのロールペーパーの出し入れを可能にする開閉手段、を有し、柔軟性素材により構成される収納体と、上記収納体の上記第1方向における両端につながるとともに着脱可能な連結部を有するベルトと、を備え、上記筒状部には、所定幅で上記第1方向に延びる開口部と、当該開口部の近傍において上記開口部と並行して上記第1方向に延びて配置され、両端部が上記筒状部に固定されるとともに中間部が上記筒状部との間に隙間を生じ得る長状部と、が設けられている。 The roll paper portable pouch provided by the present invention has a tubular portion extending in a first direction, a pair of side portions that close both ends of the tubular portion in the first direction, and a pair of sides of the tubular portion and the tubular portion. It has an opening / closing means that allows the roll paper to be taken in and out of the internal space surrounded by the part, and is connected to both ends of the storage body made of a flexible material and the storage body in the first direction and is attached / detached. A belt having a possible connecting portion is provided, and the tubular portion has an opening extending in the first direction with a predetermined width, and in the vicinity of the opening in parallel with the opening in the first direction. An elongated portion is provided, both ends of which are fixed to the tubular portion, and an intermediate portion is provided with a long portion capable of forming a gap between the tubular portion and the tubular portion.
好ましい実施の形態においては、上記長状部は、上記開口部の幅方向において当該開口部を挟んで対をなして設けられる。 In a preferred embodiment, the elongated portions are provided in pairs with the opening in the width direction of the opening.
好ましい実施の形態においては、対をなす上記長状部が、上記第1方向に沿って2組並んで配置される。 In a preferred embodiment, two pairs of elongated portions are arranged side by side along the first direction.
好ましい実施の形態においては、上記一対の側部それぞれが上記開閉手段により開閉可能に構成される。 In a preferred embodiment, each of the pair of side portions is configured to be openable and closable by the opening and closing means.
好ましい実施の形態においては、上記収納体は、上記内部空間を上記第1方向の中央において区画し得る仕切り部を有する。 In a preferred embodiment, the enclosure has a partition that can partition the interior space in the center of the first direction.
好ましい実施の形態においては、上記筒状部は、上記第1方向に沿う第1および第2の長辺、および上記第1方向と直角である第2方向に沿う第1および第2の短辺を有する長矩形状部と、上記第1の長辺につながる第1の端縁および上記第2の長辺につながる第2の端縁を有し、上記第1および第2の端縁の間において外側が凸となるように湾曲する湾曲部と、を含み、上記開口部は、上記湾曲部において上記第1の端縁側に偏倚した位置に設けられている。 In a preferred embodiment, the tubular portion has first and second long sides along the first direction and first and second short sides along the second direction perpendicular to the first direction. It has a long rectangular portion having a portion, a first edge connected to the first long side, and a second edge connected to the second long side, and between the first and second edges. The opening includes a curved portion that is curved so as to be convex on the outside, and the opening is provided at a position that is deviated toward the first edge side of the curved portion.
好ましい実施の形態においては、上記収納体は、基端部が上記湾曲部における上記第2の端縁と上記開口部との間につながり、かつ先端部が上記湾曲部における上記開口部と上記第1の端縁との間に着脱可能に係止される蓋部を有し、上記蓋部の上記先端部が上記湾曲部に係止された状態において、上記開口部は上記蓋部に覆われる。 In a preferred embodiment, the housing has a base end connected between the second edge of the curved portion and the opening, and a tip end connected to the opening and the first opening of the curved portion. The opening is covered with the lid in a state where the lid is detachably locked between the edge of 1 and the tip of the lid is locked to the curved portion. ..
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。 Other features and advantages of the present invention will become more apparent with the detailed description given below with reference to the accompanying drawings.
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
図1〜図8は、本発明に係るロールペーパー携帯用ポーチの一例を示す。本実施形態のロールペーパー携帯用ポーチA1は、収納体1およびベルト2を備えている。ロールペーパー携帯用ポーチA1は、たとえばトイレットペーパーなどのロールペーパーを収納体1の内部に収納し、かつ当該ペーパーの先端部を引き出すことが可能に構成されたものである。なお、説明の便宜上、図1を基準として前後、左右、および上下のそれぞれの方向を特定することにする。
1 to 8 show an example of a roll paper portable pouch according to the present invention. The roll paper portable pouch A1 of the present embodiment includes a
収納体1は、筒状部11、一対の側部12、線ファスナー13、長状部14および蓋部15を有する。筒状部11は、左右方向xに延びており、当該筒状部11の両端が一対の側部12によって塞がれる。筒状部11および一対の側部12は、柔軟性素材により構成され、たとえばポリエステル繊維素材の布地によって構成される。
The
図2、図4〜図6、図8に示すように、本実施形態において、筒状部11は、長矩形状部111および湾曲部112を含む。長矩形状部111は、左右方向X(第1方向)を長手方向とし、上下方向Z(第1方向と直角である第2方向)を短手方向とする長矩形状である。当該長矩形状部111は、左右方向Xに沿う第1の長辺111aおよび第2の長辺111bと、上下方向Zに沿う第1の短辺111cおよび第2の短辺111dと、を有する。
As shown in FIGS. 2, 4 to 6, and 8, in the present embodiment, the
湾曲部112は、第1の長辺111aにつながる第1の端縁112aおよび第2の長辺111bにつながる第2の端縁112bを有し、第1の端縁112aと第2の端縁112bとの間において外側が凸となるように湾曲している。ここで、「第1および第2の端縁112a,112bの間において外側が凸となるように湾曲する」とは、第1の端縁112aから第2の端縁112bにかけて全体として外側に凸状であり、かつ外側に凸となるように湾曲する部分を有することを言う。本実施形態において、湾曲部112は、第1の端縁112aから第2の端縁112bにかけて、平面状部分と湾曲状部分とが混在している。なお、上記筒状部11(長矩形状部111および湾曲部112)と一対の側部12の内面には、たとえばPVCコーティングが施されており、筒状部11および一対の側部12の防水性が高められる。
The
筒状部11の適所には、開口部113が設けられている。開口部113は、筒状部11の一部が切除された態様である。本実施形態において、開口部113は、湾曲部112に設けられており、所定幅で左右方向Xに延びている。より具体的には、図6〜図8に表れているように、開口部113は、湾曲部112において上位側(第1の端縁112a側)に偏倚した位置に設けられ、左右方向Xの略全長にわたって形成される。
An
長状部14は、湾曲部112の外面に開口部113と並行して配置され、左右方向Xに延びている。本実施形態において、長状部14は、所定の幅および厚さを有する板状部材によって構成されており、両端部が湾曲部112(筒状部11)に固定される。長状部14は、たとえばポリエチレン樹脂などの比較的軟質な樹脂材料からなり、可撓性を有する。このような構成の長状部14について、長手方向(左右方向X)の中間部が湾曲部112との間に隙間を生じ得る。
The
長状部14は、開口部113の近傍に配置されており、開口部113の幅方向において当該開口部113を挟んで上下に対をなして設けられている。また、上記対をなす長状部14は、左右方向Xに沿って2組並んで配置される。本実施形態では、長状部14を構成する板状部材が湾曲部112の左右方向Xにおける略全長にわたって配置されるとともに、当該板状部材の長手方向(左右方向X)における両端部および中央部の3箇所が縫着により湾曲部112に固定されている。これにより、1本の板状部材は、2つの長状部14が左右方向Xに沿って並んで配置された態様となる。
The
蓋部15は、筒状部11や側部12と同様の柔軟性素材からなり、湾曲部112につながる基端部151、および当該基端部151から所定寸法離れた先端部152を有する。蓋部15は概略矩形状とされており、基端部151および先端部152は、左右方向Xにおいて筒状部11の全長に略対応する寸法を有する。基端部151は、たとえば湾曲部112における第2の端縁112bと開口部113との間に縫着により固定される。
The
図2に示すように、蓋部15の先端部152および湾曲部112の適所には、係止手段としての面ファスナー16が設けられている。より具体的には、図6〜図8に示すように、湾曲部112には雄側係止部161が設けられ、先端部152には雌側係止部162が設けられている。本実施形態において、雄側係止部161は、湾曲部112における開口部113と第1の端縁112aとの間において、左右方向Xに離間する2箇所に設けられている。雌側係止部162は、上記2つの雄側係止部161に対応する位置(2箇所)に設けられている。
As shown in FIG. 2, a hook-and-
上記構成により、蓋部15の先端部152は、湾曲部112に着脱可能に係止される。
図1〜図3は、蓋部15の先端部152が面ファスナー16によって湾曲部112に係止された状態を示す。このとき、先端部152は湾曲部112における開口部113と第1の端縁112aとの間に係止されており、開口部113が蓋部15によって覆われている。図6〜図8は、蓋部15の先端部152が湾曲部112(筒状部11)から分離した状態を示す。このとき、開口部113は蓋部15に覆われていない。
With the above configuration, the
1 to 3 show a state in which the
本実施形態において、収納体1は仕切り部17を有する。仕切り部17は、収納体1の筒状部11および一対の側部12によって囲まれた内部空間Sを区画するものである。具体的には、仕切り部17は、柔軟性素材によって構成された板状体であり、図6から理解されるように、内部空間Sの左右方向Xに直角である断面に対応する形状を有する。仕切り部17のうち長矩形状部111の上下方向Zに沿う一辺が、長矩形状部111の長手方向(左右方向X)における中央に、たとえば縫着により固定される。また、仕切り部17は、長矩形状部111から離れた位置において、たとえば面ファスナー18によって湾曲部112の内面に着脱可能に係止される(図3、図6参照)。仕切り部17が面ファスナー18によって湾曲部112に係止された状態において、図6、図7等に示すように、仕切り部17は、筒状部11および一対の側部12により囲まれた内部空間Sを、左右方向Xの中央において区画する。なお、図6から理解されるように、面ファスナー18を分離すると仕切り部17を長矩形状部111に沿うように倒すことができる。これにより、仕切り部17は、長矩形状部111と重なる姿勢をとり得る。
In the present embodiment, the
一対の側部12は、筒状部11の左右方向Xにおける両端部において、開閉可能に取り付けられている。本実施形態では、図中左側の側部12のうち長矩形状部111の第1の短辺111cに沿う一辺が、縫着により長矩形状部111の左側端部に固定される(図4参照)。また、図中右側の側部12のうち長矩形状部111の第2の短辺111dに沿う一辺が、縫着により長矩形状部111の右側端部に固定される(図5参照)。そして、図1〜図7に示すように、湾曲部112の左右両端部と一対の側部12との間には、それぞれ線ファスナー13が設けられている。線ファスナー13は、スライダ131(図1および図6に示し、他の図では省略)を操作することにより開閉自在である。図9を参照すると理解されるように、線ファスナー13を全開にして側部12を外側に開くと、筒状部11の左右方向X端部が外部に開放される。詳細は後述するが、各側部12を開くことで、上記内部空間Sへのロールペーパー等の出し入れが可能となる。線ファスナー13により側部12が開閉可能とされた構成は、本発明で言う開閉手段の一例に相当する。
The pair of
ベルト2は、収納体1を使用者の身体に取り付けるためのものである。本実施形態において、ベルト2は、収納体1の左右方向Xにおける両端(左端および右端)につながる第1ベルト部21および第2ベルト部22を備える。
The belt 2 is for attaching the
本実施形態において、第1ベルト部21は、小物収納部211、第1ベルト片212および第1連結部213を有する。小物収納部211は、柔軟性素材により構成され、内部に小物物品を収容可能な袋状とされる。詳細な図示説明は省略するが、小物収納部211の上部には開閉可能な線ファスナーが設けられている。小物収納部211は、収納体1の左端にたとえば縫着により固定されている。第1ベルト片212は、柔軟性を有する帯紐部材であり、基端側が小物収納部211に固定されている。第1ベルト片212の先端側には、第1連結部213が取り付けられている。
In the present embodiment, the
第2ベルト部22は、小物収納部221、第2ベルト片222および第2連結部223を有する。小物収納部221および第2ベルト片222は、上記第1ベルト部21における小物収納部211および第2ベルト片222と同様の構成である。小物収納部221は、収納体1の右端にたとえば縫着により固定されている。第2ベルト片222は、基端側が小物収納部221に固定されている。第2ベルト片222の先端側には、第2連結部223が取り付けられている。
The
第1連結部213および第2連結部223は、いわゆる差し込みバックル式の連結具であり、着脱可能に連結される。収納体1およびベルト2を使用者の身体に巻きつつ第1連結部213および第2連結部223を連結することで、ロールペーパー携帯用ポーチA1(収納体1およびベルト2)を容易に使用者の身体に装着することが可能である。なお、詳細な図示説明は省略するが、第1ベルト片212(第2ベルト片222)には、小物収納部211(小物収納部221)側の端部から第1連結部213(第2連結部223)の取付け部までの長さを調整するための調整具が適宜取り付けられる。
The first connecting
次に、ロールペーパー携帯用ポーチA1の使用方法について、図9〜図14を参照して説明する。 Next, a method of using the roll paper portable pouch A1 will be described with reference to FIGS. 9 to 14.
まず、収納体1の内部にロールペーパー等を収納する。図9〜図14においては、収納体1にロールペーパーおよびゴミ袋を収納する場合について説明する。図9に示すように、蓋部15および左右一対の側部12を開いた状態にする。図示した例では、図中右側の側部12の開口部位通じてロールペーパー3を筒状部11の内部に挿入し、図中左側の側部12の開口部位を通じてゴミ袋4を筒状部11の内部に挿入する。ここで、ロールペーパー3については先端部31が収納体1の開口部113側において上方を向くように配置する。また、ゴミ袋4については、開口側端部41が収納体1の開口部113側を向くように配置する。収納体1の内部空間Sにおいて、ロールペーパー3は仕切り部17の右側に配置され、ゴミ袋4は仕切り部17の左側に配置される。
First, roll paper or the like is stored inside the
次に、左右一対の側部12を閉じ、図10、図11に示すように、ロールペーパー3については、その先端部31を収納体1の開口部113から引き出し、図10の右側上方に位置する長状部14に巻き付ける。また、図10、図12に示すように、ゴミ袋4については、開口側端部41を収納体1の開口部113から引き出し、図10の左側上下一対の長状部14に巻き付ける。
Next, the pair of left and
次に、蓋部15を閉じ、ロールペーパー携帯用ポーチA1を使用者の身体に装着する。使用者へのロールペーパー携帯用ポーチA1の装着方法は、たとえば図13(a)に示した腰に巻く場合と、図13(b)に示した襷掛けの場合と、を選択することができる。
Next, the
ロールペーパー3を使用する際、図14に示すように、蓋部15を開き、ロールペーパー3の先端部31を引き上げる。これにより、ロールペーパー3は回転しながら開口部113から引き出される。当該開口部113から引き出されたロールペーパー3は、切断されて種々の用途に使用される。
When using the
ロールペーパー3を切断して使用した後、使用済みの紙屑をゴミ袋4に投入するととともに、開口部113から外部に引き出された残余の先端部31を長状部14に巻き付ける。なお、先端部31の巻き付けの対象となる長状部14は、図10、図11に示した例(開口部113の上方に位置する長状部14)に限らない。開口部113の下方に位置する長状部14に先端部31を巻き付けてもよい。
After the
次に、本実施形態の作用について説明する。 Next, the operation of this embodiment will be described.
本実施形態のロールペーパー携帯用ポーチA1は、たとえば保育現場での使用に適する。保育現場での使用では、たとえば散歩等の外出時に、保育士がロールペーパー携帯用ポーチA1を身体に装着して携帯する。収納体1に収納されたロールペーパー3は、たとえば鼻水の拭き取り、その他汚れの拭き取り、あるいは怪我の応急処置などに使用される。
The roll paper portable pouch A1 of the present embodiment is suitable for use in, for example, a nursery school. In use at a nursery school, for example, when going out for a walk, a nursery teacher wears a roll paper carrying pouch A1 on his / her body and carries it. The
収納体1の筒状部11(湾曲部112)には、所定幅で左右方向Xに延びる開口部113と、当該開口部113と並行して左右方向Xに延びる長状部14と、が設けられている。筒状部11は柔軟性素材からなり、長状部14の両端部が筒状部11に固定されるため、この長状部14と筒状部11との間に隙間が生じ得る。このような構成によれば、収納体1に収納されたロールペーパー3については、その先端部31を開口部113から引きして長状部14に巻き付けることが可能である。これにより、ロールペーパー携帯用ポーチA1の携帯時の振動等によってロールペーパー3が回転して先端部31が開口部113を通じて筒状部11の内部に引き戻されることは、防止される。そして、ロールペーパー3を使用する際、長状部14に巻かれた先端部31を引くことで、筒状部11内のロールペーパー3を開口部113から迅速に引き出すことが可能である。
The tubular portion 11 (curved portion 112) of the
また、ロールペーパー携帯用ポーチA1は、ベルト2を用いて使用者の身体に装着することが可能である。これにより使用者の両手が自由に使えるので、ロールペーパー3を引き出す操作等を行いやすく、使い勝手が良い。さらに、筒状部11の内面にはPVCコーティングが施されている。このため、ロールペーパー3を引き出す際、当該ロールペーパー3における筒状部11内面との接触部の摺動抵抗が小さくなり、ロールペーパー3がスムーズに回転させられる。
Further, the roll paper portable pouch A1 can be attached to the user's body by using the belt 2. As a result, both hands of the user can be used freely, so that it is easy to pull out the
本実施形態において、長状部14は、開口部113の幅方向において当該開口部113を挟んで対をなして設けられる。このような構成によれば、ロールペーパー3の先端部31を、開口部113を挟んで配置された一対の長状部14のいずれかに巻き付けることができるので、使い勝手が良い。また、筒状部11内にゴミ袋4を配置する場合、当該ゴミ袋4の開口側端部41を、開口部113を挟んで配置された一対の長状部14それぞれに巻き付けることができるため、ゴミ袋4を開口した状態で適切に配置することができる。
In the present embodiment, the
また、開口部113の幅方向において対をなす長状部14が、左右方向Xに沿って2組並んで配置されている。このような構成によれば、たとえばロールペーパー3とゴミ袋4収納体1内に並べて配置可能であり、ロールペーパー3の使用後、使用済みの紙屑をすぐにゴミ袋4に回収することができる。
Further, two pairs of
本実施形態において、一対の側部12それぞれが線ファスナー13(開閉手段)により開閉可能に構成される。このような構成によれば、左右一対の側部12を開くことで、ロールペーパー3やゴミ袋4を各別に収納体1の内部空間Sへ出し入れすることが可能であり、使い勝手が良い。
In the present embodiment, each of the pair of
収納体1は、筒状部11および一対の側部12により囲まれた内部空間Sを左右方向Xの中央において区画し得る仕切り部17を有する。このような構成によれば、収納体1内において仕切り部17を挟んだ両側に、ロールペーパー3やゴミ袋4を適切に配置することができる。また、仕切り部17を具備する構成によれば、収納体1内のロールペーパー3やゴミ袋4が携帯時の振動等によって不用意にずれ動くのを抑制することができる。
The
筒状部11は、左右方向X(第1方向)を長手方向とする長矩形状部111と、湾曲部112と、を含む。湾曲部112は、第1および第2の長辺111a,111bにつながる第1および第2の端縁112a,112bを有し、第1の端縁112aと第2の端縁112bとの間において外側が凸となるように湾曲している。このような構成によれば、ロールペーパー携帯用ポーチA1を使用者の身体に装着する際、長矩形状部111を当該身体に当てることによって適切にフィットし、位置ずれが生じ難くなる。また、収納体1内のロールペーパー3が開口部113から引き出される際、ロールペーパー3は湾曲部112に当接しながら比較的スムーズに回転するので、使い勝手が良い。
The
さらに、開口部113は、湾曲部112において上位側(第1の端縁112a側)に偏倚した位置に設けられている。このような構成によれば、ロールペーパー3を使用する際、当該ロールペーパー3の先端部31を引き上げる操作を行いやすく、使い勝手が良い。
Further, the
収納体1は、湾曲部112につながる蓋部15を有し、当該蓋部15の先端部152は、面ファスナー16によって湾曲部112に着脱可能に係止される。また、先端部152が湾曲部112に係止された状態において、湾曲部112に形成された開口部113は、蓋部15に覆われる。このような構成によれば、ロールペーパー3の不使用時に当該ロールペーパー3が外部に晒されることはないので、衛生的であり、外観体裁も良い。
The
また、蓋部15の基端部151は開口部113より下方(湾曲部112における第2の端縁112bと開口部113との間)につながり、蓋部15の先端部152は、開口部113より上方(湾曲部112における開口部113と第1の端縁112aとの間)に係止される。ロールペーパー3を使用する際、先端部152を湾曲部112から分離すると、図7等から理解されるように蓋部15の自重により先端部152が垂れ下がり、開口部113が外部に開放して蓋部15が開いた状態となる。このような構成によれば、蓋部15を開くために手で持つ必要がなく、使い勝手が良い。
Further, the
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係るロールペーパー携帯用ポーチの各部の具体的な形状や材質なども、上記実施形態に限定されるものではない。 Although the specific embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to this, and various modifications can be made without departing from the idea of the invention. The specific shape and material of each part of the roll paper portable pouch according to the present invention are not limited to the above-described embodiment.
上記実施形態において、内部空間Sへのロールペーパー3の出し入れを可能とする開閉手段が一対の側部12それぞれを開閉可能な線ファスナー13により構成される場合について説明したが、開閉手段はこれに限定されない。たとえば面ファスナーによって一対の側部12それぞれを開閉可能に構成してもよく、また、一対の側部12のいずれか一方を開閉手段により開閉可能に構成してもよい。また、開閉手段は一対の側部12を開く構成に限定されず、たとえば筒状部11の下部において線ファスナーや面ファスナーを用いて開閉可能な部位を設け、当該筒状部11の開閉可能な部位を介して内部空間Sへのロールペーパー3等の出し入れを行ってもよい。
In the above embodiment, the case where the opening / closing means for allowing the
上記実施形態において、長状部14が板状部材により構成される場合について説明したが、これに限定されない。長状部については、両端部が筒状部に固定されるとともに中間部が上記筒状部との間に隙間を生じ得るものであれば、たとえば紐状部材など他の構成を採用してもよい。また、長状部の材質は適宜選択可能であり、長状部の両端部の筒状部への固定方法についても、適宜選択可能である。
In the above embodiment, the case where the
上記実施形態では、収納体1内において仕切り部17を挟んだ両側にロールペーパー3およびゴミ袋4を配置して使用する場合について説明したが、たとえば仕切り部17を挟んだ両側それぞれにロールペーパー3を配置してもよい。このような使用方法によれば、ロールペーパー3の使用量が多い場合でも対応可能である。また、仕切り部17を倒して長矩形状部111に重ねることで、たとえばティッシュ箱を内部空間Sに配置することが可能である。この場合、上記ティッシュ箱の取出し口から出たティッシュペーパーを開口部113から引き出して使用することができる。
In the above embodiment, the case where the
また、上記実施形態では、ロールペーパー携帯用ポーチA1を保育現場で使用する場合を例に挙げて説明したが、本発明に係るロールペーパー携帯用ポーチの使用用途は特に限定されず、たとえば介護現場や清掃現場で使用してもよい。 Further, in the above embodiment, the case where the roll paper portable pouch A1 is used at a nursery site has been described as an example, but the intended use of the roll paper portable pouch according to the present invention is not particularly limited, for example, a nursing care site. Or may be used at a cleaning site.
A1 ロールペーパー携帯用ポーチ
1 収納体
11 筒状部
111 長矩形状部
111a 第1の長辺
111b 第2の長辺
111c 第1の短辺
111d 第2の短辺
112 湾曲部
112a 第1の端縁
112b 第2の端縁
113 開口部
12 側部
13 線ファスナー(開閉手段)
131 スライダ
14 長状部
15 蓋部
151 基端部(蓋部の基端部)
152 先端部(蓋部の先端部)
16 面ファスナー
161 雄側係止部
162 雌側係止部
17 仕切り部
18 面ファスナー
2 ベルト
21 第1ベルト部
211 小物収納部
212 第1ベルト片
213 第1連結部
22 第2ベルト部
221 小物収納部
222 第2ベルト片
223 第2連結部
3 ロールペーパー
31 先端部(ロールペーパーの先端部)
4 ゴミ袋
41 開口側端部
S 内部空間
X 左右方向(第1方向)
Z 上下方向(第2方向)
A1 Roll paper
131
152 Tip (tip of lid)
16 hook-and-
4
Z Vertical direction (second direction)
Claims (7)
上記収納体の上記第1方向における両端につながるとともに着脱可能な連結部を有するベルトと、を備え、
上記筒状部には、所定幅で上記第1方向に延びる開口部と、当該開口部の近傍において上記開口部と並行して上記第1方向に延びて配置され、両端部が上記筒状部に固定されるとともに中間部が上記筒状部との間に隙間を生じ得る長状部と、が設けられている、ロールペーパー携帯用ポーチ。 A tubular portion extending in the first direction, a pair of side portions closing both ends of the tubular portion in the first direction, and a roll paper into an internal space surrounded by the tubular portion and the pair of side portions. It has an opening / closing means that allows it to be taken in and out, and has a storage body made of flexible material.
A belt that is connected to both ends of the storage body in the first direction and has a detachable connecting portion is provided.
The tubular portion is arranged with an opening extending in the first direction with a predetermined width and extending in the first direction in parallel with the opening in the vicinity of the opening, and both ends thereof are the tubular portion. A roll paper portable pouch provided with a long portion that is fixed to and has an intermediate portion that may form a gap between the tubular portion and the tubular portion.
上記第1の長辺につながる第1の端縁および上記第2の長辺につながる第2の端縁を有し、上記第1および第2の端縁の間において外側が凸となるように湾曲する湾曲部と、を含み、
上記開口部は、上記湾曲部において上記第1の端縁側に偏倚した位置に設けられている、請求項1ないし5のいずれかに記載のロールペーパー携帯用ポーチ。 The tubular portion includes a long rectangular portion having first and second long sides along the first direction and first and second short sides along the second direction perpendicular to the first direction.
It has a first edge connected to the first long side and a second edge connected to the second long side, so that the outer side is convex between the first and second long sides. Including curved parts and
The roll paper portable pouch according to any one of claims 1 to 5, wherein the opening is provided at a position deviated toward the first edge side of the curved portion.
上記蓋部の上記先端部が上記湾曲部に係止された状態において、上記開口部は上記蓋部に覆われる、請求項6に記載のロールペーパー携帯用ポーチ。 In the storage body, the base end portion is connected between the second edge and the opening in the curved portion, and the tip portion is between the opening and the first edge in the curved portion. Has a lid that can be detachably locked to
The roll paper portable pouch according to claim 6, wherein the opening is covered with the lid while the tip of the lid is locked to the curved portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019202190A JP2021074204A (en) | 2019-11-07 | 2019-11-07 | Roll paper portable porch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019202190A JP2021074204A (en) | 2019-11-07 | 2019-11-07 | Roll paper portable porch |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021074204A true JP2021074204A (en) | 2021-05-20 |
Family
ID=75899091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019202190A Pending JP2021074204A (en) | 2019-11-07 | 2019-11-07 | Roll paper portable porch |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021074204A (en) |
-
2019
- 2019-11-07 JP JP2019202190A patent/JP2021074204A/en active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20191127 |